JP2002505785A - ディスクドライブ故障解析装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 記録媒体から受信された信号を解析する技術。入力信号が、その記録媒体から受信され、この入力信号内のエラーの位置を決定するために解析される。エラーを有すると決定されたその入力信号の部分が表示される。この解析技術は、入力信号を参照信号と比較すること；チャネルエミュレーションを実施する装置が、入力信号の一部に関する代替結果間で選択できる容易さを示す信頼要因を、そのチャネルエミュレーションを実施する装置が、参照信号の一部の代替結果間で選択できる容易さと比較すること；チャネルエミュレーションを実施する装置が、入力信号の一部に関する代替結果間で選択できる容易さを示す信頼要因を、所定の閾値と比較すること；および入力信号の非ゼロ復帰記録（ＮＲＺ）成分を記録されたＮＲＺ信号と比較することからなる群より選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスクドライブ故障解析装置および方法 本出願は、1997年1月27日に出願された米国仮特許出願第60/034,865号の恩典 を主張するものである。 発明の背景 本発明は、広く、ディスクドライブを解析する方法および装置に関し、より詳 しくは、ディスクドライブまたは他の適切な記録媒体のエラーの位置および重大 度を決定する方法および装置に関するものである。 伝統的に、ディスクドライブにエラーが存在するか否かを決定するために、オ シロスコープを記録媒体に接続し、信号をその記録媒体から読み取ることが必要 であった。技術者が、記録媒体全体についてオシロスコープ上で描かれた信号を 通じて手動でスクロールし、この信号を視覚的に調査し、規則的で予測可能なパ ターンに従わなかった波形の部分を捜して、エラーがあるか否かを決定した。こ のように、実例として、技術者は、各々の波形がある許容誤差内にある同様の振 幅を有することを確実にするために、ディスクドライブからの信号出力を見るか もしれない。この方法は、技術者が全ての波形のピークが許容された振幅を有す ることを確認しなければならない「ピーク検出」として知られているフォーマッ トを用いて記録媒体が符号化されるときに最も容易に用いられるであろう。明ら かなように、この解析は、その技術者が媒体全体から再生された信号の波形各々 を見て、エラーを検出しなければならないので、非常に時間がかかってしまうこ とがある。また、技術者が記録媒体上の全てのエラーを検出するのは、データ量 およびエラー検出の繊細さのために非常に困難である。 最近、ドライブ符号化フォーマットが、ピーク検出フォーマットからＰＲＭＬ フォーマットに変更された。ＰＲＭＬフォーマットにより、信号を、ピーク振幅 位置のみではなく、それに沿った様々な地点で検査することができ、したがって 、より効率的な符号化方式を行うことができる。様々なＰＲＭＬフォーマットに よれば、３から９以上のチェックポイントまたは信号波形内の異なるデータを示 す 可能な振幅レベルのどこであってもよい。ドライブ技術がピーク検出からＰＲＭ Ｌフォーマットに移行したことにより、ヘッド信号（すなわち、記録媒体から再 生された信号）の視覚的解析による信号品質の解釈がずっと難しくなってきた。 ピーク検出信号は、ピータの位置、品質および振幅の視覚的検査により解析でき たけれども、ＰＲＭＬ信号の解析は、ＰＲＭＬ波形の複雑さのため、そして、信 号が「不良」または「良」であるか否かの決定がヘッド信号の非常に複雑な処理 に基づいているので、より困難である。 この理由のために、ディスクドライブをエラーに関して手動で検査することが 非常に難しい。したがって、媒体全体からの再生信号を手動で調査する必要なく 、ディスクドライブ上のエラーを測定する自動化ディスク解析装置および方法を 提供することが有益である。 発明の目的 したがって、本発明の目的は、改良された自動化ディスクドライブ故障解析装 置および方法を提供することにある。 本発明の別の目的は、使用者が、ディスクドライブから受信されたＰＲＭＬ信 号を自動的に解析して、その中に含まれるエラーの位置を決定できる、改良され た、自動化ディスクドライブ解析装置および方法を提供することにある。 発明の概要 概して、本発明によれば、ディスクドライブの生成ヘッド信号内に存在するエ ラーを自動的に測定し、発見し、表示する、改良された自動化ディスクドライブ 解析装置および方法が提供される。したがって、本発明のこの改良装置および方 法は、使用者の： 出力チャネルにより前置増幅器からのＰＲＭＬ信号を分析し； ヘッド信号またはＮＲＺ信号上のエラーの位置を迅速に発見し； 等化（ディスクドライブフィルタエミュレーション）後のヘッド信号を観察し ； 等化されたヘッド信号を理想的な試料値と視覚的に比較し； ヴィテルビ検出器に利用できる限界を決定し； 前記ＮＲＺデータ、その対応する試料値、ヴィテルビ限界、等化されたヘッド 信号および直接のヘッド信号を観察し； 該ヘッド信号を直接的に解析する能力を改善する。 図面の簡単な説明 本発明をより完全に理解するために、以下の説明および添付した図面を参照す る。 図１は、様々なディスク符号化方式のデータ密度を比較する図表である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 最初に、本発明により構築したディスクドライブ故障解析装置600を示す図６ Ａおよび６Ｂを参照する。図６Ａは、ディスク故障解析装置600のフロントパネ ル制御部分を示しており、一方で、図６Ｂは、ディスクドライブ故障解析装置60 0のスクリーン部分を示している。 図６Ａに示したように、ディスクドライブ故障解析装置600のフロントパネル 制御部分は、四つの主要部分に分割される：時間基準＋トリガ部分610、チャネ ル部分620、ズーム＋数値計算部分630およびシステムセットアップ部分640。自 動セットアップボタン650、アナログ持続ボタン652、およびフルスクリーンボタ ン654は、図６Ａにおいてディスクドライブ故障解析装置600のフロントパネル部 分の右側縁部に沿って位置している。さらに、図６Ｂに示したように（以下に説 明する）、このフロントパネル部分の左側縁部に沿って、ディスクドライブ故障 解析装置600のスクリーン部分上に示されるかもしれない様々なメニューにより 使用者が操作できるようにする複数のメニューボタンおよびノブ656並びにメニ ューリターンボタン644が設けられている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ (72)発明者 ブラディック，ジョン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10924 ゴーシェン マーレイ アヴェニュー 101 (72)発明者 マックス，デイヴィッド ピー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10023 ニューヨーク ウェスト エンド アヴ ェニュー 185 アパートメント ３エイ チ (72)発明者 ラヴァンシー，ディディアー ジェイ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10977 ウェズリー ヒルズ マクナマラ ロー ド 29

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．記録媒体から受信された信号を解析する方法であって、 該記録媒体から入力信号を受信し、 該入力信号内のエラーの位置を決定し、 エラーを有すると決定されたその部分に対応する前記入力信号を表示する各工 程を含むことを特徴とする方法。