JP2002521985A - 複式モードシステムにおいてコードレス通信の試みを可能にする方法及び装置 - Google Patents

複式モードシステムにおいてコードレス通信の試みを可能にする方法及び装置

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JP2002521985A JP2000563092A JP2000563092A JP2002521985A JP 2002521985 A JP2002521985 A JP 2002521985A JP 2000563092 A JP2000563092 A JP 2000563092A JP 2000563092 A JP2000563092 A JP 2000563092A JP 2002521985 A JP2002521985 A JP 2002521985A
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Abstract

(57)【要約】 複式モードシステム(29)において、無線通信装置(22)は共通のチャネルプールを利用して、コードレス基地局(30)及び、複数のセルラー基地局(24)を持ったセルラーネットワークを介して選択的に通信する。無線通信装置(22)は無線通信装置(22)のコードレス無線通信可能領域(26)において、制御チャネル(46)上でメッセージストリーム(48)を一斉送信しているセルラー基地局(24)に対するローカル局識別子(88)を決定し、格納する。無線通信装置(22)は検出されたセルラー基地局識別子(51)が予め決められたローカル局識別子(88)に一致した場合、コードレス基地局(30)にメッセージを送信する。無線通信装置(22)は検出されたセルラー基地局識別子(51)がローカル局識別子(88)のいずれとも一致しない場合、メッセージを送信しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は全体として無線通信装置に関する。詳細に述べると、本発明は共通の
無線周波数チャネルを使用して、セルラーネットワーク(または、携帯電話のネ
ットワーク)及びコードレスネットワーク上を選択的に通信する無線通信装置に
関する。
【0002】 (背景技術) 複式モード通信システム(multiple mode communication system)は複数の機
能のために共通の構成要素を使用する。例えば、複式モード通信システムは携帯
用の無線電話のハンドセット(または、送受話器)等の無線通信装置をコードレ
スモードの動作、及びセルラーモードの動作の両方での通信のために使用する。
コードレスモードでの動作では、ハンドセットは通常、数十から百数十メートル
の送受信可能領域を持ったコードレス用の基地局と低電力状態で通信する。コー
ドレス基地局は1つ(または、複数)の公衆交換電話網(PSTN)の加入者回
線(local loop)に接続している。したがって、ハンドセットはコードレス無線
通信可能領域で、コードレス基地局を介して、PSTNに接続している電話等の
装置と通信する。
【0003】 セルラーモードの動作では、ハンドセットは通常、コードレスの無線通信可能
領域に比べかなり広い無線通信可能領域を持ったセルラー用の基地局と、適当な
電力状態で通信する。したがって、ハンドセットはセルラー基地局から数キロ離
れたところから通信できる。セルラー基地局は通常、移動電話交換局(MTSO
)を介してPSTN(公衆交換電話網)と接続する。通常のセルラーシステムで
は、1つの地理的な地域に対し複数の基地局が通信可能領域を提供する。これら
のセルラー基地局の各々はセルラー基地局間のハンドオフ(すなわち、1つの基
地局から他の基地局へ切り替わること)を可能にするために、それらの通信領域
の一部が重なり合っている。したがって、どのような地理的場所においても、そ
の特定の場所を通信可能にする、1つ(または、2つ以上の)セルラー基地局が
存在する。それにより、ハンドセットはセルラー基地局の1つを介してPSTN
に接続している電話等の装置と通信することができる。
【0004】 通常、コードレス基地局はユーザーの家や職場の近くに配置されている。コー
ドレスモードの動作はユーザーがユーザーの家や職場付近にいる場合に、ハンド
セットを介して有効になり、その他の場所においてはセルラーモードの動作が有
効になる。
【0005】 初期の複式モード無線電話は共通のハンドセットに独立したコードレス送受信
機とセルラー送受信機を組み合わせたものであった。コードレス及びセルラー送
受信機は異なった通信プロトコルを使用して、異なった周波数帯で動作していた
。したがって、コードレス動作とセルラー動作との間の潜在的な干渉は特に問題
にはならなかった。しかしながら、このデュアルタイプの送受信機を利用した手
段の、増大したコスト、重量、及び消費電力はこの手段を非現実的にしてきた。
【0006】 複式モード無線電話の次の世代は共通の周波数帯または共通のチャネルプール
(すなわち、共通の周波数帯の集まり)、並びに、コードレスモード及びセルラ
ーモードの動作に少なくとも互換性のある通信プロトコルを使用している。単体
の送受信機がコードレス及びセルラーモードの両方の動作に使用することができ
るので、コスト、重量、及び電力消費の面では改善した。しかしながら、1つの
場所でコードレス動作のために使用されているチャネルが、その付近のセルラー
動作のために使用されている同じチャネルに干渉する可能性があるので、コード
レスモードの動作とセルラーモードの動作との間には潜在的な干渉が存在する。
【0007】 従来技術の複式モード通信システムの1つは、コードレス基地局が位置する場
所で、どのセルラーチャネルが使用されてないかを決定するために、コードレス
基地局が従来のリバースセルラーチャネル(reverse cellular channel)を監視
するように構成されている。コードレス基地局がクリアな(すなわち、使用され
ていない)チャネルを見つけ出すと、それは従来のセルラーの制御チャネルを模
倣したパイロット信号を一斉送信することにより、そのチャネルを完全に占拠す
る。残念なことに、パイロットチャネルの連続的な使用はパイロットチャネルが
ユーザーの通信を伝播させることを妨げるので、それは周波数スペクトルの非効
率的な使用となる。さらに、多数のコードレス基地局からの絶え間ないパイロッ
ト信号の送信は、その周辺の領域で動作している全てのコードレス及びセルラー
モードの通信に対するバックグラウンドノイズを増大させ、干渉をさらに増大さ
せる。
【0008】 Zickerらの米国特許No.5,594,782「Multiple Mode Personal Wireless Commun
ication System」に説明されているような、もう1つの従来技術の複式モード通
信システムは干渉の可能性を減少させるために非パイロットコードレス動作を利
用している。換言すると、コードレス基地局は無線周波数の絶え間ないパイロッ
ト信号の送信を行わない。すなわち、コードレス基地局は無線電話によって通信
が開始されるまでは無線周波数を発生しない。したがって、パイロット信号の絶
え間ない送信による干渉は防止される。この従来技術のシステムは無線電話が、
それがコードレス基地局との通信が可能な場所にあると決定した場合、コードレ
ス基地局にアクセスメッセージを送信することによって、無線電話にコードレス
基地局との通信を開始させる。
【0009】 この従来技術のシステムは、無線電話がその時に位置する地理的な場所にある
セルラー陸上局によって送信されている制御チャネルの無線周波数を無線電話に
検出させる。無線電話は検出された制御チャネルから得られたセルラー基地局の
識別子をコードレス無線通信可能領域内で検出される可能性があるセルラー基地
局の識別子(以下、ローカル局識別子(local station identifier)と呼ぶ)の
プログラムされたリストと比較するように構成される。
【0010】 無線電話がプログラムされたリストから検出された識別子と対応するローカル
局識別子を見つけ出した場合、無線電話はそれに対応するコードレス基地局の位
置を特定する(または、コードレス基地局の存在を確かめる)試みを行うために
コードレスアクセスメッセージを送信することが許可される。しかしながら、検
出された識別子がプログラムされたリストの、どのローカル局識別子とも一致し
ない場合、無線電話はそれに対応するコードレス基地局の位置を特定する試みを
行わないので、不必要な送信を排除することができる。
【0011】 ローカル局識別子のプログラムされたリストを生成するために、無線電話の起
動の最中または、起動の前に、この従来技術のシステムはコードレス基地局の予
定された地理的場所をコンピューターによってモデル化されたセルラーシステム
の(電波の)予想伝播図と比較し、予定された場所付近の最も強力なセルラー基
地局を決定する。最も強力な信号を持つことが予想されるセルラー基地局はベタ
ーサーバー(better-server)と呼ばれ、ローカル局識別子のプログラムされた
リストに入れられる。
【0012】 この従来技術のシステムは不必要な送信の回数を減らすことによって干渉の可
能性を減少させるが、このシステムはそれが使用される特定の地理的場所の各々
に対して、組み合わせ装置(すなわち、無線電話及びコードレス基地局の組み合
わせ)として振舞うためにプログラム処理を必要とする。装置はまとまった単位
で、動作のためのプログラムをすることができず、在庫として保管することもで
きないので、このプログラム処理は付加的な処理やコストを招き、システムの配
送時間を遅くさせる。さらに、この従来技術によって利用される予想的なモデリ
ングや地理的場所の処理にはエラーが発生することがある。その上、セルラーネ
ットワーク内での動作の周波数が変更されたり、再割り当てされたりした場合、
または、特定のセルラー基地局に関連したセル(すなわち、1つの基地局による
通信可能領域、以下、単位セルと呼ぶ)が分割された場合、無線電話によって利
用される位置特定処理は問題を呈する可能性がある。周波数が変更された場合、
または、セルが分割された場合、無線電話がコードレスネットワークのアクセス
メッセージを間違って送信し、不必要な送信を増加させたり、コードレスモード
の動作を許可するための、適当な場所でのアクセスメッセージの送信に失敗した
りする可能性がある。
【0013】 したがって、周波数が変更されたり、セルが分割されたりした場合、周波数に
依存する位置特定処理もそれに応じて変更されなければならない。これは大変な
再プログラムの手間やコストを招く。さらに、実際の周波数の変化と構成要素の
再プログラムとの間には時間差が存在し、その間、位置特定処理は無線電話が間
違ってコードレスネットワークのアクセスメッセージを送信したり、所望のアク
セスメッセージの送信に失敗したりすることを生じさせる。
【0014】 それゆえ、コードレス基地局の無線通信可能領域上に無線通信領域を持ったセ
ルラー基地局に対するローカル局識別子のリスト、または、ベターサーバーの識
別子を決定するための自動処理が望まれている。そのようなシステムはセルラー
の周波数割当ての変化に対応するために、周期的に、このリストを更新すること
ができなければならない。
【0015】 (発明の開示) 本発明は1つの形式として、無線通信装置がコードレス基地局と通信するため
の試み(または、試行)を行うことを可能にするための方法によって実施される
。複式モード通信システムにおいては、無線通信装置は共通のチャネルプール(
すなわち、共通の周波数帯の集まり)を使用して、セルラーネットワーク及びコ
ードレス基地局を介して、選択的に通信するように構成される。セルラーネット
ワークは複数のセルラー基地局を持つ。方法は複数の制御チャネルからローカル
制御チャネルを選択することを要求する。ローカル制御チャネルの各々は制御チ
ャネルの選択されないものよりも良い信号品質を呈する。方法はさらに、ローカ
ル制御チャネルの各々に対するローカル局識別子を決定することを要求する。そ
のローカル局識別子はローカル制御チャネルを一斉送信しているセルラー基地局
を識別している。セルラー基地局識別子は複数の制御チャネルの1つによって送
信され、無線通信装置により受信される。受信したセルラー基地局識別子がロー
カル局識別子の1つに一致した場合、無線通信装置からメッセージが送信される
【0016】 本発明はもう1つの形式として、共通のチャネルプールを使用して、複数のセ
ルラー基地局を持ったセルラーネットワーク及びコードレス基地局を介して、選
択的に通信するように構成された無線通信装置によって実施される。無線通信装
置は複数の制御チャネルからローカル制御チャネルを選択するように構成された
制御器を含む。ローカル制御チャネルの各々は選択されてない制御チャネルの瞬
間的な信号品質(instantaneous signal quality)より良い瞬間的な信号品質を
呈する。制御器はさらに、ローカル制御チャネルを一斉送信しているセルラー基
地局を識別している、ローカル制御チャネルに対するローカル局識別子を決定す
るように構成される。制御器には受信機が接続されており、それは制御チャネル
の1つを介して送信されるセルラー基地局識別子を受信するために設定される。
受信機には送信機も接続されており、それは受信したセルラー基地局識別子がロ
ーカル局識別子の1つに一致した場合、メッセージを送信するように構成される
【0017】 (発明を実施するための最良の方法) 図1は複式モード無線通信装置22が局在している環境20の概略図を示して
いる。環境20はセル(すなわち、各々の基地局の通信可能領域)24の格子に
よって規定されるセルラーネットワーク及び、コードレス無線通信可能領域26
によって規定される、複数のコードレス通信システムを含む。環境20は6角形
の形状で示される、7つのセル24の2つの集団及び、円形で示される数個のコ
ードレス無線通信可能領域26だけで表されている。当然、これより多いセル2
4及びコードレス無線通信可能領域26が含まれてもよい。
【0018】 多数のセル24が互いに接近して配置されてもよいし、同様に、多数の無線通
信可能領域26が配置されてもよい。さらに、セル24の間のハンドオフ(すな
わち、1つのセルから他のセルへ通信を切り替えること)を可能にするために、
セル24は、点線28で示されるように、それらの無線通信可能領域の一部が重
なり合っている。さらに、セル24及びコードレス無線通信可能領域26は互い
に重なり合っている。各コードレス通信可能領域26はセル24より、かなり小
さいことが望ましい。図示してはいないが、他のセルラーシステムが環境20に
重なっていてもよい。好まれる実施例において、セルラーシステムはAMPS標
準に互換性を持ち、コードレスシステムもAMPS標準の周波数チャネル及び通
信プロトコルを利用する。しかしながら、パーソナル通信サービス(PCS)や
、特殊移動無線(SMR)等の、他のタイプの無線通信システムに本発明の原理
を適用してもよい。
【0019】 図1に図示されているように、環境20は複式モード無線通信装置22をいく
つ含んでもよい(図では、2つだけ図示している)。好まれる実施例において、
無線通信装置22は音声通信のために利用される無線電話ハンドセットである。
しかしながら、多様な種類の測定に使われる、携帯式や固定式のデータ及び遠隔
測定の組み合わせ装置、警報装置、位置特定装置等の他の用途に本発明の原理が
利用されてもよい。
【0020】 図2は1つのコードレス無線通信可能領域26に重なっている、複式モード通
信システム29に置かれた無線通信装置22の概略図を示している。システム2
9は無線通信装置22及び、対応するコードレス基地局30を含む。説明を明確
にするために、無線通信装置22はハンドセット22とする。さらに、コードレ
ス基地局30及びハンドセット22はコードレス基地局とハンドセット22との
間で通信することができるようにプログラムされている。システム29がコード
レス基地局30と通信できるようにプログラムされたハンドセット22をいくつ
含んでもよいことは当業者によって理解されなければならない。
【0021】 コードレス無線通信可能領域26はセル24のサブセットである3つのセル2
4’(B−D)に重なっている。セル24及び24’の各々はセルラー基地局3
4を含む。用語セルラー基地局及びコードレス基地局は2つを互いに区別するた
めにここで使用しており、「セルラー」は「コードレス」に比べて大きい無線通
信可能領域を意味する。セルラー基地局34は地上システム、衛星システム、そ
の他のシステムであってもよい。さらに、コードレス基地局30は望まれるもの
として、コードレス電話で歴史的に使用されてきた周波数及びプロトコルで動作
していないほうがよい。
【0022】 ハンドセット22が、コードレス無線通信可能領域26がセル24’に重なる
領域に置かれたとき、ハンドセット22はコードレス基地局30か、またはセル
ラー基地局34の1つを介して通信することができる。図1を一時的に参照する
と、コードレス無線通信可能領域26の外側で、且つ、セル24によって規定さ
れるセルラーネットワークの内側に置かれたとき、ハンドセット22はセルラー
基地局34の1つを介してのみ通信することができる。
【0023】 図2に戻ると、コードレス基地局30は1つまたは複数の配線ループを介して
、中央電話局36と接続する。セルラー基地局34はまた、移動電話交換局(M
TSO)38と適当な幹線を介して中央電話局に接続してもよい。中央電話局3
6を通して、ハンドセット22と公衆交換電話網(PSTN)に接続されている
他の電話等の装置とのユーザー通信が、コードレスモード通信やセルラーモード
通信を介して与えられる。
【0024】 図3はセルラー及びコードレス通信の両方で使用される、例としての、共通の
チャネルプール42を図示している周波数管理表40である。説明の簡略化のた
めに、図3はAMPSセルラーシステムを記述している周波数管理表を図示して
いる。表40との関連で以下に説明される原理がAMPS周波数管理構成に適用
されると共に、他のタイプのセルラーシステムによって使用される周波数管理構
成にも適用できることは、当業者によって理解されなければならない。(表40
の1−666でリストされている)チャネルの数は個々の無線周波数チャネルを
識別している。チャネル1−333はAシステム割当てに対する無線周波数チャ
ネルをグループ化しているAブロックに割当てられている。同様に、チャネル3
34−666はBシステム割当てに対する無線周波数チャネルをグループ化して
いるBブロックに割当てられている。
【0025】 各チャネルは望まれるものとして、順方向(フォワード)部分及び逆方向(リ
バース)部分を持つ全二重または双方向の無線周波数チャネルを表している。順
方向部分はハンドセット22への方向に向けられた接続路を規定し、逆方向部分
はハンドセット22からの方向に向けられた接続路を規定している。したがって
、ハンドセット22が受信機をチャネルに同調させるときは、それは受信機を無
線周波数チャネルの順方向部分に同調させ、コードレス基地局30またはセルラ
ー基地局34が受信機をチャネルに同調させるときは、それらは受信機を無線周
波数チャネルの逆方向部分に同調させる。ハンドセット22、コードレス基地局
30、及びセルラー基地局34の各々はチャネルプール42で識別されている全
てのチャネルで通信できるように設定されてもよい。
【0026】 しかしながら、図1及び3に図示されているように、ハンドセット22、コー
ドレス基地局30、及びセルラー基地局34は干渉を最小にするように、それら
のチャネルの使用を制限、または管理する必要がある。図1はセルラー電話の分
野でよく知られた、7セル再利用チャネル割り当て構成(seven cell reuse cha
nnel assignment plan)を図示している。チャネルプール42は表40の縦の列
で示されているように、異なったセルラーサブセット44に分割されている。各
セルラーサブセット44はそのチャネルが隣接しないように設定される。換言す
ると、全ての単体のセルラーサブセット44に2つの隣接したチャネルが含まれ
ないようにされている。(図1及び3のA−Gで分類されている)セルラーサブ
セット44は異なったセル24に割当てられ、セルラー通信は通信が行われるセ
ル24に割当てられたセルラーサブセット44に含まれるチャネルのみを使用す
る。この再利用チャネル割り当て構成は同じチャネルが再利用される(すなわち
、同じチャネルが同時に使用されること、以下、単に、再利用と呼ぶ)多様な場
所間の最小の再利用距離(reuse distance)を保持する。この再利用距離が大き
くなればなるほど、干渉の恐れが少なくなる。もちろん、4チャネル再利用構成
、セクターリング(sectoring)、動的なチャネル割当て、チャネルボローイン
グ(channel borrowing)等を含む、他のチャネル割当て構成が使用されてもよ
いことは当業者にとって明白であろう。さらに、チャネルプール42に含まれる
実際の周波数及びチャネルの数は本発明の目的とは関係が無いパラメーターであ
る。
【0027】 表40はセルラー制御チャネル46(チャネル313−354)も図示してい
る。セルラー基地局34(図2)の各々は制御チャネル46の1つにより、デジ
タル情報の連続的なメッセージストリームを生成している。制御チャネル46は
セルラー基地局34の存在を識別すること、セルラーネットワークアクセス試行
を調整または制限すること、セルラーハンドセットを呼び出すこと、及び他の信
号による目的を行うために使用される。
【0028】 図4は関連するセルラー基地局34(図2)の1つによって制御チャネル46
(図3)の1つにより一斉送信される、例としての、メッセージストリーム48
の一部のブロック図を示している。メッセージストリーム48はハンドセット2
2にシステムのID(SID)50、及びセル24(図1)で有効なアクセス及
び呼出しチャネルの情報等の、セルラーネットワークの情報を与えるオーバーヘ
ッドメッセージを含む。
【0029】 メッセージストリーム48はさらに、セルラー基地局識別子(ID)51を含
むように設定される。セルラー基地局識別子51は制御チャネル46を一斉送信
しているセルラー基地局34(図2)の1つを識別する。好まれる実施例におい
ては、セルラー基地局識別子はセルラー基地局34の各々で固有であり、約8秒
に1回、メッセージストリーム48で送信される。あるいは、セルラーシステム
の協定に従って、メッセージストリーム48はデジタルカラーコード(DCC)
を含んでもよい。デジタルカラーコードは共通のチャネルプール42(図3)内
の同様な周波数から特定のチャネルを区別する2桁のコードである。DCCと特
定のDCCを一斉送信している制御チャネル46の組み合わせはセルラー基地局
識別子51として利用することができる。
【0030】 図5は本発明に従ったハンドセット22に含まれる機能上のハードウエアのブ
ロック図を示している。明確にするために、当業者にとって標準的で、本発明に
とって特に重要でない構成要素は図5には示されず、詳細な説明も省略する。概
略的に述べると、ハンドセット22はハンドセット22の動作を制御する制御器
52を含む。受信機54、送信機56、タイマー58、ユーザーインターフェー
ス60、及びメモリー62等の、多様な構成要素が制御器52に接続しているか
、または通信状態にある。制御器52は、例えば、セルラー電話の分野でよく知
られた通常のマイクロプロセッサーであってもよい。
【0031】 制御器52に接続された受信機54はチャネルプール42(図3)から選択さ
れたチャネルを介して信号データ(または、合図用のデータ)及び、ユーザー通
信を受信するように設定される。送信機56もまた制御器52に接続されている
。送信機56は通常のセルラー電話の動作に関連した信号データ(または、合図
用のデータ)及びユーザー通信を送信するように構成される。受信機54及び送
信機56が1つの送受信機組み立て品に組み込めることは当業者にとって明白で
あろう。タイマー58も制御器52に接続され、時間の経過を追跡する。ユーザ
ーインターフェース60も制御器52に接続され、望まれるものとしては、キー
パッド、スピーカー、マイク、ディスプレイ、及びこの分野で知られた他のユー
ザーインターフェース装置を含む。メモリー62も制御器52に接続され、以下
に説明される多様な処理を規定するプログラム命令を格納する。さらに、メモリ
ー62は多様なセルラー動作パラメーター及び、ハンドセット22の動作で使用
されるデータの多様な表やリストを格納する。
【0032】 コードレス基地局30は図5に示されているものと同様なブロック図(図示せ
ず)を持つ。しかしながら、ハンドセット22の受信機54及び送信機56が選
択されたチャネルの、それぞれ、順方向、逆方向の無線周波数部分で動作するの
に対し、対応するコードレス基地局30の受信機及び送信機は選択されたチャネ
ルの、それぞれ、逆方向、順方向無線周波数部分で動作する。
【0033】 図6はハンドセット22(図2)によって実施される、ローカルセルラー基地
局決定処理64のフローチャートを示している。処理64は複式モード通信シス
テム29(図2)が最初のマニュアル認可処理にかけられたときに実施される。
それ以降、処理64は望まれるものとして、ハンドセット22がコードレス無線
通信可能領域26の外側に置かれた後、コードレス無線通信可能領域26(図2
)の中に移動される度に自動的に実施される。さらに、決定処理64は音声やデ
ータ通信のための空いている、または利用されているチャネルの選択等の、他の
通信チャネル選択処理と関連して実施されてもよい。
【0034】 決定処理64はタスク66と共に開始される。タスク66で、ハンドセット2
2は、ハンドセットがコードレス無線通信可能領域26(図2)の内側に局在す
ることを確認する。確認タスク66はシステム29(図2)で、ユーザーによる
ユーザーインターフェース60(図5)へのコマンドのマニュアル入力による認
可で実行されてもよい。認可処理において、ハンドセット22はコードレス基地
局30(図2)に物理的に近い所に置かれる。この時点では、コードレス基地局
30は無線周波数を発生しない。換言すると、それはパイロット信号を送信しな
い。逆に、タスク66では、ハンドセット22が登録を試みるためにコードレス
基地局30に向けてメッセージを送信する。登録試行メッセージへの応答で、コ
ードレス基地局30はハンドセット22に承認メッセージを送り返す。認可に続
いて、セルラーモードで動作しながら、ハンドセット22はタイマー58(図5
)によって測定された、予め決められた経過時間の後や、呼出し等の試行への応
答で、あるいは、他の事項に応じて、コードレス登録を試みるために、周期的に
メッセージを送信する。
【0035】 確認タスク66との関連で、クエリータスク(または、問い合わせタスク)6
7が実行される。クエリータスク67で、ハンドセット22は確認が成功したか
を決定する。ハンドセット22がハンドセット22によって送信された登録試行
メッセージへの応答に対するコードレス基地局30(図2)承認メッセージを受
信した場合、確認タスクは成功したことになる。承認メッセージが受信されない
場合、ハンドセット22はコードレス無線通信可能領域26(図2)に置かれて
ないことになり、処理64は終了する。図6には図示されていないが、確認のタ
スク66及び67の失敗の結果はハンドセット22をそれの動作のセルラーモー
ドに留め、ハンドセットはセルラー基地局34(図1,2)を介して通信の経路
を設定する。
【0036】 しかしながら、クエリータスク67で、ハンドセット22がコードレス無線通
信可能領域26にあると決定した場合、プログラム制御処理はタスク68に進む
。この時点で、ハンドセット22はそれのコードレスモードで動作し、それ以降
の通信はコードレス基地局30を介して通信の経路を設定する。タスク68で、
ハンドセット22の受信機54は制御チャネルの好ましいバンドで、制御チャネ
ル46(図1)の1つに同調する。例えば、ハンドセット22はAタイプのセル
ラーシステムでの使用のために割当てられた21個の制御チャネル46の1つに
同調する。
【0037】 タスク68への応答で、ハンドセット22はタスク70で、制御チャネル46
に同調した信号の品質を確かめる。好まれる実施例において、信号品質は瞬間的
な信号の強度(instantaneous signal strength)、または、相対信号強度指標
(RSSI(relative signal strength indicator))を測定することによって
決定される。アナログ通信システムの場合、RSSIは検出されたチャネル46
の周波数エネルギーを測定することによって、制御チャネル46に同調した信号
の品質のスナップショット(snapshot)を与える。しかしながら、デジタル通信
システムの場合、タスク70は同調された制御チャネル46のビットエラーレー
ト(bit error rate)を検出することによって、ハンドセット22に信号品質を
測定させてもよい。ここで、同調された制御チャネル46の信号品質を決定する
ために他の技術が使用されてもよいことは、当業者にとって明白であろう。
【0038】 タスク70で、ハンドセット22はさらに、信号品質の測定値を保持する。例
えば、信号品質の測定値はハンドセットのメモリー62(図5)のテンポラリー
アレイ(または、一時的配列)72に保持してもよい。例としてのテンポラリー
アレイ72は測定したRSSIの値74と共に、制御チャネル46の好まれるブ
ロックを示している図6に図示されている。
【0039】 タスク70に続いて、クエリータスク76はテンポラリーアレイに、RSSI
値74が測定されることになっている、もう1つの制御チャネル46があるかど
うかを決定する。クエリータスク76がもう1つの制御チャネル46が存在する
と決定した場合、プログラム制御ループは制御チャネル46の次の1つへの同調
及び、RSSI(74)の測定のためにタスク68に戻る。したがって、タスク
68、70、及び76でハンドセット22(図5)は受信機54を制御チャネル
46の各々に連続的に同調させ、受信機54が制御チャネルの特定の1つに同調
したときに、その時の、または瞬間的なRSSI(74)を測定する。
【0040】 クエリータスク76がもう1つの制御チャネル46が無いと決定した場合、言
い換えると、受信機54が制御チャネル46の各々に同調し、各々のRSSI(
74)が測定された場合、プログラム制御はタスク78に進む。各信号制御チャ
ネル72に対する瞬間的な信号品質測定は瞬時に行われるので、タスク68、7
9、及び76を含む全てのプログラムループは瞬時に完了することができる。
【0041】 タスク78で、ハンドセット22の制御器52(図5)はRSSI(74)を
表しているテンポラリーアレイ72から、(選択されたサブセットのRSSIが
選択されなかった制御チャネル46のRSSIより大きくなるように)制御チャ
ネル46のサブセットを選択する。タスク78で、制御器52は制御チャネル4
6をローカル制御チャネル46’として識別し、ローカル制御チャネル46’を
更新リスト80に集めて整理する。好まれる実施例において、更新リスト80は
最大8個のローカル制御チャネル46’を含む。しかしながら、ローカル制御チ
ャネル46’の数はシステムに固有な数であり、主に、(環境20(図1)内の
いかなる場所で互いに重なり合ってもよいセルラー通信可能領域28(図1)を
持った)セル24の数に依存する。さらに、更新リスト80はテンポラリーアレ
イから独立して設定される必要はない。というより、ローカル制御チャネル46
’として識別されるこれらの制御チャネル46はフラグを立てたり、印等により
配列72で選択されていない制御チャネル46から分けられたりしてもよい。
【0042】 タスク78に続いて、タスク82で、ハンドセット22の受信機54(図5)
は更新リスト80のローカル制御チャネル46’の1つに同調する。同調後、受
信機54はセルラー基地局34(図2)の1つによってローカル制御チャネル4
6’上を連続的に一斉送信されているメッセージストリーム48(図4)を受信
するように構成される。
【0043】 タスク82と関連して、タスク84で制御器52は同調されたローカル制御チ
ャネル46’のメッセージストリーム48のセルラー基地局識別子51(図4)
を決定する。1つのローカル制御チャネル46’に対するメッセージストリーム
48からの識別子51の決定は、そのチャネルに対する信号品質を決定すること
よりも時間を要する。しかしながら、通常は数個のローカル制御チャネル46’
だけを評価すればよく、全体としての影響はわずかである。
【0044】 タスク84に続いて、タスク86で、制御器52は更新リスト80で、決定さ
れたセルラー基地局識別子に、ローカル局識別子として、フラグを立てるか、印
を付け、ローカル局識別子88をそれのローカル制御チャネル46’と関連付け
る。ローカル局識別子88はここで、信号品質測定値(RSSI(74))が他
のセルラー基地局制御チャネル46より良い、ベターサーバーセルラー基地局3
4に対応するベターサーバー識別子となる。したがって、ベターサーバーセルラ
ー基地局は、その一部がコードレス無線通信可能領域26(図2)と重なる、そ
れらのセルラー無線通信可能領域28(図2)を持つ。
【0045】 タスク86に続いて、クエリータスク90はローカル局識別子88が決定され
ることになっている、もう1つのローカル制御チャネル46’が存在するかを決
定する。もう1つのローカル制御チャネル46’が存在する場合、処理64はタ
スク82に戻り、それにより、同調、決定、及び関連付けのタスク82、84、
及び86がもう1つのローカル制御チャネル46’に対して実行される。このよ
うに、タスク82、84、86、及び90で、ハンドセット22(図5)は連続
的に、受信機をローカル制御チャネル46’の各々に同調させ、それに関連した
ローカル局識別子88を決定する。好まれる実施例において、セルラー基地局識
別子51(図4)は約8秒ごとに送信される。したがって、受信機54はローカ
ル局識別子88が決定されるのに十分な時間を可能にするために、ローカル制御
チャネル46’に最大8秒間同調する。
【0046】 クエリータスク90が、ローカル局識別子88が決定されなければならないロ
ーカル制御チャネル46’が存在しないと決定した場合、処理64はタスク92
へ進む。タスク92で、制御器は更新リスト80をメモリー62(図5)に格納
する。前回の決定処理64の繰り返し、または、上で説明された起動セッション
により、ローカル局識別子のリストがメモリー62に既に存在する場合、制御器
52はメモリー62の、以前にプログラムされたリストを更新リスト80で上書
きする。タスク92の後、処理64は終了する。
【0047】 システム29は特定の地理的場所に対して事前にプログラムされていないので
、処理64が実行されなければならない。このように、システム29はシステム
29の起動まで、どのセルラー基地局34がローカルセルラー基地局になるかに
関しての事前の情報を持たない。コードレス基地局及びハンドセットは製造者ま
たは販売者によって、特定の顧客に対する事前プログラムをする必要が無いので
、システム29は従来のシステムより単純であり、コストも低く、配送にかかる
時間も短くなる。さらに、処理64はハンドセット22がそれのコードレス無線
通信可能領域66に戻ったときはいつでも実行されるので、ハンドセット22は
無線周波数の割当ての変更やセル34の分割等の、セルラーネットワークの変化
に対して自動的に適応することが可能である。
【0048】 図7はハンドセット22(図2)によって実施される、コードレス登録試行処
理94のフローチャートを示している。処理94はコードレス基地局30(図2
)とのコードレス通信を試みるためにハンドセット22によって実行される。コ
ードレス基地局30は実質的に(不必要な)無線周波数を発生しない。換言する
と、コードレス基地局はハンドセット22により受信され、ハンドセット22に
それがコードレス通信可能領域26(図2)に置かれていることを示すパイロッ
ト信号の連続的な送信を行わない。したがって、コードレス基地局30はハンド
セットが要求するか、ハンドセット22の呼出しまでは無線周波数を発生しない
。すなわち、処理94はハンドセット22がコードレス無線通信可能領域26に
置かれているかを決定するために、セルラーモードで動作しているハンドセット
22によって実行される。処理94はハンドセット22がセルラーモードで動作
しており、呼出しを試みるとき、(主に、信号強度が弱まったとき等に)ハンド
セット22がその時のチャネル選択の確実な復号の能力を失ったとき、または、
タイマー58(図5)の動作を介して確立された、予め決められた継続時間が経
過したとき等に、ハンドセット22が初期設定をするときはいつでも実行される
【0049】 処理94はタスク96と共に開始される。タスク96で、ハンドセット22は
ハンドセット22がその時に位置する地理的場所で制御チャネル46(図3)の
1つの連続的な一斉送信の無線周波数を電子的に走査し、検出する。タスク96
制御チャネル46の1つが検出されたとき、処理94はタスク98に進む。
【0050】 タスク98で、ハンドセット22は検出された制御チャネル46の1つによる
一斉送信のメッセージストリーム48(図4)からセルラー基地局識別子51(
図4)を受信する。上でメッセージストリーム48と関連して説明されたように
、セルラー基地局識別子51は望まれるのとして、固有なセルラー基地局識別子
コードである。あるいは、基地局識別子51は検出された制御チャネル46とデ
ジタルカラーコードとの組み合わせであってもよい。
【0051】 タスク98に続いて、タスク100が実行される。タスク100で、ハンドセ
ット22は受信したセルラー基地局識別子51をハンドセットのメモリー62(
図5)に格納されているローカル局識別子88の更新リスト80(図6)と比較
する。
【0052】 タスク100と関連して、クエリータスク102が実行される。クエリータス
ク102は受信したセルラー基地局識別子51と一致する更新リスト80のロー
カル局識別子88が存在するかを決定する。セルラー基地局識別子51とローカ
ル局識別子88の間の一致はハンドセット22がコードレス無線通信可能領域2
6にあることを示している。
【0053】 クエリータスク102で一致が見つかった場合、タスク104が実行される。
タスク104で、ハンドセット22はコードレス基地局30との通信を試みる。
換言すると、ハンドセット22はチャネルプール42(図3)から、コードレス
基地局30に既知であり、コードレス基地局に走査される無線周波数の1つの逆
方向部分で、登録試行メッセージを送信することを許可される。コードレス基地
局30が送信された登録試行メッセージを承認した場合、コードレス無線通信可
能領域26でハンドセット22の位置が確認される。このように、コードレス登
録試行処理94は先行する処理、または事前動作であり、コードレス基地局30
との通信の前に実行され、コードレス基地局30との通信を開始させる。
【0054】 さらに、ローカル基地局決定処理64(図6)を繰り返すときにも、登録試行
処理94は、それの先行する処理、または事前動作として実行される。換言する
と、決定処理64はハンドセット22がコードレス無線通信可能領域26の中に
移動し、コードレス基地局30との交信を再確立したときに繰り返される。
【0055】 クエリータスク102で一致が見つからない場合、タスク106が実行される
。タスク106はハンドセット22がコードレス登録試行メッセージをコードレ
ス基地局30に送信しないようにする。したがって、ハンドセット22はセルラ
ーネットワークのセルラー基地局34(図2)の1つを介して通信する。ハンド
セット22がコードレス通信可能領域26に置かれていない場合、ハンドセット
22からのコードレス基地局アクセスメッセージの送信は行われないので、不必
要で、干渉を引き起こす可能性がある無線周波数の送信が防止される。
【0056】 タスク104または106の後、処理94は終了し、ハンドセット22はコー
ドレス基地局30(図2)を介して通信するか、通常のセルラー通信プロトコル
を使用してセルラー基地局34(図2)を介して通信する。
【0057】 まとめると、複式モード通信システムにおいて、コードレス基地局との通信を
試みる無線通信装置を可能にする方法及びシステムが与えられる。この方法及び
システムは無線通信装置がコードレス基地局の無線通信可能領域内にいないと決
定した場合、それがコードレス基地局登録試行メッセージを送信することを防止
することにより、無線通信装置によるコードレス動作によって、セルラーネット
ワーク内に発生する干渉の可能性を減少させる。無線通信装置はコードレス無線
通信可能領域で、どのセルラー基地局が制御チャネルを一斉送信しているかを積
極的に決定し、メッセージをコードレス基地局に送信する前に、これらの制御チ
ャネルの1つを検出する。さらに、無線通信装置は、それがコードレス無線通信
可能領域に入るたびに、決定処理を自動的に繰り返し、それにより、セルラーネ
ットワークの周波数割当ての変更に適応するこができる。
【0058】 本発明の好まれる実施例が詳細に図解され、説明されてきたが、本発明の意図
及び、付随する請求の範囲の範囲から外れることなく多様な変更がなされること
は当業者にとって明白であろう。例えば、本発明の代替的な実施例は2つ以上の
無線通信装置を含んでもよい。この代替的な実施例において、1つの無線通信装
置は「マスター」装置となり、他の装置は「スレーブ」装置になってもよい。マ
スター装置はローカル基地局決定処理を実行し、コードレス基地局にローカル局
識別子のリストを送信する。コードレス基地局はこのリストをスレーブ装置に伝
えてもよく、それにより、無線通信装置の各々は同じローカル局識別子の更新リ
ストでプログラムされることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線通信装置が局在している環境の概略図を示している。
【図2】 コードレス無線通信可能領域上の複式モード通信システムに置かれた無線通信
装置の概略図を示している。
【図3】 セルラー及びコードレス動作に対して使用される、例としての共通のチャネル
プールを示している周波数管理表を示している。
【図4】 関連するセルラー基地局によって制御チャネル上を一斉送信される、例として
の、メッセージストリームの一部のブロック図である。
【図5】 本発明に従った無線通信装置に含まれる機能上のハードウエアのブロック図で
ある。
【図6】 無線通信装置によって実施されるローカルセルラー基地局決定処理のフローチ
ャートを示している。
【図7】 無線通信装置によって実施されるコードレス登録試行処理のフローチャートを
示している。
【符号の説明】
20 無線通信装置22が局在している環境 22 無線通信装置(ハンドセット) 24 セルラー基地局 26 コードレス通信可能領域 28 セルラー通信可能領域 29 複式モード通信システム 30 コードレス基地局 34 セルラー基地局 36 中央電話局 38 移動電話交換局 40 周波数管理表 42 チャネルプール 44 セルラーサブセット 46 制御チャネル 48 メッセージストリーム 51 セルラー基地局識別子 52 制御器 54 受信機 56 送信機 58 タイマー 60 ユーザーインターフェース 62 メモリー 72 制御チャネル 74 信号品質測定値(RSSI) 80 ローカル制御チャネル 88 ローカル局識別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置が共通のチャネルプールを使用して複数のセル
    ラー基地局を持ったセルラーネットワーク及びコードレス基地局を介して選択的
    に通信するように構成された複式モードの通信システムにおいて、前記無線通信
    装置が前記コードレス基地局との通信を試みることを可能にする方法であって: 複数の制御チャネルから、選択されない制御チャネルより良い信号品質を呈す
    るローカル制御チャネルを選択すること; 前記ローカル制御チャネルを一斉送信している前記セルラー基地局を識別して
    いる、前記ローカル制御チャネルの各々に対するローカル局識別子を決定するこ
    と; 前記複数の制御チャネルの1つにより送信されているセルラー基地局識別子を
    前記無線通信装置で受信すること;及び、 前記受信した一斉送信基地局識別子が前記ローカル局識別子の1つに一致した
    場合、前記無線通信装置からメッセージを送信すること、 のステップから成る方法。
  2. 【請求項2】 前記選択すること及び前記決定することのステップが前記コ
    ードレス基地局の無線通信可能領域で起きる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記選択すること及び前記決定することのステップが前記無
    線通信装置で実行され、前記方法がさらに前記選択すること及び前記決定するこ
    とのステップの前に、前記無線通信装置が前記無線通信可能領域に位置すること
    を確認するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記信号品質が検出された前記制御チャネルの1つに対する
    瞬間的な信号強度であり、前記選択することのステップがさらに: 前記セルラー基地局の各々の1つによって連続的に一斉送信されている各々の
    1つからなる複数の前記制御チャネルの各々に受信機を連続的に同調させること
    ;及び、 前記制御チャネルの各々に対し、前記受信機によって検出される無線周波数エ
    ネルギーであり、前記ローカル制御チャネルである前記制御チャネルの1つを識
    別している前記制御信号の前記瞬間的な信号強度を測定すること、 のステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記決定することのステップが: 受信機を前記ローカル制御チャネルの各々に同調させること;及び、 前記制御チャネルの各々に対し、前記ローカル制御チャネル上を一斉送信され
    ているメッセージから前記ローカル局識別子を検出すること、 のステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記決定することのステップが前記無線通信装置のメモリー
    部分に前記ローカル局識別子をプログラムすることのステップを含む、請求項1
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記受信した前記一斉送信基地局識別子が前記ローカル局識
    別子のどれとも一致しない場合、前記無線通信装置から前記メッセージが送信さ
    れることを防ぐことのステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記無線通信装置が前記無線通信装置が前記コードレス基地
    局の前記無線通信可能領域の外側に移動したとき、前記セルラーネットワークを
    介して通信するように構成されており、前記方法がさらに前記無線通信装置が前
    記コードレス無線通信可能領域の内側に移動したときに、前記選択すること及び
    前記決定することのステップを繰り返すステップを含む、請求項1に記載の方法
  9. 【請求項9】 前記無線通信装置がその中に前記ローカル局識別子がプログ
    ラムされるメモリーを含み、前記繰り返される、決定することのステップが前記
    プログラムされたローカル局識別子を前記更新されたローカル局識別子に置き換
    えることのステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 共通のチャネルプールを使用して、複数のセルラー基地局
    を持ったセルラーネットワーク及びコードレス基地局を介して選択的に通信する
    ように構成された無線通信装置であって: 複数の制御チャネルから、各々が選択されない前記制御チャネルの瞬間的な信
    号品質より良い瞬間的な信号品質を呈するローカル制御チャネルを選択するよう
    に構成された制御器であって、さらに、前記ローカル制御チャネルを一斉送信し
    ている前記セルラー基地局を識別している、前記ローカル制御チャネルに対する
    ローカル局識別子を決定するように構成されている制御器; 前記制御器に接続されており、前記複数の制御チャネルの1つによって送信さ
    れるセルラー基地局識別子を受信するように構成されている受信機;及び、 前記制御器に接続されており、前記セルラー基地局識別子が前記ローカル局識
    別子の1つに一致した場合、メッセージを送信するように構成されている無線通
    信装置送信機、 から成る無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記セルラー基地局識別子が前記ローカル局識別子のいず
    れにも一致しない場合、前記制御器がさらに、前記メッセージの送信をしないよ
    うに構成されている、請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記制御器に接続され、前記ローカル局識別子を格納する
    ように構成されたメモリー部分をさらに備える、請求項10に記載の無線通信装
    置。
  13. 【請求項13】 前記無線通信装置が前記コードレス基地局の前記無線通信
    可能領域の外側に移動したとき、前記無線通信装置が前記セルラーネットワーク
    を介して通信するように構成されており、前記無線通信装置が前記無線通信可能
    領域の内側に移動したとき、前記制御器がさらに、前記ローカル局識別子を更新
    するように構成されている、請求項10に記載の無線通信装置。
  14. 【請求項14】 無線通信装置が、それがコードレス基地局の無線通信可能
    領域の中に位置すると決定した後、実質的に無線周波数を発生せずに通信を開始
    する複式モード通信システムにおいて、前記装置及び前記コードレス基地局を前
    記セルラー基地局に適用させるための方法であって: 前記コードレス基地局の無線通信可能領域内でセルラー基地局制御チャネルよ
    り良い信号品質を呈するセルラー基地局制御チャネルであって、ベターサーバー
    セルラー基地局によって送信されているセルラー基地局制御チャネルを電子的に
    検出すること;及び、 前記コードレス基地局と通信を開始する前の先行動作として、前記装置が前記
    ベターサーバーセルラー基地局の無線通信可能領域内にあることを確認すること
    、 から成る方法。
  15. 【請求項15】 前記検出動作が前記装置内で実行される、請求項14に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 前記電子的な検出動作の先行動作として、前記装置が前記
    コードレス基地局の無線通信可能領域内にあることを確認することの動作を付加
    的に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記ベターサーバーセルラー基地局に対するベターサーバ
    ー識別子を決定することを付加的に含む、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記検出動作が前記コードレス基地局の前記無線通信可能
    領域内で、各々が他のセルラー基地局制御チャネルより良い信号品質を呈する複
    数のセルラー基地局制御チャネルを検出し; 前記装置が前記複数の制御チャネルに対応する複数のベターサーバー識別子を
    決定し; 前記装置が前記複数のベターサーバー識別子への応答で、ベターサーバー識別
    子の更新されたリストを形成し;さらに、 前記ベターサーバー識別子の更新されたリストへの応答で、前記確認動作が前
    記装置内で実行される、 請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】 無線通信装置が共通のチャネルプールを使用して複数のセ
    ルラー基地局を持ったセルラーネットワーク及びコードレス基地局を介して選択
    的に通信するように構成された複式モードの通信システムにおいて、前記無線通
    信装置が前記コードレス基地局との通信を試みることを可能にする方法であって
    : a)セルラー基地局の各々の1つによって連続的に一斉送信されている各々の
    1つからなる複数の制御チャネルの各々に受信機を同調させること; b)前記制御チャネルの各々に対し、前記受信機によって検出された無線周波
    数エネルギーである、前記制御チャネルの瞬間的な信号強度を測定すること; c)各々が選択されなかった前記制御チャネルに対する瞬間的な信号強度より
    大きい瞬間的な信号強度を呈する前記複数の制御信号からローカル制御チャネル
    を選択すること; d)前記受信機を前記ローカル制御チャネルの各々に同調させること; e)前記ローカル制御チャネルの各々に対し、前記ローカル制御チャネルの1
    つを一斉送信している前記セルラー基地局の1つを識別している前記ローカル局
    識別子を前記ローカル制御チャネル上のメッセージシステム一斉送信から決定す
    ること; f)前記無線通信装置で、前記複数の制御チャネルの1つにより送信されてい
    る前記セルラー基地局識別子を受信すること;及び、 g)前記セルラー基地局識別子が前記ローカル局識別子の1つに一致した場合
    、前記無線通信装置からメッセージを送信すること、 のステップから成る方法。
  20. 【請求項20】 前記無線通信装置が前記コードレス基地局の無線通信可能
    領域の外側に移動したとき、前記無線通信装置が前記セルラーネットワークを介
    して通信するように構成され、前記無線通信装置が前記コードレス無線通信可能
    領域の内側に移動したとき、前記方法が前記ステップa)−e)を繰り返すこと
    を含む、請求項19に記載の方法。
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