JP2002511656A - 集積回路において光学的クロックを分散する方法および装置 - Google Patents

集積回路において光学的クロックを分散する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 所望のクロック周波数でIRパルスを放出する構成となっているレーザ(503)を含む集積回路の時間を光学式に計る方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、一般的に集積回路のクロッキングに関する。より詳細には、本発明
は集積回路における光学的クロック分散ネットワークに関する。
【0002】 (関連技術の説明) 集積回路産業が今日直面している1つの課題は、クロック信号を集積回路ダイ
全体にわたって小さいクロック・スキューでもって分散するという問題である。
クロック・スキューはクロック・エッジのチップの様々な部分への到着時間の差
である。同期ディジタル論理はラッチング・データのために正確なクロックを必
要とする。理想的な同期論理はすべての回路に同時に到着するクロックに依拠す
る。回路が確実に動作するように最悪ケースのスキューに対して設計する必要が
あるので、クロック・スキューは回路の最大動作周波数を小さくする。集積回路
の大域クロック分散におけるクロック・スキューの主要な原因はダイ内のクロッ
ク分散の経路インピーダンスの変化である。したがって、クロック・スキューは
Hツリーのような等長クロック分散ネットワークでさえ生ずる。業界の有効な経
験則によれば、クロック・スキュー・バジット(clock skew bud
get)はサイクル時間の約10%である。したがって、1GHzのクロック周
波数(1nsのサイクル時間に相当する)に対して、許容クロック・スキューは
100ps以下である。VLSIクロック周波数が1GHzを超えて大きくなる
につれて、クロック・スキューに対する要求がよりむずかしくなる。
【0003】 従来技術においては、大域クロック分散ネットワーク・クロック・スキューは
階層Hツリーの使用によって制御される。図1Aは、クロック・スキューの影響
を少なくしたり除いたりするために高速集積回路で実施されるそのような階層H
ツリー・クロック分散ネットワーク101を示す図である。図1Aに示されるよ
うに、クロック・ドライバ103は中央ノード105においてHツリー・ネット
ワーク101をドライブするために使用される。Hツリー・ネットワーク101
は今日の複雑な高速集積回路においては膨大な容量となるので、クロック・ドラ
イバ103は、通常、そのHツリー・ネットワーク101を十分にドライブする
ために非常に大きくなる。図1Aに見られるように、ノード107、109、1
11、および113の間に形成される“H”字状のクロック経路は、中央ノード
105とノード107、109、111、および113における“H”の周辺ポ
イントの各々との間に等しい長さを有する。したがって、Hツリー・ネットワー
ク101の単位長当りのクロック信号の均一伝播遅延を仮定すると、クロック・
ドライバ103からノード107、109、111、および113に供給される
クロック信号の間にクロック・スキューは無いはずである。
【0004】 さらに図1Aは、第1のレベル“H”の各周辺ノードにそれぞれ結合されるさ
らなる“H”字状階層レベルを有するHツリー・ネットワーク101を示す。各
周辺ノード115はノード107から等距離の位置にあり、同様に各周辺ノード
117はノード109から等距離の位置にあり、各周辺ノード119はノード1
11から、各周辺ノード121はノード113からそれぞれ等距離の位置にある
。したがって、115、117、119、および121と表示されるすべてのノ
ードからのクロック経路は、クロック・ドライバ103から等距離であるので、
クロック・ドライバ103からのクロック遅延はHツリー・ネットワーク101
のすべての周辺ノードに等しくなるはずである。したがって、それらの間でクロ
ック・スキューは生じないはずである。このため、各ノード115、117、1
19、および121はクロック信号に対する受信局として作動する構成とされ得
る。Hツリー・ネットワーク101の他の同様に構成されたノードにあってもク
ロック・スキューは無視できるほど小さいので、そのノード近くの集積回路の領
域のクロッキング要求に応える。
【0005】 集積回路がより大きく、より複雑に、そしてより高い周波数で動作するように
なるにしたがって、Hツリー・ネットワーク101のクロック・ラインはかなら
ずしも均一の特性インピーダンスを有しないので、クロック・スキューはHツリ
ー・ネットワーク101でさえも挑戦的な問題であり続ける。その結果、各ノー
ド115、117、119、および121がクロック・ドライバ103から等距
離にあったとしても、Hツリー・ネットワーク101の経路を通って伝わるクロ
ック信号の不均一伝播遅延が有るかもしれない。したがって、Hツリー・クロッ
ク分散ネットワーク101の端ポイントで予測できないクロック・スキューが生
ずる。
【0006】 クロック・スキューに加えて、チップ上のクロック分散により集積回路内の貴
重なルーティングリソースが消費される。ルーティングリソースは、信号用に使
用し、それによって信号ルータビリティを改善する方がよい。集積回路設計者が
考慮すべきさらなる事柄は、従来技術の大域クロック分散ネットワークが、消費
電力とともに集積回路のダイ面積を増大させるということである。例えば、今日
の高速集積回路チップ上の大域クロック分散は、通常チップ電力の約10%の割
合を占める。
【0007】 集積回路全体にクロック信号を分散する他の従来技術が調査された。これらの
従来技術のうちのいくつかは図1Bに示される光学式クロック分散ネットワーク
151を含む。チップ外の光源153は光学式クロック信号155を発生する。
この光学式クロック信号155は、ホログラム157によって分割され、分割ビ
ーム159および161となる。集積回路ダイ171の表面179の検出器16
3および165にこれらの分割ビーム159および161が直接付与され、それ
ぞれ受取られる。クロック信号167は検出器163によって発生され、クロッ
ク信号169は検出器165によって発生される。そのときクロック信号はチッ
プ上の金属配線を使用して検出器163および165から局部的に分散されるの
で、クロック信号167および169は集積回路のそれぞれの領域をクロックす
るのに利用できる。
【0008】 従来技術による光学式クロック分散の主な問題は、それをControl C
ollapse Chip Connection(C4)実装チップ(時とし
て、フリップ・チップと呼ばれる)およびC4/MCM(マルチ・チップ・モジ
ュール)のような先進パッケージング技術に対して実装する上での問題である。
図2BはC4実装チップ251の説明図である。C4は、今日のワイヤ・ボンド
・パッケージで使用されるようなインダクタンスが大きいボンド・ワイヤを無く
して、チップ255とパッケージ261の間にボール・ボンド153を使用する
ことによって、高密度でインダクタンスが小さい接続を与える今後の高周波数チ
ップが選択するパッケージングである。図2Aは今日のワイヤ・ボンド・パッケ
ージで使用するチップ201の説明図である。図2Aに示されるように、ワイヤ
・ボンド203はパッケージ211とチップ205との間を接続するために使用
される。C4パッケージングに対して、チップの表面はもはやアクセスできず、
そして従来技術の光学的ルーティングでは、ルーティングはパッケージ自体に集
積化される必要があるだろう。これによって電気的および光学的双方のルーティ
ングを目下有する必要があるC4基板の設計に非常に複雑な制約が加わる。
【0009】 従来技術の光学的分散ネットワーク151が有する別の重要な問題は、検出器
163および165を集積回路171の表面179から分割ビーム159および
161が直線的に見通せる位置(見通し直線)に配置するという要求が、通常5
つ以上の金属配線層を利用する今日の集積回路では挑戦的な仕事であるというこ
とである。多数の金属配線層の積み重ねでは、分割ビーム159および161と
検出器163および165の間に見通し線をルーティング輻輳を招くことなく生
成することは、非常に挑戦的な仕事になる。これは、見通し線はpn接合検出器
上のいかなるレベルの配線にも金属ルーティングがあってはならないということ
を意味するからである。したがって、pn接合検出器はルーティングの障害とな
り、検出器の数が増加するにつれて、これは一般に製造上の歩留まりおよび性能
を低下させるダイの大きさの増加につながる。
【0010】 したがって、必要とされることは従来技術の問題を克服するクロック分散ネッ
トワークである。そのようなクロック分散ネットワークは、C4(フリップ・チ
ップ)およびC4/MCMパッケージングに実装される高速かつ高電力集積回路
に最小クロック・スキューを与えるとともに、これらのパッケージに対する裏側
のヒート・シンクアタッチメントと完全に適合する。第2に、クロック分散ネッ
トワークは、大域ネットワークの大容量性負荷を無くすことによって、大域クロ
ック分散による電力消費を減らすだろう。さらに、そのようなクロック分散ネッ
トワークはチップ上の信号ルーティングに障害を与えないし、集積回路チップが
大きさや複雑さを増加し増加するクロック周波数で動作するときにスキューの小
さいクロック分散を提供できる。
【0011】 (発明の概要) 半導体内の集積回路を光学的にクロッキングする方法および装置が記述されて
いる。1つの実施形態においては、レーザは、レーザ・パルスをクロック周波数
で半導体内に配置されるpn接合中に半導体の裏面を通して放出する構成となっ
ている。pn接合に結合される電流・電圧変換器はpn接合内で発生する光電流
をクロック信号に変換し、クロック信号は集積回路の領域をクロッキングする構
成となっている。本発明の他の特徴および利益は、以下に記載される詳しい説明
、図、およびクレームから明らかになるだろう。
【0012】 本発明を添付の図面において例として示すが、限定として示すものではない。
【0013】 (詳細な説明) 半導体内の集積回路を光学的にクロッキングする方法および装置が開示されて
いる。次の説明において、多数の具体的で明確な細部が本発明の完全な理解を与
えるために記載される。しかし、具体的で明確な細部は本発明を実行するために
使用する必要がないことは当業者にとって明らかであろう。また、周知の材料ま
たは方法については、本発明を曖昧にするのを避けるために詳細に述べない。
【0014】 本発明は、モード・ロックされるかまたは変調された赤外または可視レーザで
光学的クロック信号を半導体の裏面を通して導入し、光をシリコン基板を通して
集積チップ回路に埋め込まれたpn接合受信器に集束させることによって集積回
路をクロッキングする方法および装置を提供する。本発明は、従来のCMOSプ
ロセスおよびC4パッケージング技術を妨害せずに使用され得る光学技術を使用
する利点を含む。本発明によって使用されるビーム分割および集束素子はシリコ
ンとは別の光学素子中に組み込まれる可能性があり、または光学的導波管がシリ
コン裏面上に配置されるかミクロ機械加工される可能性がある。本発明のマスタ
レーザからpn接合光受信器への等経路長を確保することによって、クロック周
波数が増加し続けるときに大域クロック分散ネットワークにおいて生ずるクロッ
ク・スキューのその部分は本発明によって最小化され得る。シリコン・チップ内
の大域クロック分散ネットワークをここに述べられている光学的クロック分散ネ
ットワークと置換することによって、チップ面積およびチップ電力消費も節約さ
れ得る。従来技術で大域クロック・ルーティングのために使用されていたシリコ
ン・チップ領域を設けなくとも良くなるので、集積回路ダイの大きさを小さくす
ることができる。クロック分散は本発明ではシリコンとパッケージから切り離さ
れているので、クロック分散は光学技術を利用するように拡張可能となる。
【0015】 本発明の一実施形態において、チップ外の赤外レーザは、光学的クロックとし
て所望のクロック周波数で赤外レーザ・パルスを発生し放出する構成となってい
る。シリコンは赤外レーザ光に対して部分的に透過性であるので、レーザ・パル
スはシリコンを貫くように設定されて、光電流を生成するためにシリコン内に配
置されるpn接合を含む受信ステーションに集束され得る。高濃度にドープされ
たシリコンは丁度シリコンの禁制帯幅あたりの波長の赤外線に対して部分的に透
過性であることが理解される。特に、室温における真性シリコンの禁制帯幅は1
.11eVである。高濃度のドーピングによって禁制帯幅は約100meVだけ
小さくなって1.01eVとなる。
【0016】 図3は、本発明の教示にもとづく受信ステーション301の部分を示し、それ
は半導体307内に配置されるpn接合303を含む。本発明の一実施形態にお
いて、半導体307はシリコンから製造される。集積回路の裏面305が露出さ
れる半導体307はC4実装集積回路の一部分である。この結果、赤外レーザ・
パルス309は半導体307の裏面305を通してpn接合303に集束され得
る。レーザ・パルス309からのエネルギーがpn接合303に集束される結果
、以下に述べるように、本発明の教示にもとづいて電圧に、そして最後にクロッ
ク信号に変換される光電流が生成される。本発明の一実施形態において、レーザ
・パルス309は光学的に分割されて、半導体307の裏面305を通して多数
の同様に構成されるpn接合303に集束される。
【0017】 本発明の一実施形態において、ネオジム・イットリウム・フッ化リチウム(N
d:YLF)レーザが使用されて、それは1.054μmの波長および約1.1
78eVのエネルギーを有する光子を発生する。したがって、赤外レーザからの
Nd:YLF光子は、シリコンを通って裏面からC4実装チップの回路に埋め込
まれる光受信ダイオードまたはpn接合にまっすぐに伝送され得る。レーザ照射
はシリコンを貫いて、pn接合において光電流を発生する。本発明の一実施形態
において、1.06μmの波長を有するレーザ光子の約1〜2%が、厚さが約7
20μmである基板を通ると測定されている。
【0018】 図4は本発明の教示にもとづく受信ステーション401の説明図であり、それ
は半導体内に配置される光検出器407を含み、レーザ・パルス403は半導体
の裏面405を通して光検出器407に集束される。レーザ・パルス403を受
けて、電流・電圧変換器411によって電圧V(符号413)に変換される光電
流I(409)が発生する。電圧V(413)はバッファ415でバッファリン
グされてクロック信号417となる。本発明の一実施形態において、光検出器4
07は半導体内に配置されるpn接合である。複数の受信ステーション401は
集積回路ダイ全体にわたり分散されて集積回路の指定された領域をクロッキング
するためにクロック信号417を生成する。本発明の一実施形態において、クロ
ック信号417は集積回路の受信ステーション401付近の領域をクロッキング
する。クロック信号417を発生する複数の受信ステーション401を設けるこ
とによって、クロックは集積回路全体にわたり最小のクロック・スキューで光学
的に分散され得る。
【0019】 本発明の一実施形態において、周知の回路技術を使用して、光電流I(409
)を電圧V(413)に変換し、そしてV413をバッファリングしてクロック
信号417を発生する。実際のチップ・スキューはダイを横切る受信ステーショ
ン401の整合度によって部分的に決定されるので、光検出器407、電流・電
圧変換器411、およびバッファ415は感度とジッタについて最適化される。
さらに、各局部バッファリング段が追加のクロック・スキューをそれ相応に発生
させるので、各受信ステーション401で使用される局部バッファリング量は実
際のクロック・スキューに影響する。
【0020】 図5は、ここに記述される本発明の教示にもとづく光学的クロック分散ネット
ワーク501の説明図である。マスタ・レーザ503は、マスタ・レーザ・パル
ス505を所望のクロック周波数で放出する構成となっている。光学素子507
はマスタ・レーザ・パルス505を受取り、図5に示されるように分割レーザ・
パルス509A〜Jを発生する。本発明の一実施形態において、光学素子507
は、周知の技術を使用して、分割するとともに平行にして分割レーザ・ビーム5
09A〜Jを生成し、pn接合515A〜Jに、C4実装集積回路の半導体51
3の裏面511を通過させて、集束させる。各pn接合515A〜Jは図3およ
び図4に描かれたものと類似の受信ステーションに別々に含まれる。したがって
、別個のクロック信号が各pn接合515A〜Jによって発生されて、そのため
に集積回路内の回路の特定の領域をクロッキングするために使用される。
【0021】 図5で理解され得るように、集積回路のクロックはチップ全体にわたって光学
的に分散されて、それによってシリコンからのクロック分散ネットワークを解消
し、したがって図1で論じられたHツリー・ネットワーク101のような従来技
術によるクロック分散ネットワークに関連する問題を解消する。
【0022】 さらに、クロック信号を半導体513の裏面511を通して光学的に分散する
ことによって、図1Bに示される従来技術による光学的クロック分散ネットワー
ク151に関連する問題と複雑さが避けられる。特に、ここに記述された光学的
クロック分散ネットワーク501はチップ信号ルーティングを妨害しない。従来
技術に比べて、pn接合515A〜Jへのアクセスは金属配線またはパッケージ
基板によって妨げられないので、本発明においてpn接合515A〜Jへの見通
し線を設けることは、同じ複雑なルーティング要求および従来技術による光学的
クロック分散ネットワーク151の金属配線173の輻輳をもたらさない。
【0023】 本発明の一実施形態において、分割レーザ・ビーム509A〜Jを通ってpn
接合515A〜Jに至るマスタ・レーザ・ビーム505の経路長は、すべて等し
い長さにされて、各pn接合515A〜J間のいかなるクロック・スキューも最
小にする。別の実施形態において、光学素子507内により長い光学経路長を実
装することで光学信号を故意に遅延することによって、抑制されたスキューが本
発明によって容易に達成される。本発明のさらに別の実施形態において、光学素
子507はレーザ503に光ファイバによって接続される。本発明の別の実施形
態において、光学素子507は基板513のシリコンとヒート・シンク(示され
ていない)の間に配置される。その実施形態において、光学素子507は、熱が
集積回路ダイから十分に放散される周知の技術を使用してシリコンとヒート・シ
ンクの間に挟まれる。
【0024】 上に論じたように、光学素子507は、周知の技術を使用してレーザ・ビーム
509A〜Jを分割し平行にして、pn接合515A〜Jに集束する。一実施形
態において、光学素子507は、レーザ・パワーを分割しそれを分散しpn接合
515A〜Jに集束するのに使用されるファイバ光学系を含む。この実施形態は
、シリコンへの光結合を最大にするためにファイバ光学素子の端における個別の
マイクロレンズおよびシリコン/空気屈折率のいかなる所要整合も含む。
【0025】 別の実施形態において、コンピュータによって発生するホログラムが使用され
て各分割レーザ・ビーム509A〜Jを発生させることができる。本発明のさら
に別の実施形態において、光学素子507は、赤外レーザ光を分割し集束するた
めに、シリコン裏面上でじかにエッチ・フェーズ・ホログラム格子を含む。この
実施形態は、使用される製造プロセスのリトグラフの位置決め精度で受信器のフ
ァンアウト・ビームを自動調整するという長所を持っている。本発明の別の実施
形態において、光学素子507は、レーザ・ビーム509A〜Jを分割し平行に
して、pn接合515A〜Jに集束するためにガラスまたはポリマーから製造さ
れる導波管をシリコン裏面上に含む。
【0026】 図6は、ここに記述された光学的クロック分散ネットワーク601の別の実施
形態の説明図であり、それはレーザ・パルス605をクロック周波数で光学素子
607内に放出するマスタ・レーザ603を含む。光学素子607は、マスタ・
レーザ・ビーム605を分割レーザ・ビーム609A〜Dおよび609G〜Jに
分割する。一方側の分割レーザ・ビーム609A〜Dは、半導体613の裏面6
11を通してpn接合615A〜Dに集束される。また、他方側の分割レーザ・
ビーム609G〜Jは、半導体614の裏面612を通してpn接合615G〜
Jに集束される。図6から理解されるように、半導体613および614は同じ
チップではない。したがって、本光学的クロック分散ネットワークはクロック信
号を受信ステーションのすべてに、すなわちコンピュータ・システム内のマルチ
プル・チップに対して非常に小さいクロック・スキューで与える。
【0027】 本発明の一実施形態において、半導体613および614はマルチチップ・モ
ジュールの集積回路ダイである。本発明の別の実施形態において、半導体613
および614はコンピュータ・システム全体の集積回路ダイに含まれる。すなわ
ち、光学的クロック分散ネットワーク601はクロックをコンピュータ・システ
ム全体に対して最小のクロック・スキューで与え、したがってクロック信号を単
一の集積回路ダイに対して与えることだけに限定されない。本発明の各集積回路
ダイは、集積回路に近接する領域についてクロッキングする局部クロック信号を
発生するpn接合615を含む。
【0028】 図7は、本発明の教示にもとづく光学的クロック分散ネットワーク701の別
の実施形態の説明図である。マスタ・レーザ703はマスタ・レーザ・パルス7
05を所望のクロック周波数で光学素子707内に放出する構成となっていて、
光学素子707はマスタ・レーザ・ビーム705を分割レーザ・ビーム709A
〜Jに分割する。半導体713の裏面711を貫いた後で分割レーザ・ビーム7
09A〜Jで起きる減衰を補償するために、凹み717A〜Jが半導体713の
裏面711に加えられて、P−N接合715A〜Jとマスタ・レーザ703の間
に配置される半導体713を局部的に薄くする。この結果、分割ビーム709A
〜Jは、図5に示される光学的クロック分散ネットワーク501と比べて同じ分
の半導体材料内を進まない。したがって、pn接合715A〜Jに到達する前の
分割レーザ・ビーム709A〜Jの減衰量は減少されて、赤外レーザ伝送は改善
されて各pn接合715A〜Jに到達する。本発明の一実施形態において、凹み
717A〜Jは例えば異方性湿式エッチングのような周知技術または今日の集積
回路で溝、孔などを形成するために使用されるいずれかの技術を使用してミクロ
機械加工されるかまたは削られる。
【0029】 pn接合715A〜Jに到達する分割レーザ・ビーム709A〜Jの効率を向
上させるために使用される別の技術は、半導体713の裏面711で反射される
レーザ・パワーの量を最小化することである。本発明の一実施形態は、半導体7
13の裏面711上に配置される反射防止膜719を含む。半導体713の裏面
711上の反射防止膜719によって、半導体713の裏面711から反射され
るエネルギー量が減少して、半導体713内への光結合が改善される。反射防止
膜719の適用および各pn接合715A〜J上の半導体713の研削のような
技術を使用することによって、各受信局に印加されるレーザ・エネルギー量は増
加して、光学的クロック分散ネットワーク701の効率がより高くなる。
【0030】 本発明の別の実施形態において、図3を参照すると、レーザ・パルス309は
赤外レーザに限定されない。その実施形態において、半導体307の部分308
を削り取って溝または凹みを形成して、レーザ・パルス309がP−N接合30
3に到達する前において(使用される正確な波長に応じて)約0.2〜1.0μ
mより厚い半導体材料を貫かなければならなかったことを不要とする。部分30
8の大部分が半導体307から取り除かれることによって、可視(〜0.4−0
.7μm)または近赤外(〜0.7−1.0μm)光レーザ・パルス309は半
導体307の裏面305からpn接合303にまっすぐに集束されて、本発明の
教示にもとづいて光電流を発生する。約0.2〜1.0μmの半導体材料を保持
することによって、pn接合は適切に保持される。
【0031】 可視または近赤外光源を使用する主な利点は、受信器における光電変換効率が
向上することである。これは、スペクトラムの可視および近赤外部の光子エネル
ギーがスペクトラムの赤外(波長≧1.1μm)部よりもずっと大きくて、ダイ
オードにおける光吸収がずっと効率が良いからである(λ×E=1.24、ここ
でλは波長(μm)、Eは光子エネルギー(eV)である)。これはまた、可視
光源によって必要とされる光パワーがより小さいことを意味する。残る0.2〜
1.0μmの半導体材料は、半導体材料を通しての光学的減衰を最小とした状態
でpn接合が存在されることを保証する。
【0032】 例えば、シリコンの禁制帯幅よりも大きな光子エネルギーを有する光ビームは
シリコンを通る間に指数関数的に減衰するだろう。波長が小さくなるにしたがっ
て、固有の減衰はより大きくなる。しかし、シリコンの厚さが0.2〜1.0μ
m程度である場合には、減衰は無視できる。近赤外動作については、残るシリコ
ンの厚さは1.0μmまで著しい減衰無しに可能である。可視動作については、
残るシリコンの厚さは0.2μm領域にある必要がある。一実施形態において、
溝および凹みは、この配置の露出された受信器を保護するために可視または近赤
外放射に対して透過性のある材料で埋め戻される。
【0033】 このように、記述された事は半導体内の集積回路を光学的にクロッキングする
方法および装置である。ここに記述される光学的クロック分散ネットワークによ
って、スキューが比較的無い多数の同一のクロックが高周波集積回路に分散され
得る。その上、本発明はクロック・スキューが無い光学的クロッキングをコンピ
ュータ・システム全体のマルチチップ・モジュールまたはチップに対して付与す
る。さらに、ここに記述される光学的クロック分散ネットワークは、大きな大域
クロック・ドライバおよび大域クロック分散をシリコン・チップから取り除いて
、その結果、チップの電力消費の節約となり、信号ルーティングに利用できる追
加のチップ面積を設けたり、またはダイの全体の大きさを縮小できるので、その
結果として生ずるより短い配線長によってより大きい製造歩留まりおよびより高
い周波数での動作を行いうる。
【0034】 以上述べたように、本発明の方法および装置はそれの特定の模範的な実施形態
に関連して記述された。しかし、数多くの変形と変更とを本発明のより広い精神
および範囲から逸脱することなく実施できることは明らかだろう。したがって、
本明細書および図面は制限的というよりもむしろ例とみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 階層Hツリー・クロック分散ネットワークの説明図である。
【図1B】 集積回路ダイの表面に配置される光検出器を利用する従来技術の光学的クロッ
ク分散ネットワークの図である。
【図2A】 今日のワイヤ・ボンド技術を示す説明図である。
【図2B】 フリップ・チップまたはC4パッケージング技術を示す説明図である。
【図3】 半導体の裏面を通してpn接合中に放出されるレーザ・パルスの図である。
【図4】 本発明の教示にもとづく光学的クロック受信局のブロック図である。
【図5】 本発明の教示にもとづく光学的クロック分散ネットワークの図である。
【図6】 本発明の教示にもとづく光学的クロック分散ネットワークの別の実施形態の図
である。
【図7】 本発明の教示にもとづく光学的クロック分散ネットワークのさらに別の実施形
態の図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月10日(1999.11.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1A】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体内に配置される第1のpn接合と、 マスタ・レーザ・パルスをマスタ・クロック周波数で第1の半導体の裏面を通
    して第1のpn接合中に放出するマスタ・レーザと、 第1のpn接合に結合されるとともに第1の半導体内に配置される集積回路の
    第1の領域をクロッキングする第1のクロック信号を発生する第1の電流・電圧
    変換器とを備えた光学的クロック分散ネットワーク。
  2. 【請求項2】 第1の電流・電圧変換器と集積回路の第1の領域の間に結合
    される第1のバッファをさらに備える請求項1記載の光学的クロック分散ネット
    ワーク。
  3. 【請求項3】 第1の半導体内の第2のpn接合と、 マスタ・レーザと第1および第2のpn接合の間を結合されるとともに前記マ
    スタ・レーザ・パルスを第1の半導体の裏面を通して第1および第2のpn接合
    にそれぞれ集束させ、かつ第1および第2の分割レーザ・パルスに分割する光学
    素子と、 第2のpn接合に結合されるとともに第1の半導体内の第2の領域をクロッキ
    ングする第2のクロック信号を発生する第2の電流・電圧変換器をさらに設け、
    第1および第2のクロック信号がマスタ・クロック周波数を有する請求項1記載
    の光学的クロック分散ネットワーク。
  4. 【請求項4】 第2の半導体内の第2のpn接合と、 マスタ・レーザと第1および第2のpn接合の間を結合するとともに前記マス
    タ・レーザ・パルスを第1および第2の分割レーザ・パルスに分割し、第1の分
    割レーザ・パルスについては第1の半導体の裏面を通して第1のpn接合に集束
    させ、第2の分割レーザ・パルスについては第2の半導体の裏面を通して第2の
    pn接合に集束させる光学素子と、 第2のpn接合に結合されるとともに第2の半導体内の集積回路の第2の領域
    をクロッキング第2のクロック信号を発生する第2の電流・電圧変換器をさらに
    設け、第1および第2のクロック信号がマスタ・クロック周波数を有する請求項
    1記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  5. 【請求項5】 マスタ・レーザと第1のpn接合の間の第1の半導体に凹み
    を形成し、この凹みによって、前記第1の半導体の裏面から第1のpn接合中へ
    のマスタ・レーザ・パルスの伝送を増進する請求項1記載の光学的クロック分散
    ネットワーク。
  6. 【請求項6】 光学素子は、実質的にスキュー無しで第1および第2の分割
    レーザ・パルスを生成する請求項3記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  7. 【請求項7】 光学素子が、第1の分割レーザ・パルスを集束する第1のマ
    イクロ・レンズと、第2の分割レーザ・パルスを集束する第2のマイクロ・レン
    ズとを備える請求項3記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  8. 【請求項8】 光学素子が、第1の分割レーザ・パルスを集束する第1の導
    波管と、第2の分割レーザ・パルスを集束する第2の導波管とを備える請求項3
    記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  9. 【請求項9】 光学素子が第1および第2の分割レーザ・パルスを発生する
    ホログラムである請求項3記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  10. 【請求項10】 ホログラムが第1の半導体の裏面内にエッチングされる請
    求項8記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  11. 【請求項11】 マスタ・レーザがほぼ1.054μmに等しい波長である
    請求項1記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  12. 【請求項12】 マスタ・レーザがほぼ1.06μmに等しい波長である請
    求項1記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  13. 【請求項13】 マスタ・レーザがほぼ0.4〜0.7μmに等しい波長で
    ある請求項5記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  14. 【請求項14】 マスタ・レーザがほぼ0.7〜1.0μmに等しい波長で
    ある請求項5記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  15. 【請求項15】 凹みが可視光を透過する材料で埋め戻される請求項14記
    載の光学的クロック分散ネットワーク。
  16. 【請求項16】 マスタ・レーザがモード・ロックされたレーザである請求
    項1記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  17. 【請求項17】 マスタ・レーザが変調されたレーザである請求項1記載の
    光学的クロック分散ネットワーク。
  18. 【請求項18】 第1の半導体がシリコンを含む請求項1記載の光学的クロ
    ック分散ネットワーク。
  19. 【請求項19】 第1および第2の半導体がマルチチップ・モジュールに含
    まれる請求項4記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  20. 【請求項20】 第1および第2の半導体がコンピュータ・システムに含ま
    れる請求項4記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  21. 【請求項21】 半導体内の集積回路を光学的にクロッキングする方法であ
    って、 マスタ・レーザ・パルスをマスタ・クロック周波数で放出させるようマスタ・
    レーザを動作させるステップと、 マスタ・レーザ・パルスを半導体の裏面を通して半導体内に配置される第1の
    pn接合に集束させるステップと、 第1のpn接合内で発生する電流をマスタ・レーザ・パルスに応答してクロッ
    ク信号に変換するステップと、 半導体内に配置される集積回路の第1の領域をクロッキングするステップとを
    含む方法。
  22. 【請求項22】 第1のpn接合内で発生する電流をクロック信号に変換す
    るステップの後にクロック信号をバッファリングするステップを含む請求項21
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 マスタ・レーザ・パルスを第1および第2の分割レーザ・
    パルスに分割するステップを含み、マスタ・レーザ・パルスを半導体の裏面を通
    して集束するステップが第1および第2の分割レーザ・パルスを第1のpn接合
    と第2のpn接合にそれぞれ集束するステップを含む請求項21記載の方法。
  24. 【請求項24】 第1および第2のpn接合が半導体内に配置されて、第2
    の分割レーザ・パルスが半導体の裏面を通して集束される請求項23記載の方法
  25. 【請求項25】 第2のpn接合が第2の半導体内に配置されて、第2の分
    割レーザ・パルスが第2の半導体の裏面を通して集束される請求項23記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 第2のpn接合内で発生する電流を第2の分割レーザ・パ
    ルスに応答してクロック信号に変換するステップと、 第2の半導体内に配置される集積回路の第2の領域をクロッキングするステッ
    プとを含む請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 マスタ・レーザ・パルスの半導体の裏面を通しての第1の
    pn接合への伝送を増大させるために、第1のpn接合とマスタ・レーザの間に
    配置される半導体の部分を薄くするステップを含む請求項21記載の方法。
  28. 【請求項28】 第1の半導体内に配置される光子を検出する第1の光検出
    手段と、 クロック周波数の光子を有するマスタ・レーザ・パルスを発生するマスタ・レ
    ーザ発生手段、前記マスタ・レーザ・パルスを第1の半導体の裏面を通して検出
    する第1の光検出手段と、 第1の光検出手段に結合され、マスタ・レーザ・パルスに応答して第1のクロ
    ック信号を発生するとともにこの第1のクロック信号が第1の半導体内に配置さ
    れる集積回路の第1の領域をクロッキングする第1のクロック信号発生手段とを
    備えた光学的クロック分散ネットワーク。
  29. 【請求項29】 第1のクロック信号発生手段が、 第1の光検出手段によって発生する電流信号をクロック信号に変換するととも
    に第1の光検出手段に結合された第1の変換手段と、 第1の変換手段と第1の半導体内に配置される集積回路の第1の領域の間に結
    合され、クロック信号をバッファリングする第1のバッファ手段とを備える請求
    項28記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  30. 【請求項30】 第1の半導体内に配置される光子を検出する第2の光検出
    手段と、 マスタ・レーザ発生手段と第1および第2の光検出手段の間に配置され、マス
    タ・レーザ・パルスを第1および第2の分割レーザ・パルスに分割するとともに
    第1および第2の分割レーザ・パルスを第1の半導体の裏面を通して第1および
    第2の光検出手段にそれぞれ集束する光学的手段と、 第2の光検出手段に結合されるマスタ・レーザ・パルスに応答して第2のクロ
    ック信号を発生するとともにこの第2のクロック信号が第1の半導体内に配置さ
    れる集積回路の第2の領域をクロッキングする第2のクロック信号発生手段とを
    さらに備える請求項28記載の光学的クロック分散ネットワーク。
  31. 【請求項31】 第2の半導体内に配置される光子を検出する第2の光検出
    手段と、 マスタ・レーザ発生手段と第1および第2の光検出手段の間に配置され、マス
    タ・レーザ・パルスを第1および第2の分割レーザ・パルスに分割する光学的手
    段であって、この光学的手段が第1の分割レーザ・パルスについては第1の半導
    体の裏面を通して第1の光検出手段に集束し、第2の分割レーザ・パルスについ
    ては第2の半導体の裏面を通して第2の光検出手段に集束し、 第2の光検出手段に結合されるマスタ・レーザ・パルスに応答して第2のクロ
    ック信号を発生する第2のクロック信号発生手段であって、その第2のクロック
    信号が第2の半導体内に配置される集積回路の第2の領域をクロッキングする請
    求項28記載の光学的クロック分散ネットワーク。
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