JP2002521163A - 超音波トランスデューサ用のオフアパーチャ電気接続 - Google Patents

超音波トランスデューサ用のオフアパーチャ電気接続

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JP2002521163A JP2000562150A JP2000562150A JP2002521163A JP 2002521163 A JP2002521163 A JP 2002521163A JP 2000562150 A JP2000562150 A JP 2000562150A JP 2000562150 A JP2000562150 A JP 2000562150A JP 2002521163 A JP2002521163 A JP 2002521163A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、超音波トランスデューサ用のオフアパーチャ電気接続部を使用するカテーテル・システムと撮像アセンブリを提供する。一実施形態では、カテーテルは、貫通する穴(15)を有するワッシャ(12)を含むトランスデューサ接続装置(10)を具備する。前記ワッシャ穴の内部には、トランスデューサ素子(24)が少なくとも部分的に配置されている。マッチング層(26)がワッシャとトランスデューサ素子とに取り付けられている。ワッシャ、トランスデューサ素子、およびマッチング層は、トランスデューサ素子とワッシャとの間に電気接続を与える。ワッシャとの電気接続を確立することによって、信号をトランスデューサに送り、また信号をトランスデューサから受け取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、一般に超音波画像カテーテルに関し、より詳細には、超音波トラン
スデューサ用の改善された電気接続を有するカテーテルに関する。
【0002】 血管および周辺組織の脈管内撮像は、広範囲の医療分野において大きな利益で
あり続けている。脈管内撮像カテーテルの特に有効な設計では、超音波トランス
デューサを含む回転可能な撮像アセンブリを採用している。このアセンブリはフ
レキシブル駆動ケーブルの遠位端に取り付けられている。トランスデューサは、
よく知られている技法によって超音波信号を伝送してビデオ画像を作り出すため
に、カテーテル本体またはシースの中で回転可能である。1つまたは複数のトラ
ンスデューサ素子が電子装置に接続されてビデオ画像を作り出している。電子装
置は一般的には患者の身体の外側に維持されている。
【0003】 トランスデューサを電子装置に接続するために、電極またはリード線は一般的
にトランスデューサ面、またはトランスデューサ面に取り付けられているマッチ
ング層の面に物理的に取り付けられている。しかし、このような取付け部(例え
ばはんだ付けされた銀の取付け点)は、トランスデューサによる超音波信号の伝
送と受け入れに悪い影響を及ぼす可能性がある。一言でいえば、取付け部は、伝
送および/または反射される信号の少なくとも一部を妨害または遮断する。この
問題は、このような取付け部は手で作られることが多いという事実によって、さ
らに悪化されている。手で作られる取付け部は一般的にサイズと個所の両方にお
いてカテーテルごとに変わる。この結果、取付け部が特定の撮像カテーテルに対
して作り出す妨害の量を予測することは困難である。
【0004】 トランスデューサを撮像アセンブリの上に置いて取り付けることも同様に困難
である。例えば、トランスデューサ素子を撮像アセンブリに取り付ける際に、そ
の素子がアセンブリの中心線に対してある一定の角度または所望のずれで配置さ
れることが望ましいことが多い。同じカテーテルであっても、手によって設置さ
れて固定されるトランスデューサについては角度とずれが変わる可能性がある。
【0005】 (発明の概要) 本発明は、超音波トランスデューサ用のオフアパーチャの電気接続、撮像アセ
ンブリ、およびこのような接続を使用するカテーテル、ならびにこれらを使用す
る方法を提供する。本発明の電気接続は、従来の技術における問題点の少なくと
も一部を克服することを目的とする。例えば、本発明の接続は、電極または前方
リード線取付けオフアパーチャを移動させるか、またはトランスデューサ面を避
ける。これは、このような取付け点がトランスデューサ素子から伝送および/ま
たはトランスデューサ素子によって受信される超音波信号に対して引き起こす妨
害を減少させるか除去する。さらにまた、本発明の撮像アセンブリは、アセンブ
リ・ハウジングの中心線に対するトランスデューサのずれおよび角位置のカテー
テルごとの変化を減少または除去するために設計されている。この故に、このよ
うなアセンブリはより均一であり予測可能である。
【0006】 一実施態様では、本発明はトランスデューサ接続装置を提供する。接続装置は
、貫通穴を有するワッシャと、ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置され
たトランスデューサ素子とを含む。ワッシャとトランスデューサ素子との間に電
気的接続が設けられるように、ワッシャとトランスデューサ素子とにマッチング
層が取り付けられている。このようにワシャとの電気的接続を確立することによ
って、信号をトランスデューサ素子から送り、トランスデューサ素子によって受
信することができる。例えば一態様では、リード線がワッシャに取り付けられて
いる。このリード線はまた電気信号源に取り付けられて、超音波画像のために電
気信号をトランスデューサ素子に送ることが好ましい。電気的接続は、リード線
またはその他の電気的接続装置がワッシャに取り付けられて、トランスデューサ
またはマッチング層表面には取り付けられていないので、取付け点のサイズまた
は正確な位置についての考慮を少なくすることができる。
【0007】 一態様では、マッチング層は、トランスデューサ素子のインピーダンスよりも
低い音響インピーダンスを有する材料を含む。このようなマッチング層は、トラ
ンスデューサ素子が一般的に撮像される周囲の組織のインピーダンスよりも有意
に高いインピーダンスを有するので、特に有用である。
【0008】 別の態様では、マッチング層の少なくとも一部分が導電性材料を含む。このよ
うにして、マッチング層はトランスデューサ素子とワッシャとの間の電気的接続
を容易にする助けとなる。一態様では、トランスデューサ接続装置のマッチング
層は第1のマッチング層と第2のマッチング層とを有し、これらはその間の厚さ
を決定する。第2のマッチング層表面はワッシャとトランスデューサ素子とに取
り付けられている。一態様では、第2のマッチング層表面は導電性材料を含む。
導電性接着材料を使用して第2のマッチング層表面をワッシャに取り付けること
が好ましい。代替案として、非導電性の接着材料、超音波または伝熱ボンドなど
を使用して第2のマッチング層表面をワッシャに取り付ける。
【0009】 ある形態では、ワッシャは、少なくとも1つの電極を有するポリアミドなどの
フレキシブル回路を含む。電極は金メッキの電極パターン、銅電極パターンなど
にすることもできる。ワッシャの少なくとも一部分は導電性材料からなることが
好ましい。
【0010】 別の態様では、ワッシャは第1の表面、第2の表面、外径、および内径を有す
る。ワッシャの外径はマッチング層の直径よりも大きいことが好ましい。このよ
うにして、マッチング層とワッシャを互いに取り付けることができるが、リード
線または電極を取り付けることができるようにワッシャの一部分を露出したまま
にすることができる。ワッシャとマッチング層もまた楕円形または卵形の形状を
有することができる。このような場合、ワッシャは外側長軸と内側長軸とを有し
、ワッシャの外側長軸はマッチング層の長軸よりも大きい。一態様では、第1の
ワッシャ表面は導電性材料を含み、マッチング層に取り付けられている。別の態
様では、リード線が第1のワッシャ表面に取り付けられている。
【0011】 特定の一態様では、トランスデューサ素子は、ワッシャの内径または内側長軸
とそれぞれほぼ同じ外径または長軸外径を有する。このようにして、トランスデ
ューサ素子はワッシャ穴の内部に配置されるので、トランスデューサ素子はワッ
シャの内側縁部と連絡する。導電性エポキシなどを使用して、トランスデューサ
素子を内側縁部に取り付けることもできる。代替案として、トランスデューサ素
子は、ワッシャの内径または内側長軸とりも小さな外径または長軸を有すること
もできる。この外形構成は、トランスデューサ素子をワッシャ穴の内部に配置し
たときにトランスデューサ素子とワッシャ内側縁部との間に隙間を作る。
【0012】 一態様では、トランスデューサ素子、ワッシャ、およびマッチング層は、本発
明の範囲では他の形状も可能であるが、すべて一般には皿形をなす。同様に、マ
ッチング層はトランスデューサ素子の直径または長軸よりも大きな直径または長
軸を有することが好ましい。このような関係は、トランスデューサ素子とマッチ
ング層の間およびマッチング層とワッシャの間の電気的接続を容易にする。一態
様では、ワッシャは、トランスデューサ素子の厚さよりも大きな厚さを有する。
このようにして、トランスデューサ素子を完全にワッシャ穴の中に配置すること
ができる。
【0013】 特定の一実施態様では、トランスデューサ接続装置は表面上先に述べたように
、トランスデューサ素子に取り付けられた付着層を含む。一態様では、付着層は
少なくとも1つの部分的にワッシャ穴の中に配置される。ワッシャとトランスデ
ューサ素子との間に電気接続が確立されるように、マッチング層はワッシャと付
着層とに取り付けられている。このようにして、付着層はトランスデューサ素子
用の第2のマッチング層として作用する。この実施態様の特定の態様では、付着
層は、トランスデューサ素子とワッシャとをマッチング層に付着するための導電
性接着材料を含む。代替案として、付着層は、トランスデューサ素子とワッシャ
とをマッチング層に付着するための非導電性接着材料からなる。一態様では、非
導電性付着層はさらに、トランスデューサ素子とワッシャとに取り付けられた電
極を含む。
【0014】 本発明はさらに、遠位端、近位端、および縦軸を有するハウジングを含む例示
的に示す撮像アセンブリを提供する。トランスデューサ接続装置がハウジングに
取り付けられている。接続装置は貫通穴を有するワッシャと、ワッシャ穴の内部
に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子とを含む。トランスデュ
ーサ素子とワッシャとの間に電気接続が設けられるように、マッチング層はワッ
シャとトランスデューサ素子とに取り付けられている。
【0015】 一態様では、撮像アセンブリはさらに、ワッシャに取り付けられたリード線を
含む。別の態様では、ハウジングとリード線はケーブルに取り付けられるように
されている。ハウジングとリード線は統合同軸/ドライブ・ケーブルに取り付け
られるようにされていることが好ましい。
【0016】 特定の一態様では、ハウジングの一部分が概して平坦な表面を形成し、この上
に接続装置が取り付けられている。一態様では、この表面はハウジングの縦軸に
概して平行に位置付けられている。代替案として、この表面は、好ましくは約−
60度と約+60度の間、さらに好ましくは約−15度と約+15度の間にある
ハウジング縦軸に対する所望の角度を形成するように位置付けられている。
【0017】 一態様では、ハウジングは貫通穴と共に形成されることが好ましい。ワッシャ
は表面に取り付けられて、貫通穴の第1の開口部を少なくとも部分的に覆ってい
る。
【0018】 一態様では、裏当て材が貫通穴の内部に設けられ、裏当ては減音材料からなる
ことが好ましい。一態様では、裏当て材は導電性材料を含み、トランスデューサ
素子は裏当てと電気的に連絡している。この様式では、裏側電気接続または負の
接続または接地をハウジングとトランスデューサ素子との間に形成することがで
きる。別の態様では、トランスデューサ素子はハウジングと電気的に連絡してい
る。
【0019】 代替案として、裏当て材は非導電性材料を含む。トランスデューサ素子とハウ
ジングとに取り付けられた1つの電極が設けられている。このようにして、電極
はトランスデューサ素子からハウジングへの裏側電気接続または負の接続または
接地を行う。別の態様では、トランスデューサ素子は完全にワッシャ穴の中に配
置されている。一態様では、ハウジングはキャップを含み、貫通穴の第2の開口
部を囲い、空気で満たされた空洞を形成する。この方式では、空気は裏当て材と
しての働きをする。別の態様では、アセンブリはさらに、トランスデューサ素子
とワッシャとに取り付けられてこの間に第2の電気接続をもたらす1つの電極を
含む。
【0020】 一実施態様では、本発明による撮像アセンブリは、遠位端、近位端、および縦
軸を有するハウジングを含む。ハウジングは空気が満たされた空洞と共に形成さ
れている。トランスデューサ接続装置はハウジングに取り付けられて、空洞の開
口部を少なくとも部分的に覆う。接続装置は、貫通穴のあるワッシャと、ワッシ
ャ穴の中に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子とを含む。トラ
ンスデューサ素子とワッシャとの間を電気的に接続するように、第1のマッチン
グ層がワッシャとトランスデューサ素子とに取り付けられている。
【0021】 一態様では、トランスデューサ素子はハウジングと電気的に連絡している。別
の態様では、撮像アセンブリはさらに、トランスデューサ素子と第1のマッチン
グ層との間に取り付けられた第2のマッチング層を含む。
【0022】 本発明はさらに、カテーテル本体を含む例示的なカテーテル・システムを提供
する。本カテーテル本体は、遠位端、近位端、および作業内空を有する。ケーブ
ル、好ましくは統合された同軸/ドライブ・ケーブルが作業内空の内部に配置さ
れている。撮像アセンブリはそのケーブルの遠位端に取り付けられている。撮像
アセンブリは、ハウジングと、ハウジングに取り付けられたトランスデューサ接
続装置とを含む。接続装置は、貫通穴のあるワッシャ、ワッシャ穴の内部に少な
くとも部分的に配置されたトランスデューサ素子、およびワッシャに取り付けら
れたマッチング層を含む。トランスデューサ素子は、ハウジングとケーブルの両
方と電気的に連絡している。
【0023】 本発明はさらに、人体内腔を撮像する例示的な方法を提供する。このような方
法の1つは、遠位端、近位端、および作業内空を有するカテーテル本体を含むカ
テーテル・システムを設けることを含む。ドライブ・ケーブルと伝送線が作業内
空の内部に配置されている。先に述べたようなハウジングがドライブ・ケーブル
に取り付けられている。ハウジングは、先に述べたようなトランスデューサ接続
装置を含む。この方法は、カテーテル本体を身体内腔に挿入すること、トランス
デューサ素子を付勢すること、反射した信号を捕らえること、および反射した信
号に基づいて身体内腔の画像を作り出すことを含む。
【0024】 本発明の他の特性および利点は、好ましい実施形態が添付の図面に関連して詳
細に述べられている下記の説明から明らかになろう。
【0025】 (好ましい実施形態の説明) 図1A〜1Cは、本発明によるトランスデューサ接続装置10の1つの実施形
態を図示する。トランスデューサ接続装置10はワッシャ12を含む。ワッシャ
12は外径16と、ワッシャ穴15の内径14とを有する。ワッシャ12はさら
に第1のワッシャ表面18、第2のワッシャ表面20、およびワッシャ厚さ22
を含む。
【0026】 接続装置10は、直径34、第1の面35、および第2の面37を有するトラ
ンスデューサ素子24を含む。トランスデューサ素子の直径34とワッシャの内
径14は、トランスデューサ素子24がワッシャ穴15の内部に少なくとも部分
的に配置できるように適合されている。トランスデューサ素子24は、(PZT
などの)圧電複合材料や圧電プラスチックなどから成ってもよい。
【0027】 接続装置10はさらにマッチング層26を含み、マッチング層26は、第1の
マッチング層表面28、第2のマッチング層表面30、マッチング層厚さ32、
およびマッチング層直径36を有する。マッチング層26はワッシャ12に取り
付けられており、また第1のワッシャ表面18に取り付けられていることが好ま
しい。
【0028】 ワッシャ外径16はマッチング層直径36よりも大きく、マッチング層直径3
6はトランスデューサ素子直径34よりも大きいことが好ましい。トランスデュ
ーサ素子24はワッシャ穴15の内部に配置され、マッチング層26がワッシャ
12とトランスデューサ素子24とに、さらに好ましくはトランスデューサ第1
の面35に取り付けられている。代替案として、マッチング層26とトランスデ
ューサ素子24をこの間に電気接続が形成されるように互いに近接させてもよい
。ある場合には、トランスデューサ素子24がワッシャ厚さ22より厚くし、ト
ランスデューサ素子24を部分的にワッシャ穴15の内部に配置してもいる。
【0029】 図1A〜1Cは、一般にディスク形状のワッシャ12、トランスデューサ素子
24、およびマッチング層26を図示するが、これらの構成部分は本発明の範囲
内でさまざまな形状を有することができる。例えば、ワッシャ12、トランスデ
ューサ素子24、およびマッチング層26は楕円形または卵形などであってもよ
い。このような外形では、直径34、36は長軸34、36になり、外径16は
長軸16になり、内径14は内部長軸14になろう。
【0030】 ワッシャ12、トランスデューサ素子24、およびマッチング層26の物理的
配置によって、トランスデューサ素子24とワッシャ12との間に電気接続を確
立することができる。このような接続はさまざまな方法を使用して達成すること
ができる。例えば、ワッシャ12とマッチング層26は少なくとも部分的に導電
性材料を含むことができる。この様式で、電気信号をワッシャ12とマッチング
層26の間、およびマッチング層26とトランスデューサ素子24の間で転送す
ることができる。
【0031】 図1Cに示すように、第2のマッチング層表面30が、導電性または非導電性
接着薄層(図示せず)を使用して、トランスデューサ素子24とワッシャ第1の
表面18との両方に取り付けられていることがさらに好ましい。接着層は音を通
過させることができるように十分に薄くする。
【0032】 導電性接着層の使用は、トランスデューサ素子24とワッシャ表面18との間
の電気接続を確立する。接着層はトランスデューサ素子24とワッシャ第1の表
面18との間に電気導通路を与える。さらにまた、導電性接着剤の使用は、銀充
填エポキシまたはタングステン充填エポキシなどの導電性材料、またはポリアミ
ドまたはポリウレタンなどの非導電材料のいずれのマッチング層26でも使用で
きるようにする。
【0033】 代替案として、マッチング層26を、非導電性接着薄層を使用してトランスデ
ューサ素子24とワッシャ第1の表面18との両方に取り付けることができる。
このような実施形態では、マッチング層26は導電性材料からなるか、または第
2のマッチング層表面30は導電性材料で被覆されている。非導電性接着層は、
トランスデューサ第1の面35と第2のマッチング層表面30との間の分子接触
を可能にするために十分に薄い。結果はオーム導電接触である。さらに、第2の
マッチング層30またはトランスデューサの第1の面35の程度の粗さは導電性
付着を容易にする。同様に、第2のマッチング層表面30が第1のワッシャ面1
8に電気的に結合される。
【0034】 ワッシャ12は、真鍮、銅、ステンレス鋼などの導電性材料で構成してよい。
ワッシャ12はまた、ポリイミド、ビニル、マイラーなどの非導電性材料から成
ってもよい。導電性材料を含むワッシャ12については、ワッシャ12に直接作
られた取付け点40を使用してリード線38を取り付けることができる。そのリ
ード線38は超音波画像装置などの他の電子機器に接続されるであろう。非導電
性材料からなるワッシャ12については、ワッシャ12は、トランスデューサ素
子24への電気接続を完遂するために、電極、導電性薄膜などがワッシャ12に
取り付けられることを必要とする。
【0035】 ワッシャ12はまたフレキシブル回路板からなることもできる。フレキシブル
回路は一般に基板、例えばポリイミド基板と、好ましくは金メッキまたは銅メッ
キされた電極パターンを含む電極パターンとからなる。フレキシブル回路の電極
は電線38と、導電性接着剤またはマッチング層26のいずれかに電気的に接続
され、これによってワッシャ12はトランスデューサ素子24と電気的に連絡で
きる。
【0036】 いったんワッシャ12とトランスデューサ素子24が電気的に連絡すると、超
音波画像装置などの電子機器をワッシャ12に接続することによって、電気信号
をトランスデューサ素子24へ送信し、またトランスデューサ素子24から受信
することができる。
【0037】 図1Cに最もよく示すように、トランスデューサ素子の直径34はワッシャの
内径14とほぼ同じであるから、トランスデューサ素子24はワッシャ12の内
側縁部42に接触している。導電性エポキシ、非導電性エポキシなどを使用して
、トランスデューサ素子24をワッシャ12に取り付けることができる。このよ
うな材料は、後で説明するように、トランスデューサに対する裏側の電気接続、
負接触、または接地を確立するのに用いられる方法に応じたトランスデューサ裏
当て材として役立つ。トランスデューサ素子24とワッシャ内側縁部42との間
の物理的接触は、結果的にトランスデューサ素子24とワッシャ12が音響的に
結合することになる。このような関係は、ワッシャ12がエポキシまたはゴムな
どの音響を減損させる材料で構成させることで、トランスデューサ素子24の動
作をひどく劣化させることはない。
【0038】 電気信号をトランスデューサ素子24へ送るかまたはトランスデューサ素子2
4から受け取るためには、ワッシャ12への電気接続を作ることのみが必要であ
る。これによって装置10は、リード線38などの電気接続をトランスデューサ
素子24またはマッチング層26に直接はんだづけするか、または付着させる必
要性を排除する。銀、金/クローム、金/クローム/ニッケル、銅などを含むリ
ード線取付け点40がワッシャ12に作られている。取付け点40をトランスデ
ューサ素子の第1の面35または第1のマッチング層表面28の代りにワッシャ
12に作ることによって、取付け点40はトランスデューサ素子24によって送
信および/または受信される超音波信号を妨害しない。この結果、取付け点40
のサイズと位置の変化性は、そのトランスデューサ素子24の性能に対する影響
は最小限に抑えられるので大きな懸念にはならない。
【0039】 次に図2A〜2Dに移り、本発明による代りの接続装置を説明する。図2Aは
、図1A〜1Cに関連して先に説明したような接続装置10を示すが、トランス
デューサ素子の直径34がワッシャの内径14よりも小さいことが異なる。この
結果、トランスデューサ素子24とワッシャの内側縁部42との間に隙間44、
好ましくは空気を満たした隙間ができる。この実施形態では、トランスデューサ
素子24はマッチング層26または撮像アセンブリ(図2には図示せず)の他の
構成部分に取り付けられている。トランスデューサ素子24への裏側電気接続は
導電性トランスデューサ裏当てを使用して行われる(図3A)。
【0040】 図2Bと2Cに図示したトランスデューサ接続装置10は、図1に関連して説
明した装置10と似ているが、接着薄膜が拡張されて付着層50を含むことが異
なる。付着層50は、ワッシャ12とトランスデューサ素子24とにマッチング
層26を取り付けるために導電性の接着材料を含むことが好ましい。例えば、付
着層50は銀エポキシなどを含むこともできる。付着層50はさらに、トランス
デューサ素子24のインピーダンスとマッチング層26のインピーダンスの間に
ある超音波インピーダンスを有することが好ましい。このような相対インピーダ
ンスは、トランスデューサ素子24によって伝播される超音波信号と付着層50
によって反射される伝播信号の部分との同相整列を容易にする。複数のマッチン
グ層は結果的に、単一マッチング層設計と比較して、トランスデューサと撮像さ
れている周囲の組織または流体の間の小さいがより頻繁なインピーダンスの変化
のために、効率と帯域幅の改善をもたらす。
【0041】 図2Bは、完全にワッシャ穴15の内部に配置された付着層50を図示する。
このような形状では、マッチング層26は、マッチング層26とワッシャ12と
の間に電気接続を形成するために導電性であることが好ましい。この結果、トラ
ンスデューサ素子24とワッシャ12との間の電気接続が確立される。代替案と
して、第2のマッチング層表面30が導電性材料を含み、または導電性物質で被
覆されることで、付着層50とワッシャ12との間の電気接続を容易にすること
ができる。
【0042】 図2Cは、部分的にワッシャ穴15の内部に配置されている付着層50を図示
する。このような配置は、マッチング層26が非導電性材料を含む時には特に有
用である。導電性付着層50はトランスデューサ素子24と第1のワッシャ表面
18との間に電気接続を形成する。
【0043】 図2Dは、非導電性材料を含む付着層50を有するトランスデューサ接続装置
10を図示する。付着層50(図示の都合上、クロスハッチングしていない)は
、トランスデューサ素子24をワッシャ12に動作可能に接続する電極またはリ
ード線52を含む。この様式で、リード線52は電気信号をトランスデューサ素
子24からワッシャ12へ伝送する。代替案として、付着層50は非導電性材料
からなり、(図2Bに示すように)完全にワッシャ穴15の内部に配置されるこ
ともできる。このような実施形態では、マッチング層26が導電性材料からなる
ことが好ましく、リード線52はトランスデューサ素子24と第2のマッチング
層表面30との間を電気的に接続する。第2のマッチング層表面30はワッシャ
12と電気的に連絡している。当業者には明らかなように、本発明の範囲内で上
記の実施形態に対して変更を行うこともできる。例えば、トランスデューサ素子
24とワッシャ12との間に所望の電気接続が維持されるならば、追加のマッチ
ング層を加えることもできる。
【0044】 次に図3A、3Bに移り、本発明による例示的な撮像アセンブリを説明する。
撮像アセンブリ100は、遠位端112、近位端114、および縦軸116を有
するハウジング110を含む。ハウジング110は概して円筒状の形状を有する
ように示されているが、本発明の範囲内で他のハウジング110の形状も可能で
ある。ハウジング110は中実トランスデューサ裏当てを備えた貫通穴を有する
実施形態のための中空ハウジングからなることが好ましいが、本発明の範囲内で
中実のハウジングを使用することもできる。ハウジング110は、ステンレス鋼
、ニッケルメッキされた鋼、スズメッキされた鋼、金メッキされた鋼などで構成
されることが好ましい。このような材料は、ハウジング110をステンレス鋼ド
ライブ・ケーブル(図3には図示せず)などのケーブルに動作できるように取付
けるための十分な機械的強度を与える。ハウジング110はまたエポキシ状の材
料、プラスチックなどで構成することもできる。このような材料は所望の減音お
よび/または導電特性を備えている。
【0045】 撮像アセンブリ100はさらにトランスデューサ接続装置120を含む。図1
、2に関連して先に説明したように、接続装置120はワッシャ122と、トラ
ンスデューサ素子124と、マッチング層126と、ワッシャ122に取り付け
られたリード線128とを含む。図3Aは付着層のない実施形態を図示する。図
3Bは、先に説明したような付着層118を有する実施形態を図示する。付着層
118はマッチング層126とトランスデューサ素子124との間にあり、ワッ
シャ122の表面に取り付けられている。ハウジング110はさらに、ハウジン
グ110の少なくとも一部分を通して形成された貫通穴130と、遠位端112
の近くに位置する概して平坦な表面132を含む。接続装置120は、トランス
デューサ素子124を貫通穴130の開口部の上に位置付ける様式で、表面13
2に取り付けられている。ワッシャ122はさらに、トランスデューサ素子12
4を縦軸116から既知のオフセットで位置付ける方式で、表面132に取り付
けられている。オフセットは、トランスデューサ素子124の上表面が軸116
から離れて置かれる距離として決定される。さらに、トランスデューサ素子12
4は、ワッシャ122を表面132に取り付けることによって、軸116に対し
て既知の角度をなす関係で位置付けられる。図3は表面132、トランスデュー
サ124、および軸116を概して平行にあるものとして図示している。
【0046】 ステンレス鋼などからなるハウジング110のためには、鋼などの硬い材料へ
の側結合は音響的に望ましくないので、(図3に示すように)完全にワッシャ穴
の内部に配置されたトランスデューサ素子124を有することが好ましい。エポ
キシまたはプラスチックなどからなるハウジング110のためには、トランスデ
ューサ素子124は、トランスデューサ素子124の性能を低下させることなく
貫通穴130の中に延びることができる。
【0047】 貫通穴130は裏当て材136で充填されていることが好ましい。裏当て材1
36は減音を行う品質を有するように選択され、裏当ての中に伝播する超音波信
号が裏当て材136によって反射されないようにする。反射したものは果的にア
ーチファクトとなる。裏当て材136は、エポキシ、銀/タングステン・エポキ
シなどの導電性材料から成ってもよい。このような実施形態では、トランスデュ
ーサ素子124は裏当て材136の上に付けられ、および/または裏当て材13
6に取り付けられる。この様式で、導電性裏当て材136は、トランスデューサ
素子124とハウジング110との間に裏側電気接続、または負の接続、または
接地を与える。
【0048】 代替案として、裏当て材136はエポキシ、ポリウレタン、ゴムなどの非導電
性材料から成ってもよい。非導電性裏当てを有するこのような実施形態では、ト
ランスデューサ素子124は、トランスデューサ素子124の貫通穴に面する表
面をハウジング110に接続するための第2のリード線(図示せず)を有するこ
とが好ましい。トランスデューサ素子124とハウジング110との間に電気接
続を作り出すための他の方法も可能である。例えば導電性エポキシなどは、トラ
ンスデューサ素子124の貫通穴に面する表面をハウジング110に直接接続す
るために使用することができる。トランスデューサ素子124を、ハウジング1
10に接続される導電性ワッシャ122に直接接続することによって、トランス
デューサ素子124を接地することもできる。このような接続は導電性エポキシ
などを使用して行うことができる。ワッシャ122は、離れている正の接続と負
の接続の両方を行うことができる。例えば、小型同軸ケーブルの中心ワイヤとシ
ールドを、トランスデューサ素子124への正の接続と負の接続の両方を行って
いるワッシャに終端させることができる。
【0049】 したがって撮像アセンブリ100は、リード線128のワッシャ122への電
気取付け点を移動する方法を提供する。撮像アセンブリ100はさらに、接続装
置120を表面132に取り付けることによって、トランスデューサ素子124
を軸116に対して既知のオフセットと角度をなす関係をなして位置付けること
ができる。これと対照的に、手で位置付けられて取り付けられたトランスデュー
サ素子は一般的に貫通穴130の内部に取り付けられる。このようなトランスデ
ューサ素子は、同一の撮像アセンブリ間でも変わることのできるオフセットおよ
び角度関係を有することになる。リード線128は、好ましくはケーブルと、さ
らに好ましくは統合された同軸/ドライブ・ケーブルと連絡するようになされて
いる。このようにして、電気信号をトランスデューサ素子124へ送りトランス
デューサ素子124から受け取ることができる。
【0050】 次に図4A、4Bに移り、本発明による代替撮像アセンブリを説明する。撮像
アセンブリ150は、遠位端154、近位端156、および縦軸158を有する
ハウジング152を含む。ワッシャ162、トランスデューサ素子164、およ
びマッチング層166を有するトランスデューサ接続装置160が設けられてい
る。図4Bは、ワッシャ162の穴の内部に配置された付着層168も有する装
置160を図示している。接続装置160は図1、2に関連して説明した接続装
置10と同様なものである。
【0051】 撮像アセンブリ150はリード線170と、ハウジング152内の空気を満た
した空洞172を含む。空洞172を、図3に示すような貫通穴であって、この
貫通穴の第2の端部を囲むキャップ176を有するもので構成してもよい。代替
案として、空洞172を、ハウジング152を完全に通過しない空洞とすること
もできる。空気は約0.0004メガレールの音響インピーダンスを有するので
、空気を満たした空洞172はほぼ完全に反射する。したがって、一般的に超音
波はトランスデューサ素子164の空洞に面する側からは放出しない。撮像アセ
ンブリ150は1つまたは複数のマッチング層166を有することもある。図4
Bに示すように、撮像アセンブリ150は、トランスデューサ素子164のため
の第2のマッチング層として作用する付着層168を有する。トランスデューサ
素子164はアセンブリ150内の裏当て材に取り付けることができないので、
トランスデューサ素子164は少なくとも1つの取付け点174を使用して空洞
172の内壁に取り付けられることが好ましい。取付け点174は導電性エポキ
シなどから構成されてもよい。代替案として、ワッシャ162が導電性であって
ハウジング152に取り付けられているならば、トランスデューサ素子164を
ワッシャ162に取り付けることによって、裏側電気接続または接地接続を確保
することができる。
【0052】 次に図5A、5Bに移って、本発明によるカテーテル・システム200を説明
する。カテーテル・システム200は、遠位端212、近位端214、および作
業内空216を有するカテーテル本体またはシース210からなる。シース21
0は、所望の音響透過性を得るために完全に無響性であるか、または無響性材料
の部分を含むことが好ましい。シース210はナイロンまたはポリエチレンなど
から構成することもできる。撮像アセンブリ100は内腔216の内部に配置さ
れて、ケーブル218に取り付けられている。ケーブル218は統合された同軸
/ドライブ・ケーブルからなることが好ましい。例示するケーブル218は、「
Integrated Coaxial Transmision Line
and Flexible Drive Cable(統合された同軸伝送線と
フレキシブルドライブ・ケーブル)」と題する米国特許出願第09/01757
8号に記載され、この完全な開示内容は本明細書に参照として組み込まれている
。撮像アセンブリ100は、溶接や導電性接着剤などによってケーブル218の
遠位端に取り付けられることが好ましい。この結果、撮像アセンブリ100とケ
ーブル218との間に機械的接続が得られる。したがってケーブル218の回転
は撮像アセンブリ100を回転させる。
【0053】 撮像アセンブリ100、特に接続装置120は主として図3に関連して説明さ
れているとおりである。図5A、5Bに示すように、ハウジング110は軸11
6に対して所望の角度222をなす表面132を伴って形成されている。角度2
22は、好ましくは約+60度と約−60度の間にあり、さらに好ましくは(図
5Aに示すものに近い)約+15度と(図5Bに示すものに近い)約−15度の
間にある。角度222を設けることによって、トランスデューサ素子124によ
って伝達される超音波信号は、カテーテル・システム200の動作中にシースま
たはカテーテル本体210によって反射される可能性は少なくなる。
【0054】 表面132が軸116に対して既知の角度をなすようにハウジング100を形
成することによって、トランスデューサ素子124も同様に、軸116に対して
既知の角度をなして位置付けられる。これと対照的に、従来の技術で行われるこ
とがある空洞130にトランスデューサ素子124を手で取り付けることは、結
果的に軸116とトランスデューサ素子124との間の角度が変化することにな
る。したがって、カテーテル・システム200は、トランスデューサ素子124
が手で取り付けられるときに一般的に発生するカテーテルごとの角度の変化を減
少または除去する。
【0055】 図5A、5Bに示すように、リード線128はワッシャ122とケーブル21
8とに取り付けられていることが好ましい。この方式で、トランスデューサ素子
124とケーブル218との間に電気接続が確立される。それからケーブル21
8、好ましくは統合された同軸/ドライブ・ケーブルを使用して信号をトランス
デューサ素子124から、患者の身体外部に維持されている超音波画像電子装置
などの所望の電子装置へ伝送することができる。同様に、所望の電子装置はケー
ブル218を通じて、リード線128を通じて、そしてワッシャ122を通じて
尊号を伝送することができる。先に検討したように、ワッシャ122とトランス
デューサ素子124との間に正の電気接続が形成されて、これにより信号はトラ
ンスデューサ素子124に到達することができる。リード線128は統合された
同軸/ドライブ・ケーブルからの中心のワイヤ、すなわちリード線で構成しても
よい。このような実施形態では、同軸ケーブル・シールド(図5には示さず)が
ドライブ・ケーブル218の遠位端で終端している。同軸中心ワイヤまたは中心
リード線はリード線128からなるか、あるいはリード線128に取り付けられ
る。リード線128は前述のようにワッシャ122に取り付けられている。前述
のようにトランスデューサ素子124とハウジング110の間に、裏側電気接続
または負の接続または接地接続が確立される。例えば、第2の電極220を使用
してトランスデューサ素子124の空洞に面する側をハウジング110または同
軸ケーブル・シールド(図示せず)に接続することもできる。
【0056】 カテーテル・システム200の操作は、カテーテル・システム200を患者の
中に挿入すること、および患者の体内における所望の位置に撮像アセンブリ10
0を位置付けることからなる。ドライブ・ケーブル218は回転させられ、した
がってトランスデューサ素子124を含む撮像アセンブリ100が回転する。ト
ランスデューサ素子124は、ケーブル218を通じてトランスデューサ素子1
24の中に伝送される電気信号または他の信号を使用して励起される。トランス
デューサ素子124は、撮像アセンブリ100を囲む患者の組織の中に超音波信
号を伝播させる。超音波信号は患者の組織から反射して、トランスデューサ素子
124によって受信される。改善されたトランスデューサ接続装置を使用する本
発明は、リード線または電極をトランスデューサ素子124の表面に取り付ける
ことによって一般的に生ずる信号妨害を低減または排除する。反射した信号は、
ケーブル218を通じて、患者の組織の画像を作る超音波信号処理電子装置に伝
送される。
【0057】 これまで本発明を詳細に説明した。しかし、いくらかの変更および改訂ができ
ることは理解されよう。したがって、本発明の範囲と内容は上記の説明に限定さ
れない。そうではなく、本発明の範囲と内容は添付の特許請求の範囲によって定
義されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明によるトランスデューサ接続装置の分解全体斜視図である。
【図1B】 本発明によるトランスデューサ接続装置の分解側面図である。
【図1C】 図1A、1Bに示すトランスデューサ接続装置の断面図である。
【図2A】〜
【図2D】 本発明による代替トランスデューサ接続装置の断面図である。
【図3A】、
【図3B】 本発明による代替撮像アセンブリの側面図である。
【図4A】、
【図4B】 本発明による代替撮像アセンブリの代替実施形態の側面図である。
【図5A】、
【図5B】 本発明によるカテーテル・システムの部分断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スオーサ,ベイジョ・ティ アメリカ合衆国・94087・カリフォルニア 州・サニーベイル・ユーコン テラス・ 1372 Fターム(参考) 4C301 AA02 BB26 EE07 EE11 EE12 FF09 GA02 GA03 GB14 GB21 GB24 GB33 GB34 5D019 AA19 AA22 BB28 EE02 FF04 GG02 GG12

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、および 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子との間に電気的接続が行われるよう
    に、前記ワッシャと前記トランスデューサ素子とに取り付けられたマッチング層
    から構成されるトランスデューサ接続装置。
  2. 【請求項2】 前記ワッシャに取り付けられたリード線をさらに含む請求項
    1に記載のトランスデューサ接続装置。
  3. 【請求項3】 前記マッチング層が、前記トランスデューサ素子の音響イン
    ピーダンスよりも低い音響インピーダンスを有する材料から構成される請求項1
    に記載のトランスデューサ接続装置。
  4. 【請求項4】 前記マッチング層の少なくとも一部分が導電性材料から構成
    される請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  5. 【請求項5】 前記マッチング層が第1のマッチング層表面と第2のマッチ
    ング層表面とを有して、これらの間に厚さを有し、前記第2のマッチング層表面
    が前記ワッシャと前記トランスデューサ接続装置とに取り付けられている請求項
    1に記載のトランスデューサ接続装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のマッチング層が導電性材料から構成される請求項
    5に記載のトランスデューサ接続装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のマッチング層表面が導電性接着材料で前記ワッシ
    ャに取り付けられている請求項5に記載のトランスデューサ接続装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のマッチング層表面が非導電性接着材料で前記ワッ
    シャに取り付けられている請求項6に記載のトランスデューサ接続装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のマッチング層表面が導電性接着材料で前記ワッシ
    ャに取り付けられている請求項6に記載のトランスデューサ接続装置。
  10. 【請求項10】 前記ワッシャがフレキシブル回路から構成されている請求
    項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  11. 【請求項11】 前記ワッシャが少なくとも1つの電極を有するポリイミド
    から構成されている請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  12. 【請求項12】 前記ワッシャの少なくとも一部分が導電性材料から構成さ
    れている請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  13. 【請求項13】 前記ワッシャが第1のワッシャ表面、第2のワッシャ表面
    、外径、および内径を有し、前記ワッシャの外径がマッチング層の直径よりも大
    きい請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  14. 【請求項14】 前記ワッシャが第1のワッシャ表面、第2のワッシャ表面
    、外側長軸、および内側長軸を有し、前記ワッシャの外側長軸がマッチング層の
    長軸よりも大きい請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のワッシャ表面が導電性材料から構成され、かつ
    前記マッチング層に取り付けられている請求項1に記載のトランスデューサ接続
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のワッシャ表面に取り付けられたリード線をさら
    に含む請求項15に記載のトランスデューサ接続装置。
  17. 【請求項17】 前記トランスデューサ素子が前記ワッシャの内側縁部と連
    絡するように、前記トランスデューサ素子が前記ワッシャ穴の内部に配置されて
    いる請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  18. 【請求項18】 前記トランスデューサ素子と前記ワッシャの内側縁部との
    間に隙間が形成されるように、前記トランスデューサ素子が前記ワッシャ穴の内
    部に配置されている請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  19. 【請求項19】 前記トランスデューサ素子、前記ワッシャ、および前記マ
    ッチング層が、すべて概してディスク形状である請求項1に記載のトランスデュ
    ーサ接続装置。
  20. 【請求項20】 前記マッチング層と前記トランスデューサ素子がそれぞれ
    直径を有し、前記マッチング層の直径が前記トランスデューサ素子の直径より大
    きい請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  21. 【請求項21】 前記マッチング層と前記トランスデューサ素子がそれぞれ
    長軸を有し、前記マッチング層の長軸が前記トランスデューサ素子の長軸より大
    きい請求項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  22. 【請求項22】 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子がそれぞれ厚さ
    を有し、前記トランスデューサ素子が完全に前記ワッシャ穴の内部に配置される
    ように、前記ワッシャの厚さが前記トランスデューサ素子の厚さより大きい請求
    項1に記載のトランスデューサ接続装置。
  23. 【請求項23】 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、 前記トランスデューサ素子に取り付けられた付着層、および 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子との間に電気的接続が形成されるよ
    うに、前記ワッシャと前記付着層とに取り付けられたマッチング層 から構成されるトランスデューサ接続装置。
  24. 【請求項24】 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置された前
    記付着層をさらに含む請求項23に記載のトランスデューサ接続装置。
  25. 【請求項25】 前記付着層が、前記トランスデューサ素子と前記ワッシャ
    とを前記マッチング層に付着するために、接着性の導電性材料から構成される請
    求項23に記載のトランスデューサ接続装置。
  26. 【請求項26】 前記付着層が、前記トランスデューサ素子と前記ワッシャ
    とを前記マッチング層に付着するために、接着性の非導電性材料から構成され、
    前記付着層がさらに前記付着層の内部に電極を含み、前記電極が前記トランスデ
    ューサ素子と前記ワッシャとに取り付けられている請求項23に記載のトランス
    デューサ接続装置。
  27. 【請求項27】 遠位端、近位端、および縦軸を有するハウジング、および 前記ハウジングに取り付けられたトランスデューサ接続装置 を含む撮像アセンブリであって、前記接続装置が、 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、および 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子との間に電気的接続が行われるよう
    に、前記ワッシャと前記付着層とに取り付けられたマッチング層 から構成される撮像アセンブリ。
  28. 【請求項28】 前記ワッシャに取り付けられたリード線をさらに含む請求
    項27に記載の撮像アセンブリ。
  29. 【請求項29】 前記ハウジングと前記リード線がケーブルに取り付けられ
    るている請求項28に記載の撮像アセンブリ。
  30. 【請求項30】 前記ハウジングと前記リード線が統合された同軸/ドライ
    ブ・ケーブルに取り付けられるようになされている請求項28に記載の撮像アセ
    ンブリ。
  31. 【請求項31】 前記ハウジングの一部分が平坦な表面を形成し、この表面
    に前記接続装置が取り付けられている請求項27に記載の撮像アセンブリ。
  32. 【請求項32】 前記表面が前記ハウジングの縦軸に平行に位置付けられて
    いる請求項31に記載の撮像アセンブリ。
  33. 【請求項33】 前記表面が前記ハウジングの縦軸に対して所望の角度をな
    すように位置付けられている請求項31に記載の撮像アセンブリ。
  34. 【請求項34】 前記所望の角度が約−60度と約+60度の間にある請求
    項33に記載の撮像アセンブリ。
  35. 【請求項35】 前記ハウジングが貫通穴と共に形成され、前記ワッシャが
    前記表面に取り付けられて前記貫通穴の第1の開口部を部分的に覆う請求項31
    に記載の撮像アセンブリ。
  36. 【請求項36】 前記貫通穴の内部に裏当て材をさらに含む請求項35に記
    載の撮像アセンブリ。
  37. 【請求項37】 前記裏当て材が減音材料から構成されている請求項36に
    記載の撮像アセンブリ。
  38. 【請求項38】 前記裏当て材が導電性材料から構成され、前記トランスデ
    ューサ素子が前記裏当て材と電気的に連絡している請求項36に記載の撮像アセ
    ンブリ。
  39. 【請求項39】 前記裏当て材が非導電性材料から構成され、前記トランス
    デューサ素子と前記ハウジングとに取り付けられた電極をさらに含む請求項36
    に記載の撮像アセンブリ。
  40. 【請求項40】 前記ハウジングが、空気を充填した空洞を作るために前記
    貫通穴の第2の開口部を囲むキャップをさらに含む請求項35に記載の撮像アセ
    ンブリ。
  41. 【請求項41】 前記トランスデューサ素子が前記ハウジングと電気的に連
    絡している請求項27に記載の撮像アセンブリ。
  42. 【請求項42】 前記トランスデューサ素子が完全に前記ワッシャ穴の内部
    に配置されている請求項27に記載の撮像アセンブリ。
  43. 【請求項43】 前記トランスデューサ素子と前記ワッシャに取り付けられ
    て、前記トランスデューサ素子と前記ワッシャの間に第2の電気接続を与える請
    求項27に記載の撮像アセンブリ。
  44. 【請求項44】 遠位端、近位端、および縦軸を有し、空気を充填した空洞
    と共に形成されたハウジング、および 前記ハウジングに取り付けられて、前記空洞の開口部を少なくとも部分的に覆
    うトランスデューサ接続装置 を含む撮像アセンブリであって、前記接続装置が、 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、および 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子との間に電気的接続が行われるよう
    に、前記ワッシャと前記トランスデューサ素子とに取り付けられた第1のマッチ
    ング層 から構成される撮像アセンブリ。
  45. 【請求項45】 前記トランスデューサ素子が前記ハウジングと電気的に連
    絡している請求項44に記載の撮像アセンブリ。
  46. 【請求項46】 前記トランスデューサ素子と前記第1のマッチング層の間
    に取り付けられた第2のマッチング層をさらに含む請求項44に記載の撮像アセ
    ンブリ。
  47. 【請求項47】 遠位端、近位端、作業内空を有するカテーテル本体、 前記作業内空の内部に配置されたケーブル、および 前記ケーブルの遠位端に取り付けられた撮像アセンブリ を含むカテーテル・システムであって、前記撮像アセンブリが、 ハウジング、および 前記ハウジングに取り付けられたトランスデューサ接続装置 を含み、前記トランスデューサ接続装置が、 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、および 前記ワッシャに取り付けられたマッチング層 から構成され、 前記トランスデューサ素子が前記ハウジングと前記ケーブルの両方と電気的に
    連絡している カテーテル・システム。
  48. 【請求項48】 前記ケーブルが統合された同軸/ドライブ・ケーブルから
    構成される請求項47に記載のカテーテル・システム。
  49. 【請求項49】 遠位端、近位端、作業内空を有するカテーテル本体、 前記作業内空の内部に配置されたドライブ・ケーブルと伝送線、 遠位端、前記ドライブ・ケーブルに取り付けられた近位端、縦軸、および前記
    ハウジングに取り付けられたトランスデューサ接続装置を有するハウジング を有し、前記接続装置が 貫通する穴を有するワッシャ、 前記ワッシャ穴の内部に少なくとも部分的に配置されたトランスデューサ素子
    、および 前記ワッシャと前記トランスデューサ素子との間に電気接続が確立されるよう
    に、前記ワッシャに取り付けられて、前記トランスデューサ素子と電気的に連絡
    するようになされているマッチング層 から構成される、 カテーテル・システムを設けるステップ、 前記カテーテルを身体内腔の中に挿入するステップ、 前記トランスデューサ素子を付勢するステップ、 反射した信号を捕らえるステップ、および 前記反射した信号に基づいて前記身体内腔の画像を作り出すステップ からなる、身体内腔を撮像する方法。
  50. 【請求項50】 凹部を有する基板と、基板の上に実装されて少なくとも部
    分的に凹部の中に配置されたトランスデューサとを含み、基板とトランスデュー
    サが電気的に接触しているトランスデューサ接続装置。
  51. 【請求項51】 基板が、平面的な表面を有する第1の部材と開口を有する
    第2の部材からなり、開口が凹部を形成するように、第2の部材が第1の部材の
    平面的な表面に取り付けられている請求項50に記載のトランスデューサ接続装
    置。
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