JP3164888U - 自然木を利用した木製装飾具 - Google Patents
自然木を利用した木製装飾具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3164888U JP3164888U JP2010006659U JP2010006659U JP3164888U JP 3164888 U JP3164888 U JP 3164888U JP 2010006659 U JP2010006659 U JP 2010006659U JP 2010006659 U JP2010006659 U JP 2010006659U JP 3164888 U JP3164888 U JP 3164888U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trunk
- ground
- natural
- natural tree
- wooden ornament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 title claims abstract description 17
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 6
- 230000002421 anti-septic effect Effects 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 239000011449 brick Substances 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003755 preservative agent Substances 0.000 description 1
- 230000002335 preservative effect Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】人工物の加工・取付け等を出来るだけ減らし、自然木をよりそのまま活かした形態の多目的に利用可能な木製装飾具を提供する。【解決手段】自然木を利用した木製装飾具は、根部および先端部を両端とする幹と、幹から伸長した自然枝と、を含む自然木の前記幹を地面に対して略水平に載置し、載置された自然木の地面側と、地面側と鉛直方向に対向する開放側とを有する。自然木の幹の地面側の自然枝から選択した複数の枝の先端部を地面と水平に揃断して、幹を地面に対して略水平となるように支持する脚部を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、自然木を利用した木製装飾具に関し、より詳しくは自然木の容姿を保ちつつこれを加工した木製の椅子やベンチ、テーブル、装飾台等の木製装飾具に関する。
行楽地や公園等では、原木を長手方向に半切りにして切断面を上にしたベンチを見かける。また、自然木の醸し出す落ち着いた雰囲気や優しい触感、臭いは人に安らぎ感を与えるため、木を用いた家具や調度品、装飾具など様々な木製加工品を身近に見出すことが出来る。
これら木製の日用品の中でも、自然木の形態をより自然に近い形態で提供するものに、上記丸太を利用したベンチが上げられるが、従来の丸太ベンチは脚部や肘掛を半切りの丸太に固定したものである。例えば特許文献1に開示されている3人用半切り丸太ベンチは、足として石や煉瓦を、座る部分には石、コンクリート、モザイク等無機質なものを使用している。
そこで本考案は、人工物の加工・取付け等を出来るだけ減らし、自然木をよりそのまま活かした形態の多目的に利用可能な木製装飾具を提供することを目的とする。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、根部および先端部を両端とする幹と、前記幹から伸長した自然枝と、を含む自然木の前記幹を地面に対して略水平に載置し、前記載置された自然木の地面側と、該地面側と鉛直方向に対向する開放側とをそれぞれ加工した木製装飾具であって、前記自然木の幹の地面側の自然枝から選択した複数の枝の先端部を前記地面と水平に揃断して、該幹を該地面に対して略水平となるように支持する脚部を備える。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する前記地面に水平な台部と、前記幹の鉛直方向および水平方向に一定面積を有する前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁と、を有し、該台部と該2つの側壁とがそれぞれ接続したセルを備える。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数の前記セルを連続して装設してもよい。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に水平な台部と、前記幹の鉛直方向および水平方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁と、前記幹の鉛直方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な後壁と、を有し、前記台部と前記後壁とが前記2つの側壁とそれぞれ接続した後壁付きセルを備え得る。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数の前記後壁付きセルを連続して装設してもよい。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、上記セルと上記後壁付きセルを、前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数個無作為に連続して装設し得る。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記自然木の根部及び/又は先端部を切除してもよい。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記自然木の根部及び先端部を地面に対して略垂直に切断して、一端と他端を備えた幹を形成し、該幹を長手方向に水平に全て切除して該地面に水平な台部を形成し得る。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記台部に垂直に取手を設けてもよい。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、前記台部に垂直にパラソルを設けてもよい。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具の製造方法は、根部および先端部を両端とする幹と、前記幹から伸長した自然枝と、を含む自然木を準備するステップと、前記自然木の前記幹を地面に対して略水平に載置するステップと、前記自然木の幹の地面側の自然枝から選択した複数の枝の先端部を前記地面と水平に揃断して、該幹を該地面に対して略水平となるように支持する脚部を形成するステップと、前記幹の長手方向の一定幅を開放側から鉛直方向に該幹の長手方向と垂直に切削して、該幹の鉛直方向および水平方向に一定面積を有する前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁を形成するステップと、前記幹の長手方向の一定幅を水平方向に切削して、該幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する前記地面に水平な台部を形成するステップと、前記台部と前記2つの側壁とを接続したセルを形成するステップと、を備える。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具の製造方法は、前記幹の長手方向の一定幅を開放側から鉛直方向に該幹の長手方向と垂直に切削して、該幹の鉛直方向および水平方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁を形成するステップと、前記幹の長手方向の一定幅を開放側から鉛直方向に該幹の長手方向と平行に切削して、該幹の鉛直方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な後壁を形成するステップと、前記幹の長手方向の一定幅を水平方向に切削して、該幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に水平な台部を形成するステップと、前記台部と前記後壁とを前記2つの側壁にそれぞれ接続して後壁付きセルを形成するステップと、を含む。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、根部および先端部を両端とする幹と、幹から伸長した自然枝とを含む自然木を、そのままの容姿を保持したまま切削加工して製造することが出来る。したがって、従来の丸太の原木を半切りにした丸太ベンチと異なり、脚部や肘掛等を取り付けることなく、より自然に近い形態で腰掛、装飾台、簡易テーブルその他の装飾具を提供することが出来る。
上記のように、本木製装飾具は自然枝を脚部として用いるなど自然木の原形を保持して製造するため、これを使用する人に落ち着き感や安らぎ感を与え、また、人は自然が醸し出す美や触感を楽しむことができる。
以下、図面を参照しながら本考案に係る自然木を利用した木製装飾具の実施形態について説明する。なお、以下各図面を通して同一の構成要素には同一の符号を使用するものとする。
本考案に係る自然木を利用した木製装飾具は、図1に示すように、根部12および先端部14を両端とする幹10と、幹10から伸長した自然枝16と、を含む自然木2の幹10を地面100に対して略水平に載置し、この載置された自然木2の幹10の地面側Aと、地面側Aと鉛直方向に対向する開放側Bとをそれぞれ加工した木製装飾具1である。なお、幹10の地面側Aと開放側Bとに明確な境界を設けるわけではなく、地面側Aを下側と、開放側Bを上側とよぶこともある。
木製装飾具1は、自然木2の幹10の地面側Aの自然枝16から選択した複数の枝の先端部を地面100と水平に揃断して、幹10を地面100に対して略水平となるように支持する脚部20を有する。
また、木製装飾具1は、幹10の水平方向Yおよび長手方向Xに所定面積を有する地面100に水平な台部32と、幹10の鉛直方向Zおよび水平方向Yに一定面積を有する地面100に略垂直な幹10の断面状の2つの側壁34と、を有し、台部32と側壁34とがそれぞれ接続したセル30を備える。なお本明細書において、図1に示すように、木製装飾具1(幹10)の水平方向Yとは図面の手前から奥方向へ向かうY方向とし、鉛直方向Zは木製装飾具1(幹10)の開放側Bから地面側Aへ向かう方向とする。
すなわち、セル30は、自然木2の幹10の一部を切除した部分であり、幹10の長手方向Xの一定幅をY方向(水平方向)及びZ方向(鉛直方向)に切削して接続させ、地面100に対して水平な台部32と略垂直な2つの側壁34とを有するセルである。また脚部20は、先端の全面が地面100に接地して、幹10を安定に支持するのに十分な強度を持つ、十分な本数の自然枝16を加工して製造する。脚部20より長く、脚部20が安定に接地することを妨げる自然枝16は切断し、その他の自然枝16は装飾として残しても或いは切断してもよい。
木製装飾具1の根部12は、立木を伐採する際に通常は切断されて自然木2の一部として残らないが、立木を根こそぎ引き抜いた場合は、そのまま残して加工等して意匠として用いてもよい。先端部14も、そのまま意匠として用いてもよい。以下、根部12と先端部14は、特に切断すると断らない限り、自然木2の一部として木製装飾具1を構成するものとする。
この自然木2を加工した木製装飾具1の台部32は、腰掛として用いてもよいし、装飾品を載置する装飾台として用いてもよく、簡易なテーブルその他の用途に用いることも出来る。ただし、自然木2を加工した木製装飾具1をベンチや椅子など、特に人間が腰掛ける物品として用いる場合、木製装飾具1は、脚部20が人間等の重量に十分耐え得るように十分太くて強い枝16を選択し揃断して製造されなければならない。
あるいは本発明の木製装飾具1は、図2に示すように、幹10の長手方向Xに、幹10の未加工部18をそれぞれ挟んで複数のセル30を連続して装設してもよい。幹10の未加工部18は、例えば木製装飾具1を椅子やベンチとして用いる場合、肘掛として利用することが出来る。
一方、木製装飾具1の他の実施形態として、木製装飾具1は図3に示すように、幹10の水平方向Yおよび長手方向Xに所定面積を有する地面100に水平な台部32と、幹10の鉛直方向Zおよび水平方向Yに所定面積を有する地面100に略垂直な当該幹100の断面状の2つの側壁34と、幹10の鉛直方向Zおよび長手方向Xに所定面積を有する地面10に略垂直な後壁36とを有し、台部32と後壁36とが2つの側壁34とそれぞれ接続した後壁付きセル30’を備えもよい。
この、他の実施形態における木製装飾具1は、幹10の水平方向Yの後方に自然木2の一部を残して後壁36を形成する点が、上記実施形態と異なっている。台部32、側壁34、後壁36は、それぞれ相互に滑らかに接続されてもよい。後壁36は、例えば木製装飾具1を椅子やベンチとして用いる場合、背もたれとして利用することが出来る。あるいは後壁付きセル30’を装飾台として用いるなら、後壁36を絵や写真等を飾る装飾壁として利用することが出来る。
また、上記実施形態と同様に、幹10の長手方向Xに、幹10の未加工部18をそれぞれ挟んで複数の後壁付きセル30’を連続して装設してもよい(図4)。あるいは、上記セル30と後壁付きセル30’を、幹10の長手方向Xに、幹10の未加工部18をそれぞれ挟んで複数個無作為に連続して装設してもよい。
さらに、図5に示すように、本考案に係る自然木2を利用した木製装飾具1は、自然木2の根部12及び/又は先端部14を切除して、一端10Lと他端10Rを有する木製装飾具1としてもよい。上記のように、立木を伐採する際は通常、根部12を土中に残して自然木2を切断するため、木製装飾具1は自然木2の根部12側に一端10Lを有するのがむしろ普通である。また、自然木2の先端部14は、幹10が略一定の太さを保つように切断されるのが好適である。
根部12及び/又は先端部14を切り取ることにより、コンパクトな木製装飾具1とすることが出来る。図5において、セル30と後壁付きセル30’の個数は任意であり1個のみでもよく、複数個の場合はこの2種類のセルは順不同に装設されてよい。
あるいは更に別の実施例として、木製装飾具1は図6に示すように、自然木2の根部12及び先端部14を地面100に対して略垂直に切断して、一端10Lと他端10Rを備えた幹10を形成し、幹10の開放側Bを長手方向Xと水平方向Yに全て切除して、地面100に水平な台部32を形成してもよい。すなわち、この実施形態においては、木製装飾具1は、脚部20を下側(地面側A)に備えた幹10の上側(開放側B)を、長手方向に略半切りにして切断面を上にして台部32を形成する。
このような木製装飾具1には、図示しないが、台部32に垂直に取手を設けて肘掛としてもよいし、台部32に垂直にパラソルを設けて日よけ雨よけとしてもよい。
以上のような本考案に係る自然木を利用した木製装飾具1は、次のような手順で製造することが出来る。
すなわち、本考案に係る自然木を利用した木製装飾具1の製造方法は、
(1)根部12および先端部14を両端とする幹10と、幹10から伸長した自然枝16と、を含む自然木2を準備するステップ
(2)自然木2の幹10を地面100に対して略水平に載置するステップ
(3)自然木2の幹10の地面側Aの自然枝16から選択した複数の枝の先端部を地面100と水平に揃断して、幹10を地面100に対して略水平となるように支持する脚部20を形成するステップ
(4)幹10の長手方向Xの一定幅を、開放側Bから鉛直方向(Z方向)に幹10の長手方向Xと垂直に切削して、幹10の鉛直方向(Z方向)および水平方向(Y方向)に一定面積を有する地面100に略垂直な幹10の断面状の2つの側壁34を形成するステップ
(5)幹10の長手方向Xの一定幅を、水平方向(Y方向)に切削して、幹10の水平方向(Y方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する地面100に水平な台部34を形成するステップ、
(6)台部32と2つの側壁34とを接続したセル30を形成するステップ、
を備える。
(1)根部12および先端部14を両端とする幹10と、幹10から伸長した自然枝16と、を含む自然木2を準備するステップ
(2)自然木2の幹10を地面100に対して略水平に載置するステップ
(3)自然木2の幹10の地面側Aの自然枝16から選択した複数の枝の先端部を地面100と水平に揃断して、幹10を地面100に対して略水平となるように支持する脚部20を形成するステップ
(4)幹10の長手方向Xの一定幅を、開放側Bから鉛直方向(Z方向)に幹10の長手方向Xと垂直に切削して、幹10の鉛直方向(Z方向)および水平方向(Y方向)に一定面積を有する地面100に略垂直な幹10の断面状の2つの側壁34を形成するステップ
(5)幹10の長手方向Xの一定幅を、水平方向(Y方向)に切削して、幹10の水平方向(Y方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する地面100に水平な台部34を形成するステップ、
(6)台部32と2つの側壁34とを接続したセル30を形成するステップ、
を備える。
また、上記他の実施形態における後壁付きセル30’を備える製装飾具1の製造方法は、上記ステップ(1)〜(3)を同一とし、これに続くステップは以下の(4)’〜(7)’とする製造方法である。
(4)’ 幹10の長手方向Xの一定幅を、開放側Bから鉛直方向(Z方向)に幹10の長手方向Xと垂直に切削して、幹10の鉛直方向(Z方向)および水平方向(Y方向)に所定面積を有する、地面100に略垂直な幹10の断面状の2つの側壁34を形成するステップ
(5)’ 幹10の長手方向Xの一定幅を、開放側Bから鉛直方向(Z方向)に幹10の長手方向Xと平行に切削して、幹10の鉛直方向(Z方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する、地面100に略垂直な後壁36を形成するステップ
(6)’ 幹10の長手方向Xの一定幅を水平方向(Y方向)に切削して、幹10の水平方向(Y方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する、地面100に水平な台部32を形成するステップ
(7)’台部32と後壁36とを2つの側壁34にそれぞれ接続して後壁付きセル30’を形成するステップ
(5)’ 幹10の長手方向Xの一定幅を、開放側Bから鉛直方向(Z方向)に幹10の長手方向Xと平行に切削して、幹10の鉛直方向(Z方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する、地面100に略垂直な後壁36を形成するステップ
(6)’ 幹10の長手方向Xの一定幅を水平方向(Y方向)に切削して、幹10の水平方向(Y方向)および長手方向(X方向)に所定面積を有する、地面100に水平な台部32を形成するステップ
(7)’台部32と後壁36とを2つの側壁34にそれぞれ接続して後壁付きセル30’を形成するステップ
一端10Lと他端10Rを有する木製装飾具1を製造するには、単に根部12および先端部14を地面100に略垂直に切断すればよい。
さらに、図6に示す木製装飾具1は、自然木2の根部12及び先端部14を地面100に対して略垂直に切断して一端10Lと他端10Rを備えた幹10を形成し、脚部20を下側(地面側A)に備えた幹10の上側(開放側B)を、長手方向に略半切りにして切断面を上にして台部32を形成すればよい。
以上、本考案に係る自然木を利用した木製装飾具及びその製造方法について、図を参照して説明したが、本考案の自然木を利用した木製装飾具は上記実施形態に限定されるものではない。自然木の種類は特に限定されないが、用途に応じて脚部の強度には十分注意する必要が有る。自然木の根部、先端部、幹から伸長する自然枝等は、完成品である木製装飾具全体の意匠の構成に応じて切断、装飾したり或いは研磨・塗装等行ってよく、自由に処分してよい。また、防腐のため防腐剤を塗布したり、幹内に防腐機構を別途設けてもよい。
その他、本考案は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本考案に係る木製装飾具の、腰掛、装飾品を載置する装飾台、簡易なテーブルその他の用途に利用することが出来る。
1:木製装飾具
2:自然木
10:幹
12:根部
14:先端部
16:自然枝
18:未加工部
20:脚部
30:セル
30’:後壁付きセル
32:台部
34:側壁
36:後壁
100:地面
2:自然木
10:幹
12:根部
14:先端部
16:自然枝
18:未加工部
20:脚部
30:セル
30’:後壁付きセル
32:台部
34:側壁
36:後壁
100:地面
Claims (10)
- 根部および先端部を両端とする幹と、前記幹から伸長した自然枝と、を含む自然木の前記幹を地面に対して略水平に載置し、
前記載置された自然木の地面側と、該地面側と鉛直方向に対向する開放側とをそれぞれ加工した木製装飾具であって、
前記自然木の幹の地面側の自然枝から選択した複数の枝の先端部を前記地面と水平に揃断して、該幹を該地面に対して略水平となるように支持する脚部を備える、自然木を利用した木製装飾具。 - 前記幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する前記地面に水平な台部と、
前記幹の鉛直方向および水平方向に一定面積を有する前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁と、
を有し、前記台部と前記2つの側壁とがそれぞれ接続したセルを備える、請求項1に記載の自然木を利用した木製装飾具。 - 前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数の前記セルを連続して装設した、請求項2に記載の自然木を利用した木製装飾具。
- 前記幹の水平方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に水平な台部と、
前記幹の鉛直方向および水平方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な該幹の断面状の2つの側壁と、
前記幹の鉛直方向および長手方向に所定面積を有する、前記地面に略垂直な後壁と、
を有し、
前記台部と前記後壁とが前記2つの側壁とそれぞれ接続した後壁付きセルを備える、請求項1に記載の自然木を利用した木製装飾具。 - 前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数の前記後壁付きセルを連続して装設した、請求項4に記載の自然木を利用した木製装飾具。
- 請求項2に記載のセルと請求項4に記載の後壁付きセルを、前記幹の長手方向に、該幹の未加工部をそれぞれ挟んで複数個無作為に連続して装設した、自然木を利用した木製装飾具。
- 前記自然木の根部及び/又は先端部を切除した、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の自然木を利用した木製装飾具。
- 前記自然木の根部及び先端部を地面に対して略垂直に切断して、一端と他端を備えた幹を形成し、該幹を長手方向に水平に全て切除して該地面に水平な台部を形成した、請求項1に記載の自然木を利用した木製装飾具。
- 前記台部に垂直に取手を設けた、請求項8に記載の自然木を利用した木製装飾具。
- 前記台部に垂直にパラソルを設けた、請求項8または9に記載の自然木を利用した木製装飾具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010006659U JP3164888U (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 自然木を利用した木製装飾具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010006659U JP3164888U (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 自然木を利用した木製装飾具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3164888U true JP3164888U (ja) | 2010-12-24 |
Family
ID=54876235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010006659U Expired - Fee Related JP3164888U (ja) | 2010-10-07 | 2010-10-07 | 自然木を利用した木製装飾具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3164888U (ja) |
-
2010
- 2010-10-07 JP JP2010006659U patent/JP3164888U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060180055A1 (en) | Composite assembly of interconnectable furniture | |
TWD120881S1 (zh) | 椅子 | |
USD494788S1 (en) | Back and seat cushions for a chair | |
US20160045028A1 (en) | Furniture with concealed weld construction | |
USD513456S1 (en) | Stacking chair | |
USD495168S1 (en) | Back and seat cushions for a chair | |
JP3164888U (ja) | 自然木を利用した木製装飾具 | |
USD495169S1 (en) | Back and seat cushions for a chair | |
CN210158354U (zh) | 一种多功能多变坐具 | |
JP3677467B2 (ja) | 木質立脚座椅子 | |
CN204292592U (zh) | 一种桌椅转换用具 | |
Kamperidou et al. | Ancient greek furniture: source of inspiration for the designers and manufacturers of modern times | |
US5275454A (en) | Twig furniture | |
CN216293526U (zh) | 一种多功能摇椅 | |
CN211510952U (zh) | 组合造型藤编家具 | |
CN217524354U (zh) | 一种塑料拼接件及拼接家具 | |
CN211212192U (zh) | 一种多功能单人靠椅 | |
KR200494939Y1 (ko) | 기능성 소파 | |
CN202312233U (zh) | 一款伸缩凳 | |
JP3097511U (ja) | 背中から腰にかけてを気持ちよく押し戻してくれる木の椅子 | |
KR20170003388U (ko) | 벤치와 테이블 기능을 겸비하는 가구 | |
US20010004791A1 (en) | Process for preparing furniture and decorative item | |
CN206006591U (zh) | 一种官帽椅 | |
JP3034666U (ja) | フラワー家具 | |
CA3083556A1 (en) | Convertible bench/table assembly |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |