JP2002522770A - 赤外レーザ・プローブを用いて集積回路における電圧を直接測定する方法および装置 - Google Patents

赤外レーザ・プローブを用いて集積回路における電圧を直接測定する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 半導体内に配置された集積回路(405)の能動領域(403)における電界を検出する方法および装置。一実施形態では、レーザ・ビーム(407)を、約0.9ミクロンよりも長い波長で動作させる。レーザ・ビームは、半導体基板の背面を通ってMOSトランジスタのドレインなどのP−N接合上に集束される。フリー・キャリア吸収の結果、レーザ・ビームは、P−N接合付近で部分的に吸収される。信号がP−N接合上に印加されるとき、フリー・キャリア吸収度が、P−N接合付近の空乏領域の変調に従って変調されることになる。レーザ・ビームは、P−N接合を通過し、接合の背後の酸化膜界面および金属から反射され、再びP−N接合を通って戻り、シリコン表面から出る。この反射レーザ・ビームの振幅変調が、光学検出システムで検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、1996年12月12日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された
、「Method And Apparatus Using An Infr
ared Laser Based Optical Probe For M
easuring Electric Fields Directly Fr
om Active Regions In An Integrated C
ircuit」という名称の同時継続の特許出願第08/766,149号に関
係している。
【0002】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、一般に、集積回路テストに関し、より詳細には、光学ベースの集積
回路のプロービングに関する。
【0003】 (関連技術の説明) 集積回路業界では、集積回路の速度並びにデバイス密度を増大する努力が絶え
間なく行われている。この努力の結果、業界の趨勢は、複雑な高速集積回路をパ
ッケージングする際に、フリップ・チップ技術を使用する方向に向かっている。
フリップ・チップ技術は、C4(controlled collapse c
hip connection)またはフリップ・チップ・パッケージングとし
ても知られている。フリップ・チップ・パッケージング技術では、集積回路ダイ
は上下逆にされる。これは、今日、ワイヤ・ボンド技術を用いて集積回路をパッ
ケージする方法とは反対である。ダイを上下逆にすることによって、ボール・ボ
ンドを用いて、ボンド・パッドから直接フリップ・チップ・パッケージのピンに
、直接電気的に接続することが可能である。
【0004】 図1Aは、集積回路ダイ105内の集積回路接続を、金属接続109を介して
パッケージ基板111のピン107に電気的に接続するために、ボール・ボンド
の代わりにワイヤ・ボンド103を使用する集積回路パッケージ101を示して
いる。高速集積回路に向かうにつれて、通常の集積回路パッケージ101のワイ
ヤ・ボンド103内で発生するインダクタンスが、ますます重要な問題となる。
【0005】 図1Bは、上下逆にした集積回路ダイ155を有するフリップ・チップ・パッ
ケージ151を示す。図1Aのワイヤ・ボンド103と比較すると、フリップ・
チップ・パッケージ151のボール・ボンド153は、金属相互接続159を介
して集積回路ダイ155とパッケージ基板161のピン157の間により直接的
な接続を行っている。その結果、ワイヤ・ボンドを使用する通常の集積回路パッ
ケージ技術に伴うインダクタンスの問題が最小限に抑えられる。集積回路ダイの
周囲に沿ったボンディングのみが可能なワイヤ・ボンド技術とは異なり、フリッ
プ・チップ技術は、集積回路ダイ表面の任意の位置に接続を配置することが可能
である。これにより、集積回路に対するインダクタンス・パワーの分布が非常に
低い。これはフリップ・チップのもう1つの主要な利点である。
【0006】 フリップ・チップ・パッケージ151では集積回路ダイ155が上下逆になっ
ている結果、テストの目的で集積回路ダイ155の内部ノードにアクセスするの
がかなり難しくなっている。特に、フリップ・チップにパッケージするように設
計されている新しい製品のシリコン・デバッグ段階で、チップをその本来のフリ
ップ・チップ・パッケージング環境でパッケージングしている間に、その場でチ
ップの内部ノードから電気信号をプローブすることが必要となることがある。デ
バッグ・プロセスの間、集積回路から重要な電気データを獲得するために、いく
つかの内部ノードをプローブすることが必要でなる。重要なデータには、それだ
けには限らないが、電圧レベル、タイミング情報、電流レベル、熱情報など測定
デバイスのパラメータが含まれる。
【0007】 ワイヤ・ボンド技術用の現在のデバッグ・プロセスは、電子ビームまたは機械
プローバを用いて、チップの前面上で金属相互接続を直接プローブすることに基
づくものである。通常の集積回路デバイスは、金属相互接続の複数の層を有して
おり、チップ内に深く埋め込まれているノードにアクセスするのは困難である。
一般に、プロービングのため、ノードの上の誘電体およびまたは金属をミリング
してノードを露出させるのに、プラズマ・エッチング装置や集束イオン・ビーム
・システムなどの他のツールを使用しなければならない。
【0008】 しかし、フリップ・チップ技術を用いる場合は、集積回路ダイが上下逆にされ
るので、この前面方法は実行できない。図1Bに示すように、通常のプロービン
グの目的で金属相互接続159にアクセスすることは、パッケージ基板161に
よって妨害される。その代わりに、集積回路の能動領域および受動領域163を
形成するP−N接合は、集積回路ダイ155のシリコン基板の背面を通してアク
セス可能である。
【0009】 図2は、集積回路内の能動ドープ領域をプローブするために使用する従来技術
の方法を示す。図2に示す設定では、検出デバイス(DUT)231は、能動領
域239と非能動領域(金属)241とを含む。レーザ221は、ビーム・スプ
リッタ225を通り、複屈折ビーム・スプリッタ227および対象物レンズ22
9を通り、DUT231のシリコンの背面を通って、ドープ領域239および金
属241上にレーザ・ビーム223を集束させるように配置されている。図2に
示すように、複屈折ビーム・スプリッタ227は、レーザ・ビーム223を、プ
ローブ・レーザ・ビーム235と基準レーザ・ビーム237の2つの別々のレー
ザ・ビームに分離する。プローブ・レーザ・ビーム235と基準レーザ・ビーム
237は両方とも、それぞれ能動領域239および金属241から反射され、再
び対物レンズ229を通って複屈折ビーム・スプリッタ227に入る。次いでプ
ローブ・レーザ・ビーム235と基準レーザ・ビーム237は、複屈折ビーム・
スプリッタ227で再び組み合わされ、ビーム・スプリッタ225を通って検出
器233内へ案内される。
【0010】 DUT231を動作させ、同時にプローブ・レーザ・ビーム235を能動領域
239上に集束させ、基準レーザ・ビーム237を金属241上に集束させるこ
とによって、DUT231のシリコン基板を通して、検出器233で波形を検出
することが可能となる。検出が可能なのは、自由電荷領域の屈折率が電荷のない
領域とは異なるというプラズマ光学効果のためである。バイアスを加えることに
より自由電荷が生じ、したがってプローブした領域で複屈折率が変化されるが、
基準ビーム下の領域の複屈折率は変化しない。これにより、プローブ・ビーム2
35と基準ビーム237の間で位相シフトが生じる。
【0011】 したがって、反射基準ビーム237とプローブ・レーザ・ビーム235の間の
位相差を測定することによって、検出器233は、プローブの下のP−N接合領
域の動作によって生じる電荷の変調に比例する出力信号241を生成することが
できる。次いで、この光学測定を従来のストロボ技術と組み合わせて、高周波数
の電荷を、したがってP−N接合領域239からの電圧の波形を測定することが
できる。
【0012】 図2に示す従来の技術には、多くの欠点がある。まず、位相検出方式であるた
め、位相信号を生成するのに、互いに干渉する2本のビームが必要である(基準
ビーム237とプローブ・ビーム235)。これらのビームは、複屈折ビーム・
スプリッタ227で生成される。したがって、プローブ・ビーム235と基準レ
ーザ・ビーム237の両方を使用するには、図2に示すように、それらは距離x
だけ離れていなければならないという制限がある。したがって、DUT231内
のドープ領域239および金属241のレイアウトは、金属241が、ドープ領
域239から距離xのところに位置するようなものでなければならない。図示し
た従来の技術は、その手前に基準ビームが電荷の変調を受けつつあるプローブさ
れる領域239に近接する(距離x)ようにするために、電荷の変調がない反射
表面241が必要なので、現代の多くの集積回路のレイアウトは、図2に示した
ような設定でプローブするのに適していないことを理解されたい。今日の先端技
術でも、この要求を満たすことは困難である。
【0013】 さらに、図2に示す技術は、バイポーラ接合トランジスタの技術にのみ適用さ
れており、図2に示す従来の技術を、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術
と共に使用して成功したことがないことに留意されたい。これは、逆バイアスP
−N接合(たとえば、金属酸化膜半導体(MOS)トランジスタのドレイン)の
空乏領域における電荷の変調が、順バイアスされるとき(たとえば、2極接合ト
ランジスタのベース領域)同じ接合における電荷の変調よりもはるかに小さいか
らである。さらに、MOSデバイスのチャネルは横向きであるのに対し、2極デ
バイスのベース−エミッタ接合は垂直方向であり、MOSデバイスのチャネルに
おける電荷の変調を直接測定するには、シリコンでの光の波長をはるかに下回る
法外に小さいレーザ・スポット・サイズが必要となるので、不可能である。
【0014】 集積回路をプローブする他の従来の光学技術では、電気光学効果またはポッケ
ルス効果を使用する。この電気光学効果は、電界を印加したとき、非対称結晶内
に生じる光学屈折率の変化を測定するものである。電界を印加すると、電気光学
材料の屈折率が変化する。その結果、電気光学材料を通過する光線の偏光が、電
気光学材料を横切って印加される電界または電圧の強さに応じて変化する。
【0015】 図3は、ヒ化ガリウム基板301などの非対称な結晶を用いて、集積回路に電
気光学効果を適用することを示す。図3に示す例では、フリンジング電界307
が電極305間に存在する。プローブ・ビーム303は、基板301の背面から
入射し、フリンジング電界307を通過して、電極305から反射される。プロ
ーブ・ビーム303の偏光の変化を、したがって基板301の屈折率の変化を測
定することによって、電界307を測定することができる。しかし、この技術は
、ヒ化ガリウムをベースとする集積回路で使用することは可能であるが、シリコ
ンは対称な結晶であり、したがって電気光学効果またはポッケルス効果を示さな
いので、シリコンで電気光学サンプリングをすることはむりである。
【0016】 したがって、シリコンの背面を通過してCMOS集積回路内の能動領域をプロ
ーブする方法および装置が求められている。そのような方法は、基準レーザ・ビ
ームが、プローブするドープ領域付近で金属から反射されることを必要とせずに
、シリコンの背面を通過して、CMOS集積回路の能動領域をプローブすること
ができるべきである。さらに、この方法は、今日のCMOS集積回路技術と両立
すべきである。
【0017】 (発明の概要) 集積回路における信号を検出する方法および装置を開示する。一実施態様では
、この方法は、半導体基板の背面を通り集積回路の空乏領域を通って、赤外光線
を送るステップを含む。空乏領域は、信号に応答して変化する。また、この方法
は、空乏領域を通り、半導体基板の背面を通過した反射赤外光線の振幅変調を検
出するステップを含む。本発明の追加の特徴および利点は、下記で述べる詳細な
説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0018】 本発明を、添付の図に限定ではなく例として示す。
【0019】 (詳細な説明) 半導体内に配置された集積回路の能動領域における電圧を検出する方法および
装置を開示する。本発明が完全に理解できるように、以下の説明では、例えば波
長やエネルギーの値など、多くの具体的詳細について述べる。しかし、当分野の
技術者には、本発明を実施するために、特定の詳細を使用する必要がないことは
明らかであろう。他の場合には、本発明があいまいになるのを避けるために、周
知の材料または方法については詳細には説明していない。
【0020】 本発明の一実施形態は、集束赤外線(IR)レーザ・ビームを用いて、シリコ
ンなどの半導体の背面を介して直接集積回路の能動領域から電界を、したがって
電圧を測定する方法および装置を提供する。本発明の一実施形態は、赤外線レー
ザをベースとする技術を用いて、シリコンのチップの背面を介して集積回路の能
動領域をプローブする。シリコンは、赤外線に対し部分的に透明なので、部分的
に薄いシリコンの集積回路を通して赤外線を集束させ、直接能動領域に到達する
ことができる。
【0021】 図4は、本発明の教示による、半導体の背面を通過して、集積回路の能動領域
403をプローブすることが可能な本発明の実施形態を示す。光源またはレーザ
407は、能動領域403上に集束する光線またはレーザ・ビーム413を出力
するように配置されている。レーザ・ビーム413は、ビーム・スプリッタ40
9と、レーザ・ビーム413を能動領域403上に集束させる対物レンズ411
とを通過する。レーザ・ビーム413は、基板および能動領域403を通過し、
能動領域の背後でコンタクト/金属から反射され、再び能動領域403および基
板を通過する。反射レーザ・ビーム415は、対物レンズ411を通過して戻り
、ビーム・スプリッタ409を通過して検出器417に導かれる。検出器417
は、能動領域403の電圧に対応する出力信号419を生成する。以下でより詳
細に説明するように、検出器417は、反射レーザ・ビーム415の振幅変調を
検出し、能動領域403の電圧によって振幅を変調するようになっている光学検
出システム内に含まれている。
【0022】 図4に示すように、能動領域403は、被検デバイス(DUT)405に含ま
れている。一実施形態では、DUT405は、基板の背面からアクセス可能なシ
リコン内に配置されたCMOS集積回路である。したがって、一実施形態では、
DUT405は、フリップ・チップでパッケージした製品である。ここで説明し
ている技術は、反射ビームの位相変調とは反対の振幅変調を検出するので、干渉
位相を検出するための基準ビームは必要でなくなる。本発明の一実施形態では、
DUT405は、プローブ前に、約100〜200μmの厚さまで部分的に薄く
してある。これにより、最新のVLSI集積回路で使用するように、高度にドー
プしたシリコン基板を通過するレーザ・ビーム413の透過を増大させることが
可能となり、それに対応して、DUT405のシリコンの背面を通過して戻る反
射レーザ・ビーム415が増大される。本発明の一実施形態では、レーザ407
は約1.064μmの波長で動作するモード・ロック・レーザである。
【0023】 本発明の動作は、下記の通りである。パワーPの集束レーザ・ビーム413が
、P−N接合403上に入射すると仮定する。レーザ・ビーム413の光子のエ
ネルギーが、DUT405のシリコンのバンド・ギャップ・エネルギーより大き
いかまたは等しい場合、P−N接合で、ΔP程度のレーザ・ビームの光吸収が生
じる。ΔPとPは、次式で与える基本的な吸収係数αによって関係付けられてい
る。 ΔP=αP (式1) 次いで電界EをP−N接合に印加するとき、電気吸収として知られているメカニ
ズムによって、α−光吸収が変調させられる。P−N接合で吸収されるパワーは
、次式の通りである。 Γ(E)・ΔP (式2) Γ(E)は、電気吸収と電界の間の基本的な関係である。
【0024】 レーザ413が、金属パッドなどの非能動領域から反射されるとき、検出器4
17によって検出されるレーザ・パワーはP0である。同じレーザ・ビーム41
3を能動領域403上に移動すると、検出器によって認識されるレーザ・パワー
は、P−N接合における光吸収のために、ΔPだけ減少してP−ΔP0となる。
AC電界E(t)をP−N接合に印加すると、検出器417によって認識される
レーザ・パワーは、次式のようになる。 P0−Γ[E(t)]・ΔP0 (式3) 前と同様に、Γは電気吸収と電界E(t)の間の基本的な関係である。したがっ
て、検出器417を用いて検出された信号の交流成分と電界を、したがって電圧
を測定することにより、変調を再生することができる。未知の関数Γは較正によ
って決定される。
【0025】 P−N接合の領域は、その背後で、酸化膜404によって金属領域406から
分離されているので、プローブ・レーザ・ビームは、金属406と酸化物と能動
領域の界面408の両方から反射されることになる。後者が生じるのは、P−N
接合を形成するシリコンと酸化膜の屈折率が異なるためである。電気吸収の他に
電気屈折もあり、これにより、電圧の関数としてP−N接合における屈折率が変
化することになる。したがって、P−N接合界面で発生した反射レーザ・ビーム
の部分も、この効果のために変調させられることになる。この効果は、電気吸収
効果よりも小さい。この2つの効果があいまって、検出器417によって認識さ
れる、反射レーザ・ビームの振幅変調全体を与える。
【0026】 図6は、DUT605内の能動領域603のより詳細な図である。本発明の一
実施形態では、能動領域603は、P−ドープ・シリコン基板内のN−ドープ領
域である。これとは反対に、本発明の他の実施形態では、N−ドープ基板内のP
−ドープ能動領域を使用することも可能であることを理解されたい。レーザ・ビ
ーム609は、DUT605のシリコンの背面を通過して能動領域603に入り
酸化膜604を通過して、金属607から反射されてDUT605のシリコンの
背面から出てくることが示されている。図6に示す実施形態では、レーザ・ビー
ム609は赤外線レーザ・ビームであり、したがって、シリコンは赤外光に対し
部分的に透明なので、DUT605のシリコンを通過することができる。
【0027】 能動領域603にバイアスを印加すると、能動領域603とDUT605のシ
リコン基板との間にあるP−N接合界面で、空乏領域611が増大する。能動領
域603、およびDUT605の基板のドーピング密度が高い場合、P−N接合
界面での空乏領域611は、非常に狭くなる。本発明の一実施形態では、空乏領
域611は、わずかに約70nmの厚さである。したがって、通常の集積回路の
動作電圧をそのような狭い空乏領域611の両端間に印加するとき、結果的に、
1センチメートルあたり約1×105ボルトなどの高電圧が、空乏領域611の
両端間に発生する。この高電圧はトンネリングの確率を増大し、基本的な吸収係
数が増大することになる。この効果は、電気吸収効果またはフランツ−ケルディ
ッシュ効果として知られている。
【0028】 レーザ・ビーム609の光吸収の変調は、接合に印加される電圧の変化に依存
する。このレーザ・ビームの吸収の変調は、接合に印加される電圧に関係するの
で、意味のある信号である。
【0029】 さらに、電気吸収は電気屈折をもたらす。すなわち、電気吸収と電気屈折の効
果はリンクしている。電気屈折により、屈折率が変化する。これは、屈折率が変
化すると、同時に、接合/酸化膜界面から反射された光の反射係数が変調するこ
とを意味する。この変調が、電気吸収による変調に重ね合わされ、光検出器は、
実際には両方の効果による合計振幅変調を測定する。
【0030】 本発明では、図4の検出器417を使用して、印加した電圧によって生じた電
気吸収と電気屈折の効果を両方同時に検出する。この2つの効果は、反射レーザ
・ビーム415にパワー変調を生じさせる。検出器417は、これらの変調を出
力信号419に変換する。振幅変調の度合は、式2の関数Γによって、P−N接
合の両端間に印加される電界(すなわち電圧)に関係付けられる。Γは、既知の
印加電圧に対して検出器の出力を較正することによって決定される。DUT40
5を動作させ、同時にレーザ・ビーム413を能動領域403に集束させること
によって、図5の波形501、503、505と同様の電気波形を、検出器41
7でDUT405の基板を介して測定することが可能である。この波形は、能動
領域403に印加される変動電圧に対応している。次いでこの光学測定を従来の
ストロボ技術と組み合わせて、能動領域403からの高周波数電圧の波形を測定
することができる。
【0031】 図7は、基板の両端間に高電圧が印加される高度にドープされたシリコン基板
において、様々な温度で測定した測定電気吸収を、波長の関数としてプロットし
たグラフ701である。グラフ701のプロット703、705、707は、ド
ープ・シリコン基板を通過する赤外ビーム線の光子の全透過にわたる測定した透
過率の変化を、光子の波長の関数として示したものである。特に、プロット70
3は、室温で1センチメートルあたり約1×105ボルトの電圧が外部からシリ
コン基板に印加される場合における、薄いシリコン基板を通過する全透過にわた
る透過率の波長に対する変化を示す。図7からわかるように、約1.064μm
のところに電気吸収のピークがある。プロット705は、室温で電圧が印加され
ていない場合の、波長に対する、同じ薄いシリコン基板を通過する光子の全透過
にわたる透過率の変化の関係を示す。図7に示すように、プロット705では、
1.064μmの所に対応する電気吸収のピークはない。図7は、高電圧がシリ
コンに特徴的な電気吸収に及ぼす効果を示している。電気吸収の大きさは、シリ
コンの電圧の大きさに直接関係付けられている。この関数関係を較正することに
よって、P−N接合に印加された印加電圧を抽出することができる。
【0032】 プロット703および705で使用するシリコン・サンプルのドーピング・レ
ベルを用いて、本発明の一実施形態では、プロット703のピークに一致する波
長で動作する高周波数の赤外モード・ロック・レーザを実装することによって、
電気吸収を測定する。本発明の実施形態の光学部品は、モード・ロック・レーザ
・パルスをプローブする能動領域上に集束させる。このプローブ・システムは、
完全フリップ・チップ・パッケージ集積回路のシリコンの背面を通過して、P基
板に配置されたNドープ領域内に集束する単一ビームからなる。また本発明は、
N基板に配置されたPドープ領域を有する集積回路と共に使用することも可能で
あることを理解されたい。レーザ・ビームは、P−N接合界面を通過し、前面の
金属から反射され、再びP−N接合領域を通過して戻り、シリコン表面から出る
【0033】 P−N接合の両端間にバイアスを印加するとき、結果的にP−N接合界面の両
端間に電圧が生じる。プロット703は、電気吸収により、いくつかの光子がど
のように吸収されるかを示す。全透過にわたる透過率の変化は、1.064μm
の波長で、約2×0-5となる。電圧を印加しない場合、光子の吸収は低減する。
DUTを動作させ、同時にレーザ・ビームをプローブする能動領域上に集束させ
ことによって、ドープ領域に印加された変動電圧に対応する電気波形を本発明の
教示による検出器で検出し生成することが可能である。
【0034】 シリコンのバンド・ギャップは、ドーピング濃度が増大し、温度が上昇するの
に伴って減少することを理解されたい。例えば、高度にドープしたシリコンでは
、バンド・ギャップは、摂氏100度で、約30meV減少することに留意され
たい。したがって、対応するプロット707は、摂氏100度で1センチメート
ルあたり約1×105ボルトの電圧を外部から印加した場合の、波長に対する、
シリコン基板を通過する全透過にわたる透過率の変化を示す。したがって、プロ
ット707から、電気吸収のピークが、室温上昇のために約1.085μmに移
動したことがわかる。
【0035】 プローブする集積回路が高温で動作する場合、測定した光吸収のピークは、図
7の比較プロット703および707に示すように、より長い波長の方に移動す
る。その結果、本発明の一実施形態は、1.064μmの固定波長を有するモー
ド・ロック・レーザを用いることに限定されない。その代わりに、本発明の一実
施形態では、半導体材料のバンド・ギャップを変更する可能性がある温度または
他の条件に応じて変更または調整することのできる、同調可能なモード・ロック
・レーザを使用する。モード・ロック・レーザの波長が、プロット703、70
7のピークなどに追従し、合致することができるようにすることによって、本発
明の一実施形態の信号対雑音比は、連続的に最適化される。シリコンの赤外線レ
ーザの透過は、温度の関数として減少することに留意されたい。また、温度のた
めにシリコンの赤外線レーザの透過が減少することを補償する他の技術を使用し
て、信号雑音比を最適化することも可能であることを理解されたい。
【0036】 本発明の一実施形態では、DUT405は、出力波形が生成されるとき、テス
タ装置(図示せず)上のテスタ環境で実行および動作させられている。本発明の
他の実施形態では、DUT405は、出力波形が生成されるとき、コンピュータ
のマザーボード上などのシステム環境で実行および動作することが可能である。
すなわち、レーザ・ビーム413は、ドープ領域403上に直接集束され、した
がって、波形501、503、505などの波形は、DUT405を実際のシス
テムに装備し動作させながら獲得することが可能である。その結果、本発明の一
実施形態では、部品がテスタ装置上またはシステム環境で動作している間に、フ
リップ・チップ・パッケージ集積回路をデバッグすることが可能である。
【0037】 本発明は、DUT405が動作している間、レーザ・ビーム413が、半導体
基板の背面を通って能動領域403上に集束している限り、他のタイプのテスト
環境で、DUT405から波形を獲得することも可能であることを理解されたい
。これが全て可能なのは、DUTを真空中で動作することを必要とする、電子ビ
ーム・プローブ環境とは対照的に、DUTを真空中で動作させることに限定され
ていないからである。従来の電子ビームを用いて、大きなPCボード上などのシ
ステム環境で動作するDUTをプローブするのは、大きなPCボードを収容する
ために、電子ビーム・プローブの真空室が法外に大きいことが要求されるので、
実用的ではないことに留意されたい。しかし、本発明は、DUTを真空室に配置
することを必要としないので、様々な動作環境で波形を獲得することができる。
【0038】 図8は、本発明の他の実施形態801の図である。1.064μmで動作する
モード・ロック・レーザ803は、光アイソレータ807を通過し、λ/2の半
波長板808を通過し、偏光ビーム・スプリッタ809を通過し、λ/4の4分
の1波長板810を通過し、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ811を通過
し、対物レンズ813を通過して、DUT815のシリコンの背面を通ってドー
プ領域817上に集束するレーザ・ビーム805を生成する。
【0039】 レーザ・ビーム805は、前面金属819から反射され、対物レンズ813を
通過し、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ811、λ/4の4分の1波長板
810および偏光ビーム・スプリッタ809によって絞り821に導かれる。反
射したレーザ・ビーム805は、絞り821によって導かれて、集束レンズ82
3を通過して光ダイオード825に入る。光ダイオード825は、エレクトロニ
クス827に結合されており、DUT815から反射されたレーザ・ビームの光
子の振幅変調を検出し、ドープ領域817での電圧の存在を決定する。
【0040】 光アイソレータ807を使用して、レーザ803内に反射されて戻る光子の数
を最小にする。λ/2の半波長板808およびλ/4の4分の1波長板810を
偏光ビーム・スプリッタ809と共に使用して、DUT815へのレーザ・ビー
ム805の透過率、並びにDUTから絞り821に反射されたレーザ・ビーム8
05の透過率を増大させて、信号対雑音比を最適化する。
【0041】 また、図8に示す実施形態801は、タングステン照明源829を含む、モニ
タ用の撮像要素を含む。タングステン照明源829は、赤外線フィルタ833を
通過し、コリメータ・レンズ835を通過し、ビーム・スプリッタ837を通過
し、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ811を通過し、対物レンズ813を
通過して、DUT815のシリコンの背面を通ってドープ領域817上に送られ
る光831を生成する。光831は、DUT815から反射されて再び対物レン
ズ813を通過し、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ811を通過し、ビー
ム・スプリッタ837および集束レンズ841を通過して赤外線カメラ843へ
と反射される。反射光839により、赤外線カメラ843を用いて、DUT81
5の背面を撮像することが可能となる。ビデオ・モニタ845は、赤外線カメラ
843に結合されており、DUT815のシリコンの背面の画像を観測する。こ
れにより、プローブする必要のあるドープ領域にレーザを集束させながら、その
場でドープ領域を直接観測することが可能となる。
【0042】 本発明のさらに他の実施形態では、レーザ803は、走査レーザ光源としても
働くように構成することが可能である。この実施形態では、レーザ・スポットは
、撮像の目的で、DUT815の背面を横切って走査されラスタ化される。この
実施形態では、DUT815から反射されたレーザ光は赤外線カメラ843に送
られ、したがって、DUT815の画像をビデオ・モニタ845上で観測するこ
とが可能である。この実施形態では、光学検出システムは、共焦点ベースの光学
システムである。
【0043】 本発明のさらに他の実施形態では、光源またはレーザ407は、DUTの半導
体基板中を透過可能な波長で動作される。一実施形態では、レーザ407は、シ
リコン基板を通る約0.9μmより長い波長で動作させられる。簡単に図4を参
照すると、レーザ407は、シリコン基板中を透過可能な約0.9μmより長い
波長の光線またはレーザ・ビーム413を供給する。図4に示すように、レーザ
407は、能動領域403上に集束される。一実施形態では、光源またはレーザ
407は、赤外線連続波レーザ、またはQスイッチ・レーザなどのパルス・レー
ザ、モード・ロック・レーザなどである。
【0044】 一実施形態では、レーザ・ビーム413は、薄いシリコン基板を通過して能動
領域403に集束する。他の実施形態では、レーザ407は、約1.3μmの波
長で動作させられ、レーザ・ビーム413は、薄くないシリコン基板を通過して
集束する。レーザ・ビーム413は、ビーム・スプリッタ409と、レーザ・ビ
ーム413を能動領域403上に集束させる対物レンズ411とを通過する。レ
ーザ・ビーム413は、基板および能動領域403を通過し、能動領域403の
背後でコンタクト/金属406から反射され、再び能動領域403および基板を
通過する。反射レーザ・ビーム415は、対物レンズ411を通過して戻り、ビ
ーム・スプリッタ409を通過して検出器417に導かれる。検出器417は、
能動領域403における信号に対応する、出力信号419を生成する。この実施
形態では、反射レーザ・ビーム415は、能動領域403付近の変化する空乏領
域の結果として生じるフリー・キャリアの吸収に応答して変調される。
【0045】 例えば、図9Aは、DUT905の基板内のフリー・キャリア911を示す。
一実施形態では、DUT905の基板はシリコンを含む。レーザ・ビーム909
は、DUT905のシリコンの背面を通過して能動領域903に入り、アイソレ
ータ904を通過し、金属907から反射されてDUT905のシリコンの背面
から出ることが示されている。一実施形態では、能動領域903はP−N接合を
含む。これは、一実施形態では、MOSトランジスタのドレインなどである。図
9Aに示す実施形態では、シリコンは赤外光に対し部分的に透明なので、レーザ
・ビーム909は、DUT905のシリコン中を透過可能な波長を有する赤外線
レーザ・ビームである。フリー・キャリア吸収の結果、レーザ・ビーム909は
、P−N接合の付近で部分的に吸収される。
【0046】 図9Aは、能動領域903の付近に空乏領域がないとき、フリー・キャリア9
11が能動領域の付近に分布していることを示している。しかし、図9Bは、バ
イアスが能動領域903に印加されているとき、空乏領域913が能動領域90
3の付近で形成され、それによりフリー・キャリア911が、能動領域903か
ら一掃されることを示している。能動領域903に印加するバイアスを変化させ
ることによって、それに応じて空乏領域913が変化する。空乏領域913が変
化することによって、能動領域903付近のフリー・キャリア911が変化され
る。能動領域に加えられた信号に応答して能動領域903付近のフリー・キャリ
ア911が変化することによって、それに応じてレーザ・ビーム909のフリー
・キャリア吸収が変調される。
【0047】 これは、数学的に以下のように説明することができる。
【0048】 標準P−N接合モデルを使用することによって、P−N接合の空間電荷分布プ
ロファイルは、片側階段接合として近似することができる。この場合、電界Eお
よび空乏層の幅Wは、次式で与えられる。
【数1】 上式でqは電子の電荷、εsはシリコンの誘電率、VRBは逆バイアス電圧(また
は信号)、
【数2】 はP−N接合のビルトイン・ポテンシャルである。
【0049】 第1近似として、空乏領域913を通過するレーザ・ビーム909の変調は、
次式の形であると仮定することができる。 変調〜(1−e-a(w)) (3) a(w)は、空乏領域913内のフリー・キャリア吸収により結果的に得られる
寄与である。フリー・キャリアの効果は非常に小さいことが既知であるので(1
00万あたり若干程度)、式3の指数関数は、べき級数展開によって近似するこ
とができる。
【0050】 小さい値xに対し、e-x〜(1−x)なので、式(3)は次のように近似する
ことができる。 変調〜a(w) (4)
【0051】 式(4)から、レーザ・ビーム909の光学変調は、空乏領域913の幅に比
例することがわかる。式(2)から、光学信号は、P−N接合に印加された電気
信号(VRB)に直接比例する。
【0052】 光のフリー・キャリア吸収は、光の波長の2乗に比例することに留意されたい
。したがって、レーザ・ビーム909のフリー・キャリアで誘導された変調は、
レーザ・ビーム909の波長の2乗に比例する。したがって、レーザ・ビーム9
09のフリー・キャリアの誘導変調は、レーザ・ビーム909の2乗に比例する
。したがって、一実施形態では、フリー・キャリア吸収に応答するレーザ・ビー
ム909の変調は、レーザ・ビーム909の波長の2乗に比例して増大する。し
たがって、より長い波長(>0.9μm)を使用して、信号の大きさを増大させ
ることができる。しかし、レーザ・ビーム909の波長が長くなるにつれ、それ
に対応して基板での吸収が増大し、これによって、使用できる最大波長が制限さ
れる可能性がある。レーザ・ビーム909に対し、シリコンのバンド・ギャップ
波長である約1.1μmより長い波長を使用する利点は、これより長い波長では
、光子エネルギーがDUT905のシリコン・バンドギャップよりも低くなるこ
とである。したがって、1.3μmで、レーザ・ビーム909によって生成され
る非常に小さい光電流があることになる。これにより、レーザ・ビーム909に
対し、より大きな入射レーザ・パワーを使用することが可能となり、光ダイオー
ドに対するより大きな戻り信号が得られる。
【0053】 以上の説明は、半導体内に配置された集積回路のドープ領域で、ドープ領域を
露出させるために基板をミリングする必要なく、または基準ビームとして使用す
る第2レーザ・ビームを供給する必要なく、電界を検出する方法および装置に関
するものである。ここで説明している赤外レーザ・ベースの光プローブを用いる
と、フリップ・チップ・パッケージ集積回路上のシリコンの背面を介してドープ
領域から直接電圧および電界を測定する技術が提供される。
【0054】 上記の詳細な説明においては、本発明の方法および装置について、その特定の
例示的実施形態に関して説明してきた。しかし、本発明のより広範な精神および
範囲から逸脱することなく、本発明に対し様々な修正および変更を行うことが可
能であることは明らかであろう。したがって、本明細書および図は、限定的なも
のではなく、例示的であると見なすべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 今日のワイヤ・ボンド技術を示す図である。
【図1B】 フリップ・チップまたはフリップ・チップ・パッケージング技術を示す図であ
る。
【図2】 2つのレーザ・ビームを用いて、シリコン2極接合の背面を介して能動領域を
プローブし、電荷密度の変調による一方のレーザ・ビームと他方のレーザ・ビー
ムの位相シフトを測定する従来の方法の図である。
【図3】 ヒ化ガリウム基板で使用される電気光学効果を用いて、集積回路を光学的にプ
ローブする従来の方法の図である。
【図4】 本発明の教示による、単一レーザ・ビームを用いて能動領域をプローブする様
子を示す図である。
【図5】 本発明を用いて生成することのできる様々な波形を示す図である。
【図6】 本発明の教示による、単一レーザ・ビームによってP−N接合内の空乏領域を
プローブする様子を示す図である。
【図7】 高電圧が基板を横切って印加されている高度にドープされたシリコン基板にお
いて、様々な温度で測定した測定電気吸収を波長の関数としてプロットしたグラ
フである。
【図8】 本発明の教示による、能動領域をプローブおよびモニタする本発明の他の実施
形態の図である。
【図9A】 付近に空乏領域がないときの、P−N接合付近のフリー・キャリアを示す図で
ある。
【図9B】 P−N接合付近の空乏領域にフリー・キャリアがないことを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 イー,ウェイ・ムン マレーシア国・11700・ペナン・ロロング デリマ セプラー・ナンバー2−ダブリ ュ Fターム(参考) 2G011 AA01 AC03 AE22 2G035 AA08 AA12 AD28 AD37 AD38 AD43 2G059 AA10 BB08 EE01 EE02 EE17 GG01 GG08 GG10 HH01 JJ02 JJ07 JJ11 JJ22 JJ30 KK01 KK04 2G132 AA00 AE14 AF14 AL11

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路における信号を検出する手段であって、 赤外光線を、集積回路の半導体基板の背面を通り、前記信号に応答して変化す
    る集積回路の空乏領域を通って送るステップと、 空乏領域を通り、半導体基板の背面を通過した反射赤外光線の振幅変調を検出
    するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の背面を通って赤外光線を送るステップが、半導
    体基板中を透過可能な波長でレーザを動作させるステップを含む請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板中を透過可能な波長でレーザを動作させるステッ
    プが、約0.9μmより長い波長でレーザを動作させるステップを含む請求項2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板中を透過可能な波長でレーザを動作させるステッ
    プが、約1.3μmの波長でレーザを動作させるステップを含む請求項2に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 空乏領域が集積回路の能動領域に近接している請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板がシリコンを備える請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 能動領域がNドープ領域である請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 Nドープ領域がP基板内に配置されている請求項7に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 能動領域がPドープ領域を備える請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 Pドープ領域がN基板内に配置されている請求項9に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板が完全パッケージされた集積回路に含まれる請
    求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 完全パッケージされた集積回路が、フリップ・チップがパ
    ッケージされた集積回路に含まれる請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 テスタ装置を用いて、完全パッケージされた集積回路を動
    作させる追加のステップを含む請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 プリント回路板上で、完全パッケージされた集積回路を動
    作させる追加のステップを含む請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 反射赤外光線の振幅変調を検出するステップが、能動領域
    付近に配置された前面金属から光線を反射するステップを含む請求項5に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 赤外光線を半導体基板を通って送るステップの前に、半導
    体基板を約100〜200μmに薄くする追加のステップを含む請求項1に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 赤外光線を出力するように構成された光源と、 光源と集積回路の間に配置され、光線を、信号に応答して変化する集積回路の
    空乏領域を通り、半導体基板の背面を通るように送る対物レンズと、 光源と対物レンズの間に配置されたビーム・スプリッタと、 空乏領域を通り、半導体基板の背面を通り、対物レンズを通り、ビーム・スプ
    リッタを通過した反射光線の振幅変調を検出するように配置された検出器とを備
    える集積回路内の信号を検出するデバイス。
  18. 【請求項18】 空乏領域が集積回路の能動領域に近接している請求項17
    に記載のデバイス。
  19. 【請求項19】 振幅変調がフリー・キャリアによる光線の吸収によって生
    じる請求項17に記載のデバイス。
  20. 【請求項20】 光源とビーム・スプリッタの間に配置された光アイソレー
    タをさらに備える請求項17に記載のデバイス。
  21. 【請求項21】 ビーム・スプリッタが偏光ビーム・スプリッタを備え、デ
    バイスが、λ/2の半波長板とλ/4の4分の1波長板とをさらに備え、偏光ビ
    ーム・スプリッタが、λ/2の半波長板とλ/4の4分の1波長板との間に配置
    されている請求項20に記載のデバイス。
  22. 【請求項22】 光源が連続波レーザを備える請求項17に記載のデバイス
  23. 【請求項23】 光源がパルス・レーザを備える請求項17に記載のデバイ
    ス。
  24. 【請求項24】 能動領域を照射するように構成された照明源をさらに備え
    る請求項17に記載のデバイス。
  25. 【請求項25】 光源が能動領域を照射するように構成された照明源である
    請求項17に記載のデバイス。
  26. 【請求項26】 照明源が、赤外線フィルタ、コリメータ・レンズ、もう1
    つ他のビーム・スプリッタ、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ、および対物
    レンズを通過して能動領域を照射する請求項24に記載のデバイス。
  27. 【請求項27】 対物レンズ、ダイクロイック・ビーム・スプリッタ、もう
    1つのビーム・スプリッタ、および第1集束レンズを通して能動領域をモニタす
    るように構成された赤外線カメラをさらに備える請求項26に記載のデバイス。
  28. 【請求項28】 検出器が、反射光線を第2集束レンズ上に誘導するように
    構成されている絞りを備え、第2集束レンズは、反射光線を光ダイオード上に集
    束させるように構成されており、光ダイオードは、反射光線を検出するように検
    出器エレクトロニクスに結合されている請求項17に記載のデバイス。
  29. 【請求項29】 集積回路の半導体のバンド・ギャップに近い波長でレーザ
    ・ビームを動作させるステップと、 半導体の背面を通って半導体の能動領域上にレーザ・ビームを集束させるステ
    ップと、 能動領域を通り、半導体の背面を通過した反射レーザ・ビームの振幅変調を検
    出するステップと を含む集積回路内の電界を検出する方法。
  30. 【請求項30】 半導体のバンド・ギャップの変化に応答して波長を調整す
    る追加のステップを含む請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 反射レーザ・ビームの振幅変調に応答して出力波形を生成
    する追加のステップを含む請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 半導体がシリコンを備える請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 能動領域がNドープ領域を備える請求項29に記載の方法
  34. 【請求項34】 Nドープ領域がP基板内に配置されている請求項33に記
    載の方法。
  35. 【請求項35】 能動領域がPドープ領域を備える請求項29に記載の方法
  36. 【請求項36】 Pドープ領域がN基板内に配置されている請求項35に記
    載の方法。
  37. 【請求項37】 半導体が、完全パッケージされた集積回路に含まれる請求
    項29に記載の方法。
  38. 【請求項38】 完全パッケージされた集積回路が、フリップ・チップ・パ
    ッケージ集積回路である請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 テスタ装置を用いて、完全パッケージされた集積回路を動
    作させる追加のステップを含む請求項37に記載の方法。
  40. 【請求項40】 プリント回路板上で、完全パッケージされた集積回路を動
    作させる追加のステップを含む請求項37に記載の方法。
  41. 【請求項41】 検出ステップが、能動領域付近に配置された前面金属から
    レーザ・ビームを反射するステップを含む請求項29に記載の方法。
  42. 【請求項42】 半導体の背面を通って能動領域上にレーザ・ビームを集束
    させるステップの前に、半導体を約100〜200μmに薄くする追加のステッ
    プを含む請求項29に記載の方法。
  43. 【請求項43】 検出ステップが、集積回路の能動領域を横切ってバイアス
    を加えるステップを含む請求項29に記載の方法。
  44. 【請求項44】 レーザ・ビームが連続波レーザ・ビームである請求項29
    に記載の方法。
  45. 【請求項45】 レーザ・ビームがパルス・レーザ・ビームである請求項2
    9に記載の方法。
  46. 【請求項46】 検出ステップが、反射レーザ・ビームを光学検出システム
    に誘導するステップを含む請求項29に記載の方法。
  47. 【請求項47】 光源を用いて、半導体の背面を通して能動領域を照射する
    追加のステップを含む請求項29に記載の方法。
  48. 【請求項48】 光源がレーザ・ビームであり、能動領域を照射するステッ
    プが、能動領域を横切ってレーザ・ビームをラスタ化するステップを含む請求項
    47に記載の方法。
  49. 【請求項49】 光学検出システムが、共焦点ベースの光学システムである
    請求項48に記載の方法。
  50. 【請求項50】 ビデオ・モニタに結合された赤外線カメラを用いて、半導
    体の背面を通して能動領域をモニタする追加のステップを含む請求項29に記載
    の方法。
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