JP2002511947A - 波長制御可能な電圧位相フォトダイオード光電子工学的スイッチ(「オプジスタ」) - Google Patents

波長制御可能な電圧位相フォトダイオード光電子工学的スイッチ(「オプジスタ」)

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Abstract

(57)【要約】 モノリシック集積回路として製造された迅速なスイッチング頻度の能力をもつ波長部分制御可能な光電スイッチ(「オプジスタ」)が開示されている。オプジスタは、1つのフォトダイオードの陽極が第2のフォトダイオードの陰極に対して第1の導体を介して電気的に接続され、第1のフォトダイオードの陰極が第2の導体を介して第2のフォトダイオードの陽極に電気的に接続さるような形で、好ましくはモノリシックシリコン基板上の近接した2つの逆並列フォトダイオードで構成されている。オプジスタの電圧位相は、オプジスタの2つのフォトダイオードに対する相対的照度によって決定される。データ信号の受信装置として、オプジスタは送信機光源からプログラミング信号を受信する。2つのオプジスタフォトダイオードの各々の上で異なる波長部分帯域幅通過フィルタを使用することにより、OPS−Fデバイスが作り上げられ、TM2として呼称される2波長送信機光源を用いことによって、高いデータ伝送速度及び信号雑音に対する耐性といった能力をもつTM2/OPS−Fシステムが作り出される。オプジスタ及びTM2/OPS−Fシステムのための適切な応用は、高速の光学的結合装置、線形光位置センサー、エッジ及び標的検出センサー、画像認識センサー、光にもとづく状態コンピュータの基本的サブユニット及び高分解能の光学的符号化装置を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】 波長制御可能な電圧位相フォトダイオード光電子工学的スイッチ(「オプジスタ 」) 発明の背景 本発明は、一般に電圧位相光電子工学的スイッチ(「オプジスタ」と呼ぶ)、 特に極めて迅速なスイッチング頻度、外部雑音及び干渉に対する高い抵抗、精確 な光位置検知及び長距離信号検知のような能力をもつモノリシック集積回路とし て製造された波長制御可能なオプジスタ(「OPS−F」)に関する。本発明は 同様に、長距離屋外データ伝送装置;高速光ファイバデータ伝送装置;ハイブリ ッド光電ベースの状態機械の基本論理及び/又はメモリユニット;高分解能光符 号器;及び画像及びパターン認識利用分野のために有用な感応性縁部及び標的セ ンサー;移動中の装置へ及びそのような装置からのような物理的電気相互接続が 実施できない場合の情報転送装置を含む、本発明のオプジスタ及びOPS−Fの いくつかの利用分野にも関する。その他の数多くの光学的スイッチの利用分野が このオプジスタから恩恵を受けうる。 以前には、光学的スイッチは、代表的には、「オン」及び「オフ」電流状態を もつ2状態電流駆動式装置である単一のフォトダイオード、フォトトランジスタ 、フォトダーリントン回路等である光センサーに基づいていた。光学的結合装置 及び光学的隔離装置のような利用分野のためには、これらの装置は、対応する「 オン」又は「オフ」後結合電流信号を用い、「オン」又は「オフ」前結合信号に 応答していた。このような装置の固有の速度は、それらがその電流を「オン」及 び「オフ」に切換えできる速度により制限されるが、 制限の要因はしばしば受動的な接地復帰の期間であった。また、認識されるべき 「オン」の電流状態については、電流は背景雑音に比べ相当に大なる振幅のもの でなければならなかった。しかし、この認識を生じさせるに必要な信号電流が大 であるほど、スイッチ装置がその電流レベルを発生させるに必要な時間は長くな り、スイッチ装置が接地レベルに復帰するに要する期間は長くなる。以前の光電 子工学的スイッチがもつこれらの特性は、標準のダイオードについて通常1MH z未満という比較的緩慢なスイッチング速度を、又フォトトランジスタのような より複雑な装置についてはさらに一層低い速度を結果としてもたらした。 光電子工学的スイッチは、特殊な回路を用いることによりさらに迅速なスイッ チング頻度で応答するように設計されることができるが、そのような回路の付加 的な要素は、そのような装置の複雑性及びコストを増大させる。さらに、高速の 光電子工学的スイッチの送信機及び受信素子は、効率的な機能のため及び外部光 の干渉を最小にするため、通常は単一パッケージ内である、極めて近接する位置 にあらねばならぬ。 発明のサマリー 従来の光学的スイッチの限界に対処する本発明(「オプジスタ」)の1つの観 点は、信号スイッチの事象に対する能動的な電圧位相の偏位を使用することであ る。本発明の他の1つの観点は、オプジスタの電圧位相スイッチの事象が光によ り制御されることを可能にする新しい波長制御可能なオプジスタである。その最 も基礎的な形式において、オプジスタは、1つのフォトダイオードの陽極が第2 のフォトダイオードの陰極に対して第1の導体を介して電気的に接続され、第1 のフォトダイオードの陰極が第2の導体を介して第2 のフォトダイオードの陽極に電気的に接続されるような形で、近接した場所にあ る(好ましくはモノリシック基板上に互いに近接して配置されている)2つの逆 並列フォトダイオードを具備する。オプジスタの電圧−位相(正または負)は、 2つのフォトダイオードに対する相対的照度変化により信号で制御され、高速で 切換え可能である。さらに、2つのオプジスタフォトダイオードの各々について 異なる光帯域幅通過フィルタを用いることにより(各々の通過フィルタは、その 他の通過フィルタからの光の異なる帯域幅を通す)、オプジスタの電圧−位相は 、2つのオプジスタフォトダイオードの各々の帯域幅応答に整合させられた2つ の異なる帯域幅の信号送り用光の照度の小さな変化を利用して、迅速に切換え可 能である。 異なる帯域幅に応答するフォトダイオードを伴うオプジスタのこの特徴は、標 準的な光学的結合装置で可能であるよりもはるかに大きな送信機−受信機距離で 2つの特定された波長の光信号を生成する信号制御された送信機(「TM2」) を用いた波長制御式の切換えを可能にする。オプジスタの利用分野としては、背 景雑音に対する高い耐性をもち高いデータ伝送速度能力をもつ長距離屋外データ 伝送(「LDOADT」);背景雑音に対する高い耐性をもち非プレミアム光フ ァイバを通しての長距離で高いデータ伝送速度という能力をもつ高速光ファイバ データ伝送(「HSFODT」);光/電子ベースのコンピュータの基本論理及 び/又はメモリーユニット;高分解能の光符号器;画像及びパターン認識の利用 分野にとって有用な感応性エッジ及び標的センサー;前後に移動するデバイスや 或るタイプの盲人の眼に移植される人工視覚網膜刺激装置といったような物理的 な電気相互接続が実施不能な場合の情報転送;及びオプジスタの高速、高感度、 高雑音耐性、高線形弁別及び長い送受信機距離といった特徴のいずれか及び/又 は全てから恩恵を受けるこ とのできる事実上全ての利用分野がある。 オプジスタは、その最も基本的な形では、近接した状態で、好ましくはモノリ シック基板上の集積回路として、2つの逆並行フォトダイオード(「第1」及び 「第2」のフォトダイオード)を含んで成る。第1のフォトダイオードの陽極は 、共通の導体を介して第2のフォトダイオードの陰極に電気的に接続され、第1 のフォトダイオードの陰極は、第2の共通の導体を介して第2のフォトダイオー ドの陽極に電気的に接続されている。両方のフォトダイオードの光刺激時点で、 オプジスタの2つの共通の導体から測定したとき、正又は負のいずれかの電圧位 相が得られる。光源が、他方のフォトダイオードに比べ一方のフォトダイオード の照度をより大きく生成する場合、電圧位相は一方向のものとなり、かかる照度 が第2のフォトダイオードについてより大きいものである場合には、電圧位相は 反対方向のものとなる。標準的光電スイッチの交番する能動及び受動電流状態に 比べて、オプジスタの電圧位相は、その2つのオプジスタフォトダイオードによ って能動的に駆動され、寄生キャパシタンスのみにより制限されて非常に急速に 発生し得る。光の無い状態では「不活性中立平衡状態」が発生し、照明光源(単 複)が等しく両方のフォトダイオードを刺激しているときには「活性中立平衡状 態」が発生する。この平衡状態の2つの形態は、正の電圧位相状態及び負の電圧 位相状態に加えて、オプジスタの利用分野において利用される。 本発明の他の1つの実施形態(いわゆる「OPS−F」)においては、オプジ スタのフォトダイオードサブユニットは、異なる帯域幅通過フィルタすなわち「 第1」及び「第2」の光フィルタを用いてろ過される。OPS−Fの電圧位相は 、OPS−Fフォトダイオードサブユニットの各々に整合させられた刺激用光の 第1及び第2 の異なる帯域幅の照度平衡を変動させることによって制御可能である。第1及び 第2の帯域幅光源(以下「TM2」と呼ぶ)には、いずれもが信号符号化回路に よって変調される発光ダイオード(「LED」)及び/又はレーザーが含まれて いてよい。OPS−F受信機を切換えるために光の異なる帯域幅を使用すること によって長い送信機−受信機距離でかつ寸法的に非常に小さなOPS−Fデバイ スに信号送りすることが可能となる。 本発明のオプジスタ及びOPS−Fデバイスの利用分野は多数あり、これには 、LDOADT及びHSFODTのために使用される高速オプトカプラー及びオ プトアイソレータ;光電ベースの状態機械の基本論理及びメモリサブユニット; 高速で移動する装置へ及びそこからの情報転送のためのオプトカプラー;非常に 感応性の高い光エッジ及び標的検出器;高分解能の光符号器;マイクロマシン用 の埋込み式制御装置;及び出願人の先行米国特許出願の1つ(すなわち本書に参 考として内含される1996年6月3日提出の米国特許出願第08/642,7 02号)において開示されている人工網膜が含まれる。 高速の光学的結合装置の受信ユニットとしてのその使用において、オプジスタ は、2つのオプジスタフォトダイオードに信号を提供する2つの送信機光源の強 度を変動させることによって駆動される。これは、各々1つの信号源によって駆 動されている2つのフォトダイオードサブユニットのうちの1方の上に位置づけ された2つのLED又はレーザーを使用することによって達成される。各送信機 は、一方のオプジスタフォトダイオードの方に近いことから、各送信機は好まし くは、それに最も近いフォトダイオードを刺激することになる。この要領で、そ の信号源により制御される2つの送信機光源の刺激強度のわずかな変動は、オプ ジスタ内での電圧−位相の シフトをひきおこし、このときこれは、伝送された信号として識別される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1の好ましい実施例による基本オプジスタの概略図である 。 図2は、本発明の第2の好ましい実施例によるOPS−Fの概略図である。 図3は、本発明の第2の好まし実施例によるモノリシック集積回路として構成 されたOPS−Fの平面図である。 図4は、図3の線IV−IVの平面による本発明の第2の好ましい実施例によるモ ノリシック集積回路として構成されたOPS−Fの3次元断面図である。 図5は、長距離屋外データ伝送(「LDOADT」)のために使用されるTM 2/OPS−Fを例示する図である。 図6は、高速光ファイバデータ伝送(「HSFODT」)のための光ファイバ と合わせて使用されたTM2/OPS−F組合せを例示する図である。 図7aは、光電ベースの状態機械において使用されるTM2/OPS−Fモノ リシック光ファイバリンクの横断面図である。 図7bは、光電子工学にもとづく状態機械の基本的スイッチ要素として使用さ れるモノリシックシリコン基板上の複数のサブユニットの1つとして配置された OPS−Fのレーザー書込みを例示する図であって、レーザ書込みは、3状態O PS−Fの3つの状態のうちの1つへOPS−Fの電圧位相状態を変更するもの である。 図8は、高分解能光符号化装置で光電子工学的検出器として使用される2つの オプジスタを例示する図である。 図9A〜図9Cは、モノリシック基板上に配置され線形光位置センサー(「L OPS」)として用いられるオプジスタを図解する線図であって、照明用光点が オプジスタの両方のフォトダイオードを均等に照明しているときに、電圧ゼロが 発生し、オプジスタの1方又は他方のフォトダイオードユニットに有利に作用す る光点のわずかな不整合が発生するとすぐに1つの方向又はその反対の方向にお ける電圧位相が発生するものである。 図10は、2次元標的センサーを生成するよう第1のLOPSに対し90度回 転させられる第2のオプジスタにもとづくLOPS上に設置された、検知されつ つある光源に対し透明な最初の薄い基板のオプジスタにもとづくLOPSを図解 する図である。 好適な実施例の詳細な説明 オプジスタ(10)(図1)は、第1のフォトダイオード(12)の陽極が第 1の共通の導体(16)を介して第2のフォトダイオード(14)の陰極に電気 的に接続され、第1のフォトダイオード(12)の陰極が第2の共通の導体(1 8)を介して第2のフォトダイオード(14)の陽極に接続されるような形で、 逆並列方法で電気的に接続されている2つのPINフォトダイオードつまり第1 のフォトダイオード(12)と第2のフォトダイオード(14)を含んで成る。 オプジスタ(10)が発生させた電圧位相は、第1の出力端子(20)及び第2 の出力端子(22)から測定される。第1のフォトダイオード(12)への第1 の送信機信号光源(24)が矢印(24)によって表わされている。第2のフォ トダイオード(14)に対する送信機信号光源(26)が矢印(26)により表 わされている。出力端子(20,22)で発生した電圧位相は、2つのフォトダ イオード(12,14)のうち、それらが送信機信号 光源(24,26)から受ける相対的照明強度に応じて異なる高い方の電圧を生 成するフォトダイオードによって決定される。例えば、第1のフォトダイオード (12)が第2のフォトダイオード(14)よりも高い電圧を生成する場合、第 1の出力端子(20)から測定された電圧位相は負となり、第2の出力端子(2 2)からの電圧位相は正となる。一方、第2のフォトダイオード(14)からの 電圧が第1のフォトダイオード(12)からの電圧より高い場合には、第1の出 力端子(20)から測定された電圧位相は正となり、第2の出力端子(22)か ら測定された電圧位相は負となる。かくして、2つのフォトダイオード(12, 14)が可能なかぎり類似しているか又は同一である場合、出力端子(20,2 2)からの電圧位相は、2つのフォトダイオードの照明の相対的な強度、すなわ ち送信機信号光源(24,26)から、2つのフォトダイオード(12,14) への相対的照度の変化によって制御される。 好ましい実施例(図2)は、帯域幅ろ過されたオプジスタ(「OPS−F」) (30)である。OPS−F(30)は、第1のフォトダイオード(32)の陽 極が第1の共通の導体(36)を介して第2のフォトダイオード(34)の陰極 に電気的に接続され、第1のフォトダイオード(32)の陰極が第2の共通の導 体(38)を介して第2のフォトダイオード(34)の陽極に接続されるような 形で、逆並列方法で電気接続されている、2つのPINフォトダイオード(32 ,34)すなわち、第1の帯域幅部分フィルタ(33)で濾波される第1のフォ トダイオード(32)及び第2の帯域幅部分フィルタ(35)で濾波される第2 のフォトダイオード(34)を具備する。第1の帯域幅部分フィルタ(33)は 、第2の波長部分のフィルタ(35)とは異なる送信機信号帯域幅を通す。OP S−F(30)が発生させた電圧位相は、第1の出力端子(40) 及び第2の出力端子(42)から測定される。第1のフォトダイオード(32) に対する第1の帯域幅部分信号光源(「WPSLS−1」)(44)は矢印(4 4)により表わされている。第2のフォトダイオード(34)に対する第2の波 長部分の信号光源(「WPSLS−2」)(46)は、矢印(46)により表わ される。波長部分のフィルタで濾波されるフォトダイオード(32,34)は各 々、その独自の特定的光帯域幅に対してのみ応答するから、フォトダイオード( 32)のためのWPSLS−1(44)及びフォトダイオード(34)のための WPSLS−2(46)を、漏話妨害無く遠隔の場所から提供することができる 。ここで「光」という語は、可視光に制限されるものではなく、遠紫外から遠赤 外までの波長をも包含する。 出力端子(40,42)で発生した電圧位相は、2つのフォトダイオード(3 2,34)のうち、それ自体それらが送信機信号光源WPSLS−1(44)及 びWPSLS−2(46)から受けとる相対的照度に応じて異なるより高い電圧 を生成するフォトダイオードによって決定される。例えば、図2で、第1のフォ トダイオード(32)がWPSLS−1(44)からより大きい照明を受け、か くしてWPSLS−2(46)により照明されている第2のフォトダイオード( 34)よりも高い電圧を生成する場合、第1の出力端末(40)から測定された 電圧位相は負となり、第2の出力端末(42)からの電圧位相は正となる。一方 、第2のフォトダイオード(34)がWPSLS−2(46)からより大きな照 明を受け、かくしてWPSLS−1(44)からの照明を受ける第1のフォトダ イーオード(32)よりも高い電圧を生成する場合には、第1の出力端末(40 )から測定される電圧位相は正となり、第2の出力端子(42)から測定された 電圧位相は負となる。したがって、2つ のフォトダイーオード(32,34)が類似か又は同一である場合、出力端子( 40,42)からの電圧位相は、2つのダイオード(32,34)に対するWP SLS−1(44)及びWPSIS−2(46)の相対的照度及びその変化によ り制御される。 好ましくは、図3−4に示されているように、OPS−F装置(30)は、モ ノリシック集積回路として構築される。OPS−F(30)は、第1のフォトダ イオード(32)の陰極(32c)が第1の共通の導体(36)を介して第2の フォトダイオード(34)の陽極(34a)に電気的に接続され、第1のフォト ダイオード(32)の陽極(32a)が第2の共通の導体(38)を介して第2 のフォトダイオード(34)の陰極(34c)に接続されるような形で、逆並列 方法で電気的に接続されている、2つのPINフォトダイオード(32,34) つまり、第1の帯域幅部分フィルタ(33)でろ過される第1のフォトダイオー ド(32)及び第2の帯域幅部分フィルタ(35)でろ過される第2のフォトダ イオード(34)で構成される。第1の帯域幅部分フィルタ(33)は、第2の 帯域幅部分フィルタ(35)とは異なる刺激光帯域幅を通す。OPS−F(30 )により発生させられた電圧位相は、出力端子でもある第1の共通の導体(36 )及び第2の共通の導体(38)から測定される。共通導体(36,38)で発 生した電圧位相は、2つのフォトダイオード(32,34)のうち、それらがそ のそれぞれの信号光源から受信する相対的照度に応じて異なる高い方の電圧を生 成するフォトダイオードによって決定される。 例えば、OPS−F(30)全体の照度が、第2のフォトダイオード(34) を刺激できる帯域幅よりも第1のフォトダイオード(32)を刺激できる帯域幅 より大きな割合の帯域幅を包含する場合は、第2のフォトダイオード(34)に 比べて高い電圧を第1のフ ォトダイオード(32)が発生させ、第1の共通導体(36)から測定された電 圧位相は負となり、第2の共通導体(38)から測定された電圧位相は正となる 。一方、OPS−F(30)全体に対する照明が、第1のフォトダイオード(3 2)を刺激できる帯域幅よりも第2のフォトダイオード(34)を刺激できる帯 域幅をより大きな割合の帯域幅を包含する場合は、第1のフォトダイオード(3 2)に比べて高い電圧を第2のフォトダイオード(34)が発生させ、第1の共 通導体(36)から測定された電圧位相は正になり、第2の共通導体(38)か ら測定された電圧位相は負になる。 図3−4に示されているOPS−F(30)の例においては、第1のフォトダ イオード(32)のP+表面は、P+領域(40)の全エッジのまわりに被着さ れたその陽極(32a)を有し、第1のフォトダイオード(32)の陰極(32 c)は陰極(32c)の下のN+領域(52)の広い部域全体にわたり完全に被 着させられる。同様にして、図3に示されているOPS−F(30)の好ましい 実施形態においては、第2のフォトダイオード(34)のP+表面(42)は、 そのP+領域(42)の全エッジのまわりに被着されたその陽極(34a)を有 し、第2のフォトダイオード(34)の陰極(34c)は、陰極(34c)の下 のN+領域(62)の広い部域全体にわたり完全に被着させられる。出発P型シ リコン基板(44)は、2つフォトダイオード(32,34)をとり囲んでいる 状態で示されている。本発明のOPS−Fデバイス(30)について例示されて いる好ましい実施形態のための出発モノリシックシリコン基板(44)は、ドー ピングを受けていないシリコン(44)であるが、当業者は、OPS−Fのフォ トダイオードの製造を変更することにより、出発モノリシックシリコン基板とし てP型又はN型シリコンを使用することもできるということを認識することがで きるであろう。 図4に例示されている通り、OPS−F(30)の構築では、標準的な半導体 製造プロセスに従う。この実施形態では、スイッチング速度がさらに高いことか ら、各々全く異なる真性層(50,58)を伴うPINフォトダイオード(32 ,34)が使用される。ドーピングを受けていない出発基板(44)の中に互い に密に近接して第1のドーピング度の高いN領域(54)と第2のドーピング度 の高いN領域(60)が製造される。その後第1のN+領域(52)及び第2の N+領域(62)が、それぞれ第1のN領域(54)及び第2のN領域(60) の中で製造される。その後、第1のドーピング度の高いP領域(48)と第2の ドーピング度の高いP領域(56)が、第1のN領域(54)と第2のN領域( 60)の中でそれぞれ製造される。その後、第1の真性層(50)がP領域(4 8)とN領域(54)の接合部に形成される。次に、P領域(56)とN領域( 60)の接合部に第2の真性層(58)が形成される。その後、第1のP領域( 48)内に第1のP+領域(40)が製造され、次に第2のP領域(56)内に 第2のP+領域(42)が製造される。広い電気接触部域を可能にするため、第 1のP+領域(40)の周囲上に第1の金属陽極(32a)を被着させ、広い電 気接触部域を可能にするべく第2のP+領域(42)の周囲上に第2の金属陽極 (34a)を被着させる。又広い電気接触部域を可能にするため、第1のN+領 域(52)の全体にわたり第1の金属陰極(32c)を被着させる。広い電気接 触領域を可能にするため、第2のN+領域(62)の全体にわたり、第2の金属 陰極(34c)被着させる。好ましい実施形態においては多層誘電層である第1 の波長<帯域幅?>部分フィルタ(33)を、第1のフォトダイオード(32) の上に被着させる。好ましい実施形態においては多層 誘電層である第2の波長<帯域幅?>部分フィルタ(35)を、第2のフォトダ イオード(34)の上に被着させる。 フィルタ層(33,35)は各々、シリコンフォトダイオードのスペクトル応 答である450nm〜1150nmのスペクトル内で異なる光帯域幅を通す。例 えば、好ましい実施形態においては、第1のフィルタ層(33)は600nm〜 850nmの帯域通過幅を有し、第2のフィルタ層(35)は850nm〜11 00nmの帯域通過幅を有する。しかしながら、当業者であれば、これより高い ものであれ低いものであれ、これ以外の帯域幅も同様に有用であることが認識で きるだろう。 二酸化ケイ素絶縁層(70)が、フィルタ層(33,35)によって覆われて いないOPS−F(30)の部域上で製造される。陽極(32a,34a)及び 陰極(32c,34c)を露呈させるべくフィルタ層(33,35)の中に開口 部をエッチングすることができる。その後、第1の陰極(32c)を第2の陽極 (34a)に接続するべく第1の共通の導体(36)が被着させられ、第1の陽 極(32a)を第2の陰極(34c)に接続するため第2の共通の導体(38) が被着させられる。共通の導体(36,38)は、図2に例示されている出力端 末(42,40)としても役立つ。 図5は、背景雑音に対する特徴的な高い耐性及び高いデータ伝送速度をもつ長 距離屋外データ伝送(「LDOADT」)のために用いられるTM2/OPS− F組合せを例示する。TM2(70)は、信号符号を備え、送信機(72)によ り電力供給される。TM2(70)WPSLS−1(44)及びWPSLS−2 (46)は、LED,レーザー又はその他の、高速パルス送りされた要領で光の 特定的帯域幅を生成する能力をもつあらゆる光源を内含する。第1の帯域幅信号 光(「WPSL−1」)(74)及び第2の帯域幅信 号光(「WPSL−2」)(76)で構成されたTM2デジタル信号(78)は 、周囲光(80),60Hzの干渉(82)及び大気減衰(84)といったコモ ンモードの雑音に対しきわめて耐性が高い。TM2信号(78)はOPS−F( 30)により検知され、OPS−F(30)の第1のフォトダイオード(32) 及び第2のフォトダイオード(34)により正又は負の電圧位相信号へと差動的 に変換される。OPS−F(30)が発生させた電圧位相は、復号され、業界に おいて標準的な要領で受信機(86)により再構成される。 オプジスタのOPS−F実施形態を利用するLDOADT利用分野のためには 、各々のOPS−F受信機オプジスタフォトダイオード上で異なる光帯域幅のフ ィルタを利用することにより、TM2の2つの送信機光源(各々特定の異なる光 帯域幅を生成する)をOPS−F受信機から離れた距離のところに位置づけする ことができる。さらに、OPS−F受信機は、OPS−F装置が移動状態にある 場合つまり高速移動中の機器上に設置されている場合でさえ、又は生物学的組織 といった光拡散体により遮断させていたとしても、シリアル通信を受信すること ができる。例えば、後者の場合、皮ふの中の皮下組織まで進入する2つのTM2 波長として赤色及び赤外光を利用することにより、皮下移植されたOPS−Fセ ンサーは、外部のTM2送信装置により直列的な伝送を受理し、移植された薬物 送達ポンプ電力及びプログラミングを供給することができる。 LDOADTのための本発明のTM2/OPS−F組合せ装置がもつ利点は、 LDOADTについての現行の技術に比べた場合に評価される。標準的には、現 行の技術においては、伝送用LEDは、標的データ速度又はボーレートよりも約 15倍高い搬送周波数で変調される。例えば、遠隔制御及び低速シリアルPC− IRリンクで は、約38KHzの搬送周波数が、受信機への信号バーストの伝送のために用い られる。バーストの存在は、1つの論理状態として解釈され、それが不在である 場合はその補数として解釈される。実時間で信号バーストを適切にタイミングす ることにより、300〜2400ボーに相当するデータ速度を高い信頼性で達成 することができる。PCについての今日のさらに新しい規格は、このデータ速度 を1秒あたり100キロビット以上まで改善したが、作用距離は数フィートにす ぎない。 送信機と受信機の間の信号の無欠性が周辺光レベル及び変化する減衰を、うま く処理するはずである。帯域通過フィルター及び信号処理の場合でさえ、背景に 対する所要信号−雑音余裕を得るためには、伝送速度について妥協しなければな らない。周辺からの信号の変動は、IR搬送信号に対する動的電圧オフセットと 類似の形で挙動し、「雑音」として分類できる。受信装置回路に応じて、高い信 頼性で受信される最大データ速度は、可能な信号雑音比により制限され、入信号 の質が良くなればなるほど、可能なデータ速度は速くなる。屋外利用分野の場合 、周辺雑音は、きわめて動的であり、あらゆる条件下で信頼性の高いデータ伝送 速度を保証するため充分な保護帯域が留保される。 例えば、強度振幅変調送信装置LED及び単一フォトダイオード受信機などの 代りにLDOADTの利用分野のためにTM2/OPS−F送受信機組合せを使 用すると、このTM2/OPS−F組合せは、電圧位相変調を生成するべく論理 1及びゼロを伝送するのに2つの別々のカラーLEDを利用する能動的波長変更 方法を用いる。このTM2二相駆動システムは、OPS−F受信装置で搬送波信 号の効果を生成するべく2つの波長を交互に伝送する。例えば、「緑」と「赤」 が2つの二相波長であるならば、搬送波の正のエクス カーション中は「緑」が「オン」であり、搬送波の負のエクスカーション中は「 赤」が「オン」である。これらのプッシュ−プルエクスカーションは、OPS− Fにおける正又は負の電圧位相として認められている。この二相アプローチは、 全ての周辺要素を強制的にコモンモードになるよう、ひいてはOPS−F入力端 にて自動的に取消された状態になるようにする。こうして正規の信号処理が搬送 波をデジタルデータストリームに変換する。S/Nで20dBより高い利得が、 TM2/OPS−F組合せで得られる。データ伝送がより速いほど、より長い送 信装置−受信装置の距離を得ることが実現可能になる。 図6は、特徴的な高いデータ伝送速度及び高いファイバ減衰耐性を伴う高速光 ファイバーデータ伝送(「HSFODT」)のために用いられるTM2/OPS −F組合せを例示している。TM2(70)は、信号符号化を備え、送信機(7 2)により電力供給されている。TM2(70)のWPSLS−1(44)及び WPSLS−2(46)には、LED,レーザー、又はその他の、高速パルス送 りされた形で特定の光帯域幅を生成することのできるあらゆる光源を内含する。 第1の帯域幅信号光(「WPSL−1」)(74)及び第2の帯域幅信号光(「 WPSL−2」)(76)で構成されたTM2デジタル信号(78)は、ダクト 光ファイバ(88)の中を通過している間、温度効果、機械的応力、不純物/欠 陥の効果及び水の吸収などによるファイバの減衰に対し高度に抵抗性のあるもの である。TM2信号(78)は、OPS−F(30)により検知され、OPS− F(30)の第1のフォトダイオード(32)及び第2のフォトダイオード(3 4)により正又は負の電圧位相信号へと差動的に変換される。OPS−F(30 )が発生させた電圧位相は、業界で標準的な要領で、受信機(86)により復号 され再構成さ れる。 本発明のHSFODT使用の利点は、それを技術的現状の技術と比較すること によって明らかになる。現行の技術では、レーザー源は、光ファイバを通して単 色光信号をPiN又はなだれ形のフォトダイオード検出器まで直列伝送するため に使用される。20Mビット/秒からギガビット/秒のデータ速度が、光学部品と 電子部品の適切な組合せで可能となる。電気通信といった高級な技術的利用分野 の場合、考えられる最良の性能を達成するため、波長選択、多重モードファイバ 、低損失コネクタ、リピータ及び低雑音検出器といった要素が最適化される。し かしながら、この性能は、温度応力、機械的応力及びファイバ欠陥といったよう な要素をコモンモードパラメータに変換できる場合、さらに改善できる。 二相TM2駆動機構及びOPS−F二相オプジスタ検出を利用することにより 、現行の技術に比べてファイバリンクのS/N比を改善することができる。この 増加によって、リピータ間のより長いスパン距離及び/又は増大したデータ伝送 速度の使用が可能となる。ファイバ内の大部分の雑音変数は、大部分が片端設置 型か又は大地基準型である。一例としては、温度の変動又は振動を受けるファイ バに沿った微小機械的応力からの減衰変動が挙げられる。HSFODTのために 使用されるTM2/OPS−F組合せは、ゼロボルト前後の平衡化された信号の 検出を可能にする。このアプローチでは、正の電圧ベクトルは「論理1」であり 一方、負の電圧レベルが「論理ゼロ」である。超高速信号を処理するため多くの キャパシタに関連する問題(例えば位相及び時間の遅れ)を無くするような直流 結合された増幅器を使用することができる。平衡化された検出は同様に、論理1 又は論理0についてテストするため入力信号を比較するのに必要とされる基準電 圧を(通常はキャパシタにより)記憶す る必要性をも無くする。ファイバの情報帯域幅を増大するようなより高いデータ 伝送速度を達成することが可能である。 より低い技術応用例えばコンピュータネットワークファイバリンクについて、 信号−雑音比を改善することにより、ファイバの欠陥に対するより大きな許容度 が可能になる。このことは、消費者用の用途について、ファイバコストを低減さ せることができる。そのような利用分野の1つは、必要とされるデータ帯域幅を 満たすもののより高い費用効果性をもつ単一家族の世帯への接続のための比較的 低い等級のファイバの使用であることが可能である。 図7aは、光電子工学にもとづく状態機械の中で使用されるTM2/OPS− Fモノリシック光ファイバリンクの横断面図である。好ましくは無定形シリコン LEDで構成されているTM2(70)は、モノリシックシリコン基板(92) の中で製造されている。同様に、OPS−F(30)も、業界にとって標準の技 術を用いてモノリシックシリコン基板(92)の中で製造される。デジタル情報 データは、TM2(70)から標的OPS−F(30)まで、標準の業界技術を 用いてシリコン基板(92)上に加工されたマイクロ光ファイバの光導路(90 )を通して、光学的に伝送される。 図7bは、モノリシックシリコン基板(92)上の複数のOPS−Fサブユニ ット(30)の1つとして配置されたOPS−Fサブユニット(30a)のレー ザー書込みを例示する。OPS−F(30)は、光電子工学にもとづく状態機械 の基本的スイッチ要素として使用される。直接の光学的方法のため、TM2レー ザービーム(94)は、多数のOPS−F(30)の電圧位相状態の変化を迅速 に書込み、3つのOPS−F電気的3状態の1つへ変換させる。 OPS−Fにもとづく光電子工学的状態機械は以下の態様で機能する。一般に 、1つの状態機械は、能動的に変更可能なその構成に より決定される特定の機能を果たす。ゲートアレイのようなフィールドプログラ マブル論理シリコンデバイス及びワンタイムプログラマブルデバイスは、数多く の異なる利用分野に対処するように再構成できる状態機械である。UV消去可能 なOTPの場合、コンピュータチップは、消去後「休眠状態」にあるが、再プロ グラミングの後再び機能状態となる。本発明のOPS−F装置はまた、機械的な センターオフのトグルスイッチの「オフ」位置に類似する「休眠」のゼロの状態 を有する。TM2光伝送によりOPS−F受信機が活動化された時点で、スイッ チは、それぞれ論理1(正の電圧ベクトル)又は論理0(負の電圧ベクトル)に ついてUP又はDOWN位置まで「トグル」することができる。プログラミング がひとたび完了すると、スイッチはセンターすなわち「OFF」状態(接地、0 ボルト)へ復帰する。従ってこのOPS−F3状態の能力は、OPS−Fにもと づく光電子工学的状態機械が正の電圧ベクトル、負の電圧ベクトル、及び接地0 ボルトにより表わされる3つの状態を有することを許容する。 OPS−Fにもとづく光電子工学的状態機械について、OPS−Fは、その状 態機械ブロックの機能性を規定する形態FIFO(先入れ先出し)のラッチへの 入力であり、又は、OPS−Fの機能は高レベルまたは低レベルにラッチされこ のことは状態機械の処理の論理を「操縦」する。OPS−Fは通常、論理1又は 論理0でない休止状態を有するから、構成後の雑音免除性は非常に高いものであ る。2つのレーザー源又は同調可能なレーザーのような外部の源から又は状態機 械の他の1つの区分からの二相TM2光伝送を使用することにより、状況が必要 とするにつれて機能性について状態マシン全体を迅速に再プログラミングするこ とができる。異なる光電子工学的ブロックが実行中に個性又は機能を変更できる ようにするこ とで、OPS−Fにもとづく状態機械に必要とされるハードウェアを、(予め規 定された機能のブロックの組合せである伝統的なマイクロプロセッサの場合と比 較して)最小にする。OPS−F「ビルディングブロック」は、一次リンクとし て二相TM光を用いることに基づく数多くの「スマート状態マシン」ブロックの 一体化を可能にする。このアプローチにおいては、「スマート状態マシン」ブロ ックが例えば「分割機能」から「計数器機能」へと実行中に変更できることから 、シリアル通信、信号多重化及びデバイスプログラミングに対する従来の必要条 件は最小限におさえられる。 現在の技術に比較した場合のTM2/OPS−F組合せに基づくこのような「 スマート状態マシン」ブロックの利点は、(1)能動的オン/能動的オフ機能に よるより高速のオプトカプラー伝送データ速度;(2)シリアル通信及び信号動 作ルーティングの複雑性を巧みに回避する「スマート状態マシン」ブロックをプ ログラミングするための「スマート状態マシン」の特定の部分内への直接的レー ザー書込み;尚、レーザーの操縦は、シリコン素子が物理的に近くにある必要が なく分離していてよいことから、より高速のオペレーションという結果をもたら す電線及び論理クロックの従来の機能と同等である;(3)流体がシリコンを包 囲する可能性のある、バイオセンサー装置内での利用分野及び(4)絶縁の保存 が重要であるフィールドプログラム可能な装置;を包含する。 図8(光学的直交形位相符号化装置)は、回転子ディスクのスロット計数を増 大させることなく符号器の分解能を2倍にするため光学的符号化器の中で利用さ れる標準的なフォトダイオード検出器の代りに使用される本発明のオプジスタ装 置を図解している。本発明の装置を利用する光符号器内の感光部分(101)は 、第1のオプジスタ(30)及び第2のオプジスタ(100)を光電検出器とし て利用する。第1のオプジスタ(30)は、「C」と呼称される第1のフォトダ イオードサブユニット(32)及び「D」と呼称される第2のフォトダイオード サブユニット(34)を有する。第2のオプジスタ(100)は、「E」と呼称 される第1のフォトダイオードサブユニット(102)及び「F」と呼称される 第2のフォトダイオードサブユニット(104)を有する。オプジスタ(30, 100)に対する照明(112)は、回転子の羽根(108)の間に作り出され た回転子スロット(106)通過する。図8内の回転の動きは矢印(110)に より示されている。光学的符号化装置区分(101)の回転子スロット(106 )が各々、オプジスタ(30,100)の各々によって2つの部分に有効に分割 されていることから、オプジスタにもとづく符号化装置の感光部分(101)の 2X分解能直角位相信号が結果としてもたらされる。回転子ディスクスロット( 106)からの照明(112)がいずれかのオプジスタ(30,100)の第1 のフォトダイオードサブユニット(32,102)上を通過するにつれて、1つ の方向の電圧位相がそのそれぞれのオプジスタの中で発生することになる。回転 子ディスクスロット(106)からの照明(112)が、いずれかのオプジスタ の表面全体にわたり移動しつづけフォトダイオードサブユニット(32及び34 ,又は102及び104)の両方を照明するにつれて、電圧位相ゼロが発生する 。回転子ディスクスロット(106)からの照明(112)が好ましくはいずれ かのオプジスタ(30,100)の第2のフォトダイオードサブユニット(34 ,104)上を通過し始めた時点で、電圧位相は、反対方向へと逆転した状態に なる。かくして、スロット幅(106)は、各々2つの部分に機能的に分割され る。スロット、2オプジスタの直角位相符号器は、2つの標準のフォトダイオー ドを用いて、同じ符号化装置の2倍の分 解能を実現することができる。 図9a〜図9cは、精密線形光位置センサー(「LOPS」)として使用され た本発明のオプジスタを図解している。図9aでは、オプジスタ(30)の2つ のフォトダイオードサブユニット(32,34)の照度(94)が等しいときに 、電圧位相0が発生する。2つのオプジスタフォトダイオードサブユニット(3 2,34)のうちの1つが好ましくは9b及び9cに示されているように照明さ れた状態になった時点でただちに、正又は負への電圧位相の急速なシフトが、フ リップフロップ式に発生する。オプジスタ(30)の電圧位相は、モノリシック シリコン基板上に互いに極めて近づけて製造され得るその2つのフォトダイオー ドサブユニット(32,34)の上のみで光の平衡に対して応答することから、 周囲光及び温度効果のようなコモンモードの減衰はオプジスタにより除去される 。図示されているもののようなLOPS装置の用途は、マイクロビーム平衡、光 学的な位置合わせの利用の分野、動作センサー及びエッジ検出に基づく画像認識 装置である。 図10A−図10Cは、赤外光を透過させる薄いシリコン基板内で製造される フォトダイオードサブユニット(112,114)から成る「上部」LOPSオ プジスタ(110)が、フォトダイオードサブユニット(122,124)から 成る「下部」LOPSオプジスタ(120)から90度回転させられた状態で位 置合わせされるように整合された2つの「積重ねられた」LOPSオプジスタ( 110,120)から作られた2次元標的センサー(130)を図解している。 このような標的センサー(130)は、光標的(94)の各々の位置検知軸につ いて1つのLOPSオプジスタセンサ(110,120)を使用する。かかる2 次元標的センサー(130)の特徴及び長所としては、単一のLOPSセンサが もつ全ての特 徴に加えて、製造が単純であること及び静止点面積が最小限であることが含まれ る。そのようなLOPS装置の用途は、高精度2次元の位置合わせ、武器の標準 、分光光度計の微細2次元位置合わせ、及びマイクロ−マシン/マイクロ加工用 治具の位置合せが必要である用途を包含する。
【手続補正書】 【提出日】平成11年7月23日(1999.7.23) 【補正内容】 請求の範囲 1.2つのフォトダイオードを具備する光電子工学的スイッチであって、1つ のフォトダイオードの陽極は第2のフォトダイオードの陰極に電気的に接続され 、第1のフォトダイオードの陰極は第2の導体を介して第2のフォトダイオード の陽極に電気的に接続され、該光電子工学的スイッチ装置の第1の導体と第2の 導体の電圧位相は、該スイッチのダイオードのどちらがより多くの量の送信装置 光信号の照明を受けるかにより決まるようになっている、光電子工学的スイッチ 。 2.該光電子工学的スイッチの要素はモノリシック基板上に加工されている、 請求項1記載のスイッチ。 3.装置の陽極及び陰極が装置の表面にあるように加工されている、請求項2 記載のスイッチ。 4.選択的に450nm〜1150nmという一定の帯域幅の光のみが前記フ ォトダイオードの各々を選択的に照明することができるようにするために誘電光 フィルタ層が使用される、請求項1記載のスイッチ。 5.誘電フィルタ層が前記フォトダイオードの光活性表面上に直接被着させら れる、請求項4記載のスイッチ。 6.使用される誘電フィルタ層は、光スペクトルの同じ部分が前記デバイスの 両方のフォトダイオードを刺激できるようにする、請求項4記載のスイッチ。 7.使用される誘電フィルタ層は、光スペクトルの異なる部分が前記デバイス のフォトダイオードの各々を刺激できるようにする、請求項5記載のスイッチ。 8.光信号の源を電圧位相信号を処理することができる受信装置に結合する光 電子工学的結合装置であって、該光電子工学的結合装置は、 2つの異なる第1及び第2の帯域幅の光信号を生成することのできる光送信装 置; 光送信機からの光信号を受理するための少なくとも1対の第1及び第2のフォ トダイオード; 第1のフォトダイオードの陽極を第2のフォトダイオードの陰極に電気的に接 続する第1の導体; 第1のフォトダイオードの陰極を第2のフォトダイオードの陽極に電気的に接 続する第2の導体; 第1の光帯域幅が通過できるようにする第1のフォトダイオードの光活性表面 上に配置される第1の光フィルタ; 第2の光帯域幅が通過できるようにする第2のフォトダイオードの光活性表面 上に配置される第2の光フィルタ; を具備し、 それにより第1及び第2の帯域幅を利用する光送信装置信号は、該フォトダイ オードにより第1及び第2の導体の間の電圧位相信号へ変換されることができる 、光電子工学的結合装置。 9.フォトダイオードへの伝送のため前記光電力プラーの2波長光送信機へと データ信号を送るための変調済み信号発生器及び、第1及び第2の導体を横断し て電圧位相データを受信し復号するための信号受信機をさらに具備し、それによ りこの組合せは電気通信情報転送デバイスとして機能することができる、請求項 8記載の光電子工学的結合装置。 10.光送信装置が発光ダイオードを具備する請求項8記載の光電子工学的結合 装置。 11.光送信装置が少なくとも1つのレーザーを具備する請求項8記載の光電子 工学的結合装置。 12.モノリシックのシリコンの基板上に装置が加工され、光送信装置は、同じ モノリシックシリコン基板上に加工された無定形のシリコン発光ダイオードを具 備する、請求項8記載の光電子工学的結合装置。 13.モノリシックのシリコン基板上に配置される請求項7記載のスイッチの複 数を具備する状態機械であって、前記装置の各々における3つの電圧位相は、光 の2つの帯域幅の混合、スイッチをプログラミングするための2つの帯域幅の光 源、スイッチをプログラミングする2つの帯域幅の光源及びデジタル情報として 生成された電圧状態の組合せを電子工学的に読取る手段、を用いて迅速にプログ ラミングおよび再プログラミングされる、状態機械。 14.光源は、各スイッチについて一対の発光ダイオードを具備し、各発光ダイ オード対の第1のメンバーはスイッチをプログラミングするための第1の光帯域 幅を発出し、各発光ダイオード対の第2のメンバーはスイッチをプログラミング するための第2の帯域幅を発出する、請求項13記載の状態機械。 15.光源がレーザーを具備する、請求項13記載の状態機械。 16.レーザーには、スイッチに信号送りするべく異なる光波長の異なる対を複 数生成する同調可能なレーザーが含まれている、請求項15記載の状態機械。 17.請求項3に記載のスイッチ; スイッチの表面上に光の形状を集束し、かくしてスイッチは、その2つのフォ トダイオードコンポーネント上の集束された光の形状の照度平衡に応じて正の電 圧位相、負の電圧位相又はヌルゼロボルト電圧位相を生成することによってその 表面上の集束光形状の位置を検知できるようになっている集束レンズ系;及び 前記スイッチの表面上の光形状の線形位置を指示する目的で、結果として得ら れた電圧位相を電子的に分析するための手段; を具備する、光電子工学的位置検出装置。 18.上部装置は、それが標的の光形状に対して実質的に透明になり、下部装置 から90度回転させられた位置で方向づけされるように、又標的の光形状の画像 が同様に実質的に透明な上部デバイスを通り下部デバイス上まで通過しかくして 2つのデバイスが合わさって2次元標的センサーとして機能することになるよう な形で、薄くされたシリコン基板から製造されている、請求項17記載の2重重 ねデバイス; 及び前記標的センサ上で標的づけされている光形状の2次元位置を指示するべ く、結果としてもたらされたデバイスの電圧位相を電子的に分析するための手段 ; を具備する光電子工学的検出装置。 19.光電子工学的符号化装置であって、該装置は、 ハウジング; ハウジングの内側のスロット入り回転子ディスク; スロット付きの回転子ディスクの1方の側にあるハウジングの内側の請求項3 に記載の2つのスイッチ; スロット付き回転子ディスクのもう1方の側にあるハウジングの内側の符号器 光源; スロット付き回転子ディスクを回転させ、かくして、前記光源から作り出され た光パルス信号が回転ディスクの移動するスロット内を通過して2つのスイッチ 内に電圧位相変化を作り出し直角位相電気信号を生成することになる手段;及び 生成された直角位相電気信号を電子的に読取るための手段; を具備する光電子工学的符号化装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 PS−Fシステムのための適切な応用は、高速の光学的 結合装置、線形光位置センサー、エッジ及び標的検出セ ンサー、画像認識センサー、光にもとづく状態コンピュ ータの基本的サブユニット及び高分解能の光学的符号化 装置を包含する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つのフォトダイオードを具備する光電子工学的スイッチであって、1つ のフォトダイオードの陽極は第2のフォトダイオードの陰極に電気的に接続され 、第1のフォトダイオードの陰極は第2の導体を介して第2のフォトダイオード の陽極に電気的に接続され、該光電子工学的スイッチ装置の第1の導体と第2の 導体の電圧位相は、該スイッチのダイオードのどちらがより多くの量の送信装置 光信号の照明を受けるかにより決まるようになっている、光電子工学的スイッチ 。 2.該光電子工学的スイッチの要素はモノリシック基板上に加工されている、 請求項1記載のスイッチ。 3.装置の陽極及び陰極が装置の表面にあるように加工されている、請求項2 記載のスイッチ。 4.選択的に450nm〜1150nmという一定の帯域幅の光のみが前記フ ォトダイオードの各々を選択的に照明することができるようにするために誘電光 フィルタ層が使用される、請求項1記載のスイッチ。 5.誘電フィルタ層が前記フォトダイオードの光活性表面上に直接被着させら れる、請求項4記載のスイッチ。 6.使用される誘電フィルタ層は、光スペクトルの同じ部分が前記デバイスの 両方のフォトダイオードを刺激できるようにする、請求項4記載のスイッチ。 7.使用される誘電フィルタ層は、光スペクトルの異なる部分が前記デバイス のフォトダイオードの各々を刺激できるようにする、請求項5記載のスイッチ。 8.光信号の源を電圧位相信号を処理することができる受信装置 に結合する光電子工学的結合装置であって、該光電子工学的結合装置は、 2つの異なる第1及び第2の帯域幅の光信号を生成することのできる光送信装 置; 光送信機からの光信号を受理するための少なくとも1対の第1及び第2のフォ トダイオード; 第1のフォトダイオードの陽極を第2のフォトダイオードの陰極に電気的に接 続する第1の導体; 第1のフォトダイオードの陰極を第2のフォトダイオードの陽極に電気的に接 続する第2の導体; 第1の光帯域幅が通過できるようにする第1のフォトダイオードの光活性表面 上に配置される第1の光フィルタ; 第2の光帯域幅が通過できるようにする第2のフォトダイオードの光活性表面 上に配置される第2の光フィルタ; を具備し、 それにより第1及び第2の帯域幅を利用する光送信装置信号は、該フォトダイ オードにより第1及び第2の導体の間の電圧位相信号へ変換されることができる 、光電子工学的結合装置。 9.フォトダイオードへの伝送のため前記光電力プラーの2波長光送信機へと データ信号を送るための変調済み信号発生器及び、第1及び第2の導体を横断し て電圧位相データを受信し復号するための信号受信機をさらに具備し、それによ りこの組合せは電気通信情報転送デバイスとして機能することができる、請求項 8記載の光電子工学的結合装置。 10.光送信装置が発光ダイオードを具備する請求項8記載の光電子工学的結合 装置。 11.光送信装置が少なくとも1つのレーザーを具備する請求項1 1記載の光電子工学的結合装置。 12.モノリシックのシリコンの基板上に装置が加工され、光送信装置は、同じ モノリシックシリコン基板上に加工された無定形のシリコン発光ダイオードを具 備する、請求項8記載の光電子工学的結合装置。 13.モノリシックのシリコン基板上に配置される請求項7記載のスイッチの複 数を具備する状態機械であって、前記装置の各々における3つの電圧位相は、光 の2つの帯域幅の混合、スイッチをプログラミングするための2つの帯域幅の光 源、スイッチをプログラミングする2つの帯域幅の光源、及びデジタル情報とし て生成された電圧状態の組合せを電子工学的に読取る手段、を用いて迅速にプロ グラミングおよび再プログラミングされる、状態機械。 14.光源は、各スイッチについて一対の発光ダイオードを具備し、各発光ダイ オード対の第1のメンバーはスイッチをプログラミングするための第1の光帯域 幅を発出し、各発光ダイオード対の第2のメンバーはスイッチをプログラミング するための第2の帯域幅を発出する、請求項13記載の状態機械。 15.光源がレーザーを具備する、請求項13記載の状態機械。 16.レーザーには、スイッチに信号送りするべく異なる光波長の異なる対を複 数生成する同調可能なレーザーが含まれている、請求項15記載の状態機械。 17.請求項3に記載のスイッチ; スイッチの表面上に光の形状を集束し、かくしてスイッチは、その2つのフォ トダイオードコンポーネント上の集束された光の形状の照度平衡に応じて正の電 圧位相、負の電圧位相又はヌルゼロボルト電圧位相を生成することによってその 表面上の集束光形状の位置を検知できるようになっている集束レンズ系;及び 前記スイッチの表面上の光形状の線形位置を指示する目的で、結果として得ら れた電圧位相を電子的に分析するための手段; を具備する、光電子工学的位置検出装置。 18.上部装置は、それが標的の光形状に対して実質的に透明になり、下部装置 から90度回転させられた位置で方向づけされるように、又標的の光形状の画像 が同様に実質的に透明な上部デバイスを通り下部デバイス上まで通過しかくして 2つのデバイスが合わさって2次元標的センサーとして機能することになるよう な形で、薄くされたシリコン基板から製造されている、請求項9記載の2重重ね デバイス; 及び前記標的センサ上で標的づけされている光形状の2次元位置を指示するべ く、結果としてもたらされたデバイスの電圧位相を電子的に分析するための手段 ; を具備する光電子工学的検出装置。 19.光電子工学的符号化装置であって、該装置は、 ハウジング; ハウジングの内側のスロット入り回転子ディスク; スロット付きの回転子ディスクの1方の側にあるハウジングの内側の請求項3 に記載の2つのスイッチ; スロット付き回転子ディスクのもう1方の側にあるハウジングの内側の符号器 光源; スロット付き回転子ディスクを回転させ、かくして、前記光源から作り出され た光パルス信号が回転ディスクの移動するスロット内を通過して2つのスイッチ 内に電圧位相変化を作り出し直角位相電気信号を生成することになる手段;及び 生成された直角位相電気信号を電子的に読取るための手段; を具備する光電子工学的符号化装置。
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