JP2002519563A - 低電力電磁ポンプ - Google Patents

低電力電磁ポンプ

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JP2002519563A
JP2002519563A JP2000556825A JP2000556825A JP2002519563A JP 2002519563 A JP2002519563 A JP 2002519563A JP 2000556825 A JP2000556825 A JP 2000556825A JP 2000556825 A JP2000556825 A JP 2000556825A JP 2002519563 A JP2002519563 A JP 2002519563A
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electromagnetic
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outlet
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JP2000556825A
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フォーク、ジェイ・セオドア
フレンツ、ノーバート・ダブリュ・ジュニア
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ウィルソン グレイトバッチ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低電力電磁ポンプ 【解決手段】入口と連結されている流体受け入れチャンバと、流体出口チャンバと、流体の流れの方向を、入口から出口に向かうようにし、出口から入口への方向の流体の流れを阻止することができるようにする、流体を納めるための領域と連動する逆止弁と、該流体を納めるための領域の外部の所にあるハウジングの中に支えられている電磁手段と、また該電磁手段を該流体・チャンバから隔離するために流体不透過性材料の隔壁から成る内部の溶液を納めるための領域を有するハウジングから成る電磁ポンプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、電磁式に運転される流体ポンプ、更に具体的には、非常に低電力で
運転される新しい改善された電磁ポンプの技術に関する。
【0002】 本発明の利用分野は、本発明の原理を、変形させて応用可能ではあるが、埋め
込み可能な薬品の送り出しシステムである。該応用でのポンプに対する主たる必
要条件は、該ポンプが、内蔵されているバッテリーで駆動されるので低電力の排
出と、ポンプで送り出される薬品との適合性である。追加の重要な必要条件は、
インシュリンのような脆弱な薬品の破損を防ぐような方法でポンプが運転され、
またポンプの運動部分が、摩耗に耐え、またポンプのストローク体積が、比較的
短時間で調整できると言う改善された性能を有する一方で、ポンプが、簡素化さ
れた構造と組立方法であることである。
【0003】 (背景技術) 従って、安全で、信頼性があり、サイズが小さく、軽量であり、また入手でき
るエネルギー源に過度の負担を掛けないで運転され、またポンプで送り出される
薬品あるいは同様の液体に適合し、また改善された性能を同時に発揮しながら比
較的単純な構造と組立方法を有し、またインシュリンのような脆弱な薬品の破損
を防ぐような方法で運転され、また耐摩耗性の運動部分を有し、またストローク
体積は比較的迅速に調整できる電磁式に運転されるポンプを提供することが非常
に望まれる。
【0004】 (発明の概要) 従って、本発明の一義的目的は、新しい改善された電磁式に運転されるポンプ
を提供することである。
【0005】 本発明のより具体的な目的は、非常に低い電力レベルで運転されるポンプを提
供することである。
【0006】 本発明の更なる目的は、ポンプで送り出される流体と適合するポンプを提供す
ることである。
【0007】 本発明の更なる目的は、電気的と電磁的に効率的なポンプを提供することであ
る。
【0008】 本発明のインシュリンのような更なる目的は、脆弱な薬品に損害を与えること
防ぐ方法で運転されるポンプを提供することである。
【0009】 本発明の更なる目的は、ストローク体積が、比較的短時間に調整可能であるポ
ンプを提供することである。
【0010】 本発明の更なる目的は、運動部分が、摩耗に耐えるものであるポンプを提供す
ることである。
【0011】 本発明の更なる目的は、比較的単純な構造と組立方法を有するポンプを提供す
ることである。
【0012】 (発明の開示) 本発明は、出口と液体的に連結されている流体受け入れチャンバから成る内部
の流体を入れる領域を有するハウジングと、流体を入れる該領域と連動して、流
体の流れを入口から出口への方向にして、出口から入口の方向の流体の流れを阻
止することができる逆止弁手段と、流体を入れる領域の外部の所にあるハウジン
グにより支えられている電磁手段と、また電磁手段を流体・チャンバから隔離す
るための流体を浸透させない隔壁手段から成る電磁ポンプを提供する。ハウジン
グの中で運動可能な電機子は、電磁手段による磁気吸引のための場所にある極部
分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分を有しており、該電機子
は、流体を流出チャンバから出口を経由して押し出すために電磁手段ににより吸
引されたとき、座した位置から前進ポンプストロークを経由する運動のために、
また復帰ストロークを経由して座した位置に復帰する反対方向の運動のために、
運動できるようにハウジングの中に支えられている。該ポンプには、電磁手段と
、電磁手段の給電に反応して電機子を電磁手段に向けて移動させて、間隙を閉じ
るための電機子の極部分と電磁手段から成る磁気回路を画する手段が設けられて
いる。
【0013】 前記と追加の利点と本発明の特徴は、別添の図面を引用しながら詳しい説明を
読むことで明らかになる。
【0014】 (発明の詳細な説明) 図1を引用して、本発明の実施形態に従ったポンプ10は、一般的に中空の、
全体の形状が矩形あるいは筒状の何れかのハウジング12から成り、またポンプ
10は、流体、即ちポンプで送られる液体を納めるための内部領域からなる。中
空領域は、流体受け入れチャンバ14と、またチャンバと流体連結されている流
体出力チャンバ16から成り、構造は、更に詳しく下記で説明される。一般的に
参照符号18が振られている、流体受け入れチャンバ14と連結されており、ま
たポンプ10を含む流体操作回路に接続できるようになっている入口がある。ま
た流体出力チャンバ16に流体連結される流体操作回路に接続できるようになっ
ている出口20がある。例示されているポンプの中で、入口18の形状は、ポン
プで送られるべき流体源あるいは供給源に接続できるようになっており、出口2
0は、流体がポンプで送られるべき場所に連結できるようになっている。また一
般的に参照符号24が振られている、ポンプ10の流体貯蔵領域と連動して、流
体を入力口18から出口20への方向に流すことができるようにし、出口から入
口への方向の溶液の流れを阻止する逆止弁手段が設けられている。本実施形態の
ポンプの中で、逆止弁手段24は、ポンプの中にあり、下記で説明される方法で
ポンプの電機子と連動する。
【0015】 ハウジング12は、一般的に中空であり、ほぼ壁の厚みの、一方の端部、即ち
図1から見て右手の端の軸方向の端面34で終る第1本体部分30から成る。ハ
ウジング部分30は、一定の直径の、内面36を有する内部領域を画している。
ハウジング20は、部分30から伸び、また一定の直径の、内面42を有する内
部領域を画している第2本体部分40から成る。本体部分40は、図1から見て
、軸方向の端面44において、左手の端部で終る。本体部分30と40の外面は
、両者をほぼ整合させるために、ほぼ同じの断面形状と寸法である。
【0016】 端面44と本体部分40の外面との間の連結は、環状ショルダ46の所で整合
される。ショルダ46は、互いにほぼ整合させるために筒状本体部分40の外径
とほぼ等しい外径を有する第1溶接リングエレメント50の一方の端部を受け入
れる。リング50は、一方の端部の所、即ち図1から見て右手の端部の所に対応
するショルダ52を有し、ショルダ46の所でハウジング部分40に適切な方法
で溶接される。リング50は、リングの対向する端部の所でポンプのハウジング
の他の構成部品に、下記で説明される方法で結合される。
【0017】 外側のチャンバ16は、下記の方法で」出口20と流体連結されて置かれる。
ハウジング本体部分40の内面42とハウジング本体部分30の壁部分54は、
流出チャンバ16と流体連結されている開放領域54を画する。ハウジング部分
40には、前記の流体回路から成り、下記で更に詳しく説明される導管あるいは
継手管60の一方の端部が篏合される半径方向に伸びている孔あるいは通路58
が設けられている。
【0018】 従って、流出チャンバ16は、領域56と通路58の組合せを経由して、出口
20に連結されて置かれる。チャンバ16は、流体受け入れチャンバ14と下記
の方法で流体連結されて置かれる。軸方向に伸びている通路70は、ハウジング
部分30の本体の中に設けらており、通路は、壁部分54から軸方向に中に伸び
て、通路の対向する端部の所の小さい直径の通路72に絞られる。本体部分30
には、また本体の外面から内側に伸びており、また壁部分あるいは内面36から
内側に間隔が置かれた表面78の所で終っている、半径方向に伸びている孔ある
いは通路76が設けられている。オリフィス80は、表面36の中で通路76を
内部領域と流体連結している。表面78の中の凹部82は、通路76とオリフィ
ス80との間の移動を提供する。下記に詳しく説明されているとおり、通路76
とオリフィス80の間の流れは、ディスク形状の本体あるいは片面接触壁部分7
8と、またシート88の対向する表面上でカップ型ばねリテーナ92中で受け止
められる一方の端と、また通路76の中に取り付けられているプラグ94の端の
上で篏合される他方の端を有するバイアスばね90を有するシート88から成る
バイパス逆止弁86により制御される。
【0019】 入口18は、下記の配設で設けられる。ハウジング部分の端面34と内面36
の結合の所に、密封リング100を受け入れる環状ショルダが設けられている。
ハウジングの端面34と接触し、またハウジング部分30の外面と整合するよう
な外径あるいは寸法を有するディスク形状の本体部分を有するフェルールエレメ
ント104が、設けられている。フェルール104は、軸方向にハウジング内部
領域に面している鋭い環状縁を画するような形状になっている環状バルブ形状物
110が設けられている軸方向の端面を有する、中央の、ハブ状の軸方向の延長
部108が設けられている内部の軸方向端面106を有している。一定の直径の
中央孔あるは通路112は、通路が、直径が大きくなる通路114と上で合う所
にあるバルブ形状物110から軸方向に内側に伸びている。フェルール104は
、また端面116から軸方向に外側に短い距離で伸びている中央環状形状物11
8が設けられている外側の軸方向の端面116を有している。形状物118は、
図1から見てポンプ10の右側の端の所に対向端面126を有し、またフェルー
ル104とハウジング部分30の外面と整合させることができるような直径ある
は外形寸法を有する入口本体124の端面122の中に形成されている円形凹部
120の中に受け入れられる。入口本体124は、通路114と流体連結されて
おり、そこから半径方向に通路130が伸びている中央チャンバ128を有して
おり、通路130の中に、前記の流体回路の部分から成り、また下記で更に詳し
く説明される導管あるは継手管134が篏合されている。チャンバ128は、フ
ェルール104の通路114にほぼ対応して直径が大きくなる端部136を有し
ている。従って、流路は、入口本体124の中央チャンバと通路112と114
を経由して画され、構造で、入口18を画する。図1の中で示されているとおり
、エッチングされたチタンタイプのものが好ましい、ディスク形フィルターエレ
メント138が、流路のなかにあるようにするためにフェルールエレメント10
4と入口本体124の間にはめ込まれている。
【0020】 本発明のポンプは、更にハウジングにより支えられ、またハウジングの流体を
納める領域の外側の所にある、一般的に参照符号140が振られる電磁手段から
成る。図1の中で示されているとおり、電磁手段140は、一般的に個体の筒状
であるスプールの形状のコア142から成る。コイル144は、スプール142
の上に巻かれ、一般的に筒状の中空のハウジング146の中に納められる。エポ
キシのようなカプセル材あるいは内包材のスリーブ状の本体148は、コイル1
44とハウジング146との間にあり、軸方向に内側に、ハウジング12に面し
ているコイル144の端部の回りで伸びている。環状スペーサエレメント148
は、コイル144とポット材148との間の所にある。電磁手段140の一端は
、隣接して、ハウジング12と接触する関係の所にあり、また対向する端部、即
ち図1から見て左手の端部は、ワッシャ150とカプセル化合物あるいはポット
化合物の本体152から成る配設により閉じられている。リチウム電池充電回路
とキャパシタのような電源から、電磁手段140への電気的接続は、直角形の本
体部分154と軸方向に外に向けて電磁手段140から伸びているリード線部分
156を有する、コイル144にハンダ付けされている導体を経由して設けられ
ている。ワッシャの形の絶縁体158が、導体部分154とワッシャ150の間
に設けられている。電磁手段140は、下記の方法でハウジング12に連結され
ている。
【0021】 内部の、ハウジング12の流体が納められている領域と電磁手段140は、比
較的薄いプレートあるはダイヤフラム状の構成部品160の形態の流体不透過性
材料のバリヤ手段により隔離されている。第2溶接リング162は、ポンプのハ
ウジング12に隣接するマグネットハウジング146の端部に設けられている。
リング162の外径は、第1溶接リング50とほぼ外径と同じであるので、それ
ぞれ外面は、ほぼ整合される。コイル144とバリヤ160との間の領域は、カ
プセル材148の環状のリング状の部分で占められている。ハウジングと電磁構
成物は、接触する関係でプレート160の対向する面の上に置かれており、アセ
ンブリは、共に溶接で溶接リング50と160の関連する外面に接合されている
。更に、スプール142の長い環状端部168は、プレート160の中央部分に
、端部を支える方法で接触している。
【0022】 本発明に従ったポンプは、更に、ハウジング12の流体を納める領域の中の所
にある一般的に参照符号200が振られている電機子から成る。電機子は、電磁
手段130による磁気吸引のために置かれる極部分202と極部分202から延
びているプランジャ部分204を有している。可動鉄経片の極部分202は、図
1の中で示されているとおり、チャンバ16の中で運動する所にある。電機子2
00は、電磁手段140により吸引されて、流体を出口20を経由して押される
ときに、座している位置から、前進ポンプストロークを通して運動できるように
、また座している位置に戻る復帰ストロークを経由して反対方向に運動できるよ
うにハウジング12の中で支えられている。図1の中で、電機子300は、前進
ポンプストロークの間の中間位置の所が示されている。
【0023】 極部分が置かれているチャンバ16の主な部分を占めている電機子の極部分2
02は、図1の中に示されているとおり、一般的にディスクの形状であり、極の
長さの方向の寸法より数倍大きい横断方向の寸法を有している。極部分202は
、バリヤ手段160に向けて面している第1軸方向端面208と、また入口18
に向けて面している対向する軸方向の端面210を有する磁性材の固体の、モノ
リシック本体から成る。従って、端面208と210は、ほぼ電機子の運動方向
に対して垂直に配設されている。
【0024】 極部分202は、全部磁性材であり、熱処理されたクロム−モリブデン−鉄の
合金であることが好ましい。例は、29−4と29−4Cのクロム−モリブデン
−鉄の合金である。合金は耐腐食性を有し、熱処理されたとき、ポンプ10に適
する磁気特性を有している。言い換えれば、合金は、磁束密度と保磁力の必要な
レベルを生ずる合金に対するBH特性を提供するために熱処理される。更に、合
金は、注入可能な薬品の吐出システムと他の腐食性薬品への使用のために安定化
されているインスリンの腐食効果に対抗して充分に耐腐食性を有している。
【0025】 特に、前記のクロム−モリブデン−鉄の合金は、クロミウムが29%、モリブ
デンが4%と残りがほぼ鉄であるフェライトステンレススチール合金である。前
記の熱処理は、電機子の極部分202の焼きなましと急速冷却を伴う。特に、工
程には、合金の中に有害な第2段階を形成する恐れがある点以上の温度での短時
間の磁石の焼きなましと、次の第2段階の形成を防ぐのに充分な早さであるが、
磁気特性を劣化させる程早くない急速冷却を伴う。29−4合金の電機子の極部
分202は、例えばクラムシェル型炉の中で摂氏約1010度で約20分間実施
され、その後、部分202は、最低限度25分完全に冷却するまで放置する方法
で、大気に迅速に移される。摂氏1010度から黒くなるまで低下する、即ち摂
氏600度までの冷却サイクルの最初の部分の冷却速度は、約60秒で維持され
なければならない。
【0026】 従って、電機子の極部分202は、極の面の役割を果してまた電機子の軸に対
してほぼ垂直に配設されている軸方向の端面の中の電磁手段140する面する端
部の所で終る。電磁手段140と共に電機子の極の面は、前進する閉じられる電
機子のストロークの間、磁気回路間隙を画している。極の面は、電機子のプラン
ジャ部分204の断面面積と比較して相対的に大きな断面面積である。
【0027】 電機子200は、ハウジング30の内部領域の中で可動な位置の所にあり、軸
方向に電機子の極部分202から入口18に向けて伸びているプランジャ部分2
04から成る。プランジャ204は、ほぼ筒状であり、ハウジング部分30の内
部の通路の直径よりやや小さい外径を有しているので、ハウジングの部分30の
中でプランジャ204を電機子200の前進と復帰ストロークで往復運動させる
ことができる。プランジャ204は、入口18に向けて面している軸方向端面2
16の所で終る。
【0028】 電機子の極とプランジャ部分202と204は、互いにそれぞれ下記の方法で
結合されている。プランジャ204は、伸延した、端部の隣接している極部分2
02の上の一般的に筒状の構成物220を有しており、構成物は、プランジャ2
04の直径よりやや大きい直径を有している。極部分224に隣接する構成物2
20の端部の所に、環状頭部あるは拡張部224がある。極部分202の端面2
10には、縁が環状周辺フランジ228により囲まれている凹部226が設けら
れている。凹部226の直径は、ビード224の外端を受け入れるサイズになっ
ており、フランジ228のサイズは、図1の中で示されているとおり、フランジ
が端を構成物の上に中へ曲げらることができるよなものになっていることで、電
機子プランジャ部分204と電機子の極部分202との間をきっちりと接続して
いる。
【0029】 下記に説明されている方法で、電機子200を座っている位置に押したり復帰
させたりするためのコイルばね240の形状の変位手段が設けられている。復帰
ばね240の一端は、外側の環状の周辺の所に固定されている、比較的薄い形状
の、ワッシャー状の金属エレメントの第1ばねリテーナ244の環状ショルダ2
42の中に座っており、金属エレメントは、溶接リング50とハウジング部分4
0との間の結合部の中のエレメントの外側の環状の周辺の所で固定されている。
リテーナ244の中の中央開口部の直径は、プランジャ構成物220と頭部22
4の直径より大きく、一般的に開口部と同心である。復帰ばね240の反対側の
端部は、取り外しができるようにプランジャ拡張部220の上に、下記で説明さ
れる方法で取り付けられている、第2ばねリテーナエレメント250の外面の上
の環状ショルダ248の中に座している。リテーナエレメント250は、図1の
中に示されているとおり、復帰ばねを受け入れるようなサイズとなっている外径
を有し、またショルダ248を提供している環状リムあるいはフランジが設けら
れている般的にスリーブの形態である。エレメント250の内径のサイズは、プ
ランジャ拡張部220に篏合できるようなものになっている。構成物220の中
の環状溝の中のロッキングリング254は、エレメント250内部環状ショルダ
に係合しているので、エレメントを、下記に説明されている方法で構成物220
の上に取り外しできるように支えることができる。
【0030】 本発明に従った実施形態のポンプは、作動するように電機子200に連結され
ており、ポンプの入口の開閉のためのハウジングの流体を受け入れる領域の中の
所にある逆止弁手段24から成る。特に、逆止弁手段24は、電機子が、座して
いる位置にあるときに、ポンプ入口を閉鎖するための所に置かれ、変位され、ま
た電機子が、前進ポンプストロークと連動する運動を開始した後で、入口を開く
ことができるバルブ部材から成る。図1の中の実施形態の中で、逆止弁24は、
入口18と電機子プランジャの端面216との間にある流体受け入れチャンバ1
4の中の所にある。逆止弁手段24は、本体あるいは、バルブ構成物110の縁
に面しており、また密閉して接触するようになっている表面を有するディスク形
態のシート270と、ディスク270と接触している裏当てエレメントあるはプ
レート272、電機子端面216と接触しているシム274、とまた裏当てエレ
メント272とシム274の間にある円錐コイルばねの形態の変位ばね276か
ら成る。シート270は、通路の中に緩みを持たせた位置の所にあり、また比較
的薄い。その結果温度の変化あるは各種の溶液によるシートの膨張が、ストロー
ク毎に送られる溶液の体積にあまり影響を与えない。シートの構造により、シー
トとハウジング部分30の中の通路との間の間隙を減らすことができる。より小
さな間隙とより薄いシート270の双方は、電機子200が座っている位置にあ
るときの流体受け入れチャンバ14の体積の削減に著しく貢献する。裏当てエレ
メント272は、常にまた電機子200が座っているときに、ばね276のため
の支え面を提供する。変位ばねは、電機子が座った位置にあるときに、ほぼ平ら
な形状まで圧縮される。
【0031】 操作に当たって、入口18は、導管134を経由して、ポンプで送られるべき
流体の供給源に接続され、また導管60を経由してポンプで送られる流体のため
に使用される点あるいは所に接続される。電機子200は、電磁手段140の給
電に反応して、前進ポンプストロークを経由して運動する。給電されたマグネッ
ト140の一つの方法は、バッテリーからキャパシタを充電してから、キャパシ
タをコイル144を経由して放電することである。コイル144に給電するため
に、公知のもう一つの方法を、無論使用することができる。マグネット130へ
の給電に先立って、逆止弁24は、本体270の表面が、入力口18から流体受
け入れチャンバ14への流体の連絡を閉鎖するために、入口継手管通路の開口部
を囲んでいるバルブ構成物110の縁に対して座している所にある。電機子20
0が座っている位置で、極部分202は、ダイヤフラム160から間隔が置かれ
ていることで、磁気回路の間隙を画している。座っている位置で、極部分202
とダイヤフラム160との間の間隙は、最長である。
【0032】 コイル144が、給電されたとき、電機子の極部分202は、マグネット14
0に向けて吸引されるので、それによって電機子200をダイヤフラム160に
向けて引っ張る。磁束は、電磁コア142と、ワッシャー150と、電磁ハウジ
ング146と、ハウジング146の端面と電機子の極本体202の端面との間の
ダイヤフラム160の周辺から成る部分と、電機子の極本体202と、電機子の
極面208とダイヤフラム160との間の間隙から成る磁気回路を経由して移動
する。電機子200が、前進ポンプストロークに移動すると、即ち図1から見て
左に移動すると、電機子の極の本体202は、更にダイヤフラム160に向けて
移動し、それによって磁気回路の中の間隙を減らす。電機子200の前進ポンプ
ストロークの間、流体は、下記に詳しく説明されているとおり、領域56と通路
58を経由し、出口20を経由して、押し出される。
【0033】 逆止弁24は、電機子200に対して自由に運動するので、電機子200がダ
イヤフラム160に向けて引っ張られたとき必ずしも運動しない。座していると
き、逆止弁270の表面は、後で逆止弁本体270とまた圧縮されたばね276
と接触する電機子200の上で作動するばね240により、バルブ構成物110
の縁と接触したままである。電機子200が、ダイヤフラム160に向けて引っ
張られたとき、ばね240の力は、もはや逆止弁24に伝導されないので、バル
ブ構成体110に対して逆止弁本体270の表面を保持している力は、一般的に
ばね240により提供される力より小さい力を提供するばね276により提供さ
れる力まで減る。電機子200が、充分な速度で電磁手段140に向けて引っ張
られたとき、プランジャ204の端面216と逆止弁本体270との間のポンプ
ハウジング12の中の圧力は、ポンプ入口18の所のレベルまで降下し、逆止弁
24の上で作用する入口18からの流体の圧力から来る正味の力は、逆止弁27
0の表面を入口継手管の端との接触から離すように動かそうとする。流体の圧力
から来る正味の力が、ばね266により提供される力に打ち勝つと、逆止弁24
は、入口継手管から離れて移動して、流体は、ポンプ本体に流れ込む。事実、流
体を、ほぼ圧縮することができないので、逆止弁24は、電機子が200が流体
をポンプ出口20から押し出す速度に達したと同時に開く。電機子200の前進
ポンプストロークは、電機子の極の面がダイヤフラム160との接触に接近して
終了する。電機子の速度が、極部分202の運動の移動速度が、最早電機子のプ
ランジャ204とハウジング部分30の中央内部の通路の表面36との間の漏洩
率を超えないレベルまで低下したとき、ポンプハウジング12の中の圧力は、降
下し始める。逆止弁24を横断する圧力の差から来る力が、最早ばね266の力
に勝てなくなったときは、逆止弁部材270は、バルブ構成物110に向けて移
動して、ポンプの入口18から流出することを妨げる。
【0034】 従って、前進ポンプストロークの間、プランジャ204のポンプの下流の内部
の体積の減少があり、またプランジャ204のポンプの下流の内部の対応する体
積の増加がある。従って、ポンプ10の合計内部体積が、ポンプ送り込みストロ
ークの間変化しないので、流体は、入口18に流れ込んで、プランジャ204の
前進運動で、出口20から同時に流れ出す。前進ポンプストロークの間、バイパ
ス逆止弁86は閉じられる。従って、前進ポンプストロークの間、流体は、入口
18を経由して流れ、プランジャ204の上流の増加した内部体積を満たして、
流体は、ポンプ入口20を経由して流れ出て、プランジャ204の上流の減少し
た内部体積を埋める。従って、プランジャ204下流のポンプの内部の体積は、
流体送り込みチャンバである。バイパス回路により、プランジャの復帰ストロー
クの間、プランジャ204の回りで流すことができる一方で、逆流が、逆止弁2
4により防止される。
【0035】 コイル144の電気的励磁が終ったとき、電機子200は、変位ばね240の
力で、反対方向に、即ち図1から見て右に、電機子が、座る位置まで移動させら
れる。復帰ストロークの間、バイパス逆止弁86は、前記で説明されているとお
り、電機子200の復帰運動が、比較的早い結果、開かれる。電機子200の復
帰運動ストロークの間、逆止弁24は、一次的にばね276の力で、逆止弁のシ
ートの上に働く出口と入口との間の圧力の差により補完されて、バルブ構成物1
10に対して保持されている。復帰ストロークが終ったときは、ばね力は、ばね
240のばね力まで増加する。平均ポンプ送り込み速度は、電機子200の座る
位置への復帰速度により決定される。従って、バイパス逆止弁86により提供さ
れる電機子200の比較的早い復帰速度は、発揮できるポンプ送り込み速度を最
大限まで上昇させる。電機子200は、入口18が閉じられると、座った位置の
ままであり、マグネット140に再び給電されてたときに起こる次の前進ポンプ
ストロークを待つ。
【0036】 電機子200の復帰運動ストロークの間、逆止弁24は閉じれられて、バイパ
ス逆止弁86が開かれる。逆止弁86から成るバイパス回路で、プランジャ復帰
ストロークの間にプランジャ204の回りで流すことができる一方で、逆流は、
逆止弁24により妨げられる。プランジャ204の上流の内部の体積は減り、余
分な流体は、バイパス逆止弁86を経由して体積から取り除かれる。プランジャ
204の下流の内部の体積は増大し、流体は、バイパス逆止弁86を経由して流
体の流れにより増大した体積に流れ込む。
【0037】 前記のポンプ10の作動は、さらに図2から5の中に示されている。図2は、
前進と復帰ストロークの段階のそれぞれの場所にあるポンプ10の主たる構成部
品を示している。図3は、電機子200が、矢印300で示されている前進方向
に移動し、流体が、出口20から矢印302で示されている方向に流れ出て、矢
印304で示されているとおり導管58を経由して出口20から流れ出て、それ
から流体が、矢印306で示されているとおりに入口18を経由して、座ってい
ない逆止弁24を通過して流体受け入れチャンバ14に流れ込んだときの、前進
ポンプストロークを示している。前進ポンプストロークの間、バイパス弁86は
、閉じられている。
【0038】 図4は、前進ポンプストロークが完了したときのそれぞれの場所にあるポンプ
10の主たる構成部品を示している。電機子200は、ダイヤフラム160との
接触に接近し、逆止弁24は閉じられ、バイパス弁86は閉じられる。チャンバ
16から流出し出口20を経由して流れ出る流体の流れは、完了し、流体は、受
け入れチャンバ14に満たされる。図5は、電機子200が矢印308の方向に
移動し、逆止弁24が閉じられ、バイパス逆止弁86が開かれたときの復帰スト
ロークを示している。流体は、矢印310により示されているとおり、受け入れ
チャンバ14から、座っていない逆止弁86を通過して、通路72と70に流れ
込み、それから電機子200の次の前進ポンプストロークに備えて、矢印312
により示されているとおり出口16に流れ込む。
【0039】 長期的密封は、比較的強いばね240により提供され、電機子200が、前に
進められている間の短期的密封は、比較的弱いばね276により提供される。そ
の結果、ポンプのストロークが小さい間逆止弁24を横断する圧力が低下する一
方で、ポンプが操作されていないときの逆流に対して満足の行く密封を実施する
ことができる。
【0040】 極部分202と比較して電機子プランジャ204の比較的小さい直径ことによ
り、ポンプは、存在する磁気回路を飽和させることなくより高い背圧に対抗する
ことができる。形態のもう一つの利点は、所定のストローク体積に対して、プラ
ンジャ204のより小さい直径で、直線的ストロークを長くすることができると
言うことである。利点は、シートの膨張あるいはストローク体積の効果がより小
さいので、ストローク体積の安定性を改善する傾向がある。もう一つの利点は、
電機子200が座っている位置のときのポンプチャンバ14の体積が、プランジ
ャ204とハウジング部分30の中の通路のより小さな組合せに対して、より小
さいと言う事実から生ずる。
【0041】 電機子200と対面しているバリヤ160の表面には、電機子200に向けて
かあるいは面しているややオフセットのある部分316が設けられている。オフ
セット部分316が形成されている方法は、本明細書の下記で更に詳しく説明さ
れる。バリヤ160の表面の中のオフセットの度合は、バリヤ160の完全に平
であるか平面の表面と比較して、復帰ストロークの間の電機子200の行動を変
えるのに充分である。特に、バリヤ160のオフセットは、気体と液体の界面が
、バリヤプレート160と接触して極面の周囲を囲んでいる場合に起こる可能性
がある電機子の極の面の所の圧力差を減らすと信じられている。気体と液体の界
面は、そうでなければ、電機子の復帰ばねの力に打ち勝って電機子の極の面の所
の圧力差を支えることで、電機子200の復帰ストロークを遅くするか抑えるこ
とができるはずである。従って、バリヤ160のオフセット表面は、液体とガス
の界面が存在する中で、一定の条件下でバリヤ160に近い電機子の極の面を支
えることができる力を減らすのに役立つ。バリヤ160のオフセット表面は、ま
たプランジャの復帰ストロークが開始される所で、電機子の極の面をバリヤ16
0から分離するための時間を減らすのに役立つ。作用は、粘度の高い流れの効果
であり、液体とガスの界面が存在しなかったとしても起こる。
【0042】 電機子のプランジャ部分204とハウジング部分30の内面36との間の比
較的小さな間隙がある。より厳格な必要条件が、ポンプの脈動体積の精度に対し
て課されるので、より小さな間隙が、必要となり、このことは、他方で、プラン
ジャ204とシリンダーあるいは表面36アセンブリのより良好な整合を必要と
する。本発明のポンプは、電機子200を伸ばされたプランジャとシリンダ36
の上のみで誘導することで、簡素化を提供する。言い換えれば、電機子プランジ
ャ部分204とハウジングの表面36との間に比較的狭い幅の間隙があり、プラ
ンジャ部分204の長さは、電機子200のハウジング20の中の誘導運動のた
めの唯一の手段を提供するように選択される。伸ばされたプランジャ204とシ
リンダ36は、またプランジャ204とシリンダ36との間の間隙を経由する流
体の漏洩を減らす傾向があり、これによってある程度より大きな間隙をプランジ
ャ204とシリンダ36との間に設けることができる。諸変更の結果、組立の間
に、プランジャ204あるいはシリンダ36関連部品の何れの整合をも必要とし
ない一方で、プランジャ204とシリンダ36の精度は、それでも高いはずであ
る。
【0043】 例示としてのポンプの中で、軸方向端面216からハウジング壁54が入って
いる平面まで測った電機子プランジャ部分204の長さは、約0.21インチで
ある。プランジャ部分204の直径は、約0.07000インチから約0.07
030インチであり、通路36の直径は、約0.07040インチから約0.0
7055インチである。
【0044】 電機子の極部分202の本体は、全部同じ材料である、本体の表面208は、
全体にわたって均一でありまた滑らかである。電機子の極部分202の本体は、
前記で説明されている、環状フランジ228とプランジャ構成部220の間の先
端曲げ係合が保持されるように比較的低い変形回復力を有しているクロムと、モ
リブデンと、また鉄の合金で形成されている。従って、極部分202の端面21
0の上で先端が曲げられるフランジ228を使用する、電機子の極部分202と
プランジャ部分204との間の取付方法で、組立の間、機械仕上げ加工を必要と
せずに、極部分202の対向する表面208を滑らかなままとすることができる
。この方法では、如何なる非磁性材を磁気回路に挿入せず、前記で述べられてい
る先端曲げの外側材である合金の比較的低い変形回復力により比較的より強固な
取付を提供する。
【0045】 復帰ばね240のアセンブリの中で、前記で説明されているとおり、電機子の
極とプランジャ部分202と204の後で、電機子200の上のリテーナ244
と250とロッキングリング254は、先端曲げフランジ228により構成物2
24の上にそれぞれ互いに結合され、第1リテーナエレメント244と復帰ばね
240は、プランジャ部分204の上に沿って極部分202に向けて移動する。
内側のリテーナ250は、それからプランジャ部分240に沿って、リテーナが
ばねの中に篏合され、ショルダ248がばね240の端部に係合する、電機子構
成物220の中に移動する。次にリテーナ250は、ばね240の力に抗して、
軸方向に、極部分202に向かって移動させられ、ロッキングリング254が、
取り付けられ、またリテーナ250は、図1の中に示されているとおり、開放さ
れて正しい場所にロックされる。
【0046】 従って、ポンプ10の製造の間にアセンブリへのアクセスを設けるために、復
帰ばね20とばねリテーナ244は、取外しが可能なように予め設計されている
。内側のばねリテーナ250は、プランジャと内部のばねリテーナを係合するロ
ッキングリング254により固定される。ロッキングリテーナを取り外すために
は、内側のばねリテーナ250を、極部分202に向けて、内側のばねリテーナ
250が、ロッキングリング254から開放されるまで移動する必要がある。寸
法は、アセンブリがポンプの中に取り付けられたときに、内側のばねリテーナ2
50が、ロッキングリング254が開放される前に外側のばねリテーナ244に
接触するように選択される。従って、ポンプが組み立てられた後で、ロッキング
リング254を、取り外すことができない。ポンプの組立に先立って、内側のば
ねリテーナ250と復帰ばね240を、プランジャアセンブリの上に容易に取り
除くか、あるいは再設置するとができる。
【0047】 本明細書の中で開示されているタイプのポンプの操作に当たって、当初のスト
ローク設定によるストローク体積が、目標とする体積に近いかどうかを確かめる
ことが重要である。これまで入手できたポンプの中では、前記の体積の設定は、
ポンプを組み立てて、呼び水してから、送り出されるストローク体積を計測して
から、適切なサイズのシムを挿入するか取り除きながら、再度ポンプに呼び水し
ながら、再度ストローク体積を計測しながら、所定時間、例えば約16時間操作
することで達成された。作業の基本的理由は、寸法許容限度のつじつま合わせで
ある。ピストンを通過する流体の漏洩量を決定する外形寸法ストロークとピスト
ンとシリンダの直径を決定することを伴う部品の物理的寸法は、実際の送り出さ
れるストローク容積の決定次第である。役立つシムの形状に到達するためのより
効率的な方法により、ポンプを組み立てるのに必要な時間を節約することができ
、また方法で、手に入れることができる試験機器により、より多くのポンプを処
理することができる。
【0048】 本発明に従って方法を達成するための取り組みには、呼び水を失わないでシム
を取り替えることができる、シムの形態を開発しなければならない。図6から8
を引用して、図1の中で示されているものと同様の構成部品を、「’」符号が与
えられている同じ参照符号を引用して探すことができる。即ち、極部分202’
とプランジャ部分204’から成る電機子200’は、固定された長さであり、
ハウジング12’は、送り出されるストローク体積を調整するために、構成部品
の一組の間の所にある一般的に参照符号320が振られているシム手段を有する
構成部品30’と104’の一組から成る。シム手段320は、ハウジング構成
部品30’と104’の間に恒久的に置かれている個体のシムエレメント322
から成り、1枚あるいはそれ以上の割りシムエレメント324が、取外しできる
ようにハウジング構成部品30’と104’の間に置かれている。個体のシムエ
レメント322は、図7の中に示されており、エレメントをハウジング構成部品
104’のボス状の延長部108’の上に置かれる直径の中央開口部326を有
するディスク状であ。シム322の外径は、ほぼハウジング構成部品30’と1
04’の外径と等しい。図8は、ディスクの半分を形成している割りシムエレメ
ント324の半身を示している。半円形の凹部328の形状は、ハウジング構成
部品104’延長部108’の外周の半分を受け入れることができるようになっ
ている寸法となっている。2枚の割りシムエレメント324は、延長部108’
の直径方向に対向する部分の上に設けられている。必要に応じて、複数の枚数の
シムエレメント324を、アセンブリに隣接して使用することができる。
【0049】 ポンプには、またシム手段と連動して、ポンプ10の呼び水を失うことなく、
シムを構成部品から取り外すことができるようになっているOリング形状の流体
密封手段が設けられている。Oリング330は、フェルール座104が、ポンプ
ハウジング構成部品30’に向けて移動したときに、空気が流路に漏洩すること
防ぐのに使用され、割りシムエレメント324は、ポンプの両側から挿入される
。種類の構成に伴う潜在的な問題は、ポンプストロークの間のOリング330運
動の可能性である。これは、ポンプの揚水の間の偶発的変化に至ることがあるポ
ンプのストロークを変える可能性がある。この問題は、Oリングを、圧力リング
332の溝の一端に閉じ込めるための圧力リングを入れることで対処されてきた
【0050】 従って、ポンプ10’により送り出されるストローク体積を調整するために、
外側にシムを挿入することが、導入される。外側にシムを挿入することで達成す
べき目的は、新しいストローク体積を正確に計測する前に、空気を流路に入れる
ことなく、従って、再度呼び水を実施することなく、シムを脱着することでポン
プを好ましいストローク体積に調整するのに必要な時間を短縮することである。
【0051】 本発明は、破損のレベルを、ポンプを通過する僅かな薬品分子まで高める要因
となる可能性があるポンプの操作に伴う潜在的な問題を把握することに的を絞っ
ている。問題は、ポンププランジャ204の初期の運動の間に生ずる。プランジ
ャが、最初に運動し始めると、ポンプチャンバの体積(プランジャ面210と逆
止シートとの間)は、増大し始める。初期の運動の間、しかし、逆止弁24は、
ゴムのシートディスクの圧力が緩められるまで閉じられたままである。プランジ
ャ204が大きく移動するまで、逆止弁24を完全に開くことができない。
【0052】 少なくとも、キャパシタ放電のピークの間、電機子200に掛けられる磁力は
、ポンプチャンバの中の圧力を真空に駆動するのに充分である。行き止まり点の
圧力容量は、20psidである。従って、電機子ストロークの初期の間に、プ
ランジャが運動することで空けられた体積を満たすために、ポンプチャンバの中
の流体ことが、ガスとなって噴出することが少なくとも分かる。更に、逆止弁が
、最初に開いて、流体が、噴出してポンプチャンバを満たすので、流体の中に非
常に高い剪断状態が存在するはずである。現象の何れも、薬品を損なう可能性が
ある。状態を、逆止弁の直径を大きくすることで改善することができる。理想的
には、逆止弁の密封面の直径を、プランジャの直径に近付けなければならない。
そうであれば、ストロークの初期の間、逆止シートの圧力を緩めること自体で、
電機子の運動により排除された体積を作り出すことができる。もしガスとなって
噴出する現象が現在のポンプの中に存在する場合は、現象を、より逆止弁の大き
な直径により除去することができる。プランジャ204の最初の運動の間の高い
剪断を、減らさなければならず、また効果が、相乗されて薬品の安定に大きな影
響を与える。
【0053】 改善された逆止弁340は、名前と「”」が付けられている参照符号で図1の
ポンプと同様の構成部品を探すことができる、図9と10の中に示されている。
改善された逆止弁340は、ポンプ10を経由して通過する僅かな薬に対する損
害を減らすことで流れ特性を改善するために設けられる。逆止弁340は、本体
部分342とステム部分344から成る。適当な弾力性のある材料の弁シート3
46は、ハウジング本体部分30”の端部に形成されている中央の軸方向の凹部
の中にある。シート346は、正しい位置に、中央のハブ状の延長を有している
、ハウジング部分30”の中の凹部に篏合されており、シート346の表面と接
触しているフェルール部分350により支えられている。逆止弁のステム部分3
44は、軸方向に、フェルール350を経由して伸びており、変位ばねアセンブ
リを支えている。特に、ステム344に対して同軸となっているコイルばね35
4は、一方の端でフェルール350と突き合わされ、他方の端で、ステム344
の端部の上でばねリテーナアセンブリ356と接触している。リテーナアセンブ
リ356は、ステム344を経由して伸びているピン358と、またステム34
4を受け入れるための中央の開口部が設けられている一組の逆立ちしたカップ状
のリテーナ360と362から成る。ばね354は、リテーナの一方の中に座り
、ピン358は、他方のリテーナにより受け入れられる。本体124”により受
け入れられている環状保持エレメント370は、アセンブリ356を囲み、ディ
スクフィルター372を支持している。
【0054】 逆止弁340は、更に詳しく図10の中に示されている。ピン358を受け入
れるための貫通している孔あるいは開口部374が、ステム部分344の端部の
付近に設けられている。環状凹部376が、本体部分342とステム部分344
との間の結合点の所に形成されている。環状密封面378は、凹部376の外周
と本体部分342の環状周辺面360との間で画されている。本体部分342の
反対側の軸方向の端部面382は、電機子の端面216”に対面している。環状
凹部378を設けることで、逆止弁の密封面378を、半径方向に外側に移動さ
せることができる。言い換えれば、図9と10の逆止弁の構造で、図1の中の逆
止弁の直径と比較して、著しく大きな直径の密封面を作り出すことができる。例
示として、密封面378は、図1の中に示されているような逆止弁配設の中の0
.04インチの直径の密封面と比較して約0.06インチの直径を有している。
前記の説明を他の方向から検討してみると、電機子プランジャ部分の断面面積は
、図1の中に示されているタイプの配設の中の逆止弁の面積より3倍以上大きい
。図9と10の逆止弁配設の中で、電機子プランジャ部分は、逆止弁密封面37
8の面積より約たったの36パーセントだけ大きいでだけである。図9と10の
逆止弁の配設で、ポンプで送られる薬品に掛かる応力が、著しく少ないと信じら
れている。
【0055】 図1の中に示されているタイプのポンプの摩耗特性は、ポンプが、溶液を送り
だしている間は、満足できるものである。ポンプが、真空状態で空で操作された
場合、摩耗は、更に深刻となる可能性がある。問題は、ポンプが、ストロークの
間摩耗するチタンの上の酸化層が、ストロークの間に自分で再構築されないのよ
うな条件で操作されたとき起こるものと信じられている。同じ硬い材質でできて
いるプランジャ204あるいはシリンダ36あるいあその双方が、摩耗を防ぐ可
能性がある。ダイヤモンド状ナノコンポジット材が、摩擦とチタニウム6A14
Vあるいは同様の材料の摩耗を減らすと言う試験の実証がある。前記に関する更
に詳しい情報については、著者V.F.Dorfmanの、薄い固体フィルム、
212(1992)267−273による「ダイヤモンド状ナノコンポジット(
DLN)」を参照できる。ダイヤモンド状ナノコンポジット材は、アモルファス
炭化水素材のカテゴリーに入る。また摩耗偶力の片面のみコーティングしただけ
ででも良好な結果を得ることができると信じられている。この目的のために考え
られる他の多くのコーティング加工と同様に、ダイヤモンド状ナノコンポジット
材のコーティング加工は、照準線蒸着加工であり、シリンダ36の表面ではなく
、プランジャ204の外面をコーティングすることが可能である。例として挙げ
ることができる市販のコーティング材は、登録商標Dylynとしてニューヨー
ク州、Advanced Refactory Technologies I
nc.of Bufflaloにより発売されているものである。
【0056】 例えばイオン注入のような、もう一つの表面加工あるいはコーティングを、使
用することができる。炭素、窒素あるは水素イオンで、満足がいく結果が得られ
ると考えられる。耐摩耗性を増すためのイオン注入によるチタン表面処理に関す
るより詳しい情報については、著者F.M.KustasとM.S.Misra
の、題名「チタン合金の摩擦と摩耗」ASMハンドブック18巻、1992年版
、頁779−783を参照することができる。
【0057】 機械的摩耗に曝されないポンプの内面のコーティングすることで、ある程度の
利点を得ることもできる。例えば、ダイヤモンド状ナノコンポジット材のような
コーティングで、ポンプを通過する薬品との表面の適合性を改善することができ
る。劣化したインシュリンがシートフェルール表面に沈澱する傾向を、コーティ
ングで減らされるとしたら、構成物110を経由して周期的にゴムのシートディ
スクと接触するシートフェルール104は、有利である。
【0058】 図1の中で、一般的に390の参照符号が振られているコーティングは、電機
子プランジャ204の外面上であり、また前記の説明に従った非晶質炭化水素コ
ーティングあるいはイオン注入表面加工の代表である。プランジャ204上のコ
ーティング390は、プランジャがシリンダ36内で運動するときの摩擦を減ら
し、プランジャ204が、送り出される流体により通常提供される潤滑無しで乾
燥して往復した場合の極端な摩耗の可能性を減らす。
【0059】 図11から13は、本発明のもう一つの実施形態に従った電機子の極部分40
0を示している。図1から5の極部分202と同様に、極部分400は、バリヤ
手段160に対面している(図11から13の中には図示されていない)第1軸
方向端面402と、また入口18と対面する(図11から13の中には図示され
ていない)対向する軸方向の端面404を有する一般的にディスクの形状の本体
から成る。極部分400には、図1から5の実施形態と同様の方法で、電機子の
プランジャ部分の端部を受け入れるための(図11から13の中には図示されて
いない)、環状周辺フランジ408により縁取られている凹部406が設けられ
ている。
【0060】 実施形態の電機子の極部分400には、部分を貫通する少なくとも1本の通路
手段が設けられており、例の中では、4本の孔あるいは通路410と、412と
、414と、また416が示されている。通路410〜416は、軸方向端面4
02と404との間の電機子本体400の軸方向の全長を経由して伸びている。
複数の半径方向に配設されている凹部420と、422と、424と、また42
6が、端面402の中に設けられており、通路410と、412と、414と、
また416とそれぞれ連結されている。凹部420〜426は、本体400の外
周に向けて伸びている。通路410と、412と、414と、また416は、電
機子が入口18に向けて運動する間の電機子の極部分400が、バリヤ手段16
0から分離するのに必要な時間を節約して、バリヤ手段160と極部分400と
の間の表面圧力効果を減らすのに役立つ。通路手段410と、412と、414
と、また416により画されている流体を流すための通路は、電磁手段130(
図11から13の中には図示されていない)への給電が終ったとき、前記の結果
をもたらし、ばね240(図11から13の中には図示されていない)の力は、
電機子の極部分400に向かって、バリヤ手段から移動を始める。通路410と
、412と、414と、また416に入る初期の流体の流れは、凹部420と、
422と、424と、また426により高められる。前記の性能は、中央の円錐
状の構成部あるいはバリヤ手段160により、前記で説明されているとおり、更
に高められる。
【0061】 本発明のポンプ10を製造するのに使用されるコイルの組立工程の簡素化は、
顕著な改善である。従来技術のポンプでは、組立工程が、予めコイルが巻かれた
スピンドルを、コイルのケースのダイヤフラムの端部に差し込んでからエポキシ
で埋める長い一連の時間を浪費する段階から成る可能性がある。埋め込まれたコ
イルとケースを更に精密に粗い円錐形に機械加工してから、ダイヤフラム溶接リ
ングアセンブリにエポキシで接着する。ダイヤフラム自体が、ポンプ内で生成さ
れる周期的圧力に抗することができるほど強くないので、ダイヤフラムを裏から
支えるエポキシで、ダイヤフラムを確実に支えるこが重要である。目的を達成す
ることは困難である。多重再埋め込み段階が、場合によっては必要である。真空
埋め込みは、埋め込み段階の回数を減らすが、使用される装置が複雑であり、各
埋め込みサイクルの後で丁寧な洗浄を必要とする。コイル面の接着の後のダイヤ
フラムの形状が、完全に平坦でないことが重要である(ダイヤフラムと接触する
極のボタンの表面が平坦であると仮定して)。極のボタンとダイヤフラムが平坦
であったとして、プランジャは、粘性効果のためにゆっくりと座した位置に復帰
しようとし、空気と液体の界面が、存在した場合は、プランジャが完全に復帰し
ない恐れがある。また2枚の面の不完全な整合が、磁気回路の間隙を増やし、ソ
レノイドの効率を落とすので、表面が、平坦性から著しく乖離しないことが必要
である。従って、コイル面とダイヤフラムの形状を、注意深く管理しなければな
らない。従来の技術のポンプの中で、極のボタンは、平に重ねられ、ダイヤフラ
ムが取り付けられる前に、ダイヤフラムと埋め込まれたコイルとケースの形状は
、組立られた面を機械加工することで制御される。機械加工は、製造工程を中断
し、組立に要する費用を押し上げる可能性がある。
【0062】 要約すれば、簡素化されたコイルの組立工程は、次のとおりである。コイルケ
ース146は、先端に曲げる縁が付いていない筒状であるので、スプール142
にコイル144の副アセンブリを、ダイヤフラム160に対向する端部から挿入
することができる。これにより、ダイヤフラムを、コイル面に接着して、コイル
をケースの中に埋め込むことを同時に行うことができる。当初、ダイヤフラムの
溶接リング50と162アセンブリを、ダイヤフラムが固定具の上に押し下げら
れたときダイヤフラムが変形してダイヤフラムの縁がダイヤフラムの中央から0
.0001”インチから0.002”インチ上に隆起するような方法で形状が作
られる固定具の上に置く。固定具は、下記に詳しく示され説明される。コイルケ
ース146の表面の下部はエポキシでコーティングされて、ケースを溶接リング
162の上に着実に接着され、コイルケースは、それからダイヤフラムアセンブ
リの上に置かれて、適切な方法で押し下げて固定される。コイルケースは、それ
から、スピンドルとコイルを挿入した後で、部分的にエポキシが、コイルケース
がほぼ確実に充填されるように予め決定されたレベルまで充填される。スピンド
ルと、コイルと、またコイルワッシャー150と158アセンブリは、それから
ケースの中に挿入されて、下記で説明される方法で、ばね圧が掛けられたアーム
により押し下げられて固定される。比較的簡単な装置を応用することができ、コ
イルケースは、単純な部品となり、機械加工段階は省かれる。組立工程は、有利
に比較的早い。
【0063】 図14から19は、前記の方法を実施するための好ましい固定具アセンブリ4
40を示している。固定具440は、対応する孔444の中にきっちり篏合され
ているがしかし中で軸方向に動かすことができる各々にロッド状の突き棒446
が入っている一連の孔444から成る個体の矩形のベース442から成る。各々
は、図14と15の中に示されているとおり、固定具ベース442の頂上面45
0を超えて突起している一方の端448を有している。各々の突き棒446の対
向する端部452は、固定具ベース442の対向するか底の面456に隣接して
、各孔444の端部の中にねじで固定する設定ねじ454により係合されている
。固定具アセンブリ440の使用中、ベース442の対向する面450と456
に隣接する領域にアクセスすることができるように、ベース442を、クランプ
あるは他の適切な支持手段(図示されていない)で支えることができる。
【0064】 固定具アセンブリ440は、更に、図16と17の中で詳しく示されている、
長い矩形の棒状あるは帯状の頂上クランプ部材460から成る。示されている配
設の中で、部材460は、固定具ベース442の頂上面450とほぼ同じ長さと
幅である。部材460は、反対に配設されている面462と464を有しており
、後者は、固定具の頂上面450に面している。部材460には、第1の一連の
間隔が置かれた、下記で説明される方法で、対応するコイルアセンブリの外側の
ケースをきっちりとしかし一端で取り外すことができるように受け入れる直径を
有する円形の開口部466が設けられている。開口部466の各々は、下記に説
明されている目的のために、面462に隣接する環状ショルダ468を入れるこ
とができるように形成されている。部材460には、また部材を固定具ベース4
42に取り付けるためのショルダねじ472を受け入れるために、第2の一連の
間隔が置かれた円形の開口部470が設けられている。開口部466と470は
フ゛サ゛イ460の長さに沿った関係で互いに間隔が空けられる。各ショルダねじ4 72は、部材460の表面462と係合する一方の端部に頭474を有している
。ショルダねじ472は、固定具442の表面456の中に設けられているねじ
山孔478に接続される反対の端部にねじ山476を有している。
【0065】 固定具アセンブリ440は、更に、部材460により支えられており、下記に
説明されている方法で、コイルケースアセンブリと連動するように開口部466
の各々がが設けられているクランプ手段484から成る。クランプ手段484は
、腹材あるいは中央部分486と手段から伸びている一組のアーム部分488と
490を有するほぼU形の板ばねエレメントから成る。ウェブ部分486には、
下記に説明されている目的のために、ボタンエレメント494を受け入れるため
の開口部492が設けられている。アーム部分488と490は、ばね484を
部材460に連結するための棒部材460の中の開口部504と506の中にそ
れぞれ篏合されるピン500と502をそれぞれを受け入れるための開口部49
6と498を有している。
【0066】 方法は、固定具アセンブリ440を使用して、下記の方法で実施される。糊付
け/充填用固定具440のベースアセンブリ442は、ベース442と、突き棒
446と、また設定ねじ454を使用して予め組み立てられる。各突き棒446
は、コイルアセンブリが、突き棒446の端の上に置かれたとき、糊付けされる
コイルアセンブリが、丁度ベース442の表面450の上になるように設定ねじ
454により位置が決められる。それから、各々ダイヤフラム160とダイヤフ
ラムに固定されている溶接リング50と162から成る複数のバリヤアセンブリ
が、用意され、そのバリヤアセンブリの一つは、図20の中に示されている。エ
ポキシのような充填材が、溶接リング162の内面510に供給される。それか
ら、コイルアセンブリケース146の一端が、捻る方法で充填材を分布させて取
り付けられる溶接リング162の上に置かれる。代案として、ケーシング146
の端部の外面に、エポキシを塗布することができる。ケース146は、ケースを
溶接リング162の中にきっちりと受け入れることできるような外径を有してい
る。それから、ケース146と、溶接リング50、162と、またダイヤフラム
160の組合せは、突き棒446の端448の上に置かれる。前記は、固定具ア
センブリ440の中の各突き棒446に対して反復される。その結果、各ケース
146とバリヤアセンブリ160と、50と、また162は、各ケース146が
、一般的に上を向いているケースの開放されている端で一般的に垂直に配設され
るように支えられる。
【0067】 次に、図14の中に示されているとおり、頂上クランプ部材460を、ケース
146の開放された端部の上に置いて、開口部466の環状ショルダ468を、
対応するケース146の軸方向の面に突き合わせるようにする。クランプ部材4
60は、段付きねじ472の手段で正しい位置に固定される。それから設定ねじ
454を、突き棒446を上に移動するように進めて、各ケース146と関連す
るバリヤアセンブリの正しい位置に固定する。
【0068】 スプール142の上の各々コイル144から成る複数の電磁アセンブリが、設
けられる。図21の中に示されているセンタリングスペーサ520が、ダイヤフ
ラム160の表面上に座るように各ケーシング146の中に置かれる。スペーサ
520は、スプール142の端部を受け入れる直径の中央開口部を有している。
スペーサ520の平坦な大きな縁524は、スペーサ520がケース146の中
に篏合するような直径を有する想像円528の上に乗る4個の小さな縁526に
より結合される。次に、電磁アセンブリの挿入の後のケース146の内部の空間
の大部分を充填するように決定された量のエポキシのような充填材が、各ケース
の内部に導入される。ケース146の内部に、充分なエポキシが充填されるので
、充填材それ自身は、完成したポンプ10の操作中のダイヤフラム160上の圧
力作用に反応するコイル144の移動を防ぐ必要条件を満たす。スペーサ520
の平坦な部分524とケース146の内面との間の空間は、充填材の流れを受け
入れる。
【0069】 次に、スプール142の上のコイル144から成る各電磁アセンブリが、対応
するケース146の中に挿入され、スプール142の端部が、スペーサ520の
開口部522の中に篏合するようにする。電磁アセンブリが、ケース146に挿
入されると、充填材を、コイル144とケース146の内壁の間の空間に排出す
る。それからばねクランプ484が、各アセンブリに取り付けられて、締付け力
が掛けられて、電磁アセンブリを正しい位置に保持する。特に、各々のアセンブ
リに対して、ウェブ部分486の開口部492を受け入れたボタン494と共に
図18と19の中に示されている板ばねエレメントは、図15の中で示されてい
るとおり、ボタン494の端部がスプール142の端部と接触するような位置に
置かれる。アーム部分488と490により支えられているピン500と502
は、棒部材460の中の開口部504と506の中にそれぞれ挿入されて、締付
け力を電磁アセンブリに掛けるためのばね484が、部材460に接続される。
【0070】 前記の方法の最終段階は、ケーシング146の中の充填剤を硬化させることで
ある。これは、装備された固定具アセンブリ440を、予め摂氏57度で熱せら
れた炉の中に置き、最低15時間硬化させることで実施される。硬化サイクルの
間、ばねクランプ484は、一定の締付け力を、各電磁アセンブリに掛ける。硬
化サイクルが完了した後で、ばねクランプ484は、一方で、段付きねじ472
を取り外して電磁アセンブリを完全に取り外すことができるいように固定具ベー
ス442から取り外される棒部材460から取り外される。完成した電磁アセン
ブリは、それからハウジング12と、逆止弁24と、電機子200と、バイパス
弁86から成る残りのポンプ構成部品と前記で説明された他の構成部品結合され
る。
【0071】 前記の方法が、有利にコイルケース146の、先端の曲がりを防ぐ一方で、ケ
ース146の先端の曲がりが好ましいかあるいは必要な事情の中で、固定具44
0を、曲がりを受け入れることができるようにすることができる。図20は、固
定具アセンブリの構成部品440が、互いに連結されて電磁アセンブリに圧力を
掛けるようになっているとき、ダイヤフラム160のオフセット部分316を形
成している表面に浅い中央の凹部532を有する各突き棒446の上面530を
詳しく示している。オフセット部分316の形状は、凹部532の形状により決
定される。従って、平坦にする代わりに、部分316を、凹部532の形状を単
に変更するだけでやや円推形とすることができる。更に、前記で説明されている
とおり、電機子200の復帰ストロークの間、バリヤ160と極部分202の分
離を高めるために、代案として電機子の極部分202の端面208を中央の、平
面のオフセットあるいは円錐部分を持たせるように機械加工することで形状にす
ることは、本発明の範囲内である。
【0072】 従って、本発明が、意図する目的を達成することは明かである。本発明の実施
形態が、詳しく説明されたが、説明は例示として行われたものであり、制約する
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った実施形態のポンプの長さの方向の断面図である。
【図2】 図1のポンプの運転を示す略図である。
【図3】 図1のポンプの運転を示す略図である。
【図4】 図1のポンプの運転を示す略図である。
【図5】 図1のポンプの運転を示す略図である。
【図6】 図1と同様のポンプの部分断面図であり、ストローク体積を調整するためのシ
ムが設けられている。
【図7】 図6のポンプの中のシムの一つの立面図である。
【図8】 図6のポンプの中のシムのもう一つの立面図である。
【図9】 図1のポンプと同様なポンプの部分断面図であり、改善された流入逆止弁が設
けられている。
【図10】 図9のポンプの中の逆止弁エレメントの長さの方向の断面図である。
【図11】 本発明に従った実施形態の電機子の極部分の立面図である。
【図12】 図11の電機子の極部分の断面図である。
【図13】 図11の極部分の反対側の端部の上面図である。
【図14】 本発明の方法を実施するために固定具組立体から取り外された部分の長さの方
向の断面図である。
【図15】 図14の固定具組立体の横方向の断面図であり、該固定具のクランプ手段を示
している。
【図16】 図14と15のクランプ手段の平面図である。
【図17】 部分的に断面の該クランプ手段の側面立面図である。
【図18】 図14と15の固定具のクランプ手段の側面上面図である。
【図19】 クランプ手段の平面図である。
【図20】 本発明の一面を示す部分的な断面図である。
【図21】 本発明の方法の中に使用されるセンタリング・スペーサの平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 3H069 AA01 BB02 CC04 DD21 DD33 EE02 EE12 EE47 5E048 AB10 AD07

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられており、該電機子のプランジャ部分と該ハ
    ウジングとの間に比較的狭い幅の空間があり、また該空間の幅と長さとまた該プ
    ランジャ部分の長さが、該ハウジングの中の該電機子の運動を誘導するための唯
    一の手段を提供するように選択されるものと、 e)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 f)該ハウジングの中に該電機子のプランジャ部分の回りで該流体を受け入れ
    るためのチャンバから該流体出口への流体の通路を、該電機子の該復帰ストロー
    クの間のみ提供するための制御される手段から成ることを特徴とする電磁ポンプ
  2. 【請求項2】 電磁ポンプにおいて、 a)流体受け入れチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されている流
    体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口とまた
    該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域を有
    するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納めるた
    めの領域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納めるの領域の外部の所にある
    電磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられているものと、 e)第1と第2の対向して配設されている表面を有する磁気材の本体から成る
    該電機子の極部分であって、該第1表面が、該電磁手段に向かって配設され、ま
    た該第2表面が、該表面から伸びており、該表面の中に凹部を画している、一体
    化されている環状フランジを有しているものと、 f)該電機子のプランジャ部分が、伸ばされており、該プランジャの一方の端
    部の上に構成部を有しており、該環状フランジの先端が該構成部の中に曲げられ
    、またプランジャ部分が一緒に固定されているものと、また g)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段から成ることを特徴と
    する電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 該電機子の極部分の本体が、全体にわたって同じ材料であり
    、また該本体の該第1表面が、該本体の全長にわたって均一で滑らかであること
    を特徴とする、請求項2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 該電機子の極部分の本体が、比較的低い変形回復力を有する
    ることで該環状フランジと該プランジャ構成部との間の先端曲げ係合を維持する
    ことができるクロームとモリブデンと、また鉄の合金で形成されていることを特
    徴とする、請求項2記載のポンプ。
  5. 【請求項5】 更に、作動するように該ハウジングと係合する一方の端部と
    、作動するように該電機子のプランジャと係合する他方の端部を有することで、
    該電機子を、該鉄芯の復帰ストロークの間で運動させることができるようになっ
    ている復帰ばね手段から成ることを特徴とする、請求項2記載のポンプ。
  6. 【請求項6】 該復帰ばね手段の該一方の端部が、該ハウジングに固定され
    ている第1リテーナ手段と係合し、また該復帰ばね手段の該他方の端部が、該電
    機子プランジャ構成部の上に可動に取り付けられている第2リテーナ手段と係合
    することを特徴とする、請求項5記載のポンプ。
  7. 【請求項7】 該第2リテーナ手段が、 a)該電機子プランジャ構成部を囲んでおり、該復帰ばねの該他方の端部と接
    触する表面を有し、該復帰ばねの力に抗して該プランジャ構成部の沿って軸方向
    に可動な環状エレメントと、また、 b)該電機子プランジャ構成部の上にあって、また復帰ばねの力に抗して該エ
    レメントを該構成部の上に保持し、該エレメントの充分な軸方向の運動により該
    エレメントと該ばねを移動させることができるようするための該環状エレメント
    と係合する保持手段から成ることを特徴とする、請求項6記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また該流体受け入れチャンバと連結されて
    いる流体出口チャンバと、また該受け入れチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられているものと、 e)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、 f)該電機子が、該プランジャ部分から成り、該プランジャ部分が、固定され
    た長さであり、また該ハウジングが、シム手段を有する構成部品から成り、該シ
    ム手段が、該電機子と該ハウジングとの間に置かれていることで、該電機子のス
    トローク体積を調整できるようになっているものと、また、 g)該シム手段と連動することで、該ポンプの呼び水の損失無しで該シム手段
    を撤去させることができる流体密閉手段から成ることを特徴とする電磁ポンプ。
  9. 【請求項9】 該ハウジング構成部品の一方を、該構成部品の他方に対して
    移動させることで、異なるサイズのシム手段を脱着させて、該ストローク容積を
    調整できるようになっている請求項8記載のポンプ。
  10. 【請求項10】 該シム手段が、恒久的に該ハウジング構成部品と、該ハウ
    ジングの構成部品の間に撤去できるように置かれている1枚あるいはそれ以上の
    割りシム・エレメントとの間に置かれている個体のシム・エレメントから成るこ
    とを特徴とする、請求項9記載のポンプ。
  11. 【請求項11】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられており、該電機子プランジャと該ハウジン
    グとの間に比較的小さな間隙が設けられているものと、 e)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 f)該ハウジングの中に該電機子のプランジャ部分の回りで該流体を受け入れ
    るためのチャンバから該流体出口への流体の通路を、該電機子の該復帰ストロー
    クの間のみ提供するための制御される手段と、また g)該逆止弁手段が、バルブ・エレメントと変位手段から成り、該変位手段が
    、該入口の所にあり、該バルブ・エレメントが、該プランジャの断面に対して、
    該電機子の前進ポンプストロークの間の、該逆止弁エレメントと該プランジャと
    の間の気体噴出と流体の剪断を減らすような寸法となっている密閉面を有してい
    るものから成ることを特徴とする電磁ポンプ。
  12. 【請求項12】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられており、該電機子プランジャ部分と該ハウ
    ジングとの間に、比較的小さな間隙があるものと、 e)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 f)該ハウジングの中に該電機子のプランジャ部分の回りで該流体を受け入れ
    るためのチャンバから該流体出口への流体の通路を、該電機子の該復帰ストロー
    クの間のみ提供するための制御される手段と、また、 g)該電機子プランジャ部分の上の非晶質炭化水素材の耐摩耗コーティングか
    ら成ることを特徴とする電磁ポンプ。
  13. 【請求項13】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられており、該電機子プランジャ部分と該ハウ
    ジングとの間に、比較的小さな間隙があるものと、 e)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 f)該ハウジングの中に該電機子のプランジャ部分の回りで該流体を受け入れ
    るためのチャンバから該流体出口への流体の通路を、該電機子の該復帰ストロー
    クの間のみ提供するための制御される手段と、また、 g)該電機子プランジャ部分が、表面の耐摩耗性を増すために、炭素と、窒素
    と酸化イオンのグループから選択されたイオンが埋め込まれている該外側の表面
    を有しているものから成ることを特徴とする電磁ポンプ。
  14. 【請求項14】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該電磁手段を該ハウジングの該流体が入っている領域から隔離するための
    流体不透過性材料の隔壁手段と、 e)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられているものと、 f)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 g)該電機子の極部分が、前進ポンプストロークの端の所で該空間が閉じられ
    たとき、該隔壁手段に接触し、該電機子の運動の間、該極部分の該隔壁手段から
    の分離を高めるために、該隔壁手段が、該電機子の極部分に向けて伸びている段
    差部分から成る形状の表面部分から成ることを特徴とする電磁ポンプ。
  15. 【請求項15】 電磁ポンプにおいて、 a)流体を受け入れるチャンバと、また流体受け入れチャンバと連結されてい
    る流体出口チャンバと、また該受け入れるチャンバと流体連結されている入口と
    また該出口チャンバと流体連結されている出口から成る内部の流体を納める領域
    を有するハウジングと、 b)流体の流れを該入口から該出口を経由する方向にして、該流出から該入力
    口を経由する流体の流れを阻止するができるようにするための該流体を納める領
    域と連動している逆止弁手段と、 c)該ハウジングにより支えら、また該流体を納める領域の外部の所にある電
    磁手段と、 d)該電磁手段を該ハウジングの該流体が入っている領域から隔離するための
    流体不透過性材料の隔壁手段と、 e)該ハウジングの該流体を納める領域の中にある、該電磁手段により磁気吸
    引のための所にある極部分を有し、また該極部分から伸びているプランジャ部分
    を有する電機子であって、該電機子が、流体を該出口チャンバから該出口を経由
    して押し出すために、該電磁手段により吸引されたときに、座している位置から
    前進ポンプストロークを経由する運動のためと、また該出口チャンバから反対の
    方向に復帰ストロークを経由して該座している位置に戻る運動のために該ハウジ
    ングの中に運動できるように支えられているものと、 f)該電磁手段と、また該電機子と該電機子の該極部分と、該電磁手段の給電
    に反応して該電機子を該電磁手段に向けて移動させて空間を閉じるための該電磁
    手段との間の該空間から成る磁気回路を画するための手段と、また、 g)該電機子の極部分が、該空間が前進ポンプストロークの端の所で閉じられ
    ているときに、該隔壁手段に接触しており、該電機子の運動の間、該極部分の該
    隔壁手段からの分離を高めるために、該隔壁手段が、該電機子の極部分に向けて
    伸びている段差部分から成る形状の表面部分から成ることを特徴とする電磁ポン
    プ。
  16. 【請求項16】 該極部分の表面の形状が、該隔壁主段に向かって伸びてい
    る段差部分を有するようになっていることを特徴とする、請求項15記載のポン
    プ。
  17. 【請求項17】 −内部の流体を納めるための領域を有するハウジングと、 −該領域と流体連結されている入口と出口と、 −該ハウジングにより支えられており、該ハウジングの該流体を納めるための
    領域の外部の所にある電磁組立体と、 −該電磁手段と該ハウジングの該流体を納めるための領域を隔離する不透過性
    材料の流体隔壁エレメントと、また、 −該ハウジングの該流体を納めるための領域所の中の所にある、該電機子が、
    流体を該出口を経由して該領域から押し出すための該電磁手段による磁気吸引の
    ための所にある極部分を有する電機子から成る電磁ポンプのための電磁組立体を
    作るための方法において、 a)平面の中に配設されており、また隔壁組立体の外周の所で、該エレメント
    の該平面に対して反対の方向に伸びる部分を有する溶接リング構造物に固定され
    ているディスク状の薄いダイヤフラム状のエレメントである該隔壁エレメントか
    ら成る隔壁組立体を提供することと、 b)充填材を該溶接リング部分の一つの内面に塗布することと、 c)筒状のケースをしっかりと該溶接リング部分の中に受け入れることができ
    るような外径を有する該筒状のケースを提供することと、 d)該ケースの一つを該溶接リングの中に置くことと、 e)該ケースと該隔壁組立体の組合せを、該ケースが、該ケースの開かれてい
    る端部と一般的に垂直に上向きに配設されるように支えることと、 f)中央スプールの上に巻かれたコイルから成る電磁組立体を提供することと
    、 g)該電磁組立体の挿入の後で、充填材化合物を、該ケースの内部の空間のの
    ほぼ大部分を満たすように決定された量で、該ケースの内部に導入することと、 h)該電磁組立体を該ケースに挿入することと、 i)該電磁組立体を保持するために締付け力を掛ることと、また、 j)該ケースの中の充填材化合物を硬化させることから成ることを特徴とする
    電磁ポンプのための電磁組立体を作るための方法。
  18. 【請求項18】 該ケースと該隔壁手段の該組合せを支えるための該段階が
    、 a)固定具の本体の中で支えられている該ケースと隔壁組立体の組合せの下端
    を、該固定具の表面を超えて伸びている一方の端部を有する突き棒の中に置き、
    該溶接リングの他方の端部が、きっちりと該突き棒の端部に篏合するようにする
    ことと、また b)クランプ部材を、該ケースの他方の端部の中に置き、また該クランプ部材
    を該固定具の本体に接続し、該クランプ部材が、該クランプ部材を該ケースの内
    部に入れることができるようになっている開口部を有していることから成ること
    を特徴とする、請求項17に記載されている方法。
  19. 【請求項19】 更に、該充填材が硬化した後で、該組立体を該固定具とク
    ランプ部材から取り外すことから成ることを特徴とする、請求項18記載の方法
  20. 【請求項20】 締付け力を掛ける力が、該クランプ部材に接続されている
    ばね・クランプにより、また該電磁組立体の端部に接触させることで提供される
    ことを特徴とする、請求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 該固定具に、追加の該突き棒が設けられており、該クラン
    プ部材に、複数の電磁手段を、同時に製造できるように追加の該開口部が設けら
    れていることを特徴とする、請求項18に記載されている方法。
  22. 【請求項22】 該突き棒が、該固定具の本体の中で調整できるように支え
    られていることを特徴とする、請求項17記載の方法。
  23. 【請求項23】 該充填材が、エポキシから成ることを特徴とする、請求項
    17に記載されている方法。
  24. 【請求項24】 更に、該ケースの中に充填材を導入する段階に先立って、
    センタリングスペーサを該ケースの一方の端部の所で該ケースの中に挿入するこ
    とから成ることを特徴とする、請求項17記載の方法。
  25. 【請求項25】 −内部の流体を納めるための領域を有するハウジングと、 −該領域と流体連結されている入口とと出口と、 −該ハウジングにより支えられており、該ハウジングの該流体を納めるための
    領域の外部の所にある電磁組立体と、 −該電磁手段と該ハウジングの該流体を納めるための領域を隔離する不透過性
    材料の流体隔壁エレメントと、また、 −該ハウジングの該流体を納めるための領域所の中の所にある、該電機子が、
    流体を該出口を経由して該領域から押し出すための該電磁手段による磁気吸引の
    ための所にある極部分を有する電機子から成る電磁ポンプのための電磁組立体を
    作るための方法において、 a)平面の中に配設されており、また隔壁組立体の外周の所で、該エレメント
    の該平面に対して反対の方向に伸びる部分を有する溶接リング構造物に固定され
    ているディスク状の薄いダイヤフラム状のエレメントである該隔壁エレメントか
    ら成る隔壁組立体を提供することと、 b)充填材を該溶接リング部分の一つの内面に塗布することと、 c)筒状のケースをしっかりと該溶接リング部分の中に受け入れることができ
    るような外径を有する該筒状のケースを提供することと、 d)該ケースの一つを該溶接リングの中に置くことと、 e)該ケースと該隔壁組立体の組合せを、固定具の中に支えて、該ケースを、
    該ケースの開いている端配が該固定具に対して外に向くように設させるようにす
    ること、 f)中央スプールの上に巻かれたコイルから成る電磁組立体を提供することと
    、 g)電磁組立体を該ケースの中に挿入することと、また、 h)該ケースの開かれている端を曲げて、該電磁組立体を該ケースの中に保持
    することから成ることを特徴とする電磁ポンプのための電磁組立体を作るための
    方法。
  26. 【請求項26】 −内部の流体を納めるための領域を有するハウジングと、 −該領域と流体連結されている入口とと出口と、 −該ハウジングにより支えられており、該ハウジングの該流体を納めるための
    領域の外部の所にある電磁組立体と、 −該電磁手段と該ハウジングの該流体を納めるための領域を隔離する不透過性
    材料の流体隔壁エレメントと、また、 −該ハウジングの該流体を納めるための領域所の中の所にある、該電機子が、
    流体を該出口を経由して該領域から押し出すための該電磁手段による磁気吸引の
    ための所にある極部分を有する電機子から成る電磁ポンプのための電磁組立体を
    作るための方法において、 a)平面の中に配設されており、また隔壁組立体の外周の所で、該エレメント
    の該平面に対して反対の方向に伸びる部分を有する溶接リング構造物に固定され
    ているディスク状の薄いダイヤフラム状のエレメントである該隔壁エレメントか
    ら成る隔壁組立体を提供することと、 b)筒状のケースを該溶接リングの一つの中に受け入れることができるような
    直径を有する該筒状のケースを提供することと。 c)該ケースの一端を該溶接リング部分の中に置くことと、 d)該ケースと該隔壁組立体の組合せを、固定具の中に支えて、該ケースが、
    該ケースの開かれた端部が、該固定具に対して外に面するように配設されるよう
    ににし、該固定具が、該隔壁エレメントに接触するために予め設定された形状が
    施されている端部を有する突き棒から成るようにすることと、 e)中央スプールの上に巻かれたコイルから成る電磁組立体を提供することと
    、 f)電磁組立体を該ケースの中に挿入することと、また、 g)該ケースの中の該電磁組立体に力を掛けて、該突き棒の該端部が、該隔壁
    エレメントに予め設定された形状を持たせるように成型するようにすることから
    成ることを特徴とする電磁ポンプのための電磁組立体を作るための方法。
  27. 【請求項27】 該隔壁エレメントの中に成型された該予め設定された形状
    が、該ポンプの運転中の該電機子の運動の間、該電機子の極部分の該隔壁エレメ
    ントからの分離を促進するのに役立つことを特徴とする、請求項26記載の方法
  28. 【請求項28】 該隔壁エレメントが該ポンプに組み立てられるとき、該隔
    壁エレメントが、該突き棒の該端部により、周辺部分からまた該電機子の極部分
    に向けた方向に、中央がほぼ平坦部分の段差を持たせるように形成されることを
    特徴とする、請求項26記載の方法。
  29. 【請求項29】 該隔壁エレメントが該ポンプに組み立てられるとき、該隔
    壁エレメントが、該突き棒の該端部により円推形の表面部分を持たせるように成
    型され、該円錐面の頂上が、該電機子の極部分に向いているようにすることを特
    徴とする、請求項26記載の方法。
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