JP2002374182A - Cdma受信装置及びパスサーチ方法 - Google Patents

Cdma受信装置及びパスサーチ方法

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JP2002374182A
JP2002374182A JP2001182558A JP2001182558A JP2002374182A JP 2002374182 A JP2002374182 A JP 2002374182A JP 2001182558 A JP2001182558 A JP 2001182558A JP 2001182558 A JP2001182558 A JP 2001182558A JP 2002374182 A JP2002374182 A JP 2002374182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスサーチ部および遅延プロファイル測定部
の計算量の低減と消費電力の削減を図る。 【解決手段】 遅延プロファイル測定部33において相
関ピーク位置を検出するために計測された遅延プロファ
イルにより示されるパスサーチ範囲を、複数の領域に分
割し、前回の計測で相関ピークが存在しなかった遅延プ
ロファイルの前半の領域における受信データ列について
は、遅延プロファイルを算出する前に、データ積算部2
4において、前記相関ピークが存在しなかった少なくと
も2つの領域の受信データ列をまとめて積算することに
より、遅延プロファイルを算出するためのデータ量を減
らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DS―CDMA
(Direct Sequence - Code Division Multiple Acces
s:直接拡散−符号分割多元接続方式)受信装置におけ
るパスサーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信では直接波、反射波等の互いに
伝搬路長が異なる複数の信号波(多重波)が受信される
が、この多重波伝搬の各受信波は、伝搬路長による伝搬
遅延時間が異なるため互いに受信タイミングの異なる多
重波として存在している。一方、DS−CDMA通信に
おいては狭帯域な情報データを広帯域な拡散符号で帯域
拡散することにより、この伝搬遅延時間が異なる各々の
多重波が遅延プロファイルという形で、分離・抽出でき
るという特徴をもつ。
【0003】そこで従来、DS―CDMA受信装置で
は、マルチパスサーチ部によって遅延プロファイル(遅
延時間に対する信号電力分布)を測定し、測定範囲内で
信号電力が大きいパスをいくつか選択し、それらのパス
をそれぞれフィンガー部に割り当てて逆拡散し、Rak
e合成受信機においてそれらのパスを合成することによ
り受信特性を向上させる方法が採用されている。
【0004】このように、DS−CDMA通信において
は、互いに伝搬遅延時間の異なる複数のマルチパス信号
をかき集め、合成(Rake合成)することによって、
ダイバーシティ効果が得られて受信特性を向上させるこ
とができるが、例えば移動局が移動しながら通話を行っ
ているような場合には、移動局は基地局に対してその相
対的な位置が変動するため、周囲の電波伝達環境が変動
し、それに伴って遅延プロファイルも変動するので、R
ake合成すべきパスの遅延時間も変動する。
【0005】したがって、移動通信環境下では遅延プロ
ファイルの変動に対して追従させ、常時最大の信号電力
が得られるようにRake合成することが重要であり、
そのため従来から、DS―CDMA受信装置には、遅延
プロファイルの変動に追従させるために、マルチパスサ
ーチ部にトラッキング機能が備え、受信データから測定
された遅延プロファイルに基づいて有効なパスの選択制
御を行っている(例えば、特開平9−181704号公
報、特開2000−115030号公報、特開2000
−134135号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術には、次のような問題点がある。即ち、遅延プロ
ファイルは一般にデータ数が多く、測定範囲内のすべて
のデータから有効なパスを探し出す処理に膨大な演算が
必要となり、そのため、その処理に要する時間や、消費
電流も大きくなる。
【0007】これは、マルチパスを探索しようとするす
べての領域において、等しい頻度でパスを探索している
ことが主な原因である。
【0008】本発明の目的は、以上の問題点を解決する
ため、前回有効だったパスへの遅延時間の割り当ての更
新周期を変えずに、パスサーチ部および遅延プロファイ
ル測定部を休止させる時間を作り、計算量の低減と消費
電力の削減を可能にするパスサーチ検索方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】CDMA受信機で用いて
いるパスサーチは、そのパスを取るタイミングはパスサ
ーチ部から与えられている。この与えられたタイミング
はパスサーチ部の中心にメインパスがくるように与えら
れる。
【0010】即ち、パスサーチに指定されるタイミング
は、別の部位でピーク電力を計測し、そのタイミングを
パスサーチ部に渡しているために、メインピークがパス
サーチの中心に指定されることがほとんどであり、さら
に、その他のメインでない反射波等の伝搬路長の長いパ
スはその後方に発生するため、パスサーチ部の前半部分
は、パスによる相関ピークが存在しないことがほとんど
である。
【0011】そこで本発明の第1の実施形態では、相関
ピーク位置を検出するために計測された遅延プロファイ
ルにより示されるパスサーチ範囲を複数の領域に分割
し、前回の計測で相関ピークが存在しなかった遅延プロ
ファイルの前半の領域における受信データ列について
は、遅延プロファイルを算出する前に、前記相関ピーク
が存在しなかった少なくとも2つの領域の受信データ列
をまとめて積算することにより、遅延プロファイルを算
出するためのデータ量を減らすことを特徴とする。
【0012】本実施形態によれば、パスサーチ範囲をい
くつかの領域に分割し、遅延プロファイルの中心よりも
前方の領域は、前回の測定でパスによる相関ピークが無
かったときなど一定の条件の下で、複数領域のデータを
まとめて積算することにより全体のプロファイル計測範
囲を小さくしているので、遅延プロファイルに入力する
データ量を減らすことができ、遅延プロファイルの計算
量の低減および消費電力の低減を実現しつつ、すべての
領域のピークサーチを効率よく行うことができる。
【0013】本発明の第2の実施形態では、相関ピーク
位置を検出するために計測された遅延プロファイルによ
り示されるパスサーチ範囲を複数の領域に分割し、前回
の計測で相関ピークが存在しなかった領域における受信
データ列に対応する相関コード列については、前記相関
ピークが存在しなかった少なくとも2つの領域の受信デ
ータ列に対応する相関コード列を合成し、該合成したコ
ード列と前記相関ピークが存在しなかった領域から選択
された一つの受信データ領域との相関をとって遅延プロ
ファイルを求めることにより、遅延プロファイルを算出
するためのデータ量を減らすことを特徴とする。
【0014】本実施形態によれば、相関ピークが存在し
なかった複数の領域に対応する相関コード列を合成して
一つの領域に対応する相関コード列を生成し、該生成し
た相関コード列を用いて前記一つの領域のデジタルデー
タとの相関をとることにより前記複数の領域の相関をと
るので、遅延プロファイルの計算量を減らすことがで
き、処理時間の短縮および消費電力の削減が可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
を示すCDMA受信装置のブロック図である。
【0016】本実施形態のCDMA受信装置は、アンテ
ナ21と、高周波受信回路部22と、A/D変換部23
と、データ積算部24と、各々が互いに異なる1つのパ
スについて逆拡散及びシンボル同期をとる複数のフィン
ガー部25と、複数のフィンガー部25の受信信号を同
相合成(Rake合成)するRake受信部26と、パ
スサーチ部32と、スライディング相関器あるいはマッ
チドフィルタ等により構成された遅延プロファイル測定
部33と、動作タイミング発生器34とを有している。
【0017】また、パスサーチ部32は、積算量計算部
27と、ピーク位置検出部28と、内部記憶(RAM)
31及び内部記憶(RAM)31内に設けられた検出パ
ステーブル保存部29と、パス割り当て部30とから構
成されている。
【0018】アンテナ21から入力された無線受信信号
は、高周波受信回路部22を経て、A/D変換部23に
よりA/D変換される。A/D変換されたデジタルデー
タは、データ積算部24およびフィンガー部25に入力
される。フィンガー部25に入力されたデジタルデータ
は、各フィンガー部においてパス割り当て部30で割り
当てられたパス毎に逆拡散処理され、Rake受信部2
6において同相合成される。
【0019】データ積算部24は、動作タイミング発生
器34からのタイミング制御信号により、A/D変換部
23から入力されたデジタルデータ列をそのまま遅延プ
ロファイル測定部33へ出力するか、あるいは、入力さ
れたデジタルデータ列の指定された複数の領域のデジタ
ルデータを積算して1つのデータにまとめて遅延プロフ
ァイル測定部33へ出力する。
【0020】データ積算部24からのデジタルデータ列
あるいは一部領域で積算されて短縮されたデジタルデー
タ列は、遅延プロファイル測定部33へ入力されて逆拡
散されることにより、受信信号の遅延プロファイルに変
換される。
【0021】動作タイミング発生器34では、複数の領
域に分割された遅延プロファイル上で、前回の遅延プロ
ファイル測定に基づき、もっとも早く到達したパスがパ
スサーチ範囲の中央の領域に含まれるようにデータ積算
部24の動作タイミングを制御するとともに、それより
も前方の複数の領域からのデジタルデータについては、
時間軸上で複数のデータを積算してまとめて出力するよ
うにその動作タイミングを制御する。
【0022】遅延プロファイル測定部33では、遅延時
間の分解能の周期毎に相関器等を動かして、入力デジタ
ルデータの逆拡散を行い、それぞれの遅延に応じた電力
を算出する。このとき、遅延プロファイルを計算する領
域の長さは、前回の遅延プロファイル測定結果に応じて
変化するので、その指示は動作タイミング生成器34か
ら与えられる。
【0023】遅延プロファイル測定部33の出力は、パ
スサーチ部32のピーク位置検出部28に入力される。
ピーク位置検出部28は、入力された遅延プロファイル
データから相関ピーク位置を検出し、それを検出パステ
ーブル保存部29に保存する。パス割り当て部30は、
検出パステーブル保存部29に保存された相関ピーク位
置を読み出し、各フィンガー部25に対して受信するパ
スを割り当てる。同時にRake受信部26に対して合
成するフィンガー部25を指示する。
【0024】積算量計算部27は、検出パステーブル保
存部29のデータを読み出して、分割されたパスサーチ
範囲の各遅延プロファイル領域に含まれている相関電力
の合計からその領域に有効なパスが存在するか否かを判
断し、その結果により、動作タイミング発生器34に対
して、データ積算部24のデータ積算処理制御のための
動作タイミングの発生を指示する。
【0025】図2は、本実施形態における分割領域毎の
遅延プロファイル処理方法の例を示す図であり、図3
は、本実施形態におけるA/D変換後のデータ列処理方
法の例を示す図である。
【0026】以下、本実施形態の動作について、図1〜
図3を参照して説明する。
【0027】DS−CDMA端末は受信信号をアンテナ
21により受信する。受信信号は高周波受信回路部22
に入力され、さらにA/D変換器23によりデジタル信
号に変換される。A/D変換されたデジタルデータは、
遅延プロファイル測定部33で遅延プロファイルを測定
する前に、前回の測定によりパスサーチ範囲の前方の領
域に主なパスが含まれていないと判断された時には、デ
ータ積算部24においてメインパスよりも前方の領域の
データに対する積算処理が行われる。
【0028】例えば、前回のサーチ時における遅延プロ
ファイルの測定値が図2(a)に示すような相関電力値
で表された場合、積算量計算部27はこの遅延プロファ
イル測定の結果に基づき、動作タイミング発生器34に
対して、もっとも早く到達したパスが遅延プロファイル
の中央の領域13に含まれるように指示し、動作タイミ
ング発生器34はこの指示に従って、データ積算部24
からの出力データのタイミングを制御する。
【0029】また、積算量計算部27は、それより前方
の領域11および12に有効なパスが存在するか否かを
判定し、有効なパスが存在しないと判定した場合には、
動作タイミング発生器34に対して、遅延プロファイル
の領域11と12をまとめた積算プロファイルとなるよ
うに指示し、動作タイミング発生器34はこの指示に従
って、データ積算部24へ入力されるデジタルデータ列
の該当領域11と12のデータが積算されるように制御
する。
【0030】今回測定した遅延プロファイルが、前回の
遅延プロファイルである図2(a)との差が小さかった
とすると、今回測定した合成後のデータ列の遅延プロフ
ァイルは図2(b)で示されるようになり、遅延プロフ
ァイル測定部33では、領域11と12における遅延プ
ロファイルの測定量を略1/2に減らすことができる。
【0031】次に、データ積算部24におけるデータ積
算処理について図3を参照して説明する。
【0032】A/D変換部23から出力されるデータ
が、図3(a)の一番上段に示すデータ列であるとする
と、遅延プロファイルの1サンプリング点は、図3
(a)の「プロファイルの計算をするデータ列」を逆拡
散し相関を取ったものであり、A/D変換後のデータ列
の一部である。ここでは、パスの無かった前方の領域を
図3(a)の領域11と領域12と示されているデータ
列の集合であったとして以下の説明を行う。
【0033】この時、領域11と12を合成した領域で
は、図3(b)で示されているように、データ積算部2
4で領域11と12のデータがそれぞれ加算(積算)さ
れて出力される。これにより領域一つ分の遅延プロファ
イルを算出する計算量を減らすことができる。
【0034】前回測定した遅延プロファイルが図2
(a)で表され、今回の受信データとの間の変化が小さ
いとすると、合成後のデータ列による遅延プロファイル
は図2(b)で示されるようになり、積算されたデータ
ではノイズ成分が多少大きいが、遅延プロファイル測定
により相関を取ることにより、相関ピークが存在するか
どうかの判断は可能である。
【0035】積算を行った後に、積算によりデータの量
が小さくなったA/D変換後のデータ列は、遅延プロフ
ァイル測定部33に入力される。これにより単位領域1
つ分の遅延プロファイルを算出する計算量を減らすこと
ができる。その際、どの領域を積算合成するかの指定
は、動作タイミング発生器34により与えられる。この
実施例では2つの領域11および12をまとめるように
指定しているが、2つ以上の領域をまとめて積算するこ
とも可能である。
【0036】データ積算部24から出力されたデータ
は、遅延プロファイル測定部33で、受信信号の遅延プ
ロファイルに変更される。遅延プロファイル測定部33
では、遅延時間の分解能毎に相関器を動かして逆拡散を
行い、それぞれの遅延に応じた相関電力を算出してい
る。
【0037】この時の計算の規模は入力されるデータ量
に応じて大きくなるが、本発明では、パスおよびそれに
よる相関ピークが存在しない領域をまとめて演算するこ
とにより遅延プロファイル測定部33に入力されるデー
タ量を減らすことができるので、全体の計算量を低減さ
せ消費電力の低減をはかることができる。
【0038】遅延プロファイル測定部33のオンオフ制
御は動作タイミング発生器34で行う。遅延プロファイ
ル測定部33で逆拡散された遅延プロファイルはパスサ
ーチ部32内のピーク位置検出部28に入力される。
【0039】ピーク位置検出部28は、相関ピーク位置
と相関電力の検索を行う。ピーク検索の方法としては、
例えば3点を連続してとり、それらの中心の点が一番大
きく、かつそれがあるピーク判定のしきい値を越えてい
るときに、ピークと見なす方法等がある。検出された相
関ピーク位置と相関電力は、内部記憶(RAM)31の
中の検出パステーブル保存部29に保存される。
【0040】積算量計算部27では、検出パステーブル
保存部29から、各々の領域に含まれている相関電力の
合計からその領域に有効なパスが存在するかどうかを判
断する。図2(a)に示すプロファイルの場合では、そ
の前方の領域11および12で有効なパスが含まれてい
るかどうかの判定から、前方の領域を、相関ピークがあ
り積算しないか、相関ピークが無く積算するかを決定す
る。
【0041】パス割り当て部30は、検出パステーブル
保存部29のデータを参照して、最大の電力が得られる
ようにフィンガーの割り当てパスを決定し、フィンガー
25に対して割り当てるパス情報を渡す。Rake受信
部26ではフィンガー部25により逆拡散された複数パ
スのデータをRake合成する。
【0042】図4は、A/D変換後のデータ列処理を行
う本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
【0043】前記の実施形態では、ピークの存在しない
領域のデータに対して積算処理を行うことにより、演算
量の削減を行ったが、本実施形態では、前記実施形態の
ようなデータ列の積算は行わずに、相関を取るコードを
合成する方法を採用することにより演算量及び消費電力
の低減を図っている。
【0044】本実施形態のCDMA受信装置は、アンテ
ナ101と、高周波受信回路部102と、A/D変換部
103と、合成相関コード生成部104と、各々が互い
に異なる1つのパスについて逆拡散及びシンボル同期を
とる複数のフィンガー部105と、複数のフィンガー部
105の受信信号を同相合成(Rake合成)するRa
ke受信部106と、パスサーチ部116と、スライデ
ィング相関器あるいはマッチドフィルタ等により構成さ
れた遅延プロファイル測定部113と、動作タイミング
発生器114とを有している。
【0045】また、パスサーチ部116は、領域指定計
算部107と、ピーク位置検出部108と、領域インデ
ックス計算部109と、内部記憶(RAM)115と、
内部記憶(RAM)115内に設けられた検出パステー
ブル保存部110及び領域インデックス保存部111
と、パス割り当て部112とから構成されている。
【0046】アンテナ101から入力された無線受信信
号は、高周波受信回路部102を経て、A/D変換部1
03によりA/D変換される。A/D変換されたデジタ
ルデータは、遅延プロファイル測定部113およびフィ
ンガー部105に入力される。フィンガー部105に入
力されたデジタルデータは、各フィンガー部においてパ
ス割り当て部112で割り当てられたパス毎に逆拡散処
理され、Rake受信部106において同相合成され
る。
【0047】遅延プロファイル測定部113は、動作タ
イミング発生器114からの動作タイミング信号に従っ
て、遅延時間の分解能の周期毎に、A/D変換部103
から入力されたデジタルデータ列と合成相関コード生成
部104からのコード列との相関をとることにより入力
デジタルデータの逆拡散を行い、それぞれの遅延に応じ
た電力を算出する。
【0048】このとき、A/D変換部103から入力さ
れた全てのデジタルデータ列と合成相関コード生成部1
04からのコード列との相関をとって遅延プロファイル
を求めるか、あるいは、入力されたデジタルデータ列の
指定された複数の領域のデジタルデータに対して、その
内の一つ領域のデジタルデータを選択し、該選択した領
域のデジタルデータと前記複数の領域に対応するコード
列を合成したコード列との相関をとって遅延プロファイ
ルを求めるかが、合成相関コード生成部104からのコ
ード列と動作タイミング発生器114のタイミング信号
により選択される。
【0049】動作タイミング発生器114は、複数の領
域に分割された遅延プロファイル上で、前回の遅延プロ
ファイル測定に基づき、もっとも早く到達したパスがそ
の中央の領域に含まれるようにその動作タイミングを制
御するとともに、それよりも前方の複数の領域からのデ
ジタルデータが入力されているときには、その内の一つ
の領域に対応するデジタルデータが入力されているとき
のみ遅延プロファイル測定器113を動作させ、それ以
外の領域に対応するデジタルデータが入力されていると
きには遅延プロファイル測定器113を休止させるよう
に、その動作タイミングを出力する。
【0050】遅延プロファイル測定部113の出力は、
パスサーチ部116のピーク位置検出部108に入力さ
れる。ピーク位置検出部108は、入力された遅延プロ
ファイルデータから相関ピーク位置を検出し、それを検
出パステーブル保存部110に保存する。パス割り当て
部112は、検出パステーブル保存部110に保存され
た相関ピーク位置を読み出し、各フィンガー部105に
対して受信するパスを割り当てる。同時にRake受信
部106に対して合成するフィンガー部105を指示す
る。
【0051】領域インデックス計算部109は、検出パ
ステーブル保存部110のデータを読み出して、分割さ
れた各遅延プロファイル領域に含まれている相関電力の
合計からその領域に有効なパスが存在するか否かを判断
し、その結果により、分割されたパスサーチ範囲の中で
重ねることが可能な領域を判定して領域インデックス保
存部111に保存する。
【0052】領域指定計算部107は、領域インデック
ス保存部111のデータを読み出して相関をとるコード
列を合成する領域を計算し、その結果を合成相関コード
生成部と動作タイミング発生器へ出力する。
【0053】合成相関コード生成部104は、A/D変
換部からのデータ列との内積をとるためのコード列を生
成して遅延プロファイル測定部113へ出力するととも
に、領域指定計算部107からの指示に従って、生成し
たコード列の指定された複数の領域のコードを加算した
コードを生成して遅延プロファイル測定部113へ出力
する。
【0054】図4は、本実施形態における合成相関コー
ド生成部104による相関コード列の合成例を示してお
り、相関を取るコード列を〔C(j)、C(j+1)、
・・・C(n−1)、C(n)〕とし、遅延プロファイ
ル測定部113では、このコード列とA/D変換部10
3からのデータ列の内積を取ることで相関を計算してい
る。
【0055】このコード列は、計算により求めており相
関を取るコード列の前C(j−1)や後C(n+1)も
計算により求めることが可能である。
【0056】そこで、例えば、領域11と領域12のコ
ード列を合成する時、領域11と領域12のずれの分i
だけずらしたコードC(j−i)と相関を取るコードC
(j)とを加算してやると、図4で示されているよう
に、〔C(j)+C(j−i)、C(j+1)+C(j
−i+1)、・・・〕が合成されたコード列となる。
【0057】この合成されたコード列により領域11の
データ列との相関を計算すると、領域12のデータ列の
相関も計算したこととなる。従って、本実施形態では、
A/D変換後のデータの並べ替えや、積算は必要ではな
い。この場合、領域12の遅延プロファイルを取るタイ
ミング時には既に領域12の遅延プロファイル計算は終
了しているので、この期間は遅延プロファイル測定部1
13の計算を休止させることができる。
【0058】本実施形態においても、前記の実施形態と
同様にノイズ成分は多くなってしまうが、遅延プロファ
イル測定により相関を取り、相関ピークが存在するかど
うかの判断は可能である。
【0059】また、まとめて相関処理された領域におい
て相関ピーク位置を検出する方法としては、A/D変換
後のデータを保存しておくことにより、前回ピークが無
く今回ピークが有った時、前回ピークがなかった領域を
まとめずに遅延プロファイルを取り直し、ピークの位置
を特定する方法が考えられる。
【0060】このとき、それぞれの領域でどのあたりに
ピークが存在するかは、まとめて遅延プロファイルを測
定した時点で既知であり、従って、その付近のみの遅延
プロファイル測定およびピークサーチを実施することに
よりピーク位置を検出することができる。
【0061】なお、図2の実施例では領域を5つの領域
に分割したが、分割パターンはそれよりも多くても少な
くてもよい。また分割パターンは図6のように、それぞ
れの領域を一部重ねて指定することも可能である。さら
に、図7に示すように、各領域の長さはすべて同じ長さ
でなくともよい。また、検出したパス位置の分布状況に
応じて分割領域の長さを制御する方法を採用することも
できる。
【0062】
【発明の効果】本発明の第1の実施形態では、前回の計
測で、相関ピークが存在しなかった領域のデジタルデー
タを、遅延プロファイルを算出する前に積算してまとめ
ることにより、遅延プロファイルの計算量を減らすこと
ができ、処理時間の短縮および消費電力の削減が可能で
ある。
【0063】また、本発明の第2の実施形態では、前回
の計測で、相関ピークが存在しなかった複数の領域に対
応する相関コード列を合成して一つの領域に対応する相
関コード列を生成し、該生成した相関コード列を用いて
前記一つの領域のデジタルデータとの相関をとることに
より、前記複数の領域の相関をとっているので、遅延プ
ロファイルの計算量を減らすことができ、処理時間の短
縮および消費電力の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明における分割領域毎の遅延プロファイル
の処理方法の例を示す図である。
【図3】本発明におけるA/D変換後のデータ列処理方
法の例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明における相関をとるコードの合成方法の
例を示す図である。
【図6】本発明における領域分割パターンの他の例を示
す図である。
【図7】本発明における領域分割パターンの他の例を示
す図である。
【符号の説明】
21,101 アンテナ 22,102 高周波受信回路部 23,103 A/D変換部 24 データ積算部 25,105 フィンガー部 26,106 Rake受信部 27 積算量計算部 28,108 ピーク位置検出部 29,110 検出パステーブル保存部 30,112 パス割り当て部 31,115 内部記憶(RAM) 32,116 パスサーチ部 33,113 遅延プロファイル測定部 34,114 動作タイミング発生器 104 合成相関コード生成部 107 領域指定計算部 109 領域インデックス計算部 111 領域インデックス保存部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパスの受信信号を同相合成するR
    ake受信部と、前記受信信号の遅延時間に対する信号
    電力分布を示す遅延プロファイルを測定する遅延プロフ
    ァイル測定部と、該測定した遅延プロファイルから相関
    ピーク位置を検出して前記複数のパスに割り当てを行う
    パスサーチ部を備えたCDMA受信装置におけるパスサ
    ーチ方法であって、 前記相関ピーク位置を検出するために計測された遅延プ
    ロファイルにより示されるパスサーチ範囲を複数の領域
    に分割し、前回の計測で相関ピークが存在しなかった領
    域における受信データ列については、遅延プロファイル
    を算出する前に、前記相関ピークが存在しなかった少な
    くとも2つの領域の受信データ列をまとめて積算するこ
    とにより遅延プロファイルを算出するためのデータ量を
    減らすことを特徴とするパスサーチ方法。
  2. 【請求項2】 複数のパスの受信信号を同相合成するR
    ake受信部と、前記受信信号の遅延時間に対する信号
    電力分布を示す遅延プロファイルを測定する遅延プロフ
    ァイル測定部と、該測定した遅延プロファイルから相関
    ピーク位置を検出して前記複数のパスに割り当てを行う
    パスサーチ部を備えたCDMA受信装置におけるパスサ
    ーチ方法であって、 前記相関ピーク位置を検出するために計測された遅延プ
    ロファイルにより示されるパスサーチ範囲を複数の領域
    に分割し、前回の計測で相関ピークが存在しなかった領
    域における受信データ列に対応する相関コード列につい
    ては、前記相関ピークが存在しなかった少なくとも2つ
    の領域の受信データ列に対応するコード列を合成し、該
    合成したコード列と前記相関ピークが存在しなかった領
    域から選択された一つの受信データ領域との相関をとっ
    て遅延プロファイルを求めることにより、遅延プロファ
    イルを算出するためのデータ量を減らすことを特徴とす
    るパスサーチ方法。
  3. 【請求項3】 前記相関ピークが存在しなかった少なく
    とも2つの領域は、前記パスが存在する領域よりも前の
    領域から選択することを特徴とする請求項1または2記
    載のパスサーチ方法。
  4. 【請求項4】 前記分割された複数の領域は、それぞれ
    の領域が一部重ねて指定されることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のパスサーチ方法。
  5. 【請求項5】 複数のパスの受信信号を同相合成するR
    ake受信部と、前記受信信号の遅延時間に対する信号
    電力分布を示す遅延プロファイルを測定する遅延プロフ
    ァイル測定部と、該測定した遅延プロファイルから相関
    ピーク位置を検出して前記複数のパスに割り当てを行う
    パスサーチ部を備えたCDMA受信装置において、 受信データをデジタルデータに変換するA/D変換部
    と、 動作タイミング制御信号により、前記A/D変換部から
    入力されたデジタルデータ列をそのまま遅延プロファイ
    ル測定部へ出力するか、あるいは入力されたデジタルデ
    ータ列の指定された複数の領域のデジタルデータを積算
    して1つのデータにまとめて前記遅延プロファイル測定
    部へ出力するデータ積算部と、 前記動作タイミング制御信号を発生する動作タイミング
    発生部と、 遅延時間の分解能の周期毎に相関器を動かして、前記デ
    ータ積算部から入力されたデジタルデータの逆拡散を行
    い、それぞれの遅延に応じた電力を算出する前記遅延プ
    ロファイル測定部と、 入力された遅延プロファイルデータから相関ピーク位置
    を検出するピーク位置検出部と、 前記ピーク位置検出部で検出されたピーク位置及び前記
    遅延プロファイルにより示されるパスサーチ範囲を分割
    した複数の領域毎のプロファイルデータを保存する検出
    パステーブル保存部と、 前記検出パステーブル保存部のデータを読み出して、分
    割された各遅延プロファイル領域に含まれている相関電
    力の合計からその領域に有効なパスが存在するか否かを
    判断し、その結果に基づいて前記動作タイミング発生器
    に対して、前記動作タイミングの発生を指示する積算量
    計算部と、を備えていることを特徴とするCDMA受信
    装置。
  6. 【請求項6】 複数のパスの受信信号を同相合成するR
    ake受信部と、前記受信信号の遅延時間に対する信号
    電力分布を示す遅延プロファイルを測定する遅延プロフ
    ァイル測定部と、該測定した遅延プロファイルから相関
    ピーク位置を検出して前記複数のパスに割り当てを行う
    パスサーチ部を備えたCDMA受信装置において、 受信データをデジタルデータに変換するA/D変換部
    と、 遅延時間の分解能の周期毎に、前記A/D変換部から入
    力された全てのデジタルデータ列と相関コード列との内
    積をとって遅延プロファイルを求めるか、あるいは、前
    記A/D変換部から入力されたデジタルデータ列の指定
    された複数の領域のデジタルデータから一つの領域のデ
    ジタルデータを選択し、該選択した領域のデジタルデー
    タと前記複数の領域に対応する相関コード列を合成した
    コード列との内積をとって遅延プロファイルを求める前
    記遅延プロファイル測定部と、 入力された遅延プロファイルデータから相関ピーク位置
    を検出するピーク位置検出部と、 前記ピーク位置検出部で検出されたピーク位置及び前記
    遅延プロファイルにより示されるパスサーチ範囲を分割
    した複数の領域毎のプロファイルデータを保存する検出
    パステーブル保存部と、 前記検出パステーブル保存部のデータを読み出して、前
    記分割された各遅延プロファイル領域に含まれている相
    関電力の合計からその領域に有効なパスが存在するか否
    かを判断し、重ねることが可能な領域を領域インデック
    ス保存部に保存する領域インデックス計算部と、 前記領域インデックス保存部のデータを読み出して、前
    記分割されたパスサーチ範囲の中で重ね合わせる領域を
    求める領域指定計算部と、 前記A/D変換部からのデータ列との内積をとるための
    前記相関コード列を生成するとともに、前記領域指定計
    算部からの指示に従って、生成した相関コード列の指定
    された複数の領域のコード列を加算した相関コード列を
    生成し、該生成したコード列を前記遅延プロファイル測
    定部へ出力する合成相関コード生成部と、 前記領域指定計算部からの指示に従って、もっとも早く
    到達したパスがその中央の領域に含まれるように前記遅
    延プロファイル測定部の動作タイミングを制御するとと
    もに、前記領域指定計算部から領域重ね合わせの指示を
    受けたときには、その内の一つの領域に対応するデジタ
    ルデータが入力されているときのみ前記遅延プロファイ
    ル測定部を動作させ、それ以外の領域に対応するデジタ
    ルデータが入力されているときには前記遅延プロファイ
    ル測定部を休止させるようにその動作タイミングを制御
    する動作タイミング発生部と、を備えていることを特徴
    とするCDMA受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101192847B (zh) * 2007-08-13 2011-08-10 中兴通讯股份有限公司 一种峰值搜索和排序的装置及峰值排序方法

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