JP2002523955A - 出力ドライバ回路 - Google Patents

出力ドライバ回路

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JP2002523955A
JP2002523955A JP2000566950A JP2000566950A JP2002523955A JP 2002523955 A JP2002523955 A JP 2002523955A JP 2000566950 A JP2000566950 A JP 2000566950A JP 2000566950 A JP2000566950 A JP 2000566950A JP 2002523955 A JP2002523955 A JP 2002523955A
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JP2000566950A
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キラート ディルク
ハーゼ オルトヴィン
ヴェルカー ハインツ
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インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は集積回路の出力ドライバ回路に関し、この出力ドライバ回路は多数のドライバ回路(1,2,3,4)及びドライバ制御部(5,6,7,8)の対ならびに制御装置(9)を有する。ドライバ制御部及びドライバ回路の対の各々(1、5/2、6/3、7/4、8)はドライバ段を形成する。これらのドライバ段は互いに直列に接続されている。制御装置(9)は出力ドライバ回路の入力信号に依存してドライバ段の列を通過する信号伝送方向を切り換え、この結果、出力ドライバ回路のスイッチオンにおいてもスイッチオフにおいてもこれらドライバ段は時間的にずれてスイッチし、これによって給電線路における電流パルス及び誘導性負荷において誘導される妨害電圧が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1の上位概念記載の出力ドライバ回路及び請求項8の上位概念
記載の差動出力ドライバ回路に関する。
【0002】 出力ドライバ回路は集積回路においてモジュール端子(ピン)のドライブのた
めに使用される。デジタル集積回路の絶えず向上してゆく動作周波数のために、
出力ドライバ回路を制御する制御信号の上昇時間及び降下時間はますます短くな
る。デジタル回路部分の高いスイッチング周波数のために給電線路において高周
波電流パルスが発生する。とりわけ誘導性負荷、抵抗性負荷又は容量性負荷のド
ライブのために高い電流を供給しなくてはならない出力ドライバ回路では、給電
線路におけるこれらの望ましくない電流パルスは相当な値に到達することがあり
、これによって他の回路部分の機能を妨害する。誘導性負荷の場合には、さらに
、電流経過における突然の変化によって大きい電圧振幅が発生され、この大きな
電圧振幅は他の回路部分の機能に望ましくない影響を与えることがありうる。
【0003】 このような妨害を低減するために、出力ドライバ回路のスイッチングの際にこ
の出力ドライバ回路の電流経過における突然の変化も給電線路における妨害パル
スも低減することが試みられている。周知のように、このために、所属の制御部
を有する出力ドライバ回路の大きなドライバトランジスタがより小さいドライバ
トランジスタのチェーン、いわゆるドライバ段に分割され、このチェーンの個々
のドライバ段が時間的にずれて制御される。これによって、なるほど出力信号の
上昇時間は長くなりはするが、電流パルス及び誘導された妨害電圧は低減される
【0004】 EP0340731B1には出力ドライバ回路が記述されており、多数のドラ
イバ段は並列に接続され、これらのドライバ段に前置接続されたRC素子によっ
て時間的にずれて制御される。これらのRC素子はドライバトランジスタに前置
接続された抵抗及び個々のドライバトランジスタのゲート・ソースキャパシタン
スによって形成されている。この場合、各ドライバトランジスタには固有の遅延
時間が割り当てられ、この固有の遅延時間はR又はCの異なる値によって設定可
能である。しかし、集積回路に複数の抵抗を実現することは次のような欠点を有
する。すなわち、占有面積が大きく、抵抗の絶対値が調整しにくいのである。
【0005】 US4992676から出力ドライバ回路が公知であり、個々のドライバ段が
接続されて1つのチェーンを形成している。このチェーンの各ドライバ段はこの
場合それぞれ前のドライバ段によって制御される。この場合、遅延はそれぞれ段
の前の段を通過する信号伝送時間によって惹起される。しかし、この出力ドライ
バ回路のスイッチオフは全てのドライバ段に対してパラレルに及び同時に行われ
、これにより電流経過における突然の変化を引き起こし、例えばインダクタンス
が接続されている場合には誘導された妨害電圧を引き起こす。
【0006】 スイッチング過程における電流ピーク及び電圧ピークを低減するためにRC素
子が第1のドライバ段と第2のドライバとの間に設けられているさらに別の出力
ドライバ回路が、US5355029から公知である。しかし、この場合、ドラ
イバトランジスタのスイッチオフは同様にパラレルに及び同時に行われ、これに
よってスイッチオフにおける上述の欠点は除去されない。
【0007】 従って、本発明の課題は、ドライバトランジスタのスイッチオンにおいてもス
イッチオフにおいてもドライバ段の間で時間遅延が起こる出力ドライバ回路を提
供することである。
【0008】 上記課題は、請求項1の特徴部分記載の構成を有する出力ドライバ回路又は請
求項8の特徴部分記載の構成を有する差動出力ドライバ回路によって解決される
。本発明の有利な実施形態は各従属請求項から得られる。
【0009】 この出力ドライバ回路の実施形態は多数の対となったドライバ回路及びドライ
バ制御部ならびに制御装置を有する。各々の対において、ドライバ制御部はドラ
イバ回路に接続されており、これらのドライバ制御部は直列に接続されており、
この列の最初のドライバ制御部及び最後のドライバ制御部を有する。制御装置は
この出力ドライバ回路の入力信号を評価し、この評価結果に依存してドライバ制
御部の列を通過する信号伝送方向を切り換える。この入力信号はこのために第1
のドライバ制御部にも最後のドライバ制御部にも導かれる。出力ドライバ段のス
イッチオンの際にこの入力信号は第1のドライバ段から最後のドライバ段に導か
れ、スイッチオフの際にこの入力信号は最後のドライバ段から第1のドライバ段
に導かれる。個々のドライバ段を通過する信号伝送時間のために、このスイッチ
ングにおいて遅延が生じる。有利には、これによって、ドライバ段の遅延された
スイッチオンも遅延されたスイッチオフも実現され、誘導性負荷において誘導さ
れる妨害電圧ならびに給電線路における電流パルスが低減される。
【0010】 とりわけ有利な実施形態では、ドライバ回路は異なる電流ドライバ性能を有す
る。この場合、例えば第1のドライバ段から最後のドライバ段へと電流ドライバ
性能が高まる。有利には、この場合、第1のドライバ段のドライバ回路は最後の
ドライバ段のドライバ回路よりも小さい電流密度を導く。例えば線路におけるあ
まりにも高すぎる電流密度に基づくエレクトロマイグレーションのような効果は
これによって弱められる。
【0011】 本発明の有利な実施形態では、ドライバ制御部は少なくとも1つのインバータ
回路及び多数のスイッチを有し、さらにデジタル回路技術の構成素子によって簡
単に実現可能である。個々のドライバ制御部における信号遅延のために、少なく
とも1つのコンデンサが設けられ、このコンデンサはインバータ回路と共に信号
遅延のために使用される。有利にはこれらのコンデンサはドライバ制御部を通過
する信号伝送時間を長くし、この結果、電圧経過及び電流経過における上昇時間
及び降下時間が長くなりうる。
【0012】 とりわけ有利な実施形態ではドライバ制御部のスイッチはトランジスタとして
実現される。
【0013】 出力ドライバ回路のとりわけ有利な実施形態では、この出力ドライバ回路はC
MOS技術で製造される。とりわけ有利には、この実施形態において、出力ドラ
イバ回路のスイッチは個々のp及びnチャネルMOSトランジスタによって実現
されうる。
【0014】 本発明の有利な実施形態は差動出力ドライバ回路に関する。この差動出力ドラ
イバ回路は2つの出力ドライバ回路を有し、これらの2つの出力ドライバ回路の
出力側は交差して結合されている。この実施形態は例えばトランスのような誘導
性負荷をドライブするためにとりわけ有利である。なぜなら、誘導される電圧は
出力信号の遅延されたスイッチオン乃至はスイッチオフによって低減され、これ
によってこの差動出力ドライバ回路の出力側端子にかかる負荷が小さくなるから
である。さらに、誘導された電圧ピークによる電磁的妨害が低減される。ドライ
バ回路の遅延されたスイッチオン乃至はスイッチオフのさらに別の利点は、低減
されたコモンモード電圧において得られる。これによって送信器及び受信器の調
整時間が低減される。
【0015】 本発明の他の利点、構成及び適用可能性を以下の記述において図面を参照しつ
つ説明する。
【0016】 図1は、出力ドライバ回路の実施例の回路図であり、 図2Aは、ドライバ制御部の実施例の回路図であり、 図2Bは、ドライバ回路の実施例の回路図であり、 図3は、2つの出力ドライバ回路を組み合わせた、デジタル信号伝送のための
出力ドライバ回路の回路図である。
【0017】 図1は1つのデジタル入力側EINならびに2つの出力側AUS0及びAUS
1を有する出力ドライバ回路を示す。出力側AUS0はスイッチオフされるか又
はこの出力ドライバ回路の第2の給電電圧VSSに接続される。デジタル回路技
術においてVSSはしばしばゼロ電位と一致する。周知のように、このような出
力側はプルダウン出力側とも呼ばれる。出力側AUS1も同様にスイッチオフさ
れるか又はこの出力ドライバ回路の第1の給電電圧VDDに接続される。VDD
がデジタル回路技術において高電位に一致する場合、この出力側も周知のように
プルアップ出力側と呼ばれる。
【0018】 この出力ドライバ回路は4つのドライバ回路1、2、3及び4を有し、これら
の4つのドライバ回路1、2、3及び4はそれぞれ2つの入力側17及び18な
らびにそれぞれ2つの出力側19及び20を有する。各ドライバ回路の出力側1
9は出力側AUS1に接続され、出力側20は出力側AUS0に接続されている
。ここに図示された実施例では、各ドライバ回路は2つのスイッチを有し、第1
のスイッチは出力側19を第1の給電電圧VDDに接続し、第2のスイッチは出
力側20を第2の給電電圧VSSに接続する。第1のスイッチはこのドライバ回
路の入力側17を介して、第2のスイッチはこのドライバ回路の入力側18を介
してデジタルに制御され、これら両方のスイッチは論理状態によってスイッチオ
ン乃至はスイッチオフされる。有利には入力側17における論理0において第1
のスイッチは閉じられ、これに対して第2のスイッチは入力側18における論理
1によって閉じられる。
【0019】 これらのドライバ回路は対としてドライバ制御部5、6、7及び8に接続され
てドライバ段を形成し、それぞれドライバ制御部の出力側13はドライバ回路の
入力側17に接続され、ドライバ制御部の出力側14はドライバ回路の入力側1
8に接続されている。各ドライバ制御部は2つのインバータ回路22及び23、
コンデンサ24及び切り換えスイッチ21を有する。これらのインバータ回路は
コンデンサ24と組み合わされてドライバ制御部における信号遅延のために使用
される。この信号遅延は更に別のコンデンサ及びインバータ回路によって増大さ
れうる。インバータ回路の、とりわけドライバ性能の設計仕様は、この場合、そ
れぞれ制御すべきドライバ回路に合わせられている。この結果、制御すべきドラ
イバ回路のスイッチングの際の時間遅延は各ドライバ段毎に同じである。ドライ
バ制御部の切り換え入力側12を介して制御される切り換えスイッチは、ドライ
バ制御部の入力側10と入力側11との間をスイッチする。従って、交互に2つ
の入力側10及び11のうちの一方が第1のインバータ22の入力側に接続され
る。
【0020】 ドライバ制御部は直列に接続されており、この列の第1のドライバ制御部5の
第1の入力側10及び最後のドライバ制御部8の第2の入力側11は線路16を
介して制御装置9に接続されている。線路15を介して各ドライバ制御部の切り
換え入力側12はこの制御装置に接続されている。付加的に、線路25乃至は2
6を介して第1のドライバ制御部5乃至は最後のドライバ制御部8の第1の出力
側がこの制御装置に接続されている。第1のドライバ制御部5から出発して、各
ドライバ制御部6〜8はそれぞれ後続のドライバ制御部に接続され、ドライバ制
御部の第1の出力側13は後続のドライバ制御部の第1の入力側10に接続され
ている。最後のドライバ制御部8から出発して、各ドライバ制御部の第1の出力
側13はそれぞれ前のドライバ制御部の第2の入力側11に接続されている。制
御装置は出力ドライバ回路の入力側EINに接続されている。
【0021】 この出力ドライバ回路の機能を次に記述する。デジタル入力側EINに論理1
が印加される場合、プルアップ出力側AUS1及びプルダウン出力側AUS0が
スイッチオンされなければならない。制御装置はこの入力信号EINに依存して
ドライバ制御部の列を通過する信号伝送方向を切り換える。両方の出力側AUS
1及びAUS0のスイッチオンの際にはそれぞれ各ドライバ制御部の第1の入力
側にスイッチされ、この結果、この入力信号は第1のドライバ制御部5、第2の
ドライバ制御部6から最後のドライバ制御部8までを通ってこの列の全てのドラ
イバ制御部を通過する。これによって、ドライバ回路は時間的にずれてスイッチ
オンされ、両方の出力側AUS1及びAUS0における電流ドライバ性能はゆっ
くりと段階的に上昇する。従って、本明細書の冒頭に記述された欠点を有する迅
速な電流変化に基づく接続されたインダクタンスにおける電圧ジャンプは、低減
される。入力信号が論理0に切り換えられる場合、両方の出力側AUS1及びA
US0はスイッチオフされなければならない。制御装置はこのためにそれぞれ各
ドライバ制御部の第2の入力側にスイッチし、この結果、まず最初に最後のドラ
イバ制御部8がスイッチし、次にその前のドライバ制御部がスイッチし、最後に
第1のドライバ制御部5がスイッチする。この場合、出力段は時間的にずれてス
イッチオフされ、電流ドライバ性能はこれらの出力側においてゆっくりと降下す
る。
【0022】 図2AにはCMOS回路技術におけるドライバ制御部の実施例が図示されてい
る。切り換えスイッチ21はこの例ではトランジスタT1、T2、T3及びT4
によって実現され、これらのトランジスタT1、T2、T3及びT4は接続され
ていわゆるトランスファー乃至はトランスミッション・ゲートを形成している。
トランジスタT1及びT2によって形成されたトランスファー・ゲートは第1の
入力側10をスイッチし、トランジスタT3及びT4によって形成されたトラン
スファー・ゲートは第2の入力側11をスイッチする。切り換え入力側12は、
トランジスタT2及びT3の制御端子に接続され、さらにインバータ27を介し
てトランジスタT1及びT4の制御端子に接続されている。両方のトランスファ
ー・ゲートの出力側は第1のインバータ22の入力側及びコンデンサ24に接続
されている。この第1のインバータには第2のインバータ23が接続されており
、この第2のインバータ23の出力側はドライバ制御部の第1の非反転出力側1
3を形成する。このドライバ制御部の第2の反転出力側14は第1のインバータ
22の出力側に接続されている。コンデンサ24及び第1及び第2のインバータ
は、出力側13及び14を介して制御されるドライバ回路に対する制御信号を遅
延する。コンデンサ及びインバータの選択に応じて、制御信号の伝送時間は、す
なわちドライバ制御部に接続されたドライバ回路のスイッチオン遅延及びスイッ
チオフ遅延は、調整される。
【0023】 図2Bはドライバ回路の実施例を示し、このドライバ回路はスイッチとしてC
MOS技術における2つのMOSトランジスタを有する。第1の給電電圧VDD
と出力側19との間のpチャネルMOSFETの負荷区間及び第2の給電電圧V
SSと出力側20との間のnチャネルMOSFETの負荷区間がスイッチされる
【0024】 図3は2つの出力ドライバ回路の組み合わせを示し、第1の出力ドライバ回路
は制御装置91、3つのドライバ制御部51、61及び71及び3つのドライバ
回路101、201及び301を有する。このような装置は例えばISDNモジ
ュールにおいて適用される差動出力側を有するUPN送信器においてトランスの
制御のために使用される。第2の出力ドライバ回路は制御装置92、3つのドラ
イバ制御部52、62及び72及び3つのドライバ回路102、202及び30
2を有する。線路151乃至は152を介して制御装置91乃至は92はドライ
バ制御部51、61及び71乃至は52、62及び72の入力側をスイッチする
。線路161乃至は162は、第1のドライバ制御部51乃至は52の第1の入
力側及び最後のドライバ制御部71乃至は72の第2の入力側を制御装置91乃
至は92に接続する。第1の出力ドライバ回路のプルアップ出力側AUS11は
第2の出力ドライバ回路のプルダウン出力側AUS02及びトランスUの端子U
2に接続されている。第1の出力ドライバ回路のプルダウン出力側AUS01は
第2の出力ドライバ回路のプルアップ出力側AUS12及びトランスUの端子U
1に接続されている。このトランスはその2次側において負荷抵抗RLに接続さ
れている。様々な入力側信号コンビネーションを印加することによって、このト
ランスUはこれら両方の出力ドライバ回路によってドライブされる。この場合、
以下の入力信号コンビネーション(EIN0,EIN1)はこのトランスの端子
(U1、U2)における相応の電圧をもたらす(“aus”は、出力側がスイッチ
オフされておりかつこの出力側における電位が不確定であることを意味する): (EIN0,EIN1) (AUS01,AUS12) (AUS02,AUS11) (U1,U2) (1,1) (VSS, VDD) (VSS, VDD) 禁止状態 (1,0) (VSS, aus) (aus, VDD) (VSS,VDD) (0,1) (aus, VDD) (VSS, aus) (VDD, VSS) (0,0) (aus, aus) (aus, aus) (aus, aus) 入力信号コンビネーション(1,1)は禁止されている。なぜなら、この場合
全てのスイッチが閉じられ、第1の給電電圧VDD及び第2の給電電圧VSSが
短絡されてしまうからである。この場合、ドライバ回路はスイッチを導通する高
い電流によって損傷をうける可能性がある。入力信号コンビネーション(0,0
)によって出力側は完全にスイッチオフされ、この結果、トランスの端子U1及
びU2における電位が不確定になる。この状態ではドライバ回路を電流が流れな
い。入力信号コンビネーション(1,0)から(0,1)へ乃至は(0,1)か
ら(1,0)への移行の際にはドライバ回路101、201、301及び102
、202、302が時間的にずれてスイッチオン乃至はオフされることによって
、スイッチオンの際にはコモンモードパルスが、スイッチオフの際にはコモンモ
ード電圧がトランスの一次側において明らかに低減される。さらに、これらのド
ライバ回路の時間的にずれたスイッチオフによって、このトランスにおいて誘導
される過剰電圧上昇が低減され、これによって回路の電磁的特性が改善される。
【0025】 これらのドライバ回路の電流ドライバ性能は通常は大きさが異なる。この場合
、第1のドライバ制御部51、52に接続されたドライバ回路101、102は
、最後のドライバ制御部71、72に接続されたドライバ回路301、302よ
りも低い電流ドライバ性能を有する。これらのドライバ回路のスイッチオン乃至
はスイッチオフにおいて、この場合、最も弱いドライバ回路101、102乃至
は最も強いドライバ回路301、302がまず最初にスイッチオン乃至はスイッ
チオフされる。この手段は付加的にトランスにおいてこれらドライバ回路のスイ
ッチオン乃至はオフの際に誘導される電圧を低減する。さらに、これによって、
第1のドライバ段101、102がスイッチオンの際に非常に高い電流密度を導
き、これらの第1のドライバ段のドライバ回路のトランジスタ及び線路における
エレクトロマイグレーションを助長することが回避される。
【0026】 制御装置91、92は入力信号を評価するための論理素子を有し、これらの論
理素子が切り換え信号を発生し、この切り換え信号は線路151、152を介し
てドライブ制御部の列を通過する信号伝送方向を切り換える。上記のテーブルに
記述された入力信号コンビネーションが評価され、この評価からドライバ制御部
の2つの入力側10及び11をスイッチするための信号が導出されさえすればよ
い。これは例えば論理ゲートだけから構成される簡単なスイッチング回路によっ
て実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 出力ドライバ回路の実施例の回路図である。
【図2】 Aはドライバ制御部、Bはドライバ回路の実施例の回路図である。
【図3】 2つの出力ドライバ回路を組み合わせた、デジタル信号伝送のための出力ドラ
イバ回路の回路図である。
【符号の説明】
EIN デジタル入力側 AUS 出力側 VDD 第1の給電電圧 VSS 第2の給電電圧 1〜4 ドライバ回路 5〜8 ドライバ制御部 9 制御装置 10及び11 入力側 12 切り換え入力側 13及び14 出力側 15 線路 16 線路 17及び18 入力側 19及び20 出力側 21 切り換えスイッチ 22及び23 インバータ回路 24 コンデンサ 25及び26 線路 T1〜T4 トランジスタ 27 インバータ 91 制御装置 51、61、71 ドライバ制御部 101、201、301 ドライバ回路 92 制御装置 52、62、72 ドライバ制御部 102、202、302 ドライバ回路 151及び152 線路 161及び162 線路 U トランス U1及びU2 トランスの端子 RL 負荷抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 25/02 H03K 17/687 F (72)発明者 ハインツ ヴェルカー ドイツ連邦共和国 フーグルフィング リ ングシュトラーセ 10 Fターム(参考) 5J055 AX25 AX55 AX56 BX03 BX16 CX13 CX24 DX13 DX14 DX22 DX56 DX83 EX02 EX07 EY10 EY21 EZ07 EZ13 GX01 5J056 AA04 BB34 BB35 DD13 DD28 DD29 DD51 EE11 EE13 EE15 FF08 GG02 GG13 5K029 AA02 CC01 DD23 DD24 GG07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路の出力ドライバ回路であって、該出力ドライバ回路
    は入力信号を受信するための入力側端子(EIN)、出力信号を送出するための
    少なくとも1つの出力側端子(AUS0,AUS1)ならびに多数のドライバ段
    (1,5;2,6;3,7;4,8)を有し、各ドライバ段は、ドライバ回路及
    びドライバ制御部を有し、さらに該ドライバ制御部の制御信号(13)は前記ド
    ライバ回路を制御する、集積回路の出力ドライバ回路において、 各ドライバ制御部は第1の入力側(10)及び第2の入力側(11)を有し、
    該第1の入力側又は第2の入力側は切り換え信号に依存して活性化され、 前記ドライバ制御部は互いに直列に接続されており、この列の第1のドライバ
    制御部(5)から出発して各ドライバ制御部の制御信号は各々後続のドライバ制
    御部の前記第1の入力側に供給され、この列の最後のドライバ制御部(8)から
    出発して各ドライバ制御部の制御信号は各々前のドライバ制御部の前記第2の入
    力側に供給され、 前記出力ドライバ回路は制御装置(9)を有し、該制御装置(9)は切り換え
    線路(15)を介して前記切り換え信号を各ドライバ制御部に伝送し、 列の前記第1のドライバ制御部の前記第1の入力側及び前記最後のドライバ制
    御部の前記第2の入力側は前記制御装置に入力線路(16)を介して接続されて
    おり、該入力線路(16)は前記入力側端子(EIN)に対して遅延された入力
    信号を伝送し、 前記制御装置は各ドライバ制御部の前記第1の入力側と前記第2の入力側との
    間をスイッチすることを特徴とする、集積回路の出力ドライバ回路。
  2. 【請求項2】 ドライバ回路は異なる電流ドライバ性能を有することを特徴
    とする、請求項1記載の出力ドライバ回路。
  3. 【請求項3】 各ドライバ制御部は多数の並列に接続されたスイッチ(T1
    、T2;T3、T4)、少なくとも1つのインバータ回路(22,23)及び少
    なくとも1つのコンデンサ(24)を有することを特徴とする、請求項1又は2
    記載の出力ドライバ回路。
  4. 【請求項4】 ドライバ制御部にはトランジスタ(T1、T2、T3、T4
    )がスイッチとして設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のうちの1
    項記載の出力ドライバ回路。
  5. 【請求項5】 各ドライバ制御部は付加的に反転された制御信号(14)を
    送出することを特徴とする、請求項1〜4のうちの1項記載の出力ドライバ回路
  6. 【請求項6】 各ドライバ回路は制御信号(13)及び相補的な制御信号(
    14)を受信することを特徴とする、請求項5記載の出力ドライバ回路。
  7. 【請求項7】 出力ドライバ回路はCMOS技術で構成されることを特徴と
    する、請求項1〜6のうちの1項記載の出力ドライバ回路。
  8. 【請求項8】 第1の出力ドライバ回路の出力側(AUS01,AUS11
    )は、第2の出力ドライバ回路の出力側(AUS02,AUS12)に交差して
    結合されている、請求項1〜7のうちの1項記載の第1の及び第2の出力ドライ
    バ回路を特徴とする差動出力ドライバ回路。
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