JP2002509809A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 一端に凹部を有する切削工具担体と、該切削工具担体に設けられた第１及び第２の把持顎であって、工具インサートを受容するためにこれら把持顎間に把持座部を画定する把持顎と、前記凹部の内端にその延長部分として形成されたスロットであって、第１及び第２の縁部と、該第１の縁部に概ね半円状の拡大部を備えた受容領域とを有するスロットと、拡開ボディを有する拡開キーであって、該拡開ボディは回転可能にかつ互いに離間した第１及び第２の角度位置間を移動可能に前記受容領域内に受容され、該拡開ボディは二等辺三角形状の多角形状断面プロファイルを有し、該二等辺三角形は同一の曲率半径でもって丸められた角部を備え、該曲率半径は前記半円状拡大部の曲率半径よりも小さく、第１の角度位置において前記拡開ボディが前記スロットを拡大せずかつ前記把持座部を拡張せず、第２の角度位置において前記拡開ボディが前記スロットを拡大しかつ前記把持座部を拡張する拡開キーと、を具備した機械工具インサートの保持装置。
2. 前記半円状拡大部の曲率半径が少なくとも前記多角形断面プロファイルの最大半径の半分である請求項１に記載の保持装置。
3. 前記半円状拡大部と反対側にある前記スロットの前記第２の縁部に小くぼみを形成した請求項１又は２に記載の保持装置。
4. 前記スロットが前記切削工具担体の隣接する側縁に対しほぼ平行に延びる請求項１から３までのいずれか一項に記載の保持装置。
5. 前記半円状拡大部が前記切削工具担体の隣接する前記側縁から該側縁に対し垂直に延びると共に、前記把持顎のうちの一方に断面が減少された領域を形成する請求項４に記載の保持装置。
6. 前記拡開キーが、Ｌ字形状を形成する長いハンドルアーム及び短いアームを有し、該短いアームが該ハンドルアームに曲部により連結されると共に、拡開ボディを形成する請求項１から５までのいずれか一項に記載の保持装置。
7. 前記多角形断面プロファイルが、前記丸められた角部同士の間に平坦な側部を備えている請求項１から６までのいずれか一項に記載の保持装置。