JP2002372198A - ロジックプレートの加工方法及び加工装置並びに加工設備 - Google Patents

ロジックプレートの加工方法及び加工装置並びに加工設備

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレート接合部の耐久性及び耐圧性の向上、
作業効率の向上、更には、より一層の小型化を図ること
ができるロジックプレートの加工方法及び加工装置並び
に加工設備を提供する。 【解決手段】 溶接開先加工機22により、流体流路用
溝8の全周を巡るようにプレート2に溶接開先用溝21
を形成し、これに引き続いて、溶接機23で溶接開先用
溝21を溶接することにより、流体流路用溝8の全周を
巡るようにプレート2,3の接合面2a,3bを溶接し
てプレート2,3を接合する。或いは、溶接開先用溝2
1は加工せず、摩擦攪拌溶接機により、流体流路用溝8
の全周を巡るようにプレート2,3の接合面2a,3b
を溶接してプレート2,3を接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロジックプレートの
製造方法及び加工装置並びに加工設備に関し、配管・配
線等を装置内に組み込んだ固定式ユニットや、組立輸送
可能に一体化したユニット等の配管、配線等のロジック
プレートの加工に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】配管・
配線等を装置内に組み込んだ固定式ユニット、及び、組
立輸送可能に一体化したユニットのロジックプレート適
用事例として、燃料電池発電システムの従来技術につい
て説明する。
【0003】図6には燃料電池発電システムのフロー図
の一例を示す。同図に示すように、メタノール等の液体
燃料41aは気化器42でリフォーマ49の排熱等を利
用して気化され、熱交換器43で昇温された後、COコ
ンバータ46からの水素リッチなガスの一部とともに脱
硫装置44に導入され、硫黄分が除去される。なお、天
然ガス等の気体燃料41bの場合は気化器42をバイパ
スして、熱交換器43に直接供給され、また、硫黄分が
少ない燃料を用いる場合には脱硫装置44が省略される
こともある。脱硫された燃料ガスは、気水分離器45で
生成した水蒸気47とともに熱交換器48で昇温された
後、リフォーマ49に送られる。リフォーマ49におい
て燃料ガスの改質が行われ、水素リッチな改質ガスが生
成される。リフォーマ49から出た改質ガスは熱交換器
50で温度が下げられた後、COコンバータ46におい
て改質ガス中の一酸化炭素が二酸化炭素に変えられる。
【0004】COコンバータ46を出た改質ガスは熱交
換器51で更に温度が下げられた後、凝縮器52に導入
され、未反応の水蒸気が凝縮除去される。凝縮器52で
分離された凝縮水は気水分離器45に送られ、再び水蒸
気47としてリフォーマ49に送られる。凝縮器52を
出た改質ガスは熱交換器53で昇温された後、燃料電池
本体54の水素極55に送られ、改質ガス中の水素が電
池反応に使われる。燃料電池本体54は、水素極55、
電解質56及び酸素極57から構成されており、水素極
55で生成した水素イオンが電解質56を移動して酸素
極57に達し、酸化剤として供給された空気58を熱交
換器59で昇温して、酸素極57に導入された空気58
中の酸素と電池反応が行われる。
【0005】酸素極57からの排ガスは熱交換器60で
温度が下げられ、凝縮器61で生成水が凝縮除去された
後、系外に排出される。ここでの生成水も気水分離器4
5に送られ、水蒸気47として利用される。燃料電池本
体54における電池反応は発熱反応であるため、燃料電
池本体54及び周辺機器には一般に水又は空気を冷媒と
する冷却装置62が設けられている。燃料電池本体54
によって発電されるのは直流電力63であり、これを直
流電力63として利用する場合もあり、また、インバー
タ64により交流電力65に変換して、負荷66に供給
される場合もある。
【0006】一方、燃料電池本体54の水素極55から
の未反応水素を含む排ガスは分流器72を経て、吸熱反
応であるリフォーマ49の加熱燃料67として外部空気
68とともに利用し、残余の排ガスはバーナ73で処理
された後、排出される。なお、このとき、加熱燃料67
が不足する場合には、脱硫装置44の出口ガスの一部を
補助燃料76として使用する。リフォーマ49からの燃
焼排ガスは、一部は気化器42の熱源として利用する。
他は、熱交換器74で温度を下げた後、凝縮器75に送
られて生成水を分離後に大気中に放出し、生成水は気水
分離器45に返される。
【0007】また、この燃料電池発電システムにおける
制御の概要について説明すると、まず、燃料電池本体5
4に供給する改質ガス流量は、負荷66に対する負荷電
流を電流計Iで検出し、その信号を制御装置69に送
り、制御装置69からの信号に基づき、流量調整弁70
a又は70bを開閉して行う。また、燃料ガスの改質に
必要な水蒸気47の供給量は、流量計Fによって検出
し、制御装置69からの信号により水蒸気流量調整弁7
1を開閉制御することによって行う。リフォーマ49内
の温度は温度センサーTにより常時監視し、燃料41
a,41bの流量調整弁71a,70bによって制御す
る。
【0008】以上説明したように、燃料電池発電システ
ムは様々な機器や部品によって構成されており、これら
の機器や部品の間を様々な性状、温度及び圧力の液体又
はガスが流動するために大小の多数の配管が縦横に複雑
に設けられている。また、燃料電池システムを常に正常
に運転するためのセンサー類や制御機器も設けられ、こ
れらに必要な配線類等も数多く張りめぐらされている。
これに対し、特に、車載用等を目的として輸送可能に一
体化して組み立てられた燃料電池発電システムでは、装
置の小型化が強く要求されるため、狭隘なスペースに数
多くの機器や部品、配管などを高密度に配置する努力が
なされている。しかし、先に述べた多数の機器や部品、
センサー類及び各制御機器などを狭い空間に配置して、
更に、これらの間を配管によって連結することは装置の
小型化を困難にしている。また、狭隘なスペースでの配
管作業は作業効率が悪く、手間がかかり、多くの時間を
要することになる。
【0009】そこで、これらを解決する手段としては、
特公昭49−13651号公報に記載の技術を適用する
ことが考えられる。同公報には、流体通路を形成した管
取付座本体と蓋部材とを接着剤で接着し、管取付座本体
又は蓋部材に各種弁類を取付けるという技術が開示され
ている。しかしながら、例えば上記の燃料電池発電シス
テムのように様々な流体が流動する装置に適用する場
合、その流体の種類や圧力などによっては、接着剤によ
る接合方法よりも、更に接合部の耐久性や耐圧性を向上
させることができて、より確実に流体をシールすること
ができる接合方法が望まれる。
【0010】このことについて、更に図7〜図9に基づ
き、現在開発が進められているロジックプレートに関連
して説明する。図7はロジックプレートの概略構成を示
す分解斜視図、図8(a)は前記ロジックプレートの一
部を詳細に示す断面図、図8(b)は図8(a)のA−
A線矢視断面図、図8(c)は図8(a)のB−B線矢
視断面図である。
【0011】図7及び図8に示すロジックプレート1は
プレート2とプレート3とを接着剤4で接合してなり、
このロジックプレート1の表面(プレート3の表面3
a)に燃料電池発電システムなどの装置の構成機器5や
部品6を配置して(プレート2の表面2bに配置する場
合もある)、プレート2,3とともに一体的に植え込み
ボルト11及びナット7等で固定する構成となってい
る。
【0012】そして、プレート2のプレート3との接合
面2aにはプレート3上の機器5や部品6の間の流路と
して、対応する流体の速度に適した所定の断面積を有
し、且つ、機器5や部品6などの配管口の位置に対応し
た適当な長さと方向に流体流路用の溝8を形成し、この
流体流路用溝8と機器5や部品6とを、プレート3に形
成した連通孔10を介して連通している。即ち、流体流
路用溝8及び連通孔10は、燃料電池発電システムに必
要な流体(液体やガス)が流動するための配管の機能を
担うものである。流体流路用溝8はプレート2の接合面
2aに限らず、プレート3の接合面3bに形成される場
合もあり、また、連通孔10もプレート3に限らず、プ
レート2に形成される場合もある。なお、実際には、図
6に示す燃料電池発電システムのように多数の機器や部
品を有する装置にロジックプレート1を適用する場合、
図9に示すようにロジックプレート1には多数の流体流
路用溝8や連通孔10が形成されることになる。
【0013】ところが、このロジックプレート1でもプ
レート2,3を接着剤4で接合しているため、上記のよ
うに流体の種類や圧力などによっては、この接着剤4に
よる接合方法よりも、更にプレート接合部の耐久性や耐
圧性を向上させることができて、より確実に流体をシー
ルすることができる接合方法が望まれる。また、このロ
ジックプレート1の製造に際しては、プレート2,3に
エンドミル、フライス盤、ボール盤などで流体流路用溝
8や連通孔10を加工した後、組み立てて、プレート
2,3を熱硬化性の接着剤4を用いて接合するが、この
ときに加熱及び加圧の工程を必要とすることから、作業
効率が低いという問題もある。更には、プレート2,3
の接合強度を高めるために結合ボルトを設けることによ
り、小型化の妨げともなる。
【0014】従って、本発明は上記の問題点に鑑み、プ
レート接合部の耐久性及び耐圧性の向上、作業効率の向
上、更には、より一層の小型化を図ることができるロジ
ックプレートの加工方法及び加工装置並びに加工設備を
提供することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明のロジックプレートの加工方法は、複数枚のプレー
トを接合してなるロジックプレートにおいて、該ロジッ
クプレートの何れか一方又は両方の表面に装置の構成機
器又は部品を配設するとともに前記プレートの接合面に
形成する流体流路用溝と前記プレートに形成する連通孔
とによって前記機器又は部品をつなぐように構成してな
るロジックプレートの加工方法であって、前記流体流路
用溝の全周を巡るように前記プレートの接合面を溶接す
ることにより、前記プレートを接合することを特徴とす
る。
【0016】また、第2発明のロジックプレートの加工
方法は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工方法
であって、前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プ
レートに溶接開先用溝を形成する工程と、この工程に引
き続いて前記溶接開先用溝を溶接することにより、前記
流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接合面
を溶接して前記プレートを接合する工程とを有すること
を特徴とする。
【0017】また、第3発明のロジックプレートの加工
装置は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工装置
であって、前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プ
レートに溶接開先用溝を形成する溶接開先加工手段と、
この溶接開先加工手段による前記溶接開先用溝の加工に
引き続いて前記溶接開先用溝を溶接することにより、前
記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接合
面を溶接して前記プレートを接合する溶接手段とを備え
たことを特徴とする。
【0018】また、第4発明のロジックプレートの加工
設備は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工設備
であって、前もって前記流体流路用溝若しくは前記連通
孔又は前記流体流路用溝及び前記連通孔が形成された前
記プレートを供給するプレート供給手段と、このプレー
ト供給手段によって供給された前記プレートに、前記流
体流路用溝の全周を巡るように溶接開先用溝を形成する
溶接開先加工手段と、この溶接開先加工手段による前記
溶接開先用溝の加工に引き続いて前記溶接開先用溝を溶
接することにより、前記流体流路用溝の全周を巡るよう
に前記プレートの接合面を溶接して前記プレートを接合
する溶接手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】また、第5発明のロジックプレートの加工
設備は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工設備
であって、前記プレートを供給するプレート供給手段
と、このプレート供給手段によって供給された前記プレ
ートに前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記流
体流路用溝及び前記連通孔を形成する加工手段と、この
加工手段によって加工されたプレートに、前記流体流路
用溝の全周を巡るように溶接開先用溝を形成する溶接開
先加工手段と、この溶接開先加工手段による前記溶接開
先用溝の加工に引き続いて前記溶接開先用溝を溶接する
ことにより、前記流体流路用溝の全周を巡るように前記
プレートの接合面を溶接して前記プレートを接合する溶
接手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】また、第6発明のロジックプレートの加工
方法は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工方法
であって、摩擦攪拌溶接により、前記流体流路用溝の全
周を巡るように前記プレートの接合面を溶接して前記プ
レートを接合することを特徴とする。
【0021】また、第7発明のロジックプレートの加工
装置は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工装置
であって、前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プ
レートの接合面を溶接して前記プレートを接合する摩擦
攪拌溶接手段を備えたことを特徴とする。
【0022】また、第8発明のロジックプレートの加工
設備は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工設備
であって、前もって前記流体流路用溝若しくは前記連通
孔又は前記流体流路用溝及び前記連通孔が形成された前
記プレートを供給するプレート供給手段と、このプレー
ト供給手段によって供給された前記プレートの接合面を
前記流体流路用溝の全周を巡るように溶接して前記プレ
ートを接合する摩擦攪拌溶接手段とを備えたことを特徴
とする。
【0023】また、第9発明のロジックプレートの加工
設備は、複数枚のプレートを接合してなるロジックプレ
ートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方又は両
方の表面に装置の構成機器又は部品を配設するとともに
前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と前記プ
レートに形成する連通孔とによって前記機器又は部品を
つなぐように構成してなるロジックプレートの加工設備
であって、前記プレートを供給するプレート供給手段
と、このプレート供給手段によって供給された前記プレ
ートに前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記流
体流路用溝及び前記連通孔を形成する加工手段と、この
加工手段によって加工されたプレートの接合面を前記流
体流路用溝の全周を巡るように溶接して前記プレートを
接合する摩擦攪拌溶接手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0024】また、第10発明のロジックプレートの加
工方法は、第1,第2又は第6発明のロジックプレート
の加工方法において、加工の倣い手段として数値制御を
行うことを特徴とする。
【0025】また、第11発明のロジックプレートの加
工装置は、第3又は第7発明のロジックプレートの加工
装置において、加工の倣い手段として数値制御を行う制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0026】また、第12発明のロジックプレートの加
工設備は、第4,第5,第8又は第9発明のロジックプ
レートの加工設備において、加工の倣い手段として数値
制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0028】図1(a)は本発明の実施の形態に係るロ
ジックプレートの加工方法を示す断面図(図1(b)の
C−C線矢視断面図)、図1(b)は図1(a)のD方
向矢視図(平面図)、図1(c)は図1(b)のE−E
線矢視断面図である。
【0029】この図1に基づき、ロジックプレート1の
加工方法について説明する。図1に示すように、プレー
ト2とプレート3とを接合して一体化するには、まず、
流体(液体又はガス)の流路となる溝8を前もって加工
したプレート2に、燃料電池発電システムなどの装置を
構成する機器や部品と流体流路用8とを連通するための
連通孔10を前もって加工したプレート3を重ね合せた
状態で、流体流路用8の全周を巡るようにして溶接開先
となる溝21をプレート3に加工し、次いで、この溶接
開先用溝21を溶接する。
【0030】なお、流体流路用溝8はプレート2の接合
面2aに限らず、プレート3の接合面3bに形成しても
よく、また、連通孔10もプレート3に限らず、プレー
ト2に形成してもよい。また、機器や部品はプレート3
の表面3aに限らず、プレート2の表面2bに設けても
よく、両プレート2,3の表面2b,3aに設けてもよ
い。即ち、ロジックプレート1の何れか一方の表面又は
両方の表面に機器や部品を設けることができる。そし
て、溶接開先用溝21もプレート3に限らず、プレート
2に形成してもよい。
【0031】図1には加工途中の状態を示しており、図
1において、(I)部分は溶接開先用溝21が加工さ
れ、且つ、溶接されてプレート2,3が一体化された部
分を示し、(II) 部分は溶接開先用溝21が加工され、
これから溶接してプレート2,3を一体化する予定の部
分を示し、(III)部分はこれから溶接開先用溝21を加
工し、且つ、溶接してプレート2,3を一体化する予定
の部分を示している。なお、プレート2に形成される流
体流路用溝8の形状は実際には図9に示すように複雑で
あるが、図1〜図5では説明の便宜のため単純化して示
している。
【0032】この加工方法について更に詳述すると、流
体流路用溝8を加工したプレート2に連通孔10を加工
したプレート3を重ね合せた後、まず、流体流路用溝8
の加工データ(数値制御データ)に基づく数値制御(倣
い制御)により、溶接開先加工機22を図1(a)に矢
印Xで示すように流体流路用溝8の外周に倣って移動さ
せることにより、プレート2に溶接開先用溝21を形成
する。つまり、図1(b)に示す流体流路用溝8の周囲
を溶接するときには、当該流体流路用溝8をプレート2
に加工する際の加工データを基づいて、図1(c)に示
すように当該流体流路用溝8から適当な距離e離れた位
置に当該流体流路用溝8の全周を巡るように溶接線を構
成し、この溶接線に沿って溶接開先加工機22を走行さ
せて溶接開先用溝21を加工する。
【0033】溶接開先用溝21を形成したら、次いで、
溶接機23を図1(a)に矢印Xで示すよう流体流路用
溝8の外周に倣って(前記溶接線に沿って)移動させる
ことにより、溶接開先用溝21を溶接してプレート2と
プレート3とを一体化する。このときの溶接機23の走
行制御(溶接位置の制御)は、溶接開先加工機22と同
様に流体流路用溝8の加工データ(数値制御データ)、
又は、溶接開先加工機22の加工データ(数値制御デー
タ)に基づく数値制御(倣い制御)によって行う。溶接
開先加工と溶接は図1に示すように連続して1つのステ
ーションで行う。即ち、溶接開先加工に引き続いて溶接
を開始する。
【0034】このように溶接開先加工に引き続いて溶接
を開始する理由(溶接開先加工の完了前に溶接を開始す
る理由)は、溶接開始前に溶接開先加工が完了すると、
この溶接開先加工で形成される溶接開先用溝21に囲ま
れた島状の部分がフリーとなり、この部分を定位置に保
持できなくなってしまうからである。なお、溶接開始の
タイミングは、溶接開先加工の開始直後でも、溶接開先
加工を開始してから所定時間が経過した後でもよく、適
宜、設定することができる。
【0035】また、図1ではプレート3の表面3aまで
溶接開先用溝21を溶接した状態を示しているが、これ
に限定するものではなく、プレート2とプレート3との
接合を維持できるだけの脚長に溶接を留めてもよい。溶
接開先用溝21の溶接方法としては、MIG溶接(Meta
l Inartgas Sealed Welding)やTIG溶接(TungstenIn
artgas Sealed Welding) が適しているが、その他の溶
接方法を用いてもよい。
【0036】この本実施の形態の加工方法によれば、流
体流路用溝8の全周を巡るようにプレート2,3の接合
面2a,3bを溶接してプレート2,3を接合すること
により、プレート2,3を接着剤で接合する場合に比べ
て、プレート接合部の耐久性が向上すると共に強固な溶
接構造となるため耐圧性も向上する。また、プレート
2,3の結合用ボルトも不要となるため、ロジックプレ
ート全体のより一層の小型化が可能となる。更には、結
合処理のライン化が容易な加工方法であるため、作業効
率の向上を図ることができ、低廉化に貢献できる。
【0037】なお、流体流路用溝8の全周を巡るように
プレート2,3の接合面2a,3aを溶接するとは、図
2(a)に示すように各流体流路用溝8に対して個別に
その全周を巡るように溶接する場合に限らず、図2
(b)及び図2(c)に示すように隣り合う溶接開先用
溝8同士の間で1本の溶接線50(溶接線共用部50
a)を共用する場合も含む。図2(b)及び図2(c)
では、隣り合う流体流路用溝8同士が近接していて隙間
dが狭いため、これらの流体流路用溝8同士の間におい
ては何れか一方の流体流路用溝8の全周を巡る溶接線5
0を1本だけ形成し(溶接線共用部50a)、この溶接
線共用部50aを、他方の流体流路用溝8の全周を巡る
溶接線50と共用している。勿論、流体流路用溝8の全
周を巡るように溶接開先用溝21を形成することについ
ても、図2(a)に示すように各流体流路用溝8に対し
て個別にその全周を巡るように溶接開先用溝21を形成
する場合に限らず、図2(b)及び図2(c)に示すよ
うに隣り合う流体流路用溝8同士の間で1本の溶接開先
用溝21(溶接開先用溝共用部21a)を共用する場合
も含む。
【0038】図3(a)は本発明の実施の形態に係るロ
ジックプレートの他の加工方法を示す断面図(図3
(b)のF−F線矢視断面図)、図3(b)は図3
(a)のG方向矢視図(平面図)、図3(c)は図3
(b)のH−H線矢視断面図である。
【0039】この図3に基づき、ロジックプレート1の
他の加工方法について説明する。図3には特許公報(特
許第2792233号、特許第2712838号)によ
って公知の溶接技術である摩擦攪拌溶接(Friction Sti
r Welding : 以下、FSWと略称する)の技術を用いて
プレート2とプレート3とを一体化する方法を示してい
る。
【0040】図3(a)に示すように前もって流体流路
用溝8を加工したプレート2に前もって連通孔10を加
工したプレート3を重ね合せた後、図3(b)に示すよ
うにプレート2の流体流路用溝8の周囲を溶接するこ
と、即ち、図3(c)に示すように当該流体流路用溝8
から適当な距離f離れた位置で当該流体流路用溝8の全
周を巡るようにプレート2,3の接合面2a,3bを溶
接して、プレート2とプレート3とを接合することは、
図1に示す加工方法と同様であるため、ここでの詳細な
説明は省略し、ここでは図1の加工方法と相違する部分
について詳細に説明する。
【0041】図3に示す加工方法では、溶接開先用溝の
加工は行わず、まず、FSW溶接のためのFSW溶接機
25の先端工具25aを、溶接を行う始点に位置し、回
転を開始すると共に軸方向に加圧して、一体化に適した
高さ方向位置までプレート3に挿入する。先端工具25
aの回転を開始することにより摩擦熱を発生させ、且
つ、図3(a)に矢印Yで示すように流体流路用溝8の
外周に倣って先端工具25aを移動させて、流体流路用
溝8の全周を巡るようにプレート2,3の接合面2a,
3bを溶接する。このときのFSW溶接機25の走行制
御(溶接位置の制御)は、溶接機23の走行制御と同様
に流体流路用溝8の加工データ(数値制御データ)に基
づく数値制御(倣い制御)によって行う。
【0042】図3には加工途中の状態を示しており、図
3において、(I)部分は溶接によってプレート2,3
が一体化された部分を示し、(II) 部分はこれから溶接
してプレート2,3を一体化する予定の部分を示してい
る。
【0043】なお、FSW溶接の開始点位置に先端工具
25aの挿入用の穴を予め加工しておくことによって、
プレート3への先端工具25aの挿入を容易にすること
もできるが、この穴は必要条件ではない。また、プレー
ト3に限らず、プレート2に先端工具25aを挿入し
て、プレート2側から溶接してもよい。
【0044】この本実施の形態の加工方法によれば、流
体流路用溝8の全周を巡るように(勿論、前述のとおり
各流体流路用溝8に対して個別にその全周を巡るように
溶接する場合に限らず、隣り合う溶接開先用溝8同士の
間で1本の溶接線(溶接線共用部)を共用する場合も含
む)、プレート2,3の接合面2a,3bを溶接してプ
レート2,3を接合することにより、プレートを接着剤
で接合する場合に比べて、プレート接合部の耐久性が向
上すると共に強固な溶接構造となるため耐圧性も向上す
る。また、プレート2,3の結合用ボルトも不要となる
ため、ロジックプレート全体のより一層の小型化が可能
となる。更には、結合処理のライン化が容易な加工方法
であるため、作業効率の向上を図ることができ、低廉化
に貢献できる。しかも、FSW溶接の採用により、溶接
開先用溝の加工が不要となるため、更なる低廉化を図る
こともできる。
【0045】図4(a)は図1に示す加工方法を実現す
るロジックプレートの加工ラインの構成図(平面図)、
図4(b)は図4(a)のJ方向矢視図(側面図)であ
る。
【0046】図4に示すように、ロジックプレートの加
工ライン(加工設備)には、図中の矢印K方向に一列に
配置されたプレート供給装置31、溝加工装置32、溶
接開先加工機22及び溶接機23と、この溶接開先加工
機22の横に矢印K方向と直交する方向(矢印L方向)
に配置されたプレート供給装置34とを備えている。な
お、溶接開先加工機22と溶接機23は同一のステップ
に設けている。
【0047】プレート供給装置31には複数のプレート
2が重ねられた状態で待機しており、これらのプレート
2が、適宜、プレート供給装置31により1枚づつ矢印
K方向へ送られて、次のステップの溝加工装置32へ供
給される。プレート供給装置31に待機しているプレー
ト2には、前もって加工された加工基準面35若しくは
加工基準点36又は加工基準面35及び加工基準点36
が準備されている。
【0048】溝加工装置32では、プレート供給装置3
1から供給されたプレート2に対し、その加工基準面3
5若しくは加工基準点36又は加工基準面35及び加工
基準点36を基準にして、数値制御により流体流路用溝
8を加工する。また、プレート2に連通孔10も設ける
場合には、この溝加工装置32においてプレート2に連
通孔10も加工するようにしてもよい。溝加工装置32
としては、フライス加工装置、レーザカット装置又はエ
ンドミル加工装置などを用いる。なお、図4では1台の
溝加工装置32により1ステップで流体流路用溝8や連
通孔10の加工を行っているが、加工量によっては、複
数台の溝加工装置32を備えて複数ステップで流体流路
用溝8や連通孔10の加工を行うのが好ましい。
【0049】流体流路用溝8や連通孔10が加工された
プレート2は、溝加工装置32から矢印K方向へ送られ
て、次の溶接開先加工機22及び溶接機23が配置され
たステップへ供給される。なお、図4の加工ラインとは
別の場所に設けた溝加工装置で前もって流体流路用溝8
及び連通孔10が加工されたプレート2を、プレート供
給装置31から、溶接開先加工機22及び溶接機23が
配置されたステップへ送るようにして、図4の加工ライ
ンから溝加工装置32を省略してもよい。
【0050】一方、プレート供給装置34には複数のプ
レート3が重ねられた状態で待機している。このプレー
ト供給装置34に待機しているプレート3にも、前もっ
て加工された加工基準面37若しくは加工基準点38又
は加工基準面37及び加工基準点38が準備されてい
る。また、プレート3には、前もって連通孔10が加工
されている。溝加工装置32(溝加工装置32を省略し
た場合にはプレート供給装置31)から、溶接開先加工
機22及び溶接機23が配置されたステップにプレート
2が供給されると、プレート供給装置34からも、プレ
ート3を矢印L方向に送って同ステップに供給する。
【0051】なお、プレート3の接合面3bに流体流路
用溝8を形成する場合には、プレート供給装置34を配
置したステップと、溶接開先加工機22及び溶接機23
を配置したステップとの間に流体流路用溝8を形成する
ための溝加工装置を設けてもよく、また、この溝加工装
置において連通孔10も形成するようにしてもよい。
【0052】そして、溶接開先加工機22及び溶接機2
3が配置されたステップでは、一方から供給されたプレ
ート2の上に他方から供給されたプレート3を、加工基
準面35,37を合わせるようにして重ね合せて、両プ
レート2,3間の位置関係を固定した後、図1において
説明した接合方法を実施する。即ち、まず、溶接開先加
工機22により溶接開先用溝21の加工を開始し、これ
に引き続いて、溶接機23により溶接開先用溝21の溶
接を開始して、流体流路用溝8の全周を巡るようにプレ
ート2,3の接合面2a,3bを溶接する。なお、溶接
開先加工機22としては、フライス加工装置、レーザカ
ット装置又はエンドミル加工装置などを用いる。また、
溶接機23としては、MIG溶接機又はTIG溶接機な
どを用いる。
【0053】プレート供給装置31、溝加工装置32、
溶接開先加工機22、溶接機23及びプレート供給装置
34は、中央制御盤41からの指示に基づいて各々の制
御盤、即ち、プレート供給装置制御盤42、溝加工装置
制御盤43、溶接開先加工機制御盤44、溶接機制御盤
45及びプレート供給装置制御盤46によって、それぞ
れ制御されるように構成されている。即ち、これらの制
御盤42,43,44,45,46では、プレート2に
設けられた加工基準面35若しくは加工基準点36又は
加工基準面35及び加工基準点36や、プレート3に設
けられた加工基準面37若しくは加工基準点38又は加
工基準面37及び加工基準点38を基準にして、中央制
御盤41の指令によりプレート2やプレート3の加工や
位置の倣い制御などを行う。
【0054】この本実施の形態の加工ラインによれば、
ロジックプレート1を構成するプレート2,3の一貫加
工を容易に行うことができ、設備の低廉化に貢献でき
る。
【0055】図5(a)は図3に示す加工方法を実現す
るロジックプレートの加工ラインの構成図(平面図)、
図5(b)は図5(a)のM方向矢視図(側面図)であ
る。
【0056】図5の加工ラインにおいて、図4の加工ラ
インとの違いは、図4に示す溶接開先加工機22、溶接
機23、溶接開先加工機制御盤44及び溶接機制御盤4
5に代えて、図5に示すFSW溶接機25及びFSW溶
接機制御盤46を装備したことである。従って、ここで
はこの相違点について説明し、その他の構成については
説明を省略する。
【0057】図5に示すように、溝加工装置32(溝加
工装置32を省略した場合にはプレート供給装置31)
から、FSW溶接機25にプレート2が供給されると、
プレート供給装置34からも、プレート3がFSW溶接
機25に供給される。
【0058】そして、このFSW溶接機25では、一方
から供給されたプレート2の上に他方から供給されたプ
レート3を、加工基準面35,37を合わせるようにし
て重ね合せて、両プレート2,3間の位置関係を固定し
た後、図3において説明した接合方法を実施する。即
ち、FSW溶接機25の先端工具25aにより、流体流
路用溝8の全周を巡るようにプレート2,3の接合面2
a,3bを溶接する。
【0059】プレート供給装置31、溝加工装置32、
FSW溶接機25及びプレート供給装置34は、中央制
御盤48からの指示に基づいて各々の制御盤、即ち、プ
レート供給装置制御盤42、溝加工装置制御盤43、F
SW溶接機制御盤47及びプレート供給装置制御盤46
によって、それぞれ制御されるように構成されている。
即ち、これらの制御盤42,43,47,46では、プ
レート2に設けられた加工基準面35若しくは加工基準
点36又は加工基準面35及び加工基準点36や、プレ
ート3に設けられた加工基準面37若しくは加工基準点
38又は加工基準面37及び加工基準点38を基準にし
て、中央制御盤48の指令によりプレート2やプレート
3の加工や位置の倣い制御などを行う。
【0060】この本実施の形態の加工ラインによれば、
ロジックプレート1を構成するプレート2,3の一貫加
工を容易に行うことができ、設備の低廉化に貢献でき
る。しかも、FSW溶接機25の採用により、溶接開先
用溝の加工が不要となるため、更なる低廉化を図ること
もできる。
【0061】なお、本発明の加工方法(接合方法)は必
ずしも2枚のプレート2,3を接合する場合に限定する
ものではなく、3枚以上のプレートを接合する場合にも
適用することができる。例えば、3枚のプレートを接合
する場合には、本発明の加工方法(接合方法)により、
まず、1枚目のプレートと2枚目のプレートとを接合
し、続いて、2枚目のプレートと3枚目のプレートとを
接合すればよい。
【0062】また、本発明は燃料電池発電システムに用
いられるロジックプレートに限らず、各種の装置に用い
られるロジックプレートの加工に適用することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、第1、第2及び第3発明のロジック
プレートの加工方法及び加工設備によれば、流体流路用
溝の全周を巡るようにプレートの接合面を溶接してプレ
ートを接合することにより、プレートを接着剤で接合す
る場合に比べて、プレート接合部の耐久性が向上すると
共に強固な溶接構造となるため耐圧性も向上する。ま
た、プレートの結合用ボルトも不要となるため、ロジッ
クプレート全体のより一層の小型化が可能となる。更に
は、結合処理のライン化が容易な加工方法であるため、
作業効率の向上を図ることができ、低廉化に貢献でき
る。
【0064】また、第4及び第5発明のロジックプレー
トの加工設備によれば、プレート供給手段と、溶接開先
加工手段と、溶接手段とを備えたことにより、或いは、
プレート供給手段と、流体流路用溝や連通孔の加工手段
と、溶接開先加工手段と、溶接手段とを備えたことによ
り、ロジックプレートを構成するプレートの一貫加工を
容易に行うことができるため、作業効率の向上を図るこ
とができ、更なる低廉化に貢献できる。
【0065】また、第6及び第7発明のロジックプレー
トの加工方法及び加工装置によれば、流体流路用溝の全
周を巡るようにプレートの接合面を溶接してプレートを
接合することにより、プレートを接着剤で接合する場合
に比べて、プレート接合部の耐久性が向上すると共に強
固な溶接構造となるため耐圧性も向上する。また、プレ
ートの結合用ボルトも不要となるため、ロジックプレー
ト全体のより一層の小型化が可能となる。更には、結合
処理のライン化が容易な加工方法であるため、作業効率
の向上を図ることができ、低廉化に貢献できる。しか
も、摩擦攪拌溶接の採用により、溶接開先用溝の加工が
不要となるため、更なる低廉化を図ることもできる。
【0066】また、第8及び第9発明のロジックプレー
トの加工設備によれば、ロジックプレートを構成するプ
レートの一貫加工を容易に行うことができるため、作業
効率の向上を図ることができ、更なる低廉化に貢献でき
る。しかも、摩擦攪拌溶接手段の採用により、溶接開先
用溝の加工が不要となるため、更なる低廉化を図ること
もできる。
【0067】また、第10、第11及び第12発明のロ
ジックプレートの加工方法、加工装置及び加工設備によ
れば、数値制御による倣い制御によって、ロジックプレ
ートを構成するプレートの一貫加工を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係るロジックプ
レートの加工方法を示す断面図((b)のC−C線矢視
断面図)、(b)は(a)のD方向矢視図(平面図)、
(c)は(b)のE−E線矢視断面図である。
【図2】(a)は各溶接開先用溝に対して個別にその全
周を巡るように溶接する場合の説明図、(b)は隣り合
う溶接開先用溝8同士の間で溶接線を共用する場合の説
明図、(c)は(b)のN−N線矢視断面図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態に係るロジックプ
レートの他の加工方法を示す断面図((b)のF−F線
矢視断面図)、(b)は(a)のG方向矢視図(平面
図)、(c)は(b)のH−H線矢視断面図である。
【図4】(a)は図1に示す加工方法を実現するロジッ
クプレートの加工ラインの構成図(平面図)、(b)は
(a)のJ方向矢視図(側面図)である。
【図5】(a)は図3に示す加工方法を実現するロジッ
クプレートの加工ラインの構成図(平面図)、(b)は
(a)のM方向矢視図(側面図)である。
【図6】燃料電池発電システムのフロー図である。
【図7】接着剤とボルトにて一体化するロジックプレー
トの概略構成を示す分解斜視図である。
【図8】(a)は前記ロジックプレートの一部を詳細に
示す断面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、
(c)は(a)のB−B断面図である。
【図9】多数の流体流路用溝を形成したロジックプレー
トの例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ロジックプレート 2 プレート 2a 接合面 2b 表面 3 プレート 3a 表面 3b 接合面 4 接着剤 5 機器 6 部品 7 ナット 8 流体流路用溝 10 連通孔 11 植え込みボルト 21 溶接開先用溝 22 溶接開先加工機 23 溶接機(TIG溶接機、MIG溶接機など) 25 FSW溶接機 25a 先端工具 31 プレート供給装置 32 溝加工装置 34 プレート供給装置 35 加工基準面 36 加工基準点 37 加工基準面 38 加工基準点 41 中央制御盤 42 プレート供給装置制御盤 43 溝加工装置制御盤 44 溶接開先加工機制御盤 45 溶接機制御盤 46 プレート供給装置制御盤 47 FSW溶接機制御盤 48 中央制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:36 B23K 101:36 Fターム(参考) 3J071 AA01 AA11 BB14 CC11 DD36 EE02 EE25 EE27 EE32 FF16 4E067 BG00 EB00 EC03 5H027 AA02 BA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工方法であって、 前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接
    合面を溶接することにより、前記プレートを接合するこ
    とを特徴とするロジックプレートの加工方法。
  2. 【請求項2】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工方法であって、 前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートに溶
    接開先用溝を形成する工程と、 この工程に引き続いて前記溶接開先用溝を溶接すること
    により、前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレ
    ートの接合面を溶接して前記プレートを接合する工程と
    を有することを特徴とするロジックプレートの加工方
    法。
  3. 【請求項3】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工装置であって、 前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートに溶
    接開先用溝を形成する溶接開先加工手段と、 この溶接開先加工手段による前記溶接開先用溝の加工に
    引き続いて前記溶接開先用溝を溶接することにより、前
    記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接合
    面を溶接して前記プレートを接合する溶接手段とを備え
    たことを特徴とするロジックプレートの加工装置。
  4. 【請求項4】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工設備であって、 前もって前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記
    流体流路用溝及び前記連通孔が形成された前記プレート
    を供給するプレート供給手段と、 このプレート供給手段によって供給された前記プレート
    に、前記流体流路用溝の全周を巡るように溶接開先用溝
    を形成する溶接開先加工手段と、 この溶接開先加工手段による前記溶接開先用溝の加工に
    引き続いて前記溶接開先用溝を溶接することにより、前
    記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接合
    面を溶接して前記プレートを接合する溶接手段とを備え
    たことを特徴とするロジックプレートの加工設備。
  5. 【請求項5】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工設備であって、 前記プレートを供給するプレート供給手段と、 このプレート供給手段によって供給された前記プレート
    に前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記流体流
    路用溝及び前記連通孔を形成する加工手段と、 この加工手段によって加工されたプレートに、前記流体
    流路用溝の全周を巡るように溶接開先用溝を形成する溶
    接開先加工手段と、 この溶接開先加工手段による前記溶接開先用溝の加工に
    引き続いて前記溶接開先用溝を溶接することにより、前
    記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接合
    面を溶接して前記プレートを接合する溶接手段とを備え
    たことを特徴とするロジックプレートの加工設備。
  6. 【請求項6】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工方法であって、 摩擦攪拌溶接により、前記流体流路用溝の全周を巡るよ
    うに前記プレートの接合面を溶接して前記プレートを接
    合することを特徴とするロジックプレートの加工方法。
  7. 【請求項7】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工装置であって、 前記流体流路用溝の全周を巡るように前記プレートの接
    合面を溶接して前記プレートを接合する摩擦攪拌溶接手
    段を備えたことを特徴とするロジックプレートの加工装
    置。
  8. 【請求項8】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工設備であって、 前もって前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記
    流体流路用溝及び前記連通孔が形成された前記プレート
    を供給するプレート供給手段と、 このプレート供給手段によって供給された前記プレート
    の接合面を前記流体流路用溝の全周を巡るように溶接し
    て前記プレートを接合する摩擦攪拌溶接手段とを備えた
    ことを特徴とするロジックプレートの加工設備。
  9. 【請求項9】 複数枚のプレートを接合してなるロジッ
    クプレートにおいて、該ロジックプレートの何れか一方
    又は両方の表面に装置の構成機器又は部品を配設すると
    ともに前記プレートの接合面に形成する流体流路用溝と
    前記プレートに形成する連通孔とによって前記機器又は
    部品をつなぐように構成してなるロジックプレートの加
    工設備であって、 前記プレートを供給するプレート供給手段と、 このプレート供給手段によって供給された前記プレート
    に前記流体流路用溝若しくは前記連通孔又は前記流体流
    路用溝及び前記連通孔を形成する加工手段と、 この加工手段によって加工されたプレートの接合面を前
    記流体流路用溝の全周を巡るように溶接して前記プレー
    トを接合する摩擦攪拌溶接手段とを備えたことを特徴と
    するロジックプレートの加工設備。
  10. 【請求項10】 請求項1,2又は6に記載するロジッ
    クプレートの加工方法において、 加工の倣い手段として数値制御を行うことを特徴とする
    ロジックプレートの加工方法。
  11. 【請求項11】 請求項3又は7に記載するロジックプ
    レートの加工装置において、 加工の倣い手段として数値制御を行う制御手段を備えた
    ことを特徴とするロジックプレートの加工装置。
  12. 【請求項12】 請求項4,5,8又は9に記載するロ
    ジックプレートの加工設備において、 加工の倣い手段として数値制御を行う制御手段を備えた
    ことを特徴とするロジックプレートの加工設備。
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