JP2002519127A - つりブラケットを有する入れ子式ガイド - Google Patents

つりブラケットを有する入れ子式ガイド

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JP2002519127A
JP2002519127A JP2000557732A JP2000557732A JP2002519127A JP 2002519127 A JP2002519127 A JP 2002519127A JP 2000557732 A JP2000557732 A JP 2000557732A JP 2000557732 A JP2000557732 A JP 2000557732A JP 2002519127 A JP2002519127 A JP 2002519127A
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bracket
guide
mounting
suspension bracket
cabinet
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Application number
JP2000557732A
Other languages
English (en)
Inventor
ヨハネス ニコラース ヴエルツ
Original Assignee
トーマス リガウト ビー ブイ
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • A47B88/423Fastening devices for slides or guides
    • A47B88/43Fastening devices for slides or guides at cabinet side

Abstract

(57)【要約】 少なくとも1つのキャビネット部とそれに対し縦方向に滑動可能な引き出し部からなり、使用中、少なくとも1つのつりブラケットがキャビネット部の壁部に接続され、このキャビネット部は第1据え付け手段を含みまた前記あるいは各つりブラケットは第2据え付け手段を含み、少なくとも1つの据え付け手段は壁部からある距離に位置する締めつけ部と共に少なくとも1つの取り付け突起を含み、他方の据え付け手段には前記の少なくとも1つの取り付け突起と協力するための固定手段が設けられており、この配置は固定手段を少なくとも1つの取り付け突起と関連壁部の間に少なくとも部分的に滑り込ませることにより据え付け手段が所定位置に少なくとも実質的に固定され支持されるように連結せられ得る配置である、ガイド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は特許請求の範囲第1項前段に記載されているタイプの入れ子式ガイ
ドにかかるものである。かかる型の入れ子式ガイドは事実上周知であり、例えば
米国フーラートンのジョナサン社から販売されている。
【0002】 こういった公知の入れ子式ガイドはキャビネット部とキャビネット部に縦方向に
部分的に滑動する引き出し部からなり、つりブラケットがキャビネット部の壁部
にもたれ引き出し部の反対側に向かい合つて取り付けられている。こういったつ
りブラケットにはそのためすりわり付き開口が設けられ、また関連壁部には対応
する位置に孔が配置されつりブラケットが関連壁部にねじ止めされるようになっ
ている。このため、引き出し部はキャビネット部の内側が孔の高さで邪魔されず
取り付けボルトあるいはナットのかみ合いが可能であるように滑り出させる必要
がある。
【0003】 つりブラケットはキャビネットの直立部あるいは類似のフレームに、別のボルト
、ねじあるいはかかる取り付け手段により取り付けられる。つりブラケットには
さらに、使用中キャビネット部の縦エッジとかみ合う曲がった縦エッジが設けら
れ、キャビネット部の壁部に平行で引き出し方向に対し直角の移動が防止せられ
る。
【0004】 この周知の入れ子式ガイドにはつりブラケットの取り付けが非常に複雑で時間が
かかり、特に取付けボルト及びナットの据え付けを2本の手で行われねばならず
、同時に入れ子式ガイドを所望の位置に保持しなければならないため時間を要す
る欠点がある。また、かかる入れ子式ガイドはルーズボルトおよびナットを使用
せねばならぬので使用が高価である。この公知の入れ子式ガイドのさらなる欠点
は入れ子式ガイドが殆ど完全に滑りだされている時にのみ、つりブラケットが取
付けられるので、据え付けがさらに困難でありまたは据え付け間違いの危険性が
増す点である。
【0005】 またこの公知の入れ子式ガイドはつりブラケットが関連キャビネット部に対し特
別に設計されねばならぬ欠点を有する。というのは曲がった縦エッジがキャビネ
ット部の外縁に接続しなければならぬからである。その結果、こういったつりブ
ラケットの使用がより困難且つ高価になる。
【0006】 また、つりブラケットを直接キャビネット部の壁部に溶接することも既に提案さ
れている。これには、かかるつりブラケットの再調整が不可能で、ガイド上への
その据え付けをすでに製造中に行わねばならぬとの重大な欠点がある。その結果
かかる入れ子式ガイドは種々のキャビネットに使用するわけにはゆかず、その包
装、貯蔵ならびに運送が極めて非経済的、特にその占有空間の点で非経済的であ
る。またこういった公知のガイドではバラバラのパーツ、特に取り付けねじ等を
フォイルバッグ、ボックス等に包装せねばならず、これは高価であり、無駄につ
ながり、また過ちのもととなる。さらにまた、かかる入れ子式ガイドは溶接操作
が変形の原因となり、このことは不利益で、特に磨滅が増大し滑りが悪くなるの
で不利益である欠点を有する。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的の1つは請求項第1項の前文に規定されている型の入れ子式ガイ
ドであって、上記の欠点がなく且つ利点が保持されている入れ子式ガイドを提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明にかかる入れ子式ガイドは、請求項第1項の特徴部分に規定され
た特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る入れ子式ガイドはつりブラケットが特別な取り付け手段を必要とせ
ず、滑り込ませで簡単にキャビネット部と接続され得る利点をあたえる。特に周
知のボルトおよびナットは不必要で、しかもつりブラケットはガイド部とは別々
に包装、貯蔵、運搬が可能である。これは入れ子式ガイドの使用、特にその据え
付けを容易にする。本発明にかかる入れ子式ガイドのさらなる利点は種々の型の
入れ子式ガイドに対して、同じつりブラケットが用いられ、高度の基準化が確保
せられる点である。
【0009】 本願ににおいて、ガイドとは少なくとも引き出しガイド及びラックキャビネット
、ファイリングキャビネットに用いられるガイド、一般的に広義には少なくとも
家具に用いられるガイド、並びに機械器具例えばフォトコピー機、現金自動支払
機等に用いられるガイドを意味する。
【0010】 本発明に係るガイドは好ましくは請求項第2項の特徴部分により特徴ずけられる
。 更に有利な具体例に於いて、本発明に係る入れ子式ガイドは請求項第3項の特徴
部分により特徴ずけられる。 少なくとも1つの、好ましくは各取り付け突起をカギ型のデザインとし、好まし
くは打ち抜き操作により適切な壁部からつくることにより、所望の取り付け突起
が極めて容易に、例えば1回の操作により作られるとの利点が得られる。また他
の材料を用いる必要なしにしっかり固定された連結が達成せられる。さらに取り
付け突起をガイドに溶接する場合にみられる様な変形が防止せられる。
【0011】 さらに別の具体例で本発明に係る入れ子式ガイドは請求項4の特徴によりさらに
特徴付けられる。この具体例にみられるように、少なくとも2つの間隔を置いた
取り付け突起を設け、締めつけ部がつりブラケット中の対応数のすりわり付きく
ぼみの縦エッジのすくなくとも一部の上にかみ合い得るようにすることにより、
つりブラケットが極めて容易にキャビネット部に回転せずしっかりと連結されう
るとの利点が得られる。事実上、2つの間隔の置かれた取り付け突起がキャビネ
ット部にたいしてのつりブラケットの回転を有効に防止する。
【0012】 極めて有利な具体例において、本発明に係る入れ子式ガイドは請求項7の特徴部
分で特徴ずけられる。この具体例に於いては、少なくとも1部分のつりブラケッ
トが、取り付け突起の締めつけ部の下に滑り込むとき、締めつけ突起を通過し、
締めつけ突起がつりブラケットのくぼみエッジの後ろにかみ合うようになる利点
が得られる。こうしてつりブラケットは移動に対して、少なくともつりブラケッ
トが取り付け突起の上を滑動する方向とは反対の方向にゆるむことに逆らって固
定せられる。かかる締めつけ突起は例えば関連壁部からくぼみあるいは部分的に
打ち抜かれたリップとして成形せられる。
【0013】 更に有利な具体例において、本発明にかかる入れ子式ガイドは請求項10記載の
特徴で特徴付けられる。かかる入れ子式ガイドは各つりブラケットの2つのブラ
ケット部により、そこに入れ子式ガイドが据え付けられるべきキャビネットフレ
ームに対し少なくとも1方向に入れ子式ガイドの位置を調節できる利点を与える
。またフレームに対してのその取り付けを極めて容易に行いうる。
【0014】 さらに別の好ましい具体例に於いて、本発明にかかる入れ子式ガイドは請求項1
1の特徴部で特徴付けられる。 少なくとも1つのつりブラケットを据えつけられた状態で全方向に囲いこみ、他
のブラケットの少なくとも1つをガイドの縦方向に滑動的に据えつけることによ
り、そこにガイドが据えつけられるべき家具等の寸法的変化を容易に吸収しうる
利点が得られる。かくして例えば望ましからざる彎曲の結果としての直立部間の
寸法的変化が吸収される。
【0015】 本発明はまた本発明に係る入れ子式ガイドに好適でそれに使用するためのつりブ
ラケットにかかり、またかかる入れ子式ガイドを備えたキャビネット等に係る。
本発明に係る入れ子式ガイドのさらに有利な具体例が請求の範囲に示されている
【0016】 以下添付図により本発明の詳細を説明する。尚図面の説明において対応する部位
には対応する参照番号が付されている。
【0017】 図1はガイド2とつりブラケット4の略図的な斜視図である。このガイド2はキ
ャビネット部6とその中で縦方向Pに滑動しうる引出し部8ならびに中間部10
からなる。かかる3部構成入れ子式ガイドはそれ自体十分に知られており、ここ
には単に例示として示されている。勿論あらゆる種類の別のガイド、例えば2部
構成ガイドあるいはそれぞれの部が互いに違つて配置せしめられたガイドを用い
ることも出来る。
【0018】 キャビネット部6の使用時には外方に向く後ろの壁部12には該壁部12から打
ち抜かれた多数の隆起した大体L字型にフックした取り付け突起14が種々の位
置に設けられている。各取り付け突起14は、壁部12に対して大体直角に伸び
る背面部16と壁部12に対して平行に伸びる締めつけ部18からなる。図1は
ガイド2の末端付近に位置する2対になった4つの取り付け突起14を示してい
る。締めつけ部18群は一平面に、又背面群16は互いに平行に伸びている。こ
れらの背面部16の間には空間20が設けられこれら背面部16の非対面壁の内
側には距離Bが形成せられる。この意味は後段に説明する。壁部12と該壁に面
する締めつけ部18の内側の間には高さDの空間22が設けられている。この意
味も後段に説明する。
【0019】 ガイド2の末端から離れ、より近い取り付け突起14の端から距離Sのところに
、締めつけ突起24が壁部12から押し出されており、この締めつけ突起24は
リップ型で取り付け突起14から離れる方向に上向きに傾斜している。
【0020】 つりブラケット4は第1ブラケット部26と第2ブラケット部28からなる。こ
れら2つのブラケット部26および28はフックの形に設計され例えばスチール
シートあるいはこういった材料から作られている。第1ブラケット部26は第1
フランジ部30と第2フランジ部32からなり、第2ブラケット部28は第3フ
ランジ部34と第4フランジ部36からなる。フランジ部30には4つのL字型
の溝38が設けられ、それら溝の脚部は2つずつが前後にまた2つずつが左右に
互いに平行している。足部40はその巾が溝の脚部巾より幾分大きく、脚の同じ
側面に位置し、かつ脚の両側面を示している。足部40のサイズならびに形は取
り付け突起14の締めつけ部18のサイズならびに形に大凡対応し、また溝38
の互いに離れている縦エッジ39間の距離は横方向にみて大体突起14間の巾B
に対応する。これに据え付けられたブラケットが裏部分に直角に移動すること並
びに回転する事が防止され固定せられる。足部40同志間の縦方向Pから見ての
距離は対の取り付け突起14同志間の同じく縦方向に見ての距離に対応する。第
1フランジ部30の厚みは例えば少なくとも空間22の高さDに大体対応する。
また溝38の脚部の長さは大体背面部16の実質的厚みに対応する。溝38の脚
部の長さは例えば取り付け突起14と締めつけ突起24の間の距離Sに少なくと
も略対応する。調節を可能にするため、この長さもさらに長く選ぶ事も可能であ
る。
【0021】 第1フランジ部30に直角に伸びる第2フランジ部32には互いに平行に伸びる
2つの外直線溝42と2つの内L字型溝44が設けられている。これらL字型溝
44の足部46は第1フランジ部30と第2フランジ部32の間の移行域に位置
し、互いに離れて位置する。第3フランジ部34は内面ねじ山の設けられている
2つの孔48を有し、その各々中に取り付けボルト50が各直線溝孔42を通し
ねじ込まれる(図3参照)。こうして第2ブラケット部28が第1ブラケット部
26にねじ止めせられる。また第3フランジ部34には2つの第2取り付け突起
52が設けられ、これらは形が取り付け突起14に対応している。これら第2の
取り付け突起52には第2の締めつけ部54が設けられ、該突起52は足部を介
してL字型溝中に滑り込まされ、第2締めつけ部54が部分的にL字型溝44の
脚部の縦エッジ上にくるようになる。ボルト50は直線溝42から滑り出ないの
で第1ブラケット部26と第2ブラケット部28との適切な接続がこうして達成
せられ、第1ブラケット部26に対して第2ブラケット部を、後壁部12に対し
て直角方向に調節することが出来る。また第1ブラケット部が据え付けられると
、後段に詳述する如く第2ブラッケト部は第1ブラケット部26からはずれるこ
とがなく、またボルト50が配備されなくても前述のごとくはずれることはない
。このように据え付けられたガイド2はつりブラケット4から不用意にはずれる
事がない。
【0022】 図2に示されているように、別の具体例において、溝42は第1フランジ30中
に伸びこみ、足部42Aの寸法は取り付けボルト50のヘッドがそのなかを通り
抜けるような寸法になっている。こうすることによる利点は取り付けボルト50
を先ず孔48にねじ込み、ついで足部42Aを介して溝42中に滑りこませ、さ
らに固定することが出来る点である。これはボルトが予め据え付けられ従ってば
らで梱包せられる必要がなく、利用者がそれを据えつける必要がなく、据え付け
時間を短縮し、誤りを無くし、ゆるんだ包装を防止する利点を与える。
【0023】 第4フランジ部36、これは第3フランジ部34に対して直角で第1フランジ部
30に略平行に伸びているが、には2つのL字型の第3取り付け突起56が設け
られこれらは第4フランジ部36からへこまされている。このような第3の取り
付け突起56でもって、第2ブラケット部28は例えばエレクトロニックケース
の金属あるいはプラスチックフレームの適当な開口に固定せられる。第4フラン
ジ部36をその対面側にもたれさせ、2つのガイドを向き合った直立部の対面側
に据えつけるため、第3取り付け突起56および所望により組み合わされる締め
つけ突起60は反対側のほうにもまたへこますことができる。かかるフレームは
例えば図3に略図的に破線で示されている如く長方形あるいはL字型断面となっ
た互いに平行に伸びる4つの直立区分58からなる。これら区分には多数の開口
57が少なくとも1側面、しばしば複数側面に設けられていて(図3B参照)、
物体がそれに固定されあるいはそのなかに固定されるようになっている。
【0024】 第3取り付け突起56は適切な開口57に固定的に受け入れられ、適切な開口5
7の縦エッジ上に滑りこまされそこに締めつけられ得るような形をなしている。
第4フランジ部36には、上方第3取り付け突起56の上で滑り込み方向に見て
、やはりフランジ材から凹ませることにより第3の締めつけ突起60が形成され
、この締めつけ突起は第3取り付け突起56から遠ざかる方向に上方に傾斜して
いる。第2ブラケット部28が開口57中に据え付けられる場合、上方第3取り
付け突起56は直立部58の開口57の下方縦エッジ57上にしっかりとかぶさ
り、開口57内で第3締めつけ突起60はその上端縁と接触する。第2ブラケッ
ト部28の移動はそれにより簡単且つ有効に防止せられる。こうして、つりブラ
ケット4は縦方向にも水平方向にも関連フレーム部58に固定せられる。 勿論他の据え付け手段例えばねじ結合等も利用しうる。
【0025】 つりブラケット4は下記の如くガイド2に取り付けられる。 第1フランジ部30が後壁部12に平行に保たれ、第1フランジ部30が後壁部
12に接触するように溝38の足部40でもって4つの取り付け突起14の締め
つけ部18上に押しつけられる。次ぎにつりブラケット4がP方向に平行してガ
イド2の末端3から離れる方向に後壁部12に沿って動かされる。次いで溝38
の縦エッジ62が背面部16の内側にもたれて空間22中に受け入れられ、もし
存在する場合には溝群間に位置する部位64が取り付け突起群14の間の空間2
0に受け入れられる。第1ブラケット部26並びにつりブラケット4のPと平行
した方向以外の方向への移動はこれにより簡単に防止せられる。
【0026】 つりブラケット4は、溝38と末端エッジ66の間に位置する部分が第1締めつ
け突起24を完全に通過するように前進せしめられ、第2フランジ部32から遠
い縦エッジ65が取り付け突起14から離れた締めつけ突起24の直立縦エッジ
68に接触するようにせしめられる。すると背面部16は溝38の末端からの距
離が足部40からある程度離れた所に接触しあるいは位置する。こうしてつりブ
ラケット4は完全にガイド2に対し固定せられる。
【0027】 図3は据え付けられたつりブラケットと共に入れ子式ガイドの一部を示す側面図
である。そこにつりブラケットが据え付けられている直立部58が破線でしめさ
れている。図3に示される如く、ガイド2には2つのつりブラケット4及び4A
が設けられ、これらつりブラケットは互いに同じものであり得る。前つりブラケ
ット4のための据え付け手段は第1締めつけ突起をふくみ、図1及び2に示され
るよう設計せられる。これは従って、前つりブラケット4がガイド2に対し、明
白に規定された固定位置に取り付けられ、移動不可能になることを意味する。
【0028】 後方つりブラケット4Aのためには取り付け突起14のみが設けられ、締めつけ
突起はない。従って据え付けられた状態で、後部つりブラケット4Aのガイド縦
方向への移動はなをある限られた距離には可能である。こうすることによる利点
は前ならびに後ろ直立部58及び58A間の距離での寸法変化が容易に吸収され
うる点である。また図3に示される如く、後方つりブラケット4Aがガイド2の
後方末端よりも外にのびるようにし、例えば直立部58及び58A間の距離より
も短い長さのガイドへの据え付けが可能となる。なを、後方つりブラケットが固
定され前方つりブラケットがスライド可能であるようにすることも、また双方の
つりブラケットが固定されるように設計することも勿論可能である。
【0029】 図4は第1ブラケット部26のさらに別の具体例を示し、溝138はガイド10
2の縦方向Pに対し直角方向に伸びている。溝138の足部140は次いで第1
フランジ部130の、使用中上方に向けられる側近くに配備せられる。また4つ
の取り付け突起114は並んで配備せられる。使用中上方に向けられるガイド1
02の側近くには締めつけ124が配備せられる。図4に示される如く第1ブラ
ケット部126は前述方法と同じ方法でガイド102に取り付けることが出来る
。足部140が取り付け突起114の上に置かれ、その後ブラケット部126が
、足部140の縦エッジ165が締めつけ突起124の縦エッジ168と接する
まで、壁部112に沿ってK方向に滑らされる。かかる具体例に於いてガイドの
滑り込ませ並びに滑り出し方向Pに作用する力は殆ど完全に取り付け突起114
により吸収せられる。
【0030】 図5は更に別の具体例に係る第1ブラケット部226で、すりわり付きくぼみ2
38が第1フランジ部230の両側に設けられているものを示している。壁部2
12には少なくとも2つの、好ましくは併置された2対の重なりあった取り付け
突起214が設けられ、これらには互いに向き合った締めつけ部218が設けら
れる。図5に示される如く、締めつけ部218は第1フランジ部230を滑り込
ませ方向P以外の方向に囲いをするため、すりわり付きくぼみ238の縦エッジ
262上に位置せしめてもよい。
【0031】 取り付け突起214の間に締めつけ突起24を配置することが出来、これは第1
フランジ部230が完全に滑り込まされた時、開口240のエッジ265に接触
する。こうしてつりブラケット204はいずれの方向にも固定せられる。幾分滑
動可能なつりブラケットとして使用するためには開口240を省略し、且つフラ
ンジ部230の長さNを所望の長さとすることが出来、これは例えば装置の長さ
を大にするのに有利である。
【0032】 つりブラケット4は先ず直立部58に取り付け、その後ガイド2をつりブラケッ
ト4に取り付けることが出来る。これはつりブラケットを、ガイド取り付け前に
簡単に且つ十分な広さの場で取り付け得る利点を有する。しかしながら、つりブ
ラケット4を先ずガイド2に取り付け、次ぎにつりブラケット4を直立部58に
取り付けることも可能である。少なくとも2つの間隔をおいて離された取り付け
突起(図の例では4つの取り付け突起14、114、214が示されている)を
用いることによりえられる利点は、ガイド2に対してのつりブラケット4の回転
が容易に防止され、従って取り付けがさらに単純化される点である。
【0033】 本発明に係る入れ子式ガイドはいろいろな部品を互いに正しく位置せしめること
が紛らわしくなく単純であるため極めて簡単且つ容易に行われ、また据え付けの
間違いがない。また取り付けが特殊な工具なしに可能である。第1フランジ部3
0は平らなデザインであるため、この部品は平らなプレートから容易に作られ、
さらにまた同じつりブラケット、少なくとも同じ第1ブラケット部が種々のガイ
ドにそれらの巾に係わらず使用せられる。これにより簡単な基準統一が達成せら
れる。
【0034】 単純な形で、本発明に係る入れ子式ガイドに用いられるつりブラケット4は図3
Aに示される如く第2及び第3フランジ部32、34が固く連結された一体型の
ものであり得る。つりブラケット4はこのように一枚のプレートから曲げられ第
1フランジ部30、第2フランジ部32Aおよび任意的な第1フランジ部に平行
した第3フランジ部36を含む。
【0035】 しかしながら第2フランジ部32Aに第3取り付け突起56および第3締めつけ
突起60を取り付け、第3フランジ部を任意的に省略することも出来、また第2
フランジ部32Aを第1フランジ部30と一直線にすることも可能である。
【0036】 本発明は図示せる具体例に何ら限定されるものではなく、多くの改変が本発明の
範囲内で可能である。即ち、
【0037】 取り付け突起14、114、214は上記とはべつの方法、例えばスポット溶接
により後壁部12あるいは他の壁部に取り付けることが出来る。また取り付け突
起はべつの形となし、締めつけ部18、118、218が第1フランジ部30、
130、230の壁部12とは裏側にかみ合うようにすることが出来る。さらに
締めつけ突起24、124、224が他の位置に配置され、例えばそれらが縦エ
ッジ中あるいはそれにもたれての溝あるいはくぼみ中にかみ合わされるようにす
ることが出来る。さらにまた、締めつけ突起は幾分弾力性のあるものとなし、つ
りブラケット4の設置および取り外しをさらに簡単なものとすることが出来る。
また溝は図とは別の方向、例えばガイドの滑り出し方向Pに対し30あるいは4
5°に設け、別の滑り入れ方向となるようにすることが出来る。
【0038】 本発明にかかるガイドは同等に配置された少なくとも2つの間隔の置かれたつり
ブラケットを含むようになし得ることが明らかである。後壁部12上の少なくと
も1つの位置に多数列の規則正しく間隔をおいた締めつけ部を設け、関連つりブ
ラケットがそれぞれ異なった位置に配置されうるようになし、1つの入れ子式ガ
イドのつりブラケット14間の相互距離が異なる直立部58の相互距離に簡単に
適応なしうるようにすることが出来る。
【0039】 また取り付け突起群がつりブラケットの側面の溝群中にかみあい、複数の締めつ
け突起が種々の位置でつりブラケットを囲むようにすることも出来る。さらにま
たブラケット部の種々のフランジ部の間に囲まれる角度を、ブラケットを据えつ
けるべき直立部の形および位置に応じて90°とは異なるように選択しうる。こ
ういった、またその他の改変は全て本発明の範囲内とみなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る入れ子式ガイドの一部を、取り外されたつりブラケットと共に示
す略図的斜視図である。
【図2】 図1のつりブラケットのブラケット部の正面図である。
【図3】 つりブラケットの取り付けられた入れ子式ガイドの部分側面図である。
【図3A】 別の具体例での入れ子式ガイドの側面図である。
【図3B】 つりブラケットが据え付けられたキャビネットあるいはラックの直立部の部分
側面図である
【図4】 さらに別の具体例に係る、キャビネット部に据えつけられたブラケット部を示
す図である。
【図5】 さらに別の具体例に係る入れ子式ガイドのブラケット部である。
【符号の説明】
2 ガイド 4 つりブラケット 4A つりブラケット 6 キャビネット部 8 引き出し部 10 中間部 12 壁部 14 取り付け突起 16 背面部 18 締めつけ部 20 間隙 22 空間 24 締めつけ突起 26 第1ブラケット部 28 第2ブラケット部 30 第1フランジ部 32 第2フランジ部 32A 第2フランジ部 34 第3フランジ部 36 第4フランジ部 38 L字型溝 39 縦エッジ 40 足部 42 直立溝 42A 足部 44 L字型溝 46 足部 48 孔 50 ボルト 52 第2取り付け突起 54 第2締めつけ部 56 取り付け突起 57 開口 58 直立部 58A 直立部 60 締めつけ突起 62 縦エッジ 64 部位 66 末端エッジ 68 直立縦エッジ 102 ガイド 112 壁部 114 取り付け突起 118 締めつけ部 124 締めつけ突起 126 第1ブラケット部 130 第1フランジ部 138 溝 140 足部 165 縦エッジ 168 縦エッジ 204 つりブラケット 212 壁部 214 取り付け突起 218 締めつけ部 224 締めつけ突起 226 第1ブラケット部 230 第1フランジ部 238 すりわり付きくぼみ 240 開口 262 縦エッジ 265 エッジ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月21日(2000.6.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は特許請求の範囲第1項前段に記載されているタイプの入れ子式ガイ
ドにかかるものである。かかる入れ子式ガイドは米国特許第5,470,143
号で公知である。米国特許第5,470,143号はキャビネットケースの溝付
き直立部に直接接続さるべきガイドレールを記載している。
【0002】 この公知のガイドレールは、キャビネット部がそこから切りとられる壁部に対し
て垂直に伸びる2対の取り付け突起を含む。これらの突起の各々は同じ平面に伸
びる締めつけ部を含む。締めつけ突起が溝付き直立部の溝中に挿入されついで押
し込まれて、締めつけ突起が溝付き直立部の後ろにかみ合うようにせられる。ガ
イドレールがゆるむことのないように弾性部材がガイドレールを所定位置にロッ
クする。
【0003】 欧州特許818163号にはキャビネット壁部にねじ止めさるべき2つのブレー
スで接続されうる入れ子式ガイドが記載されている。双方のブレースは同じもの
である。キャビネット部の前付近に第1リップが関連壁部の打ち抜きで作られ、
これは前記壁部に実質的に平行に伸び、頂部側でそれに連結された締めつけ部を
含む。該リップは関連前ブレースの懸垂のためその頂部側に押しあげられ得る。
前記引き出し部の背面付近には第2リップが前記壁部から打ち抜かれ、これは壁
部に実質的に平行に伸びる第2締めつけ部を含み、前記リップのガイドユニット
の前側に面する側で垂直結合でそれに結合されている。
【0004】 第2リップは後方ブレースの溝に水平に挿入せられる。欧州特許第818163
号に記載のガイドレールはこのように先ずブレースを正確に所定位置に据え付け
、その後先ず第2リップが所定位置にすべり込まされ開口に挿入され、それによ
りガイドレールが水平に対しある角度に保たれ、第1リップが前ブレースの上端
エッジの上の位置にうごかされるようにしてキャビネットに接続される。次いで
ガイドレールは第1リップが関連ブレースとかみ合うように後方リップの回りに
回転せられる。
【0005】 またガイドレールは実用上からも周知で例えば米国、フラートンのジョナサン社
により供給されている。
【0006】 こういった公知の入れ子式ガイドはキャビネット部とキャビネット部に縦方向に
部分的に滑動する引き出し部からなり、つりブラケットがキャビネット部の壁部
にもたれ引き出し部の反対側に向かい合つて取り付けられている。こういったつ
りブラケットにはそのためすりわり付き開口が設けられ、また関連壁部には対応
する位置に孔が配置されつりブラケットが関連壁部にねじ止めされるようになっ
ている。このため、引き出し部はキャビネット部の内側が孔の高さで邪魔されず
取り付けボルトあるいはナットのかみ合いが可能であるように滑り出させる必要
がある。
【0007】 つりブラケットはキャビネットの直立部あるいは類似のフレームに、別のボルト
、ねじあるいはかかる取り付け手段により取り付けられる。つりブラケットには
さらに、使用中キャビネット部の縦エッジとかみ合う曲がった縦エッジが設けら
れ、キャビネット部の壁部に平行で引き出し方向に対し直角の移動が防止せられ
る。
【0008】 この周知の入れ子式ガイドにはつりブラケットの取り付けが非常に複雑で時間が
かかり、特に取付けボルト及びナットの据え付けを2本の手で行われねばならず
、同時に入れ子式ガイドを所望の位置に保持しなければならないため時間を要す
る欠点がある。また、かかる入れ子式ガイドはルーズボルトおよびナットを使用
せねばならぬので使用が高価である。この公知の入れ子式ガイドのさらなる欠点
は入れ子式ガイドが殆ど完全に滑りだされている時にのみ、つりブラケットが取
付けられるので、据え付けがさらに困難でありまたは据え付け間違いの危険性が
増す点である。
【0009】 またこの公知の入れ子式ガイドはつりブラケットが関連キャビネット部に対し特
別に設計されねばならぬ欠点を有する。というのは曲がった縦エッジがキャビネ
ット部の外縁に接続しなければならぬからである。その結果、こういったつりブ
ラケットの使用がより困難且つ高価になる。
【0010】 また、つりブラケットを直接キャビネット部の壁部に溶接することも既に提案さ
れている。これには、かかるつりブラケットの再調整が不可能で、ガイド上への
その据え付けをすでに製造中に行わねばならぬとの重大な欠点がある。その結果
かかる入れ子式ガイドは種々のキャビネットに使用するわけにはゆかず、その包
装、貯蔵ならびに運送が極めて非経済的、特にその占有空間の点で非経済的であ
る。またこういった公知のガイドではバラバラのパーツ、特に取り付けねじ等を
フォイルバッグ、ボックス等に包装せねばならず、これは高価であり、無駄につ
ながり、また過ちのもととなる。さらにまた、かかる入れ子式ガイドは溶接操作
が変形の原因となり、このことは不利益で、特に磨滅が増大し滑りが悪くなるの
で不利益である欠点を有する。
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的の1つは請求項第1項の前文に規定されている型の入れ子式ガイ
ドであって、上記の欠点がなく且つ利点が保持されている入れ子式ガイドを提供
するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 そのため本発明にかかる入れ子式ガイドは、請求項第1項の特徴部分に規定され
た特徴を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】 本発明に係る入れ子式ガイドはつりブラケットが特別な取り付け手段を必要とせ
ず、滑り込ませで簡単にキャビネット部と接続され得る利点をあたえる。特に周
知のボルトおよびナットは不必要で、しかもつりブラケットはガイド部とは別々
に包装、貯蔵、運搬が可能である。これは入れ子式ガイドの使用、特にその据え
付けを容易にする。本発明にかかる入れ子式ガイドのさらなる利点は種々の型の
入れ子式ガイドに対して、同じつりブラケットが用いられ、高度の基準化が確保
せられる点である。
【0013】 本願ににおいて、ガイドとは少なくとも引き出しガイド及びラックキャビネット
、ファイリングキャビネットに用いられるガイド、一般的に広義には少なくとも
家具に用いられるガイド、並びに機械器具例えばフォトコピー機、現金自動支払
機等に用いられるガイドを意味する。
【0014】 本発明に係るガイドは好ましくは請求項第2項の特徴部分により特徴ずけられる
。 更に有利な具体例に於いて、本発明に係る入れ子式ガイドは請求項第3項の特徴
部分により特徴ずけられる。 少なくとも1つの、好ましくは各取り付け突起をカギ型のデザインとし、好まし
くは打ち抜き操作により適切な壁部からつくることにより、所望の取り付け突起
が極めて容易に、例えば1回の操作により作られるとの利点が得られる。また他
の材料を用いる必要なしにしっかり固定された連結が達成せられる。さらに取り
付け突起をガイドに溶接する場合にみられる様な変形が防止せられる。
【0015】 さらに別の具体例で本発明に係る入れ子式ガイドは請求項4の特徴によりさらに
特徴付けられる。この具体例にみられるように、少なくとも2つの間隔を置いた
取り付け突起を設け、締めつけ部がつりブラケット中の対応数のすりわり付きく
ぼみの縦エッジのすくなくとも一部の上にかみ合い得るようにすることにより、
つりブラケットが極めて容易にキャビネット部に回転せずしっかりと連結されう
るとの利点が得られる。事実上、2つの間隔の置かれた取り付け突起がキャビネ
ット部にたいしてのつりブラケットの回転を有効に防止する。
【0016】 極めて有利な具体例において、本発明に係る入れ子式ガイドは請求項7の特徴部
分で特徴ずけられる。この具体例に於いては、少なくとも1部分のつりブラケッ
トが、取り付け突起の締めつけ部の下に滑り込むとき、締めつけ突起を通過し、
締めつけ突起がつりブラケットのくぼみエッジの後ろにかみ合うようになる利点
が得られる。こうしてつりブラケットは移動に対して、少なくともつりブラケッ
トが取り付け突起の上を滑動する方向とは反対の方向にゆるむことに逆らって固
定せられる。かかる締めつけ突起は例えば関連壁部からくぼみあるいは部分的に
打ち抜かれたリップとして成形せられる。
【0017】 更に有利な具体例において、本発明にかかる入れ子式ガイドは請求項10記載の
特徴で特徴付けられる。かかる入れ子式ガイドは各つりブラケットの2つのブラ
ケット部により、そこに入れ子式ガイドが据え付けられるべきキャビネットフレ
ームに対し少なくとも1方向に入れ子式ガイドの位置を調節できる利点を与える
。またフレームに対してのその取り付けを極めて容易に行いうる。
【0018】 さらに別の好ましい具体例に於いて、本発明にかかる入れ子式ガイドは請求項1
1の特徴部で特徴付けられる。 少なくとも1つのつりブラケットを据えつけられた状態で全方向に囲いこみ、他
のブラケットの少なくとも1つをガイドの縦方向に滑動的に据えつけることによ
り、そこにガイドが据えつけられるべき家具等の寸法的変化を容易に吸収しうる
利点が得られる。かくして例えば望ましからざる彎曲の結果としての直立部間の
寸法的変化が吸収される。
【0019】 本発明はまた本発明に係る入れ子式ガイドに好適でそれに使用するためのつりブ
ラケットにかかり、またかかる入れ子式ガイドを備えたキャビネット等に係る。
本発明に係る入れ子式ガイドのさらに有利な具体例が請求の範囲に示されている
【0020】 以下添付図により本発明の詳細を説明する。尚図面の説明において対応する部位
には対応する参照番号が付されている。
【0021】 図1はガイド2とつりブラケット4の略図的な斜視図である。このガイド2はキ
ャビネット部6とその中で縦方向Pに滑動しうる引出し部8ならびに中間部10
からなる。かかる3部構成入れ子式ガイドはそれ自体十分に知られており、ここ
には単に例示として示されている。勿論あらゆる種類の別のガイド、例えば2部
構成ガイドあるいはそれぞれの部が互いに違つて配置せしめられたガイドを用い
ることも出来る。
【0022】 キャビネット部6の使用時には外方に向く後ろの壁部12には該壁部12から打
ち抜かれた多数の隆起した大体L字型にフックした取り付け突起14が種々の位
置に設けられている。各取り付け突起14は、壁部12に対して大体直角に伸び
る背面部16と壁部12に対して平行に伸びる締めつけ部18からなる。図1は
ガイド2の末端付近に位置する2対になった4つの取り付け突起14を示してい
る。締めつけ部18群は一平面に、又背面群16は互いに平行に伸びている。こ
れらの背面部16の間には空間20が設けられこれら背面部16の非対面壁の内
側には距離Bが形成せられる。この意味は後段に説明する。壁部12と該壁に面
する締めつけ部18の内側の間には高さDの空間22が設けられている。この意
味も後段に説明する。
【0023】 ガイド2の末端から離れ、より近い取り付け突起14の端から距離Sのところに
、締めつけ突起24が壁部12から押し出されており、この締めつけ突起24は
リップ型で取り付け突起14から離れる方向に上向きに傾斜している。
【0024】 つりブラケット4は第1ブラケット部26と第2ブラケット部28からなる。こ
れら2つのブラケット部26および28はフックの形に設計され例えばスチール
シートあるいはこういった材料から作られている。第1ブラケット部26は第1
フランジ部30と第2フランジ部32からなり、第2ブラケット部28は第3フ
ランジ部34と第4フランジ部36からなる。フランジ部30には4つのL字型
の溝38が設けられ、それら溝の脚部は2つずつが前後にまた2つずつが左右に
互いに平行している。足部40はその巾が溝の脚部巾より幾分大きく、脚の同じ
側面に位置し、かつ脚の両側面を示している。足部40のサイズならびに形は取
り付け突起14の締めつけ部18のサイズならびに形に大凡対応し、また溝38
の互いに離れている縦エッジ39間の距離は横方向にみて大体突起14間の巾B
に対応する。これに据え付けられたブラケットが裏部分に直角に移動すること並
びに回転する事が防止され固定せられる。足部40同志間の縦方向Pから見ての
距離は対の取り付け突起14同志間の同じく縦方向に見ての距離に対応する。第
1フランジ部30の厚みは例えば少なくとも空間22の高さDに大体対応する。
また溝38の脚部の長さは大体背面部16の実質的厚みに対応する。溝38の脚
部の長さは例えば取り付け突起14と締めつけ突起24の間の距離Sに少なくと
も略対応する。調節を可能にするため、この長さもさらに長く選ぶ事も可能であ
る。
【0025】 第1フランジ部30に直角に伸びる第2フランジ部32には互いに平行に伸びる
2つの外直線溝42と2つの内L字型溝44が設けられている。これらL字型溝
44の足部46は第1フランジ部30と第2フランジ部32の間の移行域に位置
し、互いに離れて位置する。第3フランジ部34は内面ねじ山の設けられている
2つの孔48を有し、その各々中に取り付けボルト50が各直線溝孔42を通し
ねじ込まれる(図3参照)。こうして第2ブラケット部28が第1ブラケット部
26にねじ止めせられる。また第3フランジ部34には2つの第2取り付け突起
52が設けられ、これらは形が取り付け突起14に対応している。これら第2の
取り付け突起52には第2の締めつけ部54が設けられ、該突起52は足部を介
してL字型溝中に滑り込まされ、第2締めつけ部54が部分的にL字型溝44の
脚部の縦エッジ上にくるようになる。ボルト50は直線溝42から滑り出ないの
で第1ブラケット部26と第2ブラケット部28との適切な接続がこうして達成
せられ、第1ブラケット部26に対して第2ブラケット部を、後壁部12に対し
て直角方向に調節することが出来る。また第1ブラケット部が据え付けられると
、後段に詳述する如く第2ブラッケト部は第1ブラケット部26からはずれるこ
とがなく、またボルト50が配備されなくても前述のごとくはずれることはない
。このように据え付けられたガイド2はつりブラケット4から不用意にはずれる
事がない。
【0026】 図2に示されているように、別の具体例において、溝42は第1フランジ30中
に伸びこみ、足部42Aの寸法は取り付けボルト50のヘッドがそのなかを通り
抜けるような寸法になっている。こうすることによる利点は取り付けボルト50
を先ず孔48にねじ込み、ついで足部42Aを介して溝42中に滑りこませ、さ
らに固定することが出来る点である。これはボルトが予め据え付けられ従ってば
らで梱包せられる必要がなく、利用者がそれを据えつける必要がなく、据え付け
時間を短縮し、誤りを無くし、ゆるんだ包装を防止する利点を与える。
【0027】 第4フランジ部36、これは第3フランジ部34に対して直角で第1フランジ部
30に略平行に伸びているが、には2つのL字型の第3取り付け突起56が設け
られこれらは第4フランジ部36からへこまされている。このような第3の取り
付け突起56でもって、第2ブラケット部28は例えばエレクトロニックケース
の金属あるいはプラスチックフレームの適当な開口に固定せられる。第4フラン
ジ部36をその対面側にもたれさせ、2つのガイドを向き合った直立部の対面側
に据えつけるため、第3取り付け突起56および所望により組み合わされる締め
つけ突起60は反対側のほうにもまたへこますことができる。かかるフレームは
例えば図3に略図的に破線で示されている如く長方形あるいはL字型断面となっ
た互いに平行に伸びる4つの直立区分58からなる。これら区分には多数の開口
57が少なくとも1側面、しばしば複数側面に設けられていて(図3B参照)、
物体がそれに固定されあるいはそのなかに固定されるようになっている。
【0028】 第3取り付け突起56は適切な開口57に固定的に受け入れられ、適切な開口5
7の縦エッジ上に滑りこまされそこに締めつけられ得るような形をなしている。
第4フランジ部36には、上方第3取り付け突起56の上で滑り込み方向に見て
、やはりフランジ材から凹ませることにより第3の締めつけ突起60が形成され
、この締めつけ突起は第3取り付け突起56から遠ざかる方向に上方に傾斜して
いる。第2ブラケット部28が開口57中に据え付けられる場合、上方第3取り
付け突起56は直立部58の開口57の下方縦エッジ57上にしっかりとかぶさ
り、開口57内で第3締めつけ突起60はその上端縁と接触する。第2ブラケッ
ト部28の移動はそれにより簡単且つ有効に防止せられる。こうして、つりブラ
ケット4は縦方向にも水平方向にも関連フレーム部58に固定せられる。 勿論他の据え付け手段例えばねじ結合等も利用しうる。
【0029】 つりブラケット4は下記の如くガイド2に取り付けられる。 第1フランジ部30が後壁部12に平行に保たれ、第1フランジ部30が後壁部
12に接触するように溝38の足部40でもって4つの取り付け突起14の締め
つけ部18上に押しつけられる。次ぎにつりブラケット4がP方向に平行してガ
イド2の末端3から離れる方向に後壁部12に沿って動かされる。次いで溝38
の縦エッジ62が背面部16の内側にもたれて空間22中に受け入れられ、もし
存在する場合には溝群間に位置する部位64が取り付け突起群14の間の空間2
0に受け入れられる。第1ブラケット部26並びにつりブラケット4のPと平行
した方向以外の方向への移動はこれにより簡単に防止せられる。
【0030】 つりブラケット4は、溝38と末端エッジ66の間に位置する部分が第1締めつ
け突起24を完全に通過するように前進せしめられ、第2フランジ部32から遠
い縦エッジ65が取り付け突起14から離れた締めつけ突起24の直立縦エッジ
68に接触するようにせしめられる。すると背面部16は溝38の末端からの距
離が足部40からある程度離れた所に接触しあるいは位置する。こうしてつりブ
ラケット4は完全にガイド2に対し固定せられる。
【0031】 図3は据え付けられたつりブラケットと共に入れ子式ガイドの一部を示す側面図
である。そこにつりブラケットが据え付けられている直立部58が破線でしめさ
れている。図3に示される如く、ガイド2には2つのつりブラケット4及び4A
が設けられ、これらつりブラケットは互いに同じものであり得る。前つりブラケ
ット4のための据え付け手段は第1締めつけ突起をふくみ、図1及び2に示され
るよう設計せられる。これは従って、前つりブラケット4がガイド2に対し、明
白に規定された固定位置に取り付けられ、移動不可能になることを意味する。
【0032】 後方つりブラケット4Aのためには取り付け突起14のみが設けられ、締めつけ
突起はない。従って据え付けられた状態で、後部つりブラケット4Aのガイド縦
方向への移動はなをある限られた距離には可能である。こうすることによる利点
は前ならびに後ろ直立部58及び58A間の距離での寸法変化が容易に吸収され
うる点である。また図3に示される如く、後方つりブラケット4Aがガイド2の
後方末端よりも外にのびるようにし、例えば直立部58及び58A間の距離より
も短い長さのガイドへの据え付けが可能となる。なを、後方つりブラケットが固
定され前方つりブラケットがスライド可能であるようにすることも、また双方の
つりブラケットが固定されるように設計することも勿論可能である。
【0033】 図4は第1ブラケット部126のさらに別の具体例を示し、溝138はガイド1
02の縦方向Pに対し直角方向に伸びている。溝138の足部140は次いで第
1フランジ部130の、使用中上方に向けられる側近くに配備せられる。また4
つの取り付け突起114は並んで配備せられる。使用中上方に向けられるガイド
102の側近くには締めつけ124が配備せられる。図4に示される如く第1ブ
ラケット部126は前述方法と同じ方法でガイド102に取り付けることが出来
る。足部140が取り付け突起114の上に置かれ、その後ブラケット部126
が、足部140の縦エッジ165が締めつけ突起124の縦エッジ168と接す
るまで、壁部112に沿ってK方向に滑らされる。かかる具体例に於いてガイド
の滑り込ませ並びに滑り出し方向Pに作用する力は殆ど完全に取り付け突起11
4により吸収せられる。
【0034】 図5は更に別の具体例に係る第1ブラケット部226で、すりわり付きくぼみ2
38が第1フランジ部230の両側に設けられているものを示している。壁部2
12には少なくとも2つの、好ましくは併置された2対の重なりあった取り付け
突起214が設けられ、これらには互いに向き合った締めつけ部218が設けら
れる。図5に示される如く、締めつけ部218は第1フランジ部230を滑り込
ませ方向P以外の方向に囲いをするため、すりわり付きくぼみ238の縦エッジ
262上に位置せしめてもよい。
【0035】 取り付け突起214の間に締めつけ突起24を配置することが出来、これは第1
フランジ部230が完全に滑り込まされた時、開口240のエッジ265に接触
する。こうしてつりブラケット204はいずれの方向にも固定せられる。幾分滑
動可能なつりブラケットとして使用するためには開口240を省略し、且つフラ
ンジ部230の長さNを所望の長さとすることが出来、これは例えば装置の長さ
を大にするのに有利である。
【0036】 つりブラケット4は先ず直立部58に取り付け、その後ガイド2をつりブラケッ
ト4に取り付けることが出来る。これはつりブラケットを、ガイド取り付け前に
簡単に且つ十分な広さの場で取り付け得る利点を有する。しかしながら、つりブ
ラケット4を先ずガイド2に取り付け、次ぎにつりブラケット4を直立部58に
取り付けることも可能である。少なくとも2つの間隔をおいて離された取り付け
突起(図の例では4つの取り付け突起14、114、214が示されている)を
用いることによりえられる利点は、ガイド2に対してのつりブラケット4の回転
が容易に防止され、従って取り付けがさらに単純化される点である。
【0037】 本発明に係る入れ子式ガイドはいろいろな部品を互いに正しく位置せしめること
が紛らわしくなく単純であるため極めて簡単且つ容易に行われ、また据え付けの
間違いがない。また取り付けが特殊な工具なしに可能である。第1フランジ部3
0は平らなデザインであるため、この部品は平らなプレートから容易に作られ、
さらにまた同じつりブラケット、少なくとも同じ第1ブラケット部が種々のガイ
ドにそれらの巾に係わらず使用せられる。これにより簡単な基準統一が達成せら
れる。
【0038】 単純な形で、本発明に係る入れ子式ガイドに用いられるつりブラケット4は図3
Aに示される如く第2及び第3フランジ部32、34が固く連結された一体型の
ものであり得る。つりブラケット4はこのように一枚のプレートから曲げられ第
1フランジ部30、第2フランジ部32Aおよび任意的な第1フランジ部に平行
した第3フランジ部36を含む。
【0039】 しかしながら第2フランジ部32Aに第3取り付け突起56および第3締めつけ
突起60を取り付け、第3フランジ部を任意的に省略することも出来、また第2
フランジ部32Aを第1フランジ部30と一直線にすることも可能である。
【0040】 本発明は図示せる具体例に何ら限定されるものではなく、多くの改変が本発明の
範囲内で可能である。即ち、
【0041】 取り付け突起14、114、214は上記とはべつの方法、例えばスポット溶接
により後壁部12あるいは他の壁部に取り付けることが出来る。また取り付け突
起はべつの形となし、締めつけ部18、118、218が第1フランジ部30、
130、230の壁部12とは裏側にかみ合うようにすることが出来る。さらに
締めつけ突起24、124、224が他の位置に配置され、例えばそれらが縦エ
ッジ中あるいはそれにもたれての溝あるいはくぼみ中にかみ合わされるようにす
ることが出来る。さらにまた、締めつけ突起は幾分弾力性のあるものとなし、つ
りブラケット4の設置および取り外しをさらに簡単なものとすることが出来る。
また溝は図とは別の方向、例えばガイドの滑り出し方向Pに対し30あるいは4
5°に設け、別の滑り入れ方向となるようにすることが出来る。
【0042】 本発明にかかるガイドは同等に配置された少なくとも2つの間隔の置かれたつり
ブラケットを含むようになし得ることが明らかである。後壁部12上の少なくと
も1つの位置に多数列の規則正しく間隔をおいた締めつけ部を設け、関連つりブ
ラケットがそれぞれ異なった位置に配置されうるようになし、1つの入れ子式ガ
イドのつりブラケット14間の相互距離が異なる直立部58の相互距離に簡単に
適応なしうるようにすることが出来る。
【0043】 また取り付け突起群がつりブラケットの側面の溝群中にかみあい、複数の締めつ
け突起が種々の位置でつりブラケットを囲むようにすることも出来る。さらにま
たブラケット部の種々のフランジ部の間に囲まれる角度を、ブラケットを据えつ
けるべき直立部の形および位置に応じて90°とは異なるように選択しうる。こ
ういった、またその他の改変は全て本発明の範囲内とみなし得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月22日(2000.9.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともキャビネット部とそれに対し縦方向に滑動可能な引き
    出し部からなり、使用中少なくとも1つのつりブラケットがキャビネット部の壁
    部に接続され、キャビネット部は第1据え付け手段を含みまた該あるいは各つり
    ブラケットは第2据え付け手段を含み、少なくとも1つの据え付け手段は少なく
    とも1つの取り付け突起の設けられた壁部を、該壁部から一定距離に位置する締
    めつけ部と共に含み、他の据え付け手段には前記の少なくとも1つの取り付け突
    起と協力するための取り付け手段がもうけられ、少なくとも1つの取り付け突起
    の締めつけ部と関連壁部との間に固定手段を少なくとも部分的に滑り込ませるこ
    とにより該据え付け手段は少なくとも実質的に所定位置に固定され支持されるべ
    く相互に接続せられるように配置されている、ガイド。
  2. 【請求項2】第1据え付け手段が少なくとも1つの取り付け突起を備えた壁部
    を含み、第2据え付け手段が固定手段を含み、配置は少なくとも1つの取り付け
    突起の締めつけ部と関連壁部の間に固定手段を少なくとも部分的に滑り込ませる
    ことにより、関連つりブラケットが少なくとも実質的に所定位置に固定され支持
    されるようキャビネット部と連結されうるような配置である、請求項1記載の入
    れ子式ガイド。
  3. 【請求項3】少なくとも1つの取り付け突起がかぎ型で関連壁部からつくられ
    る請求項1あるいは2記載の入れ子式ガイド。
  4. 【請求項4】少なくとも1つのつりブラケットのために少なくとも2つの間隔
    の置かれた取り付け突起が設けられ、関連固定手段は取り付け突起を受け入れる
    ための少なくとも2つのすりわり付きくぼみを含み、取り付けられた位置で取り
    付け突起の締めつけ部が関連くぼみの縦エッジの1部にかみあうようになってい
    る請求項1〜3のいずれかに記載の入れ子式ガイド。
  5. 【請求項5】すりわり付きくぼみが関連つりブラケットのフランジ部に設けら
    れた溝で、このフランジ部が使用中関連壁部と接触する請求項4記載の入れ子式
    ガイド。
  6. 【請求項6】2つの向かい合った縦エッジでのすりわり付きくぼみに関連つり
    ブラケットのフランジ部が設けられ、このフランジ部が使用中壁部と接触する請
    求項4記載の入れ子式ガイド。
  7. 【請求項7】壁部に少なくとも1つの締めつけ突起が設けられ、この突起は取
    り付け突起からある距離に配置され、つりブラケットが据え付けられた時つりブ
    ラケットの前進方向で関連関連つりブラケットの後ろに位置しあるいはその中に
    配置された開口あるいはくぼみの後ろに位置する縦エッジの後ろとかみあうこと
    が出来、この配置はつりブラケット、少なくともその関連部位が前進方向では関
    連締めつけ突起を通過するが、据え付け後は少なくとも締めつけ突起により反対
    方向で取り外しに逆らい保持される配置となっている請求項1〜6のいずれかに
    記載の入れ子式ガイド。
  8. 【請求項8】少なくとも1つのブラケットの前進方向が入れ子式ガイドの滑り
    込ませ並びに滑り出し方向と実質的に平行で、好ましくは滑り出し方向と同じ方
    向である請求項1〜7のいずれかに記載の入れ子式ガイド。
  9. 【請求項9】少なくとも1つのブラケットの前進方向が入れ子式ガイドの滑り
    込ませ並びに滑り出し方向と実質的に直角に伸び、好ましくは使用の位置でみて
    下から上に伸びる請求項1〜7のいずれかに記載の入れ子式ガイド。
  10. 【請求項10】前記あるいは各つりブラケットが第1および第2ブラケット部
    を含み、第1ブラケット部がそれぞれである角度を作る少なくとも2つのフラン
    ジ部を含み、第1フランジ部には固定手段がまた第2フランジ部には第1カップ
    リング手段が設けられ、第2ブラケット部には第1カップリング手段とのカップ
    リングのため第2カップリング手段が設けられ、第2ブラッケト部に対し第1ブ
    ラケット部の位置の調整が可能であるような配置となっており、また第2ブラッ
    ケット部にはそれとキャビネットフレームあるいはかかるキャビネット部品との
    カップリングのための第3カップリング手段が設けられている請求項1〜9のい
    ずれかに記載の入れ子式ガイド。
  11. 【請求項11】ガイド1つあたり少なくとも2つのつりブラケットが設けられ
    、据え付け後に、少なくとも1つのつりブラッケットはあらゆる方向っで所定位
    置に固定せられるようガイドに接続され、また据え付け後に少なくとも1つの他
    のつりブラケットはキャビネット部に沿ってガイドの縦方向に連結さた状態で滑
    動可能である請求項1〜10のいずれかに記載の入れ子式ガイド。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに係る入れ子式ガイドに用いるに適
    したあるいは使用が意図されたつりブラケット。
  13. 【請求項13】請求項1〜9のいずれかに係る入れ子式ガイドの少なくとも1
    つが設けられているキャビネットあるいはキャビネット様の装置。
JP2000557732A 1998-07-02 1999-07-02 つりブラケットを有する入れ子式ガイド Pending JP2002519127A (ja)

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NL1009545 1998-07-02
NL1009545A NL1009545C2 (nl) 1998-07-02 1998-07-02 Telescopische geleider met ophangbeugel.
PCT/NL1999/000415 WO2000001278A1 (en) 1998-07-02 1999-07-02 Telescopic guide with suspension bracket

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DE (1) DE69934118T2 (ja)
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NL1009545C2 (nl) 2000-01-07
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