JP2002508721A - インク切れ感知システムを有する印字装置と共に用いるように構成されたインク容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、印字装置と共に用いる交換可能なインク容器に係る。印字装置は、インク切れ感知を有するタイプのものである。交換可能なインク容器（２０）は、液出口（２８）を有する液槽（２４）を含む。液出口は、印字装置の液入口（６０）に接続するように構成されている。インク容器には、印字装置に設けられたアクチュエータ（４０）に嵌合するためのアクチュエータ嵌合装置が含まれる。アクチュエータは、インク切れ信号が出力される第１の位置と第２の位置との間で可動のタイプのものである。アクチュエータ嵌合装置は、アクチュエータが第２の位置から第１の位置に動いてインタ切れ信号を生じることを防止するように、アクチュエータに嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】 インク切れ感知システムを有する印字装置と共に用いるように構成されたインク 容器 技術分野 本発明は、インクジェットプリンタ用のインク供給容器に関し、より詳細には 、インクをインク容器からインクジェットのプリントヘッドに供給するポンプ部 と嵌合するように構成されたアクチュエータを有するインクジェットプリンタと 共に用いるように構成された、交換可能なインク供給容器に関する。 背景技術 インクジェットプリンタは、紙等の印字媒体の上方を左右に動くキャリッジに 搭載されたプリントヘッドをよく利用する。プリントヘッドが印字媒体上の適切 な位置の上方を通ると、制御システムがプリントヘッドを起動してインク滴を印 字表面上にデポジットし、画像およびテキストを形成する。 本発明の譲受人に譲渡され、その参照によって本明細書に組み込まれる、１９ ９５年１２月４日出願のBarinaga他への“Out−of−Ink Sensing System for an Ink−Jet Printer”という名称の、同時係属特許出願番号第０８／５６ ６，８１９号に開示されているインクジェット印字システムの１つのタイプは、 走査キャリッジから離れて搭載された交換可能なインク容器の使用を開示してい る。インク容器は、走査キャリッジ上に搭載されたプリントヘッドと液通してい る。インク容器は、容積可変チャンバ、および容積可変チャンバにインクを供給 する槽を含む。印字装置に関連するアクチュエータが、容積可変チャンバと嵌合 して、インクを容積可変チャンバから印字装置に押し込む。 インク切れ感知技術を用いて、容積可変チャンバ内のインクをベースにして、 槽がインク切れしているかどうかを判定する。インク切れ感知技術は、アクチュ エータの変位を利用して、容積可変チャンバ内に低インク状態が存在するかどう かを判定する。センサを用いて、アクチュエータの変位を判定する。 比較的廉価で、確実にインクをプリントヘッドに供給することができるインク 容器が、常に必要とされている。これらのインク容器は、大量生産技術によく適 し、プリンタと共にインク切れ状態を判定する信頼性の高い技術を提供してプリ ントヘッドの損傷を防止するべきである。 発明の開示 本発明は、印字装置と共に用いる交換可能なインク容器である。印字装置は、 インク切れ検出を有するタイプのものである。交換可能なインク容器は、出口を 有する液槽を含む。出口は、印字装置に関連する液入口に接続するように構成さ れている。交換可能なインク容器内には、印字装置に関連するアクチュエータと 嵌合するアクチュエータ嵌合装置も含まれている。アクチュエータは、インク切 れ信号が発生する第１の位置と第２の位置との間で可動のタイプのものである。 アクチュエータ嵌合装置は、アクチュエータと嵌合し、アクチュエータが第２の 位置から第１の位置に動くことが防止されて、それによってインク切れ信号が防 止されるよう配置され配列される。 図面の簡単な説明 図１は、インクを印字システムに供給する容積可変チャンバを含む、本発明の インク供給容器の分解組立図である。 図２は、図１のインク供給容器の一部の、図１の２−２線に沿った断面図であ る。 図３Ａ〜３Ｅは、様々な動作段階における、ポンプ、アクチュエータおよびイ ンク切れ検出器を示す、インク供給容器およびドッキングベイ(docking bay)の 一部の断面図である。 図４は、アクチュエータを有する印字システムと共に用いる、本発明の非加圧 のインク供給容器の分解組立図である。 図５は、図４のインク供給容器の一部の、図４の５−５線に沿った断面図であ る。 図６Ａ〜６Ｃは、アクチュエータ、および、アクチュエータの変位をベースに したインク切れ信号の発生を防止する本発明のアクチュエータ嵌合装置を示す、 インク供給容器およびドッキングベイの一部の断面図である。 発明を実施するための最良の形態 同時係属特許出願番号第０８／５６６，８１９号において説明しているように 、容積可変チャンバまたは隔膜ポンプを有するタイプのインク供給容器を、図１ に参照番号２０として示す。インク供給容器２０は、インクを収容するインク槽 ２４を保持するシャシ２２、ポンプ２６、および液出口２８を含む。シャシ２２ は、下端に付けたキャップ３２を有する、硬い保護シェル３０内に封入されてい る。キャップ３２には、ポンプ２６にアクセスすることができるようにする開口 部３４、および液出口２８にアクセスすることができるようにする開口部３６が 設けられている。 図１および２に示すように、シャシ２２は、本体４４を有する。フレーム４６ は、シャシ本体４４の頂部から上向きに延びており、インク槽２４を規定し支持 するのに役立つ。図示の実施形態において、フレーム４６は、フレーム４６の厚 さによって決まる厚さおよび開いた側面を有する、略正方形の槽２４を規定して いる。フレーム４６のそれぞれの側には、プラスチックのシート５０が取り付け られて槽２４の両側を取り囲む、面(face)４８が設けられている。図示のプラス チックシートは柔軟性を有しており、インクが槽から枯渇するにつれて槽の容積 が変化することができる。これは、インクが槽から枯渇する時に作り出される背 圧の量を低減することによって、槽を空にするのを促進する。 図１および２において見られるように、シャシ２２の本体４４には充填ポート ５２が設けられていて、インクが槽内に導入できるようになっている。槽の充填 後、ポリプロピレンのボール等の栓５４が充填ポート５２に挿入されて、インク が充填ポートを通って漏れることが防止される。 シャシ２２の本体４４上には、ポンプ２６が保持されている。ポンプ２６は、 インクを槽からくみ出して液出口２８を経由してプリンタに供給するのに役立つ 。図示の実施形態において、図１および２において見られるように、ポンプ２６ は、シャシ２２と一体的に形成されたポンプチャンバ５６を含む。ポンプチャン バは、 シャシ２２の本体４４から下向きに延びるスカート状の壁５８によって規定され る。 チャンバ５６の頂部において、ポンプ入口６０が形成されており、チャンバ５ ６とインク槽２４との間で液通できるようになっている。インクをチャンバ５６ から吐出することができるポンプ出口６２もまた、設けられている。ポンプ入口 ６０内には、弁６４が配置されている。弁６４によって、インクがインク槽２４ からチャンバ５６に流入することができるが、インクがチャンバ５６からインク 槽２４に逆流することは制限される。このようにして、チャンバを減圧すると、 インクをインク槽からポンプ入口を通ってチャンバ内に引き出すことができる。 チャンバを加圧すると、チャンバ内のインクをポンプ出口を通って吐出すること ができる。 図示の実施形態において、弁６４は、ポンプ入口の底に配置されたフラッパ弁 である。図１および２に示すフラッパ弁６４は、柔軟性を有する材料でできた長 方形の片である。弁６４は、ポンプ入口６０の底の全面にわたって配置されてお り、その短辺の中点においてシャシ２２に熱でかしめられている（熱でかしめて ある領域は、図において暗くしてある）。チャンバ内の圧力が槽内の圧力よりも 十分下に下がると、弁のかしめていない両側がそれぞれ下向きに曲がって、イン クが弁６４を回ってポンプ入口６０を通り、チャンバ５６に流入することができ る。 柔軟性を有する隔膜６６が、チャンバ５６の底を包んでいる。隔膜６６は、チ ャンバ５６の底における開口部よりもわずかに大きく、壁５８の底縁の回りでシ ールされている。隔膜が大きすぎる分、超過する物質(material)があることによ って、隔膜が上下に曲がってチャンバ内の容積を変えることができる。 チャンバ５６内には、圧力板６８およびばね７０が配置されている。圧力板６ ８は、滑らかな下面７２を有し、その周囲のあたりから(about)上向きに壁７４ が延びている。圧力板６８の中央領域７６は、ばね７０の下端を収容するような 形状になっており、ばね保持スパイク７８が設けられている。壁７４の上部から は、４つのウイング８０が横向きに延びている。 圧力板６８は、チャンバ５６内に配置されており、下面７２が柔軟性を有する 隔膜６６に隣接している。図示の実施形態においてはステンレス鋼であるばね７ ０の上端は、シャシに形成されたスパイク８２上に保持されており、ばね７０の 下端は、圧力板６８上のスパイク７８上に保持されている。このようにして、ば ねは圧力板を隔膜に当たるように下向きにバイアスして、チャンバの容積を増大 する。壁７４およびウイング８０は、圧力板がチャンバ５６内で自由にピストン 状に動くことができるようにしながら、圧力板の向きを安定化するのに役立つ。 ウイングが小さい方の面から外向きに延びている圧力板の構造によつて、隔膜と 壁との間の熱でかしめた接合部に隙間を設け、圧力板が上下に動くと隔壁が挟み つけられることなく曲がることができる。ウイングもまた間隔を置いて配置され ており、ポンプ内の液体の流れを促進する。 図２に示すように、管路８４がポンプ出口６２を液出口２８に接合している。 図示の実施形態において、管路８４の頂壁は、フレーム４６の下部部材によって 形成されており、底壁はシャシの本体４４によって形成されており、一方の側面 はシャシの一部によって取り囲まれ、他方の側面はプラスチックシート５０のう ちの一方の一部によって取り囲まれている。 図１および２に示すように、液出口２８は、シャシ２２から下向きに延びる中 空の円筒形ボス９９内に収容されている。ボス９９の頂部は、管路８４内に開い ており、インクが管路から液出口に流入することができる。ばね１００およびシ ールボール１０２がボス９９内に配置されて、コンプライアント隔壁１０４およ びクリンプカバー１０６によって所定位置に保持されている。クリンプカバー１ ０６は、隔壁１０４にはまって、ボス９９上の環状突起１０８と嵌合し、装置全 体を所定位置に保持する。 槽２４は、保護シェル３０内に封入されている。シェル３０の底には保護キャ ップ３２がはめ込まれており、シャシ２２を所定位置に維持している。キャップ ３２には、シャシ２２上の留め具１２０を収容する凹み１２８が設けられている 。このようにして、留め具はキャップとシェルとの間にしっかりと固定され、シ ャシを所定位置に維持する。キャップにはまた、ポンプ２６にアクセスすること ができるようにする開口部３４、および液出口２８にアクセスすることができる ようにする開口部３６も設けられている。 図示の実施形態において、シェル３０の底には、キャップ３２上に形成された ２つの周囲リブ１２４と嵌合する２つの周囲溝１２２が設けられており、キャッ プをシェルに固定している。キャップをシェルにもっとしっかりと固定するのに 、音波溶接または何か他の機構も望ましいかもしれない。 図３Ａ〜３Ｅに表すように、インク供給容器２０がインクジェットプリンタの ドッキングベイに挿入される。インク供給容器２０を挿入すると、ドッキングベ イ内のアクチュエータ４０が、開口部３４を通じてポンプ２６と接触する。更に 、ドッキングベイ内の液入口（図示せず）が液出口２８と結合して、インク供給 容器からプリンタへの液路が作り出される。アクチュエータ４０を動作すること によって、ポンプ２６がインクを槽２４から引き出し、インクを液出口２８およ びプリンタに関連する液入口を通じて供給する。 アクチュエータ４０の上端は、ドッキングベイ内のベースプレート（図示せず ）を通って上向きに延びている。アクチュエータ４０の下部は、ベースプレート の下に配置されており、ピボット点１５４上に支持されたてこ１５２の一方の端 に枢転可能に連結されている。てこ１５４の他端は、圧縮ばね１５６によって下 向きにバイアスされている。このようにして、圧縮ばね１５６の力がアクチュエ ータ４０を上向きに付勢する。回転可能なシャフト１６０上に搭載されたカム１ ５８は、シャフトが回転して嵌合位置になることによってカムが圧縮ばね１５６ の力に打ち勝ってアクチュエータ４０を下向きに動かすように、配置されている 。以下に更に詳細に説明するように、アクチュエータの動きによって、ポンプ２ ６がインクを槽２４から引き出し、液出口２８およびプリンタに関連する液入口 を通じて供給する。 図３Ａ〜３Ｅに示すように、アクチュエータ４０の底からフラグ１８４が下向 きに延び、そこで光学検出器１８６内に収容されている。光学検出器１８６は、 従来の構成のものであって、一方の脚から、他方の脚上に配置されたセンサ（図 示せず）に向かって光線を向ける。光学検出器は、アクチュエータ４０が、ポン プのストロークのトップに対応する最高位置にあるときに、フラグ１８４が光線 よりも上に上がって、光線がセンサに達し検出器を起動できるように、配置され ている。これよりも低いいかなる位置においては、フラグが光線を遮断して光線 がセンサに達することを防止し、検出器は非起動状態にある。このようにして、 以下で更に十分に説明するように、センサを用いてポンプの動作を制御し、イン ク供給容器が空になった時を検出することができる。 図３Ａは、ポンプ２６の完全にチャージした位置を示す。柔軟性を有する隔膜 ６６は、最低位置にあり、チャンバ５６の容積は最大であり、フラグ１８４はセ ンサからの光線を遮断している。アクチュエータ４０は、圧縮ばね１５６によっ て隔膜６６に押しつけられており、チャンバを低減した容積に付勢し、ポンプチ ャンバ５６内に圧力を作り出している。弁６４によってインクがチャンバから槽 に逆流することが制限されているので、インクはチャンバからポンプ出口６２お よび管路８４を通って液出口２８に行く。 ポンプチャンバ５６からインクが枯渇するにつれて、圧縮ばね１５６はアクチ ュエータ４０を上向きに隔膜６６に押しつけ続けて、ポンプチャンバ５６内の圧 力を維持する。これによって、図３Ｂに示すように、隔膜が上向きに中間位置に 動き、チャンバの容積が低減する。中間位置において、フラグ１８４は光線が光 学検出器１８６内のセンサに達することを遮断し続けている。 ポンプチャンバ５６から更に多くのインクが枯渇するにつれて、図３Ｃに示す ように、隔膜４０は押されて最高位置になる。最高位置において、チャンバ５６ の容積は最小動作容積であり、フラグ１８４は十分高く上がって、光線がセンサ に達して光学検出器を起動することができるようになる。 光学検出器１８６の起動を、プリンタ制御システム（図示せず）が検出し、リ フレッシュサイクルを開始する。図３Ｄに示すように、リフレッシュサイクルの 間、カム１５８が回転しててこ１５２と嵌合し、圧縮ばね１５６を圧縮してアク チュエータ４０を最低位置に動かす。この位置において、アクチュエータ４０は 隔膜６６と接触しない。 アクチュエータ４０がもはや隔膜６６を押さない状態で、ポンプばね７０は圧 力板６８および隔膜６６を外向きにバイアスし、チャンバ５６内の容積を拡張し 、圧力を低減する。図３Ｄおよび３Ｅに示すように、チャンバ５６内の圧力が低 減することによって、弁６４が開いてインクが槽２４からチャンバ５６内に引き 出され、ポンプ２６がリフレッシュされる。プリントヘッドにおける逆止め弁、 垂 下管(trailing tube)内の流れの抵抗、またはその両方によって、インクが管路 ８４を通ってチャンバ５６に戻ることが制限される。または、出口あるいはポー トその他の場所に逆止め弁を設けて、インクが出口ポートを通ってチャンバ内に 戻ることを防止してもよい。 所定量の時間が経過した後、カム１５８を回転して非嵌合位置に戻すことによ ってリフレッシュサイクルが終了し、インク供給容器は通常、図３Ａに示す構成 に戻る。 しかし、インク供給容器がインク切れの場合には、リフレッシュサイクルの間 にインクがポンプチャンバ５６に入ってくることができない。この場合には、イ ンク槽２４内の背圧によって、チャンバ５６が拡張することが防止される。その 結果、カム１５８が回転して非嵌合位置に戻ると、図３Ｃに示すように、アクチ ュエータ４０は最高位置に戻り、光学検出器１８６が再び起動する。リフレッシ ュサイクルの直後に光学検出器が起動することによって、制御システムに、イン ク供給容器がインク切れである（または、ひょっとしたら何か他の機能不全によ ってインク供給容器が適切に動作できなくなっている）ということが通知される 。これに応答して、制御システムは、インク供給容器の交換が必要であるという ことをユーザに通知する信号を発生してもよい。 本発明のインク容器の他の実施形態を、図４、５、および６Ａ〜６Ｃに示すイ ンク容器２０’によって表す。インク容器２０’は、アクチュエータの変位をベ ースにしたインク切れ感知システムを有する印字装置と共に用いるように構成さ れた、非加圧インク容器である。前述したインク容器２０において開示した構造 と同様のインク容器２０’の構造を識別するのに、同様の番号付けを用いる。更 に、本発明のインク容器２０’における同様の特徴については、前述したインク 容器２０に関して同様の構造を詳細に説明しているので、詳細に説明しない。 本発明のインク容器２０’は、ポンプ２６を削除し、以下で詳細に説明するよ うに、キャップ３２を、アクチュエータ４０と嵌合してアクチュエータの位置を ベースにしたインク切れ信号を防止するように変形している、という点を除いて は、前述したインク容器２０と同様である。その代わりに、インク切れ状態は、 滴カウントやインク使用量等の他の方法を用いて、判定することができる。 図４および５に示すように、本発明のインク容器２０’は、インクを収容する インク槽２４’を保持するシャシ２２’、およびインク槽２４’と液通する液出 口２８’を含む。シャシ２２’は、下端に付けたキャップ３２’を有する、硬い 保護シェル３０’で封入されている。キャップ３２’は、印字装置に関連するア クチュエータと嵌合するように構成されている。 好適な実施形態において、槽２４’は、インク容器２０に関して前述したよう に、フレームの面４８’に熱でかしめてあるプラスチックシート５０’によって 形成されている。更に、本発明のインク容器の液出口２８’は、前述したインク 容器２０と同様の隔壁１０４’およびシールボール１０２’を含む。 本発明のインク容器２０’をインクジェットプリンタのドッキングベイに適切 に挿入すると、インクジェットプリンタに関連する液入口（図示せず）が、イン ク容器２０’に関連する液出口２８’と嵌合して、インクジェットプリンタとイ ンク容器２０’との間に液通を形成する。いったんインクジェットプリンタとイ ンク容器２０’との間に液通が確立すると、インクジェットのプリントヘッド内 で作り出される背圧によって、液体がインク槽２４からインクジェットのプリン トヘッドに引き出される。または、もっと高い流量が所望される場合には、イン ク槽２４’のプラスチックシート５０’に対するバイアス力の使用等の何らかの 方法でインク槽２４を加圧して、インクジェットのプリントヘッドに加圧した液 体の流れを供給してもよい。これは、それぞれのシート５０’と硬い保護シェル ３０’との間に圧縮ばね（図示せず）を配置することによって、行うことができ る。ばねは、対のシートを互いに向かってバイアスして、インク槽２４’を加圧 する。 図６Ａ〜６Ｃは、インクジェットプリンタのドッキングベイに挿入されたイン ク供給容器２０’を表す。インク供給容器２０’を挿入すると、アクチュエータ ４０は、インク容器２０に関して前述したように、ポンプ２６と嵌合しようとす る。インク容器２０’はポンプを用いる必要がないので、キャップ３２’は、ア クチュエータ４０と嵌合してインク切れ信号を防止する嵌合部を有する。 図６Ａは、キャップ嵌合部３２’に向かって動いているアクチュエータ４０を 示す。アクチュエータ４０は、ばね１５６の減圧によって、キャップ嵌合部３ ２’に向かって付勢される。図６Ｂに示すように、アクチュエータ４０は、アク チュエータ４０を最高位置において示す状態で、キャップ嵌合部３２’と嵌合す る。フラグ１８４は、センサからの光線を遮断し、それによってインクジェット プリンタからのインク切れ信号を防止する。カム１５８が回転して嵌合位置に戻 るまで、アクチュエータ４０は、キャップ３２’と嵌合して位置にとどまり、カ ム１５８が嵌合位置に戻ることによって、アクチュエータ４０が嵌合キャップ３ ２’から外れる。インク容器２０に関して前述したように、インク容器２０’を ドッキングベイに適切に挿入するときのアクチュエータ４０の動作全体にわたっ て、光線がセンサに達することをフラグ１８４が防止して、それによって、イン ク切れ信号を開始する光学センサの起動を防止する、ということがわかる。この ようにして、本発明のインク容器２０’によって、アクチュエータの位置をベー スにして発生されるインク切れ信号なしに、インクをインクジェットプリンタに 供給することができる。 インク切れ状態の結果生じるプリントヘッドの損傷を防止するために、滴カウ ント等の他のインク切れインジケータを用いてインク使用量を判定したり、イン ク容器の目視検査等の何らかの形のインク切れの視覚信号を用いてインクレベル を判定してもよい。滴カウントについては、本発明の譲受人に譲渡され、その参 照によって本明細書に組み込まれる、１９９６年８月３０日出願の“Ink Usage Management System”という名称の、同時係属米国特許出願番号第０８／７０ ６０４５号において更に詳細に説明している。本発明のインク容器２０’は、シ ステムが加圧したインクの供給を必要としない用途についてだけではなく、こう いった他のインクレベル感知方法が適切である用途においても用いることができ る、他のインク容器である。または、プラスチックシート５０’と嵌合してイン ク容器２０’内のインクを加圧するバイアス部材を設けることによって、インク 容器２０’を、加圧インク源を提供するように変形してもよい。本発明によって 、１つよりも多いタイプのインク容器２０および２０’を、アクチュエータの位 置を利用してインク切れ状態を判定するタイプのプリンタと共に用いることがで きる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年８月３日（１９９９．８．３） 【補正内容】 図示の実施形態において、シェル３０の底には、キャップ３２上に形成された ２つの周囲リブ１２４と嵌合する２つの周囲溝１２２が設けられており、キャッ プをシェルに固定している。キャップをシェルにもっとしっかりと固定するのに 、音波溶接または何か他の機構も望ましいかもしれない。 図３Ａ〜３Ｅに表すように、インク供給容器２０がインクジェットプリンタの ドッキングベイに挿入される。インク供給容器２０を挿入すると、ドッキングベ イ内のアクチュエータ４０が、開口部３４を通じてポンプ２６と接触する。更に 、ドッキングベイ内の液入口（図示せず）が液出口２８と結合して、インク供給 容器からプリンタへの液路が作り出される。アクチュエータ４０を動作すること によって、ポンプ２６がインクを槽２４から引き出し、インクを液出口２８およ びプリンタに関連する液入口を通じて供給する。 アクチュエータ４０の上端は、ドッキングベイ内のベースプレート（図示せず ）を通って上向きに延びている。アクチュエータ４０の下部は、ベースプレート の下に配置されており、ピボット点１５４上に支持されたてこ１５２の一方の端 に枢転可能に連結されている。てこ１５２の他端は、圧縮ばね１５６によって下 向きにバイアスされている。このようにして、圧縮ばね１５６の力がアクチュエ ータ４０を上向きに付勢する。回転可能なシャフト１６０上に搭載されたカム１ ５８は、シャフトが回転して嵌合位置になることによってカムが圧縮ばね１５６ の力に打ち勝ってアクチュエータ４０を下向きに動かすように、配置されている 。以下に更に詳細に説明するように、アクチュエータの動きによって、ポンプ２ ６がインクを槽２４から引き出し、液出口２８およびプリンタに関連する液入口 を通じて供給する。 図３Ａ〜３Ｅに示すように、アクチュエータ４０の底からフラグ１８４が下向 きに延び、そこで光学検出器１８６内に収容されている。光学検出器１８６は、 従来の構成のものであって、一方の脚から、他方の脚上に配置されたセンサ（図 示せず）に向かって光線を向ける。光学検出器は、アクチュエータ４０が、ポン プのストロークのトップに対応する最高位置にあるときに、フラグ１８４が光線 よりも上に上がって、光線がセンサに達し検出器を起動できるように、配置され ている。これよりも低いいかなる位置においては、フラグが光線を遮断して光線 図４および５に示すように、本発明のインク容器２０’は、インクを収容する インク槽２４’を保持するシャシ２２’、およびインク槽２４’と液通する液出 口２８’を含む。シャシ２２’は、下端に付けたキャップ３２’を有する、硬い 保護シェル３０’で封入されている。キャップ３２’は、印字装置に関連するア クチュエータと嵌合するように構成されている。 好適な実施形態において、槽２４’は、インク容器２０に関して前述したよう に、フレームの面４８’に熱でかしめてあるプラスチックシート５０’によって 形成されている。更に、本発明のインク容器の液出口２８’は、前述したインク 容器２０と同様の隔壁１０４’およびシールボール１０２’を含む。 本発明のインク容器２０’をインクジェットプリンタのドッキングベイに適切 に挿入すると、インクジェットプリンタに関連する液入口（図示せず）が、イン ク容器２０’に関連する液出口２８’と嵌合して、インクジェットプリンタとイ ンク容器２０’との間に液通を形成する。いったんインクジェットプリンタとイ ンク容器２０’との間に液通が確立すると、インクジェットのプリントヘッド内 で作り出される背圧によって、液体がインク槽２４’からインクジェットのプリ ントヘッドに引き出される。または、もっと高い流量が所望される場合には、イ ンク槽２４’のプラスチックシート５０’に対するバイアス力の使用等の何らか の方法でインク槽２４’を加圧して、インクジェットのプリントヘッドに加圧し た液体の流れを供給してもよい。これは、それぞれのシート５０’と硬い保護シ ェル３０’との間に圧縮ばね（図示せず）を配置することによって、行うことが できる。ばねは、対のシートを互いに向かってバイアスして、インク槽２４’を 加圧する。 図６Ａ〜６Ｃは、インクジェットプリンタのドッキングベイに挿入されたイン ク供給容器２０’を表す。インク供給容器２０’を挿入すると、アクチュエータ ４０は、インク容器２０に関して前述したように、ポンプ２６と嵌合しようとす る。インク容器２０’はポンプを用いる必要がないので、キャップ３２’は、ア クチュエータ４０と嵌合してインク切れ信号を防止する嵌合部を有する。 図６Ａは、キャップ嵌合部３２’に向かって動いているアクチュエータ４０を 示す。アクチュエータ４０は、ばね１５６の減圧によって、キャップ嵌合部３ 請求の範囲 １．インク切れ検出を有するタイプの印字装置と共に用いる交換可能なインク容 器であって、 前記印字装置に関連する液入口に接続するように構成された出口を有する、液 槽と、 前記印字装置に関連するアクチュエータと嵌合するアクチュエータ嵌合装置で あって、前記アクチュエータは、インク切れ信号が発生する第１の位置と第２の 位置との間で可動なタイプのものであり、前記アクチュエータ嵌合装置が、前記 アクチュエータと嵌合し、該アクチュエータが前記第２の位置から前記第１の位 置に動くことが防止されるように配置され配列され、それによってインクの使用 可能性が前記アクチュエータ以外の方法で判断されることを要求する、アクチュ エータ嵌合装置と を有する交換可能なインク容器。 ２．前記第１の位置において、前記アクチュエータは前記印字装置から延びてい る、請求の範囲第１項に記載の交換可能なインク容器。 ３．前記アクチュエータ嵌合装置はインク容器収容部である、請求の範囲第１項 に記載の交換可能なインク容器。 ４．前記アクチュエータ嵌合装置は固定されている、請求の範囲第１項乃至第３ 項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ５．前記アクチュエータ嵌合装置は、容積可変チャンバの前縁である、請求の範 囲第１項乃至第４項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ６．前記インク容器によって送出されるインクは略非加圧である、請求の範囲第 １項乃至第５項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ７．インク切れ信号が発生する第１の位置と第２の位置との間で可動なアクチュ エータを有するタイプの印字装置にインクを供給し、 該アクチュエータの動きによって、インク容器に関連する拡張可能なチャンバ との嵌合が行われて、該拡張可能なチャンバをバイアスして前記インク容器から インクを吐出する方法であって、 インクを、槽から、前記印字装置に関連するインク入口に液通するインク出口 に供給する段階と、 前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる段階であって、該アクチ ュエータは、インク切れ信号が発生する第１の位置と第２の位置との間で可動な タイプのものであり、前記アクチュエータの嵌合によって、該アクチュエータが 前記第２の位置から前記第１の位置に動くことが防止され、それによってインク 切れ信号が防止され、かつインク使用可能性が前記アクチュエータ以外の方法で 判断されることを必要とする、段階と を含む、印字装置にインクを供給する方法。 ８．インクを前記槽から供給する前記段階は、該槽内のインクを加圧することに よって行われる、請求の範囲第７項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 ９．インクを前記槽から供給する前記段階は、対応するインクジェットのプリン トヘッドに関連する背圧によって行われる、請求の範囲第７項に記載の印字装置 にインクを供給する方法。 １０．インクの使用可能性の監視は、滴カウントをベースにしている、請求の範 囲第７項乃至第９項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １１．前記アクチュエータを嵌合させる前記段階は、アクチュエータ留め具を前 記アクチュエータ近傍に配置して、該アクチュエータの前記第１の位置への動き が防止されるようにする段階を含む、請求の範囲第７項乃至第１０項のいずれか １項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １２．本方法は、インクを槽から供給する前記段階および前記アクチュエータを 嵌合させる前記段階の前に、前記印字システムに関連する供給ステーションにイ ンク容器を挿人する段階を含む、請求の範囲第７項乃至第１１項のいずれか１項 に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １３．前記槽から前記インク出口に供給されるインクは略非加圧である、請求の 範囲第７項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １４．前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる前記段階は、該アク チュエータを容積可変チャンバの前縁部に嵌合させることによって行われる、請 求の範囲第７項乃至第１３項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給す る方法。 １５．前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる前記段階は、前記ア クチュエータを前記インク容器の固定部に嵌合させることによって行われる、請 求の範囲第７項乃至第１３項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給す る方法。 １６．交換可能なインク容器、および、加圧可能なインク容器に関連する容積可 変チャンバに嵌合するように構成されたアクチュエータを有し、該アクチュエー タが前記容積可変チャンバと嵌合して該チャンバ内のインクを加圧してインクを 該容積可変チャンバから対応するプリントヘッドに運ぶ、インクジェット印字シ ステムであって、 液入口およびアクチュエータを含む印字部であって、前記インク入口は、イン ク容器の液体と接続するように構成されており、前記アクチュエータは、前記容 積可変チャンバと嵌合するように構成されており、前記印字部は、アクチュエー タの変位をベースにしてインク切れ信号を発生する、印字部と、 液出口およびアクチュエータ変位制限器を含むインク容器部であって、該液出 口は、前記液入口と液通するように構成されており、前記アクチュエータ変位制 限器は、前記アクチュエータと嵌合して変位を制限し、アクチュエータの変位を ベースにしてインク切れ信号が発生しないように配置され配列され、それによっ てインクの使用可能性が前記アクチュエータ以外の方法で判断されることを要求 する、インク容器部と を含むインクジェット印字システム。 １７．前記アクチュエータ変位制限器は、容積可変チャンバの前縁である、請求 の範囲第１６項に記載のインクジェット印字システム。 １８．前記アクチュエータ変位制限器は、前記インク容器の固定部である、請求 の範囲第１６項に記載のインクジェット印字システム。 １９．前記槽から前記インク出口に供給されるインクは略非加圧である、請求の 範囲第１６項乃至第１８項のいずれか１項に記載のインクジェット印字システム 。 【図２】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンダーウッド，ジョン，エイ アメリカ合衆国 ワシントン州98686，ヴ ァンクーヴァー，113ティー・エイチ・ス トリート，エヌ・イー 3415 (72)発明者 キャメロン，ジェイムス アメリカ合衆国 オレゴン州97210，ポー トランド，32エヌ・ディー アヴェニュ ー，エヌ・ダブリュ 1600 (72)発明者 チルダース，ウィンスロップ，ディー アメリカ合衆国 カリフォルニア州92127, サン・ディエゴ，オクルト・コート 17015

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．インク切れ検出を有するタイプの印字装置と共に用いる交換可能なインク容 器であって、 前記印字装置に関連する液入口に接続するように構成された出口を有する、液 槽と、 前記印字装置に関連するアクチュエータと嵌合するアクチュエータ嵌合装置で あって、前記アクチュエータは、インク切れ信号が発生する第１の位置と第２の 位置との間で可動なタイプのものであり、前記アクチュエータ嵌合装置が、前記 アクチュエータと嵌合し、該アクチュエータが前記第２の位置から前記第１の位 置に動くことが防止されるように配置され配列されている、アクチュエータ嵌合 装置と を有する交換可能なインク容器。 ２．前記第１の位置において、前記アクチュエータは前記印字装置から延びてい る、請求の範囲第１項に記載の交換可能なインク容器。 ３．前記アクチュエータ嵌合装置はインク容器収容部である、請求の範囲第１項 に記載の交換可能なインク容器。 ４．前記アクチュエータ嵌合装置は固定されている、請求の範囲第１項乃至第３ 項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ５．前記アクチュエータ嵌合装置は、容積可変チャンバの前縁である、請求の範 囲第１項乃至第４項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ６．前記インク容器によって送出されるインクは略非加圧である、請求の範囲第 １項乃至第５項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ７．前記アクチュエータに関連し、該アクチュエータの位置を監視して、該アク チュエータが延びた位置にあるときを検出する、センサを更に含む、請求の範囲 第１項乃至第６項のいずれか１項に記載の交換可能なインク容器。 ８．第１の位置とインク切れ信号が発生する第２の位置との間で可動なアクチュ エータを有するタイプの印字装置にインクを供給し該アクチュエータの動きによ って、インク容器に関連する拡張可能なチャンバとの嵌合が行われて、該拡張 可能なチャンバをバイアスして前記インク容器からインクを吐出する方法であっ て、 インクを、槽から、前記印字装置に関連するインク入口に液通するインク出口 に供給する段階と、 前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる段階であって、該アクチ ュエータは、インク切れ信号が発生する第１の位置と第２の位置との間で可動な タイプのものであり、前記アクチュエータの嵌合によって、該アクチュエータが 前記第２の位置から前記第１の位置に動くことが防止され、それによってインク 切れ信号が防止される、段階と を含む、印字装置にインクを供給する方法。 ９．インクを前記槽から供給する前記段階は、該槽内のインクを加圧することに よって行われる、請求の範囲第８項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １０．インクを前記槽から供給する前記段階は、対応するインクジェットのプリ ントヘッドに関連する背圧によって行われる、請求の範囲第８項に記載の印字装 置にインクを供給する方法。 １１．インクの使用可能性の監視は、滴カウントをベースにしている、請求の範 囲第８項乃至第１０項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給する方法 。 １２．前記アクチュエータを嵌合させる前記段階は、アクチュエータ留め具を前 記アクチュエータ近傍に配置して、該アクチュエータの前記第１の位置への動き が防止されるようにする段階を含む、請求の範囲第８項乃至第１１項のいずれか １項に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １３．本方法は、インクを槽から供給する前記段階および前記アクチュエータを 嵌合させる前記段階の前に、前記印字システムに関連する供給ステーションにイ ンク容器を挿入する段階を含む、請求の範囲第８項乃至第１２項のいずれか１項 に記載の印字装置にインクを供給する方法。 １４．前記槽から前記インク出口に供給されるインクは略非加圧である、請求の 範囲第８項乃至第１３項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給する方 法。 １５．前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる前記段階は、該アク チュエータを容積可変チャンバの前縁部に嵌合させることによって行われる、請 求の範囲第８項乃至第１４項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給す る方法。 １６．前記印字装置に関連するアクチュエータを嵌合させる前記段階は、前記ア クチュエータを前記インク容器の固定部に嵌合させることによって行われる、請 求の範囲第８項乃至第１４項のいずれか１項に記載の印字装置にインクを供給す る方法。 １７．交換可能なインク容器、および、加圧可能なインク容器に関連する容積可 変チャンバに嵌合するように構成されたアクチュエータを有し、該アクチュエー タが前記容積可変チャンバと嵌合して該チャンバ内のインクを加圧してインクを 該容積可変チャンバから対応するプリントヘッドに運ぶ、インクジェット印字シ ステムであって、 液入口およびアクチュエータを含む印字部であって、前記インク入口は、イン ク容器の液体と接続するように構成されており、前記アクチュエータは、前記容 積可変チャンバと嵌合するように構成されており、前記印字部は、アクチュエー タの変位をベースにしてインク切れ信号を発生する、印字部と、 液出口およびアクチュエータ変位制限器を含むインク容器部であって、該液出 口は、前記液入口と液通するように構成されており、前記アクチュエータ変位制 限器は、前記アクチュエータと嵌合して変位を制限し、アクチュエータの変位を ベースにしてインク切れ信号が発生しないように配置され配列されている、イン ク容器部と を含むインクジェット印字システム。 １８．前記アクチュエータ変位制限器は、容積可変チャンバの前縁である、請求 の範囲第１７項に記載のインクジェット印字システム。 １９．前記アクチュエータ変位制限器は、前記インク容器の固定部である、請求 の範囲第１７項に記載のインクジェット印字システム。 ２０．前記槽から前記インク出口に供給されるインクは略非加圧である、請求の 範囲第１７項乃至第１９項のいずれか１項に記載のインクジェット印字システム 。