JP2002520647A - ある容積に亘る均一光照射、及び/又は、集光を備える光学プローブ及びその方法 - Google Patents

ある容積に亘る均一光照射、及び/又は、集光を備える光学プローブ及びその方法

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JP2002520647A
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Abstract

(57)【要約】 様々な光学プローブ及び光学的方法は、様々な材料、特に、オリフィス又は通路を通って限定的にしかアクセスできない空洞内部の材料検査において有用性を持つ。例えば、哺乳動物の体内空洞、管状器官、及び、内臓の中の解剖学的構造を持つ上皮及び他の組織を検査する際に有益な光学プローブは、細長くて、光学ウィンドウ(240、302、1002)、光源(222、312、314、510、520、1020、1200、1400、1700)、空間混光器(224、304、2004、2104、2204、2304)、及び、集光器(210、320、720、1120)を含む。光源からの光は、空間混光器で混合され、それにより、光学ウィンドウの近傍で均一拡散光を実現するため、いかなる反射画像及び照射の人工産物も取り除かれる。集光器は、目標から空間混光器を通って受光するが、該集光器の視野からは、空間混光器からのいかなる残留反射及び蛍光も除外される。光学プローブは、2つの部分、つまり、再利用可能部分及び使い捨て部分から作られてもよい。再利用可能プローブ部分(900)との併用に適する使い捨て部品(910、2000、2100、2200、2300)は、細長くて、空間混光に適する内面を利用する空間混光部分、使い捨て部品を再利用可能プローブ部分上に装着するための空間混光部分から延びる細長い部分、及び、再利用可能プローブ部分を目標から封印するための保護ウィンドウつまりレンズを包含する。使い捨て部品は、様々な低価格材料から組み立てられてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、光学プローブと光学的方法とに関し、ある実施形態は、材料、特に
オリフィスや通路を通って限定的にしかアクセスできない空洞内部の材料検査に
おいて有用性を持つ光学プローブ及び方法に特に関し、また、ある実施形態は、
哺乳動物の体内空洞、管状器官、及び、内臓の内部の解剖学的構造の上皮及び他
の組織の検査において有用性を持つ光学プローブ及び方法に特に関する。
【0002】 (背景技術) 光学的に生体及び非生体の空洞内部を精査する様々な装置が知られている。使
い捨てのシースを使用する、ヒトの頚部に対して特殊な用途を持つ初期の検査装
置は、1976年3月23日にアデルマンに付与された「光ファイバを利用する
限られた開口部の空洞における検査及びサンプリング用装置」と題する合衆国特
許第3,945,371号で説明されている。使い捨てシースは、組織を照光し
て組織からの反射画像を収集するのに使用される1つの光ファイバ束又は2つの
光ファイバ束のいずれかを含む保護ウィンドウで終端する上部ダクトを持つ。光
源は、照光用の光ファイバ束の端部において光を集中させる反射鏡に取り付けら
れるランプである。画像収集ファイバ束に使用されるファイバ材の開口数すなわ
ちエヌ・エイ(NA)を選択することにより、異なった能力が達成される。0.
56のNAを持つファイバ材により、弱い照光の3ミリメートルの視距離におい
て、組織を近くで検査することができ、一方、0.099のNAを持つファイバ
材により、強い照光の2センチメートルの視距離において、通常の有利な検査を
することができる。レンズを使用する可能性について言及されているが、詳述さ
れていない。
【0003】 ごく最近になって、蛍光及びラマン分光学を用いるヒトの頚部組織の診断にお
いて使用される光学プローブが、1997年12月16日にリチャーズ−コータ
ム他に附与された「ラマン及び蛍光分光学を用いる頚部前癌診断用の光学的方法
及び装置」と題する米国特許第5,697,373号に説明されている。2つの
励起ファイバと5つの収集ファイバとを含むプローブは、「多重点接触」として
知られるタイプである。これは、遠位ファイバ端近傍の組織領域からの蛍光、及
び/又は、ラマン発光を検出するために、組織表面から実質的に一定の距離に配
置される離散的な収集ファイバを使用するからである。一定の距離は、検査中の
組織に接触する水晶遮蔽又はウィンドウにより維持される。プローブは、関連あ
る組織特性を判断するために、励起エネルギーを発生する電磁供給源、関連ある
波長を分離するためのフィルタ又はスペクトル分析器、及び、関連ある波長を処
理するコンピュータを含む、診断又はスクリーニングのシステムの一部である。
非常に多くの励起・収集ファイバの対と成形接触ウィンドウとを使用する別の光
学プローブが、1997年12月23日にリチャーズ−コータム他に附与された
「蛍光分光学を用いる頚部腫瘍形成の検出用光学プローブ及び同プローブを組み
込む装置」と題する米国特許第5,699,795号に説明されている。1つの実
施形態においては、1束に31対の光ファイバが使われ、別の実施形態において
は、1束に357対の光ファイバが使われている。
【0004】 多重点接触プローブの欠点の1つは、被写界深度が浅く、一般に、プローブ遠
位端の収集ファイバ端部は、目標から一定の短い距離の位置に置かなければなら
ないことである。接触プローブの遠位端で確実に配置されていない部分があれば
、目標から戻る光エネルギーは、そのようなプローブの臨界被写界深度特性によ
り、正確に検出されないであろう。接触プローブの不適切な設置は、オペレータ
エラーからもたらされるか、又は、十分な接触が達成できない程度まで、接触プ
ローブの遠位端に対して角度を持った目標から生じる可能性がある。多重点接触
プローブの別の欠点は、解像度に限りがある点であり、これは、多数の非常に細
かいファイバを小さいプローブに組み込む困難性と費用が掛かる点との実際的な
結果である。多重点接触プローブの更に別の欠点は、プローブの遠位端において
励起ファイバと収集ファイバとの間に間隔を空ける必要があるために、放出光の
均一な励起及び収集が欠如することである。
【0005】 レンズを使用する光学装置は、通常、被写界深度及び解像度が増すという点で
、点接触光学プローブの欠点の一部を回避する。しかし、均一な照光を達成する
には問題がある。多くの内視鏡は、オフセット照光及び観察光学システムを持ち
、オフセット配置に固有の視差により発生する、不均一な照光が悩みの種となっ
ている。一部の内視鏡は、視差により導入される不均一性を解消するために、同
軸配置の照光及び観察光学システムを持つ。例えば、1994年10月12日に
公告された「撮像及び処理装置」と題する欧州特許明細書第0 343 558
Bl号において、光ファイバ束を持つ内視鏡が説明されており、その端部表面は
、反射光の検出に使用される対物レンズを取り囲むように配置される。しかし、
この離散的光ファイバの環により達成される照光は均一ではない。また、198
7年6月9日にタカハシに附与された「内視鏡のための照光光学システム」と題
する米国特許第4,671,630号で説明されている別のタイプの内視鏡は、
視差により発生する不均一照光を解消するために同軸配置の照光観察光学システ
ムを持つ。初期の同軸配置の照光観察光学システムの不均一性を克服するために
、タカハシは、観察光学システムの対物レンズの前に矩形のパラレロピペダル(
parallelopipedal)透明体又はプリズムを使用し、プリズムの
側面から光を導入している。照光が入るところを除いて、プリズムの側面は反射
面となっている。プリズム内に導入される照光は、プリズム及び空気の屈折率の
差のために対物面で全面的に反射され、また、プリズムの反射側面によっても全
面的に反射されるが、通常の使用時にプリズムが押さえ付けられる組織において
空気に対して水の方が屈折率が大きいために対物面から投影される。その結果、
目標物の表面は、一方向に、ほとんど斜めに照光され、これにより、組織の凸凹
による影が強調されて、はっきりとした立体画像の達成を可能にする。この種の
照光は、反射光による観測に有益であると考えられるが、反射率以外に組織と光
の相互作用に基づく観測に対する有益性は説明されていない。1997年12月
23日にソーア他に附与された「画角を変更する内視鏡付属装置」と題する米国
特許第5,700,236号で説明されている別のタイプの内視鏡では、内視鏡
の画角、及び/又は、照光角度を変更するための構造を包含する遠位部を持つシ
ースが使用される。画角を変更する構造にはプリズムが含まれ、照光角度を変更
する構造には、プリズム、湾曲光導体、及び、傾斜光ファイバが含まれる。しか
し、離散的光ファイバにより達成される照光は、通常の光相互作用分析に関して
は均一ではない。他の技法を用いて均一な光を達成するための手段は、説明され
ていない。
【0006】 (発明の開示) 従って、反射率以外に、又は反射率に加えて、組織と光との相互作用を伴う観
察のための、均一な照光を実現するための装置及び方法に対する必要性がある。
例えば、前述のタカハシの特許で説明される斜めの照光は、反射光を観察する光
学システムでの使用に適する可能性があるが、目標内から来る光を観測するよう
になっている光学システムに効果的ではない。例えば、前述のリチャーズ−コー
タム’373の特許において、細胞蛍光、及び/又は、ラマン散乱光に基づくシ
ステムが説明されているが、いずれも、組織細胞内から発する光に起因するもの
であり、組織表面から反射する光に起因するものではない。視差を持つか、又は
目標表面に対して不均一又は非常に傾いた光を生成する光学システムは、蛍光及
びラマンに基づくシステムに最適ではなく、定量又は定性分析のために目標内に
貫通可能な、均一拡散光の照光を必要とする。
【0007】 従って、多様な実施形態における本発明の目的は、目標表面の通常の方向に対
して多くのほぼ直角な光線を持つ均一拡散光により、光検出システムの視野をあ
まねく目標材料を前面照射することである。 多様な実施形態における本発明の別の目的は、目標材料に接触するために、再
利用可能、使い捨て、又は、一回使用を問わず、別個の光学プローブ部分を使用
する照射システムを提供することである。該照射システムの一部の構成要素は、
光学プローブの別個の部分に組み込まれ、一方、光伝達システムの他の構成要素
は、光学プローブの再利用部分に組み込まれる。 多様な実施形態における本発明の別の目的は、光学プローブの使い捨て部分又
は一回使用部分に、照射システムの低価格な構成要素のみを組み込むことであり
、一方、高価格な構成要素を含む照射システムの他の構成要素は、光学プローブ
の再利用部分に組み込まれる。
【0008】 これら及び他の目的は、本発明の様々な実施形態において達成される。本発明
の1つの実施形態は、集光器、光源、及び、空間混光器を含む、遠位に配置され
た光学ウィンドウを持つ、光学プローブである。該集光器は、光学ウィンドウを
通過する集光軸線及び該光学ウィンドウに通常近傍の焦点面を持つ。該光源は、
投影光パターンを持つ。該空間混光器は、光源と光学的に連絡する近位端、光学
ウィンドウと光学的に連絡する遠位端、及び、光学ウィンドウを通過する投影光
軸線を持つ。空間混光器はまた、光源の投影光パターンにより部分的に交差され
る混光面を持ち、光学ウィンドウの近傍に、投影光軸線に対して直角及びほぼ直
角方向から離れた位置に最大値を持つ、照射光線の角度分布を確立する。その変
形において、混光面は、光源の投影光パターンにより部分的に交差され、光学ウ
ィンドウの近傍において、投影光軸線とほぼ平行に最大値を持つ照射光線の角度
分布を確立する。
【0009】 本発明の別の実施形態は、オリフィス、又は通路を通って限定的にしかアクセ
スできない空洞内部の生体組織を、光学プローブの光学ウィンドウを通して検査
するための、本体、レンズシステム、光源、及び、細長い内部表面を含む光学プ
ローブである。該本体は、近位部分、及び、光学ウィンドウを含む細長い遠位部
分を持つ。該レンズシステムは、本体に取り付けられ、プローブの光学ウィンド
ウを通過する光軸、及び、通常光学ウィンドウの近傍にある焦点面を持つ。該光
源は、レンズシステムの近くで本体に取り付けられ、一般に光学ウィンドウに向
かう投影光方向を持つレンズシステムと同軸である。該細長い内面は、一般に光
源の周りに配置される一端、及び、一般に光学ウィンドウの周りに配置される他
端を持ち、該内面は、光散乱面を含み、投影光パターンは、少なくとも部分的に
該光散乱面と交差し、光学ウィンドウの近傍に、レンズシステムの光軸にほぼ平
行に最大値を持つ、光線の角度分布を確立する。 本発明の更に別の実施形態は、光学プローブ用の使い捨て物品であり、使い捨
て物品は、目標に接触するための遠位端、該遠位端に付随する流体、及び、再利
用可能光学プローブ部分に取り付ける近位端を持つ。使い捨て物品は、近位端に
向って取付表面、遠位端に向って混光内部表面、及び、本体内に配置される光学
ウィンドウ部材を含む。光学ウィンドウ部材と、光学ウィンドウ部材に近位の本
体は、流体に対する防壁である。
【0010】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は、材料の光学検査用の例示的光学システムの基本的な部材を概略的に示
す。本明細書で使用されるように、光学とは、エックス線より長くてマイクロ波
より短い波長を持つ電磁放射線の発生、伝播、及び、検出を扱う物理学の部門を
意味し、光とは、エックス線より長くてマイクロ波より短い電磁スペクトルのど
任意の位置において、その1つ又はそれ以上の波長(狭帯域、広帯域、又は、そ
れらの任意の組み合わせ)における電磁放射線をいう。光学プローブ130は、
検査される材料(すなわち、目標)を照射するために、また、該照射のために目
標から出る放射線を集めるために使用される。システム制御装置及びプロセッサ
100は、システムにより行われる様々な作動を制御し、目標材料の様々な特性
に関する多重スペクトル表示を得るために、目標から収集される放射線画像の様
々な特性を処理する。材料が1つ又はそれ以上の異常をきたす可能性がある哺乳
類の組織である場合、システム制御装置及びプロセッサ100は、適当なアルゴ
リズムを使用して異常の種類を含め、組織が正常か又は異常かを判断して結果を
表示するか、又は、適当なアルゴリズムを使用して、組織が正常であるか又は異
常であるかの確率を計算し、異常であれば、異常の種類の確率を計算して結果を
表示するか、又は、適当なアルゴリズムを使用し、異常がないか組織を調べて結
果を表示するか、又は、組織の異常を処置するために、組織上に投影された光の
強さ、持続時間、及び、他の特性を制御するか、又は、上記の組み合わせを行う
ことができる。光機関110は、特定の照射波長を発生させるための1つ又はそ
れ以上の電磁エネルギ供給源を含む。光検出器120は、フィルタ及び検出器な
どの構成要素、又は、プローブ130の視野に亘ってプローブ画像の関連ある波
長の振幅を測定するためのスペクトル分析器を含む。システム制御装置及びプロ
セッサ100は、その様々な作動を制御するために、光機関110と光検出器1
20とに連結される。光機関110及び光検出器120は、代わりに液体光導体
などの他の連結手法が使用されてもよいが、光ファイバケーブルなど、任意の適
切な手段を使用して光学プローブ130と連結される。希望すれば、光機関11
0、光検出器120、又は、両方の様々な構成要素は、プローブ130内へ一体
化されてもよく、この場合、様々な有線又は無線手法を使用して、システム制御
装置及びプロセッサ100をプローブ130に連結することができる。プローブ
130が任意の制御可能又は電力式構成要素を含む場合、プローブ130は、制
御信号、及び/又は、電力を受け取り、そして/又は、状態信号を供給するため
に、システム制御装置及びプロセッサ100に接続されてもよい。哺乳類の上皮
組織の光学検査用システムの例には、1997年12月16日にリチャーズ−コ
ータム他に附与された「ラマン及び蛍光分光法を用いた頚部前癌の診断のための
光学方法と装置」と題する米国特許第5,697,373、及び、1996年6
月19日にリチャーズ−コータム他により出願された「インビボ頚部扁平上皮内
傷害及び蛍光分光法のインビボ使用のための診断方法と装置」と題する米国特許
出願シリアル第08/666,021号などがあり、本明細書において、それら
全体が参照されている。
【0011】 図2は、例えば哺乳類の場合に、体内空洞、管状器官、及び、内臓内の上皮及
び解剖学的構造など、オリフィス又は通路を通って限定的にしかアクセスできな
い空洞内部の物質を精査するための、図1のシステムにおける使用に適する光学
プローブ200の主要部材を概略的に示す。ほぼ管状の空洞内組織へのアクセス
のために、プローブ200は、一般に細長くて筒状(円形、楕円形、及び、長円
形を含む)であることが好ましく、集光器210と照射器220とを含み、それ
らは、次に、光コンダクタ222と空間混光器224とを含む。他の幾何学的形
状は、適用例の必要性に応じて、プローブ200、及び/又は、集光器210、
光コンダクタ222、及び、空間混光器224に使用されてもよく、それらは、
三角形、矩形、六角形、八角形、及び、他の多面幾何学形状などを含む。更に、
プローブ200の原理は、空洞内部へのアクセスを必要としない表面適用などの
用途に使用してもよく、その場合には、そのようなプローブの全体形状は、その
用途に適したものにすることができ、細長い必要はない。
【0012】 プローブ出力効率は、光学ウィンドウ240において、及び、照射器220の
一部を通って、共有経路を除き、照射光路と集光路とを実際上分離することによ
り最大になる。例えば、光コンダクタ222は、例示的に光線230による環状
供給源として非常に簡素化した形で示すように、集光器210の周縁部の近くか
ら目標260に向かって光を放出する。集光器210は、光線270で表わすよ
うに、目標260からの光を集める。光コンダクタ222からの光は、通過時(
ここでは図示しない。例えば、図5を参照されたい)に空間混光器224と部分
的に交差し、空間混光器は、光に含まれるいかなる反射画像や照射による人為的
産物を取り除くために光を混合する。集光器210の視野は、空間混光器224
からのいかなる残留反射及び蛍光も集光から除かれるようなものが好ましい。ウ
ィンドウ240は、開口部に過ぎないのであるが、ある必要な機械的、及び/又
は、光学的効果を達成するために、中実平坦光学ウィンドウ、シート状柔軟材、
成形レンズ、頚部骨に適合するような乳頭形を持つウィンドウなどの共形ウィン
ドウ、又は、流体充填サックなどの光学的要素、又は、これらの光学的要素の1
つ又はそれ以上の組合せが、ウィンドウ240の位置、及び/又は、集光器21
0及び光コンダクタ222の前方の空間混光器の内側に用いられてもよい。共形
ウィンドウは、例えば、1997年12月23日にリチャーズ−コータム他に附
与された「蛍光分光学を用いる頚部腫瘍形成の検出用光学プローブ及び同プロー
ブを組み込む装置」と題する米国特許第5,699,795号に説明されており、
本明細書において、その全体が参照されている。そのような中実ウィンドウ又は
レンズは、それによるいかなる光学的効果も考慮に入れて設計されることが好ま
しい集光器210及び照射器220により共有されるであろうが、光学的効率に
関する、そのようないかなる中実ウィンドウ又はレンズの効果は、光路にビーム
スプリッタ又は2色ミラーを使用する光学システムが被る効率損失と比較すると
大したことはない。更に、ビームスプリッタ及び2色ミラーは、プローブ200
の部分的に共有する照射及び集光路と比較すると、多量の迷光を発生する傾向が
ある。
【0013】 通常使用時において、プローブ200は、一般に光学ウィンドウ240の位置
で目標に接触する。照射器220は、軸線250と一致する投影光軸に沿って光
を放出し、目標材料の特定の表面領域を均一に照射して、照射表面を通って目標
材料の塊の中へ光が入り込む。集光器210は、軸線250と一致する集光軸に
沿って、この塊から均一に光を集める。投影光軸と集光軸とは、対称性を達成す
るために一致する(例えば、軸線250)ことが好ましいが、これは、もし照射
が集光する塊に亘って十分に均一であれば、必要条件ではない。 照射器220からの光は、安定し、均一であり、空間混光器224との相互作
用により拡散性である(光線が多くの角度で多くの方向から目標と交差する)こ
とが好ましい。光の拡散性は、目標材料の全体性質に基づいて選択されている、
照射器220からの投影光軸に対する光線角度の分布により、通常照射の受光を
妨げられている目標区域内をも含めて、目標内への光の貫通能力を高める。例え
ば、目標がヒトの頚部であり、蛍光及びラマンなどの弱い放射の励起のために高
い照射効率が必要な場合、光線角度の分布は、投影光軸にほぼ平行に最大値を持
ち、平行である光線の割合は小さく、平行から大きく外れる光線が実質的に皆無
であることが好ましい。しかし、一部の他の適用例において、特に、目標表面が
中程度から非常に高い程度に亘る不規則性を持つ用途では、平行からのずれの程
度がかなり大きい位置で最大値を持つ光線角度分布が必要である。投影軸線にほ
ぼ垂直な位置において最大値を持つ光線角度分布は好ましくなく、それは、この
ような光が目標内に十分に貫通しないからである。照射器220から放出される
光の特定な光線角度分布は、空間混光器224に使用される材料又は複数材料、
及び、空間混光器224の形状のほか、光コンダクタ222により放出される光
線230の角度に左右される。
【0014】 集光器210は、光学ウィンドウ240とほぼ同じ大きさの視野、その視野に
亘りほぼ均一な集光効率、及び、良好な焦点深度を持つ、光学ウィンドウ240
近傍の焦点面を持つ。集光器210は、テレセントリック・レンズシステム、又
は、擬テレセントリック・レンズシステムであることが好ましく、それらは、均
一な集光効率及びより長く効果的な焦点深度の理由から特に適合しており、前述
のリチャーズ−コータム特許文書で説明されるように、哺乳類上皮の蛍光分光法
など、低レベルの反応を伴う適用例において認められるほどの歪みがないからで
ある。しかし、必要であれば、集められた光が視野に亘って補償され、いかなる
過度の空間ひずみもまた補償されることを条件として、適切な視野を持つ他の種
類の集光器が使用されてもよい。集光器210は、多重スペクトル分析のために
色補正され、いかなる集光の不均一性も、よく知られた正規化アルゴリズム又は
半球レンズフィルタの使用などのよく知られた光学的補正により補正されること
が好ましい。集光器の視野及び焦点深度は、頚部及び他の組織に関する適用のほ
か、医学以外の適用の場合、非常に大きく変わることが可能である。
【0015】 光コンダクタ222の遠位面は、集光器210の遠位面と同じ平面にあるよう
に図2に示されているが、目標までの適当な光伝達手段により、この平面から遠
位に更に延ばすか、又は、引っ込ませてもよい。 プローブ200は、有機材や無機材を問わず、異なる種類の材料を精査するの
に役立つように目標通りの構成及び寸法にすることができるが、光学プローブ2
00は、先に引用したリチャーズ−コータム特許文書で説明される方法による蛍
光分光法を用い、哺乳類の癌又は前癌組織の診断、及び/又は、スクリーニング
用の構成及び寸法にすることができる。図3に、汎用プローブ200に基づき、
組織蛍光を使用する癌及び前癌の診断におけるヒトの頚部組織の精査用に構成及
び寸法決めされた光学プローブ300を示す。この医学的適用において、光学プ
ローブ300は、円筒状の塊内で組織を励起して蛍光を発するプローブ300の
遠位端を形成する光学ウィンドウ302を通って、紫外線範囲、可視光線、又は
、その両方の範囲において、ほぼ直角であるが多少の拡散方向で均一な光を放出
し、励起された円筒状の塊と実質的に同心である組織内に延びる円筒状の塊から
光学ウィンドウ又はプローブ遠位端302を通って、低レベルの組織蛍光を集め
る。頚部の検査の場合は、視野は約25ミリメートルで、焦点深さは約8ミリメ
ートルであることが好ましい。
【0016】 プローブ300は、ほぼ円筒状の照射遠位端部分310、及び、光ファイバ束
330および340が延びる近位端部分316を備えるハウジング(断面で図示
)を含む。遠位端部分310は、ほぼ円筒状であり、実例としては、長さ約10
.8インチ(約27.4センチメートル)、プローブ遠位端302で内径約1イ
ンチ(25ミリメートル)である。遠位端部分310は、束340のファイバの
、レンズシステム320に対する膨らみを収容するために、プローブ遠位端30
2から離れる方向に若干フレア状となっており、実例として、フレアは、約2.
5度であり、ウィンドウから約10.7センチメートル(4.2インチ)の箇所
から始まる。遠位端部分310の寸法により、反射鏡又は他の類似な装置を通る
プローブのクリアランスができることが好ましい。遠位端部分310及び近位端
部分316は、一体型として製作するか、又は、ネジ切りしてネジで結合、溶接
、接着剤で結合、クランプで結合など、希望する任意の方法により接続された別
個の単体として製作することができる。近位端部分316は、光ファイバ束33
0及び340を収納するのに都合のよい任意形状である。光学プローブは、一般
に、適当な機械的支持台などの便利な任意方法で支持されてよいが、プローブ3
00は、可搬式として設計され、適当な握り部350を含む。実例として、ヨー
ク部分及び近位端部分316を持つ握り部350は、ヨーク部を受け入れるのに
適切な任意形状であり、ネジ430及び432(図4)、又は、他の適切な任意
コネクタで遠位端部分316に回転自在に接続され、実例としては、近位端部分
316から約7.5インチ延びる。代わりに、握り部350は、近位端部分31
6に固定されてもよいし、又は、近位端部分316の一部としてもよい。プロー
ブ300には、用途に適した任意材料を使用することができる。例えば、頚部の
検査用に、遠位端部分310及び近位端部分316は、タイプ304又は同等タ
イプなどの一般に入手可能なステンレス鋼、又は、硬質黒色陽極処理が施された
タイプ6061T6アルミニウムから製作することができる。また、握り部35
0は、タイプ6061T6アルミニウム、又は、メッキ又は被覆処理の有り又は
無しの他の適当な材料から製作することもできる。また、全てのアルミニウム成
分は、金陽極処理を施すか、又は、適切なメッキ又は被膜で被覆処理することも
できる。多くの他の材料が、プローブ300の様々な部品に適している。例えば
、医学の適用例において、患者に接触する遠位端部分310は、硬質プラスチッ
ク、柔軟プラスチック、及び、紙を含む様々な医学的に承認された材料のいずれ
からも製作することができ、一方、握り部などの他の部品は、硬質プラスチック
、高密度コアフォームなどで製作することができる。更に、プローブ300の握
り部350、及び/又は、近位端部分316は、より取り扱い易くするために滑
り止め材料で被覆することができ、一方、遠位端部分310は、挿入時の摩擦低
減のために滑りやすい材料で被覆することができる。
【0017】 (照射器) 図3、図4,及び、図5は、光学プローブ300用照射器の1つのタイプの様
々な構成要素を示す。図3は、光学プローブ300の側面切取内部図である。図
4は、束340の多くの光ファイバの遠位端の真前で、光学プローブ300の光
軸に垂直に切り取られた断面図であり、そのうちの2つは、参照番号312と3
14とにより参照されている(図3)。図5は、光学プローブ300の光軸に沿
い、遠位端部分310の一部を通って切り取られた断面図である。プローブ30
0は、その遠位端302においてレンズ306で終端するが、レンズ306は、
プローブ300の遠位端302と束340のファイバの遠位端との間のどこにで
も配置されてよく、また、全く省略することもできる。レンズシステム320か
らの光ファイバ束330と光ファイバ束340とは、各々、光検出器120(図
1)と光機関110(図1)とに接続するため、近位端部分316の後部を通っ
て通過する。束330及び340のファイバは、高い効率を達成するために、各
々、光検出器120及び光機関110まで連続的に延びるが、束330、及び/
又は、束340は、例えば近位端部分316の後部又はその近くに位置する間入
コネクタにより分割されてもよい。
【0018】 束340は、目標を照光するための光ファイバを包含し、実例としては、12
00本のファイバであり、各々は、直径約0.2ミリメートル、実例として開口
数0.28を持つ。適切なファイバは、オプトラン(Optran)という製品
を持つ、マサチューセッツ州イースト・ロングメロー所在のセラモプテック(C
eramoptec)社を含む、様々な供給元から入手可能である。実例として
、束340のファイバは、各々約50本のファイバから成る24個のグループ4
01から424(図4)に分離され、グループ401から424は、ファイバ束
340から、レンズシステム320の遠位端の周りの歯付き環状形体308上の
均等間隔の環状位置まで、レンズシステム320の外面に沿って経路が決められ
、環状光源を形成する。製造時において、束340のファイバは、様々な工具類
を使用してレンズシステム用ケーシングの周りの定位置の保持され、次に、非蛍
光埋込材を使用し、当業者によく知られる方法で埋め込まれるのが好ましい。レ
ンズシステム320の近位端近くにファイバが集まると、プローブ300の片側
に膨らみを生じるが、これは、遠位端部分310のフレアにより収容される。尚
、照射ファイバ310は、光機関への接続のために、他の方法で束ねてもよいこ
とに注意されたい。例えば、ファイバは、直径が大きい1つの束340よりも、
むしろ2本以上の別々の束に集められてもよく、これであれば、個々のファイバ
の曲げ量が少なくなり、より少ない膨らみをもたらす。更に別の実施例として、
ファイバ束330の周りに、ファイバを同軸に配置することもできる。尚、24
個のグループ401から424の使用は例示的であり、希望に応じて、より多く
又はより少ないファイバを包含する、より多く又はより少ないグループを使用し
てよい点にも注意されたい。ファイバは、グループ分けする必要はないが、必要
であれば、本体304の内側近くに連続的に配置することができる。ファイバは
、光機関からのいかなる空間的定義にもある程度の混合を与えるために無作為化
されてもよい。尚、束340のファイバは、端部の研削及び研磨を行う前に、他
の適切な接着剤及び更には機械的な保持具などによる他の手法により、レンズシ
ステム320のケーシング上の定位置に保持することができる点に注意されたい
。代わりに、束340のファイバは、遠位端部分310の内面で取り付けられて
よく(図示しない)、又は、遠位端部分310とレンズシステム320との間に
配置される形体(図示しない)に取り付けられてもよい。プローブの組み立てを
容易にするために、束340からレンズシステム320に埋め込まれたファイバ
により形成されるほぼ円筒形の外面は、テフロン(登録商標)テープで巻かれる
が、様々な他の被膜及び被覆材料も同様に適切であり得る。
【0019】 レンズシステム320の遠位端の形体308は、レンズシステム320の光軸
に向かって約10度ほど、束340のファイバの遠位端を傾ける役目をする。製
造時において、傾けられたファイバは、レンズシステム320の光軸と垂直に薄
く切り分けられ、束340のファイバの各々の軸線に対してそれ自体が約10度
傾いた面を実現するために、よく知られた方法で研削及び研磨される。伝達効率
を上げるために、適当な任意の反射防止被膜をファイバ端部に塗布することがで
きる。この形状の結果,束340の各ファイバ端部から放出される光円錐の中心
は、レンズシステム320の光軸に向かって約15度傾いている。 光学プローブ300はまた、空間混光器を含むが、これは、遠位端部分310
の内壁304に特定の仕上げを施すか、又は、特定の材料を塗布することにより
実現される。一般に、空間混光器を形成する表面304は、紫外線及び可視光線
(好ましくは紫外線)の波長で高い拡散反射性を持つか、又は、持つように仕上
げられている、そして、束340のファイバの遠位端から出る光の波長を強力に
前方散乱させるように仕上げられている、実質的な非蛍光材料である。例えば、
遠位端部分310がステンレス鋼管である場合、空間混光器表面304は、適切
な表面仕上げ、実例として、8ミクロンから16ミクロンの仕上げを達成するた
めに、管の内側を研削及び研磨し、次に、均一性及び効率を上げ、また、後方散
乱を低減させるために、仕上げ面を電解研磨するか、又は、化学研磨することに
より完成される。代わりに、空間混光器304は、適切な表面特性を持ち、遠位
端部分310の内側を内張するように製造された、アルミニウム、金属、マイラ
、又は、他のタイプの箔であってもよい。空間混光器表面304の特定な特性は
、一方で反射効率、他方で均一性及び拡散性の釣合をとることにより決まる。従
って、4ミクロン程度の鏡面に近い仕上げでさえも一部の配置に適切であり得る
と考えられるが、鏡面に近い仕上げを利用する時は、ファイバ310の空間混光
器表面304からの出力を、目標において再撮像しないように注意すべきである
。他の配置において、より大きな均一性が必要であるが効率はさほど重要でない
場合、16ミクロンより大きい表面仕上げが適切であり得る。
【0020】 束340のファイバ遠位端からの光の大半は、プローブ遠位端302に向けら
れるが、光は、約16度の半分の角度で拡がり、そのため一部の光は、初めに空
間混光器表面304に当たり、前方に散乱して一般にレンズシステム320の視
野周縁部の光の強度を増し、プローブ遠位端302おいて光に対して更に多くの
光線角度を追加し、その結果、プローブ遠位端302の近傍に均一な拡散光を発
生させる。従って、空間混光器304内において、ある回数の光線の反射が必要
である。しかし、過度の回数によって光の過度の反射が起これば、多くの反射光
が空間混光器304で減衰するために、照射効率の減少をもたらすであろう。そ
のような多くの反射光は、光機関110から適切な動力が利用できない限り、必
要ではない。反射回数が多すぎれば、プローブ遠位端302の近傍で目標表面の
一般的方向にほぼ平行な光線の増加をもたらすであろう。そのような光線は、目
標(例えば、組織)内に十分な深さまで貫通せず、材料の必要な全容積に亘って
蛍光を励起しない。
【0021】 レンズ306は、遠位端302に配置され、プローブ300の光学ウィンドウ
の役目をする。レンズ306には、適切ないかなる表面輪郭も施され、スリガラ
ス、石英、融解石英、又は、ニュージャージー州ロッカウェイ所在のサイロ(C
YRO)・インダストリーズ社から市販の、同社のタイプS−10アクリライト
(Acrylite)(登録商標)アクリル成形化合物の非混和剤バージョンで
ある、タイプEXP−X72などの成形アクリルなど、良好な光学的特性及び低
蛍光性を持つ任意の適切な材料又は材料の組み合わせから作られる。レンズ30
6は、いずれかの面又は両面に、必要な任意の反射防止(「A/R」)被膜、及
び、レンズシステム320により必要とされる他のいかなる特性も持ち得る。レ
ンズ306は、束340のファイバ、レンズシステム320、及び、プローブ3
00の他の内部構成要素を、使用中の汚染及び損傷から保護するために、遠位端
部分310の内面の壁に密封される。
【0022】 図示のようにプローブ300の遠位端302に置かれると、レンズ306は、
目標に接触して圧縮することができる。しかし、レンズ306は、プローブ30
0の遠位端302から離して、レンズシステム320の遠位端の近くか、束34
0のファイバ端部(例えば、図7を参照されたい)の近くに配置するか、又は、
プローブ300の遠位端302とレンズシステム320の遠位端との間の任意の
位置に配置することができる。レンズを束340のファイバ遠位端の近くで、か
つ適切な任意の距離だけ、例えば約8ミリメートル未満で好ましくは約1ミリメ
ートル、束340のファイバ端部から離して配置すると、束340のファイバ遠
位端のいかなる反射画像もレンズシステム320の視野の外側に置かれ、その結
果、そのような反射画像が集光しようと意図された光に及ぼす恐れがあるいかな
る悪影響も回避される。例えば、光源からの反射画像は、目標の反射画像の検出
において、その両方の反射の波長又は複数の波長が同じであろうから、重大な影
響を与える。しかし、レンズからの反射画像の方は、蛍光又はラマン発光の検出
に及ぼす影響が少なく、これは、蛍光又はラマン発光の波長又は複数の波長が反
射画像の波長とは異なり、通常、帯域フィルタ又は分光器により分離されるから
である。レンズを束340のファイバ遠位端から更に離して配置するには、束3
40のファイバ遠位端の反射画像の発生を回避するために、レンズに対して非常
に良い反射防止被膜を施すか、又は、他の妥当な手法を使用する必要がある。
【0023】 図5は、光学プローブ300の空間混光器304に亘って切られた縦断面であ
り(解り易くするためにレンズ306を省略)、そこにおける光の様々な例示的
光線の挙動を示す。空間混光器304は、実例として、長さ約65ミリメートル
、直径約25ミリメートルである。束340のファイバの傾斜遠位端は、例示的
ファイバ510から発する光線514、及び、例示的ファイバ520から発する
光線524により表わされるように、レンズシステム320の視野の中心に向か
って光を偏向させる。光は、光線512及び516と光線522及び526とに
より各々表わされるように、例えば例示的ファイバ510及び520の端部から
など、よく理解された方法で、各ファイバから大体において対称な円錐パターン
で拡がる。空間混光器340は、光線512、516、522、及び、526の
前方散乱成分により表わされる、束340の各ファイバにより放出される立体角
の部分を再分布させることにより機能し、プローブ遠位端302の位置又はその
近くにおいて、目標上への空間混光をもたらす。この再分布のほか、光線514
及び524により表わされる傾斜直射光により、プローブ遠位端302の近傍で
多くの光線角度が達成される。光線の大半は、光検出器(図示しない)の光軸5
30にほぼ平行であるが、プローブ遠位端302の縁部の一部の光線は、光軸5
30に平行であり、そのため光は、効率的に目標(例えば、組織)内に入り込む
【0024】 必要な照射電力に対応できるように、光学プローブ300の照射システムに使
用される様々な構成要素及び材料が選択される。例えば、ヒトの頚部検査用光学
プローブ300の1つの使用法において、337ナノメートル、380ナノメー
トル、及び、460ナノメートルにおいて、約20から50ミリワットまでの範
囲で、プローブ遠位端302からの電力が必要となる。総インテグレーション時
間を低減させるために、希望すれば、約100ミリワット程度又はそれ以上の電
力を持つシステムを使用してもよい。実例として、プローブ300からの空間混
光された光は、波長によるが、最大約300ミクロンまで頚部組織内に入り込み
、そこで蛍光を励起する。また、光線処理を組織に加えるのに光学プローブ30
0を使用してもよいが、それは、組織の許容レベルまで達する大きな電力を必要
とする。しかし、非組織への適用においては更に高い電力レベルが必要となり得
るため、このような用途で使用される照射システムの構成要素と材料とは、相応
に選択されるべきである。
【0025】 (集光器) 図6は、プローブ遠位端302において平凸レンズ306を持つレンズシステ
ム320の様々な構成要素を示す、図3の光学プローブ300の側面切取内部平
面図である。レンズシステム320と共にレンズ306を使用することは、真の
テレセントリック・レンズシステムを形成し、そのレンズは、実例として以下の
通りである。レンズ306は、直径25.4ミリメートル、厚み4.0ミリメー
トル(レンズ厚みは、その光軸に沿って測定)、遠位表面半径は無限大、及び、
近位表面半径91.69ミリメートルを持つ平凸シリカレンズである。レンズ6
06は、直径19.0ミリメートル、厚み11.4ミリメートル、遠位表面半径
24.47ミリメートル、及び、近位表面半径16.49ミリメートルを持つB
AF10ガラスの凸凸部材と、直径19.0ミリメートル、厚み3.0ミリメー
トル、遠位表面半径16.49ミリメートル、及び、近位表面半径131.65
ミリメートルを持つFD10ガラスの凹凸部材とを備えた接着接合レンズ・アク
ロマットである。レンズ610は、直径12.5ミリメートル、厚み2.0ミリ
メートル、遠位表面半径30.83ミリメートル、及び、近位表面半径23.4
7ミリメートルを持つBK7ガラスの凹凹部材と、直径12.5ミリメートル、
厚み1.6ミリメートル、遠位表面半径23.47ミリメートル、及び、近位表
面半径69.20ミリメートルを持つSF5ガラスの凹凸部材とを備えた負の接
着接合レンズ・アクロマットである。レンズ614は、直径15.0ミリメート
ル、厚み6.3ミリメートル、遠位表面半径17.97ミリメートル、及び、近
位表面半径11.20ミリメートルを持つBAF11ガラスの凸凸部材と、直径
15.0ミリメートル、厚み1.8ミリメートル、遠位表面半径11.20ミリ
メートル、及び、近位表面半径85.31ミリメートルを持つSF10ガラスの
凹凸部材を備えた接着接合レンズ・アクロマットである。レンズ618は、レン
ズ614と同一の接着接合レンズ・アクロマットである。適切なスペーサ608
、612、及び、616、及び、フランジ602などの他の構造物は、レンズ6
06、610、614、及び、618を所定の位置に、正規の間隔をおいて保持
するために使われ、弾性Oリング604は、レンズ606に対して使用されてレ
ンズ606、610、614、及び、618を包含するチャンバを封印する。実
例として、レンズ306とレンズ606との間隔は142.50ミリメートル、
レンズ606とレンズ610との間隔は11.03ミリメートル、レンズ610
とレンズ614との間隔は3.34ミリメートル、レンズ614とレンズ618
との間隔は1.00ミリメートル、及び、レンズ618とファイバ束330の端
部表面における画像平面620との間隔は、3.00ミリメートルである。レン
ズ306及びレンズシステム320は、プローブ300の遠位端より約1ミリメ
ートル先の物点に、そして目標内に焦点合わせされ、画像サイズ縮小時の電力密
度の損失を避けるために、ファイバ束端部の画像平面上に画像の焦点を合わすよ
うに設計されている。画像平面620上の画像サイズに対する光学プローブ30
0の視野の比率は、約6Xであり、光ファイバケーブル330での画像平面上で
約f/2であって、プローブ遠位端302の近傍での適度な焦点深度を可能にす
る。
【0026】 迷光は、参照番号621などの開口部を使用して光学プローブ300の視野を
制限し、必要であれば、1つ又はそれ以上の追加開口部を取り入れることにより
、ファイバ束330の端部表面において画像平面620から遮られる。迷光は、
遠位ウィンドウ又はレンズ表面からの反射、及び、空間混光器表面304からの
後方散乱を含む多くの原因により発生する。システム320の視野制限開口部は
、ファイバ束330の端部表面の画像平面620を覆う開口部621である。実
例として、開口部621は、直径3.9ミリメートルであり、ファイバ束330
は、4.0ミリメートルの正方形である。レンズ610の前にあるもう1つの開
口部はまた、主要視野から外れる区域からの他の迷光を遮るのに効果的である。
【0027】 プローブ300及びレンズシステム320の変更例を図7に示す。プローブの
遠位端302において、レンズ306はない。代わりに、プローブ遠位端302
から引っ込んだ位置にあり、レンズシステム720に近接する空間混光器304
の十分内部に取り付けられ、束340のファイバ遠位端から1ミリメートル隔て
て置かれた、レンズ706が設けられる。追加レンズ、つまりウィンドウ707
は、レンズシステム720の遠位端に置かれ、レンズシステム720全体を封印
し、光学機器やレンズシステム720のケーシングの光学的黒色の側壁に塵が堆
積するのを防ぐ。例えばヒトの頚部などの柔軟な目標が係わる適用例においては
、プローブ遠位端302に開口部があるプローブ700は、頚部組織が遠位端セ
グメント310内にはみ出す時、頚部でより確実に安定する傾向がある。該変更
例において、レンズ706及び707と共にレンズシステム720は、テレセン
トリック・レンズシステムを形成しないが、大がかりな光学的補正をしなくても
済むように、十分に均一な集光を間違いなく達成する。プローブ700のレンズ
は、実例として以下の通りである。レンズ706は、直径25.0ミリメートル
、厚み2.0ミリメートル(レンズの厚みは、光軸に沿って測定)、遠位表面半
径82.97ミリメートル、及び、近位表面半径76.20ミリメートルを持つ
凹凸(メニスクス)アクリルレンズであることが好ましい。しかし、レンズ70
6は、必要であれば、代わりに平坦アクリルウィンドウとしてもよく、その性能
低下はごく僅かであろう。保護ウィンドウ707は、直径20.0ミリメートル
、厚み3.0ミリメートルを持つ平坦シリカシリンダである。レンズシステム7
20の他のレンズ及びスペーサは、レンズシステム320のレンズ及びスペーサ
と同じであるが、ただし、被写体とレンズ706との間隔が59ミリメートル、
レンズ706と保護ウィンドウ707との間隔が1ミリメートル、及び、保護ウ
ィンドウ707とレンズ606との間隔が80ミリメートルである点を除く。レ
ンズシステム720は、プローブ700の遠位端の内側約2ミリメートルの位置
に焦点合わせされる。この焦点面は、目標がヒトの頚部である適用例の場合、通
常、頚部組織上にあることになろう。頚部組織は、頚部本来の形状、又は、使用
時にプローブ700を所定位置に保持するために加えられる軽い圧力の結果、恐
らく、遠位端セグメント310内にはみ出すであろう。また、レンズシステム7
20は、画像平面620上に目標画像の焦点を合わせるように設計される。画像
平面620上の画像サイズに対する光学プローブ700の視野の比率は、約6X
であり、光ファイバケーブルに入る画像平面において約f/2であって、プロー
ブ遠位端302の近傍で適度な焦点深度を可能にする。
【0028】 迷光は、2つの主要開口部により、ファイバ束330の端部表面において画像
平面620から遮られる。レンズシステム720の主要開口部の1つは、レンズ
610の遠位表面を覆う開口部であり、実例として、直径6.4ミリメートルで
あり、レンズ610の遠位表面から1.00ミリメートル離れて配置される。レ
ンズシステム720のもう1つの主要開口部は、ファイバ束330の端部表面に
おける画像平面620を覆う視野制限開口部721であり、実例として、直径3
.9ミリメートルであり、画像平面620から2.00ミリメートル離れて配置
される。両方の開口部は、迷光を制御するように作動し、レンズシステム820
がテレセントリックでないことから、レンズ610の遠位表面を覆う開口部は、
集光器のf数、つまり開口数を定める。 レンズシステム320及び720の主要開口部は、画像平面620から離れる
ように迷光の方向を変える傾斜環状内面を含む。図8は、プローブ700の遠位
端302の近くで光学プローブ700(図7)のレンズ706などのレンズから
反射された様々な例示的光線が、画像平面620から遮られるか、又は、開口部
721により再方向付けされるか、そのどちらかである様子を示す。開口部72
1の環状内面は、プローブ700の光軸に対して45°傾いていることが好まし
い。レンズ706、ウィンドウ707、及び、他の供給源からレンズシステム7
20を通って到達し、開口部のすぐ外側に投影する迷光は、一度反射され、少な
くとも2つのレンズを通り、開口部、及び/又は、レンズシステム720用ケー
シングの光学的黒色内壁上に無害に向けられるか(例えば光線804を参照され
たい)、又は、2つの全く反対の45°の傾斜面により二度反射され、共にレン
ズシステム720から出るか(例えば光線806及び808を参照されたい)、
のどちらかである。
【0029】 (集光器及び照射器の組合せ) 空間混光器224から後方散乱した光が集光器210の視野の中に入るのを回
避するために、集光器210(図2)の光軸と空間混光器224の軸線との良好
な位置合わせを確実にするように注意することが好ましい。一般に、集光器21
0の視野は、位置合わせが的確である時、空間混光器224の内壁が入らないほ
ど狭いが、的確でない場合は、プローブ200の全径よりごく僅かに小さい、目
標のある区域を見ることができるほど広くなる。従って、いかなる位置合わせ誤
差も、反射及び後方散乱光が三日月形の光としてプローブ200の視野内へ入る
のを許すであろう。 集光器210の光軸と空間混光器224の軸線との確実な位置合わせは、任意
の適切な方法で確立し維持することができる。例えば、プローブ300及び70
0のプローブ遠位部分310及びプローブ近位部分316は、1つの単体として
作られ、レンズシステム320をその中に堅牢に保持するようにしてもよい。代
わりに、プローブ遠位部分310及びプローブ近位部分316を別々に作り、レ
ンズシステム320をそこに、例えばプローブ近位部分316の適切な構造部材
により堅牢に保持し、そしてプローブ遠位部分310にネジ切りを施し、プロー
ブ近位部分316の構造部材の予め位置合わせされネジ切りした開口部内に捩じ
込んでもよい。
【0030】 正規の焦点距離を集光器210とウィンドウ240との間で確実に維持するよ
うに注意することが好ましい。該焦点距離は、光学設計により予め決められてお
り、正規の焦点距離は、公差に従う製造や構成要素の適切な組立て及び位置合わ
せにより確立される。代わりに、プローブ遠位部分310にネジ切りをしてプロ
ーブ近位部分316のネジ切りした開口部内に捩じ込み、必要に応じて調整し、
止めネジ又は様々な基準の機械的絞りなどの任意の適切な装置で固定する場合の
ように、焦点距離は、機械的に可変としてもよい。様々な絞りを使用すると、設
定の繰り返しが可能になる。代わりに、小型モータ、ネジ、及び、ガイドを集光
器210内に組み込むことにより、焦点距離を光学的に可変としてもよく、必要
に応じて電気的に遠隔操作でレンズの位置を変え、正規の焦点を実現する。正規
の焦点を達成するこれらの手法や他の手法は、当業者によく知られており、必要
であれば、汎用光学プローブ200と結合して使われてもよい。
【0031】 汎用プローブ200の光コンダクタ222の環状遠位端に対する集光器210
(図2)の遠位端の軸線方向配置は、ウィンドウ240で放出される光の本来の
均一性かつ拡散性に悪影響を及ぼさないこと、また、集光器210に到達するい
かなる光も制御されることを条件として、必要ないかなる設計目的をも達成する
ために変えることができる。例えば、光コンダクタ222の遠位端は、光学プロ
ーブ300の場合のように一般に集光器210の遠位端の平面に置かれてもよい
し、平面の後又は前に配置することもできる。同様に、集光において光学的に集
光器210と協働するレンズは、ウィンドウ240で放出される光の本来の均一
性及び拡散性に悪影響を与えないことを条件として、光コンダクタ222の遠位
端平面とウィンドウ240との間の任意の位置に配置されてよい。また、機械的
な保護及び汚染制御用のレンズ306及び706などのレンズは、反射によるい
かなる迷光も制御されることを条件として、光コンダクタ222の遠位端平面と
ウィンドウ240との間の任意の位置に配置されてよい。
【0032】 光コンダクタ222の遠位端の前に配置されるレンズは、光コンダクタ222
からの光の一部を反射することにより迷光を発生させる。該レンズを光コンダク
タ222の遠位端と集光器210遠位端との両方の近くに配置すると、レンズに
より反射される光は、集光器210の視野から外れる傾向がある。しかし、レン
ズを光コンダクタ222の遠位端と集光器210遠位端との両方から隔てた位置
に配置すると、レンズにより反射されるかなりの量の光が集光器210の視野に
入る傾向があり、円板状の人工産物として目に入る。様々な手法がこのような反
射の影響を低減させるのに役に立つ。例えば、反射防止(「A/R」)被膜を使
用して、反射光の量を低減させてもよい。集光される光が照射光の波長と異なる
場合、遮断フィルタを使用して、検出される反射光の量を低減することもできる
【0033】 光コンダクタ222と集光器210とを光機関(例えば、図1の光機関110
)と光検出器(例えば、図1の光検出器120)とに各々接続するための有益で
特に効率的な方法は、光機関から光コンダクタ222まで連続する光ファイバで
ある。しかし、この接近方法は費用がかかるため、ある特定の適用例には他の接
近方法がより適する可能性がある。代わりの方法には、プローブに光学コネクタ
を設けることがあり、プローブに光機関から別々のケーブルが接続される。これ
ら別々のケーブルは、光ファイバ又は他の光コンダクタで作ることができる。例
えば、液体光導体を照射光に使用してもよい。液体光導体は柔軟性があり、光学
的な光ファイバよりも経費の点で有利であるが、変動する出力を持つ傾向もあり
、光検出器において補償される必要があり得る。例示的補償手法は、プローブ位
置での光の出力を監視するために、プローブにエッジ・オブ・フィールド光セン
サ構成要素の設置を必要とする。均一光照射の条件に基づき、液体光導体の基本
線が確立されている。そこで、毎回使用する前に、プローブ位置の光の出力を光
検出器と共にエッジ・オブ・フィールド・センサ構成要素で監視し、各患者用の
設定に対して較正係数を確立し、各患者の分析中に変動を検出して補正する。ケ
ーブル移動により生じる送信変動に空間的な要素がある場合、連続多点監視が必
要である可能性がある。
【0034】 (使い捨て構成要素を持つ光学プローブにおける光照射及び集光) 汚染回避が重要な適用例において、光学プローブは、洗浄及び除染後に完全再
利用できる単体ユニットとして、又は、洗浄や除染なしで再利用可能な専用、及
び/又は、高価な構成要素を備えた1つの部分と、洗浄及び除染して再利用可能
な保護耐用部分とを持つツーピース・ユニットとして、又は、完全再利用可能部
分と、数回又は好ましくは1回の使用後廃棄され、新しくて清潔な同一の使い捨
て部品と交換される保護使い捨て部分とを持つものとして、設計されてもよい。
図9は、完全再利用部分900と使い捨て部分910とを持つ光学プローブを示
す。再利用部分900の適切なコネクタ構成要素920は、使い捨て部分910
の適切なコネクタ構成要素912に係合し、使い捨て部分910を再利用部分9
00と確実に位置合わせして所定の位置に保持する。ねじ切り固定具、差込式固
定具、ばね式留め具、摩擦はめ込み固定具などを含む、様々な結合機構が適切で
ある。
【0035】 図10に、図20から図23で示すような使い捨て光学プローブ部分を使用す
る作業に適した完全再利用可能な光学プローブ部分900の例を示す。プローブ
900は、ほぼ円筒形の投影遠位端部分1010と、握り部950が回転自在に
接続され、光ファイバ束330及び940がそこから延びる近位端部分1016
とを含むハウジング(断面で図示)を持つ。遠位端部分1010は、ほぼ円筒形
であり、実例として、長さ約18.5センチメートル、遠位端1002において
直径約25ミリメートルであり、両方の部分1010及び1016を合わせると
全長約28.5センチメートルである。遠位端部分1010と近位端部分101
6とは、1つの単体として、又は、ねじ切りしてねじで結合、溶接、接着剤で結
合、留め具で結合など、任意の希望する方法で結合される別々の単体として組み
立てられてもよい。近位端部分1016は、光ファイバ束330及び940を収
容するのに、また、握り部950を受け入れるのに便利な任意形状でよく、握り
部は、実例として近位端部分1016から約19センチメートル延びる。再利用
可能なプローブ部分900は目標に接触しないので、プローブ300に適する材
料全般のほか、例えば医療適用例の場合の患者接触上の制限のためプローブ30
0に適さない可能性がある材料をも含み、広い範囲の様々な材料がプローブ部分
900に対して使用され得る。
【0036】 再利用可能なプローブ部分900は、集光器、実例としてレンズシステム72
0、及び、照射器の一部、実例として光導体1020を含む。空間混光器は、使
い捨て部品に含まれることが好ましい。プローブ300のファイバ340などの
ファイバから作られる光コンダクタが光導体1020の代わりに使用され得るが
、光導体1020は、再利用可能なプローブ部分900の遠位部分1010をフ
レア処理しなくて済むような、ほぼ円筒形に製作されるのが好ましく、その結果
、再利用可能なプローブ部分900に取り付けられる図20から図23の使い捨て
部品の製造が簡素化される。光導体1020は、光学プローブ300における使
用にも同様に適する。ファイバ束330は、レンズシステム720から真っ直ぐ
近位部分1016の後部を通るように経路が決められ、光導体1020には、フ
ァイバ束330が通過する開口部が設けられることが好ましい。代わりに、光導
体は、対称であるように製作することができ(図示しない)、一方、ミラー及び
プリズムなどの組立品を使い、画像をレンズシステム320の端部から、そのよ
うな光導体のノッチを通って光ファイバ束の画像平面上、又は、レンズ部分72
0と同軸でないコネクタ(図示しない)に送ることができる。 再利用可能部分900のレンズシステム720及び光導体1020のいずれも
例示的であり、他のレンズシステム、光導体、ファイバ装置、及び、レンズ、フ
ァイバ、光導体などの組合せが代わりに使用され得ることは理解されるであろう
。例えば、図11は、遠位端1002が開き、レンズつまりウィンドウ1122
がレンズシステム1120内に引っ込んでいる再利用可能なプローブ部分110
0を示すが、レンズシステム1120は、他の点ではレンズシステム720と類
似である。
【0037】 光導体1020は、様々な技法で製造され得る。例えば、光導体1020は、
融解石英から作られ、図12から図19に示すように、同心円筒光導体に連結さ
れた短尺自由形式光導体を含むツーピース品として、又は、長尺自由形式光導体
(図示しない)などの単品として製造することができる。融解石英の内外表面に
、被覆加工、真空堆積薄膜、又は、別の適切な材料を使用して、内部光反射を実
現し、光導体自体はまた、中実融解石英に代わり、中空又は液体充填とすること
ができる。これらの実施方法は、正方形クラッドロッド光インテグレータ又は入
力部に画像の人工的産物を拡散するような他の手段の使用を含む、光の均一性を
増すための当業者に公知の手段を含み得る。光は、例えばプローブ300の束3
40のファイバ端からの合流する円錐の環としてよりもむしろ、ほぼ環状で連続
的に光導体1020から放射される。
【0038】 図12は、ツーピース光導体の円筒部1200の軸線に沿う断面を示し、該光
導体は、自由形式部分1400又は自由形式部分1700のいずれかに連結され
、光導体を完成する。部分1200は、アルミニウム管1202及び1206に
包含される融解石英コア1204を持つ円筒形光導体である。実例として、円筒
形部分1200は、長さ129.5ミリメートル(5.10インチ)である。コ
ア1204は、内径20.0ミリメートル(0.787インチ)、及び、外径2
4.0ミリメートル(0.945インチ)であり、当業者によく知られる技法を
用いて製作される。コア1204は、好ましくは約0.25から0.4までの開
口数を達成するために適切に被覆された後に、迷光を制御するための不透明な被
膜で覆われる。適切な被覆材料や不透明材料は、カリフォルニア州ノース・リッ
ジ所在のケマット・テクノロジー社、及び、フロリダ州ゲインズビル所在のオプ
ティカル・ポリマ・リサーチ社を含む、様々な供給元から入手可能である。アル
ミニウム管1206は、内径19.0ミリメートル(0.748インチ)、及び
、外径19.9ミリメートル(0.783インチ)であり、一方、アルミニウム
管1202は、内径24.1ミリメートル(0.949インチ)、及び、外径2
5.0ミリメートル(0.984インチ)である。アルミニウム管1202及び
1206は、黒色陽極処理が施され、取り付けは、被覆及び被膜が完了後である
が、融解石英コア1204の端部が研削及び研磨される前に行われることが好ま
しい。部分1200の近位端を図13に示す。
【0039】 図15は、当業者によく知られる製作手法を用いて製作される自由形式融解石
英光導体部分1400を、その軸線に沿う断面図で示す。実例として、自由形式
部分1400は、長さ45.7ミリメートル(1.8インチ)で、適切に被覆処
理された融解石英コア1404を含み、融解石英コア1404は、アルミニウム
管1402の端部の研削、研磨、及び、A/R被覆の前にアルミニウム管140
2内に置かれる。被覆処理が加えられた後に、適切な任意の、好ましくは非蛍光
埋込材料を使用して、コア1404は、アルミニウム管1402の内側に埋め込
まれる。部分1500の遠位端におけるコア1404は、内径20.0ミリメー
トル(0.787インチ)、及び、外径24.0ミリメートル(0.945イン
チ)であり、近位端では、液体光導体又は光ファイバケーブルと合致するように
直径8.0ミリメートル(0.315インチ)である。参照番号1408で示す
チャンネルは、ファイバ束330(図10)の通路として自由形式部分1400
に設けられる。実例として、チャンネル1408は、幅15.2ミリメートル(
0.60インチ)、及び、長さ27.9ミリメートル(1.10インチ)であり
、部分2000の近位端から27.9ミリメートル(1.10インチ)離れて配
置される。部分1400の遠位端を図14に示し、部分1400の近位端を図1
6に示す。部分1200及び1400は、屈折率整合光学流体や適当なA/R被
覆などの適切な任意手法を用いて連結される。
【0040】 図18は、当業者によく知られる製作手法を用い、多数の被覆融解石英ファイ
バから製作された自由形式部分1700を、その軸線に沿う断面図で示す。実例
として、約24個の被覆ファイバを一緒に溶融させて自由形式部分1700を形
成し、その寸法は、自由形式部分1400と同じである。部分1700は、アル
ミニウム管1702の内側に埋め込まれる。部分1700の遠位端を図17に示
し、部分1700の近位端を図19に示す。部分1200及び1700は、屈折
率整合光学流体や適切なA/R被覆などの適切な任意手法を用いて連結される。 図14から図19からわかるように、自由形式部分1400及び1700の開
口部のほか、その非対称設計を用いても、自由形式部分に光を均一に環状に配分
することはできない。しかし、光の環状均一性は、円筒形部分1200により向
上する。光の環状均一性を向上させる他の手段には、入口移行部の光導体壁厚を
変えるか、又は、偏向器を設置して開口部の周りの光を偏向し、次に融解石英コ
ア1204の周り光を回転及び逆回転することが含まれる。また、光の環状均一
性を向上させるには、入力部での正方形空間混光器の使用も必要であり得る。
【0041】 (使い捨て部品) 再利用可能なプローブ部900との併用に適した使い捨て部品910(図9)
は、プローブ900の遠位延長部へ取り付けるために、また、目標及び周囲材料
による汚染から保護するために、一般に細長く、光及び光学部材の空間混光に適
した内面を含む。使い捨て部品910の細長い部分は、堅牢、柔軟、又は、堅牢
部分及び柔軟部分の組み合わせとすることができ、また、医療用上質紙、プラス
チック、合成ゴム、アルミニウム、ステンレス鋼、合板製品、及び、他の適切な
材料などの様々な材料で製作することができる。光学部材は、中実平坦光学ウィ
ンドウ、シート状柔軟材、成形レンズ、頚部骨に適合する乳頭形を持つウィンド
ウなどの共形ウィンドウ、流体充填サック、又は、これらの組み合わせを含む、
堅牢又は柔軟体とすることができ、プラスチック、融解石英、ガラス、石英、及
び、他の適切な材料などの様々な材料で製作されてもよい。空間混光表面は、使
い捨て部品の細長い部分の処理済み内面、つまり被覆内面とすることができ、又
は、使い捨て部品の細長い部分の内面の裏当て又は埋め込まれる、別の種類の材
料又は複数の材料とすることができる。例えば、使い捨て部品の細長い部分が押
し出しアルミニウム製の管である場合は、空間混光表面は、押し出しアルミニウ
ム管の一端の内面を酸食で処理し、次に混光面を生成する陽極処理により形成さ
れる。代わりに、適切な空間混光表面を持つアルミホイルは、任意の適切な管材
料に適用することができる。本明細書で使用されるように、「管」とは、細長い
方向に沿って変化するか又は一定かを問わず、円形、長円形、楕円形、三角形、
矩形、他の多面幾何学形状、「C」部分、自由形式部分、及び、前記の任意組み
合わせを含む、必要な任意断面を持つ細長い中空形状を意味する。 再利用可能なプローブ部分900を汚染から保護する使い捨て部品910で使
用される材料又は複数の材料は、流体防壁を構成し、通常、目標の位置で見られ
る流体を通さないか、又は、使い捨て部品の予定使用期間を通してそのような流
体を妨害する。例えば、医学上の使用に適する材料には、アルミニウム、プラス
チック、融解石英、ガラス、及び、石英などの哺乳類の体液を通さない材料のほ
か、医療用上質紙などの哺乳類の体液を妨げる材料が含まれる。
【0042】 図20から図23は、製造時における医療用上質紙を含む様々な使い捨て部品
を示す。図20は、成型プラスチック基部2008を覆って取り付けられる硬質
医療用上質紙の管状部材2002を含む使い捨て部品2000を示す。管200
2の厚みは、その長さにより異なり、1.3ミリメートル(1インチの50/1
000)程度の管の厚みが頚部検査に必要な長さとして適する。管2002は、
接着剤による固定又は圧着など、任意の適切な手法を用いて、基部2008に接
続される。基部2008は、再利用可能な光学プローブ部分900に接続するた
め、適当なコネクタ2010を包含する。空間混光器表面2004は、紙製の管
2002の内側に適用されるアルミホイル紙で準備されることが好ましい。適切
なアルミホイル紙は、例えば、オハイオ州クリーブランド所在のカスタム・ペー
パー・チューブ社から入手可能な20ポンド自然クラフト裏当て紙に糊付けされ
る、厚さ約0.01ミリメートル(0.0003インチ)のアルミホイル裏当て
から作られる。他のアルミホイル紙も一般に入手可能であり、紙の重み、ホイル
のタイプ、厚みが異なる。例えば、金及びニッケルホイルは、使用される照射波
長により、様々な適用例に適し得る。アルミホイル紙は巻かれて、任意の必要な
内部継ぎ目を実現する。しかし、真っ直ぐな継ぎ目よりも螺旋の継ぎ目の方が好
まれ、それは、螺旋の継ぎ目は、空間混光器の円周に亘って継ぎ目により発生し
得るいかなる散乱、及び/又は、蛍光も平均化する傾向があり、その強度をプロ
ーブ900の検出閾値より低く維持するからである。レンズ2006は、その縁
部にねじ切りが施され、管2002を基部2008に接続する前に、管2002
の後部から所定の位置へねじ込まれる。管2002にレンズ2006を取り付け
る他の手法には、所定の位置へレンズ2006を圧入する、適切な接着剤で所定
の位置へレンズ2006を貼り付ける、レンズ2006の両側で管2002をク
リンピングする、レンズ2006の縁部に環状の溝を設け、その溝内に管200
2をクリンピングしてレンズ2006と係合する、などがある。実例として、管
2002は、長さ約10.2センチメートル(4インチ)、基部2008は、長
さ約7.6センチメートル(3インチ)、及び、レンズ2006は、ユー・ブイ
(UV)アクリル又はその同等品である。
【0043】 図21は、内部空間混光表面2104を持つ硬質医療用上質紙の管状部材21
02を含む使い捨て部品2100を示す。レンズ2106は、管2102のひだ
又は他の種類の保持具に対して所定の位置に押し込まれ、管2102は、適切な
コネクタ2110を包含する成形プラスチック基部2108を覆うように押され
る。成型プラスチック基部2108は、レンズ2106を押しつけ、管2102
のひだに対してしっかりと固定する。 図22は、内部空間混光表面2204を持つ硬質医療用上質紙の管状部材22
02を含む使い捨て部分2200を示す。レンズ2206は、基部2208内に
圧着されて確実に位置合わせされるか、又は、接着剤で固定され、基部2208
は、管2202内に押し込まれて適切な接着剤で固定される。
【0044】 図23は、レンズ2306がその遠位端に取り付けられた使い捨て部品230
0を示す。使い捨て部品2300は、内部空間混光表面2304を持つ硬質医療
用上質紙の管状部材2302を含む。管状部材2302は、適切なコネクタ23
10を包含する成型プラスチック基部2308を覆うように装着される。レンズ
2306は、所定の位置にねじ込まれるか、又は、レンズ2306を所定の位置
への圧着、適切な接着剤でレンズ2306を所定の位置に貼り付け、又は、管2
002をクリンピングしてレンズ2306を固定など、他の任意の適切な方法を
使用して使い捨て部品2300の遠位端に取り付けられる。 図20から図23に示す様々な成型基部2008、2108、2208、及び
、2308は、再利用可能なプローブ部分900の部材を収容するために、希望
であれば、又は、必要であれば、フレアを施して成形されてもよい。様々な成型
プラスチック基部2008、2108、2208、及び、2308の代わりに、
他の材料及び製造手法を使用することができ、例えば、押し出しアルミニウムが
使用され得る。
【0045】 図24は、完全再利用可能部分2400、及び、使い捨て部分2410を持つ
光学プローブを示す。再利用可能部分2400は、光学プローブ300と類似で
あるが、使い捨て部品2410の適切なコネクタ構成要素(図示しない)と係合
する適切なコネクタ構成要素2420を含み、使い捨て部品2410を再利用可
能部分2400と確実に位置合わせして所定の位置に保持する。図24に示され
る、束340からの光ファイバ、混光器304、及び、レンズシステム320の
代わりに、ここで説明された他の様々な光コンダクタ、空間混光器、及び、集光
器が使用されてもよいことは理解されるであろう。使い捨て部品2410は、参
照番号304で示すように、再利用可能部分2400の一部である空間混光器を
包含しない。しかし、使い捨て部品2410は、保護的な細長い部分、実例とし
て、フレア付き管2410、及び、保護光学ウィンドウ2414を確かに含んで
おり、それ以外の点では、構造及び材料に関して使い捨て部品910と類似であ
る。適切な使い捨て部品はまた、1997年3月21日に発明者としてピーター
・マクヘンリー及びアーサー・E・シュルツの名前で出願の「光学プローブを較
正する方法と装置」と題する米国特許出願シリアル第08/823,044号、
及び、1998年2月20に発明者としてカーチス・K・デッカートの名前で出
願の「光学プローブの傾斜特性を持つ接触ウィンドウ」と題する米国特許出願シ
リアル第09/027,403号で説明されており、本明細書において、その全
体が参照されている。
【0046】 本明細書で説明される特定の実施形態は、ヒトの頚部検査に適するが、本発明
は、プローブ前部の光学的−機械的構成、光源からの励振波長、光検出器の検出
波長、及び、コンピュータの診断及び制御ソフトウェアを変えることにより、他
の組織分析に適する。プローブのサイズは、様々な組織を含む、様々な広範な物
質を分析するために、異なった方法で機能するように拡大縮小可能である。有効
視野を調整するための適切なモジュール変更と共に、必要な視野を持つ正規の長
さのプローブを使うことにより、身体のいかなる区域も検査することができる。
この技法はまた、目視による検査及び治療を行うため、身体のはるかに奥深い所
に到達するように可撓光ファイバインタフェースを使用することにより拡張する
ことができる。
【0047】 ここで説明された空間混光器の特定の実施形態において、多くの適用例に対し
て適切な空間混光を達成するため、一回の仕上げ又は1つの材料を使用するが、
ある適用例は、通常とは異なる種類の空間混光を必要とする可能性がある。空間
混光の種類は、特定の適用例に対して空間混光、及び/又は、照射領域を最適化
するため、空間混光器の内壁に様々な表面仕上げ又は材料を施すことにより変え
てもよい。例えば、1つの構成(図示しない)において、光源に近位の空間混光
器の内壁の円筒セグメントは、鏡面つまり反射面であり、中間円筒セグメントは
、拡散つまり散乱面、そして、プローブ遠位端に近位の最終円筒セグメントは、
吸収器になっている。該吸収部分は、レンズシステムの視野が適度に制限される
場合は除外してもよい。必要に応じて、鏡面、拡散面、又は、吸収面を実現する
多くの適切な材料、仕上げ、及び、形状は、当業者によく知られている。 ここで説明された実施形態の多くは、様々な数値と寸法とを含むが、これらは
例示的であり、他の数値や寸法もまた有益であり得る。例えば、照射システムの
ファイバの個数、グループ分け、及び、サイズは、例示的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 材料の光学検査用の例示的システムの基本要素を概略的に示す図である。
【図2】 オリフィス又は通路を通って限定的にしかアクセスできない空洞内部において
材料を精査する他の検査手段のために図1のシステムと共に使用するのに適した
光学プローブの主要部材を概略的に示す図である。
【図3】 照射システムの基本的な部材を示し、オリフィス又は通路を通って限定的にし
かアクセスできない空洞内部において材料を見て、分析、及び/又は、処置する
のに適する、光学プローブの側面切取内部平面図である。
【図4】 照射システム内の環状光源の近くで、光学プローブの光学軸に直角に取られた
図3の光学プローブの断面であり、環状照射源の出力断面を示す図である。
【図5】 光学プローブの光軸に沿い、照射光路、集光路、及び、光学プローブに包含さ
れる空間混光器を通って切られた図3の光学プローブの断面であり、照射経路に
おける様々な例示的光線の挙動を示す図である。
【図6】 照射システムの一部の部材と共に放射線収集システムの基本的な部材を示す図
3の光学プローブの側面切取内部平面図である。
【図7】 照射システムの一部の部材と共に放射線収集システムの代替部材を示す、図6
の光学プローブに類似の光学プローブの側面切取内部平面図である。
【図8】 開口部を持つ収集システムにおいて、中間ウィンドウからの反射放射線が妨げ
られる様子を示す放射線軌跡図である。
【図9】 光学プローブの再利用部分と使い捨て部分との間の関係を示す光学プローブの
側面図である。
【図10】 オリフィス又は通路を通って限定的にしかアクセスできない空洞内部において
、材料を見て、分析、及び/又は、処理する際の使用に適した図9の再利用可能
な光学プローブ部分、及び、照射システムと放射線収集システムとの一部を示す
側面切取内部平面図である。
【図11】 オリフィス又は通路を通って限定的にしかアクセスできない空洞内部において
、材料を見て、分析、及び/又は、処理する際の使用に適した再利用可能な代替
光学プローブ部分、及び、照射システムと放射線収集システムとの一部を示す側
面切取内部平面図である。
【図12】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図13】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図14】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図15】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図16】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図17】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図18】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図19】 光学プローブの光軸に沿った断面図と対応する端部表面図とを含む、図10及
び図11の光学プローブ用の様々な代替光又は放射線ガイドの構成要素を示す図
である。
【図20】 図10及び図11に示す再利用可能なプローブ部分との併用に適する様々な使
い捨てプローブ部分を通って切られた断面図である。
【図21】 図10及び図11に示す再利用可能なプローブ部分との併用に適する様々な使
い捨てプローブ部分を通って切られた断面図である。
【図22】 図10及び図11に示す再利用可能なプローブ部分との併用に適する様々な使
い捨てプローブ部分を通って切られた断面図である。
【図23】 図10及び図11に示す再利用可能なプローブ部分との併用に適する様々な使
い捨てプローブ部分を通って切られた断面図である。
【図24】 光学プローブの再利用部分と使い捨て部分との間の関係を示す光学プローブの
側面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月9日(2001.1.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 1/31 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウィルコックス ロバート エル アメリカ合衆国 ワシントン州 98001 ボセル ワンハンドレッドアンドフィフテ ィファースト ストリート 9213 (72)発明者 デッカート カーティス ケイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92705 サンタ アナ ダーメル プレイ ス 18061 Fターム(参考) 2H040 CA01 CA09 CA22 CA26 4C061 CC04 DD01 FF40 FF47 HH54 HH60 【要約の続き】 る使い捨て部品(910、2000、2100、220 0、2300)は、細長くて、空間混光に適する内面を 利用する空間混光部分、使い捨て部品を再利用可能プロ ーブ部分上に装着するための空間混光部分から延びる細 長い部分、及び、再利用可能プローブ部分を目標から封 印するための保護ウィンドウつまりレンズを包含する。 使い捨て部品は、様々な低価格材料から組み立てられて もよい。

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ウィンドウと一般に前記光学ウィンドウ近傍の焦点面を
    通過する集光軸を持つ集光器と、 投影光パターンを持つ光源と、 前記光源と光学的に連絡する近位端、前記光学ウィンドウと光学的に連絡する
    遠位端、及び、前記光学ウィンドウを通過する投影光軸を持ち、前記光学ウィン
    ドウの近傍に、前記投影光軸に垂直及びほぼ垂直方向から離れて最大値を持つ照
    射光線角度の分布を確立するために、前記光源の前記投影光パターンにより部分
    的に交差された混光面を更に持つ、空間混光器と、 を含むことを特徴とする、遠位に配置された光学ウィンドウを持つ光学プローブ
  2. 【請求項2】 前記集光軸と前記投影光軸とは、前記光学ウィンドウにおい
    て同軸であることを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  3. 【請求項3】 前記集光軸と前記投影光軸とは、前記空間混光器を通って同
    軸であることを特徴とする請求項2に記載の光学プローブ。
  4. 【請求項4】 前記光学ウィンドウ及び近位端を包含する遠位端、前記集光
    器、前記光源、及び、本体に装着されている前記空間混光器を持つ単一本体を更
    に含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  5. 【請求項5】 前記本体の前記近位端の近くで前記本体に連結される握り部
    を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の光学プローブ。
  6. 【請求項6】 近位部分と前記光学ウィンドウを包含する遠位部分とを持つ
    本体を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  7. 【請求項7】 近位本体部分に連結される握り部を更に含むことを特徴とす
    る請求項6に記載の光学プローブ。
  8. 【請求項8】 遠位本体部分は、前記近位本体部分に取り外し可能に連結さ
    れることを特徴とする請求項6に記載の光学プローブ。
  9. 【請求項9】 前記遠位本体部分は、再利用可能であることを特徴とする請
    求項8に記載の光学プローブ。
  10. 【請求項10】 前記遠位本体部分は、使い捨て可能であることを特徴とす
    る請求項8に記載の光学プローブ。
  11. 【請求項11】 前記空間混光器は、前記遠位本体部分に装着され、前記集
    光器及び前記光源は、前記近位本体部分に装着されることを特徴とする請求項1
    0に記載の光学プローブ。
  12. 【請求項12】 前記集光器、前記光源、及び、前記空間混光器は、前記近
    位本体部分に装着されることを特徴とする請求項10に記載の光学プローブ。
  13. 【請求項13】 前記遠位部分は、一回使用であることを特徴とする請求項
    10に記載の光学プローブ。
  14. 【請求項14】 前記光学ウィンドウは、前記光学プローブの遠位端におけ
    る開口部であることを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  15. 【請求項15】 前記集光軸は、前記空間混光器を通過し、前記集光軸に沿
    って前記空間混光器に配置される光学部材を更に含むことを特徴とする請求項1
    4に記載の光学プローブ。
  16. 【請求項16】 前記集光軸は、前記空間混光器を通過し、前記空間混光器
    の近位端の近くで、かつ前記集光軸に沿って前記空間混光器に配置される光学部
    材を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の光学プローブ。
  17. 【請求項17】 前記光学ウィンドウに配置される光学部材を更に含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  18. 【請求項18】 前記光学部材は、平坦堅牢なウィンドウであることを特徴
    とする請求項17に記載の光学プローブ。
  19. 【請求項19】 前記光学部材は、成形レンズであることを特徴とする請求
    項17に記載の光学プローブ。
  20. 【請求項20】 前記光学部材は、ヒトの頚部の表面にほぼ一致するように
    輪郭をとられた表面を含むことを特徴とする請求項17に記載の光学プローブ。
  21. 【請求項21】 前記集光軸は、前記空間混光器を通過し、前記集光軸に沿
    って前記空間混光器に配置される別の光学部材を更に含むことを特徴とする請求
    項17に記載の光学プローブ。
  22. 【請求項22】 前記集光軸は、前記空間混光器を通過し、前記空間混光器
    の前記近位端の近くで、かつ前記集光軸に沿って前記空間混光器に配置される別
    の光学部材を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の光学プローブ。
  23. 【請求項23】 前記集光器は、 テレセントリック・レンズシステムと、 前記テレセントリック・レンズシステムから外部検出器へ画像を搬送するため
    に前記テレセントリック・レンズシステムと連結される光ファイバ束と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  24. 【請求項24】 前記集光器は、 擬テレセントリック・レンズシステムと、 前記擬テレセントリック・レンズシステムから外部検出器へ画像を搬送するた
    めに前記擬テレセントリック・レンズシステムに連結される光ファイバ束と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  25. 【請求項25】 前記集光器は、 非テレセントリック・レンズシステムと、 前記非テレセントリック・レンズシステムを前記光学プローブの視野に亘る不
    均一性に関して補正する手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  26. 【請求項26】 前記集光器は、前記空間混光器の前記混光面を排除し、前
    記光学ウィンドウの実質的に全体区域を含む視野を持つことを特徴とする請求項
    1に記載の光学プローブ。 前記集光器の前記焦点面は、前記光学ウィンドウに対して遠位であることを特
    徴とする請求項0に記載の光学プローブ。 前記集光器の前記焦点面は、前記光学ウィンドウに対して近位であることを特
    徴とする請求項0に記載の光学プローブ。
  27. 【請求項27】 前記光源は、光学放射検出器の全ての側面に配置される複
    数の光ファイバを含み、前記ファイバの各々は、前記光学ウィンドウに向けられ
    た光学軸を持つことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  28. 【請求項28】 前記光源は、前記光学放射検出器の全ての側面に配置され
    る光導体を含み、前記光導体は、前記光学ウィンドウにほぼ向かって光を投影す
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  29. 【請求項29】 前記光源の前記投影光パターンは、前記混光面と部分的に
    交差し、前記光学ウィンドウの近傍に、前記投影光軸とほぼ平行な方向に最大値
    を持つ光線角度の分布を確立することを特徴とする請求項1に記載の光学プロー
    ブ。
  30. 【請求項30】 前記混光面は、光散乱面を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の光学プローブ。
  31. 【請求項31】 前記混光面は、前記混光面の各々の区域に亘って鏡面と協
    働する光散乱面を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  32. 【請求項32】 前記混光面は、前記混光面の各々の区域に亘って光吸収面
    と協働する光散乱面を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プローブ。
  33. 【請求項33】 前記混光面は、前記混光面の各々の区域に亘って鏡面及び
    光吸収面と協働する光散乱面を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学プロ
    ーブ。
  34. 【請求項34】 前記混光面は、金属箔を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の光学プローブ。
  35. 【請求項35】 オリフィス又は通路を通り限定的にしかアクセスできない
    空洞内部の生体組織を、光学プローブの光学ウィンドウを通して検査する光学プ
    ローブであって、 前記光学ウィンドウを包含する細長い遠位部分と近位部分とを持つ本体と、 前記プローブの光学ウィンドウと、一般に前記光学ウィンドウの近傍にある焦
    点面とを通過する光学軸を持ち、前記本体に装着されるレンズシステムと、 前記レンズシステムと同軸であり、ほぼ前記光学ウィンドウに向かう投影光方
    向を持ち、前記レンズシステムの周りに前記本体に装着される光源と、 前記光学ウィンドウの近傍に前記レンズシステムの前記光学軸とほぼ平行な方
    向に最大値を持つ光線角度の分布を確立するために、光散乱面と、少なくとも部
    分的に前記光散乱面と交差する投影光模様とを含み、ほぼ前記光源の周りに配置
    される一端と、ほぼ前記光学ウィンドウの周りに配置される他端とを持つ、細長
    い内面と、 を含むことを特徴とする光学プローブ。
  36. 【請求項36】 前記レンズシステムの前記光学軸に沿い、かつ前記光学ウ
    ィンドウにおいて前記遠位部分に装着されるレンズを更に含み、前記レンズと協
    働する前記レンズシステムは、テレセントリック・レンズシステムであることを
    特徴とする請求項35に記載の光学プローブ。
  37. 【請求項37】 前記レンズシステムの前記光学軸に沿い、前記遠位部分に
    装着されるレンズを更に含むことを特徴とする請求項35に記載の光学プローブ
  38. 【請求項38】 前記光源は、環状照射器であることを特徴とする請求項3
    5に記載の光学プローブ。
  39. 【請求項39】 付随する流体を持つ目標に接触する遠位端と、再利用可能
    な光学プローブ部分に装着する近位端とを持つ、光学プローブの使い捨て部品で
    あって、 前記近位端に向う装着面と前記遠位端に向う混光内面とを持つ本体と、 前記本体内に配置される光学ウィンドウ部材と、 を含み、 前記光学ウィンドウ部材と前記光学ウィンドウ部材に近位の前記本体とは、前
    記流体に対する防壁である、 ことを特徴とする光学プローブの使い捨て部品。
  40. 【請求項40】 前記本体は、管を含み、混光内面は、前記管の内側に配置
    される金属箔を含むことを特徴とする請求項39に記載の光学プローブ。
  41. 【請求項41】 前記管は、紙であることを特徴とする請求項40に記載の
    光学プローブ。
  42. 【請求項42】 前記管は、プラスチックであることを特徴とする請求項4
    0に記載の光学プローブ。
  43. 【請求項43】 前記管は、押し出しアルミニウムであることを特徴とする
    請求項40に記載の光学プローブ。
  44. 【請求項44】 前記本体は、押し出しアルミニウム管を含み、前記混光内
    面は、光散乱面処理が施された前記押し出しアルミニウム管の内面を含むことを
    特徴とする請求項39に記載の光学プローブ。
  45. 【請求項45】 前記本体は、管を含み、前記混光内面は、前記管の内側に
    配置された光散乱特性を持つ裏当てを含むことを特徴とする請求項39に記載の
    光学プローブ。
  46. 【請求項46】 前記本体は、管を含み、前記混光内面は、光散乱処理が施
    された前記管の内面を含むことを特徴とする請求項39に記載の光学プローブ。
  47. 【請求項47】 前記本体は、管を含み、前記装着面は、前記管と一体化し
    た機械的コネクタを含むことを特徴とする請求項39に記載の光学プローブ。
  48. 【請求項48】 前記管は、紙であることを特徴とする請求項47に記載の
    光学プローブ。
  49. 【請求項49】 前記管は、プラスチックであることを特徴とする請求項4
    7に記載の光学プローブ。
  50. 【請求項50】 前記管は、押し出しアルミニウムであることを特徴とする
    請求項47に記載の光学プローブ。
  51. 【請求項51】 前記本体は、 第1の管であって、前記混光内面が前記第1の管の内側に配置される金属箔を
    含むような第1の管と、 前記第1の管に連結される第2の管であって、前記装着面が前記第2の管と一
    体化した機械的コネクタを含むような第2の管と、 を含むことを特徴とする請求項39に記載の光学プローブ。
  52. 【請求項52】 前記光学ウィンドウ部材は、前記第1の管の内部で装着さ
    れることを特徴とする請求項51に記載の光学プローブ。
  53. 【請求項53】 前記光学ウィンドウ部材は、前記第1の管の遠位端で装着
    されることを特徴とする請求項51に記載の光学プローブ。
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