JP2002512107A - プラスチック製の歯ブラシを製造するための方法 - Google Patents

プラスチック製の歯ブラシを製造するための方法

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JP2002512107A JP2000545406A JP2000545406A JP2002512107A JP 2002512107 A JP2002512107 A JP 2002512107A JP 2000545406 A JP2000545406 A JP 2000545406A JP 2000545406 A JP2000545406 A JP 2000545406A JP 2002512107 A JP2002512107 A JP 2002512107A
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Abstract

(57)【要約】 特に交換式ヘッドを備えたプラスチックより成る歯ブラシを製造するために、剛毛3の保持側端部6を保持プレート4の又は歯ブラシ本体2の複数の孔5を通して、この孔から少し突き出る程度に差し込む。この剛毛3の保持側端部4は、互いに溶接結合され及び/又は保持プレート4或いはブラシ本体2と溶融結合される。この際に、溶融結合前に又は溶融結合後に、少なくとも部分的に、しかしながら有利には全面的に、剛毛3の保持端部6上に、微量作用を有する材料9を特に液状の形状で塗布する。この微量作用を有する材料は、溶融結合時に溶融部に浸入するか、又は溶融結合後の塗布時に拡散又は毛細管現象によって剛毛3のプラスチック内に入り込む。歯ブラシを使用する際に、及びそれによって歯ブラシが濡らされると、微量作用を有する材料は全剛毛長さに亘って分布され、使用期間中に完全に洗い流されるまで抗菌作用及び殺菌作用を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、剛毛支持体と、プラスチック製の剛毛とから成るプラスチック製の
歯ブラシ特に交換式歯ブラシを製造するための方法であって、まず保持側端部と
使用側端部とを有する剛毛を特に剛毛束にまとめ、保持側端部を保持プレート又
は歯ブラシ本体の複数の孔内に挿入し、次いで、保持プレート又は歯ブラシ本体
で使用側端部とは反対側にある剛毛の保持端部を互いに溶融結合し及び/又は保
持プレート或いはブラシ本体と溶融結合する方法に関する。
【0002】 このような方法は例えばヨーロッパ特許第0405204号明細書により公知
であって、実用化されている。剛毛の配置及び剛毛を保持プレートに溶融結合さ
せることは、特に図8に示されており、この場合、保持プレートは剛毛と共に交
換式歯ブラシの交換ヘッドを形成し、これに対して歯ブラシ体における剛毛の配
置自体及び、剛毛を歯ブラシ体に溶融結合することは図9に示されている。
【0003】 交換式歯ブラシとしての配置はさらに、ドイツ連邦共和国実用新案登録第91
09625号明細書及びドイツ連邦共和国特許第19600767号明細書によ
り公知である。これら公知のすべての歯ブラシ及びその製造方法は実用化されて
いる。
【0004】 歯ブラシは、歯に及び歯間に付着する食物残滓を取り除くというその目的に従
って、バクテリア(菌)被害にさらされる。食物残滓は、取り除くのが困難で、
場合によっては取り除くのがまったく不可能な程度に繊維又は剛毛の間に固着す
る。つまり食物残滓は歯ブラシの洗浄後にも簡単に取り除くことはできない。こ
のような歯ブラシに発生する菌株(Bakterienstaemme)によって、歯槽炎(Alveoli
tis peris dentosis)等の歯の病気が生じる原因となる。このような病気を、練
り歯磨きに存在する薬剤によって防止しようとする試みがなされているが、この
ような薬剤はそもそも、剛毛領域に固着した食物残滓による細菌及びバクテリア
発生に対して比較的わずかな影響しか与えることができない。
【0005】 そこでヨーロッパ特許公開第0795284号明細書によれば、歯ブラシの柄
に若しくはこの柄の内部に磁気をあてることによって、細菌及びバクテリアの被
害をコントロールしようとする試みがなされている。しかしながらこの方法は市
場に出回ってはいない。
【0006】 カナダ国特許第1285110号明細書によれば、電子写真・化学的な方法で
、イオン流によって殺菌作用を得ることが公知である。しかしながらこのために
は、電池又はその他の電流源を必要とするので、このような歯ブラシの製造は非
常に高価であって、電池を必要とし電池を消費するという付加的な欠点がある。
【0007】 その他の方法はヨーロッパ特許第0700259号明細書に記載されている。
この公知の明細書によれば、剛毛は、微量作用を有する材料から成るアンカプレ
ートに固定されるようになっている。微量作用を有する材料は、同種療法的に少
量の重金属で作用し、微生物を避けるか若しくは殺すために用いられる。このよ
うなアンカプレートの製造、又はこのアンカプレートを作り出すアンカ打ち抜き
ワイヤ(Ankerstanzdraeht)の製造のためには著しく高い費用がかかる。何故なら
ば微量作用を有する材料をフラットワイヤ(Flachdraht)に形成することは困難だ
からである。
【0008】 さらにまた、ヨーロッパ特許第0405204号明細書による進歩的な製造方
法によれば、剛毛を固定するためにアンカプレート又はアンカ打ち抜きワイヤは
使用されていない。何故ならば剛毛は溶接若しくは溶融結合されるからである。
【0009】 そこで、殺菌性の沸石(ゼオライト;Zeolith)の粉末を溶融した合成樹脂に混
合し、この混合物からフィラメント又は剛毛を製造することも提案されている。
これは、本来の歯ブラシを製造する前に、付加的に面倒な作業段階を必要とする
【0010】 また、剛毛の表面を段階的にイオン銀(Silberionen)で覆うことも提案されて
いるが、これも同様にコストがかかる。
【0011】 そこで本発明の課題は、簡単かつ迅速で良好に剛毛を固定することができる、
冒頭に述べた製造方法の利点を維持しながら、同時にこのようにして製造された
歯ブラシが簡単な形式で抗菌性の作用を有するようにすることである。
【0012】 このような矛盾する課題を解決した本発明の方法によれば、溶融前に、剛毛の
保持端部の少なくとも一部に微量作用を有する材料(oligodynamisches Material
)を塗布し、次いで保持端部を互いに溶接及び/又は溶融結合し、その際に微量
作用を有する材料を、柔軟にされた又は液状化されたプラスチック内に押し込み
、分布若しくは分配するようにした。
【0013】 この場合、微量作用を有する材料を部分的に塗布するだけでも十分であるが、
微量作用を有する材料をすべての剛毛束の保持端部に塗布すれば、さらに有利で
ある。
【0014】 この課題を解決した本発明の第2の解決策によれば、剛毛の保持端部を互いに
及び/又は保持プレート又はブラシ体と溶接及び/又は溶融結合した後で、溶融
箇所に少なくとも部分的に、プラスチック及び剛毛内に浸入する微量作用を有す
る材料を塗布するようにした。
【0015】 いずれの場合も、簡単で小さい付加的な方法段階が必要なだけである。つまり
溶融結合の前でも後でも、微量作用を有する材料を剛毛の保持端部上に点状に又
は面状に塗布する方法段階が必要なだけである。その他の点においては、歯ブラ
シのための公知の有利な製造方法が変わらずに維持される。この場合、この方法
は、ドイツ連邦共和国特許出願第19600767.4号明細書による交換式ヘ
ッドに、又はヨーロッパ特許第0405204号明細書に記載したアンカプレー
トを使用することなしに溶融結合法で製造された交換式ヘッド又は歯ブラシにお
いて特に良好に適用することができる。この場合、微量作用を有する材料は有利
には溶融物内に入れることができる。この溶融物は、剛毛を溶融し、それに応じ
て保持プレート又はブラシ本体を溶融し、それによって剛毛と保持プレート又は
ブラシ本体を溶融結合する際に生じる。
【0016】 本発明は、このような溶融物内に組み込まれたか又は後で溶融箇所に塗布され
た微量作用を有する材料を水又は唾液によって濡らした後でイオン液が解放され
、このイオン液がこのイオン液が毛細管現象又は浸透によって剛毛フィラメント
(剛毛繊維)内に流れ込み、ここで抗菌作用を生ぜしめる、という認識を利用し
たものである。バクテリアつまり細菌の被害を避け、菌の増殖を阻止するために
必要とされる、微量作用のある材料の量は、このような歯ブラシ又は交換ヘッド
のための使用時間に応じて選択される。何故ならば、微量作用を有する材料のた
めには所定の交換時間が必要だからである。
【0017】 微量作用、つまり微量の金属イオンが存在することによって微生物の増殖を阻
止することは100年以上に亘って既に公知である。特に重要な金属は、カドミ
ウム、銀、銅又は水銀である。これらの金属において、微量作用は挙げた順番に
従って次第に減少する。技術的に特に重要なものは銀又は銀塩(Silbersalz)であ
って、この銀又は銀塩は、飲料水を殺菌するためにここ数十年に亘って既に使用
されている。その作用形式は、正電荷イオンが微生物の細胞に蓄積して、これを
不可逆的に損なうという事実に基づいている。この場合、高度の有機体又は人間
の損傷を避ける非常に少量の銀濃度(Silberkonzetration)で十分である。
【0018】 本発明の方法を実施するためには、剛毛又は剛毛束を、その溶融結合しようと
する保持端部が溶融結合時又は溶接時に使用側端部よりも高い位置に配置され、
ほぼ一平面上に位置するようにし、微量作用を有する材料を、この平面上に例え
ば懸濁液又は溶液又は分散液として施され、塗布され、吹き付けられ、滴下され
及び/又はプリントされるように整列するようにすれば特に有利である。微量作
用を有する材料は、このような形式で最初から重力によって固定され、次いで溶
融されるか又は既に溶融されている保持端部内に浸入させることができる。
【0019】 この場合、剛毛又は剛毛束を溶融結合及び溶接時にほぼ垂直に配置し、溶接及
び溶融結合しようとする保持端部を、溶融結合前に又は溶融結合後に微量作用を
有する材料が塗布されるほぼ水平な面上に位置するようにすれば特に有利である
。微量作用を有する材料がプラスチック内に入り込むか又は浸透するまで、この
微量作用を有する材料をできるだけ均一に分布させるために、特別な措置を講ず
る必要はない。
【0020】 微量作用を有する材料例えば銀又は銀塩特に塩化銀をプラスチック例えばポリ
アミドと混合し、例えば2,2,2トリフルオロエタノール等の溶剤で溶かし、
この混合物を、剛毛の保持端部の溶融結合前又は溶融結合後にこの保持端部に塗
布又は被覆するようにすれば、特に有利である。銀はコロイド状の状態で塗布さ
れ、前記混合物内で特に良好に、剛毛及びその保持プレートのプラスチックに良
好に浸入させることができる。
【0021】 特に垂直方向に向けられた剛毛の保持端部は、溶融時に、微量作用を有する材
料が重力によって保持端部から使用側端部に向かって剛毛内に浸入する程度に柔
軟にされるか又は液状にされる。これは、溶融作用を生ぜしめる溶融スタンプ(S
chmelzstempel)によっても補助される。
【0022】 歯ブラシを使用する際に、微量作用を有する材料が保持端部においても洗浄さ
れることによって微量作用が早期に損なわれることがないようにするために、剛
毛を備えた保持プレートを交換ヘッドとして歯ブラシ体の切欠内に挿入するか又
は、剛毛を備えた歯ブラシ体にカバープレートを取り付けることによって、互い
に溶融結合された、微量作用を有する材料を備えた保持端部を覆うようにすれば
、有利である。
【0023】 以上説明した本発明による方法及び手段によって、歯ブラシは、簡単な形式で
、従来の新しい方法で製造され、しかも微量作用を有する材料を十分な量だけ備
えることができる。液状で塗布することによって、表面との緊密な接触が保証さ
れる。この場合、銀を細かく分布させることによって、イオン放出を促進し加速
させる相応に大きい表面が生じる。これは、銀を添加したイオン交換剤(Austaus
cherharz) 又は銀の塩(Salz von Silber)を分散液に供給すればさらに改善され
る。歯ブラシが使用されることによって水に触れると、浸透力又は毛細管力によ
ってイオンは、使用側端部における剛毛先端まで搬送される。
【0024】 この作用は、ポリアミド(このポリアミドから剛毛が成っている)の親水性の
特徴によってより強められる。これによって短い使用期間後に既に、微量作用を
有する材料は剛毛に完全に浸入し、十分な量の微量作用を有する材料が施される
か又は入り込むと、剛毛はこの微量作用を有する材料によって完全な飽和状態と
なる。
【0025】 以下に図面を用いて本発明の実施例を説明する。図面は概略的に示されている
【0026】 図1は、剛毛から成るそれぞれ1つの剛毛束を有する複数の孔を備えた保持プ
レートを示しており、この場合、剛毛は垂直に配置されていて、その保持端部は
、電気的に加熱可能な溶融スタンプによって互いに溶融及び溶接される前に、微
量作用を有する材料でコーティングされている。
【0027】 図2は、歯ブラシのための、図1に示した保持プレート特に交換ヘッドで、溶
融後で微量作用を有する材料が剛毛のプラスチック内に浸透した後の状態が示さ
れている。
【0028】 図3は、特に歯ブラシ本体の切欠内に解除可能及び交換可能に組み込む前の状
態の、図1及び図2に従って製造された歯ブラシの交換ヘッドを示している。
【0029】 図4は、変化実施例であって、剛毛のための複数の孔が歯ブラシ本体内で凹部
内に配置されており、それによって歯ブラシ本体が保持プレートを形成し、剛毛
端部の溶接後で微量作用を有する材料が浸透した後で、しかもカバープレートに
よってカバーされる前の状態が示されている。
【0030】 全体が符号1で示された、プラスチックより成る歯ブラシ例えば図3では交換
式歯ブラシであるが、歯ブラシ本体2に直接取付けられた、プラスチックより成
る剛毛を備えた歯ブラシも次のようにして製造することができる。つまり、保持
プレート4として又は歯ブラシ本体2として構成された剛毛支持体に複数の孔5
を設け、まず保持端部6及び使用側端部7を有する剛毛3を有利な形式で剛毛束
にまとめて、保持端部6を、図1に示した形式で保持プレート4又は歯ブラシ本
体2の複数の孔5内に挿入することによって、歯ブラシ本体2に直接取付けられ
た、プラスチックより成る剛毛を備えた歯ブラシを製造することができる。次い
で、使用側端部7とは反対側でブラシ本体2に又は保持プレート4に存在する、
剛毛3の保持端部6を、溶融スタンプ8を用いて互いに溶融結合し、及び場合に
よっては保持プレート4又はブラシ本体2と溶融結合し、この際に図2乃至図4
に示されているように、剛毛束の保持端部6を、隣接する剛毛束の保持端部6と
溶融結合することもできる。
【0031】 図1には、溶融前に、剛毛3の保持端部6に微量作用を有する材料9を塗布す
る状態が示されており、次いで保持端部6は、前記形式で互いに溶接又は溶融結
合される。この場合、微量作用を有する材料9は、柔軟にされた又は液状のプラ
スチック内に溶融スタンプ8によって押し込まれ、それによって、図2乃至図4
にそれぞれ示されているように分配される。この場合図示の実施例では、微量作
用を有する材料9はすべての剛毛束の保持端部6に塗布されるが、場合によって
は、微量作用を有する材料を部分的に塗布するだけでも十分である。
【0032】 図2及び図4によれば、微量作用を有する材料が、剛毛3の保持端部6を互い
に及び/又は保持プレート4又はブラシ本体2と溶融結合した後で、溶融箇所に
少なくとも部分的に塗布され、次いでプラスチック内及び剛毛3内に浸入する、
変化実施例による方法も示されている。つまり図2及び図4には、湿気の影響下
で、微量作用を有する材料が、相応に選択されたプラスチック内に、浸透作用又
は毛細管作用によって浸入して、このプラスチックの使用側端部7まで達するよ
うになっていることが示されている。
【0033】 この方法においては、剛毛3若しくは、剛毛3によって形成された剛毛束は垂
直に配置されており、この場合、溶融結合しようとする保持端部6は使用側端部
7よりも高い位置にある、つまり、保持端部6は、微量作用を有する材料が溶融
前又は溶融後でも例えば懸濁液、溶液又は分散液(Dispersion)として塗布するこ
とができる上側の水平面を形成する。それによって微量作用を有する材料は、上
方から良好にプラスチック内に浸入し、このようにして製造された歯ブラシ1に
所望の抗菌作用を与えることができる。
【0034】 互いに溶融結合され、微量作用を有する材料を備えた保持端部6は次いで、図
3に示されているように保持プレート4が剛毛3と共に交換ヘッドとして歯ブラ
シ本体2の切欠10内に挿入されることによって、覆われる。図4には、切欠内
で剛毛3に直接取り付けられた歯ブラシ本体2をカバーするために、この歯ブラ
シ本体2にカバープレート11が取り付けられる、という別の可能性が示されて
いる。これによって、微量作用を有する材料は部分的に、溶融結合された保持端
部6の領域で再び洗い流されることはない。
【0035】 特に交換ヘッドを備えた、プラスチックより成る歯ブラシを製造するために、
剛毛3の保持端部6は、保持プレート4又は歯ブラシ本体2の複数の孔5を通し
て、これらの孔5からやや突き出る程度に差し込まれる。剛毛3のこれらの保持
端部4は互いにオア保持プレート4と又はブラシ本体2と溶融結合される。この
場合、溶融前又は溶融後に少なくとも部分的に、有利には全面的に、剛毛3の保
持端部6に、微量作用を有する材料9が特に液状の状態で塗布される。この微量
作用を有する材料9は、溶融時に溶融物内に浸入するか、又は溶融後の塗布時に
浸透又は毛細管作用によって剛毛3のプラスチック内に入り込む。歯ブラシの使
用時に及びそれによって歯ブラシが濡らされた時に、微量作用を有する材料は全
剛毛長さに亘って分配若しくは分布され、その使用期間中に完全に洗い流される
まで、抗菌作用及び殺菌作用を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 剛毛から成るそれぞれ1つの剛毛束を有する複数の孔を備えた保持プレートの
断面図である。
【図2】 歯ブラシのための、図1に示した保持プレート特に交換ヘッドで、溶融後で微
量作用を有する材料が剛毛のプラスチック内に浸透した後の状態を示す断面図で
ある。
【図3】 特に歯ブラシ本体の切欠内に解除可能及び交換可能に組み込む前の状態の、図
1及び図2に従って製造された歯ブラシの交換ヘッドの断面図である。
【図4】 剛毛端部の溶接後で微量作用を有する材料が浸透した後で、しかもカバープ
レートによってカバーされる前の状態の変化実施例による部分断面図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛毛支持体と、プラスチック製の剛毛(3)とから成るプラ
    スチック製の歯ブラシ(1)特に交換式歯ブラシを製造するための方法であって
    、まず保持側端部(6)と使用側端部(7)とを有する剛毛(3)を特に剛毛束
    にまとめ、保持側端部(6)を保持プレート(4)又は歯ブラシ本体(2)の複
    数の孔(5)内に挿入し、次いで、保持プレート(4)又は歯ブラシ本体(2)
    で使用側端部(7)とは反対側にある剛毛(3)の保持端部(6)を互いに溶融
    結合し及び/又は保持プレート(4)或いはブラシ本体(2)と溶融結合する方
    法において、 溶融前に、剛毛(3)の保持端部(6)の少なくとも一部に微量作用を有する
    材料(9)を塗布し、次いで保持端部(6)を互いに溶接及び/又は溶融結合し
    、その際に微量作用を有する材料(9)を、柔軟にされた又は液状化されたプラ
    スチック内に押し込み、分布させることを特徴とする、プラスチック製の歯ブラ
    シを製造するための方法。
  2. 【請求項2】 微量作用を有する材料(9)をすべての剛毛束の保持端部(
    6)に塗布する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 剛毛(3)の保持端部(6)を互いに及び/又は保持プレー
    ト(4)又はブラシ体(2)と溶接及び/又は溶融結合した後で、溶融箇所に少
    なくとも部分的に、プラスチック及び剛毛(3)内に浸入する微量作用を有する
    材料を塗布する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 剛毛(3)又は剛毛束を、その溶融結合しようとする保持端
    部(6)が溶融結合時又は溶接時に使用側端部(7)よりも高い位置に配置され
    、ほぼ一平面上に位置するようにし、微量作用を有する材料(9)を、この平面
    上に例えば懸濁液又は溶液又は分散液として施され、塗布され、吹き付けられ、
    滴下され及び/又はプリントされるように整列する、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 剛毛(3)又は剛毛束を溶融結合及び溶接時にほぼ垂直に配
    置し、溶接及び溶融結合しようとする保持端部(6)を、溶融結合前に又は溶融
    結合後に微量作用を有する材料(9)が塗布されるほぼ水平な面上に位置するよ
    うにする、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 微量作用を有する材料(9)例えば銀又は銀塩特に塩化銀を
    プラスチック例えばポリアミドと混合し、例えば2,2,2トリフルオロエタノ
    ール等の溶剤で溶かし、この混合物を、剛毛(3)の保持端部(6)の溶融結合
    前又は溶融結合後にこの保持端部(6)に塗布又は被覆する、請求項から5まで
    のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 特に垂直方向に向けられた剛毛(3)の保持端部(6)を、
    溶融時に、微量作用を有する材料(9)が重力によって保持端部(6)から使用
    側端部(7)に向かって剛毛(3)内に浸入するように柔軟にするか又は液状に
    する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 剛毛(3)を備えた保持プレート(4)を交換ヘッドとして
    歯ブラシ体(2)の切欠(10)内に挿入するか又は、剛毛(3)を備えた歯ブ
    ラシ体(2)にカバープレート(11)を取り付けることによって、互いに溶融
    結合された、微量作用を有する材料を備えた保持端部(6)を覆う、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の方法。
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