JP2002370005A - 回収した流出油の油水分離方法及び油水分離装置 - Google Patents

回収した流出油の油水分離方法及び油水分離装置

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JP2002370005A JP2001180358A JP2001180358A JP2002370005A JP 2002370005 A JP2002370005 A JP 2002370005A JP 2001180358 A JP2001180358 A JP 2001180358A JP 2001180358 A JP2001180358 A JP 2001180358A JP 2002370005 A JP2002370005 A JP 2002370005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海上等に流出した油を回収する際に油に混入
する水を、油と水の比重の差を利用することにより簡単
な装置で、確実に効率よく油から分離することができる
し、回収後速やかに油と水に分離するので後処理が容易
である。 【解決手段】 流出油を投入するホッパー1の油流出口
4に傾斜板7が連結してあり、傾斜板7には多数の油水
分離穴8、8、・・・が形成してある。傾斜板7の下端
側7Dには分離油回収槽12が設置してあり、傾斜板7
の真下には分離水回収槽15が設置してある。傾斜板7
は姿勢制御装置9により傾斜角度が可変になっている。
ホッパー1のホッパー本体3には多数本の金属棒からな
る氷塊排出体6が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油タンカーや海
底或は水底油田掘削リグ等から海面や水面に流出した原
油等の油を回収する際に油に混入する水を分離するため
の回収した流出油の油水分離方法及び油水分離装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、海面に流出した原油や重油等の油
(以下、流出油という。)を回収する方法として、真空
吸引法、モップ曳航回収法、回転ドラム掻き寄せ回収
法、グラブバケット回収法等が油の流出量、流出場所、
汚染状況等の諸条件に応じて用いられている。これら回
収法のうちグラブバケット回収法は、台船に搭載したク
レーンから吊り下げたグラブバケットを開閉して流出油
を採取し、例えば回収船の収容槽内に採取した流出油を
バケットを開いて投下する方法である。この方法は原油
等のように粘性が高い油を回収する場合の回収効率に優
れているし、海上が荒れている場合にも回収作業が可能
であるといった長所がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、海面に浮いて
いる油をグラブバケットで採取する場合、油分のみを採
取することは不可能で必ず海水も汲上げることになる。
このため、回収運搬船の収容槽に油と共に海水が貯留す
ることになり、収容槽が早期に満杯になってしまうとい
う問題がある。そこで、回収作業においては回収運搬船
の数を増やすか、1艘当たりの回収サイクルを早めなけ
ればならないということになる。また、収容槽内は油と
水が混入した状態にあるため、陸地で更に油と水に分離
する作業を行なわなければならず、回収作業に多大の時
間、労力及び費用を要するという欠点がある。
【0004】更に、グラブバケットにより氷海で流出油
を回収する場合、油及び海水と共に氷塊も採取してしま
うため、回収運搬船の積載量が早期に許容積載量に達し
てしまうという欠点がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みな
されたもので、流出油の油と水を比重の差を利用するこ
とにより簡単な装置で確実に、かつ効率よく油と水の分
離ができるし、また回収の際に油と水に分離するのでそ
の後の油の処理も容易であり、更に氷塊が浮遊している
氷海での油流出事故にも対処することや、荒天時にも流
出油の油水分離ができるようにした回収した流出油の油
水分離方法、及び油水分離装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された請求項1に記載の発明の手段は、回収
した流出油を傾斜板上で流下させ、該傾斜板に形成した
多数の油水分離穴から流出油に混入した水分のみを下方
に落下させて油分と分離するようにしたことにある。
【0007】また、請求項2に記載の発明を構成する手
段は、回収した流出油を上端側から流下させるための傾
斜板と、該傾斜板に穿設した複数の油水分離穴と、前記
傾斜板の下端側に設置した分離油回収槽と、前記傾斜板
の下方に設置した分離水回収槽とからなる。
【0008】そして、回収した流出油に混入する氷塊は
氷塊除去手段により除去した後、流出油を前記傾斜板上
に流下するようにするとよい。こうすることにより、氷
塊が浮遊している氷海での流出油の油水分離作業も支障
なく行うことができる。
【0009】更に、前記傾斜板は、上端側と下端側の傾
斜角度を可変に構成するとよい。こうすることにより、
回収した油の粘度が高い場合には傾斜板の傾斜を調整す
ることができ分離作業を速やかに行なうことができる。
【0010】更に、請求項5に記載の発明を構成する手
段は、台船に搭載した請求項1記載の回収した流出油の
油水分離装置において、前記傾斜板は縦断面略半円状に
形成し、かつ姿勢制御手段により前記台船の揺動に拘ら
ず該傾斜板を所定の傾斜状態に保持するようにするとよ
い。これにより、台船がローリングとピッチングする荒
天の洋上でも油水の分離作業が可能である。
【0011】前記分離水回収槽に貯留した回収水は濾過
した後水域に還流するから、回収油の貯留量をその分増
大することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。図において、1はグラブバケットA
を用いて回収した流出油を投入するためのホッパーを示
す。該ホッパー1は、鋼材を組み合わせた脚部2と、該
脚部2上に設置したホッパー本体3とから構成してあ
る。そして、該ホッパー本体3は前、後板3A、3B
と、一対の側板3C、3Cと、底板3Dとから上方が開
放した箱状に構成してあり、前板3Aの下端側には油流
出口4を形成して流出用樋4Aを突設してある。また、
後板3Bの上部側には氷塊排出口5が形成してある。
【0013】6は前記ホッパー本体3内の上部側に前板
3Aから後板3Bに下りに傾斜させて着脱可能に設けた
氷塊排出体を示す。該氷塊排出体6は流出油は支障なく
落下するが、ある程度大きい氷塊は滑落して前記氷塊排
出口5からホッパー3の外側に落下するように、複数本
の金属棒を所定の間隔を存して列設した構成からなって
いる。なお、氷塊排出体6は油が流出した海等に氷塊が
ある場合に設置すればよいことは勿論であり、不要時に
は取り外し可能にしておけばよい。
【0014】7はホッパー1に投入された流出油を上端
側から下端側に流下させるための鋼板製或は合成樹脂製
の傾斜板を示す。該傾斜板7は縦長の平板部7Aと、該
平板部7Aの幅方向両端に立設した一対の側板7B、7
Bとから浅底の略凵状に形成してあり、上端側7Cは前
記流出用樋4Aの下側に重畳し、下端側7Dは後述する
分離油回収槽12に突出した状態で上端側7Cが支柱7
Eにより回動可能に枢支されている。
【0015】8、8、・・・は前記傾斜板7の平板部7
Aの略全面に分散させた状態で形成した丸穴からなる複
数の油水分離穴を示す。ここで、油水分離穴8の個々の
面積と形成数の決定にあたっては、実験の結果傾斜板7
を流下させる流出油の単位幅流量、傾斜板7の長さ及び
勾配に相関関係が認められたことから、傾斜板7の全開
口率を設定し、また油の粘度等も考慮して各油水分離穴
8の開口面積と形成数とが設定してある。
【0016】9は傾斜板7の下端側7Dを矢示方向に上
下動させて傾斜角度を変えるための姿勢制御装置を示
す。該姿勢制御装置9は傾斜板7の上端側7Cに設けた
流量センサ10と、設置体と傾斜板7の下端側7Dとの
間に連結した油圧シリンダ装置11と、流量センサ10
の流量信号により該油圧シリンダ装置11を作動する制
御盤(但し、図示せず。)とから構成してある。そし
て、該油圧シリンダ装置11は、流出油の粘性が高い場
合には傾斜角を大きくして流出油の流下速度を早め、ま
た流出油の流量が多い場合には傾斜角を小さくする作動
を行なう。
【0017】また、12は傾斜板7の下端側7Dに設置
した分離油回収槽を示す。該分離油回収槽12は底板1
2A、4面の枠板12B、12B、・・とから上方が開
放した箱状に形成してあり、後側枠板12Bの上部側に
は傾斜板7の下端側7Dが突出する切り欠き部12Cが
形成してある。そして、分離油回収槽12には開閉弁1
3Aを設けた油排出管13及び水抜き栓14が接続して
ある。他方、15は傾斜板7の真下に設置した分離水回
収槽で、該分離水回収槽15は上方が開放した箱型に構
成してあり、傾斜板7上の下層を流れて油水分離穴8、
8、・・・から落下した水を収容するためのものであ
る。そして、分離水回収槽15には貯留した回収水を濾
過した後に水域に還流するための水戻し管16が接続し
てある。
【0018】本実施の形態は上述の構成からなり、グラ
ブバケットAにより回収した流出油はホッパー本体3内
に投下される。採取した流出油に氷塊が混入している場
合、該氷塊は傾斜して設置してある氷塊排出体6により
滑落させて海上に放出する。流出油は氷塊排出体6を通
過してホッパー本体3内に貯えられ、油流出口4から流
出用樋4Aを介して傾斜板7上に流入する。そして、油
の比重は氷海における低温から常温までの広い温度範囲
において海水よりも小さいから、傾斜面7上の下層を海
水が流れ、上層を油が流れることになり、比重の大きい
水は油水分離穴8、8、・・・から分離水回収槽15内
に落下し、比重が小さく、また粘性のある油は傾斜板7
上を流れて分離油回収槽12内に流入する。
【0019】このように、本実施の形態によれば、流出
油に混入している氷塊は氷塊排出体6によって自動的に
海上に放出することができる。また、流出油も多数の油
水分離穴8、8、・・・を形成した傾斜板7上を流下さ
せるだけで比重の差により自動的に油と水に分離するこ
とができる。しかも分離油回収槽12には多少水が混入
するとしても水抜き栓14から排出することにより、水
を実質的に分別して油のみを回収することができるの
で、分離作業が容易であるし作業効率に優れている。
【0020】図2及び図3は第2の実施の形態を示す。
なお、本実施の形態において第1の実施の形態の構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用し、そ
の説明を省略する。図において、21は台船、22は該
台船21上に搭載したホッパーで、該ホッパー22は脚
部23と、該脚部23に支持されたホッパー本体24と
から構成してある。ホッパー本体24は前、後板24
A、24B、側板24C、24C及び底板24Dとから
上方が開放した箱状に構成してあり、前板24Aに形成
した半円状の油流出口25、25、25には凹湾曲状の
ガイド板25A、25A、25Aが突設してある。ま
た、一方の側板24Cには氷塊排出口26が夫々形成し
てある。
【0021】27、27、27は前記油流出口25の各
々に対応して設置した3基の傾斜板を示す。該各傾斜板
27は台船21のローリングによっても流出油が飛散し
ないように凹湾曲状に形成した長尺板からなり、略全面
に多数の油水分離穴28、28、・・・が形成してあ
る。そして、傾斜板27は上端側27Aが前板24に固
着した支持体29に連結ピン30を介して上下方向に回
動可能に支持されており、分離油回収槽12上に突出す
る下端側27Bは分離油回収槽12に固着した凹湾曲状
の受け材31によって接離可能に支承されている。な
お、3基の傾斜板27は連結板32によって一体に連結
してある。
【0022】33は台船21が荒天によりピッチングし
ても前記傾斜板27を所定の傾斜角度に保持するための
姿勢制御装置で、該姿勢制御装置33は傾斜板27に設
けたブラケット33Aと台船21との間に連結した油圧
シリンダ装置33Bと、台船21の前、後側の揺れ角度
を検出する傾斜センサ及び該傾斜センサからの信号によ
り該油圧シリンダ装置33Bを台船21の揺動に応じて
作動させる制御盤(但し、傾斜センサ及び制御盤は図示
せず。)とから構成してある。なお、該姿勢制御装置3
3は流量センサ10からの流量信号により傾斜板27の
傾斜角度を調整する機能も有している。
【0023】本実施の形態は上述の構成からなってお
り、回収した流出油の油と水を分離し、油は分離油回収
槽12に、水は分離水回収槽15に夫々収容する作用は
第1の実施の形態と実質的に同じである。しかし、傾斜
板27は凹湾曲状に形成してあるから、荒天時に台船2
1がローリングした場合でも傾斜板27上を流下する流
出油が周囲に飛散するのを防止できる。また、台船21
がピッチングした場合には、姿勢制御装置33の働きに
より傾斜板27の上下方向の高さを調節することによ
り、傾斜板27は油水の分離に最適な所定の傾斜角度を
保持することができる。
【0024】なお、本実施の形態において、傾斜板27
を3基設置する構成にしたが、この設置数は流出油の処
理能力から適宜決め得るものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)流出油を回収する際に油に混入する水を油から分
離するために油と水の比重の差を利用し、傾斜板上に流
出油を流下させて下層の水は傾斜板の油水分離穴から落
下させ、上層の油は傾斜板上を流下させるようにしたか
ら、分離装置の構成が簡単であるし、確実にまた速やか
に油水を分離することができる。しかも、油水分離機や
分離用フィルタ等は不要であるからランニングコストも
最少限にできる。 (2)回収した流出油に混入する氷塊は氷塊除去手段に
より除去した後、流出油を傾斜板上に流下するようにし
たから、氷塊が浮遊している氷海での流出油の油水分離
作業も支障なく行うことができる。 (3)傾斜板は上下の傾斜角度を可変に構成してあるか
ら、油の粘性や流量を考慮した流下速度に調整すること
ができ、分離作業の効率化を図ることができる。 (4)回収した流出油の油水分離装置を台船に搭載する
場合において、傾斜板は縦断面略凹湾曲状に形成し、か
つ姿勢制御手段により台船の揺動に拘らず傾斜板上下の
傾斜角度を所定の状態に保持するようにしたから、荒天
時に台船がローリングとピッチングの揺動をしても流出
油の油水分離作業を支障なく行うことができる。 (5)分離水回収槽に貯留した水は濾過した後水域に還
流するように構成したから、分離水回収槽の貯水能力に
よる制約を受けることがなく、分離作業の連続運転が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る回収した流出
油の油水分離装置の縦断面図である。
【図2】図2及び図3は第2の実施の形態に係り、図2
は回収した流出油の油水分離装置の全体構成図である。
【図3】回収した流出油の油水分離装置の要部拡大斜視
図である。
【符号の説明】
6 氷塊排出体 7、27 傾斜板 8、28 油水分離穴 9、33 姿勢制御装置 12 分離油回収槽 15 分離水回収槽 21 台船
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/00 C02F 1/40 A C02F 1/40 B01D 23/02 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回収した流出油を傾斜板上で流下させ、
    該傾斜板に形成した多数の油水分離穴から流出油に混入
    する水分のみを下方に落下させて油分と分離するように
    してなる回収した流出油の油水分離方法。
  2. 【請求項2】 回収した流出油を上端側から流下させる
    ための傾斜板と、該傾斜板に形成した複数の油水分離穴
    と、前記傾斜板の下端側に設置した分離油回収槽と、前
    記傾斜板の下方に設置した分離水回収槽とから構成して
    なる回収した流出油の油水分離装置。
  3. 【請求項3】 回収した流出油に混入する氷塊は氷塊除
    去手段により除去した後、流出油を前記傾斜板上に流下
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の回収し
    た流出油の油水分離装置。
  4. 【請求項4】 前記傾斜板は、上端側と下端側の傾斜角
    度が可変に構成してあることを特徴とする請求項1記載
    の回収した流出油の油水分離装置。
  5. 【請求項5】 台船に搭載した請求項1記載の回収した
    流出油の油水分離装置において、前記傾斜板は縦断面略
    半円状に形成し、かつ姿勢制御手段により前記台船の揺
    動に拘らず該傾斜板を所定の傾斜状態に保持するように
    してある回収した流出油の油水分離装置。
  6. 【請求項6】 前記分離水回収槽に貯留した回収水は濾
    過した後水域に還流するように構成してある請求項2又
    は5記載の回収した流出油の油水分離装置。
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