JP2002368104A - 論理集積回路及び論理集積回路設計方法及び論理集積回路のハードウェア動作記述を生成するハードウェア記述生成方法 - Google Patents
論理集積回路及び論理集積回路設計方法及び論理集積回路のハードウェア動作記述を生成するハードウェア記述生成方法Info
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Abstract
を検証する機能ブロックをインタフェース記述から生成
し、LSI中に集積する。 【解決手段】 インタフェース記述から、合成可能なイ
ンタフェース・チェッカのハードウェア記述を生成す
る。また、チェックするインタフェース項目の選択の手
段を与え、集積される回路のオーバヘッドの削減を可能
とする。
Description
により構成される論理集積回路やシステムLSI、及び
その設計方法、及びその量産方法に関わる。
設計する際、いくつかの機能ブロックに分割し、ブロッ
クごとに設計し、全体を結合することにより設計する方
法が用いられている。近年、予め設計しておいた機能ブ
ロック、すなわちIP(Intellectual Property)を再
利用する設計手法も知られている。さらにIPは自社で
設計したもののみならず、他社から購入することもあ
る。
を構築する際、機能ブロックの入出力信号のやり取りを
インタフェースと呼び、機能ブロックを正しく機能させ
るためにはそのインタフェース仕様に適合した信号を入
出力する必要がある。機能ブロックに入出力される信号
がそのインタフェース仕様に適合しているか否かを判定
する方法として、システムLSI全体の論理シミュレー
ションを行う際、機能ブロックの入出力信号を監視し、
仕様とつき合わせて正しいか否かを論理シミュレーショ
ン中に判定するブロックを論理シミュレーション・モデ
ルに付加し、これを合わせて論理シミュレーションを行
う方法が知られている。
を記述する方法として、例えば、特開2000−123
064がある。この発明では機能ブロックのインタフェ
ース信号の信号値の組合せをアルファベットとし、その
インタフェースをアルファベットの系列の集合として定
義する。系列の表現方法及びその集合の表現方法として
正規表現を用いることにより、小さな記述量で多彩なイ
ンタフェースの表現を可能としている。以下ではこの記
法を特開2000−123064のインタフェース記法
と呼ぶ。
障がないかを調べる手法として組込み自己テスト(BI
ST:Build-In Self Test)やオンライン・テストとい
う手法が知られている。これは、LSI自身にそのLS
Iが正しく動作しているか否かをテストする機能を持た
せる手法である。組込み自己テストは通常の動作とは異
なるテスト専用の動作モードを設け、LSIをこのモー
ドにして動作させることにより、故障の有無を判定す
る。一方、オンライン・テストでは、通常の動作中に故
障の有無を判定する機能を持つ。これらによりIPその
ものに故障がある場合は摘出することができる。
組み合わせてシステムLSI全体を構成し、その機能を
検証する際、従来、論理シミュレーションを用いている
が、論理シミュレーションには膨大な時間が必要であ
り、全ての機能を検証しきれないという問題がある。こ
のため、LSI製造後にLSIが誤動作する危険性が残
される。LSIが誤動作したとき、LSIの誤動作の原
因がどこにあるのかを特定し、修正する必要がある。こ
のとき、ある機能ブロックが期待通りの動作をしていな
いと思われる場合、機能ブロックの設計不良なのか、機
能ブロックの使用方法を間違えたことにより、機能ブロ
ックの仕様外の動作をひき起こしたのかを特定し、修正
すべき対象が機能ブロックなのか、機能ブロックを使用
している機能ブロック外部なのかを判断する必要があ
る。
ミュレーションにおいて、機能ブロックのインタフェー
スに現れる信号を監視し、機能ブロックの仕様通りに入
出力信号がやりとりされているかを検査する、インタフ
ェース検査ブロックを付加して論理シミュレーションを
実施することが行われるが、上述の通り、論理シミュレ
ーションに多大な時間を要するため、起こりうる全ての
論理パターンについての論理シミュレーションを実施す
ることは不可能である。そのため、インタフェースの検
査も完全とはいえない。
論理シミュレーションの効率を向上させるため、LSI
内に実装するための論理合成を無視し、シミュレーショ
ンの効率のみに着目した記述が用いられている。そのた
め、この記述に対応した論理回路をLSI内に組み込む
ことができず、従って、製造後のシステムLSIに含ま
れる設計不良が、上述した機能ブロックの不良なのか、
機能ブロックを使用している機能ブロック外部の不良な
のかを弁別して判断する手段がなかった。
に誤動作を起こしたときに機能ブロックそのものに設計
不良があるのか、機能ブロックの使用法が誤っているの
かを判断する手段を与えることである。
の誤動作を摘出する手段としてBISTやオンライン・
テストがあるが、これらが用いるテストデータは設計デ
ータを元に作られる。このため、設計不良があり、設計
データそのものに誤りがある場合も、テストデータはそ
れが正しいものと考えて作成されるため、BISTやオ
ンライン・テストでは設計不良に起因する誤動作を摘出
できないという問題がある。
ェース仕様記述を入力として、その機能ブロックの入出
力信号がその仕様を満たしているか否かを判定するイン
タフェース検査ブロックを、論理合成可能なハードウェ
ア記述で生成することにより、製造後のシステムLSI
内にインタフェース検査ブロックを作りこむことのでき
る手段を提供する。
るための図である。図1において、60は本発明の対象
となる半導体集積回路を示す。この例では、半導体集積
回路60は機能ブロック(IP)601および602が集
積された形で模式的に示され、両者の間で信号のやり取
りがなされるとともに、周辺に、適宜、入出力ピンが配
置されている。図では、IP601は設計データAを基
礎に設計されたものであり、IP602は設計データB
を基礎に設計されたものであることを示すためにそれぞ
れの設計データの記憶装置50および90から各IP向
きに太い矢印が描かれている。半導体集積回路60に
は、さらに、本発明の特徴とする設計データAのインタ
フェース・チェッカ70が集積される。この構成につい
ては、後述するが、この実施例では、IP601の不良
なのか、IP601を使用している機能ブロック外部の
不良なのかを弁別して判断することを目的とした例とさ
れているので、インタフェース・チェッカ70は設計デ
ータAのインタフェース・チェッカとされる。80はイ
ンタフェース・チェッカ70による合否判定を外部に知
らせるための外部出力ピンである。
を格納した記憶装置、20は合成可能インタフェース・
チェッカ生成プログラム、30は合成可能インタフェー
ス・チェッカのハードウェア記述を格納した記憶装置で
ある。40は論理合成プログラムであり、記憶装置30
のハードウェア記述から論理構成を合成する。ここで記
憶装置50に格納されている設計データAは記憶装置1
0に格納されている設計データAのインタフェース記述
を基礎に作成されるものである。
ェッカ70は、半導体集積回路60内に作りこまれた論
理回路からなるものである。この論理回路は、記憶装置
10に格納された設計データAのインタフェース記述を
基礎として、合成可能インタフェース・チェッカ生成プ
ログラム20により生成されるインタフェース・チェッ
カのハードウェア記述から、論理合成プログラム40に
より生成されるものである。ここで「合成可能」と言う
のは、論理回路によるハードウエアとして生成できると
言う意味である。これは、本発明のインタフェース・チ
ェッカが、従来のインタフェース検査ブロックは論理シ
ミュレーションの効率を向上させるため、LSI内に実
装するための論理合成を無視し、シミュレーションの効
率のみに着目した記述であったのに反し、LSI内に組
み込めるものであることを意味する。
インタフェースを表すデータである。データの記述に用
いる言語によって表現は異なるが、例えば前述の特開2
000−123064のインタフェース記法などを用い
る。インタフェース記述10に含まれる一つのインタフ
ェース機能の例を図9に示す。通常、インタフェース記
述が表すのは図9のようにクロックに同期したタイミン
グ情報である。図9は、メモリの読み出しを実行する際
の各信号のクロックごとの変化の様子を表しているが、
図9が表すのはあくまでプロトコルを制御する各信号の
変化状況のみであり、この信号変化状況からだけでは、
メモリの読み出しという機能が実現されることは分から
ない。ただし、設計データAがこのインタフェースに則
った動作を行うことは分かるため、設計データAと信号
をやり取りする設計データBもまたこのインタフェース
を実現している必要がある。
ような、設計データAが実現しているあらゆるインタフ
ェース機能が記載されている。合成可能インタフェース
・チェッカ生成プログラム20は、このインタフェース
記述10を読み込み、合成可能インタフェース・チェッ
カのハードウェア記述を生成、出力する。このハードウ
ェア記述は記憶装置30に格納される。合成可能インタ
フェース・チェッカのハードウェア記述とは、論理合成
プログラム40で論理合成できる範囲のハードウェア記
述であり、設計データAの入出力信号を監視し、設計デ
ータAのインタフェース記述10と合致しているか否か
を判定する機能が記述されている。なお、論理合成可能
な範囲のハードウェア記述とは、例えばIEEE Standard
for VHDLRegister Transfer Level (RTL) Synthesis, I
EEE Std 1076.6-1999に定義されている。インタフェー
ス・チェッカ生成プログラム20の内容については後述
する。
フェース・チェッカのハードウェア記述は、論理合成プ
ログラム40により、ハードウェアとして実現されるゲ
ートレベル記述へと合成される。これにより、設計デー
タAのインタフェース・チェッカをハードウェアの中に
実装することが可能となり、インタフェース・チェッカ
70を持つLSI60を実現できる。インタフェース・
チェッカ70は、設計データAのインタフェース記述1
0と合致しない波形が設計データAの入出力信号に現れ
たとき、それを外部に知らせるために外部出力ピン80
をドライブする。この値は正常動作時の値を0とすれ
ば、異常時の値を1とすればよい。
格納された合成可能インタフェース・チェッカのハード
ウェア記述はそのままシミュレーション可能な記述でも
あるため、記憶装置100に格納されたテストベンチ記
述と記憶装置50に格納された設計データA、記憶装置
90に格納された設計データBとともに、論理シミュレ
ータ/論理エミュレータ用モデルにより論理シミュレー
ションを実行することもできる。また、従来、インタフ
ェース・チェッカはシミュレーションの効率を重視する
ため合成可能性が無視されたものであったため、専用ハ
ードウェアである論理エミュレータ用の実行モデルとし
ては使用できなかったが、本発明では、合成可能インタ
フェース・チェッカのハードウェア記述は論理回路とし
て合成可能であるため、論理エミュレータ用実行モデル
に組込むこともでき、高速な論理検証が可能となる。
成プログラム20の内容を説明する。最も簡単な場合の
フローの実施例をパッド図で図3に示す。プログラム2
0は、まずインタフェース記述10を読みこみ構文解析
を行う(ステップ301)。インタフェース記述10に
記述されるべき情報は、下記の通りである。 (1):インタフェースに使用される信号名の宣言。 (2):各信号の方向(入力方向か、出力方向か、双方
向か)。 (3):各信号の幅(ビット数)。 (4):クロック信号の指定。 (5):制御信号の指定。 (6):データ信号の指定。 (7):機能名。 (8):機能ごとの、制御信号の値のクロック・サイク
ルごとの系列。 (9):機能ごとの、データ信号の有効なクロック・サ
イクルの範囲の指定と、双方向の場合は信号の方向。
タフェース記法はこれを満たす。特開2000−123
064のインタフェース記法を用いると、例えば図9の
波形は図10のように表現される。図10では図9の波
形にbyte_readという名称をつけて表現してい
る。インタフェース記述には様々な記法が考えられる
が、本発明の実施では、上記(1)ないし(9)の内容
を持つ記述であれば他の記法でも構わない。
タフェースのうち、読み出し動作について記述してお
り、メモリ読み出し時の各信号の取るべき値を時系列に
沿って示している。
記述を読みこみ構文解析を行う。以下の説明では、出力
する合成可能インタフェース・チェッカ記述にVerilog
ハードウェア記述言語を用いるが、他の言語でも同等の
記述が可能である。まず、alphabetに記載された各信号
値をそれぞれalphabet名をマクロ名に用いてマクロ記述
を生成する。たとえば、図10において、NOPというalp
habetは次の信号値の組合せを表している。 clk = posedge, rst_n = 1, en_n = 1, rw = *, addr = *, wait_n = 1, d = Z これをVerilogハードウェア記述言語のマクロに変換す
ると次のようになる。 `define NOP(nstate) if ((clk == 1’b1) && (rst_n
== 1’b1) && (en_n ==1’b1) && (wait_n == 1’b1))
begin state <= nstate; end else ここで、信号値posedgeは0から1への立上りを示す
が、マクロでは変化後の値1を記述する。posedgeは原
則として、port部でclock属性の信号に対してのみ許さ
れる。また、マクロ中には信号値が*やZの信号は記述
しない。全てのalphabetに対してマクロを生成し終わっ
たら、特別なマクロREJECTを下記のように生成してお
く。 `define REJECT begin reject <= 1’b1; state <= `
reject_state; end また、有限状態機械の状態もマクロで定義しておく。こ
のとき、特別な状態を表すマクロ名initial_stateを値
0、reject_stateを全ビット1の値として定義する。す
なわち、例えば図12の有限状態機械であれば、5状態
であるので、上記の特別な2状態を合わせて7状態であ
るから、3ビットあればよいので、 `define initaial_state 3’h0 `define reject_state 3’h7 `define s1 3’h1 `define s2 3’h2 以下同様に `define s5 3’s5 となる。以上の結果を図13に示す。なお、マクロを使
用するのは、後で人の目で読みやすくするためであり、
マクロを展開した記述をはじめから生成してもよい。
あるため、等価な非決定性の有限状態機械に変換するこ
とができ、例えば図10の記述を非決定性の有限状態機
械に変換する(ステップ302)と図11のようにな
る。この有限状態機械は一つの入力系列に対して複数の
経路があり得る非決定性であるため、これを決定性の有
限状態機械に変換(ステップ303)し、簡単化する
(ステップ304)。正規表現から非決定性の有限状態
機械に変換したり、非決定性の有限状態機械から決定性
の有限状態機械に変換したり、簡単化するアルゴリズム
は、例えば岩波書店「岩波講座情報科学 6オートマト
ン・形式言語理論と計算論」に記載されている。ただ
し、簡単化は有限状態機械の動作を変えるわけではない
ので、実施してもよいし実施しなくともよい。図11の
非決定性有限状態機械を決定性有限状態機械に変換し、
簡単化すると図12に示す有限状態機械となる。
ア記述言語などのハードウェア記述言語やC言語などの
ソフトウェア・プログラミング言語に容易に変換でき
る。
例にとり、図10のインタフェース記述から図13のハ
ードウェア記述言語表現への変換の方法を詳細に記す。
マクロ定義を使用してVerilogハードウェア記述言語で
表したものを図14に示す。まずalphabet部の記述から
マクロを作成する部分については既に述べた。これによ
り図13のマクロ定義が生成される。
ュール名はインタフェース記述のinterface宣言部の名
前を用いる。ポート信号として、インタフェース記述の
port宣言部の信号の全てとrejectを並べる。例えば、図
10では、clk、rst_n、rw、en_n、addr、wait_n、dの7つの
信号が記述されているので、モジュール名とポート信号
を並べて書くと、 module simple_memory(clk, rst_n, rw, en_n, addr, w
ait_n, d, reject); となる。次に、同じくport宣言部の信号を全てinputと
して並べる。これにより次の行が生成される。 input clk、rst_n、rw、en_n、addr、wait_n、d; さらに、この記述で幅を持たない信号はwire型、幅を持
つ信号(ここではaddrとd)はwire [n:m]型とする。た
だし、n、mはport宣言部で宣言された通りの値(ここで
はaddrもdもnが7、mは0)とする。これにより次の行
が生成される。 wire clk, rst_n, rw, en_n, wait_n; wire[7:0] addr, d; 次に状態を保持するレジスタstateを宣言する。この
際、ビット幅を有限状態機械の状態数に2を加えた値の
2を底とする対数より小さくない最小の整数とする。図
12の有限状態機械では5状態であるから、5+2=7
の2を底とする対数より小さくない最小の整数は3であ
るから、 reg [2:0] state; となる。
たことを表す信号rejectをoutputおよびregで宣言す
る。この信号は図1あるいは図2のピン80に出力され
る信号となる。 output reject; reg reject; さらに、モジュール内部の動作記述を作成する。このモ
ジュールに含まれるプロセスは一つだけであり、portで
クロック属性で宣言された信号の値が、alphabetでpose
dgeの場合はクロックの立上り変化ごとに、negedgeの場
合はクロックの立下り変化ごとに実行する。図10のイ
ンタフェース記述の場合はposedgeであるから、 always @(posedge clk) begin を生成する。alphabetがnegedgeの場合は、上文のposed
geをnegedgeに変更すればよい。
る。有限状態機械は状態に応じて動作が変わるため、ま
ず状態をチェックする記述を生成する。 case(state) 次に、初期状態の動作を記述するが、図12の有限状態
機械の初期状態1とは異なる初期状態`initial_state
を作成する。ただし、この初期状態を始点とする遷移
は、図12の初期状態1を始点とする遷移と同じとす
る。すなわち、図12の初期状態1はalphabet RSTによ
り状態2へ遷移するため、初期状態`initial_stateもa
lphabet RSTにより状態2へ遷移するようにする。この
状態`initial_stateを終点とする遷移は存在しない。
この状態`initial_stateの動作は出力信号rejectを値
0に初期化することである。以上から、図13のマクロ
を用いると、次の文が生成できる。 `initial_state: begin reject <= 1’b0; `RST(`s2) begin end end 次に、図12の有限状態機械の各状態について状態遷移
を記述する。これは各状態について、各状態を始点とす
る遷移を記述し、最後にマクロ`REJECTを記述すること
で達成される。例えば、状態2であれば、alphabet RS
T、NOPで状態2へ、RREQであれば状態3へ遷移するの
で、次のようになる。 `s2: begin `RST(`s2) `NOP(`s2) `RREQ(`s3) `REJECT end 全ての状態に対して記述を生成した後、次の行を生成す
る。 default: begin state <= `initial_state; reject <= 1’b0; end 以上でこのプロセス、及びモジュールの動作の記述を終
わるため、最後に end endmodule を生成して、記述を完了する。すなわち、決定性有限状
態機械の動作をチェックするハードウエア記述への変換
(ステップ305)ができる。
ら図13のマクロ定義、及び図14の動作記述が生成で
きる。なお、図14の動作記述は合成可能である。
可能なインタフェース・チェッカを生成することができ
る。
したLSIの製造、販売のビジネスのみならず、合成可
能インタフェース・チェッカのハードウエア記述を提供
するビジネスとしても展開することができる。すなわ
ち、LSIの製造、販売を業とするもの(以下ユーザと
言う)に対して提供できる設計データあるいは設計デー
タインタフェースを提示し、これに対応してユーザが希
望する設計データのインタフェースを明示して要求する
ときには、設計データに対応する合成可能インタフェー
ス・チェッカのハードウエア記述を提供することによ
り、ユーザから対価を得るビジネスとすることができ
る。勿論、提供者側は対応できる設計データあるいは設
計データインタフェースのラインナップをユーザに提示
してユーザが欲している設計データあるいは設計データ
インタフェースを指定できるようにするのが良い。
べき情報を持つインタフェース記述は合成可能インタフ
ェース・チェッカ生成プログラムにより合成可能インタ
フェース・チェッカのハードウエア記述を得ることがで
きるから、インタフェース記述の複雑さ、言い換えれ
ば、ユーザに提供される合成可能インタフェース・チェ
ッカのハードウエア記述の複雑さに対応してユーザに課
金するビジネスとすることができる。
プログラム単位に課金されているが、本発明のプログラ
ムの場合には、生成されるインタフェース・チェッカの
動作が複雑なほど自動的に生成される合成可能インタフ
ェース・チェッカのハードウエア記述の恩恵をユーザが
得ることになる。従って、生成される記述の複雑さに応
じて、プログラムの使用料金を得ることとするビジネス
が成り立つ。課金方法の一つの実施形態として、生成し
たインタフェース・チェッカの行数、あるいは生成した
インタフェース・チェッカの実現している有限状態機械
の状態数を複雑さの指標とした課金を行うビジネスとす
ることができる。
計データのインタフェースに対応して生成される合成可
能インタフェース・チェッカのハードウエア記述を提供
するための課金を行う機能を組込んだ場合の本発明の実
施例としてのプログラムの処理手順を表すパッド図であ
る。401から404は、図3で説明したインタフェー
ス記述の読み込み、構文解析から決定性有限状態の簡単
化のステップである。405は簡単化された決定性有限
状態機械の状態数を数え状態数が多いほど課金を多くす
る課金のためのステップ、406は、図3で説明した決
定性有限状態機械の動作をチェックするハードウエア記
述への変換(ステップ305)に対応するステップであ
る。この実施例では、合成可能インタフェース・チェッ
カのハードウエア記述の複雑さに応じた代価で提供する
ことができる。プログラム中に課金機能を組込んだ場
合、料金体系の変更を行うには、料金情報をプログラム
外のファイルに保持しておき、そのファイルを置き換え
ることとするのが簡便である。
で、課金機能を専門とする課金認証プログラムを別に作
成した例である。この実施例によれば料金体系の変更に
ついて考慮する必要は無く課金認証プログラムに任せて
おける。
ログラム500は、図4で説明したステップ405の課
金の処理が課金認証プログラム520との通信に置換さ
れた点を除き、全体としては同じである。すなわち、イ
ンタフェースの記述の読み込み・構文解析(ステップ5
01)、非決定性有限状態機械への変換(ステップ50
2)、決定性有限状態機械への変換(ステップ50
3)、決定性有限状態機械の簡単化(ステップ504)
を経て、合成可能ハードウエア記述を生成する(ステッ
プ505)。図4に示す実施例では、合成可能インタフ
ェース・チェッカ生成プログラム内に簡単化された決定
性有限状態機械の状態数に応じた課金のためのステップ
405を設けたのに対して、図5に示す実施例では、ス
テップ504で行なわれた決定性有限状態機械の簡単化
の結果を評価して、複雑さ指標を計算するステップ51
1と、その指標を課金認証プログラム520へ転送する
ステップ512、及び、課金認証プログラム520から
転送される認証情報を受信するステップ513に置き換
えられる。課金認証プログラム520はインターネット
や専用回線などの通信回線を通して合成可能インタフェ
ース・チェッカ生成プログラム500と交信し、合成可
能インタフェース・チェッカ生成プログラム500から
送られてきた複雑さ指標を受信するステップ521と、
その複雑さを元に課金情報を生成するステップ522
と、実際の課金を行うステップ523と、課金を終了し
たことを確認し、実際の合成可能インタフェース・チェ
ッカ記述の生成を許可する認証情報を生成し、合成可能
インタフェース・チェッカ生成プログラム500へ転送
するステップ524を持つ。このような構成をとること
により、課金情報をプログラム提供元あるいは課金サー
ビス提供元で管理できるため、課金の変更を行い易くな
る。
カでチェックする機能を選択する手段をユーザに与える
方法を示している。設計データのインタフェース記述
は、機能ブロックのあらゆるインタフェース機能が記載
されているが、その全てをインタフェース・チェッカで
チェックする必要がない場合がある。そのような場合
は、ユーザがチェックしたい機能のみを選択し、選択さ
れた機能のチェック機能のみを実現すれば、生成される
チェッカ記述の記述量も削減され、シミュレーション速
度やLSIとして実装する際の面積などのオーバヘッド
を削減することができる。
064のインタフェース記法は、機能ごとに別々の正規
表現で記述される。従って、機能ごとに有限状態機械に
変換、簡単化することができる。このとき、機能一覧を
ユーザに提示し、ユーザに機能の選択する機会を与える
ことができる。選択された機能は、最終的には一つの合
成可能インタフェース・チェッカにまとめる必要がある
ため、選択された機能の簡単化された有限状態機械を一
つの有限状態機械にまとめ、さらに決定性有限状態機械
へ変換し、再び簡単化した後、上述の変換方法に従っ
て、合成可能インタフェース・チェッカの記述を生成す
ればよい。なお、複数の有限状態機械を一つにまとめる
には、新たな状態を一つ初期状態として生成し、複数の
有限状態機械の各初期状態へのイプシロン遷移を生成
し、また、新たな状態を一つ終端状態として生成し、複
数の有限状態機械の各終端状態から新たな一つの終端状
態へのイプシロン遷移を生成すればよい。以上により、
ユーザによる機能選択の手段が提供される。
述の読み込み・構文解析のステップ、602から604
はインタフェース記述の機能ごとに行なわれる正規表現
から非決定性有限状態機械への変換のステップ、非決定
性有限状態機械から決定性有限状態機械への変換のステ
ップおよび決定性有限状態機械の簡単化のステップであ
る。605はインタフェース記述の機能の一覧表示のス
テップ、606はユーザによる機能の選択のステップで
ある。607は選択された機能の非決定性有限状態機械
を一つの非決定性有限状態機械に統合するステップであ
り、その生成方法の一例は上述した通りである。608
および609は統合された一つの非決定性有限状態機械
についての非決定性有限状態機械から決定性有限状態機
械への変換のステップおよび決定性有限状態機械の簡単
化のステップである。610は簡単化された決定性有限
状態機械の動作をチェックするハードウエア記述への変
換とユーザへの提供のステップである。
場合、図4に示したように最終的な簡単化された有限状
態機械の状態数や最終的に生成されたハードウェア記述
の行数を複雑さの指標として課金することも考えられる
が、よりきめ細かく、選択した機能ごとに課金すること
もできる。その方法の一例を図7に示す。図7では、機
能ごとに簡単化した決定性有限状態機械の複雑さ、すな
わち状態数に応じて課金情報を生成し、機能一覧をユー
ザに提示する際、同時に機能ごとに課金情報も提示す
る。これにより、ユーザは課金情報を参照しながら機能
を選択することができるようになる。図7において70
1から704は、図6におけるステップ601から60
4と同様に、インタフェース記述の読み込み・構文解析
のステップから決定性有限状態機械の簡単化のステップ
である。705は簡単化された決定性有限状態機械の状
態数に応じた課金情報を生成するステップである。70
6は、図6におけるインタフェース記述の機能の一覧表
示のステップであるが、本実施例では、これに加えて課
金情報も表示される。707は、図6におけるユーザに
よる機能の選択のステップである。707は選択された
機能の分だけの課金を行なうステップである。709か
ら712は、図6におけるステップ607から610と
同様に、選択された機能の非決定性有限状態機械を一つ
の非決定性有限状態機械に統合するステップから簡単化
された決定性有限状態機械の動作をチェックするハード
ウエア記述への変換とユーザへの提供のステップであ
る。
プログラム内では行わず、外部の課金認証プログラムに
分離することができる。その場合の処理手順を図8に示
す。図8の合成可能インタフェース・チェッカ生成プロ
グラム800は、大きな流れは図7の方法と同じである
が、各機能単位に機能ごとの複雑さの指標を基礎に課金
情報を生成する処理を全ての機能について行うため繰り
返しの処理をする形になっている点で、複雑になってい
るように見える。801はインタフェース記述の読み込
み・構文解析のステップ、802は全ての機能の変換処
理が完了したか否かを監視するステップであり、完了し
ていないときはステップ802へ、完了したときはステ
ップ810へ進めるものである。803はインタフェー
ス記述の機能ごとに行なわれる正規表現から非決定性有
限状態機械への変換のステップ、804は非決定性有限
状態機械から決定性有限状態機械への変換のステップ、
805は決定性有限状態機械の簡単化のステップであ
る。806は機能単位の複雑さ指標を計算するステッ
プ、807はその指標を課金認証プログラム900へ転
送するステップである。
トや専用回線などの通信回線を通して合成可能インタフ
ェース・チェッカ生成プログラム800と交信する機能
を持つものであり、2段構成となっており、その前段は
合成可能インタフェース・チェッカ生成プログラム80
0から送られてきた複雑さ指標を受信するステップ90
1と、その複雑さを元に課金情報を生成するステップ9
02と、課金情報を合成可能インタフェース・チェッカ
生成プログラム800に転送するステップ903よりな
る。
ログラム800は、転送された課金情報を受け取る(ス
テップ808)とステップ802に処理を戻す。ここ
で、上述したように、全ての機能についての変換処理が
終わっているかどうかをチェックして、終わっていなけ
れば、上述したステップ803からステップ808まで
の処理を繰り返す。終わっていれば、ステップ810に
進み、ユーザに機能一覧を示す。811はユーザによる
機能選択ステップである。ユーザにより機能が選択され
ると、図7におけるステップ709と同様の、非決定性
有限状態機械に統合するステップ821に選択された機
能についての情報を伝送するが、実際の合成操作は、図
5で説明した認証情報受信のステップ513と同様、認
証情報受信のステップ820の信号を待って行なわれる
ことになる。一方、ユーザによる機能選択が行なわれる
と、ステップ812において選択された機能の情報が課
金認証プログラム900の後段の選択された機能の情報
を受信するステップ904に送られる。課金認証プログ
ラム900は選択された機能に応じた課金処理を行い
(ステップ905)、課金が正当に行なわれた旨の認証
情報を合成可能インタフェース・チェッカ生成プログラ
ム800に転送する(ステップ906)。
ステップ607から610と同様、ステップ821から
ステップ824までの過程を経て、簡単化された決定性
有限状態機械の動作をチェックするハードウエア記述へ
の変換とユーザへの提供が行なわれる。
可能インタフェース・チェッカ記述が生成される。この
記述は合成可能であるから、従来の方法により論理合成
を行い、最終的なLSI内にその機能を実装できる。イ
ンタフェース・チェッカが実装されたLSIは論理シミ
ュレーションや論理エミュレーションによる模擬動作よ
り高速に動作するため、このLSIにより量産テストや
突発不良テストを行うことにより、論理シミュレーショ
ンや論理エミュレーションでは検査し切れなかった設計
不良を、量産出荷前に摘出したり、どの機能ブロックに
不良が存在するかを特定したりすることが可能となる。
単にするために、二つの設計データによる集積回路と
し、この内の一つの設計データのインタフェースを基礎
にインタフェースをチェックする機能についてのみ説明
したが、図6から図8で説明したように、集積回路に
は、実際は多数の機能ブロックが集積されるから、前記
インタフェース検査ブロックが論理回路構成ブロックご
とに異なる指標を与えられるものとして、前記構成ブロ
ックの各々の仕様で定められた入出力信号パタンに実際
の入出力信号が適合しないブロックが発見されたとき、
該ブロックの指標とともに、外部入出力ピンを通して仕
様に適合しないことをユーザに知らせる機能を持たせる
ことにより実用上充実した機能のインタフェース検査ブ
ロックを持つ論理集積回路とできる。
ッカ記述が実装されたLSIが使用され、十分な検証も
終了したと判断される時期に、インタフェース・チェッ
カを取り外し、より高速、より小さな面積のLSIを製
造することも可能となる。
設計不良に起因するものだった場合、インタフェース・
チェッカを回路内に実装しておく手段を提供することに
より、どの機能ブロックに設計不良が存在するかを特定
することが可能となる。これにより、不具合修正、保証
の責任を明確にすることができる。
実施例のフローを示すパッド図。
える実施例を示すフロー示すパッド図。
する機能を選択する手段をユーザに与える実施例を示す
フロー示すパッド図。
した機能ごとに課金する実施例を示すフロー示すパッド
図。
分離した実施例を示すフロー示す図。
のインタフェース記述例を示す図。
限状態機械に変換した状態遷移グラフの例を示す図。
遷移グラフの例を示す図。
ンタフェース・チェッカのマクロ定義部を示す図。
ェース・チェッカのハードウェア記述例を示す図。
合成可能インタフェース・チェッカ生成プログラム、3
0:合成可能インタフェース・チェッカのハードウェア
記述を格納した記憶装置、40:論理合成プログラム、
50:回路ブロックAの設計データを格納した記憶装
置、60:半導体集積回路、70:半導体集積回路中に
集積された設計データAのインタフェース・チェッカ、
80:インタフェース・チェッカの合否判定を外部に知
らせるための外部出力ピン、90:回路ブロックBの設
計データを格納した記憶装置、100:テストベンチ記
述を格納した記憶装置、200,500,800:合成
可能インタフェース・チェッカ生成プログラム、30
1,401,501,601,701,801:インタ
フェース記述の読み込み、構文解析機能、302,40
2,502,602,702,803:非決定性有限状
態機械構築機能、303,403,503,603,6
08,703,710,804:決定性有限状態機械構
築機能、304,404,504,604,609,7
04,711,805:決定性有限状態機械簡単化機
能、405:簡単化された決定性有限状態機械の状態数
に応じた課金機能、511:複雑さ指標計算機能、51
2:複雑さ指標転送機能、513,820:認証情報受
信機能、305,406,505,610,712,8
24:合成可能ハードウェア記述生成機能、520,9
00:課金認証プログラム、521:複雑さ指標受信機
能、522,902:課金情報生成機能、523,90
5:課金機能、524,906:認証情報転送機能、8
02:機能単位繰り返し機能、806:機能単位の複雑
さ指標計算機能、808:課金情報受信機能、810:
機能一覧表示機能、811:機能選択機能、812:選
択機能転送機能、607,709,821:決定性有限
状態機械の合成機能、903:課金情報転送機能、90
4:選択機能受信機能。
Claims (15)
- 【請求項1】複数の論理回路構成ブロックを接続するこ
とによって構成される論理集積回路であって、前記ブロ
ックの一つに対し該ブロックへの入出力信号を監視し、
該ブロックの仕様で定められた入出力信号パタンに適合
しているか否かを判定する機能を持つインタフェース検
査ブロックを有し、入出力信号が仕様に適合しないと該
インタフェース検査ブロックが判定したとき、外部入出
力ピンを通して仕様に適合しないことを出力する機能を
有することを特徴とする論理集積回路。 - 【請求項2】前記インタフェース検査ブロックが論理回
路構成ブロックごとに異なる指標を与えられるととも
に、前記構成ブロックの仕様で定められた入出力信号パ
タンに実際の入出力信号が適合しないブロックが発見さ
れたとき、該ブロックの指標とともに、外部入出力ピン
を通して仕様に適合しないことをユーザに知らせる機能
を有する請求項1に記載の論理集積回路。 - 【請求項3】複数の論理回路構成ブロックを接続するこ
とによって構成される論理集積回路の構成ブロックの入
出力信号の仕様に対する正しさを検査するインタフェー
ス検査ブロックの合成に用いるための合成可能なハード
ウェア動作記述を生成するハードウェア記述生成方法で
あって、該インタフェース検査ブロックの合成の対象と
するブロックのクロック・サイクル精度のタイミング・
インタフェース情報を読み込み、構文を解析するステッ
プと、タイミング・インタフェース情報を非決定性有限
状態機械に変換するステップと、非決定性有限状態機械
を決定性有限状態機械に変換するステップと、決定性有
限状態機械を簡単化するステップと、簡単化された決定
性有限状態機械の動作を表すハードウェア記述を生成す
るステップとを有することを特徴とするハードウェア記
述生成方法 - 【請求項4】前記簡単化された決定性有限状態機械の状
態数を複雑さの指標とし、複雑さに応じて課金する請求
項3に記載のハードウェア記述生成方法。 - 【請求項5】前記簡単化された決定性有限状態機械の状
態数を複雑さの指標とし、通信回線を通じて該指標を課
金情報管理機関に送信し、該課金情報管理機関から認証
情報を受信したことを確認した上でインタフェース検査
ブロックの合成に用いるための合成可能なハードウェア
動作記述を生成する請求項3に記載のハードウェア記述
生成方法。 - 【請求項6】前記複雑さの指標を通信回線を通じて課金
情報管理機関に送信し、該課金情報管理機関では送信さ
れた複雑さの指標に基づいて課金情報を生成し、課金
し、認証情報を返信する請求項5に記載のハードウェア
記述生成方法。 - 【請求項7】複数の論理回路構成ブロックを接続するこ
とによって構成される論理集積回路の構成ブロックの入
出力信号の仕様に対する正しさを検査するインタフェー
ス検査ブロックの合成に用いるための合成可能なハード
ウェア動作記述を生成するハードウェア記述生成方法で
あって、該インタフェース検査ブロックの合成の対象と
するブロックのクロック・サイクル精度のタイミング・
インタフェース情報を読み込み、構文を解析するステッ
プと、タイミング・インタフェース情報内の機能ごとに
タイミング・インタフェース情報を非決定性有限状態機
械に変換するステップと、機能ごとの非決定性有限状態
機械を機能ごとの決定性有限状態機械に変換するステッ
プと、機能ごとの決定性有限状態機械を簡単化するステ
ップと、機能を一覧表示するステップと、一覧された機
能からユーザに機能を選択させるステップと、ユーザが
選択した全ての機能の決定性有限状態機械を一つの新た
な非決定性有限状態機械に合成するステップと、一つに
合成された非決定性有限状態機械を決定性有限状態機械
に変換するステップと、該決定性有限状態機械を簡単化
するステップと、簡単化された一つに合成された決定性
有限状態機械の動作を表すハードウェア記述を生成する
ステップとを有することを特徴とするハードウェア記述
生成方法。 - 【請求項8】前記機能ごとに簡単化された決定性有限状
態機械の状態数をその機能の複雑さの指標とし、複雑さ
に応じて機能ごとの課金情報を生成するステップと、機
能を一覧表示する際、機能ごとに課金情報を伴って表示
するステップと、ユーザが選択した機能の課金情報を総
計して課金するステップとを有する請求項7に記載のハ
ードウェア記述生成方法。 - 【請求項9】前記機能ごとに簡単化された決定性有限状
態機械の状態数を複雑さの指標とし、通信回線を通じて
ユーザによって選択された機能の該指標を課金情報管理
機関に送信するステップと、該課金情報管理機関から課
金情報を受信するステップと、機能を一覧表示する際、
機能ごとに課金情報を伴って表示するステップと、ユー
ザが選択した機能を該課金情報管理機関へ送信するステ
ップと、該課金情報管理機関から認証情報を受信するス
テップと、認証情報を受信したことを確認した上でイン
タフェース検査ブロックの合成に用いるための合成可能
なハードウェア動作記述を生成する請求項7に記載のハ
ードウェア記述生成方法。 - 【請求項10】前記複雑さの指標を通信回線を通じて課
金情報管理機関に送信し、該課金情報管理機関では送信
された複雑さの指標に基づいて課金情報を生成し、課金
し、認証情報を返信する請求項9に記載のハードウェア
記述生成方法。 - 【請求項11】前記通信回線として交換通信網、インタ
ーネット、専用回線のいずれかを利用する請求項5また
は9に記載のハードウェア記述生成方法。 - 【請求項12】前記課金情報管理機関にユーザ認証機構
を持つ請求項5、9および11のいずれかに記載のハー
ドウェア記述生成方法。 - 【請求項13】複数の論理回路構成ブロックを接続する
ことによって構成される論理集積回路の設計方法であっ
て、一つ以上の該ブロックに対し該ブロックごとにその
入出力信号を監視し、該ブロックの仕様で定められた入
出力信号パタンに適合しているか否かを判定する機能を
持ち、論理合成手段によりハードウェアに合成すること
の可能なインタフェース検査ブロックを有し、汎用計算
機または専用装置による論理シミュレーションまたは論
理エミュレーションによる模擬実行中に、入出力信号が
仕様に適合しないと該インタフェース検査ブロックが判
定したとき、仕様に適合しないことを出力する機能を有
することを特徴とする論理集積回路設計方法。 - 【請求項14】前期論理回路構成ブロックごとに異なる
指標を与え、前記インタフェース検査ブロックによって
仕様で定められた入出力信号パタンに実際の入出力信号
が適合しないブロックが発見されたとき、該ブロックの
指標とともに、仕様に適合しないことをユーザに知らせ
る機能を有する請求項13に記載の論理集積回路の設計
方法。 - 【請求項15】複数の論理回路構成ブロックを接続する
ことによって構成される論理集積回路であって、前記ブ
ロックの一つに対し該ブロックへの入出力信号を監視
し、該ブロックの仕様で定められた入出力信号パタンに
適合しているか否かを判定する機能を持つインタフェー
ス検査ブロックを有し、入出力信号が仕様に適合しない
と該インタフェース検査ブロックが判定したとき、外部
入出力ピンを通して仕様に適合しないことを出力する機
能を有する論理集積回路が実質的に不良が無いといえる
と判定される状態になったとき前記論理集積回路から前
記インタフェース検査ブロックを除去した構造のものと
されることを特徴とする論理集積回路。
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