JP2002520988A - 細長基材の囲繞方法と装置 - Google Patents

細長基材の囲繞方法と装置

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JP2002520988A
JP2002520988A JP2000558596A JP2000558596A JP2002520988A JP 2002520988 A JP2002520988 A JP 2002520988A JP 2000558596 A JP2000558596 A JP 2000558596A JP 2000558596 A JP2000558596 A JP 2000558596A JP 2002520988 A JP2002520988 A JP 2002520988A
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sealant
polymeric
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ヌル・オフェルベルフ
ジャン−マリー・エティエンヌ・ノルフ
バルト・ファン・メーウェン
ラルフ・リーツケ
ペーター・ファン・オフェルマイヤ
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Tyco Electronics Raychem BVBA
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/18Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
    • H02G15/1806Heat shrinkable sleeves

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  • Cable Accessories (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 低中電圧用電線の接続部(3)のための熱収縮性囲繞体であって、二種の異なった材料(7,9)(好ましくはホットメルト型接着材)を利用して接続部(3)に被包した容器内の空洞を充填すると共に、囲繞体の両端において高軟化点のシーラント(7)を他の低軟化点のシーラント(9)を保持するダムとして作用すべく位置決めする。シール材(7,9)としては特定の形状の層にするか、不連続層とするのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、例えば電気ないし遠隔通信用ケーブルの如くの細長基材、特に当該
ケーブルの接続部の囲繞シールに関する。
【0002】 (発明の開示) 第1局面での本発明は、細長基材を囲繞する製品であって、 a) 容器と、 b) 比較的高い軟化点と所定温度において比較的高い溶融粘度との何れか、また
は、両方を有する第1高分子シール材と、 c) 比較的低い軟化点と所定温度において比較的低い溶融粘度との何れか、また
は、両方を有する第2高分子シール材とからなり、 少なくとも使用時には前記第1及び第2高分子シール材が、第1高分子シール
材が第2高分子シール材と容器の各端との間に臨むように前記容器内に配置され
ることよりなる製品を提供するものである。
【0003】 第2局面での本発明は、細長基材を囲繞する方法であって、 a) この基材に第1および第2高分子シール材を載置するステップと、 b) 第1高分子シール材が第2高分子シール材と容器の一端との間に介在するよ
うに、前記第1および第2高分子シール材の回りおよび基材の回りに容器を設け
るステップとからなり、 前記第1高分子シール材は比較的高い軟化点と所定温度において比較的高い溶
融粘度との何れか、または、両方を有しており、前記第2高分子シール材は比較
的低い軟化点と所定温度において比較的低い溶融粘度との何れか、または、両方
を有していることからなる方法を提供している。
【0004】 好ましくは、第1高分子シール材には少なくとも二つの部分があるのが望まし
い。少なくとも使用に当たっては、この第1高分子シール材の少なくとも一方の
部分は、細長基材上で第2高分子シール材の両側に設けられているのが望ましい
【0005】 第3局面での本発明は細長基材を囲繞する製品であって、 a) 容器と b) 高分子シール材とからなり、 仕様に当たっては、この高分子シール材が容器内に臨むことよりなる製品を提
供している。
【0006】 第4局面での本発明は、細長基材を囲繞する方法であって、 a) この基材に高分子シール材を載置するステップと、 b) 高分子シール材と基材とを容器で包み込むステップとからなる方法を提供し
ている。
【0007】 使用に当たっては、高分子シール材は好ましくは100℃以上の温度に加熱し
て、溶融させると共に、流動して基材に密着するようにするのが望ましい。
【0008】 一部の実施の形態においては、高分子シール剤は硬化しうるものである。この
ような実施の形態では、高分子シール材を硬化させる硬化剤が含まれているのが
望ましい。この硬化剤は、高分子シール材の一部であってもよいし、或いはシー
ル材に完全に混合されていてもよいし、また、シール材とは別材であってもよい
。この硬化剤は、例えばマイクロカプセルに含ませたペレットの形で、シーツ材
に層として設けてもよいし、他のもの、例えばシート、袋、メッシュに含まれる
か、それにくっついた形で設けられていてもよい。硬化剤がシール材の一部でも
なく、また、別材として使われるのでもない場合、加熱時にシール材と混合され
るようになっているのが望ましい。
【0009】 高分子シール材は容器とは別材であってもよく、例えば層状であってもよい。
このシール材、或いは少なくともその一部は容器のない表面に例えば層として設
けられていてもよい。この場合、本発明による方法のステップ(a)とステップ(
b)とは、同一ステップ、即ち、その内表面に高分子シール材が設けられている
容器を基材の載置するステップからなるものであってもよい。
【0010】 誤解を避けるためにも、全ての局面での本発明の特徴は、その一部または全て
が他の局面での本発明の特徴の一部または全てと組み合わさっていてもよい。
【0011】 容器は、寸法回復性を有している、例えば寸法が収縮しうるものであるのが望
ましい。特に、容器は寸法諸元が熱回復し得るようになっているのが望ましい。
この容器は、例えばチューブないしスリーブの形状を呈していてもよい。細長基
材を包み込むようなシート状であってもよく、例えばいわゆるラップ・アラウン
ド型スリーブであってもよい。このラップアラウンド・スリーブには、その長手
両縁に沿って閉塞用レールと、包み込んだスリーブを使用時に閉成した状態に保
持する独立したチャンネル部材とが備わっているのが望ましい。
【0012】 細長基材を囲繞した状態で容器を載置(例えば包み込み)すると、その後は容器
が基材の周囲で収縮されるように(例えば火炎トーチまたは熱風)で加熱するのが
望ましい。この加熱で高分子シール材が溶融すると共に、流れて基材に密着する
ようであるのが望ましい。このように容器が回復すると、高分子シール材は容器
と基材との間の隙間を一つ残らず、ほぼ埋め尽くしてしまうようであるのが望ま
しい。
【0013】 第1局面と第2局面での本発明によれば、軟化点が比較的高く、所定温度での
溶融粘度が比較的高いかの何れか、または両方の性質を有する第1高分子シール
材と、軟化点が比較的低く、所定温度での溶融粘度が比較的低いかの何れか、ま
たは両方の性質を有する第2高分子シール材とがある。(各シール材のこのよう
な物理特性が「高い」、「低い」という場合、それは他の材料の対応物理特性に比し
てのことである)。第1高分子シール材の軟化点は少なくとも80℃、好ましく
は少なくとも85℃、例えば少なくとも88℃であるのが望ましい。第2高分子
シール材の軟化点は80℃未満、好ましくは78℃未満、例えば76℃未満であ
るのが望ましい。各シール材の相対溶融粘度としては100℃において測定した
ものが望ましく、この温度での第1高分子シール材の溶融粘度は少なくとも10
0パスカル秒、好ましくは少なくとも150パスカル秒であるのが望ましい。ま
た、同一温度での第2高分子シール材の溶融粘度は、60パスカル秒未満、好ま
しくは50パスカル秒未満であるのが望ましい。
【0014】 これらのシール材の軟化点はASTM規格の試験方法E28-97(「リング-ボ
ール装置による樹脂の軟化点」)に準拠して測定されているのが望ましい。また、
これらのシール材の溶融粘度も、ブルックフィールドHBT型粘度計とスピンド
ルSC-27を用いてASTM規格の試験法D-3236-88に準拠して測定さ
れているのが望ましい。
【0015】 軟化点と溶融粘度の何れか、または両方が異なっている二種の高分子シール材
を利用すれば、二つの相容れない要件、即ち、シール材としては加熱操作時に流
動して基材に密着しなければならないこと、しかも、凝固する前に容器からでて
しまわなければならないこととを満たすことができる。第1高分子シール材は、
より流動状に溶融した第2高分子シール材が容器から流出してしまうのを防ぐダ
ムの作用をなすのが望ましい。好ましくは、容器(例えばスリーブ)の長手方向の
両端には、ある量の第1シール部材が含まれていて、より流動状に溶融した第2
シール材の流出を阻止するようになっているのが望ましい。
【0016】 高分子シール材はブロック、シート、或いはそれに類似の形態であってもよい
。別の方法としては、ペレット状であってもよいし、粒子状ないし遊離した形で
あってもよい。このシール材は、例えば一つかそれ以上の袋、ポーチ、メッシュ
の如きの収容媒体に収納されているか、または、保持されていてもよい。シール
材はペレット状として、一つかそれ以上のメッシュ袋ないしポーチに入れた状態
で供給されるのが特に望ましい。複数の袋ないしポーチを利用する場合では、こ
れらの袋ないしポーチは別々になっていてもよいし、或いは、つなぎ合わせてい
てもよい。シール材が溶融すると、このシール材は編目を流れて基材と密着する
ようになっているのが望ましい。メッシュとしては高分子材料で作られているの
が望ましく、この高分子材料としては、シール材を加熱しているときに溶けない
ように架橋結合されているのが望ましい。
【0017】 高分子シール材は好ましくはポリアミドからなる。このポリアミドとしては、
二量体化脂肪酸と脂肪族アミンの何れか、または、両方の基づいたものが望まし
い。硬化剤を利用する場合、これとしてはエポキシ材が好ましい。しかし、その
他の硬化剤を利用することも可能であり、例えば過酸化物またはアクリル酸塩末
端化プレポリマー(acrylate terminated prepolymer)(例えば、ポリウレタンな
いしポリエステルなど)であってもよい。シール材としては、例えば酸またはア
ミンで末端化されたものであってもよい。このシール材がアミンで末端化されて
いるものであれば、そのシール材は通常、エポキシ系硬化剤と迅速に反応するの
で、硬化剤はシール材を硬化するのが必要となるときまで、シール材とは別に保
存しておくのが望ましい。
【0018】 その他の高分子シール材を利用することも可能であり、その一例としてポリエ
チレンワックス、官能化ポリエチレンワックス、ポリエチレン共重合体(例えば
エチレンビニールアセテートとエチレンブチルアセテートとの何れか、または両
方)、ポリウレタンなどが挙げられる。
【0019】 前述したように、高分子シール材は、層状の形で、好ましくは容器のない表面
に層として設けられた形で提供されていてもよい。このシール材の層は連続して
いてもよいが、不連続になっている方が望ましい。この層には、例えば隙間、穴
、凹凸、凹所、凸部などの如くの複数の不連続部があるのが望ましい。例えば、
層は、例えば隙間で櫛歯状になった複数の細片ないしブロックからなるものであ
ってもよい。それに加わって、或いはそれとは別の方法として、層としては、例
えば山と谷の如くの互いに交互する複数の凹部と凸部とからなるものであっても
よい。更に、層には穴、隙間、凹所、凸部のどれか、或いは組合せがアレーを構
成したものであってもよい。
【0020】 本願発明者らは、シール材の層を不連続とすれば二つの主たる利点が得られる
知見を得た。第一に、容器が特にラップアラウンドスリーブである場合、基材へ
の容器の載置が容易になる(例えば層に不連続部があれば、そのように望まれて
いる場合に容器が可撓性を保つことができる)。第二に、シール材の溶融、流動
、基材との密着が促進される。これは少なくとも部分的には、不連続部があるが
ためにシール材の表面面積が増加していること、或いは、溶融と適切な流動の速
度の増加に寄与するシール材の形状ないし配列によるものの何れか、または両方
が考えられる。
【0021】 シール材の形状としてはどのような形であってもよい。押出し成形したもので
あってもよいし、単に成形加工したものであってもよい。他に考えられる方法と
しては、シール材を容器に例えば流し込むか、射出したり、或いはスプレーして
、シール材を容器に塗布することが挙げられる。シール材と容器にあてがうに先
だってシール材の形を整える場合では、その後で例えば熱溶着法により容器に結
合させるのが望ましい。
【0022】 シール材が層状であれば、その厚み(溶融し適材に密着する前での厚み)は4.
0センチ以下、好ましくは3.0センチ以下、特に2.0センチ以下が望ましい
。この層の厚みは少なくとも0.5センチ、好ましくは少なくとも0.7センチ
、特に少なくとも1.0センチが望ましい。層の正確な厚み、それに、層が二層
以上の場合でのその層の数については、特定の要件、特に基材の寸法諸元と形状
及び充填容量に応じて当業者が決めるとしてもよい。
【0023】 本発明は、例えば電線や遠隔通信用ケーブルの如きのケーブルを囲繞してシー
ルするのに利用するのが望ましい。より好ましくは、二本かそれ以上の斯かるケ
ーブルの接続部ないし切断部を囲繞してシールするのに利用するのが望ましい。
本発明は、低電圧電力線の接続部、特にいわゆる分岐接続部(branch-off joint)
を囲繞するのに適している。この接続部は、例えば複数のケーブルの接続部や、
一つのコネクタのブロックであってもよい。好ましくは、この接続部は高分子シ
ール材で好ましくは隙間や空洞なしで被包されているのが望ましい。寸法回復性
容器(例えば熱収縮性スリーブ)を利用した場合、容器の回復に伴って高分子シー
ル材が隙間を埋め尽くして基材に密着するようになり、かくてシール材で完全に
被包される。熱収縮性スリーブを用いることによるもう一つの利点として、スリ
ーブが加熱された(収縮した)後に冷却すると、スリーブの素材の再結晶化が起こ
り、かくてスリーブが余計に収縮されることになる。これが通常発生する温度範
囲は約85〜100℃であり、その温度範囲では高分子シール材の少なくとも一
部、または通常は全てが一般に依然と溶融状態にある(時として再結晶化ないし
硬化温度が軟化温度よりも低いときがあるから)。このことは、スリーブが冷め
るに伴って高分子シール材が硬化し始めると(但し、その大部分が硬化する前)、
スリーブはシール材を隙間や空洞、そして基材の回りを埋め尽くすようになる。
これにより基材を確実に空隙なしで被包させることができるのである。
【0024】 電力線の接続部を囲繞するようにしている本発明の実施の形態にあっては、囲
繞体は好ましくは、「定格電圧0.6/lKvの配電ケーブル用接続部、係止端、
屋外端子部材」のためのセネレック(Cenelec)負荷サイクル仕様規格HD623を
満たしているのが望ましい。この仕様規格は、低電圧用接続部囲繞体及び端子部
材のシール及び絶縁信頼性を試験する標準手順を定めているものである。この試
験では、接続部のある電線に電流を流して導体の温度を当該電線の最大定格温度
よりも5〜10℃高めに上げて、一連の負荷サイクルをかけることにより行うこ
とになっている。(PVC絶縁ケーブルの最大定格温度は70℃であり、ポリエ
チレン絶縁ケーブルの場合ではそれは90℃である。)各負荷サイクルは、先ず
2時間にわたって上昇温度を維持し、その後、電流を遮断して導体が3時間を超
えない時間以内に周囲温度の10℃以内まで冷却するサイクルからなっている。
全試験は、この負荷サイクルを接続部囲繞体を空中に晒して63回行い、その後
、水中(水頭圧1メートル)に浸漬して63回負荷サイクルをかけることよりなる
。この規格試験に合格するためには、電線導体は負荷サイクル試験後に指定の交
流試験電圧に耐えなければならず、また、絶縁抵抗(指定の試験による)も少なく
とも59メガオームでなければならない。このセネレック仕様規格は厳しい試験
を課しており、本願発明者らは本発明により接続部囲繞体をこしらえることによ
り、斯かる仕様規格を順当に満たすことができる知見を得た。特に、(ここで説
明したように)第1及び第2シール材を用いれば、ポリエチレン絶縁ケーブルに
対する過酷な負荷サイクル試験を順当に通ることができることが判明した。
【0025】 以後、添付図面を参照しながら、本発明を詳述する。 図1と図2とに、電気ケーブル1の間に介在する低電圧用電気ケーブル接続部
が概略的に示されている。図1では、電気接続部は、一つのコネクタブロック3
を介して画成されているが、図2では複数の接続部がそれぞれに対応するコネク
タ5を介して画成されている。何れにしても、どうやって囲繞してシールすべき
かについて、それぞれ異なった重要な問題をはらんでいる。しかし、何れの場合
でも本発明により、湿気やその他の汚染物などが侵入しやすい空洞や隙間をほぼ
介在させることなく接続部を完全に被包シールすることができる。また、ケーブ
ルと接続部とが安全性能を発揮するためには、接続部域での裸出した導体から水
分やその他の汚染物を完全に取り除けることが必要である。
【0026】 図1と図2には、第1高分子シール材7と第2高分子シール材9との二種のシ
ール材も図示されている。第1高分子シール材7は第2高分子シール材9に比べ
て高い軟化点と100℃において高い溶融粘度とを有している。これらのシール
材は共にポリアミドからなる。これらのシール材は、架橋ポリマー材のメッシュ
からなるそれぞれの袋に入れられている。各接続部において、第1シール材7が
二箇所にあって、接続部域の長手方向に沿った両端においてケーブルを被包して
いる。一つのより大きな第2シール材9の袋はこの接続部に被包させてある。そ
の後、(図示はしていないが)熱回復性スリーブを、両シール材と接続部とを包み
込むように被せて加熱するが、この加熱操作でスリーブが回復すると共に、シー
ル材が溶融してメッシュ製袋から流れ出す。第1シール材7は第2シール材9よ
りも軟化点と溶融粘度との両方が高いから、第1シール材は第2シール材ほど迅
速には溶融しないし、また、溶融したとしても、第2シール材ほど迅速に流動化
することはない。従って、第1シール材はスリーブの回復作用時に当該スリーブ
の両端から第2シール材が出てくるのを防ぐダムの働きをし、それ自体が出てく
るようなことはない。他方、第2シール材は迅速に溶融すると共に、粘度が低い
ことから、ケーブル接続部の回りに流れ込んで、湿気やその他の汚染物が侵入し
て接続部のトラブルを惹起することになる空洞を介在させることなく当該接続部
を完全に被包するようになる。
【0027】 図3は、押出し成形で形成した高分子シール材の層11(明確にするために、
一部分しか図示していない)を示す図である。層11は、その長手方向に延在し
、同じく長手方向に延在する厚みの比較的大きい薄部15で互いに隔離されてい
る複数の厚みの比較的小さい厚部13からなる。各厚部13の厚みは約1.0セ
ンチであり、各薄部の厚みは約0.2センチである。また、各薄部15には貫通
穴17の列が形成されている。この構成には幾つかの利点がある。第一に、薄部
があるために、層としては可撓性の富み、(ケーブル接続部の如くの)基材に包み
込みやすくなる。第二に、シール材の厚部があることから、基材が適切に被包さ
れる上での相当量のシール材が得られる。そして第三に、その形状と大きい表面
面積がために、シール材が急速に溶融して効率よく流動化できる。特に後者の特
徴は図4に概略的に示されているところであり、図4においては、熱回復性スリ
ーブ19と同心配置されたシール材製の二つの層11とからなる本発明による製
品が加熱用トーチ21で加熱されている状態を示している。矢印は、溶融するシ
ール材の最初の部分が貫通穴17を介して製品の中心へ向かって流れる状態を示
している。
【0028】 図5は、ラップアラウンド用熱回復性スリーブ23であって、その内表面27
に高分子シール材の不連続層25が設けられている当該スリーブ23を示してい
る。スリーブそれ自体には、閉塞用レール29、閉塞用チャンネル部材32、切
裂き用クリップ33とからなる従来公知の開閉構成が備わっている。しかし、高
分子シール材の層25は従来公知のものではない。この実施の形態では、層は長
手方向に延在するシール材の細片35からなり、互いに隣接する細片の間には隙
間37が介在している。また、シール材の各細片35には一列の貫通孔39がそ
の厚みを貫通して形成されている。各細片35の厚みは約13ミリ、幅は約40
ミリ、各貫通孔39の直径は約15ミリ、各隙間37は約3ミリ幅である。
【0029】 各細片35、ひいては層25全体は、実際は二種の異なったシール材からなる
。即ち、各細片の両端部域41は軟化点が比較的高く、また、100℃での溶融
粘度も比較的高い第1高分子シール材(ポリアミド)からなり、各細片の長手方向
中間部域43は軟化点が比較的低く、100℃での溶融粘度も比較的低い第2高
分子シール材(ポリアミド)からなる。各細片の両端部域の外側は、シール材が無
く、単にシール材の薄層にすぎないスリーブの内表面の端部域45となっている
。このスリーブ23の内表面21の長手方向両端部には、円周方向に延在するポ
リマー発泡材47の周突条が設けられていて、この周突条で熱収縮時にスリーブ
の端部からシール材が出てくるのを阻止するが、同時に空気の排出だけは許容す
るようになっている。
【0030】 図6は、ラップアラウンド用熱回復性スリーブ23の内表面に不連続層状の高
分子シール材49を(溶融状態で)塗布するところを示している。溶融シール材は
、図示の如くX-Y平面において移動自在(ロボットによる)な塗布銃51で塗布
している。図7は、幾らか異なったシール材塗布方法を示しており、ここでは移
動自在塗布銃53からスプレーしている。
【0031】 図8は、複芯ケーブルの導体56(図9に示す)の間に差し込む楔片55を示し
ている。この楔片55は導体56を互いに離間する、即ち、導体間に隙間を形成
するようにその形状が定められている。大抵の複芯ケーブルには導体が四本ある
ことから、好ましくは少なくとも二つの楔片を利用するのが望ましい。これら二
つの楔片は互いに直交するように差し込んで、四本の導体を図9に示したように
離間する。
【0032】 各楔片には、当該楔片を導体間に差し込むと好ましくは突出したままとなる、
例えば(符号57で)図示の如くの突出頭部を備えているのが望ましい。これによ
り幾つかの利点が得られる。第一に、高分子シール材が導体間に適切に流入でき
る程度まで当該シール材が確実に加熱される前に、そのシール材が導体と接触す
るのをほぼ防ぐことが出きる。このように導体間を離間させておけば、加熱操作
時に導体で熱が冷めるのを概ね防ぐことが出きるのである。第二に、楔片の頭部
の形状が、熱回復性スリーブが接続部の回りで回復しても当該スリーブの外側か
ら視認できるので、楔片が差し込まれているかどうかが判断できる(不正確な差
し込みに対する安全弁ともなる)。第三に、少なくとも一つの楔片の頭部に、例
えば、(ケーブル導体を予備加熱しておく敷設法で)導体が充分予備加熱された時
期を見計らうために温度インジケータを含ませることが出きる。例えば温度イン
ジケータとしては、熱流動性物質、例えばワックスでもよく、これを、溶けても
頭部にあるオリフィスから流出しないように当該頭部に含ませてもよい。
【0033】 各楔片には、例えば被覆層として高分子シール材と硬化剤の何れか、または両
方が含まれていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による高分子シール材が溶融前に接続部におかれた状態を
示す電気ケーブルの分岐接続部の概略図。
【図2】 本発明による高分子シール材が溶融前に接続部におかれた状態を
示す別種の電気ケーブルの接続部の概略図。
【図3】 本発明による高分子シール材の層を示す概略図。
【図4】 図3に示した高分子シール材が熱回復性スリーブの内側に二層も
受けられて、加熱トーチで加熱されている状態を示す概略図。
【図5】 本発明による高分子シール材の層がラップアラウンド用熱回復性
スリーブの内表面に設けられている状態を示す概略図。
【図6】 本発明による高分子シール材が不連続層としてラップアラウンド
用熱回復性スリーブの内表面に設けられている状態を示す概略図。
【図7】 本発明による高分子シール材を容器の内表面に塗布する塗布銃を
示す概略図。
【図8】 電気カーブルにおける導体を離間する楔片を示す図。
【図9】 図7に示した楔片を導体間に差し込んだ状態での二本の複芯電気
ケーブルの間の接続部域を示す概略図。
【符号の説明】
1…ケーブル 7…第1高分子シール材 9…第2高分子シール材 11…層 13…厚部 15…薄部 21…加熱トーチ 23…熱回復性スリーブ 25…不連続層 55…楔片
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月27日(2000.3.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項15】 請求項14に記載の製品または方法であって、前記容器(
23)が熱収縮性であり、前記楔片(55)の前記突出形部(57)に、使用時の容
器を収縮させる適当な加熱を表示する手段が備わっていることを特徴とする製品
または方法。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月24日(2000.7.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 (技術分野) 本発明は、例えば電気ないし遠隔通信用ケーブルの如くの細長基材、特に当該
ケーブルの接続部の囲繞シールに関する。 国際出願公開第WO91/00601号(レイケム社)に、電気ケーブルのための接続部囲
繞体が開示されている。この囲繞体は、シール用マスチックを包み込む熱回復性
布製スリーブからなり、そのスリーブの両端は囲繞部材に取り付けられている。
斯かる囲繞体には二種の材料が使われており、そのうちの一種の材料は室温にお
いてより大きい粘度と、残りの一種の材料の粘度よりも大きい溶融粘度との両方
を有するブロッキング材として作用するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 (発明の開示) 第1局面での本発明は、細長基材を囲繞する製品であって、少なくとも使用時
には第1および第2シール材を含む容器からなり、第1高分子シール材が第2高
分子シール材と容器の一端との間に介在することよりなる製品において、前記第
1および第2シール材の両方が高分子であると共に、前記第1シール材が前記第
2シール材よりも高い軟化点と所定温度における高い溶融粘度とを有しているこ
とを特徴とする製品を提供している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 第2局面での本発明は、細長基材を囲繞する方法であって、 a) この基材に第1及び第2シール材を載置するステップと、 b) 第1シール材が第2シール材と容器の一端との間に介在するように、前記第
1及び第2シール材の回り及び基材の回りに容器を設けるステップとからなり、 前記第1及び第2シール材が高分子であり、また、前記第1シール材が前記第
2シール材よりも軟化点が高く、特定温度における溶融粘度も高いことを特徴と
する方法を提供している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C A,CN,CZ,EE,HU,ID,IL,IN,JP ,KR,LT,LV,MG,MX,NO,PL,RO, RU,SK,TR,UA,US,ZA (72)発明者 バルト・ファン・メーウェン ベルギー、ベー−3294モーレンステーデ、 ドルプストラート7番 (72)発明者 ラルフ・リーツケ ドイツ連邦共和国デー−85646アンツィン グ、カイザーヴェーク17番 (72)発明者 ペーター・ファン・オフェルマイヤ ベルギー、ベー−3001ヘーフェルレー、ナ ームセステーンウェッヒ253番 Fターム(参考) 5G375 AA02 BA26 BB43 CA02 CB08 DB33

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長基材を囲繞する製品であって、 a)容器と、 b)比較的高い軟化点と所定温度において比較的高い溶融粘度との何れか、または
    、両方を有する第1高分子シール材と、 c)比較的低い軟化点と所定温度において比較的低い溶融粘度との何れか、または
    、両方を有する第2高分子シール材とからなり、 少なくとも使用時には前記第1及び第2高分子シール材が、第1高分子シール
    材が第2高分子シール材と容器の各端との間に臨むように前記容器内に配置され
    ることよりなる囲繞用製品。
  2. 【請求項2】 細長基材を囲繞する方法であって、 a)この基材に第1及び第2シール材を載置するステップと、 b)第1シール材が第2シール材と容器の各端との間に介在するように、前記第1
    及び第2シール材の回り及び基材の回りに容器を設けるステップとからなる方法
    において、 前記第1高分子シール材は比較的高い軟化点と所定温度において比較的高い溶
    融粘度との何れか、または、両方を有しており、また、前記第2高分子シール材
    は比較的低い軟化点と所定温度において比較的低い溶融粘度との何れか、または
    、両方を有していることよりなる囲繞方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の製品または請求項2に記載の方法であって
    、第1シール材には少なくとも二つの部分があって、少なくとも使用に当たって
    は、この第1高分子シール材の少なくとも一方の部分は、細長基材上で第2高分
    子シール材の両側に設けられてなる製品または方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項に記載の製品または方法であって、前記シーラン
    ト材は、使用時には内側を向く容器の表面に設けた不連続層の形をしてなる製品
    または方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の製品または方法であって、前記不連続層が
    。前記第2材料の部分が両端に設けられてほぼ平行な条片からなり、前記第1材
    料が前記第2材料の部分間に臨んでなる製品または方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から3に記載の製品または方法であって、前記シー
    ル材は容器とは別の自立製品であることを特徴とする製品または方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から3に記載の製品または方法であって、前記シー
    ル材はシート状であって(a)可変厚みと(b)穴(39)との何れか一方、または両方
    を有してなる製品または方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から3に記載の製品または方法であって、前記シー
    ル材は、容器を宛う前にあっては基材を被包するメッシュ袋に含ませたペレット
    状であることよりなる製品または方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の製品または方法であって、前記メッシュ袋
    は、シール材を溶融ないし軟化させるに必要な温度では溶融しないことよりなる
    製品または方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項に記載の製品または方法であって、前記シーラ
    ント材(7、9)の最大厚みは4センチ以下、好ましくは3センチ以下、特に2セ
    ンチ以下であることよりなる製品または方法。
  11. 【請求項11】 前記請求項に記載の製品または方法であって、前記シーラ
    ント材の最大厚みは少なくとも0.5センチ、好ましくは少なくとも0.7セン
    チ、特に少なくとも1センチであることよりなる製品または方法。
  12. 【請求項12】 請求項11(好ましくは請求項10にも)に記載の製品また
    は方法であって、低中電圧用電力ケーブルの接続部に使用した製品または方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項に記載の製品または方法であって、前記容器は
    ラップアラウンド用スリーブであって、その縁部に沿ってシーラント保持部材、
    好ましくは高分子発泡細片を有しており、前記シーラント保持部材が、熱収縮時
    に前記スリーブの両端からシール材が流出するのを防ぐことよるなる製品または
    方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項に記載の製品または方法であって、複芯コアを
    有する電気ケーブルに使われており、前記コア間には当該コアを離間する楔片が
    設けられており、該楔片にはその輪郭が容器壁を介して視認しうる突出形部を有
    してなる製品または方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の製品または方法であって、前記容器が
    熱収縮性であり、前記楔片の前記突出形部に、使用時の容器を収縮させる適当な
    加熱を表示する手段が備わっていることよりなる製品または方法。
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