JP2002517647A - プレハブ式建物システム - Google Patents

プレハブ式建物システム

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JP2002517647A
JP2002517647A JP2000553672A JP2000553672A JP2002517647A JP 2002517647 A JP2002517647 A JP 2002517647A JP 2000553672 A JP2000553672 A JP 2000553672A JP 2000553672 A JP2000553672 A JP 2000553672A JP 2002517647 A JP2002517647 A JP 2002517647A
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floor
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panel
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JP2000553672A
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クエンティン・ジョージ
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アイ−ロック・マルチ−ストラクチュラル・インターナショナル・リミテッド
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/343Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport
    • E04B1/344Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport with hinged parts
    • E04B1/3445Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport with hinged parts foldable in a flat stack of parallel panels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 壁、床、及び/又は屋根パネルセクション(14,15)を有するプレハブモジュール(11F)から形成された移動可能な建物構造。各パネルはパネルセクション(12)から形成される。パネルセクションは、フレームサイド部材(19)を有する。フレームサイド部材は、組立時にフレームサイド部材の間に配置された連結部材(21)を介して直接又は間接的に相互に連結され、パネルを形成する。連結部材(21)は、連結された壁パネルセクション(14)を越えて伸び、床(15)、壁(14)及び屋根パネルセクションの間の相互連結を提供する。選択された壁パネルセクション(12)は、選択された床パネルセクション(15)にヒンジで連結され、それらは重ねた状態から組立状態へと交互に回転して組立られる。調整可能な支持ポストが、該調整可能なポストを用いて床セクションを組み立てる方法と共に記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、建物構造、及びプレハブ式建物の構造及び建造に関する。特に、本
発明は、プレハブ式スチールフレームを利用した、移転可能な建物等のプレハブ
式建物に関する。
【0002】 国際特許出願PCT/AU 94/00335号には、プレハブ式建物システ
ムが開示されている。その建物システムでは、複数の類似の壁パネルフレームセ
クションが、隣接する壁パネルフレームセクションのフレームサイド部材を隣接
しかつそれらの間に配置された連結部材によって間隔をあけて、しかもフレーム
サイド部材を相互に堅く締結して配置されている。間隔をあけて相互に連結され
たサイドフレーム部材は、フレームサイド部材間の空間に中心が位置する垂直荷
重経路を形成している。上部と底部の連結部材は、その上方又は下方で補足的な
フレーム部材に相互接続するために、フレームサイド部材を超えて垂直に伸びて
いる。好適に、荷重経路は固定床平面グリッドのグリッドラインに整列しており
、これにより壁パネルセクションは垂直グリッド面により中間で交差している。
この構造により、耐久性のあるスチールフレーム式パネルセクションの標準化及
び経済的な構築ができるようになった。
【0003】 このシステムは、既存のシステムに比べて、それによって齎される利点を犠牲
にすることなく、特に配置/屋根設計の自由度に著しい利点を齎すものである。
しかし、鉱山で必要とされるような移動可能又は遠隔地用の収容施設に関するも
のでなく、未開発地域に快適な家屋を低価格で容易に提供できるものでない。
【0004】 好ましくは、そのような移動可能な収容施設は、不慣れな労働者を用いて又は
クレーンやコンクリートバッチプラントのような機械的助力の必要を最小限に留
めて、構築及び局部的な移動を行うことができるような、建築場所から又建築場
所への運搬用にコンテナ化できるのが好ましい。
【0005】 また、そのような多くの適用において、空気の隙間を有する壁によって相互に
雑音が遮断された、複数の人又はグループ用の独立した収容ユニットを提供する
収容構造物を形成する必要がある。
【0006】 本発明の一形態は、運搬可能なプレハブパネルから形成された移動可能な建物
構造において、 一つ又は複数のパネルセクションからそれぞれが形成された複数の壁、床、及
び/又は屋根パネルであって、各パネルセクションは複数のフレームサイド部材
を有し、これらフレームサイド部材は該フレームサイド部材の間に配置された連
結部材を介して建て込み中に直接又は間接に相互に連結されて壁パネル、床パネ
ル、及び/又は屋根パネルを形成するものを有し、 壁フレームサイド部材の端部に連結された連結部材は、上記連結された壁パネ
ルセクションを超えて伸び、フレームサイド部材に連結される床と屋根パネルを
相互に接続し、 選択された壁パネルセクションは選択された床パネルセクションにヒンジ結合
され、積層されて横たわった位置から起立した動作位置(使用位置)へと順次回
転して立ち上げられる。
【0007】 連結部材は、直接に相互に接続するために壁フレームサイド部材がボルト止め
される対向したねじ孔を提供する。これに代わり、各壁フレームサイド部材と関
係する独立した連結部材を設けてよく、各壁フレームサイド部材は連結された壁
パネルセクションを超えて伸びかつ床及び/又は屋根パネルを接続し、独立した
連結部材は各壁フレームサイド部材を床及び/又は屋根パネルの連結されたフレ
ームサイド部材に連結することにより壁フレームサイド部材を間接的に相互に連
結してもよい。そのような構造を用いた場合、屋根パネルに対する基準が、天井
パネルに対する基準として用いられる。
【0008】 壁フレームサイド部材を床パネルに連結する独立した連結パネルは、壁パネル
セクションと床パネルセクションとの間のヒンジ結合の壁パネルセクションに設
けたヒンジ部を形成してもよい。
【0009】 好ましくは、ヒンジ機構又はヒンジ取付部は、フレームサイド部材に沿って及
び/又は連れ添うパネルセクションの隣接するフレームサイド部材の間に存在し
、これにより、起立した構造におけるヒンジ機構又はヒンジ取付部が起立したパ
ネルの対向する面の間に隠れて存在する。代わりに、立ち上げた後に取り外し可
能な仮のヒンジを用いて壁パネルセクションを動作位置に上げてもよい。
【0010】 床パネルセクションにヒンジ結合された壁パネルセクションは、ケーブルや流
体用パイプなどのサービス(付帯設備)接続部を組み入れてもよい。これらはフ
レキシブルなホース型の接続部でもよいが、ヒンジ軸に中心を有するアーチ状チ
ューブを含む補足的な剛性の上部及び下部チューブの形をしたものであることが
好ましい。その補足的なチューブは、壁パネルセクションと共に連れ添う状態に
回転するために、壁と床パネルセクションのそれぞれに固定される。これは、ね
じ式連結部に対して互いに当接した整列であってもよいし、上部と下部のチュー
ブがアーチ状で一方が他方の中に適合して配置され、予め配線された電気又はデ
ータケーブル等のサービスに対する一定の覆いを維持するようにしてもよい。
【0011】 床パネルは、平面形状が六角形又は三角形などの所望の形状でもよいが、各床
パネルは四角形で選択された床パネルは、床パネル上に間隔をあけたヒンジ点を
提供する高いピン型ヒンジによりそれにヒンジされた壁パネルを有し、上記高い
ヒンジにより、起立していない壁パネル上に横たわる最上部の壁パネルの直立位
置に回転できる。直立位置で、壁パネルは床パネルを横切って伸び、各パネルセ
クションの間隔をあけたサイドフレーム部材間に配置された連結部材によってそ
れに連結される。壁パネルは、適当なシート材料等で、両側が被覆される。
【0012】 その外装材は、垂直縁部に沿ってオフセットした横エクステンション(伸張部
)を備えかつフレームサイド部材を超えて伸びる内側と外側の外板を有し、その
結果、隣接する壁パネルセクションはその直立位置に向かって上方にヒンジされ
、各連結部の外側外板の間の接合は隣接する壁パネルセクションの一方のフレー
ムサイド部材に並べられ、各対応する連結部で内側外板は隣接する壁パネルセク
ションの他方のフレームサイド部材に並べられる。
【0013】 好適に、そのオフセットは、オフセットエッジが隣接する壁パネルのフレーム
サイド部材を部分的に横切って伸びるようなものであり、そのオフセットエッジ
は立てたときに隣接するフレームサイド部材に支持されて直接固定される。外側
の外装材は、壁パネルが立てられたときに、床縁部又は基礎を横切る重なりを提
供するように、壁フレームを超えて下方に伸びてもよい。
【0014】 各壁パネルは、床パネルセクションにヒンジ結合された支持パネルセクション
と、支持パネルセクションの間に伸びる埋め込みパネルを有する。各埋め込みパ
ネルセクションは、現場で独立して立てられるが、好ましくは、支持パネルセク
ションのフレームサイド部材に回転自在に連結され、それらの間で持ち上げられ
、その後、フレームサイド部材の回りで動作位置に回転される。
【0015】 好適に、壁パネルセクションは、フレームサイド部材に沿って配置されるか、
及び/又は、連れ添うパネルセクションの隣接するフレームサイド部材の間の空
間に配置された別の連結部材の上で、その上縁において、回転する。これにより
、別の連結部材に関係する基礎に対する直接的な荷重の伝達経路を提供する。
【0016】 好適に、フレームサイド部材は、主要荷重受け部材として形成されている。こ
の部材は、パネルセクションの上部及び下部の末端の間に伸び、壁パネルセクシ
ョンの接合点に荷重経路又は複合コラムを提供する。これにより、屋根、壁、及
び床の荷重は、複合コラムを介して、コンクリート基礎又はねじ込み杭などの基
礎に伝達される。代わりに、必要ならば、壁、床、及び/又は屋根パネルセクシ
ョンは、加えられた荷重を水平縁部を介して分散荷重として伝達するようにして
もよい。
【0017】 屋根パネルセクションは、壁パネルセクションの上端にヒンジで取り付けても
よい。これにより、それらの上端は、壁パネルセクションを持ち上げると共に又
はその後に上昇される。その結果、上下反転した位置から傾斜動作位置へと、屋
根パネルを上方に回転することで立てられる。
【0018】 代替的に、屋根パネルは、独立したプレハブ構造として建築現場に別々に搬送
される。この構造は、屋根を有する天井パネルと、動作位置に向けて上昇するた
めにそれに回転自在に連結されたベランダ屋根パネルを有する。一つの形態にお
いて、屋根パネルセクションは、間隔をあけた平行なサイド壁パネルセクション
の上端に回転自在に連結された対向対に形成されている。これにより、それらは
持ち上げられて、それらの上端を互いに連結し、尾根状屋根を形成する。必要な
らば、屋根パネルセクションのサイドフレーム部材は、それぞれの共通垂直面に
横たわる状態で配置され、屋根パネルセクションの立て込み後に組立られるトラ
スの弦材を形成する。好ましくは、これらの供給垂直面は、壁パネルと必要であ
れば床パネルとのパネルセクションのフレームサイド部材の中間に存在し、好適
にそれらは等間隔に配置された水平グリッド線に一致する。
【0019】 本発明の他の形態は、可搬性のプレハブ式床パネルセクションの構築方法であ
り、その方法は、 床から下方に長さ調整可能な支持ポストを有する床パネルセクションを提供す
る工程と、 吊り索から床パネルセクションを持ち上げて床を水平に吊るす工程と、 所望の高さに床パネルセクションを位置させる工程と、 ポストを調整して、用意された支持面に係合する工程と、 床パネルセクションがポストによって水平に支持されるように、吊り索を取り
除く前に上記調整位置にポストを固定する工程とを有する。
【0020】 好ましくは、床はクレーン、好ましくは吊り索の中心で持ち上げられ、その動
作位置にクレーンで移動される。ポストには、用意された支持面に捕捉されるよ
うに脚が設けてある。ポストは、床のクランプを介してスライドする固定された
長さのポストであるが、ポストは自己水準脚を有する長さ調整可能なポストであ
ってもよい。
【0021】 好適には、フート部と調整可能な脚アセンブリを有する。この脚アセンブリは
、調整範囲内で脚アセンブリとフートアセンブリの間の相対角度に拘わらず、脚
アセンブリがフートアセンブリから実質的な軸支持を受けるように、フートアセ
ンブリと協力する下端部を有する。好ましくは、フートアセンブリはプレート状
のものであり、規則的な形のドーム支持部を有する。このドーム支持部は、支持
される環状下端部よりも相当大きなベース幅を有する。また、好適に、環状下端
部又はドーム部の一方は円筒セクションを有し、他方は多角形セクションを有す
る。この多角形セクションにより、フートアセンブリはドーム形状部上の任意の
位置で下端部を完全に支持できる。下端部は、上端部とテレスコープ式に係合す
るのが好ましい。また、ロック手段は、選択された長さ調整位置で、下端部を上
端部に選択的に固定するために設けてある。そのために、ボルトによる固定前に
長さ調整できるように、軸方向のスロットを介して一方が他方に対してボルト止
めされるようにしてある。または、脚アセンブリの長さ調整用に設けた複数の孔
の一つを構成する一対の孔を介してそれぞれが他方にボルト止めされるようにし
てある。好ましくは、選択された調整範囲において、脚アセンブリとフートアセ
ンブリの間で自由な移動ができるように、下端部がフートアセンブリに連結され
る。これは、下端部がフートアセンブリのドーム部に係合するのを防止するもの
でない。そのために、一実施形態では、ドームアセンブリには、脚アセンブリの
下端部を介して伸びるピンの回りで拘束された状態で係合するループ部が設けて
ある。
【0022】 このフレームサイド部材は、箱、管、又は開放断面部材から形成された梯子型
フレームである外装パネルセクションフレームのサイド部材である。連結部材は
、ねじボルト孔を有する板状鋼材から形成される。または、それらは、対向面に
形成されたねじ孔を有する矩形中空断面部材として形成される。好適には、ねじ
孔は、ドリル孔として形成され、それによりねじの長さ方向に伸びるねじ付きカ
ラーを形成する。
【0023】 本発明は容易に理解でき、実施できる。本発明の好適な実施形態を示す添付図
面には参照符号が付けてある。
【0024】 図1に示す構造10は、図2aに示すような4つの予め形成されたプレハブ式
床/壁モジュール11Fと、図2kに示すような対応する屋根/天井モジュール
11Rから形成されており、それらはいずれも他のモジュールと共にコンテナ運
送を容易にできるように形成されている。
【0025】 床モジュール11Fは、複数のパネルセクション12を有する。これらパネル
セクション12は、その上のパネルセクション14と共に運送される状態で、互
いに重なり、床パネルセクション15又は他のパネルセクション12に回転自在
に接続される。
【0026】 図1に示す骨組のすべてのパネルセクションは、溶接された複数のラダーフレ
ームの単体と共に工場で製造される。このラダーフレームは、環状部材20によ
って相互に連結されたフレームサイド部材19を有する
【0027】 構造10において、隣接する床、壁、及び屋根パネルセクションのフレームサ
イド部材19は、中間に設けた連結部材21により間隔があけられている。各連
結部材21は、複数のねじ付きの孔22が設けてある。これらの孔22は、床フ
レームサイド部材19の隣接するウェブ24の相補性の孔66を介して伸びる対
向ボルト23を受ける。これらの連結部は、図5に示してある。
【0028】 端部壁パネルセクション14は、床サイドフレーム部材19に、ピン型ヒンジ
アセンブリ18により連結される。各ヒンジアセンブリ18は、一つの脚部材2
5を有する。この脚部材25は、連結部材21の隣接する側面に一体に形成され
ており、床サイドフレーム部材19のウェブ24を通って延在する一つのピンコ
ネクション(連結部)に伸びている。
【0029】 連結部材21は、端部壁フレームサイド部材19の側面にボルト止めされてお
り、起立位置に上げられたときに、床サイドフレーム部材19にボルト止めでき
るように、該端部壁フレームサイド部材19から突出している。ピンコネクショ
ンは、ウェブ24の中央に側部フレーム部材19の端部から内方に配置されてお
り、脚部材25の長さが積み重ねた残りの壁パネルセクション上に揚げられた端
部壁パネルセクション14を保持するようにしてある。そして、図示するように
、右側の脚部材25が最も長く、それにより右側の端部パネルセクション14は
他のパネルセクション上に載ることができる。
【0030】 図2bに示すように、右側の端部壁パネルセクション14は最初に立ち上げら
れる部材であり、ボルト止めされた下部連結部材21にある下部の対をなすねじ
付き孔22がウェブ24の対応する孔66を介してボルト止めされる動作位置に
直接回転する。その後、起立している端部壁パネルセクション14は、所定の位
置にボルト止めされる。
【0031】 左側の端部壁パネルセクション14は、図2cに示すように、同様に立てられ
る。各端部壁セクション14は、埋め込みパネル部13aを有する。脚部材25
は、連結部材21ほど太くなく、連結部材21によって連結されたフレームサイ
ド部材19の間に目立たない状態で横になっている。
【0032】 図2dに示すように、サイド壁パネルセクション14の後部にあるものはその
動作位置に回転され、後部壁パネルは埋め込みパネル部13aをヒンジ止めする
ことにより、サイド壁パネル14を端部壁パネルセクション14に連結して完成
される。その後、図2gから図2iに示すように、前部壁パネルセクション12
が立てられ、そこから吊り下げられた埋め込みパネル部13bが動作位置に回転
され、床パネルセクション15の回りに周囲壁フレームが完成される。
【0033】 壁パネルセクション14は、脚部材25の内側端部で終点をなし、ウェブ24
の外側面にボルト止めされた連結部材21を介して床パネルセクション15に連
結されており、起立状態で、ウェブ24にボルト止めされ且つテレスコープ式に
調整可能な中間ポスト28から上方に伸びる対応する下部連結部材に直接垂直荷
重を伝えるようにしてある。
【0034】 壁パネルセクション12をその畳み込んだ位置から操作支持位置に回転できる
ようにしたヒンジの細部が図6に示してある。
【0035】 複数の連結部材21は、同一の中空矩形断面の部材から形成され、連結部材2
1の上端に沿って設けた、上方に集まる偏向部材30の回りに配置するために下
側に沿って開口している。図4sに示す上部連結部材27は、溶接された棒31
を介して相互に連結された実質的に同一の上部及び下部セクション27a、27
bを有する複合部材である。上部セクション27aには、間隔をあけたねじ付き
孔32が設けてあり、これを介して各壁パネルセクション14の開放コーナー部
材34に形成された孔33にボルト止めされるようにしてある。
【0036】 下部複合連結部材27の対応するねじ付き孔32は、図4aに示すように、ウ
ェブ24に形成された垂直スロット35を介してウェブ24にボルト止めされる
。開放コーナー部材34は、壁パネルセクション14の各フレームサイド部材1
9で終わり、連結部材21と27が堅くねじ結合をできるようにしている。
【0037】 図4aに示すように、積み重ねた壁セクション14の下部が直立位置に回転し
て立つために、これは開放コーナー部材34の開口部33の一つを通って上部2
7aのねじ孔32の最も内側にあるものにねじ係合するボルトボルトを中心に回
転する。そして、サイドパネルセクション12は、壁が垂直な状態で、連結部材
27の上部にある隣接するねじ孔32に他方の孔33が整列するまで、対向する
係合ボルトを中心に回転し、これにより開放コーナー部材34を介するボルト接
合が完了する。
【0038】 同時に、下部27aを固定するボルト用のスロット孔35により、その下部が
下方に移動し、図4bに示すように、ポストアセンブリ26に固定された連結部
材21の上端に対して収まる。連結部材27の上部と下部のセクションをサイド
フレーム部材19とパネルセクション12の開放コーナー部材34に保持する4
つのボルトは、サイドパネルセクション12と床パネルセクション15との間を
連結するために、締められる。
【0039】 各埋め込みパネルセクション13は、上部と下部の2つの部分からなるドロッ
プヒンジ36によりヒンジされる。これらのドロップヒンジは、サイドパネルセ
クション12のフレームサイド部材19がボルト接続されると、除去できる。ヒ
ンジ36は、上部可動部分がブロッキング突起を通過する回転位置での落とし込
み動作により整列位置に埋め込みパネルセクション13を回転させる。その結果
、埋め込みパネルセクション13の開放コーナー部材34の孔33は、連結部材
27の上部にある孔32に整列する。このように、埋め込みパネルセクション1
3は、連結部材27の上部を介して、サイドパネルセクション12に堅くボルト
止めされる。この一連の作業が、図4a、4b、4c及び4dに示してある。
【0040】 隣接するサイドフレーム部材19の上端で、連結部材27は、一つのボルト3
9により、埋め込みパネルセクション13にボルト止めされる。これにより、該
連結部材は、以下に明らかになる目的のために、上部開放コーナー部材34に対
するボルト接合の回りで揺れ動くことができる。また、この連結部材38の上部
は、隣接する天井フレームセクションの並列されたボルト接合を提供すべく、比
較的広い。
【0041】 後部埋め込みパネル13と端部パネルセクション14の間の別のヒンジ構造が
、図7に示してある。これらの回転接合41は、隣接する埋め込みフレームサイ
ド部材の開放上端に係合する垂直ピン42を提供するコーナー部材34にボルト
接合された単純なピン接合である。埋め込みパネル13が動作位置に向けて外側
に回転する際、それらはボルト止めされた動作位置に落ち込む前に、床サイドフ
レーム部材19Fのフランジ44を通過しなればならない。そして、上部及び下
部のヒンジ41は、完全に回転した位置で下方に移動できる落とし込みヒンジと
して構成されている。
【0042】 各埋め込みパネルセクション13は、サイドフレーム部材19の下側に固定さ
れたブロックセクション45によって上昇位置に維持される。それらの動作位置
において、後部サイドパネルセクションの埋め込みパネルは、前部のそれらと同
様に、上述のように固定される。
【0043】 荷重経路を形成すると共に、荷重を受けてそれを屋根から支持ポスト28へ直
接伝達するために、上部及び下部連結部材21,27を有する直立サイドフレー
ム部材を備えた床パネルセクション15の近傍で所定の位置に壁が固定された後
、屋根モジュール11Rが所定の場所に移動されて、壁パネルセクションの上端
に載る。この作業及びその後の一連の立て込みを、図2kから図2mに示す。
【0044】 図5は、4つの独立した収容部(アコモデーション)モジュールを提供するた
めに、空気ギャップにより分離された二重内側壁を有する構造を提供する、支持
ポスト28及びそれらに一体連結部材21の配置を示す。そして、中央のポスト
28cは、図5bに示すように、4つの連結部材21を有し、中間の端部ポスト
21iは、図3cに示すように、対向する連結部材21を有する。
【0045】 図2iから図2mにおいて、屋根モジュール10rは3つの屋根及び天井パネ
ルセクションを有する。これらのセクションは、壁パネルセクション12と埋め
込みパネルセクション13を相互に接続する連結部材21、27にボルト止めさ
れる。このような構成により、任意のスパンをもって相互に連結されたフレーム
サイド部材により形成される複合ポストを介し、支持ポストに直接垂直荷重がか
かる。
【0046】 前部と後部の連結部材27の間に天井パネルセクション16はぴったりと納ま
るので、これらの部材は天井パネルセクションの設置中に外側に回転され、それ
らの間を天井パネルセクションが動作位置に向けて下方に通過する。その上では
、連結部材27が直立位置に向けて内側に回転でき、天井パネルセクション16
にボルトで固定される。また、床モジュール11Fと天井パネルセクション16
の前部コーナー部に対する連結部材21は、回転可能な埋め込みパネル13の前
部に配置される。その結果、それらは外側に僅かな角度だけ回転し、天井パネル
セクション16が、連結部材27と同様にして、最終的なボルト止めの前にそれ
らの動作位置に据え付けられる。
【0047】 図8において、屋根パネルセクション17は、最初、構造物の中心線上で、内
側端部38を互いに隣接させて配置されることが明らかである。また、それらは
、ベランダパネルセクション50を有する。このベランダパネルセクション50
は、それらの端部に着脱自在なヒンジ53でヒンジ結合されており、屋根パネル
セクション17上に重なった状態でしまい込まれる。これらのパネルセクション
17の一つは、中心線位置を超えて内側に移動される。これにより、その外側端
部が間隔をあけた連結部材21,27に連結され、天井パネルセクション16の
間に配置され、そしてそれぞれ一つのボルトでそれに連結され、当該セクション
を立てるときの中心となるヒンジ点を形成する。
【0048】 頂部のブラケット51は所定の場所にボルト止めされ、対向する屋根パネルセ
クション17が連結されたパネルセクション17の上端上で内側に移動される。
屋根パネルセクション17は次に上昇され、最上部の屋根パネルセクション17
のサイドフレーム部材19の幾つかの上端54が、中心上を移動する際に捕らえ
られ、図12bに示すように、棟を形成する。その後、ベランダパネルセクショ
ン50は、連結部材21の露出した上部の所定位置に固定ブラケット52(後に
詳細に説明する。)を用いて最終的に固定される前に、着脱自在なブラケット5
3上で外側に回転される。
【0049】 図9に示すように、トラップ構造55は、頂部ブラケット51のカム面47と
、ベースプレート65を有する。このベースプレート65の上には、連結されて
いない、間隔をあけた隣接サイドフレーム部材19が捕らえられて載る。その後
、それらは頂部ブラケット51に47の場所でボルト止めされ、トラスの上部が
完成される。
【0050】 また、ブレース部材46は、天井パネルセクション16と屋根パネルセクショ
ン17の隣接する端部フレームサイド部材19の間の隙間にボルト止めされ、支
持ポストに整列したトラスを形成し、これにより、すべての屋根荷重は垂直荷重
経路に沿って支持ポストに直接伝達される。
【0051】 対向するサイド壁の間に掛けるための適当な強度を有しかつ製造及び輸送の面
で経済的な床構造を提供するために、図6に示すように、床パネルセクション1
5はラダーフレームとして形成され、その中にフレームサイド部材19と環状部
材20が開放Cセクションとして形成される。フレームサイド部材19には、端
部ポストの下部連結部材21にボルト止めするために、上部と下部の対となる孔
66が両端に設けられ、また、中間ポスト28i上でそれらの部材を固定するた
めに、中間に対となる孔67とスロット35が設けてある。
【0052】 ベランダ床パネル60は、同一の床プレート62上に載る。この床プレート6
2は、床パネルセクションを支持するが、ベランダ床に下りる必要な階段を提供
するために、奥行きのない開放フレームセクションで構成されている。
【0053】 展開図から明らかなように、各環状部材20のウェブ部70は、その端部71
で扇形をしており、フレーム−フレームサイド部材19のフランジ44に溶接さ
れる、上部と下部の係合端部を提供している。垂直ブレース部材72は、孔66
とスロット35の各対の中間にあるフランジ44間に伸びており、サイドフレー
ム部材19を通る垂直荷重経路を補強する。これが図6bに明らかに示してあり
、この図は床フレームの隅肉溶接版を表している。
【0054】 床フレームのスポット溶接版が図6eから図6gに表されており、フレーム−
フレームサイド部材19に対する環状部材20の必要な剛性スポット溶接連結部
を提供するように、環状部材20の端部74と協働する特別な補強部品73が示
してある。
【0055】 構造物10は、間に空気の隙間を有する二重壁により分離された4つの独立収
容ユニットを形成するために、4つのプレハブ式床モジュール11fと屋根モジ
ュール11rから組み立てられる。その構造物は以上の図示する実施形態に関連
して説明したように素早く構築することができ、必要ならば、上述した方法に従
ってクレーンで床を配置し、不慣れな労働者でも容易に素早くかつ簡単に構築で
きる。
【0056】 その構造物はフレームを見せた状態で示してあるが、現場で組み立てる必要が
ないように、プレハブ構造の構築用に、工場で予め固定ステージにそれらのフレ
ームを載せておくこともできる。
【0057】 図11aから図11cに示すヒンジ機構80は、分離ヒンジ構造を提供する。
この構造により、並列壁パネルセクション14は、横たわった状態から立ち上が
った状態に回転できる。各ヒンジ機構80は、コネクタプレート81から形成さ
れる。このプレート81には、上記実施形態と同様にピン型ピボット83に伸び
るスペーシング脚82が設けてある。コネクタプレート81には、上部と下部の
対をなすねじ孔84が設けてある。
【0058】 上部の対をなすねじ孔84は壁フレームサイド部材19にボルト止めされてお
り、下部の対は床パネルセクション87のサイド部材19に形成された補足的な
孔65に整列してパネルセクション14の下に伸びている。下部の対は、壁フレ
ームサイド部材を床フレームサイド部材に固定するために立てたときボルト止め
される。床フレームサイド部材は、使用状態で、連結部材21により、隣接する
床フレームサイド部材に連結される。偏向部材30と連結部材21の背後で、連
結プレートウェッジの下端部は、隣接する壁フレームサイド部材19を間接的に
相互に接続する。
【0059】 そのような連結部材80を用いることにより、壁パネルセクションの列が連続
して立てられて相互に接続され、壁パネルが形成される。内側の外板90と外側
の外板91を含む壁パネル上の外装材は、対向する壁フレームサイド部材19か
ら、オフセット横エクステンション(伸張部)92,93を備えている。一つの
パネルの外側エクステンション93は、それが直立状態に持ち上げられたとき、
隣接する壁フレームサイド部材19の部分的に露出した外側縁部94に当接する
。同時に、隣接するパネルのオフセット内側エクステンション93は、その一つ
のパネルの部分的に露出した内側縁部96に当接する。これにより、各外板90
,91は、隣接する壁フレームサイド部材19のフレームサイド部材19にねじ
止め又はその他の方法により取り付けでき、パネルセクションの外板間に端をき
ちんとそろえて連結部が容易に形成できる。
【0060】 パネルは、導管内に予め配線されたサービス(付帯設備)又据え付けられた配
管と共に輸送される。図13aから図13cに示すように、ワイヤ導管は、図1
3bに示す重なり状態から図13cに示す立ち上がった状態へと回転する、壁と
床パネルセクション14、15のそれぞれに固定された上部と下部のアーチ状の
管状部100、101を有する。回転は、図13aの展開図に示す回転ピンを中
心に起こる。壁が積み重ねられた状態から立ち上がった状態との間で回転する際
、補足的なアーチ状チューブが互いにスライド係合し、そのスライド係合のため
にピン102を通るヒンジ軸と同軸的に配置される。そのような折り畳み動作か
ら生じる導管内のケーブルの弛みは、導管の壁又は床端部に引き込まれる。
【0061】 水導管アセンブリ104は、類似の上部導管106を有する。この導管106
は、その自由端部にねじ付きカップリング105を有する。このカップリングは
、アクセス孔107を介し、床キャビティ内の片方のコネクタ103にほぼ当接
して整列する動作位置に回転される。そして、その接続は、壁パネルセクション
14が直立状態に配置又はボルト固定されたときに容易に行うことができる。す
べての導管は、外側壁の外装材91から設定され、立ち上げ状態で外側の外装材
の下方に伸びるエクステンション108により隠される。
【0062】 調整可能な支持アセンブリ28は、脚アセンブリ112により支持された長さ
調整脚111を有する。脚111は、上部と下部の円筒部材113,114を有
する。これら円筒部材は、テレスコープ式に相互に係合し、相互に長さ調整可能
に連結するためにボルト115でボルト接合される。下部の端部114は、横ピ
ン116の専用係合により脚アセンブリ112に緩く連結される。この横ピンは
、下部114の対向するサイド壁を介し、またフートアセンブリ112から上方
に伸びてそれに固定された比較的広いループ117を介して、伸びている。
【0063】 ループ117のピン116の係合は、その係合が脚アセンブリの長手方向軸を
中心として15°の広い範囲で調整できるように、フートアセンブリ112と脚
アセンブリの相対的な回転を邪魔しないようにしてある。また、ループ117は
、フートアセンブリ112のような長方形プレートのほぼ中心に配置されたドー
ム部120のクレスト(棟)から上方に伸びる。
【0064】 ベースプレートの外側平坦部121には、各コーナー部にボルト孔122が設
けてある。ループ117によるピン116の連結により、フートアセンブリに対
する脚アセンブリの軸方向に移動できる。その結果、相対的な軸の回転に加え、
ループ内のピン116の取付により、棟からオフセットした任意の位置でドーム
部120のある部分上に脚アセンブリを支持することが邪魔されることはない。
【0065】 このように、支持アセンブリの許容される調整の範囲内で、ベースプレート1
21は、地面又は支持された足場の上端部等の傾斜面上に支持される。この傾斜
面に、フートアセンブリが孔122を介してボルトで連結される。また、脚アセ
ンブリは垂直面に横たわるように調整され、その上の軸方向荷重がドーム部12
0の対応部分と完全に係合した下部114の環状底面を介して伝達される。
【0066】 大きな上部チューブ113に、垂直方向に間隔をあけたスロット125を設け
ることにより、支持アセンブリの調整範囲内で自由に高さ調整が行える。このチ
ューブ113は、内側チューブ114の、等間隔に配置されたねじ孔126の間
の距離に等しい長さを有する。選択された調整の中で、スロット125を介して
適当なねじ孔126にボルト115を挿入し、選択された調整長さが得られるよ
うに、ボルトを締めて内側チューブを外側チューブをクランプすることで、ロッ
クされる。
【0067】 最初の調整が行われた後、建物の基礎の目的で、幅と、下部チューブ114の
底面(ポストを垂直方向に固定するため)とが、ドーム部120に溶接される。
また、必要ならば、外側チューブ113が、それらの接合部の周辺で内側チュー
ブ114に溶接される。上部部材113の上端部はプレート127で閉鎖され、
このプレート上に中空矩形断面の連結部材21が設けられる。この部材123は
、ある動作中に対向するサイド壁130に形成されたロール状ねじ接合部129
が設けられる。その動作の中では、金属が内側に付勢されてねじ付き開放ソケッ
トが形成される。ソケットは、連結部材21の壁厚よりも大きな深さを有する。
また、偏向部材30は、連結部材21の開放上端部を横切って溶接される。
【0068】 図14/1から図14/32の仕事の流れは、図11から図13の構成を利用
した構造物の組立を示す。各仕事を説明するパラグラフは、図面の添符号及びそ
の仕事を実行する見積時間をもって始まる。
【0069】 14/1.時間:0時間0分:すべての建物モジュールを運ぶトラックが現場
に到着する。上記モジュールを運ぶトラックのクレーンジブに取り付けた油圧駆
動式動力ヘッドを用いて、ねじ式の土台が据え付けられる。代替的に、ねじ式土
台は、前もって据え付けてもよい。ねじ式土台に代えて、支持用コンクリート支
柱を使用してもよい。
【0070】 14/2.時間:1時間20分:ねじ式土台の据え付けが完了すると、現場は
モジュールの建て込み準備をする。
【0071】 14/3.時間:1時間25分:最初の床/壁モジュールが降ろされ、クレー
ン吊り網により持ち上げられて保持される。
【0072】 14/4.時間:1時間30分:自己水準用支持ポストが取り付けられる。そ
の間、フレームが吊り網のなかで依然として持ち上げられている。
【0073】 14/5.時間:1時間35分:モジュールはねじ式土台上にクレーンで移動
され、自己水準型基礎はねじ式土台植えに降ろされ、一時的な調整ボルトが締め
られる。自己水準型基礎のテレスコープ式外側チューブが自己の水準位置を確認
し、凸状上面を有する基礎プレートはそれがたとえ垂直に据え付けられていなく
てもねじ式基礎の上部に平坦に載る。最初に据え付けられた床/壁モジュールは
、残りの床/壁モジュールに対する基準点を提供する。このフレームが水準状態
になると、他のフレームのすべてをその側部で水準状態にしなければならない。
何故ならば、既に水準状態に置かれたフレームに近い方のフレーム側部は、水準
化された自己水準基礎の上部に座る。次のフレームが降ろされる。
【0074】 14/6.時間1時間50分:最後の主床フレームが所定の場所に設置される
。理想的には、モジュールは、正確に据え付けられたねじ式基礎が再び据え付け
できるように、一方の側部から立てられる。
【0075】 14/7.時間1時間55分:ベランダフレームが所定の場所にクレーンで運
ばれ、ボルト止めされる。
【0076】 14/8.時間2時間0分:すべての床が所定の位置に設置され、それらのレ
ベルがチェックされる。折り畳まれる最初の壁は、内側フレーム端の「ドライ」
型ブランク(窓の無い)壁(この壁は「ウェット」壁の一部を形成しないことか
らそのように言われる。)である。この壁は、ボルト止めされる。次の一連した
肯定が、右から左、モジュールの後部から前部に行われる。
【0077】 14/9.時間2時間5分:反対側のフレーム端の窓壁が広げられ、ボルト止
めされる。
【0078】 14/10.時間2時間10分:図14iに示すシーケンスが繰り返される。
出窓壁が、フレーム端ブランクのドライ壁に取り付けられる。本モジュールには
、共通の部屋軸に沿って二重遮音壁があり、2つの内側フレーム端ブランク壁が
ある。
【0079】 14/11.時間2時間15分:前方のフレーム端部の窓壁が広げられる。
【0080】 14/12.時間2時間20分:後方のベランダフレームが広げられる。これ
は、立てたときに2450mmまで伸びるが、横倒しの畳まれた時に幅2200
mmのフレーム上に載ることができるように、テレスコープ式断面を有する。
【0081】 14/13.時間2時間30分:天井ーベランダー主要屋根アセンブリの両セ
ットがクレーンで移動される。屋根フレームは3方向に作用する接続プレートを
有する。この接続プレートにより、屋根フレームは、天井フレームの内側及び外
側に移動して重なりを形成できる。「トラップ」を有するブーメラン型プレート
により、対向する屋根フレームは一つの動作で押し上げられる。屋根勾配が正し
い角度に完全に展開されると、連結プレートはフレームを相互にロックし、それ
らは後にボルト止めされる。
【0082】 14/14.時間2時間35分:エアバッグ、油圧ジャッキ、又はクレーンに
より、両屋根フレームが押し上げられる。前部のベランダフレームが広げられる
【0083】 14/15.時間2時間40分:トラスウェブが所定の場所にボルト止めされ
、ベランダポストが伸ばされる。
【0084】 14/16.時間2時間45分:ベランダ屋根が所定の場所に回転される。こ
れにより、最初のセグメントの構築が完了する。広げられる次の壁は、内側のフ
レーム端のブランクウェット/ドライ壁である。
【0085】 14/17.時間2時間50分:後方フレーム端部のブランク壁が広げられ、
ボルト止めされる。垂直連結が、壁の後部から下部の床領域にかけて完了する。
対向するフレーム端窓壁が広げられる。予め固定された電気ルーム(loom)
が、電力出力部、スイッチ又はライトを有する壁の間に接続される。
【0086】 14/18.時間2時間55分:後方のフレーム端壁が直立し、ボルト止めさ
れる。
【0087】 14/19.時間3時間0分:前方のフレーム端ブランク・ウェット/ドライ
壁が広げられる。これは、内側に折り畳まれたブランク・ベイ(bay)端フレ
ームを示す。
【0088】 14/20.時間3時間5分:前方フレーム端部窓/扉壁が広げられる。
【0089】 14/21.時間3時間10分:天井ーベランダー主要屋根アセンブリがクレ
ーンで移動される。
【0090】 14/22.時間3時間15分:屋根が広げられ、トラスウェブがボルト止め
される。
【0091】 14/23.時間3時間20分:フレーム端部ブランク・ウェットードライ壁
が広げられる。
【0092】 14/24.時間3時間25分:対向するフレーム端窓/扉壁が広げられる。
【0093】 14/25.時間3時間30分:ベランダフレームが上方に回転される。
【0094】 14/26.時間3時間35分:天井ーベランダー主要屋根アセンブリがクレ
ーンで移動される。
【0095】 14/27.時間3時間40分:ベランダ屋根フレームが上方に回転される。
【0096】 14/28.時間3時間45分:壁フレームの最後のセグメントが上方に回転
されてボルト止めされる。
【0097】 14/29.時間3時間55分:天井ーベランダー主要屋根アセンブリがクレ
ーンで移動される。
【0098】 14/30.時間4時間10分:屋根フレームが広げられ、切妻端部トラスが
ボルト止めされる。
【0099】 14/31.時間4時間20分:切妻端部部材が取り付けられ、油圧接続され
る。階段が付けられる。
【0100】 14/32.時間4時間25分:モジュールが完了状態となる。 以上の時間は、本発明に係る構造を組織的かつ迅速に立てられることを示すた
めのガイドとして提供されているものであって、実際に行われる時間を意図する
ものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 持ち上げられた床、壁、天井、及び屋根構造を有する移動可能な
構造の構築された骨組の斜視図で、パネルセクションは外装体を備えていない状
態で示してある。
【図2】 図2aから図2iは、図1に示す床の一つの床パネルセクション
に係る骨組を構築する手順を示し、これは4つの床パネルセクションとベランダ
セクションで形成されるものである。図2jから図2mは、図2aから図2iに
示す構造に係るベランダ、天井及び屋根の骨組を構築する手順を示す。
【図3】 図3aと図3bは、壁パネルセクションの一般的なヒンジ構造を
示す。
【図4】 図4aから図4cは、隣接する壁パネルセクションを直立状態に
回転する別のヒンジ機構の詳細を示す。
【図5】 図5a、図5b、図5cは、図1の骨組に対する支持ポストの種
々の構造を示す。
【図6】 図6aから図6gは、フィラー板を溶接した形態とスポット溶接
した形態の両方について、床パネルセクションフレームとその構造の詳細を示す
【図7】 図7aから図7cは、端部パネルセクションから回転してコーナ
ー部を形成する、埋め込みパネルセクションの平面のヒンジ部詳細を示す。
【図8】 図8aから図8iは、屋根構造を構築する手順を示す。
【図9】 図9aと図9bは、屋根の尾根部を連結する手段の拡大図と屋根
を構築する手順を示す。
【図10】 図10aから図10dは、ベランダ屋根と主要屋根に連結する
ピボット式構成を示す。
【図11】 図11aから図11cは、壁ヒンジの他の形態の構築手順を示
し、図12dから図12はヒンジの反対側からの対応する図である。
【図12】 図12aから図12cは、図12のヒンジと共に使用するオフ
セット壁外装体の構造を示す。
【図13】 図13aから図13cは、壁と床との間のサービス連結部の詳
細を示す。
【図14】 図14は、本発明の他の形態に係る一般的建物の建築手順を提
供する。
【図15】 支持ポストの展開図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月12日(2000.4.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 2E025 AA32

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能なプレハブパネルから形成される移動可能な建物構
    造であって、 一つ又は複数のパネルセクションから形成された壁、床、及び/又は屋根パネ
    ルを有し、 各地パネルセクションは、上記フレームサイド部材の間に配置された連結部材
    を介して直接又は間接的に構築中に相互に連結されて、壁パネル、床パネル及び
    /又は屋根パネルを形成するためのフレームサイド部材を有し、 上記壁フレームサイド部材の端部に連結される連結部材は、連結された壁パネ
    ルセクションを越えて伸び、上記フレームサイド部材に連結される床と屋根パネ
    ルに対する相互連結部を提供し、 選択された壁パネルセクションは、選択された床パネルセクションにヒンジ結
    合され、それらは重ね合わされた状態から立ちあがった状態へと順次ピボット回
    転して持ち上げられる、建物構造。
  2. 【請求項2】 連結された壁パネルセクションを越えて伸びかつ床および/
    または屋根パネルに対する相互連結を提供する各壁フレームサイド部材と関連す
    る独立した連結部材を含み、 上記独立した連結部材は、それぞれの壁フレームサイド部材を床及び/又は屋
    根パネルの連結されたフレームサイド部材に連結することにより、間接的に壁フ
    レームサイド部材を相互に接続する、請求項1の移動可能な建物構造。
  3. 【請求項3】 ヒンジ機構に対する取付は、壁パネルサイド部材に沿って存
    在し、壁パネルの対向面の間に隠されている請求項1又は2の移動可能な建物構
    造。
  4. 【請求項4】 床パネルセクションにヒンジ結合されている壁パネルセクシ
    ョンは、サービス連結部を組み込んでいる請求項1から3のいずれかの移動可能
    な建物構造。
  5. 【請求項5】 サービス連結部は、壁パネルセクションを連れ添う状態に回
    転するために、壁と床パネルセクションのぞれぞれに固定された補足的チューブ
    を有する請求項4の移動可能な建物構造。
  6. 【請求項6】 サービス連結部は、相互にスライド係合する補足的なアーチ
    状チューブで、壁が折り畳まれた状態と起立状態との間で回転する際にスライド
    係合するように壁ヒンジと同軸的に配置されたケーブル導管アセンブリを有する
    請求項5の移動可能な建物構造。
  7. 【請求項7】 サービス連結部は、ねじ付きカップリングを有する水導管ア
    センブリを有し、上記ねじ付きカップリングは上部と下部のカップリング部材と
    相互にねじ結合するために、回転してほぼ当接した動作状態に整列される請求項
    5又は6の移動可能な建物構造。
  8. 【請求項8】 サービス連結部は外側壁の外装体から設けられる請求項6又
    は7の移動可能な建物構造。
  9. 【請求項9】 壁パネルの外装体は、垂直縁に沿ってフレームサイド部材を
    越えて伸びるオフセット横エクステンションを備えた内側と外側の外板を有する
    請求項1から8のいずれかの移動可能な建物構造。
  10. 【請求項10】 横エクステンションは、縁部エクステンションが隣接する
    壁パネルのフレームサイド部材を通り途中まで伸びている請求項9の移動可能な
    建物構造。
  11. 【請求項11】 床パネルセクションにヒンジ結合された壁パネルセクショ
    ンと、壁パネルセクションのフレームサイド部材にピボット結合された埋め込み
    壁パネルを有する請求項1から10のいずれかの移動可能な建物構造。
  12. 【請求項12】 壁パネルセクションは、フレームサイド部材に沿って配置
    された別の連結部材上及び/又は対向するパネルセクションの隣接するフレーム
    サイド部材の間の空間で回転し、その上端縁で別の連結部材に関係する基礎への
    直接的な荷重伝達経路を提供する請求項1から11のいずれかの移動可能な建物
    構造。
  13. 【請求項13】 フレームサイド部材はパネルセクションの上端と下端の間
    に伸びる主要荷重受け部材として形成され、これにより、壁パネルセクションの
    結合点で連結フレームサイド部材により形成される複合コラムを通る荷重経路を
    提供し、屋根・壁・及び床荷重が複合コラムを介して基礎又は床に伝達される請
    求項1から12のいずれかの移動可能な建物構造。
  14. 【請求項14】 床パネルセクションのフレームは対向する対として形成さ
    れており、各対は間隔をあけた平行なサイド壁パネルセクションの上端に回転可
    能に連結され、それらは持ち上げられて上端を相互に連結して剛性の屋根を形成
    する請求項1から13のいずれかの移動可能な建物構造。
  15. 【請求項15】 屋根パネルセクションのフレームサイド部材は、共通垂直
    平面上に位置し、屋根パネルセクションの組立後に組み立てられるトラスの上弦
    を形成する請求項14の移動可能な建物構造。
  16. 【請求項16】 運搬可能なプレハブ式床パネルセクションを組み立てる方
    法であって、上記方法は、 床から下方に長さ調整可能な支持ポストを床パネルセクションに設ける工程と
    、 吊具から床パネルセクションを持ち上げ、床を水平に吊るす工程と、 床パネルセクションを所定の高さに位置させる工程と、 ポストを調整し、用意された支持面に係合する工程と、 調整された位置にポストを固定し、吊具を取り除き、床パネルセクションがポ
    ストによって水平に支持される工程とを有する組立方法。
  17. 【請求項17】 フートアセンブリと共同する下端部を有する調整可能な脚
    アセンブリを有し、上記脚アセンブリは、選択された範囲の相対角度内で、脚ア
    センブリとフートアセンブリとの間の相対角度に拘わらず、フートアセンブリか
    ら実質的な軸サポートを受ける請求項16の方法と共に利用される調整可能なポ
    スト。
  18. 【請求項18】 フートアセンブリは板状のもので、脚の管状下端部よりも
    大きなベース幅を有する規則的な形状のドーム支持部を備えている請求項17の
    調整可能なポスト。
  19. 【請求項19】 管状下端部又はドーム部のいずれか一方は円筒断面を有し
    、他方は多角形断面を有し、これによりフートアセンブリはドーム形状部の任意
    の場所で下端部を支持する請求項18の調整可能なポスト。
  20. 【請求項20】 下端部は上端部にテレスコープ式に係合し、固定手段は選
    択された長さ調整位置で下端部を上端部に選択的に固定する請求項17、18、
    又は19の調整可能なポスト。
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