JP2002519971A - 非対称上り／下り線トラヒックを有する通信システムにおけるチャネル配置 - Google Patents

非対称上り／下り線トラヒックを有する通信システムにおけるチャネル配置

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JP2002519971A JP2000557650A JP2000557650A JP2002519971A JP 2002519971 A JP2002519971 A JP 2002519971A JP 2000557650 A JP2000557650 A JP 2000557650A JP 2000557650 A JP2000557650 A JP 2000557650A JP 2002519971 A JP2002519971 A JP 2002519971A
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    • H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/541—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference

Abstract

(57)【要約】 時間分割多元接続（ＴＤＭＡ）型のチャネル配置方式を採用する同期セルラー無線通信ネットワークにおいて、各領域に対応するセル間干渉の推定値に基づいて、下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを複数の領域に分割することで、非対称の下り線と上り線トラヒックチャネルフィールドを含むＴＤＭＡ時間フレームにおけるチャネル又は時間スロットを割当てるための効果的な方法を実現する。又、特定のセル内で作動する各移動ユニットのセル間干渉に対する感受性を連続的に求める。そして、各移動ユニットに対応する感受性、各領域に対応するセル間干渉の推定値及びチャネル又は時間スロットが上り線又は下り線チャネルフィールドにおいて情報を伝送するために割当てるかによって各移動ユニットにチャネル又は時間スロットを割当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の技術分野】
本発明は一般的にセルラー無線通信システム等の無線通信システムに関するも
のである。具体的に、本発明はセルラー無線通信システムにおけるチャネルの配
置に関するものである。
【０００２】
【背景技術】
セルラー無線通信システムにおいて、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）、時間
分割多元接続（ＴＤＭＡ）及び符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）等、様々な多元接
続方式が採用可能である。ＦＤＭＡ方式を採用するシステムでは、周波数スペク
トルを複数の不連続の周波数帯域に分割し、各々の周波数帯域が個別の無線チャ
ネルとなる。ＣＤＭＡ方式を採用するシステムでは、拡散コードと称する異なる
変調コードによって各無線チャネルを区別する。ＴＤＭＡ方式によるシステムで
は、以下詳細に説明する通り、時間領域を時間フレームや時間スロットに分割す
ることでチャネルを分離する。
【０００３】 図１には、代表的な時間分割２重（ＴＤＤ）のＴＤＭＡ時間フレーム１００を
示す。一般的に、ＴＤＤ−ＴＤＭＡによるシステムでは上り線チャネルと下り線
チャネルを、共通の周波数で時間的に分割する。具体的に、図１に、ＴＤＤ−Ｔ
ＤＭＡ時間フレーム１００が下り線制御チャネル（ＤＬＣＣ）フィールド１０５
、下り線トラヒックチャネルフィールド１１０、上り線トラヒックチャネルフィ
ールド１１５及びランダムアクセスチャネル（ＲＡＣＨ）フィールド１２０を含
む複数のフィールドに分割されていることが示してある。下り線トラヒックチャ
ネルフィールド１１０と上り線トラヒックチャネルフィールド１１５は更に複数
の時間スロット（図示せず）に分割されている。下り線トラヒックチャネルフィ
ールド１１０の場合、時間スロットをセルの基地局からセル内に位置する特定の
移動ユニット（例えば携帯電話等）に情報を伝送するために使用する。上り線ト
ラヒックチャネルフィールド１１５の場合、セル内の特定の移動ユニットからセ
ルの基地局に情報を伝送するために時間スロットを使用する。通常、ＤＬＣＣフ
ィールド１０５は現在の下り線期間において基地局から情報を受信すべき移動ユ
ニットを指定し、指定された移動ユニットがその情報を受信すべき時間スロット
を指定する割り当てリストを、他のものも併せて含むものである。ＤＬＣＣフィ
ールド１０５は、現在の上り線期間において時間スロットが割当てられた移動ユ
ニットを特定する割り当てリストも含むことができる。ＲＡＣＨフィールド１２
０は、通常再送信要求を含む制御情報やスケジューリング情報等の情報を伝送す
るために使用される。
【０００４】 図１は、ＴＤＭＡ時間フレーム１００が非対称の上り線／下り線形態を有する
ことも示している。これは、下り線トラヒックチャネルフィールド１１０の大き
さ（即ち長さ）が上り線トラヒックチャネルフィールド１１５の大きさと異なる
可能性があることを意味する。又、セル間においても下り線トラヒックチャネル
フィールド１１０と上り線トラヒックチャネルフィールド１１５の相対的な大き
さが異なり得ることも示す。その結果、あるセルにおいて下り線トラヒックチャ
ネルフィールド１１０に属する時間間隔が、隣接又は近接するセルにおいて上り
線トラヒックチャネルフィールド１１５に属する時間間隔と、ある程度重複して
しまう可能性がある。
【０００５】 あるセルの下り線トラヒックチャネルフィールド１１０が隣接又は近接するセ
ルの上り線トラヒックチャネルフィールド１１５と重複する場合、一方のセルに
おける情報の伝送が他方のセルの情報の伝送を妨害してしまう可能性が高くなる
。即ち、一方のセルにおける下り線トラヒックチャネルフィールド１１０と隣接
又は近接するセルの上り線トラヒックチャネルフィールド１１５との間の重複に
よって、チャネル間及び／又は同チャネル干渉が起こり易くなる。２つのセルが
周波数帯域の一部を共有（即ち再使用）し、よって同チャネル干渉の可能性が高
い場合に、特に大きな問題となる。図２に示すように、例えば第１のセルにおけ
る基地局２０５が第１のセルに位置する移動ユニット２１０等の移動ユニットか
ら上り線通信を現在受信中であり、同時に第２のセルにおける基地局２１５が現
在第２セルに位置する移動ユニット２２０等の移動ユニットに下り線メッセージ
を送信中である場合、第１セルの基地局２０５は、第２セルの基地局２１５から
の信号を誤って受信し兼ねない。図３に示す第２の例では、第１セルの移動ユニ
ット３１０は第２セルに位置する移動ユニット３２０の信号を拾ってしまう可能
性がある。
【０００６】 時間分割方式におけるセル間干渉問題については、Ｇ・ポヴィー(Povey)等に
よる"TDD-CDMA Extension to FDD-CDMA Based Third Generation Cellular Syst
em", Proceedings of the ICUPC, IEEE (1997)に記載がある。ポヴィーは、ネッ
トワーク内のセルを総合的に同期化することを示唆している。しかし、大規模な
セルラーネットワークにおいて、この提案は余にも複雑となり、非現実的である
。従って、ＴＤＭＡ時間フレームにおいて非対称の上り線／下り線トラヒックチ
ャネルフィールドによるセル間干渉を軽減及び／又は消去する必要がある。
【０００７】
【発明の概要】
本発明は、ＴＤＤ−ＴＤＭＡ方式のネットワークにおいて上り線及び下り線の
無線チャネルを割当てる（即ち配置する）ためのより効果的な方法を提供するも
のである。概して云えば、本発明は上り線と下り線の両期間における各移動ユニ
ットの感受性を求めることでこれを実現する。その求めた結果に依って、移動ユ
ニットに、上り線と下り線のトラヒックチャネルフィールドの一方又は両方にお
いて無線チャネルを割当てる。
【０００８】 従って、本発明の目的は、非対称のＴＤＭＡ時間フレームを採用するＴＤＤ−
ＴＤＭＡ方式のネットワークにおいて効果的なチャネル配置方法を提供すること
である。
【０００９】 本発明の他の目的は、全体的なシステムの性能が向上するように、上り線及び
／又は下り線トラヒックチャネルに対して時間スロットを割当てることである。
【００１０】 本発明の更なる目的は、全体的にセル間干渉が減少するように、上り線及び／
又は下り線トラヒックチャネルに対して時間スロットを割当てることである。
【００１１】 本発明の一側面によると、上記の目的は、非対称の下り線及び上り線トラヒッ
クチャネルフィールドを含む時間分割多元接続の時間フレームに無線チャネルを
配置するための方法及び／又は装置によって実現する。この方法及び／又は装置
は、非対称の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを複数の領域に分
割し、各領域に推定セル間干渉度を対応させることを含む。又、複数の移動ユニ
ットの各々のセル間干渉に対する感受性を連続的に求める。そして、１つの領域
を選択し、選択された領域に対応する推定セル間干渉度と移動ユニットのセル間
干渉に対する感受性に基づいてその領域に含まれる無線チャネルを複数の移動ユ
ニットの内の１つに割当てられる。
【００１２】 本発明の他の側面によると、上記の目的は、時間分割多元接続（ＴＤＭＡ）の
チャネル配置方式を採用する同期セルラー無線通信ネットワークにおいて非対象
の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを含むＴＤＭＡ時間フレーム
に関連する下り線及び上り線チャネルを割当てるための方法及び／又は装置によ
って実現する。この方法及び／又は装置は、下り線及び上り線トラヒックチャネ
ルフィールドを全部で３つ以上の領域に分割する。３つの領域は、下り線トラヒ
ックチャネルフィールドの一部と専属的に一致する第１の領域と、上り線トラヒ
ックチャネルフィールドの一部と専属的に一致する第２の領域と、下り線トラヒ
ックチャネルフィールドの一部と上り線トラヒックチャネルフィールドの一部と
一致する第３の領域を含む。第３の領域に対応する推定セル間干渉度は、第１及
び第２の領域に対応する推定セル間干渉度よりも高い。方法及び／又は装置は、
更に、セル内に作動する複数の移動ユニットの各々のセル間干渉に対する感受性
を求め、３つ以上の領域の内の１つを選択し、チャネル配置の目的が上り線か下
り線かの判断と移動ユニットに対応する感受性に依ってセル内で作動する複数の
移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てることを含むもの
である。
【００１３】 ［発明の詳細な説明］ 本発明は、時間分割２重の時間分割多元接続（ＴＤＤ−ＴＤＭＡ）方式のセル
ラーネットワークにおいて上り線及び下り線トラヒックチャネルフィールドに時
間スロット（即ち、無線チャネル）を配置する方法に関するものである。本発明
によると、時間スロットは、非対称の上り線／下り線トラヒックチャネルフィー
ルドの採用による全体的なチャネル間及び同チャネルのセル間干渉（セル間干渉
と称する）の影響が大幅に軽減されるように配置される。部分的に、本発明は同
期ＴＤＤ−ＴＤＭＡ方式のセルラーネットワークにおいて、ＴＤＭＡ時間フレー
ムの異なる領域（即ち、時間間隔）が異なる程度のセル間干渉を受けることを利
用してこれを実現する。又、次の説明から、ある時間スロットにおいて上り線及
び下り線データを変調及び復調するために使用される特定の方法又は複数の方法
は本発明の性能に何ら影響を与えないことが明らかとなる。つまり、上り線及び
／又は下り線データが、例えば周波数変調方式、振幅変調方式又は符号分割変調
方式（例えば広帯域ＣＤＭＡ）等、何れの方式によって変調されているかにかか
わらず、本発明は有効なチャネル配置方法を提供することができる。
【００１４】 図４には、下り線トラヒックチャネルフィールド４０５及び上り線トラヒック
チャネルフィールド４１０を含むＴＤＭＡ時間フレーム４００の特定の部分を示
す。図４に示すように、ＴＤＭＡ時間フレーム４００のこの部分が３つの領域Ａ
、Ｂ及びＣに分割され、領域Ａが下り線トラヒックチャネル領域４０５の前部に
一致し、領域Ｂが上り線トラヒックチャネルフィールド４１０の後部に一致し、
領域Ｃが下り線トラヒックチャネルフィールド４０５及び上り線トラヒックチャ
ネルフィールド４１０の両方に重複する中央部に一致する。
【００１５】 セルラーネットワークが実際に同期ネットワークであれば、３つの領域Ａ，Ｂ
及びＣがそれぞれ異なるセル間干渉特性を有することは云うまでもない。例えば
、領域Ａにおいては、セル間干渉が隣接又は近接するセルの基地局からの発信に
よるものである可能性が高い。その理由は、同期セルラーネットワークにおいて
、下り線期間の始めには、基地局のみ送信しており、情報を待っている作動中の
移動ユニットは送信していないためである。領域Ｂにおいて、セル間干渉は共通
の、又は再使用された周波数帯域を共有する近接したセルにおける移動ユニット
からの発信によるものである可能性が高い。その理由は、同期セルラーネットワ
ークにおいて、上り線期間の終わりには、移動ユニットのみが送信中であり、基
地局は送信していないためである。しかし、領域Ｃは非対称であるため、移動ユ
ニットも基地局も信号を発している可能性がある。よって、一般的に領域Ａ又は
領域Ｂに比較して領域Ｃに属するセル間干渉の方が強い。
【００１６】 本発明は、全体的にセル間干渉を最小化するように、例えば下り線トラヒック
チャネルフィールド４０５及び／又は上り線トラヒックチャネルフィールド４１
０において移動ユニットを時間スロットに割当てることで全体的なセル間干渉を
最小化する。例えば、近接するセルにおける基地局から発せられるセル間干渉に
対する感受性が低く、近接するセルにおける移動局から発せられるセル間干渉に
対する感受性が低い移動ユニットを領域Ｃの時間スロットに割当てる。逆に、他
のセルの基地局から発せられるセル間干渉に対する感受性が高いが、他の移動ユ
ニットから発せられるセル間干渉に対する感受性が低い移動ユニットを、上り線
用に領域Ｃより領域Ｂの時間スロットに割当てる。同様に、他のセルの移動ユニ
ットから発せられるセル間干渉に対する感受性が高いが、他のセルの基地局から
発せられるセル間干渉に対する感受性が低い移動ユニットを、下り線用に領域Ｃ
より領域Ａの時間スロットに割当てる。
【００１７】 図５には、上記の方法を表すフローチャートを示す。図５において、ステップ
５０１によって、下り線期間中の移動ユニットのセル間干渉に対する感受性が求
められる。ステップ５０５によって、上り線期間中の移動ユニットのセル間干渉
に対する感受性が求められる。そして、判断ブロック５１０によって、上り線と
下り線期間の片方又は両方の間に移動局がセル間干渉に感受性があるかを判断す
る。上り線期間と下り線期間の何れにおいても移動局がセル間干渉に対する感受
性がない場合、判断ステップ５１０のＮＯに従って、ステップ５１５において上
り線及び／又は下り線用に領域Ｃ（図４を参照）の時間スロットに移動局を割当
てる。逆に、上り線と下り線の片方又は両方において移動局がセル間干渉に対す
る感受性があると判断された場合、判断ステップ５１０のＹＥＳに従って、判断
ステップ５２０によって、上り線及び下り線期間の両方においてセル間干渉に対
する感受性があるかの判断を行う。上り線及び下り線期間の両方において移動ユ
ニットがセル間干渉に対する感受性がないと判断した場合、判断ステップ５２０
のＮＯに従って、判断ステップ５２５において移動ユニットが下り線期間中にの
みセル間干渉に感受性があるのか判断する。ステップ５２５によって移動ユニッ
トが下り線期間中にのみセル間干渉に感受性があると判断された場合、ステップ
５３０によって、移動ユニットに、下り線期間の間に基地局から情報を受信する
ために領域Ａに対応する時間スロットを割当て、好ましくは、上り線期間の間に
基地局に情報を送信するために領域Ｃに対応する時間スロットを割当てる。判断
ステップ５２５のＮＯに従って移動ユニットが下り線期間中にセル間干渉に対す
る感受性がない場合、移動ユニットが上り線期間中にのみセル間干渉に対する感
受性があることとする。よって、ステップ５３５に示す通り、移動ユニットに、
上り線期間中に基地局に情報を送信するために領域Ｂの時間スロットを割当て、
好ましくは、下り線期間中に基地局から情報を受信するために移動ユニットに領
域Ｃの時間スロットを割当てる。しかし、判断ステップ５２０のＹＥＳに従って
、移動ユニットが、下り線及び上り線期間の両方においてセル間干渉に感受性を
有する場合、ステップ５４５に示すように、下り線期間中に基地局から情報を受
信するために移動ユニットに領域Ａに対応する時間スロットを割当て、上り線期
間中に基地局に情報を送信するために移動ユニットに領域Ｂに対応する時間スロ
ットを割当てることができる。
【００１８】 上述したように、上り線期間と下り線期間の片方又は両方において移動ユニッ
トがセル間干渉に対する感受性があるかの判断を行う必要がある。本発明の好適
な実施形態において、移動ユニットが上り線期間と下り線期間の片方又は両方に
おいてセル間干渉に対する感受性があるか否かの判断は、信号の強度の測定に基
づくものである。換言すれば、上り線期間において移動ユニットが送信する信号
の強度を測定し、下り線期間において移動ユニットが基地局から受信する信号の
強度を測定する。次いで、信号強度の測定値を所定の閾値と比較する。信号強度
測定値が閾値を上回るとセル間干渉に対する感受性が無いことを示し、信号強度
測定値が閾値を下回るとセル間干渉に対する感受性があることを示す可能性があ
る。当業者であれば、例えばビット誤り率（ＢＥＲ）又はデータパケット誤り率
（ＰＥＲ）等の信号品質の測定値も上り線及び下り線期間の間のセル間干渉に対
する感受性を示すものとして使用することができることを理解するであろう。
【００１９】 他の実施形態では、セル内で作動中の各移動ユニットの信号強度及び／又は信
号品質を連続的に測定する。そして、移動ユニットを、最低の信号強度及び／又
は信号品質を示すものから最高の信号強度及び／又は信号品質を示すものまで、
順番にランク付けする。高い信号強度及び又は信号品質を示す移動ユニットに、
領域Ｃの時間スロットを割当てる。比較的低い信号強度及び／又は信号品質を示
す移動ユニットに、領域Ａ又はＢの時間スロットを割当てる。
【００２０】 本発明は、いくつかの実施例を挙げて説明した。しかし、当業者であれば、上
記の実施例以外にも他の形態で本発明が実施可能であることは明白であろう。又
、これは本発明の概念を逸脱せずに行うことができる。これらの実施例はあくま
で例示的なものに過ぎず、発明を限定する意味に捉えるべきものではない。発明
の範囲は上記説明ではなく添付の請求項によって規定され、請求項の範囲に属す
るあらゆる変形及び均等物を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１には、非対称の上り線及び下り線トラヒックチャネルフィールドを含む代
表的なＴＤＤ−ＴＤＭＡ時間フレームを示す。
【図２】 図２には、基地局によるセル間干渉を示す。
【図３】 図３には、移動ユニットによるセル間干渉を示す。
【図４】 図４には、本発明によって、上り線及び下り線トラヒックチャネルフィールド
が分割される領域を示す。
【図５】 図５には、本発明による上り線及び下り線チャネルの配置方法を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，Ｚ Ｗ Ｆターム(参考） 5K067 AA03 CC04 DD44 DD45 EE02 EE10 HH22 JJ12

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 非対称の下り線と上り線トラヒックチャネルフィールドを含
    む時間分割多元接続時間フレームにおいて無線チャネルを配置するための方法で
    あって、 非対称の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを複数の領域に分割
    し、各領域に推定セル間干渉値を対応付け、 複数の移動ユニットの各々に対してセル間干渉に対する感受性を求め、 複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域に対応する推定セル間干渉値
    と移動ユニットのセル間干渉に対する感受性に基づき、選択された領域における
    無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てる過程を含む方法。
  2. 【請求項２】 非対称の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドが
    併せて３つの領域に分割され、第１の領域が下り線トラヒックチャネルフィール
    ドにのみ一致し、第２の領域が上り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一致
    し、第３の領域が下り線トラヒックチャネルフィールドの一部と上り線トラヒッ
    クチャネルフィールドの一部と一致する請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域におけ
    る無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てる過程が、 第３の領域に対応する推定セル間干渉値が第１及び第２の領域に対応する推定
    セル間干渉値より大きく、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性
    が比較的低いと判断された場合に、第３の領域を選択し、第３の領域の無線チャ
    ネルをその１つの移動ユニットに割当てる過程を含む請求項２に記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域におけ
    る無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てる過程が、 第１の領域に対応する推定セル間干渉値が第３の領域に対応する推定セル間干
    渉値より低く、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性が比較的高
    いと判断された場合に、第１の領域を選択し、第１の領域の無線チャネルをその
    １つの移動ユニットに割当てる過程を含む請求項２に記載の方法。
  5. 【請求項５】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域におけ
    る無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てる過程が、 第２の領域に対応する推定セル間干渉値が第３の領域に対応する推定セル間干
    渉値より低く、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性が比較的高
    いと判断された場合に、第２の領域を選択し、第２の領域の無線チャネルをその
    １つの移動ユニットに割当てる過程を含む請求項２に記載の方法。
  6. 【請求項６】 前記複数の移動ユニットの各々のセル間干渉に対する感受性
    を求める過程が、 複数の移動ユニットの各々の信号強度を測定する過程を含む請求項１に記載の
    方法。
  7. 【請求項７】 前記複数の移動ユニットの各々のセル間干渉に対する感受性
    を求める過程が、 複数の移動ユニットの各々の信号品質を測定する過程を含む請求項１に記載の
    方法。
  8. 【請求項８】 時間分割多元接続（ＴＤＭＡ）のチャネル配置方式を採用す
    る同期セルラー無線通信ネットワークにおける、非対称の下り線及び上り線トラ
    ヒックチャネルフィールドを含むＴＤＭＡ時間フレームに対応する下り線及び上
    り線チャネルを割当てるための方法であって、 下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを併せて３つ以上の領域に分
    割し、該３つ以上の領域が、 下り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一致する第１の領域、 上り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一致する第２の領域、及び 下り線トラヒックチャネルフィールドの一部と上り線トラヒックチャネルフィ
    ールドの一部と一致する第３の領域であって、それに対応する推定セル間干渉が
    第１又は第２の領域に対応する推定セル間干渉より大きい第３の領域を含み、 セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対してセル間干渉に対する感受
    性を求め、 該３つ以上の領域の内の１つを選択し、割当てるチャネルが上り線用であるか
    下り線用であるかの判断と、移動ユニットに対応する感受性に依ってセル内で作
    動中の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てる過
    程を含む方法。
  9. 【請求項９】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対してセ
    ル間干渉に対する感受性を求める過程が、 移動ユニットの対応する信号強度を測定し、 信号強度の測定値を所定の閾値と比較する過程を含む請求項８に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対して
    セル間干渉に対する感受性を求める過程が、 移動ユニットの対応する信号品質を測定し、 信号品質の測定値を所定の閾値と比較する過程を含む請求項８に記載の方法。
  11. 【請求項１１】 前記信号品質を測定する過程が、 ビット誤り率（ＢＥＲ）を測定する過程を含む請求項１０に記載の方法。
  12. 【請求項１２】 前記信号品質を測定する過程が、 パケット誤り率（ＰＥＲ）を測定する過程を含む請求項１０に記載の方法。
  13. 【請求項１３】 複数の移動ユニットの各々に対応するセル間干渉の感受性
    に基づいてセル内で作動中の複数の移動ユニットをランク付けする過程を更に含
    む請求項８に記載の方法。
  14. 【請求項１４】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てる過程が
    、その１つの移動ユニットのランクに依って行う請求項１３に記載の方法。
  15. 【請求項１５】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対して
    セル間干渉に対する感受性を求める過程が、 上り線期間中のセル間干渉に対する感受性を測定し、 下り線期間中のセル間干渉に対する感受性を測定する過程を含む請求項８に記
    載の方法。
  16. 【請求項１６】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てる過程が
    、 その１つの移動ユニットの上り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的低く、下り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受性が比較的
    低い場合に、第３の領域における上り線又は下り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てる過程を含む請求項１５に記載の方法。
  17. 【請求項１７】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てる過程が
    、 その１つの移動ユニットの下り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的高い場合に、第１の領域における下り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てる過程を含む請求項１５に記載の方法。
  18. 【請求項１８】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てる過程が
    、 その１つの移動ユニットの上り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的高い場合に、第２の領域における上り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てる過程を含む請求項１５に記載の方法。
  19. 【請求項１９】 非対称の下り線と上り線トラヒックチャネルフィールドを
    含む時間分割多元接続時間フレームにおいて無線チャネルを配置するための装置
    であって、 非対称の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを複数の領域に分割
    し、各領域に推定セル間干渉値を対応付けるための手段、 複数の移動ユニットの各々に対してセル間干渉に対する感受性を求めるための
    手段、及び 複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域に対応する推定セル間干渉値
    と移動ユニットのセル間干渉に対する感受性に基づき、選択された領域における
    無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てるための手段を含む装置
    。
  20. 【請求項２０】 非対称の下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールド
    が併せて３つの領域に分割され、第１の領域が下り線トラヒックチャネルフィー
    ルドにのみ一致し、第２の領域が上り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一
    致し、第３の領域が下り線トラヒックチャネルフィールドの一部と上り線トラヒ
    ックチャネルフィールドの一部と一致する請求項１９に記載の装置。
  21. 【請求項２１】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域にお
    ける無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てるための手段が、 第３の領域に対応する推定セル間干渉値が第１及び第２の領域に対応する推定
    セル間干渉値より大きく、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性
    が比較的低いと判断された場合に、第３の領域を選択し、第３の領域の無線チャ
    ネルをその１つの移動ユニットに割当てるための手段を含む請求項２０に記載の
    装置。
  22. 【請求項２２】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域にお
    ける無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てるための手段が、 第１の領域に対応する推定セル間干渉値が第３の領域に対応する推定セル間干
    渉値より低く、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性が比較的高
    いと判断された場合に、第１の領域を選択し、第１の領域の無線チャネルをその
    １つの移動ユニットに割当てるための手段を含む請求項２０に記載の装置。
  23. 【請求項２３】 前記複数の領域の内の１つを選択し、選択された領域にお
    ける無線チャネルを複数の移動ユニットの内の１つに割当てるための手段が、 第２の領域に対応する推定セル間干渉値が第３の領域に対応する推定セル間干
    渉値より低く、その１つの移動ユニットのセル間干渉に対する感受性が比較的高
    いと判断された場合に、第２の領域を選択し、第２の領域の無線チャネルをその
    １つの移動ユニットに割当てるための手段を含む請求項２０に記載の装置。
  24. 【請求項２４】 前記複数の移動ユニットの各々のセル間干渉に対する感受
    性を求めるための手段が、 複数の移動ユニットの各々の信号強度を測定するための手段を含む請求項１９
    に記載の装置。
  25. 【請求項２５】 前記複数の移動ユニットの各々のセル間干渉に対する感受
    性を求めるための手段が、 複数の移動ユニットの各々の信号品質を測定するための手段を含む請求項１９
    に記載の装置。
  26. 【請求項２６】 時間分割多元接続（ＴＤＭＡ）のチャネル配置方式を採用
    する同期セルラー無線通信ネットワークにおける、非対称の下り線及び上り線ト
    ラヒックチャネルフィールドを含むＴＤＭＡ時間フレームに対応する下り線及び
    上り線チャネルを割当てるための装置であって、 下り線及び上り線トラヒックチャネルフィールドを併せて３つ以上の領域に分
    割する手段であって、該３つ以上の領域が、 下り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一致する第１の領域、 上り線トラヒックチャネルフィールドにのみ一致する第２の領域、及び 下り線トラヒックチャネルフィールドの一部と上り線トラヒックチャネルフィ
    ールドの一部と一致する第３の領域であって、それに対応する推定セル間干渉が
    第１又は第２の領域に対応する推定セル間干渉より大きい第３の領域を含む手段
    、 セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対してセル間干渉に対する感受
    性を求めるための手段、及び 該３つ以上の領域の内の１つを選択し、割当てるチャネルが上り線用であるか
    下り線用であるかの判断と、移動ユニットに対応する感受性に依ってセル内で作
    動中の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てるた
    めの手段を含む装置。
  27. 【請求項２７】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対して
    セル間干渉に対する感受性を求めるための手段が、 移動ユニットの対応する信号強度を測定するための手段、及び 信号強度の測定値を所定の閾値と比較するための手段を含む請求項２６に記載
    の装置。
  28. 【請求項２８】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対して
    セル間干渉に対する感受性を求めるための手段が、 移動ユニットの対応する信号品質を測定するための手段、及び 信号品質の測定値を所定の閾値と比較するための手段を含む請求項２６に記載
    の装置。
  29. 【請求項２９】 前記信号品質を測定するための手段が、 ビット誤り率（ＢＥＲ）を測定するための手段を含む請求項２８に記載の装置
    。
  30. 【請求項３０】 前記信号品質を測定するための手段が、 パケット誤り率（ＰＥＲ）を測定するための手段を含む請求項２８に記載の装
    置。
  31. 【請求項３１】 複数の移動ユニットの各々に対応するセル間干渉の感受性
    に基づいてセル内で作動中の複数の移動ユニットをランク付けするための手段を
    更に含む請求項２６に記載の装置。
  32. 【請求項３２】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てるための
    手段において、その１つの移動ユニットのランクに依って行われる請求項３１に
    記載の装置。
  33. 【請求項３３】 前記セル内で作動中の複数の移動ユニットの各々に対して
    セル間干渉に対する感受性を求めるための手段が、 上り線期間中のセル間干渉に対する感受性を測定するための手段、及び 下り線期間中のセル間干渉に対する感受性を測定するための手段を含む請求項
    ２６に記載の装置。
  34. 【請求項３４】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てるための
    手段が、 その１つの移動ユニットの上り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的低く、下り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受性が比較的
    低い場合に、第３の領域における上り線又は下り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てるための手段を含む請求項３３に記載の装置。
  35. 【請求項３５】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てるための
    手段が、 その１つの移動ユニットの下り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的高い場合に、第１の領域における下り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てるための手段を含む請求項３３に記載の装置。
  36. 【請求項３６】 前記３つ以上の領域の内の１つを選択し、セル内で作動中
    の複数の移動ユニットの内の１つに上り線又は下り線チャネルを割当てるための
    手段が、 その１つの移動ユニットの上り線期間中に測定されたセル間干渉に対する感受
    性が比較的高い場合に、第２の領域における上り線チャネルをその１つの移動ユ
    ニットに割当てるための手段を含む請求項３３に記載の装置。
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