JP2002374178A - 音声通報システム、その子局装置及び親局装置 - Google Patents

音声通報システム、その子局装置及び親局装置

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JP2002374178A
JP2002374178A JP2001178669A JP2001178669A JP2002374178A JP 2002374178 A JP2002374178 A JP 2002374178A JP 2001178669 A JP2001178669 A JP 2001178669A JP 2001178669 A JP2001178669 A JP 2001178669A JP 2002374178 A JP2002374178 A JP 2002374178A
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Hideto Sato
秀人 佐藤
Toshikazu Sawai
利和 澤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局側の拡声出力部で人間の音声聴覚特性に
適合した品質良好な通報音声を得ることができない。 【解決手段】 通報音声を入力する通報音声入力部11
を備えた親局10と、通報音声を音声出力する音声情報
出力部25Bを備えた屋外子局20Bとを有する音声通
報システム1であって、親局は、通報音声を音声符号化
する音声符号化部12と、音声圧縮部13を経由した通
報音声を、電話用デジタル無線回線30を通じて伝送す
る送信部14とを有し、屋外子局20Bは、電話用デジ
タル無線回線からの通報音声を受信する受信部21B
と、通報音声を音声復号化する音声復号化部22Bと、
音声情報出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声伸長部2
3Bを経由した通報音声から量子化雑音成分を除去し、
この通報音声を音声情報出力部に伝送する量子化雑音除
去フィルタ部24Bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば防災無線通
報や消防無線通報等の通報音声を入力する通報音声入力
部を備えた親局と、通報音声を音声出力する音声出力部
を備えた子局とを有する音声通報システム、その子局装
置及び親局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような音声通報システムとし
ては、例えば市町村等の防災無線通報システムとして知
られており、市役所や町役場等に配置された親局と、周
辺地域の屋外等に配置された拡声装置や一般住戸内に配
置された電話機等の複数の子局と、親局及び子局間を通
信接続するアナログ無線回線とで構成している。
【0003】親局は、通報音声入力部から、例えば避難
指示等の通報音声を入力し、アナログ無線回線を通じ
て、各子局に通報音声を伝送する。
【0004】例えば子局を電話機とすると、この電話機
は、アナログ無線回線からの通報音声を受信し、この通
報音声を音声出力部から音声出力する。
【0005】また、例えば子局を拡声装置とすると、こ
の拡声装置は、アナログ無線回線からの通報音声を受信
し、この通報音声を音声出力部を通じて拡声出力部から
拡声出力する。
【0006】このような従来の音声通報システムによれ
ば、親局からの通報音声を各子局が受信し、この通報音
声を音声出力若しくは拡声出力するようにしたので、親
局側では遠隔地の子局に対して通報音声を同時に通報す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声通報システムによれば、親局及び子局間の伝送
路をアナログ無線回線としているため、通報音声やデー
タ伝送等を同時に実行するような高度利用を図るために
はデジタル無線回線とすることが必要であるが、このよ
うな音声通報システムで使用するデジタル無線回線を改
めて開発するとなると、多大な開発費を要することにな
る。
【0008】また、上記従来の音声通報システムによれ
ば、例えば既存の電話用デジタル無線回線を親局及び子
局間の伝送路として採用することも考えられるが、子局
が電話機の場合、そのハンドセットのレシーバスピーカ
の出力レベルは1mW程度で済むが、この電話用デジタ
ル無線回線の音声符号/復号化や圧縮/伸長技術におけ
る音声信号のサンプリング周波数の整数倍と整数分の1
の量子化雑音が発生する。
【0009】また、上記従来の音声通報システムによれ
ば、子局を電話機とした場合、その電話機の音声出力レ
ベルは1mW程度と比較的に低いことから、その量子化
雑音成分を実用的に支障が生ずる程度ではないのもの
の、子局を拡声装置とした場合、その拡声装置の拡声出
力レベルは120W程度となるため、その出力レベルが
非常に高いことから、その発生する量子化雑音を無視す
ることはできない。
【0010】そこで、このような量子化雑音成分を除去
するにしても、一般的に人間の最小可聴レベルは、図4
に示すように周波数に大きく依存するため、このような
人間の音声聴覚特性に適合したフィルタ特性で、量子化
雑音成分を除去する必要がある。
【0011】また、同様に量子化雑音成分を除去するに
しても、一般的に騒音許容値は、図5に示すように、そ
の環境に応じて異なるため、例えば夜間の療養地区が3
5dB、昼間の工業地区が60dBといったように、そ
の環境に応じて大きく異なることから、その騒音許容特
性に適合したフィルタ特性で、量子化雑音成分を除去す
る必要がある。
【0012】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、人間の音声聴覚特性に適
合した品質良好な通報音声を音声出力することができ、
しかも、その開発コストを抑制しながら、このデジタル
無線回線を活用することで、親局から子局への通報音声
伝送中であっても、他の連絡通話等が可能になる音声通
報システム、親局装置及び子局装置を提供することにあ
る。
【0013】また、その目的とするところは、騒音許容
特性に適合した品質良好な通報音声を音声出力すること
ができる音声通報システム、親局装置及び子局装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の音声通報システムは、通報音声を入力する通
報音声入力部を備えた親局と、通報音声を音声出力する
音声出力部を備えた子局とを有する音声通報システムで
あって、親局からの通報音声を子局に伝送する電話用デ
ジタル無線回線を有し、親局は、通報音声を音声符号化
する音声符号化部と、音声符号化した通報音声を、電話
用デジタル無線回線を通じて伝送する送信部とを有し、
子局は、送信部からの通報音声を受信する受信部と、受
信した通報音声を音声復号化する音声復号化部と、音声
出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に
適合するようなフィルタ特性で、音声復号化した通報音
声から量子化雑音成分を除去し、量子化雑音成分を除去
した通報音声を音声出力部に伝送する量子化雑音除去フ
ィルタ部とを有するようにした。
【0015】従って、本発明の音声通報システムによれ
ば、親局からの通報音声を子局に伝送する電話用デジタ
ル無線回線を有し、子局では、音声出力部で音声出力す
る通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフィ
ルタ特性で、音声復号化した通報音声から量子化雑音成
分を除去し、この量子化雑音成分を除去した通報音声を
音声出力するようにしたので、量子化雑音成分を除去し
ながら、人間の音声聴覚特性に適合した品質良好な通報
音声を音声出力することができる。
【0016】さらに、本発明の音声通報システムによれ
ば、一般的な電話用デジタル無線回線を使用することで
開発コストを軽減することができ、ひいては、このデジ
タル無線回線を活用することで、親局から子局への通報
音声伝送中であっても、他の連絡通話等が可能になる。
【0017】本発明の音声通報システムは、量子化雑音
除去フィルタ部が、子局の設置場所の騒音特性に応じ
て、音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声復号化し
た通報音声から量子化雑音成分を除去するようにした。
【0018】従って、本発明の音声通報システムによれ
ば、子局の設置場所の騒音特性に応じて、音声出力部で
音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合する
ようなフィルタ特性で、音声復号化した通報音声から量
子化雑音成分を除去するようにしたので、子局の設置場
所の騒音特性を加味しながら、より高品質な通報音声を
音声出力することができる。
【0019】本発明の音声通報システムは、親局が、量
子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定する制御
情報を生成し、制御情報を送信部から伝送させる制御情
報生成部を有し、子局は、受信部を通じて制御情報を抽
出し、抽出した制御情報に基づいて、量子化雑音除去フ
ィルタ部のフィルタ特性を設定するフィルタ特性設定部
を有するようにした。
【0020】従って、本発明の音声通報システムによれ
ば、親局側で量子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性
を設定する制御情報を生成し、この制御情報を子局側に
伝送すると共に、子局側で制御情報に基づいて、量子化
雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定するようにし
たので、親局側からの遠隔操作で子局側の量子化雑音除
去フィルタ部のフィルタ特性を設定変更することがで
き、さらには、子局の設置環境が後に変化したとして
も、その設置環境に容易に対処することができる。
【0021】また、上記目的を達成するために本発明の
音声通報システムは、通報音声を入力する通報音声入力
部を備えた親局と、通報音声を音声出力する音声出力部
を備えた子局とを有する音声通報システムであって、親
局からの通報音声を子局に伝送する電話用デジタル無線
回線を有し、親局は、通報音声を音声符号化する音声符
号化部と、音声出力部で音声出力する通報音声が人間の
音声聴覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声符
号化した通報音声から量子化雑音成分を除去する量子化
雑音除去フィルタ部と、量子化雑音成分を除去した通報
音声を、電話用デジタル無線回線を通じて伝送する送信
部とを有し、子局は、送信部からの通報音声を受信する
受信部と、受信した通報音声を音声復号化し、音声復号
化した通報音声を音声出力部に伝送する音声復号化部と
を有するようにした。
【0022】従って、本発明の音声通報システムによれ
ば、親局からの通報音声を子局に伝送する電話用デジタ
ル無線回線を有し、親局では、音声出力部で音声出力す
る通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフィ
ルタ特性で、音声符号化した通報音声から量子化雑音成
分を除去し、この量子化雑音成分を除去した通報音声を
子局に伝送するようにしたので、量子化雑音成分を除去
しながら、人間の音声聴覚特性に適合した品質良好な通
報音声を音声出力することができると共に、親局側に量
子化雑音除去フィルタ部を設けるだけで済むため、子局
毎に量子化雑音除去フィルタ部を設ける必要はなく、そ
の分、部品コストを低減することができる。
【0023】さらに、本発明の音声通報システムによれ
ば、一般的な電話用デジタル無線回線を使用することで
開発コストを軽減することができ、ひいては、このデジ
タル無線回線を活用することで、親局から子局への通報
音声伝送中であっても、他の連絡通話等が可能になる。
【0024】本発明の音声通報システムは、量子化雑音
除去フィルタ部が、子局の設置場所の騒音特性に応じ
て、音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声符号化し
た通報音声から量子化雑音成分を除去するようにした。
【0025】従って、本発明の音声通報システムによれ
ば、子局の設置場所の騒音特性に応じて、音声出力部で
音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合する
ようなフィルタ特性で、音声符号化した通報音声から量
子化雑音成分を除去するようにしたので、子局の設置場
所の騒音特性を加味しながら、より高品質な通報音声を
音声出力することができる。
【0026】また、本発明の子局装置は、通報音声を入
力する通報音声入力部を備えた親局から電話用デジタル
無線回線を通じて伝送される通報音声を音声出力する音
声出力部を備えた音声通報システムの子局装置であっ
て、電話用デジタル無線回線を通じて伝送される親局か
らの通報音声を受信する受信部と、受信した通報音声を
音声復号化する音声復号化部と、音声出力部で音声出力
する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフ
ィルタ特性で、音声復号化した通報音声から量子化雑音
成分を除去し、量子化雑音成分を除去した通報音声を音
声出力部に伝送する量子化雑音除去フィルタ部とを有す
るようにした。
【0027】従って、本発明の子局装置によれば、音声
出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に
適合するようなフィルタ特性で、音声符号化した通報音
声から量子化雑音成分を除去し、量子化雑音成分を除去
した通報音声を音声出力部に伝送する量子化雑音除去フ
ィルタ部を設けたので、量子化雑音成分を除去しなが
ら、人間の音声聴覚特性に適合した品質良好な通報音声
を音声出力することができる。
【0028】本発明の子局装置は、量子化雑音除去フィ
ルタ部が、子局の設置場所の騒音特性に応じて、音声出
力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適
合するようなフィルタ特性で、音声復号化した通報音声
から量子化雑音成分を除去するようにした。
【0029】従って、本発明の子局装置によれば、子局
の設置場所の騒音特性に応じて、音声出力部で音声出力
する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフ
ィルタ特性で、音声復号化した通報音声から量子化雑音
成分を除去するようにしたので、子局の設置場所の騒音
特性を加味しながら、より高品質な通報音声を音声出力
することができる。
【0030】本発明の子局装置は、受信部を通じて、親
局からの制御情報を抽出し、抽出した制御情報に基づい
て、量子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定す
るフィルタ特性設定部を有するようにした。
【0031】従って、本発明の子局装置によれば、親局
からの制御情報に基づいて、量子化雑音除去フィルタ部
のフィルタ特性を設定するようにしたので、親局側から
の遠隔操作で子局側の量子化雑音除去フィルタ部のフィ
ルタ特性を設定変更することができ、さらには、子局の
設置環境が後に変化したとしても、その設置環境に容易
に対処することができる。
【0032】また、本発明の親局装置は、通報音声を音
声出力する音声出力部を備えた子局に電話用デジタル無
線回線を通じて、通報音声を伝送する音声通報システム
の親局装置であって、通報音声を入力する通報音声入力
部と、入力した通報音声を音声符号化する音声符号化部
と、音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声符号化し
た通報音声から量子化雑音成分を除去する量子化雑音除
去フィルタ部と、量子化雑音成分を除去した通報音声
を、電話用デジタル無線回線を通じて伝送する送信部と
を有するようにした。
【0033】従って、本発明の親局装置によれば、子局
の音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚
特性に適合するようなフィルタ特性で、音声符号化した
通報音声から量子化雑音成分を除去し、この量子化雑音
成分を除去した通報音声を子局に伝送するようにしたの
で、量子化雑音成分を除去しながら、人間の音声聴覚特
性に適合した品質良好な通報音声を音声出力することが
できると共に、親局側に量子化雑音除去フィルタ部を設
けるだけで済むため、子局毎に量子化雑音除去フィルタ
部を設ける必要はなく、その分、部品コストを低減する
ことができる。
【0034】本発明の親局装置は、通報音声を音声出力
する音声出力部を備えた子局に電話用デジタル無線回線
を通じて、通報音声を伝送する音声通報システムの親局
装置であって、通報音声を入力する通報音声入力部と、
入力した通報音声を音声符号化する音声符号化部と、音
声出力部で音声出力する通報音声を人間の音声聴覚特性
に適合するようなフィルタ特性にかかわる制御情報を生
成する制御情報生成部と、音声符号化した通報音声の他
に、生成した制御情報を子局に伝送する送信部とを有す
るようにした。
【0035】従って、本発明の親局装置によれば、親局
側で量子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定す
る制御情報を生成し、この制御情報を子局側に伝送する
ようにしたので、親局側からの遠隔操作で子局側の量子
化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定変更するこ
とができ、さらには、子局の設置環境が後に変化したと
しても、その設置環境に容易に対処することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態に示す音声通報システムについて説明する。
【0037】(実施の形態1)図1は本発明における第
1の実施の形態に示す音声通報システム内部の概略構成
を示すブロック図である。
【0038】図1に示す音声通報システム1は、市役所
や町役場等に配置された親局10と、屋外等に配置され
た屋外子局20Bや一般住戸内に配置された屋内子局2
0Aで構成する複数の子局20と、親局10及び子局2
0間を通信接続する電話用デジタル無線回線30とを有
している。
【0039】親局10は、例えば避難情報等の通報音声
を入力する通報音声を入力する通報音声入力部11と、
この通報音声を電話用デジタル無線回線用に音声符号化
する音声符号化部12と、音声符号化した通報音声を電
話用デジタル無線回線用に音声圧縮する音声圧縮部13
と、この音声圧縮した通報音声を、電話用デジタル無線
回線30を通じて伝送する送信部14とを有している。
【0040】屋内子局20Aは、例えば一般住戸に配置
された電話機等に相当し、電話用デジタル無線回線30
を通じて、親局10からの通報音声を受信する受信部2
1Aと、この受信した通報音声を音声復号化する音声復
号化部22Aと、この音声復号化した通報音声を音声伸
長する音声伸長部23Aと、この音声伸長した通報音声
から量子化雑音成分を除去する量子化雑音除去フィルタ
部24Aと、この量子化雑音成分を除去した通報音声を
音声出力する音声出力部である音声情報出力部25Aと
を有している。尚、音声情報出力部25Aの出力レベル
は1mW程度である。
【0041】屋外子局20Bは、例えば屋外等に配置さ
れた拡声装置に相当し、電話用デジタル無線回線30を
通じて、親局10からの通報音声を受信する受信部21
Bと、この受信した通報音声を音声復号化する音声復号
化部22Bと、この音声復号化した通報音声を音声伸長
する音声伸長部23Bと、この音声伸長した通報音声か
ら量子化雑音成分を除去する量子化雑音除去フィルタ部
24Bと、この量子化雑音成分を除去した通報音声を音
声出力する音声出力部である音声情報出力部25Bと、
この音声出力した通報音声を拡声出力する拡声出力部2
6Bとを有している。尚、拡声出力部26Bの出力レベ
ルは120W程度である。
【0042】屋内子局20A及び屋外子局20Bの量子
化雑音除去フィルタ部24A(24B)は、音声情報出
力部25A(25B)で音声出力する通報音声が人間の
音声聴覚特性に適合するようなフィルタ特性を有し、音
声情報出力部25A(25B)で音声出力する通報音声
が1500Hzをピークとし、1000Hzから500
Hzが30dBとなる程度に、音声伸長した通報音声か
ら量子化雑音成分を除去するものである。
【0043】次に第1の実施の形態に示す音声通報シス
テム1の動作について説明する。
【0044】親局10の音声情報入力部11は、避難情
報を通報音声として入力し、この通報音声を音声符号化
部12に伝送する。音声符号化部12は、この通報音声
を音声符号化し、この音声符号化した通報音声を音声圧
縮部13に伝送する。
【0045】音声圧縮部13は、音声符号化した通報音
声を音声圧縮し、この音声圧縮した通報音声を送信部1
4に伝送する。送信部14は、この音声圧縮した通報音
声を、電話用デジタル無線回線30を通じて屋内子局2
0Aや屋外子局20Bに送信する。
【0046】屋内子局20A及び屋外子局20Bの受信
部21A(21B)は、電話用デジタル無線回線30を
通じて親局10からの通報音声を受信し、この通報音声
を音声復号化部22A(22B)に伝送する。音声復号
化部22A(22B)は、通報音声を音声復号化し、こ
の音声復号化した通報音声を音声伸長部23A(23
B)に伝送する。
【0047】音声伸長部23A(23B)は、この音声
復号化した通報音声を音声伸長し、この音声伸長した通
報音声を量子化雑音除去フィルタ部24A(24B)に
伝送する。
【0048】量子化雑音除去フィルタ部24A(24
B)は、音声情報出力部25A(25B)で音声出力す
る通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフィ
ルタ特性で、音声伸長した通報音声から量子化雑音成分
を除去し、量子化雑音成分を除去した通報音声を音声情
報出力部25A(25B)に伝送する。
【0049】音声情報出力部25Aは、この通報音声を
音声出力する。また、音声情報出力部25Bは、この通
報音声を音声出力し、この音声出力した通報音声を拡声
出力部26Bに伝送する。さらに、拡声出力部26B
は、この通報音声を拡声出力する。
【0050】第1の実施の形態によれば、親局10から
の通報音声を子局20に伝送する電話用デジタル無線回
線30を有し、子局20では、音声情報出力部25A
(25B)で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特
性に適合するようなフィルタ特性で、音声伸長した通報
音声から量子化雑音成分を除去し、この量子化雑音成分
を除去した通報音声を音声出力するようにしたので、量
子化雑音成分を除去しながら、人間の音声聴覚特性に適
合した品質良好な通報音声を音声出力することができ
る。
【0051】さらに、第1の実施の形態によれば、一般
的な電話用デジタル無線回線30を使用することで開発
コストを軽減することができ、ひいては、このデジタル
無線回線を活用することで、親局10から子局20への
通報音声伝送中であっても、他の連絡通話等が可能にな
る。
【0052】(実施の形態2)次に第2の実施の形態に
示す音声通報システムについて説明する。図2は第2の
実施の形態に示す音声通報システム内部の概略構成を示
すブロック図である。尚、図1に示す音声通報システム
1と同一の構成については同一符号を付すことで、その
重複する構成及び動作の説明については省略する。
【0053】図2に示す音声通報システム1Aが図1に
示す音声通報システム1と異なるところは、その親局1
0が制御情報生成部15を有し、屋外子局20B及び屋
内子局20Aが夫々フィルタ特性設定部27A,27B
を有している点にある。
【0054】制御情報生成部15は、量子化雑音除去フ
ィルタ部24A,24Bのフィルタ特性を設定する制御
情報を生成し、この制御情報を送信部14から電話用デ
ジタル無線回線30に伝送するものである。
【0055】フィルタ特性設定部27A,27Bは、受
信部21Bを通じて制御情報を抽出し、この抽出した制
御情報に基づいて、量子化雑音除去フィルタ部24A,
24Bのフィルタ特性を設定するものである。
【0056】次に第2の実施の形態に示す音声通報シス
テム1Aの動作について説明する。
【0057】親局10の制御情報生成部15は、屋内子
局20A及び屋外子局20Bの量子化雑音除去フィルタ
部24A(24B)のフィルタ特性を設定する制御情報
を生成し、この制御情報を送信部14から電話用デジタ
ル無線回線30を通じて屋外子局20B及び屋内子局2
0Aに伝送する。
【0058】屋内子局20A及び屋外子局20Bのフィ
ルタ特性設定部27A(27B)は、受信部21A(2
1B)を通じて親局10から制御情報を抽出し、この抽
出した制御情報に基づいて、量子化雑音除去フィルタ部
24A(24B)のフィルタ特性を設定する。
【0059】量子化雑音除去フィルタ部24A(24
B)は、フィルタ特性設定部27A(27B)で設定し
たフィルタ特性で、音声伸長した通報音声から量子化雑
音成分を除去することができる。
【0060】第2の実施の形態によれば、親局10側で
量子化雑音除去フィルタ部24A(24B)のフィルタ
特性を設定する制御情報を生成し、この制御情報を屋内
子局20A及び屋外子局20B側に伝送すると共に、屋
内子局20A及び屋外子局20B側で制御情報に基づい
て、量子化雑音除去フィルタ部24A(24B)のフィ
ルタ特性を設定するようにしたので、親局10側からの
遠隔操作で屋内子局20A及び屋外子局20B側の量子
化雑音除去フィルタ部24A(24B)のフィルタ特性
を設定変更することができ、さらには、屋内子局20A
及び屋外子局20の設置環境が後に変化したとしても、
その設置環境に容易に対処することができる。
【0061】(実施の形態3)次に第3の実施の形態に
示す音声通報システムについて説明する。図3は第3の
実施の形態に示す音声通報システム内部の概略構成を示
すブロック図である。
【0062】尚、図1に示す音声通報システム1と同一
の構成については同一符号を付すことで、その重複する
構成及び動作の説明については省略する。
【0063】図3に示す音声通報システム1Bが図1に
示す音声通報システム1と異なるところは、屋内子局2
0Aや屋外子局20Bに量子化雑音除去フィルタ部を設
けるのではなく、親局10に量子化雑音除去フィルタ部
16を設けるようにした点にある。
【0064】親局10は、音声情報入力部11、音声符
号化部12、音声圧縮部13及び送信部14の他に、音
声圧縮部13及び送信部14の間に、音声圧縮部13で
音声圧縮した通報音声から量子化雑音成分を除去する量
子化雑音除去フィルタ部16を配置するようにした。
【0065】従って、屋内子局20A及び屋外子局20
Bでは、音声伸長部23A(23B)及び音声情報出力
部25A(25B)間に配置した量子化雑音除去フィル
タ部を設けていない。
【0066】次に第3の実施の形態に示す音声通報シス
テム1Bの動作について説明する。
【0067】親局10の量子化雑音除去フィルタ部16
は、屋内子局20A及び屋外子局20Bの音声情報出力
部25A(25B)で音声出力する通報音声が人間の音
声聴覚特性に適合するようなフィルタ特性で、音声圧縮
部13で音声圧縮した通報音声から量子化雑音成分を除
去し、この量子化雑音成分を除去した通報音声を送信部
14に伝送する。
【0068】屋内子局20A及び屋外子局20Bの受信
部21A(21B)は、電話用デジタル無線回線30を
通じて通報音声を受信し、この通報音声を音声復号化部
22A(22B)に伝送する。音声復号化部22A(2
2B)は、この通報音声を音声復号化し、この音声復号
化した通報音声を音声伸長部23A(23B)に伝送す
る。音声伸長部23A(23B)は、通報音声を音声伸
長し、この音声伸長した通報音声を、音声情報出力部2
5A(25B)に伝送する。
【0069】音声情報出力部25Aは、音声伸張した通
報音声を音声出力する。また、音声情報出力部25B
は、音声伸長した通報音声を音声出力し、この音声出力
した通報音声を拡声出力部26Bに伝送する。さらに、
拡声出力部26Bは、音声出力した通報音声を拡声出力
する。尚、拡声出力部26Bからの拡声出力は、人間の
音声聴覚特性に適合しているものである。
【0070】第3の実施の形態によれば、親局10から
の通報音声を子局20に伝送する電話用デジタル無線回
線30を有し、親局10では、音声情報出力部25A
(25B)で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特
性に適合するようなフィルタ特性で、音声圧縮した通報
音声から量子化雑音成分を除去し、この量子化雑音成分
を除去した通報音声を屋内子局20A及び屋外子局20
Bに伝送するようにしたので、人間の音声聴覚特性に適
合した品質良好な通報音声を音声情報出力部25A(2
5B)から得ることができると共に、親局10側に量子
化雑音除去フィルタ部16を設けるだけで済むため、屋
内子局20Aや屋外子局20B毎に量子化雑音除去フィ
ルタ部を設ける必要はなく、その分、部品コストを低減
することができる。
【0071】さらに、第3の実施の形態によれば、一般
的な電話用デジタル無線回線30を使用することで開発
コストを軽減することができ、ひいては、このデジタル
無線回線を活用することで、親局10から子局20への
通報音声伝送中であっても、他の連絡通話等が可能にな
る。
【0072】尚、上記第1、第2及び第3の実施の形態
に示す音声通報システム1(1A,1B)によれば、そ
の量子化雑音除去フィルタ部24A(24B)、16の
フィルタ特性を、音声情報出力部25A(25B)で音
声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するよ
うにしたが、その屋内子局20Aや屋外子局20Bの設
置環境における騒音特性も異なることから、そのフィル
タ特性に人間の音声聴覚特性の他に、子局20の設置場
所の騒音特性も加味するようにしても良く、この場合に
は、子局設置環境に応じた、より高品質な通報音声を、
音声情報出力部25A(25B)で音声出力することが
できる。
【0073】また、上記第1、第2及び第3の実施の形
態に示す音声通報システム1(1A,1B)において
は、量子化雑音除去フィルタ部24A,24B、16を
DSP等で構成するようにしても良く、この場合、その
フィルタ特性をソフト的に制御するようにしても良い。
【0074】また、上記第2の実施の形態に示す音声通
報システム1Aにおいては、親局10からの制御情報を
抽出し、この制御情報に基づいて量子化雑音除去フィル
タ部24Bのフィルタ特性を設定変更するようにした
が、例えば複数種のフィルタ特性の量子化雑音除去フィ
ルタ部24A(24B)を屋内子局20A及び屋外子局
20Bに備えておき、制御情報に対応したフィルタ特性
の量子化雑音除去フィルタ部24A(24B)を切換選
択する方式や、例えば量子化雑音除去フィルタ部24A
(24B)をデジタルフィルタとし、制御情報に対応し
たフィルタ特性に関わる定数を変更する方式でも実現で
きる。
【0075】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の音声通
報システムによれば、親局からの通報音声を子局に伝送
する電話用デジタル無線回線を有し、子局では、音声出
力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適
合するようなフィルタ特性で、音声復号化した通報音声
から量子化雑音成分を除去し、この量子化雑音成分を除
去した通報音声を音声出力するようにしたので、量子化
雑音成分を除去しながら、人間の音声聴覚特性に適合し
た品質良好な通報音声を音声出力することができる。
【0076】さらに、本発明の音声通報システムによれ
ば、一般的な電話用デジタル無線回線を使用することで
開発コストを軽減することができ、ひいては、このデジ
タル無線回線を活用することで、親局から子局への通報
音声伝送中であっても、他の連絡通話等が可能になる。
【0077】さらに、本発明の音声通報システムによれ
ば、親局からの通報音声を子局に伝送する電話用デジタ
ル無線回線を有し、親局では、音声出力部で拡声出力す
る通報音声が人間の音声聴覚特性に適合するようなフィ
ルタ特性で、音声符号化した通報音声から量子化雑音成
分を除去し、この量子化雑音成分を除去した通報音声を
子局に伝送するようにしたので、量子化雑音成分を除去
しながら、人間の音声聴覚特性に適合した品質良好な通
報音声を音声出力することができると共に、親局側に量
子化雑音除去フィルタ部を設けるだけで済むため、子局
毎に量子化雑音除去フィルタ部を設ける必要はなく、そ
の分、部品コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態に示す音声通
報システム内部の概略構成を示すブロック図
【図2】第2の実施の形態に示す音声通報システム内部
の概略構成を示すブロック図
【図3】第3の実施の形態に示す音声通報システム内部
の概略構成を示すブロック図
【図4】音圧レベル及び周波数の関係で、一般的な人間
の音声聴覚特性を示す等感曲線の説明図
【図5】一般的な地域、時間帯及び騒音の環境基準を端
的に示す説明図
【符号の説明】
1(1A,1B) 音声通報システム 10 親局 11 音声情報入力部 12 音声符号化部 14 送信部 15 制御情報生成部 16 量子化雑音除去フィルタ部 20 子局 20A 屋内子局 20B 屋外子局 21A(21B) 受信部 22A(22B) 音声復号化部 24A(24B) 量子化雑音除去フィルタ部 26B 拡声出力部 27A(27B) フィルタ特性設定部 30 電話用デジタル無線回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 G10L 9/18 A H04R 27/00 9/00 F Fターム(参考) 5D045 AB04 AB24 AB26 DA11 5K038 AA06 CC03 DD16 EE05 EE13 GG02 5K052 AA01 DD23 EE01 5K067 AA23 BB15 CC00 DD04 DD28 EE10 EE13 FF20 GG01 GG11 HH21 LL13 5K101 KK14 LL11 NN01 NN12 SS06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通報音声を入力する通報音声入力部を備
    えた親局と、前記通報音声を音声出力する音声出力部を
    備えた子局とを有する音声通報システムであって、 前記親局からの通報音声を前記子局に伝送する電話用デ
    ジタル無線回線を有し、 前記親局は、 前記通報音声を音声符号化する音声符号化部と、 前記音声符号化した通報音声を、前記電話用デジタル無
    線回線を通じて伝送する送信部とを有し、 前記子局は、 前記送信部からの通報音声を受信する受信部と、 前記受信した通報音声を音声復号化する音声復号化部
    と、 前記音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
    覚特性に適合するようなフィルタ特性で、前記音声復号
    化した通報音声から量子化雑音成分を除去し、前記量子
    化雑音成分を除去した通報音声を前記音声出力部に伝送
    する量子化雑音除去フィルタ部とを有することを特徴と
    する音声通報システム。
  2. 【請求項2】 前記親局は、 前記量子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定す
    る制御情報を生成し、前記制御情報を前記送信部から伝
    送させる制御情報生成部を有し、 前記子局は、 前記受信部を通じて前記制御情報を抽出し、前記抽出し
    た制御情報に基づいて、前記量子化雑音除去フィルタ部
    のフィルタ特性を設定するフィルタ特性設定部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声通報システム。
  3. 【請求項3】 通報音声を入力する通報音声入力部を備
    えた親局と、前記通報音声を音声出力する音声出力部を
    備えた子局とを有する音声通報システムであって、 前記親局からの通報音声を前記子局に伝送する電話用デ
    ジタル無線回線を有し、 前記親局は、 前記通報音声を音声符号化する音声符号化部と、 前記音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
    覚特性に適合するようなフィルタ特性で、前記音声符号
    化した通報音声から量子化雑音成分を除去する量子化雑
    音除去フィルタ部と、 前記量子化雑音成分を除去した通報音声を、前記電話用
    デジタル無線回線を通じて伝送する送信部とを有し、 前記子局は、 前記送信部からの通報音声を受信する受信部と、 前記受信した通報音声を音声復号化し、前記音声復号化
    した通報音声を前記音声出力部に伝送する音声復号化部
    とを有することを特徴とする音声通報システム。
  4. 【請求項4】 前記量子化雑音除去フィルタ部は、 前記子局の設置場所の騒音特性に応じて、前記音声出力
    部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合
    するようなフィルタ特性で、前記音声符号化した通報音
    声から量子化雑音成分を除去することを特徴とする請求
    項1又は3記載の音声通報システム。
  5. 【請求項5】 通報音声を入力する通報音声入力部を備
    えた親局から電話用デジタル無線回線を通じて伝送され
    る前記通報音声を音声出力する音声出力部を備えた音声
    通報システムの子局装置であって、 前記電話用デジタル無線回線を通じて伝送される親局か
    らの通報音声を受信する受信部と、 前記受信した通報音声を音声復号化する音声復号化部
    と、 前記音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
    覚特性に適合するようなフィルタ特性で、前記音声復号
    化した通報音声から量子化雑音成分を除去し、前記量子
    化雑音成分を除去した通報音声を前記音声出力部に伝送
    する量子化雑音除去フィルタ部とを有することを特徴と
    する子局装置。
  6. 【請求項6】 前記量子化雑音除去フィルタ部は、 前記子局の設置場所の騒音特性に応じて、前記音声出力
    部で音声出力する通報音声が人間の音声聴覚特性に適合
    するようなフィルタ特性で、前記音声復号化した通報音
    声から量子化雑音成分を除去することを特徴とする請求
    項5記載の子局装置。
  7. 【請求項7】 前記受信部を通じて、前記親局からの制
    御情報を抽出し、前記抽出した制御情報に基づいて、前
    記量子化雑音除去フィルタ部のフィルタ特性を設定する
    フィルタ特性設定部を有することを特徴とする請求項5
    又は6記載の子局装置。
  8. 【請求項8】 通報音声を音声出力する音声出力部を備
    えた子局に電話用デジタル無線回線を通じて、前記通報
    音声を伝送する音声通報システムの親局装置であって、 前記通報音声を入力する通報音声入力部と、 前記入力した通報音声を音声符号化する音声符号化部
    と、 前記音声出力部で音声出力する通報音声が人間の音声聴
    覚特性に適合するようなフィルタ特性で、前記音声符号
    化した通報音声から量子化雑音成分を除去する量子化雑
    音除去フィルタ部と、 前記量子化雑音成分を除去した通報音声を、前記電話用
    デジタル無線回線を通じて伝送する送信部とを有するこ
    とを特徴とする親局装置。
  9. 【請求項9】 通報音声を音声出力する音声出力部を備
    えた子局に電話用デジタル無線回線を通じて、前記通報
    音声を伝送する音声通報システムの親局装置であって、 前記通報音声を入力する通報音声入力部と、 前記入力した通報音声を音声符号化する音声符号化部
    と、 前記音声出力部で音声出力する通報音声を人間の音声聴
    覚特性に適合するようなフィルタ特性にかかわる制御情
    報を生成する制御情報生成部と、 前記音声符号化した通報音声の他に、前記生成した制御
    情報を前記子局に伝送する送信部とを有することを特徴
    とする親局装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063394A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Casio Comput Co Ltd 雑音抑制装置、雑音抑制方法およびプログラム

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