JP2002519601A - 往復動機構、及び往復動機構を含むエンジン - Google Patents

往復動機構、及び往復動機構を含むエンジン

Info

Publication number
JP2002519601A
JP2002519601A JP2000557091A JP2000557091A JP2002519601A JP 2002519601 A JP2002519601 A JP 2002519601A JP 2000557091 A JP2000557091 A JP 2000557091A JP 2000557091 A JP2000557091 A JP 2000557091A JP 2002519601 A JP2002519601 A JP 2002519601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reciprocating
reciprocating member
rotating means
mechanism according
crank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000557091A
Other languages
English (en)
Inventor
ロジャー バビントン,アラン
Original Assignee
ロジャー バビントン,アラン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB9813710.2A external-priority patent/GB9813710D0/en
Priority claimed from GB9900247A external-priority patent/GB2340201A/en
Application filed by ロジャー バビントン,アラン filed Critical ロジャー バビントン,アラン
Publication of JP2002519601A publication Critical patent/JP2002519601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H21/00Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides
    • F16H21/10Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides all movement being in, or parallel to, a single plane
    • F16H21/16Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides all movement being in, or parallel to, a single plane for interconverting rotary motion and reciprocating motion
    • F16H21/18Crank gearings; Eccentric gearings
    • F16H21/34Crank gearings; Eccentric gearings with two or more connecting-rods to each crank or eccentric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B9/00Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups
    • F01B9/02Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups with crankshaft
    • F01B9/026Rigid connections between piston and rod; Oscillating pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B9/00Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups
    • F01B9/04Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups with rotary main shaft other than crankshaft
    • F01B9/047Reciprocating-piston machines or engines characterised by connections between pistons and main shafts and not specific to preceding groups with rotary main shaft other than crankshaft with rack and pinion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/24Multi-cylinder engines with cylinders arranged oppositely relative to main shaft and of "flat" type
    • F02B75/246Multi-cylinder engines with cylinders arranged oppositely relative to main shaft and of "flat" type with only one crankshaft of the "pancake" type, e.g. pairs of connecting rods attached to common crankshaft bearing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 エンジンで使用される往復動機構は、行程(21)の二端間を概ね直線の往復動方向に移動可能な往復動部材(1)と、往復動部材に接線方向に接続されて行程の各方向における往復動部材の直線運動を交互に(32,33)、概ね一定の回転動作に変換する二つのギアホイール(31)と、その行程の二端において往復動部材(1)の動きを反転させる反転クランク機構(41,44)とを具備する。エンジンで使用される、代替的なギアなし往復動機構において、往復動部材(1)は定幅カム及び従動子(51,52)に接線方向に直接接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は往復動機構に関し、特に、この往復動機構を含む内燃エンジンのよう
なエンジンに関する。
【0002】 公知の往復動機構はクランク機構及びカム機構を含む。内燃エンジンは専ら、
クランク機構を用いてシリンダ内を上下に摺動するピストンの直線動作を出力シ
ャフトの回転運動に変換する。
【0003】 本発明の一観点によれば、行程の二端間を概ね直線の往復動方向に移動可能な
往復動部材と、往復動部材に接線方向に接続されて往復動部材の直線運動を回転
運動に変換する回転手段と、回転手段の回転に応じ、行程の二端において往復動
部材の動きを反転させる反転手段とを具備した往復動機構が提供される。
【0004】 本発明の第2の観点によれば、本発明の第1の観点の往復動機構を含むエンジ
ンにおいて、エンジンのピストンに往復動部材を設けたエンジンが提供される。 好ましくは、回転運動の回転方向が往復動方向両方と同じである。 回転手段は少なくとも一つのギアホイールを具備してもよく、この又は各ギア
ホイールは往復動方向の一方に対してのみ、往復動部材に係合可能になっている
【0005】 回転手段は少なくとも一つの一定半径のギアホールを具備してもよい。 回転手段は互いに対向する二つのギアホイールを具備してもよく、これらギア
ホイールは往復動部材にかつ互いに係合可能に接続されて同じ方向に回転するよ
うになっている。 変更可能には、回転手段は往復動部材に直接接続された定幅カム及び従動子を
具備してもよい。
【0006】 定幅カム及び従動子部材を振り子式カウンタバランスに接続してもよい。 反転手段は往復動部材と回転手段間に接続されたクランク機構を具備してもよ
い。 反転手段はカムと従動子機構とを含んでもよい。 カムを回転手段に接続し、従動子機構をクランク機構のラック及びピニオンに
接続してもよい。
【0007】 クランク機構が二つの連結ロッドを具備し、これら連結ロッドを互いに離間さ
せつつ往復動部材が回転手段と係合する領域の両側において往復動部材に接続し
てもよい。 クランク機構と回転手段とを更に別のクランク機構によって接続してもよい。 往復動部材の各端にピストンを設けてもよい。 この又は各ピストンを往復動部材に強固に取り付けてもよい。
【0008】 一例として添付図面を参照する。 図1、2、及び3は本発明の第1の観点を内燃エンジンにおいて具現化する往
復動機構を示している。この往復動機構はピストン2が各端に連結された往復動
部材1と、回転手段3と、反転手段4とを含む。
【0009】 往復動部材1はギア11,12のラックを具現化するシャフトであり、これら
ギアは互いに対向する長手方向の両側においてその長さ部分に沿いつつ部分的に
設けられる。ギア歯の各組には、ギア歯を備えていない領域13が設けられる。
往復動部材1はまた、往復動部材1にギアラック11,12を取り付けるための
、かつ隣接配置されたクランク機構の連結ロッドを取り付けるための手段15、
例えば横断方向の孔又は車軸を含む。ギア11,12の両側にはベアリングブロ
ック16が設けられて往復動部材1が固定直線軌道において行程の二端間を移動
すべく摺動可能に取り付けられる。好ましくは往復動部材1は軽量合金材料から
形成され、ラック11,12は高強度材料から形成され、往復動部材1はできる
だけ軽量に形成される。各ピストン2は好ましくは往復動部材1の各端に強固に
連結され、これは例えばネジ式、又はピン及びクリップ式でありうる。
【0010】 回転手段3は、互いに接続されてほぼ同じ速度即ちほぼ同じ角速度で同じ方向
に回転する二つのギアホイール31を具備する。これらギアは一方向に回転しか
つ自由ホイールが逆方向に回転するスプラグクラッチ、ランプ、及びローラ型ギ
アでよく、又は図示されるように区分化されたギアでもよい。区分化されたギア
ホイール31はそれぞれ、ギア付部分32とギアなし部分33とを有する。ギア
付部分32は往復動部材1のギア歯11,12と接続すべく係合可能に配置され
、ギアなし部分33はこれらギア歯11,12と常時係合しないように配置され
る。各ギアホイールはベアリング161を備えていてもよい。図4に示されるよ
うに、各ギアホイール31と同軸で、各部分32,33の後ろ又は前に、ギア3
4が設けられる。これらギア34はこれらの間に配置された中間ギアを介して互
いに係合している。
【0011】 各ギアホイール31のギア付部分32及びギアなし部分33は行程の二方向の
うち一方において一方のギアホイール3が一方の往復動部材1と係合できるよう
にし、逆方向において他方のギアホイール31が往復動部材1と係合できるよう
にし、両方のギアホイールは同じように一緒に回転する。
【0012】 従って、その歯32が例えば往復動部材1の歯11と係合するように一方のギ
アホイール31が配置されるのに対し、他方のギアホイール31は係合すること
なく回転し、このときギアなし部分32は歯12上を通過する。往復動部材の行
程の二端において、両方のギアホイール31は歯11,12から離脱する。ギア
ホイール31を一定の角速度で回転可能にすべきときには、このような離脱は必
要であり、往復動部材1は行程の各端においてほとんど瞬時に停止して反転する
。スプラグクラッチ及びランプ及びローラ型ギア31は、これらが行程の一方向
に回転し自由ホイールが行程の戻り側の逆方向にそれらの軸線回りに回転するの
で、ギア歯11,12と係合し続けてもよい。
【0013】 中間ギアホイール35は往復動機構のための出力を提供し、これはギアボック
ス(図示しない)に到るようにすることができる。また、ギアホイール31か、
アイドル接続ギアホイールとして作用するギアホイール35から駆動出力を取り
出すのが好ましい。好ましくは、中間ギアホイール35及びギアホイール31は
概ね一定の角速度で回転する。このためには、往復動部材1が行程の概ね両端間
を一定速度で移動しながら、各端において行程の方向及び速度を極めて急激に変
更することが必要になる。往復動部材1を数多く停止させかつ行程の各端におい
て逆方向に更に低速で加速して回転しているギアホイール31の速度を互いに一
致させるようにするために、各端において往復動部材1の行程の短い距離だけ、
ギアホイール31が両方とも歯11,12から離脱するようにしてもよい。ギア
ホイール35で一定角速度の出力を与えながら、往復動部材1の速度が一定でな
いのを可能にするために、対応して形成されている歯11,12と協働するギア
ホイール31の半径が変化するようにしてもよい。ギアホイールの角速度を一定
にしつつ、半径をより大きくすることにより、ギアホイールに接するよう配置さ
れた往復動部材1がより高速に移動することが可能になる。これは各ストローク
の中間近くで好ましい。これに対し、半径をより小さくすることにより、往復動
部材1がより低速で移動することが可能になる。これは各ストロークの両端近く
で好ましい。全ての場合に採用されるギアホイールは当然のことながら、噛み合
い率が高いヘリカルギアでもよい。
【0014】 反転手段4の一構成が図1から3に、別構成が図1,4,5に示される。各場
合において、反転手段4二つの連結ロッド41と、二つのクランクアームを含む
中央クランク44と、中央クランク44に接続された往復動機構38又は39と
を含む。図6及び7を更に参照すると、連結ロッド41はそれらの一端42にお
いて、往復動部材1に前記二つの箇所15において回転可能に取り付けられ、そ
れらの他端43においてクランク44に回転可能に取り付けられる。好ましくは
、図1に示されるように往復動部材1がその行程のいずれかの端にあるときに、
対応する連結ロッド41がクランク軸線の中心と往復動部材1上の箇所15との
間を延びるように、クランクアームが配置される。このようにして、クランク4
4及び連結ロッド41はピストン2及び往復動部材1が所望の端を越え移動して
各ピストン用のシリンダヘッド21(一つのみが図示される)と衝突するのを阻
止する。反転手段4は行程の各端において、往復動部材1を停止させかつ反転さ
せるべく作動可能である。これは、クランク44を図1に示される位置から時計
回りに回転させて往復動部材1を左に引き、それにより、往復動部材1が行程の
限界に達するのと同時に連結ロッドとクランク軸線との間の距離が減少せしめら
れるようにすることにより、達成される。
【0015】 図3は往復動部材1がその行程の両端に近づいたときにクランク44を回転さ
せる機構38を示している。この機構38は変位カム45(定幅カムが図示され
ている)と、ラック及びピニオン式ジョイント44,46を介しクランク44に
接続されたラック及び従動子部材46とを具備する。連結されているギアホイー
ル31により駆動されるカム45の表面は、ラック及び定幅従動子部材46を変
位するよう作用し、この変位動作はクランクピニオン44を回転させて往復動部
材1の行程の各端でクランクの所望の同期回転が得られるようにする。カム45
の表面とラック及び従動子部材46との間の接触点にローラベアリングを設けて
もよい。
【0016】 図4及び5は変更可能な往復動機構39を示している。この機構39はギアホ
イール31をクランク44に接続する更に別のクランク機構を含む。ギアホイー
ル31が回転すると、ギア歯50が設けられている連結ロッド部材47に往復動
作が付与される。このようにして発生される往復動作は往復動部材1の行程の各
端におけるクランクの所望の回転と同期している。連結ロッド部材47はラック
及びピニオン式ジョイント44,47を介しクランクに接続される。
【0017】 上述した往復動機構のうちの一つを採用する内燃エンジンは2ストローク又は
4ストロークのエンジン技術と共に機能しうる。開始位置として図1を参照する
と、エンジンの2ストロークの実施形態は次のように機能する。
【0018】 (I)両方のギアホイール31は時計回りに回転し、クランク44の時計回り
回転と、右側にある連結ロッド41の上死点位置からの反時計回り回転とにより
助成されつつ、混合気の燃焼及び爆発はピストン2及び往復動部材1を左向きに
加速し、両方の組のギア31,11,12が互いに離脱される。
【0019】 (II)下側のギアホイール31は、左向きに移動している往復動部材1の歯
12の下でそのギアなし部分が移動しながら、回転し、往復動部材1が上側のギ
アホイール31のギア付部分32の接線方向速度に一致するので今度は上側のギ
アホイール31が往復動部材1の歯11と係合し、クランク機構41,44は自
由に移動して往復動機構1が変位できるようにすると共に、歯11が上側のギア
ホイール31のギア歯32と噛み合うのを確保する。
【0020】 (III)混合気が燃焼して排気口を介し逃げると、右側のピストンが左側に
、シリンダ内を下方に駆動され、上側のギアホイールが歯11により駆動される
と、左側のシリンダ内の混合気が圧縮され始める。
【0021】 (IV)左側の混合気は更に圧縮され、対応する連結ロッド41及びクランク
44は上死点に近づき、上側のギアホイール31のギア付部分32は歯11から
離脱し、下側のギアホイール31のギアなし部分33は歯12と係合するように
なり、圧縮された混合気が点火される。
【0022】 (V)クランク機構41,44は上死点に達し、往復動部材1は停止し、両方
のギアホイール31は歯11,12から離脱し、往復動部材1を戻すべくクラン
ク44が反時計回りに回転され始め、混合気の点火が燃焼及び爆発に発展する。
【0023】 図8から14は変更可能な往復動機構40を示しており、この機構40は図1
のものとは異なりギアを含まない。往復動機構40は往復動部材1を含み、図1
に示される機構のギア部分は肩部58(図8及び13参照)により置換される。
これら肩部58は定幅従動子部材51(図8,11,13,14参照)の部分5
7に対し連結、接続される。変更可能には(図示しない)、往復動部材1は定幅
従動子部材51と一体ユニットとして形成されうる。それにより、往復動部材1
の直線動作は定幅従動子部材51に伝達され、この定幅従動子部材51内に、更
に別のベアリング54(図10)により支持される表面ベアリング53が収容さ
れる。表面ベアリング53は定幅カム52に当接し、このカム52は従って、変
位された表面ベアリング53により回転され、それにより、カム52に連結され
た駆動出力シャフト59(全ては図示されない)を回転させる。往復動部材1/
ピストン2の所望の速度変化を得るために、カム52のプロフィルを変更しても
よい。定幅従動子部材51に、ベアリング取付具(図示しない)内を摺動可能な
ベアリング案内部55(図13)を設けてもよい。変更可能には、シャフト上を
摺動する円形状ベアリング56(図11)を取り付けてもよい。
【0024】 好ましくは、バランスをとるために、エンジンに少なくとも四つの往復動機構
40を設け(図示しない)、構成体の中央にある二つの機構のカム52を同方向
に回転させ、中央の両側にあるカムを逆向きに回転させる。
【0025】 変更可能には、図12に示されるように、定幅従動子51にカウンタバランス
用振り子60を連結してもよい。振り子60はその一端が従動子部材51の表面
ベアリング53に連結されたロッドと、ロッドの他端に設けられたピボット62
と、ロッドの二端間に設けられたピボット61と、ピボット62に連結されたシ
ャフト63と、シャフト63上に摺動可能に取り付けられた質量体64とを具備
する。質量体が53から右に移動すると、ロッドがピボット61回りに枢動し、
ピボット62が左に移動し、それにより、質量体64がシャフト63に沿って移
動せしめられ、斯くしてカウンタバランスが形成される(ベアリング及び案内部
は図示しない)。
【0026】 このような往復動機構40を採用する内燃エンジンは2ストローク又は4スト
ロークのエンジン技術と共に機能しうる。開始位置として図8を参照すると、エ
ンジンの2ストロークの実施形態は次のように機能する。
【0027】 (I)混合気の燃焼及び爆発は右側のピストン2、従って往復動部材1及び従
動子部材51を左に加速する。
【0028】 (II)右側の表面ベアリング53は従動子部材51と共に移動し、それによ
り、カム52に当接すると共に、カム52を反時計回りに回転させる。
【0029】 (III)混合気が燃焼して排気口を介し逃げると、右側のピストンが左側に
、シリンダ内を下方に駆動され、左側のシリンダ内の混合気が圧縮され始める。
【0030】 (IV)カムが回転し続けると、左側の混合気は更に圧縮され、圧縮された混
合気が点火される。
【0031】 (V)混合気の点火が燃焼及び爆発に発展し、左側のピストン2が右側に加速
し、従って往復動部材1及び従動子部材51の直線動作が反転され、それにより
、左側の表面ベアリング53がカム52に当接するようにすると共に、カム52
が反時計回りに回転し続けるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1及び第2の観点を具現化する装置の部分断面前端図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1及び2に示されるギア機構及び戻し機構の後端を示す概略図である。
【図4】 図3の戻し機構の変更態様を示す図である。
【図5】 図4の戻し機構の詳細斜視図である。
【図6】 図1,2,3の装置に採用されるクランク機構の斜視図である。
【図7】 図1及び2に示されるギアラック11,12を具現化する往復動部材の斜視図
である。
【図8】 往復動部材に直接接続された定幅カム部材の平面図である。
【図9】 軽量化された定幅カム及びその表面ベアリングの平面図である。
【図10】 カムの表面ベアリングを従動子部材に対し支持するベアリングを示す図である
【図11】 ベアリング案内部のための変更構成における従動子部材の斜視図である。
【図12】 振り子式カウンタバランスを示す図である。
【図13】 往復動部材及び定幅カム部材の分解斜視図である。
【図14A】 組み合わされた往復動部材及び定幅カム部材の前面斜視図である。
【図14B】 組み合わされた往復動部材及び定幅カム部材の後面斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月21日(2000.8.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行程の二端間を概ね直線の往復動方向に移動可能な往復動部
    材と、往復動部材に接線方向に接続されて往復動部材の直線運動を回転運動に変
    換する回転手段と、回転手段の回転に応じ、行程の二端において往復動部材の動
    きを反転させる反転手段とを具備した往復動機構。
  2. 【請求項2】 回転運動の回転方向が往復動方向両方と同じである請求項1
    に記載の往復動機構。
  3. 【請求項3】 回転手段が少なくとも一つのギアホイールを具備し、該又は
    各ギアホイールは往復動方向の一方に対してのみ、往復動部材に係合可能になっ
    ている請求項1又は2に記載の往復動機構。
  4. 【請求項4】 回転手段が少なくとも一つの一定半径のギアホールを具備し
    た請求項1、2又は3に記載の往復動機構。
  5. 【請求項5】 回転手段が互いに対向する二つのギアホイールを具備し、こ
    れらギアホイールは往復動部材にかつ互いに係合可能に接続されて同じ方向に回
    転するようになっている請求項1から4までのいずれか一項に記載の往復動機構
  6. 【請求項6】 反転手段が往復動部材と回転手段間に接続されたクランク機
    構を具備した請求項1から5までのいずれか一項に記載の往復動機構。
  7. 【請求項7】 反転手段がカムと従動子機構とを含む請求項1から6までの
    いずれか一項に記載の往復動機構。
  8. 【請求項8】 カムを回転手段に接続し、従動子機構をクランク機構のラッ
    ク及びピニオンに接続した請求項7に記載の往復動機構。
  9. 【請求項9】 クランク機構が二つの連結ロッドを具備し、これら連結ロッ
    ドを互いに離間させつつ往復動部材が回転手段と係合する領域の両側において往
    復動部材に接続した請求項6から8までのいずれか一項に記載の往復動機構。
  10. 【請求項10】 クランク機構と回転手段とを更に別のクランク機構によっ
    て接続した請求項6又は9に記載の往復動機構。
  11. 【請求項11】 回転手段及び反転手段が往復動部材に直接接続された定幅
    カム及び従動子を具備した請求項1又は2に記載の往復動機構。
  12. 【請求項12】 定幅カム及び従動子を振り子式カウンタバランスに接続し
    た請求項11に記載の往復動機構。
  13. 【請求項13】 請求項1から12までのいずれか一項に記載の往復動機構
    を含むエンジンにおいて、エンジンのピストンに往復動部材を設けたエンジン。
  14. 【請求項14】 往復動部材の各端にピストンを設けた請求項13に記載の
    エンジン。
  15. 【請求項15】 該又は各ピストンを往復動部材に強固に取り付けた請求項
    13又は14に記載のエンジン。
  16. 【請求項16】 添付した図1から14までを参照して実質的に以下に説明
    される内燃エンジン。
  17. 【請求項17】 添付した図1から6まで又は図8から14までを参照して
    実質的に以下に説明される往復動機構。
JP2000557091A 1998-06-26 1999-06-28 往復動機構、及び往復動機構を含むエンジン Pending JP2002519601A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9813710.2A GB9813710D0 (en) 1997-06-30 1998-06-26 A reciprocating mechanism and engine including the same
GB9900247A GB2340201A (en) 1998-06-26 1999-01-08 A reciprocating mechanism and an engine including the same
GB9900247.9 1999-01-08
GB9813710.2 1999-01-08
PCT/GB1999/002027 WO2000000757A1 (en) 1998-06-26 1999-06-28 A reciprocating mechanism and engine including the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002519601A true JP2002519601A (ja) 2002-07-02

Family

ID=26313927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000557091A Pending JP2002519601A (ja) 1998-06-26 1999-06-28 往復動機構、及び往復動機構を含むエンジン

Country Status (10)

Country Link
US (2) US6349694B1 (ja)
EP (1) EP1090236B1 (ja)
JP (1) JP2002519601A (ja)
KR (1) KR20010053224A (ja)
CN (1) CN1114054C (ja)
AU (1) AU4630799A (ja)
DE (1) DE69902912T2 (ja)
EA (1) EA002555B1 (ja)
ES (1) ES2181452T3 (ja)
WO (1) WO2000000757A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3956629B2 (ja) * 2001-02-28 2007-08-08 日産自動車株式会社 V型内燃機関のピストン駆動装置
KR100425344B1 (ko) * 2001-07-06 2004-03-30 삼성전자주식회사 두개의 회전체를 이용한 직선 운동 장치
WO2004031538A1 (fr) * 2002-09-19 2004-04-15 Moukarzel, Badih, Faouzi Moteur a pistons alternatifs
US7188598B2 (en) * 2004-04-07 2007-03-13 Si Hacek Over C Tihomir Rotary mechanical field assembly
US7210446B2 (en) * 2003-01-27 2007-05-01 Tihomir Sic V-twin configuration having rotary mechanical field assembly
GR20030100442A (el) * 2003-10-29 2005-06-15 Μανουσος Παττακος Εκκεντροφορος μηχανισμος
CN100429431C (zh) * 2004-11-24 2008-10-29 赵荃 直线运动与旋转运动转换的功率传输机构
WO2007047494A1 (en) * 2005-10-13 2007-04-26 Dougherty Thomas J Engine having axiallyy opposed cylinders
US20080060628A1 (en) * 2006-09-07 2008-03-13 Heimbecker John A Self-lubricating piston
US7475666B2 (en) * 2006-09-07 2009-01-13 Heimbecker John A Stroke control assembly
US8327819B2 (en) * 2008-07-23 2012-12-11 Cv Group, Llc Constant velocity engine/technology
US8166594B1 (en) 2009-12-01 2012-05-01 Lift-U, Division Of Hogan Mfg., Inc. Counterbalance mechanism for fold out ramp
WO2012035459A2 (en) * 2010-09-15 2012-03-22 Geoffrey Lewis Woodward Hand powered drive unit
CN105134399B (zh) * 2015-08-11 2017-02-22 王立 刀片式车用发动机缸体
US10371132B2 (en) * 2017-02-10 2019-08-06 Peopleflo Manufacturing, Inc. Reciprocating pump and transmission assembly having a one-way clutch
GB201903301D0 (en) * 2019-03-11 2019-04-24 Newlenoir Ltd A piston arrangement
CN110454353B (zh) * 2019-09-16 2024-04-09 西南石油大学 复合驱动往复泵

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR733035A (fr) * 1931-05-07 1932-09-29 Moteur à combustion interne
US3998200A (en) * 1974-10-16 1976-12-21 Sudholt Kenneth J Reciprocating engine
US4301776A (en) * 1979-06-04 1981-11-24 Fleming Joseph W Crankshaft apparatus
DE3019288A1 (de) * 1980-05-21 1981-11-26 Primo 7760 Radolfzell Fantinel Vorrichtung zum umwandeln von energie
JPS57168001A (en) * 1981-04-08 1982-10-16 Takeshi Kitaoka Gear type internal combustion engine with piston system
US4459945A (en) * 1981-12-07 1984-07-17 Chatfield Glen F Cam controlled reciprocating piston device
US5216927A (en) 1991-09-19 1993-06-08 Michael Mandelia Connecting rod assembly for a dual crankshaft engine
US5836234A (en) 1994-01-01 1998-11-17 Chen; Feichang Single CAM reciprocating linked piston type engine
US5529029A (en) * 1994-06-24 1996-06-25 Tritec Power Systems Ltd. Tri-lobed cam engine
US5606938A (en) 1994-06-24 1997-03-04 Tritec Power Systems Ltd. Tri-lobed cam engine
US5535715A (en) * 1994-11-23 1996-07-16 Mouton; William J. Geared reciprocating piston engine with spherical rotary valve
US5673665A (en) 1995-11-11 1997-10-07 Kia Motors Corporation Engine with rack gear-type piston rod

Also Published As

Publication number Publication date
CN1114054C (zh) 2003-07-09
US20020043225A1 (en) 2002-04-18
US6349694B1 (en) 2002-02-26
DE69902912T2 (de) 2003-05-15
KR20010053224A (ko) 2001-06-25
EP1090236A1 (en) 2001-04-11
CN1307668A (zh) 2001-08-08
US6474287B2 (en) 2002-11-05
WO2000000757A1 (en) 2000-01-06
EA200100077A1 (ru) 2001-06-25
AU4630799A (en) 2000-01-17
ES2181452T3 (es) 2003-02-16
EA002555B1 (ru) 2002-06-27
DE69902912D1 (de) 2002-10-17
EP1090236B1 (en) 2002-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002519601A (ja) 往復動機構、及び往復動機構を含むエンジン
US7293542B2 (en) Motor with rotary connecting rod bolt
JP2001515165A (ja) 往復動ピストンエンジンのカップリング装置
JPH04501452A (ja) 可変速駆動動力伝動装置
US5755195A (en) Internal combustion engine with a gear arrangement on a connection between the piston and the crankshaft and a method of operation thereof
CS216913B2 (en) Multicylinder piston motor
JP2003510528A (ja) 直線往復運動から回転運動への変換
JP2000510936A (ja) ピストン機構
US11268437B2 (en) Eccentric shaft speed change mechanism
GB2340201A (en) A reciprocating mechanism and an engine including the same
RU2053391C1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания с продленным тактом рабочего хода
JP2530951B2 (ja) オルダム駆動エンジン
WO2000058612A1 (en) Coupling arrangement for reciprocating piston engine
JP2002286020A (ja) 往復運動機関のクランク機構
SU909250A1 (ru) Двигатель внутреннего сгорани
JPH10196396A (ja) ミラーサイクルエンジンの行程可変装置
ATE271650T1 (de) Kolbenmaschine
AU720401B2 (en) Internal combusion engines compression reciprocating engine
RU2178085C2 (ru) Сдвоенный кривошипно-шатунно-серьговый двигатель
JPS64349A (en) Pump driving mechanism for engine
WO1995005551A1 (en) Slider-crank driving mechanism for the transformation of a reciprocating motion into rotation or vice versa
JPH04295136A (ja) エンジン用のダブルピストン とダブルクランクシャフト
IT202000005305U1 (it) Manovellismo di spinta atto a realizzare una combustione a volume costante in un motore a combustione interna
JPS63138126A (ja) 可変圧縮比エンジン
RU1642811C (ru) Одноцилиндровый поршневой двигатель