JP2002526890A - 陰極線管及び偏向ユニット - Google Patents

陰極線管及び偏向ユニット

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JP2002526890A JP2000572890A JP2000572890A JP2002526890A JP 2002526890 A JP2002526890 A JP 2002526890A JP 2000572890 A JP2000572890 A JP 2000572890A JP 2000572890 A JP2000572890 A JP 2000572890A JP 2002526890 A JP2002526890 A JP 2002526890A
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ray tube
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エム ファン アルフェン ウィレム
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エン ヨンクホフ マルク
ハー ワッシンク ミヒエル
ファン デル ブィルク ロナルト
ハー イェー ウィイレムス アントニウス
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 カラー陰極線管は電子銃と偏向ユニットとを有し、この電子銃はエンベロープのネック部内に配置されており、偏向ユニットはエンベロープを囲んで配置されている。エンベロープのこのネック部は、内部に電子銃が配置されている第1部分を有している。この第1部分の後方でネック部は細くなっている(ネック部の外径が減少している)。偏向ユニットは、少なくとも部分的にこの細くなっている部分を囲んで設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、排気されたエンベロープと、このエンベロープの外側に設けられた
電磁偏向ユニットとを具える陰極線管であって、前記エンベロープのネック部内
に、3つの電子ビームを発生させるための電子銃が配置されており、前記電磁偏
向ユニットは前記電子ビームを表示スクリーンに亙って偏向させるものである当
該陰極線管に関するものである。 本発明は陰極線管の製造方法にも関するものでもある。
【0002】 上述した種類の陰極線管は既知である。これら陰極線管は特に、テレビジョン
受信機及びコンピュータモニタで用いられる。 陰極線管にとって画質は極めて重要である。更に、陰極線管のエネルギー消費
量及び奥行き寸法も重要である。
【0003】 本発明の目的は、画質を改善することが可能であり、陰極線管の奥行き寸法の
増大を必要とせずにエネルギー消費量を減少しうる陰極線管を提供することにあ
る。
【0004】 本発明の目的を達成するために、本発明による陰極線管は、ネック部が、内部
に電子銃が配置されている第1部分と、電子銃の後方に位置し、前記第1部分よ
りも細い第2部分とを有しており、電子銃を離れる際の電子ビームの中心線間の
最大距離が8〜14mmの範囲内にあり、偏向ユニットが少なくとも部分的にネック
部の前記第2部分を囲んで延在していることを特徴とする。
【0005】 陰極線管では、画質は特に、電子ビーム間の最大距離と、電子ビームと偏向ユ
ニットが配置されているネック部の外周との間の距離とによって決定される。
【0006】 電子銃内には、電子ビームを集束させるためのレンズ部がある。このレンズ部
の特性はレンズ部の大きさでかなりの程度まで決定され、このレンズ部の大きさ
は電子銃内の電極の孔の形状及び大きさで決定される。電子ビーム間の距離が大
きい程、レンズ部の最大直径が大きくなり、レンズ部の特性が良好となる。レン
ズ部の特性が良好となる程、電子ビームは表示スクリーン上により良く集束する
ことができる。しかし、電子ビーム間の距離が増大するにつれて、偏向ユニット
内の電子ビーム間の距離も増大し、このことは、電子ビームが表示スクリーンに
亙って偏向される精度に悪影響を及ぼす。特に、表示スクリーン上の電子ビーム
のコンバーゼンスは、電子ビーム間の距離の増大によって悪影響を受ける。更に
、電子ビームを偏向するために必要な磁界のエネルギーが増大する。通常、各偏
向ストローク毎に、このストロークのエネルギーは、コイルから容量性ユニット
へ伝達され、この容量性ユニットにエネルギーが蓄積される。これに伴なわれる
伝達の損失は偏向ユニット内で消散され、この結果として、偏向ユニットの温度
が増大し、周囲の部品が加熱される。偏向周波数が増大すると、エネルギーの損
失が増大する。その理由は、単位時間当りの偏向ユニットと容量性ユニットとの
間のエネルギーの伝達回数が多くなるためである。この温度の増大によって、表
示される画像に悪影響を及ぼす所謂熱ドリフトを生ぜしめる。従って、電子ビー
ム間の距離の増大あるいは減少は、既知の陰極線管での画像及び偏向に悪影響を
及ぼす。本発明による陰極線管では、ネック部の直径を電子銃の後方で減少させ
る。この結果として、偏向ユニットを電子ビームに、より一層接近して設けるこ
とができ、これにより、画質が改善され、エネルギー消費量が減少する。電子ビ
ーム間の最大距離が8mmよりも小さい場合、通常、レンズの特性は現在の画質条
件を充分に満たさないであろう。電子ビーム間の最大距離が14mmよりも大きい場
合、通常、エネルギー消費量と、この結果から生じる熱ドリフトとが高くなり過
ぎる。ネック部の細い部分の外径は、電子ビーム間の最大距離の2倍よりも小さ
くするのが好ましい。これによって、現在の設計に対するエネルギー消費量をか
なり減少させることができる。
【0007】 同一平面上に3つの電子ビームが発生する所謂インライン型の電子銃では、電
子ビーム間の最大距離とは、最も外側の電子ビーム間の距離、すなわち所謂赤及
び青の電子ビーム間の距離である。所謂デルタ型の電子銃では、電子ビーム間の
最大距離は、2つの任意の電子ビーム間の距離である。
【0008】 電子銃には、5mmより短かい長さのセンタリングカップが設けられているのが
好ましく、更に、好ましくはこのセンタリングカップの長さは3mmより短かくす
る。既知の電子銃では、センタリングカップの長さは約7〜8mmである。このセ
ンタリングカップの長さの減少によって、電子銃を偏向ユニットに、より接近し
て配置することができる。この結果として、陰極線管の奥行き寸法が減少する。
【0009】 陰極線管には、偏向コイルと、一方の側に頚状孔を有している偏向コイル支持
体とを具えている偏向ユニットが設けられ、前記偏向コイル支持体は、前記頚状
孔を可逆的に広げるための手段を有し、この偏向コイル支持体は一体の構成要素
をもって構成されているようにするのが好ましい。
【0010】 このようにすることにより、偏向コイル支持体を陰極線管のエンベロープ上に
容易に設けることができる。 本発明の上述した観点及びその他の観点は以下の実施例に関する説明から明ら
かとなるであろう。 図面は実際のものに正比例させて描いていない。図中、同一の符号は通常同様
の部分を示す。
【0011】 陰極線管(図1)は、表示窓3と、円錐部4と、ネック部5とを含んでいる排
気されたエンベロープ2を有しているカラー陰極線管1である。このネック部5
には、一平面であるインライン平面に延在する3つの電子ビーム7、8及び9を
発生するための電子銃6が収納されている。表示窓の内面には表示スクリーン10
が設けられている。この表示スクリーン10は、赤と、緑と、青とで発光する蛍光
体素子を多数有している。電子ビーム7、8及び9は表示スクリーン10に向かう
途中で偏向ユニット11によって表示スクリーン10に亙って偏向され、表示窓3の
前面に配置され且つ孔13があけられている薄板を有する色選択電極12を通過する
。3つの電子ビーム7、8及び9は色選択電極の孔13をわずかな角度で通過し、
従って、各電子ビームは一色の蛍光体素子上にのみ衝突する。本例では、色選択
電極12は懸垂手段14によって懸垂されている。ネック部5は太い第1部分5’と
これよりも細い第2部分5”とを有している。
【0012】 図2は図1の陰極線管の詳細な断面図である。ネック部の第1部分5’には電
子銃6が収納されている。この電子銃は3つの陰極21、22及び23と、多数の電極
24、25、26及び27とを有し、電極26及び27間に主レンズが形成される。円錐部4
には導電層30が被着されている。電極27にはセンタリングカップ31が固着されて
いる。既知の陰極線管ではセンタリングカップの長さLは約7〜8mmである。本
発明による陰極線管ではL≦5とするのが好ましい。電子銃を保持して且つこれ
をエンベロープ2に対してセンタリングするのに多数の接触スプリング32を用い
る。これら接触スプリング32は導電層30に接触し且つセンタリングカップ31に連
結されている。動作中、導電層30は高い電圧を有する。
【0013】 主レンズの特性は、電極26及び27内の孔40、41、42、43、44及び45の大きさに
よってほぼ決定される。これらの孔は、互いに部分的に重複させる、すなわち合
成させてもさせなくてもよい。これらの孔が大きい程、通常、動作中に孔と孔と
の間に形成される電子光学レンズの最大限に達成しうる特性は良好になる。孔の
大きさは、最も外側の電子ビーム7及び9間の距離Dによっても決定される。従
って、距離Dが増大するにつれて電子光学レンズの特性が良好になる。
【0014】 図3にネック部5を線図的に示す。第1部分5’には電子銃(簡潔のため図示
せず)が収納されている。図面の右半分に、既知の陰極線管上の既知の偏向ユニ
ット11を線図的に示す。この既知の偏向ユニット11は、第1コイルシステム12と
、支持体14上の第2コイルシステム13と、ヨークリング15とを含んでいる。偏向
ユニット11は円錐部4の外周部16に係合あるいは実質的に係合している。電子ビ
ーム間の距離Dが増大するにつれて、著しく偏向した状態で示した最外側の電子
ビーム9と、偏向ユニット11との間の距離は増大する。最外側の電子ビームと偏
向ユニットとの間の距離が増大することには種々の悪影響がある。すなわち、電
子ビームを偏向しうる精度が減少し、これにより画質に悪影響を及ぼし、更に電
子ビームを偏向するために必要な電力が増大する。偏向ユニット内で発生する電
力が増大するにつれて、エネルギー伝達損失も増大し、従って偏向ユニットの温
度が増大する。通常、温度変化は画質に悪影響を及ぼし、特に、所謂コンバーゼ
ンスずれ現象を生ぜしめる。
【0015】 図面の左半分に、本発明による陰極線管を線図的に示す。ネック部5は第1部
分5’と第2部分5”とを有し、この第1部分5’の外径D’は第2部分5”の
外径D”よりも大きい。第1部分5’には主レンズを伴う電子銃が収納され、一
方、第2部分5”では動作中に電子ビームが偏向される。電子ビーム7’と、偏
向ユニット11’特に偏向コイル13’及び12’との間の距離が従来よりも著しく短
かくなっている。この結果として、偏向の感度と精度とが増大し、エネルギー消
費量が減少する。
【0016】 図4A及び図4Bに、本発明の一実施例の詳細図を示す。この実施例では、外
側電子ビーム間の距離Dは11mmであり、第1部分の外径D’(既知の陰極線管の
外径に等しい)は29.4mmであり、第2部分の外径D”は19.4mmである。距離Dと
第2部分の外径D”との間の比は19.4/11=1.8であり、一方、既知の陰極線管
ではこの比は29.4/11=2.6である。センタリングカップ31の長さはかなり減少
させた。このセンタリングカップ31の長さは5mmより短かいのが好ましく、2mm
よりも短かいものとするのが最も好ましい。これにより、主レンズを第1部分5
’と第2部分5”との間の遷移個所に、より一層接近して配置することができ、
陰極線管の長さを減少させることになる。陰極線管の長さの減少によって陰極線
管の重さが減少する。
【0017】 好適な実施例である本実施例では、電子銃には、多数のセンタリングスプリン
グ32’及び32”が設けられ、センタリングスプリング32”はスクリーンの方向に
向かい、センタリングスプリング32’は、スクリーンとは反対の方向に向ってい
る。本実施例で示すように、センタリングスプリング32”は電子ビームの平面(
本実施例ではインライン平面)内に配置しないようにするのが好ましい。本実施
例では、センタリングスプリング32”はインライン平面の上下に配置されている
。これにより、電子ビームの偏向中、電子ビーム(あるいは電子ビームの一部分
)がセンタリングスプリング上に入射されるというおそれを生じることなく、ネ
ック部内の電子銃と導電層30との間にセンタリングスプリング32”が接触しうる
。センタリングスプリング32’は、ネック部の太い部分内で電子銃をセンタリン
グさせるためのものである。既知の電子銃の場合のようにすべてのセンタリング
スプリングがスクリーンの方向に向いている例と比較して、センタリングスプリ
ング32’及び32”が用いられるこのような構造は好適な実施例となる。その理由
は、電子銃が第1部分5’内と第2部分5”内との双方で緊締され、従って、電
子銃が2平面内でセンタリングされるためである。これによって電子銃の位置決
めが改善される結果となる。電極26及び27(図2参照)を図4Aに示す。簡潔の
ために、図4Bではこれら電極のみを示し、電子銃の他の構成要素は図4Bでは
示していない。ネック部の第2部分5”には導電層30が設けられている。センタ
リングスプリング32”はこの導電層30に電気的に接触されている。導電層30は第
1部分5’と第2部分5”との間の遷移個所を超えて延在させるのが好ましいが
、センタリングスプリング32’までは延在させない。導電層30がセンタリングス
プリング32’まで延在されていると、導電層30の一部分が電極26と27との間の主
レンズ近くに位置し、このことによって、主レンズの動作に悪影響を及ぼすか或
いは電子銃のスパーク処理中に問題を生ぜしめるか或いはこれらの双方を生ぜし
める。スパーク処理は、電子銃の製造中の通常の処理工程であり、この処理で電
極間に極めて高い電圧を印加することによってばりその他の凹凸を除去する。主
レンズ付近に導電層30が存在することによって問題を生ぜしめるおそれがある。
その理由は、フラッシュオーバーがこの導電層で生じるおそれがあり、このこと
により、導電層に剥離部を形成し、これら剥離部が短絡を生ぜしめるおそれがあ
るためである。
【0018】 図5は偏向ユニットの詳細な斜視図である。この図5には、フレーム偏向コイ
ル51A及び51Bと、ライン偏向コイル52A及び52Bと、偏向コイル支持体53とを
示してある。この偏向コイル支持体が頚状孔54を有する。(本明細書で“頚状孔
”と称する理由は、この孔がネック部を有するか、或いは、偏向ユニットをエン
ベロープ上に装着する際にこの孔が陰極線管のネック部の方向に案内されるため
である。)ライン偏向コイル52A及び52Bは偏向コイル支持体53の内面上に固着
されている。偏向コイル支持体53は2つの部分55及び56と、溝57とを有している
。これらの溝57はライン偏向コイル52A及び52B間の長さ全体に亙って延在して
いる。これにより、頚状孔54を広げることができる。この結果として、簡単な方
法で、広げられた頚状孔54を有している偏向コイル支持体を、ネック部の太い第
1部分5’全体に亙って移動させ、その後、頚状孔54の大きさを減少させ、偏向
コイル支持体が細い第2部分5”を囲むようにすることができる(図3参照)。
偏向コイル支持体が一体の構成素子をもって構成されているので、これは、コイ
ル支持体を具えていない或いは2つの別々の部分より成っているコイル支持体を
具えている発明の実施例よりも良好なコイルの位置基準を構成する。
【0019】 偏向コイル支持体を固着した後、フレーム偏向コイル51A及び52Bをコイル支
持体に固着し、その後ヨークリング15’(図3参照)を設ける。このヨークリン
グの設置後、偏向ユニットとエンベロープとを整合させる。整合作業中、表示ス
クリーン上に表示されたテストパターンが所定の画質条件を満たすように、ヨー
クリングの位置を調整する。
【0020】 本発明を簡潔に述べると以下の通りである。すなわち、カラー陰極線管は電子
銃と偏向ユニットとを有し、この電子銃はエンベロープのネック部内に配置され
、偏向ユニットはエンベロープを囲んで配置されている。エンベロープのこのネ
ック部は、電子銃が内部に配置されている第1部分を有している。ネック部はこ
の第1部分の後方で細くなっている(外径が減少している)。この細くなった部
分の周りに偏向ユニットが少なくとも部分的に設けられている。
【0021】 本発明による方法を簡潔に述べると、偏向ユニットが載置され、排気されてい
るエンベロープを有している陰極線管であって、前記エンベロープが、太い第1
部分とこの第1部分よりも細い第2部分とを有しているネック部と、円錐部とを
具えており、前記第2部分が前記円錐部に対して前記第1部分よりも近い位置に
あり、前記偏向ユニットが、頚状孔を可逆的に広げるための手段を有している偏
向コイル支持体を具え、この偏向コイル支持体は一体の構成要素で構成され、ラ
イン偏向コイルが偏向コイル支持体の内面に固着されていることを特徴とする当
該陰極線管の製造方法において、この製造方法が、 頚状孔を広げる処理工程と、 偏向コイル支持体を、ネック部の前記第1部分を超えて延在するように前記エ
ンベロープ上に設ける処理工程と、 頚状孔を狭める処理工程と、 フレーム偏向コイルを設ける処理工程と を有する陰極線管の製造方法にある。
【0022】 本発明の範囲内で多くの変形が可能であることは明らかである。図6A及び図
6Bは2つの更なる実施例を示す。図6Aではライン偏向コイル12はフレーム偏
向コイル13よりも長い。図6Bには、ライン偏向コイルが第1部分5’から第2
部分5”への遷移個所を超えて延在している更なる実施例を示している。この実
施例でも、ライン偏向コイル13を、第1部分5’から第2部分5”への遷移個所
を超えて延在させることができる。この実施例には、偏向磁界による電子ビーム
の偏向が電子銃6の上部ですでに始まるという利点がある。これによって、偏向
角の減少、従って偏向エネルギーの減少を成し遂げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による陰極線管の断面図である。
【図2】 図1に示す陰極線管の詳細な断面図である。
【図3】 既知の陰極線管と本発明による陰極線管との違いを示している陰極線
管の線図的な詳細図である。
【図4A】 本発明による陰極線管に用いるのが適している電子銃の斜視図であ
る。
【図4B】 本発明による陰極線管の詳細な断面図である。
【図5】 本発明による陰極線管用偏向ユニットを示す。
【図6A】 本発明による陰極線管の変形例である。
【図6B】 本発明による陰極線管の他の変形例である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月14日(2000.6.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 陰極線管(図1)は、表示窓3と、円錐部4と、ネック部5とを含んでいる排
気されたエンベロープ2を有しているカラー陰極線管1である。このネック部5
には、一平面であるインライン平面に延在する3つの電子ビーム7、8及び9を
発生するための電子銃6が収納されている。表示窓の内面には表示スクリーン10
が設けられている。この表示スクリーン10は、赤と、緑と、青とで発光する蛍光
体素子を多数有している。電子ビーム7、8及び9は表示スクリーン10に向かう
途中で偏向ユニット11によって表示スクリーン10に亙って偏向され、表示窓3の
前面に配置され且つ孔63があけられている薄板を有する色選択電極62を通過する
。3つの電子ビーム7、8及び9は色選択電極の孔63をわずかな角度で通過し、
従って、各電子ビームは一色の蛍光体素子上にのみ衝突する。本例では、色選択
電極62は懸垂手段64によって懸垂されている。ネック部5は太い第1部分5’と
これよりも細い第2部分5”とを有している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 マルク エン ヨンクホフ オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ミヒエル ハー ワッシンク オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ロナルト ファン デル ブィルク オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 アントニウス ハー イェー ウィイレム ス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5C012 CC06 5C032 BB11 BB12 5C041 AA03 AB15 5C042 JJ13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気されたエンベロープと、このエンベロープの外側に設けられ
    た電磁偏向ユニットとを具える陰極線管であって、前記エンベロープのネック部
    内に、3つの電子ビームを発生させるための電子銃が配置されており、前記電磁
    偏向ユニットは前記電子ビームを表示スクリーンに亙って偏向させるものである
    当該陰極線管において、前記ネック部は、内部に電子銃が配置されている第1部
    分と、電子銃の後方に位置し、前記第1部分よりも細い第2部分とを有しており
    、電子銃を離れる際の電子ビームの中心線間の最大距離が8〜14mmの範囲内にあ
    り、偏向ユニットが少なくとも部分的にネック部の前記第2部分を囲んで延在し
    ていることを特徴とする陰極線管。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の陰極線管において、前記ネック部の第2部分の
    外径が、前記電子ビーム間の前記最大距離の2倍よりも小さくなっていることを
    特徴とする陰極線管。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の陰極線管において、前記電子銃が、5mm
    よりも短かい長さのセンタリングユニットを具えていることを特徴とする陰極線
    管。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の陰極線管において、前記センタリングユニット
    の長さが3mmより短かくなっていることを特徴とする陰極線管。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の陰極線管において、前記電子銃が、スプリング
    を具えているセンタリングユニットを有しており、これらのスプリングのいくつ
    かが表示スクリーンに向かっており、他のいくつかが表示スクリーンとは反対側
    に向かっていることを特徴とする陰極線管。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の陰極線管において、この陰極線管には、偏向コ
    イルと、一方の側に頚状孔を有している偏向コイル支持体とを具えている偏向ユ
    ニットが設けられ、前記偏向コイル支持体は、前記頚状孔を可逆的に広げるため
    の手段を有し、この偏向コイル支持体は一体の構成要素をもって構成されている
    ことを特徴とする陰極線管。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の陰極線管において、前記頚状孔を可逆的に広げ
    るための前記手段が複数個の溝を有していることを特徴とする陰極線管。
  8. 【請求項8】 請求項1又は6又は7に記載の陰極線管用の偏向ユニット。
  9. 【請求項9】 偏向ユニットが載置され、排気されているエンベロープを有して
    いる陰極線管であって、前記エンベロープが、太い第1部分とこの第1部分より
    も細い第2部分とを有しているネック部と、円錐部とを具えており、前記第2部
    分が前記円錐部に対して前記第1部分よりも近い位置にあり、前記偏向ユニット
    が、頚状孔を可逆的に広げるための手段を有している偏向コイル支持体を具え、
    この偏向コイル支持体は一体の構成要素で構成され、ライン偏向コイルが偏向コ
    イル支持体の内面に固着されていることを特徴とする当該陰極線管の製造方法に
    おいて、この製造方法が、 頚状孔を広げる処理工程と、 偏向コイル支持体を、ネック部の前記第1部分を超えて延在するように前記エ
    ンベロープ上に設ける処理工程と、 頚状孔を狭める処理工程と、 フレーム偏向コイルを設ける処理工程と を有する陰極線管の製造方法。
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