JP2002368846A - メディア出力制御方法及び携帯端末装置 - Google Patents

メディア出力制御方法及び携帯端末装置

Info

Publication number
JP2002368846A
JP2002368846A JP2001176157A JP2001176157A JP2002368846A JP 2002368846 A JP2002368846 A JP 2002368846A JP 2001176157 A JP2001176157 A JP 2001176157A JP 2001176157 A JP2001176157 A JP 2001176157A JP 2002368846 A JP2002368846 A JP 2002368846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
portable terminal
terminal device
media information
media
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001176157A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ota
賢 太田
Keitoku Isoda
佳徳 礒田
Tomohiro Nakagawa
智尋 中川
Toshiaki Sugimura
利明 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001176157A priority Critical patent/JP2002368846A/ja
Publication of JP2002368846A publication Critical patent/JP2002368846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、携帯端末装置の携帯性を損な
うことなく携帯端末装置に蓄積されたメディア情報を外
部の出力機器に出力させることができるようなメディア
出力制御方法を提供することである。 【解決手段】上記課題は、携帯端末装置と所定のプロト
コルに従って短距離無線通信を行うことのできる出力機
器を探索し、該携帯端末装置と上記探索にて得られた出
力機器とを上記短距離無線通信にて情報転送可能な状態
となるように接続し、該携帯端末装置装置から上記メデ
ィア情報を上記短距離無線通信にて当該携帯端末装置に
接続された出力機器に転送し、するメディア情報転送手
順とを有し、該携帯端末装置に接続された上記出力機器
からメディア情報を出力させるようにしたメディア出力
制御方法にて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽、映像などの
メディア情報を出力機器から出力させるためのメデア出
力制御方法に係り、詳しくは、携帯端末装置に蓄積され
たメディア情報を出力機器から出力させるためのメディ
ア出力制御方法に関する。
【0002】また、本発明は、そのようなメディア出力
制御方法にてメディア情報の出力制御を行う携帯端末装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】音楽、映像などのメディア情報の再生機
能を有する携帯電話機等の携帯端末装置が提案されてい
る。しかし、携帯端末装置ではその携帯性を優先するこ
とから、そのメディアの出力品質(音質、画質など)は
十分なものではない。
【0004】そこで、携帯端末装置に保存されたメディ
ア情報をその携帯端末が有する出力機器(表示器、スピ
ーカ、ヘッドホーン等)から出力させるのではなく、携
帯端末装置に他の出力機器(テレビジョン装置)を接続
してその出力機器から音楽や映像のメディア情報を出力
することが提案されている(例えば、特開2000-32454
4)。メディア情報の出力制御により、携帯端末装置に
蓄積されたメディア情報を外部に接続された出力機器か
ら十分な品質にて得ることができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなメディア情報の出力制御を行う場合、携帯端末装
置にケーブルでテレビジョン装置等の出力機器を接続し
なければならず、そのメディア情報の出力時における携
帯端末装置の携帯性が極端に損なわれる。
【0006】そこで、本発明の第一の課題は、携帯端末
装置の携帯性を損なうことなく携帯端末装置に蓄積され
たメディア情報を外部の出力機器に出力させることがで
きるようなメディア出力制御方法を提供することであ
る。
【0007】また、本発明の第二の課題は、そのような
メディア出力制御方法にてメディア情報の出力制御を行
う携帯端末装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、携帯
端末装置に蓄積されたメディア情報を出力機器から出力
ささせるためのメディア出力制御方法において、携帯端
末装置と所定のプロトコルに従って短距離無線通信を行
うことのできる出力機器を探索する機器探索手順と、該
携帯端末装置と上記機器探索手順にて得られた出力機器
とを上記短距離無線通信にて情報転送可能な状態となる
ように接続する接続手順と、該携帯端末装置装置から上
記メディア情報を上記短距離無線通信にて当該携帯端末
装置に接続された出力機器に転送するメディア情報転送
手順とを有し、該携帯端末装置に接続された上記出力機
器からメディア情報を出力させるように構成される。
【0009】このようなメディア出力制御方法では、短
距離無線通信での探索の結果得られた出力機器と携帯端
末装置とを短距離無線通信にて情報転送可能な状態とな
るように接続し、携帯端末装置からその接続された出力
機器に短距離無線通信にてメディア情報を転送する。
【0010】上記所定のプロトコルに従った短距離無線
通信は、情報の転送及び機器の探索に係る通信が可能で
あれば、特に限定されず、例えば、Bluetoothのプロト
コルに従った短距離無線通信を用いることができる。
【0011】所定の要求からメディア情報の出力機器か
らの出力までの遅延時間をより短くすることができると
いう観点から、本発明は、請求項2に記載されるよう
に、上記メディア出力制御方法において、上記機器探索
手順での処理を行った後に、携帯端末装置にて発生され
る所定の要求に基づいて上記接続手順での処理を開始す
るように構成することができる。
【0012】上記所定の要求は、携帯端末装置で発生さ
れるものであれば特に限定されず、例えば、携帯端末装
置の操作に基づくものであっても、また、何らかの状態
を検出した結果に基づくものであってもよい。
【0013】所定の要求からメディア情報の出力機器か
らの出力までの遅延時間を更に短くすることができると
いう観点から、本発明は、請求項3に記載されるよう
に、上記メディア出力制御方法において、上記機器探索
手順及び上記接続手順での処理を行った後に、該携帯端
末装置にて発生される所定の要求に基づいて上記メディ
ア情報転送手順を開始するように構成することができ
る。
【0014】メディア情報の途切れ無く、出力機器の切
換が行えるという観点から、本発明は、請求項4に記載
されるように、上記各メディア出力制御方法において、
上記メディア情報が一の出力機器から出力されている状
態で、上記機器探索手順及び接続手順での処理を実行
し、上記メディア情報転送手順での処理が開始された後
に上記一の出力機器からのメディア情報の出力を停止さ
せるように構成できる。
【0015】上記メディア情報が出力される一の出力機
器は、携帯端末装置に備えられた出力機器であっても、
請求項5に記載されるように、上記手順に従ってメディ
ア情報を受信する外部の出力機器であってもよい。
【0016】出力機器から出力されるメディア情報の品
質ができるだけ低下しないように、メディア情報の出力
機器の引継が自動的にできるという観点から、本発明
は、請求項6に記載されるように、上記メディア出力制
御方法において、携帯端末装置がそれに接続された第一
の出力機器に上記短距離無線通信にてメディア情報を転
送している状態で、上記機器探索手順にて該携帯端末装
置と上記短距離無線通信を行うことのできる第二の出力
機器を探索した後、上記接続手順にて該携帯端末装置と
その機器探索手順にて得られた第二の出力機器とを接続
し、上記第第一の出力機器でのメディア情報の受信品質
が所定の品質より低下したときに、携帯端末装置にて所
定の要求が発生するように構成することができる。
【0017】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項7に記載されるように、メディア情報を蓄積
するメディア情報蓄積手段を有し、該蓄積手段に蓄積さ
れたメディア情報を出力機器から出力させる携帯端末装
置において、所定のプロトコルに従って短距離無線通信
を行うことのできる出力機器を探索する機器探索手段
と、当該携帯端末装置と上記機器探索手段にて得られた
出力機器とを上記短距離無線通信にて情報転送可能な状
態となるように接続する接続手段と、上記蓄積手段に蓄
積されたメディア情報を上記短距離無線通信にて当該携
帯端末装置に接続された出力機器に転送するメディア情
報転送制御手段とを有するように構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0019】本発明の実施の一形態に係るメディア情報
の出力制御方法が適用されるシステムの構成例が図1に
示される。
【0020】図1において、このシステムでは、携帯電
話機(携帯端末装置)10は、所定のプロトコル(例え
ば、Bluetooth)に従った短距離無線通信にて、外部機
器となるヘッドセット20及びテレビ装置30との間で
情報転送が可能となる。この携帯電話機10は、例え
ば、図2に示すように構成される。
【0021】図2において、携帯電話機10は、通常の
携帯電話機と同様に、表示・再生部101、入力部10
2、公衆無線制御部103、公衆無線通信を行う発信器
104及び受信器105及び制御部120を有してい
る。更に、この携帯電話機10は、メディアデータ管理
部121及びメディアデータ蓄積部122を有すると共
に、短距離無線制御部110、短距離無線通信を行う発
信器111及び受信器112及び機器発見部115を有
する。
【0022】表示・再生部101は、表示パネル、スピ
ーカなどを有し、制御部120による制御に従って、各
種情報の表示及び音声出力を行う。入力部102は、マ
イク、操作キーなどを備え、ユーザの音声入力や各種情
報の入力を行う。入力部102にて入力された音声信号
や各種情報は制御部120に供給される。
【0023】公衆無線制御部103は、発信器104及
び受信器105を制御することにより、公衆網との無線
通信の制御を行う。例えば、受信器105にて受信され
た公衆網からの信号は、公衆無線制御部103を介して
制御部120に供給され、更に、その信号は制御部12
0から表示・再生部101に供給されてその表示・再生
部101から出力される(例えば、音声出力)。入力部
102にて入力された音声信号は制御部120を介して
公衆無線制御部103に供給され、更に、その音声信号
は公衆無線制御部103から発信器104に供給されて
その発信器104から公衆網に対して送信される。
【0024】メディアデータ蓄積部122は、例えば、
公衆無線制御部103、発信器104及び受信器105
による公衆無線通信により受信されたメディア情報(例
えば、音声情報、映像情報、静止画像情報等)を蓄積し
ている。メディア管理部121は、メディアデータ蓄積
部122に蓄積されるメディア情報の管理を行う。
【0025】短距離無線制御部110は、発信器111
及び受信器112を制御することにより外部機器(ヘッ
ドセット20、テレビ装置30等)との短距離無線通信
の制御を行う。この短距離無線通信は、例えば、Blueto
othの通信プロトコルに従ってなされる。この短距離無
線通信において発信器111から外部機器に送信すべき
情報は、制御部120から短距離無線制御部110に供
給され、また、その短距離無線通信において受信器11
2にて受信された情報は、短距離無線制御部110を介
して制御部120及び機器発見部115に供給される。
【0026】機器発見部115は、制御部120による
制御に基づいて、メディアデータ蓄積部122に蓄積さ
れたメディア情報を転送すべき外部機器を探索するため
の処理を行う。この機器発見部115での処理に基づい
て短距離無線制御部110は、当該携帯電話機10の周
囲に向けて機器問い合わせ情報を、Bluetoothの通信プ
ロトコルに従って送信するための制御を行う(外部機器
の探索処理)。その機器問い合わせに対する外部機器か
らの応答信号を受信器112が受信すると、その応答信
号は短距離無線制御部110及び機器発見部115を介
して制御部120に供給される。
【0027】上記のような携帯電話機10でのメディア
情報(例えば、音声情報及び映像情報からなるビデオ情
報)の出力制御は、例えば、図3乃至図5に示す手順に
従って行われる。
【0028】図3において、メディア情報の再生モード
にある携帯電話機10では、機器発見部115からの指
示に従った短距離無線制御部110での制御に基づい
て、当該携帯電話機10の周囲に機器問い合わせ情報が
Bluetoothに従った短距離無線通信にて送信される。こ
の機器問い合わせは、携帯電話機10が自律的に行う。
この機器問い合わせ情報を、例えば、当該携帯電話機1
0のユーザが装着するヘッドセット20(外部機器)が
受信すると、そのヘッドセット20は、当該携帯電話機
10に対して応答信号(機器応答)を短距離無線通信に
て送信する。この応答信号が携帯電話機10の受信器1
12にて受信され、その受信器112から短距離無線制
御部110を介して機器発見部115に供給されると、
機器発見部115は、メディア情報の出力機器としてヘ
ッドセット20を認識する。
【0029】この状態において、ユーザが入力部102
の操作キーにより所定のスタート操作(START)を行う
と、その操作情報に基づいて制御部120は、機器要求
信号を機器発見部115に供給する。機器発見部115
は、この機器要求信号を入力すると、上記のようにして
認識した出力機器としての外部機器があれば、その外部
機器を指定する機器応答信号を制御部120に供給す
る。この場合、機器発見部115は、外部機器としてヘ
ッドセット20を認識しているので、このヘッドセット
20を指定する機器応答信号が機器発見部115から制
御部120に供給される。
【0030】制御部120は、このヘッドセット20の
機器応答信号を入力すると、短距離無線制御部110に
対してヘッドセット20との接続を指示する。その結
果、短距離無線制御部110による制御のもと、発信器
111から接続信号(connect)がヘッドセット20に
短距離無線通信にて送信される。この接続信号を受信し
たヘッドセット20は、その確認信号(ack)を携帯電
話機10に送信する。この確認信号が携帯電話機10の
受信器112にて受信され、受信器112から短距離無
線制御部110を介して制御部120に供給されると、
制御部120は、メディアデータ蓄積部122から再生
すべきビデオ情報を読み出して、そのビデオ情報のうち
の映像情報を表示・再生部101に供給すると共に、音
声情報を短距離無線制御部110に供給する。
【0031】その結果、音声情報が発信器111からヘ
ッドセット20に短距離無線通信にて順次送信される。
この音声情報を受信したヘッドセット20は、その受信
確認を携帯電話機10に返送すると共に、その音声情報
の出力を行う。また、このとき、表示・再生部101に
供給された映像情報は、その表示・再生部101から出
力される。これにより、ユーザは、携帯電話機10の表
示・再生部101から出力される映像(情報)を見なが
ら、ヘッドセット20から出力される音声(情報)を聞
くことができる(図1に示す(1)の状態)。
【0032】上記のような制御によれば、携帯電話機1
0から短距離無線通信により送信される音声情報がヘッ
ドセット20から出力される。従って、特に、携帯電話
機10の携帯性を損なうことなく、携帯電話機10に蓄
積されたメディア情報を出力機器となるヘッドセット2
0から出力させることができる。
【0033】また、スタート操作が行われる前に、携帯
電話機10は、当該携帯電話機10と短距離無線通信が
可能な外部機器の探索(機器問い合わせ及び機器応答)
を自律的に行っている。そのため、その探索処理に時間
Tdを要するものであっても、スタート操作からほぼ当
該携帯電話機10とヘッドセット20との接続を行うた
めの処理に要する時間Tc分の遅延だけで音声情報をヘ
ッドセット20から出力させることができる。その結
果、スタート操作を行ってから音声情報の所謂頭だしま
での遅延を極力小さくすることができる。
【0034】上述したような制御により携帯電話機10
の表示・再生部101から映像情報が出力されると共
に、当該携帯電話機10から送信される音声情報がヘッ
ドセット20から出力されている状態で、携帯電話機1
0は、図4に示す手順に従って処理を継続する。
【0035】図4において、携帯電話機10では、機器
発見部115の指示に従った短距離無線制御部110の
制御に基づいて、当該携帯電話機10の周囲に機器問い
合わせ情報が短距離無線通信にて行われる(外部機器の
探索処理)。そして、例えば、ユーザがテレビ装置30
の近傍に接近することにより、例えば、図1に示す
(2)の状態のように、携帯電話機10と短距離無線通
信の可能なエリアにテレビ装置30が進入すると、その
テレビ装置30がその問合せ情報を受信する。すると、
そのテレビ装置30は、携帯電話機10に対して応答信
号(機器応答)を短距離無線通信にて送信する。
【0036】この応答信号を受信器112が受信し、受
信器112から応答信号が短距離無線制御部110を介
して機器発見部115に供給されると、機器発見部11
5は、メディア情報の出力機器としてテレビ装置20を
認識する。その後、機器発見部115の指令に従った短
距離無線制御部110の制御に基づいて、発信器111
から接続準備信号がテレビ装置30に送信される。この
接続準備信号がテレビ装置30にて受信されると、テレ
ビ装置30はその確認信号(ack)を短距離無線通信に
て携帯電話機10に送信する。
【0037】この確認信号を受信器111が受信し、そ
の確認信号が受信器111から短距離無線制御部110
を介して機器発見部115に供給されると、機器発見部
115からの指令に従った短距離無線制御部110の制
御に基づいて、当該携帯電話機10とテレビ装置30と
が短距離無線通信にて情報転送可能な状態となるように
接続される。
【0038】この状態で、上述したような携帯電話機1
0からヘッドセット20に対する音声情報の短距離無線
通信による送信が継続される。ユーザがメディア情報の
出力機器をヘッドセット20からテレビ装置30に切換
えるために、入力部102の操作キーにて所定の切換操
作を行うと、その操作に基づいて制御部120から機器
発見部115に対して機器要求信号が出力される。この
機器要求信号を入力した機器発見部115は、上記のよ
うに接続状態にあるテレビ装置30の指定情報を含む機
器応答信号を制御部120に供給する。
【0039】制御部120は、このテレビ装置30の指
定情報を含む機器応答信号を入力すると、機器発見部1
15に接続信号を送る。機器発見部115は、そのテレ
ビ装置30の接続状態が維持していることを確認した後
に、その確認信号(ack)を制御部120に返送する。
【0040】制御部120は、その確認信号(ack)を
受けると、今まで、表示、・再生部101から出力させ
ているた映像情報とヘッドセット20に送信してる音声
情報のそれぞれをその続きの部分から、既に接続状態に
あるテレビ装置30に向けて送信するための制御を行
う。その結果、短距離無線制御部110での制御に基づ
いて、その映像情報及び音声情報がビデオ情報として発
信器111からテレビ装置30に順次送信される。制御
部120は、そのビデオ情報の送信が開始された後に、
映像情報の表示・再生部101からの出力及び音声情報
のヘッドセット20への送信を停止させる。
【0041】上記のようにして携帯電話機10からビデ
オ情報を順次受信するテレビ装置30は、その受信確認
を携帯電話機10に返送すると共に、そのビデオ情報の
出力を行う。これにより、ユーザは、テレビ装置30に
てそのビデオ情報に基づいた映像及び音声をを鑑賞する
ことができる(図1に示す(2)の状態)。
【0042】このような制御によれば、携帯電話機10
の表示・再生部101から映像情報が出力されると共に
音声情報がヘッドセット20から出力される状態から、
携帯電話機10から短距離無線通信により送信されるビ
デオ情報(映像情報及び音声情報)がテレビ装置30か
ら出力される状態に切換えられる。従って、特に、携帯
電話機10の携帯性を損なうことなく、携帯電話機10
に蓄積されたメディア情報を出力機器となるテレビ装置
30から継続的出力させることができる。
【0043】また、切換操作が行われる前に、携帯電話
機10は、当該携帯電話機10と短距離無線通信が可能
な外部機器の探索(機器問い合わせ及び機器応答)を自
律的に行い、その探索にて得られたテレビ装置30と携
帯電話機10とを接続状態にしている。そのため、その
探索処理に時間Tdを要し、当該携帯電話機10とテレ
ビ装置30との接続を行うための処理に時間Tcを要す
るものであっても、切換操作がなされたときに、速やか
にメディア情報の出力機器をヘッドセット20からテレ
ビ装置30に切換えることができるようになる。更に、
携帯電話機10からテレビ装置30へのメディア情報
(ビデオ情報)の送信が開始された後に、ヘッドセット
20へのメディア情報(音声情報)の送信を停止させて
いるので、音声、映像を途切れなく、それらメディア情
報の出力機器の切換が可能となる。
【0044】上述したような制御により携帯電話機10
から送信されるビデオ情報に基づいた音声及び映像がテ
レビ装置20から出力されている状態で、携帯電話機1
0は、図5に示す手順に従って処理を継続する。
【0045】図5において、携帯電話機10は、前述し
た手順(図4参照)と同様の手順に従って、当該携帯電
話機10と短距離無線通信が可能な外部機器の探索を行
い、その探索の結果得られた外部機器(ヘッドセット2
0)と短距離無線通信にて情報転送可能な状態となるよ
うに接続される。
【0046】この状態で、携帯電話機10は、メディア
情報(ビデオ情報)をテレビ装置30に順次送信してお
り、そのメディア情報に基づいた音声及び映像がテレビ
装置30から出力される。携帯電話機10を所持したユ
ーザがテレビ装置30から遠ざかる最中に、携帯電話機
10の制御部120は、上記メディア情報の送信時の際
にテレビ装置30からの受信確認の状態(レベル)など
からテレビ装置30でのメディア情報の受信品質が所定
の品質より低下(図5に示す×印参照)したと判定する
と、機器要求信号を機器発見部115に出力する。
【0047】この機器要求信号を機器発見部115が受
けると、前述した例と同様の手順(図4参照)に従っ
て、携帯電話機10は、既に接続状態にあるヘッドセッ
ト20に音声情報を送信すると共に、映像情報を表示・
操作部101から出力させる。制御部120は、その音
声情報の送信が開始された後に、ビデオ情報(音声情報
及び音声情報)のテレビ装置30への送信を停止させ
る。
【0048】このようにして携帯電話機10から音声情
報を順次受信するヘッドセット20は、その受信確認を
携帯電話機10に返送すると共に、その音声情報の出力
を行う。これにより、ユーザは携帯電話機10の表示・
再生部101から出力される映像(情報)を見ながら、
ヘッドセット20から出力される音声(情報)を聞くこ
とができるようになる(図1に示す(3)の状態)。
【0049】上記のような制御によれば、テレビ装置3
0でのメディア情報の受信品質が低下したときに、自動
的に、そのメディア情報の出力機器がテレビ装置30か
ら携帯電話機10の表示・再生部101及びヘッドセッ
ト20に切換えられる。従って、常に品質の良い状態で
各出力機器から出力されるメディア情報(音楽や映像)
を得ることができるようになる。
【0050】なお、上記例では、携帯電話機10と短距
離無線通信を行うことのできる外部機器の探索の結果、
1つの機器(ヘッドセット20またはステレオ装置3
0)が得られたが、複数の機器が得られることもありう
る。この場合、携帯電話機10と接続すべき機器を、出
力すべきメディア情報の種類や、出力機器の性能(音
質、画質の程度等)等に基づいてその複数の機器から選
択されるようにすればよい。
【0051】上述したような携帯電話機10に蓄積され
たメディア情報の出力制御方法に従えば、携帯電話機1
0の携帯性を何ら損なうことなく、ユーザは、例えば、
外出時にヘッドセットで聞いていた音楽を部屋の中では
テレビ装置やステレオ装置から聞くことができ、また、
車両に搭乗した際には、カーステレオ装置からその音楽
を聞くこともできるようになる。
【0052】また、上記例では、携帯端末装置として携
帯電話機10を用いたが、短距離無線通信の機能を有す
るものであれば、携帯端末装置は特に限定されず、例え
ば、通常の携帯用オーディオ装置を携帯端末装置として
用いることができる。
【0053】上記各例において、図3乃至図5に示す機
器発見部115による機器問い合わせに係る処理は、機
器探索手順(機器探索手段)に対応し、図3に示す制御
部120の機器要求後になされる接続信号(connect)
を送信する処理及び図4及び図5に示す接続準備に係る
処理は、接続手順(接続手段)に対応し、図3乃至図5
に示すメディアデータの各出力機器への送信に係る処理
がメディア情報転送手順(メディア情報転送制御手段)
に対応する。
【0054】図3に示す制御部120にてなされる機器
要求から接続信号(connect)の送信に至る処理は、所
定の要求に基づいて接続手段での処理を開始させる制御
手段に対応し、図4及び図5に示す制御部120にてな
される機器要求からメディア情報の送信に至る処理は、
所定の要求に基づいてメディア情報転送制御手段での処
理を開始させる制御手段に対応する。
【0055】図4及び図5に示す制御部120でのメデ
ィア情報の出力機器の切換時の処理が出力停止制御手段
に対応する。図5に示す制御部120にてなされるテレ
ビ機器30でのビデオ情報の受信品質の低下を判定する
処理は、判定手段に対応する。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至6
記載の本願発明によれば、、短距離無線通信での探索の
結果得られた出力機器と携帯端末装置とを短距離無線通
信にて情報転送可能な状態となるように接続し、携帯端
末装置からその接続された出力機器に短距離無線通信に
てメディア情報を転送するので、携帯端末装置の携帯性
を損なうことなく携帯端末装置に蓄積されたメディア情
報を外部の出力機器に出力させることができるようなメ
ディア出力制御方法を実現することができる。
【0057】また、請求項7乃至12記載の本願発明に
よれば、そのようなメディア出力制御方法にてメディア
情報の出力制御を行う携帯端末装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るメディア出力制御
方法が適用されるシステムの構成例を示す図である。
【図2】図1に示すシステムにおける携帯電話機の構成
例を示すブロックずである。
【図3】携帯電話機での処理手順の一例を示すシーケン
ス図である(その1)。
【図4】携帯電話機での処理手順の一例を示すシーケン
ス図である(その2)。
【図5】携帯電話機での処理手順の一例を示すシーケン
ス図である(その3)。
【符号の説明】
10 携帯電話機 20 ヘッドセット 30 テレビ装置 101 表示・再生部 102 入力部 103 公衆無線制御部 104 発信器 105 受信器 110 短距離無線制御部 111 発信器 112 受信器 120 制御部 121 メディアデータ管理部 122 メディアデータ蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 智尋 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 杉村 利明 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K027 AA11 CC08 HH29 5K101 LL12 NN18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯端末装置に蓄積されたメディア情報を
    出力機器から出力ささせるためのメディア出力制御方法
    において、 携帯端末装置と所定のプロトコルに従って短距離無線通
    信を行うことのできる出力機器を探索する機器探索手順
    と、 該携帯端末装置と上記機器探索手順にて得られた出力機
    器とを上記短距離無線通信にて情報転送可能な状態とな
    るように接続する接続手順と、 該携帯端末装置装置から上記メディア情報を上記短距離
    無線通信にて当該携帯端末装置に接続された出力機器に
    転送するメディア情報転送手順とを有し、 該携帯端末装置に接続された上記出力機器からメディア
    情報を出力させるようにしたメディア出力制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のメディア出力制御方法にお
    いて、 上記機器探索手順での処理を行った後に、携帯端末装置
    にて発生される所定の要求に基づいて上記接続手順での
    処理を開始するメディア出力制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のメディア出力制御方法にお
    いて、 上記機器探索手順及び上記接続手順での処理を行った後
    に、該携帯端末装置にて発生される所定の要求に基づい
    て上記メディア情報転送手順を開始するメディア出力制
    御方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載のメディア出
    力制御方法において、 上記メディア情報が一の出力機器から出力されている状
    態で、上記機器探索手順及び接続手順での処理を実行
    し、 上記メディア情報転送手順での処理が開始された後に上
    記一の出力機器からのメディア情報の出力を停止させる
    メディア出力制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載のメディア出力制御方法にお
    いて、 上記一の出力機器は上記携帯端末装置から上記短距離無
    線通信にて転送されるメディア情報を出力するメディア
    出力制御方法。
  6. 【請求項6】請求項3記載のメディア出力制御方法にお
    いて、 携帯端末装置がそれに接続された第一の出力機器に上記
    短距離無線通信にてメディア情報を転送している状態
    で、上記機器探索手順にて該携帯端末装置と上記短距離
    無線通信を行うことのできる第二の出力機器を探索した
    後、上記接続手順にて該携帯端末装置とその機器探索手
    順にて得られた第二の出力機器とを接続し、 上記第第一の出力機器でのメディア情報の受信品質が所
    定の品質より低下したときに、携帯端末装置にて所定の
    要求が発生するようにしたメディア出力制御方法。
  7. 【請求項7】メディア情報を蓄積するメディア情報蓄積
    手段を有し、該蓄積手段に蓄積されたメディア情報を出
    力機器から出力させる携帯端末装置において、 所定のプロトコルに従って短距離無線通信を行うことの
    できる出力機器を探索する機器探索手段と、 当該携帯端末装置と上記機器探索手段にて得られた出力
    機器とを上記短距離無線通信にて情報転送可能な状態と
    なるように接続する接続手段と、 上記蓄積手段に蓄積されたメディア情報を上記短距離無
    線通信にて当該携帯端末装置に接続された出力機器に転
    送するメディア情報転送制御手段とを有する携帯端末装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の携帯端末装置において、 上記機器探索手段での処理がなされた後に、当該携帯端
    末装置にて発生される所定の要求に基づいて上記接続手
    段での処理を開始させる制御手段を有する携帯端末装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の携帯端末装置において、 上記機器探索手段及び上記接続手段での処理がなされた
    後に、当該携帯端末装置にて発生される所定の要求に基
    づいて上記メディア情報転送制御手段での処理を開始さ
    せる制御手段を有する携帯端末装置。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9いずれか記載の携帯端末
    装置において、 上記メディア情報が一の出力機器から出力されている状
    態で、上記機器探索手段及び接続手段での処理が実行さ
    れ、 上記メディア情報転送手段での処理が開始された後に上
    記一の出力機器からのメディア情報の出力を停止させる
    出力停止制御手段を有する携帯端末装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の携帯端末装置におい
    て、 上記メディア情報転送手段にて当該携帯端末装置から上
    記短距離無線通信にてメディア情報が上記一の出力機器
    に転送され、その一の出力機器から当該メディア情報が
    出力されている状態で、上記機器探索手段及び接続手段
    での処理が実行されるようにした携帯端末装置。
  12. 【請求項12】請求項9記載の携帯端末装置において、 上記制御手段は、当該携帯端末装置がそれに接続された
    第一の出力機器に上記短距離無線通信にてメディア情報
    を転送している状態で、上記機器探索手段にて当該帯端
    末装置と上記短距離無線通信を行うことのできる第二の
    出力機器を探索し、上記接続手順にて当該帯端末装置と
    その機器探索手段にて得られた第二の出力機器とを接続
    した後に、上記第一の出力機器でのメディア情報の受信
    品質が所定の品質より低下したか否かの判定手段を有
    し、 該判定手段にて上記第一の出力機器でのメディア情報の
    受信品質が所定品質より低下したと判定されたときに、
    上記所定の要求の発生がなされるようにした携帯端末装
    置。
JP2001176157A 2001-06-11 2001-06-11 メディア出力制御方法及び携帯端末装置 Pending JP2002368846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176157A JP2002368846A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 メディア出力制御方法及び携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176157A JP2002368846A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 メディア出力制御方法及び携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002368846A true JP2002368846A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19017189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001176157A Pending JP2002368846A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 メディア出力制御方法及び携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002368846A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8719883B2 (en) 2007-07-02 2014-05-06 Panasonic Corporation Stream transmission server and stream transmission system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8719883B2 (en) 2007-07-02 2014-05-06 Panasonic Corporation Stream transmission server and stream transmission system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7890147B2 (en) Portable terminal device
RU2411691C2 (ru) Аудиогарнитура
US20040147282A1 (en) Electronic apparatus having a wireless communication device communicating with at least two device
US20070291955A1 (en) Sound reproducing apparatus and sound synchronizing method in sound reproducing system
JP2003347956A (ja) オーディオ出力装置およびその制御方法
JP5527355B2 (ja) 近距離無線通信装置
KR20080065879A (ko) 오디오신호의 에프엠 전송 장치 및 방법
JP4645318B2 (ja) 無線通信装置とその方法
JP3877137B2 (ja) 携帯端末装置の着信通知方法及びその携帯端末装置
US20040063452A1 (en) Electronic apparatus and method of switching connection destination of the same
EP1267523B1 (en) Extended user interface in a wireless headset
JP2015002394A (ja) 情報処理装置及びコンピュータプログラム
CN113395576B (zh) 一种场景切换方法、计算机设备和存储介质
WO2023005125A1 (zh) 蓝牙耳机的模式控制方法、设备及计算机可读存储介质
JPH1094070A (ja) 複合移動通信端末及びリモートコントローラ
JP2002368846A (ja) メディア出力制御方法及び携帯端末装置
JP5692442B2 (ja) 近距離無線通信装置
KR100383593B1 (ko) 무선 통신 단말의 원격제어 방법
JP5085431B2 (ja) 無線通信装置
JPH0591169A (ja) ポータブル端末装置
EP3082322B1 (en) Telephone device, telephone system, and control method
JP2006295783A (ja) ポータブルオーディオシステム
JP2013246350A (ja) 楽曲データ出力装置及び楽曲データ出力システム
JP2003008700A (ja) 音楽データ再生システム
JP2009253601A (ja) 車載ハンズフリー装置