JP2002366788A - 仲介システム - Google Patents

仲介システム

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JP2002366788A
JP2002366788A JP2001172841A JP2001172841A JP2002366788A JP 2002366788 A JP2002366788 A JP 2002366788A JP 2001172841 A JP2001172841 A JP 2001172841A JP 2001172841 A JP2001172841 A JP 2001172841A JP 2002366788 A JP2002366788 A JP 2002366788A
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function
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requester
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JP2001172841A
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English (en)
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Naosuke Watabe
修介 渡部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の希望に近い案件を効率的に自動的に探
し出す。 【解決手段】 能力等を提供する提供者の代理となるエ
ージェント機能5及び能力等を要求する要求者の代理と
なるエージェント機能5’において、登録機能9,9’
が顧客プロフィールデータ6,6’と交渉条件データ
7,7’登録し、交渉機能5,5’が顧客プロフィール
データ7,7’と交渉条件データ6,6’に基づき自律
的な交渉処理を行い、参照機能10,10’が交渉履歴
DB8,8’に蓄積された交渉結果を提供者2、要求者
3に紹介する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サービス、商
品、技術、能力等のいずれかを提供する提供者と、同じ
くサービス、商品、技術、能力等いずれかを要求する要
求者の両者を顧客とし、双方を仲介する仲介業務を効率
化する仲介システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用した仲介システムと
して、WWWを利用した就職情報サービスが提供されて
いる。図12は特開平11−338879号公報に開示
された求人求職の従来の仲介システムを示す図である。
図において、110は求職DB(データベース)であ
り、求職者である個人が求める希望待遇データとして勤
務地や給与、休日数等の要素が登録された希望待遇DB
111と、求職者が提示する個人スキルデータとしてそ
の個人の職業的経験や素養に関する情報が登録された個
人スキルDB112により構成される。
【0003】また、図12において、120は求人DB
であり、求人企業が提示する予定待遇データとして勤務
地や給与、休日数等の要素が登録された予定待遇DB1
21と、求人企業が求める求人スキルデータとして職業
的経験や素養に関する情報が登録された求人スキルDB
122により構成される。130は事例DBであり、個
人スキルデータと求人スキルデータとをスキル条件マッ
チング処理によって検索する際に、仲介処理の経験的な
専門知識を反映させるために、そのような知識データを
格納したデータベースである。
【0004】次に動作について説明する。ある求職者が
この仲介システムの顧客となって、希望待遇DB111
に希望待遇データを登録し、個人スキルDB112に個
人スキルデータを登録するか、又は、ある求人企業がこ
の仲介システムの顧客となって、予定待遇DB121に
予定待遇データを登録し、求人スキルDB122に求人
スキルデータを登録すると、自動的に希望待遇DB11
1と予定待遇DB121に対して待遇条件マッチング処
理が実行され、また、同じく自動的に個人スキルDB1
12と求人スキルDB122に対してスキル条件マッチ
ング処理が実行される。以上の処理の結果、各DBに格
納された条件がうまく適合した案件が出力処理により、
双方の顧客に対して出力される。
【0005】このような仲介システムが利用される求人
求職仲介ビジネスでは、従来は顧客となる求職者に対し
て求人企業の企業名等を公開した上で仲介を行ってい
る。そのため、例えば仲介前に求人企業の紹介を受けた
求職者は、そのまま仲介業者を介さずに直接求人企業と
交渉して就職したり、また逆に、仲介前に求職者の紹介
を受けた求人企業は、そのまま仲介業者を介さずに直接
求職者と交渉して採用するような可能性が高く、そのよ
うな場合には、仲介業者は仲介手数料を得ることができ
ない。
【0006】そこで多くの仲介業者は、仲介前に予め手
数料を課金するか、あるいは顧客である求人企業と求職
者同士が勝手に交渉せぬよう契約を結ぶ等の方法によ
り、仲介手数料の取り損ねを防いでいる。
【0007】この従来の仲介システムでは、求職者と求
人企業の登録情報に基づいて自動的に両者の条件マッチ
ング検索を実行し、求職者と求人企業に対してそれぞれ
の希望にあった案件を提示できる。しかし、あらかじめ
顧客が登録した情報をもとにマッチング検索を実行して
その結果を表示するだけであるので、例えば求職者の希
望給与と求人企業の予定給与に多少のずれがあった場合
等、単純なマッチング処理では条件が合わないため紹介
することができない。そこで、顧客はこのようなシステ
ム上の問題点を理解した上で、予め給与相場等を検索し
ておく必要がある。
【0008】また、求人企業が求人スキルデータとして
その職種にとって必須では無いが補助的な能力や資格等
を登録する場合は、求職者側にはその情報の要否が予め
分からないため有効な案件が紹介されない可能性が高
い。例えば、「タクシー運転者募集。ただし外資系企業
が大手顧客のため、日常英会話ができれば厚遇」といっ
たような詳細にわたる求人スキルデータに対しては、一
般的にはタクシー運転業務に英会話が必要とは考えられ
ないため、この仲介システムでは有効な求職案件を提示
することができない。
【0009】さらに、事前課金については、顧客にとっ
ては有効な求人案件、求職案件が紹介されなくても課金
されてしまい、顧客側にそのリスクを押し付けるもので
あり、仲介契約の締結についても、顧客にとっては求職
や求人の自由を束縛するもので、これも顧客側にそのリ
スクを押し付けるものとなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の仲介システムは
以上のように構成されているので、顧客の希望に近い案
件を効率的に探し出すことができないという課題があつ
た。
【0011】また、事前課金や仲介契約の締結について
は、顧客側にそのリスクを押し付けるものとなり、この
ような手段によって仲介手数料を得ようとする仲介業者
は、多くの顧客を得ることができないという課題があっ
た。
【0012】さらに、待遇条件マッチング処理や、スキ
ル条件マッチング処理後の出力処理により、希望待遇D
B111、予定待遇DB121、個人スキルDB11
2、求人スキルDB122の顧客の各データが出力され
て漏洩されてしまう可能性があり、そのような場合に
は、顧客のデータの秘匿性を確保することが困難である
という課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、顧客の希望に近い案件を効率的に
自動的に探し出して顧客に提供することができると共
に、顧客に事前課金や仲介契約の締結等のリスクを押し
付けることのない仲介システムを得ることを目的とす
る。
【0014】また、この発明は顧客のデータの外部への
漏洩を防ぎ、顧客のデータの秘匿性を確保することがで
きる仲介システムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る仲介シス
テムは、サービス、商品、技術、能力等のいずれかを提
供する提供者の代理となる第1のエージェント機能が、
提供者の顧客プロフィールデータと交渉条件データを登
録する第1の登録機能と、登録された提供者の顧客プロ
フィールデータと交渉条件データに基づき、必要に応じ
て提供者の交渉条件データの見直しを含めて自律的な交
渉処理を行う第1の交渉機能と、第1の交渉機能による
交渉結果を提供者に紹介する第1の参照機能とを備え、
サービス、商品、技術、能力等のいずれかを要求する要
求者の代理となる第2のエージェント機能が、要求者の
顧客プロフィールデータと交渉条件データを登録する第
2の登録機能と、登録された要求者の顧客プロフィール
データと交渉条件データに基づき、必要に応じて要求者
の交渉条件データの見直しを含めて自律的な交渉処理を
行う第2の交渉機能と、第2の交渉機能による交渉結果
を要求者に紹介する第2の参照機能とを備えたものであ
る。
【0016】この発明に係る仲介システムは、第1及び
第2の交渉機能が、エージェント間交渉プロトコルを利
用して、自律的な交渉処理を行うものである。
【0017】この発明に係る仲介システムは、第1及び
第2の交渉機能が、登録された提供者及び要求者の顧客
プロフィールデータと交渉条件データを互いに提示する
ことなく交渉処理を行うものである。
【0018】この発明に係る仲介システムは、第1及び
第2の交渉機能が交渉処理に必要な情報を互いに要求又
は回答するものである。
【0019】この発明に係る仲介システムは、第1のエ
ージェント機能が、第1の交渉機能による交渉結果に基
づき、顧客プロフィールデータ又は交渉条件データの見
直しを提供者に勧める第1のアドバイス機能を備えたも
のである。
【0020】この発明に係る仲介システムは、第1の交
渉機能が複数の第2のエージェント機能における第2の
交渉機能と交渉を行い、第1のアドバイス機能が、第1
の交渉機能による複数の交渉結果を統計処理して、提供
者の顧客プロフィールデータ又は交渉条件データの見直
しを提供者に勧めるものである。
【0021】この発明に係る仲介システムは、第1のア
ドバイス機能が、要求者からのシミュレーション評価要
求に基づき、提供するサービス、商品、技術、能力等の
いずれかのシミュレーション評価を実行するよう提供者
に勧め、第1の登録機能が、提供者によるシミュレーシ
ョン評価の結果を、顧客プロフィールデータとして登録
するものである。
【0022】この発明に係る仲介システムは、第2のエ
ージェント機能が、第2の交渉機能による交渉結果に基
づき、交渉条件データの見直しを要求者に勧める第2の
アドバイス機能を備えたものである。
【0023】この発明に係る仲介システムは、第2の交
渉機能が複数の第1のエージェント機能における第1の
交渉機能と交渉を行い、第2のアドバイス機能が、第2
の交渉機能による複数の交渉結果を統計処理して、要求
者の交渉条件データの見直しを要求者に勧めるものであ
る。
【0024】この発明に係る仲介システムは、第1のエ
ージェント機能が、要求者の認証情報に基づき要求者の
認証処理を行う第1の認証機能を備え、第1の参照機能
が、第1の認証機能による認証処理結果に基づき、要求
された提供者の顧客プロフィールデータを要求者に通知
するものである。
【0025】この発明に係る仲介システムは、第2の参
照機能が交渉相手の第1のエージェント機能を特定する
相手エージェントIDを要求者に通知するものである。
【0026】この発明に係る仲介システムは、第1の認
証機能が要求者に対する課金処理を行った後に、第1の
参照機能が提供者の顧客プロフィールデータを要求者に
通知するものである。
【0027】この発明に係る仲介システムは、第2のエ
ージェント機能が、提供者の認証情報に基づき提供者の
認証処理を行う第2の認証機能を備え、第2の参照機能
が、第2の認証機能による認証処理結果に基づき、要求
された要求者の顧客プロフィールデータを提供者に通知
するものである。
【0028】この発明に係る仲介システムは、第1の参
照機能が、交渉相手の第2のエージェント機能を特定す
る相手エージェントIDを提供者に通知するものであ
る。
【0029】この発明に係る仲介システムは、第2の認
証機能が提供者に対する課金処理を行った後に、第2の
参照機能が要求者の顧客プロフィールデータを提供者に
通知するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による仲
介システムの構成を示す図である。この仲介システムで
は、サービス、商品、技術、能力等のいずれかを提供す
る提供者と、同じくサービス、商品、技術、能力等のい
ずれかを要求する要求者の両者を顧客とし、これらの顧
客の代理となって自律的な交渉処理を行うエージェント
機能により、提供者と要求者との間の仲介作業を実行す
る。
【0031】図1において、1は仲介業者が管理する仲
介システムで、2はサービス、商品、技術、能力等のい
ずれかを提供する提供者であり、仲介システム1を利用
する顧客である。3はサービス、商品、技術、能力等の
いずれかを要求する要求者であり、仲介システム1を利
用するもう一方の顧客である。仲介システム1と、提供
者2、要求者3との間は、既存のインターネット等を介
して接続される。
【0032】また、図1において、4,4’は仲介シス
テム1を利用する顧客の代理となるエージェント機能
で、5,5’は顧客の代理となって自律的な交渉処理を
行う交渉機能で、6,6’は顧客がエージェント機能
4,4’に登録する交渉条件データで、7,7’は顧客
がエージェント機能4,4’に登録する顧客プロフィー
ルデータで、8,8’は交渉機能5,5’がそれぞれ代
理交渉を行った結果を格納する交渉履歴DBである。
【0033】さらに、図1において、9,9’は顧客が
エージェント機能4,4’に対して交渉条件データ6,
6’や顧客プロフィールデータ7,7’を登録する登録
機能で、10,10’は交渉履歴DB8,8’に格納さ
れた交渉結果を顧客に紹介する参照機能である。図1で
は、2個のエージェント機能4,4’が図示されている
が、2個に限らず2個以上の複数のエージェント機能が
備えられているものとする。
【0034】次に動作について説明する。まず、提供者
2や要求者3が仲介システム1に対し顧客として仲介依
頼を行うと、仲介システム1は、その提供者2と要求者
3に対して専属となるエージェント機能4,4’を1つ
割当てる。そして、提供者2は、エージェント機能4の
登録機能9を利用して、自身の氏名、住所、連絡方法、
年齢、最終学歴、提供するサービス、商品、技術、能力
等を顧客プロフィールデータ7として登録すると共に、
希望勤務地や、自身が提供するサービス、商品、技術、
能力等に対する報酬等の見返りの希望条件である希望最
低年収等の交渉条件データ6を登録する。
【0035】一方、要求者3は、エージェント機能4’
の登録機能9’を利用して、社名、業種、要求職種、勤
務地、連絡方法等を顧客プロフィールデータ7’として
登録すると共に、自身が要求するサービス、商品、技
術、能力に対する価格、スペック等といった詳細な希望
条件である交渉条件データ6’を登録する。
【0036】エージェント機能4,4’は、担当する顧
客から交渉条件データ6,6’と顧客プロフィールデー
タ7,7’が登録されると、登録された交渉条件データ
6,6’と顧客プロフィールデータ7,7’を用いて自
律的に交渉機能5,5’による代理交渉を実行する。エ
ージェント機能4,4’間の交渉機能5,5’による代
理交渉処理では、例えば人間社会の入札・落札処理を模
した契約ネットプロトコル等のエージェント間交渉プロ
トコルを利用し、交渉条件データ6,6’に登録された
希望条件に満たない場合でも、必要に応じ譲歩できる上
下限値等を設定し、条件の折り合うまで自動的に提示条
件の見直しを行うことにより、人間社会の交渉処理と同
等の処理を実行する。
【0037】エージェント機能4,4’間の代理交渉処
理の結果は、各エージェント機能4,4’が持つ交渉履
歴DB8,8’に保存される。交渉履歴DB8,8’に
格納された交渉履歴データのうち、交渉がうまく行き仲
介システム1が案件として顧客に提供できる交渉履歴デ
ータが、参照機能10,10’を介して顧客である提供
者2や要求者3に紹介される。このようにして、提供者
2や要求者3は自身の希望に近い案件を探し出すことが
できる。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、顧客の交渉条件データ6,6’と顧客プロフィール
データ7,7’の登録データに基づいて、各エージェン
ト機能4,4’が自律的に代理交渉を実行し、人間社会
の交渉処理と同等な結果を得ることができるため、仲介
業者は、効率的に顧客の希望に近い案件を自動的に探し
出して提供者2や要求者3に提供することができるとい
う効果が得られる。
【0039】また、この実施の形態1によれば、仲介業
者は顧客側に事前課金や仲介契約の締結等のリスクを押
し付けることがないので、多くの顧客を得ることができ
るという効果が得られる。
【0040】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よる仲介システムの構成は、実施の形態1の図1に示す
構成と同等である。この実施の形態では、エージェント
機能4,4’の代理交渉処理が、登録された交渉条件デ
ータ6,6’や顧客プロフィールデータ7,7’を互い
に開示せずに行われる。
【0041】図2は提供者2の能力を提供することによ
り求職しようとする求職者の顧客プロフィールデータ7
の例を示す図であり、図3は同じく求職者の交渉条件デ
ータ6の例を示す図である。また、図4は求職者を求人
する要求者3である求人企業の顧客プロフィールデータ
7’の例を示す図であり、図5は同じく求人企業の交渉
条件データ6’の例を示す図である。
【0042】次に動作について説明する。エージェント
機能4の交渉機能5は、代理交渉処理において、交渉条
件データ6や顧客プロフィールデータ7に基づき希望条
件メッセージを作成してエージェント機能4’に対して
問合せを行う。このとき、交渉条件データ6や顧客プロ
フィールデータ7は、提供者2を特定するもので、外部
に対して秘匿すべきデータが含まれているものとして扱
われ、そのままではエージェント機能4’に対して開示
しないように処理される。
【0043】一方、希望条件メッセージの問合せを受け
たエージェント機能4’の交渉機能5’は、交渉条件デ
ータ6’や顧客プロフィールデータ7’に基づいて回答
メッセージを作成して回答を行うが、このとき、交渉条
件データ6’や顧客プロフィールデータ7’は要求者3
である顧客を特定するもので、外部に対して秘匿すべき
データが含まれているものとして扱われ、そのままでは
エージェント機能4に対して開示しないように処理され
る。
【0044】図6は求職者のエージェント機能4が求人
企業のエージェント機能4’に予定年収を問い合わせる
場合の代理交渉の流れを示すフローチャートである。ス
テップST1において、求職者のエージェント機能4の
交渉機能5が求人企業のエージェント機能4’に、交渉
条件データ6や顧客プロフィールデータ7をそのまま開
示せずに予定年収を問い合わせる。
【0045】ステップST2において、求人企業のエー
ジェント機能4’の交渉機能5’が、図5に示す交渉条
件データ6’より予定給与、予定賞与の計算式を取得
し、ステップST3において、給与、賞与の計算パラメ
ータとして、年齢と資格が不明であることを検知する
と、ステップST4において、求職者のエージェント機
能4に年齢と資格を問い合わせる。
【0046】ステップST5において、求職者のエージ
ェント機能4の交渉機能5が図2に示す顧客プロフィー
ルデータ7より年齢、資格を取得して交渉機能5’に回
答すると、ステップST6において、交渉機能5’が回
答された年齢、資格に基づいて予定給与、予定賞与を計
算し、交渉条件データ6’や顧客プロフィールデータ
7’を開示せずに、計算した予定年収のみを交渉機能5
に回答する。
【0047】ステップST7において、交渉機能5は回
答された予定年収と図3に示す交渉条件データ6の希望
最低年収と比較し、回答された予定年収が希望最低年収
を下回るため、予定年収の見直しの依頼を交渉機能5’
に行う。ステップST8において、交渉機能5’は予定
年収を増加させるには、賞与の計算パラメータとして、
実務経験年数と保有している特殊技術が不明であること
を検知し、ステップST9において、実務経験年数と特
殊技術を交渉機能5に問い合わせる。
【0048】ステップST10において、交渉機能5は
図2に示す顧客プロフィールデータ7より実務経験年
数、特殊技術を取得し回答する。ステップST11にお
いて、交渉機能5’は回答された実務経験年数、特殊技
術に基づいて予定賞与の詳細を計算して、見直した予定
年収を交渉機能5に回答する。交渉機能5は回答された
予定年収を最終回答として交渉履歴DBに格納する。
【0049】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、交渉機能5は交渉条件データ6や顧客プロフィール
データ7をそのまま開示せずに予定年収を問い合わせ、
問い合わせを受けた交渉機能5’は、算出する際に不足
する情報等を随時自律的に収集しながら予定年収を計算
し、交渉条件データ6’や顧客プロフィールデータ7’
をそのまま開示せずに、計算した予定年収のみを回答す
ることにより、交渉条件データ6や顧客プロフィールデ
ータ7、交渉条件データ6’や顧客プロフィールデータ
7’の各顧客データの外部への漏洩を防ぎ、各顧客デー
タの秘匿性を確保することができるという効果が得られ
る。
【0050】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3による仲介システムの構成を示す図である。図にお
いて、11,11’は交渉履歴DB8,8’に基づき顧
客に対して顧客プロフィールデータや交渉条件データ等
の見直しを勧めるアドバイス機能であり、その他の構成
は実施の形態1の図1に示す構成と同等である。この実
施の形態は、エージェント機能4,4’間の代理交渉処
理結果に基づき、アドバイス機能11,11’が交渉条
件データ6,6’や顧客プロフィールデータ7,7’の
見直しを顧客に自動的に勧めるものである。
【0051】次に動作について説明する。図8は実施の
形態2の図2、図3、図4、図5に示す顧客プロフィー
ルデータ7,7’と交渉条件データ6,6’により、各
エージェント機能が代理交渉処理を行った結果蓄積され
た、求職者のエージェント機能4の交渉履歴DB8の例
を示す図である。この例では、この求職者のエージェン
ト機能4と代理交渉を行った求人企業のエージェント機
能4’(求人AgentA,B,C)ごとに、希望条件
メッセージとそれに対する回答メッセージで生じた差の
値が履歴として保存されている。図において、
「(−)」がついている値は求職者の希望条件に対して
不足している値で、「(+)」がついている値は求職者
の希望条件に対して充足している値であり、「0」であ
る値は顧客である求職者の希望条件と求人企業の条件と
が一致した値である。
【0052】求職者のエージェント機能4が求人企業の
エージェント機能4’(求人AgentA,B,C)と
代理交渉処理を実行するごとに、交渉履歴DB8に図8
に示すようなデータが蓄積されていくが、交渉可能な全
求人企業のエージェント機能数に対して統計的に処理可
能な履歴の数が蓄積されると、アドバイス機能11が自
動的に交渉履歴DB8の各項目の値に対して統計処理を
実行し、顧客である求職者に対して交渉条件データ6や
顧客プロフィールデータ7の見直しをアドバイスする。
ここで、顧客プロフィールデータ7の見直し内容として
は、求職者が希望年収を得るために保有すべき資格や特
殊技術等が含まれる。
【0053】図8の例でいえば、交渉を行った求人企業
のエージェント機能4’(求人AgentA,B,C)
のうち、案件として顧客に紹介可能なエージェント機能
は存在しないが、履歴の各項目と値を見ると、例えば図
3に例示した交渉条件データ6の希望最低年収を250
下げれば求人AgentCを紹介可能であることがわか
る。この求職者のエージェント機能4のアドバイス機能
11は、このような見直しのポイントを統計処理によっ
て自動的に算出し、顧客である求職者に対して交渉条件
データ6の希望最低年収の見直しを勧める。
【0054】図8は求職者のエージェント機能4の交渉
履歴DB8の例であるが、求人企業のエージェント機能
4’が複数の求職者の複数のエージェント機能4と代理
交渉処理を実行する場合でも、交渉履歴DB8’に図8
と同等のデータを蓄積するようにし、紹介可能な案件が
存在しないときには、アドバイス機能11’は顧客であ
る求人企業に対して交渉条件データ6’の見直しを勧め
る。
【0055】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、アドバイス機能11,11’が交渉履歴DB8,
8’に格納された履歴情報を統計処理して、自動的に顧
客に交渉条件データ6,6’や顧客プロフィールデータ
7の見直しを勧めることにより、顧客の希望に近い案件
を自動的に探し出して顧客に提供することができるとい
う効果が得られる。
【0056】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4による仲介システムの構成を示す図であり、図にお
いて、12,12’はエージェント機能4,4’が独占
的に管理する顧客プロフィールデータ7,7’の通知を
他の顧客が要求してきた際に、顧客プロフィールデータ
7,7’を通知しても良いか否かを判定し、顧客プロフ
ィールデータ7,7’の要求元顧客の認証を行う認証機
能であり、その他の構成は実施の形態1の図1に示す構
成と同等である。この実施の形態は、エージェント機能
4,4’の代理交渉処理の結果に基づき、提供者2と要
求者3の顧客同士を紹介するものである。
【0057】次に動作について説明する。図10は顧客
同士の紹介処理を説明する図であり、図において、13
はエージェント機能4が代理交渉処理を行った交渉相手
のエージェント機能4’を特定する相手エージェントI
Dで、14は提供者2が実際の交渉相手となる要求者3
の顧客プロフィールデータ7’を得るために、エージェ
ント機能4’の認証機能12’に対して通知する認証情
報で、15は顧客プロフィールデータ7’を要求された
エージェント機能4’の認証機能12’による認証処理
が完了後に、参照機能10’を通して要求元の提供者2
に対して通知される要求者プロフィールデータである。
【0058】エージェント機能4,4’間の代理交渉処
理が成功し、代理交渉処理の結果が各エージェント機能
4,4’の交渉履歴DB8,8’に保存されると、顧客
に提供できる交渉履歴データが、参照機能10,10’
を介して顧客に紹介される。例えば、図10の例では、
提供者2に対して案件として紹介される交渉履歴データ
は、要求者3を代理するエージェント機能4’との交渉
結果である。この場合、紹介された交渉履歴データに
は、交渉相手となったエージェント機能4’の相手エー
ジェントID13が含まれるが、その交渉先のエージェ
ント機能4’が代理する要求者3を直接指し示す名称や
住所等の情報は含まれていない。
【0059】提供者2は、相手エージェントID13に
よって交渉先のエージェント機能4’を呼出し、提供者
2の認証情報14を用いて要求者3の顧客プロフィール
データ7’の提示を要求する。
【0060】このとき、交渉先のエージェント機能4’
の認証機能12’は、自身が管理する要求者3の顧客プ
ロフィールデータ7’を要求してきた提供者2に対し
て、認証情報14によって、例えばクレジットカード番
号等による提供者2の身分照会を行ったり、また、自身
が代理する顧客である要求者3に、顧客プロフィールデ
ータ7’を提供者2に明かして良いか否か確認を行った
り、さらに、提供者2に対する仲介手数料の課金等の処
理を実行し、要求者3の顧客プロフィール7’を通知し
ても良いことが確認できた後に、参照機能10’を通し
て要求者3の顧客プロフィールデータ7’を要求者プロ
フィールデータ15として通知する。
【0061】このようにして、仲介システム1が提供者
2と要求者3との間を仲介する処理は完了し、後は各顧
客がそれぞれ他の手段を用いてサービス、商品、技術、
能力等の交換を行う。
【0062】図10に示す例では、提供者2が要求者3
を代理する交渉先のエージェント機能4’を紹介され、
顧客プロフィールデータ7’を得ているが、同じエージ
ェント機能4,4’間の代理交渉処理の結果によって、
要求者3に対して提供者2を代理する交渉先のエージェ
ント機能4を紹介された場合についても、同様の処理の
流れによって顧客プロフィールデータ7が通知される。
【0063】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、エージェント機能4,4’間の代理交渉処理中や、
また代理交渉処理が完了した後も、認証機能12,1
2’による顧客プロフィールデータ7,7’の通知可否
の確認が完了するまでは、顧客同士が直接交渉を行える
ような詳細な情報は仲介システム1の内部に隠蔽されて
いるため、顧客のプライバシーを守ることができるとい
う効果が得られる。
【0064】また、この実施の形態4によれば、認証機
能12,12’による仲介手数料の課金処理が完了する
までは、顧客同士が直接交渉を行えるような詳細な情報
は仲介システム1の内部に隠蔽されているため、仲介業
者は仲介手数料の取り損ねを防ぐことができるという効
果が得られる。
【0065】実施の形態5.この発明の実施の形態5よ
る仲介システムの構成は、実施の形態3の図7に示す構
成と同等である。この実施の形態は、エージェント機能
4’が、提供者2により提供されるサービス、商品、技
術、能力等の定量的なシミュレーション評価を、提供者
2に対して実行させるものである。
【0066】次に動作について説明する。図11はシミ
ュレーションによる求職者の評価処理を説明する図であ
り、図において、16は顧客である要求者3が交渉条件
データ6’にエージェント機能4との代理交渉処理で必
要な条件として登録したシミュレーション評価要求で、
17はエージェント機能4’との代理交渉処理において
シミュレーション評価要求16に応じて交渉履歴DB8
に保存されたシミュレーション評価方法で、18はシミ
ュレーション評価方法17に応じて顧客である提供者2
が実際にシミュレーションを実行する評価用シミュレー
ションシステムで、19は提供者2によるシミュレーシ
ョン評価結果である。
【0067】まず、要求者3が自身を代理する要求者3
のエージェント機能4’の交渉条件データ6’にシミュ
レーション評価要求16を登録しておくと、要求者3の
エージェント機能4’は提供者2のエージェント機能4
と代理交渉処理を実行する際に、提供者2のエージェン
ト機能4に対する希望条件として提供者2自身によるシ
ミュレーション評価結果を求める。提供者2自身による
シミュレーション評価結果を求められた提供者2のエー
ジェント機能4は、求められたシミュレーション評価結
果が顧客プロフィールデータ7に登録されていなかった
場合、交渉履歴DB8にシミュレーション評価方法17
を記録する。
【0068】シミュレーション評価方法17は、アドバ
イス機能11により、顧客プロフィールデータ7の登録
見直し項目として提供者2に提示される。提供者2は、
シミュレーション評価方法17に従って評価用シミュレ
ーションシステム18を用いてシミュレーション評価を
実行し、その定量的な評価結果を登録機能9によりシミ
ュレーション評価結果19として顧客プロフィールデー
タ7に登録する。この場合、評価用シミュレーションシ
ステム18は、仲介業者が提供するものであっても良い
し、例えばコンサルティング業者等、仲介業者、顧客以
外の第3者が提供する評価用シミュレーションシステム
であっても良い。
【0069】このようにして、顧客プロフィールデータ
7にシミュレーション評価結果19が登録されると、エ
ージェント機能4,4’間の代理交渉処理が再度実行さ
れた際に、要求者3のエージェント機能4’は、交渉相
手である提供者2のエージェント機能4から、提供者2
のシミュレーション評価結果19を得て、提供者2の評
価を行う。
【0070】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、エージェント機能4,4’を介してシミュレーショ
ンによる定量的な評価結果を仲介するため、顧客同士が
直接的に交渉しなくとも、提供者2の評価を効率的に正
確に行うことができるという効果が得られる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サー
ビス、商品、技術、能力等いずれかを提供する提供者の
代理となる第1のエージェント機能が、提供者の顧客プ
ロフィールデータと交渉条件データを登録する第1の登
録機能と、登録された提供者の顧客プロフィールデータ
と交渉条件データに基づき、必要に応じて提供者の交渉
条件データの見直しを含めて自律的な交渉処理を行う第
1の交渉機能と、第1の交渉機能による交渉結果を提供
者に紹介する第1の参照機能とを備え、サービス、商
品、技術、能力等のいずれかを要求する要求者の代理と
なる第2のエージェント機能が、要求者の顧客プロフィ
ールデータと交渉条件データを登録する第2の登録機能
と、登録された要求者の顧客プロフィールデータと交渉
条件データに基づき、必要に応じて要求者の交渉条件デ
ータの見直しを含めて自律的な交渉処理を行う第2の交
渉機能と、第2の交渉機能による交渉結果を要求者に紹
介する第2の参照機能とを備えたことにより、効率的に
提供者及び要求者の希望に近い案件を自動的に探し出し
て提供者や要求者に提供することができるという効果が
ある。
【0072】この発明によれば、第1及び第2の交渉機
能が、エージェント間交渉プロトコルを利用して、自律
的な交渉処理を行うことにより、効率的に提供者及び要
求者の希望に近い案件を自動的に探し出して提供者や要
求者に提供することができるという効果がある。
【0073】この発明によれば、第1及び第2の交渉機
能が、登録された提供者及び要求者の顧客プロフィール
データと交渉条件データを互いに提示することなく交渉
処理を行うことにより、提供者及び要求者の顧客プロフ
ィールデータと交渉条件データの外部への漏洩を防ぎ、
秘匿性を確保することができるという効果がある。
【0074】この発明によれば、第1及び第2の交渉機
能が交渉処理に必要な情報を互いに要求又は回答するこ
とにより、提供者及び要求者の顧客プロフィールデータ
と交渉条件データの外部への漏洩を防ぎ、秘匿性を確保
することができるという効果がある。
【0075】この発明によれば、第1のエージェント機
能が、第1の交渉機能による交渉結果に基づき、顧客プ
ロフィールデータ又は交渉条件データの見直しを提供者
に勧める第1のアドバイス機能を備えたことにより、提
供者の希望に近い案件を自動的に探し出して提供者に提
供することができるという効果がある。
【0076】この発明によれば、第1の交渉機能が複数
の第2のエージェント機能における第2の交渉機能と交
渉を行い、第1のアドバイス機能が、第1の交渉機能に
よる複数の交渉結果を統計処理して、提供者の顧客プロ
フィールデータ又は交渉条件データの見直しを提供者に
勧めることにより、提供者の希望に近い案件を自動的に
探し出して提供者に提供することができるという効果が
ある。
【0077】この発明によれば、第1のアドバイス機能
が、要求者からのシミュレーション評価要求に基づき、
提供するサービス、商品、技術、能力等のいずれかのシ
ミュレーション評価を実行するよう提供者に勧め、第1
の登録機能が、提供者によるシミュレーション評価の結
果を、顧客プロフィールデータとして登録することによ
り、提供者と要求者が直接的に交渉しなくとも、提供者
の評価を効率的に正確に行うことができるという効果が
ある。
【0078】この発明によれば、第2のエージェント機
能が、第2の交渉機能による交渉結果に基づき、交渉条
件データの見直しを要求者に勧める第2のアドバイス機
能を備えたことにより、要求者の希望に近い案件を自動
的に探し出して要求者に提供することができるという効
果がある。
【0079】この発明によれば、第2の交渉機能が複数
の第1のエージェント機能における第1の交渉機能と交
渉を行い、第2のアドバイス機能が、第2の交渉機能に
よる複数の交渉結果を統計処理して、要求者の交渉条件
データの見直しを要求者に勧めることにより、要求者の
希望に近い案件を自動的に探し出して要求者に提供する
ことができるという効果がある。
【0080】この発明によれば、第1のエージェント機
能が、要求者の認証情報に基づき要求者の認証処理を行
う第1の認証機能を備え、第1の参照機能が、第1の認
証機能による認証処理結果に基づき、要求された提供者
の顧客プロフィールデータを要求者に通知することによ
り、提供者の顧客プロフィールデータの秘匿性を確保
し、提供者のプライバシーを守ることができるという効
果がある。
【0081】この発明によれば、第2の参照機能が交渉
相手の第1のエージェント機能を特定する相手エージェ
ントIDを要求者に通知することにより、提供者のプラ
イバシーを守ることができるという効果がある。
【0082】この発明によれば、第1の認証機能が要求
者に対する課金処理を行った後に、第1の参照機能が提
供者の顧客プロフィールデータを要求者に通知すること
により、仲介システムを管理する仲介業者は仲介手数料
の取り損ねを防ぐことができるという効果がある。
【0083】この発明によれば、第2のエージェント機
能が、提供者の認証情報に基づき提供者の認証処理を行
う第2の認証機能を備え、第2の参照機能が、第2の認
証機能による認証処理結果に基づき、要求された要求者
の顧客プロフィールデータを提供者に通知することによ
り、要求者の顧客プロフィールデータの秘匿性を確保
し、要求者のプライバシーを守ることができるという効
果がある。
【0084】この発明によれば、第1の参照機能が、交
渉相手の第2のエージェント機能を特定する相手エージ
ェントIDを提供者に通知することにより、要求者のプ
ライバシーを守ることができるという効果がある。
【0085】この発明によれば、第2の認証機能が提供
者に対する課金処理を行った後に、第2の参照機能が、
要求者の顧客プロフィールデータを提供者に通知するこ
とにより、仲介システムを管理する仲介業者は仲介手数
料の取り損ねを防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による仲介システム
の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による求職者の顧客
プロフィールデータの例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による求職者の交渉
条件データの例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による求人企業の顧
客プロフィールデータの例を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による求人企業の交
渉条件データの例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による求職者のエー
ジェント機能が求人企業のエージェント機能に予定年収
を問い合わせる場合の代理交渉の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】 この発明の実施の形態3による仲介システム
の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による求職者のエー
ジェント機能の交渉履歴DBの例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による仲介システム
の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による仲介システ
ムの顧客同士の紹介処理を説明する図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による仲介システ
ムのシミュレーションによる求職者の評価処理を説明す
る図である。
【図12】 従来の仲介システムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 仲介システム、2 提供者、3 要求者、4,4’
エージェント機能、5,5’ 交渉機能、6,6’
交渉条件データ、7,7’ 顧客プロフィールデータ、
8,8’ 交渉履歴DB、9,9’ 登録機能、10,
10’ 参照機能、11,11’ アドバイス機能、1
2,12’ 認証機能、13 相手エージェントID、
14 認証情報、15 要求者プロフィール、16 シ
ミュレーション評価要求、17 シミュレーション評価
方法、18 評価用シミュレーションシステム、19
シミュレーション評価結果。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス、商品、技術、能力等のいずれ
    かを提供する提供者の代理となり自律的な交渉処理を行
    う第1のエージェント機能と、 サービス、商品、技術、能力等のいずれかを要求する要
    求者の代理となり、上記第1のエージェント機能と自律
    的な交渉処理を行う第2のエージェント機能とを備えた
    仲介システムにおいて、 上記第1のエージェント機能が、 上記提供者の顧客プロフィールデータと交渉条件データ
    を登録する第1の登録機能と、 登録された上記提供者の顧客プロフィールデータと交渉
    条件データに基づき、必要に応じて上記提供者の交渉条
    件データの見直しを含めて自律的な交渉処理を行う第1
    の交渉機能と、 上記第1の交渉機能による交渉結果を上記提供者に紹介
    する第1の参照機能とを備え、 上記第2のエージェント機能が、 上記要求者の顧客プロフィールデータと交渉条件データ
    を登録する第2の登録機能と、 登録された上記要求者の顧客プロフィールデータと交渉
    条件データに基づき、必要に応じて上記要求者の交渉条
    件データの見直しを含めて自律的な交渉処理を行う第2
    の交渉機能と、 上記第2の交渉機能による交渉結果を上記要求者に紹介
    する第2の参照機能とを備えたことを特徴とする仲介シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の交渉機能が、エージェン
    ト間交渉プロトコルを利用して、自律的な交渉処理を行
    うことを特徴とする請求項1記載の仲介システム。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の交渉機能が、登録された
    提供者及び要求者の顧客プロフィールデータと交渉条件
    データを互いに提示することなく交渉処理を行うことを
    特徴とする請求項1記載の仲介システム。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の交渉機能が交渉処理に必
    要な情報を互いに要求又は回答することを特徴とする請
    求項3記載の仲介システム。
  5. 【請求項5】 第1のエージェント機能が、第1の交渉
    機能による交渉結果に基づき、顧客プロフィールデータ
    又は交渉条件データの見直しを提供者に勧める第1のア
    ドバイス機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    仲介システム。
  6. 【請求項6】 第1の交渉機能が複数の第2のエージェ
    ント機能における第2の交渉機能と交渉を行い、 第1のアドバイス機能が、上記第1の交渉機能による複
    数の交渉結果を統計処理して、提供者の顧客プロフィー
    ルデータ又は交渉条件データの見直しを提供者に勧める
    ことを特徴とする請求項5記載の仲介システム。
  7. 【請求項7】 第1のアドバイス機能が、要求者からの
    シミュレーション評価要求に基づき、提供するサービ
    ス、商品、技術、能力等のいずれかのシミュレーション
    評価を実行するよう提供者に勧め、 第1の登録機能が、上記提供者によるシミュレーション
    評価の結果を、顧客プロフィールデータとして登録する
    ことを特徴とする請求項5記載の仲介システム。
  8. 【請求項8】 第2のエージェント機能が、第2の交渉
    機能による交渉結果に基づき、交渉条件データの見直し
    を要求者に勧める第2のアドバイス機能を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の仲介システム。
  9. 【請求項9】 第2の交渉機能が複数の第1のエージェ
    ント機能における第1の交渉機能と交渉を行い、 第2のアドバイス機能が、上記第2の交渉機能による複
    数の交渉結果を統計処理して、要求者の交渉条件データ
    の見直しを要求者に勧めることを特徴とする請求項8記
    載の仲介システム。
  10. 【請求項10】 第1のエージェント機能が、要求者の
    認証情報に基づき上記要求者の認証処理を行う第1の認
    証機能を備え、 第1の参照機能が、上記第1の認証機能による認証処理
    結果に基づき、要求された提供者の顧客プロフィールデ
    ータを上記要求者に通知することを特徴とする請求項1
    記載の仲介システム。
  11. 【請求項11】 第2の参照機能が交渉相手の第1のエ
    ージェント機能を特定する相手エージェントIDを要求
    者に通知することを特徴とする請求項10記載の仲介シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 第1の認証機能が要求者に対する課金
    処理を行った後に、第1の参照機能が提供者の顧客プロ
    フィールデータを上記要求者に通知することを特徴とす
    る請求項10記載の仲介システム。
  13. 【請求項13】 第2のエージェント機能が、提供者の
    認証情報に基づき上記提供者の認証処理を行う第2の認
    証機能を備え、 第2の参照機能が、上記第2の認証機能による認証処理
    結果に基づき、要求された要求者の顧客プロフィールデ
    ータを上記提供者に通知することを特徴とする請求項1
    記載の仲介システム。
  14. 【請求項14】 第1の参照機能が、交渉相手の第2の
    エージェント機能を特定する相手エージェントIDを提
    供者に通知することを特徴とする請求項13記載の仲介
    システム。
  15. 【請求項15】 第2の認証機能が提供者に対する課金
    処理を行った後に、第2の参照機能が要求者の顧客プロ
    フィールデータを上記提供者に通知することを特徴とす
    る請求項13記載の仲介システム。
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