JP2002519574A - 二段コンプレッサ及びその様なコンプレッサを冷却する方法 - Google Patents
二段コンプレッサ及びその様なコンプレッサを冷却する方法Info
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Abstract
Description
関するものであり、両方の段で液体注入部を備え、コンプレッサが各段に雄型及
び雌型ローターと、第一段コンプレッサの出口と第二コンプレッサー段階におけ
る第二コンプレッサーとの間に配置される接続ダクトとを具備し、それを介して
、第一段で圧縮されたガスが、第二段に送られる。また本発明は、二段コンプレ
ッサの冷却方法に関連しており、液体が両方の段に注入され、第一段で圧縮され
たガスが、第一段における出口と第二段における入口との間を接続するダクトを
介して、第二段へ送られる。
スを冷却して、複数のローターハウジングに対して複数のらせんローターを潤滑
にし且つ、シールするため、使用することが知られている。この目的のため、液
体を充分に分離した形で、コンプレッサの複数の作業チャンバに注入する。
続ダクトを介して通過する。第一段から得られる加熱油含有ガスが、第二圧縮段
に送られ、それによってまた、ガス内にある油の温度が上げられる。また更に油
の温度が、この第二段で上げられる。従って、コンプレッサを冷却するため、冷
却油を別の段に、第一段において行われるのと同じ方法で、注入する必要がある
。
が普通は、複数の圧縮作業チャンバ、すなわち二つの相互隣接または複数の並置
チャンバの間を短絡(short-circuit)する、放射状配置のリフト弁またはスラ
イド弁の補助によって、負荷を軽くする。これは、殆どが雌型ローターである第
二駆動ローターを不安定にする。この不安定性は、複数のローターの“ガタガタ
音”また回転摩損及び大きな雑音を生じさせる。
様な複数のコンプレッサにおける圧縮を改善し、それによって第二段コンプレッ
サに送られる潤滑剤の殆どが、確実に低温にすることである。
と、請求項9の前提条件による二つのコンプレッサの冷却方法によって達成され
る。本発明による二段コンプレッサは、ポンプが接続ダクト内にある液体沈殿物
を熱交換器に運び、熱交換器内で冷却された液体を二段のコンプレッサに運ぶた
めに機能することを特徴とする。本発明による方法は、接続ダクト内で第一段コ
ンプレッサに注入された液体を分離させ、且つ熱交換器内の分離した液体を冷却
し、その後に冷却した液体を両方の段のコンプレッサに注入することを特徴とす
る。
請求項による請求の範囲から明らかである。
ーターは、普通は雌形ローターである。雌形ローターは、駆動雌形ローターによ
って回転させる。コンプレッサの負荷を軽減して、コンプレッサがアイドリング
モードで運転するかまたは、部分的な負荷だけを伝達する時、二次運転ローター
に対して、不安定になり、ガタ音やガラ音が生じ始める傾向がある。この結果、
両方のローターに、好ましくない雑音と摩損が生じる。二次運転ローターに、潤
滑剤及びシール液体を循環させるポンプを駆動させることによって、二次運転ロ
ーターが負荷を受け、それによって安定して、これ以上ガラ音を生じない。第一
段における雌形ローターは、好ましくは循環ポンプである。
。
して簡単に説明する。
3、104と、その間に延びる樽形壁105によって画定された作業チャンバに
回転可能に装着されている。樽形壁105は、通常、図にから明らかなように、
蓋との相互作用シリンダーの形に対応した形をしている。各ローター101、1
02は、個々に数個のローブ106及び107と、ローターに沿ってらせん状に
延びる複数の中間溝を有している。一方のローター101は、ピッチ円状で外向
きに配置されたローブ106を主要部分として具備した雄モーター型式であり、
他方のローター102は、ピッチ円状で内向きに配置された各ローブ107を主
要部分として備えた雌ローター型式である。雌ローター102は通常、ローター
101よりも多くのローブを有する。典型的な組み合わせの一つでは、雄ロータ
ー101が四つのローブを有し、雌ローター102が六つのローブを有する。
られ、そして複数のローターと複数の壁との間に画定される複数のV形作業チャ
ンバで圧縮される。各作業チャンバは、ローター101、102が回転すると、
図1において右側へ移動する。ゆえに作業チャンバの容積は、そのサイクルの間
、減少し続け、続いてカットオフされている入口ポート108と連通する。ガス
はそれによって圧縮され、圧縮ガスが出口ポート109を介して、コンプレッサ
を離れる。入口圧力対出口圧力の割合は、入口ポート101との連通がカットオ
フされた直後の作業チャンバの容積と、出口ポート109と連通し始めた時の前
記作業チャンバの容積との間の内部寸法関係によって決定される。
レッサは二段のコンプレッサを有しており、各コンプレッサ段1、2は図1及び
図2で説明した設計構造をしている。ローターハウジングと複数のロータローブ
との間をシールし、滑らかにし、対象物を冷却するため、潤滑剤が、複数のコン
プレッサ段1、2の作業チャンバに、供給される。潤滑剤は油、水または水を基
本とする液体、例えば(少なくとも一種の)添加物を加えた水でもよい。コンプ
レッサ段1、2は、二つの相互分離ユニットを示している。第一段コンプレッサ
1は、コンプレッサの雄ロータを運転する駆動シャフト3を具備している。第二
段コンプレッサ2は、駆動シャフト4を有している。このコンプレッサ段階2は
、またその雄ローターによって運転される。駆動シャフト3、4は、個別の運転
手段(図示せず)によって個々に運転され、歯車または単一運転手段によって運
転されるような別の何らかの方法で互いに接続され得る。
れる第二駆動シャフト5を具備している。この駆動シャフト5の別の端部は、ポ
ンプ6に接続されて、ポンプ駆動シャフトとして機能する。
、第一段で圧縮されたガス用の出口21を有している。出口21は、ダクト8に
よって、第二段コンプレッサ2の入口に接続されている。第二段コンプレッサは
、圧縮ガス出口23を有する。この出口23は、導管9を介して液体分離機の入
口24に接続されている。
スを出すために、導管11が接続されている。液体出口26(潤滑剤出口)は、
前記分離機の下部に備えられている。液体分離機10の第二出口26(液体出口
)は、コンプレッサ段1、2の作業チャンバに、導管12と熱交換器13と別の
導管17を介して、接続され且つ開放しており、この前記導管17はコンプレッ
サ段階1及び2の上流の分流導管17a及び17bに分かれる。
続する接続ダクト8に接続されている。ポンプ出口28は、液体分離機10と熱
交換器13との間で導管に12に、別の導管15によって接続されている。
18を介して熱交換機に入り、出口導管19を介して熱交換器を離れる流体によ
って、冷却される。流体は、液体またはガスであり得る。
ンプレッサ段1の出口21をコンプレッサ段2の入口22に接合する、接続ダク
ト8に備えられている。この場合、導管14が接続ダクトとポンプ6との間にあ
って、液体とラップまたは相分離機16の底の領域につながっている。
送られる。同時に潤滑剤がこの段階の複数の作業チャンバに、分流導管17aを
介して送られる。第一段で圧縮される潤滑剤含有ガスが、接続ダクト8を介して
、第二段コンプレッサ2に送られて、更に圧縮される。
大部分が、液体とラップまたは相分離機16においてガスから分離され、この液
体は冷却を目的に、ポンプによって、導管12そして熱交換器13に流される。
して第二段の複数の作業チャンバに送られ、前期潤滑剤が、熱交換機13におい
て冷却される。
液体分離機10へ送られる。潤滑剤は、液体分離機10においてガスから分離さ
れる。潤滑剤は、液体分離機10の底部に集まり、ガスが前記分離機の上部に集
まる。ガスは導管11を介して液体分離機10を離れ、潤滑剤は熱交換器13へ
流れ、そこで冷却される。そして冷却潤滑剤が、コンプレッサ段1及び2の各作
業チャンバへ、導管17、17a、17bを介して運ばれる。
が、液体分離機10を熱交換器13に接続する導管12につながる代わりに、液
体分離機10につながっている。従って液体分離機10は、その下部に第二入口
20を備え、それによって液体を、液体分離機における液体レベルの下のレベル
の導管15によって、確実に送る。
分離機10へ送られる潤滑剤を、そのガス内容物の一部から、除去することがで
きる。
わち水に(少なくとも一種の)添加物を加えたものであり得る。
運転されるので、このモーターには、ローターのねじれ振動を防ぐ及びまたは防
止する減速モーメント(retarding moment)が伝えられる。その様なねじれ振動
は、コンプレッサ、すなわちコンプレッサ段1は、負荷が軽減される時、及びガ
スの力によって雌ローターに伝達されるトルクが、ゼロに近い時、特に起こる。
ターハウジングにおける一つ以上ののローターシャフトから放射方向の、リフト
弁の補助によって、調整することができる。コンプレッサは、その負荷を軽減さ
せるか、相互隣接した複数の作業チャンバをスライド弁の補助により、短絡、す
なわち相互接続させることによって、調整するか選択できる。
Claims (13)
- 【請求項1】 液体が両方の段階(1、2)に注入され、各コンプレッサ段
階が雄形及び雌形ローターと、第一段コンプレッサ(1)の出口(21)と、第
二段コンプレッサ(2)の出口(22)との間に延びる接続ダクト(8)とを備
え、第一段(1)で圧縮されたガスが、そのダクトを介して第二段(2)へ送ら
れる、らせん形スクリュー形の二段コンプレッサであり、 接続ダクト(8)に存在する液体沈殿物を、熱交換器(13)へ運び、熱交換器
(13)で冷却された液体を、コンプレッサの両方の段(1、2)へ送ることを
特徴とするコンプレッサ。 - 【請求項2】 ポンプ(6)が第一段コンプレッサ(1)における複数のロ
ータの一つによって運転されることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ
。 - 【請求項3】 ポンプ(6)が雌ローターによって運転されることを特徴と
する請求項2に記載のコンプレッサ。 - 【請求項4】 接続ダクト(8)の一部分が、液体トラップとして、または
分離チャンバ(16)として形成され、液体がガスから分離されることを特徴と
する請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンプレッサ。 - 【請求項5】 液体分離機(10)が、ポンプ(6)と熱交換器(13)と
の間に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンプ
レッサ。 - 【請求項6】 第二段コンプレッサ(2)の出口(23)が、導管によって
液体分離機(10)に接続されることを特徴とする請求項5に記載のコンプレッ
サ。 - 【請求項7】 液体分離機(10)の液体出口(26)が、熱交換器(13
)に接続されることを特徴とする請求項5または6に記載のコンプレッサ。 - 【請求項8】 液体が油または水であることを特徴とする請求項1〜7のい
ずれか一行に記載のコンプレッサ。 - 【請求項9】 雄形及び雌形ローターを具備したらせんスクリュー型の二段
コンプレッサ(1、2)の冷却方法であり、冷却が液体を両方の段(1、2)に
注入することによって行われ、更に前記コンプレッサが、第一段コンプレッサ(
1)の出口(21)と、第二段コンプレッサ(2)の入口(22)との間に配置
された接続ダクト(8)を具備し、第一段(1)において圧縮されるガスが、前
記ダクト(8)を介して第二段(2)へ送られ、 接続ダクト(8)において、第一段コンプレッサ(1)に注入され液体を分離し
、熱交換器において冷却された液体を、コンプレッサ(1、2)の両方の段に注
入する前に、熱交換器(13)において分離された液体を冷却することを特徴と
する方法。 - 【請求項10】 本質的に、第一段コンプレッサ(1)に注入される全ての
液体を分離することを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 第二段コンプレッサ(2)から排出する液体を、液体分離
機(10)で分離すること、前記分離液体を熱交換器(13)へ送ることを特徴
とする請求項9または10に記載の方法。 - 【請求項12】 第一段コンプレッサからの液体を、液体分離機(10)に
送ることを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 接続ダクト(8)からの液体を、熱交換器(13)を介し
て運び、熱交換器(13)からの液体を、コンプレッサ(1、2)により運転さ
れるポンプ(6)によって、コンプレッサ(1、2)へ注入することを特徴とす
る請求項12に記載の方法。
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