JP2002500570A - たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のための少なくとも一本の対称パンタグラフ型アームを備えたロボット化機械 - Google Patents

たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のための少なくとも一本の対称パンタグラフ型アームを備えたロボット化機械

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Abstract

(57)【要約】 たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のためのロボット化された機械であって、球座標(共同作用する二つの垂直回転運動シータとファイ及び捕捉する物体に向けてのその捕捉装置の並進運動ロー)型マニピュレータを備え、その結果、この捕捉装置20の捕捉ヘッドの並進軸A3は、常に、その中心点Iにおいて回転の2本の軸A1、A2を交差させ、さらにこのマニピュレータは、捕捉する物体を探し当てるための人工的視覚システム24を備え、このシステムの光学的中心は、まさしく前記の中心点Iに位置し、前記マニピュレータは、互いに交差することができるように、二つの平行な面に配置されるアーム1Aとフロントアーム1Bで構成される対称パンタグラフタイプのマニピュレーションアームIを有し、前記のアーム1は、軸A4の周りで軸回転を確立する手段21に拘束され、さらにこのアームは、前記アームに対する値−2aのフロントアーム1Bの回転と、前記フロントアームに対する値+aの、フロントアーム1Bの遠端に取付けられた捕捉装置20の回転となって現れ、その結果として、視覚システム24の光学軸に対応する軸A3に沿った、固定標点に対する前記捕捉装置の遠端20aの単純な並進運動が引き起こされるといった運動を確立する機械的手段を備えているロボット化機械。

Description

【発明の詳細な説明】 たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のための少なくとも一本の対称 パンタグラフ型アームを備えたロボット化機械 本発明は、少なくとも一本の対称パンタグラフ型アームを備えたロボット化機 械に関するものであり、この機械は、その環境の中で所定の物体を認識したり、 検知後にその物体に働きかけることを含むさまざまな仕事を逐行するために、配 置及びプログラミングすることができる。 本発明による機械は、たとえば、リンゴ、洋ナシ、桃、オレンジ、その他の柑 橘類等々の収穫を行なうために適合され、配置され、プログラミングされること ができる。こうした非常に興味深い適用法においては、ロボット化機械は、花柄 をともなう果実を個別に探し当て、それらを摘み、さらに大容量の容器の中にま たはそのような容器まで運搬することができる受入れ装置の中に、衝撃を与える ことなくそれらの果実を置くことを可能にする。 本発明による機械はまた、たとえば廃棄物(家庭ごみ、産業廃棄物等々)また は他のさまざまな物体の選別、あるいはまた固定部所での物体の捕捉のような他 の仕事を遂行するために配置、適合、プログラミングされることも可能である。 文献EP.0.270.469 Aには、以下を有するロボット化機械が提案さ れている。 −一方では、捕捉機構が備えられた自由端を有し、共同作用する直角な2本の 軸の周りを回転するように取付けられたマニピュレーションアームまたはマニピ ュレータ。 −他方では、これらの回転軸の交差点に固定されるように設置された視覚シス テム。この視覚システムは、たとえば、単一のカメラまたは複数の収束型マイク ロカメラを有する。前記マニピュレーションアームは、前記捕捉機構が、視覚シ ステムの光学的中心において、前記回転軸の交差部分と交わる直線的な軌道に沿 って前記視覚システムの光束と同一線上を並進することを可能にする。「球座標 」型と呼ばれるこのマニピュレータ(二つの共同作用回転運動及び捕捉する物 体に向けての並進運動)は、その中心に視覚システムを有することから、コンパ ス状に取付けられた折り畳み可能なアームを有する。このアームは、同一平面内 に配置され、交わる点において、同時にこれら二つのワットリンクの隣接する2 本の短い辺を構成するヨークを用いて、集結した細長い形の2本のワットリンク で構成された2本の分岐部を有し、前記の折り畳み可能なアームは、伸長される とまたは折り畳まれるとそれら2本の分岐部に対称運動を伝達する装置を備え、 この配置とこの対称運動によって、機械の捕捉機構の直線的な移動が可能になる 。折り畳み可能なアームの2本の分岐部の対称運動を得ることができる装置は、 ワットリンクの長い辺のいずれか一つを構成する内部リンクロッドの隣接する先 端上に固定するように据え付けられ、互いにかみ合わされた二つの歯車を備え、 前記の折り畳み可能なアームの種々の運動は、油圧ジャッキによって構成された 始動装置を用いて得られる。 こうした構造によって、捕捉機構がつかもうとする物体の方向に移動すると、 前記捕捉機構の中心と視覚システムの光束の軸とを完全に一致させることが可能 になる。そのようにして、捕捉機構または捕捉工具は、常に、到達すべき物体に 対して正確な位置に存在し、このようにして、物体をこのようにして効果的につ かむことができる。 ただし、文献EP−A−0.270.469内で提案されたロボット化アーム の構造からは、サーボバルブ付きの油圧始動装置を組み込んだ大型アセンブリが 作製されることになり、ロボット工学技術の実施においては、そのことが大きな 障害となる。その一方で、この構造は、一定の外形寸法のために捕捉機構または 工具のストロークが限定されてしまう。したがって、特に、背中合わせに置かれ た少なくとも二つのロボット化アセンブリを備えたマルチロボット機械のために は、その外形寸法が特定の用途とは相容れないような大きな寸法のロボット化ア ームを備えることが必要となる。 本発明はとりわけ、上記の不都合を解消することを目的とする。 さらに、互いに交差することができるように、二つの平行な面の中に配置され た、第一部分またはアームと、第二部分またはフロントアームを備えた二重パン タグラフ型ロボット化アーム(US 4.897.015 A、US 5.04 6.992A、EP 0.629.475.A、GB 2.022.046 A )が知られており、これら二つの部分は、共通の軸を有する滑節部を用いてその 一端で集結され、その共通軸上には、伝達用の柔軟連結部品(チェーン、歯付き ベルト、その他)を用いて、アームの反対側の先端に配置された固定型第二ピニ オンに接続された第一のピニオンが据え付けられており、このアームは、前記第 二のピニオンを支持する軸の周りを軸回転するように取付けられ、この第二ピニ オンの直径はそれが接続されているピニオンの2倍であり、アームの二つの部分 の滑節軸はフロントアームに堅固に固定され、このフロントアームと回転連動し 、アームは、その上部において、固定型の第三のピニオンを支持し、この第三ピ ニオンは、伝達用の柔軟連結部品(チェーン、歯付きベルト、その他)を用いて 、前記フロントアームの反対側の先端に配置され、その直径が同じく前記第三の ピニオンの直径の2倍である第四のピニオンに接続され、この第四ピニオンは、 捕捉装置の後部に固定された軸に据え付けられるとともにこの捕捉装置に回転連 動し、前記アームは、その固定軸の周りをの傾動を確立する手段に拘束され、こ の手段は、その傾動方向にしたがって、直線的な軌道に沿った捕捉装置の捕捉用 ヘッドの前進または後退運動を生じさせる。 こうした構造の結果、上述の文献内に記された二重パンタグラフ型または対称 パンタグラフ型のロボット化アームは、固定ベースに対して値(+a)のアーム のあらゆる回転が、アームに対する値(−2a)のフロントアームの角変位と、 フロントアームに対する値(+a)の捕捉装置の回転となって現れ、その結果と して、固定標点に対する捕捉装置の単純な並進が発生することを可能にする伝達 の運動を有する。 さらに: −文献US−A−4.897.015は、円筒形のロボットを簡潔に紹介して いる(回転運動:シータ、振れ:R、並進運動:Z)。 −文献US−A−5.046.992は、別の円筒形ロボットについてより詳 細に説明している(回転運動:シータ、振れ:R、並進運動:Z) −文献EP−A−0.629.475は、デカルトロボット(振れ:X、2つ 並進運動:Y、Z) −文献GB−2 022 046 Aは、たとえば接合チェーンにおいて、一 つの位置から他の位置へ物体を移動させるための、故意に非常に単純な構造を有 し、唯一つの自由度をもつマニピュレータを提案している。 これらの構造の結果的影響は、アームの振れが行われる平面が、常に水平面で あり、そのことから、たとえば、製造または処理工程に入れられる部品を、一つ の固定部所から他の固定部所に運搬したり、マニピュレーシヨンしたりするとい った、水平面における仕事における使用柔軟性が限定されてしまう点にある。 さらに、上述の文献内に記された対称パンタグラフ型ロボット化マニピュレー ションアームは、視覚システムを備えていないので、それらの適用範囲が大幅に 制限されてしまう。 本発明は特に、上述の文献内に記されたロボットによって課せられる制約を克 服し、それらの不十分さを解消することを目的とする。 本発明の第一の特徴的な措置によれば、この目的は、少なくとも3つの自由度 をもつ、球座標型マニピュレータを備えたロボット化機械によって達成する。3 つの自由度とは、共同作用する垂直な二つの回転運動シータとファイ、そして捕 捉する物体に向けての捕捉装置の並進運動ローである。その結果、この捕捉装置 の並進の軸は、中心点Iにおける2本の回転軸に常に交差させるあるいは交わら せ、球座標型のこのマニピュレータは、捕捉する物体を探し当てるための人工的 視野システムを備え、このシステムの光学的中心は、まさしく前記の中心点Iに 位置し、前記のマニピュレータは、互いに交差することができるように二つの平 行な面に配置された第一の分岐部またはアームと、第二の分岐部またはフロント アームとで構成される対称パンタグラフ型のマニピュレーションアームを有し、 このマニピュレーションアームは、以下のような運動を確立する機械的手段を備 え、軸の周りを軸回転する手段に拘束される。それは、値(+a)のアームのあ らゆる回転が、前記アームに対する値(−2a)のフロントアームの回転と、前 記フロントアームに対する値(+a)のフロントアームの遠端に取付けられた捕 捉装置の回転となって現れ、その結果として、視覚システムの光学軸に対応する 軸に沿った、固定標点に対する捕捉装置の遠端の単純な並進が発生するといった 運動である。 こうした構造によって、一定の外形寸法について捕捉装置のストロークの距離 を大きくしながらもアームの外形寸法を小さくすることが可能なだけでなく(捕 捉装置の後部は、視覚システムが設置されている場所から後方に後退することが できる)、アームの振れが、どんな平面で行われることも可能となり、その結果 、大きな使用柔軟性が得られ、たとえば果実の収穫または廃棄物の選別のような 運動の大きな多様性を必要とする仕事に、球面幾何学型ロボットを従事させるこ とが可能になる。 要約すると、本発明の重要な第一の特徴的な措置は、人工視覚システム型及び 球座標型ロボット化マニピュレータと、二重パンタグラフまたは対称パンタグラ フ型マニピュレーションアームの独自の組み合わせにある。 このような組み合わせは、主に、球状ロボットの中心に置かれた視覚システム が原因で、必ずしも容易なことではない。 というのも、この視界システムは以下のような微妙な制約をもたらすからであ る。 −ロボットの幾何学的中心に視覚システムを設置する。その結果、そこに物体 を置くことは禁じられる。 −アームが振れている間、捕捉装置の捕捉先端は、常に、視覚システムの光学 軸を通る直線に沿って移動する。 −捕捉装置の後部が、その後退時に視覚システムの裏に隠れることが可能であ る。 文献US 4.897.015 Aと、US 5.046.992 Aと、E P 0.629.475 Aと、GB 2 022 046 Aに提案されてい るロボットの他の欠点は、対称パンタグラフ型のロボット化されたアームの振れ と折り畳み運動が、特に2本のチェーンと4本のピニオンと複数のチェーン緊張 装置を有する伝達システムによって得られるという点にある。こうしたシステム は、チェーンの張力の調整のためのメンテナンス作業や、前記チェーンの保守作 業(潤滑)、チェーンケースを埃から守るためのチェーンケースの保護作業を必 要とする。 本発明の他の目的は、こうした不都合の重大さを大幅に制限することにある。 本発明の他の特徴的措置によれば、マニピュレーションアームアセンブリの運 動を隔離する装置は以下を有する。 −アームの遠端に回転するように取付けられた軸。この軸の上に、第一のピニ オンとフロントアームの近端がそれぞれ据え付けられる。 −固定軸上に据え付けられた第二のピニオン。この軸の周りに、近端を介して 、傾動するようにアームが取付けられ、この第二のピニオンは、伝達の柔軟また は剛性連結部品によって第一のピニオンに接続され、さらにその直径は前記第一 のピニオンの直径の2倍である。 −近位分岐部と遠位分岐部の範囲を確定する中央部分を介して、アームとフロ ントアームの連結軸の周りに取付けられた送り返し部分。この送り返し部分の中 に、回転するように前記軸が収納される。 −その向かい合った両端が、滑節部によって、一方では送り返し部分の近位分 岐部に固定され、もう一方では、他端が、好ましくは調節可能なように、マニピ ュレーションアームアセンブリを支える軸の周りに固定的に取付けられた固定連 接棒の一端に固定された第一の控え棒。 −その向かい合って両端が、滑節部によって、一方では送り返し部分の遠位分 岐部に固定され、もう一方では、他端が、回転するように、フロントアームの遠 端の中に収納される捕捉装置の軸に堅固に連動している連接棒に固定された第二 の控え棒。 −固定軸の周りで傾動を確立する手段に拘束されるアーム。この傾動は、ロボ ットが果実の収穫やさまざまな物体の選別に適用されることにおいて、その方向 にしたがって、視覚システムの光学軸に対応する直線的軌道に沿って捕捉ヘッド の後退または前進運動を発生する。 マニピュレーションアームのこのような構造によって、特に以下の利点が得ら れる。 −チェーン及びその緊張装置のいずれか一つを取り除くことによって、伝達用 連結装置の張力調整のメンテナンス作業が簡略化される。 −唯一つのチェーンを使用することによって、伝達用連結装置の保守作業(潤 滑)が簡略化される。 −カメラ空間内に捕捉装置に据え付けする作業が容易になり、一層迅速になる 。 −調整の信頼性と精度が改善される。 添付の図面を参照して、以下に説明することで、上記の目的、特徴、利点さら に他の利点がより明らかになるだろう。 第1図は、本発明によるロボット化機械の対称パンタグラフ型マニピュレータ アセンブリの透視図である。 第2図は、この機械の正面から見た垂直断面図である。 第3図は、捕捉装置の最も後退した位置に対応する配置におけるアームを示す 第2図の側面図である。 第4図は、捕捉装置を省略して示された対称パンタグラフ型のマニピュレーシ ョンアームのより拡大して正面から見た垂直断面図である。 第5図は、このマニピュレーションアームの上部をより拡大して正面から見た 断面図である。 第6図は、伸長された位置における対称パンタグラフ型アームの伝達運動を概 略的に示す図である。 第7図は、捕捉装置の捕捉ヘッドの二つの極端な位置と、視覚システムの光学 軸に沿った捕捉装置の移動を示す側面図である。 第8から10図は、対称パンタグラフ型伝達装置の調整可能な連接棒の基準と なる調整を表わす詳細図である。 以下に、有利には、果実のロボット化された収穫または、廃棄物や他の物体の ロボット化された選別に適用可能な一般的に球面幾何学をもつロボット(二つの 共同作用を持つ回転運動:テトラ、ファイと一つの並進運動:捕捉する物体に向 けての捕捉装置のロー)の興味深い実施形態を説明する。まったく限定的でない これらの非常に興味深い適用法においては、視覚システムはマニピュレーション アームに対して固定的に設置され、この視覚システムの光学的焦点は、まさしく 回転軸テトラ、ファイと並進軸ローの交差部分に固定的に位置する。 説明を無駄に長引がせないために、出願された本発明の適用法を含むロボット 化機械の部分だけを以下に記す。以下に説明する部分は、機械の目的に応じて適 合及び配置された運搬用アセンブリ上に設置することができ、このアセンブリは 、 ロボット化された果実の収穫に適用される場合には、自走型車両とすることがで き、または、廃棄物や他の物体のロボット化選別に適用される場合には、可動型 (たとえば運搬用ベルトコンベア)または固定型作業ゾーンの上に備えられた固 定型または可動型クレーンとすることができる。 図示された他の実施例によれば、ロボット化機械は、滑節部によってその頂点 に集結された、第一の分岐部またはアーム1Aと第二の分岐部またはフロントア ーム1Bを有する対称パンタグラフ型アームで構成される可変幾何学型マニピュ レーションアーム1を備えた球座標型マニピュレータを有する。この滑節連結は 、アーム1Aの遠端を備えた軸受3の中を回転するように取付けられたシャフト 2を用いて行われる。アーム1Aとフロントアーム1Bは、互いに交差すること ができるように、二つの平行な面内に配置される。 シャフト2には、以下が据え付けられる。 −チェーン5または、たとえば歯付きベルトのような他の柔軟または剛性伝達 用連結部品を用いて、固定軸7上に据え付けられた第二の固定ピニオン6に接続 された第一のピニオン4。この固定軸の周りに、その近端と軸受8を介して、軸 回転するようにアーム1Aが取付けられる。 −このようにして、前記軸2及び前記ピニオン4に回転連動するようフロント アーム1Bの近端。 ピニオン6は、ピニオン4(D4)の2倍の直径を有する。いいかえれば、D 6=2 D4またはD4=D6/2となる。 その一方で、固定軸7は、いわゆるマニピュレーションアーム1のアセンブリ を支持する傾動装置9に堅固に連動している。 シャフト2にはまた、中央部分に前記の軸の通路として軸受け11を備えた孔 を有する送り返し部分10が取付けられる。送り返し部分10は、その中央部分 の両側で、近位分岐部10Aと遠位分岐部10Bを有する。送り返し部分10は 、有利には、正面から見ると、三角形の一般的形状を有し、その滑節点が三角形 の頂点に配置された頑丈な金属製部品で構成することができる。 送り返し部分10の近位分岐部10Aは、滑節部12を介して、堅固な第一の 控え棒の一端に接続され、その控え棒の反対側の先端は、同じく滑節部14を用 いて、固定連接棒15の一端に接続され、この連接棒の他端は、マニピュレーシ ョンアーム全体を支える軸7の周りに固定的に取付けられる。 アセンブリ、すなわち、アーム1A−送り返し部分10の近位分岐部10A− 控え棒13A−連接棒15は、連接棒15が固定側を構成する変形可能な第一の 平行四辺形を形成する(第6図で太線で記されている)。 控え棒13Aの滑節点間の距離は、アーム1Aの滑節点間を隔てる距離に等し く、それに対して、連接棒15の滑節点間距離は、送り返し部分10の近位分岐 部10Aの滑節点を隔てる距離に等しい。 したがって、送り返し部分10の近位分岐部10Aの方向は、連接棒15の方 向と同じであり、この方向は、以下に説明される本発明の他の特徴的措置によれ ば、調節可能である。 送り返し部分10の遠位分岐部10Bは、滑節部16を介して、第二の堅固な 控え棒13Bの一端に接続され、この控え棒の他端は、同じく滑節17を用いて 、連接棒18に接続され、この連接棒の他端は捕捉装置20のシャフトに堅固に 連動する。シャフト19はまた、捕捉装置20の近端に堅固に連動し、軸受19 aを介して、フロントアーム1Bの近端内に、回転するように収納される。 アセンブリ:すなわちフロントアーム1B−送り返し部分10の遠位分岐部1 OB−控え棒13B−連接棒18は、変形可能な第二の平行四辺形を形成する( 第6図に太線で記されている)。 控え棒13Bの滑節点間の距離は、フロントアーム1Bの滑節点を隔てる距離 に等しく、それに対して、捕捉装置20に連動する連接棒18の滑節点間の距離 は、送り返し部分10の遠位分岐部10Bの滑節点を隔てる距離に等しい。 したがって、捕捉装置20に連動する連接棒18の方向は、送り返し部分10 の遠位分岐部10Bの方向と同じである。 捕捉装置20は、有利には、相対的に大きい長さ、すなわち本発明の特徴的な 措置によれば、少なくともフロントアーム1Bの長さに等しいあるいはそれ以上 の長さを有することができ、さらに、その自由端を構成する捕捉用ヘッド20a を備える。 より一般的には、本発明によれば、対称パンタグラフ型マニピュレーションア ーム1は、捕捉装置20の遠端20aが、以下に記す視覚システム24の光学軸 A3上を移動し、それに対して、フロントアーム1Bの遠端に連結された前記捕 捉装置の後端は、前記軸A3に平行な軸A5上を移動し、その結果、この視覚シ ステムの後方を移動することができるようになる(第3図)。 果実の収穫に対する本発明の非常に興味深い適用法においては、捕捉装置20 は、少なくとも部分的には、柔軟管を介して、機械の枠に設置された吸引器の吸 込み口に接続された剛性管によって構成される。この場合、捕捉装置20の捕捉 ヘッド20aは、吸込みヘッドで構成される。 捕捉ヘッド20aの前進及び後退運動を駆動するマニピュレーションアーム1 の伸長及び折り畳み運動は、ボールネジ付き電動機によって構成される電気式ジ ャッキ21を用いて得られる。 マニピュレーションアームの近位分岐部またはアーム1Aは、固定軸7によっ て現わされる前記の近位分岐部の軸回転の軸A4の下方または向こう側に延在す る部分1A’を有する(第4図)。本発明の特徴的な他の措置によれば、電動機 21の本体21aの後端は、軸回転する可能性とともに、アーム1Aの前記部分 1A’内に配置された軸22に固定され、それに対して、前記電動機のネジ21 bと協働するナット21cは、固定軸7から隔てられたところに配置され、軸7 と傾動装置9に堅固に連動する固定ヨーク23によって前記ネジの回転軸に垂直 な軸の周りを軸回転するように支持される(第2図及び第3図)。 このようにして、電動機21のブロックのほぼ全体は、近位分岐部1Aの軸回 転軸A4の下方または向こう側に配置され、マニピュレーションアームアセンブ リ1A−1B−20の重量と釣り合いをとっている。したがって、このような措 置から、軸7の周りの可動ブロックと最良のバランスを保つことができる。 このように配置された対称パンタグラフ型マニピュレーションアームアセンブ リ1−20は、共同作用する直角な2本の軸A1、A2の周りを軸回転するよう に機械の枠に取付けられる。 アームを支持する傾動装置9は、タレット25の上部に、軸A2の周りで傾動 するように取付けられ、タレットそれ自体も、軸A1の周りを軸回転するように 、固定ベッドプレー26によって支持され、軸A2及びA1は、好ましくは直角 の 方向をとる。 傾動装置9は、たとえば、タレットの頂点によって支持された固定水平軸30 の周りで、軸受を介して、軸回転するように取付けられ、それに対して、タレッ トは、たとえば、ベッドプレート26によって支持された固定垂直軸31の周り で軸受を介して軸回転するように取付けられる。 軸A2の周りでアーム1を支持する傾動装置9と、軸A1の周りで前記傾動装 置を支持するタレット25は、それぞれ、好ましくは、上述した電気始動装置2 1と同じである電気始動装置によって得られる。 幾何学軸A2に対応する水平軸30の周りで傾動装置9の傾動を行なうボール ネジ型電気式ジャッキ27は、滑節部によって、一方ではタレット25に、もう 一方では傾動装置9に固定される。 幾何学軸A1に対応する垂直軸31の周りでタレット25の軸回転を行なうボ ールネジ型電気式ジャッキ28は、滑節部によって、一方ではタレット25に、 もう一方では固定ベースプレート26に固定される。 ロボット化アームの種々の電気始動装置21、27、28は、以下で構成され るケース内に収納される。 −始動装置21に関しては、アーム1Aを構成部分によって形成される細長い 形29のジャケット。 −始動装置27については、タレット25の垂直部分25a。 −始動装置28については、前記タレット25の水平部分25b。 以上から、本発明による対称パンタグラフ型アーム1−20の配置によって、 電気式ジャッキ21のネジ21aを回転させることによって、前記ネジの回転方 向にしたがって、一つの方向または他の方向に、軸A4(固定軸7によって現わ されている)の周りで、アーム1Aの傾動が引き起こされることがわかる。その 一方で、上述の伝達運動によって、その底部に対する値(+a)のアームのあら ゆる回転1Aは、前記アームに対する値(−2a)のフロントアーム1Bの反対 方向の角変位と、値(+a)の前記フロントアームに対する反対方向の捕捉装置 20の回転となって現れ、その結果として、固定標点に対して捕捉装置の単純な 並進運動が引き起こされる。したがって、捕捉装置20aのヘッドは、特に捕捉 する物体の方向に移動する際には、軸A3上に位置決めされたままとなる。 というのも、アーム1の伸長または折り畳み段階中、連接棒15は動かないま まである。したがって送り返し部分10は、控え棒13Aの周りに構成された変 形可能な平行四辺形15−13A−10A−1Aによってその方向を保つことが できる。控え棒13の周りに構成される変形可能な平行四辺形10B−13B− 18−1Bは、捕捉装置20に連動する連接棒18上の送り返し部分10の方向 をそのまま真似る。送り返し部分の方向は保たれるので、その結果、捕捉装置は その方向を保つことができ、方向を保ちながら移動する。 したがって、上述のロボットは、一般的な球面幾何学(共同作用する二つの回 転運動シータ(軸A1の周り)、ファイ(軸A2の周り)及び捕捉する物体に向 けての捕捉装置の並進運動ロー(軸A3に沿った))の類である。 本発明によれば、球座標型及び対称パンタグラフ型のこのロボットの人工的視 覚システム24は、捕捉装置20の捕捉ヘッド20aの回転運動シータ、ファイ と並進運動ローの軸A1、A2、A3の交差部分において、機械の枠の固定エレ メント上に固定的に設置される。 この視覚システム24と、このシステムによって記録された画像処理モジュー ルと、マニピュレータの運動の制御コンピュータは、本特許の範囲には入らない ので、ここでは説明しない。 上述の配置にしたがって、捕捉装置20に連結されたフロントアーム1Bの遠 端は、視覚システムの光学軸A3に平行な軸A5にしたがって、視覚システム2 4の上方を移動する。そのようにして、後退位置においては(第3図)、捕捉装 置20の長さの大部分を、先述のように、視覚システム24の後方に持ってくる ことができ、その結果、後退位置または休止位置において、小さくなったマニピ ュレーションアームアセンブリの外形寸法とともに、前記捕捉装置が長いストロ ークを持つことが可能である。その一方で、軸A3及びA5のずれにもかかわら ず、捕捉装置のヘッド20aは、視覚システム24の光学軸A3上に配置され、 前記視覚システムによって検知され、機械の人工知能によって識別される物体の 方向において、可能な並進運動のストローク全体を通して、この軸に沿って移動 する(第7図)。 本発明の他の特徴的な措置によれば、変形可能な平方四辺形1A−10A−1 3A−15の固定側を構成する連接棒15は、傾動装置に対して調整可能な位置 をとる。 この目的において、控え棒13Aの近端に接続された前記連接棒の先端は、二 つの調整可能なストッパ間に配置され、これらストッパはそれぞれ、傾動装置9 に堅固に連結されたヨーク32が有するフォーク型の分岐部32Aと32Bに備 えられている。これらの調整可能なストッパは、固定分岐部32A−32B内に ネジ止めされる止めネジ33A、33Bによって構成される(第8から10図) 。 第8図は、調整可能な連接棒15の「中央」位置を示している。 1本または数本のネジ33Aを外し、1本または数本のネジ33Bを止めるこ とによって、連接棒15の角変位を引き起こされ(第9図)、こうした移動は、 控え棒13Aによって、対応する値で主要軸(シャフト2)の周りを回転する送 り返し部分10に伝達される。送り返し部分10のこの角変位は、控え棒13B を介して、対応する角度の値でその主要軸(シャフト19)の周りを回転する捕 捉装置の連接棒18に伝達される。最終的に、連接棒18に堅固に連結された捕 捉装置20は、まさしく連接棒15の角変位に対応する角度の値で回転する。 反対方向における連接棒15の調整は、1本または数本のネジ33Bを外し、 1本または数本のネジ33Aを止めることによって得られる(第10図)。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月21日(1999.5.21) 【補正内容】 請求の範囲 1. たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のためにロボット化され た機械であって、球座標及び少なくとも3つの自由度(共同作用する垂直な二つ の回転運動シータ及びファイ、捕捉する物体に向けての捕捉装置の並進運動ロー )を有するマニピュレータを備え、その結果、この捕捉装置(20)の捕捉ヘッ ド(20a)の並進軸(A3)は常に、中心点(I)における2本の回転軸シー タ(A1)とファイ(A2)を交わらせ、球座標型のこのマニピュレータは、捕 捉する物体を探し当てるために人工的視覚システム(24)を備えており、その システムの光学的中心は、まさしく前記中心点(I)に位置し、前記の球座標型 マニピュレータは、互いに交差できるように、二つの平行な面に配置された第一 の分岐部またはアーム(1A)と第二の分岐部またはアーム(1B)で構成され た対称パンタグラフタイプのマニピュレーションアーム(1)を備え、前記アー ムは、軸(A4)の周りの軸回転を確立する手段(21)に拘束され、さらに、 この軸回転を、固定標点に対する前記捕捉装置の単純な並進運動に変える機械的 手段を備え、前記のマニピュレーションアーム(1)は、捕捉装置の遠端(20 a)だけが、視覚システム(24)の光学軸に対応する軸(A3)上を移動でき るのに対して、前記の捕捉装置(20)の残りの部分と、特にフロントアーム( 1B)に連結したその後端が、前記光学軸(A3)に平行な軸(A5)に沿って 、前記視覚システム(24)の後方に移動できるロボット化機械。 2. 捕捉装置(20)が、少なくともフロントアーム(1B)の長さに等しい またはそれ以上の長さを有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボ ット化機械。 3. マニピュレーションアーム(1)のアセンブリの運動を確立する装置が、 アーム(1A)の遠端において回転するように取付けられた軸(2)であって 、その上に第一のピニオン(4)とフロントアームの近端(1B)が据え付けら れた軸と、 その近端を介して、アーム(1A)が傾動するように周りに取付けられた固定 軸上に据え付けられた第二のピニオン(6)であって、柔軟または剛性伝達連結 部品(5)によって第一のピニオン(4)に接続され、その直径が第一のピニオ ン(4)の2倍である第二のピニオン(6)と、 アーム(1A)とフロントアーム(1B)の連結軸(2)の周りで、近位分岐 部(10A)と遠位分岐部(10B)の範囲を画定する中央部分を介して取付け られ、その中に回転するように前記軸(2)が収納される送り返し部分(10) と、 向かい合った先端を介して、滑節部(12、14)を用いて、一方では送り返 し部分(10)の近位分岐部(10A)に固定され、もう一方では、固定連接棒 (15)の先端のいずれか一方に固定された第一の剛性控え棒(13A)であっ て、この連接棒の他端は、マニピュレーションアームアセンブリを支持する軸( 7)の周りに固定的に取付けられ、その結果、アーム(1A)−送り返し部分の 近位分岐部(10A)−控え棒(13A)−連接棒(15)によるアセンブリが 、変形可能な第一の平行四辺形を形成し、連接棒(15)がその固定側を構成す る第一の剛性控え棒(13A)と、 向かい合った先端を介して、滑節部(16、17)を用いて、一方では送り返 し部分(10)の近位分岐部(10B)に固定され、もう一方では、連接棒(1 8)に固定された第二の剛性控え棒(13B)であって、この連接棒の他端は、 フロントアーム(1B)の近端の中に回転するように収納された捕捉装置(20 )の軸(19)に堅固に連動し、その結果、フロントアーム(1B)−送り返し 部分の近位分岐部(10B)−控え棒(13B)−連接棒(18)によるアセン ブリが、変形可能な第二の平行四辺形を形成する第二の剛性控え棒(13B)と 、 その固定軸の周りで傾動を確立する手段(21)に拘束されるこのように配置 されたアーム(1)であって、この傾動が、その方向にしたがって、直線的に軌 道(ロー)に沿った捕捉装置(20)の捕捉ヘッド(20a)の前進または後退 運動を引き起こすアーム(1) を有することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のロボット化 機械。 4. アーム(1A)と第一の控え棒(13B)の近端をつなぐ固定連接棒(1 5)の方向が調整可能であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のロボッ ト化機械。 5. 控え棒(13A、13B)が、その中でそれぞれアーム(1A)とフロン トアーム(1B)が軸回転する平面の間に配置されることを特徴とする請求の範 囲第3項または第4項に記載のロボット化機械。 6. 控え棒(13A、13B)が、互いに交差できるように、二つの平行な面 の中で軸回転するように取付けられることを特徴とする請求の範囲第3項から第 5項のいずれか一項に記載のロボット化機械。 7. マニピュレータ種々の運動(1−20)が、ボールネジ型電動機(21、 27、28)によって確立されることを特徴とする請求の範囲第3項から第6項 のいずれか一項に記載のロボット化機械。 8. マニピュレーションアーム(1A−1B)の近位分岐部(1A)が、前記 の近位分岐部(1A)の軸回転軸(A4)の下方または向こう側に延在する部分 (1A’)を有し、この近位分岐部の軸回転を確立する電動機(21)が、前記 部分(1A’)に固定され、その結果、その電動機ブロックのほぼ全体が、前記 軸の下方または向こう側に配置されマニピュレーションアームアセンブリの重量 と釣り合いを保つことを特徴とする請求の範囲第1項から第7項のいずれか一項 に記載のロボット化機械。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 に対応する軸A3に沿った、固定標点に対する前記捕捉 装置の遠端20aの単純な並進運動が引き起こされると いった運動を確立する機械的手段を備えているロボット 化機械。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. たとえば果実の収穫またはさまざまな物体の選別のためにロボット化され た機械であって、球座標及び少なくとも3つの自由度(共同作用する垂直な二つ の回転運動シータ及びファイ、捕捉する物体に向けての捕捉装置の並進運動ロー )を有するマニピュレータを備え、その結果、この捕捉装置(20)の捕捉ヘッ ド(20a)の並進軸(A3)は常に、中心点(I)における2本の回転軸(A 1、A2)を交わらせ、球座標型のこのマニピュレータは、捕捉する物体を探し 当てるために人工的視覚システム(24)を備えており、そのシステムの光学的 中心は、まさしく前記中心点(I)に位置し、前記の球座標型マニピュレータは 、互いに交差できるように、二つの平行な面に配置された第一の分岐部またはア ーム(1A)と第二の分岐部またはアーム(1B)で構成された対称パンタグラ フタイプのマニピュレーションアーム(1)を備え、前記アーム(1)は、 値(+a)のアーム(1A)のあらゆる回転ga、前記アームに対する値(+ a)のフロントアーム(1B)の回転と、前記フロントアームに対する値(+a )のフロントアームの遠端に取付けられた捕捉装置(20)の回転となって現れ 、その結果として、視覚システム(24)の光学軸に対応する軸(A3)に沿っ た、固定標点に対する前記捕捉装置の遠端(20a)の単純な並進運動が引き起 こされるといった運動を確立する機械的手段を備え、軸(A4)の周りの軸回転 を行なう手段に拘束されるロボット化機械。 2. 捕捉装置(20)の遠端(20a)が、視覚システムの光学軸(A3)上 を移動することから、フロントアーム(1B)に連結された前記捕捉装置(20 )の後端は、前記光学軸(A3)に平行な軸(A5)上を移動し、さらに視覚シ ステムの後方を移動することができるように、マニピュレーションアーム(1) が配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のロボット化機械。 3. 捕捉装置(20)が、少なくともフロントアーム(1B)の長さに等しい またはそれ以上の長さを有することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項 に記載のロボット化機械。 4. マニピュレーションアーム(1)のアセンブリの運動を確立する装置が、 アーム(1A)の遠端において回転するように取付けられた軸(2)であって 、その上に第一のピニオン(4)とフロントアームの近端(1B)が据え付けら れた軸と、 その近端を介して、アーム(1A)が傾動するように周りに取付けられた固定 軸上に据え付けられた第二のピニオン(6)であって、柔軟または剛性伝達連結 部品(5)によって第一のピニオン(4)に接続され、その直径が第一のピニオ ン(4)の2倍である第二のピニオン(6)と、 アーム(1A)とフロントアーム(1B)の連結軸(2)の周りで、近位分岐 部(10A)と遠位分岐部(10B)の範囲を画定する中央部分を介して取付け られ、その中に回転するように前記軸(2)が収納される送り返し部分(10) と、 向かい合った先端を介して、滑節部(12、14)を用いて、一方では送り返 し部分(10)の近位分岐部(10A)に固定され、もう一方では、固定連接棒 (15)の先端のいずれか一方に固定された第一の剛性控え棒(13A)であっ て、この連接棒の他端は、マニピュレーションアームアセンブリを支持する軸( 7)の周りに固定的に取付けられ、その結果、アーム(1A)−送り返し部分の 近位分岐部(10A)−控え棒(13A)−連接棒(15)によるアセンブリが 、変形可能な第一の平行四辺形を形成し、連接棒(15)がその固定側を構成す る第一の剛性控え棒(13A)と、 向かい合った先端を介して、滑節部(16、17)を用いて、一方では送り返 し部分(10)の近位分岐部(10B)に固定され、もう一方では、連接棒(1 8)に固定された第二の剛性控え棒(13B)であって、この連接棒の他端は、 フロントアーム(1B)の近端の中に回転するように収納された捕捉装置(20 )の軸(19)に堅固に連動し、その結果、フロントアーム(1B)−送り返し 部分の近位分岐部(10B)−控え棒(13B)−連接棒(18)によるアセン ブリが、変形可能な第二の平行四辺形を形成する第二の剛性控え棒(13B)と 、 その固定軸の周りで傾動を確立する手段(21)に拘束されるこのように配置 されたアーム(1)であって、この傾動が、その方向にしたがつて、直線的に軌 道(ロー)に沿った捕捉装置(20)の捕捉ヘッド(20a)の前進または後退 運動を引き起こすアーム(1) を有することを特徴とする請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項に記載 のロボット化機械。 5. アーム(1A)と控え棒(13B)の近端をつなぐ固定連接棒(15)の 方向が調整可能であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のロボット化機 械。 6. 控え棒(13A、13B)が、その中でそれぞれアーム(1A)とフロン トアーム(1B)が軸回転する平面の間に配置されることを特徴とする請求の範 囲第4項または第5項に記載のロボット化機械。 7. 控え棒(13A、13B)が、互いに交差できるように、二つの平行な面 の中で軸回転するように取付けられることを特徴とする請求の範囲第4項から第 6項のいずれか一項に記載のロボット化機械。 8. マニピュレータの種々の運動(1−20)が、ボールネジ型電動機(21 、27、28)によって確立されることを特徴とする請求の範囲第4項から第7 項のいずれか一項に記載のロボット化機械。 9. マニピュレーションアーム(1A−1B)の近位分岐部(1A)が、前記 の近位分岐部(1A)の軸回転軸(A4)の下方または向こう側に延在する部分 (1A’)を有し、この近位分岐部の軸回転を確立する電動機(21)が、前記 部分(1A’)に固定され、その結果、その電動機ブロックのほぼ全体が、前記 軸の下方または向こう側に配置されマニピュレーションアームアセンブリの重量 と釣り合いを保つことを特徴とする請求の範囲第1項から第8項のいずれか一項 に記載のロボット化機械。
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