JP2002526161A - 改良型の温度調節装置 - Google Patents
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Abstract
Description
、本発明は、温度調節された媒体に患者を浸すための膨張式装置に関する。この
ような治療装置は、低体温又は体温異常の症状が表れた患者の医学的処置、ある
いは外科的処置を受けている患者の体温維持を目的に使用される。
処置用の従来のシステムを使って患者の体に熱媒体を行き渡らせる場合、システ
ムが邪魔になって患者の体へ触れることが難しくなる。次の、患者熱処置用の従
来のシステムは、製造に困難が伴なう。これは、時間のかかり、労働集約的でコ
ストのかかる多数の部分から成っているため、部品を組み立ててシステムを完成
させるまでの製造過程が高コストになるからである。最後に、患者熱処置用の従
来のシステムは、患者の治療における熱効率が悪い。従来の忍耐強い熱処置シス
テムを用いた場合、熱処置装置内にいる患者は、大きな熱勾配にさらされること
となり、ホットスポットが生じたり、あるいは逆に、冷たい部分ができるなどし
て、望ましくない状況となる。
治療を提供するような、改良型の患者治療用温度調節装置が必要となっている。
実質的に解消するような、患者治療用の改良型温度調節装置を目指す。
している。
ことを目的とする。
患者治療用の改良型温度調節装置を提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
。部分的には、説明の内容から明らかになるであろうが、発明の実行によって理
解することとしてもよい。また、発明の目的と他の効果とは、文章による説明、
本文書中の特許請求の範囲、並びに添付の図面によって特に指摘される構成によ
って、理解され、達成されるであろう。
ように、具体化しつつ、しかも概括的に説明している通り、本発明は、熱媒体を
患者に供給するための温度調節装置を考案しており、当該装置は、ほぼ平らな形
状で第1及び第2の複数開口部を有する第1の材料層(第1の複数開口部は、第
2の複数開口部よりも小さくなっている)と、ほぼ平らな形状の第2の材料層(
第1の材料層と第2の材料層とは何ヵ所かの部分で接合されて、両者の間に、温
度調節された媒体を受け入れるための膨脹型媒体供給スペースを形作っている)
と、そして、温度調整された媒体を受け取るように媒体供給スペースに接続され
ているとともに第2の複数開口部よりも第1の複数開口部に近い位置に配置され
ている吸入部分とを有し、低流量の熱媒体が第1の複数開口部を通って患者に供
給される一方、低流量の熱媒体が第2の複数開口部を通って患者に供給される。
節装置を考案しており、当該装置は、ほぼ平らな形状の第1の材料層と、ほぼ平
らな形状の第2の材料層(第1の材料層と第2の材料層とはいくつかの部分で接
合され、両者の間に膨張型の中間供給スペースを形作っている)と、温度調整さ
れた媒体を受け取るように媒体供給スペースに接続されている吸入部分と、温度
調節された媒体を患者に供給する複数の開口部と、第1及び第2の材料層から形
成されたカバー部分とを有し、カバー部分は、調整装置内の患者の体の少なくと
も一部分を覆うように調整されている。
す詳細な説明は、例として内容理解の便宜のために示しているだけであり、特許
請求の範囲となる発明については、更なる説明を行う意図がある。
実例を、添付の図面に図示する。例えば、図1Aは、本発明に関わるところの、
熱媒体を患者に供給するための温度調節装置の好適な実施の形態を、ふくらまさ
れた状態で示す等角投影図である
を有し、これらは各々、ほぼ平らな形状を有している。第1の材料層110及び
第2の材料層120は、いずれかの適切な材料から製造すればよい。例えば、第
1の材料層110及び第2の材料層120は、膨脹させやすく、患者の体に接触
させるのに適した、何らかの非透水性の柔らかな部材で製造することができる。
第1の材料層、第2の材料層は各々、患者の体に接触する柔らかい外部表面層と
膨脹させるために必要な非透過性を実現するためのコーティング層とから構成さ
れるのが望ましい。
供給スペースを形作っている。具体的には、図1Aに示すように、第1の材料層
110と第2の材料層120とは接合エリア140で接合され、膨張型の中間供
給スペース102が形作られている。さらに、温度調節装置は、中間供給スペー
スに接続されて温度調節されて媒体を受け入れる吸入部分を含む。図1A示す通
り、温度調節装置100は、熱媒体供給ホース165と協動する吸入部分150
と、中間供給スペース102をふくらませるための熱媒体供給ユニット160(
図示せず)とを有する。また、温度調節装置100は、温度調節された媒体を患
者に供給するための複数の開口部130を有する。そしてさらに、温度調節装置
100は、調整装置100内の患者の少くとも一部分を覆うようにされたカバー
部分170を含む。カバー部分170は、いずれかの適切な材料から製造すれば
よい。例えば、カバー部分170は、何らかの熱絶縁材料から製造することがで
きる。カバー部分170は、第1の材料層110及び第2の材料層120から作
ることが望ましい。
材料層と、そして、媒体供給空間の一部として、ヘッダ部分のそれぞれの端部に
配置された一対の伸長部分とを有することが望ましい。例えば、図1Aに示す装
置では、第1の材料層110と第2の材料層120とが接合エリア140で接合
されてヘッダ部分104、左伸長部分106、右伸長部分l08を形作っている
。温度調節装置は、各々がヘッダ部分の別々の端部から直線的に伸びる2つの伸
長部分を含む。図1Aに図示してあるのは、その一例であり、左伸長部分106
と右伸長部分108とが、それぞれヘッダ部分104の別々の端部から伸びてい
る。さらに、本発明の目的にかなった形で熱媒体を患者に供給する温度調節装置
は、一対の伸長部分に配置された複数の開口部と、ヘッダ部分の所に位置する吸
入部分とを有する。具体的には、図1Aに示すように、複数の開口部130が左
伸長部分106及び右伸長部分108に沿って縦方向に広がっている。また、吸
入部分150は、ヘッダ部分104の中央に配置することが望ましい。また、留
意すべきこととして、複数の開口部130と吸入部分150との間には数インチ
の間隔をおき、吸入部分150に注入される流体に、患者が直接さらされること
のないようにしなければならない。複数の開口部130と吸入部分150との間
隔は3インチ以上とすることが好ましい。
部分104に沿って複数の吸入部分が配置された形とすることも可能であろう。
その場合、各吸入部分は、熱媒体供給ホース165が挿入されていない状態では
、密封された状態にしておく。このようにすれば、温度調節装置100は、更に
柔軟性を有したものとなるだろう。
部分の間に配置した形で有することとしてもよい。例えば、図1Aで示す装置で
は、患者の下に敷くストリップ部分180、190は、左伸長部分106と右伸
長部分108との間に配置されている。患者の下に敷くストリップ部分180、
190を設けることで、温度調節装置100は、いっそう構造的に安定したもの
となる。また、患者の下に敷くストリップ部分180、190は、患者から出る
流体が、溜まったり、患者に接触したりすることを防ぐ。こうした流体は、患者
の下の面に直接流れて、それから運び去られる。
合部分140によって接合されているので、膨張することがない。患者の下に敷
くストリップ部分180、190は、いずれかの適切な材料から製造すればよい
。例えば、患者の下に敷くストリップ部分180、190は、患者の身体と接触
に適した何らかの柔らかい材料から製造することができる。患者の下に敷くスト
リップ部分180、l90は、それぞれ、第1の材料層110、第2の材料層l2
0から作られる。
装置を、患者とともに、ふくらまされ、カバー部分が閉じられた状態で示す等角
投影図である。そうして、本発明に関わるところの、熱媒体を患者に供給するた
めの温度調節装置の操作については、図1Bを見れば容易に理解できる。操作時
、温度調節の必要な患者1(低体温又は体温異常の症状が表れている、あるいは
外科的処置を受けている患者)は、温度調節装置100内に縦に寝かされる。患
者の頭または足が、ヘッダ部分104の周辺に置かれる。頭と足とのどちらを置
くかは、装置を使用する際又は患者の体の特定部位にアクセスする必要がある場
合に最も都合のよい位置によって決まる。この時、患者の下に敷くストリップ部
分180、190の上に、患者1を乗せる形とするように留意しなければならな
い。患者の身体へアクセスする必要がない場合は、カバー部分170を患者の身
体の上に掛ける。カバー部分170は、複数のフラップから成る構造なので、患
者の身体の別々の部位に選択的にアクセスすることも可能である。熱媒体供給ユ
ニット160(図示せず)によって供給された熱媒体は、熱媒体供給ホース16
5を通り、適当なコネクタ(すなわち、直角コネクタ)を介して吸入部分150
へと入っていく。そうして、吸入部分150に入った熱媒体は、ヘッダ部分10
4、左伸長部分106、右伸長部分108を含む中間供給スペース102をふく
らませる。そして、熱媒体は、左伸長部分l06と右伸長部分108とに設けら
れた複数の開口部130を通して患者に供給される。
供給するための温度調節装置は、身長や年齢には関わりなく、どのような患者に
も同じように適用できる。なお、留意すべきこととして、使用する媒体の温度の
設定は、どのような効果を期待するかによって異なる。低体温の症状が表れた患
者や外科的処置を受けている患者の場合は、暖めた媒体に患者を浸すのが望まし
い。異常体温の症状が表れた患者であれば、冷やした媒体に患者を浸すことが望
ましい。さらに、好適な実施の形態においては、熱媒体として暖めた空気を使用
しているが、本発明による温度調節装置では、いかなる熱媒体も使用可能である
。
に患者を中に寝かさなければならない、従来の患者熱処置システムとは異なり、
本発明による温度調節装置は、柔軟な操作性を有する。本発明の温度調節装置に
おいて効果的なのは、望みとあれば、あらかじめ装置内に患者を寝かせておいて
、必要な場合にのみ装置を膨らませることが可能であり、その際には、患者を動
かしたり装置を調整したりする必要がない、という点である。それと同時に、本
発明による温度調節装置患者では、ふくらませたうえで患者を中に寝かせること
も可能である。このように使い方が選択できるため、患者の体温調節を行いなが
ら、それと平行して他の作業を行うこともできる。このように、本発明による温
度調節装置は、柔軟な操作性を有している。
、図2は、本発明に関わるところの、熱媒体を患者に供給するための温度調節装
置を示す平面図である。具体的に言えば、第1の材料層110は、全体にわたっ
て多数の開口部を有しており、その開口部は、第1の複数開口部200と第2の
複数開口部210とがある。留意すべき点は、吸入部分150が第2の複数開口
部210よりも第1の複数開口部200に近い位置に置かれている、ということ
である。本発明によるところの、熱媒体を患者に供給する温度調節装置は、第1
及び第2の複数開口部を有し、第1の複数開口部は第2の複数開口部よりも小さ
くなっている。図の例で言えば、第1の複数開口部200は第2の複数開口部2
10よりも小さい。そのため、第1の複数開口部200を介して患者に供給され
る熱媒体は低流量となり、第2の複数開口部210を介して患者に供給される熱
媒体は高流量となる。さらに、吸入部分の近傍に配置された小さい方の開口部と
吸入部分から遠い位置に配置された大きい方の開口部とを組み合わせて使用する
ことで、一対の伸長部分に沿って発生するおそれのある熱勾配を、最小限に抑え
る効果がある。
な通り道にそって、第1及び第2の材料層を介して熱伝導が生じる。それによっ
て、患者の体温調節は、従来の患者熱処置システムの場合よりも均一になる。留
意すべき点は、第1の複数開口部200と第2の複数開口部210と間の遷移点
が、一対の伸長部分沿いのどの位置でも生じうる、ということである。この遷移
点は、多くの熱力学要因によって決まる。その要因には、開口部の大きさの違い
、入って来る熱媒体の温度、室温、熱媒体の体積流量、伸長部分の長さ、そして
材料層110、120の熱特性などがあるが、これらに限定される訳ではない。
本発明に関わるところの、熱媒体を患者に供給するための温度調節装置の好適な
実施の形態では、第一の複数開口部200と第2の複数開口部210との間の遷
移点は、一対の伸長部分のほぼ中間の位置で発生する。なお、念のために言えば
、どのような遷移点を利用しても、本発明をより幅広い観点から見た場合の範囲
を逸脱することはない。また、開口部のサイズ決定、間隔決め、配置といった他
の構成については、本発明をより幅広い観点から見た場合の範囲内で考慮するこ
とが可能、と考えるべきである。
数のフラップ部分から成る。例えば、図2に示す温度調節装置100は、第1カ
バーフラップ部分220、第2カバー・フラップ部分230、そして第3カバー
フラップ部分240を含む。複数のフラップ部分を使用することで、温度調節装
置100の使用中にも、患者の身体の部位毎に選択的にアクセスすることができ
る。
り、図3Bは、図2の中で参照番号3Bを付加されたエリアの部分拡大断面図で
ある。第1の複数開口部200と第2の複数開口部210との相対的な大きさの
違いは、図3A及び3Bを見れば明らかである。もちろん、第1の複数開口部及
び第2の複数開口部の相対的なサイズは、多くの熱力学的要因に応じて変わって
くる。そうした要因としては、第1の複数開口部と第2の複数開口部との間の遷
移点、入って来る熱媒体の温度、室温、熱媒体の体積流量、伸長部分の長さ、そ
して材料層110、120の熱特性などがあるが、これらに限定される訳ではな
い。本発明に関わるところの、熱媒体を患者に供給するための温度調節装置の好
適な実施の形態では、第1の複数開口部200は直径が0.06インチであるの
に対し、第2の複数開口部210の直径は0.09インチである。
法については、図4Aを参照しながら説明するのが最適である。第1及び第2の
材料層110、120は、互いに面対称の状態となっている。ただし、第1の材
料層110には、全体にわたって複数の開口部130が設けられている。製造工
程では、先ず、第1の材料層110が第2の材料層120の上に乗せられる。次
いで、接合部分140に沿って熱が加えられ、第1及び第2の材料層110、1
20はこれら接合部分で接合されて一体になる。そうして、第1及び第2の材料
層110、120の間には膨張型の中間供給スペース102が形作られる。同様
に、患者の下に敷くストリップ部分180、190及びカバー部分170のエッ
ジ部分にも熱が加えられ、第1及び第2の材料層110、120は、接着されて
一つになる。このように、2つの部品だけを熱接合するプロセスによって、製造
に要する時間とコストとを大きく抑制することができる。
形態では、第1及び第2の材料層の少くとも一方は、外部表面層とコーティング
層とを有する。例として、図4Bは、本発明による図4Aの中で参照番号4Bが
付加されたエリアの拡大部分断面を示す。
くするために開口部は省略してある)。図に示すように、第1の材料層110は
、外部表面層400とコーティング層410とを有する。外部表面層400及び
コーティング層410は、いずれかの適切な材料から製造すればよい。例えば、
外部表面層400については、患者の身体との接触に適した何らかの柔らかい材
料から製造すればよい。また、コーティング層410については、膨張を考慮に
入れて、何らかの非透水性材料から製造することができる。なお、外部表面層4
00は、スパンボンドポリプロピレンから製造することが望ましい。また、コー
ティング層410は、ポリエチレンから製造することが望ましい。そうすると、
加熱された際には、第1の材料層110のポリエチレンと第2の材料層120の
ポリエチレンとが接合される。さらに、これらの材料を使用することで、使用前
の状態では折りたたんでコンパクトに格納することができる、改良型の患者治療
用温度調節装置が実現できる。
置に関する別の実施の形態を、ふくらまされた状態で示す等角投影図である。こ
の別の実施の形態500では、左伸長部分106及び右伸長部分108は、それ
ぞれ、2つに分かれた流体供給部分に区分けされている。左伸長部分106は、
外側の左伸長部分502と内側の左伸長部分504とから成り、一方、右伸長部
分l08は、外側の右伸長部分508と内側の右伸長部分506とから成る。外
側の部分と内側の部分とは、仕切り501によって区分けされている。開口部1
30は、内側の部分504、506にだけ設けられている。そうして、熱媒体は
、内側の部分504、506だけを介して患者に供給される。外側の部分502
、508を通過した熱媒体は、温度調節装置500の底面に配置された出口開口
部510を通って放出される。留意すべき点は、内側部分と外側部分との間では
、仕切り501にある穴512を介して、流体の出入りが行われるということで
ある。区分けした伸長部分を出口開口部と併せて使用することで、温度調節装置
500内の熱媒体がより規則正しく補給されることになり、それによって、熱媒
体の淀みを防止できる。
別の配置位置を示している。この実施の形態では、熱媒体供給ホース165が、
ヘッダ部分104の終端位置に配置されている。この構成によれば、ヘッダ部分
104の大多数に沿って、患者に自由にアクセスすることが可能となる。
よれば、先行技術に見られた問題点や不都合は、そのうち1つ以上が実質的に解
消されることとなる。文章による説明や特許請求の範囲、並びに添付の図面にお
いて具体的に指摘したように、その新規な構成によって、コストが低く、製造が
容易で、柔軟な操作性を備えた患者治療用温度調節装置を提供できると共に、よ
り均一な熱治療を実現できる。
逸脱しない形での様々な変更や変形が可能であることは、当業者の目には明らか
であろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲並びにその均等物の範囲内に
収まるという条件を満たす形で当該発明に加えられる変更や変形についても、本
発明に含まれるものとする。
一部を構成している。これらは、本発明の実施の形態を図示すると共に、文章に
よる説明と組み合わせることで、本発明の原理の説明に役立っている。その図面
とは以下のものである。
の好適な実施の形態を、ふくらまされた状態で示す等角投影図である。 (B) 本発明に関わるところの、熱媒体を患者に供給するための温度調節装置
の好適な実施の形態を、患者とともに、ふくらまされ、カバー部分が閉じられた
状態で示す等角投影図である。
な実施の形態を示す平面図である。
断面図である。 (B) 本発明に関わる図2の中で参照番号3Bを付加されたエリアの部分拡大
断面図である。
である。 (B) 本発明に関わる図4Aの中で参照番号4Bを付加されたエリアの部分拡
大断面図である。
る別の実施の形態を、ふくらまされた状態で示す等角投影図である。
線的に伸びていること を特徴とする請求項6記載の調節装置。
部から成り、前記第1の複数開口部は、前記第2の複数開口部より小さくなって
いること、 を特徴とする請求項1に記載の調節装置。
前記吸入部分により近い位置に配置されており、低流量の熱媒体が前記第1の複
数開口部を経て前記患者に供給され、高流量の熱媒体が前記第2の複数開口部を
経て前記患者に供給されること、 を特徴とする請求項9に記載の調節装置。
は、前記1対の伸長部分に沿っての温度傾斜が最小限となるように決められるこ
と を特徴とする請求項10に記載の調節装置。
は、外部表面層とコーティング層とを有すること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。
こと を特徴とする請求項13に記載の調節装置。
Claims (36)
- 【請求項1】 熱媒体を患者に供給する温度調節装置であって ほぼ平らな形状の第1の材料層と、 ほぼ平らな形状の第2の材料層であって、前記第1の材料層と当該第2の材料
層とはいくつかの部分で接合されて、両者の間に膨脹型媒体供給スペースを形作
っている、という第2の材料層と、 温度調整された媒体を受け入れるために前記媒体供給スペースに接続されてい
る吸入部分と、 温度調整された媒体を患者に供給する複数の開口部と、そして、 前記第1の材料層と前記第2の材料層とによって形成されたカバー部分であっ
て、前記調節装置内の前記患者の少なくとも一部を覆うように調整されたカバー
部分と、を有すること を特徴とする調節装置。 - 【請求項2】 前記第1の材料層と前記第2の材料層とが更に接合されて、
ヘッダ部分及び当該ヘッダ部分の端部の所に配置された1対の伸長部分とを、前
記媒体供給スペース内に形作っていること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。 - 【請求項3】 前記伸長部分の各々が、前記ヘッダ部分の別々の端部から直
線的に伸びていること を特徴とする請求項2記載の調節装置。 - 【請求項4】 前記カバー部分は複数のフラップ部分から成ること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。
- 【請求項5】 更に、患者の下に敷くストリップ部分を少なくとも1つ、前
記1対の伸長部分の間に配置された形で有すること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。 - 【請求項6】 前記少なくとも1つの、患者の下に敷くストリップ部分は、
膨張しない性質であること を特徴とする請求項5に記載の調節装置。 - 【請求項7】 前記少なくとも1つの、患者の下に敷くストリップ部分は、
前記第1の材料層及び前記第2の材料層から形成されていること を特徴とする請求項5に記載の調節装置。 - 【請求項8】 前記複数の開口部は、第1の複数開口部及び第2の複数開口
部から成り、前記第1の複数開口部は、前記第2の複数の開口部より小さくなっ
ていること、 を特徴とする請求項1に記載の調節装置。 - 【請求項9】 前記第1の複数開口部は、前記第2の複数開口部に比べ、前
記吸入部分により近い位置に配置されており、低流量の熱媒体が前記第1の複数
開口部を経て前記患者に供給され、高流量の熱媒体が前記第2の複数開口部を経
て前記患者に供給されること、 を特徴とする請求項8に記載の調節装置。 - 【請求項10】 前記複数の開口部は、前記1対の伸長部分に配置されてい
ること を特徴とする請求項2に記載の調節装置。 - 【請求項11】 前記吸入部分は前記ヘッダ部分に配置されていること を特徴とする請求項2に記載の調節装置。
- 【請求項12】 前記複数の開口部は第1の複数開口部及び第2の複数開口
部から成り、前記第1の複数開口部は、前記第2の複数開口部より小さくなって
いること、 を特徴とする請求項2に記載の調節装置。 - 【請求項13】 前記第1の複数開口部及び前記第2の複数開口部の大きさ
は、前記1対の伸長部分に沿っての温度傾斜が最小限となるように決められるこ
と を特徴とする請求項8に記載の調節装置。 - 【請求項14】 前記の温度調節された媒体は、暖められた空気であること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。
- 【請求項15】 前記第1の材料層及び前記第2の材料層の少なくとも一方
は、外部表面層とコーティング層とを有すること を特徴とする請求項1に記載の調節装置。 - 【請求項16】 前記外部表面層は、スパンボンド部材から成ること を特徴とする請求項15に記載の調節装置。
- 【請求項17】 前記外部表面層は、スパンボンドポリプロピレンから成る
こと を特徴とする請求項16に記載の調節装置。 - 【請求項18】 前記コーティング層は、ポリエチレンから成ること を特徴とする請求項15に記載の調節装置。
- 【請求項19】 熱媒体を患者に供給する温度調節装置であって ほぼ平らな形状で、第1の複数開口部及び第2の複数開口部を有し、前記第1
の複数開口部が前記第2の複数開口部よりも小さくなっている、という第1の材
料層と、 ほぼ平らな形状の第2の材料層であって、前記第1の材料層と当該第2の材料
層とは何ヵ所かの部分で接合されて、両者の間に膨脹型媒体供給スペースを形作
っている、という第2の材料層と、そして、 温度調整された媒体を受け入れるために媒体供給スペースに接続されていると
ともに前記第2の複数開口部よりも前記第1の複数開口部に近い位置に配置され
ている吸入部分であって、低流量の熱媒体が第1の複数開口部を通って前記患者
に供給される一方、高流量の熱媒体が第2の複数開口部を通って前記患者に供給
される、という吸入部分と、を有すること を特徴とする調節装置。 - 【請求項20】 前記第1の材料層及び前記第2の材料層は、さらに、接合
されてヘッダ部分と当該ヘッダ部分の端部の所に配置された1対の伸長部分とを
、前記媒体供給スペース内に形作っていること を特徴とする請求項19に記載の調節装置。 - 【請求項21】 前記伸長部分の各々が、前記ヘッダ部分の別々の端部から
直線的に伸びていること を特徴とする請求項20に記載の調節装置。 - 【請求項22】 前記調節装置内の前記患者の少なくとも一部を覆うように
調整されたカバー部分を、更に有すること を特徴とする請求項19に記載の調節装置。 - 【請求項23】 前記カバー部分は複数のフラップ部分から成ること を特徴とする請求項22に記載の調節装置。
- 【請求項24】 前記調節装置内の前記患者の少なくとも一部を覆うように
調整されたカバー部分を更に有し、 前記カバー部分は前記第1の材料層及び前記第2の材料層によって形成されて
いること を特徴とする請求項19に記載の調節装置。 - 【請求項25】 前記カバー部分は複数のフラップ部分から成ること を特徴とする請求項24に記載の調節装置。
- 【請求項26】 更に、患者の下に敷くストリップ部分を少なくとも1つ、
前記1対の伸長部分の間に配置された形で有すること を特徴とする請求項20に記載の調節装置。 - 【請求項27】 前記少なくとも1つの、患者の下に敷くストリップ部分は
、膨張しない性質であること を特徴とする請求項26に記載の調節装置。 - 【請求項28】 前記少なくとも1つの、患者の下に敷くストリップ部分は
、前記第1の材料層及び前記第2の材料層から形成されていること を特徴とする請求項27に記載の調節装置。 - 【請求項29】 前記複数の開口部は、前記1対の伸長部分に配置されてい
ること を特徴とする請求項20に記載の調節装置。 - 【請求項30】 前記吸入部分は前記ヘッダ部分に配置されていること を特徴とする請求項20に記載の調節装置。
- 【請求項31】 前記第1の複数開口部及び前記第2の複数開口部の大きさ
は、前記1対の伸長部分に沿っての温度傾斜が最小限となるように決められるこ
と を特徴とする請求項20に記載の調節装置。 - 【請求項32】 前記温度調節された媒体は暖められた空気であること を特徴とする請求項19に記載の調節装置。
- 【請求項33】 前記第1の部材層及び前記第2の部材層のうち少なくとも
1つが、外部表面層とコーティング層とを有すること、 を特徴とする請求項19に記載の調節装置。 - 【請求項34】 前記外部表面層が、スパンボンド部材から成ること を特徴とする請求項33に記載の調節装置。
- 【請求項35】 前記外部表面層が、スパンボンドポリプロピレンから成る
こと を特徴とする請求項34に記載の調節装置。 - 【請求項36】 前記コーティング層が、ポリエチレンから成ること、 を特徴とする請求項33に記載の調節装置。
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