JP2002517273A - 管状構造の吻合用の装置および方法 - Google Patents

管状構造の吻合用の装置および方法

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− ロス、デビッド ウェルス
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サージカル イノベイションズ、エルエルシー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、管状構造に関する吻合を助けるための装置である。基本的装置(10)は、一対の挿入アーム(12)と、針が管状構造内部に進入するための空間を提供し、それと同時に縫合針推進が管状構造壁をつぶさないように支持を提供する少なくとも1つの凹部(14)とを備える略円筒形形状を有する。凹部(14)は、針の進路を案内するように構成することができる。ブリッジ(16)がアームをつなぐ。装置は、針を物理的に阻止することによって、かつ/または使用者に可視性を提供することによって、針が、縫合される壁の反対側の壁と意図的でなく接触するのを防止する助けをする。この方法は、構造を接合するための初期縫合と、2つの構造の開口内に装置を挿入することと、凹部(14)に隣接する壁に縫合を配置することと、装置を任意選択で回転させ、それにより縫合が配置されたときに凹部が各縫合と位置合わせされるようにすることと、装置を取り除くことと、縫合を締め付けて吻合を完成させることとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、切断された小さな管状構造を外科手術によって接合するための装置
(device)および方法に関する。
【0002】 (従来技術) 現在、小さな管状構造、例えばサイズが5.0ミリメートル(mm)よりも小
さい、さらにはサイズが1.0mm未満の切断された動脈を外科手術によって接
合することが可能である。しかし、相当な外科手術的器用さが必要とされる。通
常の、またはほぼ通常の流れを伴う開存管路(patent conduit)
の再統合を達成しなければならない場合、繊細な組織を慎重に取り扱うこと、特
に組織の不必要な伸張、圧挫、または穿孔を避けることを保証するためには多大
な苦心を払わなければならない。そのような外傷は、血栓症および/または構造
破損の可能性を高める。
【0003】 小さな管状構造の吻合(anastomosis)は、可視化を助けるための
内視鏡下で実施されることが好ましい。エンドツーエンド吻合の場合、流れを中
断し、端部を縫合に使用できるようにするために、切断された血管が慎重にクラ
ンプされる。初期縫合は、単一の点で端部をつなぎ合わせるために据え付けられ
る。この初期縫合は通常、吻合の解剖学的に最も深い面、一般に吻合の「後部壁
」または「後壁」と呼ばれる位置に位置決めされる。次いで、分離されている端
部の別の点を接合するために追加の縫合を配置する。
【0004】 いくつかの要因が、この処置を実施する難点をもたらす。
【0005】 (a)構成の損失。血管などの管状構造がそれらの加圧内容物(血液など)を
なくされ空にされると、管状内腔がつぶれ、管状形状が失われる。そのような切
断され、つぶされた構造の端部は、それらの以前の無傷な構成、またはそれらの
好ましくは回復された構成で可視化することが困難である。それらはまた、吻合
するために把持し、操作することも困難である。
【0006】 (b)器具による外傷。血管壁を介して縫合を配置するとき、縫合針は、外側
から内へ、または内側から外へ壁を通される。縫合針を内腔に向けて内側へ通す
ことを容易にするために、通常、小さな鉗子などの器具が内腔内に挿入されて、
縫合針の推進に対する反対圧力を提供し、さらに縫合される壁をその後ろにある
壁と分離することを試みる。別法として、縫合針によって壁を突き通すことがで
きるように壁を位置決めするために、外科医が、縫合される壁の厚さ全体を鉗子
によって把持する必要がある場合がある。鉗子が、解離された構造を把持し、操
作するというこの要件が、組織外傷の望ましくない因子をもたらす。
【0007】 (c)縫合の意図的でない配置間違い。管状形状、特に小さな直径の管状形状
では、特に内腔に向かって外側から内へ血管壁を介して縫合が配置されるとき、
縫合される点とは反対側の壁が、縫合針の推進の線内で意図的でなく穿孔される
、または横切られることがある。これは特に、内腔がつぶされているためにそう
なる。反対側の壁の組織が傷つけられるだけでなく、内腔が意図的でなく縫合さ
れて閉じられる恐れがある。
【0008】 (d)血管の痙攣。血管に対する外傷が、血管を痙攣させることがあり、これ
らの処置を実施することを複雑にする要因を加える。
【0009】 (e)実施に関する時間。吻合を実施する現在の方法は、時間のかかるもので
ある。外科手術のリスク、特に麻酔のリスクは、時間と共に増大されることが知
られている。
【0010】 (f)手術者の疲労。現在の方法に必要とされる極度の集中、労力、および時
間が、フラストレーションおよび疲労の原因となる。
【0011】 (発明の概要) 本発明の目的は、従来技術の方法に関連する問題を最小限に抑える、切断され
た小さな管状構造を外科手術によって接合するための装置および方法を提供する
ことである。これは、プロセスを技術的にあまり要求の厳しくないものにし、組
織を把持し、操作することに関連する組織外傷を低減し、縫合針推進の線内での
意図的でない穿孔外傷の出現を減少させ、速度を促進し、手術者の疲労を減らす
【0012】 本発明の基本的装置は、一対の挿入アームと、1つまたは複数の中心凹部とを
含む略円筒形形状を有する。凹部は、アームをつなぐブリッジを残す。アームは
、管状構造内に装置を挿入するのを容易にするために好ましくは凸状に丸まった
、またはテーパを付けられた自由末端を有する。アームは、滑らかであり、潤滑
剤を被覆されており、かつ/または水分を保持する材料からなり、挿入が容易に
なっている。特定の適用例に関する必要に応じて、長さおよび/または断面が2
つのアームで同じである、または異なる場合がある。断面は、円、楕円、または
そのような他の所望の形状であってよい。アームは、中実である場合があり、ま
たは軸方向穴を含む場合がある。アームは、生体適合性がある比較的堅い材料か
らなっていることが好ましい。
【0013】 凹部、装置の側部から取られた曲面状くぼみは、針が管状構造内部に進入する
空間を提供し、それと同時に各凹部の縁部が支持を提供し、それにより針推進が
壁をつぶさない。凹部は、縫合針の進路を案内するように構成することができる
。凹部は、互いに重なり合っていてもよい。
【0014】 凹部の構成は通常、いくつかの可能な変形例を伴ってブリッジの構成を決定す
る。例えばブリッジは、吻合の所望の最終形状に応じて直線状または曲線状であ
ってよい。アームの断面とは異なる断面を有していてもよい。
【0015】 アームを接続することに加え、装置の別の機能は、縫合される壁の部分の反対
側で、壁に針が意図的でなく接触するようになることを防止する助けをすること
である。1つの方法は、ブリッジが、管状構造を完全に横切って延びて、針が反
対側の壁と接触するのを防止するものである。それに応じて、ブリッジは、針が
貫通するのが困難な材料であって、もはや必要ないときに装置を管状構造からよ
り簡単に取り除くことができるように比較的柔軟な材料からなる。他の方法では
、装置が管状構造を横切って延びず、それにより使用者が反対側の壁との接触を
避けることができるように使用者に可視性を与える。
【0016】 任意選択で、装置は、管状構造内に存在している間に挿入され、取り除かれ、
かつ/または徒手的に回転される手段を含む。1つのそのような手段は、ブリッ
ジ内部の把持隆起と、その隆起の形状に合わせて構成された把持具を含む。第2
のそのような手段は、ブリッジで装置を曲げるツールを含む。
【0017】 本発明の方法、エンドツーエンド吻合およびエンドツーサイド吻合に適用可能
な管状構造を吻合する方法では、第1のステップは、初期縫合を吻合の後部壁に
置くことである。次いで、装置を一方の構造内に完全に挿入し、作業位置に来る
まで他方内に摺動して戻すことによって、またはブリッジで装置を折り畳み、各
アームを管状構造の開口内に挿入し、装置が作業位置に真っ直ぐに延びることを
可能にすることによって、装置が2つの構造の開口内に挿入される。作業位置で
、凹部の1つが管状構造の開口にまたがる。次に、針が、凹部に隣接する1つの
壁を突き通す。任意選択で、凹部の縁部は、壁に反対圧力を及ぼすように設計さ
れ、それにより針の推進が壁をつぶさない。凹部は、針が垂直方向に壁を通過す
るのに十分な空間を提供し、ブリッジは、針が反対側の壁に接触するのを防止す
る。必要に応じて、個別タイプまたは連続タイプの縫合が配置される。装置を回
転させることができ、それにより新たな縫合がそれぞれ凹部内で中心合わせされ
て、構造壁に対する最大の保護を提供する。縫合が配置された後、装置がブリッ
ジで撓められて取り除かれる、または縫合が十分に緩い場合は、一方の構造内に
完全に摺動され、縫合を介して取り出される。最後に、縫合が閉じられ、吻合を
完成させる。
【0018】 本発明の他の目的は、以下の図面および発明の詳細な説明に照らして明らかに
なろう。
【0019】 本発明の性質および目的をより深く理解するために、添付図面を参照する。
【0020】 (詳細な説明) 本発明の装置の基本的実施形態10が図1および図2に示される。基本的装置
10は、略円筒形形状を有する。基本的装置10の構成要素は、一対の挿入アー
ム12と、少なくとも1つの凹部14とを含む。凹部14は、アーム12をつな
ぐブリッジ16を残す。
【0021】 挿入アーム12は、管状構造の内側と接触するときに外傷性がないように設計
される。これは、アーム12の外面を滑らかにすることによって、水分を保持す
る材料でアーム12を形成することによって、かつ/または潤滑剤でアーム12
を被覆することによって達成される。挿入のための助けとして、アーム12の自
由末端20は、凸状に丸められる。任意選択で、図3での22におけるように自
由末端にテーパが付けられる。テーパ形末端は、空のときにつぶれている管状構
造を、挿入プロセスを開始する際に開く必要がないため、挿入がより簡単である
【0022】 アーム12は、特定の適用例に関する必要に応じて、図4におけるように、同
じまたは異なる長さ、かつ/または図5〜図7におけるように、同じまたは異な
る断面を有することができる。断面積は、ほぼ管状構造の断面積であり、そのた
め構造を伸張させることなくそれを支持する。断面は、図5におけるように円形
、図6におけるように楕円形、またはそのような他の所望の形状であってよい。
例えば、図7のC字形断面は、挿入を容易にするために、装置を縁部26で圧縮
することによって狭めることが可能である。アーム12は、中実であってよく、
または図8におけるように軸方向穴24を含んでいてもよい。穴24の半径は、
その機能によって決定される。その機能が、単に圧力を一様にすることのみであ
る場合、穴直径を最小限に抑えることができる。アーム12は、比較的堅い材料
からなることが好ましい。好ましくは、アーム12が生体適合性材料からなる。
【0023】 凹部14は、縫合針に、外側から内側へ進むときに壁を介して移動する余地を
与え、壁の内側に位置決めされた縫合針を壁を介して外に向かって進めるための
空間を与える。凹部14は、装置10の側部から取られた曲面状くぼみとして画
定される。凹部14の底部は、図5におけるように凹状、図9におけるように直
線状、または図10〜図13におけるように凸状であってよい。図10および図
11と、図12および図13の凸状例では、凹部14が、装置10の周りにそれ
ぞれ約180°および360°にわたって延びている。凹部14の深さ、長さ、
および幅は、適用例に応じて異なっていてよい。各凹部14を、その縁部18が
管状構造壁の内側に反対圧力を配置し、それにより外側から内へ進むときの縫合
針の推進に対抗するように構成し、位置決めすることができる。縫合の配置付け
を案内し、かつ/または縫合針の進路を制限するように凹部14を構成すること
ができる。
【0024】 理論的には無限数の構成で、1つまたは複数の凹部14が存在する。図1、図
10、および図12は、ただ1つの凹部14を備える装置10を示す。図14〜
図16は、装置10の対向する側にある一対の凹部14a、14bを備える装置
10を示す。図17および図18の構成では、装置10の円周の周りに間隔を置
いて配置された3つの凹部14a〜cがある。図19および図20の構成では、
装置10の円周の周りに間隔を置いて配置された4つの凹部14a〜dがある。
本発明は、任意の数の凹部14を装置10の円周に沿って位置付けることができ
ることを企図する。凹部14を円周の周りに対称的に位置付ける必要はない。ま
た、図21および図22の例が示すように、様々な凹部14を異なるサイズおよ
び形状にすることができることが企図される。
【0025】 本発明はまた、図23および図24の簡単な例におけるように、凹部14が互
いに重なり合うことができることを企図する。重なり合いは、凹部14a、14
bの交わり部分で縁部30を残す。
【0026】 ブリッジ16の構成は通常、凹部14の構成によって決定される。しかし、詳
細な構成は、接合すべき構造の特定のサイズおよび解剖学的構造に関して設計す
ることができる。例えば、底面28は、図1におけるように直線状であってよく
、または図25におけるように曲線状であってもよい。図12の断面とは異なる
断面を有することができる。ブリッジ16は、ブリッジ16に曲げに対するいく
らかの柔軟性を与える材料からなることが好ましく、しかしそれは不可欠なこと
ではない。ブリッジ16の1つの機能は、縫合が完成したときにアーム12を管
状構造から引くことであるため、アーム12がブリッジ16から分離可能でない
ことが好ましい。
【0027】 装置10の別の機能は、縫合される壁の部分の反対側で、管状構造の壁に針が
接触するのを防止する助けをすることである。ブリッジ16のサイズおよび形状
に応じて、2つの方法の一方または両方でこれを実施する。1つの方法では、ブ
リッジ16は、縫合のプロセス中、縫合針が凹部14内に進むときに針が反対側
の壁と接触するのを防止する。それに応じて、ブリッジ材料は、その好ましい柔
軟性に加え、縫合針が貫通するのが困難な材料および厚さで作成されていること
が好ましい。図1の構成は、針の接触を防止するこの方式を採用する。主な理由
は、ブリッジ16が完全に、またはほぼ完全に管状構造の直径を横切って延びる
ことである。
【0028】 装置10が、針が反対側の壁と接触するのを防止する助けをする第2の方法は
、反対側の壁との接触を使用者が回避することができるように使用者に可視性を
提供することによるものである。上に示したように、本発明の装置10を使用し
ていないとき、内圧が存在しないため管状構造がつぶされている。定位置にある
とき、挿入アーム12は、管状構造の内部を開く。ブリッジ14が管状構造の直
径を完全に横切って延びてはいない図12の構成と同様の構成を採用するとき、
反対側の壁に対する可視性が提供される。一例が図26に見られる。装置10は
管状構造50を開き、それにより針60が挿入される点62の反対側の壁66が
見える。
【0029】 本発明の装置に適した材料の例としては、外科手術で一般に使用される材料で
あるポリプロピレン、ダクロンポリエステル、ナイロン、テフロン、ポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)が挙げられるが、それらに限定されない。再吸収
が望まれることがあるときは、装置が、ポリグリコール材料VicrylやDe
xonなどの再吸収可能材料から構成されることが望ましい場合がある。本発明
は、適用例に応じて、可視化を容易にするために装置の材料を全部または一部、
透明、不透明、または特定の色もしくは色の組合せにすることができることを企
図する。任意選択で、装置を放射線学的に位置付けするために、装置の材料が全
部または一部、放射線不透過である。任意選択で、外科手術場の損失がある場合
に装置を位置付けるために、装置の材料が全部または一部、磁化される。
【0030】 本発明はまた、追加の目的を実施するために、装置が追加の材料を含有する、
またはそれで被覆されることが望ましい場合があることも企図する。例えば、装
置をヘパリンで被覆して凝固を防止することができ、キシロカインもしくはベラ
パミルで被覆して血管痙攣を防止することができ、かつ/または抗生物質もしく
は防腐剤で被覆して感染を防止することができる。
【0031】 任意選択で、装置10は、管状構造内に存在している間に挿入され、取り除か
れ、かつ/または徒手的に回転される手段を含む。1つのそのような手段が図2
7および図28に例示され、ブリッジ16内部に位置付けられた把持隆起32を
含む。隆起32を、把持具34、特に隆起32の形状に適合するように構成され
たツールによって把持することができる。ツール34は、独立ばねとして、また
はツールを形成している材料の力によって、ばね式動作により嵌め合わせること
ができる。装置を把持するためのそのような解決策はよく知られているものであ
る。
【0032】 挿入し、取り除き、かつ/または徒手的に回転する第2の手段が図29および
図30に示され、フット38を有するツール36と、装置10の一対の相補軸方
向切欠40と、ツール36が切欠40に接近するのを可能にする開口42とを含
む。ツール36は、切欠40内にフット38を嵌め合わせることによって装置1
0を把持する。装置10を回転するために使用されるとき、切欠40とフット3
8をキー止めし、それによりツール36が切欠40内部で回転しないようにする
ことができる。図30におけるように、ツール36が閉じられているとき、ブリ
ッジ16の弾性性質により装置10が曲がり、挿入および/または取除きが簡単
になる。任意選択で、ツール36が装置10をすでに把持している状態で、装置
10が事前パッケージされている。
【0033】 挿入し、取り除き、かつ/または徒手的に回転する第3の手段が図31および
図32に示され、2つの先端部72を有するツール70と、フット74と、装置
10の一組の相補切欠76、78とを含む。ツール70は、先端部72およびフ
ット74を当該の切欠76、78に嵌め合わせることによって装置10を把持す
る。図32におけるように、ツール70が閉じられているとき、ブリッジ16の
弾性性質により装置10が曲がり、挿入および/または取除きが簡単になる。本
発明は、装置10の周りに複数組の切欠76、78が存在していてよく、それに
より使用者が、装置10を取り除きたいときに切欠76、78を探す必要がない
ことを企図する。任意選択で、ツール70が装置10をすでに把持している状態
で装置10が事前パッケージされる。
【0034】 第4の取除き手段は、装置から好ましくは管状構造間の空間を介して延びる固
定されたタブを含む。装置は、縫合を介してタブを引くことによって取り除かれ
る。
【0035】 本発明の方法は、図33に示される管状構造のエンドツーエンド吻合と図34
に示される管状構造のエンドツーサイド吻合との両方に使用することができる。
エンドツーエンド吻合に関する本発明のステップの流れが、一連の図35〜図4
0に示される。この方法はエンドツーサイド吻合にも同様に適用される。図33
および図34で2つの管状構造50が示され、その形態は、切断されており、か
つ内圧下にないため不整である。図35に示される吻合を実施する第1のステッ
プとして、2つの構造50を1点で共に保持するように初期ステッチ52が配置
される。この点は通常、吻合の後部壁54にある。次のステップは、2つの構造
50の開口56内に装置10を挿入することである。装置を挿入するためには2
つの好ましい方法がある。第1の方法では、装置10を一方の管状構造50内に
完全に挿入し、次いで装置10が作業位置に来るまで他方の管状構造50内に摺
動させて戻す。第2の方法では、装置10をブリッジ16で折り畳み、各アーム
12を一方の管状構造50の開口56内に挿入する。曲げ圧力が取り除かれた後
、図36および図37に想像線で示される作業位置に装置10が真っ直ぐに延び
る。作業位置では、凹部14が管状構造50の開口56にまたがっている。
【0036】 図36および図37はまた、一方の管状構造50の壁64を外側から内へ突き
通している針60を示す。装置10の一方のアーム12が、針60の挿入点62
に隣接して位置され、針推進に対する反対圧力を及ぼす。凹部14は、壁64を
介して針60を垂直方向に進ませる余地を与える。ブリッジ16は、針60が反
対側の壁66を突き通すのを阻止する。図38では、全ての縫合68が、らせん
状の連続的な縫合で、または個々の離れた縫合として配置される。縫合68が配
置されたとき、装置10を回転させ、それにより新たな縫合68を凹部14内で
中心合わせすることができる。これは、縫合壁64に対する最大保護を提供する
【0037】 図39は、ブリッジ16で撓められ、縫合68を閉じる前に管状構造開口56
から取り除かれる装置10を示す。別法として、縫合68が十分に緩い場合、装
置10は、一方の管状構造50内に完全に摺動され、管状構造50が初期ステッ
チ52の周りで曲げられ、装置10が管状構造開口56の外に摺動される。最後
に、図40に示されるように、縫合68を締め付けて、吻合を完成させる。
【0038】 上の説明はエンドツーエンド吻合に関係するが、同じ原理がエンドツーサイド
吻合にも同様に適用される。この場合、2つのアームは、接合すべき異なる構成
の管状開口内に嵌まるように、異なる構成であってよい。動脈、静脈、およびリ
ンパ性質の血管に関係する複数の例を挙げたが、血管以外の管状構造、例えば胆
管樹、泌尿器および生殖器系の管状構造の接合、および組織に対する人工血管移
植片の接合も、本発明の範囲内にある。
【0039】 したがって、上に記載した目的を満足する、管状構造を外科手術によって接合
するための装置および方法が図示され、説明された。
【0040】 本発明の範囲を逸脱することなく本発明の開示の中である種の変更を行うこと
ができるため、前述の明細書に記載され添付図面に示された全ての事柄を、例示
的なものとして、限定の意味においてではなく解釈することが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の基本的実施形態の側面斜視図である。
【図2】 図1の実施形態の上面図である。
【図3】 テーパ形末端を有する本発明の装置の側面図である。
【図4】 異なる長さのアームを有する本発明の装置の側面図である。
【図5】 円形断面および凹状凹部を有する本発明の装置の端面断面図である。
【図6】 楕円形断面を有する本発明の装置の端面断面図である。
【図7】 圧縮可能C字形断面を有する本発明の装置の端面断面図である。
【図8】 軸方向穴を有する本発明の装置の端面図である。
【図9】 平らな凹部を有する本発明の装置の端面断面図である。
【図10】 凸状凹部の一構成の側面図である。
【図11】 線11−11に沿った図10の構成の断面図である。
【図12】 凸状凹部の別の構成の斜視図である。
【図13】 線13−13に沿た図12の構成の断面図である。
【図14】 2つの離れた凹部を有する本発明の装置の斜視図である。
【図15】 図14の装置の側面図である。
【図16】 線16−16に沿った図15の装置の断面図である。
【図17】 3つの離れた凹部を有する本発明の装置の側面図である。
【図18】 線18−18に沿った図17の装置の断面図である。
【図19】 4つの離れた凹部を有する本発明の装置の側面図である。
【図20】 線20−20に沿った図19の装置の断面図である。
【図21】 本発明の別の例示装置の断面図である。
【図22】 本発明の別の例示装置の断面図である。
【図23】 凹部が重なり合っている2凹部装置の斜視図である。
【図24】 線24−24に沿った図23の装置の断面図である。
【図25】 湾曲したブリッジを有する本発明の装置の側面図である。
【図26】 本発明の装置が管状構造の対向壁に対する可視性をどのように改善しているか
を示す上面想像図である。
【図27】 装置の構成、および装置を把持するためのツールの側面断面図である。
【図28】 図27の構成の端面断面図である。
【図29】 装置の別の構成、および装置を把持するためのツールの側面断面図である。
【図30】 装置を撓めるツールを有する図29の構成の側面断面図である。
【図31】 装置の別の構成、および装置を把持するためのツールの側面断面図である。
【図32】 装置を撓めるツールを有する図31の構成の側面断面図である。
【図33】 本発明の方法のエンドツーエンド吻合の第1のステップを示す図である。
【図34】 本発明の方法のエンドツーサイド吻合の第1のステップを示す図である。
【図35】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
【図36】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
【図37】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
【図38】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
【図39】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
【図40】 本発明の方法の残りのステップを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の管状構造をその開口で外科手術によって接合する助け
    をするための装置であって、 (a)一対の対向するアームと、前記アーム間のブリッジと、前記アーム間の
    少なくとも1つの凹部とを有する略円筒形本体を備え、 (b)前記アームが、前記管状構造開口内への挿入に適合された自由末端を有
    し、 (c)前記少なくとも1つの凹部が、前記管状構造それぞれの壁を縫合針が通
    過することを可能にするように適合され、 (d)前記装置が、前記針が前記壁を通過する場所の反対側で、前記針による
    前記壁に対する外傷を防止する助けをするように適合された装置。
  2. 【請求項2】 前記ブリッジを前記針と前記反対側の壁との間に挿入するこ
    とによって、前記針による前記反対側の壁に対する外傷を防止する助けをする請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 使用者に前記反対側の壁に対する可視性を提供することによ
    って、前記針による前記反対側の壁に対する外傷を防止する助けをする請求項1
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記末端が凸状に丸められている請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記末端がテーパを付けられている請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記アームが実質的に同じサイズである請求項1に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 前記アームが異なるサイズである請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記アームが円形断面を有する請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記アームが楕円形断面を有する請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記アームがC字形断面を有して、前記装置を圧縮可能に
    することを可能にする請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記アームの一方が、前記管状構造の一方の内側断面積と
    ほぼ等しい最大断面積を有し、前記アームの他方が、前記管状構造の他方の内側
    断面積とほぼ等しい最大断面積を有する請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記アームが中実である請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記アームが軸方向穴を含む請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ブリッジが実質的に直線状である請求項1に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記ブリッジが曲線状である請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記ブリッジが柔軟である請求項1に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの凹部が、前記針が前記壁を介して推
    進されるときに、前記針推進による圧力を受けて前記壁がつぶされるのを防止す
    るために、前記管状構造壁に対する反対圧力を配置するように適合されている請
    求項1に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの凹部が、前記針の進路を案内するよ
    うに構成されている請求項1に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記装置が、把持するための構造を含む請求項1に記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 前記ブリッジが柔軟であり、前記装置が、前記装置を把持
    し、撓ませるための構造を含む請求項1に記載の装置。
  21. 【請求項21】 一対の管状構造をその開口で外科手術によって接合するた
    めの方法であって、 (a)一対の対向するアームと、前記アーム間のブリッジと、前記アーム間の
    少なくとも1つの凹部とを有する略円筒形本体を備え、前記アームが、前記管状
    構造開口内への挿入に適合された自由末端を有し、前記凹部が、前記管状構造そ
    れぞれの壁を縫合針が通過することを可能にするように適合され、前記ブリッジ
    が、前記針が前記壁を通過する場所の反対側での前記針による前記壁に対する外
    傷を防止する助けをするように適合された装置を提供するステップと、 (b)前記管状構造を単一の点で共に保持するために、前記管状構造開口に単
    一の縫合を配置するステップと、 (c)前記管状構造開口内に前記装置アーム末端を挿入するステップと、 (d)前記少なくとも1つの凹部が前記管状構造開口にまたがるように、前記
    装置を作業位置に位置決めするステップと、 (e)縫合針が前記壁を横切って通過することを可能にするために、前記少な
    くとも1つの凹部に隣接する縫合位置で前記管状構造壁内に縫合を導入するステ
    ップと、 (f)前記装置を取り除くステップと、 (g)前記縫合を締め付けるステップと を含む方法。
  22. 【請求項22】 前記装置を挿入することおよび位置決めすることが、前記
    管状構造の第1の構造に実質的に完全に前記装置を挿入すること、前記開口を位
    置合わせすること、および前記装置が前記作業位置に来るまで前記管状構造の第
    2の構造内に前記装置を摺動することを含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記装置を挿入することが、把持具の使用を含む請求項2
    1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1つの凹部が前記縫合位置と位置合わせさ
    れるように、前記縫合のそれぞれを導入する前に前記装置が回転される請求項2
    1に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ブリッジが柔軟であり、前記装置を取り除くことが、
    前記ブリッジが前記縫合を介して外に向けて延びるように、前記ブリッジで前記
    装置を曲げることを含む請求項21に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記装置を取り除くことが、把持具の使用を含む請求項2
    1に記載の方法。
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