【発明の詳細な説明】
照明装置
（発明の背景）
本発明は、照明装置または照明器具が使用される照明の分野に関し、テレビス
タジオで使用される照明器具などで、物体を直接的に照明するように反射器に対
して配置される１つまたは複数の光源を有するものに関する。
光の集束または合焦を高め、それによって照明角度を変化させるそのような反
射器光源(reflector light sources)は周知である。これは幾つかの異なった方
法で達成することができる。
最も一般的なこの形式の照明装置は、光投射パターンを変化させるために反射
器内に配置された光源を光軸に沿って長手方向に前後移動させる移動手段を備え
ている。しかし、そのような照明装置には次のような欠点がある。
・光源が最大限に前進した時、ランプの端部が前方に突出するため、それが破
損する可能性がある。また、光源から放出された光の一部は反射器での捕捉およ
び反射が行われないため、結果的に失われる。さらに、光源が反射器の前方に取
り付けられた付属品と接触する可能性がある。
・上記移動を可能にするために、照明装置のハウジングおよび合焦系を大型に
形成しなければならない。
・光源が後退する時、それは反射器の後部限界を超えることによって、反射器
はその光を受け取ることができず、従ってそれを所望通りに前方に反射すること
ができないため、無駄になる光の量が増加する。
・小型光源を使用した時で、広照光パターンを望む時、光が反射されないため
に「中央空孔」が存在する。
照明装置は、反射器内に偏心状態で取り付けられて反射器の光軸回りに回転す
る２つの光源でも形成されている。この形式の照明器具は、常に同軸的には同一
であるが、光軸の周囲で不均一に投射される光パターン変化のため、用途が非常
に限定されている。
この形式の照明装置の変更例として、２つの光源の回転移動を反射器の光軸に
沿った長手方向の前後移動と組み合わせて、光をある程度合焦させることができ
るようにした装置が製造されている。しかし、それの用途は非常に限定されてい
る。
多重フィラメント型ランプを有する照明装置も使用されている。この場合、フ
ィラメントはランプ内の物理的に異なった固定場所に配置されて、周囲の反射器
は様々な角度から送られる光を受け取るため、光を個別に前方に投射する。この
装置には一定の欠点および制限があり、次の理由から自動車の前照灯を除いてほ
とんど使用されない、すなわち、
・特殊な多重フィラメント型ランプを使用しなければならない。
・ランプ内のフィラメントの数およびそれらの位置によって、光パターンが限
定されて固定的である。
・それは連続的に可変ではない。
別の形式の照明装置は、光軸が同一である２つの個別部分を有する反射器を使
用している。反射器の各レベルにランプが使用され、各部分は異なった光学特性
および直径を有している。そのため、一方または他方のランプを、あるいは両方
のランプを点灯することによって、照明効果が変化する。しかし、この装置は製
造が比較的複雑であり、用途がかなり限定されている。
反射器の光軸の周囲に配置された集合型光源も知られているが、そのような装
置は、合焦可能であるとすれば、反射器を変えるか、ランプを光軸に沿って長手
方向に前後移動させることによって合焦する。
また、ランプを光軸に対して傾斜させて挿入して保持することによって、その
ベースを反射器の後方ではなく側部から外に出して、ランプの光放出面を反射器
の光軸に沿って固定位置に配置した固定焦点型照明器具も知られている。そのた
め、光を変化させる手段はない。
６０ｃｍ×６０ｃｍの寸法範囲の固定型天井照明も存在するが、それらが照ら
す角度および光の方向を変化させることができない。一定の装置(models)の前方
に高価な周知の部材、例えば照明角度を小さくするための光吸収グリッドスポッ
ト、光を固定角度で側方に反射するための光反射グリッド部材を配置することに
よってこの欠点を解決しようとする試みがある。これらの付属品は不十分で高価
であると共に調節不可能である。
多数の照明部材を列に並べることは周知であり、多用されているが、既存のそ
のような器具はすべて、横に並べて取り付けられた一連の個別の調節不可能な照
明部材で構成されているに過ぎない。そのため、これらの照明部材列によって照
明される角度は調節が不可能であり、すべての照明部材に共通の追加の反射鏡面
を使用していないことは、光出力の増加がないと共に、これらの鏡面で光を混合
することができないことを意味している。
（発明の概要）
本発明は、従来技術の照明装置の欠点を解決する照明装置に関する。
特に、本発明は、１つの主反射器を使用し、光の投射パターンを対称的または
非対称的のいずれかで変化させることができ、また光源を反射器の光軸に沿って
長手方向に前後移動させたり、反射器の光軸回りにそれらを回転させることなく
これを行うことができる照明装置を製造することを目的としている。
光源の前後移動がないため、照明器具の奥行きを最小限に抑えることができる
。さらに、光源の前面に配置された付属品で邪魔されることなく光源を移動させ
ることができる。
本発明に従った照明装置では、合焦可能な光を３０°未満から１００°を超え
る可変角度にすることができ、非常に高い光出力および効率が得られる。蛍光灯
と共に使用した時、本発明の照明装置は、１００カンデラ／ワットまで、あるい
はそれを超えることができるのに対して、現在製造されている蛍光灯装置によっ
て得られるのは１０乃至３０カンデラ／ワットであり、これは合焦可能ではない
。
本発明に従って製造された照明装置は、集束凹状またはエシュロン反射器を照
らす位置に配置された１つまたは複数の光源と共に使用することができる。各光
に個別の反射器を設ける必要がない。交換式照明ヘッドおよび交換式反射器を有
することも可能である。
さらに、本発明では、特殊な「二重焦点」または「多重焦点」ランプではなく
通常のランプを使用することができる。
本発明に従った照明装置は、主反射器を照らす位置に配置された少なくとも１
つの光源を備えている。光源から放出された光は反射器で反射されて投射パター
ンを形成して照明しようとする物体に送られ、合焦可能な光は少なくとも１つの
光源を反射器の光軸に対して変位または傾動させることが可能な移動手段によっ
て得られる。
本発明の重要な態様によれば、移動手段は、少なくとも１つの光源を反射器の
光軸に実質的に直交する平面上で光軸に接離する方向に変位させる傾向がある。
本発明の特定の実施形態によれば、少なくとも２つの光源が反射器の光軸の周
囲に配置されて、反射器の光軸に対して半径方向に移動可能である。
好ましくは光源は、反射器の光軸の周囲に等間隔に配置されている。
本発明の別の実施形態によれば、反射器の光軸上に固定光源が配置されて、移
動可能または傾動可能な光源と組み合わせて使用される。
本発明のさらなる実施形態によれば、本装置は少なくとも２つの光源および、
これらの光源を同時に移動または傾動させることができる移動または傾動手段を
備えている。
本発明のさらなる実施形態によれば、照明装置は少なくとも２つの光源を備え
ており、移動手段は光源を個別に移動または傾動させることができる。
本発明のさらなる態様によれば、移動手段は、少なくとも１つの光源のベース
の延長部分がはまる少なくとも１つのガイドスロットを有するガイド板と、ガイ
ド板の下側に配置されて、光源ベースと協働する少なくとも１つのカムを有する
カム板とを含み、ガイド板およびカム板は相対回転移動可能であって、光源のベ
ースを反射器の光軸に接離する方向に変位させることができる。
本発明のさらなる態様によれば、ガイド板のガイドスロットは、反射器の光軸
から半径方向外向きに延びた直線状スロットであり、カム板のカムは湾曲してい
る。
本発明のさらなる態様によれば、カム板のカムはスロットである。
本発明のさらなる態様によれば、光源のベースは、それぞれが１つまたは複数
の光源群に対応する個別部分に分割されており、移動手段を使用して、反射器の
光軸に接近離脱する方向に傾斜可能な各部分の傾動を調節することができる。傾
斜角度を調節するための様々な手段が存在し、ユーザは、例えばノブの回転、レ
バー操作または電気モータで角度を変化させることによって光パターンを変化さ
せることができる。
本発明のさらなる態様によれば、本装置は、白熱ハロゲンランプ、高周波蛍光
管、放電灯、エレクトロニックフラッシュ管などの異なった性質の少なくとも２
つの光源を備えている。
本発明のさらなる態様によれば、移動手段を内部に設けているハウジングは反
射器から分離可能であって、別の光源群を備えた他のハウジングと交換するか、
同じ照明ヘッドに別の交換式反射器を使用することができる。
本発明の他の特徴、利点および目的は、図面を参照した本発明の実施形態の以
下の説明から明らかになるであろう。
（図面の簡単な説明）
第１図は、２つの光源を有する本発明の第１実施形態の概略断面図であり、
第２図は、第１図の２つの光源の移動手段のガイド板の概略上面図であり、
第３図は、第１図の２つの光源の移動手段のカム板の概略上面図であり、
第４図は、１つの光源だけを有する第２実施形態の移動手段のガイド板の概略
上面図であり、
第５図は、３つの光源を有する第３実施形態の移動手段のガイド板の概略上面
図であり、
第６図は、４つの光源を有する第４実施形態の移動手段のガイド板の概略上面
図であって、第６Ａ図は、４つの光源の移動手段のカム板の概略上面図であり、
第７図は、中央位置の固定光源と組み合わせた第１図の２つの光源の移動手段
のガイド板の概略上面図であり、
第８図は、２つの光源が直接的に反射器の壁に沿って案内される本発明の第５
実施形態の概略断面図である。
第９図は、本発明の第６実施形態の２つの傾動式光源用のベース板の概略正面
図である。
第１０図は、第９図の２つの傾動式光源が平坦位置にあるところを示す概略側
面図である。
第１１図は、第９図の２つの傾動式光源が拡散した広角照明位置にあるところ
を示す概略側面図である。
第１２図は、第９図の２つの傾動式光源が収束状に集まった狭角照明位置にあ
るところを示す概略側面図である。
第１３図は、本発明の第６実施形態における反射器内での光源の傾斜の角度変
化および中央に配置された制御シャフトの位置を示す概略断面図である。
第１４図は、本発明の第７実施形態の４つの傾動式光源用のベース板の概略正
面図である。
第１５図は、本発明の第８実施形態の、各々が２つの光源を備えている２つの
傾動部分を有するベース板の概略正面図である。
第１６図は、本発明の第６、第７または第８実施形態の傾動部分用の中央保持
部材の概略側面図である。
第１７図は、本発明の第９実施形態の２部分型傾動式ベース板の概略正面図で
あって、各部分の２つのランプが水平に位置し、水平方向に移動可能である。
第１８図は、各部分の２つのランプが各部分上で上下に位置し、第１７図と同
様に水平方向に移動可能である２部分型傾動式ベース板の概略正面図である。
第１９図は、エシュロン反射器を用いた本発明の第１０実施形態の概略正面図
である。
第２０図は、エシュロン反射器を用いた本発明の第１０実施形態の概略側面図
である。
（発明の実施形態の説明）
第１図ないし第３図は、本発明の第１実施形態を示している。図示の照明装置
は、Ｕ字形照明管の形の２つの光源１０を反射器１１の内部に、この反射器の中
心軸線である光軸１２の両側に配置して備えている。
光源１０のベース１３は、照明装置のハウジング１６の前側を構成するベース
板１５の反射器中央開口１４内に配置されている。ベース板１５およびハウジン
グ１６は、好ましくは円筒型であり、ハウジングの円筒形の側壁がベース板１５
より上方に延出して、光源のベースが入る円形空間１７を形成しているため、光
源の光放出部分は反射器開口の高さに近い点から始まる。
ハウジング１６は、好ましくは照明装置の電子回路、安定器および電源装置
１８を収容している。主電気入力線が第１図に参照番号１９で示されている。
照明装置はさらに、反射器１１の光軸１２に対して光源１０を変位させること
ができる移動手段を備えている。
そのために、本発明の実施形態によれば、ベース板１５は直線状のガイドスロ
ット２０（第２図）を有しており、スロットにはまる延長部分２１を設けたラン
プまたは照明管のベース１３用のガイド板を構成している。この延長部分２１の
寸法をスロットの幅に合わせることによって、延長部分をスロットに沿って容易
に変位させることができる。
スロット２０は半径方向に配置され、好ましくは反射器１１の光軸１２の両側
で互いに向き合うように整列しているが、必ずしもそうでなくてもよく、それら
は光軸１２に直交するようにして外向きに延びている。したがって、照明管ベー
ス１３はこれらのガイドスロット２０内を反射器の光軸に接近離間する方向に、
この光軸にほぼ直交する平面上で変位することができる。
移動手段にはさらに、ハウジング１６内のガイド板１５のすぐ下側に配置され
て、その位置でハウジングの長手方向軸線と一致した軸線回りに回転できるよう
に取り付けられたカム板またはディスク２２が設けられている。本実施形態では
、カムは２つの湾曲スロット２３の形であるが、もちろん変更例として、カムデ
ィスクのガイド板１５に面する側部に形成された溝の形でもよい。カムは、カム
ディスク２２に取り付けられた追加ガイドによって構成することもできる。
各湾曲スロット２３は、一端部がカムディスク２２の中心付近に位置し、他端
部はディスクの周辺部の近くにあり、その位置は所望の移動量に応じて決まる。
照明管ベース１３の延長部分２１は、カムスロット２３にはまっており、カム
ディスクが回転する時にカムディスクに沿って移動する。カムスロット２３の幅
を延長部分２１の寸法に合わせることによって、それらはスロット内を容易に摺
動することができる。
この回転を調節するために、カムディスク２２は、ハウジングから壁の楕円形
の開口２５を通って突出したアーム２４に連結されている。本実施形態に従った
移動手段は以下のように作動する。
第２図は、光源ベース１３がガイド板１５の周辺部に近い端位置にある位置を
実線で示し、それらがガイド板１５の中心に近い端位置にある位置を点線で示し
ている。それらは、第３図のカムディスクを回転させることによって第１位置か
ら第２位置へ移動し、もちろん中間位置をとることもできる。
光源を反射器の光軸に接近離間する方向に移動させることによって、反射器に
当たる光線の入射角が変化し、そのためにそれらの反射角が変化する。このため
、ガイドベース板１５上における光源の位置を変更することによって、光線を空
間内の様々な場所に向けることができる。また、光源が反射面に接近するのに伴
って、それが対応する角度が大きくなる結果、その反射角が増加する。本発明で
はこれらの事実を利用して、新規で融通性がある効率的な照明器具を形成してい
る。
照明が上方から吊り下げられているテレビスタジオで使用する場合、反射器内
で光源を変位させる調節手段は、床から操縦されるポールで好都合に操作される
。
第１図は、また、カムディスク２２の変更形調節手段を点線で示している。そ
れは、ディスク２２に連結された中央シャフト２６を備えており、その一端部が
ハウジング１６の外側に配置された回転ノブ２７に取り付けられている。
テレビスタジオで使用するには、上記の場合では回転カップを取り付けたカル
ダンまたは自在継手によって回転ノブ２７を操作することができる。
もちろん、別の形式の移動手段を、例えばコーンを設けて、摺動可能に取り付
けられてばね付勢された光源ベース間にコーンの上部をはめ込み、それがベース
の間に深く貫入する時にベースを周辺位置の方へ変位させることができる。
個別の手動手段を含む他の移動手段を設けて、光源を互いに独立的に移動させ
ることもできる。
第４図ないし第６図は、前述の実施形態と同一形式の移動手段を有するが、光
源の数が異なった幾つかの変更実施形態を示している。
第４図では、単一の光源のベース１３が反射器の光軸上の位置をとるか、半径
方向に延在したガイドスロット２０に沿ってガイド板１５の周辺部の方へ移動す
ることができる。第５図および第６図では、それぞれ３つおよび４つの光源が設
けられて、ガイド板１５上に等間隔に配置されて半径方向に延在するガイドス
ロット２０で案内される。
第５図および第６図に示されているように配置された光源の移動は、均一な照
明パターンを確保するために「中央空孔」が現れる位置までに制限する必要があ
る。
この「中央空孔」を排除するために、第７図にはベース１３’を反射器１１の
中央光軸上に固定して中央に配置した光源を備えた好都合な実施形態が示されて
いる。図示の構造では、半径方向に移動可能な２つの光源ベース１３が固定光源
の両側に配置されている。そのような構造によって光の全体量が増加すると共に
、横に設けられた光源を反射器１１の光軸からさらに離れるように移動させて、
光が少ない「中央空孔」を生じることなくより広い照明角度を得ることができる
。
もちろん、そのような中央固定光源はいずれの数の可動光源と併用することも
できる。出願人が実施した試験では、８個の光源までをうまく使用できた。
このため、第２図および第７図に示されているように一列に並んだ光源を使用
してこのように製造された照明装置によって、照明パターンを線形にすることが
できる。スタジオの背景を照明したい時や、ニュースデスク(News Desk)の場合
のように一列に座った数人を照明する場合に、これは特に好都合である。これに
よってさらに、彼らが水平に照明されている場合には彼らの後の背景に光がほと
んど当たらないため、彼らの背後のセットに使用される照明効果を変化させるこ
となく彼らを照明することができ、またデスクの下の床に当たることによって浪
費される光がまったくない。
さらに、ハウジング１６を反射器１１にラッチ装置などの急速着脱手段によっ
て好都合に取り付けることによって、本発明に従った移動手段を備えたハウジン
グを交換式にすることができる。
第８図は、光源のベースを載せて移動させることができるベース板を備えてい
ない本発明の別の実施形態を示している。この場合、光源ベースの延長部分が、
直接的に反射器１１の壁に設けられたスロット２８にはまっている。スロット２
８は、反射器内にその光軸１２に実質的に直交する平面上で外向きに延在してい
る。
光源ベースは、当該技術の専門家には周知のプッシュプルおよびロック装置な
どの簡単な移動手段に取り付けられている。
本発明に従った照明装置は、白熱ハロゲンランプ、低周波または高周波安定器
で電力を供給される蛍光管、様々な種類の放電灯、エレクトロニックフラッシュ
管などの異なった種類の光源を組み合わせて使用することが可能である。
光を調節する追加手段が望まれる場合が多いので、様々な付属品を用いるため
の取り付け手段が設けられている。
この取り付け手段は、反射器１１に組み込まれてグリッドスポット、ディフュ
ーザ、カラーフィルタおよびプリズム屈折式光増強器(intensifier)を保持する
リッジ２９を有することができる。回動式バーンドア(barn door)３１、クリッ
プ留めカラーフィルタ、クリップ留め光反射増強器(intensifier)などの様々な
付属品を保持するために反射器１１の外側リップ３０を設けることができる。取
り付け手段は、反射器を４５°または６０°に連結するための、または特大寸法
の反射器またはライトボックスのいずれかを取り付けるためのリングを有するこ
ともできる。
照明装置を通常のように保持および傾動させるか、照明装置を可撓性グーズネ
ック(goose-neck)またはパンーチルト(pan-tilt)取付具上に保持するためのＬ字
形またはＵ字形ヨークを取り付ける手段を反射器１１または後ハウジング１６の
いずれかに設けることもできる。
第９図ないし第１４図は、光源ベースと反射器の光軸との距離を変化させる代
わりに、光源を傾斜させることによって照明角度を変化させる本発明の別の実施
形態を示している。所望ならば、この装置を上記のものと組み合わせることもで
きる。
この装置には幾つかの利点がある。これはより単純であると共に使用部品数が
より少ないために製造コストがより低く、また「中央空孔」照明効果の発生が避
けられる。ランプベース(lamp base)１３は，ベース板１５のそれぞれの個別部
分内の固定位置に入ったままである。そして、これらの個別部分を反射器の光軸
１２に対して傾斜させる。
第９図は、線２９に沿って２部分に分割されたベース板１５の第１５図と同様
な概略上面図であり、各部分に１つのランプベース１３が示されている。しかし
、各部分に２つ以上のランプを設けてもよい。各部分は、それを包囲するハウジ
ング内にそれを保持するための手段３０を備えている。反射器の光軸に対する部
分の角度は、中心軸線または点を所定位置に保持し、ベース板１５の後縁部を前
後移動させる方法か、外縁部を所定位置に保持し、ベース板の中心軸線または点
を前後移動させる方法のいずれかによって調節される。
個々の部分をヒンジ３３などのヒンジ手段で互いに連結するか、ヒンジとして
機能するように線２９に沿って撓み部分を有する単一プラスチック板でベース板
１５を製造することができる。それぞれの部分を中心部材３１で合体保持される
個別部材にして、この中心部材上にシャフト３５を取り付け、シャフト３５を前
後移動させることによってそれぞれの角度を変化させることもできる。
第１０図は、ベース板１５の２部分が平坦位置にあり、ランプ１０が平行であ
る状態を示す概略側面図である。
第１１図は、ベース板１５の２部分が拡散した広照位置にあるところを示す概
略側面図である。この状態では、ランプ１０が反射器の光軸からさらに離れるよ
うに回動し、反射器１１（第１３図）により接近しているため、それが対応する
角度が大きくなる。そのため、反射器で照らされる角度が増加する。
第１２図は、ベース板１５の部分が収束状に集まった位置にあるところを示す
概略側面図である。このため、ランプ１０は互いにより接近して、反射器の光軸
により近く反射器内のより深い位置に小寸法の光源を形成し、より小さい角度で
光が増加する。
第１３図は、ランプ１０の傾動を説明する概略断面図である。一般的にランプ
の±１５°の移動５０で充分であるが、これはベース板１５上のランプの位置、
ランプの長さ、求められる角度変化、反射器の構造などに応じて変化させること
ができる。所望の角度変化に必要な移動は、ベース板１５の中心を矢印３４の方
向に移動させることによって好都合に行われ、例えば軸３５および回転ノブ３６
によるか、電気モータ（図示せず）か、第１図のレバー２４と同様なレバーを軸
３５に取り付けることによって、あるいは第１５図または第９図の点３２を使用
することによって中心軸２９を内外に移動させることによって調節される。
第１４図は、４つのランプ１０を保持するように構成された４つのランプソケ
ット１３を備えたベース板の概略上面図であり、各ランプ用に個別の部分３７が
設けられている。この形式のベース板は、対称的に照明角度を変化させる。他の
数のランプに使用できるように他のベース板を構成することもできる。個々の部
分は、上記の例と同様にして所定位置に保持され、それらの角度も同様に調節さ
れる。
第１５図は、２部分に分割されたベース板の概略上面図であり、角度を変化さ
せることができる各部分に２つのランプソケット１３が配置されている。この構
造は、ランプが傾斜した時、一方の平面で生じる照明角度の変化が他方の平面よ
り大きくなる点で、第１４図と異なっている。
第１６図は、ベース板１５の中心に取り付けられた調節シャフトの保持端部の
１つの形式の側面図である。この部材は、すべての部分をそれらの中心点で所定
位置に保持する一方、それらを調節シャフト３５によって前後方向に傾斜させる
ことができる。
第１７図および第１８図は、ランプソケット１３をベース板１５に取り付ける
方法の別の形式を示している。２つ以上のランプソケット１３がプレート５１に
取り付けられ、そのプレート５１は点５２回りに回転できるように取り付けられ
る。第１７図は、水平に整列したランプを示しており、第１８図は、上下位置に
あるランプが横移動によって互いに接近しているところを示している。これらの
回転プレート５１は、軸２９に沿って傾動するように構成された上記のベース板
と併用することもできる。
第１９図および第２０図は、照明方向および照明角度の両方を調節可能であり
、調節できない方向で下方だけを照明すると共に照明角度をまったく調節できな
い６０ｃｍ×６０ｃｍ寸法範囲の既存の照明よりはるかに高効率である頭上天井
灯を製造するのに特に好都合な本発明の別の実施形態を示している。
本発明は、固定または可変にすることができる迎え角で下向きまたは側方のい
ずれかに光を向けることができる照明を製造することができる。また、それの構
造から、照明角度を所望通りに変化させたり、設定することができる。
特別な構造のエシュロン反射部材を使用することによって、固定照明特性を有
する周知の照明器具が現在占めている天井空間に後付けできるそのような照明器
具を製造することが可能である。
天井の内部または外側の固定位置に据え付けられるが、それに隣接した壁の絵
画または装飾物を照明することができるので、本発明に従って製造された照明器
具を使用することは好都合である。また、様々な寸法の領域を照明するために、
それの角度を変化させることができる。また、２つの個別の光源を使用する場合
、１つの照明器具だけを用いて２つの異なった照明ゾーンを設けて調節すること
ができる。さらに、これらの照明器具の効率は、照明の前方にディフューザを使
用した現在の照明器具より相当に高くなる。
第１９図は、照明器具の概略上面図である。３６は主集束(concentrating)反
射器であり、それは凹状か、図示のエシュロン反射器のいずれかにすることがで
きる。道具類のコストを低減させたい場合、幾つかの小部分４１を所望通りに結
合させてこのエシュロン反射器を形成することができる。
光源４２（第２０図）は、白熱灯、蛍光灯、放電灯、エレクトロニックフラッ
シュなどの様々な形式にすることができる。それを反射器３６から様々な距離に
、また反射器の光軸に対して様々な点に配置することができる手段が設けられて
いる。このため、反射器３６により近いか、それから遠い点を選択することによ
って照明角度を選択することができ、またそれを３６の様々なゾーンで移動させ
ることによって光を空間内で所望通りの向きに送ることができる。器具のコーナ
ー部分に垂直シャフト３７が示されており、図面では横バー３８に取り付けられ
ている光源４２の距離を調節するために使用できる１つの方法を示している。し
かし、１本または複数の垂直シャフト３７を他の場所に配置することができ、１
本または複数の横または半径方向バー３８を使用することができる。横または半
径方向バー３８は、矢印Ｒで示されているように回転させることができる。
第２０図は、本発明に従って製造されたこの形式の装置の概略断面図である。
矢印４４は、光源４２が移動できるエシュロン反射器３６のゾーンを示しており
、本例ではこの反射器を反射器４３と組み合わせて、反射器３６に当たらない光
を集めることができるようにしている。矢印４５は、所望の照明角度を得るため
に光源４２がどの程度の高さを選択できるかを示している。距離４５が短くな
るのに伴ってこの角度が増加し、距離が反射器３６の焦点距離に達するまで増加
するのに伴って角度が減少し、それに対応して光出力が増加する。
光源４２を反射器３６の反対縁部に向かう逆方向に変位させることによって、
光は光軸１２から離れるように側方に反射することができる。反射器３６をさら
に均一に照明するために、光源４２を反射器３６の中心に向けて傾斜させる手段
が設けられている。
本発明の別の実施形態は、主に円形ホリゾント背景の照明、または本発明に従
って製造された２つ以上の照明器具を一緒に取り付けてそれらの光がすべての照
明器具に共通の１つまたは複数の反射鏡で反射するようにしたフロント照明(fro
nt lighting)に有用である。
第２１図は、本発明に従って製造された４つの照明器具４６を横に並べて配置
し、１つまたは複数の反射鏡面４７で包囲した本発明の実施形態の概略斜視図で
ある。正方形、六角形などの他の形状も使用することができ、前面を横切るよう
に配置されたカラーフィルタ４８で各光を濾過することができる。
鏡面４７には２つの役割があり、それらは側方に進んで無駄になる前方光を捕
捉して反射することによって光出力を増加させる。各反射面４７は、照明器具４
６のすべてが一緒に使用する共通反射器であるため、それはすべての器具４６か
ら出る光を混合する。反射面４７によって光が混合することは、背景を赤、緑お
よび青の光で照明する時に特に好都合である。共通の合焦調節装置（図示せず）
によって、光の列全体の照明角度を変化させることができる。また、周知の光度
加減手段によって各光の光度を分離もしくは一緒に調整することができる。
【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項
【提出日】平成１１年６月１０日（１９９９．６．１０）
【補正内容】
１．反射器(11,36 −図19)を照らす位置に配置された少なくとも１つの光源(10, 42)を備えており、この少なくとも１つの光源(10,42)を１つまたは複数の位置
、向きまたは前記反射器の中心軸線(12)に対する方向に保持、変位または配置
するための調節可能な調整手段(13,15,20,22,23,28,37)を有する照明装置であ
って、
前記少なくとも１つの光源(12,42)は、前記反射器の前記軸線に実質的に直
交する平面上で前記軸線(12)に接近離間する方向に前記少なくとも１つの光源
の変位および傾動の両方またはいずれか一方を行うように設けられた移動手段
に取り付けられ、
前記少なくとも１つの光源(10,42)を前記反射器の軸線(12)に対して前記軸 線(12)から離れたゾーンに配置して、所望の光投射パターンを生じて照明しよ
うとする物体に向けるようにしたこと特徴とする照明装置。
２．前記反射器(11)は、凹状の形状または部分を有している請求の範囲第１項に
記載の照明装置。
３．前記反射器は、実質的に平坦なエシュロン反射器(36)の１つまたは複数の部
分を有する集束反射器である請求の範囲第１項に記載の照明装置。４
．前記少なくとも１つの光源(10)は、光学的な軸線(12)に対して±１５°まで
接近離間するように傾動できることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第３
項のいずれかに記載の照明装置。５
．２つの光源(10)を固定式または共通軸線(52)回りに回転可能に一緒に取り付
けて、前記反射器(11) の軸線(12)に対して固定式、移動可能または傾動可能に
配置している請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の照明装置。
６．固定した光源(10)は、前記反射器(11)の軸線(12)上に配置されることを特徴 とする請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の照明装置。 ７
．前記移動手段(13,15,20,22,23)は、前記少なくとも１つの光源(10)のベース
(13)の延長部分(21)がはまる少なくとも１つのガイドスロット(20)を有するガ
イド板(15)と、このガイド板(15)の下側に配置されて、光源のベース(13)と協
働する少なくとも１つのカム(23)を有するカム板(22)とを含み、前記ガイド板
働する少なくとも１つのカム(23)を有するカム板(22)とを含み、前記ガイド板
(15)とカム板(22)は、相対回転移動可能であって、前記光源のベース(13)を前
記反射器(11)の軸線に接近離間する前記方向に変位させることができることを
特徴とする請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の照明装置。８
．前記ガイド板(15)のガイドスロット(20)は、前記反射器(11)の軸線(12)から
半径方向外向きに延びた直線状スロットであり、前記カム板(22)の少なくとも
１つのカム(23)が湾曲していることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第７
項のいずれか記載の照明装置。９
．前記カム板(22)の少なくとも１つのカム(23)は、スロットである請求の範囲
第１項ないし第８項のいずれかに記載の照明装置。１０
．前記調整手段は、少なくとも１つのベース板(15)を有する傾動手段であり
、このベース板は、別個の連結または非連結部分(37)に分割されて、各部分に
１つまたは複数の光源が取り付けられており、各部分の相互間および前記反射
器(11)の前記軸線(12)に対するそれぞれの角度を変化させることができるよう
にした請求の範囲第１項ないし第９項のいずれかに記載の照明装置。１１
．前記傾動手段(15,37)は、前記部分(37)の１つまたは複数に連結されたシ
ャフト(35)の前後移動によって調節されることを特徴とする請求の範囲第１０
項に記載の照明装置。１２
．前記調整手段(15,37)は、この手段を作動させる外部調節手段(35,36)に連
結されている請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれかに記載の照明装置。１３
．前記外部調節手段は、前記移動または傾動手段(15,37)に固定されて前記
反射器(11)の前記軸線(12)に直交する方向に外部まで延出したアーム(24)を含
んでいる請求の範囲第１２項に記載の照明装置。１４
．前記外部調節手段は、前記移動または傾動手段に連結されて外部まで延出
して外部の回転ノブ(36)または電気モータのシャフトに連結された回転シャフ
トを含んでいる請求の範囲第１２項に記載の照明装置。１５
．前記調整手段(28)は、前記少なくとも１つの光源(10)のベースを前記反射
器(11)の壁に沿って移動させることができることを特徴とする請求の範囲第２ ，６，１２項のいずれかに
記載の照明装置。１６
．白熱ハロゲンランプ、強共振または高周波電子安定器で電力を供給される
蛍光管、放電灯、エレクトロニックフラッシュ管などの異なった性質の少なく
とも２つの光源(10)を備えている請求の範囲第１項ないし第１５項のいずれか
に記載の照明装置。１７
．前記光源(10)および前記調整手段(13,15,20,22,23,28,37)は、交換式ハウ
ジング内に配置されて、別のランプを含む異なったハウジングを使用できるか
、交換式反射器と組み合わせて使用できるようにすると共に、反射器を照明ヘ
ッドから分離することによって照明器具の輸送および保管を容易にできるよう
にした請求の範囲第１項ないし第１６項のいずれかに記載の照明装置。１８
．１つまたは複数の光源の少なくとも１つのベース板(51)は回転可能であっ
て、放出された所望の光パターンを同様に回転させることができるようにした
請求の範囲第１項ないし第１７項のいずれかに記載の照明装置。１９
．少なくとも１つの反射器(11,36 −図19)は、交換可能である請求の範囲第
１項ないし第１８項のいずれかに記載の照明装置。２０
．主反射器は互いに近接配置され、１つまたは複数の追加の高反射性表面と
組み合わせるか、組み合わせないで使用されることを特徴とする請求の範囲第
１項ないし第１９項のいずれかに記載の１つまたは複数の照明装置からなる照
明装置。
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１２月１０日（１９９９．１２．１０）
【補正内容】
請求の範囲
１．反射器(11,36−図19)を照らす位置に配置された少なくとも２つの光源(10)
を備えており、この少なくとも２つの光源(10)を１つまたは複数の位置、向き
または前記反射器の中心軸線(12)に対する方向に保持、変位または配置するた
めの調節可能な調整手段(13,15,20,22,23,28,37)を有する照明装置であって、
前記少なくとも２つの光源(10)は、前記反射器の前記軸線に実質的に直交す
る平面上で前記軸線(12)に接近離間する方向に前記少なくとも２つの光源(10)
位および傾動の両方またはいずれか一方を行うように設けられた移動手段に取
り付けられ、
前記少なくとも２つの光源(10)を前記反射器の軸線(12)に対して前記軸線(1
2)から離れたゾーンに配置して、所望の光投射パターンを生じて照明しようと
する物体に向けるようにしたこと特徴とする照明装置。
２．前記反射器(11)は、凹状の形状または部分を有している請求の範囲第１項に
記載の照明装置。
３．前記反射器は、実質的に平坦なエシュロン反射器(36)の１つまたは複数の部
分を有する集束反射器である請求の範囲第１項に記載の照明装置。
４．前記少なくとも２つの光源(10)は、光学的な軸線(12)に対して±１５°まで
接近離間するように傾動できることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第３
項のいずれかに記載の照明装置。
５．前記少なくとも２つの光源(10)を固定式または共通軸線(52)回りに回転可能
に一緒に取り付けて、前記反射器(11)の軸線(12)に対して固定式、移動可能ま
たは傾動可能に配置している請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載
の照明装置。
６．固定した光源(10)は、前記反射器(11)の軸線(12)上に配置されることを特徴
とする請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の照明装置。
７．前記移動手段(13,15,20,22,23)は、前記少なくとも２つの光源(10)のベース
(13)の延長部分(21)がはまる少なくとも１つのガイドスロット(20)を有するガ
イド板(15)と、このガイド板(15)の下側に配置されて、光源のベース(13)と協
働する少なくとも１つのカム(23)を有するカム板(22)とを含み、前記ガイド板
(15)とカム板(22)は、相対回転移動可能であって、前記光源のベース(13)を前
記反射器(11)の軸線に接近離間する前記方向に変位させることができることを
特徴とする請求の範囲第１項ないし第６項のいずれかに記載の照明装置。
８．前記ガイド板(15)のガイドスロット(20)は、前記反射器(11)の軸線(12)から
半径方向外向きに延びた直線状スロットであり、前記カム板(22)の少なくとも
１つのカム(23)が湾曲していることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第７
項のいずれか記載の照明装置。
９．前記カム板(22)の少なくとも１つのカム(23)は、スロットである請求の範囲
第１項ないし第８項のいずれかに記載の照明装置。
１０．前記調整手段は、少なくとも１つのベース板(15)を有する傾動手段であり
、このベース板は、別個の連結または非連結部分(37)に分割されて、各部分に
１つまたは複数の光源が取り付けられており、各部分の相互間および前記反射
器(11)の前記軸線(12)に対するそれぞれの角度を変化させることができるよう
にした請求の範囲第１項ないし第９項のいずれかに記載の照明装置。
１１．前記傾動手段(15,37)は、前記部分(37)の１つまたは複数に連結されたシ
ャフト(35)の前後移動によって調節されることを特徴とする請求の範囲第１０
項に記載の照明装置。
１２．前記調整手段(15,37)は、この手段を作動させる外部調節手段(35,36)に連
結されている請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれかに記載の照明装置。
１３．前記外部調節手段は、前記移動または傾動手段(15,37)に固定されて前記
反射器(11)の前記軸線(12)に直交する方向に外部まで延出したアーム(24)を含
んでいる請求の範囲第１２項に記載の照明装置。
１４．前記外部調節手段は、前記移動または傾動手段に連結されて外部まで延出
して外部の回転ノブ(36)または電気モータのシャフトに連結された回転シャフ
トを含んでいる請求の範囲第１２項に記載の照明装置。
１５．前記調整手段(28)は、前記少なくとも２つの光源(10)のベースを前記反射
器(11)の壁に沿って移動させることができることを特徴とする請求の範囲第２
，６，１２項のいずれかに記載の照明装置。
１６．白熱ハロゲンランプ、強共振または高周波電子安定器で電力を供給される
蛍光管、放電灯、エレクトロニックフラッシュ管などの異なった性質の少なく
とも２つの光源(10)を備えている請求の範囲第１項ないし第１５項のいずれか
に記載の照明装置。
１７．前記光源(10)および前記調整手段(13,15,20,22,23,28,37)は、交換式ハウ
ジング内に配置されて、別のランプを含む異なったハウジングを使用できるか
、交換式反射器と組み合わせて使用できるようにすると共に、反射器を照明ヘ
ッドから分離することによって照明器具の輸送および保管を容易にできるよう
にした請求の範囲第１項ないし第１６項のいずれかに記載の照明装置。
１８．１つまたは複数の光源の少なくとも１つのベース板(51)は回転可能であっ
て、放出された所望の光パターンを同様に回転させることができるようにした
請求の範囲第１項ないし第１７項のいずれかに記載の照明装置。
１９．少なくとも１つの反射器(11,36−図19)は、交換可能である請求の範囲第
１項ないし第１８項のいずれかに記載の照明装置。
２０．主反射器は互いに近接配置され、１つまたは複数の追加の高反射性表面と
組み合わせるか、組み合わせないで使用されることを特徴とする請求の範囲第
１項ないし第１９項のいずれかに記載の１つまたは複数の照明装置からなる照
明装置。
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フロントページの続き
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