JP2002369032A - フレームシンクロナイザ - Google Patents

フレームシンクロナイザ

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JP2002369032A
JP2002369032A JP2001174623A JP2001174623A JP2002369032A JP 2002369032 A JP2002369032 A JP 2002369032A JP 2001174623 A JP2001174623 A JP 2001174623A JP 2001174623 A JP2001174623 A JP 2001174623A JP 2002369032 A JP2002369032 A JP 2002369032A
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frame
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Ayako Nemoto
亞矢子 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方のアドレス差やクロック位相差を算出す
るには、加算器、減算器や比較器等を用意する必要があ
るため、回路規模が大きくなる課題があった。 【解決手段】 フラグのフラグ値を参照して画像信号を
書き込むフレームメモリを決定し、そのフレームメモリ
に画像信号を書き込んで、当該フレームメモリに対応す
るフラグのフラグ値を更新する一方、フラグのフラグ値
を参照して画像信号を読み出すフレームメモリを決定
し、そのフレームメモリから画像信号を読み出して、当
該フレームメモリに対応するフラグのフラグ値を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレームメモリ
に対する画像データの書き込みと読み出しを非同期に実
施するフレームシンクロナイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画像圧縮技術として広く適用されてい
るMPEG2(Moving Picture Exp
erts Group 2)方式は、動き補償予測符号
化と離散コサイン変換(DCT:Discrete C
osine Transform)符号化及び可変長符
号化を組み合わせたハイブリッド符号化方式である。動
き予測方式は3種類あり、フレーム内符号化を行うイン
トラ符号化フレーム(以下、Iピクチャと称する)、時
間的に前方向のフレームとの間で動き予測を行ってその
差分をとり、動き予測の情報と差分値を送ることによっ
てデータを圧縮する前方向予測符号化フレーム(以下、
Pピクチャと称する)及び時間的に前方向、後方向、も
しくは両方向のいずれかのフレーム間で予測を行い、デ
ータを圧縮する両方向予測符号化フレーム(以下、Bピ
クチャと称する)である。これらの動き予測方式を用い
て、Iピクチャを先頭とするGOPというピクチャ群を
制御し、それを周期的に繰り返し符号化を行うのが一般
的である。
【0003】図6は例えばGOPのピクチャ枚数(以
下、N値と称する)を15、IピクチャとPピクチャ、
もしくは、PピクチャとPピクチャの間隔(以下、M値
と称する)を3とするときの構成例である。図6のよう
に、1GOPは1枚のIピクチャ、4枚のPピクチャ及
び10枚のBピクチャから構成される。このとき、Bピ
クチャは時間的に前方向と後方向のIまたはPピクチャ
を用いてフレーム間予測を行うため、入力ピクチャ順か
ら符号化ピクチャ順への並べ替えが行われる。このた
め、入力画像をフレームメモリに入力ピクチャ順に一旦
書き込んだ後、符号化ピクチャ順にフレームメモリから
読み出して符号化を行う。図7はフレームメモリを6面
持った場合の書き込み及び読み出し面の動きを示してい
る。
【0004】このような動画像符号化システムにおい
て、入力画像のフレーム同期信号と符号化のフレーム同
期信号が非同期の場合や、入力信号がスイッチャ等によ
って切り替えられ、入力信号の同期に揺らぎが発生した
場合等には、この非同期性を吸収して符号化部へ継続的
に信号を入力する必要がある。
【0005】そこで、従来はフレームメモリへの書き込
み及び読み出しタイミングの位相差を監視し、追い越し
が生じた場合には、書き込みまたは読み出し面を制御す
る。あるいは、書き込み動作を禁止する等によってフレ
ームシンクロナイズ機能を実現し、連続したピクチャデ
ータを入力している。
【0006】図8は例えば特開平2−192367号公
報に示された従来のフレームシンクロナイザを示す構成
図であり、図において、31は画像信号を格納するフレ
ームメモリ、32は書き込み信号制御器、33は書き込
み信号生成器、34は読み出し信号生成器、35は書き
込み禁止制御器、36は書き込みクロック生成器、37
は書き込み同期信号生成器、38は読み出しクロック生
成器、39は読み出し同期信号生成器である。
【0007】次に動作について説明する。書き込み同期
信号生成器37は、符号化画像信号を入力すると、その
符号化画像信号を監視して書き込み同期信号を生成す
る。書き込み信号生成器33は、書き込み同期信号生成
器37が書き込み同期信号を生成すると書き込みアドレ
スを生成し、書き込みクロック生成器36により生成さ
れる書き込みクロックに同期して、当該書き込みアドレ
スを含む書き込み信号を書き込み信号制御器32に出力
する。書き込み信号制御器32は、書き込み信号生成器
33から書き込み信号を受けると、その書き込み信号に
したがってフレームメモリ31内の指定されたアドレス
へ符号化画像信号の書き込みを行う。
【0008】一方、読み出し同期信号生成器39は、参
照同期信号を監視して読み出し同期信号を生成する。読
み出し信号生成器34は、読み出し同期信号生成器39
が読み出し同期信号を生成すると読み出しアドレスを生
成し、読み出しクロック生成器38により生成される読
み出しクロックに同期して、当該読み出しアドレスを含
む読み出し信号をフレームメモリ31に出力し、フレー
ムメモリ31内の指定アドレスから符号化画像信号の読
み出しを行う。
【0009】ここで、書き込み信号制御器32が書き込
み指示を行うときのクロックと、読み出し信号生成器3
4が読み出し指示を行うときのクロックは、互いに独立
している。そこで、書き込み禁止制御器35が、書き込
み信号生成器33及び読み出し信号生成器34から出力
される書き込みアドレス及び読み出しアドレスを連続的
に入力し、フレームメモリ31における双方のアドレス
の差を求める。
【0010】また、書き込みクロック生成器36及び読
み出しクロック生成器38の出力から書き込みクロック
と読み出しクロックの差を求め、このクロック差と上記
アドレス差から追い越しが発生するラインを求め、この
ラインに対する書き込み動作が指示されたときには、書
き込みを禁止するよう書き込み信号制御器32に書き込
み禁止信号を出力する。書き込み信号制御器32は、書
き込み禁止信号が供給されている間は、フレームメモリ
31への書き込みを禁止するような制御を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレームシンク
ロナイザは以上のように構成されているので、書き込み
禁止制御器35が双方のアドレス差やクロック位相差を
算出すれば、書き込みまたは読み出しの追い越しを防止
することができるが、双方のアドレス差やクロック位相
差を算出するには、加算器、減算器や比較器等を用意す
る必要があるため、回路規模が大きくなる課題があっ
た。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路規模の増大を招くことなく、
書き込みまたは読み出しの追い越しを防止することがで
きるフレームシンクロナイザを得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフレーム
シンクロナイザは、フラグのフラグ値を参照して画像デ
ータを書き込むフレームメモリを決定し、そのフレーム
メモリに画像データを書き込んで、当該フレームメモリ
に対応するフラグのフラグ値を更新する書き込み制御手
段と、フラグのフラグ値を参照して画像データを読み出
すフレームメモリを決定し、そのフレームメモリから画
像データを読み出して、当該フレームメモリに対応する
フラグのフラグ値を更新する読み出し制御手段とを設け
たものである。
【0014】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、書き込み対象のフレームメモリを更新する際、書き
込み対象のフレームメモリに対応するフラグのフラグ値
が画像データの読み出し未完了を示す場合、前フレーム
の画像データを書き込んだフレームメモリを書き込み対
象に変更するようにしたものである。
【0015】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、読み出し対象のフレームメモリを更新する際、読み
出し対象のフレームメモリに対応するフラグのフラグ値
が画像データの書き込み未完了を示す場合、前回画像デ
ータを読み出したフレームメモリを読み出し対象に変更
するようにしたものである。
【0016】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、IピクチャとPピクチャ、または、PピクチャとP
ピクチャの間隔を示すM値にしたがって符号化順を決定
して読み出し対象のフレームメモリを更新するようにし
たものである。
【0017】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、画像データの特徴を抽出し、その特徴に合わせてM
値を変更するようにしたものである。
【0018】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、画像データの特徴としてフレーム間差分絶対値和を
抽出するようにしたものである。
【0019】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、画像データの特徴として画像データフレームの平均
値を抽出するようにしたものである。
【0020】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、画像データの特徴として画像データフレームの分散
値を抽出するようにしたものである。
【0021】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、前フレームの動きベクトルの大きさを用いてM値を
変更するようにしたものである。
【0022】この発明に係るフレームシンクロナイザ
は、前フレームの動きベクトルの評価値を用いてM値を
変更するようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるフ
レームシンクロナイザを示す構成図であり、図におい
て、11は入力した画像信号を格納する6面のフレーム
メモリ群、12は各フレームメモリとそれぞれ対応付け
られたフラグを有するフラグ回路、13は各フレームメ
モリに対する画像信号の書き込みを指示する書き込み制
御部、14は各フレームメモリからの画像信号の読み出
しを指示する読み出し制御部である。
【0024】15は書き込みクロックを生成する書き込
みクロック生成部、16は書き込み同期信号を生成する
書き込み同期信号生成部、17は読み出しクロックを生
成する読み出しクロック生成部、18は読み出し同期信
号を生成する読み出し同期信号生成部、19は任意のフ
レームメモリから読み出された有効な画像信号を選択し
て出力するセレクタ、20はセレクタ19から出力され
た画像信号を符号化する符号化部である。なお、書き込
み制御部13、書き込みクロック生成部15及び書き込
み同期信号生成部16から書き込み制御手段が構成さ
れ、読み出し制御部14、読み出しクロック生成部17
及び読み出し同期信号生成部18から読み出し制御手段
が構成されている。
【0025】次に動作について説明する。書き込み同期
信号生成部16は、画像信号を入力すると、その画像信
号を監視し、1フレーム毎に書き込み同期信号を生成す
る。書き込み制御部13は、書き込み同期信号生成部1
6から書き込み同期信号を受ける毎に、書き込み対象の
フレームメモリを更新する。即ち、書き込み同期信号を
受ける毎に、書き込みフレーム面の値を1インクリメン
トする(図1の例では、#0〜#5のフレームメモリが
あるので、書き込みフレーム面の値が“0”から“5”
になるまでインクリメントを繰り返し、“5”になると
次のタイミングで“0”にリセットする)。
【0026】そして、書き込み制御部13は、書き込み
フレーム面の値を1インクリメントすると、書き込みフ
レーム面の値を有するフレームメモリに係るフラグ回路
12のフラグを参照する。例えば、書き込みフレーム面
の値が“3”であれば、#3のフレームメモリに対応す
るフラグを参照する。そのフラグのフラグ値が“0”で
あれば、当該フレームメモリを画像信号の書き込み対象
に決定し、1フレーム前に書き込みを終了したフレーム
メモリに対応するフラグを“1”に更新する。
【0027】しかし、そのフラグのフラグ値が“1”で
あれば、当該フレームメモリからの画像信号の読み出し
が未完了であると判断し、1フレーム前の画像信号を書
き込んだフレームメモリを書き込み対象に変更し、1フ
レーム前のデータに上書きを行うこととする。このよう
にして、書き込み対象のフレームメモリを決定すると、
1フレーム分の画像信号を書き込むための制御信号を生
成し、当該フレームメモリ対して画像信号の書き込みを
行う。
【0028】一方、読み出し同期信号生成部18は、符
号化クロックと符号化同期信号を入力して読み出し同期
信号を生成する。読み出し制御部14は、例えば、Iピ
クチャとPピクチャ、または、PピクチャとPピクチャ
の間隔を示すM値にしたがって符号化順を決定して読み
出しフレーム面の値を計算する。
【0029】そして、読み出し制御部14は、読み出し
フレーム面の値を有するフレームメモリに係るフラグ回
路12のフラグを参照する。例えば、読み出しフレーム
面の値が“2”であれば、#2のフレームメモリに対応
するフラグを参照する。そのフラグのフラグ値が“1”
であれば、当該フレームメモリを画像信号の読み出し対
象に決定し、1フレーム前に読み出しを終了したフレー
ムメモリに対応するフラグを“0”に更新する。
【0030】しかし、そのフラグのフラグ値が“0”で
あれば、当該フレームメモリに対する画像信号の書き込
みが未完了であると判断し、前回画像データを読み出し
たフレームメモリを読み出し対象に変更する。即ち、M
値にしたがって入力順で考えたときに同じフレームが繰
り返されるようなアクセス面を決定し、同じフレームの
データを2回読み出すこととする。このようにして、読
み出し対象のフレームメモリを決定すると、1フレーム
分の画像信号を読み出すための制御信号を生成し、当該
フレームメモリから画像信号の読み出しを行う。なお、
フレームメモリから読み出された画像信号はセレクタ1
9を介して符号化部20に出力され、符号化部20によ
り符号化される。
【0031】なお、図2は書き込みタイミングが読み出
しタイミングを追い越した場合におけるフレームメモリ
アクセス面の動き例を示す説明図である。図3は読み出
しタイミングが書き込みタイミングを追い越した場合に
おけるフレームメモリアクセス面の動き例を示す説明図
である。
【0032】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、フラグのフラグ値を参照して画像信号を書き
込むフレームメモリを決定し、そのフレームメモリに画
像信号を書き込んで、当該フレームメモリに対応するフ
ラグのフラグ値を更新する一方、フラグのフラグ値を参
照して画像信号を読み出すフレームメモリを決定し、そ
のフレームメモリから画像信号を読み出して、当該フレ
ームメモリに対応するフラグのフラグ値を更新するよう
に構成したので、回路規模の増大を招くことなく、書き
込みまたは読み出しの追い越しを防止することができる
効果を奏する。
【0033】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるフレームシンクロナイザを示す構成図であ
り、図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示すので説明を省略する。21は画像信号の特徴を示
すフレーム間差分絶対値和を抽出する画像特徴抽出部、
22は画像特徴抽出部21により抽出されたフレーム間
差分絶対値和に基づいてM値を変更するプロセッサであ
る。なお、画像特徴抽出部21及びプロセッサ22は読
み出し制御手段を構成している。
【0034】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、読み出し制御部14が参照するM値の変更に
ついては特に言及していないが、画像信号の特徴を示す
フレーム間差分絶対値和に基づいてM値を変更するよう
にしてもよい。例えば、フレーム間差分絶対値和が所定
値より大きい場合、動きが大きいので、M値を小さくす
れば、予測精度を高めることができる。これにより、符
号化画像の高画質化を実現することができる効果を奏す
る。
【0035】実施の形態3.上記実施の形態2では、画
像信号の特徴としてフレーム間差分絶対値和を抽出する
ものについて示したが、画像信号の特徴として画像信号
フレームの平均値や分散値を抽出するようにしてもよ
く、上記実施の形態2と同様の効果を奏することができ
る。
【0036】実施の形態4.上記実施の形態2では、画
像信号の特徴に合わせてM値を変更するものについて示
したが、図5に示すように、符号化部20により前フレ
ームの動き検出結果として得られる動きベクトルの大き
さや評価値を用いてM値を変更するようにしてもよい。
これにより、符号化画像の高画質化を実現することがで
きる効果を奏する。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フラ
グのフラグ値を参照して画像データを書き込むフレーム
メモリを決定し、そのフレームメモリに画像データを書
き込んで、当該フレームメモリに対応するフラグのフラ
グ値を更新する書き込み制御手段と、フラグのフラグ値
を参照して画像データを読み出すフレームメモリを決定
し、そのフレームメモリから画像データを読み出して、
当該フレームメモリに対応するフラグのフラグ値を更新
する読み出し制御手段とを設けるように構成したので、
回路規模の増大を招くことなく、書き込みまたは読み出
しの追い越しを防止することができる効果がある。
【0038】この発明によれば、書き込み対象のフレー
ムメモリを更新する際、書き込み対象のフレームメモリ
に対応するフラグのフラグ値が画像データの読み出し未
完了を示す場合、前フレームの画像データを書き込んだ
フレームメモリを書き込み対象に変更するように構成し
たので、書き込みの追い越しを防止することができる効
果がある。
【0039】この発明によれば、読み出し対象のフレー
ムメモリを更新する際、読み出し対象のフレームメモリ
に対応するフラグのフラグ値が画像データの書き込み未
完了を示す場合、前回画像データを読み出したフレーム
メモリを読み出し対象に変更するように構成したので、
読み出しの追い越しを防止することができる効果があ
る。
【0040】この発明によれば、IピクチャとPピクチ
ャ、または、PピクチャとPピクチャの間隔を示すM値
にしたがって符号化順を決定して読み出し対象のフレー
ムメモリを更新するように構成したので、符号化順に画
像データを読み出すことができる効果がある。
【0041】この発明によれば、画像データの特徴を抽
出し、その特徴に合わせてM値を変更するように構成し
たので、符号化画像の高画質化を実現することができる
効果がある。
【0042】この発明によれば、画像データの特徴とし
てフレーム間差分絶対値和を抽出するように構成したの
で、画像データに見合うM値を設定することができる効
果がある。
【0043】この発明によれば、画像データの特徴とし
て画像データフレームの平均値を抽出するように構成し
たので、画像データに見合うM値を設定することができ
る効果がある。
【0044】この発明によれば、画像データの特徴とし
て画像データフレームの分散値を抽出するように構成し
たので、画像データに見合うM値を設定することができ
る効果がある。
【0045】この発明によれば、前フレームの動きベク
トルの大きさを用いてM値を変更するように構成したの
で、符号化画像の高画質化を実現することができる効果
がある。
【0046】この発明によれば、前フレームの動きベク
トルの評価値を用いてM値を変更するように構成したの
で、符号化画像の高画質化を実現することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフレームシン
クロナイザを示す構成図である。
【図2】 書き込みタイミングが読み出しタイミングを
追い越した場合におけるフレームメモリアクセス面の動
き例を示す説明図である。
【図3】 読み出しタイミングが書き込みタイミングを
追い越した場合におけるフレームメモリアクセス面の動
き例を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるフレームシン
クロナイザを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるフレームシン
クロナイザを示す構成図である。
【図6】 例えばGOPのピクチャ枚数を15、Iピク
チャとPピクチャ、もしくは、PピクチャとPピクチャ
との間隔を3とするときの構成例を示す説明図である。
【図7】 フレームメモリを6面持った場合の書き込み
及び読み出し面の動きを示す説明図である。
【図8】 従来のフレームシンクロナイザを示す構成図
である。
【符号の説明】
11 フレームメモリ群、12 フラグ回路、13 書
き込み制御部(書き込み制御手段)、14 読み出し制
御部(読み出し制御手段)、15 書き込みクロック生
成部(書き込み制御手段)、16 書き込み同期信号生
成部(書き込み制御手段)、17 読み出しクロック生
成部(読み出し制御手段)、18 読み出し同期信号生
成部(読み出し制御手段)、19 セレクタ、20 符
号化部、21 画像特徴抽出部(読み出し制御手段)、
22 プロセッサ(読み出し制御手段)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを格納する複数のフレームメ
    モリと、上記複数のフレームメモリとそれぞれ対応付け
    られた複数のフラグと、上記フラグのフラグ値を参照し
    て画像データを書き込むフレームメモリを決定し、その
    フレームメモリに画像データを書き込んで、当該フレー
    ムメモリに対応するフラグのフラグ値を更新する書き込
    み制御手段と、上記フラグのフラグ値を参照して画像デ
    ータを読み出すフレームメモリを決定し、そのフレーム
    メモリから画像データを読み出して、当該フレームメモ
    リに対応するフラグのフラグ値を更新する読み出し制御
    手段とを備えたフレームシンクロナイザ。
  2. 【請求項2】 書き込み制御手段は、書き込み対象のフ
    レームメモリを更新する際、書き込み対象のフレームメ
    モリに対応するフラグのフラグ値が画像データの読み出
    し未完了を示す場合、前フレームの画像データを書き込
    んだフレームメモリを書き込み対象に変更することを特
    徴とする請求項1記載のフレームシンクロナイザ。
  3. 【請求項3】 読み出し制御手段は、読み出し対象のフ
    レームメモリを更新する際、読み出し対象のフレームメ
    モリに対応するフラグのフラグ値が画像データの書き込
    み未完了を示す場合、前回画像データを読み出したフレ
    ームメモリを読み出し対象に変更することを特徴とする
    請求項1記載のフレームシンクロナイザ。
  4. 【請求項4】 読み出し制御手段は、IピクチャとPピ
    クチャ、または、PピクチャとPピクチャの間隔を示す
    M値にしたがって符号化順を決定して読み出し対象のフ
    レームメモリを更新することを特徴とする請求項3記載
    のフレームシンクロナイザ。
  5. 【請求項5】 読み出し制御手段は、画像データの特徴
    を抽出し、その特徴に合わせてM値を変更することを特
    徴とする請求項4記載のフレームシンクロナイザ。
  6. 【請求項6】 読み出し制御手段は、画像データの特徴
    としてフレーム間差分絶対値和を抽出することを特徴と
    する請求項5記載のフレームシンクロナイザ。
  7. 【請求項7】 読み出し制御手段は、画像データの特徴
    として画像データフレームの平均値を抽出することを特
    徴とする請求項5記載のフレームシンクロナイザ。
  8. 【請求項8】 読み出し制御手段は、画像データの特徴
    として画像データフレームの分散値を抽出することを特
    徴とする請求項5記載のフレームシンクロナイザ。
  9. 【請求項9】 読み出し制御手段は、前フレームの動き
    ベクトルの大きさを用いてM値を変更することを特徴と
    する請求項4記載のフレームシンクロナイザ。
  10. 【請求項10】 読み出し制御手段は、前フレームの動
    きベクトルの評価値を用いてM値を変更することを特徴
    とする請求項4記載のフレームシンクロナイザ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019994A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Sony Corp 符号化装置、符号化方法およびそのプログラム
JP2012044505A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Seiko Epson Corp 映像処理装置、及び映像表示装置

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