JP2002519661A - 試験中のシステム用の分離装置 - Google Patents

試験中のシステム用の分離装置

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JP2002519661A
JP2002519661A JP2000557126A JP2000557126A JP2002519661A JP 2002519661 A JP2002519661 A JP 2002519661A JP 2000557126 A JP2000557126 A JP 2000557126A JP 2000557126 A JP2000557126 A JP 2000557126A JP 2002519661 A JP2002519661 A JP 2002519661A
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energy conversion
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JP2000557126A
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ジュラニッチ、ジェイムス、シー.
オルシェフスキー、ロバート、ディー.
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ベリ−テク、インク.
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 騒音の試験工程にかけられている間に、エネルギー変換システムを分離するための装置。そのエネルギー変換システムは、一つのエネルギー入力と少なくとも一つのエネルギ出力とを有している種類であり、機械的であっても、又は電気的であってもよい。その分離装置は、エネルギー変換システムを支持するための台を有する。エネルギー変換システムを支持する分離支持体は、更に台に対する多くの自由度の余裕を持つ。エネルギー変換システムは、分離支持体にエネルギー変換システムを固定する噛み合わせ装置を通して、台に対して多くの自由度を可能にするように、固定される。噛み合わせ装置は、エネルギー変換システムが分離支持体に設置可能な、或いは分離支持体から除去可能な台に関連する第一位置と、エネルギー変換システムが分離支持手段に固定される第二位置とを有する。固定が達成された後で、効果的に台から切り離される作動エレメントによって、噛み合わせは実行される。機械的な実施例において、回転エネルギーは、重要な軸方向のバイアスなしのトルクのみとしてエネルギー変換システムに供給される。更に、信号解析のための過程により、試験中のシステムの騒々しさ及び試験中の歯車システムにおける突起及び切欠きの存在についてなされるべき「合格/不良」の判定を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は、概して、振動やその他の電気又は機械入力エネルギーに対する反
応を示す電気及び機械エネルギー変換システム(energy transfer system)を試
験するためのシステムに関するものであり、特に、試験中の機械又は電気システ
ムを分離させ、入力エネルギーに反応して試験中のシステムの複数の操作特性(
operating characteristic;運転特性)に対応する信号を発生させ、データを生
成する装置に関する。
【0002】 (背景技術) 現在まで、歯車の騒音試験は、一つ以上の面に歯車又は車軸組立部品を堅固に
装備する方法により試みられてきた。 いくつかの他の以前の試みでは、歯車の騒音に共鳴する周波数で共振する堅固
に装備された面の一つを選択する。 これらのいずれの方法も、或いは他の堅固に装備した試験システムも、成功し
ていない。 これは、大部分は相互に共振する結果として、及び堅固に装備するシステムを
通じて伝えられる外部騒音の結果として、以前のシステムが再現性に欠けている
ためである。 これは特に、製造試験の環境で当てはまる。
【0003】 これらの先行技術の欠点は、車軸工業において最も顕著である。 現在、歯車の騒音測定の広く受け入れられている唯一の方法は、組み立てられ
た車軸を捕捉し、試験自動車に導入することである。 その後、特別に訓練された人が、自動車の典型的な運転範囲を越えて運転し、
その間、注意深く車軸の歯車の騒音を聴く。 その人は、典型的には1〜10の範囲で車軸歯車の騒音の質を評価する。 10が通常完璧な車軸、即ち、歯車の騒音のない車軸である。 この方法は以下の理由により、困難である。 1.得られる訓練された騒音評価者の不足。 2.試験用自動車の費用 3.再現性のある正確な試験を行なうための道路及び試験コースの不足 4.各々の試験に必要な時間 5.評価システムに持ち込まれる人間の主観性
【0004】 以上の全てが複雑に絡むため、典型的には、一つのシフトで、主な製造業者に
よっても、1ダースの車軸も試験できない。 ほとんどの製造業者が一日に数千の車軸を製造していると考えた場合、この少
ない数は統計学的に正当な数ではない。 上述の全ての問題があっても、より信頼できる試験方法がないため、自動車で
の人間の試験者(human testers in cars)が、広く受け入れられている。 この車軸及び歯車システムを評価するための科学的な基礎がないことは、読者
(reader)が最近の自動車が極めて静かであり、もっと静かにさせるべく発展し
ていると考える場合、具合が悪い。 この市場の方向性は、車軸及び他の歯車製造業者への、彼らの製品をより静か
にするという圧力を増加させる。 製造環境又は研究環境において、再現性があり、信頼でき、正確で実質的な歯
車測定方法を、歯車及び車軸製造業者に提供するようなシステムの必要性がある
【0005】 従って、この発明の目的は、自動車軸のようなエネルギー変換システムを、素
早く低廉に試験し、再現性のある結果を得るためのシステムを提供することであ
る。
【0006】 (発明の開示) 前述の及び他の目的は、第一の装置態様において、騒音の試験工程にかける間
に、一つのエネルギー入力と、少なくとも一つのエネルギー出力とを有するエネ
ルギー変換システムを分離するための装置を適用するこの発明により、達成され
る。 本発明によると、その装置には、その装置とエネルギー変換システムを支持す
るための台が供給される。 分離支持体(isolation support)はエネルギー変換システムを支持し、そこ
でエネルギー変換システムは、台に対する少なくとも一つの自由面を移動できる
(translatable)。 更に、エネルギー変換システムを分離支持体に設置したり、取り外したりする
ことのできる台に対する第一位置と、エネルギー変換システムを分離支持体に固
定する第二位置とを有する噛み合わせ装置(engagement arrangement)が、エネ
ルギー変換システムを分離支持体に固定するために供給される。
【0007】 一つの実施例において、噛み合わせ装置が第二位置にある時に、エネルギー変
換システムにエネルギーを供給するために、エネルギー変換システムに連結され
たエネルギー供給源が更に供給される。 本発明の装置の一つの実施例において、エネルギー変換システムは、機械エネ
ルギー変換システムであって、そのような実施例においては、本発明の実施例の
一部であるエネルギー供給源が、回転機械エネルギー源の型である。 回転連結器(rotatory coupler)が回転機械エネルギーをエネルギー変換シス
テムに連結する。
【0008】 本発明の非常に有利な実施例の一つにおいて、機械エネルギー変換システム試
験は、順方向及び逆方向の操作(forward and reverse direction of operation
)と、各々の順方向及び逆方向の操作について駆動操作及び惰性走行操作モード
とを有する。機械エネルギー変換システムは、少なくとも一対の嵌合エレメント
(meshed element)を含み、この嵌合エレメントの対の少なくとも一つは複数の
歯を有する歯車であり、各々の歯車の歯は、嵌合エレメントの対の他方のエレメ
ントと伝達する(communicate)ための第一及び第二歯車歯面(gear teeth surf
ace)を有する。 嵌合エレメントの対の間の機械エネルギー変換伝達は、順方向−駆動及び逆方
向−惰性走行の操作モードの間は主にそれぞれの第一歯車歯面を通じて、順方向
−惰性走行及び逆方向−駆動の操作モードの間は主にそれぞれの第二歯車歯面を
通じて、行なわれる。 試験中のこのようなシステムでは、本発明の装置は、第一歯車歯面の定性的状
態(qualitative condition)に本質的に反応する第一信号を発生させるために
、機械エネルギー変換システムの近くの第一位置に配置される、第一音響センサ
ー(acoustic sensor)が供給される。 第二音響センサーは、機械エネルギー変換システムの近くの第二位置に配置さ
れ、第二歯車歯面の定性的状態に本質的に反応する第二信号を発生させる。 その第一及び第二位置は、互いに嵌合エレメントの対の反対側の末端である。
【0009】 本発明の更なる実施例において、回転連結器に、回転運動伝達角(rotatory m
otion transmission angle)の所定の範囲で、回転運動を伝達する弾性連結器装
置(resilient coupler arrangement)が供給される。 その弾性連結器装置は、堅固に、互いに回転した状態で連結される第一及び第
二連結器部を供給される。 更に、それらは互いに軸方向に弾性的に連結され、それにより、第一及び第二
連結器部は、回転運動伝達角の所定の範囲では同期回転できる。
【0010】 本発明のなおも更なる実施例において、弾性連結器装置は、堅固に、互いに回
転した状態で連結され、互いに半径方向に弾性的に連結される第一及び第二連結
器部を供給される。 従って、第一及び第二連結器部は、軸方向変位の所定の範囲では同期回転でき
る。
【0011】 本発明の非常に有利な実施例において、トルクセンサーが、有効に回転機械エ
ネルギー源とエネルギー変換システムとの間に挿入される。 トルクセンサーは、回転機械エネルギー源によりエネルギー変換システムに加
えられるトルクに反応する信号を発生する。 トルクセンサーは、所定の変形(deformation)特性を有するトルク伝達エレ
メントを供給される。 従って、トルク伝達エレメントは、回転機械エネルギー源によりエネルギー変
換システムに加えられるトルクに応じて変形させられる。 本発明のこの実施例において、更にトルクセンサーは、トルク伝達エレメント
の所定の変形特性に反応する歪み信号を発生させるために、トルク伝達エレメン
トに連結される歪みセンサーを供給される。 従って、歪み信号は、トルクに対して比例する。
【0012】 試験中にシステムの作動を開始するために必要とされる残りのトルクを決定す
ることは、非常に有利である。 従って、トルクセンサーは、機械エネルギー変換システムの回転運動を始める
ために必要とされるトルクの大きさに反応する静トルク信号を発生させるために
配置される。 更に、トルクセンサーが、機械エネルギー変換システムの回転運動を維持する
ために必要とされるトルクの大きさに反応する動トルク信号を発生させるために
配置されることは、有利である。
【0013】 本発明の特に有利な実施例において、試験中のエネルギー変換システムは、電
気エネルギー変換システムであり、エネルギー供給源が、電気エネルギー源を供
給される。 このような実施例において、噛み合わせ装置が第二位置にある時に、エネルギ
ー変換システムから出力電気エネルギーを受け入れるために、電気負荷が供給さ
れる。 第一センサーは、エネルギー供給源によって供給されるエネルギーに応じてエ
ネルギー変換システムの操作特性に反応する情報信号を発生させるために、エネ
ルギー変換システムと伝達するように配置される。 第一センサーは、信号を発生させるために、エネルギー変換システムに接触す
るように配置される。 或いは、第一センサーは、情報信号を発生させるために、分離支持体に接触す
るように配置される。
【0014】 本発明の一つの実施例において、第一センサーは、エネルギー変換システムと
関連して移動可能なように配置される。
【0015】 試験中にシステムにより発せられる音響エネルギーを監視したい場合、エネル
ギー供給源により供給されるエネルギーに応じて、エネルギー変換システムより
発生する音響エネルギーに反応する信号を発生させるために、マイク(micropho
ne)が供給される。 エネルギー供給源により供給されるエネルギーに応じて、エネルギー変換シス
テムの変位に反応する信号を発生させるために、更に、レーザーセンサーが供給
されてもよい。 なおも更なる実施例において、加速度計又は速度センサーが使用される。
【0016】 本発明の好ましい実施例において、台、噛み合わせ装置、及びエネルギー変換
システムのいかなる組合わせの固有周波数をも除外するために、エネルギー変換
システムを支持する弾性支持体エレメントが構成される。 従って、試験中のシステムにより供給される振動又は音響エネルギーは、支持
システムの構造による寄与や改良なしで、測定され解析される全てのエネルギー
を構成する。
【0017】 好ましくは、少なくとも台に対する第二自由面において移動できるように、分
離支持体はエネルギー変換システムを支持する。
【0018】 本発明の非常に有利な実施例において、台に連結される第一部分と、噛み合わ
せ装置に連結される第二端部を有する噛み合わせ駆動体が供給される。 一つの実施例において、噛み合わせ駆動体は、台に連結される第一端部と、噛
み合わせ装置に連結される第二端部を有するリニアアクチュエーター(linear a
ctuator)の型で供給される。 リニアアクチュエーターは、第一位置と第二位置との間で、噛み合わせ装置を
駆動するように配置される。 更に、噛み合わせ装置が第二位置にある時に、それは噛み合わせ装置から切り
離される。
【0019】 この装置において、噛み合わせ連結器は、噛み合わせ装置と噛み合わせ駆動体
との間に配置される。 噛み合わせ連結器は、分離支持体に設置される支持部を供給される。 第一及び第二噛み合わせアーム(engagement arm)は、支持部にピボットで(
pivotally)連結される。 更に、第一及び第二関節式部材(articulated member)が、互いに対し、及び
噛み合わせ駆動体に対しピボット点(pivot point)で連結され、第一及び第二
噛み合わせアームの夫々に、その末端でピボットで連結される。 このように、噛み合わせ駆動体は、それを越えると第一及び第二関節式部材が
軸方向に平行であるところのラッチング(latching;保持)位置への所定の軌道
に沿って、ピボット点を動かす。 少なくとも第一及び第二噛み合わせアームのうちの一つに設置される弾性バイ
アス装置によって、この種のラッチング効果が容易になる。 弾性バイアス装置はエネルギー変換システムに弾性的なバイアス力を加え、更
に、噛み合わせ装置を第二位置に維持する。
【0020】 変位センサーは、少なくとも第一及び第二噛み合わせアームのうちの一つに設
置され、変位センサーが設置される第一及び第二噛み合わせアームの一つとエネ
ルギー変換システムとの間の距離に反応する距離信号を発生させるのに役立つ。 このように、距離信号は、エネルギー変換システムの所定の大きさに反応する
【0021】 更なる実施例において、エネルギー変換システムの温度に反応する熱信号を発
生させるための熱センサーが供給される。 熱センサーが、エネルギー変換システムと光学的に伝達する赤外線センサーの
型であってもよい。 本発明の一つの特定の図示する実施例において、熱センサー手段は指向特性(
directional charasteristic)を有し、時間に対する所定の領域の温度の変化率
を決定するために、エネルギー変換システムの所定の領域に向けられる。 この実施例において、温度に応じて騒音信号の振幅を変化させるために、熱セ
ンサーに反応する音響センサー感度制御装置(acoustic sensor sensitivity co
ntrol arrangement)が供給される。 温度に対する騒音信号の振幅の変化は、非線形振幅−温度相関(non-linear a
mplitude-temperature relationship)に従って実行される。
【0022】 本発明の更なる装置態様によれば、一つの回転入力と少なくとも一つの回転出
力とを有する自動車用の機械駆動システム(mechanical drive system)を試験
工程にかける間に、その駆動システムを分離するための装置が供給される。 本発明によれば、この装置は、この装置及び機械駆動システムを支持するため
の台を供給される。 分離支持体は機械駆動システムを支持し、それにより、機械駆動システムは台
に対する少なくとも一つの自由面を移動できる。 機械駆動システムを分離支持体に設置したり、取り外したりすることのできる
台に対する第一位置と、機械駆動システムを分離支持体に固定する第二位置とを
有する噛み合わせ装置が、機械駆動システムを分離支持体に固定するために供給
される。 噛み合わせ駆動体は、第一位置と第二位置との間で噛み合わせ装置を動かすた
めに、台及び噛み合わせ装置に連結される。 噛み合わせ装置は、噛み合わせ装置が第一位置にある時、噛み合わせ駆動体に
連結されて、噛み合わせ装置が第二位置にある時、噛み合わせ駆動体から分離さ
れる。 更に、回転駆動装置は、回転駆動力を機械駆動システムに与え、駆動連結器は
、回転駆動装置からのトルクを、機械駆動システムの回転入力に伝達する。
【0023】 本発明のこの更なる装置態様の一つの実施例において、回転駆動装置と機械駆
動システムとの間に挿入されるトルクセンサーが、更に供給される。 トルクセンサーは、回転駆動装置により、機械駆動システムに加えられるトル
クに反応する信号を発生させる。 好ましくは、トルクセンサーは、機械駆動システムにおいて回転運動を開始す
るために必要とされるトルクの大きさに反応する静トルク信号を発生させるよう
に配置される。 更に、トルクセンサーは、機械駆動システムの回転運動を維持するために必要
とされるトルクの大きさに反応する動トルク信号を発生させる。
【0024】 本発明の更なる実施例において、トルクセンサーは、所定の変形特性を有する
トルク伝達エレメントを供給される。 トルク伝達エレメントは、機械駆動システムに回転駆動システムにより加えら
れるトルクに応じて変形させられる。 歪みセンサーは、トルク伝達エレメントの所定の変形特性、従って、加えられ
たトルクに反応する歪み信号を発生させるために、トルク伝達エレメントに連結
される。
【0025】 更なる実施例において、回転駆動力に応じて、機械駆動システムの操作特性に
反応する情報信号を発生させるために、機械駆動システムと伝達するように配置
されるセンサーが、供給される。 更なるセンサーは、回転駆動力に応じて、機械駆動システムの更なる操作特性
に反応する更なる情報信号を発生させるために、機械駆動システムと伝達する。 本発明の非常に有利な実施例において、機械駆動システムの前記操作特性、及
び前記更なる操作特性は、回転駆動力のトルク方向に対応して、駆動操作モード
及び惰性走行操作モードに相当する。 前述したように、一つの実施例において、センサーは、機械駆動システムから
離れた第一位置と、センサーが機械駆動システムと伝達する第二位置との間を移
動できるように配置される。
【0026】 この更なる装置態様において、センサーが、回転駆動力に応じて機械駆動シス
テムが発する音響エネルギーに反応するマイクを供給されてもよい。 他の実施例において、センサーは、加速度計、又は速度センサーを供給される
。 他の実施例において、センサーは、噛み合わせ装置に設置されて、それぞれの
第一位置と第二位置との間を移動できる。
【0027】 いくつかの装置において、センサーは、回転駆動力に応じて機械駆動システム
の変位に反応する変位信号を発生させる非接触のセンサーである。 非接触のこのようなセンサーは、機械駆動システムと光学的に伝達するための
レーザーセンサーであってもよい。 更に、非接触のセンサーは、機械駆動システムと光学的に伝達する赤外線セン
サーのように、機械駆動システムの温度に反応する熱信号を発生させる。 前述したように、本発明の一つの特定の図示する実施例において、熱センサー
手段は指向特性を有し、時間に対する所定の領域の温度の変化率を決定するため
に、エネルギー変換システムの所定の領域に向けられる。 本実施例において、温度に応じて騒音信号の振幅を変化させるために、熱セン
サーに反応する音響センサー感度制御装置が、供給される。 温度に対する騒音信号の振幅の変化は、非線形振幅−温度相関に従って実行さ
れる。 時間当たりの温度変化は、低い潤滑剤レベル、低い潤滑剤品質、又は低い軸受
品質を示すのに有効である。
【0028】 更なる実施例において、分離支持体は、機械駆動システムを支持するための弾
性支持体エレメントを供給されて、機械駆動システムの固有周波数を排除する弾
性周波数特性(resilience frequency characteristic)を供給される。 更に、弾性支持体エレメントの弾性周波数特性は、駆動装置連結器の固有周波
数を排除する。
【0029】 本発明の機械的な実施例において、回転負荷を機械駆動システムに加えるため
の回転負荷、及び、回転負荷を機械駆動システムに連結するための負荷連結器が
、更に供給される。 機械駆動システムは、自動車用の駆動伝達エレメントの型である。 このような実施例において、回転負荷は、複数の車両の運転状態を模擬試験す
る(simulate;シミュレートする)ために、制御可能な回転負荷を加える。 例えば、これらは、歯車フロート(gear float)の状態と同様に、歯車の駆動
状態及び惰性走行状態を含む。
【0030】 一つの実施例において、台に連結される第一端と、噛み合わせ装置に連結する
第二端とを有するリニアアクチュエーターが供給される。 噛み合わせ連結器は、噛み合わせ装置と噛み合わせ駆動体との間に配置される
。 噛み合わせ連結器は、分離支持体に設置される支持部と、その支持部にピボッ
トで連結される第一及び第二噛み合わせアームとを供給される。 更に、第一及び第二関節式部材は、互いに対し、及びリニアアクチュエーター
に対しピボット点で連結される。 それらは更に、第一及び第二噛み合わせアームのそれぞれのものに、その末端
でピボットで連結され、それにより、リニアアクチュエーターは、それを越える
と第一及び第二関節式部材が軸方向に平行であるところのラッチング位置への直
線的軌道に沿って、ピボット点を動かす。 上述したように、第一及び第二噛み合わせアームのうちの少なくとも一つに設
置される弾性バイアス装置は、弾性バイアス力をエネルギー変換システムに加え
る。 弾性バイアス装置は、噛み合わせ装置を第二位置に維持する弾性バイアス力を
加える。
【0031】 本発明の方法の態様によると、入力及び出力を有する種類の歯車組立部品を試
験する方法が、供給される。 この方法は、次の段階を含む。即ち、 全方向への歯車組立部品の運動を弾性的に可能にし、歯車組立部品の全ての固
有周波数を排除する弾性周波数特性を有する取付装置(mounting arrangement)
上に、歯車組立部品を設置する段階、 歯車組立部品の入力にトルクを加え、それにより、歯車組立部品が回転する状
態で操作される段階、 歯車組立部品の出力に負荷を加える段階、 及び、歯車組立部品の所定の操作特性を検出する段階、を含む。
【0032】 本発明のこの方法の態様の一つの実施例において、検出段階は、歯車組立部品
が発する音響エネルギーを検出する段階を提供される。 また、歯車組立部品が発する音響エネルギーを検出する段階は、マイクを歯車
組立部品の近傍に置く段階を提供される。
【0033】 更なる実施例において、検出段階は、歯車組立部品が発する振動変位エネルギ
ーを検出する段階を提供される。 歯車組立部品が発する振動変位エネルギーを検出する段階は、加速度計と歯車
組立部品との間で伝達を行なう更なる段階を提供され、歯車組立部品が発する振
動変位エネルギーを検出する段階は、速度センサーと歯車組立部品との間で伝達
を行なう更なる段階を提供される。
【0034】 設置する段階を実行した後に、取付装置に歯車組立部品を締め付ける(clampi
ng)段階が更に供給される。 取付装置が基準台部(reference base part)に設置される実施例において、
締め付けの段階は、締め付け作動力(clamping actuation force)を基準台部に
対する締め付け装置に加える更なる段階に応じて実行される。 締め付け作動力が加えられ、歯車装置は、基準台部から独立して、自由に移動
できる。
【0035】 更なる実施例において、締め付け力を加える段階は、弾性締め付け力を歯車組
立部品に加える更なる段階を供給される。 ある実施例において、この段階は、締め付け段階に応じて歯車組立部品の所定
の大きさを監視する更なる段階を含んでもよい。 これは、移動する距離を測定するセンサーを用いて、成し遂げられる。
【0036】 駆動操作モードの歯車組立部品の定性的状態に反応する音響エネルギーを受け
入れる第一センサーを監視することにより、検出が行なわれる。 駆動操作モードが、第一の運転方向にある時に、駆動操作モードの歯車組立部
品の定性的状態は、歯車組立部品の歯の第一面の定性的状態を含む。 また、駆動操作モードが、第一の運転方向にある時に、駆動操作モードの歯車
組立部品の定性的状態は、歯車組立部品の歯車断面(profile)の定性的状態と
、歯車組立部品の歯車の偏心度(ecentricity)の定性的状態とを含む。 更に、駆動操作モードの歯車組立部品の定性的状態は、歯車組立部品の歯車の
角配向(angular orientation)の定性的状態を含む。 駆動操作モードが第一の運転方向にある本発明の方法の態様の、なおも更なる
実施例において、駆動操作モードにある歯車組立部品の定性的状態は、歯車組立
部品の複数の移動エレメントの定性的状態を含む。
【0037】 本発明の更なる実施例において、検出段階は、惰性走行操作モードの歯車組立
部品の定性的状態に反応する音響エネルギーを受け入れる第二センサーを監視す
る更なる段階を供給される。 惰性走行操作モードは、歯車組立部品の歯の第二面の定性的状態を含む。 惰性走行操作モードが第一の運転方向にある時に、惰性走行操作モードの歯車
組立部品の定性的状態は、歯車組立部品の歯車断面の定性的状態を含む。 更に、惰性走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態は、歯車組立部品の歯
車の角配向と同様に、歯車組立部品の歯車の偏心度の定性的状態を含む。 更なる実施例において、惰性走行操作モードは、歯車組立部品の複数の移動エ
レメントの定性的状態を含む。
【0038】 本発明のこの方法の態様の更なる実施例によると、歯車組立部品の入力の繰返
し周期より短い時間の間、駆動及び惰性走行操作モードは周期的である。 逆に、その時間が、歯車組立部品の入力の繰返し周期より長くなってもよい。 このことは、試験中のシステム内での運転率(operating ratio;稼動率)に
ある程度依存する。 試験中のシステムが電気システムである場合において、高調波(harmonics)
歪み及び信号歪みが、入力エネルギーの繰返し周期に関連する明らかな繰返し周
期に影響を与える。
【0039】 有利な実施例において、第一及び第二センサーが、その間に歯車組立部品を挿
入して、互いに離れたそれぞれの位置に配置される。 これは、方向のエレメントを有する試験中のシステムの操作特性の解析を容易
にすることと同様に、試験中のシステムの操作形態を区別することをも可能にす
る。
【0040】 本発明の締め付けの態様によると、加工部材を弾性支持体エレメントに締め付
けさせるための装置が、供給される。 本発明のこの態様において、弾性支持体エレメントに設置される支持台(supp
ort base)が供給される。 第一及び第二締め付けアームは、それぞれ固定されて解放された逆回転位置の
間のそれぞれの第一ピボット・カップリングの周囲を、ピボットで回転するよう
に連結され配置されたそれぞれの第一ピボット・カップリング(pivot coupling
)により、各々支持台に連結される。 第一及び第二締め付けアームの各々は、それぞれ第二ピボット・カップリング
を更に供給される。 第一及び第二リンク(link;連接部)は、組合わせられた状態で含まれ、各々
は、第一及び第二リンクが互いにピボットで連結されるそれぞれの第一ピボット
・カップリングと、第一及び第二リンクの各々が、それぞれに関連した第一及び
第二締め付けアームの内の一つの第二ピボット・カップリングに連結されるそれ
ぞれの第二ピボット・カップリングとの間にそれぞれの中心軸を有する。 駆動装置は、第一及び第二リンクを、第一及び第二締め付けアームの解放され
た逆回転位置に対応する第一角度のリンク位置から、第一及び第二リンクの同軸
位置の反対側であり、第一及び第二締め付けアームの固定された逆回転位置に対
応する第二角度のリンク位置まで、動かす。 また、駆動連結器は、駆動装置を少なくとも第一及び第二リンクの内の一つに
連結するように配置され、それにより、リンクが第二角度のリンク位置ある時に
、駆動装置が第一及び第二リンクより切断される。
【0041】 本発明の締め付けの態様の一つの実施例において、駆動連結器は、第一及び第
二リンクの第一ピボット・カップリングに連結される。 加工部材が振動変位特性を有する実施例において、第一及び第二リンクが第二
角度のリンク位置ある間、締め付け装置は、加工部材の振動変位特性に応じて、
実質的に自由に置換可能である。
【0042】 加工部材の所定の操作特性を検出するために、第一及び第二締め付けアームの
内の少なくとも一つに、センサーが設置される。 加工部材の変位、或いは加工部材が発する音響エネルギーを検出してもよい。
【0043】 加工部材が回転入力及び出力を有する歯車組立部品である実施例において、歯
車組立部品の回転入力にトルクを加えるための回転駆動装置が、更に供給される
。 また、駆動連結器は、回転駆動装置を歯車組立部品の回転入力に連結する。 駆動連結器は、実質的な軸負荷のない状態で、その回転入力での歯車組立部品
にトルクだけを実質的に供給するように、及び、回転駆動装置から音響エネルギ
ーの伝搬を減らすように、配置される。 歯車組立部品の実際の運転状態を模擬試験するように配置される負荷が、歯車
組立部品の出力に連結される。
【0044】 本発明の駆動連結の態様によると、試験中に、トルクだけが駆動装置から歯車
組立部品まで、実質的に伝達される。 駆動連結装置は、駆動連結装置に取り付けられる第一連結器部分を含み、その
連結器は、軸の所定の長さを通じて連続的に伸びる多角形の横断面形状を有する
。 多角形の横断面形状は、軸の所定の長さに平行に伸びる複数の実質的に平らな
表面を有する。 第二連結器部分が、供給されて、前記第一連結器部分の多角形の横断面形状を
収容する内部横断面形状を有する。 第二連結器部分は、所定の数の前記第一連結器部分の実質的に平らな表面のみ
と伝達する複数の噛み合わせ部分を供給される。 第一及び第二連結器部分は、軸の所定の長さの部分のための前記第一連結器部
分に沿って、軸方向に移動できる。 従って、トルクは、軸方向の負荷をかけることなく、第一及び第二連結器部分
の間で伝達される。
【0045】 本発明のこの駆動連結の態様の一つの実施例において、多角形の横断面形状は
、六角形に相当する。 また、第二連結器部分は、第一連結器部分の三つのそれぞれの平らな表面を噛
み合わせる三つの噛み合わせ部分を有する。
【0046】 本発明の更なる方法の態様によると、試験中の歯車システムからの情報を処理
するための信号解析方法が、提供される。 この更なる方法の態様は、次のステップを含む。即ち、 回転入力を加えることによる試験中の歯車システムを駆動する段階、 試験中の歯車システムに加えられるトルクに反応する第一信号を発生させる段
階、 第一信号と時間との間の第一の相関性に反応する第一デジタルデータを発生さ
せる段階、 前記第一デジタルデータのピークを測定し、そのピークが所定の閾値の大きさ
を超えるか否かを判定する段階、 及び、第一の、所定の閾値の大きさを超えるピークを調和解析(harmonic ana
lysis)にかける段階、を含む。
【0047】 この更なる方法の態様の本発明の特定の図示する実施例において、そのピーク
が偏差(anomaly;異常)を構成するか否かを判定するために、第一段階の調和
解析の結果を歯車の歯の高調波と比較する段階が、更に供給される。 このような偏差は、試験中の歯車システムの歯上の突起又は切欠きである。
【0048】 改善された結果が得られる本発明の非常に有利な実施例において、更なる次の
ステップが供給される。即ち、 駆動の段階に応じて試験中の歯車システムにより発生させられる騒音に反応す
る第二信号を発生させる段階、 第二信号と時間との間の第二の相関に反応する第二デジタルデータを発生させ
る段階、 前記第一デジタルデータのピークと同時である第二デジタルデータのピークを
識別する段階、 第二デジタルデータの同時ピークを測定し、それらが第二の所定の閾値の大き
さを超えるか否かを判定する段階、 及び、第二の、第二の所定の閾値の大きさを超える第二デジタルデータの同時
ピークを調和解析にかける段階、が提供される。
【0049】 トルク信号だけが調和解析にかけられるこの実施例の場合、この実施例におい
て、同時ピークが偏差を構成するか否かを判定するために、第一及び第二段階の
調和解析の結果を、歯車の歯の高調波と比較する段階が、更に提供される。 従って、この実施例において、トルク及び騒音信号が、調和解析にかけられる
。 歯車システムを試験するために利用される本発明の一つの実施例において、偏
差が試験中の歯車システムの歯にある突起又は切欠きであるか否かを判定するこ
とが望まれる。 計算する更なる段階において、比較する段階において決定される偏差の重要度
(severity)が、判定される。
【0050】 なおも更なるこの発明の実施例において、更なる次のステップが、供給される
。即ち、 所定の調和振動の基準を確立する段階、 及び、解析の段階の結果が、確立する段階の所定の調和振動の基準に従うか否
かを判定する段階、が提供される。
【0051】 本発明のなおも更なる方法の態様によると、突起又は切欠きの存在を判断する
ために、試験中の歯車システムからの情報を処理するための信号解析の方法が、
提供される。 このなおも更なる方法の態様において、次のステップが提供される。即ち、 回転入力を加えることによる試験中に歯車システムを駆動する段階、 試験中に歯車システムに加えたトルクに反応する第一信号を発生させる段階、 駆動の段階に応じて試験中に歯車システムによって発生させられる騒音に反応
する第二信号を発生させる段階、 第一信号と時間との間の第一の相関に反応する第一デジタルデータを発生させ
る段階、 第二信号と時間との間の第二の相関に反応する第二デジタルデータを発生させ
る段階、 第一及び第二デジタルデータの同時ピークを識別する段階、 第一及び第二デジタルデータの同時ピークを測定し、それらが所定の閾値の大
きさを超えるか否かを判定する段階、 及び、所定の閾値の大きさを超える同時ピークを調和解析にかける段階、が提
供される。
【0052】 この方法の態様の一つの実施例において、同時ピークが偏差を構成するか否か
を判定するために、その調和解析の結果を、歯車の歯の高調波と比較する段階が
、更に提供される。 更なる実施例において、比較する段階の偏差の重要度を計算する更なる段階が
提供される。
【0053】 (発明を実施するための最良な形態) 本発明の理解は、添付の図面に関連して、以下の詳細な説明を読むことにより
容易になされる。
【0054】 図1は、本発明の原理に従って構成される試験中にシステムを分離するための
装置の正面図である。 この図に示すように、分離装置10は、差動装置(differential;差動歯車、
ディファレンシャルギア)11の型の機械駆動システムを、相対的に分離した状
態で、支持するように配置される。 差動装置11は、自動車(図示せず)に従来使用されている種類のものであり
、分離装置10を利用して、様々な運転状態で試験されるためのものである。 差動装置は、後述する駆動装置(この図には示さず)から、回転機械エネルギ
ーを受け入れる回転入力13を有する種類のものである。 更に、差動装置11は、回転入力13で受け入れられる回転入力エネルギーに
応じて回転機械エネルギーを生成する回転出力14及び15を、それぞれ有する
。 自動車(図示せず)で利用される場合に、差動装置11は、回転入力13で自
動車の(図示せず)駆動軸に連結され、回転出力14及び15は、自動車の駆動
輪(図示せず)に連結される。
【0055】 差動装置11は、台20(base;ベース)に設置される一対の支持体18及び
19で支持されるように示されている。 各々の支持体18及び19は、それぞれ、その上に弾性分離エレメント22及
び23の内の関連する一つを設置した。 噛み合わせ装置24及び25のそれぞれは、弾性分離エレメント22及び23
上に設置される。 噛み合わせ装置は、以下に詳細に記載されており、差動装置11をその回転出
力14及び15で連結するために供給され、それにより、それは台20に対して
固定されるが、それでも差動装置11の台20に対する制限ある移動は許容され
る。
【0056】 更に図1は、回転出力14及び15のそれぞれ関連する一つに、制御可能な負
荷を加える一対の負荷装置28及び29を示す。 回転出力は、台20に対する回転出力の制限ある運動(motion;動作)を容易
にするように、負荷装置28及び29に機械的に連結される(この図において連
結は示さず)。 本発明に係る差動装置11の許容される変位は、多数の自由面に沿っており、
後述するように、回転出力14及び15と、そのそれぞれに関連する負荷装置2
8及び29との間の連結装置(この図には示さず)は、軸方向運動及び回転運動
の自由度を許容する。 このような連結は、図9〜12に記載されている。
【0057】 図2は、図1の実施例の側面図である。 この図は、図1の2−2線に沿って示されている。 図1において示されるいくつかの構造に加えて、図2は、確立された安全基準
に従って、分離装置の利用者(図示せず)を保護する安全カバー30を示す。 図1について先に検討されたエレメントに相当する構造のエレメントが、同様
に示される。
【0058】 図2は、回転出力14のまわりを噛み合わせた位置で示される噛み合わせアー
ム32及び33を有する噛み合わせ装置24を示す。 後述するように、噛み合わせアーム32及び33は、リニアアクチュエーター
35の型でこの図において示される噛み合わせ駆動体の作動に応じて、噛み合わ
せ位置及び分離(図示せず)位置を有する。
【0059】 安全カバー30はカバーヒンジ(cover hinge;カバー蝶番)31に連結され
るように示され、それにより、安全カバーは、カバーアクチュエーター(cover
actuator;カバー作動器)34の作動に応じて、その周辺で回転可能である。 操作中に、安全カバーは試験操作の実行の間、図において示される位置に配置
され、試験中のシステム、即ち差動装置11の設置及び取り外しを容易にするた
めに、図示せず位置に持ち上げられる。
【0060】 図2は更に、この実施例において、図1に示されるベルト滑車42に連結され
る駆動モーター(drive motor)40を図示する。
【0061】 図3は、ある駆動部品(component)を示す図1の実施例の組立分解図である
。 先に検討された構造のエレメントが、同様に示される。 駆動装置と、それにより差動装置11に連結される方法とが,図5〜8に関連
して詳細に以下に検討される。
【0062】 図4は、図1の実施例の平面図である。 先に検討された構造のエレメントが、同様に示される。 更に、差動装置11は除去されて、従って、この図において示されていない。
【0063】 図4において、各々の負荷装置28及び29は、それぞれ負荷連結器装置44
及び45の内の一つとそこで結合し、それぞれの負荷連結器装置44及び45は
、負荷ユニット(load unit;負荷単位装置)48及び49のそれぞれに、それ
ぞれの負荷ベルト46及び47によって連結される。 負荷装置28は図11に関連して以下に詳述され、負荷連結器装置44及び4
5は、図12に関連して詳述される。 図4を参照して、回転出力14及び15(この図には示さず)は、先に述べた
ように多数の移動自由度を供給する負荷連結器装置44及び45のそれぞれに連
結される(連結はこの図に示さず)。 本発明の、この特に図示された実施例において、負荷ユニット48及び49は
、電気ブレーキ又は電動機の型である。 もちろん、他の負荷の型が、本発明の実施において使用されてもよい。 負荷ユニットが電動機の型である本発明の実施例において、このようなモータ
ーは、模擬試験されたブレーキ操作及び駆動操作を供給することができる。 従って、分離装置が差動装置のような自動車用の駆動装置エレメントの試験を
目的とする現在の実施例において、負荷ユニットは歯止め(drag;ドラッグ)モ
ード又は発電機モードにおいて操作されてもよく、その場合、差動装置は、模擬
試験された駆動モードにおいて操作される。 即ち、負荷は差動装置によって駆動される。 或いは、負荷ユニットがモーター駆動モードで操作されてもよく、その場合、
差動装置は、負荷によってそれ自身駆動される、即ち、模擬試験された惰性走行
モードで操作される。 本発明の非常に有利な実施例において、差動装置は、順方向及び逆方向の運転
及び惰性走行操作モードで操作され、それにより試験されてもよい。 駆動及び惰性走行操作モードの間、差動装置内の異なる歯車歯面(図示せず)
が、互いに伝達させられ、それにより、拡張された試験機能を持つ余裕があるこ
とは、記憶しておくべきである。
【0064】 図5は、試験中に、分離した機械エネルギー変換システムに、回転機械エネル
ギーを供給する駆動装置の部分想像(partially phantom;部分的に二点鎖線で示
す)正面図である。 先に検討された構造のエレメントが、同様に示される。 この図に示すように、出力軸52及び53は、それぞれ、回転出力14及び1
5の破断された図から突出して示される。 この出力軸は、回転入力13で回転駆動を加えることにより回転する。
【0065】 図6は、図5の駆動システムの側面図である。 ここでは、差動装置11の回転入力13に回転駆動を供給する駆動装置の操作
について、図5〜9を参照して記載している。 前述したように、駆動モーター40は、図において示される駆動軸55に設置
されるベルト滑車42に、駆動ベルト41を通じて軸方向に垂直に伸びるように
連結される。 ベルト滑車42は、ベルト滑車と駆動軸55との間に、トルク差動装置に反応
する電気信号を供給するトルク検出装置(torque sensing arrangement)(図示
せず)を含む。 トルクに反応する電気信号(図示せず)は、信号出力コネクタ56で得られる
【0066】 本発明のこの特定の図示する実施例において、ベルト滑車42及びその関連の
信号出力コネクタ56と共に含まれるトルク検出装置は、ウェブ(web)(図示
せず)の変位に反応するために設置される歪みゲージ(図示せず)の型である。 即ち、本発明のこの態様の実施において、トルクはウェブ全体に伝達され、そ
れによって、例えばトルクはウェブの周辺に亘って加えられ、出力軸は、ウェブ
の中心のより近い位置で連結される。 もちろん、これらは逆にされてもよい。 トルクが加えられるので、ウェブは対応して変形され、ウェブに設置される歪
みゲージは、加えられたトルクに応じてウェブの変形を測定する。 トルクの所定の範囲に亘って、歪みゲージにより決定されるウェブの変形は、
加えられたトルクの大きさと相関し得る。 本発明のこの特定の図示する実施例において、信号出力コネクタ56は、トル
ク検出装置に連結される交流であり、結果として生じるトルク信号を変調及び復
調する回路(circuitry; 回路構成)(図示せず)を更に含む。
【0067】 駆動軸55は、一対のジャーナル軸受(journal bearing)58により、軸方
向に対し直角の移動を防ぐべく支持されるように、図6に示される。 従って、駆動軸55は、駆動モーター40により供給され、駆動ベルト41に
よりそこに搬送される回転駆動エネルギーに応じて、その軸周りで回転する。
【0068】 駆動軸55上に軸方向に固定される連結装置60は、駆動軸55の軸に関連す
る連結軸(coupling shaft)62の弾性軸方向の変位を可能にする。 連結装置60は、駆動軸55と共に回転するように連結されたフランジ部材(
flanged member)61から形成される。 更なるフランジ部材63が、連結軸62と噛み合わせられるように示される。 フランジ部材61及び63は、駆動軸55により定められる中心軸に対する連
結軸62の許容できる軸方向の変位を容易にするそれぞれの弾性エレメント65
を各々供給される。 回転エネルギーは中間エレメント(intermediate element)67全体に伝達さ
れ、弾性エレメント65は、それと通じて(communicate;連絡して)いる。
【0069】 図7は、図6で示される駆動システムの拡大詳細側面図である。 図6及び図7に示すように、連結軸62の最上端は、(これらの図において破
線で示されるように)差動装置11の回転入力13に接続されるように配置され
る。 差動装置11は、回転入力13に設置される六角ナット69(図7)を有する
従来の種類のものである。 回転入力13はピニオン軸(pinion shaft)として形成され、六角ナット13
は、それと螺合される。 差動装置の組立の間に六角ナット13に高い締付けトルクを加えることは、連
結軸62を通して回転エネルギーを加える間に弛むことから防ぐ。
【0070】 図7は、連結軸62上に設置される過程における差動装置11を示しており、
従って、六角ナット69は、それぞれ69、69’で表示される2つの位置で示
されている。 差動装置11の設置完了時に、六角ナット69は、ナットドライバー(nut dr
iver)70と噛み合わせられる。 ナットドライバー70は軸方向に移動でき、従って、70及び70’で表示さ
れる2つの位置で示される。
【0071】 図8は、試験中に機械システムに駆動システムを連結するナットドライバー7
0の側面図である。 図9は、試験中に機械システムの回転入力で、六角ナット(この図には示さず
)の側面と連結するための三つの噛み合わせ面を示す図8のナットドライバー7
0の平面図である。 図8及び図9に示すように、側面から見た場合(図8)、ナットドライバー7
0は次第に細くなる外側の外観を有する。 ナットドライバー70は内側に、三つの噛み合わせ面71を供給される。 噛み合わせ面は、差動装置11の回転入力13で、ナット(図示せず)の側面
と噛み合う。 ナットドライバーは、上述したように、連結軸62の軸に沿って軸方向に移動
可能で、弾性ばね部材72(図6)の操作により、差動装置の回転入力で、ナッ
トに向かって上方へ動かされる。 従って、ナットドライバーは、ばね72によって供給される軽い弾性バイアス
の操作により、ナットとの伝達を促され、それにより、差動装置11の回転入力
で、ナットドライバー70と(図8及び図9で示されていない)六角ナットとの
間の噛み合わせを確実にする。 噛み合わせばねにより加えられる軽い軸方向のバイアスが無視できる程度であ
り、差動装置に、軸方向の移動自由度を与える点に留意すべきである。
【0072】 再度図7を参照して、センサー73〜76は、回転入力を加えることに応じて
、差動装置の操作の多様な態様を監視するように示される。 例えば、本発明の一つの実施例において、多様なセンサーが、回転入力の角度
位置(angular position)、駆動軸の軸方向に垂直の変位、回転入力エネルギー
の加えることに応じる差動装置の軸方向に垂直の変位、差動装置の入力軸受(in
put bearing)(図示せず)の領域の温度、音響雑音、等を監視するために構成
される。
【0073】 図10は、本発明の原理に従って構成される締め付け装置の平面図であり、そ
の締め付け装置は二つの位置において示される。 先に述べたものに相当する構造のエレメントが、同様に示される。 図示したように、一つ以上の留め金具140を通して、支持体18は台20に
連結される。 この実施例において、一対の弾性支持体エレメント141は、支持体エレメン
ト18上に配置され、分離支持体142はその上で支持される。 分離支持体は、中央にV字型領域144を有し、その近くに支持軸受146及
び147が設置される。 差動装置11(この図には示さず)の回転出力14は、支持軸受上に載せられ
る。
【0074】 上述したように、噛み合わせアーム32及び33は、開状態及び閉状態に対応
する第一及び第二位置を有する。 噛み合わせアーム32及び33は閉状態で示されており、そこにおいて、回転
出力14は、支持軸受146及び147に締め付けられる。 支持アーム(support arm)が、(破線で示した)32’及び33’で識別さ
れる開位置にある場合に、差動装置は分離支持体142から除去されたり、そこ
へ設置されたりする。 開状態と閉状態との間の噛み合わせアームの作動は、それぞれ関連する噛み合
わせ連結リンク148及び149の内の一つにより噛み合わせアームに連結され
るリニアアクチュエーター35の操作によって、実行される。 噛み合わせ連結リンク148及び149は各々、それぞれ関連する噛み合わせ
アーム32及び33の内の一つに、それぞれの第一端部で連結され、それらは各
々、中央のピボット・カップリング150で互いに連結される。
【0075】 リニアアクチュエーター35のアーマチャー(armature;骨組)151は、回
転出力14の固定及び開放を実行するために、垂直に移動する。 アーマチャ151が上方へ伸びる場合に、噛み合わせアーム32及び33は回
転出力14の方へ動かされ、それによって、ばね押上式接触部(spiring-loaded
contact)152及び153は、回転出力14と伝達する。 この実施例において、ばね押上式接触部は、回転出力14に対して弾性バイア
ス力を発揮し、アーマチャー151の操作により噛み合わせアームのラッチング
を容易にする。 ここに示すように、アーマチャが完全に上方へ伸ばされる場合に、噛み合わせ
連結リンク148及び149は、それぞれの軸が平行になるような位置を越えて
動かされ、従って、噛み合わせ連結リンクは分離支持体142の下面に対して斜
めになる。 ピボット・カップリング150でアーマチャー151に連結される(特に示さ
れていない)ピボットピン(pivot pin)は、噛み合わせ連結リンクの孔より小
さい直径を有する点に留意する必要がある。 従って、差動装置の振動及び騒音の試験の間、リニアアクチュエーター35の
アーマチャー151は、本質的に噛み合わせ連結リンク148及び149、並び
に分離支持体142から切り離される。
【0076】 分離装置10から差動装置11を除去したい場合、アーマチャー151が引き
下げられ、そこにおいて、ピボット・カップリング150が、150’で識別さ
れる位置に移動させられる。 この位置において、噛み合わせアームは、破線32’及び33’で示される位
置に移動させられる。
【0077】 本発明の別の実施例において、ばね押上式接触部152及び153の一方又は
両方は、ばね押上式接触部の内部変換の程度に反応して、電気信号又はその他の
指示を発生させる変位センサー154を供給される。 このような指示は差動装置11の回転出力の外形寸法に反応し、これにより、
本番の運転の間に、(この図に示されていない)差動装置のハウジングの寸法変
化を決定するための手段を供給する。
【0078】 図11は、試験中の機械エネルギー変換システムの回転出力を回転負荷に連結
するための、本発明に従って構成されるコンパクトな駆動装置であり、駆動及び
発電機モードで操作可能な電気回転装置の型で、以下に記載されている。 この図に示すように、負荷装置80は、負荷モーター軸83で回転するために
配置されるベルト滑車82を有する負荷モーター81を供給される。
【0079】 この特定の実施例において、滑車82は、負荷ベルト86を通して更なるベル
ト滑車85に連結される。 滑車85は、管状軸89と軸方向に伝達して配置されるフランジ部90を有す
る管状軸89に連結される。 図6の滑車46に同様の方法において、図11のベルト滑車82は、ベルト滑
車と負荷モーター軸83との間に、トルク差動装置に反応する電気信号(図示せ
ず)を供給するトルク検出装置87を含む。 以下に記載するように、トルクに反応する電気信号は、信号出力コネクタ84
で得られる。
【0080】 本発明のこの特定の図示する実施例において、ベルト滑車82及びその関連す
る信号出力コネクタ84と共に含まれるトルク検出装置87は、ウェブ92の変
位に反応するために設置される歪みゲージ88を含む。 即ち、本発明のこの態様の実施において、トルクはウェブ92の全体に伝達さ
れ、それによって、例えばトルクはウェブの周辺に亘って加えられ、出力軸98
は、ウェブの中心のより近い位置で連結される。 もちろん、トルクを加えることは、回転を逆にされてもよい。 トルクが加えられるので、ウェブ92は対応して変形され、ウェブに設置され
る歪みゲージ88は、加えられたトルクに応じてウェブの変形を測定する。 トルクの所定の範囲に亘って、信号出力コネクタ84で歪みゲージ88の電気
反応の測定により定まるウェブ92の変形は、加えられたトルクの大きさと相関
し得る。
【0081】 本発明のこの特定の図示する実施例において、図6の信号出力コネクタ56に
ついて上述したのと同様に、図11の信号出力コネクタ84は、トルク検出装置
に連結される交流であり、結果として生じるトルク信号を変調及び復調する回路
構成(図示せず)を更に含む。 トルク信号は、負荷モーター81の負荷又は駆動特性にかなり反応し、それは
、端子99の適切な電気信号(図示せず)、又は電気負荷(図示せず)の接続に
より制御可能である。
【0082】 管状軸89は、玉軸受91により回転可能な状態で支持される。 キャップ(end cap;エンドキャップ)94の操作により、滑車85と伝達す
る状態を維持するように固定される弾性エレメント93が、滑車85の反対側に
配置される。 キャップ94は、管状軸89の内部長さに沿って伸びるように配置される負荷
軸95を内部で付加させる。 従って、管状軸89が支持体96において軸方向に固定されるにもかかわらず
、負荷軸95は、管状軸について回転するが、回転軸98に対し直角の変位を経
験することができる。 従って、関連する連結器97で負荷軸95に連結されるだろう、いかなる回転
エレメント(この図に示さず)も、負荷軸の回転軸に対して直角な、いかなる方
向への移動の自由をも供給されるだろう。従って、軸方向に対し直角の方向に拘
束されないだろう。
【0083】 図12は、図11のある部分に関して同様な、コンパクトな駆動装置の部分縦
断側面図である。 この図は、図11の実施例に関連して、先に検討された移動の自由度を供給し
、更に軸方向スラスト支持体(axial thrust support)を供給する軸支持体シス
テム(shaft support system)100を示す。 軸支持体システム100は、ベルト102を通して(図示せず)別の回転エレ
メントに連結されることができる滑車101を供給される。 滑車は、玉軸受106により支持体105において軸方向に固定される管状軸
104に固定される。 管状軸104の他端では、管状軸は、管状軸の中心部より大きい直径を有する
軸部108を形成するために半径方向に拡大している。 概して110として示される弾性連結装置は、軸部108に弾性的に連結され
る。 弾性連結装置110は、互いに弾性的に連結される中板(intermediate plate
)111及び端板(end plate)112を供給され、それらは管状軸104につ
いて回転する。 中心軸114は、そこで回転できるように、その右端で端板112と連結する
。 しかしながら、中心軸は、その回転軸に対し全ての直角方向に移動する自由を
経験する。 右側方向への中心軸114のいかなる移動も、エンドストップ(end stop;端
歯止め)115により制限され、本実施例において、それは軸方向の調整の測定
を提供するために配置される。 中心軸114の他端は、概して117として示される弾性連結装置に、連結さ
れる。
【0084】 図13は、図12に示される弾性連結エレメントの拡大部分想像図である。 弾性連結エレメント117は、この詳細な記載を容易にするために、この図に
おいて拡大した形で示される。 中心軸114(図12)は、その周りに形成された直径縮小部(reduced diam
eter portion)122とフランジ123とを有するフランジ状座金121をその
上に設置された直径縮小端部120を有する。 更なるフランジ状エレメント125は、中心軸114の直径減少端部120上
に設置され、シャーピン(shear pin)127が、フランジ状座金121と更な
るフランジ状エレメント125との間に配置される。 更に、環状部(annular portion)128は、フランジ状座金と更なるフラン
ジ状エレメントとを取り囲むように、及び、弾性エレメント127が配置される
軸方向の領域の周囲に位置するように、配置される。 これらのエレメントの全ては、留め金具129及び座金130により、中心軸
114の直径減少端部120に固定される。 ここで示すように、留め金具129は、中心軸114の端上に、軸方向に螺合
される。
【0085】 支持部132は、留め金具133によって、更なるフランジ状エレメント12
5上へ固定される。 支持部132は、植込ボルト136によって、フランジ状軸135に弾性的に
連結される。 従って、たとえ中心軸114が、その回転軸に対して直角方向への移動の自由
を享受するとしても、弾性連結装置117は、回転軸に対して直角の全方向への
移動の自由を、フランジ状軸135に、なおも更に供給する。 本発明の一つの実施例において、フランジ状軸135は、図1の回転出力15
のような回転出力に、最終的に連結される。 或いは、軸支持体システム100は、駆動軸に、回転軸に対して横の重要な運
動を供給するために、図6の駆動装置において使用されてもよい。
【0086】 図14は、本発明の原理に従って構成される試験中にシステムを分離するため
の電気エネルギー変換装置の等角投影図(isometric representation;斜視図)
である。 この実施例において、試験中のシステムは、電気エネルギー変換装置である。 この図に示すように、分離支持体160が、変圧器162の型で図示されてい
る電気エネルギー変換装置を分離する。 変圧器は、トグルロック装置(toggle locking device)165の操作により
、分離台164に固定される。 分離台164は、複数の弾性分離エレメント170により、機械的に地盤面1
66から分離される。 即ち、分離台は、弾性分離エレメントの操作により、少なくとも一つの移動面
(plane of motion)において、好ましくは複数の移動面において、移動の自由
を許容される。
【0087】 本発明のこの特定の図示する実施例の実施において、本発明の他の実施例に関
して前述したように、弾性分離エレメントは、分離支持体160及び変圧器16
2の固有周波数を排除する弾性特性を有する。 従って、変圧器及び分離支持体の移動は、端子172を通して、変圧器162
に又は変圧器162から伝達される電気エネルギーに、実質的に完全に反応する
【0088】 図15は、歯車システムのエネルギー解析を行うための典型的な工程図である
。 この既知のシステムにおいて、試験中の歯車180は、駆動装置181により
駆動され、その速度は、変速制御183によって制御される。 駆動装置速度に関する情報は、デジタルデータ記憶システム185に伝えられ
る。
【0089】 アナログセンサー187は、試験中の歯車180からアナログデータを得て、
センサーからのアナログ信号がA/D変換器188に伝えられる。 A/D変換器は、時計190に応じてアナログ信号の変換を実行し、結果とし
て生じるデジタルデータは、デジタルデータ記憶システム185に伝えられる。 従って、デジタルデータ記憶システム185は、試験中の歯車180が駆動さ
れる速度と相関するデータである、センサー187から得られる数字化されたア
ナログ信号を含む。
【0090】 デジタルデータ記憶システム185のデジタルデータは、段階193で高速フ
ーリエ変換にかけることにより、周波数領域に変換される。 次に、結果として生じる周波数成分は、段階194で整理され、段階195で
手動で解析される。 この段階で、周波数領域において集められたデータは、所定の試験基準のコン
テクスト(context;前後関係)において解析される。 その後、合格/不良の判定が段階197でなされ、所定の基準が満たされない
場合、「不良」の指示が段階198で発せられる。 さもなければ、「合格」の指示が段階199で出される。
【0091】 図16は、本発明の原理に従ってエネルギー解析を行うための工程図である。 この図において示されるように、試験中の歯車201が、エンコーダー204
をも駆動する駆動システム202により、回転するように駆動される。 エンコーダー204は、A/D変換器206に、試験中の歯車201の回転に
反応する信号を搬送する。 この実施例において、エンコーダー204からの信号は、A/D変換器のため
のペーシング(pacing;歩調合せ)時計として役立つ。 試験中の歯車により発せられる騒音及び変位に関する情報は、アナログセンサ
ー207により収集される。 結果として得られるアナログ信号は、駆動システム202の回転と相関してい
るデジタル信号に変換されるA/D変換器206に伝えられる。
【0092】 A/D変換器206からのデジタル信号は、エンコーダー204から得られる
駆動情報に相関して保持されるデジタルデータ記憶装置210に伝えられる。 本発明のこの特定の図示する実施例において、デジタルデータは二次元的に蓄
積され、そこにおいて、センサー信号振幅はy軸と同一視され、回転位置はx軸
と同一視される。 データがその周波数成分に変換される段階212で、相関しているデジタルデ
ータが、高速フーリエ変換にかけられる。
【0093】 周波数領域のデータは段階214で処理にされ、ここで、パワースペクトラム
密度(power spectrum density;振動スペクトル)はデータウィンドウを使用し
て作成される。 次に、パワースペクトラム密度データは、所定の試験基準との相関を判定する
ために、段階215で調和解析される。 パワースペクトラム密度データが、所定の試験基準を通過するかいないかの判
定は、段階216でなされ、所定の基準が満たされないと、「不良」の指示が、
段階217で発せられる。 さもなければ、「合格」の指示が、段階218で発せられる。
【0094】 図17は、機械エネルギー変換システムにおいて突起及び切欠きを判断するた
めに、本発明の原理に従ってエネルギー解析を行うための工程図である。 この図に示すように、トルクセンサー234を通して、試験中の歯車231が
、駆動システム232により回転するように駆動される。 トルクセンサ234は、試験中の歯車231に供給される回転力に反応する信
号を、A/D変換器236に搬送する。 試験中の歯車が発する騒音及び変位に関する情報は、速度センサ(この図に示
さず)、加速度計(この図に示さず)、マイク(この図に示さず)等により収集
される。 結果として得られる騒音信号は、駆動システム232によって試験中の歯車2
31に加えられるトルクと相関するデジタル信号に変換されるA/D変換器23
6に伝えられる。
【0095】 A/D変換器236からのデジタル信号は、トルクセンサ234から得られる
駆動情報に相関して蓄積されるデジタルデータ記憶装置240に伝えられる。 本発明のこの特定の図示する実施例において、デジタルデータは、二つの二次
元のデータセットとして蓄積され、そこにおいて、騒音センサー信号振幅は第一
のy軸と同一視され、時間はx軸と同一視される。 トルク信号の振幅は第二のy軸と同一視され、時間は再びx軸と同一視される
【0096】 デジタルデータ記憶装置240からの相関するデータは、段階242で解析に
かけられ、トルク信号及び騒音信号の波形に同時に発生するピークが、識別され
る。 次に、これらのピークは、それらが所定の閾値を超えるか否かを判定するため
に、段階244で測定される。 その後、ピークが異常な状態に相当するか否かを判定するために、所定の閾値
を超えるそれらのピークが、各々の歯車の歯の振動数の高調波に対して、段階2
45で試験される。
【0097】 試験中の歯車が、所定の試験基準を通過するか又はしないかの判定は段階24
6でなされ、所定の基準が満たされない場合、「不良」の指示は段階247で発
せられる。 さもなければ、「合格」の指示が、段階248で発せられる。 本発明のいくつかの実施例において、異常な状態を生じさせる突起又は切欠き
の重要度が、段階249で計算される。
【0098】 図17の過程の一つの実施例において、騒音センサー237から得られる騒音
データとの相関なしで、トルクセンサー234から導き出されるトルクデータだ
けを使用して、解析が実行される。 それ故、この実施例において、騒音信号は使用されないので、騒音センサー2
37が供給される必要はない。 従って、トルクセンサー234は、試験中の歯車231に供給される回転力に
反応する信号を、A/D変換器236に搬送し、デジタルデータは単一の二次元
のデータセットとして蓄積され、そこにおいて、トルク信号の振幅はy軸と同一
視され、時間はx軸と同一視される。
【0099】 次に、トルク信号のピークは、それらが所定の閾値を超えるか否かを判定する
ために段階244で測定される。 その後、ピークが異常な状態に相当するかどうか判定するために、所定の閾値
を超えるそれらのピークは、各々の歯車の歯の振動数の高調波に対して、段階2
45で試験される。
【0100】 試験中の歯車が、所定の試験基準を通過するか又はしないかの判定は段階24
6でなされ、所定の基準が満たされない場合、「不良」の指示が段階247で発
せられる。 さもなければ、「合格」の指示が、段階248で発せられる。 前述したように、異常な状態を発生させる突起又は切欠きの重要度が、段階2
49で計算される。
【0101】 本発明は、特定の実施例及び応用に関して記載されているが、当業者は、この
教示を考慮して、請求された発明の範囲を超えることのなく、或いは請求された
発明の趣旨から逸脱することなく、更なる実施例を発生させることができる。 従って、この開示における図及び明細書が発明の理解を容易にするために提示
され、その範囲を制限するように解釈されるべきでないことは、理解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理に従って構成される試験中にシステムを分離するための装置の正
面図である。
【図2】 図1の実施例の側面図である。
【図3】 ある駆動装置エレメントを示す図1の実施例の組立分解図である。
【図4】 図1の実施例の平面図である。
【図5】 試験中に、分離した機械エネルギー変換システムに、回転機械エネルギーを供
給した駆動装置の部分想像正面図である。
【図6】 図5の駆動システムの側面図である。
【図7】 図6で示される駆動システムの、拡大詳細側面図である。
【図8】 試験中に機械システムに駆動システムを連結する連結器の側面図である。
【図9】 試験中に機械システムの回転入力で、六角ナット(この図には示されていない
)の側面と連結するための三つの噛み合わせ面を示す図8の連結器の平面図であ
る。
【図10】 本発明の原理に従って構成される締め付け装置の平面図であり、その締め付け
装置は二つの位置において示される。
【図11】 試験中の機械エネルギー変換システムの回転出力を回転負荷に連結するための
、本発明に従って構成されるコンパクトな駆動装置である。
【図12】 弾性連結エレメントを更に示す図11のコンパクトな駆動装置の部分縦断側面
図である。
【図13】 図12に示される弾性連結エレメントの拡大部分想像図である。
【図14】 本発明の原理に従って構成される試験中にシステムを分離するための電気エネ
ルギー変換装置の等角投影図である。
【図15】 エネルギー解析を行うための典型的な工程図である。
【図16】 本発明の原理に従ってエネルギー解析を行うための工程図である。
【図17】 機械エネルギー変換システムにおいて突起及び切欠きを判断するために、本発
明の原理に従ってエネルギー解析を行うための工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 2G024 AB01 AD22 BA11 BA15 CA04 CA09 CA12 CA13 CA21 CA30 DA05 DA09 EA08 FA02 FA04 FA06 【要約の続き】 のための過程により、試験中のシステムの騒々しさ及び 試験中の歯車システムにおける突起及び切欠きの存在に ついてなされるべき「合格/不良」の判定を可能にす る。

Claims (116)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音の試験工程にかける間に、一つのエネルギー入力と、少
    なくとも一つのエネルギー出力とを有するエネルギー変換システムを分離するた
    めの装置であって、 前記装置と前記エネルギー変換システムとを支持するための台と、 前記エネルギー変換システムが、前記台に対する少なくとも一つの自由面を移
    動できる、前記エネルギー変換システムを支持するための分離支持手段と、 前記エネルギー変換システムを前記分離支持手段に設置したり、取り外したり
    することのできる前記台に対する第一位置と、前記エネルギー変換システムを前
    記分離支持手段に固定する第二位置とを有する、前記エネルギー変換システムを
    前記分離支持手段に固定するための噛み合わせ手段と、 からなるエネルギー変換システムを分離するための装置。
  2. 【請求項2】 前記噛み合わせ手段が前記第二位置にある時に、前記エネル
    ギー変換システムにエネルギーを供給するために、前記エネルギー変換システム
    に連結されたエネルギー供給手段が更に供給される請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー変換システムが、機械エネルギー変換システ
    ムであって、前記エネルギー供給手段が、回転機械エネルギー源からなる請求項
    2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記回転機械エネルギーを前記エネルギー変換システムに連
    結するための回転連結手段が更に供給される請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記機械エネルギー変換システムが、順方向及び逆方向の操
    作と、各々の順方向及び逆方向の操作について駆動操作モード及び惰性走行操作
    モードとを有する請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記機械エネルギー変換システムが、少なくとも一対の嵌合
    エレメントを含み、 前記嵌合エレメントの対の少なくとも一つは、複数の歯を有する歯車であり、 各々の前記歯車の歯は、前記嵌合エレメントの対の他方のエレメントと伝達す
    るための第一及び第二歯車歯面を有し、 嵌合エレメントの対の間の機械エネルギー変換伝達が、順方向−駆動及び逆方
    向−惰性走行の操作モードの間は主にそれぞれの第一歯車歯面を通じて、順方向
    −惰性走行及び逆方向−駆動の操作モードの間は主にそれぞれの第二歯車歯面を
    通じて、行なわれる 請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記第一歯車歯面の定性的状態に本質的に反応する第一信号
    を発生させるために、前記機械エネルギー変換システムの近くの第一位置に配置
    される第一音響センサーが更に供給される請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記第二歯車歯面の定性的状態に本質的に反応する第二信号
    を発生させるために、前記機械エネルギー変換システムの近くの第二位置に配置
    される第二音響センサーが更に供給される請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記第一及び第二位置が、互いに前記嵌合エレメントの対の
    反対側の末端である請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記回転連結手段が、回転運動伝達角の所定の範囲で、回
    転運動を伝達する弾性連結器装置からなる請求項4記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記弾性連結器装置が、堅固に、互いに回転した状態で連
    結される第一及び第二連結器部からなり、 前記第一及び第二連結器部が、互いに軸方向に弾性的に連結され、それにより
    、前記第一及び第二連結器部が、回転運動伝達角の所定の範囲では同期回転でき
    る 請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記弾性連結器装置が、堅固に、互いに回転した状態で連
    結され、互いに半径方向に弾性的に連結される第一及び第二連結器部からなり、 それにより、前記第一及び第二連結器部が、軸方向変位の所定の範囲では同期
    回転できる 請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記回転機械エネルギー源によりエネルギー変換システム
    に加えられるトルクに反応する信号を発生させるために、前記回転機械エネルギ
    ー源と前記エネルギー変換システムとの間に挿入されるトルクセンサー手段が更
    に供給される請求項3記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記トルクセンサー手段が、所定の変形特性を有するトル
    ク伝達エレメントからなり、 前記トルク伝達エレメントが、前記回転機械エネルギー源により前記エネルギ
    ー変換システムに加えられるトルクに応じて変形される、 請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記トルクセンサー手段が、前記トルク伝達エレメントの
    所定の変形特性に反応する歪み信号を発生させるために、前記トルク伝達エレメ
    ントに連結される歪みセンサーからなる請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記トルクセンサー手段が、前記機械エネルギー変換シス
    テムの回転運動を始めるために必要とされるトルクの大きさに反応する静トルク
    信号を発生させるために配置される請求項13記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記トルクセンサー手段が、前記機械エネルギー変換シス
    テムの回転運動を維持するために必要とされるトルクの大きさに反応する動トル
    ク信号を発生させるために配置される請求項13記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記エネルギー変換システムが、電気エネルギー変換シス
    テムであり、 前記エネルギー供給手段が、電気エネルギー源からなる 請求項2記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記噛み合わせ装置が前記第二位置にある時に、前記エネ
    ルギー変換システムから出力電気エネルギーを受け入れるために、電気負荷手段
    が更に供給される請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記エネルギー供給手段によって供給されるエネルギーに
    応じて前記エネルギー変換システムの操作特性に反応する情報信号を発生させる
    ために、前記エネルギー変換システムと伝達するように配置される第一センサー
    手段が更に供給される請求項2記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第一センサー手段が、前記エネルギー供給手段により
    供給されるエネルギーに応じて前記エネルギー変換システムの所定の操作特性に
    反応する信号を発生させるために、前記エネルギー変換システムに接触するよう
    に配置される請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記第一センサー手段が、前記エネルギー供給手段により
    供給されるエネルギーに応じて前記エネルギー変換システムの所定の操作特性に
    反応する信号を発生させるために、前記分離支持手段に接触するように配置され
    る請求項20記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記第一センサー手段が、前記エネルギー変換システムと
    関連して移動可能なように配置される請求項20記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記第一センサー手段が、前記エネルギー供給手段により
    供給されるエネルギーに応じて、前記エネルギー変換システムより発生する音響
    エネルギーに反応する信号を発生させるためのマイクからなる請求項20記載の
    装置。
  25. 【請求項25】 前記エネルギー供給手段により供給されるエネルギーに応
    じて、前記エネルギー変換システムより発生する前記音響エネルギーに反応する
    信号の振幅を制御するための信号制御装置であって、 前記エネルギー変換システムの温度特性に反応する信号制御装置 が更に供給される請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記信号制御装置が、前記エネルギー変換システムの前記
    温度特性に非線形に反応する請求項25記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記第一センサーが、前記エネルギー供給手段により供給
    されるエネルギーに応じて、前記エネルギー変換システムの変位に反応する信号
    を発生させるためのレーザーセンサーからなる請求項20記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記第一センサーが加速度計からなる請求項20記載の装
    置。
  29. 【請求項29】 前記第一センサーが速度センサーからなる請求項20記載
    の装置。
  30. 【請求項30】 前記分離支持手段が、前記エネルギー変換システムを支持
    するための弾性支持体エレメントであって、 前記台、前記噛み合わせ手段、及び前記エネルギー変換システムのいかなる組
    合わせの固有周波数をも除外する弾性周波数特性を有する弾性支持体エレメント からなる請求項1記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記分離支持手段が、少なくとも前記台に対する第二自由
    面において移動できるように、前記エネルギー変換システムを支持する請求項1
    記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記台に連結される第一部分と、前記噛み合わせ手段に連
    結される第二端部とを有する噛み合わせ駆動手段が更に供給される請求項1記載
    の装置。
  33. 【請求項33】 前記噛み合わせ駆動手段が、前記台に連結される第一端部
    と、前記噛み合わせ手段に連結される第二端部とを有するリニアアクチュエータ
    ーからなり、 前記リニアアクチュエーターが、前記第一位置と第二位置との間で、前記噛み
    合わせ手段を駆動するように配置され、前記噛み合わせ手段が第二位置にある時
    に、前記噛み合わせ手段から切り離される 請求項32記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記噛み合わせ手段と前記噛み合わせ駆動手段との間に噛
    み合わせ連結手段が更に供給され、 前記噛み合わせ連結手段が、 前記分離支持手段に設置される支持部と、 前記支持部にピボットで連結される第一及び第二噛み合わせアームと、 互いに対し、及び前記噛み合わせ駆動手段に対しピボット点で連結され、前記
    第一及び第二噛み合わせアームの夫々に、その末端でピボットで連結される第一
    及び第二関節式部材と、 からなり、 前記噛み合わせ駆動手段が、それを越えると前記第一及び第二関節式部材が軸
    方向に平行であるところのラッチング位置への所定の軌道に沿って、ピボット点
    を動かす、 請求項32記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記エネルギー変換システムに弾性的なバイアス力を加え
    るために、少なくとも前記第一及び第二噛み合わせアームのうちの一つに設置さ
    れる弾性バイアス手段が更に供給される請求項34記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記弾性バイアス手段が、前記噛み合わせ手段を第二位置
    に維持する弾性的なバイアス力を加える請求項35記載の装置。
  37. 【請求項37】 少なくとも前記第一及び第二噛み合わせアームの一つと前
    記エネルギー変換システムとの間の距離に反応する距離信号を発生させるために
    、少なくとも前記第一及び第二噛み合わせアームのうちの一つに設置される変位
    センサー手段が更に供給され、 前記距離信号が、前記エネルギー変換システムの所定の大きさに反応する 請求項34記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記エネルギー変換システムの温度に反応する熱信号を発
    生させるための熱センサー手段が更に供給される請求項1記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記熱センサー手段が、前記エネルギー変換システムと光
    学的に伝達するための赤外線センサーからなる請求項38記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記熱センサー手段が、指向特性を有し、時間に対する所
    定の領域の温度の変化率を決定するために、エネルギー変換システムの所定の領
    域に向けられる請求項38記載の装置。
  41. 【請求項41】 温度に対する騒音信号の振幅の変化が、非線形振幅−温度
    相関に従う請求項?記載の装置。
  42. 【請求項42】 一つの回転入力と少なくとも一つの回転出力とを有する自
    動車用の機械駆動システムを試験工程にかける間に、その駆動システムを分離す
    るための装置であって、 前記装置及び前記機械駆動システムを支持するための台と、 前記機械駆動システムを支持するための分離支持手段であって、それにより、
    前記機械駆動システムが前記台に対する少なくとも一つの自由面を移動できる分
    離支持手段と、 前記機械駆動システムを前記分離支持手段に固定するための噛み合わせ手段で
    あって、前記機械駆動システムを前記分離支持手段に設置したり、取り外したり
    することのできる前記台に対する第一位置と、前記機械駆動システムを前記分離
    支持手段に固定する第二位置とを有する噛み合わせ手段と、 前記第一位置と第二位置との間で前記噛み合わせ手段を動かすために、前記台
    及び前記噛み合わせ手段に連結される噛み合わせ駆動手段であって、前記噛み合
    わせ手段が前記第一位置にある時、前記噛み合わせ駆動手段に連結されて、前記
    噛み合わせ手段が前記第二位置にある時、前記噛み合わせ駆動手段から分離され
    るような、噛み合わせ駆動手段と、 回転駆動力を前記機械駆動システムに与えるための回転駆動手段と、 前記回転駆動手段からのトルクを、前記機械駆動システムの回転入力に伝達す
    るための駆動連結手段と、 からなる駆動システムを分離するための装置。
  43. 【請求項43】 前記回転駆動手段により、前記機械駆動システムに加えら
    れるトルクに反応する信号を発生させるために、前記回転駆動手段と前記機械駆
    動システムとの間に挿入されるトルクセンサー手段が更に供給される請求項42
    記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記トルクセンサー手段が、前記機械駆動システムにおい
    て回転運動を開始するために必要とされるトルクの大きさに反応する静トルク信
    号を発生させるように配置される請求項43記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記トルクセンサー手段が、前記機械駆動システムにおい
    て回転運動を維持するために必要とされるトルクの大きさに反応する動トルク信
    号を発生させるように配置される請求項43記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記トルクセンサー手段が、所定の変形特性を有するトル
    ク伝達エレメントからなり、 前記トルク伝達エレメントが、前記回転駆動システムにより前記機械駆動シス
    テムに加えられるトルクに応じて変形させられる請求項43記載の装置。
  47. 【請求項47】 前記トルクセンサー手段が更に、前記トルク伝達エレメン
    トの所定の変形特性に反応する歪み信号を発生させるために、前記トルク伝達エ
    レメントに連結される歪みセンサーからなる請求項46記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記回転駆動力に応じて、前記機械駆動システムの操作特
    性に反応する情報信号を発生させるために、前記機械駆動システムと伝達するよ
    うに配置されるセンサー手段が、更に供給される請求項42記載の装置。
  49. 【請求項49】 前記回転駆動力に応じて、前記機械駆動システムの更なる
    操作特性に反応する更なる情報信号を発生させるために、前記機械駆動システム
    と伝達するように配置されるセンサー手段を更に供給される請求項48記載の装
    置。
  50. 【請求項50】 前記機械駆動システムの前記操作特性、及び前記更なる操
    作特性が、前記回転駆動力のトルク方向に対応して、駆動操作モード及び惰性走
    行操作モードに相当する請求項49記載の装置。
  51. 【請求項51】 前記センサー手段が、前記機械駆動システムから離れた第
    一位置と、前記センサー手段が前記機械駆動システムと伝達する第二位置との間
    を移動できるように配置される請求項48記載の装置。
  52. 【請求項52】 前記センサー手段が、前記回転駆動力に応じて前記機械駆
    動システムが発する音響エネルギーに反応するマイクからなる請求項48記載の
    装置。
  53. 【請求項53】 前記センサー手段が、加速度計からなる請求項48記載の
    装置。
  54. 【請求項54】 前記センサー手段が、速度センサーからなる請求項48記
    載の装置。
  55. 【請求項55】 前記センサー手段が、前記噛み合わせ手段に設置されて、
    それぞれの第一位置と第二位置との間を移動できる請求項48記載の装置。
  56. 【請求項56】 前記センサー手段が、前記回転駆動力に応じて前記機械駆
    動システムの変位に反応する変位信号を発生させるための非接触のセンサーから
    なる請求項48記載の装置。
  57. 【請求項57】 前記非接触のセンサーが、前記機械駆動システムと光学的
    に伝達するためのレーザーセンサーからなる請求項56記載の装置。
  58. 【請求項58】 前記センサー手段が、前記機械駆動システムの温度に反応
    する熱信号を発生させるための非接触のセンサーからなる請求項48記載の装置
  59. 【請求項59】 前記非接触のセンサーが、前記機械駆動システムと光学的
    に伝達するための赤外線センサーからなる請求項58記載の装置。
  60. 【請求項60】 前記熱センサー手段が指向特性を有し、時間に対する所定
    の領域の温度の変化率を決定するために、エネルギー変換システムの所定の領域
    に向けられる請求項59記載の装置。
  61. 【請求項61】 温度に応じて騒音信号の振幅を変化させるために、前記熱
    センサー手段に反応する音響センサー感度制御手段が、更に供給される請求項5
    9記載の装置。
  62. 【請求項62】 温度に対する騒音信号の振幅の変化の反応が、非線形振幅
    −温度相関に従う請求項61記載の装置。
  63. 【請求項63】 前記分離支持手段が、前記機械駆動システムを支持するた
    めの弾性支持体エレメントからなり、 前記弾性支持体エレメントが、前記機械駆動システムの固有周波数を排除する
    弾性周波数特性を有する 請求項42記載の装置。
  64. 【請求項64】 前記弾性支持体エレメントの前記弾性周波数特性が、前記
    駆動装置手段の固有周波数を排除する請求項63記載の装置。
  65. 【請求項65】 回転負荷を前記機械駆動システムに加えるための回転負荷
    手段と、 前記回転負荷手段を前記機械駆動システムに連結するための負荷連結手段と、 が更に供給される請求項42記載の装置。
  66. 【請求項66】 前記機械駆動システムが、自動車用の駆動伝達エレメント
    であり、 前記回転負荷手段が、複数の車両の運転状態を模擬試験するために、制御可能
    な回転負荷を加える、 請求項65記載の装置。
  67. 【請求項67】 前記自動車操作状態が、歯車の駆動状態及び惰性走行状態
    を含む請求項66記載の装置。
  68. 【請求項68】 前記自動車操作状態が、歯車フロート状態を含む請求項6
    6記載の装置。
  69. 【請求項69】 前記噛み合わせ駆動手段が、前記台に連結される第一端と
    、前記噛み合わせ手段に連結する第二端とを有するリニアアクチュエーターから
    なる請求項42記載の装置。
  70. 【請求項70】 前記噛み合わせ手段と前記噛み合わせ駆動手段との間に配
    置される噛み合わせ連結手段が、更に供給され、前記噛み合わせ連結手段が、 前記分離支持手段に設置される支持部と、 前記支持部にピボットで連結される第一及び第二噛み合わせアームと、 互いに対し、及び前記リニアアクチュエーターに対しピボット点で連結される
    第一及び第二関節式部材であって、前記第一及び第二噛み合わせアームのそれぞ
    れのものに、その末端でピボットで連結され、それにより、前記リニアアクチュ
    エーターが、それを越えると前記第一及び第二関節式部材が軸方向に平行である
    ところのラッチング位置への直線的軌道に沿って、ピボット点を動かす第一及び
    第二関節式部材と、 からなる請求項69記載の装置。
  71. 【請求項71】 弾性バイアス力を前記エネルギー変換システムに加えるた
    めに、前記第一及び第二噛み合わせアームのうちの少なくとも一つに設置される
    弾性バイアス手段が、更に供給される請求項70記載の装置。
  72. 【請求項72】 前記弾性バイアス手段が、前記噛み合わせ手段を第二位置
    に維持する弾性バイアス力を加える請求項71記載の装置。
  73. 【請求項73】 入力及び出力を有する種類の歯車組立部品を試験するため
    の方法であって、 全方向への歯車組立部品の運動を弾性的に可能にし、歯車組立部品の全ての固
    有周波数を排除する弾性周波数特性を有する取付装置上に、歯車組立部品を設置
    する段階と、 歯車組立部品の入力にトルクを加え、それにより、歯車組立部品が回転する状
    態で操作される段階と、 歯車組立部品の出力に負荷を加える段階と、 歯車組立部品の所定の操作特性を検出する段階と、 からなる歯車組立部品を試験するための方法。
  74. 【請求項74】 前記検出段階が、歯車組立部品が発する音響エネルギーを
    検出する段階からなる請求項73記載の方法。
  75. 【請求項75】 歯車組立部品が発する電磁気エネルギーを検出する段階が
    更に提供される請求項74記載の方法。
  76. 【請求項76】 前記電磁気エネルギーを検出する段階が、歯車組立部品の
    所定の領域の温度を監視するために、熱エネルギーセンサーを向ける更なる段階
    からなる請求項75記載の方法。
  77. 【請求項77】 前記所定の領域が、歯車組立部品の軸受の領域である請求
    項76記載の方法。
  78. 【請求項78】 軸受の領域の時間当たりの温度変化を監視する更なる段階
    が提供される請求項77記載の方法。
  79. 【請求項79】 前記軸受の領域の時間当たりの温度変化を監視する段階に
    応じて軸受の定性的特性を判定する更なる段階が提供される請求項78記載の方
    法。
  80. 【請求項80】 歯車組立部品における潤滑油の定性的特性を判定する更な
    る段階が提供される請求項75記載の方法。
  81. 【請求項81】 歯車組立部品における潤滑油の定性的特性を判定する更な
    る段階が提供される請求項75記載の方法。
  82. 【請求項82】 歯車組立部品が発する熱エネルギーに対する歯車組立部品
    が発する音響エネルギーの所定の特性を相関づける更なる段階が提供される請求
    項76記載の方法。
  83. 【請求項83】 歯車組立部品が発する熱エネルギーに応じる音響センサー
    システムの感度特性を制御する更なる段階が提供される請求項76記載の方法。
  84. 【請求項84】 前記歯車組立部品が発する音響エネルギーを検出する段階
    が、マイクを歯車組立部品の近傍に置く段階からなる請求項74記載の方法。
  85. 【請求項85】 前記検出段階が、歯車組立部品が発する振動変位エネルギ
    ーを検出する段階からなる請求項73記載の方法。
  86. 【請求項86】 前記歯車組立部品が発する振動変位エネルギーを検出する
    段階が、加速度計と歯車組立部品との間で伝達を行なう更なる段階からなる請求
    項85記載の方法。
  87. 【請求項87】 前記歯車組立部品が発する振動変位エネルギーを検出する
    段階が、速度センサーと歯車組立部品との間で伝達を行なう更なる段階からなる
    請求項85記載の方法。
  88. 【請求項88】 前記設置する段階を実行した後に、取付装置に歯車組立部
    品を締め付ける段階が更に供給される請求項73記載の方法。
  89. 【請求項89】 取付装置が基準台部に設置され、前記締め付けの段階が、
    締め付け作動力を前記基準台部に対する締め付け装置に加える更なる段階に応じ
    て実行される請求項88記載の方法。
  90. 【請求項90】 前記締め付け作動力を加える段階を実行した後、歯車装置
    が、基準台部から独立して、自由に移動することを可能にする更なる段階が供給
    される請求項89記載の方法。
  91. 【請求項91】 前記締め付け力を加える段階が、弾性締め付け力を歯車組
    立部品に加える更なる段階からなる請求項89記載の方法。
  92. 【請求項92】 締め付け段階に応じて歯車組立部品の所定の大きさを監視
    する更なる段階が供給される請求項88記載の方法。
  93. 【請求項93】 前記検出する段階が、駆動操作モードの歯車組立部品の定
    性的状態に反応する音響エネルギーを受け入れる第一センサーを監視するための
    更なる段階からなる請求項73記載の方法。
  94. 【請求項94】 前記駆動操作モードが、第一の運転方向にあり、駆動操作
    モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯の第一面の定性的状態
    を含む請求項93記載の方法。
  95. 【請求項95】 前記駆動操作モードが、第一の運転方向にあり、駆動操作
    モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車断面の定性的状態を
    含む請求項93記載の方法。
  96. 【請求項96】 前記駆動操作モードが、第一の運転方向にあり、駆動操作
    モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車の偏心度の定性的状
    態を含む請求項93記載の方法。
  97. 【請求項97】 前記駆動操作モードが、第一の運転方向にあり、駆動操作
    モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車の角配向の定性的状
    態を含む請求項93記載の方法。
  98. 【請求項98】 前記駆動操作モードが、第一の運転方向にあり、駆動操作
    モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の複数の移動エレメントの
    定性的状態を含む請求項93記載の方法。
  99. 【請求項99】 前記検出する段階が、惰性走行操作モードの歯車組立部品
    の定性的状態に反応する音響エネルギーを受け入れる第二センサーを監視する更
    なる段階からなる請求項93記載の方法。
  100. 【請求項100】 前記惰性走行操作モードが第一の運転方向にあり、惰性
    走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯の第二面の定
    性的状態を含む請求項99記載の方法。
  101. 【請求項101】 前記惰性走行操作モードが第一の運転方向にあり、惰性
    走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車の断面の定
    性的状態を含む請求項99記載の方法。
  102. 【請求項102】 前記惰性走行操作モードが第一の運転方向にあり、惰性
    走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車の偏心度の
    定性的状態を含む請求項99記載の方法。
  103. 【請求項103】 前記惰性走行操作モードが第一の運転方向にあり、惰性
    走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の歯車の角配向の
    定性的状態を含む請求項99記載の方法。
  104. 【請求項104】 前記惰性走行操作モードが第一の運転方向にあり、惰性
    走行操作モードの歯車組立部品の定性的状態が、歯車組立部品の複数の移動エレ
    メントの定性的状態を含む請求項99記載の方法。
  105. 【請求項105】 歯車組立部品の入力の繰返し周期より短い時間の間、前
    記駆動及び惰性走行操作モードが周期的である請求項99記載の方法。
  106. 【請求項106】 歯車組立部品の入力の繰返し周期より長い時間の間、前
    記駆動及び惰性走行操作モードが周期的である請求項99記載の方法。
  107. 【請求項107】 第一及び第二センサーが、その間に歯車組立部品を挿入
    して、互いに離れたそれぞれの位置に配置される請求項99記載の方法。
  108. 【請求項108】 加工部材を弾性支持体エレメントに締め付けさせるため
    の装置であって、 弾性支持体エレメントに設置される支持台と、 それぞれ締め付けされて解放された逆回転位置の間のそれぞれの第一ピボット
    ・カップリングの周囲を、ピボットで回転するように連結され配置されたそれぞ
    れの第一ピボット・カップリングにより、各々前記支持台に連結される第一及び
    第二締め付けアームであって、各々が、それぞれ第二ピボット・カップリングを
    更に有する第一及び第二締め付けアームと、 各々が、それぞれの第一ピボット・カップリングとそれぞれの第二ピボット・
    カップリングとの間に、それぞれの中心軸を有する第一及び第二リンクであって
    、前記それぞれの第一ピボット・カップリングでは、前記第一及び第二リンクが
    互いにピボットで連結され、前記それぞれの第二ピボット・カップリングでは、
    前記第一及び第二リンクの各々が、それぞれに関連した前記第一及び第二締め付
    けアームの内の一つの第二ピボット・カップリングに連結される第一及び第二リ
    ンクと、 前記第一及び第二リンクを、前記第一及び第二締め付けアームの解放された逆
    回転位置に対応する第一角度のリンク位置から、前記第一及び第二リンクの同軸
    位置の反対側であり、前記第一及び第二締め付けアームの締め付けされた逆回転
    位置に対応する第二角度のリンク位置まで動かすための駆動手段と、 前記駆動手段を少なくとも前記第一及び第二リンクの内の一つに連結するため
    の駆動連結手段であって、それにより、前記リンクが第二角度のリンク位置ある
    時に、前記駆動手段が前記第一及び第二リンクより切断される駆動連結手段と、 からなる加工部材を締め付けさせるための装置。
  109. 【請求項109】 前記駆動連結手段が、前記第一及び第二リンクの第一ピ
    ボット・カップリングに連結される請求項108記載の装置。
  110. 【請求項110】加工部材が振動変位特性を有し、前記第一及び第二リンク
    が第二角度のリンク位置ある間、締め付け装置が、加工部材の振動変位特性に応
    じて、実質的に自由に置換可能である請求項108記載の装置。
  111. 【請求項111】加工部材の所定の操作特性を検出するために、前記第一及
    び第二締め付けアームの内の少なくとも一つに設置されるセンサー手段が更に供
    給される請求項108記載の装置。
  112. 【請求項112】 前記センサー手段が、加工部材の変位を検出するための
    手段からなる請求項111記載の装置。
  113. 【請求項113】 前記センサー手段が、加工部材が発する音響エネルギー
    を検出するための手段からなる請求項111記載の装置。
  114. 【請求項114】 加工部材が回転入力及び出力を有する歯車組立部品であ
    って、 歯車組立部品の回転入力にトルクを加えるための回転駆動手段と、 前記回転駆動手段を歯車組立部品の回転入力に連結するための駆動連結手段で
    あって、その回転入力での歯車組立部品にトルクだけを実質的に供給するように
    、及び、前記回転駆動手段から音響エネルギーの伝搬を減らすように、配置され
    る駆動連結手段と、 を更に供給される請求項108記載の装置。
  115. 【請求項115】 歯車組立部品の出力に連結される負荷手段が更に供給さ
    れる請求項114記載の装置。
  116. 【請求項116】 前記負荷手段が、歯車組立部品の実際の運転状態を模擬
    試験するように配置される請求項115記載の装置。
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