JP2002503858A - 自動販売機のための搬出手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動販売機（１１）は、自動販売機（１１）の上部にかけて離間した平行な直立壁部（１５）によって画定された複数のヴェンディングチャネル（１３）を備えている。ヴェンディングチャネル（１３）を画定する自動販売機の壁部（１５）の各々は、各ベンディングチャネル（１３）の低端部に設けられた逃げ開口（１６）を備えた共通低位置にて終了する。ヴェンディングチャネル（１３）内には、断面が円形の複数の容器、缶またはボトルを横にした状態で積むことができ、これらの容器は、各々の低部逃げ開口（１６）から逃げることができる。搬出手段が、複数のヴェンディングチャネル（１３）の下に配置され、複数の解放機構（２２）を備えており、前記複数の解放機構（２２）は相互に近接して配置されており、また、個別に、または合同での制御が可能であるため、サイズの異なる容器または容量の異なる容器を受容するべくヴェンディングチャネルが画定部分に分割されることができ、ヴェンディングチャネル（１３）の画定部分から要求された容器を搬出するべく、要求された個別のまたは近接する関連した機構（２２）を作動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 （技術分野） 本発明は、断面の形状が円筒形である容器を選択的に搬出する自動販売機で使
用するための搬出手段である。

【０００２】 （背景技術） 自動販売機は世界中で日常的に使用されており、一般に、内部に断面が円筒形
のソフトドリンク容器を複数貯蔵した複数の平行直立ヴェンディングチャネルを
備えている。冷却気を循環させてソフトドリンクの容器を冷却できるようにする
ために、ヴェンディングチャネルが冷蔵システムと流体連絡していてもよい。書
くチャネルの低端部には、客が金額を投入し、ドリンクの種類の選択を行った後
に、要求されたソフトドリンクの容器を１つだけ搬出するための様々な形態の搬
出手段が配置されている。

【０００３】 自動販売機業界において、自動販売機が、ヴェンディングチャネルを備え、所
定の１つのヴェンディングチャネルからのみ容器を搬出するように制限された搬
出手段が特別に配置されている形態に製造されていることが有益である。搬出手
段は、複数の搬出手段の容易で費用効率的な改良を許容しないように特に製造さ
れていなくてはならない。自動販売機の様々な部分のサービスを行うための搬出
手段へアクセスすることは、一般には制限されており、また、自動販売機をかな
りの時間作動停止にする必要がある。通常、自動販売機は冷却されているので、
自動販売機のサービスまたは修理が終了した後に容器を十分に冷却するためのさ
らなる動作不能時間が終るまでは、販売を行うことが不可能である。従来の自動
販売機が抱える別の問題として、あまり人気のないソフトドリンクの数を少なく
する一方で、最も人気のあるソフトドリンクが売り切れないようにするために、
種類によって数の異なる数種類のソフトドリンクを保持することができる複数の
ヴェンディングチャネルの必要性がある。さらに、一般に自動販売機はサイズの
異なる様々な容器を提供することができない。

【０００４】 従って、本発明の目的は、自動販売機およびその構成部分のより優れた柔軟性
とアクセシビリティを提供することにより、１つまたはそれ以上の上述の問題点
を克服または改善する自動販売機を提供することである。

【０００５】 また、改良された搬出手段を備えた自動販売機を提供することも本発明の目的
である。

【０００６】 （発明の開示） 本発明のある面によれば、離間した直立壁部によって画定され、その間に搬出
される容器が収容された、複数のヴェンディングチャネルの下に配置可能な搬出
手段であって、前記搬出手段が、相互に近接して配置され、個別または結合して
の制御が可能であるため、サイズの異なる容器または容量の異なる容器を受容す
るべく前記ヴェンディングチャネルが画定された部分に分割可能であり、また、
前記ヴェンディングチャネルの前記画定された部分から要求された容器を搬出す
るために必要な分離または近接した解放機構が作動することができる、複数の解
放機構を備えた搬出手段が得られる。

【０００７】 本発明の１面において、離間した直立壁部と、ヴェンディングチャネルの間に
横たわった搬出される容器とによって画定された複数のヴェンディングチャネル
の下に配置可能な個別搬出手段が設けられており、この搬出手段は、１つのヴェ
ンディングチャネルまたは１部分からの搬出を許容し、搬出手段の外部で制御可
能な複数の解放機構を備えている。個別搬出手段は、搬出手段に対して個別に着
脱可能なキャリア上に取り付けられた解放機構のバンクを備えている。本発明の
１形態において、搬出手段は、相互に近接して配置されており、個別の、または
共同での制御が可能であるために、サイズの異なる容器を受容するべくヴェンデ
ィングチャネルが縦部分に分割可能であり、また、要求された容器をヴェンディ
ングチャネルの割り当てられた部分から搬出するために、必要な個別の、または
近接した解放機構が作動される解放機構を備えている。ヴェンディングチャネル
の異なる縦部分から搬出することができる複数の近接した解放機構が、搬出手段
に対して個別に着脱可能なキャリア上に取り付けられている。

【０００８】 本発明の１面において、前記搬出手段の外部での制御が可能な、対応するソレ
ノイドによって作動可能である複数の解放機構を備えた搬出手段が得られる。

【０００９】 本発明の別の面において、前記複数の手動解放機構付近に取り付けられ、トラ
ックと、前記トラックに沿って移動可能で、選択されたヴェンディングチャネル
または画定部分から容器を解放するために、選択された１つまたはそれ以上の解
放機構と係合するソレノイドバンクを有する駆動手段による操作が可能な複数の
手動解放機構を備えた搬出手段が得られる。

【００１０】 本発明の別の面において、前記搬出手段が、相互に隣接して配置され、個別ま
たは協働的に制御されることが可能な複数の解放機構を有するため、異なるサイ
ズの容器または異なる容量の容器を受容するために前記ヴェンディングチャネル
の画定部分への分割が可能であり、要求された個別または隣接した解放機構が、
要求された容器を前記ヴェンディングチャネルの割り当てられた画定部分から搬
出するべく作動できる、離間した直立壁部と、ヴェンディングチャネルの間に置
かれた搬出される容器とによって画定された複数のヴェンディングチャネルの下
に配置された搬出手段を有する自動販売機が得られる。搬出手段には、搬出手段
に対して個別に着脱可能なキャリア上に取り付けられた解放機構のバンクを設け
ることができる。搬出手段は、異なるサイズの容器または異なる容量の容器を受
容するために前記ヴェンディングチャネルの画定部分への分割が可能であり、要
求された個別または隣接した解放機構が、要求された容器を前記ヴェンディング
チャネルの割り当てられた画定部分から搬出するべく作動できるように、相互に
隣接して配置されており、個別または協働的に制御されることが可能な複数の解
放機構を備えている。異なる画定部分からの搬出を行うことが可能な複数の近接
した解放機構が、搬出手段に対して個別に着脱可能なキャリア上に取り付けられ
ている。

【００１１】 本発明の１面において、各々が、対応するソレノイドによって作動可能であり
、前記搬出手段の外において制御可能な複数の解放機構を備えた自動販売機が得
られる。

【００１２】 本発明の別の面において、前記複数の手動解放機構付近に取り付けられ、直線
トラックと、前記直線トラックに沿って移動可能で、選択されたヴェンディング
チャネルまたは部分から容器を解放するために、選択された１つまたはそれ以上
の解放機構と係合するソレノイドバンクを有する直線駆動手段による操作が可能
な複数の手動解放機構を備えた自動販売機が得られる。

【００１３】 本発明の別の面において、ヴェンディングチャネル内に保持された互い違いに
配置された容器の山から断面が円形の容器を１つずつ搬出するために、個別にヴ
ェンディングチャネル内に挿入可能であるか、または自動販売機と一体に設ける
ことができる搬出手段であり、前記ヴェンディングチャネルが、その一端に逃げ
開口を有し、前記搬出手段が、前記自動販売機内の前記ヴェンディングチャネル
の前記逃げ開口付近に配置された解放機構を有し、前記ヴェンディングチャネル
から逃げる前記互い違いに配置された容器の山の経路内に配置されたロッキング
本体を有し、ある状態において、前記ヴェンディングチャネルの底部の下にある
、またはそこから、あるいはその付近からのびているドロップシュートとの組合
せで、最下にある容器と係合し、前記最下にある容器が搬出されてしまうことを
防ぎ、また、第２状態において、前記最下にある容器を搬出するため、また、前
記最下にある容器が搬出されてしまうことを防ぐために前記第１状態へと戻る前
記ロッキング本体の動きを許容する搬出手段が得られる。

【００１４】 ロッキング本体はラッチ可能であってよく、当接アームとクレードルアームを
有し、前記ロッキング本体が旋回的に取り付けられているために、前記第１状態
において、前記ロッキング本体がラッチされ、そのため前記当接アームが、最下
にある容器が搬出されてしまうのを防ぐために、搬出される前記容器の円形断面
よりも小さくされている前記ドロップシュートの端部からある距離で離れて配置
され、その一方で、第２状態において、前記ロッキング本体がラッチ解除され、
前記当接アームが前記ドロップシュートの前記端部から離れて旋回的に回転し、
これにより、前記最下にある容器がクレードルアームへと落下して搬出されるこ
とができ、そのため、搬出および／または弾性手段によって前記ロッキング本体
が強制的に旋回的回転を行い、前記当接アームを、前記下から２番目の容器が搬
出されることを防ぐために前記容器の断面サイズよりも小さくされている前記ド
ロップシュートの前記端部から離れた前記第１状態へと戻す。

【００１５】 搬出手段は、相互に隣接して直線的に取り付けられ、様々なサイズおよび長さ
の容器の搬出を許容するため、あるいは、相互に隣接して配置されたヴェンディ
ングチャネルの様々な部分からの容器の個別搬出を許容するために、個別で、ま
たは組合せた状態での制御が可能な複数のドロップシュートとロッキング本体を
備えている。前記ロッキング本体の前記個別または組合せた状態の作動は、電子
手段、電気手段、機械手段、またはこれらの組合せによるものである。

【００１６】 本発明の１形態において、解放機構が、要求されたラッチ機構を提供するソレ
ノイドを備えている。

【００１７】 搬出手段は、自動販売機のヴェンディングチャネルの下に配置でき、横方向に
配列された近接するヴェンディングチャネルの選択された１つまたは１部分から
の搬出を許容する複数のドロップシュートとロッキング本体備えている。

【００１８】 複数の横方向に配列されたロッキング本体にかけてのびており、前記要求され
た容器をヴェンディングチャネルまたは部分から搬出するために、選択されたロ
ッキング本体を、直線トラックに沿って、作動する位置へと移動する１つまたは
それ以上のソレノイドのバンクを有する直線駆動システムを設けることができる
。

【００１９】 図１〜図５に示すように、本発明の１面によれば、自動販売機１１の上部にか
けて離間している平行直立壁１５によって画定された複数のヴェンディングチャ
ネル１３を備えた自動販売機１１を設けている。ヴェンディングチャネル１３を
画定する自動販売機の壁１５の各々は共通の低位置で終端し、各ヴェンディング
チャネル１３の低端部には逃げ開口が設けられている。断面が円形な複数の容器
、缶またはボトルは、ヴェンディングチャネル１３内に横に寝かせた形で積み重
ねることができ、また、各々の低部逃げ開口１６から排出される。ヴェンディン
グチャネル１３は、各ヴェンディングチャネル１３を、次々と後続する複数の個
別部分に、縦方向に分割する垂直分割器１９を備えている。従って、横方向に近
接したヴェンディングチャネル１３を７個備えた自動販売機の場合、各ヴェンデ
ィングチャネル１３を次々と後続する３個のチャネルに分割する垂直分割器１９
によって、ヴェンディングチャネル１３を２１個にすることができる。色々なサ
イズの容器を収容するべく様々な深さを許容するために、これとは別のヴェンデ
ィングチャネルの部分の組合せを設計することもできる。

【００２０】 搬出手段２１はヴェンディングチャネル１３の後部、逃げ開口１６付近に配置
されているが、新型部品との交換、修理のための取り外し、サービスのために、
これらの部品とは離間している。搬出手段２１は、各チャネルまたは部分から容
器の１個ずつ搬出できるようにするための、各ヴェンディングチャネル１３また
はヴェンディングチャネル部分に関連した複数の解放機構２２を備えている。解
放機構２２は、ヴェンディングチャネルを介して逃げ開口１６から排出される容
器経路内に配置されている。解放機構２２とヴェンディングチャネル１３の逃げ
開口１６との中間に位置する複数のドロップシュート２３が、容器を解放機構２
２の方向へそらせる。解放機構２２は、各ヴェンディングチャネル１３の逃げ開
口から排出される容器の経路に設けられたロッキング本体２６を備えている。こ
のロッキング本体２６は、ドロップシュート２３と共に、一番下にある容器が解
放されてしまうことを防止している。このようにして、一番下の容器の上に他の
容器が保持される。

【００２１】 ロッキング本体２６は平坦頂部当接アーム２８を設けており、この当接アーム
は中間本体部分の１側部からのび、他側部からのびている低直線アームに向かっ
て横方向に曲がってっており、また、中間本体と共に、傾斜した逆さＬ字型のク
レードルアーム２９を形成している。当接アーム２８とクレードルアームの低直
線アーム２９とは、中間本体部分に対して鈍角を形成している。 各ロッキング本体２６は、当接アーム２８とクレードルアーム２９の表面下に旋
回可能に取り付けられている。また、ソレノイド３１によって掛け金がかかるよ
うに、また掛け金を外すことができるようになっているため、第１状態において
、ソレノイド３１が、ヴェンディングチャネル１３の逃げ開口１６から落下する
容器の断面よりも小さいドロップシュート２３の端部から離間して当接アーム２
８が配置されるようにロッキング本体２６に掛け金をかけることができる。その
ため、一番下にある容器Ａが当接アーム２８とドロップシュート２３の端部２４
との間の位置に維持される。ソレノイド３１の制御によって、ロッキング本体２
６が第２状態に移って掛け金を外され、これにより、開口部を拡大するために、
最下の容器Ａの重さによって、ロッキング本体２６がドロップシュート２３の端
部２４から離れてピボット２７周囲で旋回し、最下の容器Ａがクレードルアーム
２９へと落下する。最下の容器の重量と戻りバネによってロッキング本体２６が
回転して第１位置へと戻り、搬出手段２１の出口３６を介して容器Ａを解放し、
これにより、当接アーム２８が２番目に低い位置にある容器Ｂと係合し、ソレノ
イド３１がロッキング本体２６に、その第１状態の保持位置で掛け金をかけるこ
とで、容器Ｂを最下位置に維持する。

【００２２】 ある特定のヴェンディングチャネル１３内で次々に後続する複数の解放機構２
２に個別の制御を持たせることにより、ヴェンディングチャネル１３を、様々な
長さの容器を収容することが可能な複数の個別部分に分割することができる。図
４に示すように、ソレノイド３１とロッキング本体２６を含む３つの解放機構２
２が次々に後続して配置されている場合には、各々の缶の列の解放を制御する各
解放機構によって３つの個別の缶を搬出することが可能である。別の形態におい
ては、２列に並んだ、缶よりも長い後続するボトルを搬出することができるが、
これには、中間解放機構が作動していない時に前後各々の解放機構を作動させる
必要がある。さらに別の形態では、２つの隣接した解放機構が協働して、２つの
解放機構と同じサイズの１本のボトルを解放し、第３の機構が缶を搬出する。ま
た別の形態では、３つの隣接した解放機構が協働し、３つの全ての機構と同じ長
さのボトルが解放される。

【００２３】 様々な円周サイズの容器を搬出手段内に収容するために、図２に示すように、
搬出手段の正面から調整ロッド４１を挿入して各々のドロップシュート２３と係
合させる。これにより、調整ロッド４１の位置１または位置２への位置決めによ
って、図５に示すようにドロップシュート２３の関連位置が調整され、そのため
、ドロップシュート２４の端部と第１位置にある当接アーム２８との間の距離が
各々の容器の直径よりも短くなり、このため容器を保持位置に維持することがで
きる。

【００２４】 様々な長さの容器を個別に搬出できるのと同時に、１つのヴェンディングチャ
ネル１３の下に後続して並ぶ解放機構２２の配列のために、解放機構２２を、正
面開口部４０から滑り出るようにすることにより、搬出手段２１から個別に取外
すことが可能な１つのキャリア３９の上に取り付けることができる。これにより
、解放機構２２のキャリア３９全体上の任意の１つの解放機構２２に対するあら
ゆるサービスまたは交換が可能になる。

【００２５】 次に図６、図７、図８を参照すると、解放機構の別の制御手段が示されている
。これらは、ロッキング本体２６とドロップシュート２３を備えた第１実施例の
解放機構２２、または、上外側部に、ヴェンディングチャネル１３内の最も下に
ある容器と係合し、必要な容器をヴェンディングチャネルから搬出するために旋
回的に回転可能 容器保持面４３を設けた１対の対向するドロップロッキング本
体４２を備えた解放機構４１、またはこれ以外の解放機構である。図６では、後
続して配置されたヴェンディングチャネル１３の１つまたはそれ以上の画定され
た部分から容器を搬出するための後続して配置された３つの解放機構４１を示し
ている。ロッド４７を備える延長したラッチングレバー４６による、複数のドロ
ップロッキング本体４２の対応するピボット周囲での制御および動作は、各解放
機構４１から正面の解放機構４１の中央低部を通って搬出手段２１の正面へと平
行にのび、カム４８で終了する。搬出手段２１の正面にかけてのびる直線ドライ
ブに沿って駆動可能なソレノイドバンク５１によって、ソレノイドバンク５１が
配置され、横方向に隣接した７つのヴェンディングチャネル１３の任意の１つと
関連したラッチングレバー４６のカム４８と係合する。直線ドライブ手段の構造
によって、これを搬出手段２１から個別に取外すことができる。

【００２６】 図７に示すように、ドロップロッキング本体４２を備えた３つの解放機構が後
続して配置されている場合、缶の各列の解放を制御する３つの缶を各々の解放機
構によって搬出することが可能である。別の形態では、缶よりも長い、後続して
並ぶボトルの２つの列を搬出することが可能であるが、中間解放機構が作動させ
ない一方で、各ラッチングレバー４６により前後各々の解放機構を作動させるこ
とによって搬出することができる。またさらに別の形態では、２つの解放機構と
同じサイズのボトルを解放するために、２つの隣接する解放機構が結合的に協働
作動され、その一方で、缶が第３機構によって搬出される。別の形態では、３つ
全ての機構の長さと同じ長さのボトルが、３つの隣接する解放機構を協働するこ
とによって解放される。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の１実施例による搬出手段を備えた自動販売機の正面図である。

【図２】 図１の実施例による搬出手段を備えた自動販売機の組立て分解図である。

【図３】 図１の搬出手段の正面線図である。

【図４】 図１の搬出手段の平面図である。

【図５】 図１の搬出手段の１部分を示す拡大正面図である。

【図６】 本発明の第２面による直線駆動システムを示す斜視線図である。

【図７】 図６の搬出手段によって使用可能な、自動販売機内の容器を示す図である。

【図８】 図６の直線駆動システムを示す平面線図である。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１１年９月７日（１９９９．９．７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項７

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項８

【補正方法】変更

【補正内容】

【請求項８】 前記ロッキング本体の前記個別または組合せた状態の作動が
電子手段、電気手段、機械手段、またはこれらの組合せによるものであることを
特徴とする請求項１に記載の搬出手段。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１１年１２月３０日（１９９９．１２．３０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ， ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，Ｌ Ｔ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ， ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，Ｕ Ａ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 デイヴィス バリー ウィリアム オーストラリア国 3930 ヴィクトリア 州，マウント エリザ，ジェルラ アヴェ ニュー (72)発明者 ニコルソン ロス ジィー． オーストラリア国 3930 ヴィクトリア 州，マウント エリザ，ジェルラ アヴェ ニュー (72)発明者 ロジャース ブレンディン オーストラリア国 3930 ヴィクトリア 州，マウント エリザ，ジェルラ アヴェ ニュー Ｆターム(参考） 3E046 BA03 BB03 BB04 DA01 EA08 EA20 EB02 【要約の続き】 作動することができる。

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 離間した直立壁部によって画定され、その間に搬出される容
   器が収容された、複数のヴェンディングチャネルの下に配置可能な搬出手段であ
   って、前記搬出手段が、相互に近接して配置され、個別または結合しての制御が
   可能であるため、サイズの異なる容器または容量の異なる容器を受容するべく前
   記ヴェンディングチャネルが画定された部分に分割可能であり、また、前記ヴェ
   ンディングチャネルの前記画定された部分から要求された容器を搬出するために
   必要な分離または近接した解放機構が作動することができる、複数の解放機構を
   備えていることを特徴とする搬出手段。
2. 【請求項２】 前記ヴェンディングチャネルの異なる画定部分からの搬出が
   可能な前記複数の近接した解放機構が、着脱可能なキャリアラック上に取り付け
   られていることを特徴とする請求項１に記載の搬出手段。
3. 【請求項３】 前記搬出手段が自動販売機内に着脱可能に配置することがで
   きることを特徴とする請求項１または２のいずれか１項に記載の搬出手段。
4. 【請求項４】 前記キャリアラックの外部で制御可能な対応するソレノイド
   による作動が可能な前記複数の解放機構を有することを特徴とする請求項２に記
   載の搬出手段。
5. 【請求項５】 前記複数の解放機構と、これらに対応する各々の駆動ソレノ
   イドが前記キャリアラック上に取り付けられていることを特徴とする請求項４に
   記載の搬出手段。
6. 【請求項６】 前記複数の解放機構付近に取り付けられた駆動手段によって
   選択的な操作が可能である複数の手動解放機構を有し、トラックと、前記トラッ
   クに沿った移動が可能で、選択されたヴェンディングチャネルまたは画定部分か
   ら容器を解放するために選択された１つまたはそれ以上の解放機構と係合するソ
   レノイドバンクとを有することを特徴とする請求項１または２のいずれか１項に
   記載の搬出手段。
7. 【請求項７】 前記解放手段の各々が、前記ヴェンディングチャネルから逃
   げる交互に配置された容器の山の経路内に配置可能であり、また、ある状態にお
   いて、前記ヴェンディングチャネルの底部の下に配置可能で、前記底部から、ま
   たはその付近からのびるドロップシュートとの組み合わせで、最下にある容器と
   係合し、最下にある容器の搬出を防ぎ、また、第２状態において、前記最下にあ
   る容器を搬出するために、また、下から２番目の容器が搬出されることを防ぐべ
   く第１状態に戻るために前記ロッキング本体の動きを許容するロッキング本体を
   有することを特徴とする請求項１または２のいずれか１項に記載の搬出手段。
8. 【請求項８】 前記ロッキング本体がラッチ可能であり、当接アームとクレ
   ードルアームを有し、前記ロッキング本体が旋回的に取り付けられているために
   、前記第１状態において、前記ロッキング本体がラッチされ、そのため前記当接
   アームが、最下にある容器が搬出されてしまうのを防ぐために、搬出される前記
   容器の円形断面よりも小さくされている前記ドロップシュートの端部からある距
   離で離れて配置され、その一方で、第２状態において、前記ロッキング本体がラ
   ッチ解除され、前記当接アームが前記ドロップシュートの前記端部から離れて旋
   回的に回転し、これにより、前記最下にある容器がクレードルアームへと落下し
   て搬出されることができ、そのため、搬出および／または弾性手段によって前記
   ロッキング本体が強制的に旋回的回転を行い、前記当接アームを、前記下から２
   番目の容器が搬出されることを防ぐために前記容器の断面サイズよりも小さくさ
   れている前記ドロップシュートの前記端部から離れた前記第１状態へと戻すこと
   を特徴とする請求項７に記載の搬出手段。
9. 【請求項９】 前記搬出手段が、相互に隣接して直線的に取り付けられ、様
   々なサイズおよび長さの容器の搬出を許容するため、あるいは、相互に隣接して
   配置されたヴェンディングチャネルの様々な部分からの容器の個別搬出を許容す
   るために、個別で、または組合せた状態での制御が可能な複数のドロップシュー
   トとロッキング本体を有することを特徴とする請求項８に記載の搬出手段。
10. 【請求項１０】 前記ロッキング本体の前記個別または組合せた状態の作動
    が電子手段、電気手段、機械手段、またはこれらの組合せによるものであること
    を特徴とする請求項７または８のいずれか１項に記載の搬出手段。
11. 【請求項１１】 前記解放機構が、要求されたラッチ機構を提供するソレノ
    イドを有することを特徴とする請求項７または８のいずれか１項に記載の搬出手
    段。
12. 【請求項１２】 離間した直立壁部と、ヴェンディングチャネルの間に置か
    れた搬出される容器とによって画定された複数のヴェンディングチャネルの下に
    配置された搬出手段を有する自動販売機であって、前記搬出手段が、相互に隣接
    して配置され、個別または協働的に制御されることが可能な複数の解放機構を有
    するため、異なるサイズの容器または異なる容量の容器を受容するために前記ヴ
    ェンディングチャネルの画定部分への分割が可能であり、要求された個別または
    隣接した解放機構が、要求された容器を前記ヴェンディングチャネルの割り当て
    られた画定部分から搬出するべく作動できることを特徴とする自動販売機。
13. 【請求項１３】 前記搬出手段が、前記自動販売機に対して着脱可能なキャ
    リアラック上に取り付けられた前記複数の解放機構を有することを特徴とする請
    求項１２に記載の自動販売機。
14. 【請求項１４】 前記複数の解放機構の各々が、対応するソレノイドによっ
    て作動可能であり、前記搬出手段の外において制御可能であることを特徴とする
    請求項１２に記載の自動販売機。
15. 【請求項１５】 前記複数の手動解放機構付近に取り付けられ、トラックと
    、前記トラックに沿って移動可能で、選択されたヴェンディングチャネルまたは
    画定部分から容器を解放するために、選択された１つまたはそれ以上の解放機構
    と係合するソレノイドバンクを有する駆動手段による操作が可能な複数の手動解
    放機構を有することを特徴とする請求項１２または１３のいずれか１項に記載の
    自動販売機。
16. 【請求項１６】 ヴェンディングチャネル内に保持された互い違いに配置さ
    れた容器の山から断面が円形の容器を１つずつ搬出するために、個別にヴェンデ
    ィングチャネル内に挿入可能であるか、または自動販売機と一体に設けることが
    できる搬出手段であり、前記ヴェンディングチャネルが、その一端に逃げ開口を
    有し、前記搬出手段が、前記自動販売機内の前記ヴェンディングチャネルの前記
    逃げ開口付近に配置された解放機構を有し、前記ヴェンディングチャネルから逃
    げる前記互い違いに配置された容器の山の経路内に配置されたロッキング本体を
    有し、ある状態において、前記ヴェンディングチャネルの底部の下にある、また
    はそこから、あるいはその付近からのびているドロップシュートとの組合せで、
    最下にある容器と係合し、前記最下にある容器が搬出されてしまうことを防ぎ、
    また、第２状態において、前記最下にある容器を搬出するため、また、前記最下
    にある容器が搬出されてしまうことを防ぐために前記第１状態へと戻る前記ロッ
    キング本体の動きを許容することを特徴とする搬出手段。
17. 【請求項１７】 前記ロッキング本体がラッチ可能であり、当接アームとク
    レードルアームを有し、前記ロッキング本体が旋回的に取り付けられているため
    に、前記第１状態において、前記ロッキング本体がラッチされ、そのため前記当
    接アームが、最下にある容器が搬出されてしまうのを防ぐために、搬出される前
    記容器の円形断面よりも小さくされている前記ドロップシュートの端部からある
    距離で離れて配置され、その一方で、第２状態において、前記ロッキング本体が
    ラッチ解除され、前記当接アームが前記ドロップシュートの前記端部から離れて
    旋回的に回転し、これにより、前記最下にある容器がクレードルアームへと落下
    して搬出されることができ、そのため、搬出および／または弾性手段によって前
    記ロッキング本体が強制的に旋回的回転を行い、前記当接アームを、前記下から
    ２番目の容器が搬出されることを防ぐために前記容器の断面サイズよりも小さく
    されている前記ドロップシュートの前記端部から離れた前記第１状態へと戻すこ
    とを特徴とする請求項１６に記載の搬出手段。
18. 【請求項１８】 前記搬出手段が、相互に隣接して直線的に取り付けられ、
    様々なサイズおよび長さの容器の搬出を許容するため、あるいは、相互に隣接し
    て配置されたヴェンディングチャネルの様々な画定部分からの異なる容量の容器
    の個別搬出を許容するために、個別で、または組合せた状態での制御が可能な複
    数のドロップシュートとロッキング本体を有することを特徴とする請求項１６に
    記載の搬出手段。
19. 【請求項１９】 前記ロッキング本体の前記個別または組合せた状態の作動
    が電子手段、電気手段、機械手段、またはこれらの組合せによるものであること
    を特徴とする請求項１６に記載の搬出手段。
20. 【請求項２０】 前記ロッキング本体が、要求されたラッチ機構を提供する
    ソレノイドを少なくとも１つ有することを特徴とする請求項１６に記載の搬出手
    段。
21. 【請求項２１】 自動販売機のヴェンディングチャネルの下に配置でき、横
    方向に配列された近接するヴェンディングチャネルの選択された１つまたは１部
    分からの搬出を許容する複数のドロップシュートとロッキング本体を有すること
    を特徴とする請求項１６に記載の搬出手段。
22. 【請求項２２】 複数の横方向に配列されたロッキング本体にかけてのびて
    おり、前記要求された容器をヴェンディングチャネルまたは画定部分から搬出す
    るために、選択されたロッキング本体を、直線トラックに沿って、作動する位置
    へと移動する１つまたはそれ以上のソレノイドのバンクを有する直線駆動システ
    ムを有することを特徴とする請求項１６に記載の搬出手段。