JP2002515269A - 接着クロージャー部品 - Google Patents

接着クロージャー部品

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JP2002515269A JP2000549115A JP2000549115A JP2002515269A JP 2002515269 A JP2002515269 A JP 2002515269A JP 2000549115 A JP2000549115 A JP 2000549115A JP 2000549115 A JP2000549115 A JP 2000549115A JP 2002515269 A JP2002515269 A JP 2002515269A
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シュルテ,アクセル
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ゴットリープ ビンダー ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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Abstract

(57)【要約】 乗物シートの製造の間の椅子張り部品の発泡にとって特に適切な接着クロージャー部品に関する。接着クロージャー部品は、別の接着クロージャー部品の対応する接着要素と結合し、それにより、接着クロージャーを形成するする接着要素(10)を1つの面に有する。接着クロージャー部品は係合するフォーム材料との結合を形成するための、結合手段(12)を接着クロージャー部品の反対面に有する。前記結合手段(12)は、接着クロージャー部品の前記反対面に塗布された接着基剤から形成され、ある種のプライマー層を接着クロージャー部品上に形成し、それにより、前記プライマー層は係合するフォーム材料と高強度の結合を形成し、後の工程で得られる発泡体と接着クロージャー部品との間を剥がすことができない強固な結合となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、接着クロージャー部品に関し、より詳細には、乗物シートの製造の
間の椅子張りの発泡のための接着クロージャー部品に関する。この接着クロージ
ャー部品は別の接着クロージャー部品の対応する接着要素との結合のための接着
要素を片面に有し、かつ、係合するフォーム材料との結合の形成のための結合デ
バイスを接着クロージャー部品の反対面に有する。
【0002】 このような接着クロージャー部品はEP0612485から知られており、接着
クロージャー部品の裏面上にあるループ要素の形態の結合デバイスが係合するフ
ォーム材料と接触し、それと強固な結合を形成するように、接着クロージャー部
品は発泡成形型中に配置される。例えば、この欧州特許文献に記載されるように
、接着クロージャー部品の反対のフロント面は結合性のフック、接着性ヘッド等
の形態の接着要素を有し、接着要素は未架橋の熱可塑性樹脂によってその全表面
が覆われており、フォーム材料の侵入から保護されている。もし、成形型中での
発泡プロセス及び発泡成形品の取り出し後に、覆われたものが除去されると、接
着要素は開放され、そして別の接着クロージャー部品の接着要素、例えば、ルー
プストリップの形態の接着要素と結合されることができ、一般的な接着クロージ
ャーが形成される。
【0003】 このようにして、例えば、椅子張りカバー材料を、乗物シートまたは飛行機シ
ートの発泡椅子張り部品に固定し、または、従来のグラインダー及び装置におい
て、例えば、グラインディングホイールの形態の回転部品を、道具保持用留め具
に結合することができる。上記のフォーム材料は、形成される物品の関係で明ら
かに非常に流動性であり、そして水の粘度以下の粘度を有することがある。ルー
プもしくはヌース様材料を用いたときまたはおむつ布等を用いたときにも、ヌー
スは実際に開放されており、フォーム材料によって完全には侵入されておらず、
むしろ、フォーム材料の侵入を抑制する1種のバリアを形成する。フォーム材料
の次いで行う硬化プロセスまたはベーキングプロセスにおいて、空隙、すなわち
、ガス状の中空閉鎖体があり、それがループ状材料とフォームとの間の遷移領域
において接着クロージャー部品とフォーム材料との間の強固な結合を妨げるよう
に作用する。接着クロージャー部品とフォーム材料との間のこのような弱くなっ
た結合強度の結果として、連続的な応力による結合の緩みが生じ、そして接着ク
ロージャー部品がフォーム材料から引き裂かれ、それにより、乗物シート又はグ
ライディングディスク保持留め具等の形態の全部品の有用性がなくなることがあ
る。
【0004】 現状技術を基礎として、本発明の目的は、使用される接着クロージャー部品と
フォーム材料との間の信頼できかつ強固な結合を達成することができるように、
上記のタイプの接着クロージャー部品をさらに改良することである。このような
目的は請求項1の特徴を有する接着クロージャー部品によって達成できる。
【0005】 特徴部分により、結合剤が接着基剤からなり、接着クロージャー部品の反対面
に塗布されるという事実により、ある種のプライマー層が接着クロージャー部品
の上に形成され、そしてこの層が係合するフォーム材料との非常に強固な結合を
生じさせ、このようにして、接着クロージャー部品とこのフォーム材料との間に
信頼でき、取れにくい結合を保証する。
【0006】 接着クロージャー及びフォーム技術の当業者にとって、接着クロージャー部品
上に接着基剤を適用し、非常に薄い(<0.1mm)層が形成されることによって
、特定の労力を要し、このためコストのかかる、ループがフォーム材料中に空間
的に侵入しそして深く突き出しているヌース様布帛によるよりも良好な結合を得
ることができることは驚くべきことである。ループ状又はヌース様材料とフォー
ムとの機械的フッキングの代わりに、フォーム材料への接着性は別個に使用され
る接着基剤及びプライマー層によって、フォーム材料の製造の間に熱及び圧力に
よって生じ、それにより、所望の結合を有する、より高い強度値となる。
【0007】 議論している接着クロージャー部品がポリアミド材料から製造されたものであ
るならば、レソルシノール、ポリウレタン及び後架橋性ポリマーが接着基剤とし
て使用できる。もし、接着クロージャー又は接着クロージャー部品がポリオレフ
ィンから製造されているならば、ポリウレタン又は後架橋性であるポリマーが好
ましくは接着剤又はプライマーとして使用される。
【0008】 もし、特定の好ましい態様において、別個の接着基剤が強磁性材料とともに提
供されているならば、接着クロージャー部品は金属のフォーム成形型中において
取り外し可能に配置されるとこができ、そして磁力によって成形型内の配置個所
に固定される。このように、ストリップ状の接着クロージャーの配置は特に安価
な様式で発泡成形型中で達成できる。
【0009】 以下に、接着クロージャー部品を、種々の例示の態様及び対応する製造方法に
よってさらに詳細に説明する。以下に、図面を模式的に示す。
【0010】 各場合の図1から3は、種々の接着基剤を有する接着クロージャー部品及び接
着基剤の塗布の方法である。
【0011】 示した接着クロージャー部品は、乗物シート(示していない)の製造の間の椅
子張り部品の発泡のために特に有用である。平らな形状を形成することもできる
ストリップ状の接着クロージャー部品は、別の接着クロージャー部品(示してい
ない)の対応する接着要素と一般的な接着クロージャーを形成することにより結
合するための接着要素10を片面上に有する。図1から3に示している接着クロ
ージャー部品は、通常の方法によって製造され、例えばDE196 46 318.1に示され
ている。接着クロージャー部品の反対面又は下側面には、係合するフォーム材料
との結合を形成するための結合剤12が提供されている。結合剤12は、塗布さ
れた接着基剤からなり、すなわち、いわゆるプライマー層からなる。
【0012】 「接着基剤」は、ペイント又はコーティングのための付着性付与性媒体を示す
ものである。それは非常に流動性であり、このため、スプレーされ、又は、広げ
られることができる。非常に薄い層が形成される(0.005〜0.008mm)。付着性付与
性効果は、その成分同士及びそれと個々の表面、例えば、金属又はプラスティッ
クの表面との化学反応に基づくものである。このため、「反応パートナー」とい
う呼び方も一般的である。概して、接着基剤は、ワニス層を形成する。付着性付
与性効果を有する最初のコートは、一般に、プライマーと呼ばれる。それは、ま
た、反応プライマーとも呼ばれ、接着基剤と相関的である。
【0013】 接着クロージャー部品自体は、ポリアミド又はポリオレフィン材料から製造さ
れる。ペプチド結合により結合された成分(アミド)からなる高分子化合物の総
称である。PA6又はPA66のような一般的なポリアミドは、ポリアミド材料として
使用できる。ISO又はDIN 16 733 T1 によるポリアミドのラベリングシステムを
構成するのに、ポリアミドの類義語であるナイロンも一般呼称として使用される
(元々はPA66のためのDuPontの商標名)。英語圏では、とりわけ、構造に基づく
IUPAC学術名も一般的であり、例えば、PA6はポリ(イミノ-(1-オキソヘキサメチ
レン))であり、PA66はポリ(イミノ-(1,6-ジオキソヘキサメチレン)イミノヘキ
サメチレン)である。排他的に芳香族基を含むポリアミド(例えば、P-フェニレ
ンジアミン/テレフタル酸から得られるもの)は、その特殊な特徴のために、一
般的にアラミドと呼ばれ、それは、市場において、Nomexのブランド名で得られ
る。この分野でのより最近の開発では、ポリアミドとポリエーテルとのブロック
コポリマーがあり、それは熱可塑性とエラストマー性の両方を有する。
【0014】 ポリオレフィンは、以下の一般構造
【0015】
【化1】
【0016】 (式中、R1は水素であり、R2は水素、直鎖又は枝分かれの飽和の脂肪族又は脂環
式基である)のポリマーの包括名称である。しばしば、芳香族基、例えば、フェ
ニル基(R2=C6H5、例えば、ポリスチレン)を有するポリマーもポリオレフィンに
数えられる。R1=Hである製品もポリ(α-オレフィン)であり、それはビニルポ
リマーと考えられる。
【0017】 接着クロージャーの分野において非常に産業上重要であるポリオレフィンは、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、しばしば誤ってポリブチレン又はポリ
ブテン(sic)とも呼ばれるポリブテン、並びに、ポリイソブテン及びポリ(4-メ
チル-1-ペンテン)である。高級α-オレフィンのポリマー、例えば、ポリ(1-ヘ
キセン)、ポリ(1-オクテン)、又はポリ(1-オクタデセン)は、しかしながら
、現在までこの分野において非常に限定された用途しか有していなかった。種々
のオレフィンのコポリマー、例えば、エチレンとプロピレンとのコポリマーもコ
ポリマーに含まれる。
【0018】 図1はポリアミド材料から製造された接着クロージャーである。プライマーと
してここで使用される接着基剤は、後に、圧力及び/又は熱による製造の間にフ
ォームとの強固な結合を、水素橋かけ結合及び考慮されるファンデルワールス力
によって形成する。さらに、接着力は活性である。これは、固体の界面と、個々
の粒子、分子、ドロップもしくは粉末又は連続の液体もしくは固体のフィルムか
らなることができる第二の相との接着効果を意味するものと理解される。接着は
、静電力、ファンデルワールス力(分子間力に属する)、又は、さらには実際の
化学結合(たとえば、化学収着)によって生じることができる。界面上での吸着
及び界面層中への吸収が収着の原因である。接着基剤はレソルシノール及び/又
はその誘導体のいずれかからなり、それは、例えば、アルコール溶液から塗布で
きる。レソルシノール又は(1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ベンゼンジオール
)は、大きな無色の甘い味の針状物を形成し、そして融点が109℃から111
℃であり、沸点が280℃である。レソルシノールは、水、例えばエタノール、
、エーテル及びグリセロールの形のアルコール中に若干可溶性であり、そしてク
ロロホルム及び二硫化炭素中にあまり可溶性でない。この場合、それはポリアミ
ド材料のための接着剤として使用される。レソルシノールをバス16から取り出
して、ストリップ形状の接着クロージャー部品の下側にそれを均一に塗布するア
プリケーションローラー14は塗布装置として機能する。考慮中の態様において
、930gのエタノール中の70gのレソルシノールを用い、接着クロージャー部品を
ローラー14に沿って12mm/分の速度で送る。乾燥プロセスの間に、乾燥チャ
ンネルは約70℃である。
【0019】 図2による態様において、ポリウレタン又はポリウレタン組成物を接着基剤と
して用い、一方、接着クロージャーはポリアミド材料から製造されている。ポリ
ウレタンは、ベースマクロ分子のベース成分として、2価以上のアルコールとイ
ソシアネートの重付加により得られる次のタイプの基を有するポリマー(重付加
物)の総称である。
【0020】
【化2】
【0021】 多くの場合に、ポリウレタンは、末端イソシアネート基を有するプレポリマー
として製造され、それが周囲空気の湿分の使用により硬化し、鎖の延長及びおそ
らく架橋が起こる。このようなプレポリマーは、ジアミンによって鎖延長されて
ポリウレタンを形成することもでき、それは尿素基を含む。NCO-末端プレポリマ
ーは、ポリウレタン分散体の製造において重要な役割を担う。出発物質の選択及
び理論量比によって、非常に様々な機械特性のポリウレタンが得られ、繊維形態
で多かれ少なかれ硬質エラストマーとして、又は、ポリエーテルもしくはポリエ
ステルウレタンゴムとして、ジュロプラスティックキャスト樹脂(また、ガラス
繊維強化されたもの)として、そしてとりわけ、フォームとして使用できる。図
2に示した塗布方法において、ポリウレタン材料は、接着要素10を有する接着
クロージャー部品の下側に、アプリケーションノズル20によって塗布される。
ポリウレタンコーティング法はこのように行われ、次に、乾燥プロセスは100
℃で乾燥チャンネルにおいて行われ、輸送速度は6m/分である。700gのStahl Co
mpanyのSU-9182はコーティング材料として使用され、そして300gの<10μmのFe
粒子は強磁性材料として使用される。このように製造された接着クロージャー部
品では、磁性材料の磁力効果によって、金属発泡成形型に取り外し可能に固定で
きる。「強磁性」とは、外部磁場の影響下において磁化が始まる強磁性を示すよ
うな磁性材料をさす。物質は、キュリー温度未満の温度でのみ強磁性であり、今
日、鉄、コバルト、ニッケルのような元素、及び、これらの成分の合金(Heusler
合金)は、通常、強磁性体として挙げられる。
【0022】 図3の態様は、エポキシド化合物のような硬化性樹脂の、例えばUVランプ22
の照射による後架橋により形成されるポリマーからなる接着基剤を示す。電離線
による硬化は、また、ラッカー硬化と呼ばれる。特に、エポキシ樹脂は硬化性樹
脂として良好に使用できる。ラッカー硬化において、それ故、液体状態で塗布さ
れた接着基剤又はプライマーの硬化は、表面層を形成するように行われる。重合
性ラッカー系は、紫外線又は他の電離線照射によって硬化できる。UVランプ22
によるUV架橋では、水銀ディスチャージランプが、通常、光源として使用され、
それは、とりわけ、アクリルラッカー及び特定のポリエステルラッカーのために
適切である。電子ビーム(ESH、EBC)によるラッカー硬化はモノマー含有ラッカ
ーを重合させ、硬い耐性フィルムを形成することができる。重合は1秒以内に起
こる。
【0023】 考慮中の態様において、873gのブランド名UVacure 1534で販売されている材料
、そして97gのトリプロピレングリコール及び30gのFX-512をエポキシ樹脂組成物
として使用する。ドクター装置24で塗布を行い、そして接着クロージャー部品
のためのベルト速度は8m/分である。紫外線ランプ22は120W/cm2を生じる。
【0024】 もし、係合しようとする接着クロージャー部品がポリオレフィン材料から製造
されているならば、それは、図2及び3による方法でコーティングされることが
できる。この点に関して、上記の記載はこのようなポリオレフィンクロージャー
に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 種々の接着基剤を有する接着クロージャー部品及び接着基剤の塗布方法を示す
略図である。
【図2】 種々の接着基剤を有する接着クロージャー部品及び接着基剤の塗布方法を示す
略図である。
【図3】 種々の接着基剤を有する接着クロージャー部品及び接着基剤の塗布方法を示す
略図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月5日(2001.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記硬化性樹脂はエポキシ樹脂であることを特徴とする、請
求項記載の接着クロージャー部品。
【請求項】 前記接着基剤は、前記接着クロージャー部品の前記反対面上 薄い均一な層として、スプレッド装置(16)、スプレー装置(20)又はドク
ター装置(22)により塗布されたことを特徴とする、請求項1又は2記載の接
着クロージャー部品。
【請求項前記接着基剤は強磁性材料とともに提供されていることを特
徴とする、請求項1〜のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
【請求項前記接着要素(10)はヘッド側で平らに成形されておりか
つ等しい高さを有する、個別の接着ヘッドからなることを特徴とする、請求項1
のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
【請求項】 連続ストリップ又は平らな材料として成形されていることを
特徴とする、請求項1〜のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、接着クロージャー部品に関し、より詳細には、乗物シートの製造の
間の椅子張りの発泡のための接着クロージャー部品に関する。この接着クロージ
ャー部品は別の接着クロージャー部品の対応する接着要素との結合のための接着
要素を片面に有し、かつ、係合するフォーム材料との結合の形成のための結合デ
バイス(結合剤)を接着クロージャー部品(ファスニング部品)の反対面に有 、結合デバイス(結合剤)は接着クロージャー部品(ファスニング部品)の反対 面上に塗布された接着プライマー(接着基剤)からなり、そして、接着クロージ ャー部品はポリアミド又はポリオレフィン材料から製造されたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 接着クロージャー部品がポリアミド材料から製造されているならば、結合剤は レソルシノール及び/又は少なくとも1種のその誘導体からなる接着基剤からな り、接着クロージャー部品がポリオレフィン材料から製造されているならば、結 合剤はポリウレタンからなるか又は硬化性樹脂の後架橋により形成されたポリマ ーからなる接着基剤からなると述べている請求項1の特徴部分により、結合剤の プライマー層は接着クロージャー部品の上に形成され、そしてこの層は 係合する
フォーム材料との非常に強固な結合を生じさせ、このようにして、接着クロージ
ャー部品とこのフォーム材料との間に信頼でき、取れにくい結合を保証する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 接着クロージャー及びフォーム技術の当業者にとって、従来の接着材料層を用 いずに、 接着クロージャー部品上に接着基剤を適用し、非常に薄い(<0.1mm
)層が形成されることによって、特定の労力を要し、このためコストのかかる、
ループがフォーム材料中に空間的に侵入しそして深く突き出しているヌース様布
帛によるよりも良好な結合を得ることができることは驚くべきことである。ルー
プ状又はヌース様材料とフォームとの機械的フッキング又は接着材料の塗布の
わりに、フォーム材料への接着性は別個に使用される接着基剤及びプライマー層
によって、フォーム材料製造の間熱及び圧力によって生じ、それにより、所望
の結合を有する、より高い強度値となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図1はポリアミド材料から製造された接着クロージャーである。プライマーと
してここで使用される接着基剤は、後に、圧力及び/又は熱による製造の間にフ
ォームとの強固な結合を、水素橋かけ結合及び考慮されるファンデルワールス力
によって形成する。さらに、接着力は活性である。これは、固体の界面と、個々
の粒子、分子、ドロップもしくは粉末又は連続の液体もしくは固体のフィルムか
らなることができる第二の相との接着効果を意味するものと理解される。接着は
、静電力、ファンデルワールス力(分子間力に属する)、又は、さらには実際の
化学結合(たとえば、化学収着)によって生じることができる。界面上での吸着
及び界面層中への吸収が収着の原因である。接着基剤はレソルシノール及び/又
少なくとも1種のその誘導体からなり、それは、例えば、アルコール溶液から
塗布できる。レソルシノール又は(1,3-ジヒドロキシベンゼン、1,3-ベンゼンジ
オール)は、大きな無色の甘い味の針状物を形成し、そして融点が109℃から
111℃であり、沸点が280℃である。レソルシノールは、水、例えばエタノ
ール、エーテル及びグリセロールの形のアルコール中に若干可溶性であり、そし
てクロロホルム及び二硫化炭素中にあまり可溶性でない。この場合、それはポリ
アミド材料のための接着剤として使用される。レソルシノールをバス16から取
り出して、ストリップ形状の接着クロージャー部品の下側にそれを均一に塗布す
るアプリケーションローラー14は塗布装置として機能する。考慮中の態様にお
いて、930gのエタノール中の70gのレソルシノールを用い、接着クロージャー部
品をローラー14に沿って12mm/分の速度で送る。乾燥プロセスの間に、乾燥
チャンネルは約70℃である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物シートの製造の間の椅子張り部品の発泡にとって特に適
    切な接着クロージャー部品であり、別の接着クロージャー部品の対応する接着要
    素と結合し、それにより、接着クロージャーを形成する接着要素(10)を1つ
    の面に有し、係合するフォーム材料との結合を形成するための、結合剤(12)
    を接着クロージャー部品の反対面に有するものであり、 前記結合剤(12)は、接着クロージャー部品の前記反対面に塗布された接着
    基剤から形成されることを特徴とする、接着クロージャー部品。
  2. 【請求項2】 ポリアミドもしくはポリオレフィン材料から製造されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の接着クロージャー部品。
  3. 【請求項3】 前記接着基剤はレソルシノール及び/又は少なくとも1種の
    その誘導体から製造されたものであることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    接着クロージャー部品。
  4. 【請求項4】 前記接着基剤はポリウレタンを有することを特徴とする、請
    求項1又は2記載の接着クロージャー部品。
  5. 【請求項5】 前記接着基剤は硬化性樹脂の後架橋によって形成された少な
    くとも1種のポリマーから製造されたものであることを特徴とする、請求項1又
    は2記載の接着クロージャー部品。
  6. 【請求項6】 前記硬化性樹脂はエポキシ樹脂であることを特徴とする、請
    求項5記載の接着クロージャー部品。
  7. 【請求項7】 前記接着基剤は、薄い均一な層に、特に、スプレッド装置(
    16)、スプレー装置(20)又はドクター装置(22)により、平らに塗布され
    たことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項記載の接着クロージャー部品
  8. 【請求項8】 係合する接着基剤は強磁性材料とともに提供されていること
    を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
  9. 【請求項9】 接着要素(10)はヘッド側で平らに成形されておりかつ等
    しい高さを有する、個別の接着ヘッドからなることを特徴とする、請求項1〜8
    のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
  10. 【請求項10】 連続ストリップ又は平らな材料として成形されていること
    を特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項記載の接着クロージャー部品。
JP2000549115A 1998-05-15 1998-05-15 接着クロージャー部品 Pending JP2002515269A (ja)

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