JP2002521235A - 繊維板製造用の低いジイソシアネート含有率の高分子量mdi含有バインダー - Google Patents

繊維板製造用の低いジイソシアネート含有率の高分子量mdi含有バインダー

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ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、繊維板を製造するのに使用する変性イソシアネート類に関する。特に、本発明は比較的低いジイソシアネート含有率を有する高分子量MDI含有バインダーを繊維板の製造に使用することに関する。本発明はまた、かかる変性高分子量MDIを使用して製造された繊維板にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [技術分野] 本発明は、一般に熱硬化性バインダーを有する合成板の製造に関するものであ
り、より詳しく述べるとイソシアネートバインダーを有する繊維板に関するもの
である。 [背景技術] 長年来、繊維板は、熱硬化性バインダーを用いて木材または農産品物質(ag
ricultural substrate)から製造されている。ホルムアル
デヒドをベースとするバインダー、例えば尿素ホルムアルデヒドおよびメラミン
ホルムアルデヒドは、その間に繊維板工業に伝統的に普及している。しかしなが
ら、イソシアネートをベースとするバインダー、特にジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)バインダーは、優れた物理的性質および耐水性およびホルム
アルデヒド放出を引き起こす原因の排除を含むホルムアルデヒドをベースとする
バインダーに対する幾つかの顕著な利点を示す。
【0002】 繊維板製造に関するイソシアネート技術が長年来有効であったが、主として価
格的理由によりイソシアネート類は、広範囲の商業的には容認されていない。M
DIをベースとするイソシアネート類は、ホルムアルデヒドをベースとするバイ
ンダーよりも1ポンド当たりより高価な傾向にあるが、より少ない分量で使用さ
れるので、特に価格的不利益を部分的に埋め合わせしている。例えば、尿素ホル
ムアルデヒドについては全繊維板重量の20%を構成するのに比較して、MDI
をベースとするバインダーは一般に完成繊維板の全重量の約6%を構成する。ま
た、数多くの例において、MDIをベースとするバインダーは、尿素ホルムアル
デヒドまたはメラミンホルムアルデヒド樹脂よりもゆっくりと硬化する。
【0003】 繊維板は、典型的には多段階法を介して製造される。典型的には、木材チップ
(または他の好適な材料)を、このものを水蒸気および高圧への曝露を介して軟
化するために蒸煮釜に供給する。この段階はまた、木材チップ中のリグニンのう
ちのいくらかを分解する。次いで、処理チップをリファイナーに供給して、ここ
で激しい機械的力により処理チップを成分繊維に分離する。熱く湿った繊維がリ
ファイナーから出て、そして直ちに「ブローライン」を通じた水蒸気を介して輸
送される。典型的には、バインダーは、ブローライン注入を介して繊維に添加さ
れる。
【0004】 ブローライン注入を介して低分量のイソシアネートをベースとするバインダー
を使用することは、高分量のホルムアルデヒドをベースとするバインダーの分配
とは異なる、一組の技術的挑戦である。このような低分量のイソシアネートをベ
ースとするバインダーを使用するので、パネルの隅々までバインダーを均一に分
布するように著しい注意を払わなければならない。イソシアネート類が非常に迅
速に水と反応して高温で例えばブローラインで生じる温度でポリ尿素類を生成す
るために、この作業はさらに複雑となる。
【0005】 ブローラインは、バインダー処理された繊維を乾燥機中に運び、そして最終的
には最終パネルを製造する成形および圧縮装置に運ぶ。バインダーのその最終熱
硬化形態への重合は、繊維板をその最終形態へ圧縮する前でなくて、熱間プレス
において生じるのが理想的である。イソシアネート類が高温下で水と非常に反応
性があり、そして水および高温は繊維板製造段階において極めて広く存在してい
るので、相当量のイソシアネートが圧縮に先立ってポリ尿素に転化する可能性が
非常に高い。そしてこのことはブローラインまたは乾燥機を詰まらせる固体の形
成が導かれ得る。また、予備重合は、バインダーのかなりの部分を不活性化し、
結合効率を著しく低減する。また、ある程度のイソシアネートが乾燥段階で揮発
する傾向にあり、従ってこの段階で損失してしまう。
【0006】 典型的繊維板製造段階の過酷な条件からイソシアネートをベースとするバイン
ダーを保護するために、乳化性のイソシアネート類が開発されている。これらの
変性イソシアネート類は、インラインスタティックミキサーを用いて水と混合す
ることができ、そして引き続いてブローラインに注入することができる。乳化は
、ブローラインの壁における生成物のイソシアネート‐水反応の増加を防ぎ、そ
してバインダーの尚早な反応を防ぐのを補助する。乳化はまた、分配される液体
の容量を増加するのを助け、これにより繊維板の隅々にまでバインダーのより均
一な分布を達成するのを助ける。残念なことに、イソシアネートを変性して乳化
性とすることは、付加的製造費用が伴い、そしてこのことはこれらの製品の利益
率を低くする。
【0007】 イソシアネートの別の価格的不利益は、金属プレスプラテンに付着するのを防
ぐために離型剤を必要とすることである。ホルムアルデヒドをベースとするバイ
ンダーは通常離型剤を必要としない。工業的な実施において、水をベースとする
離型剤は、典型的にインラインでイソシアネート乳化および「ブローライン」注
入の直前に乳化性のMDIと共に乳化される。離型剤に対する要求により、分配
される流体の容量が増加することを助長するが、これは、この系における経費を
追加することになる。
【0008】 上記の技術の全ては周知である。「ブローライン」注入を介する繊維板の製造
にイソシアネートバインダーを使用する方法は、例えば1983年にCelot
ex Corporationに対して発行された米国特許第4,407,77
1号明細書に記載されている。乳化性のイソシアネート類を使用することは、例
えば1976年にICI Americas Incに対して発行された米国特
許第3,996,154号明細書に記載されている。イソシアネートバインダー
とともにワックス離型剤を使用することは、例えば両者とも1983年にICI
Americas Incに対して発行された米国特許第4,388,138
号明細書および同第4,396,673号明細書に記載されている。中間密度繊
維板(MDF)製造法の「ブローライン」にイソシアネートバインダーを分配す
るインライン混合装置を使用することは、例えば1992年にMedite C
orporationに対して発行された米国特許第5,093,058号明細
書に記載されている。
【0009】 この公知の技術の全てに関わらず、繊維板におけるイソシアネートの使用は、
上述の種々の利益率制限のために少数派のままとなっている。本発明は、今まで
有効であったイソシアネート技術に対して著しい利益を提供する繊維板を接着す
る新規のイソシアネートをベースとする組成物、特にMDIをベースとする組成
物に関するものである。 [発明の開示] 本発明によると、比較的低いジイソシアネート含有率を有する高分子量MDI
を繊維板製造方法に使用すると改良された結果を達成することを見出した。
【0010】 本発明の方法は、広範には下記段階 1) 繊維をブローラインに供給し; 2) 比較的に低いジイソシアネート含有率の高分子量MDIをブローラインに
供給して前記繊維を前記高分子量MDIで処理し; 3) 処理繊維を少なくとも部分的に乾燥し;そして 4) 処理繊維を圧縮して繊維板を成形する段階 を含む繊維板を成形することに関する。
【0011】 本発明はまた、かかる高分子量MDIを含むバインダーを用いて製造された繊
維板にも関する。 [発明を実施するための最良の態様] 上記の通り繊維板、例えば中間密度繊維板を調製する方法は当業者に公知であ
る。従来使用されてきた方法のいずれも本発明に使用することができる。
【0012】 高分子量MDI(ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート)バインダ
ーは、繊維板の調製に使用されている。これらのバインダーは、比較的高い含有
率のジイソシアネート分子を一般に含むイソシアネート類の混合物を含有する。
例えば、市販されている高分子量MDIは、一般にジイソシアネート分子約48
〜50%、トリイソシアネート分子約22〜26%から構成され、残部はより大
きいオリゴマーから構成される。かかる市販されている高分子量MDIの例は、
NJ州West DeptfordにあるHuntsman Polyuret
hane社から販売されるRubinate1840イソシアネートおよびRu
binateMイソシアネートである。
【0013】 本発明に使用するのに好適な高分子量MDIはまた、乳化性の高分子量MDI
も包含する。これらの材料は、上記の通り比較的高い含有率のジイソシアネート
分子を一般に含むイソシアネート類の混合物を含むが、公知の技術で乳化性に変
えられている。このような市販されている乳化性の高分子量MDIの例は、NJ
州West DeptfordにあるHuntsman Polyuretha
ne社から販売されるRubinate1780である。
【0014】 本発明によると、高分子量MDIのジイソシアネート含有率を減少すると改良
された結果が得られることを見出した。好ましい結果は、ジイソシアネート含有
率約48重量%未満を有する高分子量MDIを使用することによって達成される
。より好ましくは、ジイソシアネート含有率約45重量%以下を有する高分子量
MDIである。更に好ましくは、ジイソシアネート含有率約40重量%以下を有
する高分子量MDIである。最も好ましい高分子量MDIは、ジイソシアネート
含有率約35重量%以下を有している。
【0015】 ジイソシアネート含有率は、いずれかの好適な方法によって減少することがで
きる。例えば、高分子量MDIのジイソシアネート含有率を減少するいくつかの
当該技術分野に公知の技術がある。
【0016】 一つのこのような技術は、蒸留により少なくともいくらかのジイソシアネート
を除去することである。第二の好適な技術は、少なくともいくらかのジイソシア
ネート分子を,三量化MDIとして公知のイソシアヌレートに転化することであ
る。これらの技術の各々は、当業者に周知である。もちろん、ジイソシアネート
含有率を減少させるのに好適な方法のいかなる組み合わせを用いてもよい。
【0017】 高分子量MDIは、ウレタン変性物、イソシアヌレート変性物、ビウレット類
、尿素類等を含有していてもよい。高分子量MDIを水分散性に変性し、そして
水性乳化物形態で適用してもよい。このような高分子量MDIを水分散性に変性
する方法は、前記の米国特許第3,996,154号明細書に十分に開示されて
いる。
【0018】 高分子量MDIは、単独で使用してもよく、また限定されるものではないがホ
ルムアルデヒド含有バインダー材料を含む他のバインダー材料、希釈剤、エキス
テンダー、フィラー等と組み合わせて使用してもよい。好適なエキステンダーと
して、例えば大豆油および亜麻仁油、溶剤、リグニン、炭水化物類等が挙げられ
る。好適なフィラーとして、例えばガラス繊維、プラスチック類、廃棄材料等が
挙げられる。
【0019】 更に、高分子量MDIは、難燃材、例えばポリ燐酸アンモニウム類、トリクロ
ロプロピルホスフェート(TCPP)、メラミン、トリフェニルホスフェート等
を含んでもよい。
【0020】 更にまた、高分子量MDIは、離型剤、例えば石鹸、脂肪酸、ワックス類、シ
リコーン類、脂肪酸塩類等を含んでもよい。 付加的に、高分子量MDIは、殺虫剤、例えば硼酸等を含んでもよい。
【0021】 農産物から製造されたものを含む他のセルロース繊維を使用してもよいが、好
ましい繊維板製品は、木材繊維から製造される。 上記の通り、本発明は、広範には繊維板、特に中間密度繊維板を成形すること
に関する。中間密度繊維板の製造方法は、当業者に周知であり、そしてイソシア
ネートバインダーのブローライン添加を含む。かかる方法を、一般的に下記に記
載する。
【0022】 中間密度繊維板を製造するに当たって、ポリイソシアネート樹脂を、繊維板製
造プラントのリファイナーから出ているブローライン中にある熱く湿った繊維材
料に直接適用する。一般に木材チップをまず篩い分けしてそこから大きすぎる材
料および小さすぎる材料の両方、例えば微粉および汚物(泥等)を除去する。ま
た、チップを予備洗浄段階に供することもできる。
【0023】 洗浄したチップを、従来のデザインを持つことができる加圧蒸煮釜システムに
供給するための保存容器中に搬送する。加圧リファイナーは、木材原材料を水蒸
気加圧下に繊維に精製する。木材チップは、水蒸気加圧された蒸煮釜から、加圧
下にある精製区へ送られる。そしてこの圧力は精製の間保持される。
【0024】 蒸煮釜は、原料チップの予備水蒸気処理のためにある。チップを蒸煮釜に供給
する際に、チップに対して溶融ワックスを計量添加するのが有利である。一般に
は、蒸煮釜における水蒸気処理は、約5.5〜8.3バールの好適な圧力下に約
5〜10分間行われる。
【0025】 チップが蒸煮釜から出た際に、これらを、水蒸気加圧下で操作されるリファイ
ナーに通過させる。チップはリファイナー中で繊維にまで細断され、次いでオリ
フィス孔を通じてリファイナーから出ている「ブローライン」に吹き出す。典型
的には、リファイナーにおける水蒸気圧は、約5.5ないし10.3バールであ
り、温度は約140〜205℃の範囲である。リファイナーからブローラインへ
出た繊維は、一般に全固体重量を基準として50重量%以上、例えば50〜60
重量%の水分含有率であり、そして温度は少なくとも約100ないし204℃、
一般には約118℃以上である。精製後、材料および水蒸気はブローラインを通
じてフラッシュ管乾燥機に運ばれ、そこで繊維水分含有率を約2〜20重量%に
減少させる。
【0026】 上述の通り、本発明は、比較的低いジイソシアネート含有率を有する高分子量
MDIをベースとするバインダーをブローラインに導入することに関するもので
ある。低いジイソシアネート含有率の高分子量MDIをベースとするバインダー
(この点でこのものは水または離型剤で乳化することができる)をブローライン
に添加して、リファイナーから出てくる熱い繊維、その低いジイソシアネート含
有率の高分子量MDIで処理する。
【0027】 典型的には、処理された繊維は、空気流管乾燥機中に約30秒間滞在し、その
時間中約38〜260℃の温度である。 精製し、バインダーで処理し、そして乾燥した後、繊維および空気を、セパレ
ータエアサイクロンを介して分離する。次いで、繊維を、移動する成形ライン上
に、繊維を均一に敷設する機械的成形機に搬送する。
【0028】 引き続いて、生成した繊維のマットを予備圧縮機に供給して、マットを後続の
加工時における取扱いをより容易にできる。予備圧縮後、マットを所望の長さに
切断し、そして慣用の厚板成形プレス機、例えば多数の水蒸気加熱または油加熱
プラテンを有する典型的な中密度繊維板プレス機、または二つの対向するスチー
ルベルトの間でマットを圧密化する連続プレス機に供給する。プレス機は、マッ
トを所望の厚みに圧密化しそして圧縮し、その間に熱によってバインダー組成物
が硬化される。典型的には、圧縮操作の間に、マットは一般に約121〜232
℃に加熱され、その際に約6.9〜69バールの圧力で圧縮される。圧縮時間は
、典型的には約2〜10分間である。
【0029】 上記の中間密度繊維板の成形方法は、説明のために行ったものであり、本発明
を限定すると解釈すべきでない。本発明は、比較的低いジイソシアネート含有率
である高分子量MDI含有バインダーを、どのような好適な繊維板製造方法のブ
ローラインにも導入できること、を実現するものである。本発明は、またかかる
方法により製造された繊維板にも関する。
【0030】 特定の用途に必要とされるバインダー材料の量を単純な実験により決定するこ
とができる。繊維のオーブン乾燥重量を基準として約1〜20%、好ましくは約
2〜10%、そしてより好ましくは約4〜7%の適用が一般に用いられる。
【0031】 著しく速いライン速度が、本発明の比較的に低いジイソシアネート含有率の高
分子量MDI含有バインダーを用いて達成されており、著しく経費を節減する。
加えて、本発明の高分子量MDI含有バインダーは、得られた繊維板製品におい
て優れた物理的および機械的性質をもたらす。例えば従来の市販の高分子量MD
I含有バインダーを用いて製造された繊維板と比較して、より高い内部結合強度
を有し、かつ、端部の膨潤度(swelling)が低い繊維板を製造すること
ができる。
【0032】 さらに本発明を説明するために以下の実施例を提供するが、本発明がこれに限
定するものと解釈すべきでない。 実施例 サンプルバインダー1、2および3は、市販されているRubinateMイ
ソシアネート(NJ州West DeptfordにあるHuntsman P
olyurethane社製)に基いており、これを次いで比較的に低いジイソ
シアネート含有率のMDIバインダーとなるように変性したものである。しかし
ながら、ジイソシアネート含有率を変化させた後、これらのサンプルを引き続い
て上記の米国特許第3,996,154号明細書に記載の方法により変性して水
乳化性とした。比較用サンプルバインダー4は、比較的高いジイソシアネート含
有率を有する代表的な市販されている乳化性の高分子量MDIバインダーとした
。すなわち、比較用バインダー4は、約48重量%のジイソシアネート含有率を
有する市販のRubinate1780とした。
【0033】 サンプルバインダー1、2および3を乳化性とするのに先立って、サンプルバ
インダーを変性してこれらのジイソシアネート含有率を減少させた。すなわち、
サンプルバインダー1、2および3のジイソシアネート含有率を、蒸留および三
量化工程の組み合わせにより減少して表Iに記載の特性を得た。
【0034】
【表1】
【0035】 各サンプルバインダーを用いて以下の通りに繊維板を製造した。平均チップ寸
法1.5×0.75×0.2インチを有する新しい(バージン)軟質材混合物を
含む木材チップをホッパーに供給し、次いで木材チップを木材蒸煮釜に供給した
。蒸煮釜において、木材チップを約6バールの圧力および約160℃の温度で蒸
煮して木材チップを軟質化しそしてこれを脱繊維化(defiberizati
on)用材料とした。次いで、木材チップを2枚の精製板(一方は静止し、他方
は約1450rpmで回転する)の間に供給し、ここで個々の繊維および繊維束
(ファイバーバンドル)を機械的摩砕により分離した。これに続いて、繊維をブ
ロー弁を介してブローラインに搬送した。ブローラインは直径約16mmおよび
長さ9メートルであり、ここで繊維を、約1〜2容量%繊維のコンシステンシー
(consistency)で略音速で飽和水蒸気環境下に移動させた。
【0036】 各サンプルバインダーを、約1:1の重量比で水に乳化し、そしてブローライ
ンに注入して乳化したサンプルバインダーと繊維とを混合することによって繊維
を処理した。この段階の間、ブローライン中の木材の流量は、毎時約100kg
とし、そして乳化したサンプルバインダーの流量は、毎分約100gとした。繊
維を乳化したサンプルバインダーで処理した後、処理繊維を、入口温度約90℃
および出口温度約55℃で直径約2.7メートル×長さ約89メートルのフラッ
シュ管乾燥機に通過させ、このようにしてして処理した繊維の水分含有率を約1
2〜15%(オーブン乾燥基準、乾燥木材の重量を湿った木材中の水の重量で除
し100を乗ずることによって計算)に減少させた。
【0037】 次いで乾燥させた処理繊維を、マット成形に先立って保存容器に回収した。次
いで、マットを成形し、秤量し、そしてオンラインの連続圧縮ベルト上で圧縮し
て繊維マットを圧密化し、そして圧縮機長さ寸法に裁断した。次いで、予備圧縮
したマットを、各々シリコーン剥離紙で覆われた二枚のプラテンから構成される
加熱圧縮機による最終圧縮工程に供した。圧縮機の型締めは、二段階型締め、引
き続きの最終位置での保持、次いで水蒸気圧をゆっくり開放する減圧工程から構
成されていた。繊維板を厚さ約9mmに圧縮した。繊維板厚さmm当たり6、8
および12秒の圧縮因子(すなわち、各々圧縮時間約54、72および108秒
)で各々サンプルバインダー1、2および3を用いて3種類の試験を行い、各バ
インダーに対して試験繊維板#1、#2および#3を製造した。
【0038】 圧縮因子6(試験繊維板#1)において比較用サンプルバインダー4を用いて
繊維板を製造する試みを数回行ったが、常にパネルが剥離してしまい、従って従
来のMDIをベースとするバインダーを用いたのと比較して本発明がより速い硬
化時間を与えることが示された。従って、繊維板厚さmm当たり7、8および1
2秒の圧縮因子でサンプルバインダー4を用いて3種類の試験を行いを用いて、
各々試験繊維板#2、#3および#4を製造した。
【0039】 次いで、試験繊維板を、ASTM D−1037に準拠して物理的性質および
機械的性質を試験した。表IIは、各試験繊維板のASTM D−1037に準
拠して測定された厚み方向のスウェル(thickness swell)およ
び内部結合強さを表し、そして本発明に従って製造された繊維板が従来の高分子
量MDIをベースとするバインダー材料を用いて製造された繊維板と比較した際
に優れた特性を生じることを明示している。
【0040】
【表2】
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月31日(2001.1.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 繊維板製造用の低いジイソシアネート含有率の高分子量MDI含有バインダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZW (72)発明者 バーンズ,スティーヴン・ビー アメリカ合衆国ニュージャージー州08108, ウエストモント,ベルモント・アベニュー 1101 Fターム(参考) 2B260 BA18 BA19 DA03 DA05 DA17 DC14 EB02 EB11 4L047 AA08 BA16 BC12 CC16 EA22

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記工程: 1) 繊維をブローラインに供給し; 2) 比較的に低いジイソシアネート含有率の高分子量MDIをブローラインに
    供給して前記繊維を前記高分子量MDIで処理し; 3) 処理された繊維を少なくとも部分的に乾燥し;そして 4) 処理された繊維を圧縮して繊維板を成形する工程; を含む繊維板の製造方法。
  2. 【請求項2】 高分子量MDI含有バインダーが約48%未満のジイソシアネー
    ト含有率を有する請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】 高分子量MDI含有バインダーが約45%未満のジイソシアネー
    ト含有率を有する請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 高分子量MDI含有バインダーが約40%未満のジイソシアネー
    ト含有率を有する請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 高分子量MDI含有バインダーが約35%未満のジイソシアネー
    ト含有率を有する請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 高分子量MDI含有バインダーが乳化性である請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 乳化性の高分子量MDIを乳化する請求の範囲第6項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 高分子量MDI含有バインダーがウレタン変性されている請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 高分子量MDI含有バインダーがイソシナヌレート変性されてい
    る請求の範囲第1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 繊維がセルロース繊維を含む請求の範囲第1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 セルロース繊維が木材繊維、農産品繊維およびこれらの混合物
    からなる群から選択される請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 高分子量MDIが更に少なくとも1種の難燃剤を含む請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも1種の難燃剤がポリ燐酸アンモニウム類、トリクロ
    ロプロピルホスフェート、メラミンおよびトリフェニルホスフェートからなる群
    から選択される請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 高分子量MDIが更に少なくとも1種の離型剤を含む請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 少なくとも1種の離型剤が石鹸、脂肪酸、ワックス類、シリコ
    ーン類および脂肪酸塩類からなる群から選択される 請求の範囲第14項に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 繊維と、比較的低いジイソシアネート含有率の高分子量MDI
    含有バインダーとを含む繊維板。
  17. 【請求項17】 繊維板の密度が約790〜約867kg/m3である請求の範
    囲第16項に記載の繊維板。
  18. 【請求項18】 繊維板の内部結合強度が約0.8〜約1.2N/mm2である
    請求の範囲第16項に記載の繊維板。
  19. 【請求項19】 高分子量MDI含有バインダーが約48%未満のジイソシアネ
    ート含有率を有する請求の範囲第16項に記載の繊維板。
  20. 【請求項20】 高分子量MDI含有バインダーが約45%未満のジイソシアネ
    ート含有率を有する請求の範囲第19項に記載の繊維板。
  21. 【請求項21】 高分子量MDI含有バインダーが約40%未満のジイソシアネ
    ート含有率を有する請求の範囲第20項に記載の繊維板。
  22. 【請求項22】 高分子量MDI含有バインダーが約35%未満のジイソシアネ
    ート含有率を有する請求の範囲第21項に記載の繊維板。
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