JP2002370229A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. それぞれ軸方向に移動可能な型部品を有する型半分を有するタイヤ型において、複数の通気孔形成ピンが、少なくとも１つの前記型部品の、円周方向に間隔をあけた通気位置に取り付けられ、前記通気孔形成ピンの各々は前記タイヤ型のタイヤ形成キャビティの中にほぼ軸方向に延び、それによって、前記型半分が共に軸方向に移動したとき、前記複数の通気孔形成ピンは前記タイヤ型内のタイヤに進入して通気孔を形成することを特徴とするタイヤ型。
2. 上型半分および下型半分を有するタイヤ型内のタイヤのビード領域内に、軸方向に延びる通気孔を成形する方法において、
   （ａ）前記上型半分および前記下型半分の、前記上型半分および前記下型半分の各々のビード形成領域内の間隔をあけて離れた位置に、軸方向に延びているピンを設けることと、
   （ｂ）前記タイヤ型内にタイヤを設置することと、
   （ｃ）前記上型半分と前記下型半分を一緒に軸方向に移動させることによって前記タイヤ型を閉じて、前記ピンをタイヤに進入させて通気孔を形成することと、
   （ｄ）前記タイヤ型内の前記タイヤに圧力をかけて熱を加えることと、
   （ｅ）前記上型半分と前記下型半分を軸方向に離れて移動させることによって前記タイヤ型を開くことと、
   （ｆ）前記タイヤを前記タイヤ型から軸方向に取り除き、前記ピンを前記タイヤの前記ビード領域から引っ込めること
   を特徴とする方法。
3. 前記ピンは、前記上型半分および前記下型半分にねじ込まれ、前記タイヤ型から延びている前記ピンの長さが、前記ピンの回転によって与えられる、請求項２に記載の成形方法。