JP2002517264A - 染料スカベンジング物品 - Google Patents

染料スカベンジング物品

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JP2002517264A JP2000552331A JP2000552331A JP2002517264A JP 2002517264 A JP2002517264 A JP 2002517264A JP 2000552331 A JP2000552331 A JP 2000552331A JP 2000552331 A JP2000552331 A JP 2000552331A JP 2002517264 A JP2002517264 A JP 2002517264A
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フィリップ エス フェルスティード
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Abstract

(57)【要約】 洗濯工程中洗い水及びすすぎ水から外来の無秩序染料を捕捉するのにいようされる染料スカベンジング物品(148)を提供する。染料スカベンジング物品(148)はそれが布製品に捕らえられ或いは混じるのを実質的に防止するように構成されている。染料スカベンジング物品(148)は浮力部材又は浮き部材(152)を含むのが良い。洗濯工程中染料スカベンジング物品(148)を開放状態に維持する補強部材(164)を設けるがよい。この構造により、染料スカベンジング物品(148)を洗濯工程中洗い水及びすすぎ水の全容積に曝すことができ、それによって有効性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の技術分野 本発明は一般に、洗濯洗い処理から無秩序染料を除くための物品に関し、更に
詳しくは、洗い水及びすすぎ水を含む完全な洗濯洗いサイクル中洗い溶液から外
来の無秩序の染料を除去するための染料スカベンジング物品に関する。
【0002】発明の背景 洗濯中の繊維物品の望ましくないしみは、洗い堅牢度が乏しい染料によって染
色された物品を、染色されていない物品又は洗い対して十分な堅牢度を有する染
料で染色された物品とともに洗う時に起こる。この問題は、一般に“退色”(fa
ding)として知られ、その結果、1つの物品の染料が別の色の物品上にブリード
する。しみ又はブリーディングが起こると、影響を受けた物品は、例えば塩素漂
白剤のような適当な酸化剤で再び洗って所望しない色を除かない限り、さらなる
使用に適さない。不幸にも、多くのタイプの布は過酷な酸化剤での処理に適さな
い。緩く保持された染料が物品からブリードしがちであるとは常に認められず、
また、視覚による検査だけでは染色された布が適当な洗い堅牢度を示すかどうか
予測することが可能ではないので、この問題はいっそう困難である。
【0003】 種々の試みがしみ及び退色の問題を克服するためになされている。例えば、コ
ー(Coe)らの米国特許第4,065,257号明細書は、しみ阻止剤としての高分子量の
ポリ四級アンモニウム化合物の使用を開示している。該しみ阻止剤は、布地の洗
浄に適した石鹸又は洗剤組成物の一部として採用されている。エドワード(Edwar
ds)の米国特許第3,694,364号明細書は、アニオン染料スカベンジャー(scavenge
r)として機能する三級高分子アミンの使用を開示している。該高分子アミンは
、セルロース材料のような基材の材料、例えば任意の形態の綿、精製された綿セ
ルロース、セルローススポンジなどの表面に化学的に着けられる。高分子アミン
を着けるために、該綿基剤はリン酸化反応により及び該高分子アミンの化学吸着
により修飾される。エドワードが関連した米国特許第3,673,110号では、染料ス
カベンジング材料として、三級高分子アミン及び四級アンモニウム化合物の双方
の使用を開示している。後者のエドワードの特許は、例えば織物を洗濯するとき
のような液槽中で、所望しない無秩序の染料を制御するのに使用するための、セ
ルロース材料基材への染料スカベンジャー化合物の化学的付着方法も開示してい
る。例えば、セルロース材料のヒドロキシル化された表面を化学的に修飾してア
ニオン官能性基を確立させる。各アニオン官能性基は、前記に開示した染料スカ
ベンジャー化合物のような窒素化合物を化学的に結合することができる。
【0004】 クラインシュミット(Kleinschmidt)の米国特許第3,816,321号明細書は、洗
濯される布から放出されるアニオン染料を捕捉して洗濯過程中の染料の移行を防
ぐための染料スカベンジング物品を開示している。染料スカベンジング物品は、
例えば化学的に染料スカベンジャー化合物を結合するポリウレタン材料といった
支持マトリックスを包含する。該染料スカベンジャー化合物はポリ四級アンモニ
ウム化合物を包含する。
【0005】 クレイボーン(Claiborne)の米国特許第4,380,453号明細書は一般に、染料ス
カベンジャー化合物として、N−トリ置換アンモニウム−2−ヒドロキシ−3−
ハロプロピル化合物及びエポキシプロピルアンモニウムの使用を開示している。
好ましい染料スカベンジャー化合物はセルロース材料基材に適用させるか、吸着
させるか、又は含浸させたグリシジルトリメチルアンモニウムクロリドである。
得られたセルロース材料基材は、布を洗濯して任意の染料を洗い水及びすすぎ水
から除去するために慣用の洗浄機における使用に適していて、よって、洗浄機の
中での他の布からの染料のフェーディングによる所望しない変色を解消する、と
開示されている。
【0006】 従って、例えば四級アンモニウム化合物及び三級高分子アミン、およびそれら
のポリマーのような多数の染料スカベンジャー化合物の使用が知られていて、洗
濯機の中で染料を捕捉するために、それらは化学的にセルロース材料基材に付着
させられる。前述の特許に開示された染料スカベンジャー化合物をここに援用す
る。
【0007】 ジョンソン(Johnson)らの米国特許第5,698,476号明細書は、外来の無秩序の
フリーフローの染料を洗濯洗い浄処理から除く物品を開示している。該洗濯物品
は2つの成分を含み、染料吸収剤と染料移行阻止剤であり、それらは支持マトリ
ックスを介して洗い水に導入される。染料吸収剤は化学的に支持マトリックスに
付着していて、洗濯洗い処理の間、結合を維持している。一方該染料移行阻止剤
は支持マトリックスから洗い水へ放出されて、洗濯洗い処理の間、均一に分配さ
れる。
【0008】 ジョンソンらに開示された材料でランドリー物品の染料吸収剤として適当なも
のは、2−ヒドロキシ−3−クロロプロポイルトリメチルアンモニウムクロリド
といった四級N−置換アンモニウム−ヒドロキシ−ハロアルキル化合物;ポリ四
級アンモニウム化合物;ポリ両性化合物;四級化スターチ;蛋白質;キチン又は
その加水分解型、キトサン;塩化コリン;ポリビニルアミン(PVAm);ポリエチ
レンイミン(PEI);及びそれらの組み合わせである。染料移行阻止剤はポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリビニルイミダゾール、ポリアミン−
N−オキシド、カチオンスターチ、アルミン酸マグネシウム、ヒドロタルシト、
蛋白質、加水分解蛋白質、ポリエチレンイミン、ポリビニルオキサゾリドン、酵
素、酸化剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、プロピイレンオキシド反応
生成物、ポリアミノ酸、アルキレンオキシドのブロック コポリマー、ポリアミ
ン、ポリアミド、メチルセルロース、カルボキシアルキル、セルロース、グアガ
ム、天然ガム、アルギン酸、ポリカルボン酸、シクロデキストリン及びそれらの
混合物を包含する。
【0009】 染料スカベンジャーとして有効な洗濯物品には、洗濯機の中で自由に回って、
洗い水及びすすぎ水の全容量に曝されることが必要とされる。最終的には洗濯物
品は衣類の中に捕らえられ或いはそれに混じり、該物品は洗い水又はすすぎ水の
わずかな部分に曝されるだけである。その結果、洗い水又はすすぎ水中の外来の
無秩序な染料は、洗濯される衣類に自由に再び付着することになる。この染料移
行は所望しない退色を起こし、とりわけ衣類が該無秩序な染料とは異なる色の場
合に、洗濯する衣類の不満足な外観となる。
【0010】 ダガー(Dugger)らの米国特許第4,026,131号明細書から、ランドリー添加剤
ディスペンサーが知られ、それは洗濯機の攪拌器に付着させ、取り外し可能であ
る。ダガーらには、自動洗濯機のすすぎサイクルの間に放出されるランドリー添
加剤を受けるためにポーチが作られている。開示されている添加剤は例えば漂白
剤、防汚加工剤、すすぎ助剤、フレッシュニング助剤、抗菌剤、帯電防止剤、ピ
リング防止剤、繊維強化剤、しみ除去剤、軟化材料、抗黄変剤などである。該デ
ィスペンサーは、洗濯機の攪拌器に脱着可能なように、拡張した開口を有する方
形の上部区画によって付着させる。別の実施態様では、対の柔軟なストリップを
ディスペンサーに付着させて該ディスペンサーを攪拌器に結ぶ。他のアッタチメ
ントの開示されている例は、ディスペンサーを攪拌器に付けるための例えばワイ
ヤー、ひも、ホイル、水、不浸透性のグルー又は接着剤である。該ディスペンサ
ーは、スピンサイクルの間に作られる遠心力が破裂可能なシールを介して該ディ
スペンサーを開いた時にのみ、すすぎサイクルの間に作動することができ、よっ
て、洗い期間の後にその内容物を放出する。
【0011】 ベーカー(Baker)らの米国特許第4,925,586号明細書から、洗いサイクルの間
にのみ分配することのできる洗剤組成物を含む水不溶性、水浸透性のポーチが知
られている。該洗剤組成物は漂白活性剤、流動助剤、石鹸水ブースター、染料、
ゲルマサイド、酵素、キレート化剤などを含んでもよい。該ポーチは外すことが
できるように、丸いループを作る伸びたストリップによって攪拌器に付けて、該
攪拌器に緩く固定される。洗剤組成物及び/又はランドリー助剤は攪拌器及び洗
い水の力によって該水浸透性ポーチの外へ溶け出す。
【0012】 ダガーらのランドリー添加剤ディンペンサー及びベーカーらのポーチは染料ス
カベンジング物品としての使用に適さない。特に、染料スカベンジャー化合物が
水溶性であるときは、それらは化学的に支持マトリックスに結合して洗い水及び
すすぎ水へのそれらの溶解を防がなければならない。一方でダガーら及びベーカ
ーらのランドリー添加剤及び洗剤組成物は、すすぎ及び洗いサイクル間に分配す
るために、それらの水溶解性に頼る。さらに、ダガーらのランドリー添加剤ディ
スペンサー及びベーカーらの洗剤ポーチは、洗濯洗い工程の間の選択されたサイ
クル、即ちすすぎサイクル又は洗いサイクルの間にランドリー助剤を分散させる
ためにのみ作動できる。このように、ベーカーらもダガーらも、洗いプロセスの
すべての工程のための洗い及びすすぎ水の両方の処理を提供するものでない。
【0013】 前記の先行技術に加えて、ハフナー(Haffner)らの米国特許第3,212,303号明
細書はクリーニングのための水クローゼットの中に汚れた物品を保持するための
フックを開示している。クラーク(Clarke)らの米国特許第4,348,293号明細書
は、洗濯機に使用するための洗剤粉体といったランドリー助剤を含む水浸透性、
水不溶性のバッグを開示している。ホーテル(Hortel)らの米国特許第4,740,32
6号明細書は、防汚ポリマーを担持し洗剤及び/又は漂白組成物を含む単一のシ
ート、ポーチ又はバッグを開示する。ミズサワ(Mizusawa)らの米国特許第4,88
2,917号明細書は、攪拌器の高速スピンの間にすすぎ水の中へ注入するために洗
濯機攪拌器の上部で支持された、布柔軟剤といった洗い付加物品を開示している
。フィラパック(Filapak)の米国特許第3,670,530号明細書及びボーチャン(Bo
chan)の米国特許第3,575,021号明細書の各々は、洗濯機の攪拌器に付けてスピ
ンサイクルの間に作られる遠心力によって作動するディスペンサーを開示してい
る。ルーカス(Lucas)らの米国特許第3,048,993号明細書は、最初に洗濯機の攪
拌器に付けて、スピンサイクルの間に作られる遠心力によって洗い水中へ放出さ
れる多孔性の綿バッグを開示している。
【0014】 前述にもかかわらず、洗濯機に使用するための染料スカベンジング物品など、
洗いサイクル及びすすぎサイクルの双方を含む全体的な洗濯サイクルの間に洗濯
される衣類に捕らえられ及び/又はそれと混じったりすることを防いだものを開
発する要求が存在する。洗濯機の中を自由に回って洗い水及びすすぎ水の全体的
な容量に曝される洗濯物品の存在がなければ、該物品は染料スカベンジャーとし
て無効であろう。
【0015】発明の開示 本発明は、全体的な洗濯洗いサイクルの間の洗い水及びすすぎ水から無秩序な
所望しない染料を捕捉するのに有効な染料スカベンジング物品を提供する。 本発明はまた、自動洗濯機の中で保持されて全体的な洗濯洗いサイクルの間に
当該物品が衣類に捕らえられたり及び/又は混じったりするのを防止する、染料
スカベンジング物品を提供する。 本発明はまた、その意図する使用後に捨てることができる染料スカベンジング
物品を提供する。 本発明はまた、ポリ四級アンモニウム化合物を化学的に結合した染料スカベン
ジング物品を提供する。 本発明はまた、浮力を有する染料スカベンジング物品を提供する。
【0016】 本発明の1つの実施態様によれば、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗
濯機の中で使用するための物品が開示され、該物品は染料スカベンジャー化合物
を支持する基材材料を含み、該物品は、洗濯機が作動している間、染料スカベン
ジャー化合物が液体に曝されている間に洗濯機の中で該基材材料が洗濯物に混じ
るのを実質的に防ぐように構成されている。
【0017】 本発明の別の実施態様では、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の
中で使用するための物品が開示され、当該物品は、染料スカベンジャー化合物を
支持する基材材料を含み、該基材材料は取り外し可能で作動中の洗濯機の中に固
定されていて、それによって該基材材料が、洗濯機が作動している間、染料スカ
ベンジャー化合物が液体に曝されている間に洗濯機の中で洗濯物に混じるのを実
質的に防止されている。
【0018】 本発明の別の実施態様では、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の
中に使用するための物品が開示され、当該物品は、染料スカベンジャー化合物を
支持する基材材料、及び該物品の浮力を増加させるための手段を含み、それによ
って該基材材料が、洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体
に曝されている間に洗濯機の中で洗濯物に捕らえられるのを実質的に防止されて
いる。
【0019】 本発明の別の実施態様では、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の
中で使用するための物品が開示され、該物品は染料スカベンジャー化合物を支持
する基材材料、及び該基材材料に取り付けられた浮き部材を含み、よって該基材
材料が、洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝されて
いる間に洗濯機の中で洗濯物に捕らえられるのを実質的に防止されている。
【0020】 本発明の別の実施態様では、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の
中で使用するための物品が開示され、該物品は染料スカベンジャー化合物を支持
する基材材料、及び洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体
に曝されている間洗濯機の中で基材材料を開放状態に維持する手段を含み、よっ
て、該基材材料が、洗濯機が作動している間、洗濯機の中で閉状態となるのを実
質的に防止されている。
【0021】 本発明の別の実施態様では、液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の
中で使用するための物品が開示され、該物品は染料スカベンジャー化合物を支持
する基材材料、及び洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体
に曝されている間洗濯機の中で該基材材料を開放状態に維持する補強手段を含み
、よって基材材料が洗濯機が作動している間、洗濯機の中で閉状態となるのを実
質的に防止されている。
【0022】 本発明の別の実施態様では、洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で無秩
序な染料を制御する方法が開示され、該方法は、染料スカベンジャー化合物を支
持する基材材料を含む染料スカベンジング物品を液体の中に置く工程、基材材料
に浮き部材を付ける工程、該浮き部材は、基材材料が洗濯機が作動している間洗
濯機の中で洗濯物の中に実質的に捕らえられるのを防ぎ、及び該基材材料を洗濯
機の作動中液体と実質的に接触状態に維持する工程を含み、よって、該液体中の
無秩序な染料が該染料スカベンジャー化合物と関連するようになる。
【0023】 本発明の別の実施態様によれば、洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で
無秩序な染料を制御する方法が開示され、該方法は、染料スカベンジャー化合物
を支持する基材材料を含む染料スカベンジング物品を該液体の中に置く工程、及
び該基材材料を実質的な開放状態で洗濯機の作動中液体と実質的に接触状態に維
持する工程を含み、よって、該液体中の無秩序な染料が該染料スカベンジャー化
合物と関連するようになる。
【0024】 本発明の別の実施態様によれば、洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で
無秩序な染料を制御する方法が開示され、該方法は、染料スカベンジャー化合物
を支持する基材材料を含む染料スカベンジング物品を該液体中に置く工程、該基
材材料を洗濯機の作動中液体と実質的に接触状態に維持し、該液体中の無秩序な
染料が該染料スカベンジャー化合物と関連するようになる工程、及び基材材料を
洗濯機が作動している間洗濯機の中で洗濯物の中に実質的に捕らえられのを防ぐ
工程を含む。
【0025】 本発明の別の実施態様によれば、洗濯機の作動中に少なくとも1の無秩序な染
料の源となる異なった色の繊維製品を含む液体中の該無秩序な染料を捕捉する方
法が開示され、該方法は染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含む染
料スカベンジング物品を該液体中に置く工程、基材材料が洗濯機が作動している
間、少なくとも洗いサイクル及びすすぎサイクルの間に洗濯機の中で洗濯物の中
に実質的に捕らえられるのを防ぐ工程、該染料捕捉部品は染料スカベンジャー化
合物を支持する基材材料を含んでいて、該染料捕捉部品を洗濯機の作動中洗濯機
の中で液体と実質的に連続接触状態に維持する工程を含み、よって、液体中の少
なくとも1の無秩序な染料が染料スカベンジャー化合物と関連して少なくとも1
の無秩序な染料が洗濯機の作動中の洗濯物と関連するのを防止する。
【0026】 本発明の上述の記載及び更なる目的、特徴及び利点は、染料スカベンジング物
品の以下の詳細な説明を参照し付随する図面を組み合わせたときに、より完全に
理解されるであろう。
【0027】 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明によれば、洗い水とすすぎ水の両方から外来の無秩序染料を除去し、そ
れによって洗濯機内の染料の退色による布の変色を防止する為に、布を洗濯する
ための在来の洗濯機用の染料スカベンジング物品を開示する。染料スカベンジン
グ物品は、一般的には、2つの成分、即ち基材と、基材に化学的に結合させた染
料スカベンジャー化合物とを含む。
【0028】 本発明の好ましい実施形態に従って使用するのに適すると思われる染料スカベ
ンジャー化合物はポリ四級アンモニウ化合物として知られた一般的な類の化合物
からなる。特に、好ましい化合物は一般式(C35ClO.C27N)nを有す
るジメチルアミンxエピクロロヒドリン第四塩からなり、もっと詳細には、
【化1】 ここに、nは重合を示し、そして約10乃至約100の範囲内の整数である。上
記の一般式のポリ四級アンモニウム化合物は、商標VRNのもとにノース カロ
ライナ、シャーロットのクラリアント社から入手できる。しかしながら、上記の
特許に開示されている染料スカベンジャー化合物は、本発明に従って使用される
セルロース材料のような基材に化学的に結合される。
【0029】 本発明において使用される基材の材料は実質的に水不溶性でなければならない
。本発明の好ましい実施形態によれば、基材の材料は一般的には、その表面に、
上記の染料スカベンジャー化合物と自由に化学的に反応する陰イオン官能基を有
する。これらの材料は一般的には存在しないから、所要の陰イオン基を確立する
ために、適当な材料の表面を化学的に修飾する事が必要である。セルロース材料
の表面に見られるある種の官能基は陰イオン官能基に変換することができるヒド
ロキシ基である。例示的なセルロース材料は、レイヨン、綿、その形態のうちの
どんな形態でも、例えば精製綿セルロース、セルローススポンジ等でも含む。基
材は更に、織布、不織布、編組布、メリヤス生地、又は他の望ましい形態のよう
などんな物理的な形態で提供されてもよい。
【0030】 従って、本発明の基材は、ポリ四級アンモニウム化合物又は他の適当な染料ス
カベンジャー化合物を着けることができ、且つ望ましいどんな形態でも取ること
ができるセルロース材料、ポリウレタン材料等のような望ましいどんな材料でも
よい。セルロース材料は、そのヒドロキシル化した表面に照らして、並びに洗濯
機に使用されるとき染料スカベンジング物品として一体性を維持するのに十分な
ウエブ強度及び十分な摩耗強度を有していることに照らして好まれる。
【0031】 本発明の1つの実施形態によれば、例示として、一般式(C35ClO.C2 7 N)nを有するポリ四級アンモニウム化合物はセルロース材料、好ましくは大
きな表面積を有する純粋の綿タオルに化学的に着けられる。ポリ四級アンモニウ
ム化合物をセルロース材料基材に化学的に着ける方法は、例えば、ジェイムス
オー スレルケルドの名前で1998年2月20日に出願された「ポリ四級アン
モニウム化合物をセルロース材料に結合する方法」と題する、米国出願体09/
026,714号に記載されており、好ましくは出願は本願の譲受人に譲られて
いる。上記米国出願の開示をここに援用する。
【0032】 開示された方法は、セルロース材料の基材に、望ましくない無秩序染料源及び
繊維物品を含む液体浴の中の外来の望ましくない無秩序染料を調整するのに使用
される染料捕捉特性を有する上記一般式のポリ四級アンモニウム化合物を共有結
合させる。例示として、上記の四級アンモニウム化合物を含有する水溶液が水酸
化ナトリウムを使用して約10乃至12.5の範囲のpHに調整される。セルロ
ース材料の基材は、pH調整された溶液でパッジングされ、そして約100℃乃
至約120℃の範囲の高い温度で加熱を受ける。セルロース材料の基材は、基材
を乾燥して化合物を基材に化学的に結合させる温度に約15分間保持される。基
材の残留水酸化ナトリウムは、浴のpHを約5−6の範囲に維持するのに十分な
量の酸を含有する水性浴に基材を入れることによって中性化される。
【0033】 染料スカベンジャーとして使用される他の適当な化合物及びその化合物を基材
の材料に着ける方法、例えば、米国特許第3,816,321号に開示されてい
るようにポリ四級アンモニウム化合物をポリウレタン材料に化学的に結合させる
方法は上記の米国特許に開示されており、該特許の開示をここに援用する。
【0034】 今、同じ参照番号が同じ要素を表わしている図面に目を転じると、図1には、
本発明の1つの実施形態に従って構成され、全体的に参照番号100で指定され
た染料スカベンジング物品の斜視図が示されている。図1の物品は細長い開口部
104を構成する連続リング102の形状に構成される。図2に示すように、染
料スカベンジング物品100は、ポリ四級アンモニウム化合物又は他の適当な染
料捕捉材料を、例えば、吸収、吸着、化学反応又は水溶性化合物を付着させる他
の適当な手段によって化学的に着けたセルロース材料の長方形の片で構成されて
もよい。染料スカベンジング物品100は、その端を図1に示すように一緒に取
付けることができるように細長い形状に丸められ又は折り畳まれてもよい。加え
て、染料スカベンジング物品100は、折り畳んだり丸めたりすることの必要を
回避するように細長いストリップとして構成されてもよい。セルロース材料の細
長い形状又はストリップは、その自由端が、例えば、参照番号106で全体的に
示す縫い付けによって固着されるのがよい。加えて、リング102自由端は、他
の適当な手段、例えば、ホチキス止め、結び止め、接着結合等によって互いに取
り付けられてもよい。リング102を形成するに当って、染料スカベンジング物
品100を、例えば、洗濯機の攪拌器に固定するのを助けるために開口部104
を膨張収縮させる弾性ストリップランニングを染料スカベンジング物品全体にわ
たって設けることも可能である。
【0035】 今、図3を参照すると、在来の自動洗濯機108は一般的には、内部洗濯槽1
12を回転自在に支持する外側ハウジング110を含む。攪拌器114が洗濯槽
112内に回転自在に支持されていて、洗濯工程中洗い水及びすすぎ水118内
で布製品の攪拌及び混合を行う。これまで記載したように、洗濯機108は、本
発明に従って構成された染料スカベンジング物品100用に適合を有する、洗濯
洗い工程中布製品116を洗うための洗濯機の単なる例示である。この点につい
て、本発明の染料スカベンジング物品100の構造及び適用の更なる説明から明
らかなように、攪拌器114を除去した前出し入れタイプの洗濯機108も本発
明にしたがって構成された染料スカベンジング物品用に適している。
【0036】 使用中、図1に開示されたような、リング102の形状の染料スカベンジング
物品100を、開口部104内にポスト120の上端を受け入れることによって
攪拌器114の周りに位置決めする。開口部104の大きさは、ポスト120を
緩く受け入れるように寸法決めされるのがよい。変形例として、開口部104の
大きさは、染料スカベンジング物品100を幾分伸ばすことを必要とすることに
よりポスト120を摩擦嵌めで受け入れるように構成されてもよい。更なる変形
例として、染料スカベンジング物品100が弾性繊維を含む場合には、リング1
02は、すべり嵌めをなすようにポスト120のまわりに圧縮してしてもよい。
いずれの場合にも、開口部104の境界を形成する、染料スカベンジング物品1
00の内面部分が、染料スカベンジング物品を攪拌器114のポスト120によ
って洗濯槽112の中央領域内に保持する。これは染料スカベンジング物品10
0が、洗いサイクルとすすぎサイクルの両方を含む全体の洗いサイクル中布製品
116で捕らえられ及び又は布製品と混合されるようになるのを防止する。攪拌
器114によって洗い水及びすすぎ水内に引き起こされる乱流により、洗い水及
びすすぎ水の全容積は染料スカベンジング物品100に曝され、布製品116の
結果として存在する外来の無秩序染料を捕捉する。
【0037】 染料スカベンジング物品100は、洗濯作業中洗い水及びすすぎ水内で布製品
116に捕らえられ及び又は混じるようになるのを防止するように本発明に従っ
て構成される。図1について説明したように、染料スカベンジング物品100は
洗濯機108の攪拌器114のまわりに保持されるように開口部104を有する
リングの形状に構成される。しかしながら、染料スカベンジング物品100は他
の形状に構成され、そして染料スカベンジング物品が布製品116に捕らえられ
及び又は混じるようになるのを防止する他の特徴を備えてもよいことは理解すべ
きである。
【0038】 図4を参照すると、図2に示すように、セルロース材料の長方形の形態又は他
の形状体、例えば、卵形、円形、三角形、不規則形等の形態でもよい染料スカベ
ンジング物品100の一部が示されている。染料スカベンジング物品100の少
なくとも一部分にクリップ122が取り付けられている。クリップ122は、す
べてが染料スカベンジング物品100を洗濯機106の一部に解放自在に固着す
るようになっている種々の形態に構成されてもよい。例示として、クリップ12
2は、攪拌器114、洗濯槽112の一部、又はハウジング110の一部に解放
自在に取り付けできる。この点について、染料スカベンジング物品100は、全
体の洗い作業中洗い水及びすすぎ水118と接触しているように洗濯槽112の
中へ吊り下げられ又は延びる。クリップ122によって、染料スカベンジング物
品100は、布製品116に捕らえられ及び又は混じるようになるのを防止され
る。
【0039】 クリップ122は典型的には、攪拌器114、洗濯槽112又はハウジングの
一部に弾性的に係合するある形態のクラスプ124を含む。クラスプ124は、
染料スカベンジング物品100が洗濯工程中、例えば攪拌器114の操作によっ
て布製品116で洗濯槽112の中へ引き入れられるのを防止するに十分な強さ
を与える。クリップ122が洗い水及びすすぎ水と接触しているから、クリップ
は腐蝕を防止するためにプラスチックのような材料で作られるべきである。
【0040】 図5を参照すると、染料スカベンジング物品100はセルロース材料に取り付
けられた一方の構成部品126と、もう一方の構成部品128とを含むベルクロ
(商標)材料を有する。構成部品128は、洗濯槽112内のような洗濯機10
8の内部の一部に、或いは攪拌器114に接着剤のような適当な手段を使用して
取り付けられるのがよい。ベルクロ材料により、染料スカベンジング物品100
は、取り外しでき、しかも、構成部品が合わされるときこれを固着させる。
【0041】 図6に示すように、染料スカベンジング物品100を洗濯機108の内部に取
り外し可能に取り付けるためにマグネット構造を使用しても良い。例えば、マグ
ネット130を染料スカベンジング物品100に取付け、磁化可能な金属130
を洗濯機108の内部に固着する。磁化可能な材料130は洗い水及びすすぎ水
内での腐蝕を防止するようにポリマーベースで構成することができる。とうよう
に、磁化可能な構成部品132はポリマーベースで形成される。加えて、構成部
品130、132のいずれかが染料スカベンジング物品100に取り付けられ、
他の構成部品が洗濯槽112、攪拌器113又はハウジング110に取り付けら
れる。
【0042】 図7を参照すると、染料スカベンジング物品100は、少なくとも1つ、好ま
しくは2つ又はそれ以上き浮きボール134を含む。浮きボール134は、物品
が洗濯される布製品116に捕らえられ及び又は混じるようになる攪拌器114
の操作によって引き下げられるのを防止する浮力により、染料スカベンジング物
品100を洗い水及びすすぎ水き上層内に保つ傾向を有する。浮きボール134
はどんな形態のものでもよく、例えば、中空ボール、スチロフォームボール、或
いは、洗い水及びすすぎ水内で浮くように浮力のある他の適当なボティである。
【0043】 図8を参照すると、染料スカベンジング物品100は複数の拡張開口部138
を有する中空ボール136内に位置する。開口部138により、洗い水及びすす
ぎ水をボール136の中に自由に流通させて染料スカベンジング物品100に曝
す。ボール136は望ましくは、ロープ140によってボールに取り付けられた
適当なクラスプ122を使用して洗濯機106に取り付けられる。
【0044】 図9に目を向けると、染料スカベンジング物品100はセルロース材料142
を含み、そこにポリ四級アンモニウム化合物が化学的に結合される。セルロース
材料142は浮きボール134(図示せず)の上に被覆される。浮きボールは、
洗濯される布製品に捕らえられ又は混じるのを防止するのに十分な大きさのもの
である。加えて、染料スカベンジング物品140は、図8について前に説明した
ように繋ぎ止めれば良い。
【0045】 図10に目を向けると、染料スカベンジング物品100は、拡張開口部146
を有する、好ましくはプラスチックのリング144に取り付けられる。リングは
、図3に示すように、リング102と同様な方法で洗濯機の攪拌器114のポス
ト120に付けられる。
【0046】 本発明の染料スカベンジング物品100は、染色した繊維物品等の洗濯工程中
外来の染料を捕捉するのに使用される種々の形状及び形態に構成されるのがよい
。ここの点について、染料スカベンジング物品は、染料スカベンジャー化合物を
着ける支持マトリックス、例えば、セルロース材料、ポリウレタン、等を含む。
好ましくは、染料スカベンジング物品はセルロース材料を有し、好ましくはセル
ロース材料にポリ四級アンモニウム化合物が化学的に着けられる。
【0047】 最も効果的であるために、染料スカベンジング物品100を全体の洗濯工程中
洗い水及びすすぎ水き全容積に自由に曝することが要件である。この目的のため
に、染料スカベンジング物品100の構造は、洗濯される布製品に捕らえられ或
いは混じるのを防止すべきである。前に記載した実施形態によれば、染料スカベ
ンジング物品は、洗濯される布製品に捕らえられ或いは混じるのを防止するため
に、洗濯機の攪拌器に付けることができるリングの形状に構成されるのがよい。
加えて、染料スカベンジング物品100を布製品から自由に保つために、種々の
クリップ及び他の装置、例えばベルクロ材料、磁化可能な材料、浮き装置等を使
用してもよい。これらの後者の実施形態は、前出し入れタイプの洗濯機のような
、攪拌器を含まない洗濯機に特に適している。更に、染料スカベンジング物品1
00は、及び染料スカベンジング物品を洗濯機の一部、例えば、攪拌器114に
取り付けるための、適当な接着剤、ロープ、ワイヤー、染料スカベンジング物品
から延びる細長いストリップ等を備えるのがよい。
【0048】 図7に開示されているように、染料スカベンジング物品100は少なくとも1
つ、好ましくは2つ又はそれ以上の浮きボール134を含む。浮きボール134
は、物品が洗濯される布製品116に捕らえられ及び又は混じるようになる攪拌
器114の操作によって引き下げられるのを防止する浮力により、染料スカベン
ジング物品100を洗い水及びすすぎ水き上層内に保つ傾向を有する。今図11
を参照すると、ポリ四級アンモニウム化合物又は他の適当な染料捕捉材料を、例
えば、吸収、吸着、化学反応又は水溶性化合物を付着させる他の適当な手段によ
って化学的に着けたセルロース材料の長方形の片を含む染料スカベンジング物品
148が示されている。基材の材料150が長方形として図示されているが、卵
形、多角形等の他の形状を本発明に従って使用しても良いことは理解すべきであ
る。
【0049】 浮き又は浮き部材152が基材材料150にその一方の縁に沿って取り付けら
れる。浮き部材152は種々の最良から種々の形状に構成されるのがよい。この
点について、浮き部材152の1つの機能は、染料スカベンジング物品148に
浮力を与えることである。この点について、浮き部材152の浮力は基材材料1
50の浮力よりも大きく、特に、洗濯工程中浮き部材を洗い水及びすすぎ水の中
で浮かせる浮力を有する。従って、浮き部材152は1よりも小さい密度を有す
る材料、例えば、剛性スチロフォーム、独立気泡フォーム、及び他のポリマー材
料、特に発泡剛性材料、コルク等の天然材料で構成することができる。加えて、
浮き部材152は、錆びず、或いは洗い水及びすすぎ水並びに漂白剤等のような
洗濯添加剤によって影響されないプラスチック又は他の材料の閉鎖した中空剛性
チューブで構成することができる。浮き部材152は、望ましい断面形状及び長
さを有する単一の部として、或いは複数の部材として構成されても良い。例えば
、図16−18に示すように、浮き部材152は多角形、長方形、卵形、又は丸
形状等を有するのがよい。
【0050】 浮き部材152は適当な手段で基材材料150に取り付けられる。例えば、図
11に示すように、浮き部材152はウエブ156によって基材材料150に取
り付けられる。ウエブ156は、基材材料150と同じ又はその一部、ナイロン
蔦はポリエステルメッシュ材料のようなポリマー材料のような適当な材料で形成
されるのがよい。ウエブ156は、縫い付け、接着、プラスチックホチキス又は
他の適当な手段によって、例えば、基材材料150の縁154に沿って、及び浮
き部材152に取り付けることができる。
【0051】 図12に示すように他の実施形態では、浮き部材152は、浮き部材の両端に
取り付けられた一対のストリップ158によって基材料150に取り付けられる
。ストリップ158はウエブ156に付いて説明したように同様な材料で構成さ
れるのがよい。
【0052】 図13を参照すると、ウエブ160の自由端は基材材料150の縁154に取
り付けられて細長い開放ポーチ162を構成する。ポーチ162は、浮き部材1
52を受け入れるように寸法決めされ、一旦基材材料150が使えなくなったら
、浮き部材を再使用出来るようにポーチから取り出すことができる。変形例とし
て、浮き部材152は適当な手段、例えば、縫い付け、接着等によってポーチ1
62内に付けられてもよい。図示したように、全体的に可撓性構造によるポーチ
162はどんな形状の浮き部材152でも収容する。浮き部材152は、これま
では基材材料150の一方の縁154に取り付けられるものとして説明したけれ
ども、基材材料の隣接した縁又は両縁に沿う複数の浮き部材を設けても良いこと
を理解すべきである。加えて、浮き部材152は、今説明するように、浮き部材
の操作から明らかになるように、基材材料150の他の部分に付けられても良い
【0053】 図14に目を向けるつと、染料スカベンジング物品158は図3に示すような
洗濯機108の内部に置かれる。洗濯機108が洗い水又はすすぎ水で満たされ
るとき、浮き部材152は浮いて、基材材料150を洗い水及びすすぎ水の中へ
下方に吊り下げて保持し、それによって外来の無秩序染料を染料スカベンジャー
化合物に曝す。攪拌器114によって洗い水及びすすぎ水内に引き起こされる乱
流により、洗い水及びすすぎ水の全容積が染料スカベンジング物品148に曝さ
れる。洗濯及び濯ぎサイクル中、攪拌器。114の1回転サイクルによって引き
起こされる下向きの力は浮き部材152を洗い水及びすすぎ水の表面の下に一時
的に吸引し、ついには、攪拌器がその回転サイクルを逆転し、浮き部材を洗い水
及びすすぎ水の表面へ戻す。換言すれば、基材材料150を洗い水及びすすぎ水
の中へ下方に吊り下げながら、浮き部材15は洗い水及びすすぎ水の上表面層内
で本質的に上下に動くことが理解される。浮き部材152はその浮力により、染
料スカベンジング物品が、洗濯工程中洗い水及びすすぎ水内の布製品116内に
捕らえられるようになるのを防止する。
【0054】 洗濯工程中、基材材料150を、基材材料の最大表面積を洗い水及びすすぎ水
に、それ故に外来の無秩序染料に晒す物理的形態に維持することが望ましい。か
くして、基材材料150が洗濯工程中球になったり巻きついたりするのを、すな
わち閉状態を防止することが望ましい。この状態は、染料スカベンジング物品1
48の染料スカベンジング機能の効率を潜在的に減ずることがある。これは、例
えば、図19に示すように、基材材料150の一方の縁154に取付けられた補
強部材164によって達成しうる。補強部材164は、基材材料150を開放状
態に維持する剛性ポリマーのような適当な材料であるのが良い。例示として、補
強部材164は、浮き部材152について、これまで説明したように(図15−
18参照)所望形状を有するように構成されるのが良い。加えて、補強部材16
4は、浮き部材152について説明したのと同様な方法で、例えば間隔をへだて
たストラップ166、ポーチ162等の使用で基材材料に取付けられても良い。
【0055】 補強部材164を、浮き部材152に加えて使用しても良い。従って、補強部
材164は、基材材料150の一方の縁に沿って置かれ、浮き部材152は基材
材料の同じ又は別の縁に沿って置かれる。加えて、補強部材164と浮き部材1
52が、浮力の機能と基材材料150が閉状態に縮むのを防止する機能の両方を
もたらす単一要素でも良い。浮き部材152の前の材料、例えば、剛性独立気泡
フォーム、密閉した中空プラスチックチューブ等の使用は、補強部材164と浮
き部材152の両方として機能するのに必要な剛性をもたらす。更に、浮き部材
152は非剛性即ち可撓性材料で形成され、選択的に、別個の補強部材164を
備えても良い。例えば、補強部材164を図13に示すように、浮き部材152
と組み合わせてポーチ162の中へ挿入しても良い。
【0056】 今、図20を参照すると、補強部材168は、形状を維持するように適当に剛
性のプラスチック材料から薄い長方形のフレームに形成されても良い。補強部材
168を、長方形の形状を有するものとして示したけれども、三角形、卵形、多
角形、円形等のような他の形状を補強部材に使用しても良いことは理解すべきで
ある。この点について、図21に示すように、基材材料150は任意の数の取付
け技術によって補強部材168に取付けられる。例えば、基材材料156の周囲
を補強部材168に接着し、縫い付け、結合させ、さもなければ取付ける。補強
部材168は、基材材料を使用中開放状態に維持するように基材材料150の縁
に縫い付けられた個々の細長いセグメントの形態であっても良いことが理解され
る。
【0057】 これまで説明したように、補強部材168は一般的には、基材材料150との
取付けにより再使用できない。図22に示すように、再使用可能な補強部材17
0が、複数の細長い開口部176を有する一対の長方形の支持部材172,17
4から形成される。支持部材172、174は、基材材料150を受け入れるた
めの空間178を間に構成するように、図23に示すように重なり関係に互に取
付けられる。支持部材172,174は、適当な手段によって、例えば、周縁に
取付けられた1つ又はそれ以上のヒンジ180によって互に取付けられるのが良
い。2つの支持部材172と174の間の一体部分で形成された一体ヒンジを使
用しても良いことは理解される。更に、支持部材172、174は別々の部材と
して設けられ、適当な手段によって、例えば、ラッチ、クリップ等によって互に
取付けることができる。開口部176の形状、大きさ及び位置は、無限の数のバ
リエーションで良い。機能的には、開口部176は、効果的な染料捕捉をもたら
し、同時に基材材料を開放状態に維持するために、洗い水及びすすぎ水を自由に
流れさせて基材材料150と接触させるのに十分な開口部を作ることが唯一要求
される。更に、支持部材172、174の一部又は全部を、補強部材を洗濯工程
中洗い水及びすすぎ水の中で浮かせ又は上下に動かす浮力部材で構成しても良い
【0058】 今、図24及び25に目を転じると、本発明の他の実施形態に従って構成され
た染料スカベンジング物品182の更なる実施形態が開示されている。染料スカ
ベンジング物品は、所定形状、例えば、図24に示すようにフットボール形状に
、或いは、図25に示すように球形形状に、並びに多角形、三角形等のような他
の形状に形成された、スチロフォーム、コルク等のような浮力材料の内側ボディ
184で構成される。基材材料150はボディ184を取り囲み或いは包むよう
に形成される。従って、出来た染料スカベンジング物品182は、浮き部材とし
て機能し、同時に基材材料150を開放状態に維持する補強部材として機能する
ボディ184により浮力特性を有する。
【0059】 本発明を特定な実施形態を参照して説明したけれども、実施形態は本発明の原
理及び適用の単なる例示であることを理解すべきである。従って、実施形態に多
くの修正をなすことができ、又、特許請求の範囲に記載されたように本発明の精
神及び範囲から逸脱することなく他の構成を考案することができることを理解す
べきである。 本発明は布の洗濯に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の斜視図で
ある。
【図2】 本発明の他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の正面図であ
る。
【図3】 本発明の1つの実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品と一緒に、
使用中の自動洗濯機を示す部分横断面の正面図である。
【図4】 本発明の1つの実施形態に従って構成された、染料スカベンジング物品を洗濯機
の一部に取り外し自在に取付けるための組立体を有する染料スカベンジング物品
の部分図である。
【図5】 本発明の他の実施形態に従って構成された、染料スカベンジング物品を洗濯機の
一部に取り外し自在に取付けるための組立体を有する染料スカベンジング物品の
部分図である。
【図6】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された、染料スカベンジング物品を洗濯
機の一部に取り外し自在に取付けるための組立体を有する染料スカベンジング物
品の部分図である。
【図7】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された組立体を有する染料スカベンジン
グ物品の正面図である。
【図8】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された、染料スカベンジング物品を洗濯
機の一部に取り外し自在に取付けるための組立体を有する染料スカベンジング物
品の部分図である。
【図9】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された組立体を有する染料スカベンジン
グ物品の正面図である。
【図10】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された組立体を有する染料スカベンジン
グ物品の正面図である。
【図11】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の斜視図
である。
【図12】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の斜視図
である。
【図13】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分斜
視図である。
【図14】 本発明の1つの実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品を洗濯機の
一部の中で示す正面図である。
【図15】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分端
面図である。
【図16】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分端
面図である。
【図17】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分端
面図である。
【図18】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分端
面図である。
【図19】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の部分斜
視図である。
【図20】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品と組み合
わせて使用される補強部材の正面図である。
【図21】 図20に示す補強部材を有する染料スカベンジング物品の正面図である。
【図22】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された開放状態で示す補強部材の正面図
である。
【図23】 閉状態における図22に示す補強部材の斜視図である。
【図24】 本発明の他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の正面図であ
る。
【図25】 本発明の更に他の実施形態に従って構成された染料スカベンジング物品の斜視図
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月6日(2000.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ジスカインド スティーブン アメリカ合衆国 フロリダ州 33441 デ ィアフィールド ビーチ ノース オーシ ャン ブールヴァード 245 スイート 304 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA21 AA23 BA10 CD16 GA00 MA01

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中で使用す
    るための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含み、
    前記物品は、洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝さ
    れている間に洗濯機の中で前記基材材料が洗濯物に混じるのを実質的に防ぐよう
    に構成されている、前記物品。
  2. 【請求項2】 前記がセルロース材料からなる、請求項1の物品。
  3. 【請求項3】 前記基材材料は連続リングの形状をなしている、請求項1の
    物品。
  4. 【請求項4】 前記基材材料は長方形のシートの形態をなしている、請求項
    1の物品。
  5. 【請求項5】 前記基材材料は前記洗濯機に解放自在に取付け可能なその一
    部を有するように構成される、請求項1の物品。
  6. 【請求項6】 前記基材材料を支持する外表面を有する少なくとも1つの浮
    きボールを更に含む、請求項1の物品。
  7. 【請求項7】 前記基材材料を前記洗濯機の作動中洗濯機内に取り外し自在
    に固着するための手段を更に含む、請求項1の物品。
  8. 【請求項8】 前記手段は前記基材材料を前記洗濯機に解放自在に取り付け
    るためのファスナーからなる、請求項7の物品。
  9. 【請求項9】 前記手段はリングから成る、請求項7の物品。
  10. 【請求項10】 前記手段は少なくとも1つの浮き具からなる、請求項7の
    物品。
  11. 【請求項11】 前記手段は前記基材材料を閉じ込める中空ハウジングから
    なる、請求項7の物品。
  12. 【請求項12】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中で使用
    するための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含み
    、該基材材料は取り外し可能で作動中の洗濯機の中に固定されていて、それによ
    って該基材材料が、洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体
    に曝されている間に洗濯機の中で洗濯物に混じるのを実質的に防止されている、
    前記物品。
  13. 【請求項13】 前記基材材料は、該基材材料に取り付けられたリングを含
    む、請求項12の物品。
  14. 【請求項14】 前記基材材料は、該基材材料に取り付けられた1つの部分
    と、洗濯機に取付け可能なもう1つの部分とを有するファスナーからなる、請求
    項12の物品。
  15. 【請求項15】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項12の物
    品。
  16. 【請求項16】 前記基材材料は前記洗濯機に解放自在に取付け可能な部分
    を有するように構成されている、請求項12の物品。
  17. 【請求項17】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中に使用
    するための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料、及び
    前記物品の浮力を増加させるための手段を含み、それによって前記基材材料が、
    洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝されている間に
    洗濯機の中で洗濯物に捕らえられるのを実質的に防止されている、物品。
  18. 【請求項18】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項17の物
    品。
  19. 【請求項19】 前記手段の浮力は前記液体の浮力よりも大きい、請求項1
    7の物品。
  20. 【請求項20】 前記手段は前記基材材料の一方の縁に沿って取り付けられ
    る、請求項17の物品。
  21. 【請求項21】 前記基材材料は前記手段を取り囲む、請求項17の物品。
  22. 【請求項22】 前記基材材料に取り付けられた補強部材を更に含み、該補
    強部材は、前記洗濯機の作動中前記基材材料を前記洗濯機内で開放状態に維持す
    る、請求項17の物品。
  23. 【請求項23】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中で使用
    するための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料、及び
    該基材材料に取り付けられた浮き部材を含み、よって該基材材料が、洗濯機が作
    動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝されている間に洗濯機の中
    で洗濯物に捕らえられるのを実質的に防止されている、物品。
  24. 【請求項24】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項23の物
    品。
  25. 【請求項25】 前記浮き部材は前記基材材料の一方の縁に取り付けられる
    、請求項23の物品。
  26. 【請求項26】 前記浮き部材は前記基材材料によって取り囲まれる、請求
    項23の物品。
  27. 【請求項27】 前記基材材料に取り付けられた補強部材を更に含み、該補
    強部材は、前記洗濯機の作動中前記基材材料を前記洗濯機内で開放状態に維持す
    る、請求項23の物品。
  28. 【請求項28】 前記浮き部材は密封中空体からなる、請求項23の物品。
  29. 【請求項29】 前記基材材料に取り付けられたポーチを更に含み、前記浮
    き部材は前記ポーチ内に受け入れられる、請求項23の物品。
  30. 【請求項30】 前記浮き部材はスチロフォームからなる、請求項23の物
    品。
  31. 【請求項31】 前記浮き部材は、前記洗濯機の作動中前記基材材料を前記
    洗濯機内で開放状態に維持する、請求項23の物品。
  32. 【請求項32】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中で使用
    するための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料、及び
    洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝されている間洗
    濯機の中で基材材料を開放状態に維持する手段を含み、よって、該基材材料が、
    洗濯機が作動している間、洗濯機の中で閉状態となるのを実質的に防止されてい
    る、前記物品。
  33. 【請求項33】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項32の物
    品。
  34. 【請求項34】 前記手段は前記基材材料の一方の縁に取り付けられる、請
    求項32の物品。
  35. 【請求項35】 前記手段は前記基材材料によって取り囲まれる、請求項3
    4の物品。
  36. 【請求項36】 前記基材材料は前記手段を取り囲む、請求項32き物品。
  37. 【請求項37】 前記手段は、前記基材材料が前記洗濯機の作動中前記洗濯
    機内内で前記繊維製品内に捕らえられるようになるのを更に防止する、請求項3
    2の物品。
  38. 【請求項38】 液体中で繊維製品を洗うのに効果のある洗濯機の中で使用
    するための物品であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料、及び
    洗濯機が作動している間、染料スカベンジャー化合物が液体に曝されている間洗
    濯機の中で該基材材料を開放状態に維持する補強手段を含み、よって基材材料が
    洗濯機が作動している間、洗濯機の中で閉状態となるのを実質的に防止されてい
    る、前記物品。
  39. 【請求項39】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項38の物
    品。
  40. 【請求項40】 前記補強部材はフレームからなり、前記基材材料は前記フ
    レームに取り付けられた縁を有する、請求項38の物品。
  41. 【請求項41】 前記基材材料に取り付けられたポーチを更に含み、前記補
    強部材は前記ポーチ内に受け入れられる、請求項38の物品。
  42. 【請求項42】 前記補強部材は前記基材材料の一方の縁に取り付けられた
    少なくとも1つの細長い部材からなる、請求項38の物品。
  43. 【請求項43】 前記補強部材は前記基材材料によって覆われた浮力部材の
    ボディからなる、請求項38の物品。
  44. 【請求項44】 前記補強部材は複数の開口部を有する支持体からなる、請
    求項38の物品。
  45. 【請求項45】 前記補強部材は、間に空間をけいせいするために重なり関
    係に互いに結合された一対の前記支持体からなる、請求項44の物品。
  46. 【請求項46】 前記補強部材は前記基材材料の浮力よりも大きい浮力を有
    する、請求項38の物品。
  47. 【請求項47】 洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で無秩序な染料
    を制御する方法であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含む
    染料スカベンジング物品を液体の中に置く工程、基材材料に浮き部材を付ける工
    程、該浮き部材は、基材材料が洗濯機が作動している間洗濯機の中で洗濯物の中
    に実質的に捕らえられるのを防ぎ、及び該基材材料を洗濯機の作動中液体と実質
    的に接触状態に維持する工程を含み、よって、該液体中の無秩序な染料が該染料
    スカベンジャー化合物と関連するようになる、前記方法。
  48. 【請求項48】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項47の方
    法。
  49. 【請求項49】 前記浮力部材は前記基材材料によって取り囲まれている、
    請求項47の方法。
  50. 【請求項50】 前記浮力部材は細長い密封中空体からなる、請求項47の
    方法。
  51. 【請求項51】 ポーチを前記基材材料に取り付けることを更に含み、前記
    浮力部材は前記ポーチ内に受け入れられる、請求項47の方法。
  52. 【請求項52】 前記浮力部材は前記洗濯機の作動中液体の中で上下動する
    ように働く、請求項47の方法。
  53. 【請求項53】 前記浮力部材は前記基材材料の浮力よりも大きい浮力を有
    する、請求項47の方法。
  54. 【請求項54】 洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で無秩序な染料
    を制御する方法であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含む
    染料スカベンジング物品を該液体の中に置く工程、及び該基材材料を実質的な開
    放状態で洗濯機の作動中液体と実質的に接触状態に維持する工程を含み、よって
    、該液体中の無秩序な染料が該染料スカベンジャー化合物と関連するようになる
    、前記方法。
  55. 【請求項55】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項54の方
    法。
  56. 【請求項56】 前記維持する工程はボディを前記基材材料で取り囲むこと
    からなる、請求項54の方法。
  57. 【請求項57】 前記維持する工程は補強部材を前記基材材料に取り付ける
    ことからなる、請求項54の方法。
  58. 【請求項58】 前記補強部材はフレームからなり、前記基材材料はその縁
    のまわりで前記フレームに取り付けられる、請求項57の物品。
  59. 【請求項59】 前記維持する工程は前記基材材料に取り付けられたポーチ
    を更に含み、前記補強部材は前記ポーチ内に受け入れられる、請求項54の物品
  60. 【請求項60】 洗濯機の作動中に繊維製品を含む液体の中で無秩序な染料
    を調整する方法であって、染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含む
    染料スカベンジング物品を該液体中に置く工程、該基材材料を洗濯機の作動中液
    体と実質的に接触状態に維持し、該液体中の無秩序な染料が該染料スカベンジャ
    ー化合物と関連するようになる工程、及び基材材料を洗濯機が作動している間洗
    濯機の中で洗濯物の中に実質的に捕らえられのを防ぐ工程を含む、前記方法。
  61. 【請求項61】 前記液体は前記洗濯機の少なくとも洗い水及びすすぎ水か
    らなる、請求項60の方法。
  62. 【請求項62】 前記維持する工程は前記染料スカベンジング物品を、前記
    染料スカベンジング化合物が前記洗濯機の作動中前記液体に実質的に連続的に曝
    される位置で前記洗濯機内に吊り下げることからなる、請求項60の方法。
  63. 【請求項63】 前記防止する工程は前記染料スカベンジング物品を前記洗
    濯機内に解放自在に取り付けることからなる、請求項60の方法。
  64. 【請求項64】 前記解放自在に取り付ける工程は染料スカベンジング物品
    を連続リングの形状に形成し、前記リングを前記洗濯機の一部分に置くことから
    なる、請求項63の方法。
  65. 【請求項65】 解放自在に取り付ける工程は前記基材材料にファスナーを
    設けることからなり、前記ファスナーは前記洗濯機の一部分に解放自在に係合す
    る、請求項63の方法。
  66. 【請求項66】 前記防止する工程は、前記染料スカベンジング物品が前記
    洗濯機内で前記繊維製品に捕えられるようになるのを防止することからなる、請
    求項60の方法。
  67. 【請求項67】 洗濯機の作動中に少なくとも1の無秩序な染料の源となる
    異なった色の繊維製品を含む液体中の該無秩序な染料を捕捉する方法であって、
    染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料を含む染料スカベンジング物品を
    該液体中に置く工程、基材材料が洗濯機が作動している間、少なくとも洗いサイ
    クル及びすすぎサイクルの間に洗濯機の中で洗濯物の中に実質的に捕らえられる
    のを防ぐ工程、該染料捕捉部品は染料スカベンジャー化合物を支持する基材材料
    を含んでいて、該染料捕捉部品を洗濯機の作動中洗濯機の中で液体と実質的に連
    続接触状態に維持する工程を含み、よって、液体中の少なくとも1の無秩序な染
    料が染料スカベンジャー化合物と関連して少なくとも1の無秩序な染料が洗濯機
    の作動中の洗濯物と関連するのを防止する、前記方法。
  68. 【請求項68】 前記基材材料はセルロース材料からなる、請求項67の方
    法。
  69. 【請求項69】 前記維持する工程は前記染料スカベンジング物品を、前記
    染料スカベンジング化合物が前記洗濯機の作動中前記液体に実質的に連続的に曝
    される位置で前記洗濯機内に吊り下げることからなる、請求項67の方法。
  70. 【請求項70】 前記防止する工程は前記基材材料にファスナーを設けるこ
    とからなり、前記ファスナーは前記洗濯機の一部分に解放自在に係合する、請求
    項37の方法。
  71. 【請求項71】 前記防止する工程は、前記染料スカベンジング物品が前記
    洗濯機内で前記繊維製品に捕えられるようになるのを防止することからなる、請
    求項67の方法。
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