JP2002508062A - ダイオードのインターリーブされた2レベル電流による温度測定およびそのための2レベル電流源 - Google Patents

ダイオードのインターリーブされた2レベル電流による温度測定およびそのための2レベル電流源

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Abstract

(57)【要約】 較正なしでかつ処理変動と温度変動に関係なくダイオードを流れる測定電流のきわめて正確な比率を提供する、ダイオード上にインターリーブされた2レベル電流による温度測定とそのための2レベル電流源。2レベル電流源は、複数N個の電流源を使用し、高電流が、N個の個別の電流源の合計からなり、低電流が、個別の電流源のうちのいずれか1つからなり、温度測定は、Nの高電流/低電流測定シーケンスを使用し、各シーケンスごとにN個の個別の電流源のうちの異なる1つを使用して行われる。Nの値の適切な選択と、ダイオードの温度が上昇または低下しているときのNの各測定シーケンスにおける2つの電流の適切な順序付けにより、Nの測定シーケンスの始め、Nの測定シーケンスの終わり、またはその途中におけるダイオードの温度を表す出力温度が与えられる。本発明の結果を達成する代替方法が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 ダイオードのインターリーブされた2レベル電流 による温度測定およびそのための2レベル電流源 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、バンドギャップ温度センサの分野に関する。 2.従来の技術 従来技術において、バンドギャップ温度センサは周知である。そのような温度 センサは、pn接合における温度と電流密度によるpn接合の順方向電圧降下の 変化に基づく。1つの形態では、2つのほぼ同一のトランジスタを、それを流れ る異なる電流、したがってそれに対応する異なる電流密度により動作させる。2 つのトランジスタの順方向電圧降下の差に比例した出力が得られる。その出力は 絶対温度に比例する。もう1つの形態において、特に本発明において対象とする 形態は、ダイオードやダイオード接続トランジスタなどの1つのpn接合を利用 し、最初にある電流、したがってある電流密度で動作させ、次に第2の電流、し たがって第1の電流密度と異なる第2の電流密度で動作させる。この場合も、2 つの動作条件下の順方向電圧降下の差は、絶対温度に比例する。 いずれの場合も、ベース・エミッタ電圧またはpn接合ダイオードの両端の順 方向電圧降下は、次の式で表わすことができる。 V=Vgo(1−T/T0)+VBE0(T/T0)+nKT/q ln(T0/T) ここで、 VBE=pn接合の両端の電圧降下 Vgo=絶対零度まで外挿された半導体バンドギャップ VBEO=温度T0と対応する電流Icoにおけるpn接合V q=電子電荷 n=構造因子 2つの同一のpn接合が電流密度J1およびJ2で動作するとき、あるいは本 発明におけるように、単一のpn接合が、最初にpn接合電流J1で動作され、 次にpn接合電流J2で動作されるとき、上記の式から、pn接合順方向電圧降 下の差ΔVは、次のように表わすことができる。 ΔV=(KT/q)ln(J1/J2) したがって、順方向電圧降下の差は、絶対温度に正比例する。しかしながら、 また、上記の式から、温度に対する順方向電圧降下の差の感度のスケール・ファ クタは、電流密度の比に依存することが分かる。この比が適切に制御されないと 、摂氏1度のマイクロボルトで表した順方向電圧降下の差の温度感度のスケール ・ファクタも適切に制御されない。従来技術においては、異なりかつ比例した2 つの電流は、実質的に異なるサイズのトランジスタを使用する電流ミラーにより 生成され、したがって、一方の電流は、他方の電流の一部分に過ぎないことにな る。2つの電流の比率は、主にトランジスタのサイズに依存するため、電流比の 妥当な制御を達成することは可能である。より高い精度を必要とする場合は、ウ ェハ段階で回路トリミングを行ってより正確な電流比を得ることができる。しか しながら、その場合でも、2つの電流は、必要な温度範囲にわたって互いを追跡 しなくなり、その結果、わざわざ回路トリミングを行っても、温度測定の精度が 制限される。本発明の1つの態様は、事実上、電流源における処理変動および温 度変動に依存しない正確な電流比率を有するpn接合温度センサを流れる電流を 作り出すことである。 また、従来技術においては、温度測定のために単一pn接合に2つの連続した 異なる電流を流すとき、そのpn接合に第1の電流を流したときと第2の電流を 流したときとの間にpn接合の温度が変化すると、測定に誤差が生じる。本発明 では、この問題を克服し、たとえば、測定サイクルの始め、測定サイクルの終わ り、温度測定の途中における温度に温度測定を正確に反映させることができる。 発明の簡単な要旨 本発明は、較正なしで、かつ処理変動と温度変動にかかわらず、ダイオードを 流れる測定電流のきわめて正確な比を得ることができる、ダイオードのインター リーブされた2レベル電流源による温度測定とそのための2レベル電流源を提供 する。2レベル電流源は、複数であるN個の電流源を使用し、高電流が、N個の 個別の電流源の合計からなり、低電流が、個別の電流源のうちの1つの電流源か らなり、温度測定は、N回の高電流/低電流測定シーケンスを使用し、それぞれ のシーケンスにN個の個別の電流源のうちの異なる電流源を使用して行われる。 ダイオードの温度が上昇または低下しているときにNの値を適切に選択し、N回 の測定シーケンスのそれぞれで2つの電流を適切に順序づけすることにより、N 回の測定シーケンスの始め、N回の測定シーケンスの終わり、またはその途中に おけるダイオードの温度を表す出力温度が提供される。本発明の結果を達成する 代替方法が開示される。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を組み込むシステムの概念的ブロック図である。 図2は、本発明の電流源の好ましい実施形態の回路図である。 図3は、測定クロック信号と図2のNORゲートの出力の第1の代表的な波形 図である。 図4は、測定クロック信号と図2のNORゲートの出力の第2の代表的な波形 図である。 図5は、測定クロック信号と図2のNORゲートの出力の第3の代表的な波形 図である。 図6は、測定クロック信号と図2のNORゲートの出力の第4の代表的な波形 図である。 図7は、測定クロック信号と図2のNORゲートの出力の第5の代表的な波形 図である。 本発明の詳細な説明 最初に図1を参照すると、本発明を組み込むシステムの概念的ブロック図を見 ることができる。この図に示したように、pn接合ダイオード20が、何らかの 形のクロック/デコーダ24によって制御された電流源22に接続されている。 pn接合ダイオード20へのリード26および28には、アナログ変換器30が 接続され、その出力がpn接合20の温度を出力するカウンタ32に接続されて いる。好ましい実施形態において、アナログ−ディジタル変換器は、差動電圧入 力の大きさにより、クロック24からのn個のクロック・パルスに対して、0〜 n個の出力パルスを出力する差動アナログ−ディジタル変換器である。また、好 ましい実施形態において、カウンタ32は、アナログ−ディジタル変換器30の 出力パルスに応答し、クロック/デコーダ24からの制御信号に応じてカウント ・アップまたはカウント・ダウンするアップ/ダウン・カウンタであり、温度測 定サイクルの最終出力は、pn接合ダイオード20の温度を表すカウンタの最終 カウントである。 この一般的なタイプの温度測定システムにおける電流源の機能は、pn接合の 両端の順方向電圧降下を異なる2つの電流密度でそれぞれ測定することができる ように、pn接合20に第1と第2の電流したがって第1と第2の電流密度を有 効に与えることである。これらの順方向電圧降下の差は絶対温度に比例する。こ の目的のため、好ましい実施形態において、アナログ−ディジタル変換器30か らの出力パルスは、pn接合ダイオード20が高電流密度で動作している期間中 はカウンタ32によってカウント・アップされ、pn接合ダイオード20が低電 流密度で動作している期間中はカウント・ダウンされ、正味カウントは、順方向 電圧降下の差であり、したがって絶対温度に比例する。(本明細書に示したすべ ての例において、カウンタ32と類似のカウンタが使用されるか、電圧が何か他 の技法で測定されるかに関わらず、電流シーケンスの順序に関係なく低電流測定 値が高電流測定値から減算される。) 図1のシステムは、システムが、特定の要件に依存する様々な形態および/ま たは温度検出システムを使用するさらに大きなシステムにおいて実現されるとき の概念に過ぎない。クロック/デコーダ24は、たとえば、特定の用途により、 何らかの形態のシーケンサまたはマイクロコントローラ、あるいはより大きなプ ロセッサを使用したシステムの一部分でもよい。同様に、アナログ−ディジタル 変換器30および/またはカウンタ32は、任意の特定の用途にも便利なように 容易に他の形態をとることができる。しかしながら、本発明に特に重要なのは、 電流源22である。特に、pn接合20の両端の順方向電圧降下の差ΔVは、( KT/q)ln(J1/J2)と等しく、温度の変化に対するΔVのスケール・ ファクタは、使用する2つの電流密度の比に依存する。したがって、使用する2 つの電流の大きさは、そのスケール・ファクタに影響を及ぼさないように変化し てもよいが、2つの電流の比は、システムの温度ならびにダイオードの温度に関 係なく一定に維持されなければならない。さらに、製造中に回路トリミングを行 うか、スケール・ファクタを調整する何らかの他の用意をしない限り、電流比の 変化、システムごとの違い、システムの動作中の温度範囲により、実質的な誤差 が生じる。 本発明において、電流源22は、システムの集積回路の組立てプロセスの変化 および動作温度の変化にもかかわらず、事実上各ユニットに正確な電流比を提供 する独特な電流源である。図2に、本発明の電流源22の好ましい実施形態を示 す。この図において、10個のNORゲートであるNOR0〜NOR9が用意さ れ、各NORゲートは、1つの入力が、デコーダ(図1のクロック/デコーダ2 4)から10本の線のうちの1本に接続され、第2の入力HLが、他のNORゲ ートのそれぞれの第2の入力と共通に接続される。各NORゲートの出力は、各 pチャネル・トランジスタP0〜P9のゲートを制御し、このpチャネル・トラ ンジスタはそれぞれ、第2のpチャネル・トランジスタP10〜P19のそれぞ れと直列に接続される。したがって、任意の1つのNORゲートの出力A〜Jが ハイのとき、各pチャネル・トランジスタP0〜P9のうちの1つがターンオフ し、それに対して任意のNORゲートの出力A〜Jがローのとき、各pチャネル ・トランジスタP0〜P9がターンオンする。 pチャネル・トランジスタP10〜P19のゲートはすべて、ダイオード接続 された、pチャネル・トランジスタP20のゲートとドレインに共通に接続され る。pチャネル・トランジスタP20のソースは、pチャネル・トランジスタP 21のドレインに接続され、トランジスタP21のソースは、電圧源Vに、トラ ンジスタP0〜P9のソースと並列に接続される。pチャネル・トランジスタP 21のゲートは、アースに接続され、pチャネル・トランジスタP10〜P19 のドレインは、共通に接続され、電流源出力Iを構成する。pチャネル・トラン ジスタP0〜P21はすべて、、当然ながら、一般に任意の実際の集積回路にお けるトランジスタの特性に小さな自然な差はあるが、同じサイズであり、同じ集 積回路に形成された実質的に「同一」のトランジスタである。 図2の回路において、基準電流IREFが、ダイオード接続トランジスタP2 0に加えられ、またゲートがアースに接続されているためにpチャネル・トラン ジスタP21にも与えられる。pチャネル・トランジスタP10〜P19とpチ ャネル・トランジスタP20の間の共通ゲート接続のため、トランジスタP20 は、電流ミラーとしてはたらき、pチャネル・トランジスタP10〜P19のう ちの対応するpチャネル・トランジスタP0〜p9がオンとなっている任意の1 つまたは複数のトランジスタP10〜P19に電流IREFをミラーリングさせ る。トランジスタP0〜P9が、pチャネル・トランジスタであるため、これら のpチャネル・トランジスタは、NORゲートのNOR0〜NOR9のそれぞれ の出力A〜Jがローの場合にオンになる。任意のある時間にpチャネル・トラン ジスタP0〜P9のうちの1つだけがオンである場合、電流源の出力電流Iは、 動作トランジスタの整合の精度の範囲内で基準電流IREFと等しくなる。一方 、トランジスタP0〜P9がすべてターンオンした場合、電流源の出力電流Iは 、やはり動作トランジスタの整合に依存する精度に対して、IREFの10倍に 等しくなる。その点において、ゲートのアース接続のために常にオンであるトラ ンジスタP21の目的は、トランジスタP0〜P9のどれがオンであってもその 間に生じるいかなる電圧降下をも整合させることであり、その結果、各pチャネ ル・トランジスタP10〜P19のゲート−ソース電圧は、pチャネル・トラン ジスタP20のゲート−ソース電圧と正確に整合し、したがって基準電流IRE Fは、正確にミラーリングされる。当然ながら、そのときそのpチャネル・トラ ンジスタP0〜P9がオフの場合には、pチャネル・トランジスタP10〜P1 9のそれぞれに電流は流れない。 信号HLがハイのとき、すべてのNORゲートの出力はローである。これによ り、pチャネル・トランジスタP0〜P9がすべてターンオンし、電流IREF の10倍の出力電流Iが出力される。信号HLがローのとき、pチャネル・トラ ンジスタP0〜P9がオンかどうかは、デコーダから各NORゲートへの第2の 入力がハイかどうかによって決まる。したがって、デコーダの出力を使用して、 トランジスタP0〜P9のうちの任意の1つまたは複数をターンオンすることが できる。デコーダを使用してトランジスタP0〜P9をすべてターンオンするこ ともできるが、信号HLをハイに駆動させてそれを行うと便利である。 本発明の電流源の動作の背後にある概念を次のように説明することができる。 最初に、すべてのトランジスタP0〜P9をターンオンし、pn接合ダイオード 20(図1)を流れる全部で10のミラー電流成分(IREFの約10倍)の合 計と等しい電流を与え、pn接合20の両端の順方向電圧降下を測定する。次に 、信号HLを再びローに駆動し、デコーダの出力すなわち10のデコーダのうち の1つの出力を使用して、pチャネル・トランジスタP0をターンオンする。こ れにより、すべてのトランジスタP10〜P19にミラーされる電流(ほぼIR EF)と等しいダイオード20のpn接合を流れる電流Iを与え、順方向電圧降 下を再び測定し、すべてのトランジスタP0〜P9がオンの状態で達成された値 から、好ましくはディジタル方式で減算する。最初の状態では、2つの電流は、 トランジスタの整合のために良好な精度の10:1の比となる。しかしながら、 不完全な整合のために、電流密度の比において第2の状態の誤差が予想されるこ とがある。本発明において、温度測定は、説明している実施形態では、高電流と 低電流の順方向電圧降下の測定の1つのシーケンスではなく、そのような10の シーケンスによって行われ、10の低電流がそれぞれ、異なるそれぞれの電流ミ ラーpチャネル・トランジスタP10〜P19を流れる電流として行われる。し たがって、たとえば、トランジスタP0〜P9がすべてターンオンされて、pn 接合ダイオード20の両端の高電流の順方向電圧降下が測定され、次にトランジ スタP0以外のすべてがターンオフされて、ダイオード20の両端の低電流の順 方向電圧降下が測定される。次に、トランジスタP0〜P9がすべて再びターン オンされ、pn接合ダイオード20の両端の高電流の電圧降下が測定され、次に トランジスタP1以外がすべてターンオフされて、pn接合20の両端の低電流 の電圧降下が測定され、その他のトランジスタも同様に行われる。これは、全部 で10回連続して繰り返され、最後に、最後の低電流の順方向電圧降下の測定た めにトランジスタP9がターンオンされる。 それぞれ個別のシーケンスで使用される高電流が、高電流/低電流の電流シー ケンスの間に使用される個々の低電流の合計と等しいため、平均の低電流は、実 質的に、高電流のちょうど10分の1でなければならない。(一般に、高電流の N分の1。ここで、Nは、合計する個別の電流成分の数と等しく、好ましい実施 形態においては10である。)。平均の低電流と平均の高電流との正確な比率1 対10が、回路トリミングなしでかつ電圧Vまたは基準電流IREFを特別に制 御することなく達成され、それらの特性以外は、測定サイクル全体においてずっ と一定でなければならないことに注意されたい。したがって、電流源IREFは 、任意の周知の従来技術の電流源でよく、システムの動作温度範囲内で適切な電 流範囲内に留まるような、あまり温度の影響を受けない電流源であることが好ま しい。 図3に、前述の10の高電流/低電流シーケンスを示す。この図において、主 測定クロック信号、すなわちダイオード電圧のそれぞれの電圧降下の読取りをゲ ート制御する信号が、図の上部に示され、その下に、図2のNORゲートNOR 0〜NOR9の出力を表す信号A〜Jがそれぞれ示される。前述の説明により、 第1の測定クロック・サイクルにおいて、信号A〜Jはすべてローであり、トラ ンジスタP0〜P9がすべてターンオンし、その結果、図1のpn接合ダイオー ド20を流れる電流である図2の電流Iは、約10倍のIREFになる。第2の 測定クロック・サイクルで、信号Aはローのままであるが、信号B〜Jはすべて にハイになり、その結果、ダイオード20を流れる電流は、トランジスタP10 からミラーされたようなほぼIREFになる。第3のクロック・サイクルで、信 号Aは、やはりローのままであり、残りの信号B〜Jが再びローになり、トラン ジスタP0〜P9が再びターンオンし、その結果、図2の回路の出力電流Iが、 再び約10IREFになり、以下同様に続く。図3から、pn接合ダイオードに 流れる電流が、個別の電流ミラー・トランジスタP10〜P19のうちの連続し たものによって生成されるとき、ほぼ10倍のIREFとほぼIREFとに実質 的に交番することが分かる。 本発明のもう1つの側面は、10の高電流/低電流シーケンスの間の図1のp n接合ダイオード20の温度の変化の影響である。この点において、熱時定数が 長くかつ比較的高速の回路が使用される多くの用途において、全部で10の(ま たは、他の数Nが使用される場合でも)高電流/低電流シーケンスの間に、pn 接合に小さな温度変化がある場合がある。しかしながら、構造が小さく加熱速度 または冷却速度が早いいくつかの用途では、測定サイクル中のpn接合における 実質的な温度変化、すなわち測定サイクル全体におけるの温度の上昇、あるいは 測定サイクル全体における温度の低下があることがある。 温度測定サイクルにおける線形的に変化する温度の影響を検討する。図3の高 電流/低電流シーケンスを使用する例示的実施形態において、出力は、次の式に 比例する。 ここで、数字の添え字は、電圧が測定される相対時間を指す。 しかしながら、それぞれの電圧の読み取りは、前の読みの温度Tと異なる温度Δ Tで行われる。したがって、 などとなり、 ここで、V1L、V3Lなどは、測定が、V1H、V3Hなどと同じ時間に行われた場合 に測定される電圧である。したがって、出力に関する上記の式を、次のように書 き直すことができる。 測定した平均電圧は、次のように表わすことができる。 10の高電流と低電流との電流比を使用して、シリコンのpn接合は、温度に よるpn接合電圧降下(V)の変化が、温度による2つのpn接合電圧降下(Δ V)の差の10倍にきわめて近いという特性を示す。 したがって、電流比が10の場合、測定される平均電圧は、次の式にきわめて 近い。 したがって、それぞれ高電流の次に低電流がある10のシーケンスを使用し電 流比10を使用する測定の最終的な結果は、測定サイクルの始めにおけるpn接 合の温度と等しい。 図4に示したように、それぞれの低電流の次に高電流がある10のシーケンス があり、その後再び電流比10を使用するというように10のシーケンスを逆に すると、前述のタイプの分析から、測定される平均電圧が、次の式にきわめて近 いことがわかる。 ここで、それぞれの低電流の次に高電流がある10のシーケンスを使用し電流 比10を使用する測定の最終的な結果は、測定サイクルの終わりにおけるpn接 合の温度と等しい。図5のようにそれぞれ低電流の次に高電流がある5つのシー ケンスと、それぞれ高電流の次に低電流がある次の5つのシーケンス、あるいは 図6のように、それぞれ高電流の次に低電流がある5つのシーケンスと、それぞ れ低電流の次に高電流がある次の5つのシーケンスの、10のシーケンスを使用 して測定を行う場合、測定される平均電流は、次の式に比例する。 したがって、測定される平均電圧は、測定サイクルの始めと終りの間の途中に おいてpn接合の温度に比例する。また、5つのシーケンスと5つのシーケンス をどのように混ぜても同じ結果になる。最初の電流測定時間、ハイまたはローが 、半分の測定時間に短縮され、他の半分が、最後の全シーケンスの後で繰り返さ れた場合は、図1のシステムにおける一貫したハイ/ローの基準に関して類似の 結果が得られる。 さらに他の代替として、図7の電流シーケンスを検討する。この場合、最後の 高電流セグメントとともに高電流/低電流の10のシーケンスがあり、全部で2 1の個別の電流のセグメントがある。したがって、この場合も10対1の電流比 を使用し、最初から20の電流セグメントによる本発明による電圧の測定は、測 定サイクルの始めにおける温度を測定し、最後から20の電流セグメントにわた る前述の電圧の測定は、測定サイクルの終わりにおける温度を測定する。したが って、21のセグメント測定サイクルの始めにおけるカウンタ出力(図1)を知 り、最初の高電流セグメントの後、最初の20の電流セグメントの後、最後(2 1番目)のセグメントの後のカウンタ出力に注意することにより、測定サイクル の始めの温度、測定サイクルの終わりの温度、および温度測定サイクル中の温度 の変化率を決定することができる。これにより、温度変化率を決定するために連 続した測定サイクルを2つだけ使用するよりも約2倍早くを温度の変化率を決定 することができる。 同じ一般的なプロセスを使用して、低電流セグメントと共に21のセグメント の測定サイクルの始めと終わりを使用して、測定サイクルの始めの温度と、測定 サイクルの終わりの温度と、温度測定サイクルの間の温度の変化率を決定するこ とができる。任意の時間に温度の変化率だけを測定したい場合は、任意の2つの 高電流出力電圧を、間隔をおいた別々の時間に測定して互いに減算するか、任意 の2つの低電流出力電圧を、間隔をおいた別々の時間に測定して互いに減算する ことができ、いずれの場合も、温度に比例しかつ各測定間の時間に反比例する接 続電圧の差が与えられる。これは、本発明によって提供される正確な電流比を利 用しないが、制限された測定が望ましい場合は、可能性ある本発明のさらに他の 動作モードである。 以上のことは、低電流に使用され高電流のために合算される個別の電流源の数 が10で、2つのシーケンスの数もやはり10のときに、説明した条件下で精度 が次の式のようになるため、よく当てはまる。 しかしながら、低電流用でかつ実質的に10と異なる高電流用に合算された数 の個別の電流源を使用すると、測定サイクル中の温度の変化率による温度測定の 誤差が生じるだけである。したがって、10が好ましい。いかなる種類の修正も 必要とせずに測定サイクル中の温度変化率による誤差を最小にするために、少な くとも8〜12の範囲のような10にきわめて近い値を使用することが望ましい 。当然ながら、時間による温度変化率が線形でない測定サイクル中の温度の変化 は、温度変化の特性に依存する異なる結果を引き起こす。したがって、温度の測 定サイクルを、予想される温度変化率に対して可能な適切な程度までできるだけ 適切に短く維持することが好ましく、それにより測定サイクル中に生じる温度変 化が、小さくなり、実質上時間と比例するようになる。 一般的な意味において、M個の電流源とN回のシーケンスを使用することがで きる。その際、各シーケンスは1つの高電流セグメントと1つの低電流セグメン トからなる。高電流セグメントは、2≦H≦Nの場合に、任意の1つの高電流セ グメントにH個の電流源を使用することができる。H<Mの場合は、H個の電流 源を使用するNの高電流セグメントを、各電流源がNのシーケンスにわたって高 電流に同じ回数を使用されるように変更しなければならない。低電流セグメント は、任意の1つの電流セグメントにL個の電流源を使用することができ、ここで 、1≦L<Hであり、それにより、使用されるL個の電流源は、各電流源がNの シーケンスにわたって低電流用に同じ回数使用されるように変更される。たとえ ば、6つの電流源(M=6)を使用し、H=4とL=2を使用する次の6のシー ケンス(N=6)を検討すると、高電流/低電流の比率2が与えられる。 ここに、各電流源は、高電流セグメントに4回、低電流セグメントに2回使用 される。それぞれの高電流にH個の電流源を使用するシーケンスがN回ある場合 、本発明を十分に利用するためには、高電流に使用される全電流源が、Mで均等 に割り切れなければならず、すなわちHN/M=整数でなければならない。また 、Nのシーケンスが各低電流にL個の電流源を使用する場合、本発明を十分に利 用するために、低電流に使用される電流源の合計は、やはりMで均等に割り切れ なければならず、すなわちLN/M=整数でなければならない。上の例では、N =Mであるため、HとLは、2≦H≦Mと1≦L<Hによってのみ制限される。 しかしながら、必ずNとMが等しくなるように制限される必要はない。8のシ ーケンス(N=8)が、6つの電流源(M=6)と共に使用される場合、HN/ M=整数でかつLN/M=整数であるためには、HとLの選択が、3と6に制限 される必要がある。H>Lであるため、Hは6になり、Lは3になり、この場合 も電流比2対1である。6つの電流源による8つのシーケンスで示したHとLに 関する他の選択は、それぞれの電流源を、高電流用に同じ回数使用し、低電流用 に同じ回数使用することができなくなる。好ましい実施形態のように、10個の 電流源を使用するが、シーケンスを8回しか使用しない場合は、比率を2対1に するために、Hは、10個すべての電源源の使用に制限され、Lは、同時に5個 の電流源の使用に制限される。 最終的に、低電流用に個々に使用され高電流用に合算される電流源(M)の数 と、2つの電流シーケンス(N)の数が等しいとき(M=N)、次の式は、N= 10のときに最も正確である。 しかしながら、M≠Nを使用することによって、各電流源を高電流用に所定の 回数だけ使用できるようにし、低電流用にそれよりも少ない所定の回数だけ使用 できるようにして、本発明の電流比の正確さを保持しながら、測定サイクルの始 めまたは終わりにおける温度を正確に測定するM、N、HおよびLの組合せが可 能である。 以上の操作方法はいずれも、それぞれの個別の電流源を単独であるいはこの方 法を実施するために必要とされるような1つまたは複数の他の電流源と一緒に制 御する機能を使用して、同じまたは異なる数の電流源により、図1のシステムお よび図2の回路と共に使用することができる。したがって、本明細書では、シス テム、処理変動と温度変動に関係なくかつ較正なしにダイオードに流れる測定電 流のきわめて正確な比を提供し、測定プロセス中の温度変化に関係なく温度測定 サイクル中の既知の時間における温度を表す温度測定を提供することができる、 ダイオードのインターリーブされた2レベル電流による温度測定のためのシステ ムおよび方法ならびにそのための2レベル電流源を説明した。 本発明を、その好ましい実施形態に関して開示し説明したが、当業者には、本 発明の趣旨および範囲から逸脱することなしに形態および詳細における様々な変 更を行うことができることを理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サーバー,チャールス・レイモンド・ジュ ニア アメリカ合衆国・94086・カリフォルニア 州・サニーベイル・スモーク ツリー ウ エイ・676

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電流出力に共通に接続されたM個の電流源を含み、 M個の電流源が、オンとオフに制御式に切換可能であり、 M個の電流源のオンとオフの切換を制御して、M個の電流源の電流に等しい電 流を出力し、M個の電流源のうちのいずれか1つの電流と等しい電流出力を与え る制御回路を含み、この制御回路は、M個の電流源を制御して、M個の電流源の うちのいずれか1つの電流と等しい制御出力を与えるときにM個の電流源のうち の異なる1つの電流を出力する2レベル電流源。 2.制御回路が、M個の電流源のうちのいずれか1つの電流と等しい電流を出 力するようにM個の電流源を制御し、M個の電流源のうちの任意の1つの電流を 出力し、制御回路が、M個の電流源を順々に循環して、M個の電流源のうちのい ずれか1つの電流と等しい電流を出力するときに、M個すべての電流源の電流を 出力をするときの電流出力の1/M倍に等しい平均電流を出力する請求項1に記 載の2レベル電流源。 3. M個の電流源が、単一の電流源からミラーされる電流源である請求項2 に記載の2レベル電流源。 4.第1と第2の電極と、第1と第2の電極間の導通を制御する制御電極とを それぞれ有する偶数の複数のトランジスタを含み、 複数のトランジスタのうちの第1のトランジスタは、制御電極が第2の電極と 、電流源に接続されたダイオードであり、 第2のトランジスタが、第1のトランジスタの第1の電極に結合された第2の 電極と、供給電圧に結合された第1の電極と、第2のトランジスタをターンオン する電圧への制御電極とを備え、 残りの複数のトランジスタは対として結合され、各対の第1のトランジスタが 他の対の第1のトランジスタの第2の電極に接続されると共に電流出力に接続さ れた第2の電極を有し、第1のトランジスタの制御電極は他の対の第1のトラン ジスタの制御電極に接続されるとともにダイオード接続されたトランジスタの制 御電極に接続され、第1のトランジスタの第1の電極は対とされた第2のトラン ジスタの第2の電極に結合され、 各対の第1のトランジスタの第1の電極が、対の第2のトランジスタの第2の 電極に結合され、 各対の第2のトランジスタの第1の電極が電源電圧に結合され、 各対の第2のトランジスタの制御電極が、各対の第2のトランジスタのいずれ か1つのターンオンを制御する制御回路に結合された2レベル電流源。 5.制御回路が、各対の第2のトランジスタの制御電極に結合されたゲートを 含み、各ゲートへの第1の制御入力が、すべてのゲートの信号のオンとオフの制 御を提供するために互いのゲートへの第1の制御入力に結合され、各ゲートへの 第2の制御入力が、それぞれ個別のゲートのオンとオフの制御を提供するために 結合された請求項4に記載の2レベル電流源。 6.トランジスタが、FETトランジスタである請求項4に記載の2レベル電 流源。 7.第1と第2の電流出力を有する2レベル電流源を提供する方法であって、 (a)共通の電流出力に電流を送るように結合されたM個の電流源を設ける段階 と、 (b)M個の電流源をすべてオンにして第1の電流出力を与える段階と、 (c)M個の電流源のうちの1つをオンにして第2の電流出力を与える段階とを 含み、 (d)段階(c)でオンにされる電流源は、第2の電流が与えられるたびに異な る電流源であり、それにより平均の第2の電流が、第1の電流の1/M倍と等し くなる方法。 8.段階(a)で、複数M個の電流源が、単一電流源からミラーされた電流源 である請求項7に記載の方法。 9.温度に応じた信号を提供する方法であって、 (a)pn接合を設ける段階と、 (b)pn接合電流を与えるためにpn接合に結合され、M個の個別の電流源を 有し、M個の電流源のいずれか1つまたはすべてがpn接合電流を与えることが できるようにそれぞれ制御可能な電流源を設ける段階と、 (c)pn接合電流を制御して、pn接合を流れる電流のMのシーケンスを行う 段階であって、各シーケンスが、M個すべての電流源がpn接合電流を与える高 電流と、個々の電流源のうちの1つがpn接合電流を与える低電流とを有し、各 シーケンスが、異なる個々の電流源を使用して低電流を与える段階と、 (d)pn接合に高電流がそれぞれ流れる間のpn接合の両端の電圧から、pn 接合に低電流がそれぞれ流れる間のpn接合の両端の電圧を引いた差に応じた信 号を出力する段階と、 を含む方法。 10.M個の個別の電流源が、それぞれ個々の電流源に基準電流をミラーさせ ることによって生成される請求項9に記載の方法。 11.pn接合を流れる電流の各シーケンスが、最初に高電流を有し次に低電 流を有するシーケンスを含む請求項9に記載の方法。 12.pn接合を流れる電流の各シーケンスが、最初に低電流を有し次に高電 流を有するシーケンスを含む請求項9に記載の方法。 13.pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が、最初に高電流を有し次に 低電流を有するシーケンスを含み、pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が 、最初に低電流を有し次に高電流を有するシーケンスを含む請求項9に記載の方 法。 14.第1と第2の電流出力を有する2レベル電流源を設ける方法であって、 (a)共通の電流出力に電流を送るように結合されたM個の電流源を設ける段階 と、 (b)M個の電流源から、それぞれ高電流と低電流を有するNの電流シーケンス を提供する段階とを含み、 (c)2≦H≦Mの場合に、M個の電流源のうちのH個をオンにすることにより 高電流が与えられ、 (d)1≦L<Mの場合に、M個の電流源のうちのL個をオンにすることによっ て低電流が与えられ、 (e)段階(c)でオンにされた電流源は、高電流が与えられるたびに変更され 、それにより各電流源が、電流シーケンスのN個の高電流セグメントにわたって 同じ回数だけオンにされ、 (f)段階(d)でオンにされた電流源は、低電流が与えられるたびに変更され 、それにより各電流源が、電流シーケンスのN個の低電流セグメントにわたって 同じ回数だけオンにされる方法。 15.段階(a)において、M個の電流源が、単一電流源からミラーされた電 流源である請求項14に記載の方法。 16.電流の各シーケンスが、最初に高電流を有し次に低電流を有するシーケ ンスを含む請求項14に記載の方法。 17.電流の各シーケンスが、最初に低電流を有し次に高電流を有するシーケ ンスを含む請求項14に記載の方法。 18.pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が、最初に高電流を有し次に 低電流を有するシーケンスを含み、pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が 、最初に低電流を有し次に高電流を有するシーケンスを含む請求項14に記載の 方法。 19.温度に応じた信号を出力する方法であって、 (a)pn接合を設ける段階と、 (b)pn接合を流れるpn接合電流を与えるためにpn接合に共通に結合され たM個の制御可能な電流源を用意する段階と、 (c)高電流と低電流とを有し、M個の電流源からpn接合にNの電流シーケン スを実施する段階とを含み、 (d)2≦H≦Mの場合に、M個の電流源のうちのH個をオンにすることによっ て高電流が与えられ、 (e)1≦L<Hの場合に、M個の電流源のうちB個をオンにすることによって 低電流が与えられ、 (f)段階(d)でオンにされた電流源は、高電流が与えられるたびに、各電流 源が、電流シーケンスのN個の高電流セグメントにわたって同じ回数だけオンさ れるように変更され、 (g)段階(e)でオンにされた電流源は、低電流が与えられるたびに、各電流 源が、電流シーケンスのN個の低電流セグメントにわたって同じ回数ターンオン されるように変更され、 (h)pn接合に高電流がそれぞれ流れている間のpn接合の両端の電圧から、 pn接合に低電流がそれぞれ流れている間のpn接合の両端の電圧を引いた差に 応じた信号を出力する段階を含む方法。 20.M個の個別の電流源が、それぞれ個別の電流源に基準電流をミラーさせ ることによって生成されることを特徴とする請求項19に記載の方法。 21.pn接合を流れる電流の各シーケンスが、最初に高電流を有し次に低電 流を有するシーケンスを含む請求項19に記載の方法。 22.pn接合を流れる電流の各シーケンスが、最初に低電流を有し次に高電 流を有するシーケンスを含む請求項19に記載の方法。 23.pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が、最初に高電流を有し次に 低電流を有するシーケンスを含み、pn接合を流れる電流のシーケンスの半分が 、最初に低電流を有し次に高電流を有するシーケンスを含む請求項19に記載の 方法。 24.M=Nである請求項19に記載の方法。 25.M≠Nである請求項19に記載の方法。
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