JP2002513160A - 反射回路 - Google Patents

反射回路

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Abstract

(57)【要約】 照射放射線(4)に応答してその照射放射線(4)に対して増大した振幅を持つ、対応する出力放射線(6)を発生する反射回路(1、100、200、300)が設けられている。この反射回路は、周波数選択制限特性も与える。反射回路(1、100、200、300)は、照射放射線(4)を受け取って対応する出力放射線(6)を発生するアンテナ(2)と、周波数選択制限と信号記憶の特性を与える遅延線(8)と、増幅器組立体(10;10、106、108、226、228)とから成る。アンテナ(2)は、照射放射線(4)を受け取ると入力信号を与え、その入力信号の一部が増幅され、周波数選択フィルタリングされある期間記憶され、その後、反射回路(1、100、200、300)から出力放射線(6)として放出される。スイッチ(230、302、304)が組みこまれて、反射回路(100、200、300)内の自発的発振を無効にするように動作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、照射放射線を受け取りそしてそれに応答して対応する増幅された出
力放射線を放出するための反射回路に係り、より詳細には、擬似受動的トランス
ポンダ(PPT)タグに使用するための反射回路に係るが、これに限定されるも
のではない。
【0002】
【背景技術】
公知技術で知られている反射回路の1つの形式、即ち従来のPPTは、ダイオ
ード検出器を使用して、質問ソースからの到来放射線を検出する。ダイオードは
、そこに印加されるバイアス電圧を情報搬送信号で変調することにより変調型反
射器として動作し、PPTは、到来する放射線を変調された反射放射線としてソ
ースへ反射して戻す。従来のPPTは、ダイオードに関連した増幅器を組み込ん
でいないために、反射放射線は、到来する放射線に対して振幅が減少され、これ
は、質問ソースからの所与の放射線出力電力、即ちソースから放出される搬送波
放射線電力に対してPPTが応答し得る有効範囲を制限する。PPTは、到来す
る放射線に応答して、「変換効率」と称される効率で対応する反射放射線を放出
する。この変換効率は、PPTにより受け取られる搬送波放射線電力と、PPT
から放出される対応する反射放射線の側波帯放射線電力との比として定義される
。上述した従来のPPTの場合には、変換効率が通常−8dB以下であり、これ
は、質問ソースからPPTへの数メーターの有効動作範囲を達成するのに質問ソ
ースから数十ミリワットの放射線出力電力の使用を必要とする。このような短い
動作範囲は、多くの用途では望ましくない。ソースからの放射線出力電力を増加
することは、例えば、安全性の理由で、しばしば許可されない。更に、ソースに
受信器ノイズを引き起こす一般的なバックグランド放射線は、従来のPPTから
の反射放射線を検出する感度に制約を与える。
【0003】 別の形式の反射回路、即ち英国特許第2051522A号に開示された擬似連
続波レーダートランスポンダは、アンテナ組立体と、変換効率を改善し、ひいて
は、拡張された動作範囲を与えるための送信高周波(RF)増幅器とを組み込ん
でいる。到来する放射線を受け取りそしてそれに対応する増幅された出力放射線
を放出するためのアンテナ組立体に接続されたRF増幅器が自発的に発振するの
を防止することは困難であるために、この擬似トランスポンダは、その自発的発
振に対抗するようにクロック発生器から制御される遅延線及びその関連スイッチ
を更に備えている。自発的発振とは、増幅を与える信号経路内においてその経路
の周りに生じる残留フィードバックにより発生する不所望な発振として定義され
る。到来する放射線は、アンテナ組立体において受け取られ、そして受信信号に
変換され、この信号は、次いで、スイッチの1つによってサンプリングされ、増
幅器で増幅され、ある時間周期にわたり遅延線に記憶され、増幅器で更に増幅さ
れた後に、アンテナ組立体から反射放射線として最終的に放出される。スイッチ
及び遅延線を組み込むことは、増幅器に生じる自発的発振に対抗するよう助成す
る。
【0004】 本発明の発明者は、上述した擬似トランスポンダが、相互に異なる放射線放出
周波数で動作する多数のソースによって同時に質問され、そのうちの1つが充分
な到来放射線をトランスポンダに与え、RF増幅器がそれを通して送信される信
号を不鮮明にし又は歪ませ即ち増幅器に過負荷を生じさせるか又は変調間欠陥を
引き起こすものであるときに、問題が生じることが分かった。このような過負荷
は、トランスポンダに受け取られる比較的弱い到来放射線であって、それ自体で
トランスポンダに過負荷を生じさせるには不充分であるような到来放射線を不鮮
明にし、従って、擬似トランスポンダが弱い放射線に応答するのを潜在的に妨げ
る。
【0005】 上述した問題に対する従来の解決策は、RF増幅器に関連して利得制御を組み
込み、過負荷が生じたときに増幅度を減少することである。擬似トランスポンダ
により比較的弱い信号が受信されるときには、増幅器が信号を通常の利得で送信
及び増幅するように制御が構成される。トランスポンダで受け取られた放射線が
、通常の利得のときに増幅器内に過負荷を生じさせるに充分な強さであるときは
、増幅器の利得を減少してこのような過負荷を防止するように制御が構成される
。しかし、このような利得減少は望ましくない。というのは、トランスポンダが
応答する全ての周波数において、増幅度を比例的に減少するからである。従って
、第1周波数でトランスポンダに受け取られる弱い放射線は、第2周波数のより
強い放射線が同時に受け取られて利得制御がRF増幅器で与えられる利得を減少
するときには、公称利得より低い利得で増幅される。
【0006】 この従来の解決策は、トランスポンダが多数のソースにより同時に質問され、
そのうちの1つが離れたところにあってトランスポンダに弱い放射線を与え、そ
して他のソースが近いところにあって通常利得のときに増幅器に過負荷を生じさ
せるに充分な強力な放射線を与えるときに、満足な結果を与えない。トランスポ
ンダが通常利得及び減少利得を各々使用して弱い放射線及び強い放射線に応答す
ることが望まれる。
【0007】
【発明の開示】
本発明によれば、照射放射線を受け取りそしてそれに対応する増幅された出力
放射線を放出するための反射回路において、上記照射放射線を受け取りそしてそ
れに対応する受信信号を発生するアンテナ組立体と、上記出力放射線としてアン
テナ組立体から放出するための対応出力信号を発生するのに使用するために、あ
る時間周期中に上記受信信号の一部分を増幅しそして記憶する処理手段とを備え
、上記処理手段は、上記入力放射線に存在する成分の大きさに応答して周波数選
択性増幅度を与えるように構成された反射回路が提供される。
【0008】 これは、照射放射線が過負荷を生じさせるに充分な強さである周波数では上記
回路がその応答を変更して上記周波数における過負荷に対抗できる一方、上記回
路に受け取られる照射放射線の電力が過負荷を生じさせるには不充分な周波数で
は、照射放射線に対して非変更の応答を与えるという効果を発揮する。 照射放射線における成分の大きさがスレッシュホールド電力レベルを越え、回
路が過負荷に対抗するか又は圧縮を与えるようにその応答を選択的に変更すると
きに、回路が非漸次的に応答する場合には、問題が生じる。それ故、回路は、照
射放射線における成分の大きさの増加に応答して漸次減少する増幅度を与えるよ
うに構成できる。これは、照射放射線における成分の大きさがスレッシュホール
ド電力レベルと実質的に同様であるときにスプリアスな回路応答が生じるおそれ
がほとんどないという効果を与える。
【0009】 本発明の1つの実施形態では、処理手段は、出力信号を発生するのに使用する
ために信号の一部分を記憶する記憶手段を備え、そしてこの記憶手段は、周波数
選択性応答を与えるように構成された静磁気波デバイスを備えている。これは、
上記デバイスが記憶機能及び周波数選択性応答を同時に与え、それにより、簡単
な反射回路を形成するという効果を発揮する。静磁気波デバイスの動作は、以下
に詳細に説明する。 静磁気波デバイスは、信号の一部分を記憶すると共に周波数選択性応答を与え
るために、10μmないし100μmの範囲の厚みを有するエピタキシャルイッ
トリウムアイアンガーネット磁気フィルムを通る信号伝播経路を与えるのが効果
的である。これは、安価で且つコンパクトなやり方で選択性応答を与えるという
効果を発揮する。
【0010】 コンパクトさが最も重要である用途に回路を使用するときには、回路が比較的
低い電力しか消費せず、これにより、回路を動作するためのかさのある電源又は
大きなバッテリの必要性が低減されるのが好ましい。それ故、回路は、受信信号
の一部分を増幅するための反射増幅器を組み込むことができる。更に、記憶手段
は、アンテナ組立体と反射増幅器との間の信号経路に接続することができる。こ
れは、反射増幅器が、例えば、数マイクロアンペアの比較的低い電流を消費しな
がらも、例えば、+10ないし30dBの比較的高い利得を与えることができる
という効果を発揮する。
【0011】 数GHzの応答帯域巾及び利得を与える広帯域反射増幅器は、特にそれに接続
された部品に対して電気的なマッチングが不完全である場合に、自発的に発振し
得る。それ故、反射回路は、その回路の反射増幅器を、比較的大きな反射状態と
比較的小さな反射状態との間で交互に切り換えるための利得制御手段を組み込む
のが好都合である。これは、増幅器が自発的に発振する傾向に対抗するように増
幅器によって与えられる利得を遮断できるという効果を与える。
【0012】 アンテナ組立体は、入力放射線を受け取るための第1アンテナ素子と、出力放
射線を放出するための第2アンテナ素子とを備え、これらの第1及び第2アンテ
ナ素子は、相互に空間的に離れているのが便利である。これは、回路からの入力
と出力が相当に分離され、回路内の自発的発振に対抗するという効果を与える。 アンテナ組立体は、パッチアンテナ、蝶結び状のダイポールアンテナ及び進行
波アンテナの1つ以上を含むのが好ましい。これは、数GHzの周波数レンジの
高周波において種々の組合せで使用するのに適したコンパクトなものであるとい
う効果を与える。
【0013】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。 図1には、マイクロ波周波数、例えば、1GHzないし4GHzの周波数レン
ジで動作するが、他の周波数でも動作できる反射回路が参照番号1で全体的に示
されている。この回路1は、連続波の照射放射線4を受け取りそして出力放射線
6を放出するためのアンテナ2を備えている。このアンテナ2は、遅延線8に接
続され、この遅延線は、次いで、反射増幅器10に接続される。遅延線8は、こ
れを通過する信号を時間周期τだけ遅延するように動作できる。アンテナ2は、
パッチアンテナ、蝶結び状のダイポールアンテナ、抵抗性負荷の進行波アンテナ
、又は上記周波数レンジで動作するのに適した広帯域アンテナの1つ以上を含む
ことができる。
【0014】 図1を参照して回路1の動作を説明する。初期状態即ちt=0において、照射
放射線4が回路1に入射し、そして反射増幅器10は、反射増幅を与える反射状
態に丁度切り換えられる。放射線4はアンテナ2により受け取られ、アンテナは
これを入力信号に変換し、この入力信号は遅延線8へ送られ、これを通して時間
周期τの間、波として伝播した後、時間t=τにおいて遅延された信号としてそ
こから出力され、反射増幅器10へ到達する。時間t=τにおいて、反射増幅器
10は、その反射/増幅状態に留まり、従って、遅延信号を反射しそして反射信
号として増幅し、この反射信号は、遅延線8を経てアンテナ2へ伝播して戻り、
出力放射線6として放出される。時間t=2τにおいて、反射信号がアンテナ2
に到達してそこから放出され始めると、反射増幅器10は、回路1内に自発的な
発振をサポートするに充分な増幅を与えない比較的小さな反射状態へ切り換わる
【0015】 遅延線8は、静磁気波遅延線(MWDL)であり、その非直線性及び周波数選
択性信号伝達特性により非常に効果的な信号処理機能を与える。遅延線8は、2
GHzと3GHzの周波数間に通常1GHzの通過帯域をもつ広帯域デバイスで
あるが、その製造に使用される材料に基づき狭帯域制限特性を示す。 遅延線8は、磁性媒体を通る信号伝播経路、即ちアルミナ又はサファイア基板
上にエピタキシャル付着されたイットリウムアイアンガーネット(YIG)の磁
気フィルムを通る信号伝播経路を形成し、この磁気フィルムは、膜厚が10μm
ないし100μmである。遅延線8は、更に、この遅延線に送られた信号を結合
して、フィルムに沿って伝播する対応する磁気波を発生すると共に、フィルム内
でこれらの波を結合して、遅延線8から出力するための対応する遅延信号を発生
するトランスジューサも組み込んでいる。遅延線8は、更に、その動作中に磁気
ダイポールを整列し、即ちフィルムに磁気異方性を形成するために、フィルムに
磁界を付与する磁石も備えている。
【0016】 遅延線8は、比較的高い振幅を有する信号が送られたときに信号制限伝達特性
を与え、この制限は、信号振幅に応答する動的な減衰として定義される。この制
限は、遅延線8への所与の入力信号電力のときに生じ、入力電力がそれ以上増加
しても、出力信号電力には対応する増加が生じず、例えば、制限が生じたときに
入力電力が3dB増加しても、出力電力には対応的に1dBの増加しか生じない
。従って、制限は、入力信号が制限スレッシュホールド電力レベルを越えたとき
に、送られた入力信号電力に関して遅延線8に漸次生じる。
【0017】 しかしながら、遅延線8における制限は、例えば、ダイオードリミッタにおい
て生じるものとは異なる。ダイオードリミッタの場合には、リミッタは、それに
与えられる帯域巾にわたり入力信号の全電力に応答する。従って、ダイオードリ
ミッタに送られる入力信号の比較的強い第1成分であって、その制限スレッシュ
ホールドより10dB高い第1成分は、例えば、その余計な10dBだけ減衰さ
れるが、入力信号の同時に存在する比較的小さな第2成分であってその第1成分
に対してリミッタの通過帯域における異なる周波数の第2成分も、対応的にその
余分な10dBだけ減衰されてしまう。
【0018】 遅延線8は、上述したダイオードリミッタとは異なるように機能し、遅延線8
は、それに送られてそれを経て伝播する入力信号の成分であってその周波数が数
MHz以上離れている成分を独立して制限する。これは、入力信号における第1
周波数の強い信号成分は減衰によって既知のレベルに制限されるが、入力信号に
おける第2周波数の弱い信号成分は対応的に減衰されないことを意味する。ここ
で、第1及び第2の周波数は相互に異なるものである。
【0019】 回路1において、反射増幅器10は、電界効果トランジスタ(FET)、即ち
GaAsデバイス上のシリコンJFETを備え、これは、反射回路1が動作すべ
き動作周波数レンジに適合するように選択される。参考としてここに取り上げる
英国特許第GB2284323B号に開示されたように、このトランジスタは、
フィードバック構成体により、その電流/電圧特性の直線領域内で動作し、大き
な振幅をもつ受信信号を反射するように構成される。この動作モードにおいて、
このトランジスタは、負抵抗として振舞う。このトランジスタをその電流/電圧
特性の非直線的な比較的低利得の領域で更に動作させることにより、そこに送ら
れる信号に搬送された変調を検出する検出器として機能することができる。
【0020】 図2を参照すれば、反射増幅器10が、破線52で囲まれて詳細に示されてい
る。反射増幅器10は、電源54と、シリコン又はGaAsトランジスタ58と
、該トランジスタ58の終端ネットワークを形成するキャパシタ60及び抵抗器
62と、フィードバックキャパシタ64と、トランジスタ58のバイアスネット
ワークを形成するインダクタ66及び抵抗器68と、制御可能な電流源70とを
備えている。
【0021】 遅延線8は、2つの信号接続ポートT1、T2を備え、ポートT1はアンテナ
2に接続され、そしてポートT2は、トランジスタ58のゲート電極58g及び
キャパシタ64の第1端子に接続される。電源54は、トランジスタ58のドレ
イン電極58d及びキャパシタ60の第1端子に接続され、キャパシタ60の第
2端子は信号接地点に接続される。キャパシタ64の第2端子は、ソース電極5
8s及び抵抗器62の第1端子(その他方の端子は接地される)に接続されると
共に、インダクタ66及び抵抗器68の直列接続体を経て電流源70に接続され
る。スイッチング発振器72も電流源70に接続され、そこに方形波のスイッチ
ング信号を供給する。
【0022】 反射増幅器10の動作は、スイッチング発振器72において発生されて、増幅
器10の入力12に加えられる方形波信号により制御される。その信号は、トラ
ンジスタ58のドレイン/ソース電流を制御することにより、増幅器10を比較
的反射の多い状態と比較的反射の少ない状態との間で交互に切り換え、それによ
り、増幅器がその電流/電圧特性の異なる領域内で交互に動作するようにする。
例えば、電源54により与えられる電位を変えることにより、増幅器10を制御
する他の方法が使用できることは当業者により理解されるであろう。
【0023】 回路1の動作において、反射増幅器10により与えられる反射増幅は、4τの
周期で切り換える方式で付勢又は消勢される。ただし、τは、遅延線8に加えら
れる信号が一つの波としてそこを伝播して、その後そこから出力の信号として再
構成されるのに必要な時間周期である。アンテナ2と増幅器10との間に信号伝
播のための持続時間の時間遅延を導入することは、アンテナ2においてマッチン
グする不完全インピーダンスのために増幅器10の方へアンテナ2により反射さ
れる信号が、増幅器10が比較的反射の少ない状態にあって、それにより、回路
1内で自発的な発振に対抗するときに、増幅器10の後方に到達することを確保
する。
【0024】 出力放射線6は、多数の放射線成分から成り、すなわち、その周波数が照射放
射線4の周波数により決定される搬送波成分と、その周波数が式1に従う周期τ
によって決まる周波数差fsidebandだけ照射放射線4の周波数からずれている側
波帯放射線成分から成る。 fsideband=n/4τ 式1 ただし、nは整数であり、n=1において比較的最大振幅の成分が発生する。
【0025】 アンテナ2及び反射増幅器10はできるだけ厳密に相互にインピーダンス整合
するように構成されているが、反射信号の少量の部分が再反射信号としてアンテ
ナ2により反射されて遅延線8を通して反射増幅器10へ戻される。
【0026】 しかしながら、再反射信号がt=3τにおいて反射増幅器10に到達した時、
反射増幅器10は依然として比較的無反射の状態にあり、t=4τになるまで増
幅器10はこの状態を維持するであろう。そこで、反射増幅器10が比較的無反
射の状態の時に遅延線8と適切にインピーダンス整合していると仮定した場合に
は、アンテナ2からの望ましくない再反射信号は比較的無反射の状態の間だけ反
射増幅器10に入射するであろう。
【0027】 回路1の動作モードは、アンテナ2のインピーダンス整合とそれに関連して回
路1内で生じる自発的な自己発振の可能性が低下することに関係なく、+30d
Bに近い反射ゲートの比較的高いレベルが得られることを確保する。
【0028】 回路1が照射放射線4の幾つかの放射線成分を同時に受け取り、その一つ以上
の成分が回路1に過負荷を生じるのに十分なパワーを有するものであり、それが
無減衰公称増幅を与えていると仮定した場合に、遅延線8は、増幅器10の過負
荷効果に対抗するように過負荷成分の周波数において選択的に減衰を与えるだろ
う。非線型信号の混合が増幅器10内で生じて、アンテナ2から発生された放射
線成分の複雑でかつ潜在的に不明確なスペクトルを生じる、すなわち、相互変調
アーティファクトを生じさせるので、過負荷を回避することが有利である。上述
したように、遅延線8は、回路1が受け取った放射線成分のパワーが遅延線8の
特定により決まるスレッシュホールドパワーレベルを超えるときに、そのような
減衰を選択的に与える。
【0029】 この特性は、例えば、海洋ブイに反射回路1が組みこまれた場合に重要である
。この海洋ブイは、様々な距離だけ離れた幾つかの海洋船から同時に質問を受け
ることができる。回路において過負荷を回避し、それにより一つ以上の船がブイ
を認識できない状況に対抗して、すべての船がブイに同時に質問をするかどうか
に係わらず、ブイがすべての船により検出可能であることを確保する。
【0030】 回路1が照射放射線4の幾つかの放射線成分を同時に受け取り、その放射線成
分の一つ以上が、もし無減衰公称増幅が与えられるとすれば、スレッシュホール
ドを超えるのに十分なパワーを有するが過負荷を生じないものである場合に、遅
延線8は、これらの強い成分の減衰を選択に与え、それにより、回路1に選択的
な信号圧縮特性を与える。この機能は、回路が、例えば、比較的遠いソースと近
いソースから質問される場合に有用である。この場合、弱い出力放射線だけが近
いソースに応答することが要求され、強い出力放射線が遠いソースに応答するこ
とが要求される。
【0031】 遅延線8を通過する際の伝送損失は、反射増幅器10が25dBの反射利得を
与えて発生された出力放射線6に含まれる側波帯放射線成分について0dB以上
の大きさを達成する場合には、7.5dBよりも小さいものでなければならない
【0032】 遅延線にほとんど依存しない反射回路構成が、図3において100で示されて
いる。回路100は、回路1を組みこんでおり、さらに、一対のスイッチ102
、104及び一対の伝達増幅器106、108を有している。スイッチ102、
104及び増幅器106、108は、図1に示された回路1のアンテナ2と遅延
線8との間に挿入されている。スイッチ102、104は、それぞれ制御入力1
20、122により制御され、その制御入力には、4τの周期を有する方形波信
号が加えられ、その方形波信号は、増幅器10を制御するために加えられた信号
と同期している。2つのスイッチ102、104は、回路100のアンテナ2と
遅延線8との間に2つの信号経路、すなわち、第1信号経路と第2信号経路を形
成する。回路100の動作は、図1に記載された回路について上述したものと実
質的に同じである。この回路100において、遅延線損失の効果は、以下の理由
により排除される。 (i)アンテナが照射放射線4を受け取るのに応答してそのアンテナにおいて発
生された入力信号は、遅延線8に加えられる前に伝達増幅器108により増幅さ
れる。 (ii)遅延線8を通過した反射増幅器10からの反射され増幅された信号は、第
2経路を通過し、そこで、アンテナ2に加えられる前に伝達増幅器106により
増幅され、アンテナから放射線として放出される。
【0033】 図4を参照すると、本発明による別の反射回路が200により示されている。
回路200は、反射増幅器10ではなくて2つの伝達増幅器226、228を使
用している。回路200は、第1伝達増幅器226、遅延線8及び第2伝達増幅
器から成り、それらは、スイッチ230を挟んで直列に接続され、そのスイッチ
は、アンテナ2に接続されたワイパを有している。スイッチ230は、その入力
232に方形波信号を加えることにより動作され、その方形波信号は、遅延線8
のT1入力に加えられてそのT1出力へ伝播する信号についての周期τの2倍に
等しい周期を有する。スイッチ230が図4に示される位置にある場合には、ア
ンテナ2において照射放射線4を受け取るのに応答して発生された入力信号は、
時間t=0において第1増幅器を通過してそこで増幅された後、遅延線8に入る
。時間t=τの後、遅延線8が「フル」になり、スイッチ230が方形波信号に
より別の位置に切り換えられ、遅延線8は、その後、記憶された信号、すなわち
、増幅後の入力信号の一部を含む。記憶された信号は、遅延線8から出力される
と、第2増幅器228により増幅され、スイッチを通過して、アンテナ2から出
力放射線6として放出される。記憶された信号は、t=τからt=2τまでの間
に放出され、その後、遅延線8に記憶された信号のすべてがアンテナ2に到達し
まうと、スイッチ230が元の位置に切り換えられて上述したプロセスが繰返さ
れる。
【0034】 不完全なインピーダンス整合のためにアンテナ2から反射された信号はいずれ
も、第1増幅器226に到達できない。というのは、スイッチ230は、動作時
に、アンテナ2を第2増幅器228の出力に接続するからである。従って、アン
テナ2から反射された信号はいずれも、伝達増幅器228の逆絶縁/出力整合で
消散される。上述したようなスイッチ230、増幅器226、228及び遅延線
8で構成されるループを周期的に切断する結果として、回路200内部の自発的
な閉ループ発振の状態が排除される。結果として、スイッチ230により適当な
絶縁が達成できると仮定すれば、自発的発振の恐れもなくアンテナ2において達
成されたインピーダンス整合に無関係に高いレベルの利得を使用することができ
る。例えば、実際のテストによれば、増幅器226、228がそれぞれ25dB
の利得を有し、遅延線8が、10dBの挿入損失を有し、アンテナ2が0dBの
戻り損失を有する場合には、出力放射線の側波帯成分が、1〜4GHzの動作周
波数範囲について照射放射線4の搬送波成分よりも高い+30dBのレベルにな
る。これは、回路200に、従来の反射回路に比べて、かなり拡大した動作範囲
を与える。
【0035】 回路200において、遅延線8を組み込むことは、回路1と同様に過負荷に対
抗して圧縮を与える周波数選択減衰特性を与えることを確保する。
【0036】 図5を参照すると、本発明による別の反射回路が300により示されている。
それは、回路200から派生したもので、更に2つのスイッチ302、304を
有し、それらのスイッチは、関連する方形波制御信号で動作し、その制御信号の
周期は、遅延線時間τの周期の2倍である。回路300において、照射放射線4
を受け取るのに応答して発生された入力信号は、2つの伝達増幅器226、22
8により増幅され、その後、時間t=0において遅延線8に送られる。増幅され
た信号が、時間t=τにおいて遅延された信号として遅延線8から発生されると
、スイッチ230、302、304が状態を変えて遅延された信号を、アンテナ
により出力放射線6として放出される前に、伝達増幅器226、228を通して
送る。この構成では、2つのスイッチ302を含めることにより、回路300の
増幅を、回路200の増幅に比べて2倍にできることは理解できるであろう。
【0037】 上述した本発明の実施例の各々には、アンテナ、遅延線及び増幅器組立体が組
み込まれていることは理解されるであろう。増幅器組立体は、自発的発振の発生
に対抗するように接続された1つ以上の反射増幅器及び伝達増幅器を組み込んで
いる。各実施例では、遅延線は記憶素子として機能し、受信した照射放射線に応
答して発生された入力信号の一部を選択する。この入力信号の一部は、τの周期
的持続時間を有する。遅延線すなわち遅延線8は、上述したように、同時にその
周波数選択制限機能を与える。MWDLとして動作する遅延線8は、この機能を
与える従来の方法であるが、入力信号の一部を記憶する同様の特性を持つ任意の
信号記憶装置又は組立体が使用できる。別の信号記憶装置は、選択的制限機能を
電気的に与える関連の電子信号圧縮回路と接続された表面音響波遅延線(SAW
)で構成されてもよいが、そのような回路は、MWDLに比べてかなり複雑であ
る。これについては後で詳述する。
【0038】 上述した実施例において、回路1、100、200、300は、データ変調を
加えて、データにより出力放射線が変調されるように更に修正するされてもよい
。このような変調は、1以上の振幅、周波数及び位相の変調を含んでいてもよい
。使用される変調の各タイプについて、出力放射線6は、「オン−オフキーされ
(on-off keyed)」、それにより、付加的な変調から生じる関連の側波帯が式
2及び3により与えられるように照射放射線4の周波数からずれた周波数におい
て生じるようになっている。 fsideband=1/4τ 式2 fsideband=1/2τ 式3 ただし、式2及び3は、それぞれ振幅及び周波数/位相の変調に関係する。無
データ変調動作についての式1により与えられるように側波帯のパワーは、変調
が加えられると減少することは理解されるであろう。この減少のレベルは、使用
される変調技術及びデータ転送レートに依存するだろう。
【0039】 上述したデータ変調は、アナログ情報を運ぶ信号、例えば、反射回路に固有の
アナログパイロットトーンを使用する変調を含んでもよく、それにより、質問ソ
ースが、受信した放射線に加えられたデータ変調を復号することにより、反射回
路のどのカテゴリがその質問に応答しているかを識別することが可能になる。
【0040】 データ変調は、反射回路1、100、200、300に接続されて反射増幅器
10及び伝達増幅器106、108、226、228のうちの一つ以上において
バイアス電流を変調する付加的な変調回路を使用することにより、加えられても
よい。例えば、変調は、スイッチング発振器70を周期的に不能にするように加
えられ、それにより、反射増幅器10が時間周期4τ、すなわち、スイッチング
発振器70からの出力のサイクル周期、の整数倍である時間周期だけ比較的無反
射の状態となる。
【0041】 本発明による反射回路は、周波数選択フィルタリングを行うけれれども反射利
得に大きな増加を与えており、それにより、擬似受動トランスポンダタグに使用
するのに理想的に適したものにされる。結果として、与えられたレベルの照射放
射線搬送波パワーについて、これまで可能であったものに比べてはるかに大きな
距離にわたってタグを動作させることが可能である。さらに、その周波数選択特
性は、相互に異なる周波数で動作するとともにタグに大幅に異なる照射放射線パ
ワーを与える近い方と遠い方の質問ソースにより同時に質問された場合に、タグ
における過負荷に対抗することができる。
【0042】 回路1、100、200、300は、その非常に高い反射利得、ほぼ+30d
B、のために、非常に大きなエコー面積を与えており、それにより、レーダーチ
ャフ又はレーダーマーカービーコンとして使用するのに理想的に適したものなっ
ている。このような用途では、時間遅延τは、できるだけ短く選択され、それに
より、側波帯が加えられた照射放射線の搬送波周波数からできるだけ遠く、又は
、少なくともその側波帯が照射放射線を与えるレーダーシステムの帯域幅の外側
にくるように十分遠くに離れるように変位されている。
【0043】 上述した回路1、100、200、300に対して本発明の範囲から逸脱する
ことなく様々な変更を行うことができることは、当業者により理解されるであろ
う。従って、上記実施例では、遅延線8は、MWDLとして実施されているが、
MWDLに比べて同等の機能特性を与える他のタイプの遅延線を使用してもよい
。例えば、上述したように、他のタイプの遅延線は、入力信号が供給されるバン
ドパスフィルタのアレイを含み、各フィルタにそれ自身の関連の振幅圧縮手段が
設けられてもよい。フィルタの出力は合算されて、表面音響波(SAW)遅延線
、すなわち、遅延した出力信号を発生するために遅延線又は光学遅延線として動
作する長い同軸ケーブルに送られる。関連のフィルタを有するこのような別のタ
イプの遅延線は、上述したMWDL装置よりも複雑である。上記の光学遅延線の
場合には、加えられた入力電気信号を光源を使用して光信号に変換し、光案内経
路に沿って伝播した後光遅延線の出力において電気信号へ戻される、対応する光
放射線を発生する必要がある。SAW遅延線はコンパクトで比較的大きな遅延時
間、ほぼ数μsec、を与えることができるが、比較的低い周波数の帯域幅にわた
ってしか動作できない。このような装置は、トランスポンダの用途に使用するの
に理想的に適しているが、レーダーチャフの場合には、数GHzの大きな帯域幅
にわたる動作が必要とされる。従って、大きな帯域幅を有するバルク音響波装置
のような他の装置も使用してもよい。しかしながら、MWDLは、6GHzまで
の動作周波数に対して帯域幅が広く損失が小さいという利点を有するので特に有
用である。
【0044】 更に、本発明による反射回路は、1以上の増幅段及び1以上のスイッチを含む
多くの形態を取ることができることは理解されるであろう。さらに、2つの別の
アンテナ素子、すなわち、照射放射線4を受け取る第1アンテナ素子及び出力放
射線6を発生する第2アンテナ素子を使用することもできる。例えば、図3の実
施例では、第1アンテナ素子が増幅器108の入力に直接接続され、第2アンテ
ナ素子が増幅器1062接続され、それにより変形した回路を与えている。この
ような変形した回路は、スイッチ102の必要性を排除し、それにより、回路1
00のスイッチング損失を減少させる。回路200では、第1アンテナ素子が好
ましくはスイッチ230を介して増幅器226に接続され、第2アンテナ素子が
増幅器228の出力に直接接続されている。そのスイッチは回路200の受信側
に配置するのが好ましい。というのは、入力信号は、これが低パワー動作スイッ
チの使用を可能にするにつれて、増幅されるからである。
【0045】 最後に、図5に示された実施例において、スイッチ230をスイッチ302、
304に直接接続された別個のアンテナ素子で置き換えてもよい。2つのアンテ
ナ素子を使用する上述した実施例のすべてにおいて、使用されるスイッチは、第
2アンテナ素子と第1アンテナ素子の間で交差接続された信号が望ましくない自
発的な回路発振を生じるのを防止するように動作する。回路発振のこのような抑
制は、第1アンテナ素子が放射線を発生しているときにはいつでも第1アンテナ
素子が回路の入力から効果的に絶縁され、これにより、2つの素子を、実用され
ているものよりも物理的に近い位置に配置することができるので、大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による反射回路の回路図である。
【図2】 図1に示す反射回路に組み込まれる反射増幅器の回路図である。
【図3】 本発明の第2実施形態による反射回路の回路図である。
【図4】 本発明の第3実施形態による反射回路の回路図である。
【図5】 本発明の第4実施形態による反射回路の回路図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月5日(2001.1.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射放射線(4)を受け取り、そしてそれに対応する増幅され
    た出力放射線(6)を放出するための反射回路において、 上記照射放射線(4)を受け取りそしてそれに対応する受信信号を発生するアン
    テナ組立体(2)と、 上記出力放射線(6)としてアンテナ組立体(2)から放出するための対応出力信号
    を発生するのに使用するために、ある時間周期中に上記受信信号の一部分を増幅
    しそして記憶する処理手段(8,10;8,10,102,104,106,108)とを備え、 上記処理手段は、上記照射放射線(4)に存在する成分の大きさに応答して周波
    数選択性増幅(1,100,200,300)を与えるように構成されたことを特徴とする反射
    回路。
  2. 【請求項2】 上記処理手段は、上記照射放射線(4)における成分の大きさ
    の増加に応答して選択的に且つ漸次に減少する増幅を与えるよう構成された請求
    項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 上記処理手段は、上記信号の一部分を増幅するために反射増
    幅器(10)及び伝達増幅器(226,228)の少なくとも一方を備えている請求項1又は
    2に記載の回路。
  4. 【請求項4】 上記処理手段は、上記出力信号を発生するのに使用するため
    に上記信号の一部分を記憶する記憶手段を備え、そしてこの記憶手段は、周波数
    選択性応答を与えるように構成された静磁気波デバイスを備えている請求項1、
    2又は3に記載の回路。
  5. 【請求項5】 上記静磁気波デバイスは、上記信号の一部分を記憶すると共
    に周波数選択性応答を与えるために、10μmないし100μmの範囲の厚みを
    有するエピタキシャルイットリウムアイアンガーネット(YIG)磁気フィルム
    を通る信号伝播経路を与える請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 上記処理手段は、上記反射増幅器(10)を比較的大きな反射状
    態と比較的小さな反射状態との間で交互に切り換えて、回路(1,100)内の閉ルー
    プ発振に対抗するよう動作する利得制御手段(72,70)を備えている請求項3、4
    又は5に記載の回路。
  7. 【請求項7】 上記反射増幅器(10)は、トランジスタの電流/電圧特性の異
    なる部分内で動作して、上記比較的大きな反射状態及び比較的小さな反射状態で
    動作するようにフィードバック構成体により構成されたトランジスタ(58)を含む
    請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 上記記憶手段(8)は、反射増幅器(10)とアンテナ組立体(2)と
    の間の信号経路に接続される請求項4に記載の回路。
  9. 【請求項9】 上記処理手段は、上記出力信号を発生するのに使用するため
    に上記入力信号の一部分をこの処理手段に記憶することと、上記出力放射線(6)
    として放出するために上記アンテナ組立体(2)へ出力信号を与えることとを交互
    に切り換えるスイッチング手段(102,104,232;232,302,304)を備えている請求項
    1ないし8のいずれかに記載の回路。
  10. 【請求項10】 上記スイッチング手段(102,104,232;232,302,304)は、上
    記回路(100,200,300)内の閉ループ自発的発振を防止するよう動作する請求項9
    に記載の回路。
  11. 【請求項11】 上記記憶手段(8)は、周期τの間その中に信号を記憶しそ
    してそれを出力するよう構成され、上記利得制御手段(70,72)は、周期τの整数
    に関連した割合で動作するよう構成された請求項6に記載の回路。
  12. 【請求項12】 上記処理手段(8,10,106,108;8,226,228)は、周期τの間そ
    の中に信号を記憶しそしてそれを出力するよう構成され、上記スイッチング手段
    (102,104,232;232,302,304)は、周期τの整数に関連した割合で動作するように
    構成された請求項9又は10に記載の回路。
  13. 【請求項13】 上記アンテナ組立体(2)は、上記照射放射線を受け取るた
    めの第1アンテナ素子と、上記出力放射線を放出するための第2アンテナ素子と
    を備え、これら第1及び第2アンテナ素子は、相互に空間的に離れている請求項
    1ないし12のいずれかに記載の回路。
  14. 【請求項14】 上記アンテナ組立体(2)は、パッチアンテナ、蝶結び状の
    ダイポールアンテナ及び進行波アンテナの1つ以上を含む請求項1ないし13の
    いずれかに記載の回路。
  15. 【請求項15】 上記処理手段は、上記信号の一部分にデータ変調を与え、
    それにより、上記出力放射線をデータで変調するための変調手段を備えている請
    求項1ないし14のいずれかに記載の回路。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載の反射回路を備えた
    擬似受動的トランスポンダ回路。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし15のいずれかに記載の反射回路を備えた
    レーダーチャフ。
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