JP2002371666A - 天井パネル取付構造 - Google Patents

天井パネル取付構造

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JP2002371666A
JP2002371666A JP2001179070A JP2001179070A JP2002371666A JP 2002371666 A JP2002371666 A JP 2002371666A JP 2001179070 A JP2001179070 A JP 2001179070A JP 2001179070 A JP2001179070 A JP 2001179070A JP 2002371666 A JP2002371666 A JP 2002371666A
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JP
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ceiling
hook
ceiling panel
inward
ceiling panels
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JP2001179070A
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English (en)
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Yasuaki Morimura
泰明 森村
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MORIMURA KINZOKU KK
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MORIMURA KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井のメンテナンスが簡単に行える天井パネ
ル取付構造を提供することである。 【解決手段】 各天井パネル3の外向きの係合片3cを
長くし、互いに隣り合う天井パネル3、3の縁板3a、
3a間の間隔(δ)を、内向きの係合片3bのフック5
への掛けしろ(L)よりも広くして、各天井パネル3を
フック先端側へスライド可能とし、各天井パネル3の外
向きの係合片3cに、隣り合う天井パネル3の内向きの
係合片3bを係止するリブ3dを設けることにより、各
天井パネル3の安定した取付状態が得られるとともに、
天井のメンテナンスを行うときは、各天井パネル3を1
枚ごとに取り外して簡単に作業できるようにしたのであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属薄板等で形
成された天井パネルの天井下地部材への取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工場等の建物の天井には、天井下地部材
に金属薄板等で形成した細長の天井パネルを幅方向に並
べて取り付けたものがある。このような天井の設置工事
では、従来、天井パネルを1枚ずつ下地部材にねじ止め
しており、このねじ止め作業の負荷が大きかった。この
ため、最近では、下地部材の下面側に先端を一定方向に
向けたフックを所定の間隔で設けておき、両側縁に上向
きの縁板を形成して、一方の縁板から内向きに張り出す
係合片と他方の縁板から外向きに張り出す係合片とを設
けた天井パネルを、その外向きの係合片が幅方向で隣り
合う天井パネルの内向きの係合片に重なるように両係合
片で下地部材のフックに掛けて、下地部材に取り付ける
天井パネル取付構造が採用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した天井パネル取
付構造では、取付作業は簡単であるが、各天井パネルが
隣り合う縁板どうしの間にほとんど隙間ができないよう
に取り付けられて、1枚ごとに取り外すことができない
ようになっているので、天井パネルを取り外して天井の
メンテナンスを行う場合には、必ず天井の端の位置に取
り付けたものから順に取り外していく必要があり、非常
に手間がかかる。
【0004】そこで、この発明の課題は、天井のメンテ
ナンスが簡単に行える天井パネル取付構造を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、天井下地部材の下面側に先端が一定方
向に向けられたフックを所定の間隔で設け、両側縁に上
向きの縁板が形成され、一方の縁板から内向きに張り出
す係合片と他方の縁板から外向きに張り出す係合片とを
有する複数の天井パネルを、その外向きの係合片が幅方
向で隣り合う天井パネルの内向きの係合片に重なるよう
に両係合片で前記フックに掛けて、前記下地部材に取り
付ける天井パネル取付構造において、前記各天井パネル
の外向きの係合片を長くし、互いに隣り合う天井パネル
の縁板間に前記内向きの係合片の前記フックへの掛けし
ろよりも広い間隔を形成して、前記各天井パネルをその
内向きの係合片が前記フックから外れるまでフック先端
側へスライド可能とし、前記各天井パネルの外向きの係
合片に、前記幅方向で隣り合う天井パネルの内向きの係
合片を係止する手段を設けた構成を採用したのである。
【0006】すなわち、各天井パネルの外向きの係合片
を長くし、互いに隣り合う天井パネルの縁板間に内向き
の係合片のフックへの掛けしろよりも広い間隔を形成し
て、各天井パネルをフック先端側へスライド可能とする
ことにより、各天井パネルを1枚ごとに取り外せるよう
にするとともに、各天井パネルの外向きの係合片に、幅
方向で隣り合う天井パネルの内向きの係合片を係止する
手段を設けることにより、各天井パネルの安定した取付
状態が得られるようにしたのである。
【0007】前記各天井パネルの外向きの係合片に設け
られ、前記幅方向で隣り合う天井パネルの内向きの係合
片を係止する手段は、下向きに突出するリブとすること
ができる。
【0008】前記下地部材の下面側に、先端が引き下げ
可能なつめを前記各フックと対向させて設けることによ
り、前記各天井パネルのうち、一方の縁板が天井の一端
に位置する天井パネルを、その内向きの係合片が掛けら
れたフックと対向するつめの先端を引き下げて、簡単に
抜け止めすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この天井パネル取付構造
は、図1に示すように、天井下地部材としての複数の野
縁1を、建物内上部の梁(図示省略)から所定の間隔で
吊り下げられた野縁受け2に固定し、各野縁1の下面側
に薄鋼板で形成した細長の天井パネル3を幅方向に並べ
て取り付けたものである。なお、野縁1および野縁受け
2は、いずれも薄鋼板を概ねコの字状に折曲加工して形
成した軽量鉄骨材であり、野縁受け2に取り付けられた
クリップ4により野縁1が野縁受け2に固定されるよう
になっている。
【0010】図2に示すように、前記野縁1の下面側に
は、その長手方向に沿って、先端が一定方向に向けられ
たフック5が、天井パネル3の幅の約1/2の間隔で設
けられ、各フック5に対向する位置に、先端が引き下げ
可能なつめ6が設けられている。
【0011】前記各天井パネル3は、その両側部が折曲
加工されて、両側縁に上向きの縁板3aが形成され、一
方の縁板3aから内向きに張り出す係合片3bと、他方
の縁板3aから外向きに張り出す係合片3cとが設けら
れており、外向きの係合片3cが幅方向で隣り合う天井
パネル3の内向きの係合片3bに重なるように両係合片
3b、3cでフック5に掛けられて、野縁1に取り付け
られている。また、一方の縁板3aが天井の一端に位置
する天井パネル3(図中左側のパネル)は、その内向き
の係合片3bが掛けられたフック5と対向するつめ6の
先端が引き下げられて抜け止めされている。
【0012】なお、前記フック5およびつめ6を天井パ
ネル3の幅の約1/2の間隔で設けたのは、各天井パネ
ル3の半分の幅のパネルや1.5倍の幅のパネルも、必
要に応じて取り付けることができるようにするためであ
る。
【0013】図3に示すように、前記フック5は、野縁
1の下面の一部を加工して形成したもので、基端側に断
面が半円形で平面形状が長円形の突出部5aが設けら
れ、先端側が波状に折り曲げられて、安定して天井パネ
ル3を支えることができる剛性が確保されるとともに、
先端が斜め下方に向けられて、天井パネル3の着脱がし
やすいようになっている。また、前記つめ6は、野縁1
の下面の一部を打ち抜いて形成したもので、先端を簡単
に引き下げることができるようになっている。
【0014】図4に示すように、各天井パネル3の外向
きの係合片3cは、内向きの係合片3bよりも長く形成
されており、互いに隣り合う天井パネル3、3の縁板3
a、3a間の間隔(δ)が、内向きの係合片3bのフッ
ク5への掛けしろ(L)よりも広くなっている。従っ
て、各天井パネル3は、天井の一端に取り付けられたも
のを除いて、その内向きの係合片3bがフック5から外
れるまでフック先端側へスライドさせることができ、1
枚ずつ取り外すことができる。
【0015】また、外向きの係合片3cには、折曲加工
により下向きに突出するリブ3dが設けられており、こ
のリブ3dで隣り合う天井パネル3の内向きの係合片3
bが係止されている。従って、各天井パネル3は、上述
のようにスライド可能であるが、リブ3dによる係止状
態を解除するある程度以上の力が加わらないかぎり、安
定した取付状態で保持される。
【0016】なお、この実施形態では、互いに重なり合
う内向きの係合片3bと外向きの係合片3cとが、フッ
ク5に掛けられるだけでなく、フック5と野縁1とに挟
持されて、各天井パネル3がより安定して保持されるよ
うになっている。
【0017】次に、図5に基づいて、天井パネル3を治
具7を用いて取り外す方法を説明する。この治具7は、
図4に示した天井パネル3取付状態での縁板3a、3a
間の間隔(δ)よりも広幅の歯状の先端部7aを有する
軸7bと、軸7bの基端に取り付けられた羽根状のつま
み7cとから成る。この治具7の先端部7aを互いに隣
り合う縁板3a、3a間に挿入し、つまみ7cを持って
軸7bを回すことにより、治具7の先端部7aで外向き
の係合片3cが設けられた方の縁板3aを押された天井
パネル3が、長手方向の一部で係止状態から解除されて
フック先端側へスライドし、その両係合片3b、3cの
一部がフック5から外れる。この動作を天井パネル3の
長手方向の数箇所で行うことにより、両係合片3b、3
cが全長にわたってフック5から外れ、天井パネル3を
取り外すことができる。
【0018】なお、天井パネル3の取り外しには、この
ような治具は必ずしも必要でなく、外向きの係合片3c
が設けられた方の縁板3aに指を掛けてフック先端側へ
引くことにより、天井パネル3をスライドさせて取り外
すようにしてもよい。また、天井の一端に取り付けられ
た天井パネル3は、この天井パネル3を抜け止めしてい
るつめ6の先端を僅かに押し上げるだけで、簡単にフッ
ク先端側へスライドさせて取り外すことができる。
【0019】上述した実施形態では、隣り合う天井パネ
ルの内向きの係合片を係止する手段として、外向きの係
合片に下向きに突出するリブを設けたが、例えば、外向
きの係合片にフックと同じ向きのつめを設けて、その先
端を引き下げたものとする等、簡単な構成で内向きの係
合片を係止でき、この係止状態がある程度以上の力が加
わったときに解除されるものであれば、どのようなもの
としてもよい。
【0020】また、天井パネルの両係合片、および天井
下地部材のフックやつめの形状については、種々の設計
変更が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の天井パネル取
付構造は、各天井パネルの外向きの係合片を長くし、互
いに隣り合う天井パネルの縁板間に内向きの係合片のフ
ックへの掛けしろよりも広い間隔を形成して、各天井パ
ネルをフック先端側へスライド可能とし、各天井パネル
の外向きの係合片に、幅方向で隣り合う天井パネルの内
向きの係合片を係止する手段を設けたものであるから、
各天井パネルの安定した取付状態が得られるとともに、
天井のメンテナンスを行うときは、各天井パネルを1枚
ごとに取り外して簡単に作業することができる。
【0022】前記下地部材の下面側に、先端が引き下げ
可能なつめを各フックと対向させて設けることにより、
天井の一端に位置する天井パネルを、その内向きの係合
片が掛けられたフックと対向するつめの先端を引き下げ
て、簡単に抜け止めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の天井パネル取付構造の下面側からの
斜視図
【図2】図1の要部拡大斜視図
【図3】a、bは、それぞれ図1の天井パネル取付構造
の下地部材に設けたフックおよびつめの形状を示す縦断
面図および下面側からの平面図
【図4】図2の縦断面図
【図5】図1の天井パネル取付構造での天井パネルの取
り外し方法の一例を説明する下面側からの斜視図
【符号の説明】
1 野縁 2 野縁受け 3 天井パネル 3a 縁板 3b、3c 係合片 3d リブ 4 クリップ 5 フック 5a 突出部 6 つめ 7 治具 7a 先端部 7b 軸 7c つまみ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井下地部材の下面側に先端が一定方向
    に向けられたフックを所定の間隔で設け、両側縁に上向
    きの縁板が形成され、一方の縁板から内向きに張り出す
    係合片と他方の縁板から外向きに張り出す係合片とを有
    する複数の天井パネルを、その外向きの係合片が幅方向
    で隣り合う天井パネルの内向きの係合片に重なるように
    両係合片で前記フックに掛けて、前記下地部材に取り付
    ける天井パネル取付構造において、前記各天井パネルの
    外向きの係合片を長くし、互いに隣り合う天井パネルの
    縁板間に前記内向きの係合片の前記フックへの掛けしろ
    よりも広い間隔を形成して、前記各天井パネルをその内
    向きの係合片が前記フックから外れるまでフック先端側
    へスライド可能とし、前記各天井パネルの外向きの係合
    片に、前記幅方向で隣り合う天井パネルの内向きの係合
    片を係止する手段を設けたことを特徴とする天井パネル
    取付構造。
  2. 【請求項2】 前記各天井パネルの外向きの係合片に設
    けられ、前記幅方向で隣り合う天井パネルの内向きの係
    合片を係止する手段が、下向きに突出するリブである請
    求項1に記載の天井パネル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記下地部材の下面側に、先端が引き下
    げ可能なつめを前記各フックと対向させて設け、前記各
    天井パネルのうち、一方の縁板が天井の一端に位置する
    天井パネルを、その内向きの係合片が掛けられたフック
    と対向するつめの先端を引き下げて抜け止めした請求項
    1または2に記載の天井パネル取付構造。
JP2001179070A 2001-06-13 2001-06-13 天井パネル取付構造 Pending JP2002371666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162335A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Hideo Fujita 外囲体及び外囲体構築工法及び支持金具
JP2008052556A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 New Cosmos Electric Corp 警報器の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162335A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Hideo Fujita 外囲体及び外囲体構築工法及び支持金具
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