JP2002523796A - 汚れ抵抗性でクリーニングすることができる軽量な反射面 - Google Patents

汚れ抵抗性でクリーニングすることができる軽量な反射面

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ティー. コナーズ,ウィリアム
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Abstract

(57)【要約】 汚れに抵抗するのに適する散乱反射性の材料。この材料は、好ましくは、例えば、その上に配置されたPFA又はFEPの透明なバリヤ層を備えた延伸膨張PTFEの層である。汚れが生じたとしても、この材料は、クリーニングして実質的にその元の反射率まで回復させるのに適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 −発明の背景− 発明の分野 本発明は、光を反射させるために使用される表面に関し、とりわけ、多孔質の
光反射面とその汚れ防止に関する。 関連技術の説明 光反射面は、様々な目的で、広いスペクトルの用途にわたって使用される。そ
れらは、多くは、所望の表面、物体、又は領域に光を首尾よく方向転換させるた
めに使用される。あるいは、それらは、表面、物体、又は領域に到達する光の量
を部分的又は完全に抑えるために使用されることがある。
【0002】 光反射面は、一般に、正反射性又は拡散性として分類されることができる。こ
れらの一般的分類は、実際には、連続して起こり得ることに言及する。1つの典
型例として、完全な鏡面は、反射の法則にしたがって光の射ビームを方向転換し
、反射光の角度は、対象の箇所で、反射面に垂直な面に対する入射光の角度に等
しい。別な典型例として、完全な拡散面は、コサイン分布関数にしたがって全方
向に光を散乱する。材料の正反射又は拡散の程度は、両指向性反射率分布関数に
よって分類されることができる。
【0003】 基本的に正反射性の表面の例は、銀メッキされた鏡、研磨されたアルミニウム
、金属化フィルムである(例えば、SILVERLUX(商標)、スリーエム社
販売、セントポーリア、ミシガン州)。基本的に散乱性の表面の例には、酸化マ
グネシウム、延伸膨張ポリテトラフルオロエチレン(本願ではポリテトラフルオ
ロエチレンを「PTFE」と略称する)、別な形態の多孔質PTFE(例えば、
SPECTRALON(商標)、Labsphere社販売、ノースサットン、
ニューハンプシャー州)、及び別な多孔質ポリマーの例えば、ナイロン、ポリビ
ニリデン、セルロースアセテートが挙げられる。また、この連続した別な表面の
例として、実質的に正反射性であると同時に光を若干広げる鍛造アルミニウム、
さらに、かなりの正反射成分を含むが実質的に散乱性であるホワイト磁器エナメ
ルが挙げられる。
【0004】 多くの用途において、絶対的ではないにせよ、反射面の効率を最大限にするこ
とが望まれることが極めて多い。反射率を最大にする光反射面は、定義からする
と、問題の波長範囲にわたって光の透過と吸収の双方を最少限にする材料からな
る。
【0005】 高度の拡散反射が要求される用途では(92%を上回る反射率)、延伸膨張P
TFE及び別な形態の多孔質PTFEが適切な材料である。これは、1つには、
紫外線から近赤外線までの広い波長範囲(即ち、180nm〜2500nm)に
わたって光吸収率が非常に小さいことによる。実績に寄与するもう1つの要因は
、反射材料として種々の形態の多孔質PTFEが、熱的、化学的、及び紫外線に
よる劣化に耐えることである。延伸膨張PTFEは、薄くて可撓性があって馴染
み易く、したがって、装着が容易で経済的であるといった付加的な長所を有する
。このような高度に効率的な多孔質の反射材料は、検量標準、LCDバックライ
ト、光誘起チャンバー、及び種々の照明装置の例えばコンパクトな蛍光燈窪み付
きダウンライトなどの多くの用途に首尾よく採用されている。
【0006】 しかしながら、それらの構造的性質上、多孔質の反射材料は、低表面張力の流
体による侵入を受け易い。これらの流体の多くは光を吸収し、したがって、反射
率を低下させる。場合により、溶媒やクリーナーのような低表面張力の成分が、
光吸収性物質を気孔の中に運ぶ媒体として機能することがある。このため、多孔
質の反射材料の構造の上又は中の残存物は、表面の反射率を低下させる。これら
の汚染物は、通常の方法では除去されることができず、それにより、その場で除
去することを不可能か非常に困難なものにする。
【0007】 紫外線と可視光の反射に使用され、通常の方法でクリーニングされることがで
きる改良された材料が望まれている。
【0008】 −発明の概要− 本発明は、効率的な拡散反射面を必要とするあらゆる用途に使用され、効率的
であってかつ通常の方法によってクリーニングすることができる、紫外線と可視
光の改良されたレフレクターを提供するための材料と方法に関する。本発明は、
多孔質の反射性材料、好ましくは、その中に微細多孔質の空隙を画成するフィブ
リルによって相互に接続されたポリマー結節を有する延伸膨張PTFEを使用す
る。さらに、反射シ−トの微細多孔質構造の中に汚れが侵入するのを防止する実
質的に透明なバリヤ層が、反射材料の上に配置される。また、このバリヤ層は、
容易にクリーニングされて、汚れを受け難い滑らかな表面を与える。この仕方で
複合構造体を形成するにおいて、多孔質材料の望ましい反射性は本質的に維持さ
れながら、汚れに曝されることによる負の作用の程度と持続性の双方が抑えられ
る。
【0009】 本発明の好ましい態様において、延伸膨張PTFEのシートは、多孔質の反射
材料を形成し、バリヤ層は、Teflon(商標)テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレンコポリマー(FEP)又はTeflon(商標)テトラ
フルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)
フィルム(いずれもデュポン社より入手可能、ウィルミントン、デラウエア州)
の薄い層からなる。この組み合わせは、上記に掲げた付加的な長所を与える。第
1に、この材料は高度に可撓性があるため、1つの片から、多面キャビティやパ
ラボラ形状のレフレクターが容易に形成されることができる。これは、多数片の
生産品に必須の継目を減らし、したがって、全体的な反射率を高めることができ
る。第2に、この材料は容易にダイカットされ、クリーンで効率的な方法を用い
て、各片が適当な寸法のサイズにされることを可能にする。第3に、延伸膨張P
TFEは、割合に薄い厚さであっても(例えば、1mm未満)優れた反射性を実
証しており、複合材料をより軽量にし、材料の体積を低下させ、現状で入手可能
な材料を使用するよりもコストを安くする。双方の構成成分は、広範囲な環境条
件において経時的に非常に安定であるため、この複合材料は、過酷な環境条件に
おいても長期間の安定性を必要とする用途に理想的に適する。さらに、双方の構
成成分は、非常に低い紫外線と可視光の吸光率を有し、多くの場合に有害な波長
に曝されても、事実上影響されないままでいることを可能にする。 本発明の作用は、以下の説明を添付図面と併せて考察されるとき、明らかにな
るはずである。
【0010】 −発明の詳細な説明− 本発明は、光を反射させるために使用される表面、とりわけ、紫外線と可視光
の波長で高度に光を反射する表面に関する。本願における用語「光」は、任意の
形態の電磁波を包含するものであるが、特には、紫外線と可視光(250〜75
0nmの波長)から赤外線(IR)(750nmから2500nm以上の波長)
に及ぶスペクトルの光である。これらの反射面は、例えば、イルミネーション用
途や光誘起チャンバーに使用されることができる。
【0011】 「イルミネーション」とは、広範囲な概念を包含する意味であり、例えば、照
明器具、ディスプレー、映写装置、視覚装置、照明された掲示が挙げられる。イ
ルミネーション用途の特殊な例には、コンパクトな蛍光燈窪み付きダウンライト
のような照明、液晶ディスプレーのバックライト、写真撮影用の傘、道路標識、
機器の映像部分が挙げられる。
【0012】 「光誘起チャンバー」とは、光エネルギーがある表面又は物体に衝突すること
によって物理的、化学的、又は生物的な変化をもたらす目的で、表面エネルギー
を制御された仕方で反射させるあらゆる空間体積を指称する意味である。光誘起
チャンバーは、一般に、1つ以上の紫外線及び/又は可視光の源と、目的物体の
方に光を方向転換させる少なくとも1つのレフレクターを備えることができる。
また、チャンバーの壁は、迷光を標的物体に向け、それにより系の効率をより高
めるようにした、反射材料から構成されることができる。チャンバーは、部分的
又は全体的に包まれ、光エネルギーを収容又は方向づけることができる。一般に
、バッチ式プロセスは全体的に包まれたチャンバーを使用し、一方、連続式プロ
セスは部分的に包まれたチャンバーを通常使用する。
【0013】 商業的に成立するためには、このようなレフレクターはいずれも、目的とする
波長範囲で、経時的に、それらの反射率を実質的に維持しなければならない。し
たがって、目的とする波長範囲で反射材料の反射率を有意に低下させる汚染物に
反射面が曝される用途においては、全ての露出面が、このような汚れに抗するこ
とができ、「クリーニングする」ことができなければならない(即ち、イソプロ
ピルアルコールを用いた拭き取りのような通常の方法によって汚れを実質的に除
去するのに適する)。
【0014】 本発明は、特には、多孔質の反射材料、及びその汚れの侵入を防止することに
関する。多孔質の反射材料は、一般に、当業者によく知られるポリマーとそのポ
リマーの誘導体である。多孔質ポリマー構造体は、例えば、セラミック粉末を充
填されることができる。1.42以上の屈折率と10%〜90%の気孔率を有す
るポリマーが反射材料として使用するのに適する。これらの例には、限定される
ものではないが、PTFE、ナイロン、ポリビニリデンフルオリド(PVDF)
、セルロースアセテート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ア
クリル、ポリアクリロニトリル、メチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニル、及びポリアミドが挙げられる。ある用途に使用され
る特定のポリマーは、必要とされる反射率と、温度と化学的な適合性、強度、熱
膨張率、紫外線抵抗性、及びコストのようなその他の材料特性の配慮との組み合
わせによって決められる。
【0015】 高度の反射率、及び熱、薬剤、紫外線劣化に対する抵抗性により、多孔質PT
FEは特に適切な反射材料である。市販の多孔質PTFE反射材料は、Labs
phere社(ノースサットン、ニューハンプシャー州)から商標SPECTR
ALONとして販売されている。この材料は、軽度に充填されて硬質ブロックに
成形された顆粒状ポリテトラフルオロエチレン材料である。この材料は、可視光
と近赤外線には良好な反射率を与えるが、その反射率は、325nm未満の紫外
線波長においては低下する。その使用を制約する別な欠点もまた有する。これら
には、とりわけ非平面の反射面が必要とされる場合のその剛性による加工の難し
さ、紫外線と可視光から赤外線のスペクトルにわたって限られた範囲の有効な光
反射率、割合に厚い最少限の厚さ(即ち、その有効反射率は約4mm未満の厚さ
で低下する)、及び最適反射率を下回ることが挙げられる。
【0016】 多くの理由により、利用可能な最適の多孔質の反射材料は延伸膨張PTFEで
ある。本願でもいずれも参考にして取り入れられている米国特許第395356
6号、同3962153号、同4096227号、同4187390号、同49
02423号にしたがって製造されるような延伸膨張PTFEは、高度に効率的
な散乱レフレクターとして使用されることができる。この延伸膨張PTFE材料
は、ポリマー結節(即ち、それからフィブリルが出て行く粒子)を相互に接続す
る微視的なポリマーフィブリル(即ち、糸状のエレメント)の微細多孔質構造を
含んでなる。本願における用語「延伸膨張PTFE」とは、結節とフィブリルの
構造を有する全てのPTFE材料を包含するものであり、ポリマー材料の割合に
大きい結節から延びるフィブリルを有する軽度に延伸膨張された構造から、結節
点で単に互いに交差するフィブリルを有する高度に延伸膨張された構造までを含
む。
【0017】 延伸膨張PTFEは、反射面としてそれを特に適切なものにする多くの重要な
特性を有する。第1に、PTFEは、疎水性の高度に不活性な材料である。した
がって、この材料は、何らかの別な反射面には有害なことがある水と種々の他の
物質の双方による攻撃に抵抗する。また、結節とフィブリルの構造を形成する米
国特許第3953566号による教示の仕方でPTFEを延伸膨張することによ
り、この材料は、引張強度に大きな増加が与えられ、高度に可撓性になる。さら
に、充填された顆粒PTFEは良好な反射特性を提供するが、延伸膨張PTFE
の結節とフィブリルの構造は、はるかに高い反射率を提供する。
【0018】 多孔質の反射材料は極めて有用であるが、従来は、多孔質構造が、溶媒、グリ
ース、及び人の手の油などのオイルのような低表面張力の流体の侵入を許容する
ため、多くの用途での使用には適していなかった。これらの流体は光を吸収し、
これが多孔質の反射材料の反射率に相当の低下を生じさせる。十分に汚染される
と、シートは、殆ど完全に吸収性になることがある。イソプロピルアルコールを
用いて拭き取るような通常に方法によって多孔質の反射面をクリーニングしよう
としても、材料の初期反射特性の回復は、あるにしても殆どない。露出面はきれ
いにされるが、有害な汚染物の大部分は多孔質構造の中に残存する。したがって
、多孔質の反射材料のみでは、このような汚染物を有害な量で含む環境に反射面
が曝される用途には適さない。
【0019】 本発明は、ポリマーを汚染物に曝してクリーニングすることを必要とする用途
の反射面として多孔質ポリマーが使用され得ることによる、改良された手段を提
供する。この新規な反射複合材料は、上記の多孔質ポリマーの1つと透明なバリ
ヤ層の組み合わせである。図1は本発明を例示する。反射材料の層10が、透明な
バリヤ層11にラミネート状に取り付けられて示されている。
【0020】 バリヤ層は、好ましくは、有害な汚染物に曝されて光を反射する目的の多孔質
表面の全部を実質的に被覆する。このバリヤ層は、意図する光スペクトルに対し
て本質的に透明であるべきであり、汚染物の侵入を許容すべきでなく、イソプロ
ピルアルコールのような通常のクリーニング用溶媒に曝されたときに負の効果を
奏するべきでない。バリヤ層についての付加的な配慮は、種々の用途の要請によ
って決まるが、多孔質の反射材料に結合する適性、可撓性の程度、紫外線劣化に
対する抵抗、耐久温度範囲、及び厚さが挙げられる。例えば、紫外線硬化用の光
誘起チャンバーに関し、Teflon PFAとTeflon FEPが適切な選
択であり、この理由は、それらは、紫外線を本質的に透過し、紫外線の暴露によ
って悪影響を受けず、化学的に不活性であり、可撓性があり、割合に高い最高温
度に耐えることができ(広い温度範囲)、優れた非付着性を有し(このため、容
易にクリーニングされることができる)、多孔質の反射材料の好ましくは延伸膨
張PTFEに良好に結合するためである。
【0021】 Teflon PFAとTeflon FEPのフィルムに加えて、この他の有
用なバリヤ層には、限定されるものではないが、最大密度のPTFE、ポリカー
ボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリビニ
リデンフルオリド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエーテルスルホンのようなポリマー、及びユーザーの対象とする周波数
範囲で低吸収率を呈する多くのその他のプラスチックが挙げられる。また、可撓
性が必要とされない多くの用途においては、適当なガラス又は石英が効率的なバ
リヤ層として有用なことがある。
【0022】 多孔質の反射材料として二軸延伸膨張PTFEと透明なバリヤ層としてTef
lon FEPを取り入れた本発明の好ましい反射材料は、以下の仕方で作成さ
れる。ファインパウダーPTFE樹脂が、無臭ミネラルスピリットのような潤滑
剤と、配合物が生成するまで配合される。使用される潤滑剤の量は、押出の前に
粒子の剪断の可能性を最少限にするように、PTFE樹脂の一次粒子を潤滑する
のに十分であるべきである。
【0023】 次いで、配合物をビレットに圧縮し、例えばラム型押出機を通して押出し、押
出物の凝集性シートを作成する。約30:1〜300:1の縮小比が使用される
ことができる(即ち、縮小比=押出シリンダーの横断面積÷押出ダイの横断面積
)。殆どの用途について、75:1〜100:1の縮小比が好ましい。
【0024】 次いで、例えば蒸発によって潤滑剤を除去することができ、ドライな凝集性押
出シートを、少なくとも1つの方向にその元の長さの約1.1〜50倍まで急速
に延伸膨張する(約1.5〜2.5倍が好ましい)。延伸膨張は、米国特許第3
953566号に教示の方法のように、約100〜325℃の温度の一連の回転
する加熱ローラー又は加熱プレートの上にドライな凝集性押出シートを通すこと
によって行うことができる。あるいは、押出されたシートは、潤滑剤の除去の前
に、米国特許第4902423号に記載の仕方で延伸膨張されることもできる。
【0025】 いずれの場合も、この材料は、1.1:1〜50:1の比(5:1〜35:1
が好ましい)でさらに延伸膨張され、最終的な微細多孔質シートを作成すること
ができる。好ましくは、このシートは、縦と横の両方向でその強度を高めるよう
に、二軸又は多軸で延伸膨張される。最終的に、この材料は、それを340℃を
超える温度に曝すことによるアモルファス固定工程に供されることができる。
【0026】 本発明の材料は、好ましくは、シートの形態に作成され、このシートは、固有
な可撓性により、チューブ、ストリップ、凸形又は凹形の構造体などのような所
望の様々な別な形状に形成されることができる。さらに、特定の用途に対処する
ため、本発明の材料は、本発明の材料は同様にして、連続チューブ、ロッド(即
ち、シリンダー)、矩形、不定形、その他の目的の構造に、押出その他によって
形成されることができる。
【0027】 上記の加工工程によって作成されたシートは、限定されるものではないが、0
.01mm〜12mm又はそれ以上の範囲の厚さに製造されることができる。シ
ートは、次いで、それ自身の上に層状に重ねられ、層を一体に結合させるのに十
分な圧力を加えながら、約300℃〜400℃の範囲の温度に供することができ
る。
【0028】 Teflon FEPの層は、次いで、高温で圧力を加えることによって、延
伸膨張PTFEに結合させる。圧力は、一般に、50psi未満であるが、好ま
しくは5psi未満であり、好ましい範囲は0.5〜5psiである。温度は、
一般に、250℃〜350℃であるが、好ましくは約300℃である。圧力は、
十分な結合をもたらすのに適切である必要があるが、結合される延伸膨張PTF
Eシートの過度な圧縮を防ぐために最少限にされる。透明なバリヤ層を取り入れ
ることにより、延伸膨張PTFEの高い効率が、汚れの恐れのある用途における
長所を取得することができる。この複合材料は、延伸膨張PTFEのみよりも良
好に汚れに耐え、イソプロピルアルコールのような普通の溶媒で拭き取ることに
より、その初期の反射率まで完全に回復することができる。効率が有意に影響さ
れない一方で、バリヤ層の付加は、延伸膨張PTFEの散乱を少なくさせる。こ
のことは、バリヤ材料の厚さを最少限にし、結合プロセスの間の圧力を最少限に
することによって抑えることができる。別な態様として、バリヤ層は、層を一緒
に結合させる接着剤を用いて反射材料の上に配置させることもできる。
【0029】 本発明は、単層又は多層の多孔質の反射材料を備えることができ、又は多孔質
の反射材料と裏地支持材料との1以上の層のラミネートを備えることもできる。
いくつかの多孔質の反射材料、とりわけ多孔質ポリマーは、荷重下に置かれた又
は熱に曝された場合、伸張や変形を被り易いため、使用中に多孔質レフレクター
の形状の維持を助長する、可撓性のある織物又は不織布材料にラミネートするよ
うにして、多孔質レフレクターを支持層に装着することが好ましいことがある。
1つの適切な支持層が、水分硬化性ポリウレタンや溶媒和ポリウレタンのような
接着剤を多孔質の反射材料に適用し、次いでそれを可撓性のある裏地材料(例え
ば、ポリエステル、ポリプロピレン、Mylar(商標)ポリエステル、Kev
lar(商標)ポリアラミド、ナイロンなど)に固定することによって、取り付
けられる。2つの材料は、1以上のペアのニップローラーの間でその材料をロー
ル処理するような、加圧下で互いに結合させることができる。
【0030】 また、複雑形状を作成するため、延伸膨張PTFEのような可撓性のある多孔
質の反射シートが、硬質支持材料に結合され、次いで複合材料を、パラボラ形や
楕円形のドームのような形状に形成させることができる。こうした形成技術のた
めの1つの適切な方法は、真空形成装置を含む。 本発明の範囲を限定する意図はないが、以下の例が提示される。
【0031】 −比較例1− W.L.Gore & Associates社よりGore−Tex(商標)
GRシートのガスケット用として市販の、層状の延伸膨張PTFE材料を入手し
た。この材料は、25層の延伸膨張PTFEシートを有し、1.0mmの合計厚
さと0.57g/ccの密度を有した。
【0032】 この材料を、以下のようにして、クリーニング適性についてテストした。約2
インチ×2インチの小片を、反射率テストのためにシートから切り出した。Pe
rkin Elmer Lambda18 分光光度計を用い、紫外線から可視光
(250〜800nm)にわたってサンプルをテストした。次いで、タオルを1
0質量%の圧媒オイルの中に浸し、タオルでオイルをサンプルに擦り付けること
により、サンプルを汚した。サンプルの反射率を再度定量し、反射率に元の値か
らの劇的な低下(50%を上回る)が見られた。次いで、糸屑の出ない布とイソ
プロピルアルコールを用いてサンプルをクリーニングし、その反射率を測定し、
図2にまとめて表した。図2に示すように、サンプルの反射率は、反射面がきれ
いに見える事実にもかかわらず、元の値をかなり下回ったままであった。
【0033】 −例1− 比較例1の材料を厚さ0.0005インチのTeflon FEPの層に結合
させた。これは、延伸膨張PTFEとTeflon FEPを、Carver実
験用プレスを用いて300℃で10秒間にわたって軽度にプレスする(5psi
未満)することによって行った。材料を取り扱う際に、粉の出ないラテックス手
袋を着用し、結合作業の間に、手やプレス自体のいずれかからの反射材料の汚れ
を防ぐため、ラミネートを0.002インチのKaptonポリイミドフィルム
の層の間に配置することが有用であった。
【0034】 次いで、約2インチ×2インチの小片を、反射率のテストのためにサンプルか
ら切り出した。サンプルは、Perkin Elmer Lambda 18 分光
光度計を用い、紫外線から可視光のスペクトルにわたってテストした。次いで、
比較例1と同様に、10質量%の圧媒オイルを含むタオルで擦ることにより、サ
ンプルを汚した。その反射率を再度定量し、反射率に元の値からのかなりの低下
が見られた。次いで、糸屑の出ない布とイソプロピルアルコールを用いてサンプ
ルをきれいにし、その反射率を測定し、図3にまとめて表した。図3に示すよう
に、サンプルの反射率は、その元の値まで完全に回復した。
【0035】 −比較例2− Spectralon PTFEのサンプルを、比較例1の材料と同様な汚れ
とそのクリーニング適性のテストに供し、結果を図4に示した。図4から分かる
ように、反射率の値は汚れによって劇的に影響され、イソプロピルアルコールを
用いたクリーニングによっては回復され得なかった。
【0036】 −例2− 比較例2のSpectralon PTFEのサンプルを、例1と同様な仕方
で、厚さ0.0015インチのTeflon FEPの層に結合させた。次いで
、この複合材料を、比較例1の材料と同じ汚れとクリーニング適性のテストに供
し、結果を図5にまとめて表した。図5は、汚れが複合材料の反射率をかなり低
下させたが、イソプロピルアルコールを用いたクリーニングが、その反射率を元
の値まで完全に回復させたことを示す。
【0037】 −予想例1− 比較例1の材料を、厚さ0.0005インチのTeflon PFAの層に結
合させることができる。これは、延伸膨張PTFEとTeflon PFAを一
緒に、Carver実験用プレスを用いて300℃で10秒間にわたって軽度に
プレスする(5psi未満)することによって行うことができる。材料を取り扱
う際に、粉の出ないラテックス手袋を着用し、結合作業の間に、手やプレス自体
のいずれかからの反射材料の汚れを防ぐため、ラミネートを0.002インチの
Kaptonポリイミドフィルムの層の間に配置することが有用であろう。
【0038】 次いで、約2インチ×2インチの小片を、反射率のテストのためにサンプルか
ら切り出すことができる。次いで、サンプルは、Perkin Elmer La
mbda 18 分光光度計を用い、紫外線から可視光のスペクトルにわたってテ
ストすることができる。次いで、比較例1と同様に、10質量%の圧媒オイルを
含むタオルで擦ることにより、サンプルを汚すことができる。その反射率を再度
定量し、反射率に元の値からのかなりの低下が見られるはずである。次いで、糸
屑の出ない布とイソプロピルアルコールを用いてサンプルをクリーニングし、そ
の反射率を測定することができる。反射率は、その元の値まで回復するはずであ
る。
【0039】 本願において本発明の特定の態様を例示し、説明してきたが、本発明はこの例
示や説明に限定されるべきでない。いろいろな変化や変更が、請求の範囲の中で
本発明の一部として取り入れられ、具体化され得ることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の代表的な態様による反射材料の横断面図である。
【図2】 市販の材料について波長に対して反射率をプロットしたグラフである。
【図3】 本発明の代表的な態様について波長に対して反射率をプロットしたグラフであ
る。
【図4】 市販の材料について波長に対して反射率をプロットしたグラフである。
【図5】 本発明の代表的な態様について波長に対して反射率をプロットしたグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ハーディー,ウィリアム ジー. アメリカ合衆国,ペンシルベニア 19350, ランデンバーグ,チェインゲート サーク ル 206 Fターム(参考) 2H042 BA03 BA18 BA19 BA20 DA11 DA17 DE04

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質の反射材料の層と、前記反応材料の層の上に配置され
    た透明なバリヤ層を含んでなる光を反射するための物品。
  2. 【請求項2】 前記多孔質の反射材料が拡散反射性である請求項1に記載の
    物品。
  3. 【請求項3】 前記多孔質の反射材料が、ポリテトラフルオロエチレン、ナ
    イロン、ポリビニリデン、セルロースアセテート、ポリエステル、ポリスチレン
    、ポリカーボネート、アクリル、ポリアクリロニトリル、メチルメタクリレート
    、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、及びポリアミドからなる群
    より選択された請求項1に記載の物品。
  4. 【請求項4】 前記透明なバリヤ層が前記反応材料の層の上に直接配置され
    た請求項1に記載の物品。
  5. 【請求項5】 前記多孔質の反射材料が延伸膨張ポリテトラフルオロエチレ
    ンである請求項1に記載の物品。
  6. 【請求項6】 前記透明なバリヤ層が、テトラフルオロエチレン−ペルフル
    オロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)、テトラフルオロエチレン−
    ヘキサフルオロプロピレンコポリマー(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン
    、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル、ポリスチレン
    、ポリビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケト
    ン、ポリエーテルスルホン、ガラス、及び石英からなる群より選択された請求項
    1に記載の物品。
  7. 【請求項7】 前記透明なバリヤ層がテトラフルオロエチレン−ペルフルオ
    ロアルキルビニルエーテルコポリマーである請求項1に記載の物品。
  8. 【請求項8】 前記透明なバリヤ層がテトラフルオロエチレン−ヘキサフル
    オロプロピレンコポリマーである請求項1に記載の物品。
  9. 【請求項9】 前記多孔質の反射材料が延伸膨張ポリテトラフルオロエチレ
    ンであり、前記透明なバリヤ層がテトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキ
    ルビニルエーテルコポリマーとテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
    レンコポリマーからなる群より選択された請求項1に記載の物品。
  10. 【請求項10】 前記透明なバリヤ層がテトラフルオロエチレン−ヘキサフ
    ルオロプロピレンコポリマーである請求項9に記載の物品。
  11. 【請求項11】 前記透明なバリヤ層が、前記反応材料を実質的に被覆し、
    低表面張力物質による前記多孔質の反射材料の汚れを防ぐのに適する請求項1に
    記載の物品。
  12. 【請求項12】 前記透明なバリヤ層が、前記多孔質の反射材料を実質的に
    被覆し、クリーニングすることができる請求項1に記載の物品。
  13. 【請求項13】 前記透明なバリヤ層が、前記多孔質の反射材料の層に結合
    された請求項1に記載の物品。
  14. 【請求項14】 前記多孔質の反射材料の層に取り付けられた支持層をさら
    に備えた請求項1に記載の物品。
  15. 【請求項15】 前記支持層が、ポリエステル、ポリプロピレン、Myla
    r(商標)ポリエステル、Kevlar(商標)ポリアラミド、及びナイロンか
    らなる群より選択された請求項14に記載の物品。
  16. 【請求項16】 前記多孔質の反射材料の層が約0.01mm〜約12mm
    の厚さである請求項1に記載の物品。
  17. 【請求項17】 前記多孔質の反射材料の層が1.0mmの厚さである請求
    項1に記載の物品。
  18. 【請求項18】 前記透明なバリヤ層が約0.0001インチ〜約0.01
    インチの厚さである請求項1に記載の物品。
  19. 【請求項19】 前記多孔質の反射材料の層が複数存在する請求項1に記載
    の物品。
  20. 【請求項20】 前記多孔質の反射材料が、拡散反射性であり、前記物品が
    、グリース、及び人体の油などのオイルのような低表面張力物質から汚されない
    請求項1に記載の物品。
  21. 【請求項21】 (a)反射材料の層を提供し、(b)透明なバリヤ層を提供し、
    (c)前記反応材料の層を前記透明なバリヤ層に結合させる、各工程を含む反射物
    品の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記結合工程が、前記反射材料の層と前記透明なバリヤ層
    を約250℃〜約350℃の温度まで加熱し、同時に、前記反射材料の層と前記
    透明なバリヤ層に約50psi未満の圧力を加える請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記温度が約300℃であり、前記圧力が約5psi未満
    である請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 反射材料の反射率の低下を防ぐ方法であって、前記反応材
    料の少なくとも一部の上に透明なバリヤ層を配置する工程を含む方法。
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