JP2002505773A - 地理的分布データの集中収集方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 対話形式のプログラム言語、例えばＪＡＶＡ（登録商標）や、ワールドワイドウエブを含むインターネットなどの既存の広域ネットワークを利用したシステムを用いて、高品質のデータを収集するために、地理的分布データを集中収集する方法である。データに対しては、そのデータをデータベースに保存する前に１つまたはそれ以上のレベルの認証を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 地理的分布データの集中収集方法およびその装置 技術分野および発明の工業上の利用可能性 この発明は、地理的分布データの集中収集方法およびその装置に関する。特に 、この発明は、対話を提供しかつ収集したデータ中の既存の広範な地域ネットワ ークを使用するデータを収集すると共に、データを即時有効化する高品質なデー タを付与する方法を提供する。したがって、この発明は、その後の研究や分析の ために特にデータを収集し維持することが有用であるあらゆる企業に適用可能で ある。この発明は、医薬品の臨床試験などの予測研究のためのデータを評価しよ うとする研究所や会社にとって極めて有用である。 背景技術 従来における情報収集ならびにデータ転送は数種類の形式を取っている。例え ば、個人またはグループのメンバーに質問状を与えて完成させ、その完成した質 問状を中央ロケーションに転送して作表もしくはその他の処理を施している。 情報（つまり、データ）は、一旦取得されると、いくつかの方法によって中央 もしくは主ロケーションに転送される。データが紙上に記載されている場合には 、郵送もしくはおそらくファクシミリで中央ロケーションに転送されて、そこで 受信された後処理される。コンピュータシステムを使用する場合には、その情報 はコンピュータデイスク上に符号化され、中央ロケーションに郵送するか、モデ ムで転送することができる。次いで、ディスク上のデータは、例えば、データベ ースに入力され、そこで後で使用するために電子的に保存される。この形式のデ ータ収集はいくつかの欠点を有している。１つの主な問題点は、 そのデータベースが、種々の様式ならびに種々多様なコンピュータ形式もしくは プラットフォームに由来するデータを受け入れることができるようにしなければ ならないとか、または、その情報がドキュメント処理フォーマットにおいて互換 性があるマシーンだけによってこのように収集することができることなどである 。唯一のその他のオプションは、コンピュータが読みとることができる、単純な ＡＳＣＩＩフォーマットでデータを転送することである。 その結果、例えば、臨床試験などの大量の収集データを使用するあらゆる研究 にとって、そのデータは通常紙の形式で転送され、別の個人によって読み取られ コンピュータデータベースに入力される。 何年にも亘って、医師たちは、例えば、実施している処理手順が所定もしくは 所期の結果を達成するかどうかを調べるために情報収集ならびに解析を広範に行 ってきた。統計データや臨床データに関するファクターは、完全な処理手順につ いて正確に報告するために必要である。患者の年齢、体重、性別などの患者情報 についてのデータは、その他の情報、例えば、患者の症状、処理手順を施すため に使用した処置法、使用した器具、実施した生検、使用した測定手段ならびにそ の他のより詳細な臨床情報などのデータと同様に知らなければならない。 ある場合には、医学上の処置に関する情報は比較的簡単に得ることができる。 例えば、心臓移植などは、そのための設備と人員の費用が高いことから、比較的 少数の医療施設でしか行われていない。したがって、これらの医療施設は簡単に ネットワーク化して、手術の結果や統計データを収集して処理できる中央データ ベースにアクセスできるようにすることができる。例えば、心臓移植が行われた 各場所を訪れて、コンピュータソフトを設置し、病院のスタッフに対して、臨床 ならびに統計の情報を収集し、病院に設置した端末にアクセスする方法を訓練す ることは物理的に可能でありかつそんなに面倒なことではない。次いで、その情 報は、プライベート広域ネットワーク（ワイド・エリア・ネッ トワーク）を経由して中央サイトに転送されて、そこで処理されるかもしくはデ ータベースに入力され、検討ならびに研究に供される。 情報を非常に多くのロケーションから収集しないとならないときは、上記のシ ステムは実用的ではない。プライベート広域ネットワークを設置する費用は一般 には非常に高価である。例えば、多くの医学的処置が世界中で、実際にはあらゆ る病院や医療処置施設で行われている。例えば、目の水晶体交換（白内障）手術 や、胃腸の内視鏡手術は、アメリカばかりでなく、世界中で、それも地方のもし くは地域の病院や開業医の外来患者に対する手術施設において、外来患者に対し て外来のその日に行われている。したがって、かかる各場所を全て訪れて、かか る多くのそれそれの場所でコンピュータソフトを装備し、その使用方法を訓練す ることは実用的ではなくかつ費用がかかる。それに加えて、ソフトウエアをアッ プグレードする度に、同様に訪問して普及させる必要が生じてくることになる。 その上、入力場所の数が拡大すると共に間違った情報がシステムに入力される機 会も非常に増えることになる。 研究のためにデータを収集している医学コミュニテイーや研究センターに加え て、医薬品会社は、その医薬品の法的認可を得るために非常に大きな総合センタ ーサイトでデータを収集することが要求される。医薬品認可のための臨床研究に は、服用量範囲や有効性研究が要求され、かかる研究は通常世界中、例えばアメ リカ、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアなどのサイトで行われる。一般には 、医薬品会社は、アメリカ合衆国のＦＤＡと一緒になって、医薬品やワクチンの 効果の研究のための戦略を開発している。これによって出来上がったプロトコル が、この研究に携わっている全ての研究者とサイトに普及される。次いで、その 情報が収集され、フォームから人手によってファイルに記録される。人手による データ入力の誤りや悪い筆記と共に、これらのフォームは医薬品会社に送付され 記録されて、統計的分析のためのデータとしてコンピュータに入力される。 各サイトでのこの情報収集は単調で時間も長く掛かりかつ医薬品会社にとって 非常に費用が掛かるものである。加えて、不正確なデータや使用できないデータ 、つまり無効なデータがあれば、全ての研究に支障を来すことになる。研究に必 要な患者を確保することが困難なことからしても、全てのデータが使用できて、 統計学的に有意な結果を得るようにすることが肝要である。記録に際する誤りに よってデータが無効になれば、その研究が失われてしまうことになる。 したがって、地理的に分布したデータを収集する有効な手段が必要であり、そ のデータが有効でありかつ将来ならびに過去の研究のいずれにおいても使用でき るものである必要がある。その上、その方法もしくはシステムは、既存の広域ネ ットワークを利用しかつ容易に入手できるハードウエアとソフトウエアと互換性 があるべきである。これによって、データを収集するための費用効果の高い手段 が提供される。かかる手段はこの発明によって提供される。 発明の要旨 したがって、この発明の第１の目的は、地理的分布データの集中収集のための 方法と装置とを提供することである。 この発明の別の目的は、現場で上記問題点を解決することである。 この発明は次のようにして上記問題点を解決している。つまり、上記問題点は 、地理的位置には関係なく実質的には全ての使用者が簡単にかつ最低の費用で入 手できるデータ収集・有効化／認証・転送システムによって解決される。その上 、このシステムは一般の人でコンピュータに慣れていない人でも利用することが できるように工夫されている。 この発明は、既存の広域ネットワークを使用して地理的分布データを集中収集 するための対話形式の方法を提供する。この方法は、多様なコンピュータから入 力されたデータに適応していて、ＪＡＶＡ（登録商標）などの汎用対話プ ログラム用言語によって実施される。その上、この方法は、収集処理中にそして データベース中に受け入れられて保存される前に即座に有効化されるので収集し たデータが最高の品質であることを保証する。 したがって、この発明は，地理的分布データの集中収集方法を提供し、その方 法が、遠隔サイトコンピュータを使用している少なくとも１人の使用者からのデ ータを受信することと、遠隔サイトコンピュータによって有効化のために該デー タをチェックすることと、その使用者に該チェック中に見つけたあらゆる無効デ ータを補正する機会を提供することと、該データを転送媒体を介して中央コンピ ュータに転送することと、遠隔サイトコンピュータからの該データを該中央コン ピュータで受信し、有効化すると共に、該データが有効かまたは無効かを決定す るために、該データを該中央コンピュータに既に保存されているデータと比較す ることと、該遠隔サイトコンピュータからのデータが無効であると決定された場 合には、全てのデータが有効であると決定されるまで、使用者に無効データを補 正する機会を与えるために該遠隔サイトコンピュータに該中央コンピュータを用 いて信号を送り、該遠隔サイトコンピュータから該中央コンピュータに補正デー タを転送し、該中央コンピュータで該遠隔サイトコンピュータからのデータを受 信し、有効化すると共に、該補正データを有効か無効かどうかを決定するために 該中央コンピュータに既に保存されているデータと比較することと、全てのデー タが有効であると決定された場合には、その有効なデータを中央コンピュータの データベースに入力し保存することと、から構成されている。 図面の簡単な説明 図１は、この発明の例示的具体例を示す機能ブロック図である。 発明を実施するための最良の形態 この発明を添付図面に示す具体例を参照して実施例について詳細に説明する。 なお、下記に記載する具体例は実施例として説明するだけであって、発明概念を いかなる特定の物理的構成に限定するものであると解釈すべきではないことに留 意すべきである。 この発明について医学専門分野を参照として説明する場合でも、これは単なる 便宜的なものであつて、この発明は高品質のデータを収集することを所望するあ らゆる専門分野やビジネスに適用することができる。例えば、この発明は、器具 補修、自動車補修、芝刈り機販売などの多様な営業に関する情報収集にも使用す ることができる。器具の補修について言えば、器具、場所などに関する統計を記 載する必要な情報は端末に入力することができ、所有者がその情報を中央ロケー ションに入力し転送できる。また、補修に関するデータも入力し転送できる。同 様に、芝刈り機の形式、購入者が保有する芝のサイズ、購入した付属装備（例え ば芝入れ袋やマルチング用付属品など）などが入力され、その他の以前に入力し たデータと対応付けされる。このことによって、将来の設計、製造および在庫計 画を立てるための販売ニーズならびに顧客ニーズに関する常にアップデートされ た情報を製造者ならびに販売者に提供することができる。 しかしながら、この発明はいくつかの理由によって医学専門分野に特定した用 途を有している。例えば、個々の患者に対して最新の完成した処置がその患者に 以前施されたかどうかを確かめることができるように追跡することは重要である 。追跡できる場合でも、その患者に重大な変化が生じたかどうかを決定するため にその個人の情報をチェックできることが望ましい。例えば、その処置が最初に 施されて１０年または１０日が経過したかどうか、患者の体重は有意差のある程 度変化したかどうかまたは全く変化していないかどうか等々。この発明は、使用 者によってデータが入力されたときと、中央コンピュータまたは主収集ポイント で受信されたときの両方でデータを認証する。また、同様 な患者タイプになされた手術に関する情報は将来の使用のために簡単に検討され 分析される。数多くのその他の情報もまた収集される。 この発明に係る方法を実行するための一般的手順は次の通りである。最初に、 収集したい情報を定義する必要がある。例えば、臨床試験においては、そのプロ トコルもしくは研究設計によって収集する情報が決められる。次いで、情報はそ れぞれの変数に分類される。なお、その変数は、その変数の有効化を定義するた めのパラメータが付与される。次に、これらのパラメータと有効化の基準がプロ グラムされる。特に、この発明においては、ブラウザーの使用に最適で；対話形 式による使用に適した；独立して実行できる；比較的簡単に使用できる；そして ブラウザーを介してダウンロード可能であるプログラム言語が使用される。かか るプログラム言語のうち特に好ましいものはＪＡＶＡ（登録商標）である。 対話形式のプログラム言語はいくつかの利点を有している。完成すべき種々の 質問状を含むパケット（ＪＡＶＡ（登録商標）のアプレット）が主サイトサーバ またはウエブサイトに設置され、必要に応じて種々の遠隔サイトロケーションに 転送される。したがって、ソフトウエアを設置するために個々の遠隔サイトを訪 問する必要がない。その上、そのシステムが使用者にとって非常に使用しやすい ので、使用法を訓練するために各サイトを訪問することも必要ない。使用者のコ ンピュータはインターネットに接続でき、使用者のブラウザーは対話形式のプロ グラム言語で処理できるので、指示ならびにアドバイスは必要に応じて画面の上 に表示される。 また、対話形式のプログラミングは小さいパケットもしくはアプレットを使用 するので、プログラミングの変更もしくは更新も簡単に行うことができる。その 上、使用者は、特定の質問状またはフォームを完成するために必要なパケットだ けをダウンロードできる。対話形式でプログラムするので、使用者は質問を画面 上に表示し、回答して、その回答を指定されたロケーションに転送す ることができる。 ユーザーインターフェースもしくはスクリーンは、データの各エレメントもし くはフィールド変数を収集し有効化するために作成される。例えば、ユーザーイ ンターフェースもしくはスクリーンは、ＪＡＶＡ（登録商標）やＨＴＭＬなどの プログラム言語を使用するように設計される。なお、ユーザーインターフェース もしくはスクリーンを作成するために使用される言語は、ブラウザーと使用する のに最適であり、比較的簡便であり、対話形式の使用に適していて、ブラウザー を介してダウンロードできるべきである。 次いで、全ての各エレメントもしくはフィールドは、コレクションもしくはフ ォーム形式に組み立てられる。次に、別のレベルの有効化が行われて、更に有効 化したデータを、収集した認証済みデータの中央保存場所として規定される中央 サイトまたはデータベースに転送する。データベースはファイルから従来のサー バまでの範囲に亘っている。しかしながら、この発明は、データの入力ならびに 保存ができるあらゆる集中保存法をも意図している。特に、この発明は、そのデ ータの保存のためのＰＥＲＬプログラミング言語を使用している。次いで、その 他のレベルの有効化を実施して、以前有効化したデータが使用者にとって受け入 れられるかまたは戻されるかどうかを決定するために、そのデータをデータベー スに対してチェックする。 上記したような情報もしくはデータは、主データベースに入力され保存される 。その主データベースから、該情報もしくはデータは、データベース管理システ ムを用いて、処理のために読み出すことができる。しかしながら、使用するため には、データベースには、その情報（データ）が由来する全てのソースから、つ まり、処理手順が実施される実質的には全てのサイトから正確な情報（データ） が提供されなければならない。この発明のシステムには、不正確な情報を補正し 、データベースに導入されないように入力情報を認証する手段が設けられている 。その上、次いで、その情報は以前保存されたデータに対して 有効化される。この更に別のレベルの有効化は重複したデータが入力されること を予防することができる。これはまたデータの正確さについての更に別のレベル の有効化を提供する。 更に、この発明は安全手段、例えば、ファイアーウオールなどを含んでいて、 望ましくないデータが導入されるのを排除すると共に、個人の情報が不適切にア クセスされるのを保護している。 図面には、この発明に係るシステム全体の例示的具体例がブロック図として図 示されている。図には、１個の遠隔サイトコンピュータ、例えばパーソナルコン ピュータしか図示されていないが、いかなる数のパーソナルコンピュータも使用 することができ、それぞれのコンピュータは広域ネットワーク、例えばインター ネットを介して研究データベースが存在する情報センタ−１０に接続される。遠 隔サイトコンピュータ２は通常地理的に異なる多様な場所に、それも世界中のあ らゆる場所に分布することができる。 この発明の例示的具体例に係る装置は、基本的には、少なくとも１個の遠隔サ イトのパーソナルコンピュータ２を有するシステムから構成されていて、該パー ソナルコンピュータ２は例えばＷＷＷ（ワールドワイドウエブ）４を含むインタ ーネットなどの広域ネットワークに接続されたブラウザー３を使用することがで きるようになっている。遠隔サイトコンピュータ２は、ブラウザー３がそれにま たは遠隔サイトサーバ（図示せず）に装備されている。ブラウザー３は当該技術 分野でよく知られているように操作され、遠隔サイトコンピュータ２をインター ネットやＷＷＷ４などの遠隔サイトネットワークと連結ならびに接続する。また 、インターネット４などの遠隔サイトネットワークは、例えばセキュリテイーフ ァアーウオールなどの安全システム５と、インターフェースフィルタースクリプ ト８とを介して中央コンピュータシステム、つまり、情報センター１０の主サイ トサーバ６に接続されている。主サイトサーバ６には、データベースに受け入れ られる全ての情報を収集し保存するデータベース 管理システム（ＤＢＭＳ）が含まれていて、そのデータベース管理システム(Ｄ ＢＭＳ)はデータベース中の情報にアクセスできて、それを処理することができ る。主サイトサーバ６はウエブサイトとして例示され、そのウエブサイトでは、 例えばそのウエブサイトのホームページからデータベースに保存される情報を用 いて挿入し完成すべきフォームにアクセスできる。 この発明の有利な態様は、データに１個もしくはそれ以上の有効化／認証操作 手段が設けられていることである。例示した具体例では、インターフェースフイ ルタープラグインブロック７とインターフェースフィルタースクリプトブロック ８で表されている２個の有効化／認証操作手段が設けられている。有効化／認証 は、遠隔サイトコンピュータ２のインターフェースフィルタープラグインブロッ ク７によって行われる。遠隔サイトコンビュータのインターフェースフィルター プラグイン７は、情報が遠隔サイトコンピュータ２に入力されるとその情報を認 証する。２番目の有効化／認証がインターフェースフィルタースクリプトブロッ ク８によって行われ、情報が情報センター１０の主サイトサーバ６のデータベー スに保存される前にその情報を認証する。ブロック７、８の別々の操作について は後述する。 上述したシステムは、そのシステムの入力側と収集側の両側における情報を収 集しかつ収集した情報を正確に認証するのに非常に効率的で有効なシステムを提 供する。 例示したように、遠隔サイトコンピュータにはインターフェースフィルタープ ラグイン７が設けられている。該インターフェースフィルタープラグイン７は遠 隔サイトコンピュータ２に入力されるデータが有効かどうかの最初のチェックを 行う。該インターフェースフィルタープラグイン７は、情報が入力されたときに 、つまり、質問に回答がなされたりまたはフォームのフィールドに挿入されて、 その回答などが遠隔サイトコンピュータ２の画面（図示せず）に表示されたとき に、その情報をチェックするのが好ましい。例えば、質問また はフィールドが年齢に関する場合、もし入力されたデータがタイプミスなどによ って年齢が”１５０”才であったりしたら、その回答またはフィールドに入力さ れたデータについて、該インターフェースフィルタープラグイン７は使用者にそ のデータの確認をするように直ちに依頼する。この場合には、該インタ−フェー スフィルタープラグイン７はそのデータが明らかにエラーであることを容易に認 識することができるので、使用者は直ちに補正することができる。 また、該インターフェースフィルタープラグイン７は、他の質問またはフィー ルドに対して、１個のもしくは１連の質問またはフィールドをチェックするよう に構成することができる。例えば、体重が１０ポンドと入力されても、その人の 年齢がまた３５才であると記載されていれば、該インターフェースフィルタープ ラグイン７は、遠隔サイトコンピュータ２に情報を入力した使用者に対して、１ 個もしくはそれ以上の回答またはフィールドに入力されたデータを修正するよう に照会することができる。 インターフェースフィルタースクリプトブロック８は、情報センター１０のプ ラグインとして設けられていて、該インターフェースフィルタースクリプトブロ ック８は、遠隔サイトコンピュータ２から受信されたデータをフィルターしかつ 有効化するために、特に該データを情報センター１０の記憶装置に既に保存され ているデータに対してチェックするために操作される。例えば、新規の情報をデ ータベースに入力する前に、同一の情報がすでにデータベースに保存されている かどうかチェックする。更に、別の例として、そのシステムが医学的処置方法を 追跡するのに使用されている場合には、患者が別の遠隔サイトで同一の処置方法 で以前既に処置を受けていたかどうかまたは異なるが関連する処置方法で処置を 受けていたかどうかを決定することは重要である。該インターフェースフィルタ ースクリプトブロック８は操作して主サイトサーバ６に対して、該当する患者が データベースに保存された情報、例えば、運転免許証などの番号などの特定の識 別コードなどを以前報告しているかどうかチ ェックするように指示をするようになっている。 この発明に係る請求の範囲に請求された発明を製造しかつ使用する態様は、添 付図面を参照すると、上記最善の態様の記載に十分に記述されていることは当該 技術分野の当業者であれば明らかである。 また、この発明に係る上記最善の具体例は、種々の改良、変更ならびに改修を することができ、そのような具体例もこの発明の請求の範囲の意味ならびに範囲 に包含されるものと理解されるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０２ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１個の遠隔サイトコンピュータからの地理的に分布された情報 をコンピュータによって集中収集する集中収集方法であって、該集中収集方法は ： 該少なくとも１個の遠隔サイトコンピュータからのデータを受信することと； 該遠隔サイトコンピュータを用いて該データを有効化するために該データをチ ェックすることと； 該チェックの間に検出された無効データを補正する機会を該コンピュータの使 用者に対して与えることと； 該データを転送媒体を介して中央コンピュータに転送することと； 該遠隔サイトコンピュータからの該データを該中央コンピュータで受信し、該 データを、該データが有効かまたは無効かを決定するために該中央コンピュータ に既に保存されているデータと比較することを含む有効化をすることと； 該遠隔サイトコンピュータからの該データが無効であると決定された場合には 、全てのデータが有効であると決定されるまで、下記の工程、つまり、 該中央コンピュータから、無効なデータを補正する機会を該使用者に与えるよ うに該遠隔サイトコンピュータに信号を付与する工程と； 補正データを該遠隔サイトコンピュータから該中央コンピュータに転送する工 程と； 該遠隔サイトコンピュータからの該補正データを該中央コンピュータで受信し 、該データを、該データが有効かまたは無効かを決定するために該中央コンピュ ータに既に保存されているデータと比較する工程を含む有効化する工程とを実施 することと； 全てのデータが有効であると決定された場合には、該有効データを該中央コン ピュータの中央データベースに入力し保存することと、からなることを特徴とす る集中収集方法。 ２．請求の範囲第１項に記載の集中収集方法において、 該少なくとも１個の遠隔サイトコンピュータからのデータを受信することが、 フィールド毎に該データを入力するようになっているフイールドを有するフォー ムを該使用者に表示することからなることと； 該遠隔サイトコンピュータを用いて該データを有効化するために該データをチ ェックすることが、該データが該使用者によってフィールドに入力されたときに 、該データをチェックすることと； 該チェックの間に検出された無効データを補正する機会を該コンピュータの使 用者に対して与えることが、フィールドに入力されたデータが無効であるかもし れないことを該使用者に信号を送ることと、からなることを特徴とする集中収集 方法。 ３．請求の範囲第２項に記載の集中収集方法において、該遠隔サイトコンピュ ータを用いて該データを有効化するために該データをチェックすることが、該フ ォームの全てのフィールドに該データが入力された後に該データをチェックする ことを特徴とする集中収集方法。 ４．請求の範囲第１項に記載の集中収集方法において、該データを転送媒体を 介して中央コンピュータに転送することが、該遠隔サイトコンピュータからの該 データをインターネットを介して該中央コンピュータに送信することを特徴とす る集中収集方法。 ５．請求の範囲第１項に記載の集中収集方法において、該集中収集方法が該遠 隔サイトコンピュータと該中央コンピュータとの間をインターフェースフィルタ ープラグインを有するインターネットを介して接続することから更に構成されて いることを特徴とする集中収集方法。 ６．請求の範囲第５項に記載の集中収集方法において、該インターフェースフ ィルタープラグインを用いて該遠隔サイトコンピュータでの有効化のための該デ ータのチェックを行うことを特徴とする集中収集方法。 ７．請求の範囲第５項に記載の集中収集方法において、該遠隔サイトコンピュ ータからの該データを該中央コンピュータで受信し、該データを、該データが有 効かまたは無効かを決定するために有効化をすることが、インターフェースフィ ルタースクリプトを用いて行うことを特徴とする集中収集方法。 ８．請求の範囲第５項に記載の集中収集方法において、該遠隔サイトコンピュ ータと該中央コンピュータとは、対話形式の適用に適した、プラットフォームが 独立した、比較的簡便な、かつ、ブラウザを介してダウンロードが可能なブラウ ザとの使用に最適なプログラム言語を用いて、該方法を実施するようにプログラ ムされていることを特徴とする集中収集方法。 ９．請求の範囲第８項に記載の集中収集方法において、該プログラム言語がＪ ＡＶＡ（登録商標）からなることを特徴とする集中収集方法。 １０．請求の範囲第１項に記載の集中収集方法において、該地理的分布データ が臨床実験の間に取得されるデータからなることを特徴とする集中収集方法。 １１．地理的分布情報を収集し、転送し、保存するためのコンピュータベース システムにおいて、該システムが： 遠隔サイトで情報を入力するための入力手段と； 該情報を受信しかつ保存する受信手段を有する情報センターと； 該入力情報を該遠隔サイトの入力手段から該受信手段に転送するための転送手 段と； 該情報が該入力手段で入力されるときに、該情報が正確かどうかを認証するた めの該遠隔サイト側の第１認証手段と； 該遠隔サイトの入力手段から受信された該情報を該情報センターに以前か ら保存されている情報と比較して、該情報を認証するための該情報センター側の 第２認証手段と；からなることを特徴とするシステム。 １２．請求の範囲第１１項に記載のシステムにおいて、前記遠隔サイト側の前 記入力手段がデータ入力用データ入力手段と、データ処理用中央処理手段とデー タ表示用データ表示手段とからなることを特徴とするシステム。 １３．請求の範囲第１２項に記載のシステムにおいて、前記転送手段がコンピ ュータで運転されるブラウザーからなることを特徴とするシステム。 １４．請求の範囲第１３項に記載のシステムにおいて、前記情報を受信しかつ 保存する受信手段がデータベースとデータベース管理システムとを含むサーバか らなることを特徴とするシステム。 １５．請求の範囲第１４項に記載のシステムにおいて、該転送手段が該サーバ と該コンピュータとを接続する広域ネットワークからなることを特徴とするシス テム。 １６．請求の範囲第１５項に記載のシステムにおいて、該広域ネットワークが ワールドワイドウエブを含むインターネットからなることを特徴とするシステム 。 １７．請求の範囲第１１項に記載のシステムにおいて、該第１認証手段がフィ ルターを含むインターフェースプラグインからなることを特徴とするシステム。 １８．請求の範囲第１１項に記載のシステムにおいて、該情報センター側の該 第２認証手段が、保存された情報に対して新規な情報を認証するためにスクリプ トを含むインターフェースフィルターからなることを特徴とするシステム。 １９．請求の範囲第１１項に記載のシステムにおいて、該システムが転送され かつ保存される情報の状態を保証する安全手段を更に含んでいること特徴とする システム。 ２０．請求の範囲第１１項に記載のシステムにおいて、前記コンピュータベ ースシステムが、該情報センターに装備されかつ該遠隔サイトからアクセス可能 な対話形式プログラム言語ソフトウエアによって制御されることを特徴とするシ ステム。 ２１．請求の範囲第２０項に記載のシステムにおいて、前記対話形式プログラ ム言語がＪＡＶＡプログラム言語からなることを特徴とするシステム。 ２２．請求の範囲第１８項に記載のシステムにおいて、前記スクリプトがＪＡ ＶＡスクリプト（登録商標）からなることを特徴とするシステム。 ２３．地理的分布情報を集中収集するためのコンピュータシステムにおいて、 該コンピュータシステムが： 遠隔サイトコンピュータに入力されたデータを認証するための第１データ認証 モジュールを持つブラウザーを有する該遠隔サイトコンピュータと； 該遠隔サイトコンピュータに連結された転送媒体と； 該転送媒体に連結され、かつ、データベースと該遠隔サイトコンピュータから 受信したデータを認証するための第２データ認証モジュールとを有する中央コン ピュータと；からなることを特徴とするコンピュータシステム。 ２４．請求の範囲第２３項に記載のコンピュータシステムにおいて、該コンピ ュータシステムが、複数個の遠隔サイトコンピュータからなり、各遠隔サイトコ ンピュータが該遠隔サイトコンピュータに入力されたデータを認証するための第 １データ認証モジュールを持つブラウザーを有すると共に、該転送媒体に連結さ れていることを特徴とするコンピュータシステム。 ２５．コンピュータプログラム製品からなる製品であって、該コンピュータプ ログラム製品がコンピュータに地理的分布情報を集中収集するためのコンピュー タベース方法を提供する手段からなることを特徴とするコンピュータプログラム 製品。