JP2002500077A - 所定の媒質中での生きている細胞の処理装置 - Google Patents

所定の媒質中での生きている細胞の処理装置

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JP2002500077A JP2000527307A JP2000527307A JP2002500077A JP 2002500077 A JP2002500077 A JP 2002500077A JP 2000527307 A JP2000527307 A JP 2000527307A JP 2000527307 A JP2000527307 A JP 2000527307A JP 2002500077 A JP2002500077 A JP 2002500077A
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シロス,ミシエル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、生きている細胞の処理を所定の媒質中で補助する装置に関する。本発明による装置は主に、ほぼ平坦かつ平行な等電位面22を有する電界21を形成するための手段20−1と、生きている細胞の少なくとも一部にこの電界21をかけるための手段20−2とを含み、これらの手段が、処理すべき生きた細胞部分のレベルまで所定の媒質に入ることができる電極手段の少なくとも2つのセット23、24と、電極手段の2つのセット23、24の間に少なくとも1つの電気パルスを加えるための手段25とを含むことを特徴とする。特にガン腫瘍の電気化学療法に有利に使用されるが、また実験室での細胞、リポソーム等の培養処理にも使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、薬物の作用と組み合わせて電気パルスを与えることにより、生きて
いる細胞の処理を所定の媒質中で補助する補助装置に関する。この技術は電気化
学療法という名称で既知であり、これら装置は特にガン腫瘍等の電気化学療法に
有利に使用されるが、また実験室での細胞、リポソーム等の培養処理にも使用さ
れる。
【0002】 実際、幾つかの活性薬物は、目的とする細胞の原形質膜を通りにくい。そのた
め、この問題を乗り越えるために、たとえばこれらの薬物の分量を増加すること
が必要であるが、これはしばしば困難であり、また殆ど常に有害な副作用を発生
する。
【0003】 生物細胞に電気パルスを付与すると、少なくとも一時的に原形質膜に透過性が
形成されるので、たとえば腫瘍を治療するために患者に投与された薬物は、細胞
の中心もしくは核まで到達し、従って治療を成功させる機会を著しく増やすこと
ができる。
【0004】 今日まで、電気化学療法の実施に必要な電界は、治療する腫瘍に2個の電極を
設置し、電極間でパルスを与えることによって形成されてきた。上記の方法を実
施可能な装置の一例は、フランス特許出願第9303688号に記載されている
【0005】 この特許出願に記載された装置は、原形質膜の特性を変えるように生物組織の
細胞に電界をかけることができる生物組織治療用の電気パルスアプリケータに関
する。このアプリケータは、複数の電極と1つのパルス発生器とを含む。また、
処置組織に刺して処置容量を決定するように、正三角形の頂部に配置されて2個
ずつ針対を形成する少なくとも3本の針と、パルス発生器により発生するパルス
を様々な針対に順次向ける針切換器とを含む。
【0006】 従来技術に記載されたこの装置を下記説明の添付図の図1に概略的に示した。
図では、装置のベースとなる単位モジュール4の3本の針1〜3が示されている
。もちろん、装置は実際にはこうした単位モジュールを複数個含んでおり、単位
モジュールは互いに組み合わされて処理容量5を形成し、処理容量5は、単位モ
ジュール4の形状により、横断面がほぼ六角形の円筒容量の全体形状をとる。
【0007】 このような装置では、良好な結果が得られるが、まだ非常に多くの不都合を含
んでおり、特に以下の4つの不都合が挙げられる。
【0008】 −装置が3本の針1、2、3のモジュールを含み、電気パルスが様々な針対に
順次かけられるので、針対の間に形成される電界6、7、8は、未処理ゾーン9
を残す。特に針対にかける電圧値を高くしてこのゾーンをなくすことももちろん
可能である。しかし、この場合、患者にとって耐えられない火傷などの作用を発
生する電圧値に達することがある。
【0009】 −所定の容量を処理するための針対の数が比較的多いので、順次付与しなけれ
ばならない電気パルスの数も多くなる。何故なら、実際には電気パルスの数が、
考えられる針対の数に等しいからである。たとえば7本の針が12個の連続パル
スの送信を意味し、19個の針が42個の送信を意味し、以下同様に続く。
【0010】 −先に述べたように、単位モジュール4の形状により、処理される容量5は必
然的に横断面がほぼ六角形の円筒形の形状を取る。2個の断面、この場合には断
面10(破線の輪郭)と断面5(一点鎖線の輪郭)を図1に示した。ところで、
処理に必要な針数のために、この容量は寸法を過度に大きくすることができず、
たとえば腫瘍の容量全体を処理する場合、一般には、容量5に対応する腫瘍部分
を処理するにつれて腫瘍中でアプリケータの針セットを移動しなければならない
。しかも、(ゾーン9に加えて)未処理の腫瘍部分を全く残さないことを確実に
するために、最大でも六角形の断面の一辺11の長さに等しい距離だけしかアプ
リケータの針セットを移動してはならない。図1は、アプリケータの2つの連続
位置5、10を示しており、腫瘍の幾つかの部分、たとえば断面が三角形である
小容量13を処理可能にするために、容量12の場合には既に処理済みの部分の
再処理を余儀なくされる。従って、処理時間全体がきわめて長くなるので、患者
にとって処理は、実際そうであるべきよりもさらに耐えがたく辛いものになる。
【0011】 −しかも、電気パルスは2本の針にしか与えられないので、この2本の針の間
に発生する電界は、針間のスペースのごくわずかな部分でしか均質ではない。そ
のため、電界のこうした不均質性を補償するとともに、細胞に与えられる電荷位
置が原形質膜の透過性を形成できる最小閾値に確実に到達するようにするために
、一般には、2本の針を隔てる距離を考慮して実際に考えられる電圧よりも高い
電圧をこの2本の針に印加する。そのため、処理を受けなければならない患者の
組織における火傷等の妨害作用のリスクは、火傷等が深いところで発生するため
に、非常に大きくなる。
【0012】 従って、本発明の目的は、特に上記のフランス特許出願に記載された装置によ
り、上記の不都合の大部分を解消し、生きている細胞の処理を所定の媒質中で補
助する装置を実現することにある。
【0013】 より詳しくは、本発明は、生きている細胞の処理を所定の媒質中で補助する装
置を目的とし、ほぼ平坦かつ平行な等電位面を有する電界を形成するための手段
と、所定の媒質に配された処理すべき生きた細胞の少なくとも一部に、この電界
をかけるための手段とを含むことを特徴とする。
【0014】 本発明の別の特徴によれば、ほぼ平坦かつ平行な等電位面を有する電界を形成
するための手段と、所定の媒質に配された処理すべき生きた細胞の少なくとも一
部にこの電界をかけるための手段とが、処理すべき生きた細胞部分のレベルまで
所定の媒質に入ることができる電極手段の少なくとも2つのセットと、電極手段
の2つのセットの間に電圧を加えるための手段とを含む。
【0015】 本発明の他の特徴および長所は、少しも限定的ではなく例として示した添付図
に関する下記の説明により、明らかになるであろう。
【0016】 図2から図4は、本発明による装置の様々な実施形態を示しているが、これら
の要素の表現とは無関係に、また図示された図面の如何を問わず、同じ要素には
同じ参照符号を付している。
【0017】 図2〜図4は、本発明による対象物の様々な実施形態を示しているが、この発
明の定義に対応する別の実施形態が存在しうる。
【0018】 さらに、発明の定義によれば、発明の対象物が所定の機能を有する「少なくと
も1つの」要素を含むとき、記載された実施形態は、これらの要素を複数個含む
ことが可能である。
【0019】 また、図示された本発明の対象物の実施形態が複数の同じ動作要素を含み、説
明の中でこの発明による対象物が必ずこれらの要素の特定数を含むべきであると
明記されていない場合、発明の対象物は、これらの要素の「少なくとも1つ」を
含むものとして定義することができる。
【0020】 はじめに断っておくが、図1は、序文に挙げて既に説明済みの従来技術に関す
るものであるので、以下の説明は図2〜図4に関する。
【0021】 図2〜図4は、生きている細胞の処理を所定の媒質で補助する装置を示す。以
下の説明において限定的ではない例として、処理すべき生きた細胞は、この場合
に所定の媒質となる患者の肉体に位置したガン腫瘍細胞であるが、もちろん本発
明は、こうした1つの用途だけに限られるものではない。
【0022】 装置は、ほぼ平坦かつ平行な等電位面22を有する電界21を形成するための
手段20−1と、腫瘍の中に均質な電界を形成するように、腫瘍の少なくとも1
つの部分にこの電界21をかけるための手段20−2とを含む(図2)。
【0023】 好適な実施形態では、ほぼ平坦かつ平行な等電位面22を有する電界21を形
成するための手段20−1、および腫瘍の少なくとも1つの部分にこの電界21
をかけるための手段20−2は、この腫瘍部分のレベルまで患者の肉体に入るこ
とができる電極手段の少なくとも2つのセット23、24と、電極手段の2つの
セット23、24の間に電圧をかけるための手段25とを含む。
【0024】 「電圧」とは、ボルトまたはアンペアで定義され、直流、交流、もしくは形態
および持続時間が任意のパルスとして定義される、あらゆる電気信号を意味する
【0025】 有利には、処理すべき腫瘍部分のレベルまで患者の肉体に入ることができる電
極手段の各セット23、24は、絶縁材料からなる支持体52(図4)と、導電
性材料から形成され、各針が尖った先端34を含む複数の針26と、互いにかつ
同一面28、29に平行になるように支持体52に各針26を取り付けるための
手段27とから構成される。また、2つの面28、29には、電極手段の2つの
セット23、24にそれぞれ対応する2つの複数の針26を配置するが、これら
の面はほぼ平行であり、同一セット23、24の針は、互いに等距離に配置され
る。
【0026】 実際の実施形態で、2つの針セット23、24に対して支持体52が同じであ
ることは自明である。
【0027】 同じく実際の実施形態において、装置は、複数個の針セット対23、24を含
む。図3に示した実施形態では12本の針26を含み、これはI〜XIの符号を
付した11対の針セット23、24を構成するが、全ての針に対して支持体52
は1つである。
【0028】 説明を簡単にするために、支持体52から構成される装置部分と、この支持体
に結合する針全体とを、以下、「アプリケータ」50として示す。
【0029】 処理すべき腫瘍の寸法および形状に応じて、アプリケータ50の針26は、ほ
ぼ同じ長さであっても、異なる長さであってもよい。
【0030】 図4に示した有利な実施形態では、支持体52に各針26を取り付けるための
手段27は、開いた中空の窪み31を含む台座30を備える。この台座は、たと
えば差し込みにより支持体52に設けられた孔35に取り付けられ、取り付け手
段27はさらに、尖った先端34の反対端33で針26に結合する挿入端32を
含む。挿入端32は、中空の窪み31からなる凹部に係合する凹凸はめ込みの凸
部を構成する。もちろん、工業面で有利な実施の場合、支持体52に針を適切に
固定するために、この凹凸はめ込みは、有利には円錐型である。
【0031】 針に容易に電圧をかけられるようにするために、台座30および挿入端32を
導電性材料で構成し、台座の一端を支持体52から出して、図2、図3に示すよ
うに導線46を受容可能な電気コネクタを構成することができる。
【0032】 さらに、中空の窪み31の入口36が、針の尖った端34に向いた孔35の入
口37よりも引っ込むように、各台座30を対応する孔35に配置する。このよ
うにして、針対の2個のセット23、24にそれぞれ属する2つの隣接挿入端の
間の電気経路(図4)は、かなり長くなる。この構成により、電位差が大きくな
る場合、たとえば本発明の序文で言及した処理の場合は約600ボルトに及ぶが
、そうした場合でもこの2つの挿入端の間の短絡が回避される。
【0033】 支持体52に各針26を取り付けるための手段27を上記のように構成する場
合、装置は有利には、挿入端32、従って針26を中空の窪み31から自動的に
解放するための手段をさらに含み、たとえばアプリケータを操作する担当者が処
理終了時に誤って刺されることがないようにしている。
【0034】 解放手段は、あらゆるタイプのものであってよいので図示しない。たとえば互
いに摺動式に取り付けたプレートから構成することにより、所定の位置に導かれ
たときに台座30と針26を備える挿入端32との間に引っ張り力を及ぼして2
つのはめ込み部分の結合を解除し、次いで挿入端を外して治療者が操作すべき容
器に針が落ちるようにすることができる。
【0035】 アプリケータ50の針を支持体52に配置するには、以下のように実施できる
。針は、補助支持体上の、支持体52の中空の窪み31と同じ関連箇所にマトリ
クス状に予め配置し、保護カバーを被せる。次に挿入端32を台座30にはめ込
んでから、針の保護カバーを除去する。
【0036】 図2に示した実施形態による、電極手段26の2個のセット23、24の間に
電圧をかけるための手段25は、電源40を含み、その2個の出力41は、導線
46により2個のセット23、24の電極26にそれぞれ接続される。
【0037】 図3の実施形態のように、装置が、2個以上の電極セット23、24を実施可
能な複数の針を含む場合、針への電圧印加手段25は電源40を含み、電源は、
電気エネルギー供給出力41と、たとえばそれ自体周知の電子切換器等の、制御
入力47から制御可能な切換器42とを備える。切換器42は、たとえばコンピ
ュータ等により制御され、コンピュータはまた、切換器の制御と電源によるパル
ス送信とを同期するために、電源40を制御可能である。
【0038】 電源40はたとえば、序文で挙げたフランス特許出願に記載されたタイプであ
る。
【0039】 切換器は、供給入力43および出力44を含んでおり、出力の数は有利にはア
プリケータ50の台座30の数に少なくとも等しい。切換器はまた、切換器42
の供給入力43に電源40の出力41を接続するための手段45と、切換器の各
出力44を台座30にそれぞれ接続するための導線等の手段46とを含む。
【0040】 かくして、切換器42を制御することにより針セット対「I」から「XI」を
順次形成し、対を形成するたびに、所定の電気パルスを送信するように電源40
を制御することができる。
【0041】 付随的に、台座30、挿入端32および針26が、処理する所定の媒質部分に
薬物を送るために相互に貫通する中央管路を備えることは自明である。
【0042】 本発明による装置は、従来技術の装置、特に序文に挙げた特許出願に記載され
た装置に比べて明らかに長所を有する。
【0043】 まず第1に、本発明による装置では、処理が送信を要するパルス数が、従来技
術の装置で必要とされるものよりもずっと少ない。たとえば本発明による装置お
よび従来技術による装置が、同数、たとえば図3に示したように12本の針を含
んでいると仮定すると、この12本の針を設置した腫瘍部分を処理するのに、従
来技術の装置では少なくとも21個のパルスを送らなければならないが、本発明
による装置では、最大でも11個のパルスで済み、理論上、12本の針で画定さ
れる容量全体を2つの針セット対I及びVIで処理可能である。
【0044】 そのうえ、序文に明白に述べたように、従来技術の装置では、図1の容量9の
ように画定された角柱状容量の処理の品質に、やはり一定の不確実性が残る。本
発明による装置では、針を設置した腫瘍部分に未処理ゾーンが残る恐れは全くな
い。
【0045】 本発明による装置では、針は、セット対I、VI、IX、X、XIに対しては
「正方」に、セット対II、III、IV、V、VII、VIIIに対しては「
五の目型」に互いに2つの方法で配置されるが、直方体の処理容量を画定するの
で、ステッピングアプリケータ50を並進することにより腫瘍全体を処理可能で
あって、従来技術の装置で図1のゾーン13を処理する場合のように、新しい針
の設置時に処理済みの容量部分を再びカバーすることは不要である。
【0046】 従って、本発明による装置は、従来技術の装置よりも効率よく高速で処理が可
能であるため、結局、患者にとって辛さや耐え難さが緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による装置の概略図である。
【図2】 生きている細胞の処理を所定の媒質中で補助する、本発明による装置の実施形
態の概略図である。
【図3】 図2の実施形態と一致する、本発明による装置の別の実施形態の概略図である
【図4】 図2および図3に示した実施形態と一致する、本発明による装置の細部の断面
図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生きている細胞の処理を所定の媒質中で補助する装置であっ
    て、 ほぼ平坦かつ平行な等電位面(22)を有する電界(21)を形成するための
    手段(20−1)と、 所定の媒質に配された処理すべき生きた細胞の少なくとも一部に、この電界(
    21)をかけるための手段(20−2)とを含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 ほぼ平坦かつ平行な等電位面(22)を有する電界(21)
    を形成するための手段(20−1)と、所定の媒質に配された処理すべき生きた
    細胞の少なくとも一部にこの電界(21)をかけるための手段(20−2)とが
    、 処理すべき生きた細胞部分のレベルまで所定の媒質に入ることができる電極手
    段の少なくとも2つのセット(23、24)と、 電極手段の2つのセット(23、24)の間に電圧を加えるための手段(25
    )とを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 処理すべき生きた細胞部分のレベルまで所定の媒質に入るこ
    とができる電極手段の少なくとも2つのセット(23、24)が、 絶縁材料からなる支持体(52)と、 導電性材料から形成されて各針が尖った先端(34)を含む複数の針(26)
    と、 互いに平行で同一面(28、29)にあるように支持体(52)に各針(26
    )を取り付けるための手段(27)とから構成されることを特徴とする請求項2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 2つの面(28、29)に2つの複数の針(26)がほぼ平
    行に配置され、同一セット(23、24)の針(26)が互いに等距離に配置さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 支持体(52)に各針(26)を取り付けるための手段(2
    7)が、 中空の窪み(31)を含み、前記支持体(52)に設けられた孔(35)に取
    り付けられる台座(30)と、 尖った先端(34)の反対端(33)で針(26)に結合する挿入端(32)
    とから構成され、前記挿入端(32)が、前記中空の窪み(31)からなる凹部
    に係合する凹凸はめ込みの凸部分を構成することを特徴とする請求項3に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 凹凸はめ込みは、円錐型であることを特徴とする請求項5に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記台座(30)は、中空の窪み(31)の入口(36)が
    、針の尖った先端(34)の側に向いた前記孔(35)の入口(37)よりも引
    っ込んで配置されるように、前記孔に配置されることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 電極手段の2個のセット(23、24)の間に電圧をかける
    ための手段(25)は、電気エネルギー供給出力(41)を含む少なくとも1つ
    の電源(40)と、制御入力(47)から制御可能であり、供給入力(43)お
    よび出力(44)を含み、出力(44)の数が台座(30)の数に少なくとも等
    しい切換器(42)と、前記切換器(42)の供給入力(43)に前記電源(4
    0)の出力(41)を接続するための手段(45)と、切換器(42)の各出力
    (44)を台座(30)にそれぞれ接続するための手段(46)とを含むことを
    特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記台座(30)および前記挿入端(32)は、導電性材料
    からなることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 中空の窪み(31)から挿入端(32)を外すための手段
    を含むことを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の装置。
JP2000527307A 1998-01-06 1999-01-05 所定の媒質中での生きている細胞の処理装置 Withdrawn JP2002500077A (ja)

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