JP2002516691A - 患者の膀胱の尿膨満を監視するための装置、及びその方法 - Google Patents
患者の膀胱の尿膨満を監視するための装置、及びその方法Info
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Abstract
(57)【要約】
患者の膀胱の尿膨満レベルの状況を監視するための装置及び方法が提示されている。その装置は、感知ユニット及び表示ユニットを含んでなる。感知ユニットは患者の腹部上の、ある部位に取り付け可能で、組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に越えない音声信号を送信し、膀胱から反射される信号を受信し、そして、膀胱の尿膨満の状況を表すデータを発生する種類のものである。感知ユニットと表示ユニットとの間には、プロセッサーが相互接続されている。プロセッサーはデータを分析し、患者の膀胱の尿の膨満レベルの、前以て決められた状況の存在を示す信号を選択的に発信するために発信されたデータに応答する。表示ユニットは、委託された人物、例えば患者自身の注意を引くことを目的にした表示信号を発信するための、前以て決められた状況の存在を示す信号に応答する。
Description
【０００１】 （発明の分野） 本発明は監視技術の分野にあり、夜尿症の防止に特に有用な、患者の膀胱の尿
の膨満レベルを監視するための方法及び装置に関する。
の膨満レベルを監視するための方法及び装置に関する。
【０００２】 （発明の背景） 夜尿症（不随意遺尿症）は周知の問題で、様々な処置方法が、この問題に悩む
患者に適用されてきた。統計的な研究によると、夜尿症は全人口の１％まで、そ
して青春後期においては３％までの全体的普及を有する。
患者に適用されてきた。統計的な研究によると、夜尿症は全人口の１％まで、そ
して青春後期においては３％までの全体的普及を有する。
【０００３】 この問題の解決を目的とする様々な方法が開発されてき、例えば、米国特許第
４，３４７，５０３号、第４，７３８，２６０号、第４，９７７，９０６号及び
第５，０３６，８５９号に開示されている。それらはすべて、最初の１滴の尿の
存在を感知するための感知パッドを利用している。
４，３４７，５０３号、第４，７３８，２６０号、第４，９７７，９０６号及び
第５，０３６，８５９号に開示されている。それらはすべて、最初の１滴の尿の
存在を感知するための感知パッドを利用している。
【０００４】 最も普及している市販の装置の一つは、湿気の存在を感知することができる型
のセンサー及び、ワイヤによりセンサーに接続された音声表示装置を含んでなる
。患者は床に着く直前に装置を付けて、スイッチを入れる。最初の１滴又は２滴
以上の尿を感知すると、センサーは表示装置を起動する信号を発し、患者を目覚
めさせることを目的とする警告音声信号を発する。
のセンサー及び、ワイヤによりセンサーに接続された音声表示装置を含んでなる
。患者は床に着く直前に装置を付けて、スイッチを入れる。最初の１滴又は２滴
以上の尿を感知すると、センサーは表示装置を起動する信号を発し、患者を目覚
めさせることを目的とする警告音声信号を発する。
【０００５】 米国特許第４，９２６，８７１号及び第５，０５８，５９１号はヒトの膀胱の
容量の非侵襲的、自動的測定法を開示している。米国特許第４，９２６，８７１
号に開示された方法は、直交面への複数の超音波信号の送信により膀胱の撮像を
実施する超音波変換器を使用している。米国特許第５，０５８，５９１号に開示
された方法は、患者の腹部に取り付けられて、その直径、すなわち、膀胱の前壁
と後壁との距離を示す情報を得るために膀胱の走査を実施する超音波変換器の使
用に基づいている。超音波変換器は電源と組み合わせて、適切なマイクロプロセ
ッサーに接続されている。マイクロプロセッサーは変換器から受信された情報を
分析するように前以てプログラムされており、膀胱の直径が前以て決められた、
臨界値に達したことを感知すると、それを示す信号を発信することができる。こ
の信号が適当な警告出力回路に送信される。
容量の非侵襲的、自動的測定法を開示している。米国特許第４，９２６，８７１
号に開示された方法は、直交面への複数の超音波信号の送信により膀胱の撮像を
実施する超音波変換器を使用している。米国特許第５，０５８，５９１号に開示
された方法は、患者の腹部に取り付けられて、その直径、すなわち、膀胱の前壁
と後壁との距離を示す情報を得るために膀胱の走査を実施する超音波変換器の使
用に基づいている。超音波変換器は電源と組み合わせて、適切なマイクロプロセ
ッサーに接続されている。マイクロプロセッサーは変換器から受信された情報を
分析するように前以てプログラムされており、膀胱の直径が前以て決められた、
臨界値に達したことを感知すると、それを示す信号を発信することができる。こ
の信号が適当な警告出力回路に送信される。
【０００６】 しかし、その作動振動数が典型的には２０ｋＨｚ（米国特許第５，０５８，５
９１号に具体的に示されたように、音波の振動数は０．５ＭＨｚである）より高
いような超音波変換器は、５０Ｖ（この特許においては１２Ｖ）までの電圧供給
を要する。これは装置全体の価格を著しく高くする。更に、受信機の出力を０〜
５Ｖの範囲に削減させる必要があり、それにより追加の変圧器を要し、その両方
が価格を高め、装置の構造を複雑にすることは明白であり、具体的にその特許中
に述べられている。更に、１２Ｖを供給する電源は、装置の極小化を許さないデ
ィメンションをもち、その高い価格はそれを使い捨て可能な装置にさせないであ
ろうことは理解される。その特許の説明から、そのセンサー装置のディメンショ
ンは患者の膀胱と同じ次元にあることは明白である。
９１号に具体的に示されたように、音波の振動数は０．５ＭＨｚである）より高
いような超音波変換器は、５０Ｖ（この特許においては１２Ｖ）までの電圧供給
を要する。これは装置全体の価格を著しく高くする。更に、受信機の出力を０〜
５Ｖの範囲に削減させる必要があり、それにより追加の変圧器を要し、その両方
が価格を高め、装置の構造を複雑にすることは明白であり、具体的にその特許中
に述べられている。更に、１２Ｖを供給する電源は、装置の極小化を許さないデ
ィメンションをもち、その高い価格はそれを使い捨て可能な装置にさせないであ
ろうことは理解される。その特許の説明から、そのセンサー装置のディメンショ
ンは患者の膀胱と同じ次元にあることは明白である。
【０００７】 （発明の要約） 従って、新規の装置及びそれに対する方法を提供することにより、夜尿症を防
止するために膀胱の尿の膨満レベルの監視を容易にさせる当該技術分野における
需要が存在する。
止するために膀胱の尿の膨満レベルの監視を容易にさせる当該技術分野における
需要が存在する。
【０００８】 小型で、少量のエネルギー供給を要する、そして患者の身体への取り付けが容
易な装置を提供することが本発明の主要な特徴である。
易な装置を提供することが本発明の主要な特徴である。
【０００９】 価格が安く、従って使い捨て可能にすることができる装置を提供することが、
本発明の更なる特徴である。
本発明の更なる特徴である。
【００１０】 本発明の主要な考え方は、次の事実に基づいている。排尿の必要の直前の、患
者の膀胱の状況の感知を容易にするためには、膀胱自体を撮像する必要は実際に
はない。膀胱中の尿の現在のレベル（量）を算定するためには、尿を含む膀胱か
ら反射された信号を収集することで十分である。言い換えれば、超音波を基礎に
した撮像法で使用される複雑で高価なセンサー−バッテリー集成体を、超音波セ
ンサーのものに比較して比較的低い電力供給を要する、音声（１６Ｈｚ〜２０ｋ
Ｈｚ）又は音声下（１６Ｈｚ未満）の信号の振動数範囲の音声波で作動するセン
サーを使用する、比較的安価で携帯可能な集成体で置き換えることができる。そ
の結果、このような安価な集成体は使い捨て可能にすることができる。それが使
い捨て可能であれば、それは、１片のパッチのようなデザインにすることができ
る。
者の膀胱の状況の感知を容易にするためには、膀胱自体を撮像する必要は実際に
はない。膀胱中の尿の現在のレベル（量）を算定するためには、尿を含む膀胱か
ら反射された信号を収集することで十分である。言い換えれば、超音波を基礎に
した撮像法で使用される複雑で高価なセンサー−バッテリー集成体を、超音波セ
ンサーのものに比較して比較的低い電力供給を要する、音声（１６Ｈｚ〜２０ｋ
Ｈｚ）又は音声下（１６Ｈｚ未満）の信号の振動数範囲の音声波で作動するセン
サーを使用する、比較的安価で携帯可能な集成体で置き換えることができる。そ
の結果、このような安価な集成体は使い捨て可能にすることができる。それが使
い捨て可能であれば、それは、１片のパッチのようなデザインにすることができ
る。
【００１１】 従って、本発明の一つの態様に従えば、患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を
監視するための装置において、 （ａ） 患者の腹部上の、ある部位に取り付けるための感知ユニットであって、
患者の組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に越えない音声信号を送信し、膀
胱から反射された信号を受信し、そして、膀胱の尿膨満レベルの状況を表すデー
タを発生する種類のものである感知ユニット、 （ｂ） データを分析し、そして、患者の膀胱の尿の膨満レベルの、前以て決め
られた状況の存在を示す信号を選択的に発信するための、前記のデータに応答す
るプロセッサー、並びに （ｃ） 委託された人物の注意を引くための表示信号を発信するための、前以て
決められた状況の存在を示す前記の信号に応答する表示ユニット、 を含んでなる装置が提供される。
監視するための装置において、 （ａ） 患者の腹部上の、ある部位に取り付けるための感知ユニットであって、
患者の組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に越えない音声信号を送信し、膀
胱から反射された信号を受信し、そして、膀胱の尿膨満レベルの状況を表すデー
タを発生する種類のものである感知ユニット、 （ｂ） データを分析し、そして、患者の膀胱の尿の膨満レベルの、前以て決め
られた状況の存在を示す信号を選択的に発信するための、前記のデータに応答す
るプロセッサー、並びに （ｃ） 委託された人物の注意を引くための表示信号を発信するための、前以て
決められた状況の存在を示す前記の信号に応答する表示ユニット、 を含んでなる装置が提供される。
【００１２】 本発明のもう一つの態様に従えば、患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視
するための方法において、 （ｉ） 患者の腹部の、ある部位に、組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に
越えない音声信号を送信し、膀胱から反射された信号を受信しそして、膀胱の尿
の膨満レベルの状況を表すデータを発生することができる種類の感知ユニットを
取り付けること、 （ii） 前記の音声信号を送信するために感知ユニットを起動すること、 （iii） 膀胱の尿の膨満レベルの状況を表す前記のデータを受信し、分析する
こと、 （iv） 前記のデータが前以て決められた状況の存在を示すことを感知した時に
、表示信号を発信すること、 の段階を含んでなる方法が提供される。
するための方法において、 （ｉ） 患者の腹部の、ある部位に、組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に
越えない音声信号を送信し、膀胱から反射された信号を受信しそして、膀胱の尿
の膨満レベルの状況を表すデータを発生することができる種類の感知ユニットを
取り付けること、 （ii） 前記の音声信号を送信するために感知ユニットを起動すること、 （iii） 膀胱の尿の膨満レベルの状況を表す前記のデータを受信し、分析する
こと、 （iv） 前記のデータが前以て決められた状況の存在を示すことを感知した時に
、表示信号を発信すること、 の段階を含んでなる方法が提供される。
【００１３】 本発明の更にもう一つの態様に従うと、患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を
監視するための装置において、 患者の腹部上の、ある部位に、ケースを取り付けるために、その片面を接着材
料で被覆された、実質的に平坦で柔軟なケース内に収納された、感知集成体、プ
ロセッサー及び表示集成体（ここにおいて、 当該感知集成体が、患者の組織を通って膀胱に実質的に２０ｋＨｚを越えない
音声信号を送信し、膀胱から反射された信号を受信し、そして膀胱の尿の膨満レ
ベルの状況を表すデータを発生することができる種類のものであり、 当該プロセッサーが、データを分析し、そして患者の膀胱の尿の膨満レベルの
、前以て決められた状況の存在を示す信号を選択的に発信するために前記のデー
タに応答し、そして その表示集成体が、委託された人物の注意を引くために表示信号を発信するた
めの、前以て決められた状況の存在を示す前記の信号に応答する）、 を含んでなる装置が提供される。
監視するための装置において、 患者の腹部上の、ある部位に、ケースを取り付けるために、その片面を接着材
料で被覆された、実質的に平坦で柔軟なケース内に収納された、感知集成体、プ
ロセッサー及び表示集成体（ここにおいて、 当該感知集成体が、患者の組織を通って膀胱に実質的に２０ｋＨｚを越えない
音声信号を送信し、膀胱から反射された信号を受信し、そして膀胱の尿の膨満レ
ベルの状況を表すデータを発生することができる種類のものであり、 当該プロセッサーが、データを分析し、そして患者の膀胱の尿の膨満レベルの
、前以て決められた状況の存在を示す信号を選択的に発信するために前記のデー
タに応答し、そして その表示集成体が、委託された人物の注意を引くために表示信号を発信するた
めの、前以て決められた状況の存在を示す前記の信号に応答する）、 を含んでなる装置が提供される。
【００１４】 本発明を理解し、実際にいかに実施することができるかを見るために、今度は
、好ましい態様を、制約しない例によってのみ、付記の図面に付き説明される。
、好ましい態様を、制約しない例によってのみ、付記の図面に付き説明される。
【００１５】 （好ましい態様の詳細な説明） 図１には、患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための、概括的に１
で表した装置が示されている。本例においては、装置１は二部分の装置であり、
一方の部分は感知ユニット２であり、他方の部分は表示ユニット４である。
で表した装置が示されている。本例においては、装置１は二部分の装置であり、
一方の部分は感知ユニット２であり、他方の部分は表示ユニット４である。
【００１６】 感知ユニット２は患者の恥骨の上部で患者の身体に取り付けられるようになっ
ている。感知ユニット２は１片のパッチのような形状及びディメンションをもつ
小型の装置である。感知ユニット２の中央部分６は、患者の身体に面する感知面
を区画し、１対の末端部分８は患者の身体に付けられるのに適した接着材料を伴
って形成されている。中央部分６は音声的に遮蔽するケース内に収納されている
。感知ユニット２の外面上には切り替えボタン１０が付いている。感知ユニット
の機能的素子は更に次に説明される。
ている。感知ユニット２は１片のパッチのような形状及びディメンションをもつ
小型の装置である。感知ユニット２の中央部分６は、患者の身体に面する感知面
を区画し、１対の末端部分８は患者の身体に付けられるのに適した接着材料を伴
って形成されている。中央部分６は音声的に遮蔽するケース内に収納されている
。感知ユニット２の外面上には切り替えボタン１０が付いている。感知ユニット
の機能的素子は更に次に説明される。
【００１７】 表示ユニット４は、それにより手首装置を表すひも５上に支持されている。表
示ユニット４は患者の手首又は委託された人物、例えば子供の両親の手首のどち
らかに取り付け可能である。特別に示されてはいないが、これらの表示ユニット
４は患者又は委託された人物の手首に取り付けられずにむしろ、かれらの近位に
配置することができるように設計することができることに注目しなければならな
い。ユニット４は音声表示信号を提供する拡音器又は、視覚的表示を提供するデ
ィスプレーのどちらかの可能性がある表示装置１１Ａ、並びに表示信号の発信を
切断するための切り替えボタン１１Ｂを含む。表示ユニットの機能的素子は更に
以下に説明される。ユニット２及び４は、相互に無線で、すなわち信号により、
接続可能である。
示ユニット４は患者の手首又は委託された人物、例えば子供の両親の手首のどち
らかに取り付け可能である。特別に示されてはいないが、これらの表示ユニット
４は患者又は委託された人物の手首に取り付けられずにむしろ、かれらの近位に
配置することができるように設計することができることに注目しなければならな
い。ユニット４は音声表示信号を提供する拡音器又は、視覚的表示を提供するデ
ィスプレーのどちらかの可能性がある表示装置１１Ａ、並びに表示信号の発信を
切断するための切り替えボタン１１Ｂを含む。表示ユニットの機能的素子は更に
以下に説明される。ユニット２及び４は、相互に無線で、すなわち信号により、
接続可能である。
【００１８】 図２ａは、装置１で使用されるのに適した感知ユニットのデザインの更なる一
例を示す。ユニット２と異なる感知ユニット１２は感知面を区画している部分６
のみを有する。取り付け手段としては、部分６を覆うために、そして接着されて
いる間は、身体上にその位置を固定するために、通常のパッチ１８を使用するこ
とができる。
例を示す。ユニット２と異なる感知ユニット１２は感知面を区画している部分６
のみを有する。取り付け手段としては、部分６を覆うために、そして接着されて
いる間は、身体上にその位置を固定するために、通常のパッチ１８を使用するこ
とができる。
【００１９】 図２ｂにおいては、本発明のもう一つの態様に従って構成された、患者の膀胱
の尿の膨満レベルの状況を監視するための装置１００が示されている。前記の装
置１と異なり、装置１００は１片のパッチのような形状及びディメンションをも
つ単一部品の装置である。言い換えると、感知及び表示ユニットの両方が通常の
パッチ様の、音声遮蔽ケース１０６中に取り込まれている。切り替えボタン１０
及び表示装置１１Ａはケース１０６の片面１０６Ａ上に配置され、一方、患者の
身体に面するその反対側の面は患者の身体に接着されるための接着材料で少なく
とも一部被覆されている。
の尿の膨満レベルの状況を監視するための装置１００が示されている。前記の装
置１と異なり、装置１００は１片のパッチのような形状及びディメンションをも
つ単一部品の装置である。言い換えると、感知及び表示ユニットの両方が通常の
パッチ様の、音声遮蔽ケース１０６中に取り込まれている。切り替えボタン１０
及び表示装置１１Ａはケース１０６の片面１０６Ａ上に配置され、一方、患者の
身体に面するその反対側の面は患者の身体に接着されるための接着材料で少なく
とも一部被覆されている。
【００２０】 装置１の感知ユニット２及び表示ユニット４それぞれの機能的素子を表す図３
ａ及び３ｂが参照される。感知ユニット２は電池の電源１６に接続された変換器
１４を含む。変換器１４は音声（１６Ｈｚ〜２０ｋＨｚ）又は音声下（１６Ｈｚ
未満）の信号のパルスを発信する型のものである。例えばセラミック材料からで
きた圧電素子を変換器１４として使用することができる。具体的には示されてい
ないが、変換器１４は送信機及び１基以上の受信機を含んでなることに注目しな
ければならない。１基を越える受信機を使用する目的は、以下に、より具体的に
更に説明される。電池の電源１６は変換器１４に、５Ｖを実際的に越えない交流
電圧を供給する小型のものである。通常のアナログからディジタル（Ａ／Ｄ）変
換器１８を変換器１４に接続される。しかし、このような変換器は変換器１４の
構造の一部になり得ることに注意しなければならない。
ａ及び３ｂが参照される。感知ユニット２は電池の電源１６に接続された変換器
１４を含む。変換器１４は音声（１６Ｈｚ〜２０ｋＨｚ）又は音声下（１６Ｈｚ
未満）の信号のパルスを発信する型のものである。例えばセラミック材料からで
きた圧電素子を変換器１４として使用することができる。具体的には示されてい
ないが、変換器１４は送信機及び１基以上の受信機を含んでなることに注目しな
ければならない。１基を越える受信機を使用する目的は、以下に、より具体的に
更に説明される。電池の電源１６は変換器１４に、５Ｖを実際的に越えない交流
電圧を供給する小型のものである。通常のアナログからディジタル（Ａ／Ｄ）変
換器１８を変換器１４に接続される。しかし、このような変換器は変換器１４の
構造の一部になり得ることに注意しなければならない。
【００２１】 変換器１８（又はＡ／Ｄ手段を含む変換器１４）には、具体的には、埋封適用
物を含むチップである、プロセッサー２０が接続されている。プロセッサー２０
は参考データを貯蔵するための記憶装置２２をもち、参考データに関して変換器
１４から来る信号を分析し、表示ユニット４に送信される警告信号を選択的に発
信するように前以てプログラムされている。図１の例においては、感知ユニット
２及び表示ユニット４は相互に無線で接続されている。この目的に対し、感知ユ
ニット２には、無線で送信可能な信号、例えばラジオ信号を発信及び送信するた
めに適した送信機２４が付いており、一方表示ユニット４はこれらの無線で送信
可能な信号を受信するために対応する型の受信機２６を含んでなる。
物を含むチップである、プロセッサー２０が接続されている。プロセッサー２０
は参考データを貯蔵するための記憶装置２２をもち、参考データに関して変換器
１４から来る信号を分析し、表示ユニット４に送信される警告信号を選択的に発
信するように前以てプログラムされている。図１の例においては、感知ユニット
２及び表示ユニット４は相互に無線で接続されている。この目的に対し、感知ユ
ニット２には、無線で送信可能な信号、例えばラジオ信号を発信及び送信するた
めに適した送信機２４が付いており、一方表示ユニット４はこれらの無線で送信
可能な信号を受信するために対応する型の受信機２６を含んでなる。
【００２２】 監視装置の感度を高めるために、変換器１４は、通常の送信機と組み合わせた
２基以上の受信機を含んでなることができる。例えば、感知ユニットは膀胱全体
に沿って伸延するようなディメンションにすることができる。この場合、送信機
に対して対称的に２個の受信機を配置するか、又は隙間をあけて配置された１列
の受信機が使用される。２基以上の受信機の使用は、膀胱に対して異なる部位の
受信機により感知された信号間の差異を決定することを可能にさせる。
２基以上の受信機を含んでなることができる。例えば、感知ユニットは膀胱全体
に沿って伸延するようなディメンションにすることができる。この場合、送信機
に対して対称的に２個の受信機を配置するか、又は隙間をあけて配置された１列
の受信機が使用される。２基以上の受信機の使用は、膀胱に対して異なる部位の
受信機により感知された信号間の差異を決定することを可能にさせる。
【００２３】 プロセッサー２０は、意志決定のための信号処理及びコンピューターの情報を
含む、いわゆる「エックスパートシステム」であることに注目しなければならな
い。このようなエックスパートシステムは、決定表及び、参考データを定期的に
最近のものにするための操作の学習モード、に基づいた論理的有効性（utility
）、並びに、従って、分析結果に関する決定表を利用する。
含む、いわゆる「エックスパートシステム」であることに注目しなければならな
い。このようなエックスパートシステムは、決定表及び、参考データを定期的に
最近のものにするための操作の学習モード、に基づいた論理的有効性（utility
）、並びに、従って、分析結果に関する決定表を利用する。
【００２４】 今度は図４ａ及び４ｂにおいて、感知ユニット１０２及び表示ユニット１０４
それぞれの機能的素子は、図３ａ及び３ｂのものに比較すると幾分異なる構成を
もつ。図３ａ〜３ｂ及び４ａ〜４ｂの態様において同一な構成部材を識別するた
めに、同様な参照番号が使用されている。この例では、図３ａ〜３ｂのものと異
なり、プロセッサー２０は表示ユニット１０４の一部であり、そして感知ユニッ
ト及び表示ユニットには両方ともに、無線で送信可能な信号、例えばラジオ信号
による操作のための受信機／送信機２８及び２９が付いている。言い換えれば、
監視装置全体が、表示ユニット１０４から操作される。この目的のために、アナ
ログからディジタルヘ（Ａ／Ｄ）及びディジタルからアナログ（Ｄ／Ａ）の変換
器１８がラジオトランシーバー２９及びプロセッサー２０の間に相互接続されて
、付いている。
それぞれの機能的素子は、図３ａ及び３ｂのものに比較すると幾分異なる構成を
もつ。図３ａ〜３ｂ及び４ａ〜４ｂの態様において同一な構成部材を識別するた
めに、同様な参照番号が使用されている。この例では、図３ａ〜３ｂのものと異
なり、プロセッサー２０は表示ユニット１０４の一部であり、そして感知ユニッ
ト及び表示ユニットには両方ともに、無線で送信可能な信号、例えばラジオ信号
による操作のための受信機／送信機２８及び２９が付いている。言い換えれば、
監視装置全体が、表示ユニット１０４から操作される。この目的のために、アナ
ログからディジタルヘ（Ａ／Ｄ）及びディジタルからアナログ（Ｄ／Ａ）の変換
器１８がラジオトランシーバー２９及びプロセッサー２０の間に相互接続されて
、付いている。
【００２５】 表示ユニット１０４には場合によっては、両方ともプロセッサー２０に接続さ
れたキーパッド２０ａ（インプット手段を構成している）及びディスプレー２０
ｂが付いている。従って、医師又はその他の委託された人物が、患者に装置を配
達する前に、プロセッサーの記憶装置に、特定の患者に関連した参考データを入
力することができる。この目的のために、すべての必要なキー（メニュー）を含
む適切なインタフェースが、ディスプレー２０Ｂ上に表示される。
れたキーパッド２０ａ（インプット手段を構成している）及びディスプレー２０
ｂが付いている。従って、医師又はその他の委託された人物が、患者に装置を配
達する前に、プロセッサーの記憶装置に、特定の患者に関連した参考データを入
力することができる。この目的のために、すべての必要なキー（メニュー）を含
む適切なインタフェースが、ディスプレー２０Ｂ上に表示される。
【００２６】 図５においては、前記の態様と共通の構成部材を識別するために同様な参考番
号を使用して、装置１００（図２ｂ）の機能的素子が示されている。ここでは、
プロセッサー２０は表示装置１１Ａに直接接続されている。表示装置１１Ａは、
プロセッサー２０により起動されると、視覚的又は聴覚的のどちらでもよい、表
示警告信号を発信する。従って、装置１００はどんなラジオ又は類似のトランシ
ーバーをも必要としない。
号を使用して、装置１００（図２ｂ）の機能的素子が示されている。ここでは、
プロセッサー２０は表示装置１１Ａに直接接続されている。表示装置１１Ａは、
プロセッサー２０により起動されると、視覚的又は聴覚的のどちらでもよい、表
示警告信号を発信する。従って、装置１００はどんなラジオ又は類似のトランシ
ーバーをも必要としない。
【００２７】 今度は、図３ａ及び３ｂに例示されたように構成された装置１の操作を、図６
において説明される。プロセッサー２０は記憶装置２２中に貯蔵された参考デー
タを前以て設定される（段階３０）。この参考データは特定の患者の特異性、す
なわち、排尿が起こりそうな状況に対応する（前以て決められた状況を形成する
）膀胱内の尿レベル（量）の閾値を表す。場合により、患者又は委託された人物
が、患者の恥骨の僅か上の部位の患者の身体に感知ユニット２を取り付け、表示
ユニット４を手首に取り付け、そして切り替えボタン１０を押すことによりその
装置を始動させる（段階３２）。音声又は音声下信号のパルスが定期的に、例え
ば毎分、変換器１４により発信され、送信され、そして膀胱中の尿から返される
（反射される）信号が感知される（段階３４）。これらの感知信号がディジタル
データに変換されてプロセッサー２０において受信される。プロセッサー２０中
に埋封された適用物（ソフトウェア包装物）が、これらのデータを分析すること
ができ、そして前記のように前以て決められた状況の存在を感知すると（段階３
６）、送信機２４を起動する信号を発信する（段階３８）。後者は適確にラジオ
受信機２６で受信されるラジオ警告信号を発信する（段階４０）。この信号に応
答して、受信機２６が表示、警告信号を発信する（段階４４）ための表示装置１
１Ａを起動する（段階４２）。前記のように、警告信号は好ましくは、この警告
信号が患者を目覚めさせるか又は委託された人物の注意を引くことを目的にされ
ているので、変換器の信号よりずっと強い音声信号でなければならない。
において説明される。プロセッサー２０は記憶装置２２中に貯蔵された参考デー
タを前以て設定される（段階３０）。この参考データは特定の患者の特異性、す
なわち、排尿が起こりそうな状況に対応する（前以て決められた状況を形成する
）膀胱内の尿レベル（量）の閾値を表す。場合により、患者又は委託された人物
が、患者の恥骨の僅か上の部位の患者の身体に感知ユニット２を取り付け、表示
ユニット４を手首に取り付け、そして切り替えボタン１０を押すことによりその
装置を始動させる（段階３２）。音声又は音声下信号のパルスが定期的に、例え
ば毎分、変換器１４により発信され、送信され、そして膀胱中の尿から返される
（反射される）信号が感知される（段階３４）。これらの感知信号がディジタル
データに変換されてプロセッサー２０において受信される。プロセッサー２０中
に埋封された適用物（ソフトウェア包装物）が、これらのデータを分析すること
ができ、そして前記のように前以て決められた状況の存在を感知すると（段階３
６）、送信機２４を起動する信号を発信する（段階３８）。後者は適確にラジオ
受信機２６で受信されるラジオ警告信号を発信する（段階４０）。この信号に応
答して、受信機２６が表示、警告信号を発信する（段階４４）ための表示装置１
１Ａを起動する（段階４２）。前記のように、警告信号は好ましくは、この警告
信号が患者を目覚めさせるか又は委託された人物の注意を引くことを目的にされ
ているので、変換器の信号よりずっと強い音声信号でなければならない。
【００２８】 感知ユニット１０２及び表示ユニット１０４を使用している監視装置が図７に
示される方法で作動する。参考データはプロセッサー２０の記憶装置内に提供さ
れ、貯蔵される（段階１３０）。変換器１４を起動するためには（段階１３２）
、患者は表示ユニット１０４のスイッチ１０を押す。プロセッサー２０（図４ｂ
）に接続されたスイッチ１０の起動は、プロセッサー２０がＤ／Ａ変換器を通し
てラジオトランシーバー２９に送信される対応する信号を発信する結果をもたら
す。後者は感知ユニット１０２のラジオトランシーバー２８に、対応する信号を
送信し、それが、電池電源１６を起動する。電池電源１６及び変換器１４は前記
の方法で一緒に作動し、反射された信号が定期的に感知されて（段階１３４）、
ラジオトランシーバー２８を通して表示ユニット１０４に送信される（段階１３
６）。プロセッサー２０は受信した信号を分析し（段階１３８）、そして前以て
決められた状況の存在を感知すると（段階１４０）、警告信号を発信する。この
信号は、表示装置１１Ａで受信され、それが、前記のように、音声又は視覚によ
る、どちらかの表示警告信号を発信する（段階１４２）。
示される方法で作動する。参考データはプロセッサー２０の記憶装置内に提供さ
れ、貯蔵される（段階１３０）。変換器１４を起動するためには（段階１３２）
、患者は表示ユニット１０４のスイッチ１０を押す。プロセッサー２０（図４ｂ
）に接続されたスイッチ１０の起動は、プロセッサー２０がＤ／Ａ変換器を通し
てラジオトランシーバー２９に送信される対応する信号を発信する結果をもたら
す。後者は感知ユニット１０２のラジオトランシーバー２８に、対応する信号を
送信し、それが、電池電源１６を起動する。電池電源１６及び変換器１４は前記
の方法で一緒に作動し、反射された信号が定期的に感知されて（段階１３４）、
ラジオトランシーバー２８を通して表示ユニット１０４に送信される（段階１３
６）。プロセッサー２０は受信した信号を分析し（段階１３８）、そして前以て
決められた状況の存在を感知すると（段階１４０）、警告信号を発信する。この
信号は、表示装置１１Ａで受信され、それが、前記のように、音声又は視覚によ
る、どちらかの表示警告信号を発信する（段階１４２）。
【００２９】 本発明の利点は、自明である。感知ユニットは、超音波のものよりむしろ、音
声の又は音声下の変換器のどちらかを使用し、それにより、より低い電圧で作動
し、従ってより小さいディメンション及びより少ない経費の電池電源を必要とす
る。低経費がこの感知ユニットを使い捨て可能にさせ、従って、感知ユニットを
パッチとして製造することによりあらゆる追加の取り付け手段の必要を排除する
。感知ユニットの音声遮蔽が、測定する（measuring）可聴の又は音声外の信号
を、患者に影響を与えずに送信及び受信させ、表示信号のみに彼の注意を引かせ
る。
声の又は音声下の変換器のどちらかを使用し、それにより、より低い電圧で作動
し、従ってより小さいディメンション及びより少ない経費の電池電源を必要とす
る。低経費がこの感知ユニットを使い捨て可能にさせ、従って、感知ユニットを
パッチとして製造することによりあらゆる追加の取り付け手段の必要を排除する
。感知ユニットの音声遮蔽が、測定する（measuring）可聴の又は音声外の信号
を、患者に影響を与えずに送信及び受信させ、表示信号のみに彼の注意を引かせ
る。
【００３０】 そのように提供される表示信号は、患者自信を目覚めさせるか又は、場合によ
り、もう一人の委託された人物、例えば子供の両親又は医師の注意を引くことを
目的にすることができる。
り、もう一人の委託された人物、例えば子供の両親又は医師の注意を引くことを
目的にすることができる。
【００３１】 本発明に従う装置はまた、手術の介入中の膀胱の尿膨満レベルの状況の表示装
置として使用することができ、それにより、委託された人物に、患者に尿道カテ
ーテルを適用するべきか否かを決定させることができる。この場合、感知ユニッ
ト（集成体）は臍より幾分下部の患者の腹部に取り付け、その後恥骨の方向に緩
徐に移動させなければならない。装置の移動中に、変換器が適切な間隔、例えば
０．５〜１秒の間隔で、音声（又は音声外）の信号を発信し、送信する。
置として使用することができ、それにより、委託された人物に、患者に尿道カテ
ーテルを適用するべきか否かを決定させることができる。この場合、感知ユニッ
ト（集成体）は臍より幾分下部の患者の腹部に取り付け、その後恥骨の方向に緩
徐に移動させなければならない。装置の移動中に、変換器が適切な間隔、例えば
０．５〜１秒の間隔で、音声（又は音声外）の信号を発信し、送信する。
【００３２】 当業者は、付記の請求項中にそしてそれにより定義されたその範囲から逸脱せ
ずに、前記に説明された本発明の好ましい態様に、様々な修飾及び変更が適用で
きることを容易に認識するであろう。
ずに、前記に説明された本発明の好ましい態様に、様々な修飾及び変更が適用で
きることを容易に認識するであろう。
【図１】 発明の一態様に従う膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための装置のスキ
ーム図である。
ーム図である。
【図２Ａ】 図１の装置に使用されるのに適した感知ユニットの異なる例をスキームで示す
。
。
【図２Ｂ】 発明のもう一つの態様に従う、膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための
装置を表す。
装置を表す。
【図３ａ及び３ｂ】 発明の一態様に従って構成された、図１の装置の感知ユニット及び表示ユニッ
トそれぞれの主要構成部材のブロック図である。
トそれぞれの主要構成部材のブロック図である。
【図４ａ及び４ｂ】 発明のもう一つの態様に従って構成された、図１の装置の感知ユニット及び表
示ユニットそれぞれの、主要構成部材のブロック図である。
示ユニットそれぞれの、主要構成部材のブロック図である。
【図５】 図２Ｂの装置の主要構成部材を表すブロック図である。
【図６】 図３ａ〜３ｂの態様に従う装置の主要な作動段階のフロー図を表す。
【図７】 図４ａ〜４ｂの態様に従う装置の主要作動段階のフロー図を表す。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年６月７日（２０００．６．７）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】 しかし、その作動振動数が典型的には２０ｋＨｚ（米国特許第５，０５８，５
９１号に具体的に示されたように、音波の振動数は０．５ＭＨｚである）より高
いような超音波変換器は、５０Ｖ（この特許においては１２Ｖ）までの電圧供給
を要する。これは装置全体の価格を著しく高くする。更に、受信機の出力を０〜
５Ｖの範囲に削減させる必要があり、それにより追加の変圧器を要し、その両方
が価格を高め、装置の構造を複雑にすることは明白であり、具体的にその特許中
に述べられている。更に、１２Ｖを供給する電源は、装置の極小化を許さないデ
ィメンションをもち、その高い価格はそれを使い捨て可能な装置にはさせないで
あろうことは理解される。その特許の説明から、そのセンサー装置のディメンシ
ョンは患者の膀胱と同次元にあることは明白である。 米国特許第５，２３９，９９７号は、ヒトの身体の部分の異常の検知及び欠損
の定量化のための低周波数音波の使用につき開示している。ここでは、低周波数
音波は、検査される身体部分上に直接打診の効果の模倣をもたらすように適用さ
れる。
９１号に具体的に示されたように、音波の振動数は０．５ＭＨｚである）より高
いような超音波変換器は、５０Ｖ（この特許においては１２Ｖ）までの電圧供給
を要する。これは装置全体の価格を著しく高くする。更に、受信機の出力を０〜
５Ｖの範囲に削減させる必要があり、それにより追加の変圧器を要し、その両方
が価格を高め、装置の構造を複雑にすることは明白であり、具体的にその特許中
に述べられている。更に、１２Ｖを供給する電源は、装置の極小化を許さないデ
ィメンションをもち、その高い価格はそれを使い捨て可能な装置にはさせないで
あろうことは理解される。その特許の説明から、そのセンサー装置のディメンシ
ョンは患者の膀胱と同次元にあることは明白である。 米国特許第５，２３９，９９７号は、ヒトの身体の部分の異常の検知及び欠損
の定量化のための低周波数音波の使用につき開示している。ここでは、低周波数
音波は、検査される身体部分上に直接打診の効果の模倣をもたらすように適用さ
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ
Claims (30)
- 【請求項１】 患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための装置に
おいて、 ａ） 患者の腹部上の、ある部位に取り付けるための感知ユニットであって、組
織を通して膀胱に、２０ｋＨｚを実質的に越えない音声信号を送信し、膀胱から
反射された信号を受信し、そして、膀胱の尿膨満レベルの状況を表すデータを発
生する種類のものである感知ユニット、 ｂ） データを分析し、そして、患者の膀胱の尿の膨満レベルの、前以て決めら
れた状況の存在を示す信号を選択的に発信するための、前記のデータに応答する
プロセッサー、並びに ｃ） 委託された人物の注意を引くための表示信号を発信するための、前以て決
められた状況の存在を示す前記の信号に応答する表示ユニット、 を含んでなる装置。 - 【請求項２】 前記の感知ユニットが音声変換器を含んでなる、請求項１記
載の装置。 - 【請求項３】 前記の感知ユニットが音声下変換器を含んでなる、請求項１
記載の装置。 - 【請求項４】 前記の感知ユニットが、実質的に５Ｖを越えない交流電圧を
それに供給するための変換器に接続された電源を含んでなる、請求項１記載の装
置。 - 【請求項５】 前記の変換器が圧電素子である、請求項１記載の装置。
- 【請求項６】 前記の音声変換器がセラミック材料でできている、請求項５
記載の装置。 - 【請求項７】 前記の感知ユニットが音声遮蔽ケース内に収納されている、
請求項１記載の装置。 - 【請求項８】 前記のケースの外面が前記のある部位において、患者の身体
にそのケースを接着するための接着材料で被覆されている、請求項７記載の装置
。 - 【請求項９】 前記のケースが一片のパッチの形態にある、請求項７記載の
装置。 - 【請求項１０】 前記の表示ユニットが、それに無線で接続されている感知
ユニットから空間的に分離されている、請求項１記載の装置。 - 【請求項１１】 前記の表示ユニットが手首装着装置である、請求項１０記
載の装置。 - 【請求項１２】 前記の手首装着装置が、患者の手首に取り付け可能であり
、その患者が、表示信号によりその注意を引かねばならない前記の委託された人
物である、請求項１１記載の装置。 - 【請求項１３】 請求項１０に記載され、そして更に、前以て決められた状
況の存在を示す前記の信号を送信するための、前記のプロセッサーと組み合わせ
た送信機、並びに、前以て決められた状況の存在を示す前記の信号を受信するた
めの、前記の表示ユニットと組み合わせた受信機、を含んでなる装置。 - 【請求項１４】 前以て決められた状況の存在を示す前記の信号がラジオ信
号である、請求項１３記載の装置。 - 【請求項１５】 前記のプロセッサーが感知ユニット内に収納されている、
請求項１３記載の装置。 - 【請求項１６】 前以て決められた状況の存在を示す前記の信号の前記の送
信機が前記の感知ユニット内に収納され、そして、前以て決められた状況の存在
を示す前記の信号の前記の受信機が表示ユニット内に収納されている、請求項１
５記載の装置。 - 【請求項１７】 前記のプロセッサーが表示ユニット内に収納されている、
請求項１３記載の装置。 - 【請求項１８】 請求項１７に記載され、そして更に膀胱の尿の膨満レベル
の状況を表す前記のデータに対応する信号の送信機を含んでなり、前記の送信機
が感知ユニット内に収納されている、装置。 - 【請求項１９】 前記の表示ユニットが、特定の患者の前以て決められた状
況を表す、ある参考データで、プロセッサーを前以てプログラムするために、前
記のプロセッサーに接続されたインプット手段を含んでなる、請求項１８記載の
装置。 - 【請求項２０】 感知ユニットを含む前記のケースが使い捨て可能である、
請求項７記載の装置。 - 【請求項２１】 前記のプロセッサー及び前記の表示ユニットが前記のケー
ス内に収納されている、請求項７記載の装置。 - 【請求項２２】 前記のケースが使い捨て可能である請求項２１記載の装置
。 - 【請求項２３】 患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための装置
において、 − 患者の腹部上の、ある部位に取り付けるための、実質的に平坦な、柔軟なケ
ース、 − 前記のケース内に収納された感知ユニットであって、組織を通して膀胱に実
質的に２０ｋＨｚを越えない音声信号を送信し、膀胱から反射された信号を受信
し、そして膀胱の尿膨満レベルの状況を表すデータを発生することができる種類
のものである感知ユニット、 − 前記のケース内に収納され、そして、感知ユニットに接続されているプロセ
ッサーで、データを分析し、そして患者の膀胱の尿の膨満レベルの、前以て決め
られた状況の存在を示す信号を選択的に発信するために前記のデータに応答する
プロセッサー、並びに − 前記のケース内に収納され、そしてプロセッサーに接続された表示ユニット
で、委託された人物の注意を引くための表示信号を発信するための、前以て決め
られた状況の存在を示す前記の信号に応答する表示ユニット、 を含んでなる装置。 - 【請求項２４】 前記のケースが、その表面を、患者の身体にそのケースを
接着するための接着材料で被覆されている、請求項２３記載の装置。 - 【請求項２５】 前記のケースが音声的に遮蔽されている、請求項２３記載
の装置。 - 【請求項２６】 ケースが１片のパッチの形態にある、請求項２３記載の装
置。 - 【請求項２７】 患者の膀胱の尿の膨満レベルの状況を監視するための方法
において、 （ｉ） 患者の腹部の、ある部位に感知ユニットを付けること（その感知ユニッ
トが、組織を通して膀胱に２０ｋＨｚを実質的に越えない音声信号を送信し、膀
胱から反射された信号を受信しそして、膀胱の尿の膨満レベルの状況を表すデー
タを発生することができる種類のものである）、 （ii） 前記の音声信号を送信するために感知ユニットを作動すること、 （iii） 膀胱の尿の膨満レベルの状況を表す前記のデータを受信し分析するこ
と、 （iv） 前記のデータが、前以て決められた状況の存在を示すことを感知した時
に、表示信号を発信すること、 の段階を含んでなる方法。 - 【請求項２８】 請求項２７に記載され、更に、 − 膀胱の尿の膨満レベルの状況を表す前記のデータを無線で送信可能な信号に
変換すること、 の段階を含んでなる方法。 - 【請求項２９】 請求項２７に記載され、そして更に、 − 前以て決められた状況の存在を示す前記の信号を、無線で送信可能な信号に
変換すること、 の段階を含んでなる方法。 - 【請求項３０】 請求項２７に記載され、そして更に − 感知ユニットの音声遮蔽を提供すること、 の段階を含んでなる方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IL124703 | 1998-06-01 | ||
| IL12470398A IL124703A0 (en) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | Method and device for measurement of urine bladder functions and urination |
| PCT/IL1999/000283 WO1999062402A1 (en) | 1998-06-01 | 1999-05-28 | A device for monitoring bladder urine distention in patients, and a method thereof |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002516691A true JP2002516691A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=11071570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000551665A Pending JP2002516691A (ja) | 1998-06-01 | 1999-05-28 | 患者の膀胱の尿膨満を監視するための装置、及びその方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6579247B1 (ja) |
| EP (1) | EP1082055A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002516691A (ja) |
| CN (1) | CN1314794A (ja) |
| AU (1) | AU4056399A (ja) |
| CA (1) | CA2333757A1 (ja) |
| IL (1) | IL124703A0 (ja) |
| WO (1) | WO1999062402A1 (ja) |
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