JP2002510019A - 爆発弁 - Google Patents
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Abstract
Description
管の上流の設備において爆発等の間に起こりうるような急速な圧力の上昇にさら
される密閉空間の安全用開口部を覆うための爆発弁(explosion ve
nt)に関する。詳しくは、本発明は、爆発弁が設置された密閉空間があらかじ
め決定された大きさの圧力の上昇にさらされた場合に確実に開放しまたは開口し
、早期に低い圧力レベルで開放したり密閉空間が大気圧より低い状態にさらされ
た場合に陥没したりすることのない爆発弁に関する。爆発弁は、独自に設計され
または形成され、個々の圧力サイクルのおのおのでは弁を開放させるには不十分
であるような継続的な圧力サイクリングに、長い時間耐える。
用開口部を覆い、密閉空間内の危険な圧力の上昇を防止するために用いられる。
例えば、バッグハウスは、常にバッグハウス内の高濃度のダストのために爆発の
危険にさらされている。したがって、バッグハウスは、典型的には、複数個の圧
力安全用開口部とともに形成され、爆発弁がこれらの開口部の上に配置される。
爆発弁は、バッグハウスが通常の圧力で作動している場合には、開口部を封止し
ており、バッグハウスがあらかじめ決定された過度の大きさの圧力上昇にさらさ
れた場合に、開放しまたは開口して開口部を露出し、バッグハウスの内部を開放
する。爆発弁は、早すぎたり遅すぎたりする開放を防止するために、特定の圧力
レベルで確実に開放するように設計されなければならない。
る間においてさらされる。バッグハウス外の大気圧は爆発弁に内側方向の力を加
え、その力は弁を陥没させやすい。加えて、バッグハウスは、加圧状態と真空状
態との間を頻繁に循環し、それにより爆発弁は前後に屈曲する。例えば、ダスト
をその上に集めるバッグフィルタの表面に対して空気のパルスを放出し、フィル
タの表面から粒子を除去してフィルタバッグの下の集塵地域に粒子を落とす、と
いうことは一般的操作である。このフィルタバッグ表面の洗浄によりバッグハウ
ス内に圧力較差が発生し、それにより防御弁の圧力サイクリングがもたらされる
。そのような圧力サイクリングの間、弁パネルは出たり入ったりの運動を行う。
したがって、爆発弁は密閉空間の内部方向に陥没することなく、真空圧、および
、加圧状態と真空状態との間の循環に耐え、または抵抗するようにも設計されな
ければならない。
かまたは低強度の線を形成しており、一方の側の圧力の上昇にさらされた場合に
開裂しまたは開口する開裂部分を形成していた。あらかじめ決定された大きさの
圧力の上昇にさらされるまで閉鎖状態でパネルを保持するために、複数個のコネ
クタまたは開裂タブがスリットまたは低強度の線の上に配設されていた。
より下または上の圧力レベルで開口することが頻繁にあった。それは、パネルが
開裂タブのすべてにわたって力を均等に分配しなかったために、いくつかの開裂
タブが早期に破損したためである。それらの先行技術においては、1またはそれ
より多い開裂タブが早期に破損すると、いわゆる「ドミノ効果」によって残りの
開裂タブがその後すぐに破損することが知られている。そのような早期の開口を
防止するために、弁にはよく追加の開裂タブが配設されてきた。しかし、これに
より、パネルが「遅く」または設定された開放圧力より高い圧力レベルで、開口
することが頻繁に起こった。
毎と同じ程度頻繁に起こるタイムサイクルにさらすことは珍しくない。その場合
、弁パネルは、年に50万回より多くのサイクルにさらされることになる。バッ
グハウスのフィルタ部材の洗浄を行う手順は、Chemical Engine ering Progress により発行された「Optimize Puls
e Jet Dust Collector Performance」という
題の論文、1997年8月、pp.58−61、およびPowder and Bulk Engineering により発行された「Five Ways t
o Upgrade your Pulse−Jet Bag House w
ith the Latest Technology」という題の論文、19
97年10月、pp.61−67に詳細に記載されている。バッグハウスフィル
タ洗浄工程の急速で断続的なサイクリングにより、爆発弁およびその開裂タブは
前後に屈曲しまたは湾曲し、その結果、開裂タブの消耗および破損が起こりうる
。これはつぎのことを意味する。即ち、爆発弁は、前記量のオーダーの圧力サイ
クルにさらされるバッグハウスに用いられるには、パネルの開裂部分を特定する
ための低強度の線の早期破損を回避するために、十分に頻繁におこる原理のため
に交換されなければならず、それは弁パネルが特定の期間さらされる圧力サイク
ルの数に依存する。
。バッグハウスのような密閉空間は、頻繁に、爆発弁が開裂するように設計され
ている開放圧力よりもはるかに過度の真空圧力にさらされる。これらの高真空圧
力は、開裂タブの破損や、爆発弁のパネル全体の内側への陥没を引き起こす。し
たがって、従来の爆発弁がそのような用途に用いられる場合には、爆発弁を強化
するか、ただし強化は重量およびコストを増加させるが、または別の真空防御パ
ネルと共に用いるかしなければならない。
いられるときには、前記材料は厚さ約0.060インチを超えないべきである旨
を実際に提案する勧告を発行している。これは、重要で特異な圧力パラメータに
より特徴づけられる爆発弁の製造に重要な制限を課す。真空圧力耐久値が強くな
るほど、弁材料は苛酷で特異な圧力の要求に応じるために厚くならなければなら
ない。
り効果的に防止する改良された爆発弁を提供することである。
開口し、それより低い圧力レベルで早期に開放することのない爆発弁を提供する
ことである。
的より均一な時間で開裂タブが破損するように、開裂タブの上に力を分配する爆
発弁を提供することである。
でき、陥没することのない爆発弁を提供することである。
弁が開放する圧力の変化が、より小さい爆発弁を提供することである。
い値に耐えることができ、逆に弁の開放特性に影響を及ぼすことのない爆発弁を
提供することである。
発弁を提供するために、以下の本発明の好ましい実施態様の説明により明らかに
なるこれらの目的および他の目的を達成する。好ましい爆発弁は、概して、密閉
空間の開口部の周囲に連結するための周縁部フランジ、その内部に位置しフラン
ジに回動自在に連結されている圧力安全パネル、およびフランジに回動自在に連
結されていないパネルの部分を留めるための複数個のコネクタまたは開裂タブを
含む。圧力安全パネルは、密閉空間が通常の作動圧力にさらされる場合には、開
口部を覆い、または実質的に密封する。あらかじめ決定された大きさの圧力の上
昇にさらされた場合に、コネクタは破損しまたは分離し、弁周辺部の周囲のスリ
ットによって形成された弁の内側のパネル部分が開口することが可能となり、こ
れにより密閉空間の開口部が露出される。
ドーム状部分はそれらの間に少なくとも一個のブリッジを形成する。ドーム状部
分およびブリッジはパネルを強化し、それによりパネルは、密閉空間が圧力の上
昇にさらされた場合にコネクタの上により均一に力を分配する。これにより、す
べてのコネクタが比較的より均一な時間に解放されるようになり、それによりパ
ネルは選択された開放圧力レベルでより確実に開口する。これにより、パネルが
早期に開口する傾向が減少する。
に伸張することも許す。この配置により、開裂タブの屈曲または湾曲が減少し、
または、密閉空間が加圧状態と真空状態との間で循環される場合にパネルの中央
部をその周縁部フランジ部に接続するコネクタの解放が減少し、したがって、更
にはパネルが早期に開口する傾向が減少する。
10を図示する。爆発弁10は、爆発に起因する圧力の極端に急速な上昇にさら
されるバッグハウス、タンク、穀物用サイロ、または他の密閉空間14の開口部
12の上に配設されるよう設計される。
の開口部12に対して全体的に外接するように配設されるよう設計される周縁部
フランジ16または周辺部、その内部に位置しフランジに回動自在に連結されて
いる圧力安全パネル18、およびフランジ16に回動自在に連結されていないパ
ネル18の部分を連結するための複数個のコネクタ19を具備する。パネルは、
密閉空間が通常の作動圧力状態にある時間における、開口部を実質的に密封して
いる図1に示される通常の閉鎖状態から移動可能であり、密閉空間が爆発のよう
な事態を伴う過度の圧力の上昇にさらされた場合には移動し、開口する。コネク
タは、通常、パネルを閉鎖状態に保持し、パネルが開口しうるようにあらかじめ
決定された大きさの圧力の上昇に密閉空間がさらされた場合に、開裂しまたは破
損する。
形であるが、図16および図17に示されるような円形、またはその他の等価の
形状であってもよい。周縁部フランジ16は、長方形の枠の形状であり、対向す
る上部および下部ならびに対向する左部および右部を有する。以下により詳細に
述べるように、これらの部分のおのおのは間隔を置かれて配置された複数個のフ
ランジ孔32を有し、フランジ孔はそれを通して密閉空間14の開口部12の上
に、爆発弁10を解放自在に固定するために適当な、ボルトおよびそれと組にな
るナットのような留め具を受ける。
る上部および下部マージン38、40(図1)、ならびに、対向する左側部およ
び右側部マージン42、44を表す。パネルの上部マージンは、ヒンジ22によ
って周縁部フランジ16の上部に回動自在に連結される。パネルは、上述したよ
うに、閉鎖状態と開放状態との間でヒンジの周囲を移動可能である。当業者には
、爆発弁は多数の異なる方向のいずれか一個の開口部12の上に位置することが
でき、ヒンジは開口部の両側部または下部に隣接して配置することができる、と
いうことが分かる。
全体的に、ステンレススチール、インコネルまたは他の適切な材料の単一のシー
トから形成される。パネルの三つの側部は、パネルがその周囲で開口しまたは開
放するヒンジ構成部分22を形成する連続するスリット20または低強度の線を
形成するために切られている。周縁部フランジおよび圧力安全パネルは、独立し
て形成され、ヒンジまたは他のコネクタにより回動自在に連結されてもよい。本
発明の好ましい一態様においては、スリット20の形成の間に、パネルに二つま
たはそれより多い非切断領域が残ってもよい。これらの非切断領域は、コネクタ
19がパネル18に適当に固定された後、弁10の最終的な製造の間に切断され
る。
を与えるものであり、したがって設計上選択される事柄である。好ましい材料は
、シリーズ300のステンレススチールから選択され、300、304または3
16のタイプが好ましく、または適切なインコネル合金から選択される。上述し
たように、材料の厚さは約0.060インチを超えるべきでなく、実際は個別の
用途の要求に応じて選択される。12×18インチの弁パネルの場合には、約0
.024インチの材料の厚さが満足させるものであると分かっている。24×3
6または18×35インチのパネルに対しては、好ましい材料の厚さは約0.0
50インチである。例えば、全体が24×36インチの大きさで上記厚さの圧力
安全パネルであって、以下に述べるような本発明の図1−図10の好ましい実施
態様に従って構成される圧力安全パネルは、−3psigの耐久真空限界および
1.110psiの開放圧力限界を有する。更に、パネルは1,000,000
回の量の圧力サイクルに耐え、弁は破損しないことが分かった。
54、56、58により区切られた複数個の外側に延び広がるドーム状部分46
、48、50、52により形成される。図2に図示されるように、18×24イ
ンチのパネルの周縁部フランジから測定されるドーム状部分の高さ「x」は、約
1.3インチである。より大きい安全パネルにおいても、ドームのおのおのは、
通常、高さが約1.5インチを超えない。好ましい態様においては、爆発弁は、
四個のドーム状部分および三個の中間連結ブリッジを有する。とはいえ、何個の
ドーム状部分を有していてもよい。ドームは、爆発弁の全体の大きさに関係なく
、幅(谷部から谷部の大きさ)が、約4と1/2インチから約6インチまでであ
る。
、剛性を加えられ、等しく均一な方法で開口するようになる。パネルの硬さおよ
び剛性により、密閉空間が圧力の上昇にさらされた場合に、パネルがコネクタ1
9に均一な力を加えるようになる。これは、以下により詳細に述べるように、コ
ネクタが「ドミノ効果」の結果として早期に破損することを防止し、パネルが選
択された開放圧力限界で確実に開口することを保証する。好ましい態様において
は、ドーム状部分46−52およびブリッジ54−58は、ヒンジ22から直交
して伸張している。ブリッジはパネルの最も硬い部分である。したがって、この
配置により、パネルは更に強化され、硬くなり、パネルが開口する間に屈曲しま
たは湾曲することを防止する。
れるので、図2に図示されるように、フランジのわずかに上に位置するようにな
る。したがって、スリットは、密閉空間の壁から短い距離で置かれ、圧力安全パ
ネル18の斜めの部分に位置する。パネル安全部18の製造においては、好まし
くは、ドーム状部分46−52が最初に形成され、その後、材料においてスリッ
ト20が切断の目的に適した工具を用いて切られる。例えば、ドーム状部分46
−52は、形成されるパネルを受けるための長方形の開口部を横切る適当な数の
金属プレートを供することにより形成することができる。そこでは、形成用プレ
ートの反対側のパネルの表面に対して加圧流体が加えられ、膨らみまたはドーム
状部分が金属により形成される。300−400psiの形成圧力が、パネルの
ドーム化に適していることが分かっている。
力安全パネル18およびフランジ16の間のスリット20の上に設置される。好
ましいコネクタは、図面のうちの図4および図7に最もよく見ることができるよ
うに、薄いゲージ材料の不定形の一片を有する。これらの図から見ることができ
るように、コネクタ19のおのおのは開裂タブ21からなり、開裂タブは主要部
であり必須の三角形本体部23を有し、三角形本体部は一般に円形でより小さい
分離部25と連結フィラメント部27により一体的に連結されている。細いフィ
ラメント部27は、後述するように、爆発弁があらかじめ決定された大きさの圧
力の上昇にさらされた場合に破損するように設計され、それにより圧力安全パネ
ルは開口しまたは開放することができるようになっている。
の開放限界に影響を与えるものであり、したがって設計上選択される事柄である
。好ましい開裂タブ21は、インコネルから形成されるが、シリーズ300のス
テンレススチール、例えば、300、304または316を用いることもできる
。インコネルが好ましいのは、この合金が、広い温度範囲にわたって強い開放圧
力安定性を有するからである。開裂タブ21の厚さは、約0.010から約0.
030インチで変化してもよく、0.010が好ましい厚さである。更に、フィ
ラメント部27のおのおのの幅は、弁パネルの全体の大きさに依存して変化する
。フィラメント27の幅は、通常約0.040から約0.1インチの範囲内であ
る。上記で図説した18×24インチの弁パネルの場合は、0.010インチの
厚さを有する開裂タブ21が、好ましくは約0.040インチの幅のフィラメン
ト27に配設される。フィラメント27のおのおのの横断寸法は、所望のパネル
の開放特性を得るために選択される。
本体部23のおのおのに重なるように配設される。また、支持用タブ29は、好
ましくは、インコネルまたは上記で言及したようなシリーズ300のステンレス
スチールにより形成され、また、厚さは弁パネルの全体の大きさに依存して、約
0.018から約0.048インチで変化してもよい。
、好ましくは、複数個のリベット72によりスリット20の上で圧力安全パネル
18に連結される。リベットは、開裂タブ21のおのおのの三角形本体部23に
形成された三個のリベット孔74と、パネルに形成された、それらに対応しそれ
らと直線上に並ぶリベット孔76とを通して挿入される。図4および図6に最も
よく図示されているように、二個のパネルリベット孔76は、好ましくはスリッ
ト20の上に形成され、二個の追加のリベット孔はスリットの対向する両方の側
に形成される。四番目のリベット孔74は、スリット20との隣接部分から離れ
た、開裂タブ21のおのおのの第二部分である円形部25に形成されるので、本
体部23の小さい一部が円形部25とスリットの同じ側にあるにもかかわらず、
円形部25は一般的に本体部23とはスリット20の反対側にある。孔76はそ
れぞれ対応するリベット72を受ける。開裂タブ21のおのおのの三角形部23
はスリット20にまたがって配設される一方、円形タブ部25はパネルのフラン
ジ部16に近接して位置することが、図4および図7から認められる。
較的に長い直径の頭部80を有する。リベットは、パネルの外側の表面から、開
裂タブ孔74およびパネル孔76を通して挿入される。このリベットの配置は決
定的なものではなく、その頭部の配置は望むのであれば反対にすることもでき、
そうすればリベット頭部はパネルの内側の表面に沿って位置する。以下により詳
細に述べるように、リベットは、パネルの開放圧力限界に影響を与えることなく
、パネルを真空において支持する。
場合には、密閉空間14の壁から外側にフランジ16から測定して45゜より大
きい角度で伸張している。これは開裂タブをパネルの開放方向または圧迫方向と
ほぼ同じ方向に位置させる。45゜の角度が好ましいが、満足な結果は、本発明
に従って他の等価の角度で得ることもできる。
弁10を調製する前に、すぐにパネルに設置してもよい。これにより、大量の弁
を製造し、その後、使用の準備をするまで保管することができるようになる。一
度、弁の設置の準備がされると、所望の開放圧力限界および耐久真空限界を有す
る特定の数の開裂タブおよびリベットがパネルのスリット20の上に設置され、
弁の特定の用途に対して要求される開放圧力限界が得られる。これにより、爆発
弁10は大量に経済的に製造され、その後、設置するときに特定の用途に対して
調製することができるようになる。
に、スリット20を密封するように、また、対応するコネクタ19をパネルに固
定するリベット72の下側に重なるように配設される。有利には、エラストマー
性シール73は、パネルの下側の表面に、スリット20を横切りその縦の長さの
全長にわたって、シリコーン組成物を噴霧することにより形成される。好ましい
シーリング剤は、パネルの表面に噴霧することを可能とするために十分なナフサ
と混合された鉄酸化物をベースとするシリコーンである。スプレーコーティング
の厚さは変えてもよいが、呼び寸法は約0.020インチである。他方、シール
コーティングは、パネルの下側の表面のシーリング剤と並ぶ、スリット20を横
切る弁パネルの上側の表面に適用することもできる。更に他の実施態様として、
エラストマー性コーティング剤は、スリット20を横切ってパネルの下側の表面
および/または上側の表面を接着的に固定するあらかじめ成形された部材であっ
てもよく、また、好ましいシーリング剤は、添加剤として鉄酸化物を含有するシ
リコーンの細片体である。
もよく図示されている。開口部の周囲の密閉空間の壁には、好ましくは最初に、
外側に伸張している複数個のねじ式スタッド82が備えられる。間隔を置いて配
置された複数個の孔86を有する金属取付枠84は、スタッドの上に位置し、ス
タッドに締められた複数個のねじ式ナット88により密閉空間の壁に固定される
。枠はまた、孔86より中央寄りに間隔を置いて配置された、外側に伸張してい
る複数個のねじ式スタッド90を有する。
より、金属取付枠84に固定される。フランジ孔32と直線上に並ぶ複数個の孔
94を有する長方形枠形状のクランプ92は、取付枠スタッド90の上に配置さ
れ、フランジ16を覆う。クランプおよびフランジは、取付枠スタッド90に締
められた複数個のナット96により、枠に確実に固定される。図2に図示される
ように、開口部の上に爆発弁10を封止するために、ガスケット98を取付枠お
よびフランジ16の間に配置してもよい。
部12を覆い、実質的に封止する。密閉空間が通常の作動圧力にさらされている
間は、圧力安全パネルはこの閉鎖位置に留まる。
8の裏側または内側の表面36に、外側方向の力を加える。パネルは、今度はこ
の力を開裂タブ21に伝達する。一度、圧力があらかじめ決定された大きさまで
上昇すると、開裂タブの細いフィラメント27が破損するので、タブの円形の第
二部分25は相当する三角形本体23から分離される。これにより、圧力安全パ
ネルが密閉空間から外側に移動することができるようになり、開口部を露出し、
密閉空間の圧力が開放され、したがって、密閉空間の何らかの損傷を防止し、ま
たは最小限度に抑える。開裂タブフィラメント27が破損した後、パネルは調整
された速度で開口する。
に移動させるためには、スリット20にまたがっているリベット72は、スリッ
ト20を形成しているパネルの対向する両端から開放されなければならず、そし
て開裂タブ21のおのおののフィラメント部分27が開裂しなければならないこ
とは、図1、図7および図8から認められることである。弁10の開放圧力を調
整するのはリベット72の解放およびフィラメント27のおのおのの開裂の組み
合わせである一方、この組み合わせにより、同時に、弁が使用される間にさらさ
れる真空状態の下で開裂することに対し要求される抵抗が与えられる。開裂タブ
21のおのおのの三角形部分23が、スリット20にまたがって位置し、リベッ
ト72の位置が開裂タブ21の三角形部分23のおのおのを固定するものである
ため、バッグハウス等の内部を開放するためにパネル18の開口に影響を与える
のに要求される圧力よりも小さい値の圧力サイクル変化の間における、パネル1
8の不都合な開裂および開口に対して、装置全体が抵抗することができる。例え
ば、図4から見ることができるように、開裂タブ21のおのおののフィラメント
部分27は、スリット20の各部分から離れて配置され、したがって、バッグフ
ィルタのパルス洗浄の間に発生する周期的な圧力サイクルは、開裂タブ部品21
のフィラメント部分27の上に不都合な曲げ力または応力を加えない。その結果
、開裂タブ部品21のフィラメント部分27に加えられる、爆発弁10の耐用期
間を不当に短縮する連続的な力の帰結として、弁10の使用期間が短くなること
はない。各開裂タブ部品21のフィラメント部分27と同様に(図8参照)、三
角形部分23に重ねられる支持用タブ29により、フィラメント部分27は補強
され、曲げ力および応力が最小化される。曲げ力および応力は、最小化されなけ
れば、バッグフィルタのパルス洗浄の間に弁10がさらされる圧力状態の周期的
なサイクルの間にフィラメント27に加えられるものである。
し、その結果、密閉空間14が急速な圧力の上昇にさらされた場合に、力がすべ
ての開裂タブ19に、より均一に分配される。これにより、すべての開裂タブ部
品21は本質的に同時に開裂するので、圧力安全パネル18は選択された開放圧
力レベルで、より確実に開口する。これにより、開裂タブが、上述した「ドミノ
効果」に従って破損することも防止される。
しているため、また、真空支持用リベット72がパネル18およびタブ部品21
を本質的に一体として移動させるため、開裂タブは、密閉空間が加圧状態と真空
状態との間を循環した場合に、上記で説明したような局部的な湾曲または屈曲に
さらされない。これにより、開裂タブは金属疲労による早期破損を防止され、更
にパネルが早期に開口する傾向が小さくなる。パネル18が前方方向に開口する
場合には、パネルは容易にリベット72の軸部を滑り出ることができ、したがっ
て、パネル18が開口する際の唯一の抵抗は、開裂タブ部品21の相当する一連
のフィラメント部分27である。
開裂タブ部品21の配置は、パネル18を真空において支持するが、爆発弁10
の開放限界に影響を与えることはない。更に、パネルがリベットに力を受けた場
合には、リベット頭部はスリット20により形成されるパネル18の内端を留め
る。したがって、大きな抵抗がリベットにより与えられ、強い真空に耐えるため
の真空パネルの能力を増加する。リベット頭部により、パネルを補強したり別体
の真空抵抗パネルを用いたりせずに、爆発弁がバッグハウスのような真空圧力に
さらされる容器について用いることができるようになる。
は異なる広い圧力範囲で作動し、開口するように製造することができることが確
認されている。単なる例としてであるが、爆発弁はこの概念に従って構成するこ
とができ、作動および開口を、全体の大きさが約44インチから69インチの弁
の場合には約0.5から5psiの異なる圧力で、約18インチから35インチ
の大きさの典型的な弁の場合には約0.5から5psiの異なる圧力で、約9イ
ンチから約12インチのより小さい弁に関しては約0.5から約5psiの異な
る圧力で、行わせるように構成することができる。
弁10aを図示する。爆発弁10aは、本発明の第一の実施態様の爆発弁10と
ほぼ同一である。したがって、弁10の要素と同様の爆発弁10aの要素は、「
a」を付記した同じ数字により同等に取り扱われる。
4aの開口部12aの周囲に設置するように設計された周縁部フランジ16aま
たは周辺部、および内部に位置しフランジに回動自在に連結されている圧力安全
パネル18aを含む。圧力安全パネルは、上述したのと同一の、複数個のドーム
状部分46a−52aおよび相互に連結するブリッジ54a−58aを有する。
、ステンレススチール、または他の適切な材料の単一のシートから形成され、前
記シートは切断されまたは切り裂かれて、パネルがその周りで開口しまたは開放
する、パネルの上部マージンに沿ってヒンジ22aが形成される。しかし、本発
明の第一の実施態様の弁10とは異なり、爆発弁10aは、本発明の第一の実施
態様の開裂タブ19の代わりに、複数個の部分コネクタまたはフィラメント15
8を形成するように切断されている。
114がパネルの左側マージンの中間点に穿通され、一組の隣接する孔116、
118がパネルの左下隅部に穿通され、数組の隣接する孔120、122;12
4、126;および128、130がブリッジ54a−58aの直下のパネルの
下部マージンに穿通され、一組の隣接する孔(図示せず)がパネルの右下隅部に
穿通され、一組の隣接する孔136、138がパネルの右側マージンの中間点に
穿通され、孔140がパネルの右上隅部に穿通される。孔110−140の間に
示される追加の孔160は、後述するリベット孔である。
14および116の間に切られ、スリット146が孔118および120の間に
切られ、スリット148が孔122および124の間に切られ、スリット150
が孔126および128の間に切られ、スリット(図示せず)が孔130および
132の間に切られ、スリット154が孔134および136の間に切られ、ス
リット156が孔138および140の間に切られる。スリット142−156
は、圧力安全パネル18aのヒンジで連結されていない部分を周縁部フランジ1
6aから部分的に分離する。しかし、数組の隣接する孔112、114;116
、118;120、122;124、126;および128、130の間の領域
は、切断されていない。切断されていない領域は、パネル18aのヒンジで連結
されていない周縁部に沿って配置され、組込コネクタとして機能する複数個の細
いフィラメント158を形成する。
。特に、密閉空間が圧力の上昇にさらされた場合に、圧力は圧力安全パネル18
aの内側の表面に力を加える。パネルは、今度はこの力をフィラメントに伝達す
る。一度、圧力があらかじめ決定された大きさまで上昇すると、細いフィラメン
トが破損する。これにより、圧力安全パネルが密閉空間から外側に移動すること
ができるようになり、開口部を露出し、密閉空間の圧力の上昇が開放され、した
がって、密閉空間の損傷を防止し、または最小限度に抑える。
156の広がりに沿って、パネル18aに穿通される。図14および図15に最
もよく図示されているように、リベット162はパネルの内側の表面からこれら
の孔を通して挿入され、リベット頭部164は圧力安全パネルの内側の表面の上
に位置する。
密閉空間が真空圧力にさらされた場合には、圧力安全パネル18aはパネルを陥
没させようとする内側方向の力にさらされる。リベット162は、パネルを支持
し、パネルが密閉空間に向かって内側に陥没するのを防止する。しかし、リベッ
トの軸部および前面部は、パネルの前方への開放に対する抵抗は与えない。した
がって、大きな抵抗がリベットにより与えられ、強い真空に耐えるための真空パ
ネルの能力を増加する。したがって、リベット頭部により、パネルを補強したり
別体の真空抵抗パネルを用いたりせずに、爆発弁がバッグハウスのような真空圧
力にさらされる容器について用いることができるようになる。 爆発弁10aは、上述した爆発弁10と同様の方法により、設置される。
示したような前述した実施態様とは、主に全体形状の点で異なる。これらの本質
的な概要図から認められるように、弁200は、パネルの中央の円形の部分20
6に全体的に連結された環状の周縁部フランジ部分204を有する円形のパネル
202を有する。パネル202の中央部分206には、一連の延設された平行の
ドーム状部分208、210、212および214が備えられ、ドーム状部分は
、延設された直線状の各ブリッジ216、218および220によりそれぞれ連
結されている。ドーム状部分208−214および結合した谷部を形成するブリ
ッジ216−220は、好ましくは、ブリッジ216−220が、ヒンジ部分2
24の長手方向とほぼ垂直な関係にあるように配置される。
スリット222が備えられており、スリットは端部222aおよび222bを有
し、これらは互いに離れて配置される関係で端部を形成する。隣接する端部22
2aおよび222bは、パネル202の中央部分206にヒンジ部分224を形
成するために、互いに十分な距離を置いて配置される。
することを容易にするために、弁200のフランジ部分204に備えられる。保
護される密閉空間の内部において爆発または他の高圧事態が発生すると、すべて
のフィラメント226は実質的に同時に開裂し、これによりパネル202の中央
部分はヒンジ部分206の周囲を回転するように外側に移動することができるよ
うになる。
施態様に関して詳細に述べられたような開裂タブ部品21と同様であり、図16
に示されるようにスリット222の周辺部の周囲に備えられる。開裂タブ部品2
19は、開裂円板状部品21に関して述べたのと同様の方法により、爆発弁20
0の中央パネルの上に取り付けられ、部品219は、部品19に関して詳細に述
べたのと全く同様の方法により機能する。
00の下側の表面に取り付けることができ、各スリット20または220にまた
がっており、既に上記で詳細に述べたのと等しい結果を与えるような大きさで構
成部材が製造される限り、同様の結果を与えると理解される。
が、クレームに列挙された本発明の範囲から外れずに、均等物を用いることがで
き、置換を行うことができる。
る。
弁の平面図である。爆発弁が密閉空間の開口部の上に配設されていることが示さ
れ、密閉空間への爆発弁の配設をより明確に示すために爆発弁の部分が分解して
図示されている。
から見た場合における本発明の爆発弁の部分断面図である。
の端面図である。
拡大平面図である。
からに見た場合における本発明の爆発弁の断面図である。
び支持用タブを弁パネルに留める留め具を受けるための弁パネルの開口部を図示
する本発明の爆発弁の部分拡大背面図である。
爆発弁の部分拡大平面図である。
リベット留め具によりその場所に固定されていることを示す爆発弁の部分拡大平
面図である。
リット、ならびに、開裂タブおよび支持用タブの組立部品を弁に固定するための
リベットの下側を示す。
の一個を通して見た本発明の爆発弁の部分拡大断面図である。
爆発弁の平面図である。爆発弁が密閉空間の開口部の上に配設されていることが
示され、密閉空間への爆発弁の配設をより明確に示すために爆発弁の部分が分解
して図示されている。
り、弁パネルの周りに伸張しているスリットの隣接する部分の間にある低強度の
線を示し、明確にするために中央パネルとそのフランジ部分との間のコネクタが
取り外されて、リベットが示されている。
ることが示されているリベットコネクタを有する図12の爆発弁の拡大断面図で
ある。
り、本発明の爆発弁の内部パネル部分とフランジ部分との間のリベットコネクタ
の更なる詳細を示す。
図である。
ネルをそのフランジ部分に連結するために、図1−11の中に見られる第一の実
施態様の開裂タブおよび支持用タブと同様の開裂タブおよび支持用タブを利用す
る本発明の第三の実施態様の平面図である。
矢印の方向から見た場合における水平断面図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 密閉空間の開口部を覆うための爆発弁であって、 開口部の周りの密閉空間に配設するよう設計された周縁部フランジと、 その内側に配設され前記フランジに回動自在に連結された、密閉空間が通常の
作動圧力にさらされる場合には、開口部を覆いまたは実質的に密封し、密閉空間
があらかじめ決定された大きさの圧力の上昇にさらされる場合には、密閉空間か
ら外側に移動して開口部を少なくとも部分的に露出するための圧力安全パネルと
、 前記パネルを前記フランジに連結し、あらかじめ決定された大きさの圧力上昇
にさらされる場合には破損して、前記パネルが密閉空間から外側に移動して密閉
空間の開口部を露出することを可能とするよう設計された複数個のコネクタとを
具備し、 前記圧力安全パネルには、複数個のドーム状部分が配設され、その間に少なく
とも一個のブリッジを形成して前記パネルが強化され、密閉空間があらかじめ決
定された大きさの圧力上昇にさらされる場合に、前記コネクタに、より均一に力
が分配される爆発弁。 - 【請求項2】 前記周縁部フランジおよび前記圧力安全パネルが、全体的に金属製の単一のシ
ートから形成され、かつ、前記パネルを前記フランジに回動自在に連結するため
のヒンジを前記パネルと前記フランジとの間に形成する少なくとも一つのスリッ
トにより部分的に分離される請求項1に記載の爆発弁。 - 【請求項3】 前記ブリッジが前記ヒンジに対してほぼ垂直に伸張している請求項2に記載の
爆発弁。 - 【請求項4】 前記コネクタが、前記金属製の単一のシートの非スリット部からなり、非スリ
ット部が前記周縁部フランジを前記圧力安全パネルに連結するフィラメントを形
成する請求項2に記載の爆発弁。 - 【請求項5】 前記コネクタが、前記パネルに前記スリットの上で配設するよう設計された開
裂タブからなる請求項2に記載の爆発弁。 - 【請求項6】 前記圧力安全パネルが、密閉空間の内側に連なる内表面と密閉空間の外側に連
なる外表面とを具備し、前記開裂タブが、前記パネルの前記外表面に沿って前記
スリットの上で配設するよう設計される請求項5に記載の爆発弁。 - 【請求項7】 更に、前記スリットの上に配置され、密閉空間が真空圧力にさらされた場合に
、パネルが密閉空間に向かって内側に移動するのを防止する複数個の真空圧力支
持体を具備する請求項2に記載の爆発弁。 - 【請求項8】 前記真空圧力支持体が、前記パネルに挿入され前記スリットの上に配置される
複数個のリベットを具備し、リベットが、密閉空間が真空圧力にさらされた場合
にパネルが密閉空間に向かって内側に移動するのを防止し、開裂タブの局部的な
湾曲を減少させる請求項5に記載の爆発弁。 - 【請求項9】 前記リベットが、前記開裂タブを前記パネルおよび前記フランジに連結する請
求項8に記載の爆発弁。 - 【請求項10】 前記コネクタのおのおのが開裂タブを具備し、開裂タブが、本体部と、それと
離れて配置される第二部分と、本体部を第二部分に連結するフィラメント部とを
有し、前記本体部が前記スリットにまたがってパネルに固定され、前記第二部分
がスリットから離れてパネルに固定され、前記フィラメント部が弁の開放時に破
損し、圧力パネル部を密閉空間から外側へ移動させ、開口部および密閉空間を露
出する範囲で設計される請求項2に記載の爆発弁。 - 【請求項11】 支持用タブが、開裂タブのおのおのの本体部およびフィラメント部に重なるよ
うに配設され、爆発弁の圧力サイクルの間の局部的な曲げ力および応力に対して
フィラメント部を補強する請求項10に記載の爆発弁。 - 【請求項12】 前記圧力安全パネルがほぼ円形であり、前記ブリッジがヒンジに対してほぼ垂
直に、前記圧力安全パネルおよび前記周縁部フランジの間に伸張している請求項
1に記載の爆発弁。 - 【請求項13】 密閉空間の開口部を覆う、密閉空間内の上昇した圧力を開放するための爆発弁
であって、 開口部の周りの密閉空間に配設されるように設計された周縁部フランジと、 フランジの内側に配設され、密閉空間が通常の作動圧力にさらされる場合には
、開口部を覆いまたは実質的に密封し、密閉空間があらかじめ決定された大きさ
の圧力の上昇にさらされる場合には、開口部から移動して開口部をさらすための
圧力安全パネルと、 前記パネルを前記フランジに回動自在に連結するためのヒンジと を形成する少なくとも一つのスリットを有する金属製のシートと; 前記パネルを前記フランジに連結し、あらかじめ決定された大きさの圧力上昇
にさらされる場合には破損するよう設計された複数個のコネクタと; 前記圧力安全パネルには、複数個のドーム状部分が配設され、その間に少なく
とも一個のブリッジを形成して前記パネルが強化され、密閉空間があらかじめ決
定された大きさの圧力上昇にさらされる場合に、前記コネクタがより均一に破損
され、 前記スリットの上に配置され、密閉空間が真空圧力にさらされた場合に、パネ
ルが密閉空間に向かって内側に移動するのを防止する複数個の真空圧力支持体と
を具備する爆発弁。 - 【請求項14】 前記ブリッジが前記ヒンジに対してほぼ垂直に伸張している請求項13に記載
の爆発弁。 - 【請求項15】 前記コネクタが、前記金属製の単一のシートの非スリット部からなり、非スリ
ット部が前記周縁部フランジを前記圧力安全パネルに連結するフィラメントを形
成する請求項13に記載の爆発弁。 - 【請求項16】 前記コネクタが、前記パネルに前記スリットの上で配設するよう設計された開
裂タブからなる請求項13に記載の爆発弁。 - 【請求項17】 前記真空圧力支持体が、前記パネルに挿入され前記スリットの上に配置される
複数個のリベットを具備し、リベットが、密閉空間が真空圧力にさらされた場合
にパネルが密閉空間に向かって内側に移動するのを防止する請求項13に記載の
爆発弁。 - 【請求項18】 前記圧力安全パネルが密閉空間の内側に連なる内表面を具備し、前記リベット
のおのおのがリベット頭部を有し、前記リベット頭部がパネルの内表面に位置す
るようにリベットが前記パネルを通して挿入される請求項17に記載の爆発弁。 - 【請求項19】 前記圧力安全パネルが密閉空間の内側に連なる内表面を具備し、前記リベット
のおのおのがリベット頭部を有し、前記リベット頭部がパネルの外表面に位置す
るようにリベットが前記パネルを通して挿入される請求項17に記載の爆発弁。 - 【請求項20】 前記リベットが、前記コネクタを前記パネルおよび前記フランジに連結する請
求項19に記載の爆発弁。 - 【請求項21】 前記圧力安全パネルが、三個のブリッジにより分離された四個のドーム状部分
を有する請求項13に記載の爆発弁。 - 【請求項22】 前記圧力安全パネルがほぼ円形であり、前記ブリッジが前記ヒンジに対してほ
ぼ垂直に伸張している請求項13に記載の爆発弁。 - 【請求項23】 周縁部フランジに包囲される圧力安全パネルを、周縁部フランジから圧力安全
パネルを部分的に分離するスリットとともに具備する爆発弁に用いられる開裂タ
ブ部品であって、 少なくとも一個の安全パネルおよび周縁部フランジに連結するための本体部と
、 安全パネルおよび周縁部フランジのいずれか一方に連結するための、スリット
に対して本体部の反対側にある分離部と、 本体部を分離部に連結し、爆発弁があらかじめ決定された大きさの圧力上昇に
さらされた場合に、破損するように設計された細い連結フィラメントと を有する開裂タブを具備する開裂タブ部品。 - 【請求項24】 本体部が安全パネルに連結するためのほぼ三角形の本体を形成し、 分離部が周縁部フランジに連結するための円形の分離部を形成し、 本体部、分離部および連結フィラメントが一体的に形成され、 連結フィラメントが約4×10-2インチから約1×10-1インチの範囲の幅を
形成する請求項23に記載の開裂タブ部品。 - 【請求項25】 更に、本体部と連結するための台形の支持用タブを具備する請求項23に記載
の開裂タブ部品。 - 【請求項26】 本体部が本体部を爆発弁に連結するために留め具を受けるための複数個の留め
具用孔を有し、少なくとも一個の孔が爆発弁のスリットの上に配置する請求項2
3に記載の開裂タブ部品。 - 【請求項27】 二個の留め具用孔が爆発弁のスリットの上に配設され、他の留め具用孔がスリ
ットから離れて配設される請求項26に記載の開裂タブ部品。 - 【請求項28】 本体部が安全パネルおよびスリットに連結され、分離部が周縁部フランジに連
結される請求項23に記載の開裂タブ部品。 - 【請求項29】 本体部、分離部および連結フィラメントが、安全パネルの開放方向とほぼ同じ
方向に位置する請求項23に記載の開裂タブ部品。
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