JP2002508712A - 超砥粒切削面 - Google Patents

超砥粒切削面

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Abstract

(57)【要約】 切削研磨工具用で、砥粒がフィラー材料に埋設された研磨表面。該研磨表面は剛直なハブの周辺端部に接着され、円周方向の寸法と幅寸法を有する。該研磨表面は円周方向の寸法と幅寸法に沿って複数の硬い領域と軟らかい領域に分割される。該硬い領域は該軟らかい領域よりゆっくり摩耗し、硬い領域と軟らかい領域のパターンがこのように異なることにより異なる切削プロフィールが形成される。該研磨表面を製造するための方法は積層された複数の層から積層シートを形成するステップを含む。積層された各層は軟らかく容易に変形可能な材料の少なくとも1つの層と砥粒の層とを含む。砥粒層は互い違い配列に形成されて、硬い領域と軟らかい領域のパターンを形成することができる。該積層された層の層は焼結されて該積層シートが形成され、これから該研磨表面が切断される。

Description

【発明の詳細な説明】 超砥粒切削面発明の背景 発明の分野 本発明は、一般に、切削研磨工具に関する。詳細には、本発明は円形切削研磨 工具に使用するための超砥粒表面と、これを製造するための方法とを含む。関連技術の説明 花崗岩、大理石、充填剤入りコンクリート、アスファルト等などの材料は、典 型的には、超砥粒鋸歯を使用して切削される。これらの歯は、ディスクの周辺部 付近に間隔をおいて配置され、材料を切削するための超砥粒表面を有する複数の 部分から形成される作業面を有する円形鋼ディスクを含む。さらに、眼鏡などの 光学装置用のプラスチックレンズおよびガラスレンズは、普通には、超砥粒作業 面を有する砥石車を使用して形作られる。これらの鋸歯または砥石車の研磨部分 は、通常、フィラー材料に囲まれるか、および/または金属マトリックスに埋設 されたダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素または亜酸化ホウ素などの超硬材料すな わち研磨材料の粒子を含む。切削研磨工具の回転する作業面に対して配置される とき、ワークピースを切削または研磨する働きをするのはこれらの研磨材料であ る。 作業面の研磨材料粒子の配列は切削または研磨工具の性能にとって重要である 。第1に、切削面の円周に沿った方向において研磨材料の濃度または硬度が変わ らない、すなわち均質であると、切削性能が低下する。このように、切削面の砥 粒濃度または硬度を変更して、研磨性が異なる表面を作製することができること は有利である。例えば、1996年5月21日に付与された超砥粒工具に関する 米国特許第5,518,443号において、フィッシャー(Fisher)は円 周方向において、砥粒濃度が異なる部分に分割される切削面を有する工具を開示 している。研磨材料の濃度がより低い領域は砥粒濃度がより高い濃度の領域より 速 く摩耗して、新しい高濃度領域を露出する。これらの新しい領域はより高濃度の 切削材料の摩耗した領域よりさらに効果的に切削し、これによって工具の切削性 能を増加する。 第2に、切削面の砥粒濃度が研磨工具の回転軸方向で異なる切削表面を形成す ることは当技術上周知である。例えば、1978年12月26日に付与された眼 科用平坦型荒削りホイールに関する米国特許第4,131,436号のウィアン ド(Wiand)は、砥石車の表面の砥粒濃度が、ホイールの軸中心の高濃度の 砥粒帯と両側のより低濃度の砥粒帯とを形成する層を含む砥石車を開示している 。しかし、上記のように、より低濃度の砥粒領域は比較的より高濃度の砥粒領域 より速く摩耗する。従って、使用期間後、ウィアンド(Wiand)に開示され ている型の切削または研磨工具は、工具の回転軸方向の切削面の幅にわたって特 徴的な端部パターンを形成する。この特徴的な端部は工具の摩耗プロフィールと して周知である。 超砥粒切削または研磨工具の摩耗プロフィールは作業対象上に形成される切削 の質に影響を与える。例えば、ウィアンド(Wiand)に開示されている工具 の型は、工具の回転軸方向では工具の外側端に放射状に低い地点を有し、低い地 点の間の工具の中心部では放射状に高い地点を有する丸型で凸状の摩耗プロフィ ールを形成すると思われる。この型の摩耗プロフィールは幾分ぎじぎざした端部 の切削を生じることがあり、円形鋼ディスクは予測しないことに切削中に工具の 放射状に低い端部において露出され、意図しない切削結果を生じることがあるの で、一般に望ましくない。 高い地点がプロフィールの端部に形成され、低い地点がプロフィールの中心部 に形成される凹状の摩耗プロフィールを有することがより望ましい。この型の摩 耗プロフィールはきれいな端部の切削を形成することができ、円形の鋼ディスク を早期に露出する傾向がなく、研磨材料をより効率的に使用することを可能にす る。また、作業対象および望ましい切削の種類に依存して、切削プロフィールが わずかに異なり、より複雑であることも望ましいことがある。 第3に、工具の寿命および切削速度も作業面の粒子の配列と作業面の組成に依 存する。砥粒が比較的柔らかい接着材料に埋設された作業面はより速く切削する ことができる。その理由は摩耗した粒子が比較的速やかに柔らかい接着材料から 引き出され、新しい砥粒が露出されるからである。しかし、この型の作業面は比 較的早急に摩耗することがある。一方、比較的硬い接着材料に埋設された砥粒は 比較的よりゆっくり切削することができる。その理由は、摩耗した粒子が早急に 硬い接着材料から引き出されて新しい砥粒が露出されないからである。しかし、 この型の作業面は寿命が比較的長くなることがある。 最後に、このような切削または研磨工具に使用される研磨材料は比較的高価で ある。従って、切削または研磨工具の性能を低下することなく、必要な砥粒の量 を低下することが望ましい。 このように、超砥粒切削または研磨工具の摩耗プロフィールを制御することが できることが有利である。さらに、切削が比較的速く、寿命が比較的長い作業面 を有することが有利である。また、このような工具は効率的に、製造が比較的安 価でなければならない。発明の開示 本発明は、切削研磨用で、作業面が軸方向の寸法に直行する円周方向の寸法を 有するように、剛直な円形ハブに作業面が固定された円形工具を含む。作業面は また砥粒が埋設され、円周方向の寸法と軸方向の寸法に沿って、第1の領域を有 する複数の第1の領域と複数の第2の領域に分割される。各第1の領域は各第2 の領域より耐摩耗性が大きい。このように、第2の領域は第1の領域より早く摩 耗する。この方法では、円周方向の寸法と軸方向の寸法の第1の領域と第2の領 域の異なるパターンが異なる摩耗プロフィールを形成し、切削速度と工具の寿命 との間の望ましい妥協点を得ることができる。 作業面を製造する方法は複数の積層された層を有する積層シートを形成するス テップを含む。積層された各層は少なくとも1層の接着材料層またはフィラー材 料層と1層の砥粒層を含む。砥粒層の少なくとも1層における砥粒濃度および/ または種類は層の幅および/または長さにわたって異なり、作業面の第1の領域 と第2の領域を形成する。積層された層は焼結されて、積層シートが形成され、 それから作業面が切断される。図面の簡単な説明 図1は、切削工具の円周部付近に固定された、本発明による研磨部分を含む切 削工具の前面図である。 図2は、図1に示す型の研磨部分の等角図である。 図3Aは、図2に示す研磨部分の、図2の線3A−3Aに沿って見た断面図で ある。 図3Bは、図2に示す研磨部分が十分に使用されてその端部に摩耗プロフィー ルを形成した後の研磨部分の、図3Aの線3B−3Bに沿ってみた断面図である 。 図4Aは、図2の線3A−3Aと同等の断面線に沿ってみた、図2に示す型の 研磨部分の第2の実施態様の断面図である。 図4Bは、、図4Aに示す研磨部分が十分に使用されてその端部に摩耗プロフ ィールを形成した後の研磨部分の、線4B−4Bに沿ってみた断面図である。 図5Aは、図2の線3A−3Aと同等の断面線に沿ってみた、図2に示す型の 研磨部分の第3の実施態様の断面図である。 図5Bは、図5Aに示す研磨部分が十分に使用されてその端部に摩耗プロフィ ールを形成した後の研磨部分の、線5B−5Bに沿ってみた断面図である。 図6Aは、図2の線3A−3Aと同等の断面線に沿ってみた、図2に示す型の 研磨部分の第4の実施態様の断面図である。 図6Bは、図6Aに示す研磨部分が十分に使用されてその端部に摩耗プロフィ ールを形成した後の研磨部分の、線6B−6Bに沿ってみた断面図である。 図7は、図2の線3A−3Aと同等の断面線に沿ってみた、図2に示す型の研 磨部分の第5の実施態様の断面図である。 図8は、図2の線3A−3Aと同等の断面線に沿ってみた、図2に示す型の研 磨部分の第6の実施態様の断面図である。 図9は、本発明による研磨表面を有する研磨工具の前面図である。 図10は、図9に示す研磨部分が十分に使用されてその端部に摩耗プロフィー ルを形成した後の研磨部分の、線10−10に沿ってみた断面図である。 図11は、図2に示す研磨部分または図9に示す研磨部分を製造するために使 用することができる材料の積層シートの上面図である。 図12Aは、複数の接着材料層と、複数の多孔性材料層と、複数の砥粒層とを 含む、図11に示す材料の積層シートの第1の実施態様の組み立て分解前面図で ある。 図12Bは、砥粒層に列状に配列された異なる種類の砥粒を含む、図11に示 す材料の積層シートの第2の実施態様の組み立て分解前面図である。 図13Aは、本発明に使用するための多孔性材料層の第1の実施態様の上面図 である。 図13Bは、本発明に使用するための多孔性材料層の第2の実施態様の上面層 である。 図14は、複数の接着基材層を含む、図11に示す材料の積層シートの第2の 実施態様の組み立て分解前面図である。好ましい実施態様の詳細な説明 図1は花崗岩、大理石およびコンクリートなどの硬い材料を切削するためで、 本発明による研磨作業面17を形成する研磨部分12aを含む研磨ホイールまた は鋸歯10を示す。ホイール10は鋼または他の硬い材料から形成される円形の 中心ハブ14を含む。穴16は、ホイール10を回転可能であるように駆動する 駆動手段(示していない)にホイール10を従来のように固定するためのハブ1 4の中心に形成される。円周方向に間隔をおいて配置されたスロット18は、好 ましくは、ホイール10の外側周辺部から放射方向に中心に向かって内側に延在 して、隣接するスロット18の間のハブ14の支持部材20を形成する。各研磨 部分12aは、レーザービーム融解溶接、電子ビーム融解溶接、はんだ付け、蝋 付けまたは当技術上周知の他の方法によって支持部材20の外側端に固定される 。はんだ付けおよび蝋付け装置の供給業者および製品には、ロードアイランド州 ワーウィックのエンゲルハード社、メタルジョイニンググループ(Engelh ard Corp,Metal Joining Group);ノースカロライ ナ州シャーロッテのクロナトロンウェルディングシステムズ社(Cronatr on Welding Systems,Inc.)およびニュージャージー州バ ー ジンフィールドのアトランティックイクイプメントエンジニアーズ(Atlan tic Equipment Engineers)が挙げられる。 図2は、図1に示す個々の部分12aの等角図である。図2の実施態様におい て、部分12aは、部分12aが固定される予定の円形ハブ14の曲率に実質的 に等しい曲率を有する円形帯の弓状部分の形状である。部分12aは円形帯の円 周方向に細長く、円周方向と直交するホイール10の回転軸の方向に幅を有する 。このように、作業面17は円周方向の寸法に直交する軸方向の寸法を有する。 好ましくは、部分12aは約7〜20度の弧を有する。 部分12aは、研磨作用があってもよい接着材料またはフィラー材料のマトリ ックスに懸濁させたダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、炭化カーバイド、亜酸化 ホウ素および/または炭化ケイ素などの研磨材料すなわち硬い材料の粒子を含有 する。このように、ホイール10を穴16を介して回転可能であるように駆動す る棒に固定することによって、部分12aの端部は回転するホイール10の周囲 端に対して配置される作業対象を切断する働きをする。 部分12aの超砥粒の種類と配列および接着材料の種類は作業面17に形成さ れる摩耗プロフィールにとって重要である。従って、その切削性能にとって重要 である。部分12aは硬い領域と柔らかい領域に分割される。柔らかい領域は硬 い領域より含有する研磨材料濃度をより低くすることができ、または硬い領域よ り研磨剤の種類を少なくすることができ、または研磨材料の濃度をより低くする ことと、研磨材料の種類をより少なくすることを組み合わせることができる。従 って、硬い領域は研磨材料濃度がより高く、および/または柔らかい領域より研 磨材料の種類は多く、または両者の組み合わせを有する。同様のサイズと形状の より多くの砥粒が一般により茅インキュベーション粒子であるので、硬い領域お よび柔らかい領域がこのように命名される。異なる組成の接着材料を作業面17 に使用することも含まれる。接着材料もより硬いものとより軟らかいものであっ てもよい。作業面17の砥粒の濃度と種類および接着材料の組成を変えることに よって、軟らかい領域は硬い領域よりより速やかに摩耗することができる。 軟らかい領域と硬い領域は部分12aにおいて円周方向に間隔をおいて配置さ れる、すなわち、ホイール10の円周の円周方向の寸法において間隔をおいて配 置され、部分12aにおいて軸方向に間隔をおいて配置され、すなわちホイール 10の回転軸方向に間隔をおいて配置される。このように、作業面17の摩耗プ ロフィールは部分12aの硬い領域と軟らかい領域の位置によって決定すること ができる。 また、部分12aの切削面の研磨材料の濃度および/または種類を変えること によって、および/または接着材料の組成を変えることによって、ホイール10 の切削効率を改善することができる。すなわち、比較的大きい切削速度を維持し つつ作業面17の寿命は改善することができる。最後に、ダイヤモンドなどの高 価な砥粒の濃度を低下した領域を有することによって、切削面が連続して高濃度 の高価な砥粒を有する切削または研磨工具より、ホイール10は比較的安価に製 造することができる。 図3Aは図2の線3A−3Aに沿ってみた部分12aの断面図であり、部分1 2aに超砥粒材料の第1の配列を含む、本発明の一実施態様を示す。図3Aの斜 線部分は硬い領域22aを示し、白い部分は軟らかい領域24aを示す。図3a に示すように、部分12aは軸方向の厚さのある7つの層30a、32a、33 a、34a、35a、36aおよび38aに分割することができる。図3Aの実 施態様では、厚さのある層30a、32a、33a、34a、35a、36aお よび38aは軸方向において実質的に等しい幅、すなわちホイール10の回転軸 方向に沿って実質的に同じ幅であるが、それは軸方向の幅が異なる厚さのある層 に関する本発明の範囲内である。外側の厚さのある層30aおよび38aは硬い 領域22aだけを含む。各内側層32a、33a、34a、35aおよび36a では、硬い領域22aは円周方向に間隔をおいて配置され、すなわちホイール1 0の円周方向において軟らかい領域24aの間に間隔をおいて配置される。軟ら かい領域24aは硬い領域22aと円周方向の長さがほぼ等しい、すなわちホイ ール10の円周に沿った方向において硬い領域24aと長さがほぼ等しい。さら に、互い違いの内側の厚さのある層32a、34aおよび36aの硬い領域24 aは円周方向において互い違いであり、すなわちホイール10の円周方向におい て、互い違いの内側の厚さのある層33aおよび35aの硬い領域24aと互い 違いである。従って、部分12aの砥粒の配列は、軸方向と円周方向の両方にお いて互い違いになり、各々が完全に硬い領域22aだけである外側の厚さのある 層30aおよび38aの間に挟まれる、研磨性が異なる帯のチェッカーボードパ ターンを形成する。 ホイール10を使用するとき、軟らかい領域24aは硬い領域22aより速や かに摩耗する。このように、内側の厚さのある層32a〜36aは外側の厚みの あつ層30aおよび38aより速やかに摩耗する。図3Bは図3Aの線3B−3 Bに沿ってみた部分12の断面図であり、部分12aに形成されることが予測さ れる摩耗プロフィールの推定図を示す。摩耗プロフィールは部分12aの内側の 厚さのある層32a〜36aの軸方向において、放射状に配置されるより低い部 分、すなわちホイール10の半径がより小さい部分と外側の厚さのある層30お よび38の軸方向において、放射状に配置されるより高い部分、すなわちホイー ル10の半径がより大きい部分を有する。この型の摩耗プロフィールは正確な切 削を生ずる。さらに、この型の摩耗プロフィールを有する工具を使用すると、切 削面が早期にハブ14まで摩耗する可能性を低くすることができる。 図4A、5A、6A、7および8は、図3Aに示すものと同じ図において、図 2に示す型の研磨部分の硬い領域と軟らかい領域の配列の別の実施態様を示す。 機能的に図1、2、3Aおよび3Bの構成要素と同様の図4A〜8の構成要素は 異なる小文字をつけた同じ数字をつけた。これらの別の配列は全体的に異なる速 度で摩耗し、異なる摩耗プロフィールを形成し、従って作業対象を違うふうに研 磨する。切削工具の具体的な使用は、形成される異なる摩耗パターンの望ましさ を決定する。 図4Aは、好ましくは軸方向の幅が実質的に等しく、軸方向の厚さを有する5 つの層30b、32b、34b、36bおよび38bを有する部分12bを示す 。外側の厚さのある層30bおよび38bは、それぞれ図3Aに示す外側の厚さ のある層30aおよび38aと同様である。両側の内側の厚さのある層32bお よび36bは各々、円周方向に間隔をおいて配置された硬い領域22bと、硬い 領域22bの円周方向の長さの約3倍の軟らかい領域24bを有する。中心の内 側の厚さのある層34bは円周方向に間隔をおいて配置された硬い領域22bと 硬い領域22bの円周方向の長さとほぼ等しい軟らかい領域22bを有する。ま た、 硬い領域22bの配置は、厚さのある層32bから厚さのある層34b、厚さの ある層36bまで、硬い領域22bのほぼ円周方向の長さだけ円周方向に違い違 いである。このように、部分12bの円周方向および軸方向の両方において間隔 をおいて配置することにより、研磨性が異なり、外側の厚さのある層30bと3 8bの間に挟まれたジグザグパターンの帯を形成する。このような配列により、 両側の内側の厚さのある層32bおよび36bの各々の軟らかい領域24bの面 積は中心の内側の厚さのある層34bの約3倍になる。従って、両側の内側層3 2bおよび36bは中心の内側の厚さのある層34bより速やかに摩耗する。ま た、部分12aと同様に、軟らかい領域24bを有しない外側の厚さのある層3 0bおよび38bは内側の厚さのある層32b、34bおよび36bのいずれよ りもゆっくり摩耗する。 図4Bは、図4Aの線4B−4Bに沿ってみた部分12bの断面図で、部分1 2bに形成されると予測される摩耗プロフィールの推定図を示す。摩耗プロフィ ールは、両側の内側の厚さのある層32bおよび36bの軸方向の放射状に低い 部分と、中心の内側層34bの放射状の中間の高さの部分と、厚さのある層30 bおよび38bの両外側端の放射状の高い部分を有する。 図5Aは、軸方向の幅が実質的に等しい厚さのある5つの層30c、32c、 34c、36cおよび38cを有する部分12cを示す。外側の厚さのある層3 0cおよび38cは、それぞれ図3に示すように、外側の厚さのある層30aお よび38aと同様である。内側の厚さのある各層32c、34cおよび36cは 、隣接する硬い領域22aの円周方向の長さの約1/4の軟らかい領域24cの 間に円周方向に間隔をおいて配置される硬い領域22cを有する。また、両側の 厚さのある層32cおよび36cの硬い領域22cは、軸方向において互いに配 列され、中心の内側の厚さのある層34cの硬い領域22cは円周方向にずれて いる。このように、中心の内側の厚さのある層34cの硬い領域22cは、両側 の内側の厚さのある層32cおよび36cの硬い領域22cと円周方向において 重なっている。部分12aおよび12bのように、このような構成にすることに より、有利なことに、部分はホイール10の円周方向だけでなく、回転軸方向に おいても異なる帯を有する。 内側層32c、34cおよび36cには比較的少量の軟らかい領域24cしか 存在しないので、これらの層は部分12aの内側の厚さのある層32a、34a および36aより比較的ゆっくり摩耗する。しかし、各内側層32c、34cお よび36cにおいて硬い領域22cに対する軟らかい領域24cの比は実質的に 等しいので、各層はほぼ同じ速度で摩耗する。従って、予測される摩耗プロフィ ールが図5Bに示される。この図は図5Aの線5B−5Bに沿ってみた部分12 cの断面図である。 図6Aは、軸方向の幅が好ましくは実質的に等しい、厚さのある5つの層30 d、32d、34d、36dおよび38dを有する部分12dを示す。外側の厚 さのある層30dおよび38dは、それぞれ図3Aに示す外側の厚さのある層3 0aおよび38aと同様である。両側の内側の厚さのある層32dおよび36d は、硬い領域22dとほぼ等しい円周方向の長さの軟らかい領域24dの間い円 周方向に間隔をおいて配置される硬い領域22dを有する。中心の内側の厚さの ある層34dは軟らかい領域24dがないので、連続した硬い領域22dである 。このように、中心の内側の厚さのある層34dは、外側の厚さのある層30d および38dとほぼ同じ速度で摩耗する。両側の内側の厚さのある層32dおよ び36dは軟らかい領域24dを有するので、これらの層はより速く摩耗する。 このように、予測される摩耗プロフィールを図6Bに示す。この図は図6Aの線 6B−6Bに沿ってみた部分12dの断面図である。 図7は、3つの層32e、34eおよび36eだけからなる部分12eを示す 。これは部分12aの内側層32a、33aおよび34aと同様である。しかし 、部分12aの外側の厚さのある層30aおよび38aは部分12eには含まれ ない。従って、摩耗プロフィールは層32e、34eおよび36eの軸方向では 比較的均一である。 図8は、32f、34fおよび36fからなる部分12fを示す。これは部分 12bの層32b、24bおよび36bと同様である。しかし、部分12bの外 側の厚さのある層30bおよび38bは部分12fには含まれない。従って、摩 耗プロフィールは図4Bに示すように、内側の厚さのある層32b、34bおよ び36bの軸方向において、部分12Bの摩耗プロフィールと実質的に同じであ ると思われる 部分12aと同様であるが、硬い領域と軟らかい領域の配列が図5Aに示す部 分12cの層32c、34cおよび36cと同じである、または図6Aに示す部 分12dの層32d、34dおよび36dと同じである3層だけを有する型の部 分を形成することも本発明の範囲内である。 上記の実施態様は切削工具の作業面を研磨性が比較的大きい領域と研磨性が比 較的小さい領域に分割する。しかし、3つ以上の異なる研磨性レベルの領域に分 割される切削工具の作業面を形成することも考慮されている。すなわち、作業面 は円周方向および軸方向において、3つ以上の異なる研磨性レベルの領域に分割 されてもよい。各領域の型は比較的高い濃度、中程度および低い濃度の研磨材料 を含んでもよく、および/またはそれぞれ研磨性が比較的大きい、研磨性が中程 度および研磨性が低い研磨材料を含んでもよい。 さらに、上記に具体的に説明する本発明の実施態様は3層、5層または7層の いずれかを有するが、望ましい用途に依存した切削機能および摩耗プロフィール を提供するのに望ましい1、2、4、6、8または任意の数の層を有する、部分 12aと同様の型の部分を形成することも考慮されている。さらに、層の厚さは 同じである必要はない。また、異なる研磨性レベルで、円周方向および軸方向に 互い違いの任意の構成の領域を有することができる。 1つまたは複数の層により硬い接着材料またはより軟らかい接着材料を使用す ることも考慮されている。より硬い接着材料を使用することにより、層をよりゆ っくり摩耗させ、より軟らかい接着材料を使用することにより層をより速やかに 摩耗させる。このように、切削面17の摩耗プロフィールおよび切削寿命は有利 に変更することができる。 上記の切削材料の部分12a〜12fだけではなく、連続し、閉じた円形の研 磨切削材料帯を形成することも本発明の範囲内である。このような連続した帯は 砥石車40として使用することができ、ぞの側面図を図9に示す。砥石車40は 本発明による研磨材料のディスクから形成される。ディスクの中心部は除去され ており、回転可能であるように駆動するシャフト(示していない)にホイール4 0を固定するための穴44を形成する。ホイール40の外側円周面は、円周方向 の寸法と軸方向の寸法を有する研磨材料の円形作業面46を含む。本発明による 円形研磨材料帯が、蝋付けまたは他の周知の方法によって、剛直な円形ハブまた は対象物の周辺部に固定された砥石車を形成することも本発明の範囲内である。 図10Aは線10−10に沿ってみた表面46の断面図である。部分12aと 同様に、円形作業面46は円周方向の寸法および軸方向の寸法に沿って、硬い領 域22gと軟らかい領域24gに分割される。図10Aの斜線部分は硬い領域2 2gを示し、白い部分は軟らかい領域24gを示す。研磨表面46は、軸方向の 幅、すなわち、ホイール40の回転軸方向の幅が実質的に等しい7つの厚さのあ る層30g、32g、33g、34g、35g、36gおよび38gに分割する ことができる。外側層30gおよび38gは硬い領域のみである。各内側の厚さ のある層32g、33g、34g、35gおよび36gにおいて、軟らかい領域 24gの間に、硬い領域22gが円周方向に間隔をおいて配置、すなわちホイー ル40の円周方向に配置される。軟らかい領域24gは、硬い領域22gと円周 方向の長さがほぼ等しい、すなわちホイール40の円周に沿った方向の長さがほ ぼ等しい。さらに、互い違いの内側の厚さのある層32g、34gおよび36g の硬い領域24gは円周方向にずれている、すなわちホイール40の円周に沿っ た方向において、互い違いの内側の厚さのある層33gおよび35gの硬い領域 24gからずれている。従って、表面46における砥粒の配列は、円周方向およ び軸方向において互い違いであり、各々硬い領域22gだけである外側の厚さの ある層30gと38gの間に挟まれた硬い領域22gと軟らかい領域24gのチ ェッカーボードパターンを形成する。 面46は部分12aと同じパターンの硬い領域22gと軟らかい領域24gと を有するので、面46について形成されることが予測される摩耗プロフィールは 部分12aと実質的に同じである。図10Aの線10B−10Bに沿ってみた面 46の断面図である図10Bに示すように、面46のおおよその摩耗プロフィー ルは、外側の厚さのある層30gに放射線状の高い部位および内側の厚さのある 層32g〜36gに放射状の低い部位を有する。 図4A、5A、6A、7および8に示すものと同じように、軟らかい領域と硬 い領域が軸方向および円周方向に互い違いとなっているパターンまたは軟らかい 領域と硬い領域が円周方向および軸方向に互い違いになっている配列の任意の他 のパターンを有する図9に示す型の砥石車を形成することも本発明の範囲内であ る。 部分12aなどの研磨部分またはホイール40などの研磨ホイールを製造する 方法は、接着材料またはフィラー材料の層を砥粒層と互い違いにするステップと 、これらの層を焼結するステップとを含む。軟らかい領域と硬い領域が互い違い になったパターンを形成するためには、ある種の砥粒層を異なる種類の砥粒もし くは異なる濃度の砥粒またはこれらの両者を互い違いにちた群に配列する。 研磨物品を形成するための材料を焼結する方法は当技術上周知で、1997年 4月15日に付与された粉末予備形成物を製造するための方法とそれから製造さ れる研磨物品(Method for Making Powder Pref orm and Abrasive Articles Made There from)についてのツェレシン(Tselesin)、米国特許第5,620 ,489号;1993年4月20日に付与された研磨工具を製造するための方法 と装置(Method and Apparatus for Making Abrasive Tools)についてのツェレシン(Tselesin)、米 国特許第5,203,880号および1995年10月17日に付与された再審 査特許番号第B1,5,203,880号;1992年3月3日に付与された研 磨工具(Abrasive Tool)についてのデコック(deKok)、米国 特許第5,092,910号および1995年9月26日に付与された再審査特 許番号第B1,5,092,910号;1991年9月17日に付与された複合 材料(Composite Material)についてのツェレシン(Tse lesin)、米国特許第5,049,165号および再審査特許番号第B1, 5,049,165号;1990年5月15日に付与されたデコック(deKo k)ら、米国特許第4,925,457号および1995年9月26日に付与さ れた再審査特許番号第B1,4,925,457号;並びに、1993年3月2 日に付与されたツェレシン(Tselesin)ら、米国特許第5,190,5 68号および1996年3月12日に付与された再審査特許番号第B1,5,19 0,568号に開示されている。これらの参考文献はその全体の内容が参照とし て本 明細書に組み入れられている。 図2に示す型の研磨部分または図9に示す型の研磨ホイールを形成するために は、図11に上面図で示す積層シート80を形成する。積層シート80は前方端 82と側端84を有する。厚さのある望ましい各層については、シート80は、 好ましくは、接着材料層と砥粒層とから形成される。シート80はまた多孔性材 料層および/または厚さのある望ましい各層のための接着基材シートを含んでも よい。本発明により、望ましい摩耗プロフィール、従って望ましい型の切削を生 じる、軟らかい領域と硬い領域のパターンを形成するためには、砥粒を、異なる 種類の砥粒、異なる濃度の砥粒またはこの両者が互い違いになった群に配列する ことができる。この群は多孔性材料層の開口部内に配列されても、または接着基 材層上に配列されても、その両者であってもよい。多孔性材料層を使用する場合 には、焼結する前に多孔性層を除去してもよいが、必要ではない。この群はまた 、多孔性材料層または接着基材層を全く用いないで、接着材料に隣接して配列し てもよい。層を焼結して、接着材料、砥粒、多孔性材料および接着基材の個々の 層がもはや識別できないシート80を形成する。 図12は、部分12aを製造する際に使用することができる層の積層状態を示 す、シート80の前方端82の前面図である。部分12aは厚さのある7つの層 30a、32a、33a、34a、35a、36aおよび38aから形成される 。厚さのある各層層30a、32a、33a、34a、35a、36aおよび3 8aは、それぞれ接着材料層50a、52a、53a、54a、55a、56a および58a;それぞれ、多孔性材料層60a、62a、63a、64a、65 a、66a、および68a;並びに、それぞれ砥粒層70a、72a、73a、 74a、75a、76aおよび78aを含む。各砥粒層72a〜76aは、以下 により詳細に説明するように、多孔性材料中に並べて配列される。これらの層を トップパンチ84およびボトムパンチ85によって焼結して積層シート80を形 成する。上記のように、本発明に好適な焼結工程は当技術上周知であり、その全 体の内容が参照として組み入れられている、ツェルシン(Tselsin)に付 与された米国特許第5,620,489号に開示されている。図12は厚さのあ る各層に対して1層の接着材料層を示しているが、厚さのある各層に対して2層 以上 の接着層を含むことも考慮されている。 図12Aに示すように、部分12aの硬い領域と軟らかい領域が互い違いにな った配列を形成するためには、第1の砥粒層70aと第7の砥粒層78aとが各 々本質的に連続している。すなわち、多孔層60aおよび68aの各開口部はそ れぞれ粒子層70aおよび78aの超砥粒92を含有する。しかし、砥粒層72 a〜76aは、互い違いの多孔性材料層上で互い違いの列に配列される。このよ うに、砥粒層72a〜76aは連続しておらず、図11に示すように、それぞれ 多孔性材料層62a〜66aの開口部90の2つの列に対応する幅の列からなる 。砥粒92の列の幅は、部分12aの硬い領域22aの円周方向の長さに対応す る。多孔性材料層62a〜66aの開口部90の隣接する列の1、3、4または 任意の数に等しい幅の砥粒列を形成することも本発明の範囲内である。 部分12aの硬い領域と軟らかい領域のチェックボードパターンを形成するた めには、砥粒層72a、74aおよび76aの列を、砥粒層73aおよび75a の列の位置から、それぞれ多孔性材料層62a、64aおよび66aの開口部9 0の2つの隣接する列の幅に等しい距離だけ、列に垂直な方向に移行する。 図11に示すシート80などのシートの前方端の前面図である図12Bの実施 態様に示すように、図12Aにおいて砥粒のない列に砥粒を配置することもさら に本発明の範囲内である。図12Aの構成要素と同じ図12Bの構成要素に、同 じアルファベット付き数字をつけ、図12Aの構成要素と機能的に同様な図12 Bの構成要素に同じ数字と異なる小文字をつける。図12Aでは、砥粒層72b 、73b、74b、75bおよび76bは2種類の砥粒の2つの列、図12Bで 菱形で示す92aと図12Bで丸で示す92bに配列される。粒子92aは粒子 92bより研磨性が大きい。例えば、粒子92aはダイヤモンドであって、粒子 92bは炭化ケイ素であってもよい。従って、硬い領域はダイヤモンドを含有し 、軟らかい領域はあまり硬くない炭化ケイ素粒子を含有する。 厚さのある層30a、32a、33a、34a、35a、36aおよび38a を全てトップパンチ84およびボトムパンチ85によって焼結する。次いで、図 11において点線で示すように、得られた研磨材料の積層シート80から部分1 2aを実質的にレーザー切断する。部分12aの円周端は、砥粒層72a、73 a、74a、75aおよび76aの砥粒列に実質的に垂直に切断される。 接着材料は、砥粒層と焼結可能ないかなる材料であってもよく、好ましくは、 その製造方法が当技術上周知で、全体の内容が参照として組み入れられているツ ェルシン(Tselsin)に付与された米国特許第5,620,489号に開 示されている、軟らかく、容易に変形可能な可撓性材料(SEDF)である。こ のようなSEDFは、炭化タングステン粒子またはコバルト粒子などの接着材料 または粉末と、ゴムのりなどのセメントおよびゴムのり希釈剤などの希釈剤を含 む結合剤組成物とのペーストまたはスラリーを形成することによって形成するこ とができる。砥粒がペーストまたはスラリーに含まれてもよいが、必要はない。 基材はペーストまたはスラリーから形成され、室温または加熱して結合剤相の揮 発性成分を蒸発して固化および硬化する。接着材料層50a、52a、53a、 54a、55a、56aおよび58aを形成するために、図12に示す実施態様 に使用されるSEDFは、メチルエチルケトン:トルエン、ポリビニルブチラー ル、ポリエチレングリコールおよびジオクチルフタレートを結合剤として、銅、 鉄ニッケル、スズ、クロム、ホウ素、ケイ素、炭化タングステン、コバルトおよ びリンを接着材料として含んでもよい。溶媒のある種のものは塗布後に留去する が、残った有機物は焼結時に焼失する。本発明に使用することができるSEDF の正確な組成は以下に記載されており、サウスカロライナ州マウントプリザント のオールーケミー社(All−Chemie):オハイオ州コロンバスのトランス メット社(Transmet Corp.);カリフォルニア州ストックトンのバ リメット社(Valmet,Inc.,)、オハイオ州クリーブランドのCSMイン ダストリーズ(CSM Industries);サウスカロライナ州セネカのエ ンゲルハード社(Engelhard Corp.);ニュージャージー州イース トラザフォードのクライトタングステン社(Kulite Tungsten Corp.);オハイオ州セロンミルズのシンターロイ社(Sinterloy, Inc.);ニュージャージー州クリフトンのサイエンティフィックアロイズ社(S cientific Alloys Corp.);ペンシルバニア州ブリンマウ アのケムアロイカンパニー社(Chemalloy Company,Inc.) ;ノースカロライナ州リザーチトライアングルパークのSCMメタルプロダクツ (SCM Metal Products);ニュージャージー州カムデンのF. W.ウィンター&社(F.W.Winter&Co.Inc.);ニューヨーク州 オシニングのアレムコプロダクツ(Aremco Products);フロリダ 州ケイプコーラルのイーグルアロイ社(Eagle Alloys Corp.) ;オハイオ州クリーブランドのフージョン社(Fusion,Inc.);ペンシ ルバニア州ベルウィンのグッドフェロー社(Goodfellow,Corp.) ;ミシガン州マジソンHtsのウォールコルモノイ(Wall Colmono y)およびミシガン州トロイのアロイメタルズ社(Alloy Metals, Inc.)を含む数多くの供給業者から入手可能である。シート80を形成する 全ての接着層が同じ組成である必要はないことにも注目されるべきであり、1つ または複数の接着材料層は異なる組成を有してもよいことが考慮されている。 多孔性材料は、材料の多孔性が大きければ(約30%〜99.5%の多孔性)、 実際にはいかなる材料であってもよい。好適な材料は金属製の不織材料または銅 ワイヤーメッシュなどのワイヤー織りメッシュ材料である。ステンレス鋼ワイヤ ーメッシュは本発明に使用するのに特に好適である。図12に示す実施態様にお いて、メッシュは、第2の組の平行ワイヤーに垂直に交差させた第1の組の平行 ワイヤーから形成されて、多孔相60a、62a、63a、64a、65a、6 6aおよび68aを形成する。本発明に使用することができるステンレス鋼ワイ ヤーメッシュの正確な寸法は以下の実施例の部に開示されている。 シート80の厚さのある1つの相32aの上面図である図13Aに示すように 、第1の組の平行ワイヤー61を前方端82に平行に配置し、第2の組の平行ワ イヤー69を側端84に平行に配置してもよい。しかし、図13Bに示すように 、平行ワイヤーの組61および69が前方端82および側端84と45度の角度 をなすように、多孔相に角度をつけることも可能である。後者の配列は、例えば 、部分がシート80から切断されるとき、作業面の切削端により多くの砥粒を露 出するという利点を有する。 砥粒92は、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素、亜酸化ホウ素、炭化ホウ素お よび/または炭化ケイ素などの比較的硬いいかなる物質から形成されてもよい。 好ましくは、多孔性材料の穴のなかに入るような直径と形状のダイヤモンドを砥 粒92として使用する。粒子92は多孔相60a、62a、63a、64a、6 5a、66aおよび68aの開口部90に個々に配置されても、または接着基材 100a、102a、103a、104a、105a、106aおよび108a 上で配列されてもよい。図14は、砥粒92が結合している接着基材100a、 102a、103a、104a、105a、106aおよび108aを含む、図 11に示す型のシートの組み立て分解前面図である。図12Aの構成要素と同じ 図14の構成要素には同じ数字をつける。次いで、接着基材100a、102a 、103a、104a、105a、106aおよび108aを、シート80を作 製する層の残りと焼結することができる。また、多孔性材料層または接着基材層 を全く使用しないで、粒子92を接着材料層50a、52a、53a、54a、 55a、56aおよび58aに隣接して単純に配列することができる。焼結工程 に使用する砥粒を保持するための接着基材を使用することに関する詳細は、その 全体の内容が参照として組み入れられている、ツェルシン(Tselsin)に 付与された米国特許第5,380,390号に開示されている。多孔性材料の層 60a、62a、63a、64a、65a、66aおよび68aを使用する場合 には、砥粒92を配置した後で、焼結する前にそれらを除去することができるが 、必要ではない。 当業者に理解されるように、砥粒の列の幅を変えて、硬い領域と軟らかい領域 の円周方向の違う長さを形成することができる。また、異なる列の間の砥粒層中 の列の互い違いを変えて、硬い領域と軟らかい領域の望ましいパターンを形成す ることができる。さらに、砥粒の型を変えて、研磨性が大きい領域と研磨性が小 さい領域の望ましいパターンを形成することができる。特に、部分12b〜12 fの硬い領域と軟らかい領域の配列は、砥粒列の幅および砥粒層の列の位置およ び/または列中の砥粒の種類をこのように変更することによって達成することが できる。 さらに、砥粒層は列に配列する必要がない。むしろ、それらは、砥粒層の長さ よび幅方向の砥粒の濃度および種類が異なってもよい砥粒群に配列することがで きる。 ホイール40などの研磨材料の帯も研磨材料シート80から製造することがで きる。ホイール40は、図11に点線で示すように、シート80からレーザー切 断することができる。図11に示す型のシートのサイズは、異なるサイズの砥石 車を製造するために変更されてもよい。実施例 以下の一般的な手順を使用して、本発明の鋸部分を製造した。 1辺約0.6mm、直径0.17mmの開口部を有するステンレス鋼のオープ ンメッシュスクリーンを12.7cm×12.7cm(5インチ×5インチ)に 切断した。直径薬0.42mmのダイヤモンドまたは炭化ケイ素の砥粒をスクリ ーン開口部の各々に落とした。3つの研磨粒子パターンを使用した:「充満」−ス クリーンの開口部は全て1つのダイヤモンド粒子を有した;「A」ダイヤモンドと 炭化ケイ素粒子の2本の列が違い違いになっていて、最初の2つの列の各開口部 は炭化ケイ素粒子を有した;−「B」−ダイヤモンドと炭化ケイ素粒子の2つの 列が違い違いになっていて、最初の2つの列の各開口部はダイヤモンド粒子を有 した。 接着剤I、II、IIIおよびIV(表I)の粉末混合物の各々を以下の成分 と共に混合して、剥離ライナーにナイフコーティングして、金属粉末:接着剤を 600部、メチルエチルケトン:トルエン1.5:1を67部、ポリビニルブチ ラール6部、分子量約200のポリエチレングリコールを2.26部、ジオクチ ルフタレートを3.74部の可撓性シートを提供した。各シートは161cm2( 25in2)、厚さ約5.6mm(22ミル)、約0.98グラム/in2であった 。 砥粒を充填したスクリーンと金属粉末の可撓性シートを互いに積層して薄層複 合物を形成した。具体的な層の配列は各実施例に詳細に記載する。層化した構成 物を約1000℃、圧力約400kg/cm2で約4分間焼結した。 次いで、複合物をレーザーで長さ4cmの33個の弓状部分に切断し、次いで 、直径35.5cm(14インチ)の鋼製鋸歯芯の周辺部に等しい間隔をおいて 配置した。 実施例1は一般的な手順に記載したように調製した。得られた層状構成物は以 下のようであった: 接着剤IV 「フル」 接着剤II 接着剤II 「A」 接着剤II 接着剤II 「フル」 接着剤II 接着剤II 「B」 接着剤II 接着剤II 「フル」 接着剤II 接着剤II 「A」 接着剤II 接着剤II 「フル」 接着剤II 接着剤II 「B」 接着剤II 接着剤II 「フル」 接着剤IV 実施例2は一般的な手順に記載するように調製した。得られた層状構成物は以 下のようであった: 接着剤IV 「フル」 接着剤IV 金属粉末に対して6.25容量パーセントのダイヤモンドを有する10層の接着 剤II 接着剤IV 「フル」 接着剤IV 比較例Aは、商品名「ゴールドスタースプリーム(Gold Star Su preme)」でダイヤモントボートフェルカー(Diamont boart Felker)(ミズーリ州カンサスシティ)から購入できるコンクリート鋸で あった。 実施例1および2並びに比較例Aは、約2700rpmで作動し、歯の両側に 水が供給される内部動力手押し鋸を使用して、硬化「ヒューストンハード(Hou ston Hard)」骨材コンクリートで試験した。切削速度および予測鋸寿命 を表2に報告する。 実施例3は一般的な手順に記載するように調製した。得られた層状構成物は以 下のようであった: 接着剤IV 「フル」 接着剤I 接着剤I 「A」 接着剤I 接着剤I 「フル」 接着剤I 接着剤I 「B」 接着剤I 接着剤I 「フル」 接着剤I 接着剤I 「A」 接着剤I 接着剤I 「フル」 接着剤IV 比較例は、商品名「CC−24スプリーム(Supreme)6.0」で、カ リフォルニア州トランスのクッション カットカンパニー(Cushion C ut Company)から購入したコンクリート鋸であった。 実施例3および比較例Bは、約2700rpmで作動し、歯の両側に水が供給 される内部動力手押し鋸を使用して、硬化「デンバーミディアムハード(Denv er Medium Hard)」骨材コンクリートで試験した。切削速度および 予測鋸寿命を表3に報告する。 比較例Cは、テラダイヤモンドインダストリアル(Terra Diamon d Industrial)(ユタ州ソルトレイクシティ)から購入したコンクリ ート鋸であった。 実施例4は一般的な手順に記載したように調製した。得られた層状構成物は以 下のようであった: 接着剤III 「フル」 接着剤III 接着剤III 「A」 接着剤III 接着剤III 「フル」 接着剤III 接着剤III 「B」 接着剤III 接着剤III 「フル」 接着剤III 接着剤III 「A」 接着剤III 接着剤III 「フル」 接着剤III 実施例4および比較例Cは、約2700rpmで作動し、歯の両側に水が供給 される内部動力手押し鋸を使用して、硬化「デンバーミディアムハード(Denv er Medium Hard)」骨材コンクリートで試験した。切削速度および 予測鋸寿命を表4に報告する。 本発明は好ましい実施態様を参照して記載されているが、当業者は、本発明の 精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細に変更を加えることがで きることを認識している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.切削研磨用工具であって、 軸方向の寸法に直行する円周方向の寸法を有する研磨作業面と、 研磨作業面の円周方向の寸法と軸方向の寸法に間隔をおいて配置された複 数の第1の領域と、 研磨作業面の円周方向の寸法と軸方向の寸法に間隔を置いて配置された複 数の第2の領域とを含み、各第2の領域が各第1の領域より速く摩耗するように 、各第1の領域が各第2の領域より耐摩耗性が大きい工具。 2.作業面が、軸方向の寸法において、円周方向の寸法に延在し、軸方向の寸 法に直行する複数の層に分割される請求項1に記載の工具。 3.第1の外側層が作業面の第1の外側端を形成し、第2の外側層が作業面の 第2の外側端を形成し、複数の内側層が第1の外側層と第2の外側層との間に配 置される請求項2に記載の工具。 4.複数の内側層の各々が、円周方向に、第1の領域と第2の領域に分割され 、第1の外側層は第1の領域のみを含み、第2の外側層は第1の領域のみを含む 請求項3に記載の工具。 5.各層が、実質的に、同じ幅を有する請求項4に記載の工具。 6.内側層の第1の領域と第2の領域は全て円周方向の長さがほぼ等しく、隣 接する内側層の第1の領域と第2の領域は、各第1の領域の円周方向の長さに等 しい距離だけ円周方向の寸法に沿って互いにずれている請求項5に記載の工具。 7.1〜7つのいずれかの内部層を含む請求項6に記載の工具。 8.第1の外側層に隣接する第1の内側層と、 第2の外側層に隣接する第2の内側層と、 第1の内側層と第2の内側層との間に配置され、第2の領域とほぼ等しい 円周方向の長さの第1の領域を有する第3の内側層と を含み、第1の内側層と第2の内側層が各々第2の領域の円周方向の長さの約1 /3の第1の領域を有する請求項5に記載の工具。 9.内側層の第1の領域が全てほぼ等しい長さで、隣接する内側層の第1の領 域が、各第1の領域の円周方向の長さに等しい距離だけ円周方向の寸法に沿って 互いに全てずれている請求項8に記載の工具。 10.各内側層の第1の領域が全て各内側層の第2の領域の円周方向の長さの 約4倍で、隣接する内側層の第1の領域の円周方向の寸法の中心が第2の領域の 円周方向の寸法の中心に並ぶ請求項5に記載の工具。 11.3層の内側層を含む請求項10に記載の工具。 12.第1の外側層に隣接する第1の内側層と、 第2の外側層に隣接する第2の内側層と、 第1の内側層と第2の内側層との間に配置され、第1の領域のみを含む 第3の内側層と を含み、第1の内側層と第2の内側層が各々、第2の領域とほぼ等しい円周方向 の長さの第1の領域を有する請求項5に記載の工具。 13.円周方向の寸法において第1の領域と第2の領域に分割される第1の層 であって、各第2の領域が各第1の領域の円周方向の長さのほぼ3倍の円周方向 の長さを有する第1の層と、 円周方向の寸法において第1の領域と第2の領域に分割される第2の層 であって、各第2の領域が各第1の領域の円周方向の長さのほぼ3倍の円周方向 の長さを有する第2の層と、 円周方向の寸法において第1の領域と第2の領域に分割される第3の層 であって、各第1の領域が各第2の領域の円周方向の長さとほぼ等しい円周方向 の長さを有する第3の層とを含み、隣接する内側層の第1の領域が第1の領域の 円周方向の長さに等しい距離だけ円周方向の寸法に沿って互いに全てずれている 請求項2に記載の工具。 14.各層が円周方向の寸法において第1の領域と第2の領域に分割され、第 1の領域が第2の領域とほぼ等しい円周方向の長さを有し、隣接する層の第1の 領域が第1の領域と第2の領域との円周方向の長さに等しい距離だけ円周方向の 寸法においてずれている3層を含む請求項2に記載の工具。 15.作業面が、ほぼ等しい長さの複数の弓状部分から形成される請求項1に 記載の工具。 16.複数の弓状部分が結合する周辺面を有する剛直な円形ハブを含む請求項 15に記載の工具。 17.作業面が、円形ハブの曲率とほぼ等しい曲率を有する連続した円形の帯 である請求項1に記載の工具。 18.第1の領域と第2の領域が砥粒を含む請求項1に記載の工具。 19.各第1の領域に含まれる砥粒が各第2の領域に含まれる砥粒より硬い請 求項1に記載の工具。 20.各第1の領域に含まれる砥粒がダイヤモンドを含み、各第2の領域に含 まれる砥粒が炭化ケイ素粒子を含む請求項19に記載の工具。 21.各第1の領域に含まれる砥粒の濃度が各第2の領域に含まれる砥粒の濃 度より大きい請求項1に記載の工具。 22.第1の領域および第2の領域が接着材料を含む請求項1に記載の工具。 23.切削研磨工具のための研磨表面を製造する方法であって、 複数の接着材料層を提供するステップと、 複数の砥粒層を提供するステップと、 複数の砥粒層の少なくとも第1の層内に少なくとも第1の砥粒群と少な くとも第2の砥粒群とを形成するステップと、 複数の砥粒層を接着材料層で挟むステップと、 接着材料層を砥粒層と共に焼結して、積層シートを形成するステップと 、 積層シートから研磨表面を切断するステップと を含む方法。 24.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群とを形成するステッ プが少なくとも2列の砥粒配列を形成するステップを含む請求項23に記載の方 法。 25.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群とを形成するステッ プが、 複数の砥粒層中に少なくとも第1の砥粒配列と少なくとも第2の砥粒配列 とを形成するステップと、 第1の砥粒配列と第2の砥粒配列を砥粒層に垂直方向の並びから隣接する 砥粒層に移行するステップと を含む請求項24の方法。 26.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群とを形成するステッ プが、第2の砥粒配列の砥粒と異なる砥粒を有する第1の砥粒配列を形成するス テップを含む請求項25に記載の方法。 27.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群を形成するステップ がダイヤモンドを有する第1の砥粒配列と炭化ケイ素粒子を有する第2の砥粒配 列を形成するステップを含む請求項26に記載の方法。 28.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群を形成するステップ が、第2の砥粒配列より砥粒濃度が大きい第1の砥粒配列を形成するステップを 含む請求項25に記載の方法。 29.複数の多孔性材料層を提供するステップと、 複数の多孔性材料層を複数の接着材料層と複数の砥粒層とで挟むステッ プと の追加のステップを含む請求項23に記載の方法。 30.複数の接着材料層を複数の砥粒層と共に焼結するステップが、複数の多 孔性材料層を複数の接着材料層と複数の砥粒層と共に焼結するステップを含む請 求項29に記載の方法。 31.各砥粒層の各砥粒を多孔性材料の会合層の1つの開口部に配置する追加 のステップを含む請求項29に記載の方法。 32.複数の多孔性材料層を提供するステップが、多孔性材料の各層が第2の 平行ワイヤーの組と垂直に交差する第1の平行ワイヤーの組とを有する金属メッ シュを含む複数の多孔性材料層を提供するステップを含む請求項31に記載の方 法。 33.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の砥粒群を形成するステップ が、多孔性材料の各層の第1の平行ワイヤーの組に平行な少なくとも第1の砥粒 配列と第2の砥粒配列を形成するステップを含む請求項32に記載の方法。 34.少なくとも第1の砥粒群と少なくとも第2の群の砥粒群を形成するステ ップが、多孔性材料の各層の第1の平行ワイヤーの組に対して45度の角度の少 なくとも第1の配列と第2の配列を形成するステップを含む請求項32に記載の 方法。 35.複数の接着材料層を提供するステップが7層の接着材料層を提供するス テップを含み、 複数の多孔性材料層を複数の接着材料層と複数の砥粒層で挟むステップが各接着 材料層に多孔性材料層を重ねるステップを含む、 請求項29に記載の方法。 36.積層シートから研磨表面を切断するステップが、第1の配列と第2の配 列が研磨表面の作業端と実質的に垂直であるように研磨表面を切断するステップ を含む請求項25に記載の方法。 37.積層シートから研磨表面を切断するステップが積層シートから複数の弓 状部分を切断するステップを含む請求項36に記載の方法。 38.積層シートから研磨表面を切断するステップが積層シートから円形の帯 を切断するステップを含む請求項36に記載の方法。 39.複数の接着材料層を提供するステップが軟らかく容易に変形可能な可撓 性材料の複数層を提供するステップを含む請求項25に記載の方法。 40.複数の接着剤基材を提供するステップと、 各砥粒層を接着剤基材に結合するステップと、 複数の接着剤基材を複数の接着材料層と複数の砥粒層と複数の多孔性材 料層とで挟むステップと の追加のステップを含む請求項25に記載の方法。
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