JP2002518243A - 地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置 - Google Patents

地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置

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JP2002518243A JP2000554606A JP2000554606A JP2002518243A JP 2002518243 A JP2002518243 A JP 2002518243A JP 2000554606 A JP2000554606 A JP 2000554606A JP 2000554606 A JP2000554606 A JP 2000554606A JP 2002518243 A JP2002518243 A JP 2002518243A
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Abstract

(57)【要約】 地震調査船のための吹き流し取扱い牽引装置は、吹き流しデッキ(20)の直上の船のデッキ(50)の下側に固定されたビーム(42)を有している。ビームは、通常の頭の高さ上方で、全体に船の長手方向に延びている。ビーム(42)は、その船尾端において回動され、その他端(54)において当該端を吹き流しデッキ(20)に向けて下げることができる伸縮自在アーム(56)によって支持されている。吹き流し(28)のための巻き取りブロック(34)を支持するキャリッジ(60)が、ビーム(42)に沿って両方向に可動である。牽引中、ビーム(42)はその上昇位置に保持され、巻き取りブロック(34)はビームの船尾端にある。吹き流しへの作業が望まれる時、キャリッジ(60)はビーム(42)に沿って他端側へ移動され、当該他端は吹き流しデッキ(20)に向けて下げられ、吹き流しへの便利な腰の高さのアクセスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置に関し、とりわ
け、大面積を覆う3D海洋地震調査を実施する際に用いられる種類の地震調査船
上での使用のためのそのような装置に関している。
【0002】 3D海洋地震調査を実施するためには、複数の地震用吹き流し(streamer)が
地震調査船の後方で約5ノットで牽引される。各地震用吹き流しは、典型的には
、数千メートルの長さを有し、その長さ方向に分布された水中聴音計及び関連す
る電気装置の配列とを有している。地震調査船は、1以上の地震源(seismic so
urce)、典型的にはエアガン(空気銃)をも牽引する。地震源によって生成され
る音響信号は、水中を通って下方の大地に向かって、向けられている。大地では
、それらは種々の地層(strata)から反射される。反射信号は、吹き流しの水中
聴音計によって受信され、デジタル化され、その後地震調査船に伝送される。そ
こでは、それら信号が記録され、調査される領域内の大地地層の表示を構築する
という最終の目的で少なくとも部分的に処理される。
【0003】 現在、本件出願人によって使用されている典型的な吹き流し配列は、8個の均
等間隔の吹き流しの700メートル幅の配列を備えている。各吹き流しは、約4
000メートルの長さである。本件出願人の米国特許第4798156号に記載
されているように、吹き流しは、それらの引込線(lead-ins)、すなわち、電力
や制御及びデータ信号を船と吹き流しとの間で伝送する被服された(armoured)
電気ケーブル、によって牽引される。また、それらの広がりは、本件出願人の米
国特許第5357892号に記載された種類の MONOWING 偏向機によって制御さ
れ、維持される。
【0004】 このような相対的に大きなサイズの配列は、大面積の3D地震調査が大変に効
率的に実施されることを許容する。しかしながら、このような調査を実施するコ
ストは大変に高いため、さらに効率を改善すべきという継続的な要請(圧力)が
存在する。これを達成する1つの方法は、さらに多くの吹き流しを有する、さら
に幅広の吹き流し配列を使用することである。しかしながら、そのような調査の
開始時及び終了時の吹き流しの配置及び回収は、それ自体時間のかかる処理であ
り、それは危険でもあり得る。各吹き流しは、典型的には100メートルの部分
からなっており、例えば深さコントローラ(「鳥(birds)」)のような補助装
置と、その長さに沿って間隔を空けてそれに固定された音響位置センサ等と、を
有している。この補助装置は、典型的には、吹き流しの配置及び回収の間に、吹
き流しに取り付けられ及び取り外される。
【0005】 従って、本発明の目的は、吹き流しの安全でスピーディな配置及び回収を容易
にするような吹き流し取扱い装置を提供することである。
【0006】 本発明によれば、地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置であって
、 ビームと、 ビームが全体に船の長手方向に延びるように、船の吹き流しデッキの上方の通
常の頭の高さの上方にビームを取り付ける手段であって、ビームの船尾側端に当
該端が全体にビームの横方向に延びる水平軸周りに回動することを許容する回動
接続部と、ビームの他端を吹き流しデッキに向けて及びそこから離れるよう下げ
る及び上げるための支持手段と、を有する取り付け手段と、 吹き流しを支持して案内するためのプーリ手段であって、ビームに固定される
と共にビームに沿って可動であるプーリ手段と、 を備えたことを特徴とする装置、が提供される。
【0007】 本発明の好適な実施の形態では、プーリ手段は、ビームに沿って可動なキャリ
ッジ手段と、プーリ装置と、キャリッジ手段の下方にプーリ装置を吊り下げるた
めの手段と、を有している。
【0008】 好ましくは、吊り下げ手段は、キャリッジ手段上に回転可能に支持されると共
にビームの長手方向軸の回りに回転可能なカラー部、を有している。
【0009】 さらに、プーリ装置は、好ましくは、全体にビームの横方向に延びる水平軸回
りに回動可能である。
【0010】 キャリッジ手段は、好ましくは、それをビームに沿って両方向に移動するよう
配置された少なくとも1つの液圧(hydraulic )モータを有しており、有利には
、その船尾端においてホイスト手段(hoisting means)が設けられている。
【0011】 便利には、支持手段は、一端が取り付け手段に回動可能に接続されると共に他
端がビームの前記他端に回動可能に接続され、液圧で作動される伸縮自在部材、
を有している 本装置は、さらに、ビームの前記他端に位置決めされると共に、ビームの前記
他端が下げられる時に吹き流しと係合してこれを押し下げる下方突出案内手段、
を有している。
【0012】 本発明は、本発明についての先行する記載のいずれかに規定された吹き流し取
扱い装置を組み込んだ地震調査船をも含んでいる。
【0013】 本発明、添付の図面を参照して、その一実施例について説明される。
【0014】 図1は、略その喫水線のレベルにおける、深海地震調査船の平面図である。こ
の船には、本発明による吹き流し取扱い装置が組み込まれている。
【0015】 図2は、図1の船の吹き流しデッキの平面図である。
【0016】 図3は、図1及び図2の船の船尾図である。
【0017】 図4は、本発明の吹き流し取扱い装置の側面図である。
【0018】 図5及び図6は、それぞれ、図4の装置の頂上図及び終端図である。
【0019】 各図に示された深海地震調査船は、全体を10として示されており、移動単一
船体(monohull)12を有している。船体12は、典型的には、喫水線において
80メートルを越える長さ(全体で90メートル以下の長さ)を有しており、約
24メートルのビームを有している。船10の最大の排水量は、典型的には、約
7500トンである。
【0020】 図1に示されるように、喫水線における船体12の形状は、船体の幅が船首1
4から略均等幅の中央部16に向けてなめらかかつ次第に増大し、中央部から広
い遮断状船尾18に向けてずっと少ない程度に次第に減少する、という点で相当
に従来と同様である。喫水線の下方では、船尾18に向かう先細部が、深さと共
に次第に増大している。
【0021】 船10は、全てではないにしてもその大部分において、そのタイプのその大き
さの船と共通の主要な特徴、例えば、複合(multiple)ディーゼルエンジン、船
首の制御用推進エンジン(bow thruster)、発電機、60から70人の収容設備
、ヘリデッキ(helideck)、ウインチ/デリック(winches/derricks)、非常用
装置など、を有している。しかしながら、これらの特徴は、幾つかのよく知られ
た従来の形態のいずれをも採用可能であり、本発明との関係が密接でないので、
単純化のために詳細には説明されない。
【0022】 さらに、船10は、以下に説明されるように、深海地震調査を実施すべく本発
明に従って、配置される。
【0023】 図2に示されるように、船10は、中央部16から船尾の方へ延びる吹き流し
デッキ20を有している。吹き流しデッキ20は、中央部の約24メートルから
船尾部18の約37.5メートルまで、一次的に幅が増大している。幅のこの増
大は、船10の前方−後方中央線の両側で対称に行われている。吹き流しデッキ
の全体の長さは、約36メートルである。一方、船10の喫水線上方の吹き流し
デッキ20の高さは、典型的には、約9メートルである。
【0024】 船10の中央部16内には、16個の大動力吹き流しドラム22が、船の幅を
横切って分布されている。各ドラムは、略水平方向及び船10の横方向に延びる
軸を有しており、その引込線と共に、6000メートル長まで各吹き流しを貯蔵
することが可能である。船10の中央線の両側の外側の4個のドラム22は、吹
き流しデッキ20の下方に少なくとも部分的に取り付けられており、内方の8個
のドラムは、吹き流しデッキ自体に取り付けられている。ドラムは、利用できる
空間にそれらを固定すべく、部分的に綴じ込まれている(interleaved )。下方
のドラム22は、上巻き取りであり、下方のドラムは下巻き取りである。
【0025】 船10の船尾18の中央であって、吹き流しデッキ20の下方には、ガン(銃
)デッキとして知られるデッキ24がある。ガンデッキ24からは、地震源26
、典型的には本件出願人の米国特許第4686660号に記載された種類の複合
エアガン地震源が、典型的には本件出願人の米国特許第5488920号に記載
された種類の取扱いシステムを用いて、配置されている。
【0026】 使用時において、28としてかなり図式的に示された吹き流しは、各々が、そ
れぞれのガイド30を通過して、船10の船尾18に向かって吹き流しデッキの
長さに沿って延びる。それらが吹き流しデッキ20を通過する際、吹き流し28
は、それぞれの張力緩和装置32を通過し、船尾18において、それぞれの更な
るガイドを通過する。このガイドは、今回は、略鉛直方向に延びる軸を有する巻
き取りブロック(spooling block)34の形態である。省スペースのため、巻き
取りブロック34は、本件出願人のPCT特許出願PCT/IB97/0015
6に記載され請求されたタイプのものであり得る。各巻き取りブロック34は、
それぞれの吹き流し取扱い装置の一部を形成する。当該装置は、図4乃至図6を
参照して、より詳細に説明される。
【0027】 船10の船尾18を越えて一旦配置されると、12本の吹き流し28は、船に
よって約5ノットで牽引され、前述の本件出願人による MONOWING 偏向機を用い
て、典型的に1100メートル幅に達する配列に形成される。この幅広の吹き流
し配列は、この時、前述の3D海洋地震調査を実施するために、地震源26と共
働して用いられる。
【0028】 船10は、同種の大きさの従来技術の地震調査船に対して、多くの利点を有し
ている。例えば、船10は、従来船においてよりも建造することがずっと顕著に
高価でない、略従来同様の移動単一船体手段を有しているという事実がある。さ
らに、動力ドラム22及びそれらに巻き付けられた吹き流し28は、顕著に重く
、従って、船の中央でできるだけ便利に低いそれらの配置が、船10の安定性と
航行性に貢献している。
【0029】 船10の他の主要な利点は、船の船尾18における吹き流しデッキ20の実質
的に増大した幅に存在する。このことは、とりわけ、特に外側の吹き流し32の
引込線が配列を形成すべく船の船尾において曲がることが要求される角度を低減
することによって、特別に幅広の吹き流し配列の形成を容易にする。この後者の
特徴は、引込線と吹き流し32とが受ける応力を低減し、その破損の可能性を低
減する。増大された幅は、船尾18において、特別に幅広の配列を形成するため
に用いられる増大された数の吹き流し28と共に作業するためのさらなる空間を
提供する。しかし、吹き流しデッキ20は、船10の喫水線の上方9メートルに
あるので、船のドッキングをさほど妨害しない。なぜなら、当該デッキは、通常
はドックの十分上方にあり、単にその上方に突出するのみだからである。
【0030】 船10の船尾18における吹き流しデッキ20の幅を横切る特別な空間は、新
しい改良された吹き流し取扱い装置の設置に十分な空間を生成する。各吹き流し
にとって、この新しい改良された吹き流し取扱い装置は、図4乃至図6に示され
ている。
【0031】 図4乃至図6の吹き流し取扱い装置は、全体を40として示されており、全体
に船10の長手方向に延びる延長ビーム42を有している。ビーム42は、船の
船尾18により近い方の端部44において、取り付け構造46に対して回動可能
に取り付けられている。取り付け構造46は、吹き流しデッキ20の直上の船の
デッキ50の下側48に堅固に固定されている。デッキ50は、実際には、船の
上方船尾デッキである。
【0032】 隣接する吹き流し取扱い装置40のビーム42は、船尾の増大する幅にならう
ように、船の船尾19に向かって、わずかに拡がっているか、あるいは、扇状に
拡がっている。
【0033】 以下により明らかなように、ビーム42は、通常は、吹き流しデッキ20及び
上方デッキ50に対して平行に、すなわち、略水平に、前者の上方ほとんど4メ
ートルの高さで延びている。本目的のために、ビーム42の他端52は、液圧に
より作動される延伸可能な伸縮自在アーム56の一方端54に回動可能に接続さ
れている。伸縮自在アーム56の他端58は、上方デッキ50の下側48に回動
可能に接続されている。その延伸されていない状態において、伸縮自在アーム5
6は、その通常の水平位置にビームを確実に保持する。一方、伸縮自在アーム5
6の延伸は、ビーム42の端部52を、吹き流しデッキ20の上方約1メートル
の高さ、すなわち、約腰の高さにまで下げる。ビーム42の上げられた及び下げ
られた位置の両方が、図4に示されている。
【0034】 曲がったガイド59、効果的にはプーリホイールの90度部分が、ビーム42
と伸縮自在アーム56との結合端52、54に、それぞれ回動可能に固定されて
いる。
【0035】 キャリッジ60が、ビーム42に、それに沿って両方向に可動であるように取
り付けられている。キャリッジ60のための運動力は、液圧モータ62によって
与えられる。このモータ62は、典型的には、好適に位置決めされたホイール(
図示せず)の上で、ラックピニオン駆動装置(図示せず)を介してビームに沿っ
てキャリッジを動かす。モータ62のための加圧された液圧流体は、長い柔軟な
圧力ホース63を介して供給される。このホースは、キャリッジ60がビーム4
2に沿って移動する時に、展開する(unfold)。
【0036】 キャリッジ60は、カラー64を回転可能に支持している。カラー64は、キ
ャリッジとビーム42との両方を同軸に取り囲んでおり、ビームの長手方向軸回
りに回転可能である。カラー64は、同様に、巻き取りブロック34を支持して
いる。このブロックは、効果的には、大径プーリまたはフェアリーダの特に小型
の均等物である。巻き取りブロック34は、全体にビーム42の横方向に延びる
軸回りに回動するように、カラー64の下方に回動可能に吊り下げられている。
【0037】 ビーム42の船尾端44に近い方のキャリッジ60の端部66には、ウインチ
68が設けられている。
【0038】 通常の使用の際、すなわち、装置40によって取扱われた吹き流し28が配置
されて牽引される時、ビーム42はその上昇された水平位置に保持され、キャリ
ッジ60はビームの船尾端44に係止される。吹き流し28は、カラー64のキ
ャリッジ60回りの回転能力と巻き取りブロック及び回転カラー64間の回動接
続とのために側方にも前後方にも回動することが自由である巻き取りブロック3
4を通過する。これにより、吹き流し28は、それが船10の船尾18を去る時
に、吹き流しの方向の横方向及び鉛直方向の変化に適合する。
【0039】 吹き流し28上に作業することが望まれる時、すなわち、配置または回収の間
に深さ制御「鳥」または他の装置をそれに対して接続または除去することが望ま
れる時、キャリッジ60はモータ62によってビーム42の他端52に向かって
移動され、伸縮自在アーム56が延伸され、これによりビームの端部52が吹き
流しデッキ22に向かって下げられる。ビーム42の端部52が下げられると、
曲がりガイド59が吹き流し28と係合し、それを吹き流しデッキ22に向かっ
て、それが吹き流しデッキの船尾レール(rail)70の頂部と約同じレベルに達
するまで押し下げる。船尾レール70は、吹き流しデッキ22の略全体の幅に延
びており、後方に面する曲がり面72が形成されている。当該面72が、下げら
れた吹き流し28を支持する。当該面72は、吹き流し28と係合する、または
、それによって係合される他の曲がり面の各々と同様、吹き流しの最小曲がり半
径が越えられないことを保証すべく、十分な大径である。
【0040】 吹き流し28が完全に下げられる前または後で、ウインチ68は、その上の好
適な取付点に結合され得て、船の上の吹き流しの一部から張力を取り去るために
、すなわち、図4に示されるように、ホイストの取付点の右手に、少し巻き込ま
れ得る。その後、一旦吹き流し28が完全に下げられて、もはや張力が無い状態
となると、典型的には吹き流しデッキ22の上方の腰の高さであるので、作業が
極めて容易である。もし望まれるなら、そのような作業をさらに容易にするため
に、吹き流しデッキ22の上の作業領域にベンチ等が設けられ得る。
【0041】 ウインチ68は、吹き流し28と関連する補助装置、例えば、テイルブイ(ta
ilbuoys)や音響位置決め装置等を、吹き流しデッキ22上に持ち上げるために
も用いられ得る。
【0042】 吹き流し取扱い装置40は、従って、特に人間工学的に有利である。その通常
の(または牽引中の)状態において、それはほとんど吹き流しデッキ22の上方
の頭の高さ上方に配置されており、デッキは人が動き回れるように相対的に片付
けられている。しかし、それが下げられた状況においては、それは、それを通過
する吹き流し28への特に良好なアクセスを提供する。
【0043】 多くの修正が、吹き流し取扱い装置40に対してなされ得る。例えば、液圧モ
ータ62は、電気モータによって置換され得るし、伸縮自在アーム56は、ビー
ム42の端部52をその上昇位置と下降位置との間で上方及び下方に動かすこと
のできる他の任意の支持装置によって置換され得る。
【0044】 さらに、吹き流しデッキ22の上方に上方デッキが無い場合には、吹き流しデ
ッキの上方にビーム42を取り付けるための取付手段は、吹き流しデッキ自体に
支持された好適な形状のフレームを有し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 略その喫水線のレベルにおける、深海地震調査船の平面図。
【図2】 図1の船の吹き流しデッキの平面図。
【図3】 図1及び図2の船の船尾図。
【図4】 本発明の吹き流し取扱い装置の側面図。
【図5】 図4の装置の頂上図。
【図6】 図4の装置の終端図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置であって、 ビームと、 ビームが全体に船の長手方向に延びるように、船の吹き流しデッキの上方の通
    常の頭の高さの上方にビームを取り付ける手段であって、ビームの船尾側端に当
    該端が全体にビームの横方向に延びる水平軸回りに回動することを許容する回動
    接続部と、ビームの他端を吹き流しデッキに向けて及びそこから離れるよう下げ
    る及び上げるための延伸可能な支持手段と、を有する取り付け手段と、 吹き流しを支持して案内するためのプーリ手段であって、ビームに固定される
    と共にビームに沿って可動であるプーリ手段と、 を備えたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 プーリ手段は、全体にビームの長手方向に延びる軸回りに回動可能なプーリ装
    置を有している ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 プーリ手段は、ビームに沿って可動なキャリッジ手段と、プーリ装置と、キャ
    リッジ手段の下方にプーリ装置を吊り下げるための手段と、を有している ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 吊り下げ手段は、キャリッジ手段上に回転可能に支持されると共にビームの長
    手方向軸の回りに回転可能なカラー部、を有している ことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 キャリッジ手段は、当該キャリッジ手段をビームに沿って両方向に移動するよ
    う配置された少なくとも1つの液圧(hydraulic )モータを有している ことを特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 キャリッジ手段は、その船尾端において、ウインチ手段が設けられている ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 プーリ装置は、全体にビームの横方向に延びる水平軸回りに回動可能である ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 支持手段は、一端が取り付け手段に回動可能に接続されると共に他端がビーム
    の前記他端に回動可能に接続された伸縮自在部材を有している ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記支持手段は、液圧で作動され得る ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 ビームの前記他端に位置決めされると共に、ビームの前記他端が下げられる時
    に吹き流しと係合してこれを押し下げる下方突出案内手段、 を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の吹き流し取扱い装置を有する地震調査船
  12. 【請求項12】 前記船は、吹き流しデッキと、吹き流しデッキ上方の更なるデッキと、を有し
    、 取り付け手段は、更なるデッキの下側に固定されている ことを特徴とする請求項11に記載の地震調査船。
JP2000554606A 1998-06-12 1999-06-04 地震調査船上での使用のための吹き流し取扱い装置 Withdrawn JP2002518243A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9812817.6 1998-06-12
GBGB9812817.6A GB9812817D0 (en) 1998-06-12 1998-06-12 Streamer handling apparatus for use on seismic survey vessels
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