JP2002521111A - 家具及び装飾品を製造する方法 - Google Patents

家具及び装飾品を製造する方法

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JP2002521111A JP2000561856A JP2000561856A JP2002521111A JP 2002521111 A JP2002521111 A JP 2002521111A JP 2000561856 A JP2000561856 A JP 2000561856A JP 2000561856 A JP2000561856 A JP 2000561856A JP 2002521111 A JP2002521111 A JP 2002521111A
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Abstract

(57)【要約】 タイヤとチューブと同種の廃棄物から製造された家具及び装飾品を製造する方法であって、この方法は、所定の強度を有するタイヤ及びチューブあるいは同種の廃棄物を選定し、前記タイヤ及びチューブを化学的に洗浄、処理して、環境に優しいものとし、チューブを有するあるいは有していない少なくとも１の前記タイヤを基板上に固定し、前記磨かれた材料の中間開口に椅子張りを有するあるいは有していない好適な厚さのクッション作用を果たす発泡体の層を、タイヤ全体の上部及び側部に設けることを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ、チューブ、あるいはこれと類似の即ち同種の廃棄物から作
られた家具及び装飾品を製造する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
伝統的に、家具、例えば、ベッド、椅子及びテーブルは、木材から形成される
。しかし、現在、木材は、非常に高価であり、将来の世代の健康のために森林を
保存し、維持する観点から、この商品を使用することは道徳的に誤りである。森
林伐採は、緑の傘の目的を無視している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
考え方は、再使用可能な（リサイクル可能な）廃棄材料を用いて、環境汚染を
低減し、同時に、国家収入を増し、かつ、雇用の促進を助けることができる製品
を製造することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、タイヤとチューブと同種の廃棄物と
から製造された家具及び装飾品を製造する方法を提供し、この方法は、 所定の強度を有するタイヤ及びチューブあるいは同種の廃棄物を選定し、 上記タイヤ及びチューブを化学的に洗浄、処理して、環境的に優しいものとし
、 チューブを有するあるいは有していない少なくとも一つの上記タイヤを基板上
に固定し、 上記タイヤの中間開口に椅子張りを有するあるいは有していない好適な厚さの
クッション作用を果たす発泡体の層を、タイヤ全体の上部及び側部に設けること
を有する。
【０００５】 上記タイヤ及びチューブは研磨される。
【０００６】 タイヤ、チューブの１／２あるいは１／４あるいは他のサイズ即ち寸法を備え
た一つ或いは複数のセグメントも、構造体に固定、取付けられて、所定サイズ即
ち寸法の背もたれ／アームレストを形成し、ソファー、椅子、シート等を形成す
る。シートあるいはソファー、椅子は、好適な材料で覆われ、魅力的な外観を形
成する。
【０００７】 例えば、４つのシートのソファーを製造するために、チューブを有する４つの
タイヤが、基板上に固定され、上記タイヤの４つの小部分が、４つのタイヤに接
合されて、所定の場所にアームと背もたれとを形成する。
【０００８】 同様に、他の収容能力のためにも、同じパラメータが使用されてもよい。
【０００９】 使用される基板は、タイヤ及びチューブあるいは同種の廃棄物の荷重に耐える
ことができる木材、プラスチックあるいはその他の強い金属シートから形成され
る。
【００１０】 家具を１の場所から他の場所に容易に移動可能とするために、ホイール即ち車
輪が、基板の底部に設けられる。或いはその代わりに、所定の高さの脚部が、基
板の底部に設けられ、所望の高さの家具を達成する。
【００１１】 ２つあるいはこれより多くのタイヤ及びチューブあるいは同種の廃棄物が、基
板に垂直方向に固定され、所望の高さの家具を形成することができる。
【００１２】 次に、添付図面を参照して本発明について説明する。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、基板（Ｐ）は、図１及び３に示したように、円形あるいは
平坦片であってもよい。上記基板（Ｐ）は、ホイール（Ｗ）が設けられ、タイヤ
（Ｔ１）が、ナットボルトで上記基板に取付けられる。上記タイヤは、タイヤに
強度を与えるために、チューブ廃棄物を内包してもよい。上記タイヤ厚い発泡体
ディスクで覆われて、家具にクッション（Ｃ）を設ける。タイヤとクッションと
基板は、布地あるいは他の織物（Ｋ）で覆われる。
【００１４】 図２では、２つのタイヤ（Ｔ１及びＴ２）が、所望の高さを有するように垂直
方向に配置される。上記２つのタイヤも、互いに固定される。タイヤの中空部は
、包装材（Ｐ１）が充填され、上部タイヤ（Ｔ２）に、厚い発泡体ディスクが、
配置され、クッション作用を果たす。本発明の機構の全体が、布地あるいは他の
織物（Ｋ）で覆われる。
【００１５】 図３では、４つのシートのソファーが示され、４つのタイヤＴ１，Ｔ２，Ｔ３
及びＴ４が、基板（Ｐ）に取付けられている。タイヤの中間部は、包装材が充填
され、上部は、厚い発泡体ディスクで覆われている。背もたれを形成するために
、少なくとも一つの１／２タイヤ（ＨＴ）あるいは１／４タイヤが、ベースタイ
ヤ上に固定される。アームレスト（Ａ）が、好適な箇所に設けられてもよい。ソ
ファーの機構の全体は、布地あるいは所望の他の織物で覆われてもよい。基板（
Ｐ）には、ソファーを移動させるためにホイール（Ｗ）が設けられる。
【００１６】 図４には、タイヤ廃棄物から形成された椅子が、示されている。この図に、タ
イヤ（Ｔ１）が、示され、タイヤの中間部は、包装材から形成されたタイヤのシ
ートとして作用し、発泡体ディスクが、包装材に配置される。背もたれは、少な
くとも２つの１／２タイヤ（ＨＴ）が設けられる。上記２つの１／２タイヤが、
互いに及びベースタイヤに取付けられる。
【００１７】 図５は、基板に取付けられたタイヤを示し、タイヤの開口部は、土壌／土と植
物とを有し、植木鉢として作用する。
【００１８】 同様に、センターテーブルが、厚い発泡体層のディスクをタイヤの上部から取
外し、好ましくは、図１に示したガラスディスクを配置することにより、製造さ
れてもよい。
【００１９】 同様に、装飾品、例えば、ホイールを有するあるいは有していない植木鉢が、
タイヤを基板上に固定し、タイヤの開口部に土を充填し、植物を植えることによ
り、形成することができる。あるいはその代わりに、植物を有する植木鉢が、タ
イヤの開口空間内に配置可能である。この装飾品は、ソファーの側部のそばに、
あるいは、応接室、ロビーあるいはベランダ、テラス、芝生等に配置することが
できる。
【００２０】 全てのアイテム即ち品物が、ナットボルトで基板Ｐに取付けられ、基板が容易
に移動できるようにするのために、ホイール（Ｗ）上に装着される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 １つのタイヤとこのタイヤ上に配置されたクッションとを有する家具を示す図
。
【図２】 基板に垂直方向に配置された２つのタイヤを示し、家具全体がカバーで覆われ
ている。
【図３】 背もたれを有する４つのシートのソファーを示す図。
【図４】 基板に取付けられた１のタイヤを有する椅子を示し、タイヤの中間部に、シー
トとして作用するクッション材料が設けられ、１／２タイヤが、ベースタイヤに
取付けられ、背もたれを形成する。
【図５】 基板に取付けられたタイヤを示し、タイヤの開口部は、土あるいは植物を保持
する他の保持物質あるいは材料を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，Ｚ Ｗ 【要約の続き】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 成形ゴムとゴムあるいはタイヤとチューブと同種の廃棄物か
    ら製造された家具及び装飾品を製造する方法であって、 所定の強度を有するタイヤ及びチューブあるいは同種の廃棄物を選定し、 前記タイヤ及びチューブを化学的に洗浄、処理して、環境に優しいものとし、 チューブを有するあるいは有していない少なくとも一つの前記タイヤを基板上
    に固定し、 前記磨かれた材料の中間開口に椅子張りを有するあるいは有していない好適な
    厚さのクッション作用を果たす発泡体の層を、タイヤ全体の上部及び側部に設け
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 前記タイヤ及びチューブは、磨かれることを特徴とする請求
    項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 １／２あるいは１／４タイヤの一つ又は複数が、ベースタイ
    ヤ上に固定されて、所定の高さのアームと背部とを形成し、椅子を形成する請求
    項１に記載の家具を製造する方法。
  4. 【請求項４】 シートとソファーと椅子とが、好適な材料で覆われ、魅力的
    な外観を形成することを特徴とする請求項１に記載の方法。
  5. 【請求項５】 例えば、４つのシートのソファーを製造するために、４つの
    タイヤ／チューブが基板上に固定され、前記タイヤの４つの小部分が４つのタイ
    ヤ／チューブに接合されて、アームと背もたれとを形成することを特徴とする請
    求項１に記載の家具を製造する方法。
  6. 【請求項６】 基板は、前記タイヤの荷重に耐えることができる木材、プラ
    スチックあるいはその他の強い金属シートから形成されることを特徴とする請求
    項１に記載の家具を製造する方法。
  7. 【請求項７】 家具を１の場所から他の場所に容易に移動可能とするために
    、ホイールが、基板の底部に設けられるか、あるいは、脚部が、基板に設けられ
    て、家具の所望の高さを達成することを特徴とする請求項１に記載の家具を製造
    する方法。
  8. 【請求項８】 ２つあるいはこれより多くのタイヤが、基板に垂直方向に取
    付けられ、所望の高さの家具を形成することを特徴とする請求項１に記載の家具
    を製造する方法。
  9. 【請求項９】 請求項１から６のいずれか１に記載された方法で製造された
    家具。
JP2000561856A 1998-07-31 1999-06-02 家具及び装飾品を製造する方法 Pending JP2002521111A (ja)

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