JP2002520933A - 内蔵型情報交換回路用アナログインタフェース - Google Patents

内蔵型情報交換回路用アナログインタフェース

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JP2002520933A JP2000559528A JP2000559528A JP2002520933A JP 2002520933 A JP2002520933 A JP 2002520933A JP 2000559528 A JP2000559528 A JP 2000559528A JP 2000559528 A JP2000559528 A JP 2000559528A JP 2002520933 A JP2002520933 A JP 2002520933A
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ビリオット・ジェラード
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コミツサリア タ レネルジー アトミーク
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Abstract

(57)【要約】 搬送波の振幅変調による情報交換回路用アナログインタフェースは、アンテナ(22)の端子に接続されているインタフェース入力(102,104)と、情報交換回路の論理ユニット(26)にその一方の出力が接続される復調器(150)と、情報交換回路に電源電圧を供給するための手段(106)とを備えている。本発明によれば、また、インタフェースは、復調器(150)の一方の入力および電源電圧を調整するための装置(120,122,132)に接続されている搬送波を整流および濾波する手段(116,118)を備えている。本発明は、とくに、物体または人間の識別および記憶に対する用途に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、内蔵型情報交換回路用のアナログインタフェースに関する。
【0002】 (背景技術) 内蔵された情報交換回路は、物体、例えば、製造ライン上で加工される物体、
または携帯可能なデータ記憶カード上で使用され得る。内蔵型情報交換回路と固
定ステーションとの間の情報交換は、接触なしに誘導的(inductively)に行わ
れる。
【0003】 情報交換回路およびこの情報交換回路が使用される物体は、通常、独立した電
源を備えていない。それらの作動に必要なエネルギは、固定ステーションから誘
導的に供給される。
【0004】 結果として、本発明によるアナログインタフェースはデータ送信/受信機能お
よび使用される回路へ電力を供給するための機能を実施する。
【0005】 本発明は、とくに、製造され、加工されまたは補完されるべき物体の識別およ
び選別に関する用途において、かつ携帯可能な「スマートカード」型の装置にお
いて使用される。
【0006】 本発明の他の使用例は、輸送、製造監視および動物識別活動である。
【0007】 (従来技術) 添付された図1は、機能的ブロックの形で、携帯可能な物体に使用されかつ固
定ステーションと連係する情報交換回路の主要構成要素を示している。
【0008】 総括的な参照符号10が付された固定ステーションは、移動物体に使用された
情報交換回路からの信号を受信し、かつ、この回路へ信号を送信することができ
るアンテナ22を備えている。
【0009】 情報交換回路は、搬送波の変調によって行われる。
【0010】 総括的な参照符号20は図示しない移動物体に使用された情報交換回路を示し
ている。この回路は、また、交換回路20(送信モード)によって、または固定
ステーション10(受信モード)によって変調され得る搬送波の送受信用アンテ
ナ22を備えている。
【0011】 回路20用のアナログインタフェース24はアンテナ22に接続された入力/
出力23およびマイクロプロセッサユニット等の論理処理ユニット26によるデ
ータ信号の交換用の第1入力/出力25を有している。論理ユニットは、交換さ
れるべきデータが記憶されるメモリ手段28と連係する。
【0012】 アナログインタフェースからの第2出力30は、矢印31で示されるように、
論理ユニット26およびメモリ手段28に電力供給エネルギを出力する。このエ
ネルギはアンテナ22によって受信された誘導エネルギから出力される。
【0013】 この説明の最後で参照している文献(1)には、受信時のオン/オフ型変調に
適合させられる情報交換回路用のアナログインタフェースが記載されている。イ
ンタフェースは、アンテナの端子に存在する信号から、データ、情報および回路
に必要な電源エネルギを取り出すように設計された2つの整流および調整ユニッ
トを含む。
【0014】 この型のインタフェースは、受信された信号に付与された振幅範囲内で十分に
作動する。受信された信号が弱いときには、情報交換回路は不十分な電力供給に
よりもはや作動しない。
【0015】 逆に、アンテナに印加された電界が非常に強いときには、非常に大きい電流が
整流および調整ユニットを通過する。したがって、これらのユニットの構成要素
は、これらのユニットが過電流の作用により破壊されることを防止するために非
常に大型にする必要がある。しかしながら、この制限は、情報交換回路の小型化
とほとんど合致しない。
【0016】 また、説明の最後で参照している文献(2)には、搬送波の位相変調に基づく
情報交換回路用アナログインタフェースが説明されている。
【0017】 記載されている装置は、受信された信号のレベルを調整するための手段を備え
、かつインタフェース構成要素中の過電圧および過電流に関連する困難を克服す
ることができる。
【0018】 この型の装置の作動は、信号搬送波(位相変調された)の周波数が低い、1M
Hzより少ないときに十分である。10MHzより大きい搬送波周波数による使
用のために、文献(2)で提案された解決は、とくに復調に関して許容できない
電気消費を結果として生じ、かつ情報交換回路の内蔵の性質とほとんど合致しな
い。
【0019】 (発明の開示) 本発明の目的は、上述された装置の制限を持たない情報交換回路用アナログイ
ンタフェースを提供することである。
【0020】 とくに、第1の目的は、搬送波の振幅変調による情報交換回路用のこの型のイ
ンタフェースを提供することである。
【0021】 また、他の目的は、10MHzより大きい周波数の搬送波による高い周波数範
囲内で作動するよう適合されたかかるインタフェースを提供することである。
【0022】 また、他の目的は、チップの形で極めて高度に集積され得る非常にエネルギ消
費の低いインタフェースを提供することである。
【0023】 また、他の目的は、少数の構成要素でかつ大規模工業生産に適するかかるイン
タフェースを提供することである。
【0024】 さらに、他の目的は、情報交換回路中でアンテナによって受信された誘導電界
の強さの大きな変化にもかかわらず、十分に作動することができるインタフェー
スを提供することである。
【0025】 より詳細には、これらの目的を達成するような本発明の目的は、アンテナの端
子に接続されるように設計されたインタフェース入力、情報交換回路の論理ユニ
ットにその一方の出力が接続される復調器、および前記情報交換回路に電源電圧
を供給するための手段を備える搬送波の振幅変調による情報交換回路用アナログ
インタフェースである。
【0026】 本発明によれば、また、インタフェースが、復調器の一方の入力および電源電
圧を調整するための装置に接続されている、搬送波を整流および濾波する手段を
備えている。
【0027】 上述した特徴、とくに調整装置により、回路を過電流および過電圧から保護す
ることができる。インタフェースおよび論理ユニット構成要素を通過する唯一の
電流は、それらの作動に必要な最小の電流であり、そして構成要素は非常に小さ
く作られる。さらに、整流および濾波手段は、復調器および電源の調整のための
信号を処理するために共通に使用される。
【0028】 さらに、インタフェースは、10MHzより大きい搬送波周波数で作動可能で
ある。アンテナのすぐ後ろに配置された整流および濾波手段は、復調器および変
調回路に低い周波数の信号を供給するために使用され得る。信号処理は、その場
合に、過剰なエネルギ消費を引き起こすことなく処理可能である。
【0029】 調整装置は、整流および濾波手段によって出力される整流された電圧に関連し
てアンテナインピーダンスを変更するための手段を備えることができる。
【0030】 これらのインピーダンス変更手段は、アンテナを受信された誘導電界に対して
多少受容的にし、かつそれにより誘導電界の強さの変化によって発生され得る回
路中の電流または電圧変化を除去することを助けている。
【0031】 アンテナインピーダンス変更手段の1つの特別な実施例によれば、これらの手
段はアンテナ端子に並列にインタフェースへの入力に接続される制御可能な負荷
を備えることができる。
【0032】 制御可能な負荷は、例えば、電界効果トランジスタから出発して作られること
ができ、その場合、チャンネル端子(ソースおよびドレイン)が抵抗を介してア
ンテナ端子に接続される。
【0033】 電源電圧調整装置は、また: 基準電圧源、並びに 整流および濾波手段によって出力される整流された電圧と基準電圧とを比較す
るための手段を備えている。比較手段は、整流された電圧と基準電圧との間の電
圧の差に関連してインピーダンス変更手段を制御するためにアンテナインピーダ
ンスを変更するための手段に印加される制御入力に接続されている。
【0034】 整流および濾波手段は、また、比較手段を介して、復調器に接続され得るか、
および/または直接電気リンク(electrical link)を介して接続され得る。
【0035】 例えば、比較手段は整流器に接続された正の入力、基準電圧源に接続された負
の入力およびインピーダンス変更手段に接続された制御出力を備えた増幅器を有
することができる。
【0036】 比較手段増幅器は演算増幅器であってもよく、その非反転および反転入力が、
それぞれ正および負の入力を形成する。
【0037】 また、比較手段は、負の入力を形成するグリッド、正の入力を形成する第1チ
ャンネル端子および出力を形成する第2チャンネル端子を備えた、電界効果トラ
ンジスタ、とくにPMOS型トランジスタで作ることも可能である。
【0038】 この発明の他の特徴および利点は添付図面の図を参照して以下の説明を読んだ
後に明瞭になる。この説明は例示の目的のみで示され、かつ方法を限定するもの
ではない。
【0039】 (発明を実施するための最良の形態) 上述された図1の類推によって、図2の全体の参照番号24は情報交換回路の
インタフェースを示している。この回路は、また、送受信アンテナ、論理処理ユ
ニットおよびメモリユニットを備えている。
【0040】 さらに、図1の類推によって、アンテナ、論理ユニットおよびメモリは、それ
ぞれ、参照番号22,26および28が付されている。論理ユニットおよびメモ
リは図2に示されてないが、括弧内のそれらの参照によって単に示される。
【0041】 インタフェース24への入力23はアンテナ22の端子に接続される2つの端
子102および104から構成される。
【0042】 例えば、4つのダイオード106a,106b,106c,106dのブリッ
ジの形において略示される第1整流器106は、アンテナ入力端子102,10
4に接続されている。他のあらゆる整流装置が使用され得る。
【0043】 情報交換回路における種々の装置への、とくに論理ユニット26およびメモリ
28への電源電圧出力は第1整流器106の出力端子108,110から取られ
る。
【0044】 第1出力端子108は、整流器106の2つのカソード106c,106dに
よって形成され、整流器のアノードは入力端子102,104に接続されている
。第2出力端子110は2つのダイオード106a,106bのアノードによっ
て形成され、そのカソードは入力端子に接続されている。記載された例において
、第2出力端子110は接地端子を形成し、インタフェース24において負の基
準である。
【0045】 第2整流器116は、2つのダイオード116aおよび116bを備えており
、そのアノードは、それぞれ、インタフェースの入力端子102および104に
接続される。第2整流器116からの出力は、フィルタコンデンサ118の第1
アーマチュアに共通して接続されるダイオード116aおよび116bのカソー
ドから構成されている。
【0046】 1つの変形例によれば、ダイオード106a,106b,106c,116a
および116bは、また、接合部として使用される電界効果トランジスタによっ
て置き換えられることもでき、そのチャンネルがチャンネルの端子の一方(ドレ
インまたはソース)に接続されている。さらに、外部接続抵抗がこれらのトラン
ジスタのグリッド、チャンネルおよびソース端子上で使用され得る。
【0047】 フィルタコンデンサの第2アーマチュアは接地端子110に接続される。
【0048】 整流されかつ濾波された電圧は、フィルタコンデンサ118の端子において利
用可能であり、その値はアンテナによって電圧出力に比例している。言い換えれ
ば、アンテナによって送られる誘導電界の強さに比例している。この電圧は以下
で単に「整流された電圧(rectified voltage)」という。
【0049】 整流された電圧は、基準電圧源120の電源に使用される。基準電圧源は予め
定められかつ広い作動範囲内で、電源電圧から独立している一定出力電圧を出力
するために使用される。
【0050】 整流された電圧は、また、増幅器122、例えば、演算増幅器に電力を供給す
るために使用される。
【0051】 最後に、整流された電圧は、抵抗ブリッジ125a,125bを介して、増幅
器122の第1入力124(非反転)に印加される。増幅器122の第2(反転
)入力126は、基準電圧源120によって出力された基準電圧を受信する。増
幅器122は本質的に整流されかつ濾波された電圧を基準電圧と比較する手段を
形成している。
【0052】 増幅器122からの出力128によって出力された信号は、整流された電圧と
基準電圧との間の差にほぼ比例する。この信号は、以下で「制御出力(control
output)」という。この制御出力は、制御可能な負荷132の制御端子130に
印加される。
【0053】 制御可能な負荷132は、入力端子102,104に並列に、言い換えれば、
アンテナ端子に並列に接続される。この制御可能な負荷は、情報交換回路と交信
(communicating)している固定ステーションから受信された誘導電界の強さに
前記負荷を適合させるようにアンテナインピーダンスを変更するために使用され
る。
【0054】 アンテナによって案内された誘導電界が増加する傾向があるとき、アンテナ2
2の端子102,104で利用可能な電圧も同様に増加する。結果として、出力
端子108,110で利用可能な出力電圧、およびコンデンサ118の端子で利
用可能な整流された電圧は、同様に、増加する傾向がある。その場合に、増幅器
は制御可能な負荷132に印加されかつそのインピーダンスを、結果としてアン
テナ22および制御可能な負荷によって形成される組立品のインピーダンスを減
少する傾向がある制御電圧を出力する。このインピーダンスは単に「アンテナイ
ンピーダンス」と呼ばれる。
【0055】 それゆえ、アンテナはより少なく「感応(sensitive)」しかつ出力電圧が調
整される。
【0056】 逆に、アンテナによって案内される誘導電界の減少は、制御出力を介して、イ
ンピーダンスおよびアンテナ22の感度を増大する制御可能な負荷に対する調整
をもたらす。
【0057】 この原理によれば、固定ステーションによって出力された低い値の振幅変調が
制御出力に存在する。
【0058】 アンテナインピーダンスの調整、並びに、その結果、第1および第2整流器1
06,116によって出力された電流および電圧により、情報交換回路のインタ
フェースおよび残りの種々の構成要素は、受信された誘導電界に大きな変動があ
るとき発生する過電圧および過電流から保護される。そのうえ、調整がアンテナ
に直接加えられるので、構成要素の容量および大きさはこのように減少されるこ
とができかつ構成要素の一体化がより容易になされる。
【0059】 搬送波上で最初に変調された情報信号を含む制御出力は、また、復調器150
の第1入力に印加され、復調器の出力は論理ユニット26に接続される。復調器
は、搬送波上で最初にコード化された信号情報に対応する信号、好ましくは、デ
ジタル信号を論理ユニットに出力する。復調器の動作はそれ自体知られているの
で、ここでは詳細に説明しない。
【0060】 制御出力を設定するために構成要素の作動範囲を超えて復調器の作動範囲を拡
大するために、復調器150の第2入力に、コンデンサ118の端子で利用可能
な整流されかつ濾波された電圧を直接接続することができる。この実施可能性は
、図において破線127によって示されている。
【0061】 図2の参照符号400および500は、それぞれ、インタフェース上で使用さ
れ得るクロック信号発生器および変調器を示している。これらの装置は、説明の
残りで詳細に説明される。
【0062】 接合ダイオードの周辺に作られた図2の整流装置106,116は、また、変
形例として、電界効果トランジスタの周辺に作られ得る。この実施例は図3に示
されている。
【0063】 第1および第2電界効果トランジスタ206a,206bは、インタフェース
の入力端子102,104間にシリアルチャンネルを有している。同様に、第3
および第4電界効果トランジスタが入力端子間に直列に配置される。第1トラン
ジスタ206aのグリッドは、第4トランジスタ206dのグリッドに接続され
、かつ抵抗器207aを介して第1および第2トランジスタ間の共通の接続点1
10に接続されている。第2トランジスタ206bのグリッドは、第3トランジ
スタ206cのグリッドに接続され、かつ抵抗器207bを介して第3および第
4トランジスタ間の接続点108に接続されている。接続点108および110
は、第1整流器からの出力端子を形成している。DC電源電圧は、情報交換回路
用のこれらの端子の間で利用可能である。
【0064】 図4は、入力端子102,104に、言い換えれば、アンテナ端子に並列に接
続される制御可能な負荷の実施可能な1つの実施例を示している。
【0065】 制御可能な負荷は、そのグリッドが図2に関連して記載された増幅器122に
接続される制御端子を形成する、NMOS型電界効果トランジスタを備えている
。トランジスタチャンネル134は、それぞれ、抵抗136および138を介し
て入力端子102および104に接続され、それらの抵抗の値は、好ましくは、
アンテナの所定のインピーダンスに等しくかつそれに適合される。これらの抵抗
はトランジスタ134に対する追加の保護を設け、それらは、高い電流がトラン
ジスタを通過するときにドレインおよびソース電圧を減少する。
【0066】 簡単化された変形例において、抵抗は省略されかつ単に導線(conducting lin
e)によって置き換えられてもよい。
【0067】 図5は、演算増幅器を利用しない図2に示された装置の変形例を形成する、整
流されかつ濾波された電圧を基準電圧と比較する手段を形成する実施可能な1つ
の方法を示している。
【0068】 図5に示した比較装置は、そのグリッドが、図示しない基準電圧源120の出
力に接続されるPMOS型電界効果トランジスタ300を備えている。
【0069】 トランジスタ300のソース304は、ソース抵抗器306を介して、図示さ
れない第2整流器116およびコンデンサ118からの整流された電圧出力を受
信する。
【0070】 トランジスタ300のドレイン308は、図示されない制御可能な負荷132
および図示されない復調器150に接続されている。ドレインは、また、抵抗器
310を介して接地端子110に接続されている。この装置は制限された利得を
有しかつ低消費の魅力ある周波数性能を付与することができ、開ループにおいて
作動する。
【0071】 図6は、情報交換回路に使用され得るクロック信号発生器400の実施例を示
している。クロック発生器は、本質的に、電源端子108,110(図示されな
い第1整流器からの出力端子)間で直列に、それぞれPMOSおよびNMOS型
の2つの電界効果トランジスタ402,404から作られた論理インバータで構
成されている。
【0072】 トランジスタ402および404のグリッドは、入力端子の1つ102に、言
い換えれば、アンテナ端子の1つに共通して接続される。クロック発生器からの
出力は、トランジスタ402,404間の接続点406を介して作られている。
この接続点は、情報交換回路中の、図示されない論理ユニット26に接続されて
いる。
【0073】 図7は、論理処理ユニットによって発せられる信号に関連して、アンテナによ
って固定ステーションに発せられた搬送波を変調するためにインタフェース上で
使用され得る変調器500の特別な実施例を示している。
【0074】 変調器は、インタフェースの入力端子の1つ104、すなわち、アンテナ端子
と接地端子110との間に直列にかつこの順で接続されたNMOS型の第1およ
び第2電界効果トランジスタ502,504を備えている。第1トランジスタ5
02のグリッド506は、また、インタフェースの入力端子104に接続されて
いる。第2トランジスタ504のグリッド508は、発せられるための変調信号
を印加する、図示されない論理処理ユニット26に接続されている。
【0075】 理解され得ることは、変調器が、アンテナ端子の1つに単に接続されるという
意味において非対称型であるということである。この特別な特徴は、負荷が電源
電圧調整装置上の変調の衝撃(impact)を最小にしながら変調され得ることを意
味している。
【0076】 しかしながら、さらに、2つのアンテナに接続された対称の変調器を備えたイ
ンタフェースの実施例を検討することも可能である。
【0077】 好ましくは、クロック信号発生器400および変調器500は、この変調器5
00へのクロック信号発生器400の影響を減少するためにアンテナの異なるピ
ンに接続される。しかしながら、作動に関するいかなる好ましくない作用を有す
ることなく同一の接続ピンを使用することも可能である。
【0078】 上述されたインタフェースと同様なインタフェースは、非常に少数の構成要素
により作られかつ非常に大規模な集積に適している。また、空間の大きな節約が
、電圧調整装置および復調器入力に関して、第2整流器、フィルタコンデンサ1
18および増幅器122等の多数の装置を共通に配置することにより、上述され
たように得られる。
【0079】 参考文献 (1)国際特許出願第WO96/38805号 (2)ヨーロッパ特許出願第EP−A−0706151号
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインタフェースが適用され得る情報交換回路における主要装置を
示す機能的なブロック図の形で示す図である。
【図2】 本発明によるインタフェースの実施例を示す簡単化された概略図である。
【図3】 本発明によるインタフェース用の電源電圧を供給するための整流手段の特別な
実施例を示す概略図である。
【図4】 本発明によるインタフェースに使用され得るアンテナインピーダンスを変更す
るための制御可能な手段の特別な実施例を示す概略図である。
【図5】 本発明によるインタフェースに使用されることが可能である比較増幅器の特別
かつ好都合な実施例の概略図である。
【図6】 本発明によるインタフェースに使用され得るクロック信号発生器の特別な実施
例を示す概略図である。
【図7】 本発明によるインタフェースにおいて使用できる変調器の特別な実施例を示す
概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月6日(2000.6.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、内蔵型情報交換回路用のアナログインタフェースに関する。
【0002】 (背景技術) 内蔵された情報交換回路は、物体、例えば、製造ライン上で加工される物体、
または携帯可能なデータ記憶カード上で使用され得る。内蔵型情報交換回路と固
定ステーションとの間の情報交換は、接触なしに誘導的(inductively)に行わ
れる。
【0003】 情報交換回路およびこの情報交換回路が使用される物体は、通常、独立した電
源を備えていない。それらの作動に必要なエネルギは、固定ステーションから誘
導的に供給される。
【0004】 結果として、本発明によるアナログインタフェースはデータ送信/受信機能お
よび使用される回路へ電力を供給するための機能を実施する。
【0005】 本発明は、とくに、製造され、加工されまたは補完されるべき物体の識別およ
び選別に関する用途において、かつ携帯可能な「スマートカード」型の装置にお
いて使用される。
【0006】 本発明の他の使用例は、輸送、製造監視および動物識別活動である。
【0007】 (従来技術) 添付された図1は、機能的ブロックの形で、携帯可能な物体に使用されかつ固
定ステーションと連係する情報交換回路の主要構成要素を示している。
【0008】 総括的な参照符号10が付された固定ステーションは、移動物体に使用された
情報交換回路からの信号を受信し、かつ、この回路へ信号を送信することができ
るアンテナ22を備えている。
【0009】 情報交換回路は、搬送波の変調によって行われる。
【0010】 総括的な参照符号20は図示しない移動物体に使用された情報交換回路を示し
ている。この回路は、また、交換回路20(送信モード)によって、または固定
ステーション10(受信モード)によって変調され得る搬送波の送受信用アンテ
ナ22を備えている。
【0011】 回路20用のアナログインタフェース24はアンテナ22に接続された入力/
出力23およびマイクロプロセッサユニット等の論理処理ユニット26によるデ
ータ信号の交換用の第1入力/出力25を有している。論理ユニットは、交換さ
れるべきデータが記憶されるメモリ手段28と連係する。
【0012】 アナログインタフェースからの第2出力30は、矢印31で示されるように、
論理ユニット26およびメモリ手段28に電力供給エネルギを出力する。このエ
ネルギはアンテナ22によって受信された誘導エネルギから出力される。
【0013】 この説明の最後で参照している文献(1)には、受信時のオン/オフ型変調に
適合させられる情報交換回路用のアナログインタフェースが記載されている。イ
ンタフェースは、アンテナの端子に存在する信号から、データ、情報および回路
に必要な電源エネルギを取り出すように設計された2つの整流および調整ユニッ
トを含む。
【0014】 この型のインタフェースは、受信された信号に付与された振幅範囲内で十分に
作動する。受信された信号が弱いときには、情報交換回路は不十分な電力供給に
よりもはや作動しない。
【0015】 逆に、アンテナに印加された電界が非常に強いときには、非常に大きい電流が
整流および調整ユニットを通過する。したがって、これらのユニットの構成要素
は、これらのユニットが過電流の作用により破壊されることを防止するために非
常に大型にする必要がある。しかしながら、この制限は、情報交換回路の小型化
とほとんど合致しない。
【0016】 また、説明の最後で参照している文献(2)には、搬送波の位相変調に基づく
情報交換回路用アナログインタフェースが説明されている。
【0017】 記載されている装置は、受信された信号のレベルを調整するための手段を備え
、かつインタフェース構成要素中の過電圧および過電流に関連する困難を克服す
ることができる。
【0018】 この型の装置の作動は、信号搬送波(位相変調された)の周波数が低い、1M
Hzより少ないときに十分である。10MHzより大きい搬送波周波数による使
用のために、文献(2)で提案された解決は、とくに復調に関して許容できない
電気消費を結果として生じ、かつ情報交換回路の内蔵の性質とほとんど合致しな
い。
【0019】 最後に、文献(3)は、電源手線圧を出力するようになされた整流器を備えた
、振幅変調によるデータ送信装置を説明している。
【0020】 (発明の開示) 本発明の目的は、上述された装置の制限を持たない情報交換回路用アナログイ
ンタフェースを提供することである。
【0021】 とくに、第1の目的は、搬送波の振幅変調による情報交換回路用のこの型のイ
ンタフェースを提供することである。
【0022】 また、他の目的は、10MHzより大きい周波数の搬送波による高い周波数範
囲内で作動するよう適合されたかかるインタフェースを提供することである。
【0023】 また、他の目的は、チップの形で極めて高度に集積され得る非常にエネルギ消
費の低いインタフェースを提供することである。
【0024】 また、他の目的は、少数の構成要素でかつ大規模工業生産に適するかかるイン
タフェースを提供することである。
【0025】 さらに、他の目的は、情報交換回路中でアンテナによって受信された誘導電界
の強さの大きな変化にもかかわらず、十分に作動することができるインタフェー
スを提供することである。
【0026】 より詳細には、これらの目的を達成するような本発明の目的は、アンテナの端
子に接続されるように設計されたインタフェース入力、情報交換回路の論理ユニ
ットにその一方の出力が接続される復調器、および前記情報交換回路に電源電圧
を供給するための手段を備える搬送波の振幅変調による情報交換回路用アナログ
インタフェースである。
【0027】 本発明によれば、また、インタフェースが、復調器の一方の入力および電源電
圧を調整するための装置に接続されている、搬送波を整流および濾波する手段を
備えている。
【0028】 上述した特徴、とくに調整装置により、回路を過電流および過電圧から保護す
ることができる。インタフェースおよび論理ユニット構成要素を通過する唯一の
電流は、それらの作動に必要な最小の電流であり、そして構成要素は非常に小さ
く作られる。さらに、整流および濾波手段は、復調器および電源の調整のための
信号を処理するために共通に使用される。
【0029】 さらに、インタフェースは、10MHzより大きい搬送波周波数で作動可能で
ある。アンテナのすぐ後ろに配置された整流および濾波手段は、復調器および変
調回路に低い周波数の信号を供給するために使用され得る。信号処理は、その場
合に、過剰なエネルギ消費を引き起こすことなく処理可能である。
【0030】 調整装置は、整流および濾波手段によって出力される整流された電圧に関連し
てアンテナインピーダンスを変更するための手段を備えることができる。
【0031】 これらのインピーダンス変更手段は、アンテナを受信された誘導電界に対して
多少受容的にし、かつそれにより誘導電界の強さの変化によって発生され得る回
路中の電流または電圧変化を除去することを助けている。
【0032】 アンテナインピーダンス変更手段の1つの特別な実施例によれば、これらの手
段はアンテナ端子に並列にインタフェースへの入力に接続される制御可能な負荷
を備えることができる。
【0033】 制御可能な負荷は、例えば、電界効果トランジスタから出発して作られること
ができ、その場合、チャンネル端子(ソースおよびドレイン)が抵抗を介してア
ンテナ端子に接続される。
【0034】 電源電圧調整装置は、また: 基準電圧源、並びに 整流および濾波手段によって出力される整流された電圧と基準電圧とを比較す
るための手段を備えている。比較手段は、整流された電圧と基準電圧との間の電
圧の差に関連してインピーダンス変更手段を制御するためにアンテナインピーダ
ンスを変更するための手段に印加される制御入力に接続されている。
【0035】 整流および濾波手段は、また、比較手段を介して、復調器に接続され得るか、
および/または直接電気リンク(electrical link)を介して接続され得る。
【0036】 例えば、比較手段は整流器に接続された正の入力、基準電圧源に接続された負
の入力およびインピーダンス変更手段に接続された制御出力を備えた増幅器を有
することができる。
【0037】 比較手段増幅器は演算増幅器であってもよく、その非反転および反転入力が、
それぞれ正および負の入力を形成する。
【0038】 また、比較手段は、負の入力を形成するグリッド、正の入力を形成する第1チ
ャンネル端子および出力を形成する第2チャンネル端子を備えた、電界効果トラ
ンジスタ、とくにPMOS型トランジスタで作ることも可能である。
【0039】 この発明の他の特徴および利点は添付図面の図を参照して以下の説明を読んだ
後に明瞭になる。この説明は例示の目的のみで示され、かつ方法を限定するもの
ではない。
【0040】 (発明を実施するための最良の形態) 上述された図1の類推によって、図2の全体の参照番号24は情報交換回路の
インタフェースを示している。この回路は、また、送受信アンテナ、論理処理ユ
ニットおよびメモリユニットを備えている。
【0041】 さらに、図1の類推によって、アンテナ、論理ユニットおよびメモリは、それ
ぞれ、参照番号22,26および28が付されている。論理ユニットおよびメモ
リは図2に示されてないが、括弧内のそれらの参照によって単に示される。
【0042】 インタフェース24への入力23はアンテナ22の端子に接続される2つの端
子102および104から構成される。
【0043】 例えば、4つのダイオード106a,106b,106c,106dのブリッ
ジの形において略示される第1整流器106は、アンテナ入力端子102,10
4に接続されている。他のあらゆる整流装置が使用され得る。
【0044】 情報交換回路における種々の装置への、とくに論理ユニット26およびメモリ
28への電源電圧出力は第1整流器106の出力端子108,110から取られ
る。
【0045】 第1出力端子108は、整流器106の2つのカソード106c,106dに
よって形成され、整流器のアノードは入力端子102,104に接続されている
。第2出力端子110は2つのダイオード106a,106bのアノードによっ
て形成され、そのカソードは入力端子に接続されている。記載された例において
、第2出力端子110は接地端子を形成し、インタフェース24において負の基
準である。
【0046】 第2整流器116は、2つのダイオード116aおよび116bを備えており
、そのアノードは、それぞれ、インタフェースの入力端子102および104に
接続される。第2整流器116からの出力は、フィルタコンデンサ118の第1
アーマチュアに共通して接続されるダイオード116aおよび116bのカソー
ドから構成されている。
【0047】 1つの変形例によれば、ダイオード106a,106b,106c,116a
および116bは、また、接合部として使用される電界効果トランジスタによっ
て置き換えられることもでき、そのチャンネルがチャンネルの端子の一方(ドレ
インまたはソース)に接続されている。さらに、外部接続抵抗がこれらのトラン
ジスタのグリッド、チャンネルおよびソース端子上で使用され得る。
【0048】 フィルタコンデンサの第2アーマチュアは接地端子110に接続される。
【0049】 整流されかつ濾波された電圧は、フィルタコンデンサ118の端子において利
用可能であり、その値はアンテナによって電圧出力に比例している。言い換えれ
ば、アンテナによって送られる誘導電界の強さに比例している。この電圧は以下
で単に「整流された電圧(rectified voltage)」という。
【0050】 整流された電圧は、基準電圧源120の電源に使用される。基準電圧源は予め
定められかつ広い作動範囲内で、電源電圧から独立している一定出力電圧を出力
するために使用される。
【0051】 整流された電圧は、また、増幅器122、例えば、演算増幅器に電力を供給す
るために使用される。
【0052】 最後に、整流された電圧は、抵抗ブリッジ125a,125bを介して、増幅
器122の第1入力124(非反転)に印加される。増幅器122の第2(反転
)入力126は、基準電圧源120によって出力された基準電圧を受信する。増
幅器122は本質的に整流されかつ濾波された電圧を基準電圧と比較する手段を
形成している。
【0053】 増幅器122からの出力128によって出力された信号は、整流された電圧と
基準電圧との間の差にほぼ比例する。この信号は、以下で「制御出力(control
output)」という。この制御出力は、制御可能な負荷132の制御端子130に
印加される。
【0054】 制御可能な負荷132は、入力端子102,104に並列に、言い換えれば、
アンテナ端子に並列に接続される。この制御可能な負荷は、情報交換回路と交信
(communicating)している固定ステーションから受信された誘導電界の強さに
前記負荷を適合させるようにアンテナインピーダンスを変更するために使用され
る。
【0055】 アンテナによって案内された誘導電界が増加する傾向があるとき、アンテナ2
2の端子102,104で利用可能な電圧も同様に増加する。結果として、出力
端子108,110で利用可能な出力電圧、およびコンデンサ118の端子で利
用可能な整流された電圧は、同様に、増加する傾向がある。その場合に、増幅器
は制御可能な負荷132に印加されかつそのインピーダンスを、結果としてアン
テナ22および制御可能な負荷によって形成される組立品のインピーダンスを減
少する傾向がある制御電圧を出力する。このインピーダンスは単に「アンテナイ
ンピーダンス」と呼ばれる。
【0056】 それゆえ、アンテナはより少なく「感応(sensitive)」しかつ出力電圧が調
整される。
【0057】 逆に、アンテナによって案内される誘導電界の減少は、制御出力を介して、イ
ンピーダンスおよびアンテナ22の感度を増大する制御可能な負荷に対する調整
をもたらす。
【0058】 この原理によれば、固定ステーションによって出力された低い値の振幅変調が
制御出力に存在する。
【0059】 アンテナインピーダンスの調整、並びに、その結果、第1および第2整流器1
06,116によって出力された電流および電圧により、情報交換回路のインタ
フェースおよび残りの種々の構成要素は、受信された誘導電界に大きな変動があ
るとき発生する過電圧および過電流から保護される。そのうえ、調整がアンテナ
に直接加えられるので、構成要素の容量および大きさはこのように減少されるこ
とができかつ構成要素の一体化がより容易になされる。
【0060】 搬送波上で最初に変調された情報信号を含む制御出力は、また、復調器150
の第1入力に印加され、復調器の出力は論理ユニット26に接続される。復調器
は、搬送波上で最初にコード化された信号情報に対応する信号、好ましくは、デ
ジタル信号を論理ユニットに出力する。復調器の動作はそれ自体知られているの
で、ここでは詳細に説明しない。
【0061】 制御出力を設定するために構成要素の作動範囲を超えて復調器の作動範囲を拡
大するために、復調器150の第2入力に、コンデンサ118の端子で利用可能
な整流されかつ濾波された電圧を直接接続することができる。この実施可能性は
、図において破線127によって示されている。
【0062】 図2の参照符号400および500は、それぞれ、インタフェース上で使用さ
れ得るクロック信号発生器および変調器を示している。これらの装置は、説明の
残りで詳細に説明される。
【0063】 接合ダイオードの周辺に作られた図2の整流装置106,116は、また、変
形例として、電界効果トランジスタの周辺に作られ得る。この実施例は図3に示
されている。
【0064】 第1および第2電界効果トランジスタ206a,206bは、インタフェース
の入力端子102,104間にシリアルチャンネルを有している。同様に、第3
および第4電界効果トランジスタが入力端子間に直列に配置される。第1トラン
ジスタ206aのグリッドは、第4トランジスタ206dのグリッドに接続され
、かつ抵抗器207aを介して第1および第2トランジスタ間の共通の接続点1
10に接続されている。第2トランジスタ206bのグリッドは、第3トランジ
スタ206cのグリッドに接続され、かつ抵抗器207bを介して第3および第
4トランジスタ間の接続点108に接続されている。接続点108および110
は、第1整流器からの出力端子を形成している。DC電源電圧は、情報交換回路
用のこれらの端子の間で利用可能である。
【0065】 図4は、入力端子102,104に、言い換えれば、アンテナ端子に並列に接
続される制御可能な負荷の実施可能な1つの実施例を示している。
【0066】 制御可能な負荷は、そのグリッドが図2に関連して記載された増幅器122に
接続される制御端子を形成する、NMOS型電界効果トランジスタを備えている
。トランジスタチャンネル134は、それぞれ、抵抗136および138を介し
て入力端子102および104に接続され、それらの抵抗の値は、好ましくは、
アンテナの所定のインピーダンスに等しくかつそれに適合される。これらの抵抗
はトランジスタ134に対する追加の保護を設け、それらは、高い電流がトラン
ジスタを通過するときにドレインおよびソース電圧を減少する。
【0067】 簡単化された変形例において、抵抗は省略されかつ単に導線(conducting lin
e)によって置き換えられてもよい。
【0068】 図5は、演算増幅器を利用しない図2に示された装置の変形例を形成する、整
流されかつ濾波された電圧を基準電圧と比較する手段を形成する実施可能な1つ
の方法を示している。
【0069】 図5に示した比較装置は、そのグリッドが、図示しない基準電圧源120の出
力に接続されるPMOS型電界効果トランジスタ300を備えている。
【0070】 トランジスタ300のソース304は、ソース抵抗器306を介して、図示さ
れない第2整流器116およびコンデンサ118からの整流された電圧出力を受
信する。
【0071】 トランジスタ300のドレイン308は、図示されない制御可能な負荷132
および図示されない復調器150に接続されている。ドレインは、また、抵抗器
310を介して接地端子110に接続されている。この装置は制限された利得を
有しかつ低消費の魅力ある周波数性能を付与することができ、開ループにおいて
作動する。
【0072】 図6は、情報交換回路に使用され得るクロック信号発生器400の実施例を示
している。クロック発生器は、本質的に、電源端子108,110(図示されな
い第1整流器からの出力端子)間で直列に、それぞれPMOSおよびNMOS型
の2つの電界効果トランジスタ402,404から作られた論理インバータで構
成されている。
【0073】 トランジスタ402および404のグリッドは、入力端子の1つ102に、言
い換えれば、アンテナ端子の1つに共通して接続される。クロック発生器からの
出力は、トランジスタ402,404間の接続点406を介して作られている。
この接続点は、情報交換回路中の、図示されない論理ユニット26に接続されて
いる。
【0074】 図7は、論理処理ユニットによって発せられる信号に関連して、アンテナによ
って固定ステーションに発せられた搬送波を変調するためにインタフェース上で
使用され得る変調器500の特別な実施例を示している。
【0075】 変調器は、インタフェースの入力端子の1つ104、すなわち、アンテナ端子
と接地端子110との間に直列にかつこの順で接続されたNMOS型の第1およ
び第2電界効果トランジスタ502,504を備えている。第1トランジスタ5
02のグリッド506は、また、インタフェースの入力端子104に接続されて
いる。第2トランジスタ504のグリッド508は、発せられるための変調信号
を印加する、図示されない論理処理ユニット26に接続されている。
【0076】 理解され得ることは、変調器が、アンテナ端子の1つに単に接続されるという
意味において非対称型であるということである。この特別な特徴は、負荷が電源
電圧調整装置上の変調の衝撃(impact)を最小にしながら変調され得ることを意
味している。
【0077】 しかしながら、さらに、2つのアンテナに接続された対称の変調器を備えたイ
ンタフェースの実施例を検討することも可能である。
【0078】 好ましくは、クロック信号発生器400および変調器500は、この変調器5
00へのクロック信号発生器400の影響を減少するためにアンテナの異なるピ
ンに接続される。しかしながら、作動に関するいかなる好ましくない作用を有す
ることなく同一の接続ピンを使用することも可能である。
【0079】 上述されたインタフェースと同様なインタフェースは、非常に少数の構成要素
により作られかつ非常に大規模な集積に適している。また、空間の大きな節約が
、電圧調整装置および復調器入力に関して、第2整流器、フィルタコンデンサ1
18および増幅器122等の多数の装置を共通に配置することにより、上述され
たように得られる。
【0080】 参考文献 (1)国際特許出願第WO96/38805号 (2)ヨーロッパ特許出願第EP−A−0706151号 (3)ヨーロッパ特許出願第EP−A−0764920号
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ(22)の端子に接続されているインタフェース入
    力(102,104)と、 情報交換回路の論理ユニット(26)にその一方の出力が接続されている復調
    器(150)と、 前記情報交換回路に電源電圧を供給するための手段(106)と、 を備える搬送波の振幅変調による情報交換回路用アナログインタフェースであっ
    て、 前記インタフェースが、復調器(150)の一方の入力および前記電源電圧を
    調整するための装置(120,122,132)に接続されている搬送波を整流
    および濾波する手段(116,118)を有することを特徴とする情報交換回路
    用アナログインタフェース。
  2. 【請求項2】 前記調整装置が、前記整流および濾波手段(116,118
    )によって出力される整流された電圧に関連して前記アンテナのインピーダンス
    を変更するための手段(132)を備えることを特徴とする請求項1に記載の情
    報交換回路用アナログインタフェース。
  3. 【請求項3】 前記アンテナのインピーダンスを変更するための手段(13
    2)が、前記アンテナ(22)の端子に並列に前記インタフェース入力(102
    ,104)に接続されている制御可能な負荷を備えることを特徴とする請求項2
    に記載の情報交換回路用アナログインタフェース。
  4. 【請求項4】 前記制御可能な負荷が、電界効果トランジスタ(134)を
    備え、 そのチャンネル端子(ソースおよびドレイン)が、抵抗(136,138)を
    介してアンテナ端子に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の情報交
    換回路用アナログインタフェース。
  5. 【請求項5】 前記抵抗(136,138)の値がほぼ等しいことを特徴と
    する請求項4に記載の情報交換回路用アナログインタフェース。
  6. 【請求項6】 前記調整装置が、 基準電圧源(120)と、 前記整流および濾波手段(116,118)によって出力される前記整流され
    た電圧と前記基準電圧とを比較するための手段と、を備え、 前記比較手段が、前記整流された電圧と前記基準電圧との間の電圧の差に関連
    して前記インピーダンス変更手段を制御するために前記アンテナインピーダンス
    を変更するための手段(132)に印加される制御入力(130)に接続されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の情報交換回路用アナログインタフェース
  7. 【請求項7】 前記比較手段が、前記整流手段に接続された正の入力(12
    4)、前記基準電圧(120)源に接続された負の入力(126)、および前記
    インピーダンス変更手段(132)に接続された制御出力(128)を有する増
    幅器(122)を備えることを特徴とする請求項6に記載の情報交換回路用アナ
    ログインタフェース。
  8. 【請求項8】 前記整流および濾波手段が、前記比較手段を介して前記復調
    器に接続され、前記増幅器出力(128)が前記復調器入力(150)に接続さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の情報交換回路用アナログインタフェ
    ース。
  9. 【請求項9】 前記増幅器(122)が、その非反転および反転入力が、そ
    れぞれ正および負の入力を形成する演算増幅器であることを特徴とする請求項7
    に記載の情報交換回路用アナログインタフェース。
  10. 【請求項10】 前記復調器が前記整流および濾波手段に直接接続される入
    力を有することを特徴とする請求項1に記載の情報交換回路用アナログインタフ
    ェース。
  11. 【請求項11】 前記比較手段が、負の入力を形成するグリッド(302)
    、正の入力を形成する第1チャンネル端子(304)、および出力を形成する第
    2チャンネル端子(308)を有する電界効果トランジスタ(300)、とくに
    PMOS型トランジスタを備えることを特徴とする請求項6に記載の情報交換回
    路用アナログインタフェース。
  12. 【請求項12】 前記アンテナ(22)の前記端子の1つ(102)に接続
    される入力および前記論理ユニット(26)に接続される1つの出力を有するク
    ロック信号発生器(400)を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報交
    換回路用アナログインタフェース。
  13. 【請求項13】 前記論理ユニット(26)に接続される1つの入力および
    前記アンテナ端子の1つ(104)に接続される1つの出力を有する変調器(5
    00)を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報交換回路用アナログイン
    タフェース。
  14. 【請求項14】 前記搬送波の周波数が10メガヘルツより大きいことを特
    徴とする請求項1に記載の情報交換回路用アナログインタフェース。
  15. 【請求項15】 前記請求項のいずれか1項に記載のインタフェースを備え
    る情報交換回路。
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